ポケットモンスター全書

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&font(#6495ED){登録日}:2011/12/10 Sat 18:10:09 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- ポケットモンスター全書とは、1998年に小学館が発売した[[初代ポケモン>ポケットモンスター 赤・緑]]のコミカライズ作品。作画はピーチ姫シリーズの中村里美。 全235ページ。 アニメ化に伴い大量に発行された[[ポケモン>ポケットモンスター]]漫画作品の一つだが、この作品はほぼ完璧に赤・緑のストーリーをなぞっているのが特徴。 大抵の作品は[[ジムリーダーがロケット団>ポケットモンスターSPECIAL]]だったりピカチュウと会話出来たり[[アニメにエロく準拠>電撃!ピカチュウ]]していたりと何らかのオリジナル展開があるが、 この作品はそういった要素はほぼ無く基本的にゲームに忠実に作られている。 そればかりか、ゲームではスルーしがちな事についてもちゃんとした理由を追求していたりする。   例) ・何故ニビジムに連行されるのか。 ・一部ジムリーダーのキャッチコピーの由来。 ・シゲルのサントアンヌ号のチケットの入手方法。 ・何故金の入れ歯がサファリゾーンにあったか。 ・何故伝説のポケモンとは一度しか戦えないか。 ・サカキのロケット団の結成理由。 …etc. また、戦闘シーンも基本的に1VS1かつ最低限の描写のみで、長くても3ページ以内に終わる為、サクサク読める。ジムリーダーによっては戦わずに認められることもある。 一応151匹全てのポケモンが登場しているが、正確には本編中に登場しなかったポケモンをラストにまとめて描く%%という荒業%%事で、上手くその要件を満たしている。   ネタバレしまくりの登場人物一覧 ・[[サトシ>サトシ(ポケモン)]] 名前こそサトシだが、姿は[[初代主人公>レッド(ポケモン)]]に準拠。10才。 基本的に優しい性格で、彼とふれ合う事でタケシやナツメ等、多くの人物に影響を与えている。 主な手持ちはヒトカゲ→リザード→リザードン、ピカチュウ→ライチュウ、ラプラス、メタモン。 主じゃない手持ちは[[プリン>プリン(ポケモン)]]とか[[フーディン]]とか。 ・[[ヒトカゲ]] オーキド博士に貰った。その直前に序盤で野生の[[ポケモン>ポケモン(ポケットモンスター)]]に襲われかけたサトシを助けている。 初戦でシゲルのゼニガメを倒し、その後もタケシのイワークを倒したりカツラのウィンディを倒したりワタルのカイリューを倒したりと、相性があまり良くない相手にも何かと勝率は良い。 サントアンヌ号のシゲル戦でリザード、カツラ戦で[[リザードン]]に[[進化>しんか(ポケモン)]]する。ちなみにリザードンはツノ一本。 [[アニメ>アニメ ポケットモンスター(無印)]]の影響で「サトシのリザード・リザードン(進化直後)」に反抗期なイメージを持っていた人は、 始終一括してサトシに懐いており素直に言うことを聞いている彼を見ると軽く新鮮な気持ちになるかもしれない(本作とアニメは別作品なので当然なのだが)。 ・[[ピカチュウ]] ピカピカのドングリが好き。 トキワの森でピカピカのドングリが好きだと理解してくれたサトシに自らついてくる。初代の丸っこさもあいまり、かなり可愛い。 大抵の作品の主人公の[[ピカチュウ]]は終始ピカチュウだが、この作品では四天王戦直前にピカチュウ自身の意思でライチュウに進化する。 ・[[メタモン]] サファリゾーンにて草に化けてる最中に[[ケンタロス]]に食われかけていた所をサトシに救われ、自らついてくる。 キョウに化けたり壁に化けたり、意外と活躍。 「ピキー」と鳴く。かわいい。 実際にはサファリにメタモンはいないが、それはサファリの園長が元からいたポケモンたちも残すかたちで園を作ったためである。   ・[[ラプラス>ラプラス(ポケモン)]] シルフビルで出会う。 人に囲まれているうちに言葉を覚えてしまい、会話が出来る。敬語口調で一人称は「私」。 なかなかに人間味がある、年長者ポジション。 ・[[シゲル>シゲル(ポケモン)]] 名前こそ[[(ry>グリーン(ポケモン) ]]10才。 サトシとは成績も背の高さも走る速さも互角。 基本的にゲームよりちょっとマイルドに嫌味な性格だが、それは祖父が諦めた夢だからこそ自分が叶えなければならないというプレッシャーによるものだった。 主な手持ちはゼニガメ→カメール→[[カメックス]]、[[ピジョット]]。 なおこのピジョット、(本調子でなかったとはいえ)サトシに無理矢理勝負を挑み、 サトシの手持ちを全滅に追い込むきっかけを作った唯一のポケモンである。 ・[[オーキド博士>オーキド博士(ポケモン)]] 最初はシゲルにのみポケモンをあげるつもりだったが、草むらに勝手に入ったサトシのポケモン好きを見て彼にもポケモンをあげる事にした。 息子夫婦を事故で亡くし孫達を育てる為、[[図鑑>ポケモン図鑑]]完成を断念した過去を持つ。 最後に残ったフシギダネを[[フシギバナ]]まで育てあげる。   ・サトシのお母さん 明るくておおらか。 ポケモンを使うと[[ボール>モンスターボール(ポケモン)]]が手に強く当たるという事で手袋をプレゼントしたり、ダウンしたサトシを本人には内緒で徹夜で看病したりと、本当にいい人。 ・[[シゲルのお姉さん>ナナミ(ポケモン)]] 美人で優しいが、心配性。 シゲルに渡すなと言われていたタウンマップを良かれと思い内緒でサトシに渡してしまうが… シゲルの一番の理解者で、終盤オーキド博士からきつい説教をされかけた弟を庇う。 ・ボーイスカウト トキワシティでサトシに会い、ポケモン捕獲のアドバイスをする。 ニビシティで再会し、サトシにタケシについて説明する。 原作にて「タケシさんに ちょうせん なんて 10000こうねん はやいんだよ!」と言って勝負を挑んでくるトレーナーと恐らく同一人物だが、 こちらの彼はニビジムに連行してくる人物と統合されていることもあってか、ジムに挑もうとするサトシに友好的。 ・[[タケシ>タケシ(ポケモン)]] ゲーム通り上半身裸。 力押しの古いやり方しか出来ない為、その厳しさから挑戦者はおろか門下生まで減り、ボーイスカウトただ一人に。 サトシがピカチュウを友だちと言った事で、考え方を改める。&s(){さすがに同行はしない。} 手持ちは[[イワーク>イワーク/ハガネール]]。   ・[[カスミ>カスミ(ポケモン)]] ゲーム通りビキニ。 カナヅチのサトシとピカチュウに対して泳ぎを教えてくれる親切心溢れる性格。 悪人に狙われるという理由で秘密裏に育てていた[[パウワウ>ジュゴン(ポケモン)]]を、自身では敵わなかったロケット団に勝ったサトシにふたご島に帰してくるように託す。&s(){当然同行はしない。} 手持ちは[[スターミー]]。 ・[[マサキ>マサキ(ポケモン)]] ちゃんとソネザキという名字も登場している。天然パーマのニドラン♂。 サトシが冗談で言ったニドラン♀と合体してニドランニューハーフになる実験を行おうとする(本当に行い、サトシを呆れさせた)位、好奇心旺盛。 ・船長 [[サントアンヌ号]]の船長。乗り物に弱く、軍人だった昔はよく戦車に酔った。元中尉。 軍人時代の得意技はいあいぎりだった。 ・ポケモン大好きクラブ会長 手持ちの[[オニドリル]]にドン引きされるレベルの話好き。 ・[[マチス>マチス(ポケモン)]] あだ名はサンダース軍曹。 かつての船長の部下であり、誤って斬り倒した木が船長に向かって倒れたのを見て、そのまま振り向きもせず部隊からも[[国>イッシュ地方(ポケモン)]]からも逃げ出した。 船長と再会した後はジムを休んでサントアンヌ号に乗る事にした。 手持ちは[[エレブー>エレキブル]]。   ・[[エリカ>エリカ(ポケモン)]] お隣とジムを間違えるレベルの天然。 試合中にエリカのピンチを救う為場外の反則をしてしまったサトシを認める。 