モンスター軍団(超人機メタルダー)

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&font(#6495ED){登録日}:2012/05/27(日) 23:18:15 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ff0000){口八丁、手八丁、卑怯未練恥知らず!}} #center(){&font(#ff0000){これがモンスター軍団の、俺の、トレードマークよ!}} #contents *【概要】 モンスター軍団とは、東映の特撮作品『[[超人機メタルダー]]』に登場する敵組織・[[ネロス帝国]]四軍団の一つ。 生物工学、遺伝子工学の粋を投じてネロスが作り上げたバイオモンスターで構成される。 [[毒]]や溶体化、擬態など特殊な能力を持つ者が多いのが特徴。 また成長が極めて早く誕生から数ヶ月で成体になるが、その分寿命も短いらしい。 この軍団の最大の特徴として挙げられるのが、「ひきょう」「ヒキョウ」「&font(#ff0000){卑怯}」な事である。 手柄の横取りや他軍団の作戦の妨害は日常茶飯事、メタルダーとの対決でも人質作戦や騙し討ちなどをフル活用。 この勝つ為にはどんな手段も択ばないという姿勢によって、ネロス帝国の中でももっとも恐ろしい軍団としてメタルダーに立ちはだかる…… という事はまったくなく、卑怯卑劣なわりに&font(#ff0000){軍団長から下っ端までアホ揃い}のため全く成果はあがらず、やられ役、憎まれ役、ボケ役としての性格が強かった。 また、パワハラ、職場内いじめ、足の引っ張り合い、責任転嫁と職場環境も最悪のブラック企業だが、基本アホが多いのでそんなにギスギスした雰囲気はなく、独特の緩〜〜〜〜〜〜〜い空気が漂っていた。 以下、モンスター軍団の輝かしい功績。 ・それまでメタルダーに知られていなかった&font(#ff0000){ネロス帝国の存在をバラす} ・[[戦闘ロボット軍団>戦闘ロボット軍団(超人機メタルダー)]]・[[暴魂トップガンダー]]の作戦を妨害し、彼がネロス帝国を出奔する原因を作る ・[[ヨロイ軍団>ヨロイ軍団(超人機メタルダー)]]・雄闘バーロックの作戦を妨害し、彼が処刑される原因を作る ・軽闘士ヘドグロスの援護を拒否。この時誰か一人でも援護に回っていればメタルダーを倒せたかもしれなかった ・期待の新人、ヘドグロスJr.をヨロイ軍団・ガラドーと手を組み&font(#ff0000){軍団総出で潰しにかかる} ・バイオモンスター・ゴリゴンの養殖管理を任されるが脱走され、回収に向かったヨロイ軍団・雄闘ウォッガーIIが死亡 ……あれ、むしろ&font(#ff0000){メタルダーが有利になる事}ばっかりやってね? そんな調子だから、「&font(#ff0000){運動会優勝が唯一の見せ場}」「&font(#ff0000){本編よりEDでの姿の方がかっこいい}」などと言われる。 しかし最初からそんな役回りなので、路線変更の煽りを受ける事なく終始一貫したキャラを通すことができたのはある意味幸運であろう。 こんな事態になったのも製作者・[[帝王ゴッドネロス>桐原剛造/帝王ゴッドネロス]]は元々ロボット工学者なので、バイオ技術は専門外だったからという説もあるが定かではない。 劇中では軍団員の強化が計画されたこともある。 なお、放送当時の玩具「ゴーストバンクシリーズ」では、ゲルドリングのみがフィギュア化された。 *【軍団員】 **◎[[凱聖ゲルドリング]] 透明なフードに包まれた頭部が特徴の軍団長。 だが、中身は関西弁もどきの方言を使う傲慢で嫌味で残念な上司キャラ。 詳細は該当項目参照。 **◎豪将ブライディ 俊敏な動きによる[[噛み付き]]や引っ掻きなどの肉弾戦は勿論、手から発射する爪[[ミサイル]]や糸、蜘蛛の巣を使い中距離戦もこなす。また蜘蛛と分離して戦うことも可能で、この時は蜘蛛が口から糸を出して攻撃する。。 