ビルバイン

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&font(#6495ED){登録日}:2010/09/12 Sun 08:50:03 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#e2041b,b){俺は人は殺さない!}} #center(){&font(#e2041b,b){その怨念を殺す!}} &color(red){ビルバイン}はアニメ『[[聖戦士ダンバイン]]』に登場する後半の主役ロボット。 *スペック 分類:可変オーラバトラー 全高:8.8メット(m) 乾重量:8.6ルフトン(t) オーラ係数:0.99 必要オーラ力:14オーラ 限界オーラ力:19.8オーラ 巡航速度:290リル 最高速度:360リル 装甲素材:強獣の甲羅 変形形態:ウィングキャリバー 所属:シーラ・エレ連合軍、ゼラーナ 主なパイロット:ショウ・ザマ 付き人:チャム・ファウ メカニックデザイナー:湖川友謙 *機体概要 ナの国が開発した新型オーラバトラー。 ナの国のボチューンにダンバインの機能を取り入れた機体。最大の特徴は変形する事によるウイングキャリバー形態(注:オーラバトラーを輸送する用途を持ったオーラマシンをウィングキャリバーと呼ぶ)で、高速飛行や他のオーラバトラーを搭乗させる事も可能。 当初よりショウ・ザマの専用機として開発されており、完全なワンオフ機である。 カラーリングはオーラバトラーとしては割と派手めな赤と白のツートーンで、終盤では紺とグレーの夜間迷彩塗装に変更された。 ビルバインはビアレス以降のオーラバトラーとしては唯一オーラ増幅器が搭載されていない。これはオーラ増幅器は搭乗者のオーラを増幅してくれる反面限界値が低く、元来高いオーラ力を持つショウにとっては無駄以上に有害な為。その為必要オーラ力が非常に高く、ショウ以外にはろくに性能を引き出せない。そういう意味でもダンバインの直系機であると言える。 コックピットは他のオーラバトラーと同様に胸部にあり、変形すると鳥の頭部を模した機首に位置する。 *主な武装 ・オーラキャノン ウィングキャリバー形態の主力武装。ウィングキャリバーの高機動力を生かし、一撃離脱戦法をとる。 地上に出てからはオーラバリアのせいで名ありのエース相手には分が悪かったが、オーラ力の低いモブオーラバトラー相手ならこれで十分であった。 ・オーラソードライフル オーラエネルギーを発射する、ビルバイン専用武器。 実体弾を使わず、オーラを直接発射する為何とオーラバリアを突破出来るほぼ唯一の射撃武器。 銃口からはオーラエネルギーで形成されたビームサーベルを発振可能。 ・ワイヤークロー オーラバトラーの標準装備。強獣の爪にワイヤーを付け発射する。これで相手を捕獲して振り回して投げ捨て、無防備なところにキャノンを叩き込む、というのがビルバインの主な攻撃手段だったが、地上に上がってからはオーラバリアの発現により出番が減った。   ・オーラソード オーラバトラーの標準装備で、ダンバインと同系。ビルバインには二本装備されている。 この剣で何体のオーラバトラーが斬り捨てられた事か。 *必殺技 ・オーラ斬り オーラ力を発揮しながら繰り出すオーラソードの斬撃。 技名の初出はTVアニメ19話で、ショウが搭乗するダンバインの斬撃に合わせてチャム・ファウが「必殺のオーラ斬りだぁ!」と叫んでいる。 TVアニメ25話でもチャムが「必殺!オーラ斬り!やっつけろっ!」と叫んでいる。 オーラ斬りと叫んでの斬撃はこの2回のみであり、どちらも機体はビルバイン登場前のダンバインであるが オーラ力を発揮しながら繰り出すオーラソードの斬撃自体はアニメ全編通じて使用されている。 ・ハイパーオーラ斬り [[スーパーロボット大戦シリーズ]]オリジナル技。言い換えれば捏造技。 オーラ斬りと違い、こちらはTVアニメにおいて一切登場しない単語、技名である。 