なんか今までのキャラよりやたら作画に力が入っている気がする。 手持ちは[[ラフレシア>ラフレシア(ポケモン)]]。 [[ポケモンタワー]]へ向かうサトシに、「死者を弔う気持ちが伝われば、ゴーストポケモンもむやみに襲ってこないだろう」と、 その意図を示せる白い花束をくれた。 ・[[フジ老人>フジ(ポケモン)]] ポケモンの笛を守る為、ポケモンタワーに4日間幽閉された。 その一件の後も意外な場所で再登場、ある人物の心を溶かす切っ掛けを作った。 過去に[[ガラガラ>ガラガラ(ポケモン)]](ロケット団に殺されたものと同個体)を所持しており、 その霊は[[ゴースト>ゲンガー]]の姿で登場、ロケット団を撃退した。 ・[[サファリゾーン>サファリゾーン(ポケモン)]]の園長 [[ヤドン>ヤドラン]]そっくりな顔。幼なじみのキョウに入れ歯を盗まれる。 外見通り温厚な性格で、キョウの意見を汲み昔から暮らしているポケモンを取り入れていたり、入れ歯の件も自然を愛するがゆえに行ったことだからとキョウを許した。 ・[[キョウ>キョウ(ポケモン)]] 他と違い、サファリゾーンでの戦いとなる。素直じゃない性格。要はツンデレ。 サファリゾーンを作った園長に対して、元の自然を壊したという抗議として入れ歯を盗む。やり方が子供じみてたことは自覚していた。 手持ちは[[マタドガス]]。 ・[[ナツメ>ナツメ(ポケモン)]] よくテレポートを失敗するドジっ娘属性のエスパー。サトシと共にシルフビルで戦う。カラテ大王に惚れられている。 テレポートの到着地を誤り上空に出現した瞬間にサトシと出会ったのだが、その際に彼が発した第一声は「[[空から女の子が!?>天空の城ラピュタ]]」 相手の作戦を読んで勝っていたが、サトシに諭されて予知能力の使用を止める。 エリカ同様、他より作画に気合いが入っている気がする。 [[ジムリーダー>ジムリーダー(ポケモン)]]では唯一手持ちが作中で出てこなかった。 ・カラテ大王 ロケット団に支配されたヤマブキシティをナツメと取り戻したいと考えている。 暑苦しい性格でナツメに惚れている。 ちなみに「カラテ大王」は師範から受け継いだ名前。 ・[[カツラ>カツラ(ポケモン)]] カツラ代わりにコンパンを被せてはいけない。 長年[[フリーザー>フリーザー(ポケモン)]]を追っているが、[[伝説のポケモン]]は一度自分を襲った者の前には二度と姿を現さない為、一度逃げられたフリーザーに会えずにいる。 手持ちは[[ウインディ>ウインディ(ポケモン)]]、[[ポニータ>ギャロップ(ポケモン)]](過去)。 ・[[サカキ>サカキ(ポケモン)]] [[ロケット団>ロケット団(ポケモン)]]のリーダー。サトシのアジト侵入時にはスルー、ポケモンタワーにて初めて対面する。 二度目はシルフビルで、社長に[[マスターボール]]を渡すよう迫るが、サトシと戦っている最中に自分の[[ニドクイン]]の毒針が命中して撤退を余儀なくされる。 三度目はトキワジムにて。サトシとキチンとした形でケリをつける為に戦うが敗れる。 #openclose(show=▷ネタバレ注意!){ 彼がロケット弾を結成した理由は、まだサカキがポケモンを愛するトレーナーだったころにさかのぼる。一番かわいがっていた[[ニドキング]]とともにイワヤマトンネルの落盤事故に巻き込まれた時にニドキングは彼をおいて逃げてしまい、それ以来サカキは「ポケモンは所詮ケダモノであり、心が通じるだの、友情や愛情だのは嘘っぱち」だという考えになってしまったのだ。 しかし、そのことを語った直後にフジ老人が現れる。ポケモンタワー襲撃の際、壊れた墓から「ニドキングの角」をみつけたフジ老人は、サカキの正体を思い出し、ニドキングが逃げた真相を語る。 実はニドキングは逃げたのではなく、サカキの危機を知らせに言ってたのだった。しかし、深手を負っていたせいで命が尽きてしまい、大けがで苦しむサカキにそのことを言いそびれたのである。 