新選組!

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&font(#6495ED){登録日}:2011/05/26 (木) 05:29:20 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &bold(){&color(#00849C){いとしき友はいずこに}} &bold(){&color(#00849C){望みは露と消えても}} &bold(){&color(#00849C){忘れはせぬ 熱き思い}} &bold(){&color(#00849C){誠の名に集いし遠い日を}} &bold(){&color(#00849C){あの旗に託した夢を}} (ジョン・健・ヌッツォ『新撰組!』オープニングテーマ) 新選組!』とは、2004年1月11日から同年12月12日に放映された[[NHK大河ドラマ]]である。 全49話。脚本は三谷幸喜、主演はSMAP(当時)の香取慎吾。 *●概要 [[新選組]]局長・近藤勇を主人公にした作品。 大河ドラマ第43作目を飾ったこの作品は、現在でも最多の出演者数を誇りながら、 当時若手だった俳優や、劇場界で活躍する舞台俳優を多く起用したため非常に若さ溢れる作品に仕上がっている。 *●作風 名だたる大河ドラマ至上においてかなりの異色作として今でも語られている。 簡単な例として、 ・11年ぶりにテーマ曲に歌詞が付いている(11年ぶり) ・タイトルに「!」が付けられている ・劇中の語りが一切無い(但し、史実の説明を除く。歴史ドラマではかなり異例であると言える) ……等々。 どちらかといえば、民放のドラマらしい雰囲気を持った作品である。 その為か、古来の大河ドラマファンに評価されなかったか放映時の視聴率はあまり振るわず最高が初回の26.3%、平均でも17.4%程度にとどまってしまった。 しかし、支持するファンも多く、山南敬助が切腹死した際には実際に切腹が行われた場所にて追悼式が行われたほど。 さらには当作品の続編を多く望む声に押され、なんと2006年に正月時代劇として『新選組!!土方歳三最後の一日』が放送された。 当然、これもかなり異例な出来事である。そして土方役の山本耕史は後に朝の[[連続テレビ小説>連続テレビ小説(朝ドラ)]]『あさが来た』でも土方としてゲスト出演している(「豪商に強引に融資を依頼する」という実話ベースとはいえ、微妙にアレなエピソードだったが)。 時代劇だが、当然ドラマであるため史実と異なる場面も見られるところはご愛敬。 されど、「今までとは違う、新しい新選組の物語を作りたい」という三谷氏の思いから、 創作とされる池田屋の大階段を無くすなど史実に忠実に作り込みつつ、 比較的に闇に包まれたシーン…例えば坂本龍馬暗殺の局面に於いて、新選組が坂本龍馬を救出しようとした新選組救出説として描くなど、 所々に「こうであったらいいな」というIF要素が散りばめられ、贔屓目ながらもかなり面白いストーリーに仕上がっている。 …とはいえ、江戸にいたころ近藤勇や坂本龍馬、桂小五郎らに面識があった、というのは流石に無理があるように思われるが、 その時期にどの辺りに誰が住んでいたかなど、資料で判明していた事と緻密に照らし合わせた上で、ストーリーが組み立てられている。 また、新選組ファンへのサービスとしてか、昭和版『新選組血風録』『[[燃えよ剣>燃えよ剣(小説)]]』で土方を演じた栗塚旭が土方の兄為次郎役で、沖田を演じた島田順司が沖田最後の地となった植木屋の主人役でゲスト出演している。 基本的に一話の中で一日の時間が過ぎて行く。 その為、話と話の間が一ヶ月ほど開いてしまうこともよくあるが、あまり気にならなかったりする。 