戦闘スタイルは獣の凶暴さが全面に出ているが、策略家の側面も持ち、全身に糸を巻きつけることにより人間に擬態する事ができるため、スパイ活動も得意。アメリカに出張もしており英語まで話せる模様。 ある弱点を破られない限り不死身。 帝王の秘密に関する任務も請け負っているあたり、おそらく&font(#ff0000){凱聖含めモンスター軍団で唯一、まともな戦力だった人}。 運動会で軍団を1位に導いたのもこいつ(モンスター軍団らしく、卑怯な手を使ってだけど)。 「&font(#ff0000){かつて指揮した任務の成果が疑われ、黙って引き下がる訳には参りません!}」 **◎暴魂バンコーラ 肩や背中に、亀やカブトガニのような甲羅を背負った軍団員。美少年キラーは関係ない。 どこまでも伸ばすことのできる右腕や、口から吐く液体[[爆弾]]、地中潜航、透明化などの能力を持つ。 軍団内では一番真面目で、他の軍団員がだらけまくってる中、一人だけ軍団長の命令に答えてたりする。 が、そのせいで自己主張が弱く&font(#ff0000){全暴魂で一番影が薄い}。 メインの作戦を任されたことが一度もないというのもマイナス。弱くはないんだけどね……。 35話でゲルドリングと共にメタルダーと戦い、透明化や長く伸びる右腕で攻撃するも逆にメタルダーに自身の右腕で縛られてGキックで倒された。 「&font(#ff0000){はい、分かりました軍団長!}(賛同1名)」 **◎雄闘ガマドーン 声:西尾徳 モンスター軍団一のでかい身体とでかい声を持つ、深海魚に手足をつけたような軍団員。モチーフは[[エイリアン>エイリアン(映画)]]。 両手の触腕からの放電攻撃が主な武器。ヘドグロスJr.との戦いでは口から火を噴いた。 17話で、腕が切られても再生し、更に右腕を[[ハサミ>はさみ]]やスライスを出す四本指の手に変形させ、口から糸やスライムを発射できるように強化改造されメタルダーと戦うが、レーザーアームとGキックの前に敗れ去った。 冒頭の台詞を放ったのは彼で、模範的モンスター軍団員。但し、自分と軍団の功のために語る意地汚いゲルドリングと違い、彼の場合は命懸けの戦いだからこそ生き抜くと言う意味合いである。 メタルダーにネロスの存在バらしてしまった上に負けた、A級戦犯(まぁ、この時コンビを組んでたのに、&font(#ff0000){勝手に帰っちゃった}ガンちゃんの方が悪いんだけど)でもある。 下衆い性格だが、戦闘ロボット軍団と仲良くしようとしてたり、私室がやたらファンシーだったり、女の子とデート願望があったりと憎めない三枚目キャラ。 ヒロイン舞を誘拐して&font(#ff0000){触手プレイ}に及ぼうとした事もあった。 「&font(#ff0000){これじゃあ好きな女の子と、デートもできないじゃありませんかぁ(泣)}」 **◎爆闘士ダムネン 小柄な昆虫型モンスター。格闘技と額からの超音波光線が主な武器。ゲル化して生物に寄生することもできる。 &font(#ff0000){仮面ライダー}の生物版をコンセプトにデザインされた(つまり[[シンさん>真・仮面ライダー 序章]])が、だじゃれみたいな名前からもわかるように完全にやられ役。 しかも中盤で自分より下の階級の軍団員がいなくなってしまったので、ほぼ使い走りと化していた。 「&font(#ff0000){無念……ダムネン……!}」 **◎激闘士ザケムボー でかいセミの軍団員。能力もまんま胸から発生させる超音波。他に口から溶解液を吐く。 ダムネンの相棒で、他軍団を妨害しては返り討ちにあうのが主な出番。 &font(#ff0000){メタルダーではなくヘドグロスJr.に殺られた}。 「&font(#ff0000){メタルダーの首を刎ねればぁ……俺たちも大幹部になるっ!}」 **◎軽闘士ヘドグロス 両生類モチーフの軍団員。 力もなければ技もない帝国の最底辺で、ゴミ扱いされいつも上の階級の者から虐げられていた。 