微妙なひみつ道具

「微妙なひみつ道具」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

微妙なひみつ道具」(2024/03/18 (月) 17:39:11) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2011/01/10 Mon 02:51:57 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 61 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 『[[ドラえもん>ドラえもん(作品)]]』には数多くのひみつ道具が登場する。 それ故か、&font(#0000ff){あまりにも微妙で使い道のわからない、もしくは開発経緯が理解出来ないもの}が多数存在する。 ここではそれを紹介しよう。 なお、[[危険なひみつ道具]]については別項目にて。 #openclose(show=▽目次){ #contents() } *存在理由不明系 効果が限定的、抽象的でイマイチ使いどころが解らない物が多い。 #openclose(show=道具一覧){ #areaedit() ・コジツケール 常人には何がなんだかわからない薬品。&font(#ff0000){多分ドラえもんもわかってない。} とにかくなんでもかんでも強引にこじつけられるらしく、登場話の「[[酒の泳ぐ川>酒の泳ぐ川(ドラえもん)]]」では、酒を鮭とこじつける事で、酒に卵を産ませて繁殖させた。 何気に凄い事をやってるが、いかんせん効果が限定的過ぎて他に使い道があるかも怪しい。 ちなみにこの道具が出る話は何故か文庫版○○編シリーズの感動編に収録されている。感動……? ・スーパーまごの手 わさドラ「シンデレラはどこ行った?」に登場。かゆい所を探して自動でかいてくれる。確かに便利だが・・・ ・遠くの人起こし用目覚まし [[百苦タイマー]]、[[宇宙漂流期>ドラえもん のび太の宇宙漂流記]]に登場。 ニワトリの形をした目覚まし時計で、文字通り遠くの人を起こしてくれる。 ……而してその実態は「&bold(){遠くまで聞こえる程の超大音量で『コケコッコー』と鳴く}」だけ。 それはただの騒音では? ・とう明パンツ 『ドラえもんひみつじてん』で紹介された道具。 生地が透明なパンツ。&bold(){以上}。 [[ロリコン>ロリータ・コンプレックス]]には興奮モノだろうが、普通に考えれば捕まってもおかしくない。 実は[[ドラえもん>ドラえもん(キャラクター)]]の四次元ポケットにプリセットされている=最初から持っている道具の一つ。公式で「役に立たない」と断言されている。 &bold(){じゃあなんで作って持たせたのか……22世紀の理屈はよくわからない。} ・瞬間魚拓用紙 『海坊主がつれた!』に登場。 この上に魚を乗せると瞬時に魚拓がとれる。釣ってすぐに魚拓が取れるのは便利だが、よほどの釣り好きしか使わないであろう道具。 というか22世紀になってもまだ魚拓で記録取る人がいる方が意外である。 ・自どうチューインガムかみ機 『ドラえもんひみつじてん』で紹介されたひみつ道具。とう明パンツ同様、ドラえもんの四次元ポケットにプリセットされている「役に立たない」ひみつ道具。 &bold(){チューインガムの意義を正面から否定する存在。} ・はらぺこおにぎり 大山版「はらぺこおにぎり」に登場。この[[おにぎり>おにぎり(食品)]]をひと口かじると、その数十倍空腹になる。このおにぎりを食べれば食べるほど空腹になる。 グルメで色々食べたいけど大食い選手みたいに食べられない人には有用……かもしれない。 大食いのためにマイクロブラックホールを仕込む話は原作初期にあるが、こちらはブラックホールを分解した場合トイレに全部出てしまうし、無差別的に吸い込んでしまう。 そのため消化能力の変動用と割り切ればマイクロブラックホールより安全で使いやすいかもしれない。 #co(){ ・サエギルモノナシフィルター 「コメットハンターに挑戦!」に登場する。この道具を市販の天体望遠鏡に取り付けると、天井、壁などを素通しして直接宇宙空間を覗くことができる。素直に窓のそばや屋外で望遠鏡を使った方がいい。 雨天などで外に出られない場合は使えるか? } //↑ 劇中での使用理由は「悪天候の中で天体観測をするため」であり、それを補足的解説として微妙扱いはおかしいのでコメントアウトします。 ・ママをたずねて三千キロじょう 「ママをたずねて三千キロじょう」に登場。 一粒飲むと300メートル歩くまで[[母親>お母さん]]と会えなくなる…ということで、ケンカしたとかで訳あって母親に会いたくない状況の時に飲むべきなのだろう。300メートル程度では効果がきれるまで早すぎてあまり意味がない気もするが。 ちなみにひと瓶には3000÷0.3=1万粒あるが、のび太はやけくそになって&bold(){残る9999粒を全部飲んだ}。窒息死しなかったのか。 ちなみに3000kmは[[日本>日本国]]列島の端から端までの直線距離に等しい。 なお、効力は飲んだその場からどこまで離れたかのみを勘案し、移動手段は問われないため、どこでもドアで解決可能。 だが、他人の子どもに飲ませれば絶対に母親には発見されずに連れ去ることができる危険なひみつ道具なのかもしれない。 え? &bold(){お父さん}? 悪いことはできないし、しちゃいけませんね。 ・プレミアシール 大山版「プレミアシール」に登場する。これを貼った物品は3日間だけプレミア品として扱われるようになる。 原作の「[[のび太は世界にただ一匹>のび太は世界にただ一匹(ドラえもん)]]」を物品版にしたようなものか。 詐欺や株の売り抜けのような手にも使えはするが、そう使った場合どっちかというと危険なひみつ道具では……? ・ホメールライト 大山版「ホメールライトに登場する。この道具から出る赤い[[光]]が当たった者は、使用者をほめずにはいられなくなる。 どんなに悪い状況でも強引にほめる為、テストで0点を取った時に使うと「取ろうと思って取れる点数じゃない」「いつも遊んでばかりいるからこそ取れた」など強引なほめ方をされてしまう。 自分自身に使うと激しく自画自賛するようになる。自尊心をまぎらわすくらいしか使い道がない。 ジャイアンのような相手へのおべっかが尽きた、という人や語彙や喋る意欲などがあまりない人が接待を行う時には適しているか。 活動的でない人を活発にするタイプの道具はあるが、そちらだと「おべっかなんてやめた!歌へたくそゴリラにもみ手なんかするか!」 →殴り合いという未来もありうる。 実際「思いきりハサミ」では「いつまでもあいつにばかにされてだまっていられるか!」といじめられっ子が反撃を思い立ち、 「あんな会社やめてやる!」と独立を迷っていた人が独立方向に決断を行っている。 ・ウラヤマしい 大山版「ウラヤマしい」に登場する。ボタンを押すと、先端から光線が出る。その光線に当たった者は、使用者をうらやましがるようになる。 自尊心をまぎらわすくらいしか(ry ・プール服 「ドラえもん大事典」で紹介された道具。 ちべた~い水が満載されたビニールの着ぐるみ。終わり。&bold(){君はこれを着て往来する度胸はあるか?} ・[[物体変換銃>物体変換銃(ドラえもん)]] 「物体変換銃」に登場する。 銃口を向けてマイクに指令すると、対象を元素レベルで変換して別のものに変える。 指令方法は言葉あわせで、例えば大根に対して「&font(#0000ff){ダイコン}、マイナス&font(#0000ff){ダイ}、プラス&font(#ff0000){ラジ}」と言えば「&font(#ff0000){ラジ}&font(#0000ff){コン}」のおもちゃの車になる。 逆の手順で指令すれば元に戻る。 便利そうではあるが変換先に制限がある上、制限時間もたったの15分と全体的に中途半端。 作中ではドラえもんがドラム缶に変身したりもしたが、もし逆にドラム缶に「ドラムカン、マイナスムカン、プラスエモン」と言ったらドラえもんになってしまうのだろうか? ちなみに、ドラム缶に変化した後でも元のドラえもんの意識はあり、喋ることもできるという謎の状態であった。 ・ツヨクナール 『藤子不二雄先生のまんが入門』で、ドラえもんが用事で外出した時、代理においていった「トラえもん」が出した道具。 名前からすると力が強くなりそうだが実際は&bold(){全く効果なし。} ・大工ドリンク 「ドラえもん大事典」で紹介された道具。 飲むと[[体が硬くなって>フェイズシフト装甲(ガンダムSEED)]]大工道具がなくても大工仕事ができるようになる……それ大工なのか? 日常生活で使うことはないだろうが、[[無人島]]で遭難してサバイバル生活する時なんかには使えるかもしれない。それかケンカにも強くなりそうだ。 ・恐竜スリッパとただのメガホン アニオリの「リアルキャップ」に登場。[[恐竜]]の足音がするスリッパ。と、ただのメガホン。 作中では寝ている相手に「悪夢」を見せるための効果音作り用に取り出されたが…メガホンの意味はあったのか? ・ゆめコーダー 日テレ版の挿入歌「ドラえもん いん できしいらんど」に登場。昨日みた[[夢]]をもう一度みる。 ちなみに後に原作にも同名の道具が出てくるが、こちらは「人の思い描いている夢を映し出す」道具である。 ・なんでも空港 「なんでも空港」に登場する。 マットの道具で、広げて敷くと空を飛んでいるものがなんでも降りてくる。 しかし&bold(){対象を選べない}という致命的な欠点を持つ。 劇中では昆虫採集のために使おうとしたが、Q太郎(原作)、[[魔美>エスパー魔美]]、デンカに[[パーマン]](アニメ版)or怪物くん(原作)と藤子作品の主役達がどんどん降りてきた。&s(){よく見るとアニメではA先生組(オバQはA・F双方だが)が消えている。} なお、オバQは[[モブキャラ]]として普通にドラ世界の空を飛んでいる。また水田わさび版では上の面々に+して『[[チンプイ]]』・『[[T・Pぼん]]』・『すすめロボケット』のキャラも降りて来た。 [[スネ夫>骨川スネ夫]]曰く「日本の空にはへんなのが飛んでるんだなあ」。 オチでは&bold(){本物の飛行機}まで降りてくるというとんでもない事態にまで発展。いい迷惑だ…… 一応「タイムホールとタイムトリモチ」のような瞬間移動型ではなく、空港なのであくまでもゆっくりとした誘導である。 そのため距離が近い目的物を呼び寄せた後は収納、という事は可能。 つまり「[[のび太の恐竜>ドラえもん のび太の恐竜]]」で[[恐竜ハンター>恐竜ハンター(ドラえもん)]]が使う飛行機械や「[[魔界大冒険>ドラえもん のび太の魔界大冒険]]」で[[悪魔]]が乗っていた翼竜など、元から接近してくる上に捕獲・撃墜してもいい飛行体を誘導する手段にはできる。 一般利用でも[[しずかちゃん>源静香]]の逃げたカナリア捕獲など、近所を飛んでいるだろうものを何とかしようとする時に使えなくはない。 カナリアや虫は微妙だが、上記のようにパーマンなど大型で抵抗能力が高いなど、「とりよせバッグ」の手に物理的に余る代物への対応可なのが違い。 ただし、これらの用途でも最終的に&bold(){対象を選べない}という点がどうにも足を引っ張る。 わさドラ冒頭のように、「紙飛行機を飛ばして遊ぶ玩具」としてならそこそこ有用。ただ、この場合も前述の欠点から危険性が拭えないという難点がある。 ・拍手水ましマイク 「ふつうの男の子にもどらない」に登場する。 プラスとマイナスがあり、それぞれ拾った拍手の音を増幅・減少させる。&bold(){使っててむなしくならないのだろうか。} [[ジャイアン>ジャイアン(剛田武)]]に対する嫌がらせのように、拍手の音が賛成や評価を示す場面では使えなくはないだろうが……。 ・タイガーキャップ [[アニオリ>アニメオリジナルエピソード]]の「タイガーキャップ」に登場する。 [[虎>トラ]]の形をした帽子。手書き文字の書かれたものを虎の口に入れると、かぶっている者がその文字を書いたと認識される。 遺言状とか契約書をその場でごまかす……にしたって、「ソノウソホント」とかで都合よく何か書かせれば……。 #co(){ ・タイムセンサー 「タイムマシンがなくなった」に登場。[[タイムマシン>タイムマシン(ドラえもん)]]が出す波動を感知する道具。 おそらくタイムパトロールが[[時間犯罪者>時間犯罪者(ドラえもん)]]を追うために使うのだろうが、なぜ一般に販売されているのだろう…… まあ、タイムマシンを[[車>自動車]]感覚で乗り回すお気楽な22世紀のトリッパーたちにとっては時空遭難も「よくあること」なのかも知れない。 ちなみに、この道具がでてくる話はわさドラ第一回の放送である。 } //↑現代人に使い道がないだけで、22世紀のタイムトリッパーには有用な道具は「微妙」とは言えないと思います。 ・どうどうめぐリンリン アニオリの「スネ夫のロマンス」に登場する。 鈴の道具。誰かの近くで鳴らすとやっていることが堂々巡りになる。 一応嫌がらせや時間稼ぎくらい程度になら使える。[[ママ>野比玉子]]が叱りにくる前の行動を延々続けさせるとか。 ・無敵メンコレータム 「メンコプリンター・無敵メンコレータム」に登場する。 チューブ式の薬。めんこに塗ると叩き付けた時の風がとても強くなり、他のめんこの攻撃を受けなくなる。 とりあえず未来世界でもめんこは人気らしい。 ・モーターたらい 「写真入りこみスコープ」に登場する、モーターとスクリューのついた人が乗れる直径1mほどのたらい。 …何故にボートでなく&bold(){たらい}なのか? というか、コンパクトな割にそこそこ運動性はあるが「ひみつ道具」というほどではなく、20世紀の科学で十分作れるだろう。 ・嵐嵐おおあらし アニオリの「海賊大決戦 ~南海のラブロマンス~」に登場。 航海ごっこのための遊びの嵐「ほどほど嵐」の上位版で&bold(){本当に沈没するレベルの嵐が起きる}。おそらく本来は山火事など大規模な火災を止めるための道具と思われるが、このご時世シャレにならなくなりつつある。 ・ヒットラー錠 大山版アニオリの「名画しらべ機」に登場する。 飲んで名乗ると、誰でも「ハイル・○○!」と叫んで[[ナチス式の敬礼>アドルフ・ヒトラー]]をし、飲んだものに従ってしまう。 放送していいのかコレは。 ちなみに「コーモン錠」という道具もあり、こちらは飲んで名乗ると水戸黄門に出会ったかの如く恐れ入ってしまう。 ・ユメかんとくいす 「ユメかんとくいす」に登場する。 夢を映画の撮影に見立て、その配役や展開に口を出せる。 本項目も含めひみつ道具は大半現実に影響するが、これはもはや意味不明。 夢の続きを現実に持って来る「ユメ完結チップ」があるので、それと合わせればいけるか? ・ロボットのおに 「おにロボット」に登場する。 節分の豆が足りない時に使う。家々を回っては投げられた豆を受け止めて回収。お腹を開くと豆が取り出せる。 回りくどいうえに&bold(){みみっちいにも程がある}。本来はそういうイベント用のジョークグッズなのかもしれない。 ・マジックおしり 「マジックハンド」に登場する。 &font(#ff0000){遠くに居る人のおしりを蹴れる(叩ける)}という、制作者の私怨がひしひしと伝わってくる道具である。 [[同人誌]]向けとか[[アナル]]とか思った貴方は病気です。[[尻]]ではなく&bold(){マジ}だがそういう同人誌はあったりする。 なお原作道具で上の方に名前が記載されている「コーモンじょう」は (*) マジでこんな感じである。F先生……? 類似品に、感覚を繋げる為の手段(&bold(){マジックおへそを相手の腹に付ける必要})がある分より使いづらい「マジックおなか」がある。 ・はばたきぼう 「ドラえもん大辞典」で紹介された道具。 羽の様なつばを持つ帽子で、それが羽ばたいて涼しくなる。&bold(){被った本人は涼しくならない。}ただの帽子型扇風機である。 ・あげま賞 大山版「あげま賞」に登場。 この道具で○○をしたで賞という感じで賞をつくり、実際にそれをやると賞がもらえる。&bold(){自己満足とか子供だましとか禁句。} ・おそだあめ 「おそだあめ」に登場。飴状のひみつ道具で、一粒なめるごとに10分間、声が遅れて聞こえるようになる。 作中では現在部屋にいないのび太にメッセージを伝えるのにつかわれているがメモに書くか録音しておけばいいだけである。 ただ「機材なしでその場に」音声が再生できる、というのは一つの利点である。 劇場版『銀河超特急』のワンカットでもしずかちゃんにのび太たちが音声メッセージを残すシーンがあるが、 それは宿泊施設でもある客車の伝言用マイクに向かってコメントしている。 逆に言えば「一切機械も何もない荒野だろうが、電気すら来ていなかろうが無関係に」音声メッセージを託せるのは強みなのだ。 それこそ同じく『銀河超特急』では、機材もボロボロのものがほとんどの遺棄された鉱山星に不時着しているため、 機材が足りない、故障している等の事態には無意味でもない。 なおジャイアンに「声がよくなる飴」と偽って飲ませることでリサイタルを先延ばしにするという使い方をされたことがあり、 その時はジャイアンが1箱全部食べたために''真夜中に3時間も''あの[[歌声>ジャイアンリサイタル]]が町中に響き渡り、町中の人たちが抗議に向かうことになった。 ・人がたスタンプインクと用紙 「人気スターがまっ黒け」に登場する。 人間にインクを頭からかけ、それを用紙に押し付けることで手形ならぬ人形を取る。かけたインクは3分経過すると揮発してなくなる。 インクのこの性質は確かに便利ではあるが、未来では人形に需要があるのだろうか? ・ヒトリントン 「ドラえもん大辞典」で紹介された道具。 ラケットが二つついた巨大なマシーンで羽は使用者本人。ラジコンでラケットを操作しつつ一人でバトミントンをする。 打ち損ねたらタダではすまない。てか、どうやって降りるんだ? いや、&bold(){打たれてる時点で危険ではないか?} ・残念な傘シリーズ ミニドラのかさ以外は「おかしなおかしなかさ」に登場。  ●「筋肉増強ガサ」((「なまりのかさ」という名称で紹介されることもある。))腕力が鍛えられる鉛でできた[[傘]]。そりゃ鍛えられる…というか鉛は危ない。  ●「オルゴールがさ」ガラガラは付いてるわピンク模様だわ派手だわ強烈な傘。赤ちゃんが喜ぶとか。  ●「こうもりがさ」飛ぶ傘。&font(#ff0000){飛ぶんです。}常人には制御できない。迂闊に手を離すとどこかに行っちゃいます。  ●「パラシューがさ」高いとこから安全に降りれる傘。非常用に便利だが絶対安全傘があればとか言わない。  ●「おいわいガサ」さすと大量の紙テープをかぶる羽目になる。  ●「台風ガサ」1号から18号まであるが、効果は全部同じでさすと台風が来る。アニメオリジナルの道具。  ●「マラソンがさ」さすと勝手に走り出す。疲れないが止まれず、手放しても拾った人がまた走る。アニメオリジナルの道具。  ●「おばけが出る傘」さすと多くの妖怪が飛び出す。名称不明。アニメオリジナルの道具。  ●「ミニドラのかさ」ミニドラの道具。さすと支柱がものすごくのびる。 ・さすとあめがふるかさ 名の通りさすと&font(#ff0000){(傘の中から)}雨が降るという、&bold(){傘の存在意義を全力で否定する}傘。上記の残念傘シリーズだが登場回数は段違い。 これでは使い道がわからない…と思われたが、「[[無人島へ家出>無人島へ家出(ドラえもん)]]」という話でのび太は漂流した時、これを上手く活用し飲み水としたことで有名。 さすがはひみつ道具の運用に定評のあるのび太である。 余談だが、現実世界にもサルバドール・ダリ作のオブジェに「雨降りタクシー」なる似たようなものがある。 タクシーの中で雨が降るというもので、こちらもタクシーの存在意義を全力で否定している。 ・うらないカードボックス 「うらないカードボックス」に登場。 占いたいことを口にしながらこの箱を振ると絵のかかれた3枚のカードが出てきて、それを見ることで自分の運命を知ることができるのだが、その解釈はこじつけが強い。 現実の[[タロットカード]]も似たようなもんではあるが……。 ・雨そうじき ヘーイ、この道具は見た目はタイヤの無い掃除機といった感じだけど、ノズルを上に向けることで自分の上に降る雨を吸い取るって代物なんDA☆ &bold(){…傘を買えばいいだろって?その通りです…} ちなみに吸い込んだ雨はボール状に固められ、捨てる事が可能。そのボールを開けると吸い込んだ雨が降ってくる。 雨季が酷い地域の雨を吸い込んで雨が滅多に降らない地域に雨を降らせる、貯蔵しておいて山火事の際に雨を降らせる等の使い方もできなくはない。「雲取りバケツ」と同系統の道具と言える。 #co(){ ・あげられたこ/タコ上がり 「あげられたこ」に登場する。 タコ上げの逆で持った人間が浮かぶ。以上。 一応逆バンジーとか気球気分が味わえなくもないが。 } //↑そうやって遊ぶものを「微妙」というのは…… ・あめんぼう 「あめんぼう」に登場する。 食べると水面に立てる昆布。どんな体勢でも沈まないが、効果中はどんな水にも入れない上、&bold(){(過剰摂取した場合の)制限時間が1ヶ月とやたら長い。} スネ夫とジャイアンが大量に服用した結果、風呂にも入れないしシャワーも全部弾いてしまう身体になり、&bold(){モーレツに不潔になってしまった。}未来の世界では風呂に入らなくてもきれいになる道具とかもあるんだろう。((実際、『21エモン』には「クリーン・ライト」という浴びるだけでキレイになれる照明が登場する。)) そもそも生物の大部分は水だが、その辺はどう処理されるのだろうか? ・アワセール 「どっちがウソか! アワセール」に登場する。 ライフル型の道具。発射される不可視の光線に当たると、当たった相手は所持者の意見を常識として会話・行動する。 どうも生物的構造や本能なども一切無視して行動するらしく、「セミが木の上で子育てをする」と勘違いしたのび太が恥をかかないために使用した時、最終的にセミに撃ったところ本当にセミが木の上に巣を作った。更に、わさドラではセミがしゃべり、綱渡り等の芸をしていた。 「ソノウソホント」系の下位互換。 ・びんぼう紙 「ぼくのまもり紙」に登場する。 拝むと守ってくれる「まもり紙」という道具があるが、これはその逆。拝むと不幸を次々に運んでくる上、抵抗力はまもり紙並みに高いという代物。 わさドラ版では「やくびょう紙」という名前になっていた。 作った人間は何を考えているのか。 ・荷物運び用荷物 ホテルのボーイに恥をかかせないよう、運ばせる荷物。 映画「[[ブリキの迷宮>ドラえもん のび太とブリキの迷宮]]」で手ぶらでブリキンホテルを訪問した時に、ホテルマンに荷物を差し出すように言われた時にこの道具を渡した。 ひみつ道具として&bold(){根本的に何かがおかしい}。 おそらくひみつ道具ではなくドラえもんが慌てている時に出てくるヤカンやトイレットペーパーの類だと思われる。((但し「最新ひみつ道具大事典」等では普通にひみつ道具として紹介されている。)) ・ペッター 「ペッター」に登場する。 掃除機を訓練してペットにするためのフード。 何故に掃除機なのか……それとも今でいうルンバ製造的な感覚か? 類似品として石をペットにする「ペットクリーム」「ペットペンキ」があるが、これらは石を[[犬]]などに擬せられるため、この道具とは一線を画する。 しずかちゃんはきれいな水晶玉で犬を作っていたので、クリスタル製の犬とか芸術的生物も製造可能なのだ。 ・すいかストロー 「ドラえもん大事典」で紹介された道具。 [[すいか>スイカ(果実)]]の中身だけを食べれるストロー。種はどうするんだろう? ハロウィンのランタンのように、すいかの皮で何か工作する時には便利。 …しかし未来人は下手すると[[包丁]]も使えないのかもしれない。 現在でもカット済み食品が販売されている事から、「道具に頼りすぎると包丁もろくに使えない人間になるぞ」という作者の警告…の可能性はある。((実際に、『[[キテレツ大百科]]』のアニメオリジナルエピソードでは「未来から来たブタゴリラの息子が包丁の存在を知らない」という描写が存在する。)) ちなみに「進化退化放射線源」で進化したパパの説明文や、『のび太とブリキの迷宮』での発明まで機械に任せたチャモチャ星人の末路、更にはモジャ公・21エモン等のギャグには「便利な生活をしすぎて能力が低下している」という面がある。 当時のSF・宇宙人観の概念の一種である。 (実はF作品以外でも島耕作や黄昏流星群の作者が描いてたSF漫画「ザ・スペース」に同じネタがある) ・ふくわらい石けん 「ふくわらい石けん」に登場する。 顔を洗うと目鼻口が落ち、それで福笑いができる……なんか怖いよね。 性能的には「つけかえてぶくろ」の下位互換。 普通に福笑いを買って遊べばいいんじゃないかな。 ・タケノコプター 「[[タケコプター]]」ならぬ「&bold(){タケノコ}プター」。空を飛ばず、タケノコのごとく地面に埋まる。 アニメ版の「[[あべこべ惑星>あべこべ惑星(ドラえもん)]]」に出てきた女のドラえもんが出したその世界のひみつ道具。&font(l){[[これの方が単語の区切り方が合っている。>ぎなた読み]]} ・[[スカートめくり用マジックハンド]] 「ドラえもん大事典」で紹介された道具。 &font(#ff0000){22世紀でもスカートめくりは文化なのか?} しかも慣れないと難しいと。 ・二十二世紀のマジックハンド 上記とは別物の巨大マジックハンド。 ドラえもんがしずかちゃんの家に行こうとした[[のび太>野比のび太]]を引き止めるのに使用した。 引き止めるならもっとマシな道具があるだろうに…… ただし出てきた話「ドラえもんの大予言」が&bold(){連載2話目}なので仕方ない面もあるか。 ・コチョコチョ手ぶくろ 「コチョコチョ手ぶくろ」に登場する。 遠くから相手をくすぐれるが、「マジックハンド」(上記二つとは別物)という完全上位互換道具があるので無用の長物である。 ・位置固定スプレー 「横取りジャイアンをこらしめよう」に登場する。 吹き付けたものは置かれている場所を定位置と認識し、10分間離れるとその場に戻る。 例えばタンスの中の服に使い、それを着て外出して10分経つとタンスに戻ってしまう。 つまり外に持ち出すことは不可能。なんの役に立つんだろうね。 位置固定系道具は他にもあり、おもちゃを強奪するジャイアンや勝手に漫画を捨てようとするママなどには効果がある。 ようは「対象物を持っていく望まない相手」用ならば意味があり、美術館などの泥棒対策になら使えるはず……。 逆に2013年の映画「ひみつ道具博物館」では警察が敵のバラまいたひみつ道具の部品に「落とし物カムバックスプレー」を吹きかける事で ”犯人=道具の用意者”の元へ道具が帰るよう仕向けた。 名前からして免許証などと違い個人特定が出来ない遺失物(金銭とか)の特定用でも使えるのだろうが、位置系道具の用法の一つといえる。 ・病気になる薬 「仮病薬」に登場する。 飲むと高熱になったり低体温になったりする。使いすぎると[[幽霊]](ただし偽物)になる副作用あり。 なお、幽霊化は単行本収録時に内容をマイルドに変更したものであり、初出時には「&bold(){おでこにこぶができ、顔が青くなり、鼻水が出て、頬が腫れて、おできが多数できる}」と複数の病気の症状がいっぺんに顔に出現するという不気味な代物であった。 ・オトコンナ 「オトコンナを飲めば?」に登場する。 スプレー剤で、かけると男は女らしく、女は男らしくなる。 どこぞの[[オカマ王>エンポリオ・イワンコフ]]みたいに女/男体化する……のではなく、正確には女は超乱暴に、男は女々しい[[オネエ>オネエキャラ]]になる。&bold(){それだけ。} ちゃんとした効果なら需要もあったろうに。主に俺らから。 というか21世紀現在でも倫理的側面から批判を受けそうなのに大丈夫なのか未来。 敵の男に吹きかけて無力化……別の道具でおk。「自信ぐらつ機」とか。 ・お金の認識が変わるくすり 「お金がきらいになるくすり」と「気まえのよくなるくすり」の二種類。 両方とも「[[お金なんか大きらい!>お金なんか大きらい!(ドラえもん)]]」に登場。 ドラえもんは小遣いを欲しがるのび太とそれに困ったパパに対し、それぞれ前者と後者を渡した。 おかげでパパはのび太にお小遣いを渡そうとし、のび太は[[お金]]を怖がって逃げ回るというカオスな状態になり、最終的にパパは自分の&bold(){家}をホームレスにあげようとした。 というか問題の流れは把握していたはずなのに&bold(){なぜ両方とも渡した。} ちなみに赤色の中和剤がある。 ・おねしょじゃ口 「ゆめふうりん」に登場する。 