激動の幕末を生きる、近藤勇率いる新選組を待ち受ける数奇な運命とは。 *●登場人物 ※登場人物が多すぎる為分割して建てるつもりです。※ *●余談 **◆アニヲタ的なキャスト紹介 ・局長 近藤勇役・香取慎吾:リーヤ(アニメ版『赤ずきんチャチャ』)orハットリカンゾウ(実写映画版『忍者ハットリくん』)or[[両津勘吉]](ドラマ版[[こちら葛飾区亀有公園前派出所]]) ・副長 土方歳三役・山本耕史:花沢類(アニメ版『花より男子』)or雅(実写映画版『[[彼岸島]]』)or[[仮面ライダー1型>飛電其雄/仮面ライダー1型]](『[[仮面ライダーゼロワン]]』 / 『[[仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション]]』) ・筆頭局長 芹沢鴨役・佐藤浩市:山岡士郎(実写映画版『[[美味しんぼ]]』)orマイク・デイビス(アニメ映画『ペンギンズ・メモリー 幸福物語』) ・総長 山南敬介役・堺雅人:[[白鳥麗次]](初代・テレビアニメ版『こちら葛飾区亀有公園前派出所』)or[[古美門研介>古美門研介(リーガル・ハイ)]](『[[リーガル・ハイ]]』)or半沢直樹(『[[半沢直樹>半沢直樹(テレビドラマ)]]』) ・参謀 伊東甲子太郎役・谷原章介:道明寺司(実写映画版『花より男子』)or光山杏仁(映画『[[ハンサム★スーツ]]』) ・一番隊組長 沖田総司役・[[藤原竜也]]:[[夜神月>夜神月(DEATH NOTE)]](実写映画版『[[DEATH NOTE>DEATH NOTE(漫画)]]』)or[[伊藤開司]](実写映画『カイジ 人生逆転ゲーム』)or[[志々雄真実]](実写映画『[[るろうに剣心 京都大火編 / 伝説の最期編』>るろうに剣心(実写映画)]]) ・二番隊組長 永倉新八役・山口智充:[[DJサガラ]]([[仮面ライダー鎧武]])orメーター(日本語吹き替え版『[[カーズ>カーズ(映画)]]』) ・三番隊組長 斎藤一・オダギリジョー:[[五代雄介]]([[仮面ライダークウガ]]) ・四番隊組長 松原忠司役・甲本雅裕:佐原(アニメ『逆境無頼カイジ Ultimate Survivor』)or緒方薫([[踊る大捜査線>踊る大捜査線(ドラマ)]]) ・五番隊組長 武田観柳斎役・八嶋智人:ドラキュラ(ドラマ版『[[怪物くん]]』) ・六番隊組長 井上源三郎役・小林隆:グレアム・エバート・ノエルバーカー(OVA版『銀河英雄伝説』)or向島音吉([[古畑任三郎>古畑任三郎(ドラマ)]]) ・七番隊組長 谷三十郎役・まいど豊:マル補佐官秘書([[ウルトラマンメビウス]]) ・八番隊組長 藤堂平助役・中村勘太郎(現・6代目中村勘九郎):[[近藤勲]](実写映画版『[[銀魂]]』) ・十番隊組長 原田左之助役・山本太郎:[[スパイダー・ドーパント]]([[仮面ライダーOOO×仮面ライダーW feat.スカル MOVIE大戦CORE]]) ・監察兼伍長 島田魁役・[[照英]]:ギンガブルー([[星獣戦隊ギンガマン]]) ・勘定方 河合耆三郎役・大倉孝二:古田織部(アニメ版『へうげもの』)or老子(月9ドラマ『[[西遊記>西遊記(中国古典)]]』 ・七番隊組長の弟兼局長の養子 近藤周平役・浅利陽介:[[真壁誠]](ドラマ『金田一少年の事件簿N』)or青木年男([[相棒>相棒(ドラマ)]]) ・局長の妻 近藤つね役・田畑智子:ナニ・ペレカイ(日本語吹き替え版『リロ・アンド・スティッチ』) ・局長の義父 近藤周斎役・田中邦衛:黒板五郎(『北の国から』シリーズ)or[[次元大介]](映画『ルパン三世 念力珍作戦』) ・局長の愛人 深雪太夫役・優香:栗田ゆう子(21世紀ドラマ版『美味しんぼ』) ・局長の知人 滝本捨助役・中村獅童:[[リューク(DEATH