『[[スーパーロボット大戦BX]]』において「ハイパー化の力を攻撃力に転用したオーラ斬り」であることが示唆されている。 余談だか原作ではショウとビルバイン(ダンバイン)はハイパー化寸前までは行ったがハイパー化は行っていない。 ・ツインオーラアタック こちらもスパロボオリジナル技で、他のオーラバトラーとの合体攻撃。 『[[スーパーロボット大戦UX]]』ではダンバインと共に繰り出すものが「ツインオーラアタック(ダ)」となっていたため、ナナジンとの合体攻撃「ツインオーラアタック(ナ)」が追加される…かと思いきや、 ナナジンの方はオウカオーとのツインオーラアタックが存在し、待っていたのはまさかのバーン自軍入りと「ツインオーラアタック(ズ)」であった。 また、『BX』ではトッドとの「ツインオーラアタック(ラ)」も追加。トッド参入は&font(l){チャムの中の人が発売前に「バーンやトッドとの掛け合いボイスを録った」とぶっちゃけた}スパロボの伝統なので想像通りであった。 (ちなみに、トッドが声優の都合でボイスが新規収録されていないため少ない台詞で遣り繰りしている) 『BX』ではサーバインの方が基本性能は高いものの、地形適応オールSで高い威力を持つこちらのためにビルバインを使い続けるのも十分選択肢となる。 ・オーラシュート 『[[スーパーロボット大戦X]]』にて初登場した新必殺技でショウ専用。元ネタはダンバインとぶの歌詞からか。 オーラビームソードとオーラソードをクロスさせ、オーラ力の奔流をぶつけるというシンプルな技だが、威力はハイパーオーラ斬り以上。 &font(l){この技の存在のおかげで、折角のサーバインがマーベルかトッドを乗せた方が無駄がないという事態に……}   *立体化 現在は -IN ACTION!! OFFSHOOT ビルバイン聖戦士ダンバイン 1/48 ビルバイン -聖戦士ダンバイン HGAB 1/72 ビルバイン -ROBOT魂 ビルバイン 辺りが比較的入手しやすい。 IAOはかつて発売されたオーラバトラーインアクションの改良仕様。 HGはプラキットなので組み立てが必要だが、値段は安い。 ROBOT魂は通常カラーと夜間迷彩カラーが両方発売されており、同ブランドでは割と珍しく変形機構も再現されている。 *余談 ・放映当時、『[[ザンボット3>無敵超人ザンボット3]]』放映時からスポンサーとしておもちゃを販売していたクローバーから変形する玩具が発売される予定だった……が&br()ダンバイン放映中にクローバーが倒産。紆余曲折の末にトミー(現タカラトミー)から販売された。&br()でかいサイズのデラックス版、小さいスタンダード版の二つがあるが、後者にはメーカー不詳の海賊版が存在する。 ・ネット上ではスポンサーのテコ入れで登場し、他のオーラバトラーと比べるとメカメカしく浮いたデザインが原因で人気が無かったと言われる事が多いが実際の所これはネット上で誇張された話であり、当時の関係者の話によると実際には後半を盛り上げるためにサンライズ側の考案により登場が決定し、プラモの売れ行きも中々好調だったとの事。&br()スポンサーからの要望はできる限り立体化しやすいデザインにする事ぐらいだったらしい。&br()前述の通りプラモの売れ行きも好調だったのに何故かネット上では当時から人気がなかったかのように語られる事が多く、関係者を困惑させている。ネット上での意見がファンの総意ではないという良い見本だろう。&br()ちなみにリアルタイムで見ていた[[スーパーロボット大戦シリーズ]]のプロデューサーだった[[寺田貴信]]氏はこの辺りの当時の評価の事を「当時の自分のような中学生くらいの年齢の視聴者からは子供っぽくないかと初見では不評だった」「開田裕治氏の描いたプラモのパッケージイラストでビルバインってカッコいいと思うようになった」とむしろプラモがビルバインの評価に影響を与えていたらしい事を語っている。 ・裏設定によれば、ビルバインの飛行システムには[[シンジロウ・サコミズ>迫水真次郎/サコミズ・シンジロウ]]が[[バイストンウェルに現れた際>リーンの翼]]に乗っていた桜花の技術が取り入れられているらしい。 *関連機体 &color(green){ヴェルビン} MSVならぬABVとも言うべきメカニック企画『オーラファンタズム』において出渕裕氏によってデザインされた、ビルバインのリファイン機。 可変機構やオーラキャノンといったメカ的な要素を廃し、他のオーラバトラー同様の生物的なデザインとなっている。 カラーリングは夜間迷彩時のようなグリーンだが、ナの国の親衛隊仕様の機体は通常のビルバイン同様のレッドとホワイトとなっている。 デザイン企画のみの幻の機体であったが、2017年12月にrobot魂が発売され、2019年には『[[スーパーロボット大戦T]]』にサプライズ参戦。 明確な設定が無いためかロボット大図鑑の記述は「すべてが謎に包まれたオーラバトラー。ダンバインから連なる高機動型オーラバトラーの究極系」と非常に簡潔になっている。 性能は盾が無い代わりに基本性能を向上させたサーバインといった感じ。 (ちなみにPVではシオンが搭乗していたが、実際のゲーム中ではショウでないとハイパーオーラ斬りが使えず、シナリオ上でもショウのために用意された機体となっている。軽いPV詐欺である) 追記、修正は聖戦士の方がお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,6) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=コメント欄){ - スパロボのおかげで評価されるようになった機体、かも知れない。オーラバトラーの中では浮いているデザインも、スパロボにおいては他作品との視覚的な橋渡しになる -- 名無しさん (2014-04-02 22:31:04) - EXで初めて見た時はSDなのもあって盾持った騎士型のロボットかと思ったわ。 -- 名無しさん (2014-04-02 22:38:46) - たった1機で戦局は左右できないと爺さんに殴られたショウだが、この爺さんにスパロボをプレイさせてやりたい。 -- 名無しさん (2014-04-02 22:40:37) - スパロボで脚光を浴びた機体。ゲームだと設定の影響もあるだろうけど、明らかに原作を超えた無敵っぷりだった。IMPACTではかなり大人しくなったが。 -- 名無しさん (2014-10-10 10:25:32) - 騎士と鳥をモチーフにしているので、バイストンウェルの世界観を無視しているわけでもない -- 名無しさん (2014-10-10 10:31:14) - ほとんどのオーラバトラーにとって射撃兵器は補助兵装に過ぎない中、本機の射撃兵器は主力としても充分通用するほど強力。ゲームでの無双っぷりも宜なるかな -- 名無しさん (2015-07-04 23:55:34) - 項目にはオーラキャノンは不遇って書いてるけど、別のwikiでは逆にアニメでの主力武器って解説されてたんだが……アニメを見たことのある人がいたら真偽を教えて下さい -- 名無しさん (2015-11-09 15:42:39) - ボチューンとかはともかくダンバインの時点で十分メカメカしいデザインだと思うのだが・・・ -- 名無しさん (2015-11-09 19:04:49) - 脚部ロケットは迫水真次郎が乗っていた桜花を参考に造られているらしい。 -- 名無しさん (2015-11-09 20:03:39) - 魂のハイパーオーラ斬りは凄まじい威力 -- 名無しさん (2015-11-09 20:14:51) - サーバインorナナジンがいると少し弱く感じる(ナナジンに限ってはパイロットの差と機体ボーナスのおかげか見劣りしない) -- 名無しさん (2015-11-21 14:53:05) - 異質なデザインだが、かっこいいは正義 -- 名無しさん (2015-12-09 14:49:56) - エクスバイン「大人の事情というのは色々と面倒だな」 -- 名無しさん (2016-01-24 23:51:27) - 他のオーラバトラーが虫なのに対して、その捕食者である鳥がモチーフなのが面白い -- 名無しさん (2016-02-26 18:08:41) - ↑ なるほど・・・ -- 名無しさん (2016-08-05 12:30:12) - 流石にナナジンやサーバインには見劣りするとはいえ運動性能はダンバイン系最強で、オーラバトラー系でもTOP5には入る優秀な囮ユニット。