付けられると意に反しておねしょをしてしまうという代物らしい。 原作では皆を脅すだけで実際に使用されることはなかったがわさドラ版アニメでは股間に実際に取り付けられて水が出ていた。 「最新ドラえもん百科」では、しょうもない道具として一番最初に挙げられていた。&font(#ff0000){本当にしょうもない。} ・夢たしかめ機 &font(#0000ff){まずスイッチを押します→ほほを掴まれます→機械が動きだし、引っ張られます→痛くなければ夢です!} これがなんの役に…でも映画で度々登場し[[&bold(){重要な役割を果たした事もある}>ドラえもん のび太の南海大冒険]]。 ・救いの手 「[[ドラえもん のび太と竜の騎士]]」に登場。 先に手のついた棒で、ピンチの人を掴まらせる。というかそれだけ。((「最新ひみつ道具大事典」では「つかまるとどうなる? 残念ながら不明です!」という記述があるため、「救いの手」につかまることで何らかの効果が発揮される可能性はある。)) 『[[ザ☆ドラえもんズ スペシャル]]』ロボット養成学校編では前掲の差すと雨が降る傘やおねしょ蛇口と合わせて使い物にならない道具の典型例扱いされた。 ・トレーサーバッジ 「トレーサーバッジ」に登場。 バッジをつけた相手がどこにいるかモニターで確認できるというもの。 [[はっきりいってただのGPS>実現したひみつ道具]]であり、外して一か所においておけばすぐ攪乱できる。 ・魚動力ボート 「ドラえもん大事典」収録。 ボートの底面に網が仕掛けられており、その前方に餌を吊るすと、餌に釣られた魚が網を押し、それによってボートが推進する仕組みになっている。 要は人参を吊るされた[[馬]]ということですな。 ・[[時限バカ弾>時限バカ弾(ドラえもん)]] 「時限バカ弾」、「[[ドラえもん のび太とロボット王国]]」に登場する。 起爆すると装着した相手はバカなことをする。恥をかかせるための道具らしいが、モタモタしてると自分が……。 ・空気ピストルの薬 「けん銃王コンテスト」に登場。 塗った指を向けて「バン」と言うと空気の弾が発射され、被弾すると気絶する。ただし指1本につき1発しか撃てない。「バン」が言葉に付けば「&bold(){晩}ご飯」でも発射される。 ……実はそのまんま「[[空気ピストル>空気砲(ドラえもん)]]」という銃口型の道具があり、こっちは使用回数無制限。 わざわざ素を作った理由は何だ。 手に道具を持っているようには見えないため、劇場版で敵に捕まったりした時など緊急時の限定武器としては便利かも? あるいは現在で言うサバゲーグッズなのか。 ・くろうみそ 「くろうみそ」に登場する。 舐めると何をするにも通常以上に苦労する。しかも割に合わないレベルで。 大量に舐めた場合はちょっとした買い物をすることさえも困難になってしまう。 「[[百苦タイマー]]」といいこれといい、ひみつ道具は意味不明なものが多すぎる。ついでにこの道具には「くろうみそアメ」というキャンディー型の亜種が存在。 ・見えなくなる目薬 「見えなくなる目ぐすり」に登場する。 これを使うと他人&font(#ff0000){が}見えなくなるんだ! …その通り「[[他人から見えなくなる>隠蔽能力]]」わけじゃない。自分が消える道具と違って人の着てる服も見えなくなる。 とある道具百科本では、「あがり症の人が人前で何かする時に使う」という用途が示されていたが… //「[[コピーロボット]]」にやらせればいいだけである。 映画館や美術館で前の人が邪魔というときには出番もあるかもしれないが、見えないだけなのでスペースが空くわけではない。 ・けんか手ぶくろ けんかができる手ぶくろ。「一人で」けんかができるようになるグローブである。 &font(#ff0000){要は自分で自分を殴る道具。} 登場話の「ねがい星」や「最新ひみつ道具大事典」では「&bold(){使いものにならない道具の一つ}」と明記されてしまっている。 「のび太の0点脱出作戦」でのび太は過去の自分を殴るのに使用していたので「チャンピオングローブ」と混同されている節あり。 まあ自分を殴るという点ではあっているが。 ・ハワイ専用どこでもドア アニオリの「どこでもドアを作ろう!」に登場する「[[ハツメイカー]]」で作った「[[どこでもドア]]」。ハワイ行きが中止となったしずかちゃんの為に作ったが、&bold(){最終的に中止にならなかった}上、空港に出たせいで飛行機(しかもしずかちゃんが乗っている)の風圧でドアが破壊された。ちなみにこの時本家「どこでもドア」は修理中。 読んで字のごとく。「どこでもドア」の行き先を限定する事に何の意味があると言うのか。((この道具の登場経緯を説明すると、「ハツメイカーでどこでもドアを作ろうとしたが、仕組みが難しすぎた→行く場所を指定してあれば何とか作れる」というものなので、存在意義云々というよりこれを作らざるを得なかったともとれる。)) 映画「[[大魔境>ドラえもん のび太の大魔境]]」で「移動した距離だけ座標を動かしてセーブ(一回帰宅してからジャングル探検をするため)」したり、本編後期で[[屑星(使い道のあまりない小惑星)が福引で振る舞われており、宇宙のその指定座標へ飛んでいったり>ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記]]といった用法はある。 なお普通の「どこでもドア」やオプション装置で何とかなるので、専用ドアは別に……。 ・どこだかドア アニメ版「あべこべ惑星」に登場した女のドラえもんが出したその世界の道具。 古ぼけた木のドアで、開けるまで[[どこに繋がっているかわからない。>おおっと]] ・[[うそつきかがみ>うそつきかがみ(ドラえもん)]] 「うそつきかがみ」に登場する。 しゃべる[[鏡]]。どんな変な顔をした相手でも綺麗に写す上、相手を世界一とか言ってその気にさせ、もっと美しくなると言って変な顔をさせる。 しかも催眠効果があるのか、相手は鏡の言う事を信じてしまう上に、鏡を見る事に中毒になってしまう。水田わさび版では[[中田譲治]]声で扇動された。 壊すぞと脅すと、逆に変な顔を写す。どちらにせよ全く役に立たない。 [[ハリー・ポッターシリーズ>ハリー・ポッターシリーズ(作品)]]にも「みぞの鏡」という似たようなものが出てくる。 ・おせじ鏡/けなし鏡 「うそつき鏡」の亜種。幻の日テレ版アニメのエピソード「おせじ鏡の巻」に登場したとされる。 前者はうそつき鏡同様だが、けなし鏡は映った相手を徹底的にバカにする。 …何のためにあるんすかね。 スネ夫のように「美形自慢」がウザい相手を懲らしめるのだろうか。 ・ハッピーガチャ わさドラ「ハッピーガチャはやめられない」に登場 持ち物を使ってガチャをまわし、「中ハッピー」「大ハッピー」が出るとそれによって幸せになれると言うものだがその内容が 中ハッピーだと「15分間スイーツ食べ放題」「普通のパンやソフトクリームが超高級パンやロングソフトクリームになる」等そこまで実益は高くなく、 大ハッピーでも「大リーグで大活躍」「ハリウッド映画に出演」といった幻覚だったりと、コストに対してリターンが乏しい。 しかも町の子供達が回した時は中~大ハッピーがでてきて、のび太も最初に回した時は中ハッピーだったのに対して、 ドラえもんやのび太が複数回回してもハズレばかりだったあたり、最初の人には必ず中ハッピー以上が出るようになっている可能性がある。 (ただし「ツキの月」の普段ツイてない人間の利用で最大効果を発揮する、という説明からするとのび太が単純に運が悪い可能性もある) のび太とドラえもんがやめようとしたとたんに2倍引けるチャンスタイムを出したりと、依存させるような仕掛けまである。 最終的にのび太とドラえもんは持ち物全てを掛けて、ついには自宅(貸家)までかけてしまった。 持ち物が最後に帰ってきて神様ロボかなにかがお説教を3時間くらい食らわす、とかならいっそ社会批判系としては正しい気はするのだが。 ・門松の苗 「ドラえもん大辞典」で紹介された道具。 春に植えると正月に門松になるタケノコ。 門「松」なのにタケノコとはこれいかに…竹筒の部分が本体判定? ・カミナリ雲 「カミナリになれよう」に登場する。 電灯のヒモがついた黒雲で、紐を引くと落雷する。ママがうっかり電灯と間違えて引いて黒こげになっていた。 サブタイ通りのび太を[[雷>雷(自然現象)]]に慣れさせるために出してそれ自体は成功したが、一体何のためにあるのやら。 「[[続ドラえもん全百科]]」では「護身用に持ち歩くのはどうかな」とドラえもんが言ったものの、しずかちゃんから「雷の方がよっぽど怖いじゃない!」と言われてしまった。&bold(){当たり前である。} ちなみに武器として雷雲を大量に発生させる「ミニ雷雲」という道具があり、こちらは映画「[[夢幻三剣士>ドラえもん のび太と夢幻三剣士]]」で敵の怪物軍団を一掃している。 ・ギシンアンキ/スナオン 両方とも「[[世の中うそだらけ>世の中うそだらけ(ドラえもん)]]」に登場する。 飲むとあらゆるものを疑ってかかる薬と、飲むと何でも信じ込む薬。 その疑いっぷりは「50円のアイスを50円玉1枚と交換、その後気が変わってアイスを返却して100円のアイス一個と交換しました」という古典的な詐欺((元ネタは古典落語『壺算』。よくある詐欺の手口の一つ。))に対し ①最初に君(ジャイアン)からもらった50円玉1枚は僕(のび太)がお菓子屋に払った代金と同じである。 ②僕(のび太)はお菓子屋に150円払ってアイスを買ったわけだ ③つまり①で渡した50円玉は貰ってないのと同じ ④君が持って行った100円のアイスは僕がタダでやったのと同じだ、&bold(){100円よこせさあよこせ} という冷静に読み返してみれば&bold(){牽強付会そのものな理屈}((③でジャイアンが50円のアイスを返却したことを無視しているので、④の論理は破綻している。ジャイアンは50円余計に払えばいいのであり、100円払う必要はない。))をこねまわし、ジャイアンがどんなに抵抗しても追いすがる始末。 ジャイアンが逃げ出したら犬小屋をひっくり返し、静香ちゃんのスカートの中に隠れていると疑ってスカートをめくり、はては&bold(){スネ夫を「変装している」と決めつけて襲いかかり}、 車がクラクションを鳴らしても「車なんか来てないくせに」と道路のど真ん中を歩き、 「危険 立ち入り禁止」という看板を目にすれば「[[嘘]]つけ」と吐き捨ててそのまま穴に転落するなど、 (ドラえもんが言及している通り)人の発言や書いてあることをすべてウソと断じるこの薬は&bold(){正真正銘命に係わる}。[[危険なひみつ道具]]でもある。 スナオンはその逆で、この回のカオスっぷりは歴代ドラえもん史上屈指のレベル。 ひみつ道具に中間はないのだろうか。 ・[[連発型不運光線銃]] 「空中歩行シューズ」に登場する。 ビームに当たった相手は次から次へと[[不幸>不運(属性)]]に見舞われる。しかも前後の状況完全無視。 何のためにあるんすかね? 劇場版「ひみつ道具博物館」でころばし屋を改造した敵もいたので、攻撃道具にはなるかも知れない。 標的というか属性攻撃としては、ツキの月服用で逃げる泥棒に当たれば効果が少し落ちたりするかも。 不幸にまつわるひみつ道具としては他にも「悪運ダイヤ」やジョーカー一枚の「しあわせトランプ」などがあるが、 これらは分かっていれば他人に押し付けたりが可能なので性質は全く違う(悪運ダイヤに至っては自分に起きた不幸を他人に押し付ける道具である) ・悲劇の素 「[[2112年 ドラえもん誕生]]」に登場するドリンクの薬。 飲むと途轍もなく悲しい気分になる。 耳を失ったドラえもんが「元気の素」と間違えてこれを飲んでしまい、三日三晩泣き続けた結果現在のガラガラ声(大山のぶ代氏の声)と青色のボディになってしまった。 一応、[[泣くことはストレス成分を体内から流す効果がある>エシディシ(ジョジョの奇妙な冒険)]]というが、当時はほとんど知られていなかった。 目薬で泣いたフリという芸のガチ版というのが一番それらしいか。それにしたって効果が三日三晩続くのではやりすぎだが… ・バーチャル選挙速報セット 架空の選挙に出馬できる。ただし投票も自分でやる(〇ボタン連打)。 原作でもアニメでも映画でもなく、学習漫画の「ドラえもんの社会おもしろ攻略 (8)政治のしくみがわかる」に登場した道具。 ・おもておもてマシン 光線を当てると裏側が表と同じ形や色になる。スイッチを逆にすると、両面が裏になる。 両面が画面のテレビを作る事も出来る。 「ドラえもん うらないのふしぎ」という学習本(?)に登場した道具。 ・アベコンベ 「アベコンベ」に登場する。 カタコンベ("地下墓所"の意味)ではない。 この道具で突いたものは全てアベコベになる。 例えば、 ・消しゴムが紙を汚す ・扇風機が熱風を出す ・物干し竿は洗濯物がぬれる ・タバコは吸うほど長くなる ・掃除機はゴミを吐きだす ・カミソリはヒゲを生やす ・冷蔵庫は熱を発する ・風船は重くなる ・運転者が自動車を担いで走る ・ドラえもんの頭の上下が逆転する ・傘から雨が降る ・泥棒が警官を追いかける ・帽子を足に履いて靴を頭にかぶる ・金魚鉢に入った猫を金魚が狙う ・犬が飼い主を散歩させる ・&bold(){のび太の頭が良くなったりする} …と、大半が全く意味が無い。 「頭を突いた場合」の効果がドラえもんとのび太で違うことから、効果はランダムなのかもしれない。 何気に別の話に再登場し、ひみつ道具に対しても効果があることが判明した。 寒冷地で体が温かくなるという効果で映画でも活躍した「あべこべクリーム」の上位互換なので、 「[[ツキの月]]」など運をコントロールする道具と使えば「理想的な反転効果」を引き出せるかも。 それこそ「さすとあめがふるかさ」を「傘の外だけ雨にする」天候操作兵器や「傘の外側から水を発射する」ウォーターバズーカにするとか。 ・裏たなばたロケット 「ねがい七夕ロケット」に登場する。 短冊に書いた願いと&bold(){反対}の願いが叶う。このひねくれ具合は何だろう。 似たような道具に[[ウソ800>ウソ800(エイトオーオー)]]がある。 また、これとは別に普通に願いの叶う「ねがい七夕ロケット」もある。 なお、どちらも「書いた本人だけではなく、他人の願いを叶えることもできる」という機能のため、他人を不幸に陥れることも可能で、使い方によっては[[危険なひみつ道具]]でもある。 ・原子おはじき 「ドラえもん大事典」で紹介された道具。 顕微鏡をのぞきながら&bold(){原子でおはじき}をする。まさにハイテクによるローテク。 というか核反応とか大丈夫なのかコレ。 原子サイズである事以外は普通のおはじきなのかもしれない。 ・頂上取替え機 「ドラえもん大事典」で紹介された道具。 山登りの最中に面倒になった場合、今いる場所を頂上にしてしまう。 そんな理由で地形を変えられるなら「[[どこでもドア]]」を使えばいいんじゃ……。 ・具象化鏡 「具象化鏡」に登場する。 [[比喩表現が現実化する>文字通り(日本語)]]道具。 例えば「真っ赤な嘘」をつけばその人が全身&font(#ff0000){真っ赤}になり、 「嫉妬の炎」を燃やせばその人が実際に&font(#ff0000){燃える}(ただし燃えたのび太自身はヤケドなどはしていない)。 「暗い気持ち」でいるとその人が闇に包まれ、 「この”胸も張り裂けそうな苦しみ”が」と叫ぶと、胸元から「&bold(){ビリ}」という音が…。 ましてや、「はらわたが煮えくり返る思い」や「断腸の思い」を感じたり、職場で「首を切られる」ことになったりしたら……多分諸君の考えてるような事になるのだろう。 ・自動コジ機 「ハイキングに出かけよう」に登場する。 一見敷き物のような道具だが、ボタンを押すと「あわれなこじき」の札、お金を入れてもらう皿、スピーカーが出現し、スピーカーからは「右や左の旦那様~」という乞食の決まり文句が流れ、&bold(){誰でも乞食になれる。} …だが、マジモンのホームレスならこんなもん買う余裕があるまいし、買ったところで費用対効果はゼロに等しいだろう。 「記憶映写トンカチ」の回に登場した記憶喪失おじさんがその場しのぎに言った&bold(){「こういうのが趣味」}の人か? なお現在では「乞食」自体が違法なので、単行本の道具百科からは存在が抹消されたり、大全集でも札が「お金はこちらへ」に改変され、 台詞も改められて「自動コジ機」の名前が出ないようにされたりしている。現在は放送コード的にも「乞食」は使用不可能。 …[[別作者>手塚治虫]]だが『[[鉄腕アトム]]』80年代版で「乞食のため物乞いロボを導入・全技術を投入して磁石ロボとして改良」という話があるのだが、&bold(){そっちは規制されていない。} ・代用シール 「代用シール」に登場する。 物の名前を書いて物体にシールを貼ると、貼られた物体はその名前の物になる。なおロボット・生き物にも有効。 例えばシールに「郵便ポスト」と書いてドラえもんに貼ると、ドラえもんの見た目のまま郵便ポストになってしまう…のだがどういうわけか&bold(){異様に接着力が弱い}。 機密書類を盗まれた時の撹乱、エロ画像入りの記憶デバイスを見られそうになった時には使えるかもしれない。 ・ダイリガム 「ダイリガム」に登場する。 言いにくいことを言わなければならない時、このガムを噛んで&bold(){カスを他の誰かにくっつける}ことでカスをくっつけた相手に代わりに言いにくいことを言ってもらえる。 回りくどいし汚らしいし、相手と相対している真っ最中では使用できない。ガム噛んで話してるやつと真剣な話したい人もそうそうおるまい。 一応、自分の罪を人におしつけることは可能だが。 また、自分にくっついても効果は出る。 ・プラネタイジリウム わさドラ「夜空に輝くピザ・ギョーザ」に登場。星を自由に動かせ、&bold(){好きな星座を作る}ことが可能。 下手に星を動かすと地球と他の星が激突する恐れもあるので[[危険なひみつ道具]]に含むべきだろう。 ・地震なまず 「地震なまず」に登場。 近くにいる人間を名指しして「くっつけ」と指示を出すと地中に潜って相手の下に張りつき、くっついた相手が「じしん」(「自身」「自信」でもアウト)というとその相手にだけ地震を発生させるナマズ型ロボット。 ・ふろしきタクシー 「ふろしきタクシー」に登場する。 これを下に敷くと、一番近くにいる人は何が何でも「ふろしきタクシー」に包まれた人を持ち上げ、目的地に運ばなければならなくなる。 のび太でも129.3㎏のドラえもんをヒーヒー言いながら2階から玄関まで運べたので、重力操作だか筋力増強だかの作用もあるのかもしれないが、&bold(){だったらその能力を使用者本人の肉体にかけろとか言ってはいけない}。 オマケに普通のタクシー同様、行き先を知っていなければ運搬者はそこに辿り着けないため、その場合はいちいち乗っている人に指示してもらわねばならない。 &bold(){こんなの嫌がらせ以外の何だというのだろう。} ・ツモリナール 「ツモリナール」に登場する。 なんでもやった「つもり」になる道具。本人のみならず音を聞いた人も「つもり」になる。 ((これも元ネタは古典落語の『だくだく』と思われる。内容は貧乏過ぎる浪人が家の道具を紙に描いた絵で代用したら、 そこに泥棒が忍び込んで呆れ果て、「ここでタンスを開けたつもり」「一切合切全部盗んだつもり」と一々口に出して盗んだつもりになるという話。 これや「ギシンアンキ/スナオン」に限らずドラえもんには落語をモチーフとしたエピソードがそこそこあり、F先生の趣味が窺える)) あくまで「つもり」なので、例えば食事をした「つもり」になっても実際には腹が満たされることは無い。 それでも作中でのび太がやったように、遊びや暇つぶしや人的危機の回避にはなかなか有用。 二次元の嫁と本当にデートしたつもりとかにもなれるだろうし。元はそういう娯楽用の道具なのだろう。 なお、大山版のアニオリ回に「やった木」という下位互換の道具が出てくる(自分を対象にできない・回数制限あり)。 ・ひさしぶりトランク 「ひさしぶりトランク」に登場する。設定ボタンやダイヤルの付いたトランク状の道具。 この道具を持った人や、この道具の上に載せた物を懐かしがるようになる。その時期は数日~数十年単位で設定可能。 ただし、自分(もしくは対象)の年齢以上の年数に設定すると、誰からも「知らない人」と認識されるようになる。 美味しいものを食べるときなんかに使うとそれなりに便利。 でも「ハジメテン」を使えばいいよね。 ・スカンタコ、[[虫スカン]] それぞれ「ジャイ子の恋人=のび太」、「ニクメナイン」と「しずちゃんさようなら」に登場。 スカンタコはしかめっ面をしたタコの形をした道具で口から出る墨を浴びると、虫スカンは錠剤状の道具で服用すると、誰彼構わず訳もなく嫌われるようになるという、どちらもわざわざ&bold(){相手に嫌われたい人}のために作られた道具。 もちろん、特定の相手だけではなく周囲の全ての人間(ドラえもん含む)にまで嫌われるため、 ジャイアンのように短気な人といあわせると暴力の対象にされる可能性すらある。 一体誰が何のために作ったのだろうか、二種類も…。 ちなみに「ムシスカン」の方は正確には「不愉快放射能」を発して人を追い払う道具であり、強い動機を持っている人間は突っ切ってくることもある。 ムシスカンが「追い払う」ものなのであれば、宝くじにあたったのでたかりに来た輩とか何らかの動機がある者を 不愉快放射能で嫌な気持ちにして「なんだあんなやつ」とどこぞに行かせることは可能かも知れない。 暴力の対象になってしまうと相手が強盗化しかねないので、犯罪者としてハメる場合くらいにしか使い道がないのでスカンタコよりはムシスカンの方が穏便。 ・出しっぱなし国旗 「ドラえもん大事典」で紹介された道具。 白い旗。大晦日に飾ると元旦に日が昇って日本の国旗になる。 素直に元旦に旗を飾ればいいだろうに、そもそも22世紀でも元旦に国旗をだす家などあるのだろうか。なんなら21世紀でも出す人はおるまい。 ・スーパー箸 わさドラ「お箸はのびるよどこまでも」に登場。 前後左右自由自在に動かせる箸だが、普通に食事する分には普通の箸で十分だろう。 ・台風チャート 台風の進路を教えてくれる。のはいいが、ここでいう「台風」とは「台風トラップと風蔵庫」で捕獲した台風。 登場話の「台風トラップと風蔵庫」ではのび太がまとって街に出たので役に立ったが、普通捕獲した台風はちょっとずつ使うのでチャートの使い道は本来ない。 自然の台風にも使えるかは不明。 ・おおかみ男クリーム 「おおかみ男クリーム」、わさドラオリジナル「寒い日は雪女になろう」に登場。 これをつけるとおおかみ男になり、ドラ二コフのように丸いものをみると[[狼>オオカミ]]になるようになる。 普通におおかみになれる「月光灯」で十分。ちなみに女性にも有効。 類似品に「雪女クリーム」があり、こちらはぬると[[雪女>雪女(属性)]]になる。 のび太がこれをぬりすぎた結果、&bold(){ちょっと息をしただけで辺り一面を凍らせてしまった}。こちらは[[危険なひみつ道具]]である。 ・逆転カガミ 大山版「あべこべの星」に登場。 &bold(){"ただの"鏡。} ・箱入りかがみ 「[[かがみのない世界>かがみのない世界(ドラえもん)]]」に登場する。 「鏡を見たことがない人が、初めて鏡を見たらどんな反応をするか」を調べるための実験道具。 これ自体ではなく使ったシチュエーションが問題で、&bold(){「もしもボックス」で実現させた「鏡のない世界」で使った。つまりこの鏡である必要性ゼロ。} 要するにブティックの試着室そのもの。使い時は考えましょう。 ・主役はめこみ機 「主役はめこみ機」に登場する。 漫画やテレビ等の主人公を自分と差し替えられる。内容によっては違和感バリバリなのでその満足感すら得られるかも怪しい道具。 (一例) ドラえもん「ちょっとのび太君でやってみよう。」 「(マヌケ面で)アババー」in ギャグマンガ 「警察は野比のび太容疑者を銀行強盗の疑いで指名手配しました。」in テレビのニュース のび太「ちょっと、こんなのに差し替えないでよ。」 ちなみに『21エモン』世界の漫画は皆この道具の機能が内蔵され、誰でも「自分が主人公」気分を味わうことができる……夢小説の発展系か? ・本物電子ゲーム 「本物電子ゲーム」に登場する。 画面が空洞になっているレトロなゲーム機。 対象人物を画面に入れると&bold(){その人物をキャラクターとしてゲーム(落ちてくる物を避けながらゴールまで行く)が開始される}。 上から落ちてくる槍や手裏剣が刺さっても別に死なないしケガもしないが、痛いことは痛い。 実際スネ夫は対象がジャイアンだったのをいいことにわざとミスをして普段の仕返しをしている。 ゲーム内容や対象人物への効果が他のゲーム系道具と比べてかなりマイルドかつチープなので、 未来デパート製ではなく個人やインディースメーカーの商品であると思われる。%%まず未来デパートなら本気で殺しにかかる%% 1期アニメでは、落ちてくる物が金槌・スパナ・鉄球に変更されている(恐らくこのゲームの元ネタの「ゲーム&ウォッチ ヘルメット」に基づいたもの)。 2期アニメでは「モンスターを踏んだりアイテムを使ってやっつける」ゲームに変わっており、マルチプレイにも対応している。尚、ジャイアンの母親が道具による拘束を気合いで無力化しており、精神力が強ければ回避できる模様。 ・自動鼻くそ取り機 ・しゃっくり止めびっくり箱 ・夜間布団の中からおしっこできるホース ドラえもんプラス2巻収録の「大きくなってジャイアンをやっつけろ」に登場した。 ・通話よこどり電話 「まんが家ジャイ子先生」に登場する。 こいつから伸びているコードを家庭の電話に繋ぐと、その電話でかけた通話は、どこにかけても「通話よこどり電話」に繋がるようになる。 ・スーパー流しそうめん わさドラ「はしれ、流しそうめん」に登場。 最低でも東京~京都間の超長距離にのばせる流しそうめんだが&bold(){そんな長距離で流しそうめんをやる機会がいつあるというのだろう}。TOKIOも流石にここまでやってない。 しかも未来の道具なのにめんのほうは自分で用意する必要があるのでますます出番が……。 ギネスブックに登録されている流しそうめんの最高記録は3317mである。 ・初日の出セット 「初日の出セット」に登場する。 「寝坊のくせにどうしても初日の出が見たいという人のためのセット」らしい。 太陽型のラジコンと、顔に噴霧すると辺りが夜に見える夜ガスのセット。 ガスの煙に頭を突っ込みながら、ラジコンをゆっくり上昇させて初日の出を味わう。 その使用風景はあまりにも滑稽である。 ドラえもんはこのラジコンのペンキを塗り替えて乾かしておいていた。なぜ塗り替えが必要な程摩耗していたのだろうか。 のび太にはストーブと間違えられて餅を焼かれ、ジャイアンにはのび太にぶつけたり通行人を驚かすためのラジコンとして利用されるなど、ロクな使われ方をしていない。 ほぼ同じ目的の道具に「[[ぐ~たらお正月セット>ぐ~たらお正月セット(ドラえもん)]]」の付属品のひとつ「初日の出ジオラマ」がある。こちらはミニチュアの輝く太陽が水平線のジオラマから自動的に昇ってくるのを明るい部屋で眺めるだけ。 ・長距離風船手紙コントローラー 「風船がとどけた手紙」に登場する。 手紙をつけた風船を空へ飛ばして、名前も知らない誰かに拾ってもらう…というのを、あろうことか風船を操作することで手動で行うことができる装置。 モニター(風船の形をしておりやけにオシャレ)に風船の様子が映るので、手紙を拾ってほしい相手の前に風船を降ろす。だがたまたま近くを通った人間に横取りされる可能性もあり、作中でも狙った相手に拾わせるのは難しいと描写されていた。 これだけでも十分夢のない道具だが、のび太は「もはん手紙ペン(模範的な手紙の文章を自動で描いてくれる道具)」まで併用。だが最終的に手紙は意外な者の手に渡り… ・せい電気ぞうふく機 学習本「まんがで おぼえる 二年生の かん字じてん」に登場する。 使用すると静電気が帯電しやすくなる。ある一定量貯まると自身が電池のようになり、&bold(){鼻の穴}をコンセントにして貯めた[[電気を使えるようになる>雷属性/電気属性]]。見た目が悪すぎる。 同様の効果を持つ道具として原作にも「蓄電スーツ」というものがあるが、こちらはアースを忘れると放電が始まるやばい代物。 ・おしっこバトン 映画『[[ドラえもん のび太のひみつ道具博物館]]』の記念企画「ひみつ道具大作戦」で最優秀賞に輝いたひみつ道具。 尿意を催した時にこのバトンを人に渡すと、その人が自分のかわりにおしっこしたくなる。 &bold(){「運動会で間違っておしっこバトンを受け取ってしまうと誰よりも早く走れるけど、ゴールしないでトイレに直行してしまうかも」} ちなみに投稿者は&bold(){50歳}。