NOTE)]] ・海援隊隊長 [[坂本龍馬]]役・江口洋介:[[斎藤一>斎藤一(るろうに剣心)]](実写映画版『[[るろうに剣心>るろうに剣心(実写映画)]]』) ・薩摩藩軍賦役 西郷隆盛役・宇梶剛士:[[鴻上光生]]([[仮面ライダーOOO]]) ・長州藩士 桂小五郎役・石黒賢:石川玄(振り返れば奴がいる)or右京友弘([[ショムニ]]) ・天然理心流の後援者:犬屋敷壱郎(アニメ版『[[いぬやしき]]』) ・松代藩の蘭学者 佐久間象山役・石坂浩二:[[ウルトラQ]]のナレーター ・寺田屋女将 お登勢役・戸田恵子:[[アンパンマン]]([[それいけ!アンパンマン]]) ・新選組の居候先の娘さん 八木ひで役・吹石一恵:[[ジュリ>ウルトラマンジャスティス]](映画『[[ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE]]』) ・会津藩主 松平容保役・筒井道隆:フグ田マスオ(21世紀ドラマ版『[[サザエさん]]』) ・五稜郭トップ 榎本武揚役・草彅剛→片岡愛之助:支倉浩一(アニメ版『[[姫ちゃんのリボン]]』)→[[黒崎駿一>黒崎駿一(半沢直樹)]](半沢直樹)or[[仮面ライダーマルス>コウガネ/仮面ライダーマルス/仮面ライダー邪武]]([[劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!]]) ・函館まで付き合った隊士 [[蟻通勘吾]]役・山崎樹範:ドミニク・ソレル([[交響詩篇エウレカセブン]])or浅野真平(テレビドラマ版『[[電車男]]』) …本作より後に作られたものもカウントしたが、アニメ・特撮等に関わった人物が多めである。 また同じ脚本家繋がりか、『[[王様のレストラン>王様のレストラン(ドラマ)]]』や刑事ドラマ『[[古畑任三郎>古畑任三郎(ドラマ)]]』への出演経験のある俳優も多い。 **◆出演者に関する小ネタ 山南敬助役の堺雅人氏はこの12年後の2016年、同じ三谷幸喜が脚本を手掛けた大河ドラマ『真田丸』で主演を担当。脚本が同じなことからか、一部の『新選組!』キャストも出演していた。 また、藤堂平助役の中村勘太郎(現・6代目中村勘九郎)氏も、2019年に『いだてん ~東京オリムピック噺~』にて主演の一人に選ばれ、同作には終盤三谷幸喜が俳優としてゲスト出演していた。 土方歳三役の山本耕史、井上源三郎役の小林隆、お梅役の鈴木京香は三谷脚本の大河フル出演済み。((本作の後日談を描いた特別編である『新撰組‼︎ 土方歳三 最後の一日』を含めると、片岡愛之助もフル出演になる。演じた役はそれぞれ榎本武揚(土方歳三 最後の一日)、大谷吉継(真田丸)、北条宗時(鎌倉殿の13人)。)) &bold(){山本耕史} 『新撰組!』(土方歳三) 『真田丸』(石田三成) 『[[鎌倉殿の13人]]』(三浦義村) &bold(){小林隆} 『新撰組!』(井上源三郎) 『真田丸』( 片桐且元) 『[[鎌倉殿の13人]]』(三善康信) &bold(){鈴木京香} 『新撰組!』(お梅) 『真田丸』(北政所) 『[[鎌倉殿の13人]]』(丹後局) この作品に俳優で殺陣師の野添義弘が芹沢鴨に扇で殴られる会津藩士として、同じく俳優の矢柴俊博が町人の役で出演。前者は後に鎌倉殿の13人で源頼朝の側近安達盛長役で、後者は後白河上皇の腰巾着にして源頼家の蹴鞠の先生である平知康役で出演したが、「&bold(){あの時の名もない兵士と町人が立派になって嬉しかった}」と鎌倉殿の13人で主演を務めた小栗旬との対談の中で語っている(鎌倉殿の13人THE MAKING より)。 