が、悪知恵が働き体をスライム状に変化できる能力を持ち、8話で古賀博士の助手だった太田博士を拉致した。また口から機械を狂わせるカビの胞子を吐き出す「ヘドグロスシャワー」という必殺技を持ち、9話で帝王直々の命によりメタルダー抹殺の刺客に抜擢される。 イカサマの賭け事を開催して他の軍団員から金を巻き上げるなど、一見善良とは言い難い性格だが、&font(#ff0000){実は美人の彼女持ちで、子供までこしらえたリア充}。 逆に女に現を抜かして仲間の信用を失ってしまった。 幸せな家庭を築く「夢」のために打倒メタルダーを臨むが……。 「&font(#ff0000){俺は夢に苦しむお前を倒し、自分の夢を叶えてみせる!!}」 **◎女奴隷ウィズダム 演:蝦名由紀子 軍団内で雑用を受け持つ奴隷。 普段は人間の女性の姿をしているが、正体は失敗作のバイオモンスター。 怪人態では鋭い爪を武器とするが、威力は高くない。 メタルダーに倒されたヘドグロスの仇を討つため脱走者を装ってメタルダーを狙うが、その優しさに触れて心に変化が生じる……。 「&font(#ff0000){メタルダー……私は必ずお前を倒す!それがヘドグロスへの、愛の証……}」 **◎ヘドグロスJr. 演:卯木浩二 ヘドグロスとウィズダムの愛の結晶。 誕生して数ヶ月だがもう成体になっている。 体色以外は母親似でイケメンだが、精神の成長は追いつかなかったのか口調や言動が子供っぽい。人間態は[[某火薬戦隊の青>科学戦隊ダイナマン]]に似ている。 メタルダーを倒し成り上がる事で父の汚名を晴らそうとしており、メタルダーとの戦いを見ていた戦闘ロボット軍団豪将・ガルドスによってネロス帝国にスカウトされる。 戦闘能力に関してはザケムボー・ダムネン・ガマドーンと連戦して勝つなど、まさに突然変異。 非常に身軽で、両手から出る三本の爪で相手を切り裂き体を[[スライム]]状に変形させ、更に爪を発射して攻撃し、奥の手として胸から触手を伸ばして攻撃する。 これは交配によって強力な次世代軍団員を生み出せるという、他の軍団に無い大きなセールスポイントに成り得たのだが、そこはバカばっかりの超ブラック職場、結果は&font(#ff0000){お察し下さい}……。むしろ、人格者揃いのホワイト企業戦闘ロボット軍団員と仲が良かった。 「&font(#ff0000){僕はネロス帝国で出世して、父さんの夢を必ず叶えてみせる!}」 **◎ゴリゴン 27話に登場。ゴリゴン計画のために作られたバイオモンスターで、短期間で巨大・狂暴化するバイオカプセルを体内に埋め込まれている。地下の研究所で10体製造されたが、研究所を破壊し脱走。そのうちの一体であるCが山に住む少女・川本ユキと出会ったことで流星たちに助けられることになる。 特殊能力は持っていないが、巨体の割に身軽でヨロイ軍団軽闘士を倒せるほどの怪力の持ち主。 **◎ドグギャラン 29話に登場。野良犬ジョージがゴッドネロスの手によってバイオモンスターに改造されたもの。動物たちに反乱を起こさせようとし手始めにサファリパークの動物たちを暴れさせようとするも、流星に阻止され交戦。[[噛み付き]]や肩の[[ドリル]]で攻撃するも、改造される前に出会った犬のマミーに説得され自我を取り戻す。その後ゲルドリングに立ち向かうも冷凍ガス(溶解液という説もある)を浴びて死亡する。 **◎元・暴魂ゾルグ 7話の回想に登場。昆虫型の軍団員。 二重スパイ罪でタグ兄弟に斬殺された。 *【メカ】 **◎キャプトロン モンスター軍団専用の[[バイク]]。 他のマシンとは違い、ゴーストバンクシリーズでは発売されなかった。 「&font(#ff0000){軍団長!他の軍団はみんなwiki籠りを呼び込んで、記事をどんどん充実させてますぜ!どうします?}」 「&font(#008000){アホンダラァ!ワシらがここでジタバタしてもどうにもならんわ。我が軍団は、食うて、寝て、追記・修正を待つんや!