……まあ恐らくトイレが近いのだろうが、夢がない…… これが最優秀賞になってしまったことはネット上を震撼させた。 一応、同作者の「エスパー魔美」でもおしっこテレポートで他人に代理放尿してもらうというネタ自体はある。 膀胱の内容物そのものを押し付けるのと尿意のパスだとだいぶ意味が違うけれども。 ・変身カチューシャ わさドラ「ボクのび子ちゃん」に登場。 これをつけるとポニーテールになり、声が女の子らしくなり、周囲が女の子扱いしてくれるというもの。&bold(){男の娘ですね。} 声の女の子度合が上がるというだけでも人によっては十分価値はあるとは思われる。 声変わり手前の役者が役を演じ切るまで持たせるとか。 ・盗塁ゲームセット 大山版アニオリ回「盗塁ゲーム」に登場。 ホームベースの位置を指定すると、現在地とホームベースの間に3つのベースが出現する。 全てのベースを通過してホームベースを目指す。ベースの上にいる間だけは無敵状態で、他者からの攻撃を受けない。 名称からして実用性を度外視した遊戯用の道具なのだろうが、&bold(){そういうゲームをするなら普通のベースで十分であり、わざわざこの道具を使う必要性はない。} なお、この回は大山ドラ末期のカオスっぷりを象徴する回として今でも語り草である。 ドラえもんで「G線上のアリア」が流れる回なんてこれくらいだろう。 } *劣化系 同じ用途のもう少しマシな道具がある、劣化版としか言いようがない、ざんねんな道具。 発売時期や値段、開発元など読者がわからない部分で差別化されている可能性はある。 #openclose(show=道具一覧){ #areaedit() ・[[どこでも大砲]] 「どこでも大ほう」に登場する。該当項目参照。 じつに強引すぎる道具であり、[[運用次第によっては死んじゃいそう>南斗人間砲弾]]なトホホな道具。 一応「ばくはつこしょう」の上位互換だが&font(#ff0000){だからどうしたと}。 「どこでもドア」ではダメなのか。「どこでもドア」と違って移動前に移動先の状況を確認できるのが利点か。 もう一つ利点を上げると、「ドアは向こうからの干渉が可能である」が、これにはそれがない。 どこでもドアは宇宙や海などに繋がって真空で空気漏れ、水だばぁ、という事故など長いドラ史ではよくあることなので、 「一方的にこちらから向こうへ押しかけることのみが可能」というのは強みと言えなくはない。 ・タイムトンネルの穴掘り機 幻の日テレ版のエピソード「潜水艦で海へ行うの巻&bold(){(原文ママ)}」に登場した道具。これで掘った穴を通ると任意の場所にいける。 &bold(){こんな名前のくせにタイムトラベルは出来ない。}使うたびにわざわざ大きな穴を掘る必要があるので労力も時間もかかる。 「どこでもドア」では(ry どこでもドアではドアより大きい物は運べないが、この道具なら穴さえ掘ればどんなに大きい物でも運べることが利点か。 ・まほうの地図 [[まほうの地図>まほうの地図(ドラえもん)]]に登場。行きたいところに印をつけて体に巻けばその場所にいける。 しかし、地方ごとに分けられていて行きたい地区の地図を探す必要があります。 「どこでもドア」(ry ・プッシュドア 「プッシュドア」に登場する。 ドアに取り付けるボタン式のメカ。キーの裏に場所の名前を書き込むとそこに通じる。 ドラえもん曰く「どこでもドアより手軽」らしいが&bold(){そんなわけがあるか。}値段の問題だったのだろうか? ・電車ごっこ 「ふしぎな海水浴」で登場。 てんとう虫コミックスでの初出は「行かない旅行の記念写真」で「ふしぎな海水浴」のことを「前に海に行ったときに使った」((「ふしぎな海水浴」では「どこでもきっぷ」という名前で登場している上に、効果も微妙に異なっていたりするのだが。))とのび太が発言しているが、同エピソードは初出から30年以上単行本未収録だったので読者は大いに戸惑った。 形状は電車の駅にある行先パネルみたいなプレートであり、これに行き先を書いてドアに貼ることでその場に直行できる。 書くまでもなく「プッシュドア」の更なる下位互換であり、しかも作中では「うみ」と書いたせいで&bold(){海中にダイレクトに開く}、 再登場の際には「ニューヨーク」と書いたら&bold(){銭湯に繋がる}(そりゃ[[風呂のことをニューヨクと言うがbyのび太>スーパー移動風呂1010]])など、((後者についてはドラえもん曰く「この機械壊れてる」とのことだが。))全然融通が利かない。 ・ワープペン 「ワープペン」に登場する。好きな場所の名前を言いながら、このペンで壁面などに円を描くと、その円の中が超空間を通じてその場所と繋がる。 どこでもドアとくらべると、書いた円の大きさによっては「こたつに入ったまま台所の料理をとる」等本人が移動しなくても物をとってこれるのが利点か。 ・はこび矢 「弓やで学校へ」へ登場する。 [[弓]]と吸盤つきの矢、的のセットで、行き先においた的に対応した色の矢を撃つと、使用者と同行者をその的のところへ運ぶ。 だから「どこでもドア」ではダメなのか。 向こうはひみつ道具の移動系最高峰なので、下位互換が一杯あるのはある意味当然だが。「どこでもドア」が出来る前の試行錯誤していた頃の道具だろうか。 ちなみにわさドラ時代の劇場版「ひみつ道具博物館」ではどこでもドアがひみつ道具第一号となっている。ただし厚さがメートルに達しそうであり、 横幅も広く高さも確実に3mは軽く超えるような巨大扉の機械式左右開き仕様であった。 F先生が存命だった頃の劇場版「銀河超特急」及び元となったと思われる短編「天の川鉄道の夜」では「(銀河内を移動する列車は)昔は重要な移動手段だったけどどこでもドアの出現で廃れた」とされている。 この二つに矛盾がないとすると、初期のどこでもドアは移動力こそ星間級にバカ高いが駆動に時間がかかり(1号は時間ごとにドアが開くという描写が博物館側にある)、 設置にスペースもやたら要する巨大な初期コンピューターに近く、ドラえもんのような中古買いが持っているのは 今で言えば安売りのパソコン(文字通り「パーソナル」用)に近いドアなのかも知れない。 つまりはこび矢は、どこでもドアが個人用品化するより前の短距離移動用品として開発販売されていた競合品の類なのかも知れない。 ・どこかなまど 「ミニ熱気球」に登場する。 「○○はどこかな」と探し物の名前を言い、開けると窓の向こうがその物のある場所につながる。 ただし窓自体は非常に小さいため、暗所等の分かりにくい場所にあるとそれがどこだかさっぱり分からない。 表示しているわけではなく、実際にその場所につながっているので、どうも「どこでもドア」「どこでも窓」の小型版らしい。 しかしここまでやっておいて窓が小さいので手を伸ばして取ることはできず「[[スモールライト]]」で小さくなって入るか、 場所を確認して自力移動するかしないと回収ができない。「なくし物とりよせ機」等の方が遥かに便利である。 ・お座敷釣り堀 「勉強部屋の釣り堀」に登場。 ビニールシートのような形状をしており、広げてスイッチを入れると表面がどこかの川や海と繋がって自室で釣りができるようになるが、場所の指定ができず、風呂やわさドラ版では水溜まりにまで繋がることがあるなどいまいちあてにならない。どこでもドアを横にした方が確実。 大長編「[[鉄人兵団>ドラえもん のび太と鉄人兵団]]」では意外な使われ方をしている。 ・地球エレベーター わさドラ「地球エレベーター」に登場。 地球を貫通して動くエレベーター。''どう見ても「どこでもドア」の劣化''。 自由落下の速度でしか動けないらしく、片道は常に42分かかる仕様。出発地点が海面より高いと、到着地点も律儀に海面より高くなるという無駄な科学的考察あり。 一応微調整は可能らしいが、日本からだとブラジル近辺にしか行けない上に、一度出発してしまうと途中の進路変更も受け付けてくれない。 ''長時間乗ることになるのに、座席もトイレも付いていない''。座席に関しては搭乗中無重力になってしまうのでいらないとも取れるが、それでも安全のためにシートベルトは必要だろう。 ・ニコニコせっけん 幻の日テレ版のエピソード「ニコニコせっけんの巻」に登場。 このシャボンにあたるとどんな不機嫌な顔も笑顔になる。 「表情コントローラー」の下位交換。 ・数字取替え銃 幻の日テレ版のエピソード「成績表はいやだなあの巻」に登場。文字通り数字を書き換える。 作中ではのび太のオール1の成績表をオール5に書き換えていたが…&bold(){修正液でも使えばいいんじゃねえかと。} 修正した後が残らないのはいいかも知れないが、数字しか書き換えられないのはかなり限定された用途にしか使えなそうだ。 ・じゃんけん箱 「じゃんけん箱」に登場する。 自分の代わりにじゃんけんしてくれるので絶対に負けない。 尤もこの道具は所詮「グーチョキパー」と同じなのでたとえ勝っても&bold(){ズル呼ばわりされるのが目に見えている}。 似たような道具で「じゃんけん手袋」というのもあるが、これはまだ箱と違ってバレにくいかも? 「じゃんけん名人になってもどんな場面で役立つのか」について気にしてはいけない。 ・じゃんけん練習機 「夢中機を探せ」にてドラえもんが間違えて出した道具。 これ使うとじゃんけんの名人になれるとのことだが、運で勝敗を決めるじゃんけんを練習して何の意味があるのか疑問なところ。 名前及び登場エピソードはともかく存在自体は幅広く認知されており、その理由は&bold(){&color(red){雑誌掲載版「夢中機」においてドラえもんがこの道具を使用した際にパーを出していた}}為。単行本で[[サザエさん]]よろしくグーチョキパーが描かれた札に差し替えられたことまでセットで知られている。 この描写から一応札でもじゃんけん練習機は機能するようだ。 ・タイムふしあな 「タイムふしあな」に登場する穴の空いた木の板。ダイヤルで時間を指定して穴から見る。 「タイムテレビ」の完全下位互換で存在意義不明。軽いことだけじゃないかとりえは。 &font(l){どうしてものぞきの気分を味わいたい紳士には有用かもしれない。} ・タイムライト 「『時』はゴウゴウと流れる」に登場。 点灯すると、時の流れが凄まじい暴風のように目に見えるようになる。「時間を無駄にしてはならない」という教訓を人に教える。&bold(){それだけ。} …しかもこれ「具象化鏡」の下位互換。 プロジェクターとか使えば現実にすぐ作れそうな道具である。 非公式ファンブック『野比家の真実』でも「うそつき鏡」ともども「使い物にならない道具」の典型例に挙げられた。 ・地図ちゅうしゃき 「地図ちゅうしゃき」に登場する。 地図に針を刺し、注射器の上に物を載せて注射すると、その場所に物を届ける事ができる。 しかし、地図の位置だけでなく、刺す深さという&bold(){三次元でのピンポイントな操作}を要求される。 のび太はこれを使ってジャイアンの家に本を貸そうとしたが、屋根の上に送ったり、&bold(){地中深くに送り込んだりしてしまった。} ちなみに屋根に散らばった本は「タケコプター」で拾いに行った。 &bold(){「注射器で送るから」「いや、今貸せよ!」} これを使うぐらいなら、「どこでもドア」や「忘れ物おくりとどけ機」を使った方がはるかに容易である(作中でしずかちゃんにも突っ込まれていた)。あえて使い方をあげるなら遠方で火災が起きた時に安全かつ迅速に消火できることか。(どこでもドアではドアが燃えるリスクがあるので) ・日づけ変更カレンダー 「日づけ変更カレンダー」に登場する。 文字通り日付を変更する。時間操作系ひみつ道具の一種だが、効果範囲が本人の周囲&bold(){数メートル}と狭すぎる。 「きまぐれカレンダー」のほうが効果範囲は広く、明らかに有用。 ・半分こ刀 「半分の半分のまた半分」に登場する。 [[何でもこれで切ると半分になる。>何でも斬れる剣]](体積が半分になる。その状態でも道具などは使える) 自分に使うと半分の自分が2人になり、それらも意思をもつ。ただ物体を増やしたいだけなら「フエルミラー」や「トカゲロン」でよい。 人間に使えないって? だったら「分身ハンマー」がある。代わりに分身ハンマーは質量が半減していくため場合によれば体積比で軽くなりすぎるが。 狭いところを通ったりできるけどやっぱり下位互換。 ・季節かんづめ その缶詰めを開けると8時間、周囲がその季節になる・・・となっているが雪が作り物で冷たくないという説明もあるので、 あくまでそれっぽい温度と動植物(開花や紅葉など)の操作をしているだけっぽい。 オールシーズンバッチの劣化である。 ・おかし牧草 「おかし牧場」に登場する。 この牧草を食べさせるとお菓子が「ウシ」になり、お菓子の数を増やすことができる。しかし&bold(){1時間おき}に食べさせないと元のお菓子に戻ってしまい、2度とウシにはならなくなってしまう。どう考えても「フエルミラー」や「バイバイン」で良い。 家畜を育てることの大変さや働くことで見返りがもらえることを学べるという、子供の教育用・食育用道具かもしれない。 あとバイバインはちょっとでも食べきれなくなると逆に宇宙追放刑レベルのえらいことになってしまうのが欠点ではある。 ・オマモリクン 大山版「オマモリクン」に登場。 物事を達成するための安全な方法や、危機が迫っているときにおしえてくれる。ただ、この道具の指示が絶対に最良手とは限らない。 ・温泉エッグ 大山版「温泉エッグ」に登場。 この卵を地面に投げつけるとそこが[[温泉]]になるのだが、&bold(){数分}で消えてしまう。「温泉ロープ」をつかったほうが絶対に良い。 なお、複数の卵をなげつけてれば温泉を連結することが可能で、坂道でやればウォータースライダーをつくることもできる。数分で消えるのであまり楽しめないが。 水または道具の効果時間を変化させる道具とコンボするといいのか? ・思いきりハサミ 「大人気! クリスチーネ先生」に登場する。 この[[ハサミ>はさみ]]が鳴らす音を聞いた人は迷っていたことを思い切って実行に移す。 しかし思い切って行った行動が良い方向に転がるかどうかは別問題で、「すぐやるガン」とか明らかにこっちより有能そうな道具もある。 音を聞くことで効果が出る道具なのにハサミ型になった理由は不明。迷いを「断ち切る」という意味も兼ねたのか? ・むしゃくしゃタイマー 「ムシャクシャカーッとしたら」に登場。砂時計のような形をしており、事前にセットしておけば、どんな物をどんなに壊しても元通りになる。&bold(){ただし4回使うと壊れる}(アニメでは5回)。 事前にセットしておく必要があるうえ、使用回数制限があるので「復元光線」や「タイムふろしき」の下位交換である。 一応「タイムふろしき」は時間操作系であり原状回復系ではないので、正確には復元光線のみの下位互換か。 (タイムふろしきは修繕に一定時間を要するうえ、タイミングを間違うと戻しすぎたり戻っていなかったりする可能性が0ではない。 作中のタイマーは「車を壊したな!→え?あれ?壊れて……」というレベルで瞬間的に戻るため誤魔化しが利いた。 タイムふろしきはやりすぎると車が鉄鉱石やら塗装前まで戻るとか、一か所だけ蹴った靴跡とへこみが残っていてテメー!となる危険が危ない) ・わたしたちを食べたくなるニオイのもと 短編映画「ドラミちゃん ハロー恐竜キッズ!!」に登場。 &bold(){読んで字のごとく。}…うん、「あじの素の素」で十分だよね。ただし作中の使用方法とは後述する「猛獣さそいよせマント」に近い。 ・カワムケルン わさドラ「カワムケルン」に登場。指にはめればどんなものの皮でも剥ぐことができるが、 相撲をとっただけで相手の服が脱げたり、投げ飛ばされた拍子に家の外壁がめくれたりと融通がきかない。普通に皮剥き器を使った方が安全。 尚、指がないドラえもんには使えないこともあってか「こんなつまらない道具!」と大量のフルーツとこの道具を前に暴言を吐いていた。 ・十二支変身サイコロ わさドラ「十二支変身サイコロ」に出てくる。サイコロをふって出た十二支の動物に5分間変身できるという動物変身ビスケットやイメージした動物に自在に変身できる「変身ドリンク」の完全劣化。 ・ふわふわ薬 これを飲むと体が空気より軽くなり空を飛べるようになるが、体が軽くなるので風で飛ばされるようになる。素直にタケコプターを使えばよい。ちなみに「たんぽぽくし」という似たような効果の道具もある。 ・会いたい人回転寿司 わさドラ「会いたい人回転寿司」に登場。会いたい人を呼べばすぐこの場所に呼び寄せられるが、&bold(){数十秒で去ってしまう}上に使用回数が11回と決まっている。 「あの人は居間」(これもわさドラオリジナル)のほうがはるかに良い。 ・サイオー馬 「サイオー馬」に登場する。 「人間万事塞翁が馬」を体現する小さな馬型のひみつ道具。人を蹴飛ばし、慶事の後に凶事を、凶事の後に慶事を起こす。 10分間捕まえておくと大人しくなるのだが、&bold(){コイツ自身が呼んだ慶事・凶事にも反応する}ため、場合によっては蹴られ続けることになる。 こんなもんを使うくらいなら「バランス注射」を打った方がいい。 ちなみにのび太が使ったところ、&bold(){不運の後に蹴ってもらおうとしたら無関係の不運続きで逃げられ続け、最後にお小遣いをもらったところでやっと戻って来る}という有様だった。 ・ニヒキメドジョウ アニオリの「ニヒキメドジョウ」に登場する。 他人にいいことが起こった時に使うと、自分にも同じことが起きる。 他にも願望実現系の道具が山ほどある中で、状況が限定的過ぎて使い勝手が悪い上に、[[使うたびに餌をやらないと怒り出し>仮面ライダー龍騎]]、&bold(){挙句巨大化して[[使用者に襲い掛かる>須藤雅史/仮面ライダーシザース]]。} こうなると餌をやっても止められず、結局どうすれば止まるのかは不明。大山ドラ末期にはこんな感じでいろいろ強引な道具が出てきました。 どう考えてもこんな道具より「アヤカリン」を使うべきですね。 まぁでも、「タイムテレビ」と「ふりだしにもどる」とセットで使えばいけるか…? ・そックリようかん製造機 わさドラ「そックリようかん」に登場。 作った人そっくりの姿になれるが、髪型などは元の姿の面影を残したまま。なので違和感まみれである。 変身ドリンク(後述)だの変身服だの腐るほどあるのにわざわざこれをチョイスする意味はないといっていい。 ・パンダナ わさドラ「ジャイアンがパンダ」に登場。 パンダの姿になる。が、元の姿の特徴が残ったままなのでかなり違和感がある。 ・無料ハンバーガー製造機 「ノラ犬『イチ』の国」に登場。水と空気から人工肉を作る。材料なしでどんな料理でも出せるグルメテーブル掛けの劣化。しかも無料といいつつ水道代がかかる。(河川や湧き水等を使うなら別だが) ・もち製造マシン 「[[タタミのたんぼ>タタミのたんぼ(ドラえもん)]]」に登場。もち米から餅を作る。やはり材料なしでどんな料理でも出せるグルメテーブル掛けの劣化。 それどころか現代市販されているパンを作るホームベーカリーにもちを作る機能がついているものも増えていて、それらにも劣る。 こういう道具は時代が追いついてしまったという感じがある。 ・見栄っ張りプロフィール わさドラ「プロフィールを盛っちゃえ」に登場。これに書いたことはどんな出鱈目でも相手が信じるがそれによって能力が向上することもない。自己紹介文にしか使えないので真実の旗印や[[うそつ機>うそつ機(ドラえもん)]]の劣化。 ・ガリバートンネル テレビ朝日版第1話「夢の町、ノビタランド」で登場したことでかなりメジャーな道具。 ご存知の通りこのトンネルを潜ると小さくなれる。これを使ってたまにミニハウスに棲むのは未来人にはよくあることらしい。 &font(#ff0000){何故「スモールライト」じゃ駄目なのかはドラえもん永遠のテーマとされる。} (こちらは設置型で同じ大きさ小ささで統一され、効果時間も無限、もしくは長いらしいので差別化は出来ている) ちなみに「昆虫飛行機」にはこれが「ガリバーユニット」として組み込まれている。 ・物語トンネル わさドラ「シンデレラはどこ行った」に登場。テレビや本のなかの世界に行ける。絵本入り込み靴に似てるが、あちらと違い物語の世界の人物が勝手にこちらの世界に来てしまう恐れがある。 ・ユクスエカメラ 「ユクスエカメラ」に登場。人や物の未来を写す。タイムテレビの劣化。 ・遅れカメラ 「遅れカメラ」に登場。過去を写す。タイムテレビの劣化。 ・うちでのデパート 「うちでのデパート」に登場。10円入れてほしいものをいうとそれが出てくるが。ものすごく小さい。ビッグライト等物を大きくする道具と併用しないととても使えない。10円で欲しいものがきちんと通常サイズで出てくる10円なんでもストアの劣化である。 ・頭文字シール わさドラ「一文字変えて遊んじゃおう」に登場。文字が書いたシールで、これを何かにはると、それの最初一文字が変わって言葉通りになるというもの。(例)財布に「な」のシールをはる。→ナイフになる。チケットに「ら」の文字をはる。→ラケットになる。ただし姿は変わらない。 代用シールや物体変換銃の劣化。 ・かくれん棒 「かくれん棒」に登場。 取っ手の付いたペンライトのような形をしていて、説明では「棒をもった人からでた光は、棒にすいこまれてしまう」から見えなくなる。 しかし「かくれん棒」自体は消えないので、周囲からは&bold(){謎の棒が浮いている}ように見える。 そのうえ電池式と明言される。しかも&bold(){話のオチで電池が切れている。} 透明になれるひみつ道具は他にもあり、わざわざ手がふさがり棒が目立つこれを選ぶ必要は…… &font(l){「ドラえもんを殴り倒す」描写があるので、[[非常時には武器になりそう>棒術(武術)]]ではある。} &font(l){現実にはこれと同じ名前の、壁・床の傷を目立ちにくくする補修用具が存在する。} #co(){ ・セルフ将棋 ひみつ道具大辞典に登場する道具で将棋の相手になってくれる。インスタントロボット、コピーロボット、 [[世話焼きロープ>細く長い友だち(ドラえもん)]]等ボードゲームの相手になってくれる道具はいくらでもある上、スマホアプリでも1人用将棋ゲームはある。 } //↑その理屈でいうと大半のロボット系ひみつ道具がドラえもんの下位互換になってしまうのでは? ・争奪戦回避銃 わさドラ「争奪戦回避銃」に登場。 対象物に向けて撃つと欲しい人の分だけ平等に分けて、争いを回避してくれるとひみつ道具。しかし分けた分だけ物の価値が薄まってしまう。作中ではこれを使って増やしたどら焼きは味が落ちるという描写があった。 要は「フエルミラー」や「レプリコッコ」の下位互換である。 ・透明人間目薬 「透明人間目ぐすり」に登場。 透明人間になる、つまり自分が他人に見えなくなる。上記の「見えなくなる目ぐすり」の正式効果版。 しかし「透明マント」と違って服や着用してるものは透明にできない。つまりこれを使うには服を脱がなければいけない。もし誰かが見てるときに途中で効果が切れると全裸姿を晒してしまう。 「透明マント」で十分。出番も透明マントと比べて圧倒的に少ない。「見えなくなる目ぐすり」ののび太はなぜ透明マントを求めなかったのか?そしたらあんな間違いをしなくて済んだのに ・ぬけ穴ボールペン 「ぬけ穴ボールペン」に登場。 このボールペンで円を描くと指定した場所への抜け穴を作ることができる。 描いた人以外でも通れるので、抜け穴が見つかったら全く意味がない上、室内に穴を開けることになるので借家だったら大家に怒られることになるだろう。 「どこでもドア」の圧倒的下位互換。自動的に足に靴を履いて外に出れるという点だけどこでもドアより優れてるか。 } *欠陥、不便系 その道具の目的が果たしづらかったり、労力と照らし合わせると割に合わなかったり他のひみつ道具で代用が利くものが多い。 #openclose(show=道具一覧){ #areaedit() ・ねがい星 「[[ねがい星>ねがい星(ドラえもん)]]」に登場する。 みんなみんなみ~んな、か~なえってく~れる、星。 星がおバカなのでなんでも勘違いする。日テレ版では使いすぎでおかしくなったということにされているが、それ以外だとデフォルトで勘違いする模様。 &font(#0000ff){例)}「香水」→「洪水」、「金(お金)」→「金物」、「たい焼き」→「タイヤ+木」、「雨」→「飴」、 「どらやき」→「ドラ焼き」→「&bold(){ドラえもんに火を放つ}」 わさドラで放送されたときには直接たのまなくても反応するようになりジャイアンが「ハックション」とクシャミをしたら白鳥がでてきたり、「おフランス製のかばんがないザマす」といったスネ夫ママの前にフラダンスを踊るかばを出したことがある。 &bold(){たまには}間違わない時もあるのでしっかりと明確に言えば効果を発揮するかもしれない。 例えばゲームブック『21世紀宇宙大冒険』では「悪の宇宙人の目の前に転送してくれ」と言ったドラえもんの願いを聞き届け、悪の宇宙人の本部要塞の司令室まで一発で転送していた。 (一例) ジャイアン「よくもこんな道具渡しやがったな、こいつらに大量のどら焼きをくれてやれ!」 ドラえもん「え?どら焼き?わーい」のび太「バカ、願い星の事だから…」 ドラえもん&のび太「「大量のトラとヤギ…ゲッ」」 ねがい星「&font(#0000ff){たまには}間違わない事もあるんだぞ、エッヘン。」 ドラえもん&のび太「「わーい、どら焼がいっぱい。」」 (『ドラえもん ロボットのふしぎ』) 「[[もしもボックス]]」でよくね? とも思われるが、「もしもボックス」は並行世界系であり、現実改変系とは違ったりする。((純粋な現実改変であれば、映画「魔界大冒険」はドラミのボックスが来た時点で本当に「おわり」になる)) ・食用うきわ 「ドラえもん大事典」に登場する。 小さな浮き輪を象っている。これを食べると腹の中で膨らみ、まるで本物の浮き輪をつけているように体が水に浮くようになるという代物。 一見便利そうだが、肝心の持続時間はたったの&bold(){3分}。 体内で膨らむという仕組み上、安全を考えてのリミットなのかもしれないが、いくらなんでも短すぎる。 ・くせなおしガス 「くせなおしガス」に登場する。 名前だけ聞くとみっともない悪癖を直せそうなガスに見えるが、少々違う。 この道具は浴びた者の癖を&bold(){物理的に誇張}し、恥ずかしがらせて癖を自覚させることで改善に繋げるというもの。 その結果のび太は&bold(){バレーボールほどのハナクソ}を鼻の穴から取り出し、ママは舌が&bold(){身の丈ほど伸びて}唇どころか周囲を舐め回し、パパに至っては貧乏ゆすりで&bold(){家を揺るがした}。 ここまでされれば本人とて嫌気が差して直したくもなるだろうが、もちっとマシな方法はないのだろうか……。 なお『[[続ドラえもん全百科]]』で「鉛筆を舐める癖を直したい」と[[ジャイ子]]が道具名に騙されてこれを使った結果、 周囲からバケモノ呼ばわりされてしまうという不正解選択肢に選ばれている。((ちなみに正解は「モノモース」を鉛筆に浴びせて鉛筆から説教させるというものであった。)) ・読書感想文を書いてくれるロボット 学習本「ドラえもんの不思議科学館」に登場する。 文字通り。&bold(){ただし説明書の厚みが1mを超える。} そもそも使えるとしてもこういう不正行為をやる道具はまずいだろう。 ・フットンダー わさドラ「布団にのってふわふわり」に登場する。布団たたきのような道具。これで布団を叩くと空中に浮き、どこへでも飛んでいく。 布団から出たくない未来のぐうたらな人物が考えた道具とのことだが、大抵の場合用事を果たすには結局布団からでなければいけないので大した意味はない。 ・さく文ペンシル 学習本「一年生のかん字早わかりじてん」に登場する。 自動的に作文を描いてくれる鉛筆。壊れると止まらなくなる。「タイムふろしき」をスタンバイさせておかないと色んな意味で危ない。 余談だがコレの上位互換と思しき「電子頭脳付きボールペン」というものがある。 未来の世界に想像力の概念はないのだろうか。 ・スパルタ漢児 学習本「まんがで おぼえる 二年生の かん字じてん」で登場した漢字を覚えるためのロボット。 気楽にやれるだろうということで見た目は子供を模しており、学習したい水準を設定して使用する。問題に間違って答えたり、逃げたりすると&bold(){電気ムチ}を振るう。 死ぬことはないにしても、[[子供相手に>体罰]][[電気ムチ>拷問]]。 『21エモン』で「電気鞭は&bold(){刑法で禁止されてる}ぞ!」ってセリフがあったのはどこに行ったんだ! ちなみにきっちり学習が終わるまでは帰してくれません。なにせスパルタなもんで。 ・しごきロボット 「[[いたわりロボット>いたわりロボット(ドラえもん)]]」に登場。 