「………冥殿、 俺は本家よりもWikiらしく追記・修正してみせる 日本一アニオタの心を持ったWikiになってみせる」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,15) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - なんだかんだ言われてるけど、俺の中では一番楽しめた大河 -- 名無しさん (2015-04-19 23:54:40) - 史実と照らしあわせて無理がある……なんて言うと、そもそも子母沢寛とか司馬遼太郎の時点で大分デタラメなので……小説やドラマなので当たり前。 -- 名無しさん (2015-04-20 01:43:37) - これ、母親が毎週のよう見てたなあ。懐かしい。サントラ持ってるけど、作曲者の服部さんすごいよね。鳥肌モノ。 -- 名無しさん (2015-12-31 05:17:34) - 三谷さんの脚本はさすがだったし、以外と香取くんの演技もよかったのだけど、なぜ大河の主人公をやっている年に、ハットリくんなってB級映画の仕事を受けるんだジャニーズ……おかげで、夏頃は主人公がほとんど不在の回ができてしまう始末。 -- 名無しさん (2016-03-28 02:49:04) - 登場人物が多すぎる為分割して建てるつもりです、って書いたまま5年間放置されてるのか…… -- 名無しさん (2016-05-20 02:16:28) - 本当に多いからなぁw -- 名無しさん (2017-03-19 09:06:03) - 沖田「土方さんも嘘が下手だな。 本当はもうみんな居ないんだ・・」 こういうハッとさせる台詞はさすがの上手さだな。 -- 名無しさん (2017-04-25 12:21:20) - 斎藤一の一人でモアイ彫ってたり、源三郎が討たれた時や永倉が離脱した時の普段と違う熱い演技が好きだった。 -- 名無しさん (2018-12-17 21:01:54) - 大好きなドラマだったけど、第45回の予告編にひっくり返った。 -- 名無しさん (2019-10-23 07:04:41) - 「第45回、『源さん、死す』、ご期待ください!」いや、源さんが鳥羽伏見の戦いで戦死するのは最初から知ってるけどさ… -- 名無しさん (2019-10-23 07:07:08) - なんで伊東甲子太郎のような異分子を加入させたのか、「新選組始末記」を何度読んでも分からず、市川崑およびその他の映像作品を見ても全く分からなかったが、このドラマを見てようやく納得できた…って、これも三谷先生独自の解釈の産物なんだろうけど。再放送するともろに山本太郎宣伝番組になっちゃうので無理なのかなあ。 -- 名無しさん (2020-05-30 18:06:49) - 今のNHKは現政権とズブズブだからまずやらないだろうね。 -- 名無しさん (2020-08-05 19:44:58) - こっちのヒーローな方も良いけど龍馬伝の悪役新撰組も中々 -- 名無しさん (2022-06-15 11:22:15) - 22年1月に(鎌倉殿の番宣込みで)スペシャルの再放送してたね -- 名無しさん (2023-01-02 20:00:42) - 放送開始直後、某腐った少女漫画家(当時腐った新撰組物連載中)が「私の沖田総司はこんなんじゃない!」とか言ってフジコしてたっけなぁ。 -- 名無しさん (2023-01-07 23:48:10) - ↑三谷幸喜もその作者のコメント読んだらしく結構傷ついたらしい -- 名無しさん (2023-01-08 01:07:25) - ↑5山本太郎議員(・・? -- 名無しさん (2023-06-08 16:14:47) - 「ジョン・健・ヌッツォ」大河観る度うめく父 by吉田戦車 -- 名無しさん (2023-06-08 19:43:04) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/05/26 (木) 05:29:20 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &bold(){&color(#00849C){いとしき友はいずこに}} &bold(){&color(#00849C){望みは露と消えても}} &bold(){&color(#00849C){忘れはせぬ 熱き思い}} &bold(){&color(#00849C){誠の名に集いし遠い日を}} &bold(){&color(#00849C){あの旗に託した夢を}} (ジョン・健・ヌッツォ『新撰組!』オープニングテーマ) 新選組!』とは、2004年1月11日から同年12月12日に放映された[[NHK大河ドラマ]]である。 全49話。脚本は三谷幸喜、主演はSMAP(当時)の香取慎吾。 *●概要 [[新選組]]局長・近藤勇を主人公にした作品。 大河ドラマ第43作目を飾ったこの作品は、現在でも最多の出演者数を誇りながら、 当時若手だった俳優や、劇場界で活躍する舞台俳優を多く起用したため非常に若さ溢れる作品に仕上がっている。 *●作風 名だたる大河ドラマ至上においてかなりの異色作として今でも語られている。 簡単な例として、 ・11年ぶりにテーマ曲に歌詞が付いている(11年ぶり) ・タイトルに「!」が付けられている ・劇中の語りが一切無い(但し、史実の説明を除く。歴史ドラマではかなり異例であると言える) ……等々。 どちらかといえば、民放のドラマらしい雰囲気を持った作品である。 その為か、古来の大河ドラマファンに評価されなかったか放映時の視聴率はあまり振るわず最高が初回の26.3%、平均でも17.4%程度にとどまってしまった。 しかし、支持するファンも多く、山南敬助が切腹死した際には実際に切腹が行われた場所にて追悼式が行われたほど。 さらには当作品の続編を多く望む声に押され、なんと2006年に正月時代劇として『新選組!!土方歳三最後の一日』が放送された。 当然、これもかなり異例な出来事である。そして土方役の山本耕史は後に朝の[[連続テレビ小説>連続テレビ小説(朝ドラ)]]『あさが来た』でも土方としてゲスト出演している(「豪商に強引に融資を依頼する」という実話ベースとはいえ、微妙にアレなエピソードだったが)。 時代劇だが、当然ドラマであるため史実と異なる場面も見られるところはご愛敬。 されど、「今までとは違う、新しい新選組の物語を作りたい」という三谷氏の思いから、 創作とされる池田屋の大階段を無くすなど史実に忠実に作り込みつつ、 比較的に闇に包まれたシーン…例えば坂本龍馬暗殺の局面に於いて、新選組が坂本龍馬を救出しようとした新選組救出説として描くなど、 所々に「こうであったらいいな」というIF要素が散りばめられ、贔屓目ながらもかなり面白いストーリーに仕上がっている。 …とはいえ、江戸にいたころ近藤勇や坂本龍馬、桂小五郎らに面識があった、というのは流石に無理があるように思われるが、 その時期にどの辺りに誰が住んでいたかなど、資料で判明していた事と緻密に照らし合わせた上で、ストーリーが組み立てられている。 また、新選組ファンへのサービスとしてか、昭和版『新選組血風録』『[[燃えよ剣>燃えよ剣(小説)]]』で土方を演じた栗塚旭が土方の兄為次郎役で、沖田を演じた島田順司が沖田最後の地となった植木屋の主人役でゲスト出演している。 基本的に一話の中で一日の時間が過ぎて行く。 その為、話と話の間が一ヶ月ほど開いてしまうこともよくあるが、あまり気にならなかったりする。 激動の幕末を生きる、近藤勇率いる新選組を待ち受ける数奇な運命とは。 *●登場人物 ※登場人物が多すぎる為分割して建てるつもりです。