}」 「&font(#ff0000){ゲヘッwwwそれもそうっすねwww}」 「&font(#008000){グアッハッハッハッ!そぉれ、宴じゃあっ!}」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,7) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - もうブライディが凱聖でいいよ -- 名無しさん (2014-01-27 16:11:05) - 最終的に、見限られてるしな。イリエスもゲルドリングと同じ末路をたどったし。やっぱり、平気で使い捨てもしくは利用する事しか考えてない奴は無様な末路だな。 -- 名無しさん (2014-01-27 16:30:17) - 組織の軍団でもバイオ系担当って下っ端多いんだよな~wやっぱグチョグチョしたナマモノがクールだったり知性派だったりしてもカッコつかないからだろうかw? -- 名無しさん (2014-01-27 18:08:22) - ↑ダークザイドや幽魔獣がこっちを見ている -- 名無しさん (2014-01-27 18:19:42) - 今は亡きケイブンシャの大百科に掲載された漫画にはカッツェという半獣半人(文字通りの意味で)の少女戦士が出てたのよな -- 名無しさん (2014-06-03 21:26:49) - ダムネンとバンコーラの「ついでに倒された感」がすごい -- 名無しさん (2014-10-13 08:39:15) - 犬を溶解液で溶かすなんてゲルドリング酷いぞ -- 名無しさん (2015-11-16 12:26:57) - 「元は、たかが野良犬。勝手に朽ち果てたらええんや!」ってやつな。 -- 愛なんかねぇよ (2016-02-02 03:05:04) - なぜスパヒロで削除されたのか… -- 名無しさん (2016-03-26 21:46:26) - ちなみにゴーストバンクシリーズはゲルドリングのみ発売 -- 名無しさん (2016-10-24 11:52:35) - 担当したデザイナーは格好いい怪人としてデザインしたので劇中の扱いは不満だった -- 名無しさん (2018-01-09 20:58:10) - 凱聖の中ではバルスキーの次に好きなんだけどねゲルドリング。 -- 名無しさん (2018-04-20 17:05:13) - キャプトロンは第一話ではクールギンが乗ってたな(当初はミラージュハシャとで所有してる軍団が逆でその名残だったみたいだけど) -- 名無しさん (2019-07-12 08:15:30) - メタルダーの精神面を崩壊半歩手前まで追い詰めたのは後にも先にもヘドグロスしかいないのはもっと評価されていいのになあ -- 名無しさん (2021-07-03 21:21:10) - ↑2 キャプトロンの方が鎧や甲冑みたいな意匠に対して、ミラージュハシャは牙とかあってモンスターっぽさあるもんな -- 名無しさん (2024-03-02 13:37:51) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/05/27(日) 23:18:15 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ff0000){口八丁、手八丁、卑怯未練恥知らず!}} #center(){&font(#ff0000){これがモンスター軍団の、俺の、トレードマークよ!}} #contents *【概要】 モンスター軍団とは、東映の特撮作品『[[超人機メタルダー]]』に登場する敵組織・[[ネロス帝国]]四軍団の一つ。 生物工学、遺伝子工学の粋を投じてネロスが作り上げたバイオモンスターで構成される。 [[毒]]や溶体化、擬態など特殊な能力を持つ者が多いのが特徴。 また成長が極めて早く誕生から数ヶ月で成体になるが、その分寿命も短いらしい。 この軍団の最大の特徴として挙げられるのが、「ひきょう」「ヒキョウ」「&font(#ff0000){卑怯}」な事である。 