ニドキングの件の真実を知り、原作同様解散する…と思いきや、ロケット団という組織が大きくなり、戻れないところまで来てしまっていた。そのためリーダーとはいえサカキの一存では解散は出来ず、「サトシの前に二度と姿を現さない」ことだけを約束し、グリーンバッジを渡すとその場を去っていった… かなり後味が悪い展開だが、実際に解散宣言をした原作では、[[次回作>ポケットモンスター 金・銀・クリスタル]]にて残党によるロケット団復活の動きが出ており、ある意味では後の原作の展開の予言ともとれる。 } 手持ちは[[カイリキー]](ポケモンタワー)、ニドクイン(シルフビル)、[[サイドン>ドサイドン]](トキワジム)、ニドキング(過去)。 また未登場の段階にて、サトシが噂だけ聞いて想像していた場面では[[ガルーラ]]らしきシルエットのポケモンも連れていたが、作中では手持ちとして出てきていない。 ・[[四天王>してんのう(ポケモン)]] やたらミニスカでメガネを外し素顔を見せてくれる[[カンナ>カンナ(ポケモン)]]、いい具合の筋肉な[[シバ>シバ(ポケモン)]]、どこかいいお婆さんっぽい[[キクコ>キクコ(ポケモン)]]、軟らかいタッチなのになんか貫禄のある[[ワタル>ワタル(ポケモン)]]。 カンナ戦からワタル戦勝利まで僅か5ページ。 手持ちはそれぞれ[[パルシェン]]、[[サワムラー]]、[[ゲンガー]]、[[カイリュー]]。 すべての追記・修正ゲットだぜ!! #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,12) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ピカチュウがライチュウに進化するシーンが一番好き -- 名無しさん (2014-10-03 19:13:15) - 好きだったな、この漫画。…でも最後の見開きで残り全部出して「151匹全部登場!」は詐欺だと思うw -- 名無しさん (2014-11-08 04:15:39) - 初期作品故かリザードンの角が一本だったな、確か。この漫画に憧れて自分もライチュウにした思い出がある。四天王戦は駆け足な割に、すごくかわいい眼鏡無しカンナでコマを取っていた気がするw -- 名無しさん (2014-11-08 11:03:33) - 原作未読だけど、ニビジム強制連行の理由が気になる -- 名無しさん (2014-11-08 16:37:01) - ↑タケシのやり方が古いと門下生が一人(連行する少年)を残して去ってしまったのが理由だった気がする。 -- 名無しさん (2014-11-13 23:18:53) - カツラ…、今の世代だったら一度倒しても再度殿堂入りすれば(種類によっては場所移動するだけで)再開できるんだよな。 -- 名無しさん (2015-01-18 10:20:43) - この話のサカキって手持ちのニドキングが手負いの状態ながら助けを求めに行ってそのまま戻ってこなかった事で自分が裏切られたと思っていたんだっけ? -- 名無しさん (2015-02-25 20:35:20) - ↑2 それっぽく言うと実力(殿堂入り)を示せば再度会う事ができるって感じだよね -- 名無しさん (2015-08-12 01:30:33) - ページの都合が付かなかったのだろうけどナツメの手持ちとキクコ戦で突然サトシの手持ちで出てきたフーディンが勿体ないと思う。ナツメの「ザコは私が!」の場面でなんとかフーディン一匹くらい出せたと思うし、キクコ相手はゲンガーに変身したメタモンにしてあげてほしかった -- 名無しさん (2016-03-16 20:10:28) - 最近まで作者が中村里美さんだって知らなかったよ。マリオの4コマのイメージが強かったのもあったし -- 名無しさん (2023-07-09 14:42:19) - 僕の近所のクリニックの待合室にその本が今も置いてあった。 -- 名無しさん (2023-09-11 20:22:31) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/12/10 Sat 18:10:09 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- ポケットモンスター全書とは、1998年に小学館が発売した[[初代ポケモン>ポケットモンスター 赤・緑]]のコミカライズ作品。作画はピーチ姫シリーズの中村里美。 全235ページ。 アニメ化に伴い大量に発行された[[ポケモン>ポケットモンスター]]漫画作品の一つだが、この作品はほぼ完璧に赤・緑のストーリーをなぞっているのが特徴。 大抵の作品は[[ジムリーダーがロケット団>ポケットモンスターSPECIAL]]だったりピカチュウと会話出来たり[[アニメにエロく準拠>電撃!ピカチュウ]]していたりと何らかのオリジナル展開があるが、 この作品はそういった要素はほぼ無く基本的にゲームに忠実に作られている。 そればかりか、ゲームではスルーしがちな事についてもちゃんとした理由を追求していたりする。   例) ・何故ニビジムに連行されるのか。 ・一部ジムリーダーのキャッチコピーの由来。 ・シゲルのサントアンヌ号のチケットの入手方法。 ・何故金の入れ歯がサファリゾーンにあったか。 ・何故伝説のポケモンとは一度しか戦えないか。 ・サカキのロケット団の結成理由。 …etc. また、戦闘シーンも基本的に1VS1かつ最低限の描写のみで、長くても3ページ以内に終わる為、サクサク読める。ジムリーダーによっては戦わずに認められることもある。 一応151匹全てのポケモンが登場しているが、正確には本編中に登場しなかったポケモンをラストにまとめて描く%%という荒業%%事で、上手くその要件を満たしている。   ネタバレしまくりの登場人物一覧 ・[[サトシ>サトシ(ポケモン)]] 名前こそサトシだが、姿は[[初代主人公>レッド(ポケモン)]]に準拠。10才。 基本的に優しい性格で、彼とふれ合う事でタケシやナツメ等、多くの人物に影響を与えている。 主な手持ちはヒトカゲ→リザード→リザードン、ピカチュウ→ライチュウ、ラプラス、メタモン。 主じゃない手持ちは[[プリン>プリン(ポケモン)]]とか[[フーディン]]とか。 ・[[ヒトカゲ]] オーキド博士に貰った。その直前に序盤で野生の[[ポケモン>ポケモン(ポケットモンスター)]]に襲われかけたサトシを助けている。 初戦でシゲルのゼニガメを倒し、その後もタケシのイワークを倒したりカツラのウィンディを倒したりワタルのカイリューを倒したりと、相性があまり良くない相手にも何かと勝率は良い。 サントアンヌ号のシゲル戦でリザード、カツラ戦で[[リザードン]]に[[進化>しんか(ポケモン)]]する。ちなみにリザードンはツノ一本。 [[アニメ>アニメ ポケットモンスター(無印)]]の影響で「サトシのリザード・リザードン(進化直後)」に反抗期なイメージを持っていた人は、 始終一括してサトシに懐いており素直に言うことを聞いている彼を見ると軽く新鮮な気持ちになるかもしれない(本作とアニメは別作品なので当然なのだが)。 ・[[ピカチュウ]] ピカピカのドングリが好き。 トキワの森でピカピカのドングリが好きだと理解してくれたサトシに自らついてくる。初代の丸っこさもあいまり、かなり可愛い。 大抵の作品の主人公の[[ピカチュウ]]は終始ピカチュウだが、この作品では四天王戦直前にピカチュウ自身の意思でライチュウに進化する。 ・[[メタモン]] サファリゾーンにて草に化けてる最中に[[ケンタロス]]に食われかけていた所をサトシに救われ、自らついてくる。 キョウに化けたり壁に化けたり、意外と活躍。 「ピキー」と鳴く。かわいい。 実際にはサファリにメタモンはいないが、それはサファリの園長が元からいたポケモンたちも残すかたちで園を作ったためである。   ・[[ラプラス>ラプラス(ポケモン)]] シルフビルで出会う。 人に囲まれているうちに言葉を覚えてしまい、会話が出来る。敬語口調で一人称は「私」。 