表題のいたわりロボットは人を堕落させてしまうため、それで堕落してしまった人を鍛えなおすためのロボット。 しかしのび太に&bold(){300問}問題を解かせるまで食事も我慢させるなど、単に「いたわりロボット」の逆張りを行っているだけでちっとも解決策になっていない。ひみつ道具に中間はないのか ・わる口べに 「おせじ口べに」に登場する、タイトルの「おせじ口べに」の裏についているリップ。 「おせじ口べに」はお世辞しか言えなくなる道具(なんと動物にすら有効)だが、「わる口べに」はその真逆で塗ったら&bold(){悪口しか}言えなくなる。 口喧嘩くらいにしか使用できないんじゃないか、これ。男が使うと見栄えも良くないし。 (第一、口喧嘩に使いたいならもっと強力な「けんかマシンセット」というのがある) ・ぞう印口べに/たこ印口べに 「ぞう印くちべに」に登場する。「ぞう印口べに」をつけるとぞうのようにくちびるがのび、「たこ印口べに」をつけると口から墨をはけるようになる。 前者は静香ちゃんがジャイアンを懲らしめるのに使ったが見た目は相当ヤバいし、後者に至っては何の役に立つんだか。 書道で墨の心配がいらなくなるくらい?でもそれを自分で使うのはちょっと… あとは暴漢に襲われた際に目眩しとして使えるかもしれない。 たこ印口べにはどうぶつ指キャップという指に嵌めるタイプのものが存在する。 ・緑の素 学習本「ドラえもんの不思議科学館」に登場する。 サクランボ型の道具。水をかけると双葉が生え、緑の少ない場所へ飛んでいく。飛んでいった先で草木となり緑地を増やす。 それだけならいいのだが、これを間違って人間が食べてしまうと、食べた人の頭に双葉が生え、緑の少ない場所へ飛んでいってしまう。 食べ物と似たような見た目にする22世紀のセンスっていったい……。 ・無重量発生じゅうたん 学習本「ドラえもん地球不思議科学館」に登場する。 スイッチを入れると[[じゅうたんの上が無重量(無重力)状態となる。>重力操作]]無重量状態だとスイッチに手が届かなくなるという欠点があるため、一人で使用してはいけない。 ・ケガワリング わさドラ「ケガワリング」に登場。 使うと犬や猫のように全身毛むくじゃらになって&font(l){[[ケモナー]]大歓喜}あたたかくなれるが、3日間ぬげないので不便。普通に厚着すればよかろう。サバイバル時には使えるか。 ・巨大紙飛行紙 学習コミック「ドラえもんのなんでもチャレンジ!」に登場する。 紙飛行機をおるための巨大な折り紙。完成させると乗って空を飛べるようになる。 ただ完成判定がかなりいい加減で、糊や接着剤などで接着するという行為だけでも完成させたと判定するため、これを破れた障子の補修に使うと&bold(){障子が飛んでいってしまう。} ・スケジュールどけい 「スケジュールどけい」に登場する。 箱型のボディに針型の腕とひとつの車輪がついた、例えるならば[[メタトン>mettaton(UNDERTALE)]]に近い形状の時計。 スケジュールを紙に書いて入れると、指定した時間にその予定の行動を紙を&bold(){入れた人}にさせるという物である。 …が、おやつを食べる予定を書いていた際におやつがなかった場合は&bold(){食べるふりをさせるわ}、野球の練習の予定を書いていた場合に &bold(){雨が降っていても外で練習させるわ}、テレビを見る予定を書いていたがテレビが故障していた場合は&bold(){映らないテレビを見させるわ}と融通が利かない。 おまけに予定を破ろうとすれば針でつついてくるし逃げてもどこまでも追いかけてくるという徹底ぶり。書いた本人ではなく入れた人が対象になるのもネック。 『続ドラえもん大百科』でも「午前と午後を間違えやすい」とダメ道具の烙印を押されていた。 ・反重力ペンキ 「決定版ドラえもん大事典」に登場する。 ドラえもんが反重力で3mm浮いている状態を人間でも再現できるひみつ道具。ただし塗りすぎると地上に戻れなくなる。 ・トビレットぺーパー 一見トイレットペーパーだが、ちぎると空にうかぶ紙。「フワフワ帯」の紙版だが、こんなへちゃへちゃしたもの何に使うのか。 重い荷物に詰め込んどくと軽くなるが「四次元ポケット」や「スモールライト」あるから意味ないよね。 ・べんきょうねまき 「べんきょうねまき」に登場する。 着て寝ると寝ている間に宿題や予習を行う。小学生にはウケそうだが、頭に入らない勉強に意味があるのか。 宿題が極端に多くなる中高生には需要があるかもしれない。 ・ペコペコゴム球つきパンツ 「ドラえもん大事典」で紹介された道具。 読んで字のごとくペコペコゴム球とホースで繋がった水泳パンツ。 一昔前の縁日で売っている玩具に、ポンプで空気を送ると跳ねるカエルのおもちゃがあったのを覚えているだろうか? あれと同じ要領でゴム球をペコペコする事で、カナヅチの人でも玩具のカエルくらいには泳げる。……いつ使えと? ・乗り物ボール/ビッグボール 2ページの超短編「ボールに乗って」に登場する。 巨大な野球ボール型の乗り物で、操縦方法が特殊で乗ってバットで叩くと空を飛ぶ。 おそらくまともな乗り物ではなく子供の玩具なのだろうが、本編であったようにバットで叩くのをやめると落ちてしまうので操縦をミスるとヤバい。 見た目のインパクトがすごいのでアニメのEDに使われたこともある他、『[[ケロロ軍曹]]』でネタにされたこともある。 ・みせかけモテモテバッジ 登録した女の子が近くに寄るとほかの女の子がよってくるバッジ。 もてない男が気休めに使うバッジだそうだが、&bold(){なにが気休めになるんだ}。 ・めんくいカメラ 「めんくいカメラ」に登場する。 カメラのくせに面食いで、標準以下の顔の人を写すと、服だけ写って顔が写らないという写真を出す。 ただでさえどういう場面で有効に働くのかまったくわからない効果なうえに、顔の判定用なのか無駄に高性能で人間臭いAIを搭載しており、 ジャイアンに「写らなかったらカメラを壊す」と脅されてやっと写していた。こんなもんマジで壊されても文句言えないだろう。 なお、アプリとして「[[実現したひみつ道具]]」のひとつ。ただし、おどしても写してはもらえません。 ・オールマイティチェア 「オールマイティパス」、「四次元ポケットのスペア」に登場する。 座るだけであらゆる世話を焼いてくれるが、本人の意思を無視して奉仕する上、一度座ったら降りられないという欠陥が組み込まれている。 設計ミスの類ではなく、装置を解除しようとすると攻撃する、降りようとすると阻止する機能があるのでそういう仕様らしい。 これでは横着どころか&bold(){拷問}である。何を考えているのだろう……。 ・正義のパトカー 「正義のパトカー」に登場する。 悪事を発見するとやって来て警棒でぶん殴る。 こう書くと素晴らしい道具みたいだが、「悪事」の定義が 「&bold(){あいさつをしない}」「人をちょっと不快にさせた」「親に反抗した」「小銭を交番に届けなかった」などとレンジが広すぎる上、&bold(){一度出したら仕舞えずぶっ壊さない限り付きまとわれるという厄介すぎる道具。} 同作者の[[ウルトラ・スーパー・デラックスマン]]みたいな奴だ。 &font(l){[[対バイオロン法を執行する者>機動刑事ジバン]]の方がまだマシだろうか。} ・[[うちでの小づち>うちでの小づち(ドラえもん)]] 「うちでの小づち」に登場する。 願いを言いながらこれを振ると、一応それが叶う。ただし、その際に割に合わない苦労をしたり、損害を被る場合がある。 例示すると、 「ドラ焼きが食べたい」と言えば、見知らぬ人の引っ越しを手伝わされたあとお駄賃代わりに振舞われ、 「1000円欲しい」と言えば、自分の貸していた品物(1000円より高額)を無くされ、その賠償として支払われ、 「身長が高くなりたい」と言えば、ジャイアンに殴られて膨らんだこぶの分高くなる。要求した品物の値段によってはかなり被害が大きくなる可能性があるため使いようによっては危険なひみつ道具のカテゴリーにも入るかもしれない。 またこの道具には「背を伸ばす」ことに特化した別バージョンもあるのだが… 「背を伸ばす」=「人を[[文字通り>文字通り(日本語)]]引き伸ばす」ため見た目的にアレな状態になり、しかも背が伸びても体重変化がないため強風に弱くなる。 ちなみに使い方を誤ると逆に押しつぶされたように縮んでしまう。 ・ウラシマキャンデー 童話ネタでもう一つ。こちらはドラミちゃんが出した道具。 この飴を一粒嘗めるだけでどんなしょーもないことであっても、他人のために何かをすれば必ずお礼が返ってくる。 「情けは人の為ならず」を実行するいい道具だって? バカ言っちゃいけない。 この道具は相手が恩を返し、それを服用者が「満足する」まで絶対に効果は切れないのである。 勿論、服用者の意思は一切関係なく、故意・過失に関わらずこの効果は発動・持続する。 したがって、うっかり大恩を着せてしまうと永久に付きまとわれ&bold(){いずれ拉致監禁され}かねなくなる。[[ゴキブリ]]を逃がしただけでゴキブリがウヨウヨと…。 まさに「小さな親切大きなお世話」である。 ・風の子バンド 更に童話ネタでもうひと踏ん張り。「[[西遊記>西遊記(中国古典)]]」で孫悟空がつけていた「緊箍児」のような輪っか。 これを頭につけて、本人もしくは周囲の人間が「冷たい」「寒い」という系統の言葉を発すると、輪っかが締まる。 何故か&bold(){聞き違える機能があり}「寒い」ではなく&bold(){「眠い」でも効果が発動する}という欠陥がある。アホか。&bold(){そうです、なんの役にもたちません。} 似た道具に「ごくうリング」があり、こちらは「しまれ」「しめろ」「しめ」という系統の言葉に反応して締まる。 ・動物変身恩返しグスリ も一つおまけに童話ネタ。小瓶に入ったシロップで、これを動物に飲ませると女の子の姿になる((図鑑などでは「人間の姿になる」としか書かれていないので、たまたま飲ませた個体が全部雌だっただけで、雄なら男子になるのかもしれない。))。 ハイ、その通り。&bold(){[[サンドスター>けものフレンズ(アニメ)]]でございます}。未来に生きてるなあ藤子先生は…。 これだけだと[[変態御用達道具>呪泉郷]]であるが、この道具は使用する動物に何らかの「善行」を行うことで、「鶴の恩返し」のようにお礼をしてくれる。 つまりただ飲ませるだけでは何の効果も無いのだが、恩返しを期待して恩を着せるって、童話のいじわる爺さんの発想では…? しかも、勝手に動物側が「こうすれば良かろう」と判断して行うため、「ウラシマキャンデー」同様&bold(){有難迷惑}になることも多い。 さらに、飲んだ動物が飲ませた側から不利益を被ると、その怒りで&bold(){仇討ち}してくる。 作中ではのび太が零したクスリで溺れてしまったアリの女の子たちが訪れ、&bold(){川に投げ落とした}。悪い事は出来ませんなあ…。 ・カネバチ 「カネバチはよく働く」に登場する。 落ちているお金を回収してくれるハチ型ロボットの群れ。「[[ジョジョ4部>ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない]]」に出てくる[[ハーヴェスト>矢安宮重清(ジョジョの奇妙な冒険)]]の元ネタとも言われる。 …が、しかし、作中でも突っ込まれている通り、使用すること自体が拾得物横領罪になりかねない。 しかも大量に集めた後でハチたちに「元に戻してこい」などと命令しようものならカネバチがキレて集団で襲いかかってくる。 法学的問題については『空想法律読本 天文学的違法金事件編』の「[[ジョジョの奇妙な冒険]]スタンド使い拾得物横領事件」を参照。 ・むりやりちょきんばこ 「むりやりちょきんばこ」に登場する。 タコの形をした貯金箱。貯金額を設定すると、その額になるまで使用者が所持する現金を強引に没収し続ける。 たとえそれが、&bold(){拾得した他人の財布のお金}であろうと、&bold(){頼まれたおつかいのお金}であろうとおかまいなしに。 だからなぜこうも極端なのか。 ・人間貯金箱製造機 「人間貯金箱製造機」に登場する。 &bold(){人間を暗証番号式の貯金箱にする道具}。 貯金箱にされた人間は、暗証番号を言うと5分間意識が途切れ、その隙に口から金を出し入れする。&bold(){開発者は一体何を考えて考案したのか。} おまけに貯金箱にされた当人が番号を言っても効果があるため、簡単な番号や語呂合わせの番号を言うと容易に金が奪われる可能性もある。 作中ではのび太に頼まれたドラえもんがママを「4444」という暗証番号で貯金箱にしたものの、ママが野良猫を追い払う際に「''シッシッシッ''」と言ったために貯金箱化、貯金を全部ママに取られてしまった。 人間以外の生命体にも行使可能。 「他人を勝手に道具にする」という意味不明で微妙かつ[[危険なひみつ道具]]としての側面も持つ。 映画『[[ひみつ道具博物館>ドラえもん のび太のひみつ道具博物館]]』では発展型と思われる「なんでも貯金箱製造機」が登場。 貯金箱化の対象が人間に限定されなくなったため倫理問題は軽減されたほか、言葉を発しないものを対象にすれば貯金箱に勝手に貯金を取られることもない。 暗証番号自体も6桁に増やされ、「秘密の貯金をする道具」としては全体的に順当な改良がされていることが伺える。 それなのに使用者はなぜか&bold(){その場所で頻出しそうな単語の語呂合わせを暗証番号にする}という、せっかく強化されたセキュリティが全く無意味なことをしていた。 もっともそれが問題になることはなく、その前に貯金箱に別問題が発生して話がややこしくなるのだが。 ・ペーパーレーダー 「[[大ピンチ! スネ夫の答案>秘密書類やきすて銃]]」に登場する。 風で飛ばされた重要書類を探し当てる道具。 …とされているが、感度が高すぎて紙ならば問答無用で反応する。&bold(){紙くずやチラシ}まで探し当てようとするため、明らかに役に立たない。 ・[[アンキパン]] 「テストにアンキパン」に登場する。 紙に書かれた事をこのパンに写してから食べると、パンが胃袋の中にある間は書かれた事を忘れずにいられる。 一見便利そうだが''全部食べないと効果がなく''1枚で記憶できる量は本1ページ分が限度。 大きさは普通の食パン(厚さ5~6枚切り)であり、普通の人ならせいぜい3枚位が限度と考えられる。 本一冊どころか下手をすれば試験問題やテストを覚えきるのも困難な事も。 しかも胃に入っている間しか記憶できないので効果も短く、ウンコしたら全部出ていく。しかも味がついていないパンなので当然食べ続ければいずれ飽きがくる。 しかし、21世紀現在の視点から見ると、当時はまだ想定されてなかったであろう更なる問題点が浮上する。 時代の変化によって紙という媒体を介せずデータ上で情報をやり取りするようになると、そもそもこの道具を使う事の出来る機会その物が減っていくからである。 教育現場や教材の電子化が進んでいることから考えると、未来ではその傾向がより顕著であると思われる。まだこの道具が通用する時代に持ち込まれたのはある意味で幸いだったのかもしれない。 新世代である水田版においては時代の流れなのか、スネ夫が自慢するゲーム等が原作より現代的(DSやスイッチっぽい)なデザインになっているなどの変化がある。 そう考えると、いつかは「アンキパン」の電子データ向け仕様が出てくるのかも知れない。スマホやタブレットに押し付けるデータパンとか。 ・せん風機(わさドラでは「ふきとばし・せん風機」) 上述の「アンキパン」の回で登場した道具。 明らかに威力がおかしく、[[学校を吹き飛ばすほどの風力>風属性/空気属性]]がある。風力が過剰過ぎる為に普段の使い道は皆無、自分も飛ぶんじゃないのか? ・強力うちわ「風神」 「風神さわぎ」などに登場する。 ドラえもん曰く「チョット仰ぐだけで普通の団扇と同じ風が出る」だが、加減がかなり難しいので普通に扇ぐだけで&bold(){「人間が吹き飛ぶ」}。 そもそも涼むだけならもっとマシな道具があるだろ… 一応、のび太は新しいスポーツ「バタバタヒラヒラ」を考案して使い道を見出し、電力が不要なので風力発電所などでは使い道がありそう。 だが風力が強いので下手をすれば風車の方が壊れるだろう… 実際に22世紀が舞台になっているドラえもんの外伝マンガ、「[[ドラベース ドラえもん超野球外伝]]」でも登場しているが、 その際の活用法はボール球をうちわの強風で無理矢理ストライクゾーンに押し込んだり、 フォースアウトを狙った遊撃手(スズえもん)をボールごと外野フェンスまでぶっ飛ばしたりしていたりする。 劇場版「[[ドラビアンナイト>ドラえもん のび太のドラビアンナイト]]」では帆船を速くするために使われ、「[[太陽王伝説>ドラえもん のび太の太陽王伝説]]」では水上で襲撃してきた鷲の毛を吹き飛ばして撃退した。 最早うちわでもなんでもなく完全に&bold(){強風を操る武器}として活用している。未来でも風力兵器としての扱いが定石なのだろう……。 ちなみに最大で&bold(){風速100m/s}の突風を吹かすことができる。これは&bold(){車がミサイルのように飛んでいくほどの強さ}である。 なお上位互換に「バショー扇」があり、こちらは一仰ぎで熱風からブリザード、そよ風から台風まで調節できる。 ・[[秘密書類やきすて銃]] 「大ピンチ!スネ夫の答案」などに登場。 文字通り秘密書類を焼き捨てるための銃で対[[スパイ]]用との事、おそらく命中補正効果付き。 用途に対して無駄に高火力であり、原作ではこれを遠距離から発射し&bold(){スネ夫&スネ夫のママごと吹き飛ばして}「ばんざーい、スネ夫の秘密は永遠に守られたぞ。」と喜んでいたが… 秘密書類の焼き捨ての為にいちいち周りを吹き飛ばしていたらかえって警戒されるのでは? まさかこれ&bold(){スパイごと焼き殺す武器なんじゃあ…} 詳しくは項目参照。 ・しりとり変身カプセル 「しりとり変身カプセル」に登場する。 目を閉じながらこれを飲んで再び目を開けると、最初に見た物に変身できる。 さらに「しりとり」を行う事で、他の物に次々と変身できる。 いちいち「しりとり」をしなきゃ、変身したいものに変身できないという不便な道具。しかも元に戻るにも「しりとり」が必要。 おまけに&bold(){変身から10分経つと体が光り始め、10秒以内に別の物に変身しないと元に戻れない}という欠陥が存在する。 元に戻る前に「ん」で終わったらどうすりゃいいんだろうね? …一応、アフリカ等では「ん」で始まる単語があるにはあるのだが。((わさドラでは実際にのび太が「ん」で終わってしまい、とりよせバッグで出木杉を呼び寄せて「ん」で始まる言葉を教えてもらうというエピソードがある。)) ・変身ドリンク 変身ネタでもう一本。「変身ドリンク」と大長編「ドラえもん のび太のドラビアンナイト」「新・のび太の大魔境~ペコと5人の探検隊~」に登場。 見た目はただのドリンク剤で、飲むと任意の動物(人も含む)に[[変身>変装]]できる。大小は問わない。 変身には数十秒ほどの時間がかかり、その間しっかり動物の姿を思い描かないと、元の姿を色濃く残したマヌケな格好になる。(戻るのは一瞬) だからといって大量に摂取すると一瞬でその動物の姿を如実に再現できる反面、&bold(){見た動物の姿に片っ端から変身してしまう}副作用が出る。 動物に変身している時に誤って人間を見てしまった場合は&bold(){全裸}である。 しずか「(全裸の自分そっくりの少女が落ちてきて)キャー!!」 のび太「ぼくだよ、のび太が変身してるんだよ。」 しずか「&bold(){なおさらキャー!!}」(水をぶっかける) 飲み過ぎたのび太は最終的に通りかかった[[ゴキブリ]]を見てしまい、ママに箒でひっぱたかれてボロボロになってしまった。 改良されたのか、「ドラビアンナイト」ではドラえもんが使用し、一瓶で完璧に変身、更に副作用も出なかった。 「新・大魔境」では遂に&bold(){芋}に変身している。 ・ばくはつこしょう 「ばくはつこしょう」に登場する。 目的地を言いながら、この胡椒を誰かにふりかけると、&bold(){相手がくしゃみをして、その風圧で目的地まで飛ばしてくれる}。 着地時の衝撃が緩和されるのかどうかは不明。また、目的地を言い忘れると、[[いつまでも空中を舞う羽目になる。>カーズ(ジョジョの奇妙な冒険)]] &bold(){それ自体が既に下位互換な}どこでも大砲の更なる下位互換という悲し過ぎる存在。ただし、外国までは届かないどこでも大砲と違いわさドラではドイツまでは届く模様。 一応持ち運びはこちらの方が便利だが、「四次元ポケット」他サイズ無視の収納グッズが溢れる22世紀において、持ち運びが便利な事にどれだけの意味があるんだろうか。 ・おしり印のきび団子 &bold(){超強力下剤入りきび団子。}「桃太郎印のきび団子」そっくりのパッケージで非常にまぎらわしい。当然食べた相手を使役できる効果なんてないが、こちらも「夢たしかめ機」同様、劇場版「[[ドラえもん のび太の南海大冒険]]」で大活躍した。 ・猛獣さそいよせマント 劇場版「ドラえもん のび太の大魔境」に登場。 名前だけ聞くとライオンやゴリラのような猛獣をおびき寄せ、近くで観覧する道具のように思える。 しかしこの道具、&font(#ff0000){その辺にいる猛獣を[[カンカンに怒らせて>挑発]]着用者を攻撃させる}という道具なのだ!! スリルを味わうためにしてはあまりに危険すぎる。 マニアックな道具のくせに効果が再現しやすいのか、PSのゲーム『ドラえもん3 魔界のダンジョン』(ローグライクゲーム)でなぜか登場しており、 「たまに自分の周囲に敵を呼び寄せる」という予想通りの効果の防具(防御力自体は高い)にされた。 ・たずね人ステッキ 多くの大長編に登場する道具。 人や物を探している時、これを地面に突き立てて手を放すと、その人や物がいる方向に倒れる。 ただし「&bold(){[[的中率70%>きあいだま]]}」という微妙な点あり。数回くらい続けてやる必要がある。 ・ヤセール 「腹ぺこのつらさ知ってるかい」に登場する。 ダイエット用の薬。一粒につき一食、どう足掻いても食事ができなくなる。 一見何の問題もないようだが、これは絶食を強制する上、性質上効果が切れた時には猛烈に空腹であるため、一気に食べてしまう→栄養吸収が活発になっているのでリバウンドの恐れ大。 つまり本来の用途にはほぼ役に立たない。 痩せたければバランスの取れた食事と適度な運動でコツコツ地道に。横着はいけません。 ちなみにドラえもんは食べ物のありがたさをわからせるつもりだったが、のび太は説明を全く聞いていなかったうえ、この薬自体が&bold(){無駄に美味しかった}ため10錠も飲んでしまい、&bold(){3日間絶食}するハメとなった。 効果自体をキャンセルする方法はないらしく、多量に摂取すると&bold(){最悪の場合餓死する恐れがある}(点滴や胃ろうにも効果が及ぶかは不明)。 どうやら「効果が切れたあとの自分が食べるもの」なら口にできるようで、この時ののび太は4日後の自分の食事を盗み食いして空腹を満たしていたが、4日後ののび太も絶食するハメとなっていた。 ちなみに『ドラベース』でも使用可能道具に選ばれたことがある。 こんな微妙な道具を数時間でカタがつく草野球でどう使えというんだ、と思いきや、パクえもんは一日に何食も食べるので&bold(){即座に}効いてスリムアップしていた。 ・クエーヌパン こちらもダイエット用のパン(らしい)。 このパンを食べた後、他の食べ物を食べようとすると、口から跳ね返され、食べる事ができなくなる。食べ物が載った皿なども当人から離れていく。 効果がどれぐらい続くのかは不明。 上記のヤセール同様の問題点あり。おまけにこっちは「食物を吐き出すので&bold(){汚い}」という追加点も。 ちなみに登場話の「クエーヌパン」ではダイエットのためではなく、他人の食べ物を強引に奪うジャイアンを懲らしめるために使用した。 …その結果、ジャイアンの両親が&bold(){顔中にジャイアンが吐き出した食べ物を浴びる}という被害に遭っている。 なお、スーパーファミコンのゲーム「ドラえもん4 のび太と月の王国」では、取るとハート(HP)が1になるマイナスアイテムとして登場した。 ・お年玉ぶくろ 「[[出てくる出てくるお年玉>出てくる出てくるお年玉(ドラえもん)]]」に登場する。 特定の条件を満たすとお金が出てくるお年玉袋。 「まつ」「たけ」「うめ」の3種類あり、それぞれ条件が異なるが、いずれも条件を満たす手間に対して出てくる金額が全体的にしょっぱい。おまけに条件の逆を満たすと全部パーになるという嫌な機能付き。 -「まつ」(なぐさめ型)…叱られたり、痛い目に遭うなどすると、その程度に応じた金額が出てくる。 &br()ただし金額と受ける攻撃の大きさの釣り合いが取れておらず、自分の頭をゲンコツで強く殴って&bold(){たった1円}、&br()ドラえもんがハンマーでのび太の頭を思い切りぶん殴っても&bold(){39円}しか出てこなかった。&br()なおドラえもんによれば、今までこの道具から一度に出た最高金額は&bold(){1284円}らしいのだが、その人は&bold(){半年入院}したという。間違いなく治療費の分赤字であろう。 &br()もしも万単位を出そうものなら、致命傷は絶対にまぬがれられまい…。&br()類似道具の「いやな目メーター」の方が効率が良いかもしれない(こっちはこっちで「壊れやすい」という特徴があるが)。水田版では「ありがとう」と言われると消える仕様が追加されている。 -「たけ」(節約型)…無駄を省いて節約を行うと、それに応じた金額が出てくる。&br()ちびた鉛筆をホチキスでつないで使いやすくして21円、一度使ったティッシュを乾かしてもう一度使えるようにして3円が出てくる。&br()ただし無駄遣いをすると、出てきた金銭が消え失せる。作中では欲張ってティッシュを何枚も出しパーに。 -「うめ」(ごほうび型)…人に親切な行動をして「ありがとう」と言われると10円が出てくる(「どうも」では不可)。ただし人に怒られるとその金銭は消え失せる。&br()行基かナイチンゲール並のことをしろというんですかね……? ・ゴキゲンドリ アニオリの「ドラミのハッピーハウス」に登場する。 他人の機嫌を取る鳥。 &bold(){ほとんど効果がない。} ・むせきにん飛行物体 アニオリの「むせきにん飛行物体」に登場する。 小さな[[UFO>未確認飛行物体(UFO)]]型の道具。これをショックガンで打ち落とすゲームに使用する。 のだが、ランダムにテレポートする仕様はともかく、ゲーム参加者以外も無差別に攻撃して気絶させてしまう。名前の通り無責任にもほどがある。 というか&bold(){発売直後に欠陥が判明}した本物の欠陥品。そのため、ドラミはこれを回収するための「UFO回収クリーナー」を購入して20世紀にやって来ていた。 ・全自動こたつ わさドラ「空とぶ 野比家のこたつ」に登場。 やりたいことをいえばこたつが自動で動き、こたつに入ったままなんでもできるようになる。 ビールなどのドリンクを出してくれたり、バドミントンがしたい際はバドミントン選手を模した&s(){ミニスカを履いた美}脚が出現したり((ラケットはさすがに自身で持たなくてはならないが、こたつ側もある程度自動で動いてくれる。ちなみにスカートの中は紺色のパンツ(ブルマ)。))と至れり尽くせり。 …便利とはいえ横着にもほどがあるし「腕こたつ」(腕にまけばコタツに入ったようにポカポカになれる)を使えばいいだろう。 なお、使い方を誤るとこたつから出られなくなる危険もあるため[[危険なひみつ道具]]としての側面ももつ。 &s(){ちなみに宿題はやってくれない} ・デンコーセッカ &bold(){「僕っておドジさんんんんんんん!!」} 映画『2112年~』に登場。 「悲劇の素」使用の悲劇へ、更なる追い打ちをかけるようにセワシが[[悪者>恐竜ハンター(ドラえもん)]]に拉致されたことを聞かされ、気持ちを切り替えるために改めて「元気の素」を飲もうとして&bold(){間違えて出したドリンク剤(2度目)}。 飲むと異常な興奮状態に陥り、その状態で[[&bold(){走り出すと自分の意思では止まれなくなる}。>ヅダ]] ドラえもんは橋のアーチからジャンプして悪者の飛行機に突っ込むまで止まらなかった。 結果的にセワシを救うことができたが、こんなもん普段使えたものではないだろう。 なお初出はてんとう虫コミックス版未収録だった同名短編。 その時は「制御可能な超加速能力」を服用者に与えるのみの薬で、両腕を水平にして超回転することで飛行すら可能にする便利な薬だった(但しドラえもんは飛行不可能)。 高速走行系なら飲むのではなく脚に塗って使用するタイプだが、持続時間は短いものの使用者の意思で目にも止まらぬ速さで走れる、「チータローション」の方が有用だろうか。 ・スーパーマント 「スーパージャイアン」に登場する。 道具名はわさドラ版より。装着すると付属した笛を吹いた人の元へ空を飛んで駆けつけられるようになり、吹いた人の要望に必ず応えなければならない。&bold(){それ以外の機能はなく、自分の意志で飛ぶことすらできない}。 しかも一度つけると百回依頼に答えないと脱げないうえ、吹かれると例えフルチンだろうと無理やり飛んで行かされる。 作中ではジャイアンが「スーパージャイアン」となるも、一日でブチ切れた。スーパーマンも決してかっこいいだけの仕事ではないのである。 ある意味では『[[パーマン]]』の「自分の時間を削られながら褒められもしない善行に明け暮れている」面を再現したともいえるが…。 ・かたづけラッカー 「かたづけラッカー」に登場。 このスプレーを吹きかけると物が見えなくなる…それって片づけって言わなくない? しかも見えなくなっただけなので透明化したものにぶつかったり転んだりして普通に危ない。 ドラえもん曰く、「来客があった時、部屋を綺麗に見せる為」とのことだが…。 どっちかというと大長編でブービートラップに使うとめちゃくちゃ危険である。 高い強度の壁や尖った丸太をかたづけるだけで敵軍が地獄みたいなことに。 ・なんでもバイキング 「なんでもバイキング」に登場。 おもちゃの船と海賊の帽子がセットになった道具。「○○(自分の望み)しほうだい」と言いながら放題を撃つとその望みがし放題になる。 使えるのは10回まで。「ねがい星」とは違ってたいていの望みは願ったとおりにかなえてくれるが、可能な望みには限度があり、欲張った望みを言うとめちゃくちゃになる。例えば「&bold(){なん}でも&bold(){かん}でも&bold(){やり}放題」と願ってしまうと、通りすがりのインド人に&bold(){ナン}を与えられ、トラックから&bold(){カン}(空き缶)を大量にかけられ、&bold(){槍}を大量に投げられる。 おそらく「なんでもバイキング使い放題」とか「願いを無限にし放題」などと10回の上限を取っ払う願いをするのも無理だろう。 ・VIPクリーム 大山版アニオリの「VIPクリーム」に登場する。 リップクリームをかたどった道具で、これをくちびるに塗るとVIP待遇を受けられる。 しかし食事などで取れると効果がなくなる。さらに使用者にとって喜ばしくない嫌がらせのようなVIP待遇になってしまうこともある。体育の時間で走る距離を10倍にされる、宿題のプリントを5枚にされるなど。顔全体に塗ったりして塗りすぎるとそうなるらしい。 ・しかえし伝票 「しかえし伝票」に登場。 誰かから自分が受けた暴力・嫌がらせなどをこの伝票に書いて道端にばら撒くと、拾った人が自分の代わりに仕返しをしてくれる。 だが効果には時間制限があり、制限時間を過ぎた被害の仕返しは嘘と同じとなりその仕返しを自分が受けることになる。正確な制限時間は不明で、大山ドラ版では昨日受けた被害の仕返しは無効、わさドラ版では数時間経過したら無効となっていた。 あまりにも制限時間が短すぎる上に、道にポイ捨てされた伝票など誰が拾うだろうか?のび太がジャイアンに受けた暴力の仕返しのためにこの伝票を使おうとしたとき、 1.先生に拾わせようと先生の目の前でばら撒く→先生に叱られてのび太が拾わされる→のび太がジャイアンに仕返しをしてしまう 2.通りすがりの格闘家の目の前でばら撒く→スルーされる→しずかちゃんが拾ってしまう→慌ててのび太がしずかから伝票を奪う→のび太がジャイアンに仕返しをしてしまう と結局1度もうまくいかなかった。 ドラえもんは「ずるくて卑怯で大嫌いな道具」と言っていたが、ずるとくて卑怯じゃなくても不便すぎる道具である。 ・ダイスキンドリンク わさドラ「ダイスキンドリンク」に登場。 嫌いな物の名前を言った後でそれを飲むと大好きになることができるドリンク。 しかし、そのドリンクは、とにかく苦い。良薬は口に苦しということだろうか… ブルー☆・イエロー☆☆・レッド☆☆☆・ブラック☆☆☆☆と4種類が存在し、その内ブラックはドラえもんが紫の箱に封印するレベルで苦い。 のび太はピーマンを苦手にしなくするためにこのドリンクを飲んだが、ダイスキンドリンクの方がピーマンより苦い可能性があるこれを飲むのは正直微妙である。また、効果時間も存在し、時間が切れたら嫌いに戻ってしまう。 また、ジャイアンの歌を大好きにするために、上記のブラックを飲んで、やっと大好きになったが、この苦さの割に合うとは言い難い。 また、大好きになることはできても得意になるわけではなく、のび太は宿題を大好きにするためにこれを飲んだが、一問も合っていなかった。 苦手を克服するために、これを飲む苦労に見合うかというと、微妙で不便なひみつ道具と言える。 } なお、『ひみつ道具博物館』ではひみつ道具を開発するエンジニアが登場し、開発段階の、まさに「微妙なひみつ道具」が多数登場する。 追記・修正はこれらの道具の有効活用方法を見つけてからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,39) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/01/10 Mon 02:51:57 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 61 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 『[[ドラえもん>ドラえもん(作品)]]』には数多くのひみつ道具が登場する。 それ故か、&font(#0000ff){あまりにも微妙で使い道のわからない、もしくは開発経緯が理解出来ないもの}が多数存在する。 ここではそれを紹介しよう。 なお、[[危険なひみつ道具]]については別項目にて。 #openclose(show=▽目次){ #contents() } *存在理由不明系 効果が限定的、抽象的でイマイチ使いどころが解らない物が多い。 #openclose(show=道具一覧){ #areaedit() ・コジツケール 常人には何がなんだかわからない薬品。&font(#ff0000){多分ドラえもんもわかってない。} とにかくなんでもかんでも強引にこじつけられるらしく、登場話の「[[酒の泳ぐ川>酒の泳ぐ川(ドラえもん)]]」では、酒を鮭とこじつける事で、酒に卵を産ませて繁殖させた。 何気に凄い事をやってるが、いかんせん効果が限定的過ぎて他に使い道があるかも怪しい。 ちなみにこの道具が出る話は何故か文庫版○○編シリーズの感動編に収録されている。感動……? ・スーパーまごの手 わさドラ「シンデレラはどこ行った?」に登場。かゆい所を探して自動でかいてくれる。確かに便利だが・・・ ・遠くの人起こし用目覚まし [[百苦タイマー]]、[[宇宙漂流期>ドラえもん のび太の宇宙漂流記]]に登場。 ニワトリの形をした目覚まし時計で、文字通り遠くの人を起こしてくれる。 ……而してその実態は「&bold(){遠くまで聞こえる程の超大音量で『コケコッコー』と鳴く}」だけ。 それはただの騒音では? ・とう明パンツ 『ドラえもんひみつじてん』で紹介された道具。 生地が透明なパンツ。&bold(){以上}。 [[ロリコン>ロリータ・コンプレックス]]には興奮モノだろうが、普通に考えれば捕まってもおかしくない。 実は[[ドラえもん>ドラえもん(キャラクター)]]の四次元ポケットにプリセットされている=最初から持っている道具の一つ。公式で「役に立たない」と断言されている。 &bold(){じゃあなんで作って持たせたのか……22世紀の理屈はよくわからない。} ・瞬間魚拓用紙 『海坊主がつれた!』に登場。 この上に魚を乗せると瞬時に魚拓がとれる。釣ってすぐに魚拓が取れるのは便利だが、よほどの釣り好きしか使わないであろう道具。 というか22世紀になってもまだ魚拓で記録取る人がいる方が意外である。 ・自どうチューインガムかみ機 『ドラえもんひみつじてん』で紹介されたひみつ道具。とう明パンツ同様、ドラえもんの四次元ポケットにプリセットされている「役に立たない」ひみつ道具。 &bold(){チューインガムの意義を正面から否定する存在。} ・はらぺこおにぎり 大山版「はらぺこおにぎり」に登場。この[[おにぎり>おにぎり(食品)]]をひと口かじると、その数十倍空腹になる。このおにぎりを食べれば食べるほど空腹になる。 グルメで色々食べたいけど大食い選手みたいに食べられない人には有用……かもしれない。 大食いのためにマイクロブラックホールを仕込む話は原作初期にあるが、こちらはブラックホールを分解した場合トイレに全部出てしまうし、無差別的に吸い込んでしまう。 そのため消化能力の変動用と割り切ればマイクロブラックホールより安全で使いやすいかもしれない。 #co(){ ・サエギルモノナシフィルター 「コメットハンターに挑戦!」に登場する。この道具を市販の天体望遠鏡に取り付けると、天井、壁などを素通しして直接宇宙空間を覗くことができる。素直に窓のそばや屋外で望遠鏡を使った方がいい。 雨天などで外に出られない場合は使えるか? } //↑ 劇中での使用理由は「悪天候の中で天体観測をするため」であり、それを補足的解説として微妙扱いはおかしいのでコメントアウトします。 ・ママをたずねて三千キロじょう 「ママをたずねて三千キロじょう」に登場。 一粒飲むと300メートル歩くまで[[母親>お母さん]]と会えなくなる…ということで、ケンカしたとかで訳あって母親に会いたくない状況の時に飲むべきなのだろう。300メートル程度では効果がきれるまで早すぎてあまり意味がない気もするが。 ちなみにひと瓶には3000÷0.3=1万粒あるが、のび太はやけくそになって&bold(){残る9999粒を全部飲んだ}。窒息死しなかったのか。 ちなみに3000kmは[[日本>日本国]]列島の端から端までの直線距離に等しい。 なお、効力は飲んだその場からどこまで離れたかのみを勘案し、移動手段は問われないため、どこでもドアで解決可能。 だが、他人の子どもに飲ませれば絶対に母親には発見されずに連れ去ることができる危険なひみつ道具なのかもしれない。 え? &bold(){お父さん}? 悪いことはできないし、しちゃいけませんね。 ・プレミアシール 大山版「プレミアシール」に登場する。これを貼った物品は3日間だけプレミア品として扱われるようになる。 原作の「[[のび太は世界にただ一匹>のび太は世界にただ一匹(ドラえもん)]]」を物品版にしたようなものか。 詐欺や株の売り抜けのような手にも使えはするが、そう使った場合どっちかというと危険なひみつ道具では……? ・ホメールライト 大山版「ホメールライトに登場する。この道具から出る赤い[[光]]が当たった者は、使用者をほめずにはいられなくなる。 どんなに悪い状況でも強引にほめる為、テストで0点を取った時に使うと「取ろうと思って取れる点数じゃない」「いつも遊んでばかりいるからこそ取れた」など強引なほめ方をされてしまう。 自分自身に使うと激しく自画自賛するようになる。自尊心をまぎらわすくらいしか使い道がない。 ジャイアンのような相手へのおべっかが尽きた、という人や語彙や喋る意欲などがあまりない人が接待を行う時には適しているか。 活動的でない人を活発にするタイプの道具はあるが、そちらだと「おべっかなんてやめた!歌へたくそゴリラにもみ手なんかするか!」 →殴り合いという未来もありうる。 実際「思いきりハサミ」では「いつまでもあいつにばかにされてだまっていられるか!」といじめられっ子が反撃を思い立ち、 「あんな会社やめてやる!」と独立を迷っていた人が独立方向に決断を行っている。 ・ウラヤマしい 大山版「ウラヤマしい」に登場する。ボタンを押すと、先端から光線が出る。その光線に当たった者は、使用者をうらやましがるようになる。 自尊心をまぎらわすくらいしか(ry ・プール服 「ドラえもん大事典」で紹介された道具。 ちべた~い水が満載されたビニールの着ぐるみ。終わり。&bold(){君はこれを着て往来する度胸はあるか?} ・[[物体変換銃>物体変換銃(ドラえもん)]] 「物体変換銃」に登場する。 銃口を向けてマイクに指令すると、対象を元素レベルで変換して別のものに変える。 指令方法は言葉あわせで、例えば大根に対して「&font(#0000ff){ダイコン}、マイナス&font(#0000ff){ダイ}、プラス&font(#ff0000){ラジ}」と言えば「&font(#ff0000){ラジ}&font(#0000ff){コン}」のおもちゃの車になる。 逆の手順で指令すれば元に戻る。 便利そうではあるが変換先に制限がある上、制限時間もたったの15分と全体的に中途半端。 作中ではドラえもんがドラム缶に変身したりもしたが、もし逆にドラム缶に「ドラムカン、マイナスムカン、プラスエモン」と言ったらドラえもんになってしまうのだろうか? ちなみに、ドラム缶に変化した後でも元のドラえもんの意識はあり、喋ることもできるという謎の状態であった。 ・ツヨクナール 『藤子不二雄先生のまんが入門』で、ドラえもんが用事で外出した時、代理においていった「トラえもん」が出した道具。 名前からすると力が強くなりそうだが実際は&bold(){全く効果なし。} ・大工ドリンク 「ドラえもん大事典」で紹介された道具。 飲むと[[体が硬くなって>フェイズシフト装甲(ガンダムSEED)]]大工道具がなくても大工仕事ができるようになる……それ大工なのか? 日常生活で使うことはないだろうが、[[無人島]]で遭難してサバイバル生活する時なんかには使えるかもしれない。それかケンカにも強くなりそうだ。 ・恐竜スリッパとただのメガホン アニオリの「リアルキャップ」に登場。[[恐竜]]の足音がするスリッパ。と、ただのメガホン。 作中では寝ている相手に「悪夢」を見せるための効果音作り用に取り出されたが…メガホンの意味はあったのか? ・ゆめコーダー 日テレ版の挿入歌「ドラえもん いん できしいらんど」に登場。昨日みた[[夢]]をもう一度みる。 ちなみに後に原作にも同名の道具が出てくるが、こちらは「人の思い描いている夢を映し出す」道具である。 ・なんでも空港 「なんでも空港」に登場する。 マットの道具で、広げて敷くと空を飛んでいるものがなんでも降りてくる。 しかし&bold(){対象を選べない}という致命的な欠点を持つ。 劇中では昆虫採集のために使おうとしたが、Q太郎(原作)、[[魔美>エスパー魔美]]、デンカに[[パーマン]](アニメ版)or怪物くん(原作)と藤子作品の主役達がどんどん降りてきた。&s(){よく見るとアニメではA先生組(オバQはA・F双方だが)が消えている。} なお、オバQは[[モブキャラ]]として普通にドラ世界の空を飛んでいる。また水田わさび版では上の面々に+して『[[チンプイ]]』・『[[T・Pぼん]]』・『すすめロボケット』のキャラも降りて来た。 [[スネ夫>骨川スネ夫]]曰く「日本の空にはへんなのが飛んでるんだなあ」。 オチでは&bold(){本物の飛行機}まで降りてくるというとんでもない事態にまで発展。いい迷惑だ…… 一応「タイムホールとタイムトリモチ」のような瞬間移動型ではなく、空港なのであくまでもゆっくりとした誘導である。 そのため距離が近い目的物を呼び寄せた後は収納、という事は可能。 つまり「[[のび太の恐竜>ドラえもん のび太の恐竜]]」で[[恐竜ハンター>恐竜ハンター(ドラえもん)]]が使う飛行機械や「[[魔界大冒険>ドラえもん のび太の魔界大冒険]]」で[[悪魔]]が乗っていた翼竜など、元から接近してくる上に捕獲・撃墜してもいい飛行体を誘導する手段にはできる。 一般利用でも[[しずかちゃん>源静香]]の逃げたカナリア捕獲など、近所を飛んでいるだろうものを何とかしようとする時に使えなくはない。 カナリアや虫は微妙だが、上記のようにパーマンなど大型で抵抗能力が高いなど、「とりよせバッグ」の手に物理的に余る代物への対応可なのが違い。 ただし、これらの用途でも最終的に&bold(){対象を選べない}という点がどうにも足を引っ張る。 わさドラ冒頭のように、「紙飛行機を飛ばして遊ぶ玩具」としてならそこそこ有用。ただ、この場合も前述の欠点から危険性が拭えないという難点がある。 ・拍手水ましマイク 「ふつうの男の子にもどらない」に登場する。 プラスとマイナスがあり、それぞれ拾った拍手の音を増幅・減少させる。&bold(){使っててむなしくならないのだろうか。} [[ジャイアン>ジャイアン(剛田武)]]に対する嫌がらせのように、拍手の音が賛成や評価を示す場面では使えなくはないだろうが……。 ・タイガーキャップ [[アニオリ>アニメオリジナルエピソード]]の「タイガーキャップ」に登場する。 [[虎>トラ]]の形をした帽子。手書き文字の書かれたものを虎の口に入れると、かぶっている者がその文字を書いたと認識される。 遺言状とか契約書をその場でごまかす……にしたって、「ソノウソホント」とかで都合よく何か書かせれば……。 #co(){ ・タイムセンサー 「タイムマシンがなくなった」に登場。[[タイムマシン>タイムマシン(ドラえもん)]]が出す波動を感知する道具。 おそらくタイムパトロールが[[時間犯罪者>時間犯罪者(ドラえもん)]]を追うために使うのだろうが、なぜ一般に販売されているのだろう…… まあ、タイムマシンを[[車>自動車]]感覚で乗り回すお気楽な22世紀のトリッパーたちにとっては時空遭難も「よくあること」なのかも知れない。 ちなみに、この道具がでてくる話はわさドラ第一回の放送である。 } //↑現代人に使い道がないだけで、22世紀のタイムトリッパーには有用な道具は「微妙」とは言えないと思います。 ・どうどうめぐリンリン アニオリの「スネ夫のロマンス」に登場する。 鈴の道具。誰かの近くで鳴らすとやっていることが堂々巡りになる。 一応嫌がらせや時間稼ぎくらい程度になら使える。[[ママ>野比玉子]]が叱りにくる前の行動を延々続けさせるとか。 ・無敵メンコレータム 「メンコプリンター・無敵メンコレータム」に登場する。 チューブ式の薬。めんこに塗ると叩き付けた時の風がとても強くなり、他のめんこの攻撃を受けなくなる。 とりあえず未来世界でもめんこは人気らしい。 ・モーターたらい 「写真入りこみスコープ」に登場する、モーターとスクリューのついた人が乗れる直径1mほどのたらい。 …何故にボートでなく&bold(){たらい}なのか? というか、コンパクトな割にそこそこ運動性はあるが「ひみつ道具」というほどではなく、20世紀の科学で十分作れるだろう。 ・嵐嵐おおあらし アニオリの「海賊大決戦 ~南海のラブロマンス~」に登場。 航海ごっこのための遊びの嵐「ほどほど嵐」の上位版で&bold(){本当に沈没するレベルの嵐が起きる}。おそらく本来は山火事など大規模な火災を止めるための道具と思われるが、このご時世シャレにならなくなりつつある。 ・ヒットラー錠 大山版アニオリの「名画しらべ機」に登場する。 飲んで名乗ると、誰でも「ハイル・○○!」と叫んで[[ナチス式の敬礼>アドルフ・ヒトラー]]をし、飲んだものに従ってしまう。 放送していいのかコレは。 ちなみに「コーモン錠」という道具もあり、こちらは飲んで名乗ると水戸黄門に出会ったかの如く恐れ入ってしまう。 ・ユメかんとくいす 「ユメかんとくいす」に登場する。 夢を映画の撮影に見立て、その配役や展開に口を出せる。 本項目も含めひみつ道具は大半現実に影響するが、これはもはや意味不明。 夢の続きを現実に持って来る「ユメ完結チップ」があるので、それと合わせればいけるか? ・ロボットのおに 「おにロボット」に登場する。 節分の豆が足りない時に使う。家々を回っては投げられた豆を受け止めて回収。お腹を開くと豆が取り出せる。 回りくどいうえに&bold(){みみっちいにも程がある}。本来はそういうイベント用のジョークグッズなのかもしれない。 ・マジックおしり 「マジックハンド」に登場する。 &font(#ff0000){遠くに居る人のおしりを蹴れる(叩ける)}という、制作者の私怨がひしひしと伝わってくる道具である。 [[同人誌]]向けとか[[アナル]]とか思った貴方は病気です。[[尻]]ではなく&bold(){マジ}だがそういう同人誌はあったりする。 なお原作道具で上の方に名前が記載されている「コーモンじょう」は (*) マジでこんな感じである。F先生……? 類似品に、感覚を繋げる為の手段(&bold(){マジックおへそを相手の腹に付ける必要})がある分より使いづらい「マジックおなか」がある。 ・はばたきぼう 「ドラえもん大辞典」で紹介された道具。 羽の様なつばを持つ帽子で、それが羽ばたいて涼しくなる。&bold(){被った本人は涼しくならない。}ただの帽子型扇風機である。 ・あげま賞 大山版「あげま賞」に登場。 この道具で○○をしたで賞という感じで賞をつくり、実際にそれをやると賞がもらえる。&bold(){自己満足とか子供だましとか禁句。} ・おそだあめ 「おそだあめ」に登場。飴状のひみつ道具で、一粒なめるごとに10分間、声が遅れて聞こえるようになる。 作中では現在部屋にいないのび太にメッセージを伝えるのにつかわれているがメモに書くか録音しておけばいいだけである。 ただ「機材なしでその場に」音声が再生できる、というのは一つの利点である。 劇場版『銀河超特急』のワンカットでもしずかちゃんにのび太たちが音声メッセージを残すシーンがあるが、 それは宿泊施設でもある客車の伝言用マイクに向かってコメントしている。 逆に言えば「一切機械も何もない荒野だろうが、電気すら来ていなかろうが無関係に」音声メッセージを託せるのは強みなのだ。 それこそ同じく『銀河超特急』では、機材もボロボロのものがほとんどの遺棄された鉱山星に不時着しているため、 機材が足りない、故障している等の事態には無意味でもない。 なおジャイアンに「声がよくなる飴」と偽って飲ませることでリサイタルを先延ばしにするという使い方をされたことがあり、 その時はジャイアンが1箱全部食べたために''真夜中に3時間も''あの[[歌声>ジャイアンリサイタル]]が町中に響き渡り、町中の人たちが抗議に向かうことになった。 ・人がたスタンプインクと用紙 「人気スターがまっ黒け」に登場する。 人間にインクを頭からかけ、それを用紙に押し付けることで手形ならぬ人形を取る。かけたインクは3分経過すると揮発してなくなる。 インクのこの性質は確かに便利ではあるが、未来では人形に需要があるのだろうか? ・ヒトリントン 「ドラえもん大辞典」で紹介された道具。 ラケットが二つついた巨大なマシーンで羽は使用者本人。ラジコンでラケットを操作しつつ一人でバトミントンをする。 打ち損ねたらタダではすまない。てか、どうやって降りるんだ? いや、&bold(){打たれてる時点で危険ではないか?} ・残念な傘シリーズ ミニドラのかさ以外は「おかしなおかしなかさ」に登場。  ●「筋肉増強ガサ」((「なまりのかさ」という名称で紹介されることもある。))腕力が鍛えられる鉛でできた[[傘]]。そりゃ鍛えられる…というか鉛は危ない。  ●「オルゴールがさ」ガラガラは付いてるわピンク模様だわ派手だわ強烈な傘。赤ちゃんが喜ぶとか。  ●「こうもりがさ」飛ぶ傘。&font(#ff0000){飛ぶんです。}常人には制御できない。迂闊に手を離すとどこかに行っちゃいます。  ●「パラシューがさ」高いとこから安全に降りれる傘。非常用に便利だが絶対安全傘があればとか言わない。  ●「おいわいガサ」さすと大量の紙テープをかぶる羽目になる。  ●「台風ガサ」1号から18号まであるが、効果は全部同じでさすと台風が来る。アニメオリジナルの道具。  ●「マラソンがさ」さすと勝手に走り出す。疲れないが止まれず、手放しても拾った人がまた走る。アニメオリジナルの道具。  ●「おばけが出る傘」さすと多くの妖怪が飛び出す。名称不明。アニメオリジナルの道具。  ●「ミニドラのかさ」ミニドラの道具。さすと支柱がものすごくのびる。 ・さすとあめがふるかさ 名の通りさすと&font(#ff0000){(傘の中から)}雨が降るという、&bold(){傘の存在意義を全力で否定する}傘。上記の残念傘シリーズだが登場回数は段違い。 これでは使い道がわからない…と思われたが、「[[無人島へ家出>無人島へ家出(ドラえもん)]]」という話でのび太は漂流した時、これを上手く活用し飲み水としたことで有名。 さすがはひみつ道具の運用に定評のあるのび太である。 余談だが、現実世界にもサルバドール・ダリ作のオブジェに「雨降りタクシー」なる似たようなものがある。 タクシーの中で雨が降るというもので、こちらもタクシーの存在意義を全力で否定している。 ・うらないカードボックス 「うらないカードボックス」に登場。 占いたいことを口にしながらこの箱を振ると絵のかかれた3枚のカードが出てきて、それを見ることで自分の運命を知ることができるのだが、その解釈はこじつけが強い。 現実の[[タロットカード]]も似たようなもんではあるが……。 ・雨そうじき ヘーイ、この道具は見た目はタイヤの無い掃除機といった感じだけど、ノズルを上に向けることで自分の上に降る雨を吸い取るって代物なんDA☆ &bold(){…傘を買えばいいだろって?その通りです…} ちなみに吸い込んだ雨はボール状に固められ、捨てる事が可能。そのボールを開けると吸い込んだ雨が降ってくる。 雨季が酷い地域の雨を吸い込んで雨が滅多に降らない地域に雨を降らせる、貯蔵しておいて山火事の際に雨を降らせる等の使い方もできなくはない。「雲取りバケツ」と同系統の道具と言える。 #co(){ ・あげられたこ/タコ上がり 「あげられたこ」に登場する。 タコ上げの逆で持った人間が浮かぶ。以上。 一応逆バンジーとか気球気分が味わえなくもないが。 } //↑そうやって遊ぶものを「微妙」というのは…… ・あめんぼう 「あめんぼう」に登場する。 食べると水面に立てる昆布。どんな体勢でも沈まないが、効果中はどんな水にも入れない上、&bold(){(過剰摂取した場合の)制限時間が1ヶ月とやたら長い。} スネ夫とジャイアンが大量に服用した結果、風呂にも入れないしシャワーも全部弾いてしまう身体になり、&bold(){モーレツに不潔になってしまった。}未来の世界では風呂に入らなくてもきれいになる道具とかもあるんだろう。((実際、『21エモン』には「クリーン・ライト」という浴びるだけでキレイになれる照明が登場する。)) そもそも生物の大部分は水だが、その辺はどう処理されるのだろうか? ・アワセール 「どっちがウソか! アワセール」に登場する。 ライフル型の道具。発射される不可視の光線に当たると、当たった相手は所持者の意見を常識として会話・行動する。 どうも生物的構造や本能なども一切無視して行動するらしく、「セミが木の上で子育てをする」と勘違いしたのび太が恥をかかないために使用した時、最終的にセミに撃ったところ本当にセミが木の上に巣を作った。更に、わさドラではセミがしゃべり、綱渡り等の芸をしていた。 「ソノウソホント」系の下位互換。 ・びんぼう紙 「ぼくのまもり紙」に登場する。 拝むと守ってくれる「まもり紙」という道具があるが、これはその逆。拝むと不幸を次々に運んでくる上、抵抗力はまもり紙並みに高いという代物。 わさドラ版では「やくびょう紙」という名前になっていた。 作った人間は何を考えているのか。 ・荷物運び用荷物 ホテルのボーイに恥をかかせないよう、運ばせる荷物。 映画「[[ブリキの迷宮>ドラえもん のび太とブリキの迷宮]]」で手ぶらでブリキンホテルを訪問した時に、ホテルマンに荷物を差し出すように言われた時にこの道具を渡した。 ひみつ道具として&bold(){根本的に何かがおかしい}。 おそらくひみつ道具ではなくドラえもんが慌てている時に出てくるヤカンやトイレットペーパーの類だと思われる。((但し「最新ひみつ道具大事典」等では普通にひみつ道具として紹介されている。)) ・ペッター 「ペッター」に登場する。 掃除機を訓練してペットにするためのフード。 何故に掃除機なのか……それとも今でいうルンバ製造的な感覚か? 類似品として石をペットにする「ペットクリーム」「ペットペンキ」があるが、これらは石を[[犬]]などに擬せられるため、この道具とは一線を画する。 しずかちゃんはきれいな水晶玉で犬を作っていたので、クリスタル製の犬とか芸術的生物も製造可能なのだ。 ・すいかストロー 「ドラえもん大事典」で紹介された道具。 [[すいか>スイカ(果実)]]の中身だけを食べれるストロー。種はどうするんだろう? ハロウィンのランタンのように、すいかの皮で何か工作する時には便利。 …しかし未来人は下手すると[[包丁]]も使えないのかもしれない。 