三色同刻/三色同順(麻雀)

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&font(#6495ED){登録日}:2009/12/04(金) 23:54:07 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 三色同刻及び三色同順とは[[麻雀]]において萬子・筒子・索子の三種類で作る役。 違いは面子の揃え方が異なる点である。 ●三色同刻 萬子・筒子・索子の三種類で、全く同じ刻子を作る事で成立する。 (槓子が混ざっても構わないが…) 下記の三色同順の兄弟のような役。 二飜。 喰い下がりしない役で、鳴いても二飜。 同順は鳴くと一飜になるが同刻は下がらず、さらに同刻は刻子でつくるため符も多く手に入りやすい。 さらに対々和や三暗刻、場合によっては混老頭や三槓子とも絡む可能性もあるため、同刻は同順ごときのカス役と違い、とても強力な役なのだ! と、ここまで言えば聞こえはいいが実際はかなり使いづらい。 何故なら端牌などの比較的鳴きやすい所で無いとまず作れないから。 真ん中の5の三色同刻など筆者ももアガった記憶がない。 (というか狙ったことがない) 決まった牌を3つ刻子にする役と言えば、役満である大三元があるが、3~7の誰もが使う数牌で作る三色同刻のほうが難しいと思われる。 だいたい二度も同じ数字の数牌を鳴かれたりしたらみんな警戒して誰も必要な数牌を出してくれない。 実際狙ってみると遥かに同順の方が狙いやすい。 というか、実は確率的には[[役満>役満(麻雀)]]並の難度、それでいて飜数はたったの二飜。 あまりに使いにくいため同順と違い、同刻はローカルルールと見なされ役の一覧表に載らない場合もある。 おかげで対戦中同刻を繰り出しても同順と同じような役だと勘違いされて喰い下がり一飜になったりする場合も。 要約するに不遇な子なのだ。 ただし暗刻子のみで三色同刻が出来れば、あと対子2個で四暗刻&三暗刻対々和テンパイとなる。 タンヤオ等と絡めたりも出来ない事はないので、覚えておこう。 ちなみに三麻の場合萬子の2~8が無いため必然的に1、9牌のみになる。この場合上位に清老頭があるため、三色同刻がおまけになるケースが多い。 しかしながら、下位役の混老頭(混老対々)との複合率は比較的高め。&font(l){もっともその混老頭もレア役の部類なのだが。} 同順「[[平和>平和(麻雀)]]とはいつも仲良くやっています」 平和「よろしくなー」 同刻「対々和とはいつも仲良くやっています」 対々和「誰君?」 ●三色同順 萬子・筒子・索子の三種類で、全く同じ順子を作る事で成立する。 飜は二飜 この役は食い下がりし、鳴くと一飜になる この役は、一見すると作るのが難しそうだが、実はそんなことはなく、リーチ・平和・タンヤオ・一盃口などと絡み、門前で仕上がるとかなりの大物手になることも多い。 ちなみに(嶺上開花を除く)偶然役やリーチ・一発・ツモ以外でタンヤオ・平和の両方の役と複合ができるのはこの役と一盃口の2役のみ。 だが欠点として、テンパイは両面待ちになることが多く、低目を引いてしまうと、点がかなり下がってしまう。 オーラスなどで逆転のために高打点が求められる状況では、リーチをかけずダマテンに取り高目での出アガリを待つという選択もある。 あえて両面待ちの平和を蹴り、嵌張待ちや辺張待ちなどの悪形待ちの三色に取るのも有力。その際にはついでに引っかけリーチをかけてみてもいい。 また逆に鳴いて仕掛けると一飜にしかならず、平和やリーチなども消滅するため、鳴いて無理に作るほどの役ではない。 チャンタ系の役とも相性が良く、123と789の順子しか使えないことを逆手に取り、積極的に複合を狙っていくと高打点が見込める。 特に&font(l){九種九牌一歩手前のような悪い配牌のときなど、}無理に狙いに行く際には、この役を意識しつつ手牌に残す塔子を決めるといい。 純チャン三色はダマでも満貫確定で、立直、平和、一盃口、面前清摸和などの役が1つでも複合すれば跳満になる。 