※ *●余談 **◆アニヲタ的なキャスト紹介 ・局長 近藤勇役・香取慎吾:リーヤ(アニメ版『赤ずきんチャチャ』)orハットリカンゾウ(実写映画版『忍者ハットリくん』)or[[両津勘吉]](ドラマ版[[こちら葛飾区亀有公園前派出所]]) ・副長 土方歳三役・山本耕史:花沢類(アニメ版『花より男子』)or雅(実写映画版『[[彼岸島]]』)or[[仮面ライダー1型>飛電其雄/仮面ライダー1型]](『[[仮面ライダーゼロワン]]』 / 『[[仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション]]』) ・筆頭局長 芹沢鴨役・佐藤浩市:山岡士郎(実写映画版『[[美味しんぼ]]』)orマイク・デイビス(アニメ映画『ペンギンズ・メモリー 幸福物語』) ・総長 山南敬介役・堺雅人:[[白鳥麗次]](初代・テレビアニメ版『こちら葛飾区亀有公園前派出所』)or[[古美門研介>古美門研介(リーガル・ハイ)]](『[[リーガル・ハイ]]』)or半沢直樹(『[[半沢直樹>半沢直樹(テレビドラマ)]]』) ・参謀 伊東甲子太郎役・谷原章介:道明寺司(実写映画版『花より男子』)or光山杏仁(映画『[[ハンサム★スーツ]]』) ・一番隊組長 沖田総司役・[[藤原竜也]]:[[夜神月>夜神月(DEATH NOTE)]](実写映画版『[[DEATH NOTE>DEATH NOTE(漫画)]]』)or[[伊藤開司]](実写映画『カイジ 人生逆転ゲーム』)or[[志々雄真実]](実写映画『[[るろうに剣心 京都大火編 / 伝説の最期編』>るろうに剣心(実写映画)]]) ・二番隊組長 永倉新八役・山口智充:[[DJサガラ]]([[仮面ライダー鎧武]])orメーター(日本語吹き替え版『[[カーズ>カーズ(映画)]]』) ・三番隊組長 斎藤一・オダギリジョー:[[五代雄介]]([[仮面ライダークウガ]]) ・四番隊組長 松原忠司役・甲本雅裕:佐原(アニメ『逆境無頼カイジ Ultimate Survivor』)or緒方薫([[踊る大捜査線>踊る大捜査線(ドラマ)]]) ・五番隊組長 武田観柳斎役・八嶋智人:ドラキュラ(ドラマ版『[[怪物くん]]』) ・六番隊組長 井上源三郎役・小林隆:グレアム・エバート・ノエルバーカー(OVA版『銀河英雄伝説』)or向島音吉([[古畑任三郎>古畑任三郎(ドラマ)]]) ・七番隊組長 谷三十郎役・まいど豊:マル補佐官秘書([[ウルトラマンメビウス]]) ・八番隊組長 藤堂平助役・中村勘太郎(現・6代目中村勘九郎):[[近藤勲]](実写映画版『[[銀魂]]』) ・十番隊組長 原田左之助役・山本太郎:[[スパイダー・ドーパント]]([[仮面ライダーOOO×仮面ライダーW feat.スカル MOVIE大戦CORE]]) ・監察兼伍長 島田魁役・[[照英]]:ギンガブルー([[星獣戦隊ギンガマン]]) ・勘定方 河合耆三郎役・大倉孝二:古田織部(アニメ版『へうげもの』)or老子(月9ドラマ『[[西遊記>西遊記(中国古典)]]』 ・七番隊組長の弟兼局長の養子 近藤周平役・浅利陽介:[[真壁誠]](ドラマ『金田一少年の事件簿N』)or青木年男([[相棒>相棒(ドラマ)]]) ・局長の妻 近藤つね役・田畑智子:ナニ・ペレカイ(日本語吹き替え版『リロ・アンド・スティッチ』) ・局長の義父 近藤周斎役・田中邦衛:黒板五郎(『北の国から』シリーズ)or[[次元大介]](映画『ルパン三世 念力珍作戦』) ・局長の愛人 深雪太夫役・優香:栗田ゆう子(21世紀ドラマ版『美味しんぼ』) ・局長の知人 滝本捨助役・中村獅童:[[リューク(DEATH NOTE)]] ・海援隊隊長 [[坂本龍馬]]役・江口洋介:[[斎藤一>斎藤一(るろうに剣心)]](実写映画版『[[るろうに剣心>るろうに剣心(実写映画)]]』) ・薩摩藩軍賦役 西郷隆盛役・宇梶剛士:[[鴻上光生]]([[仮面ライダーOOO]]) ・長州藩士 桂小五郎役・石黒賢:石川玄(振り返れば奴がいる)or右京友弘([[ショムニ]]) ・天然理心流の後援者:犬屋敷壱郎(アニメ版『[[いぬやしき]]』) ・松代藩の蘭学者 佐久間象山役・石坂浩二:[[ウルトラQ]]のナレーター ・寺田屋女将 お登勢役・戸田恵子:[[アンパンマン]]([[それいけ!