なかなかに人間味がある、年長者ポジション。 ・[[シゲル>シゲル(ポケモン)]] 名前こそ[[(ry>グリーン(ポケモン) ]]10才。 サトシとは成績も背の高さも走る速さも互角。 基本的にゲームよりちょっとマイルドに嫌味な性格だが、それは祖父が諦めた夢だからこそ自分が叶えなければならないというプレッシャーによるものだった。 主な手持ちはゼニガメ→カメール→[[カメックス]]、[[ピジョット]]。 なおこのピジョット、(本調子でなかったとはいえ)サトシに無理矢理勝負を挑み、 サトシの手持ちを全滅に追い込むきっかけを作った唯一のポケモンである。 ・[[オーキド博士>オーキド博士(ポケモン)]] 最初はシゲルにのみポケモンをあげるつもりだったが、草むらに勝手に入ったサトシのポケモン好きを見て彼にもポケモンをあげる事にした。 息子夫婦を事故で亡くし孫達を育てる為、[[図鑑>ポケモン図鑑]]完成を断念した過去を持つ。 最後に残ったフシギダネを[[フシギバナ]]まで育てあげる。   ・サトシのお母さん 明るくておおらか。 ポケモンを使うと[[ボール>モンスターボール(ポケモン)]]が手に強く当たるという事で手袋をプレゼントしたり、ダウンしたサトシを本人には内緒で徹夜で看病したりと、本当にいい人。 ・[[シゲルのお姉さん>ナナミ(ポケモン)]] 美人で優しいが、心配性。 シゲルに渡すなと言われていたタウンマップを良かれと思い内緒でサトシに渡してしまうが… シゲルの一番の理解者で、終盤オーキド博士からきつい説教をされかけた弟を庇う。 ・ボーイスカウト トキワシティでサトシに会い、ポケモン捕獲のアドバイスをする。 ニビシティで再会し、サトシにタケシについて説明する。 原作にて「タケシさんに ちょうせん なんて 10000こうねん はやいんだよ!」と言って勝負を挑んでくるトレーナーと恐らく同一人物だが、 こちらの彼はニビジムに連行してくる人物と統合されていることもあってか、ジムに挑もうとするサトシに友好的。 ・[[タケシ>タケシ(ポケモン)]] ゲーム通り上半身裸。 力押しの古いやり方しか出来ない為、その厳しさから挑戦者はおろか門下生まで減り、ボーイスカウトただ一人に。 サトシがピカチュウを友だちと言った事で、考え方を改める。&s(){さすがに同行はしない。} 手持ちは[[イワーク>イワーク/ハガネール]]。   ・[[カスミ>カスミ(ポケモン)]] ゲーム通りビキニ。 カナヅチのサトシとピカチュウに対して泳ぎを教えてくれる親切心溢れる性格。 悪人に狙われるという理由で秘密裏に育てていた[[パウワウ>ジュゴン(ポケモン)]]を、自身では敵わなかったロケット団に勝ったサトシにふたご島に帰してくるように託す。&s(){当然同行はしない。} 手持ちは[[スターミー]]。 ・[[マサキ>マサキ(ポケモン)]] ちゃんとソネザキという名字も登場している。天然パーマのニドラン♂。 サトシが冗談で言ったニドラン♀と合体してニドランニューハーフになる実験を行おうとする(本当に行い、サトシを呆れさせた)位、好奇心旺盛。 ・船長 [[サントアンヌ号]]の船長。乗り物に弱く、軍人だった昔はよく戦車に酔った。元中尉。 軍人時代の得意技はいあいぎりだった。 ・ポケモン大好きクラブ会長 手持ちの[[オニドリル]]にドン引きされるレベルの話好き。 ・[[マチス>マチス(ポケモン)]] あだ名はサンダース軍曹。 かつての船長の部下であり、誤って斬り倒した木が船長に向かって倒れたのを見て、そのまま振り向きもせず部隊からも[[国>イッシュ地方(ポケモン)]]からも逃げ出した。 船長と再会した後はジムを休んでサントアンヌ号に乗る事にした。 手持ちは[[エレブー>エレキブル]]。   ・[[エリカ>エリカ(ポケモン)]] お隣とジムを間違えるレベルの天然。 試合中にエリカのピンチを救う為場外の反則をしてしまったサトシを認める。 なんか今までのキャラよりやたら作画に力が入っている気がする。 手持ちは[[ラフレシア>ラフレシア(ポケモン)]]。 [[ポケモンタワー]]へ向かうサトシに、「死者を弔う気持ちが伝われば、ゴーストポケモンもむやみに襲ってこないだろう」と、 その意図を示せる白い花束をくれた。 ・[[フジ老人>フジ(ポケモン)]] ポケモンの笛を守る為、ポケモンタワーに4日間幽閉された。 その一件の後も意外な場所で再登場、ある人物の心を溶かす切っ掛けを作った。 過去に[[ガラガラ>ガラガラ(ポケモン)]](ロケット団に殺されたものと同個体)を所持しており、 その霊は[[ゴースト>ゲンガー]]の姿で登場、ロケット団を撃退した。 ・[[サファリゾーン>サファリゾーン(ポケモン)]]の園長 [[ヤドン>ヤドラン]]そっくりな顔。幼なじみのキョウに入れ歯を盗まれる。 外見通り温厚な性格で、キョウの意見を汲み昔から暮らしているポケモンを取り入れていたり、入れ歯の件も自然を愛するがゆえに行ったことだからとキョウを許した。 ・[[キョウ>キョウ(ポケモン)]] 他と違い、サファリゾーンでの戦いとなる。素直じゃない性格。要はツンデレ。 サファリゾーンを作った園長に対して、元の自然を壊したという抗議として入れ歯を盗む。やり方が子供じみてたことは自覚していた。 手持ちは[[マタドガス]]。 ・[[ナツメ>ナツメ(ポケモン)]] よくテレポートを失敗するドジっ娘属性のエスパー。サトシと共にシルフビルで戦う。カラテ大王に惚れられている。 テレポートの到着地を誤り上空に出現した瞬間にサトシと出会ったのだが、その際に彼が発した第一声は「[[空から女の子が!?>天空の城ラピュタ]]」 相手の作戦を読んで勝っていたが、サトシに諭されて予知能力の使用を止める。 エリカ同様、他より作画に気合いが入っている気がする。 [[ジムリーダー>ジムリーダー(ポケモン)]]では唯一手持ちが作中で出てこなかった。 ・カラテ大王 ロケット団に支配されたヤマブキシティをナツメと取り戻したいと考えている。 暑苦しい性格でナツメに惚れている。 ちなみに「カラテ大王」は師範から受け継いだ名前。 ・[[カツラ>カツラ(ポケモン)]] カツラ代わりにコンパンを被せてはいけない。 長年[[フリーザー>フリーザー(ポケモン)]]を追っているが、[[伝説のポケモン]]は一度自分を襲った者の前には二度と姿を現さない為、一度逃げられたフリーザーに会えずにいる。 手持ちは[[ウインディ>ウインディ(ポケモン)]]、[[ポニータ>ギャロップ(ポケモン)]](過去)。 ・[[サカキ>サカキ(ポケモン)]] [[ロケット団>ロケット団(ポケモン)]]のリーダー。サトシのアジト侵入時にはスルー、ポケモンタワーにて初めて対面する。 二度目はシルフビルで、社長に[[マスターボール]]を渡すよう迫るが、サトシと戦っている最中に自分の[[ニドクイン]]の毒針が命中して撤退を余儀なくされる。 三度目はトキワジムにて。サトシとキチンとした形でケリをつける為に戦うが敗れる。 #openclose(show=▷ネタバレ注意!){ 彼がロケット弾を結成した理由は、まだサカキがポケモンを愛するトレーナーだったころにさかのぼる。一番かわいがっていた[[ニドキング]]とともにイワヤマトンネルの落盤事故に巻き込まれた時にニドキングは彼をおいて逃げてしまい、それ以来サカキは「ポケモンは所詮ケダモノであり、心が通じるだの、友情や愛情だのは嘘っぱち」だという考えになってしまったのだ。 しかし、そのことを語った直後にフジ老人が現れる。ポケモンタワー襲撃の際、壊れた墓から「ニドキングの角」をみつけたフジ老人は、サカキの正体を思い出し、ニドキングが逃げた真相を語る。 実はニドキングは逃げたのではなく、サカキの危機を知らせに言ってたのだった。しかし、深手を負っていたせいで命が尽きてしまい、大けがで苦しむサカキにそのことを言いそびれたのである。 ニドキングの件の真実を知り、原作同様解散する…と思いきや、ロケット団という組織が大きくなり、戻れないところまで来てしまっていた。