鳴いた場合でもドラが1枚あれば満貫(≒11600点or7700点)に届く。 聴牌が遅くなりやすいのが欠点だが、配牌とツモに恵まれれば意外と早い巡目で張ることもそれなりにある。 &font(l){難易度の割に満貫および跳満止まりになりやすく、ドラや偶然役に頼らないと倍満以上の手にしづらいという妙な不遇感もあるが。} 『リー即ツモタンピンサンショクイーペードラドラ』みたいなのをアガれた時にはドーパミンが出まくること間違いなし。 だが現実は低目を切られてリーピンドラドラ止まりだったり… このように、麻雀の役の中でも最も最も多く他の役と複合する上に、難易度も高いという訳ではないのでとても人気がある役。 ただし3面子で成立する役ゆえに、一気通貫とは複合しない。当然ながら染め手(清一色、混一色)とも複合しない。 役牌も1つしか使えず少々相性が悪い部類。連風牌(ダブ東、ダブ南)で2飜がやっと。 『上級者ほど三色を上手に使う』 『下手な奴ほど三色に固執する』 といった名言?もあるほど 同刻「おまえはいいよな…同順……」 追記・修正お願いします #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 同順はチャンタ狙いで偶然できたりすることはあるな -- 名無しさん (2017-07-01 23:12:42) - タンヤオ同刻赤3かましたことがある、同刻自体は「マージャンやってりゃ一回くらいはできる」ぐらいにはあるんじゃないかな -- 名無しさん (2018-03-16 00:16:23) - ローカル以外なら、二盃口と清一色もタンピンと複合できる。難易度バカ高いけども -- 名無しさん (2020-07-10 11:10:56) - 混老同刻対々和出したときは我ながらやるじゃんと思ったが子ッパネなのであんまり得した気分になれんかった模様 -- 名無しさん (2020-10-09 06:36:39) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2009/12/04(金) 23:54:07 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 三色同刻及び三色同順とは[[麻雀]]において萬子・筒子・索子の三種類で作る役。 違いは面子の揃え方が異なる点である。 ●三色同刻 萬子・筒子・索子の三種類で、全く同じ刻子を作る事で成立する。 (槓子が混ざっても構わないが…) 下記の三色同順の兄弟のような役。 二飜。 喰い下がりしない役で、鳴いても二飜。 同順は鳴くと一飜になるが同刻は下がらず、さらに同刻は刻子でつくるため符も多く手に入りやすい。 さらに対々和や三暗刻、場合によっては混老頭や三槓子とも絡む可能性もあるため、同刻は同順ごときのカス役と違い、とても強力な役なのだ! と、ここまで言えば聞こえはいいが実際はかなり使いづらい。 何故なら端牌などの比較的鳴きやすい所で無いとまず作れないから。 真ん中の5の三色同刻など筆者ももアガった記憶がない。 (というか狙ったことがない) 決まった牌を3つ刻子にする役と言えば、役満である大三元があるが、3~7の誰もが使う数牌で作る三色同刻のほうが難しいと思われる。 だいたい二度も同じ数字の数牌を鳴かれたりしたらみんな警戒して誰も必要な数牌を出してくれない。 実際狙ってみると遥かに同順の方が狙いやすい。 というか、実は確率的には[[役満>役満(麻雀)]]並の難度、それでいて飜数はたったの二飜。 あまりに使いにくいため同順と違い、同刻はローカルルールと見なされ役の一覧表に載らない場合もある。 おかげで対戦中同刻を繰り出しても同順と同じような役だと勘違いされて喰い下がり一飜になったりする場合も。 要約するに不遇な子なのだ。 ただし暗刻子のみで三色同刻が出来れば、あと対子2個で四暗刻&三暗刻対々和テンパイとなる。 タンヤオ等と絡めたりも出来ない事はないので、覚えておこう。 ちなみに三麻の場合萬子の2~8が無いため必然的に1、9牌のみになる。この場合上位に清老頭があるため、三色同刻がおまけになるケースが多い。 