手柄の横取りや他軍団の作戦の妨害は日常茶飯事、メタルダーとの対決でも人質作戦や騙し討ちなどをフル活用。 この勝つ為にはどんな手段も択ばないという姿勢によって、ネロス帝国の中でももっとも恐ろしい軍団としてメタルダーに立ちはだかる…… という事はまったくなく、卑怯卑劣なわりに&font(#ff0000){軍団長から下っ端までアホ揃い}のため全く成果はあがらず、やられ役、憎まれ役、ボケ役としての性格が強かった。 また、パワハラ、職場内いじめ、足の引っ張り合い、責任転嫁と職場環境も最悪の[[ブラック企業]]だが、基本アホが多いのでそんなにギスギスした雰囲気はなく、独特の緩〜〜〜〜〜〜〜い空気が漂っていた。 以下、モンスター軍団の輝かしい功績。 ・それまでメタルダーに知られていなかった&font(#ff0000){ネロス帝国の存在をバラす} ・[[戦闘ロボット軍団>戦闘ロボット軍団(超人機メタルダー)]]・[[暴魂トップガンダー]]の作戦を妨害し、彼がネロス帝国を出奔する原因を作る ・[[ヨロイ軍団>ヨロイ軍団(超人機メタルダー)]]・雄闘バーロックの作戦を妨害し、彼が処刑される原因を作る ・軽闘士ヘドグロスの援護を拒否。この時誰か一人でも援護に回っていればメタルダーを倒せたかもしれなかった ・期待の新人、ヘドグロスJr.をヨロイ軍団・ガラドーと手を組み&font(#ff0000){軍団総出で潰しにかかる} ・バイオモンスター・ゴリゴンの養殖管理を任されるが脱走され、回収に向かったヨロイ軍団・雄闘ウォッガーIIが死亡 ……あれ、むしろ&font(#ff0000){メタルダーが有利になる事}ばっかりやってね? そんな調子だから、「&font(#ff0000){運動会優勝が唯一の見せ場}」「&font(#ff0000){本編よりEDでの姿の方がかっこいい}」などと言われる。 しかし最初からそんな役回りなので、路線変更の煽りを受ける事なく終始一貫したキャラを通すことができたのはある意味幸運であろう。 こんな事態になったのも製作者・[[帝王ゴッドネロス>桐原剛造/帝王ゴッドネロス]]は元々ロボット工学者なので、バイオ技術は専門外だったからという説もあるが定かではない。 劇中では軍団員の強化が計画されたこともある。 なお、放送当時の玩具「ゴーストバンクシリーズ」では、ゲルドリングのみがフィギュア化された。 *【軍団員】 **◎[[凱聖ゲルドリング]] 透明なフードに包まれた頭部が特徴の軍団長。 だが、中身は関西弁もどきの方言を使う傲慢で嫌味で残念な上司キャラ。 詳細は該当項目参照。 **◎豪将ブライディ 俊敏な動きによる[[噛み付き]]や引っ掻きなどの肉弾戦は勿論、手から発射する爪[[ミサイル]]や糸、蜘蛛の巣を使い中距離戦もこなす。また[[蜘蛛>クモ]]と分離して戦うことも可能で、この時は蜘蛛が口から糸を出して攻撃する。。 戦闘スタイルは獣の凶暴さが全面に出ているが、策略家の側面も持ち、全身に糸を巻きつけることにより人間に擬態する事ができるため、[[スパイ]]活動も得意。アメリカに出張もしており英語まで話せる模様。 ある弱点を破られない限り不死身。 帝王の秘密に関する任務も請け負っているあたり、おそらく&font(#ff0000){凱聖含めモンスター軍団で唯一、まともな戦力だった人}。 運動会で軍団を1位に導いたのもこいつ(モンスター軍団らしく、卑怯な手を使ってだけど)。 「&font(#ff0000){かつて指揮した任務の成果が疑われ、黙って引き下がる訳には参りません!}」 **◎暴魂バンコーラ 肩や背中に、亀や[[カブトガニ]]のような甲羅を背負った軍団員。美少年キラーは関係ない。 [[どこまでも伸ばすことのできる右腕>伸びる腕]]や、口から吐く液体[[爆弾]]、地中潜航、透明化などの能力を持つ。 軍団内では一番真面目で、他の軍団員がだらけまくってる中、一人だけ軍団長の命令に答えてたりする。 