そして剣装備・銃装備・オーラバリアーで距離をとられてもオーラキャノンが有効。UXやBXで一番相性がいいのはズワァーン(理由は射程と火力、そしてビルバインと真逆の防御力に強い性能の為) -- 名無しさん (2016-08-22 07:55:05) - ↑14ていうか原作でもこちらの量産型がドラムロ(敵の最初期の量産AB)に燃やされまくりで、本編でも爺さんの言葉に首傾げたくなるんだよね。 -- 名無しさん (2017-07-23 10:47:48) - ↑5 アビゴルバイン「全くだ。俺は元から立体化できない定めだけど。」 -- 名無しさん (2017-08-22 13:52:01) - αのビルバインが最強。エヴァ量産機ですら魂ハイパーオーラ斬りで一撃で葬れる -- 名無しさん (2018-02-27 18:10:49) - ↑ αのビルバインが(相手が分身持ってない限り)最強なのは同感だが、なぜクソザコいエヴァ量産型を引き合いに出したw -- 名無しさん (2018-02-27 18:27:21) - ↑14 ネームド相手だと今ひとつだけど、モブはキャノンでバカスカ撃ち落としてたよ。 -- 名無しさん (2018-02-27 18:39:01) - 歩くことしかできなかったピグシー以降段階的に新たなカタチを与えられ、単なる脚から飛ぶ虫を経て人型に行き着いたっていうオーラマシンの変遷を考えると、人の上から更に鳥のカタチを得たビルバインは、オーラバトラーとしては異端でもオーラマシンとしては原点に忠実な機体と言えないでもないかもしれん -- 名無しさん (2018-03-29 11:27:50) - ヴェルビンもスパロボに出るみたい -- 名無しさん (2019-01-12 03:46:55) - スパロボの歴代最強は第4次だろ。二回行動、消費なしのオーラ斬り、耐久値の高いオーラバリアに奇跡持ちやぞ。ラスボスも一人で落とせる -- 名無しさん (2019-01-15 01:04:26) - ゼルバインもいいぜよ -- 名無しさん (2019-04-29 00:03:15) - 無印種のフリーダムの壊れ方(対プロヴィデンス戦)が最終話のビルバインのそれにそっくり。 -- 名無しさん (2021-09-27 04:41:30) - 元のバイストンウェルの世界だけなら完全に「あ、大人の事情なのね」って感じなんだけども、演出側も地上編入れてこういう物がでてきそうな流れにちゃんとなってるのが御大の意地。 -- 名無しさん (2022-06-06 18:51:23) - ビルバインと並んでダンバインのテコ入れの象徴と言われがちな地上編も、時期を当初よりも繰り上げただけでやる予定自体は最初からあったってグレメカのダンバイン特集で書いてあった気がする -- 名無しさん (2022-06-06 19:18:46) - リアルロボット戦線だとオーラ斬りが(台詞パターンの中にしか)存在せず、代わりにオーラキャノンが最強武器。ついでにこのゲームだとオーラバリアは対実弾バリアなのでオーラキャノンも防がれる。が、ABは耐久装甲が低めなのでネームド以外なら余裕でバリアぶち抜いて撃墜できる。……という調整になっていたが、原作描写に忠実だったんだな。 -- 名無しさん (2022-06-07 01:29:41) #comment }