しかしながら、下位役の混老頭(混老対々)との複合率は比較的高め。&font(l){もっともその混老頭もレア役の部類なのだが。} 同順「[[平和>平和(麻雀)]]とはいつも仲良くやっています」 平和「よろしくなー」 同刻「対々和とはいつも仲良くやっています」 対々和「誰君?」 ●三色同順 萬子・筒子・索子の三種類で、全く同じ順子を作る事で成立する。 飜は二飜 この役は食い下がりし、鳴くと一飜になる この役は、一見すると作るのが難しそうだが、実はそんなことはなく、リーチ・平和・タンヤオ・一盃口などと絡み、門前で仕上がるとかなりの大物手になることも多い。 ちなみに(嶺上開花を除く)偶然役やリーチ・一発・ツモ以外でタンヤオ・平和の両方の役と複合ができるのはこの役と一盃口の2役のみ。 だが欠点として、テンパイは両面待ちになることが多く、低目を引いてしまうと、点がかなり下がってしまう。 オーラスなどで逆転のために高打点が求められる状況では、リーチをかけずダマテンに取り高目での出アガリを待つという選択もある。 あえて両面待ちの平和を蹴り、嵌張待ちや辺張待ちなどの悪形待ちの三色に取るのも有力。その際にはついでに引っかけリーチをかけてみてもいい。 また逆に鳴いて仕掛けると一飜にしかならず、平和やリーチなども消滅するため、鳴いて無理に作るほどの役ではない。 チャンタ系の役とも相性が良く、123と789の順子しか使えないことを逆手に取り、積極的に複合を狙っていくと高打点が見込める。 特に&font(l){九種九牌一歩手前のような悪い配牌のときなど、}無理に狙いに行く際には、この役を意識しつつ手牌に残す塔子を決めるといい。 純チャン三色はダマでも満貫確定で、立直、平和、一盃口、面前清摸和などの役が1つでも複合すれば跳満になる。 鳴いた場合でもドラが1枚あれば満貫(≒11600点or7700点)に届く。 聴牌が遅くなりやすいのが欠点だが、配牌とツモに恵まれれば意外と早い巡目で張ることもそれなりにある。 &font(l){難易度の割に満貫および跳満止まりになりやすく、ドラや偶然役に頼らないと倍満以上の手にしづらいという妙な不遇感もあるが。} 『リー即ツモタンピンサンショクイーペードラドラ』みたいなのをアガれた時にはドーパミンが出まくること間違いなし。 だが現実は低目を切られてリーピンドラドラ止まりだったり… このように、麻雀の役の中でも最も最も多く他の役と複合する上に、難易度も高いという訳ではないのでとても人気がある役。 ただし3面子で成立する役ゆえに、一気通貫とは複合しない。当然ながら染め手(清一色、混一色)とも複合しない。 役牌も1つしか使えず少々相性が悪い部類。連風牌(ダブ東、ダブ南)で2飜がやっと。 『上級者ほど三色を上手に使う』 『下手な奴ほど三色に固執する』 といった名言?もあるほど 同刻「おまえはいいよな…同順……」 追記・修正お願いします #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 同順はチャンタ狙いで偶然できたりすることはあるな -- 名無しさん (2017-07-01 23:12:42) - タンヤオ同刻赤3かましたことがある、同刻自体は「マージャンやってりゃ一回くらいはできる」ぐらいにはあるんじゃないかな -- 名無しさん (2018-03-16 00:16:23) - ローカル以外なら、二盃口と清一色もタンピンと複合できる。難易度バカ高いけども -- 名無しさん (2020-07-10 11:10:56) - 混老同刻対々和出したときは我ながらやるじゃんと思ったが子ッパネなのであんまり得した気分になれんかった模様 -- 名無しさん (2020-10-09 06:36:39) - いわゆる何を切る?クイズだと8割くらいは三色同順がらみだよな -- 名無しさん (2023-02-28 23:05:45) #comment #areaedit(end) }

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