アンパンマン]]) ・新選組の居候先の娘さん 八木ひで役・吹石一恵:[[ジュリ>ウルトラマンジャスティス]](映画『[[ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE]]』) ・会津藩主 松平容保役・筒井道隆:フグ田マスオ(21世紀ドラマ版『[[サザエさん]]』) ・五稜郭トップ 榎本武揚役・草彅剛→片岡愛之助:支倉浩一(アニメ版『[[姫ちゃんのリボン]]』)→[[黒崎駿一>黒崎駿一(半沢直樹)]](半沢直樹)or[[仮面ライダーマルス>コウガネ/仮面ライダーマルス/仮面ライダー邪武]]([[劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!]]) ・函館まで付き合った隊士 [[蟻通勘吾]]役・山崎樹範:ドミニク・ソレル([[交響詩篇エウレカセブン]])or浅野真平(テレビドラマ版『[[電車男]]』) …本作より後に作られたものもカウントしたが、アニメ・特撮等に関わった人物が多めである。 また同じ脚本家繋がりか、『[[王様のレストラン>王様のレストラン(ドラマ)]]』や刑事ドラマ『[[古畑任三郎>古畑任三郎(ドラマ)]]』への出演経験のある俳優も多い。 **◆出演者に関する小ネタ 山南敬助役の堺雅人氏はこの12年後の2016年、同じ三谷幸喜が脚本を手掛けた大河ドラマ『真田丸』で主演を担当。脚本が同じなことからか、一部の『新選組!』キャストも出演していた。 また、藤堂平助役の中村勘太郎(現・6代目中村勘九郎)氏も、2019年に『いだてん ~東京オリムピック噺~』にて主演の一人に選ばれ、同作には終盤三谷幸喜が俳優としてゲスト出演していた。 土方歳三役の山本耕史、井上源三郎役の小林隆、お梅役の鈴木京香は三谷脚本の大河フル出演済み。((本作の後日談を描いた特別編である『新選組‼︎ 土方歳三 最後の一日』を含めると、片岡愛之助もフル出演になる。演じた役はそれぞれ榎本武揚(土方歳三 最後の一日)、大谷吉継(真田丸)、北条宗時(鎌倉殿の13人)。)) &bold(){山本耕史} 『新撰組!』(土方歳三) 『真田丸』(石田三成) 『[[鎌倉殿の13人]]』(三浦義村) &bold(){小林隆} 『新撰組!』(井上源三郎) 『真田丸』( 片桐且元) 『[[鎌倉殿の13人]]』(三善康信) &bold(){鈴木京香} 『新撰組!』(お梅) 『真田丸』(北政所) 『[[鎌倉殿の13人]]』(丹後局) この作品に俳優で殺陣師の野添義弘が芹沢鴨に扇で殴られる会津藩士として、同じく俳優の矢柴俊博が町人の役で出演。前者は後に鎌倉殿の13人で源頼朝の側近安達盛長役で、後者は後白河上皇の腰巾着にして源頼家の蹴鞠の先生である平知康役で出演したが、「&bold(){あの時の名もない兵士と町人が立派になって嬉しかった}」と鎌倉殿の13人で主演を務めた小栗旬との対談の中で語っている(鎌倉殿の13人THE MAKING より)。 