そのためリーダーとはいえサカキの一存では解散は出来ず、「サトシの前に二度と姿を現さない」ことだけを約束し、グリーンバッジを渡すとその場を去っていった… かなり後味が悪い展開だが、実際に解散宣言をした原作では、[[次回作>ポケットモンスター 金・銀・クリスタル]]にて残党によるロケット団復活の動きが出ており、ある意味では後の原作の展開の予言ともとれる。 } 手持ちは[[カイリキー]](ポケモンタワー)、ニドクイン(シルフビル)、[[サイドン>ドサイドン]](トキワジム)、ニドキング(過去)。 また未登場の段階にて、サトシが噂だけ聞いて想像していた場面では[[ガルーラ]]らしきシルエットのポケモンも連れていたが、作中では手持ちとして出てきていない。 ・[[四天王>してんのう(ポケモン)]] やたらミニスカでメガネを外し素顔を見せてくれる[[カンナ>カンナ(ポケモン)]]、いい具合の筋肉な[[シバ>シバ(ポケモン)]]、どこかいいお婆さんっぽい[[キクコ>キクコ(ポケモン)]]、軟らかいタッチなのになんか貫禄のある[[ワタル>ワタル(ポケモン)]]。 カンナ戦からワタル戦勝利まで僅か5ページ。 手持ちはそれぞれ[[パルシェン]]、[[サワムラー]]、[[ゲンガー]]、[[カイリュー]]。 すべての追記・修正ゲットだぜ!! #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,13) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ピカチュウがライチュウに進化するシーンが一番好き -- 名無しさん (2014-10-03 19:13:15) - 好きだったな、この漫画。…でも最後の見開きで残り全部出して「151匹全部登場!」は詐欺だと思うw -- 名無しさん (2014-11-08 04:15:39) - 初期作品故かリザードンの角が一本だったな、確か。この漫画に憧れて自分もライチュウにした思い出がある。四天王戦は駆け足な割に、すごくかわいい眼鏡無しカンナでコマを取っていた気がするw -- 名無しさん (2014-11-08 11:03:33) - 原作未読だけど、ニビジム強制連行の理由が気になる -- 名無しさん (2014-11-08 16:37:01) - ↑タケシのやり方が古いと門下生が一人(連行する少年)を残して去ってしまったのが理由だった気がする。 -- 名無しさん (2014-11-13 23:18:53) - カツラ…、今の世代だったら一度倒しても再度殿堂入りすれば(種類によっては場所移動するだけで)再開できるんだよな。 -- 名無しさん (2015-01-18 10:20:43) - この話のサカキって手持ちのニドキングが手負いの状態ながら助けを求めに行ってそのまま戻ってこなかった事で自分が裏切られたと思っていたんだっけ? -- 名無しさん (2015-02-25 20:35:20) - ↑2 それっぽく言うと実力(殿堂入り)を示せば再度会う事ができるって感じだよね -- 名無しさん (2015-08-12 01:30:33) - ページの都合が付かなかったのだろうけどナツメの手持ちとキクコ戦で突然サトシの手持ちで出てきたフーディンが勿体ないと思う。ナツメの「ザコは私が!」の場面でなんとかフーディン一匹くらい出せたと思うし、キクコ相手はゲンガーに変身したメタモンにしてあげてほしかった -- 名無しさん (2016-03-16 20:10:28) - 最近まで作者が中村里美さんだって知らなかったよ。マリオの4コマのイメージが強かったのもあったし -- 名無しさん (2023-07-09 14:42:19) - 僕の近所のクリニックの待合室にその本が今も置いてあった。 -- 名無しさん (2023-09-11 20:22:31) #comment #areaedit(end) }

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