現在でもカット済み食品が販売されている事から、「道具に頼りすぎると包丁もろくに使えない人間になるぞ」という作者の警告…の可能性はある。((実際に、『[[キテレツ大百科]]』のアニメオリジナルエピソードでは「未来から来たブタゴリラの息子が包丁の存在を知らない」という描写が存在する。)) ちなみに「進化退化放射線源」で進化したパパの説明文や、『のび太とブリキの迷宮』での発明まで機械に任せたチャモチャ星人の末路、更にはモジャ公・21エモン等のギャグには「便利な生活をしすぎて能力が低下している」という面がある。 当時のSF・宇宙人観の概念の一種である。 (実はF作品以外でも島耕作や黄昏流星群の作者が描いてたSF漫画「ザ・スペース」に同じネタがある) ・ふくわらい石けん 「ふくわらい石けん」に登場する。 顔を洗うと目鼻口が落ち、それで福笑いができる……なんか怖いよね。 性能的には「つけかえてぶくろ」の下位互換。 普通に福笑いを買って遊べばいいんじゃないかな。 ・タケノコプター 「[[タケコプター]]」ならぬ「&bold(){タケノコ}プター」。空を飛ばず、タケノコのごとく地面に埋まる。 アニメ版の「[[あべこべ惑星>あべこべ惑星(ドラえもん)]]」に出てきた女のドラえもんが出したその世界のひみつ道具。&font(l){[[これの方が単語の区切り方が合っている。>ぎなた読み]]} ・[[スカートめくり用マジックハンド]] 「ドラえもん大事典」で紹介された道具。 &font(#ff0000){22世紀でもスカートめくりは文化なのか?} しかも慣れないと難しいと。 ・二十二世紀のマジックハンド 上記とは別物の巨大マジックハンド。 ドラえもんがしずかちゃんの家に行こうとした[[のび太>野比のび太]]を引き止めるのに使用した。 引き止めるならもっとマシな道具があるだろうに…… ただし出てきた話「ドラえもんの大予言」が&bold(){連載2話目}なので仕方ない面もあるか。 ・コチョコチョ手ぶくろ 「コチョコチョ手ぶくろ」に登場する。 遠くから相手をくすぐれるが、「マジックハンド」(上記二つとは別物)という完全上位互換道具があるので無用の長物である。 ・位置固定スプレー 「横取りジャイアンをこらしめよう」に登場する。 吹き付けたものは置かれている場所を定位置と認識し、10分間離れるとその場に戻る。 例えばタンスの中の服に使い、それを着て外出して10分経つとタンスに戻ってしまう。 つまり外に持ち出すことは不可能。なんの役に立つんだろうね。 位置固定系道具は他にもあり、おもちゃを強奪するジャイアンや勝手に漫画を捨てようとするママなどには効果がある。 ようは「対象物を持っていく望まない相手」用ならば意味があり、美術館などの泥棒対策になら使えるはず……。 逆に2013年の映画「ひみつ道具博物館」では警察が敵のバラまいたひみつ道具の部品に「落とし物カムバックスプレー」を吹きかける事で ”犯人=道具の用意者”の元へ道具が帰るよう仕向けた。 名前からして免許証などと違い個人特定が出来ない遺失物(金銭とか)の特定用でも使えるのだろうが、位置系道具の用法の一つといえる。 ・病気になる薬 「仮病薬」に登場する。 飲むと高熱になったり低体温になったりする。使いすぎると[[幽霊]](ただし偽物)になる副作用あり。 なお、幽霊化は単行本収録時に内容をマイルドに変更したものであり、初出時には「&bold(){おでこにこぶができ、顔が青くなり、鼻水が出て、頬が腫れて、おできが多数できる}」と複数の病気の症状がいっぺんに顔に出現するという不気味な代物であった。 ・オトコンナ 「オトコンナを飲めば?」に登場する。 スプレー剤で、かけると男は女らしく、女は男らしくなる。 どこぞの[[オカマ王>エンポリオ・イワンコフ]]みたいに女/男体化する……のではなく、正確には女は超乱暴に、男は女々しい[[オネエ>オネエキャラ]]になる。&bold(){それだけ。} ちゃんとした効果なら需要もあったろうに。主に俺らから。 というか21世紀現在でも倫理的側面から批判を受けそうなのに大丈夫なのか未来。 敵の男に吹きかけて無力化……別の道具でおk。「自信ぐらつ機」とか。 ・お金の認識が変わるくすり 「お金がきらいになるくすり」と「気まえのよくなるくすり」の二種類。 両方とも「[[お金なんか大きらい!>お金なんか大きらい!(ドラえもん)]]」に登場。 ドラえもんは小遣いを欲しがるのび太とそれに困ったパパに対し、それぞれ前者と後者を渡した。 おかげでパパはのび太にお小遣いを渡そうとし、のび太は[[お金]]を怖がって逃げ回るというカオスな状態になり、最終的にパパは自分の&bold(){家}をホームレスにあげようとした。 というか問題の流れは把握していたはずなのに&bold(){なぜ両方とも渡した。} ちなみに赤色の中和剤がある。 ・おねしょじゃ口 「ゆめふうりん」に登場する。 付けられると意に反しておねしょをしてしまうという代物らしい。 原作では皆を脅すだけで実際に使用されることはなかったがわさドラ版アニメでは股間に実際に取り付けられて水が出ていた。 「最新ドラえもん百科」では、しょうもない道具として一番最初に挙げられていた。&font(#ff0000){本当にしょうもない。} ・夢たしかめ機 &font(#0000ff){まずスイッチを押します→ほほを掴まれます→機械が動きだし、引っ張られます→痛くなければ夢です!} これがなんの役に…でも映画で度々登場し[[&bold(){重要な役割を果たした事もある}>ドラえもん のび太の南海大冒険]]。 ・救いの手 「[[ドラえもん のび太と竜の騎士]]」に登場。 先に手のついた棒で、ピンチの人を掴まらせる。というかそれだけ。((「最新ひみつ道具大事典」では「つかまるとどうなる? 残念ながら不明です!」という記述があるため、「救いの手」につかまることで何らかの効果が発揮される可能性はある。)) 『[[ザ☆ドラえもんズ スペシャル]]』ロボット養成学校編では前掲の差すと雨が降る傘やおねしょ蛇口と合わせて使い物にならない道具の典型例扱いされた。 ・トレーサーバッジ 「トレーサーバッジ」に登場。 バッジをつけた相手がどこにいるかモニターで確認できるというもの。 [[はっきりいってただのGPS>実現したひみつ道具]]であり、外して一か所においておけばすぐ攪乱できる。 ・魚動力ボート 「ドラえもん大事典」収録。 ボートの底面に網が仕掛けられており、その前方に餌を吊るすと、餌に釣られた魚が網を押し、それによってボートが推進する仕組みになっている。 要は人参を吊るされた[[馬]]ということですな。 ・[[時限バカ弾>時限バカ弾(ドラえもん)]] 「時限バカ弾」、「[[ドラえもん のび太とロボット王国]]」に登場する。 起爆すると装着した相手はバカなことをする。恥をかかせるための道具らしいが、モタモタしてると自分が……。 ・空気ピストルの薬 「けん銃王コンテスト」に登場。 塗った指を向けて「バン」と言うと空気の弾が発射され、被弾すると気絶する。ただし指1本につき1発しか撃てない。「バン」が言葉に付けば「&bold(){晩}ご飯」でも発射される。 ……実はそのまんま「[[空気ピストル>空気砲(ドラえもん)]]」という銃口型の道具があり、こっちは使用回数無制限。 わざわざ素を作った理由は何だ。 手に道具を持っているようには見えないため、劇場版で敵に捕まったりした時など緊急時の限定武器としては便利かも? あるいは現在で言うサバゲーグッズなのか。 ・くろうみそ 「くろうみそ」に登場する。 舐めると何をするにも通常以上に苦労する。しかも割に合わないレベルで。 大量に舐めた場合はちょっとした買い物をすることさえも困難になってしまう。 「[[百苦タイマー]]」といいこれといい、ひみつ道具は意味不明なものが多すぎる。ついでにこの道具には「くろうみそアメ」というキャンディー型の亜種が存在。 ・見えなくなる目薬 「見えなくなる目ぐすり」に登場する。 これを使うと他人&font(#ff0000){が}見えなくなるんだ! …その通り「[[他人から見えなくなる>隠蔽能力]]」わけじゃない。自分が消える道具と違って人の着てる服も見えなくなる。 とある道具百科本では、「あがり症の人が人前で何かする時に使う」という用途が示されていたが… //「[[コピーロボット]]」にやらせればいいだけである。 映画館や美術館で前の人が邪魔というときには出番もあるかもしれないが、見えないだけなのでスペースが空くわけではない。 ・けんか手ぶくろ けんかができる手ぶくろ。「一人で」けんかができるようになるグローブである。 &font(#ff0000){要は自分で自分を殴る道具。} 登場話の「ねがい星」や「最新ひみつ道具大事典」では「&bold(){使いものにならない道具の一つ}」と明記されてしまっている。 「のび太の0点脱出作戦」でのび太は過去の自分を殴るのに使用していたので「チャンピオングローブ」と混同されている節あり。 まあ自分を殴るという点ではあっているが。 ・ハワイ専用どこでもドア アニオリの「どこでもドアを作ろう!」に登場する「[[ハツメイカー]]」で作った「[[どこでもドア]]」。ハワイ行きが中止となったしずかちゃんの為に作ったが、&bold(){最終的に中止にならなかった}上、空港に出たせいで飛行機(しかもしずかちゃんが乗っている)の風圧でドアが破壊された。ちなみにこの時本家「どこでもドア」は修理中。 読んで字のごとく。「どこでもドア」の行き先を限定する事に何の意味があると言うのか。((この道具の登場経緯を説明すると、「ハツメイカーでどこでもドアを作ろうとしたが、仕組みが難しすぎた→行く場所を指定してあれば何とか作れる」というものなので、存在意義云々というよりこれを作らざるを得なかったともとれる。)) 映画「[[大魔境>ドラえもん のび太の大魔境]]」で「移動した距離だけ座標を動かしてセーブ(一回帰宅してからジャングル探検をするため)」したり、本編後期で[[屑星(使い道のあまりない小惑星)が福引で振る舞われており、宇宙のその指定座標へ飛んでいったり>ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記]]といった用法はある。 なお普通の「どこでもドア」やオプション装置で何とかなるので、専用ドアは別に……。 ・どこだかドア アニメ版「あべこべ惑星」に登場した女のドラえもんが出したその世界の道具。 古ぼけた木のドアで、開けるまで[[どこに繋がっているかわからない。>おおっと]] ・[[うそつきかがみ>うそつきかがみ(ドラえもん)]] 「うそつきかがみ」に登場する。 しゃべる[[鏡]]。どんな変な顔をした相手でも綺麗に写す上、相手を世界一とか言ってその気にさせ、もっと美しくなると言って変な顔をさせる。 しかも催眠効果があるのか、相手は鏡の言う事を信じてしまう上に、鏡を見る事に中毒になってしまう。水田わさび版では[[中田譲治]]声で扇動された。 壊すぞと脅すと、逆に変な顔を写す。どちらにせよ全く役に立たない。 [[ハリー・ポッターシリーズ>ハリー・ポッターシリーズ(作品)]]にも「みぞの鏡」という似たようなものが出てくる。 ・おせじ鏡/けなし鏡 「うそつき鏡」の亜種。幻の日テレ版アニメのエピソード「おせじ鏡の巻」に登場したとされる。 前者はうそつき鏡同様だが、けなし鏡は映った相手を徹底的にバカにする。 …何のためにあるんすかね。 スネ夫のように「美形自慢」がウザい相手を懲らしめるのだろうか。 ・ハッピーガチャ わさドラ「ハッピーガチャはやめられない」に登場 持ち物を使ってガチャをまわし、「中ハッピー」「大ハッピー」が出るとそれによって幸せになれると言うものだがその内容が 中ハッピーだと「15分間スイーツ食べ放題」「普通のパンやソフトクリームが超高級パンやロングソフトクリームになる」等そこまで実益は高くなく、 大ハッピーでも「大リーグで大活躍」「ハリウッド映画に出演」といった幻覚だったりと、コストに対してリターンが乏しい。 しかも町の子供達が回した時は中~大ハッピーがでてきて、のび太も最初に回した時は中ハッピーだったのに対して、 ドラえもんやのび太が複数回回してもハズレばかりだったあたり、最初の人には必ず中ハッピー以上が出るようになっている可能性がある。 (ただし「ツキの月」の普段ツイてない人間の利用で最大効果を発揮する、という説明からするとのび太が単純に運が悪い可能性もある) のび太とドラえもんがやめようとしたとたんに2倍引けるチャンスタイムを出したりと、依存させるような仕掛けまである。 最終的にのび太とドラえもんは持ち物全てを掛けて、ついには自宅(貸家)までかけてしまった。 持ち物が最後に帰ってきて神様ロボかなにかがお説教を3時間くらい食らわす、とかならいっそ社会批判系としては正しい気はするのだが。 ・門松の苗 「ドラえもん大辞典」で紹介された道具。 春に植えると正月に門松になるタケノコ。 門「松」なのにタケノコとはこれいかに…竹筒の部分が本体判定? ・カミナリ雲 「カミナリになれよう」に登場する。 電灯のヒモがついた黒雲で、紐を引くと落雷する。ママがうっかり電灯と間違えて引いて黒こげになっていた。 サブタイ通りのび太を[[雷>雷(自然現象)]]に慣れさせるために出してそれ自体は成功したが、一体何のためにあるのやら。 「[[続ドラえもん全百科]]」では「護身用に持ち歩くのはどうかな」とドラえもんが言ったものの、しずかちゃんから「雷の方がよっぽど怖いじゃない!」と言われてしまった。&bold(){当たり前である。} ちなみに武器として雷雲を大量に発生させる「ミニ雷雲」という道具があり、こちらは映画「[[夢幻三剣士>ドラえもん のび太と夢幻三剣士]]」で敵の怪物軍団を一掃している。 ・ギシンアンキ/スナオン 両方とも「[[世の中うそだらけ>世の中うそだらけ(ドラえもん)]]」に登場する。 飲むとあらゆるものを疑ってかかる薬と、飲むと何でも信じ込む薬。 その疑いっぷりは「50円のアイスを50円玉1枚と交換、その後気が変わってアイスを返却して100円のアイス一個と交換しました」という古典的な詐欺((元ネタは古典落語『壺算』。よくある詐欺の手口の一つ。))に対し ①最初に君(ジャイアン)からもらった50円玉1枚は僕(のび太)がお菓子屋に払った代金と同じである。 ②僕(のび太)はお菓子屋に150円払ってアイスを買ったわけだ ③つまり①で渡した50円玉は貰ってないのと同じ ④君が持って行った100円のアイスは僕がタダでやったのと同じだ、&bold(){100円よこせさあよこせ} という冷静に読み返してみれば&bold(){牽強付会そのものな理屈}((③でジャイアンが50円のアイスを返却したことを無視しているので、④の論理は破綻している。ジャイアンは50円余計に払えばいいのであり、100円払う必要はない。))をこねまわし、ジャイアンがどんなに抵抗しても追いすがる始末。 ジャイアンが逃げ出したら犬小屋をひっくり返し、静香ちゃんのスカートの中に隠れていると疑ってスカートをめくり、はては&bold(){スネ夫を「変装している」と決めつけて襲いかかり}、 車がクラクションを鳴らしても「車なんか来てないくせに」と道路のど真ん中を歩き、 「危険 立ち入り禁止」という看板を目にすれば「[[嘘]]つけ」と吐き捨ててそのまま穴に転落するなど、 (ドラえもんが言及している通り)人の発言や書いてあることをすべてウソと断じるこの薬は&bold(){正真正銘命に係わる}。[[危険なひみつ道具]]でもある。 スナオンはその逆で、この回のカオスっぷりは歴代ドラえもん史上屈指のレベル。 ひみつ道具に中間はないのだろうか。 ・[[連発型不運光線銃]] 「空中歩行シューズ」に登場する。 ビームに当たった相手は次から次へと[[不幸>不運(属性)]]に見舞われる。しかも前後の状況完全無視。 何のためにあるんすかね? 劇場版「ひみつ道具博物館」でころばし屋を改造した敵もいたので、攻撃道具にはなるかも知れない。 標的というか属性攻撃としては、ツキの月服用で逃げる泥棒に当たれば効果が少し落ちたりするかも。 不幸にまつわるひみつ道具としては他にも「悪運ダイヤ」やジョーカー一枚の「しあわせトランプ」などがあるが、 これらは分かっていれば他人に押し付けたりが可能なので性質は全く違う(悪運ダイヤに至っては自分に起きた不幸を他人に押し付ける道具である) ・悲劇の素 「[[2112年 ドラえもん誕生]]」に登場するドリンクの薬。 飲むと途轍もなく悲しい気分になる。 耳を失ったドラえもんが「元気の素」と間違えてこれを飲んでしまい、三日三晩泣き続けた結果現在のガラガラ声(大山のぶ代氏の声)と青色のボディになってしまった。 一応、[[泣くことはストレス成分を体内から流す効果がある>エシディシ(ジョジョの奇妙な冒険)]]というが、当時はほとんど知られていなかった。 目薬で泣いたフリという芸のガチ版というのが一番それらしいか。それにしたって効果が三日三晩続くのではやりすぎだが… ・バーチャル選挙速報セット 架空の選挙に出馬できる。ただし投票も自分でやる(〇ボタン連打)。 原作でもアニメでも映画でもなく、学習漫画の「ドラえもんの社会おもしろ攻略 (8)政治のしくみがわかる」に登場した道具。 ・おもておもてマシン 光線を当てると裏側が表と同じ形や色になる。スイッチを逆にすると、両面が裏になる。 両面が画面のテレビを作る事も出来る。 「ドラえもん うらないのふしぎ」という学習本(?)に登場した道具。 ・アベコンベ 「アベコンベ」に登場する。 カタコンベ("地下墓所"の意味)ではない。 この道具で突いたものは全てアベコベになる。 例えば、 ・消しゴムが紙を汚す ・扇風機が熱風を出す ・物干し竿は洗濯物がぬれる ・タバコは吸うほど長くなる ・掃除機はゴミを吐きだす ・カミソリはヒゲを生やす ・冷蔵庫は熱を発する ・風船は重くなる ・運転者が自動車を担いで走る ・ドラえもんの頭の上下が逆転する ・傘から雨が降る ・泥棒が警官を追いかける ・帽子を足に履いて靴を頭にかぶる ・金魚鉢に入った猫を金魚が狙う ・犬が飼い主を散歩させる ・&bold(){のび太の頭が良くなったりする} …と、大半が全く意味が無い。 「頭を突いた場合」の効果がドラえもんとのび太で違うことから、効果はランダムなのかもしれない。 何気に別の話に再登場し、ひみつ道具に対しても効果があることが判明した。 寒冷地で体が温かくなるという効果で映画でも活躍した「あべこべクリーム」の上位互換なので、 「[[ツキの月]]」など運をコントロールする道具と使えば「理想的な反転効果」を引き出せるかも。 それこそ「さすとあめがふるかさ」を「傘の外だけ雨にする」天候操作兵器や「傘の外側から水を発射する」ウォーターバズーカにするとか。 ・裏たなばたロケット 「ねがい七夕ロケット」に登場する。 短冊に書いた願いと&bold(){反対}の願いが叶う。このひねくれ具合は何だろう。 似たような道具に[[ウソ800>ウソ800(エイトオーオー)]]がある。 また、これとは別に普通に願いの叶う「ねがい七夕ロケット」もある。 なお、どちらも「書いた本人だけではなく、他人の願いを叶えることもできる」という機能のため、他人を不幸に陥れることも可能で、使い方によっては[[危険なひみつ道具]]でもある。 ・原子おはじき 「ドラえもん大事典」で紹介された道具。 顕微鏡をのぞきながら&bold(){原子でおはじき}をする。まさにハイテクによるローテク。 というか核反応とか大丈夫なのかコレ。 原子サイズである事以外は普通のおはじきなのかもしれない。 ・頂上取替え機 「ドラえもん大事典」で紹介された道具。 山登りの最中に面倒になった場合、今いる場所を頂上にしてしまう。 そんな理由で地形を変えられるなら「[[どこでもドア]]」を使えばいいんじゃ……。 ・具象化鏡 「具象化鏡」に登場する。 [[比喩表現が現実化する>文字通り(日本語)]]道具。 例えば「真っ赤な嘘」をつけばその人が全身&font(#ff0000){真っ赤}になり、 「嫉妬の炎」を燃やせばその人が実際に&font(#ff0000){燃える}(ただし燃えたのび太自身はヤケドなどはしていない)。 「暗い気持ち」でいるとその人が闇に包まれ、 「この”胸も張り裂けそうな苦しみ”が」と叫ぶと、胸元から「&bold(){ビリ}」という音が…。 ましてや、「はらわたが煮えくり返る思い」や「断腸の思い」を感じたり、職場で「首を切られる」ことになったりしたら……多分諸君の考えてるような事になるのだろう。 ・自動コジ機 「ハイキングに出かけよう」に登場する。 一見敷き物のような道具だが、ボタンを押すと「あわれなこじき」の札、お金を入れてもらう皿、スピーカーが出現し、スピーカーからは「右や左の旦那様~」という乞食の決まり文句が流れ、&bold(){誰でも乞食になれる。} …だが、マジモンのホームレスならこんなもん買う余裕があるまいし、買ったところで費用対効果はゼロに等しいだろう。 「記憶映写トンカチ」の回に登場した記憶喪失おじさんがその場しのぎに言った&bold(){「こういうのが趣味」}の人か? なお現在では「乞食」自体が違法なので、単行本の道具百科からは存在が抹消されたり、大全集でも札が「お金はこちらへ」に改変され、 台詞も改められて「自動コジ機」の名前が出ないようにされたりしている。現在は放送コード的にも「乞食」は使用不可能。 …[[別作者>手塚治虫]]だが『[[鉄腕アトム]]』80年代版で「乞食のため物乞いロボを導入・全技術を投入して磁石ロボとして改良」という話があるのだが、&bold(){そっちは規制されていない。} ・代用シール 「代用シール」に登場する。 物の名前を書いて物体にシールを貼ると、貼られた物体はその名前の物になる。なおロボット・生き物にも有効。 例えばシールに「郵便ポスト」と書いてドラえもんに貼ると、ドラえもんの見た目のまま郵便ポストになってしまう…のだがどういうわけか&bold(){異様に接着力が弱い}。 機密書類を盗まれた時の撹乱、エロ画像入りの記憶デバイスを見られそうになった時には使えるかもしれない。 ・ダイリガム 「ダイリガム」に登場する。 言いにくいことを言わなければならない時、このガムを噛んで&bold(){カスを他の誰かにくっつける}ことでカスをくっつけた相手に代わりに言いにくいことを言ってもらえる。 回りくどいし汚らしいし、相手と相対している真っ最中では使用できない。ガム噛んで話してるやつと真剣な話したい人もそうそうおるまい。 一応、自分の罪を人におしつけることは可能だが。 また、自分にくっついても効果は出る。 ・プラネタイジリウム わさドラ「夜空に輝くピザ・ギョーザ」に登場。星を自由に動かせ、&bold(){好きな星座を作る}ことが可能。 下手に星を動かすと地球と他の星が激突する恐れもあるので[[危険なひみつ道具]]に含むべきだろう。 ・地震なまず 「地震なまず」に登場。 近くにいる人間を名指しして「くっつけ」と指示を出すと地中に潜って相手の下に張りつき、くっついた相手が「じしん」(「自身」「自信」でもアウト)というとその相手にだけ地震を発生させるナマズ型ロボット。 ・ふろしきタクシー 「ふろしきタクシー」に登場する。 これを下に敷くと、一番近くにいる人は何が何でも「ふろしきタクシー」に包まれた人を持ち上げ、目的地に運ばなければならなくなる。 のび太でも129.3㎏のドラえもんをヒーヒー言いながら2階から玄関まで運べたので、重力操作だか筋力増強だかの作用もあるのかもしれないが、&bold(){だったらその能力を使用者本人の肉体にかけろとか言ってはいけない}。 オマケに普通のタクシー同様、行き先を知っていなければ運搬者はそこに辿り着けないため、その場合はいちいち乗っている人に指示してもらわねばならない。 &bold(){こんなの嫌がらせ以外の何だというのだろう。} ・ツモリナール 「ツモリナール」に登場する。 なんでもやった「つもり」になる道具。本人のみならず音を聞いた人も「つもり」になる。 ((これも元ネタは古典落語の『だくだく』と思われる。内容は貧乏過ぎる浪人が家の道具を紙に描いた絵で代用したら、 そこに泥棒が忍び込んで呆れ果て、「ここでタンスを開けたつもり」「一切合切全部盗んだつもり」と一々口に出して盗んだつもりになるという話。 これや「ギシンアンキ/スナオン」に限らずドラえもんには落語をモチーフとしたエピソードがそこそこあり、F先生の趣味が窺える)) あくまで「つもり」なので、例えば食事をした「つもり」になっても実際には腹が満たされることは無い。 それでも作中でのび太がやったように、遊びや暇つぶしや人的危機の回避にはなかなか有用。 二次元の嫁と本当にデートしたつもりとかにもなれるだろうし。元はそういう娯楽用の道具なのだろう。 なお、大山版のアニオリ回に「やった木」という下位互換の道具が出てくる(自分を対象にできない・回数制限あり)。 ・ひさしぶりトランク 「ひさしぶりトランク」に登場する。設定ボタンやダイヤルの付いたトランク状の道具。 この道具を持った人や、この道具の上に載せた物を懐かしがるようになる。その時期は数日~数十年単位で設定可能。 ただし、自分(もしくは対象)の年齢以上の年数に設定すると、誰からも「知らない人」と認識されるようになる。 美味しいものを食べるときなんかに使うとそれなりに便利。 でも「ハジメテン」を使えばいいよね。 ・スカンタコ、[[虫スカン]] それぞれ「ジャイ子の恋人=のび太」、「ニクメナイン」と「しずちゃんさようなら」に登場。 スカンタコはしかめっ面をしたタコの形をした道具で口から出る墨を浴びると、虫スカンは錠剤状の道具で服用すると、誰彼構わず訳もなく嫌われるようになるという、どちらもわざわざ&bold(){相手に嫌われたい人}のために作られた道具。 もちろん、特定の相手だけではなく周囲の全ての人間(ドラえもん含む)にまで嫌われるため、 ジャイアンのように短気な人といあわせると暴力の対象にされる可能性すらある。 一体誰が何のために作ったのだろうか、二種類も…。 ちなみに「ムシスカン」の方は正確には「不愉快放射能」を発して人を追い払う道具であり、強い動機を持っている人間は突っ切ってくることもある。 ムシスカンが「追い払う」ものなのであれば、宝くじにあたったのでたかりに来た輩とか何らかの動機がある者を 不愉快放射能で嫌な気持ちにして「なんだあんなやつ」とどこぞに行かせることは可能かも知れない。 暴力の対象になってしまうと相手が強盗化しかねないので、犯罪者としてハメる場合くらいにしか使い道がないのでスカンタコよりはムシスカンの方が穏便。 ・出しっぱなし国旗 「ドラえもん大事典」で紹介された道具。 白い旗。大晦日に飾ると元旦に日が昇って日本の国旗になる。 素直に元旦に旗を飾ればいいだろうに、そもそも22世紀でも元旦に国旗をだす家などあるのだろうか。なんなら21世紀でも出す人はおるまい。 ・スーパー箸 わさドラ「お箸はのびるよどこまでも」に登場。 前後左右自由自在に動かせる箸だが、普通に食事する分には普通の箸で十分だろう。 ・台風チャート 台風の進路を教えてくれる。のはいいが、ここでいう「台風」とは「台風トラップと風蔵庫」で捕獲した台風。 登場話の「台風トラップと風蔵庫」ではのび太がまとって街に出たので役に立ったが、普通捕獲した台風はちょっとずつ使うのでチャートの使い道は本来ない。 自然の台風にも使えるかは不明。 ・おおかみ男クリーム 「おおかみ男クリーム」、わさドラオリジナル「寒い日は雪女になろう」に登場。 これをつけるとおおかみ男になり、ドラ二コフのように丸いものをみると[[狼>オオカミ]]になるようになる。 普通におおかみになれる「月光灯」で十分。ちなみに女性にも有効。 類似品に「雪女クリーム」があり、こちらはぬると[[雪女>雪女(属性)]]になる。 のび太がこれをぬりすぎた結果、&bold(){ちょっと息をしただけで辺り一面を凍らせてしまった}。こちらは[[危険なひみつ道具]]である。 ・逆転カガミ 大山版「あべこべの星」に登場。 &bold(){"ただの"鏡。} ・箱入りかがみ 「[[かがみのない世界>かがみのない世界(ドラえもん)]]」に登場する。 「鏡を見たことがない人が、初めて鏡を見たらどんな反応をするか」を調べるための実験道具。 これ自体ではなく使ったシチュエーションが問題で、&bold(){「もしもボックス」で実現させた「鏡のない世界」で使った。つまりこの鏡である必要性ゼロ。} 要するにブティックの試着室そのもの。使い時は考えましょう。 ・主役はめこみ機 「主役はめこみ機」に登場する。 漫画やテレビ等の主人公を自分と差し替えられる。内容によっては違和感バリバリなのでその満足感すら得られるかも怪しい道具。 (一例) ドラえもん「ちょっとのび太君でやってみよう。」 「(マヌケ面で)アババー」in ギャグマンガ 「警察は野比のび太容疑者を銀行強盗の疑いで指名手配しました。」