「………冥殿、 俺は本家よりもWikiらしく追記・修正してみせる 日本一アニオタの心を持ったWikiになってみせる」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,15) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - なんだかんだ言われてるけど、俺の中では一番楽しめた大河 -- 名無しさん (2015-04-19 23:54:40) - 史実と照らしあわせて無理がある……なんて言うと、そもそも子母沢寛とか司馬遼太郎の時点で大分デタラメなので……小説やドラマなので当たり前。 -- 名無しさん (2015-04-20 01:43:37) - これ、母親が毎週のよう見てたなあ。懐かしい。サントラ持ってるけど、作曲者の服部さんすごいよね。鳥肌モノ。 -- 名無しさん (2015-12-31 05:17:34) - 三谷さんの脚本はさすがだったし、以外と香取くんの演技もよかったのだけど、なぜ大河の主人公をやっている年に、ハットリくんなってB級映画の仕事を受けるんだジャニーズ……おかげで、夏頃は主人公がほとんど不在の回ができてしまう始末。 -- 名無しさん (2016-03-28 02:49:04) - 登場人物が多すぎる為分割して建てるつもりです、って書いたまま5年間放置されてるのか…… -- 名無しさん (2016-05-20 02:16:28) - 本当に多いからなぁw -- 名無しさん (2017-03-19 09:06:03) - 沖田「土方さんも嘘が下手だな。 本当はもうみんな居ないんだ・・」 こういうハッとさせる台詞はさすがの上手さだな。 -- 名無しさん (2017-04-25 12:21:20) - 斎藤一の一人でモアイ彫ってたり、源三郎が討たれた時や永倉が離脱した時の普段と違う熱い演技が好きだった。 -- 名無しさん (2018-12-17 21:01:54) - 大好きなドラマだったけど、第45回の予告編にひっくり返った。 -- 名無しさん (2019-10-23 07:04:41) - 「第45回、『源さん、死す』、ご期待ください!」いや、源さんが鳥羽伏見の戦いで戦死するのは最初から知ってるけどさ… -- 名無しさん (2019-10-23 07:07:08) - なんで伊東甲子太郎のような異分子を加入させたのか、「新選組始末記」を何度読んでも分からず、市川崑およびその他の映像作品を見ても全く分からなかったが、このドラマを見てようやく納得できた…って、これも三谷先生独自の解釈の産物なんだろうけど。再放送するともろに山本太郎宣伝番組になっちゃうので無理なのかなあ。 -- 名無しさん (2020-05-30 18:06:49) - 今のNHKは現政権とズブズブだからまずやらないだろうね。 -- 名無しさん (2020-08-05 19:44:58) - こっちのヒーローな方も良いけど龍馬伝の悪役新撰組も中々 -- 名無しさん (2022-06-15 11:22:15) - 22年1月に(鎌倉殿の番宣込みで)スペシャルの再放送してたね -- 名無しさん (2023-01-02 20:00:42) - 放送開始直後、某腐った少女漫画家(当時腐った新撰組物連載中)が「私の沖田総司はこんなんじゃない!」とか言ってフジコしてたっけなぁ。 -- 名無しさん (2023-01-07 23:48:10) - ↑三谷幸喜もその作者のコメント読んだらしく結構傷ついたらしい -- 名無しさん (2023-01-08 01:07:25) - ↑5山本太郎議員(・・? -- 名無しさん (2023-06-08 16:14:47) - 「ジョン・健・ヌッツォ」大河観る度うめく父 by吉田戦車 -- 名無しさん (2023-06-08 19:43:04) #comment #areaedit(end) }

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