が、そのせいで自己主張が弱く&font(#ff0000){全暴魂で一番影が薄い}。 メインの作戦を任されたことが一度もないというのもマイナス。弱くはないんだけどね……。 35話でゲルドリングと共にメタルダーと戦い、透明化や長く伸びる右腕で攻撃するも逆にメタルダーに自身の右腕で縛られてGキックで倒された。 「&font(#ff0000){はい、分かりました軍団長!}(賛同1名)」 **◎雄闘ガマドーン 声:西尾徳 モンスター軍団一のでかい身体とでかい声を持つ、深海魚に手足をつけたような軍団員。モチーフは[[エイリアン>エイリアン(映画)]]。 両手の触腕からの放電攻撃が主な武器。ヘドグロスJr.との戦いでは口から火を噴いた。 17話で、腕が切られても再生し、更に右腕を[[ハサミ>はさみ]]やスライスを出す四本指の手に変形させ、口から糸やスライムを発射できるように強化改造されメタルダーと戦うが、レーザーアームとGキックの前に敗れ去った。 冒頭の台詞を放ったのは彼で、模範的モンスター軍団員。但し、自分と軍団の功のために語る意地汚いゲルドリングと違い、彼の場合は命懸けの戦いだからこそ生き抜くと言う意味合いである。 メタルダーにネロスの存在バらしてしまった上に負けた、A級戦犯(まぁ、この時コンビを組んでたのに、&font(#ff0000){勝手に帰っちゃった}ガンちゃんの方が悪いんだけど)でもある。 下衆い性格だが、戦闘ロボット軍団と仲良くしようとしてたり、私室がやたらファンシーだったり、女の子とデート願望があったりと憎めない三枚目キャラ。 ヒロイン舞を誘拐して&font(#ff0000){触手プレイ}に及ぼうとした事もあった。 「&font(#ff0000){これじゃあ好きな女の子と、デートもできないじゃありませんかぁ(泣)}」 **◎爆闘士ダムネン 小柄な昆虫型モンスター。格闘技と額からの超音波光線が主な武器。ゲル化して生物に寄生することもできる。 &font(#ff0000){仮面ライダー}の生物版をコンセプトにデザインされた(つまり[[シンさん>真・仮面ライダー 序章]])が、だじゃれみたいな名前からもわかるように完全にやられ役。 しかも中盤で自分より下の階級の軍団員がいなくなってしまったので、ほぼ使い走りと化していた。 「&font(#ff0000){無念……ダムネン……!}」 **◎激闘士ザケムボー でかいセミの軍団員。能力もまんま胸から発生させる超音波。他に口から溶解液を吐く。 ダムネンの相棒で、他軍団を妨害しては返り討ちにあうのが主な出番。 &font(#ff0000){メタルダーではなくヘドグロスJr.に殺られた}。 「&font(#ff0000){メタルダーの首を刎ねればぁ……俺たちも大幹部になるっ!}」 **◎軽闘士ヘドグロス 両生類モチーフの軍団員。 力もなければ技もない帝国の最底辺で、ゴミ扱いされいつも上の階級の者から虐げられていた。 が、悪知恵が働き体を[[スライム]]状に変化できる能力を持ち、8話で古賀博士の助手だった太田博士を拉致した。また口から機械を狂わせるカビの胞子を吐き出す「ヘドグロスシャワー」という必殺技を持ち、9話で帝王直々の命によりメタルダー抹殺の刺客に抜擢される。 イカサマの賭け事を開催して他の軍団員から金を巻き上げるなど、一見善良とは言い難い性格だが、&font(#ff0000){実は美人の彼女持ちで、子供までこしらえたリア充}。 逆に女に現を抜かして仲間の信用を失ってしまった。 幸せな家庭を築く「夢」のために打倒メタルダーを臨むが……。 「&font(#ff0000){俺は夢に苦しむお前を倒し、自分の夢を叶えてみせる!!}」 **◎女奴隷ウィズダム 演:蝦名由紀子 軍団内で雑用を受け持つ奴隷。 普段は人間の女性の姿をしているが、正体は失敗作のバイオモンスター。 怪人態では鋭い爪を武器とするが、威力は高くない。 メタルダーに倒されたヘドグロスの仇を討つため脱走者を装ってメタルダーを狙うが、その優しさに触れて心に変化が生じる……。 