in テレビのニュース のび太「ちょっと、こんなのに差し替えないでよ。」 ちなみに『21エモン』世界の漫画は皆この道具の機能が内蔵され、誰でも「自分が主人公」気分を味わうことができる……夢小説の発展系か? ・本物電子ゲーム 「本物電子ゲーム」に登場する。 画面が空洞になっているレトロなゲーム機。 対象人物を画面に入れると&bold(){その人物をキャラクターとしてゲーム(落ちてくる物を避けながらゴールまで行く)が開始される}。 上から落ちてくる槍や手裏剣が刺さっても別に死なないしケガもしないが、痛いことは痛い。 実際スネ夫は対象がジャイアンだったのをいいことにわざとミスをして普段の仕返しをしている。 ゲーム内容や対象人物への効果が他のゲーム系道具と比べてかなりマイルドかつチープなので、 未来デパート製ではなく個人やインディースメーカーの商品であると思われる。%%まず未来デパートなら本気で殺しにかかる%% 1期アニメでは、落ちてくる物が金槌・スパナ・鉄球に変更されている(恐らくこのゲームの元ネタの「ゲーム&ウォッチ ヘルメット」に基づいたもの)。 2期アニメでは「モンスターを踏んだりアイテムを使ってやっつける」ゲームに変わっており、マルチプレイにも対応している。尚、ジャイアンの母親が道具による拘束を気合いで無力化しており、精神力が強ければ回避できる模様。 ・自動鼻くそ取り機 ・しゃっくり止めびっくり箱 ・夜間布団の中からおしっこできるホース ドラえもんプラス2巻収録の「大きくなってジャイアンをやっつけろ」に登場した。 ・通話よこどり電話 「まんが家ジャイ子先生」に登場する。 こいつから伸びているコードを家庭の電話に繋ぐと、その電話でかけた通話は、どこにかけても「通話よこどり電話」に繋がるようになる。 ・スーパー流しそうめん わさドラ「はしれ、流しそうめん」に登場。 最低でも東京~京都間の超長距離にのばせる流しそうめんだが&bold(){そんな長距離で流しそうめんをやる機会がいつあるというのだろう}。TOKIOも流石にここまでやってない。 しかも未来の道具なのにめんのほうは自分で用意する必要があるのでますます出番が……。 ギネスブックに登録されている流しそうめんの最高記録は3317mである。 ・初日の出セット 「初日の出セット」に登場する。 「寝坊のくせにどうしても初日の出が見たいという人のためのセット」らしい。 太陽型のラジコンと、顔に噴霧すると辺りが夜に見える夜ガスのセット。 ガスの煙に頭を突っ込みながら、ラジコンをゆっくり上昇させて初日の出を味わう。 その使用風景はあまりにも滑稽である。 ドラえもんはこのラジコンのペンキを塗り替えて乾かしておいていた。なぜ塗り替えが必要な程摩耗していたのだろうか。 のび太にはストーブと間違えられて餅を焼かれ、ジャイアンにはのび太にぶつけたり通行人を驚かすためのラジコンとして利用されるなど、ロクな使われ方をしていない。 ほぼ同じ目的の道具に「[[ぐ~たらお正月セット>ぐ~たらお正月セット(ドラえもん)]]」の付属品のひとつ「初日の出ジオラマ」がある。こちらはミニチュアの輝く太陽が水平線のジオラマから自動的に昇ってくるのを明るい部屋で眺めるだけ。 ・長距離風船手紙コントローラー 「風船がとどけた手紙」に登場する。 手紙をつけた風船を空へ飛ばして、名前も知らない誰かに拾ってもらう…というのを、あろうことか風船を操作することで手動で行うことができる装置。 モニター(風船の形をしておりやけにオシャレ)に風船の様子が映るので、手紙を拾ってほしい相手の前に風船を降ろす。だがたまたま近くを通った人間に横取りされる可能性もあり、作中でも狙った相手に拾わせるのは難しいと描写されていた。 これだけでも十分夢のない道具だが、のび太は「もはん手紙ペン(模範的な手紙の文章を自動で描いてくれる道具)」まで併用。だが最終的に手紙は意外な者の手に渡り… ・せい電気ぞうふく機 学習本「まんがで おぼえる 二年生の かん字じてん」に登場する。 使用すると静電気が帯電しやすくなる。ある一定量貯まると自身が電池のようになり、&bold(){鼻の穴}をコンセントにして貯めた[[電気を使えるようになる>雷属性/電気属性]]。見た目が悪すぎる。 同様の効果を持つ道具として原作にも「蓄電スーツ」というものがあるが、こちらはアースを忘れると放電が始まるやばい代物。 ・おしっこバトン 映画『[[ドラえもん のび太のひみつ道具博物館]]』の記念企画「ひみつ道具大作戦」で最優秀賞に輝いたひみつ道具。 尿意を催した時にこのバトンを人に渡すと、その人が自分のかわりにおしっこしたくなる。 &bold(){「運動会で間違っておしっこバトンを受け取ってしまうと誰よりも早く走れるけど、ゴールしないでトイレに直行してしまうかも」} ちなみに投稿者は&bold(){50歳}。……まあ恐らくトイレが近いのだろうが、夢がない…… これが最優秀賞になってしまったことはネット上を震撼させた。 一応、同作者の「エスパー魔美」でもおしっこテレポートで他人に代理放尿してもらうというネタ自体はある。 膀胱の内容物そのものを押し付けるのと尿意のパスだとだいぶ意味が違うけれども。 ・変身カチューシャ わさドラ「ボクのび子ちゃん」に登場。 これをつけるとポニーテールになり、声が女の子らしくなり、周囲が女の子扱いしてくれるというもの。&bold(){男の娘ですね。} 声の女の子度合が上がるというだけでも人によっては十分価値はあるとは思われる。 声変わり手前の役者が役を演じ切るまで持たせるとか。 ・盗塁ゲームセット 大山版アニオリ回「盗塁ゲーム」に登場。 ホームベースの位置を指定すると、現在地とホームベースの間に3つのベースが出現する。 全てのベースを通過してホームベースを目指す。ベースの上にいる間だけは無敵状態で、他者からの攻撃を受けない。 名称からして実用性を度外視した遊戯用の道具なのだろうが、&bold(){そういうゲームをするなら普通のベースで十分であり、わざわざこの道具を使う必要性はない。} なお、この回は大山ドラ末期のカオスっぷりを象徴する回として今でも語り草である。 ドラえもんで「G線上のアリア」が流れる回なんてこれくらいだろう。 } *劣化系 同じ用途のもう少しマシな道具がある、劣化版としか言いようがない、ざんねんな道具。 発売時期や値段、開発元など読者がわからない部分で差別化されている可能性はある。 #openclose(show=道具一覧){ #areaedit() ・[[どこでも大砲]] 「どこでも大ほう」に登場する。該当項目参照。 じつに強引すぎる道具であり、[[運用次第によっては死んじゃいそう>南斗人間砲弾]]なトホホな道具。 一応「ばくはつこしょう」の上位互換だが&font(#ff0000){だからどうしたと}。 「どこでもドア」ではダメなのか。「どこでもドア」と違って移動前に移動先の状況を確認できるのが利点か。 もう一つ利点を上げると、「ドアは向こうからの干渉が可能である」が、これにはそれがない。 どこでもドアは宇宙や海などに繋がって真空で空気漏れ、水だばぁ、という事故など長いドラ史ではよくあることなので、 「一方的にこちらから向こうへ押しかけることのみが可能」というのは強みと言えなくはない。 ・タイムトンネルの穴掘り機 幻の日テレ版のエピソード「潜水艦で海へ行うの巻&bold(){(原文ママ)}」に登場した道具。これで掘った穴を通ると任意の場所にいける。 &bold(){こんな名前のくせにタイムトラベルは出来ない。}使うたびにわざわざ大きな穴を掘る必要があるので労力も時間もかかる。 「どこでもドア」では(ry どこでもドアではドアより大きい物は運べないが、この道具なら穴さえ掘ればどんなに大きい物でも運べることが利点か。 ・まほうの地図 [[まほうの地図>まほうの地図(ドラえもん)]]に登場。行きたいところに印をつけて体に巻けばその場所にいける。 しかし、地方ごとに分けられていて行きたい地区の地図を探す必要があります。 「どこでもドア」(ry ・プッシュドア 「プッシュドア」に登場する。 ドアに取り付けるボタン式のメカ。キーの裏に場所の名前を書き込むとそこに通じる。 ドラえもん曰く「どこでもドアより手軽」らしいが&bold(){そんなわけがあるか。}値段の問題だったのだろうか? ・電車ごっこ 「ふしぎな海水浴」で登場。 てんとう虫コミックスでの初出は「行かない旅行の記念写真」で「ふしぎな海水浴」のことを「前に海に行ったときに使った」((「ふしぎな海水浴」では「どこでもきっぷ」という名前で登場している上に、効果も微妙に異なっていたりするのだが。))とのび太が発言しているが、同エピソードは初出から30年以上単行本未収録だったので読者は大いに戸惑った。 形状は電車の駅にある行先パネルみたいなプレートであり、これに行き先を書いてドアに貼ることでその場に直行できる。 書くまでもなく「プッシュドア」の更なる下位互換であり、しかも作中では「うみ」と書いたせいで&bold(){海中にダイレクトに開く}、 再登場の際には「ニューヨーク」と書いたら&bold(){銭湯に繋がる}(そりゃ[[風呂のことをニューヨクと言うがbyのび太>スーパー移動風呂1010]])など、((後者についてはドラえもん曰く「この機械壊れてる」とのことだが。))全然融通が利かない。 ・ワープペン 「ワープペン」に登場する。好きな場所の名前を言いながら、このペンで壁面などに円を描くと、その円の中が超空間を通じてその場所と繋がる。 どこでもドアとくらべると、書いた円の大きさによっては「こたつに入ったまま台所の料理をとる」等本人が移動しなくても物をとってこれるのが利点か。 ・はこび矢 「弓やで学校へ」へ登場する。 [[弓]]と吸盤つきの矢、的のセットで、行き先においた的に対応した色の矢を撃つと、使用者と同行者をその的のところへ運ぶ。 だから「どこでもドア」ではダメなのか。 向こうはひみつ道具の移動系最高峰なので、下位互換が一杯あるのはある意味当然だが。「どこでもドア」が出来る前の試行錯誤していた頃の道具だろうか。 ちなみにわさドラ時代の劇場版「ひみつ道具博物館」ではどこでもドアがひみつ道具第一号となっている。ただし厚さがメートルに達しそうであり、 横幅も広く高さも確実に3mは軽く超えるような巨大扉の機械式左右開き仕様であった。 F先生が存命だった頃の劇場版「銀河超特急」及び元となったと思われる短編「天の川鉄道の夜」では「(銀河内を移動する列車は)昔は重要な移動手段だったけどどこでもドアの出現で廃れた」とされている。 この二つに矛盾がないとすると、初期のどこでもドアは移動力こそ星間級にバカ高いが駆動に時間がかかり(1号は時間ごとにドアが開くという描写が博物館側にある)、 設置にスペースもやたら要する巨大な初期コンピューターに近く、ドラえもんのような中古買いが持っているのは 今で言えば安売りのパソコン(文字通り「パーソナル」用)に近いドアなのかも知れない。 つまりはこび矢は、どこでもドアが個人用品化するより前の短距離移動用品として開発販売されていた競合品の類なのかも知れない。 ・どこかなまど 「ミニ熱気球」に登場する。 「○○はどこかな」と探し物の名前を言い、開けると窓の向こうがその物のある場所につながる。 ただし窓自体は非常に小さいため、暗所等の分かりにくい場所にあるとそれがどこだかさっぱり分からない。 表示しているわけではなく、実際にその場所につながっているので、どうも「どこでもドア」「どこでも窓」の小型版らしい。 しかしここまでやっておいて窓が小さいので手を伸ばして取ることはできず「[[スモールライト]]」で小さくなって入るか、 場所を確認して自力移動するかしないと回収ができない。「なくし物とりよせ機」等の方が遥かに便利である。 ・お座敷釣り堀 「勉強部屋の釣り堀」に登場。 ビニールシートのような形状をしており、広げてスイッチを入れると表面がどこかの川や海と繋がって自室で釣りができるようになるが、場所の指定ができず、風呂やわさドラ版では水溜まりにまで繋がることがあるなどいまいちあてにならない。どこでもドアを横にした方が確実。 大長編「[[鉄人兵団>ドラえもん のび太と鉄人兵団]]」では意外な使われ方をしている。 ・地球エレベーター わさドラ「地球エレベーター」に登場。 地球を貫通して動くエレベーター。''どう見ても「どこでもドア」の劣化''。 自由落下の速度でしか動けないらしく、片道は常に42分かかる仕様。出発地点が海面より高いと、到着地点も律儀に海面より高くなるという無駄な科学的考察あり。 一応微調整は可能らしいが、日本からだとブラジル近辺にしか行けない上に、一度出発してしまうと途中の進路変更も受け付けてくれない。 ''長時間乗ることになるのに、座席もトイレも付いていない''。座席に関しては搭乗中無重力になってしまうのでいらないとも取れるが、それでも安全のためにシートベルトは必要だろう。 ・ニコニコせっけん 幻の日テレ版のエピソード「ニコニコせっけんの巻」に登場。 このシャボンにあたるとどんな不機嫌な顔も笑顔になる。 「表情コントローラー」の下位交換。 ・数字取替え銃 幻の日テレ版のエピソード「成績表はいやだなあの巻」に登場。文字通り数字を書き換える。 作中ではのび太のオール1の成績表をオール5に書き換えていたが…&bold(){修正液でも使えばいいんじゃねえかと。} 修正した後が残らないのはいいかも知れないが、数字しか書き換えられないのはかなり限定された用途にしか使えなそうだ。 ・じゃんけん箱 「じゃんけん箱」に登場する。 自分の代わりにじゃんけんしてくれるので絶対に負けない。 尤もこの道具は所詮「グーチョキパー」と同じなのでたとえ勝っても&bold(){ズル呼ばわりされるのが目に見えている}。 似たような道具で「じゃんけん手袋」というのもあるが、これはまだ箱と違ってバレにくいかも? 「じゃんけん名人になってもどんな場面で役立つのか」について気にしてはいけない。 ・じゃんけん練習機 「夢中機を探せ」にてドラえもんが間違えて出した道具。 これ使うとじゃんけんの名人になれるとのことだが、運で勝敗を決めるじゃんけんを練習して何の意味があるのか疑問なところ。 名前及び登場エピソードはともかく存在自体は幅広く認知されており、その理由は&bold(){&color(red){雑誌掲載版「夢中機」においてドラえもんがこの道具を使用した際にパーを出していた}}為。単行本で[[サザエさん]]よろしくグーチョキパーが描かれた札に差し替えられたことまでセットで知られている。 この描写から一応札でもじゃんけん練習機は機能するようだ。 ・タイムふしあな 「タイムふしあな」に登場する穴の空いた木の板。ダイヤルで時間を指定して穴から見る。 「タイムテレビ」の完全下位互換で存在意義不明。軽いことだけじゃないかとりえは。 &font(l){どうしてものぞきの気分を味わいたい紳士には有用かもしれない。} ・タイムライト 「『時』はゴウゴウと流れる」に登場。 点灯すると、時の流れが凄まじい暴風のように目に見えるようになる。「時間を無駄にしてはならない」という教訓を人に教える。&bold(){それだけ。} …しかもこれ「具象化鏡」の下位互換。 プロジェクターとか使えば現実にすぐ作れそうな道具である。 非公式ファンブック『野比家の真実』でも「うそつき鏡」ともども「使い物にならない道具」の典型例に挙げられた。 ・地図ちゅうしゃき 「地図ちゅうしゃき」に登場する。 地図に針を刺し、注射器の上に物を載せて注射すると、その場所に物を届ける事ができる。 しかし、地図の位置だけでなく、刺す深さという&bold(){三次元でのピンポイントな操作}を要求される。 のび太はこれを使ってジャイアンの家に本を貸そうとしたが、屋根の上に送ったり、&bold(){地中深くに送り込んだりしてしまった。} ちなみに屋根に散らばった本は「タケコプター」で拾いに行った。 &bold(){「注射器で送るから」「いや、今貸せよ!」} これを使うぐらいなら、「どこでもドア」や「忘れ物おくりとどけ機」を使った方がはるかに容易である(作中でしずかちゃんにも突っ込まれていた)。あえて使い方をあげるなら遠方で火災が起きた時に安全かつ迅速に消火できることか。(どこでもドアではドアが燃えるリスクがあるので) ・日づけ変更カレンダー 「日づけ変更カレンダー」に登場する。 文字通り日付を変更する。時間操作系ひみつ道具の一種だが、効果範囲が本人の周囲&bold(){数メートル}と狭すぎる。 「きまぐれカレンダー」のほうが効果範囲は広く、明らかに有用。 ・半分こ刀 「半分の半分のまた半分」に登場する。 [[何でもこれで切ると半分になる。>何でも斬れる剣]](体積が半分になる。その状態でも道具などは使える) 自分に使うと半分の自分が2人になり、それらも意思をもつ。ただ物体を増やしたいだけなら「フエルミラー」や「トカゲロン」でよい。 人間に使えないって? だったら「分身ハンマー」がある。代わりに分身ハンマーは質量が半減していくため場合によれば体積比で軽くなりすぎるが。 狭いところを通ったりできるけどやっぱり下位互換。 ・季節かんづめ その缶詰めを開けると8時間、周囲がその季節になる・・・となっているが雪が作り物で冷たくないという説明もあるので、 あくまでそれっぽい温度と動植物(開花や紅葉など)の操作をしているだけっぽい。 オールシーズンバッチの劣化である。 ・おかし牧草 「おかし牧場」に登場する。 この牧草を食べさせるとお菓子が「ウシ」になり、お菓子の数を増やすことができる。しかし&bold(){1時間おき}に食べさせないと元のお菓子に戻ってしまい、2度とウシにはならなくなってしまう。どう考えても「フエルミラー」や「バイバイン」で良い。 家畜を育てることの大変さや働くことで見返りがもらえることを学べるという、子供の教育用・食育用道具かもしれない。 あとバイバインはちょっとでも食べきれなくなると逆に宇宙追放刑レベルのえらいことになってしまうのが欠点ではある。 ・オマモリクン 大山版「オマモリクン」に登場。 物事を達成するための安全な方法や、危機が迫っているときにおしえてくれる。ただ、この道具の指示が絶対に最良手とは限らない。 ・温泉エッグ 大山版「温泉エッグ」に登場。 この卵を地面に投げつけるとそこが[[温泉]]になるのだが、&bold(){数分}で消えてしまう。「温泉ロープ」をつかったほうが絶対に良い。 なお、複数の卵をなげつけてれば温泉を連結することが可能で、坂道でやればウォータースライダーをつくることもできる。数分で消えるのであまり楽しめないが。 水または道具の効果時間を変化させる道具とコンボするといいのか? ・思いきりハサミ 「大人気! クリスチーネ先生」に登場する。 この[[ハサミ>はさみ]]が鳴らす音を聞いた人は迷っていたことを思い切って実行に移す。 しかし思い切って行った行動が良い方向に転がるかどうかは別問題で、「すぐやるガン」とか明らかにこっちより有能そうな道具もある。 音を聞くことで効果が出る道具なのにハサミ型になった理由は不明。迷いを「断ち切る」という意味も兼ねたのか? ・むしゃくしゃタイマー 「ムシャクシャカーッとしたら」に登場。砂時計のような形をしており、事前にセットしておけば、どんな物をどんなに壊しても元通りになる。&bold(){ただし4回使うと壊れる}(アニメでは5回)。 事前にセットしておく必要があるうえ、使用回数制限があるので「復元光線」や「タイムふろしき」の下位交換である。 一応「タイムふろしき」は時間操作系であり原状回復系ではないので、正確には復元光線のみの下位互換か。 (タイムふろしきは修繕に一定時間を要するうえ、タイミングを間違うと戻しすぎたり戻っていなかったりする可能性が0ではない。 作中のタイマーは「車を壊したな!→え?あれ?壊れて……」というレベルで瞬間的に戻るため誤魔化しが利いた。 タイムふろしきはやりすぎると車が鉄鉱石やら塗装前まで戻るとか、一か所だけ蹴った靴跡とへこみが残っていてテメー!となる危険が危ない) ・わたしたちを食べたくなるニオイのもと 短編映画「ドラミちゃん ハロー恐竜キッズ!!」に登場。 &bold(){読んで字のごとく。}…うん、「あじの素の素」で十分だよね。ただし作中の使用方法とは後述する「猛獣さそいよせマント」に近い。 ・カワムケルン わさドラ「カワムケルン」に登場。指にはめればどんなものの皮でも剥ぐことができるが、 相撲をとっただけで相手の服が脱げたり、投げ飛ばされた拍子に家の外壁がめくれたりと融通がきかない。普通に皮剥き器を使った方が安全。 尚、指がないドラえもんには使えないこともあってか「こんなつまらない道具!」と大量のフルーツとこの道具を前に暴言を吐いていた。 ・十二支変身サイコロ わさドラ「十二支変身サイコロ」に出てくる。サイコロをふって出た十二支の動物に5分間変身できるという動物変身ビスケットやイメージした動物に自在に変身できる「変身ドリンク」の完全劣化。 ・ふわふわ薬 これを飲むと体が空気より軽くなり空を飛べるようになるが、体が軽くなるので風で飛ばされるようになる。素直にタケコプターを使えばよい。ちなみに「たんぽぽくし」という似たような効果の道具もある。 ・会いたい人回転寿司 わさドラ「会いたい人回転寿司」に登場。会いたい人を呼べばすぐこの場所に呼び寄せられるが、&bold(){数十秒で去ってしまう}上に使用回数が11回と決まっている。 「あの人は居間」(これもわさドラオリジナル)のほうがはるかに良い。 ・サイオー馬 「サイオー馬」に登場する。 「人間万事塞翁が馬」を体現する小さな馬型のひみつ道具。人を蹴飛ばし、慶事の後に凶事を、凶事の後に慶事を起こす。 10分間捕まえておくと大人しくなるのだが、&bold(){コイツ自身が呼んだ慶事・凶事にも反応する}ため、場合によっては蹴られ続けることになる。 こんなもんを使うくらいなら「バランス注射」を打った方がいい。 ちなみにのび太が使ったところ、&bold(){不運の後に蹴ってもらおうとしたら無関係の不運続きで逃げられ続け、最後にお小遣いをもらったところでやっと戻って来る}という有様だった。 ・ニヒキメドジョウ アニオリの「ニヒキメドジョウ」に登場する。 他人にいいことが起こった時に使うと、自分にも同じことが起きる。 他にも願望実現系の道具が山ほどある中で、状況が限定的過ぎて使い勝手が悪い上に、[[使うたびに餌をやらないと怒り出し>仮面ライダー龍騎]]、&bold(){挙句巨大化して[[使用者に襲い掛かる>須藤雅史/仮面ライダーシザース]]。} こうなると餌をやっても止められず、結局どうすれば止まるのかは不明。大山ドラ末期にはこんな感じでいろいろ強引な道具が出てきました。 どう考えてもこんな道具より「アヤカリン」を使うべきですね。 まぁでも、「タイムテレビ」と「ふりだしにもどる」とセットで使えばいけるか…? ・そックリようかん製造機 わさドラ「そックリようかん」に登場。 作った人そっくりの姿になれるが、髪型などは元の姿の面影を残したまま。なので違和感まみれである。 変身ドリンク(後述)だの変身服だの腐るほどあるのにわざわざこれをチョイスする意味はないといっていい。 ・パンダナ わさドラ「ジャイアンがパンダ」に登場。 パンダの姿になる。が、元の姿の特徴が残ったままなのでかなり違和感がある。 ・無料ハンバーガー製造機 「ノラ犬『イチ』の国」に登場。水と空気から人工肉を作る。材料なしでどんな料理でも出せるグルメテーブル掛けの劣化。しかも無料といいつつ水道代がかかる。(河川や湧き水等を使うなら別だが) ・もち製造マシン 「[[タタミのたんぼ>タタミのたんぼ(ドラえもん)]]」に登場。もち米から餅を作る。やはり材料なしでどんな料理でも出せるグルメテーブル掛けの劣化。 それどころか現代市販されているパンを作るホームベーカリーにもちを作る機能がついているものも増えていて、それらにも劣る。 こういう道具は時代が追いついてしまったという感じがある。 ・見栄っ張りプロフィール わさドラ「プロフィールを盛っちゃえ」に登場。これに書いたことはどんな出鱈目でも相手が信じるがそれによって能力が向上することもない。自己紹介文にしか使えないので真実の旗印や[[うそつ機>うそつ機(ドラえもん)]]の劣化。 ・ガリバートンネル テレビ朝日版第1話「夢の町、ノビタランド」で登場したことでかなりメジャーな道具。 ご存知の通りこのトンネルを潜ると小さくなれる。これを使ってたまにミニハウスに棲むのは未来人にはよくあることらしい。 &font(#ff0000){何故「スモールライト」じゃ駄目なのかはドラえもん永遠のテーマとされる。} (こちらは設置型で同じ大きさ小ささで統一され、効果時間も無限、もしくは長いらしいので差別化は出来ている) ちなみに「昆虫飛行機」にはこれが「ガリバーユニット」として組み込まれている。 ・物語トンネル わさドラ「シンデレラはどこ行った」に登場。テレビや本のなかの世界に行ける。絵本入り込み靴に似てるが、あちらと違い物語の世界の人物が勝手にこちらの世界に来てしまう恐れがある。 ・ユクスエカメラ 「ユクスエカメラ」に登場。人や物の未来を写す。タイムテレビの劣化。 ・遅れカメラ 「遅れカメラ」に登場。過去を写す。タイムテレビの劣化。 ・うちでのデパート 「うちでのデパート」に登場。10円入れてほしいものをいうとそれが出てくるが。ものすごく小さい。ビッグライト等物を大きくする道具と併用しないととても使えない。10円で欲しいものがきちんと通常サイズで出てくる10円なんでもストアの劣化である。 ・頭文字シール わさドラ「一文字変えて遊んじゃおう」に登場。文字が書いたシールで、これを何かにはると、それの最初一文字が変わって言葉通りになるというもの。(例)財布に「な」のシールをはる。→ナイフになる。チケットに「ら」の文字をはる。→ラケットになる。ただし姿は変わらない。 代用シールや物体変換銃の劣化。 ・かくれん棒 「かくれん棒」に登場。 取っ手の付いたペンライトのような形をしていて、説明では「棒をもった人からでた光は、棒にすいこまれてしまう」から見えなくなる。 しかし「かくれん棒」自体は消えないので、周囲からは&bold(){謎の棒が浮いている}ように見える。 そのうえ電池式と明言される。しかも&bold(){話のオチで電池が切れている。} 透明になれるひみつ道具は他にもあり、わざわざ手がふさがり棒が目立つこれを選ぶ必要は…… &font(l){「ドラえもんを殴り倒す」描写があるので、[[非常時には武器になりそう>棒術(武術)]]ではある。} &font(l){現実にはこれと同じ名前の、壁・床の傷を目立ちにくくする補修用具が存在する。} #co(){ ・セルフ将棋 ひみつ道具大辞典に登場する道具で将棋の相手になってくれる。インスタントロボット、コピーロボット、 [[世話焼きロープ>細く長い友だち(ドラえもん)]]等ボードゲームの相手になってくれる道具はいくらでもある上、スマホアプリでも1人用将棋ゲームはある。 } //↑その理屈でいうと大半のロボット系ひみつ道具がドラえもんの下位互換になってしまうのでは? ・争奪戦回避銃 わさドラ「争奪戦回避銃」に登場。 対象物に向けて撃つと欲しい人の分だけ平等に分けて、争いを回避してくれるとひみつ道具。しかし分けた分だけ物の価値が薄まってしまう。作中ではこれを使って増やしたどら焼きは味が落ちるという描写があった。 要は「フエルミラー」や「レプリコッコ」の下位互換である。 ・透明人間目薬 「透明人間目ぐすり」に登場。 透明人間になる、つまり自分が他人に見えなくなる。上記の「見えなくなる目ぐすり」の正式効果版。 しかし「透明マント」と違って服や着用してるものは透明にできない。つまりこれを使うには服を脱がなければいけない。もし誰かが見てるときに途中で効果が切れると全裸姿を晒してしまう。 「透明マント」で十分。出番も透明マントと比べて圧倒的に少ない。「見えなくなる目ぐすり」ののび太はなぜ透明マントを求めなかったのか?そしたらあんな間違いをしなくて済んだのに ・ぬけ穴ボールペン 「ぬけ穴ボールペン」に登場。 このボールペンで円を描くと指定した場所への抜け穴を作ることができる。 描いた人以外でも通れるので、抜け穴が見つかったら全く意味がない上、室内に穴を開けることになるので借家だったら大家に怒られることになるだろう。 「どこでもドア」の圧倒的下位互換。自動的に足に靴を履いて外に出れるという点だけどこでもドアより優れてるか。 } *欠陥、不便系 その道具の目的が果たしづらかったり、労力と照らし合わせると割に合わなかったり他のひみつ道具で代用が利くものが多い。 #openclose(show=道具一覧){ #areaedit() ・ねがい星 「[[ねがい星>ねがい星(ドラえもん)]]」に登場する。 みんなみんなみ~んな、か~なえってく~れる、星。 