&font(#6495ED){登録日}:2010/09/12 Sun 08:50:03 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- ※推奨BGM:「ダンバインとぶ」 #center(){#bold(){ ドレイク軍との決着をつけるために、 城を捨て、自ら戦火の中に飛び込むフォイゾン王。 援護に回るゼラーナとショウ。 だがその軍勢の前に、ダンバインは撃破されてしまう。 絶望の中で、ショウの前に現れる謎のオーラバトラー…… &sizex(5){&color(red){ビルバイン}。} 人は、その威力に目を見張る。 聖戦士ダンバイン、次回。 &sizex(6){ビルバイン出現} &sizex(5){雷雲がショウを呼ぶ。} }} #include(テンプレ2) #center(){&font(#e2041b,b){俺は人は殺さない!}} #center(){&font(#e2041b,b){その怨念を殺す!}} &color(red){ビルバイン}はアニメ『[[聖戦士ダンバイン]]』に登場する後半の主役ロボット。 *スペック 分類:可変オーラバトラー 全高:8.8メット(m) 乾重量:8.6ルフトン(t) オーラ係数:0.99 必要オーラ力:14オーラ 限界オーラ力:19.8オーラ 巡航速度:290リル 最高速度:360リル 装甲素材:強獣の甲羅 変形形態:ウィングキャリバー 所属:シーラ・エレ連合軍、ゼラーナ 主なパイロット:ショウ・ザマ 付き人:チャム・ファウ メカニックデザイナー:湖川友謙 *機体概要 ナの国が開発した新型オーラバトラー。 ナの国のボチューンにダンバインの機能を取り入れた機体。最大の特徴は変形する事によるウイングキャリバー形態(注:オーラバトラーを輸送する用途を持ったオーラマシンをウィングキャリバーと呼ぶ)で、高速飛行や他のオーラバトラーを搭乗させる事も可能。 当初よりショウ・ザマの専用機として開発されており、完全なワンオフ機である。 カラーリングはオーラバトラーとしては割と派手めな赤と白のツートーンで、終盤では紺とグレーの夜間迷彩塗装に変更された。 ビルバインはビアレス以降のオーラバトラーとしては唯一オーラ増幅器が搭載されていない。これはオーラ増幅器は搭乗者のオーラを増幅してくれる反面限界値が低く、元来高いオーラ力を持つショウにとっては無駄以上に有害な為。その為必要オーラ力が非常に高く、ショウ以外にはろくに性能を引き出せない。そういう意味でもダンバインの直系機であると言える。 コックピットは他のオーラバトラーと同様に胸部にあり、変形すると鳥の頭部を模した機首に位置する。 *主な武装 ・オーラキャノン ウィングキャリバー形態の主力武装。ウィングキャリバーの高機動力を生かし、一撃離脱戦法をとる。 地上に出てからはオーラバリアのせいで名ありのエース相手には分が悪かったが、オーラ力の低いモブオーラバトラー相手ならこれで十分であった。 ・オーラソードライフル オーラエネルギーを発射する、ビルバイン専用武器。 実体弾を使わず、オーラを直接発射する為何とオーラバリアを突破出来るほぼ唯一の射撃武器。 銃口からはオーラエネルギーで形成されたビームサーベルを発振可能。 ・ワイヤークロー オーラバトラーの標準装備。強獣の爪にワイヤーを付け発射する。これで相手を捕獲して振り回して投げ捨て、無防備なところにキャノンを叩き込む、というのがビルバインの主な攻撃手段だったが、地上に上がってからはオーラバリアの発現により出番が減った。   ・オーラソード オーラバトラーの標準装備で、ダンバインと同系。ビルバインには二本装備されている。 この剣で何体のオーラバトラーが斬り捨てられた事か。 *必殺技 ・オーラ斬り オーラ力を発揮しながら繰り出すオーラソードの斬撃。 技名の初出はTVアニメ19話で、ショウが搭乗するダンバインの斬撃に合わせてチャム・ファウが「必殺のオーラ斬りだぁ!」と叫んでいる。 TVアニメ25話でもチャムが「必殺!オーラ斬り!やっつけろっ!」と叫んでいる。 オーラ斬りと叫んでの斬撃はこの2回のみであり、どちらも機体はビルバイン登場前のダンバインであるが オーラ力を発揮しながら繰り出すオーラソードの斬撃自体はアニメ全編通じて使用されている。 ・ハイパーオーラ斬り [[スーパーロボット大戦シリーズ]]オリジナル技。