「&font(#ff0000){メタルダー……私は必ずお前を倒す!それがヘドグロスへの、愛の証……}」 **◎ヘドグロスJr. 演:卯木浩二 ヘドグロスとウィズダムの愛の結晶。 誕生して数ヶ月だがもう成体になっている。 体色以外は母親似でイケメンだが、精神の成長は追いつかなかったのか口調や言動が子供っぽい。人間態は[[某火薬戦隊の青>科学戦隊ダイナマン]]に似ている。 メタルダーを倒し成り上がる事で父の汚名を晴らそうとしており、メタルダーとの戦いを見ていた戦闘ロボット軍団豪将・ガルドスによってネロス帝国にスカウトされる。 戦闘能力に関してはザケムボー・ダムネン・ガマドーンと連戦して勝つなど、まさに突然変異。 非常に身軽で、両手から出る三本の爪で相手を切り裂き体を[[スライム]]状に変形させ、更に爪を発射して攻撃し、奥の手として胸から触手を伸ばして攻撃する。 これは交配によって強力な次世代軍団員を生み出せるという、他の軍団に無い大きなセールスポイントに成り得たのだが、そこはバカばっかりの超ブラック職場、結果は&font(#ff0000){お察し下さい}……。むしろ、人格者揃いのホワイト企業戦闘ロボット軍団員と仲が良かった。 「&font(#ff0000){僕はネロス帝国で出世して、父さんの夢を必ず叶えてみせる!}」 **◎ゴリゴン 27話に登場。ゴリゴン計画のために作られたバイオモンスターで、短期間で巨大・狂暴化するバイオカプセルを体内に埋め込まれている。地下の研究所で10体製造されたが、研究所を破壊し脱走。そのうちの一体であるCが山に住む少女・川本ユキと出会ったことで流星たちに助けられることになる。 特殊能力は持っていないが、巨体の割に身軽でヨロイ軍団軽闘士を倒せるほどの怪力の持ち主。 **◎ドグギャラン 29話に登場。野良犬ジョージがゴッドネロスの手によってバイオモンスターに改造されたもの。動物たちに反乱を起こさせようとし手始めにサファリパークの動物たちを暴れさせようとするも、流星に阻止され交戦。[[噛み付き]]や肩の[[ドリル]]で攻撃するも、改造される前に出会った犬のマミーに説得され自我を取り戻す。その後ゲルドリングに立ち向かうも冷凍ガス(溶解液という説もある)を浴びて死亡する。 **◎元・暴魂ゾルグ 7話の回想に登場。昆虫型の軍団員。 二重スパイ罪でタグ兄弟に斬殺された。 *【メカ】 **◎キャプトロン モンスター軍団専用の[[バイク]]。 他のマシンとは違い、ゴーストバンクシリーズでは発売されなかった。 「&font(#ff0000){軍団長!他の軍団はみんなwiki籠りを呼び込んで、記事をどんどん充実させてますぜ!どうします?}」 「&font(#008000){アホンダラァ!ワシらがここでジタバタしてもどうにもならんわ。我が軍団は、食うて、寝て、追記・修正を待つんや!}」 「&font(#ff0000){ゲヘッwwwそれもそうっすねwww}」 「&font(#008000){グアッハッハッハッ!そぉれ、宴じゃあっ!}」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,7) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - もうブライディが凱聖でいいよ -- 名無しさん (2014-01-27 16:11:05) - 最終的に、見限られてるしな。イリエスもゲルドリングと同じ末路をたどったし。やっぱり、平気で使い捨てもしくは利用する事しか考えてない奴は無様な末路だな。 -- 名無しさん (2014-01-27 16:30:17) - 組織の軍団でもバイオ系担当って下っ端多いんだよな~wやっぱグチョグチョしたナマモノがクールだったり知性派だったりしてもカッコつかないからだろうかw? 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