言い換えれば捏造技。 オーラ斬りと違い、こちらはTVアニメにおいて一切登場しない単語、技名である。 『[[スーパーロボット大戦BX]]』において「ハイパー化の力を攻撃力に転用したオーラ斬り」であることが示唆されている。 余談だか原作ではショウとビルバイン(ダンバイン)はハイパー化寸前までは行ったがハイパー化は行っていない。 ・ツインオーラアタック こちらもスパロボオリジナル技で、他のオーラバトラーとの合体攻撃。 『[[スーパーロボット大戦UX]]』ではダンバインと共に繰り出すものが「ツインオーラアタック(ダ)」となっていたため、ナナジンとの合体攻撃「ツインオーラアタック(ナ)」が追加される…かと思いきや、 ナナジンの方はオウカオーとのツインオーラアタックが存在し、待っていたのはまさかのバーン自軍入りと「ツインオーラアタック(ズ)」であった。 また、『BX』ではトッドとの「ツインオーラアタック(ラ)」も追加。トッド参入は&font(l){チャムの中の人が発売前に「バーンやトッドとの掛け合いボイスを録った」とぶっちゃけた}スパロボの伝統なので想像通りであった。 (ちなみに、トッドが声優の都合でボイスが新規収録されていないため少ない台詞で遣り繰りしている) 『BX』ではサーバインの方が基本性能は高いものの、地形適応オールSで高い威力を持つこちらのためにビルバインを使い続けるのも十分選択肢となる。 ・オーラシュート 『[[スーパーロボット大戦X]]』にて初登場した新必殺技でショウ専用。元ネタはダンバインとぶの歌詞からか。 オーラビームソードとオーラソードをクロスさせ、オーラ力の奔流をぶつけるというシンプルな技だが、威力はハイパーオーラ斬り以上。 &font(l){この技の存在のおかげで、折角のサーバインがマーベルかトッドを乗せた方が無駄がないという事態に……}   *立体化 現在は -IN ACTION!! OFFSHOOT ビルバイン聖戦士ダンバイン 1/48 ビルバイン -聖戦士ダンバイン HGAB 1/72 ビルバイン -ROBOT魂 ビルバイン 辺りが比較的入手しやすい。 IAOはかつて発売されたオーラバトラーインアクションの改良仕様。 HGはプラキットなので組み立てが必要だが、値段は安い。 ROBOT魂は通常カラーと夜間迷彩カラーが両方発売されており、同ブランドでは割と珍しく変形機構も再現されている。 *余談 ・放映当時、『[[ザンボット3>無敵超人ザンボット3]]』放映時からスポンサーとしておもちゃを販売していたクローバーから変形する玩具が発売される予定だった……が&br()ダンバイン放映中にクローバーが倒産。紆余曲折の末にトミー(現タカラトミー)から販売された。&br()でかいサイズのデラックス版、小さいスタンダード版の二つがあるが、後者にはメーカー不詳の海賊版が存在する。 ・ネット上ではスポンサーのテコ入れで登場し、他のオーラバトラーと比べるとメカメカしく浮いたデザインが原因で人気が無かったと言われる事が多いが実際の所これはネット上で誇張された話であり、当時の関係者の話によると実際には後半を盛り上げるためにサンライズ側の考案により登場が決定し、プラモの売れ行きも中々好調だったとの事。&br()スポンサーからの要望はできる限り立体化しやすいデザインにする事ぐらいだったらしい。&br()前述の通りプラモの売れ行きも好調だったのに何故かネット上では当時から人気がなかったかのように語られる事が多く、関係者を困惑させている。ネット上での意見がファンの総意ではないという良い見本だろう。&br()ちなみにリアルタイムで見ていた[[スーパーロボット大戦シリーズ]]のプロデューサーだった[[寺田貴信]]氏はこの辺りの当時の評価の事を「当時の自分のような中学生くらいの年齢の視聴者からは子供っぽくないかと初見では不評だった」「開田裕治氏の描いたプラモのパッケージイラストでビルバインってカッコいいと思うようになった」とむしろプラモがビルバインの評価に影響を与えていたらしい事を語っている。 ・裏設定によれば、ビルバインの飛行システムには[[シンジロウ・サコミズ>迫水真次郎/サコミズ・シンジロウ]]が[[バイストンウェルに現れた際>リーンの翼]]に乗っていた桜花の技術が取り入れられているらしい。 *関連機体 &color(green){ヴェルビン} MSVならぬABVとも言うべきメカニック企画『オーラファンタズム』において出渕裕氏によってデザインされた、ビルバインのリファイン機。 可変機構やオーラキャノンといったメカ的な要素を廃し、他のオーラバトラー同様の生物的なデザインとなっている。 カラーリングは夜間迷彩時のようなグリーンだが、ナの国の親衛隊仕様の機体は通常のビルバイン同様のレッドとホワイトとなっている。 デザイン企画のみの幻の機体であったが、2017年12月にrobot魂が発売され、2019年には『[[スーパーロボット大戦T]]』にサプライズ参戦。 明確な設定が無いためかロボット大図鑑の記述は「すべてが謎に包まれたオーラバトラー。ダンバインから連なる高機動型オーラバトラーの究極系」と非常に簡潔になっている。 性能は盾が無い代わりに基本性能を向上させたサーバインといった感じ。 (ちなみにPVではシオンが搭乗していたが、実際のゲーム中ではショウでないとハイパーオーラ斬りが使えず、シナリオ上でもショウのために用意された機体となっている。軽いPV詐欺である) 追記、修正は聖戦士の方がお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,6) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=コメント欄){ - スパロボのおかげで評価されるようになった機体、かも知れない。オーラバトラーの中では浮いているデザインも、スパロボにおいては他作品との視覚的な橋渡しになる -- 名無しさん (2014-04-02 22:31:04) - EXで初めて見た時はSDなのもあって盾持った騎士型のロボットかと思ったわ。 -- 名無しさん (2014-04-02 22:38:46) - たった1機で戦局は左右できないと爺さんに殴られたショウだが、この爺さんにスパロボをプレイさせてやりたい。 -- 名無しさん (2014-04-02 22:40:37) - スパロボで脚光を浴びた機体。ゲームだと設定の影響もあるだろうけど、明らかに原作を超えた無敵っぷりだった。IMPACTではかなり大人しくなったが。 -- 名無しさん (2014-10-10 10:25:32) - 騎士と鳥をモチーフにしているので、バイストンウェルの世界観を無視しているわけでもない -- 名無しさん (2014-10-10 10:31:14) - ほとんどのオーラバトラーにとって射撃兵器は補助兵装に過ぎない中、本機の射撃兵器は主力としても充分通用するほど強力。ゲームでの無双っぷりも宜なるかな -- 名無しさん (2015-07-04 23:55:34) - 項目にはオーラキャノンは不遇って書いてるけど、別のwikiでは逆にアニメでの主力武器って解説されてたんだが……アニメを見たことのある人がいたら真偽を教えて下さい -- 名無しさん (2015-11-09 15:42:39) - ボチューンとかはともかくダンバインの時点で十分メカメカしいデザインだと思うのだが・・・ -- 名無しさん (2015-11-09 19:04:49) - 脚部ロケットは迫水真次郎が乗っていた桜花を参考に造られているらしい。 -- 名無しさん (2015-11-09 20:03:39) - 魂のハイパーオーラ斬りは凄まじい威力 -- 名無しさん (2015-11-09 20:14:51) - サーバインorナナジンがいると少し弱く感じる(ナナジンに限ってはパイロットの差と機体ボーナスのおかげか見劣りしない) -- 名無しさん (2015-11-21 14:53:05) - 異質なデザインだが、かっこいいは正義 -- 名無しさん (2015-12-09 14:49:56) - エクスバイン「大人の事情というのは色々と面倒だな」 -- 名無しさん (2016-01-24 23:51:27) - 他のオーラバトラーが虫なのに対して、その捕食者である鳥がモチーフなのが面白い -- 名無しさん (2016-02-26 18:08:41) - ↑ なるほど・・・ -- 名無しさん (2016-08-05 12:30:12) - 流石にナナジンやサーバインには見劣りするとはいえ運動性能はダンバイン系最強で、オーラバトラー系でもTOP5には入る優秀な囮ユニット。そして剣装備・銃装備・オーラバリアーで距離をとられてもオーラキャノンが有効。UXやBXで一番相性がいいのはズワァーン(理由は射程と火力、そしてビルバインと真逆の防御力に強い性能の為) -- 名無しさん (2016-08-22 07:55:05) - ↑14ていうか原作でもこちらの量産型がドラムロ(敵の最初期の量産AB)に燃やされまくりで、本編でも爺さんの言葉に首傾げたくなるんだよね。 -- 名無しさん (2017-07-23 10:47:48) - ↑5 アビゴルバイン「全くだ。俺は元から立体化できない定めだけど。」 -- 名無しさん (2017-08-22 13:52:01) - αのビルバインが最強。エヴァ量産機ですら魂ハイパーオーラ斬りで一撃で葬れる -- 名無しさん (2018-02-27 18:10:49) - ↑ αのビルバインが(相手が分身持ってない限り)最強なのは同感だが、なぜクソザコいエヴァ量産型を引き合いに出したw -- 名無しさん (2018-02-27 18:27:21) - ↑14 ネームド相手だと今ひとつだけど、モブはキャノンでバカスカ撃ち落としてたよ。 -- 名無しさん (2018-02-27 18:39:01) - 歩くことしかできなかったピグシー以降段階的に新たなカタチを与えられ、単なる脚から飛ぶ虫を経て人型に行き着いたっていうオーラマシンの変遷を考えると、人の上から更に鳥のカタチを得たビルバインは、オーラバトラーとしては異端でもオーラマシンとしては原点に忠実な機体と言えないでもないかもしれん -- 名無しさん (2018-03-29 11:27:50) - ヴェルビンもスパロボに出るみたい -- 名無しさん (2019-01-12 03:46:55) - スパロボの歴代最強は第4次だろ。二回行動、消費なしのオーラ斬り、耐久値の高いオーラバリアに奇跡持ちやぞ。ラスボスも一人で落とせる -- 名無しさん (2019-01-15 01:04:26) - ゼルバインもいいぜよ -- 名無しさん (2019-04-29 00:03:15) - 無印種のフリーダムの壊れ方(対プロヴィデンス戦)が最終話のビルバインのそれにそっくり。 -- 名無しさん (2021-09-27 04:41:30) - 元のバイストンウェルの世界だけなら完全に「あ、大人の事情なのね」って感じなんだけども、演出側も地上編入れてこういう物がでてきそうな流れにちゃんとなってるのが御大の意地。 -- 名無しさん (2022-06-06 18:51:23) - ビルバインと並んでダンバインのテコ入れの象徴と言われがちな地上編も、時期を当初よりも繰り上げただけでやる予定自体は最初からあったってグレメカのダンバイン特集で書いてあった気がする -- 名無しさん (2022-06-06 19:18:46) - リアルロボット戦線だとオーラ斬りが(台詞パターンの中にしか)存在せず、代わりにオーラキャノンが最強武器。ついでにこのゲームだとオーラバリアは対実弾バリアなのでオーラキャノンも防がれる。が、ABは耐久装甲が低めなのでネームド以外なら余裕でバリアぶち抜いて撃墜できる。……という調整になっていたが、原作描写に忠実だったんだな。 -- 名無しさん (2022-06-07 01:29:41) #comment }

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