星がおバカなのでなんでも勘違いする。日テレ版では使いすぎでおかしくなったということにされているが、それ以外だとデフォルトで勘違いする模様。 &font(#0000ff){例)}「香水」→「洪水」、「金(お金)」→「金物」、「たい焼き」→「タイヤ+木」、「雨」→「飴」、 「どらやき」→「ドラ焼き」→「&bold(){ドラえもんに火を放つ}」 わさドラで放送されたときには直接たのまなくても反応するようになりジャイアンが「ハックション」とクシャミをしたら白鳥がでてきたり、「おフランス製のかばんがないザマす」といったスネ夫ママの前にフラダンスを踊るかばを出したことがある。 &bold(){たまには}間違わない時もあるのでしっかりと明確に言えば効果を発揮するかもしれない。 例えばゲームブック『21世紀宇宙大冒険』では「悪の宇宙人の目の前に転送してくれ」と言ったドラえもんの願いを聞き届け、悪の宇宙人の本部要塞の司令室まで一発で転送していた。 (一例) ジャイアン「よくもこんな道具渡しやがったな、こいつらに大量のどら焼きをくれてやれ!」 ドラえもん「え?どら焼き?わーい」のび太「バカ、願い星の事だから…」 ドラえもん&のび太「「大量のトラとヤギ…ゲッ」」 ねがい星「&font(#0000ff){たまには}間違わない事もあるんだぞ、エッヘン。」 ドラえもん&のび太「「わーい、どら焼がいっぱい。」」 (『ドラえもん ロボットのふしぎ』) 「[[もしもボックス]]」でよくね? とも思われるが、「もしもボックス」は並行世界系であり、現実改変系とは違ったりする。((純粋な現実改変であれば、映画「魔界大冒険」はドラミのボックスが来た時点で本当に「おわり」になる)) ・食用うきわ 「ドラえもん大事典」に登場する。 小さな浮き輪を象っている。これを食べると腹の中で膨らみ、まるで本物の浮き輪をつけているように体が水に浮くようになるという代物。 一見便利そうだが、肝心の持続時間はたったの&bold(){3分}。 体内で膨らむという仕組み上、安全を考えてのリミットなのかもしれないが、いくらなんでも短すぎる。 ・くせなおしガス 「くせなおしガス」に登場する。 名前だけ聞くとみっともない悪癖を直せそうなガスに見えるが、少々違う。 この道具は浴びた者の癖を&bold(){物理的に誇張}し、恥ずかしがらせて癖を自覚させることで改善に繋げるというもの。 その結果のび太は&bold(){バレーボールほどのハナクソ}を鼻の穴から取り出し、ママは舌が&bold(){身の丈ほど伸びて}唇どころか周囲を舐め回し、パパに至っては貧乏ゆすりで&bold(){家を揺るがした}。 ここまでされれば本人とて嫌気が差して直したくもなるだろうが、もちっとマシな方法はないのだろうか……。 なお『[[続ドラえもん全百科]]』で「鉛筆を舐める癖を直したい」と[[ジャイ子]]が道具名に騙されてこれを使った結果、 周囲からバケモノ呼ばわりされてしまうという不正解選択肢に選ばれている。((ちなみに正解は「モノモース」を鉛筆に浴びせて鉛筆から説教させるというものであった。)) ・読書感想文を書いてくれるロボット 学習本「ドラえもんの不思議科学館」に登場する。 文字通り。&bold(){ただし説明書の厚みが1mを超える。} そもそも使えるとしてもこういう不正行為をやる道具はまずいだろう。 ・フットンダー わさドラ「布団にのってふわふわり」に登場する。布団たたきのような道具。これで布団を叩くと空中に浮き、どこへでも飛んでいく。 布団から出たくない未来のぐうたらな人物が考えた道具とのことだが、大抵の場合用事を果たすには結局布団からでなければいけないので大した意味はない。 ・さく文ペンシル 学習本「一年生のかん字早わかりじてん」に登場する。 自動的に作文を描いてくれる鉛筆。壊れると止まらなくなる。「タイムふろしき」をスタンバイさせておかないと色んな意味で危ない。 余談だがコレの上位互換と思しき「電子頭脳付きボールペン」というものがある。 未来の世界に想像力の概念はないのだろうか。 ・スパルタ漢児 学習本「まんがで おぼえる 二年生の かん字じてん」で登場した漢字を覚えるためのロボット。 気楽にやれるだろうということで見た目は子供を模しており、学習したい水準を設定して使用する。問題に間違って答えたり、逃げたりすると&bold(){電気ムチ}を振るう。 死ぬことはないにしても、[[子供相手に>体罰]][[電気ムチ>拷問]]。 『21エモン』で「電気鞭は&bold(){刑法で禁止されてる}ぞ!」ってセリフがあったのはどこに行ったんだ! ちなみにきっちり学習が終わるまでは帰してくれません。なにせスパルタなもんで。 ・しごきロボット 「[[いたわりロボット>いたわりロボット(ドラえもん)]]」に登場。 表題のいたわりロボットは人を堕落させてしまうため、それで堕落してしまった人を鍛えなおすためのロボット。 しかしのび太に&bold(){300問}問題を解かせるまで食事も我慢させるなど、単に「いたわりロボット」の逆張りを行っているだけでちっとも解決策になっていない。ひみつ道具に中間はないのか ・わる口べに 「おせじ口べに」に登場する、タイトルの「おせじ口べに」の裏についているリップ。 「おせじ口べに」はお世辞しか言えなくなる道具(なんと動物にすら有効)だが、「わる口べに」はその真逆で塗ったら&bold(){悪口しか}言えなくなる。 口喧嘩くらいにしか使用できないんじゃないか、これ。男が使うと見栄えも良くないし。 (第一、口喧嘩に使いたいならもっと強力な「けんかマシンセット」というのがある) ・ぞう印口べに/たこ印口べに 「ぞう印くちべに」に登場する。「ぞう印口べに」をつけるとぞうのようにくちびるがのび、「たこ印口べに」をつけると口から墨をはけるようになる。 前者は静香ちゃんがジャイアンを懲らしめるのに使ったが見た目は相当ヤバいし、後者に至っては何の役に立つんだか。 書道で墨の心配がいらなくなるくらい?でもそれを自分で使うのはちょっと… あとは暴漢に襲われた際に目眩しとして使えるかもしれない。 たこ印口べにはどうぶつ指キャップという指に嵌めるタイプのものが存在する。 ・緑の素 学習本「ドラえもんの不思議科学館」に登場する。 サクランボ型の道具。水をかけると双葉が生え、緑の少ない場所へ飛んでいく。飛んでいった先で草木となり緑地を増やす。 それだけならいいのだが、これを間違って人間が食べてしまうと、食べた人の頭に双葉が生え、緑の少ない場所へ飛んでいってしまう。 食べ物と似たような見た目にする22世紀のセンスっていったい……。 ・無重量発生じゅうたん 学習本「ドラえもん地球不思議科学館」に登場する。 スイッチを入れると[[じゅうたんの上が無重量(無重力)状態となる。>重力操作]]無重量状態だとスイッチに手が届かなくなるという欠点があるため、一人で使用してはいけない。 ・ケガワリング わさドラ「ケガワリング」に登場。 使うと犬や猫のように全身毛むくじゃらになって&font(l){[[ケモナー]]大歓喜}あたたかくなれるが、3日間ぬげないので不便。普通に厚着すればよかろう。サバイバル時には使えるか。 ・巨大紙飛行紙 学習コミック「ドラえもんのなんでもチャレンジ!」に登場する。 紙飛行機をおるための巨大な折り紙。完成させると乗って空を飛べるようになる。 ただ完成判定がかなりいい加減で、糊や接着剤などで接着するという行為だけでも完成させたと判定するため、これを破れた障子の補修に使うと&bold(){障子が飛んでいってしまう。} ・スケジュールどけい 「スケジュールどけい」に登場する。 箱型のボディに針型の腕とひとつの車輪がついた、例えるならば[[メタトン>mettaton(UNDERTALE)]]に近い形状の時計。 スケジュールを紙に書いて入れると、指定した時間にその予定の行動を紙を&bold(){入れた人}にさせるという物である。 …が、おやつを食べる予定を書いていた際におやつがなかった場合は&bold(){食べるふりをさせるわ}、野球の練習の予定を書いていた場合に &bold(){雨が降っていても外で練習させるわ}、テレビを見る予定を書いていたがテレビが故障していた場合は&bold(){映らないテレビを見させるわ}と融通が利かない。 おまけに予定を破ろうとすれば針でつついてくるし逃げてもどこまでも追いかけてくるという徹底ぶり。書いた本人ではなく入れた人が対象になるのもネック。 『続ドラえもん大百科』でも「午前と午後を間違えやすい」とダメ道具の烙印を押されていた。 ・反重力ペンキ 「決定版ドラえもん大事典」に登場する。 ドラえもんが反重力で3mm浮いている状態を人間でも再現できるひみつ道具。ただし塗りすぎると地上に戻れなくなる。 ・トビレットぺーパー 一見トイレットペーパーだが、ちぎると空にうかぶ紙。「フワフワ帯」の紙版だが、こんなへちゃへちゃしたもの何に使うのか。 重い荷物に詰め込んどくと軽くなるが「四次元ポケット」や「スモールライト」あるから意味ないよね。 ・べんきょうねまき 「べんきょうねまき」に登場する。 着て寝ると寝ている間に宿題や予習を行う。小学生にはウケそうだが、頭に入らない勉強に意味があるのか。 宿題が極端に多くなる中高生には需要があるかもしれない。 ・ペコペコゴム球つきパンツ 「ドラえもん大事典」で紹介された道具。 読んで字のごとくペコペコゴム球とホースで繋がった水泳パンツ。 一昔前の縁日で売っている玩具に、ポンプで空気を送ると跳ねるカエルのおもちゃがあったのを覚えているだろうか? あれと同じ要領でゴム球をペコペコする事で、カナヅチの人でも玩具のカエルくらいには泳げる。……いつ使えと? ・乗り物ボール/ビッグボール 2ページの超短編「ボールに乗って」に登場する。 巨大な野球ボール型の乗り物で、操縦方法が特殊で乗ってバットで叩くと空を飛ぶ。 おそらくまともな乗り物ではなく子供の玩具なのだろうが、本編であったようにバットで叩くのをやめると落ちてしまうので操縦をミスるとヤバい。 見た目のインパクトがすごいのでアニメのEDに使われたこともある他、『[[ケロロ軍曹]]』でネタにされたこともある。 ・みせかけモテモテバッジ 登録した女の子が近くに寄るとほかの女の子がよってくるバッジ。 もてない男が気休めに使うバッジだそうだが、&bold(){なにが気休めになるんだ}。 ・めんくいカメラ 「めんくいカメラ」に登場する。 カメラのくせに面食いで、標準以下の顔の人を写すと、服だけ写って顔が写らないという写真を出す。 ただでさえどういう場面で有効に働くのかまったくわからない効果なうえに、顔の判定用なのか無駄に高性能で人間臭いAIを搭載しており、 ジャイアンに「写らなかったらカメラを壊す」と脅されてやっと写していた。こんなもんマジで壊されても文句言えないだろう。 なお、アプリとして「[[実現したひみつ道具]]」のひとつ。ただし、おどしても写してはもらえません。 ・オールマイティチェア 「オールマイティパス」、「四次元ポケットのスペア」に登場する。 座るだけであらゆる世話を焼いてくれるが、本人の意思を無視して奉仕する上、一度座ったら降りられないという欠陥が組み込まれている。 設計ミスの類ではなく、装置を解除しようとすると攻撃する、降りようとすると阻止する機能があるのでそういう仕様らしい。 これでは横着どころか&bold(){拷問}である。何を考えているのだろう……。 ・正義のパトカー 「正義のパトカー」に登場する。 悪事を発見するとやって来て警棒でぶん殴る。 こう書くと素晴らしい道具みたいだが、「悪事」の定義が 「&bold(){あいさつをしない}」「人をちょっと不快にさせた」「親に反抗した」「小銭を交番に届けなかった」などとレンジが広すぎる上、&bold(){一度出したら仕舞えずぶっ壊さない限り付きまとわれるという厄介すぎる道具。} 同作者の[[ウルトラ・スーパー・デラックスマン]]みたいな奴だ。 &font(l){[[対バイオロン法を執行する者>機動刑事ジバン]]の方がまだマシだろうか。} ・[[うちでの小づち>うちでの小づち(ドラえもん)]] 「うちでの小づち」に登場する。 願いを言いながらこれを振ると、一応それが叶う。ただし、その際に割に合わない苦労をしたり、損害を被る場合がある。 例示すると、 「ドラ焼きが食べたい」と言えば、見知らぬ人の引っ越しを手伝わされたあとお駄賃代わりに振舞われ、 「1000円欲しい」と言えば、自分の貸していた品物(1000円より高額)を無くされ、その賠償として支払われ、 「身長が高くなりたい」と言えば、ジャイアンに殴られて膨らんだこぶの分高くなる。要求した品物の値段によってはかなり被害が大きくなる可能性があるため使いようによっては危険なひみつ道具のカテゴリーにも入るかもしれない。 またこの道具には「背を伸ばす」ことに特化した別バージョンもあるのだが… 「背を伸ばす」=「人を[[文字通り>文字通り(日本語)]]引き伸ばす」ため見た目的にアレな状態になり、しかも背が伸びても体重変化がないため強風に弱くなる。 ちなみに使い方を誤ると逆に押しつぶされたように縮んでしまう。 ・ウラシマキャンデー 童話ネタでもう一つ。こちらはドラミちゃんが出した道具。 この飴を一粒嘗めるだけでどんなしょーもないことであっても、他人のために何かをすれば必ずお礼が返ってくる。 「情けは人の為ならず」を実行するいい道具だって? バカ言っちゃいけない。 この道具は相手が恩を返し、それを服用者が「満足する」まで絶対に効果は切れないのである。 勿論、服用者の意思は一切関係なく、故意・過失に関わらずこの効果は発動・持続する。 したがって、うっかり大恩を着せてしまうと永久に付きまとわれ&bold(){いずれ拉致監禁され}かねなくなる。[[ゴキブリ]]を逃がしただけでゴキブリがウヨウヨと…。 まさに「小さな親切大きなお世話」である。 ・風の子バンド 更に童話ネタでもうひと踏ん張り。「[[西遊記>西遊記(中国古典)]]」で孫悟空がつけていた「緊箍児」のような輪っか。 これを頭につけて、本人もしくは周囲の人間が「冷たい」「寒い」という系統の言葉を発すると、輪っかが締まる。 何故か&bold(){聞き違える機能があり}「寒い」ではなく&bold(){「眠い」でも効果が発動する}という欠陥がある。アホか。&bold(){そうです、なんの役にもたちません。} 似た道具に「ごくうリング」があり、こちらは「しまれ」「しめろ」「しめ」という系統の言葉に反応して締まる。 ・動物変身恩返しグスリ も一つおまけに童話ネタ。小瓶に入ったシロップで、これを動物に飲ませると女の子の姿になる((図鑑などでは「人間の姿になる」としか書かれていないので、たまたま飲ませた個体が全部雌だっただけで、雄なら男子になるのかもしれない。))。 ハイ、その通り。&bold(){[[サンドスター>けものフレンズ(アニメ)]]でございます}。未来に生きてるなあ藤子先生は…。 これだけだと[[変態御用達道具>呪泉郷]]であるが、この道具は使用する動物に何らかの「善行」を行うことで、「鶴の恩返し」のようにお礼をしてくれる。 つまりただ飲ませるだけでは何の効果も無いのだが、恩返しを期待して恩を着せるって、童話のいじわる爺さんの発想では…? しかも、勝手に動物側が「こうすれば良かろう」と判断して行うため、「ウラシマキャンデー」同様&bold(){有難迷惑}になることも多い。 さらに、飲んだ動物が飲ませた側から不利益を被ると、その怒りで&bold(){仇討ち}してくる。 作中ではのび太が零したクスリで溺れてしまったアリの女の子たちが訪れ、&bold(){川に投げ落とした}。悪い事は出来ませんなあ…。 ・カネバチ 「カネバチはよく働く」に登場する。 落ちているお金を回収してくれるハチ型ロボットの群れ。「[[ジョジョ4部>ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない]]」に出てくる[[ハーヴェスト>矢安宮重清(ジョジョの奇妙な冒険)]]の元ネタとも言われる。 …が、しかし、作中でも突っ込まれている通り、使用すること自体が拾得物横領罪になりかねない。 しかも大量に集めた後でハチたちに「元に戻してこい」などと命令しようものならカネバチがキレて集団で襲いかかってくる。 法学的問題については『空想法律読本 天文学的違法金事件編』の「[[ジョジョの奇妙な冒険]]スタンド使い拾得物横領事件」を参照。 ・むりやりちょきんばこ 「むりやりちょきんばこ」に登場する。 タコの形をした貯金箱。貯金額を設定すると、その額になるまで使用者が所持する現金を強引に没収し続ける。 たとえそれが、&bold(){拾得した他人の財布のお金}であろうと、&bold(){頼まれたおつかいのお金}であろうとおかまいなしに。 だからなぜこうも極端なのか。 ・人間貯金箱製造機 「人間貯金箱製造機」に登場する。 &bold(){人間を暗証番号式の貯金箱にする道具}。 貯金箱にされた人間は、暗証番号を言うと5分間意識が途切れ、その隙に口から金を出し入れする。&bold(){開発者は一体何を考えて考案したのか。} おまけに貯金箱にされた当人が番号を言っても効果があるため、簡単な番号や語呂合わせの番号を言うと容易に金が奪われる可能性もある。 作中ではのび太に頼まれたドラえもんがママを「4444」という暗証番号で貯金箱にしたものの、ママが野良猫を追い払う際に「''シッシッシッ''」と言ったために貯金箱化、貯金を全部ママに取られてしまった。 人間以外の生命体にも行使可能。 「他人を勝手に道具にする」という意味不明で微妙かつ[[危険なひみつ道具]]としての側面も持つ。 映画『[[ひみつ道具博物館>ドラえもん のび太のひみつ道具博物館]]』では発展型と思われる「なんでも貯金箱製造機」が登場。 貯金箱化の対象が人間に限定されなくなったため倫理問題は軽減されたほか、言葉を発しないものを対象にすれば貯金箱に勝手に貯金を取られることもない。 暗証番号自体も6桁に増やされ、「秘密の貯金をする道具」としては全体的に順当な改良がされていることがうかがえる。 それなのに使用者はなぜか&bold(){その場所で頻出しそうな単語の語呂合わせを暗証番号にする}という、せっかく強化されたセキュリティが全く無意味なことをしていた。 もっともそれが問題になることはなく、その前に貯金箱に別問題が発生して話がややこしくなるのだが。 ・ペーパーレーダー 「[[大ピンチ! スネ夫の答案>秘密書類やきすて銃]]」に登場する。 風で飛ばされた重要書類を探し当てる道具。 …とされているが、感度が高すぎて紙ならば問答無用で反応する。&bold(){紙くずやチラシ}まで探し当てようとするため、明らかに役に立たない。 ・[[アンキパン]] 「テストにアンキパン」に登場する。 紙に書かれた事をこのパンに写してから食べると、パンが胃袋の中にある間は書かれた事を忘れずにいられる。 一見便利そうだが''全部食べないと効果がなく''1枚で記憶できる量は本1ページ分が限度。 大きさは普通の食パン(厚さ5~6枚切り)であり、普通の人ならせいぜい3枚位が限度と考えられる。 本一冊どころか下手をすれば試験問題やテストを覚えきるのも困難な事も。 しかも胃に入っている間しか記憶できないので効果も短く、ウンコしたら全部出ていく。しかも味がついていないパンなので当然食べ続ければいずれ飽きがくる。 しかし、21世紀現在の視点から見ると、当時はまだ想定されてなかったであろう更なる問題点が浮上する。 時代の変化によって紙という媒体を介せずデータ上で情報をやり取りするようになると、そもそもこの道具を使う事の出来る機会その物が減っていくからである。 教育現場や教材の電子化が進んでいることから考えると、未来ではその傾向がより顕著であると思われる。まだこの道具が通用する時代に持ち込まれたのはある意味で幸いだったのかもしれない。 新世代である水田版においては時代の流れなのか、スネ夫が自慢するゲーム等が原作より現代的(DSやスイッチっぽい)なデザインになっているなどの変化がある。 そう考えると、いつかは「アンキパン」の電子データ向け仕様が出てくるのかも知れない。スマホやタブレットに押し付けるデータパンとか。 ・せん風機(わさドラでは「ふきとばし・せん風機」) 上述の「アンキパン」の回で登場した道具。 明らかに威力がおかしく、[[学校を吹き飛ばすほどの風力>風属性/空気属性]]がある。風力が過剰過ぎる為に普段の使い道は皆無、自分も飛ぶんじゃないのか? ・強力うちわ「風神」 「風神さわぎ」などに登場する。 ドラえもん曰く「チョット仰ぐだけで普通の団扇と同じ風が出る」だが、加減がかなり難しいので普通に扇ぐだけで&bold(){「人間が吹き飛ぶ」}。 そもそも涼むだけならもっとマシな道具があるだろ… 一応、のび太は新しいスポーツ「バタバタヒラヒラ」を考案して使い道を見出し、電力が不要なので風力発電所などでは使い道がありそう。 だが風力が強いので下手をすれば風車の方が壊れるだろう… 実際に22世紀が舞台になっているドラえもんの外伝マンガ、「[[ドラベース ドラえもん超野球外伝]]」でも登場しているが、 その際の活用法はボール球をうちわの強風で無理矢理ストライクゾーンに押し込んだり、 フォースアウトを狙った遊撃手(スズえもん)をボールごと外野フェンスまでぶっ飛ばしたりしていたりする。 劇場版「[[ドラビアンナイト>ドラえもん のび太のドラビアンナイト]]」では帆船を速くするために使われ、「[[太陽王伝説>ドラえもん のび太の太陽王伝説]]」では水上で襲撃してきた鷲の毛を吹き飛ばして撃退した。 最早うちわでもなんでもなく完全に&bold(){強風を操る武器}として活用している。未来でも風力兵器としての扱いが定石なのだろう……。 ちなみに最大で&bold(){風速100m/s}の突風を吹かすことができる。これは&bold(){車がミサイルのように飛んでいくほどの強さ}である。 なお上位互換に「バショー扇」があり、こちらは一仰ぎで熱風からブリザード、そよ風から台風まで調節できる。 ・[[秘密書類やきすて銃]] 「大ピンチ!スネ夫の答案」などに登場。 文字通り秘密書類を焼き捨てるための銃で対[[スパイ]]用との事、おそらく命中補正効果付き。 用途に対して無駄に高火力であり、原作ではこれを遠距離から発射し&bold(){スネ夫&スネ夫のママごと吹き飛ばして}「ばんざーい、スネ夫の秘密は永遠に守られたぞ。」と喜んでいたが… 秘密書類の焼き捨ての為にいちいち周りを吹き飛ばしていたらかえって警戒されるのでは? まさかこれ&bold(){スパイごと焼き殺す武器なんじゃあ…} 詳しくは項目参照。 ・しりとり変身カプセル 「しりとり変身カプセル」に登場する。 目を閉じながらこれを飲んで再び目を開けると、最初に見た物に変身できる。 さらに「しりとり」を行う事で、他の物に次々と変身できる。 いちいち「しりとり」をしなきゃ、変身したいものに変身できないという不便な道具。しかも元に戻るにも「しりとり」が必要。 おまけに&bold(){変身から10分経つと体が光り始め、10秒以内に別の物に変身しないと元に戻れない}という欠陥が存在する。 元に戻る前に「ん」で終わったらどうすりゃいいんだろうね? …一応、アフリカ等では「ん」で始まる単語があるにはあるのだが。((わさドラでは実際にのび太が「ん」で終わってしまい、とりよせバッグで出木杉を呼び寄せて「ん」で始まる言葉を教えてもらうというエピソードがある。)) ・変身ドリンク 変身ネタでもう一本。「変身ドリンク」と大長編「ドラえもん のび太のドラビアンナイト」「新・のび太の大魔境~ペコと5人の探検隊~」に登場。 見た目はただのドリンク剤で、飲むと任意の動物(人も含む)に[[変身>変装]]できる。大小は問わない。 変身には数十秒ほどの時間がかかり、その間しっかり動物の姿を思い描かないと、元の姿を色濃く残したマヌケな格好になる。(戻るのは一瞬) だからといって大量に摂取すると一瞬でその動物の姿を如実に再現できる反面、&bold(){見た動物の姿に片っ端から変身してしまう}副作用が出る。 動物に変身している時に誤って人間を見てしまった場合は&bold(){全裸}である。 しずか「(全裸の自分そっくりの少女が落ちてきて)キャー!!」 のび太「ぼくだよ、のび太が変身してるんだよ。」 しずか「&bold(){なおさらキャー!!}」(水をぶっかける) 飲み過ぎたのび太は最終的に通りかかった[[ゴキブリ]]を見てしまい、ママに箒でひっぱたかれてボロボロになってしまった。 改良されたのか、「ドラビアンナイト」ではドラえもんが使用し、一瓶で完璧に変身、更に副作用も出なかった。 「新・大魔境」では遂に&bold(){芋}に変身している。 ・ばくはつこしょう 「ばくはつこしょう」に登場する。 目的地を言いながら、この胡椒を誰かにふりかけると、&bold(){相手がくしゃみをして、その風圧で目的地まで飛ばしてくれる}。 着地時の衝撃が緩和されるのかどうかは不明。また、目的地を言い忘れると、[[いつまでも空中を舞う羽目になる。>カーズ(ジョジョの奇妙な冒険)]] &bold(){それ自体が既に下位互換な}どこでも大砲の更なる下位互換という悲し過ぎる存在。ただし、外国までは届かないどこでも大砲と違いわさドラではドイツまでは届く模様。 一応持ち運びはこちらの方が便利だが、「四次元ポケット」他サイズ無視の収納グッズが溢れる22世紀において、持ち運びが便利な事にどれだけの意味があるんだろうか。 ・おしり印のきび団子 &bold(){超強力下剤入りきび団子。}「桃太郎印のきび団子」そっくりのパッケージで非常にまぎらわしい。当然食べた相手を使役できる効果なんてないが、こちらも「夢たしかめ機」同様、劇場版「[[ドラえもん のび太の南海大冒険]]」で大活躍した。 ・猛獣さそいよせマント 劇場版「ドラえもん のび太の大魔境」に登場。 名前だけ聞くとライオンやゴリラのような猛獣をおびき寄せ、近くで観覧する道具のように思える。 しかしこの道具、&font(#ff0000){その辺にいる猛獣を[[カンカンに怒らせて>挑発]]着用者を攻撃させる}という道具なのだ!! スリルを味わうためにしてはあまりに危険すぎる。 マニアックな道具のくせに効果が再現しやすいのか、PSのゲーム『ドラえもん3 魔界のダンジョン』(ローグライクゲーム)でなぜか登場しており、 「たまに自分の周囲に敵を呼び寄せる」という予想通りの効果の防具(防御力自体は高い)にされた。 ・たずね人ステッキ 多くの大長編に登場する道具。 人や物を探している時、これを地面に突き立てて手を放すと、その人や物がいる方向に倒れる。 ただし「&bold(){[[的中率70%>きあいだま]]}」という微妙な点あり。数回くらい続けてやる必要がある。 ・ヤセール 「腹ぺこのつらさ知ってるかい」に登場する。 ダイエット用の薬。一粒につき一食、どう足掻いても食事ができなくなる。 一見何の問題もないようだが、これは絶食を強制する上、性質上効果が切れた時には猛烈に空腹であるため、一気に食べてしまう→栄養吸収が活発になっているのでリバウンドの恐れ大。 つまり本来の用途にはほぼ役に立たない。 痩せたければバランスの取れた食事と適度な運動でコツコツ地道に。横着はいけません。 ちなみにドラえもんは食べ物のありがたさをわからせるつもりだったが、のび太は説明を全く聞いていなかったうえ、この薬自体が&bold(){無駄に美味しかった}ため10錠も飲んでしまい、&bold(){3日間絶食}するハメとなった。 効果自体をキャンセルする方法はないらしく、多量に摂取すると&bold(){最悪の場合餓死する恐れがある}(点滴や胃ろうにも効果が及ぶかは不明)。 どうやら「効果が切れたあとの自分が食べるもの」なら口にできるようで、この時ののび太は4日後の自分の食事を盗み食いして空腹を満たしていたが、4日後ののび太も絶食するハメとなっていた。 ちなみに『ドラベース』でも使用可能道具に選ばれたことがある。 こんな微妙な道具を数時間でカタがつく草野球でどう使えというんだ、と思いきや、パクえもんは一日に何食も食べるので&bold(){即座に}効いてスリムアップしていた。 ・クエーヌパン こちらもダイエット用のパン(らしい)。 このパンを食べた後、他の食べ物を食べようとすると、口から跳ね返され、食べる事ができなくなる。食べ物が載った皿なども当人から離れていく。 効果がどれぐらい続くのかは不明。 上記のヤセール同様の問題点あり。おまけにこっちは「食物を吐き出すので&bold(){汚い}」という追加点も。 ちなみに登場話の「クエーヌパン」ではダイエットのためではなく、他人の食べ物を強引に奪うジャイアンを懲らしめるために使用した。 …その結果、ジャイアンの両親が&bold(){顔中にジャイアンが吐き出した食べ物を浴びる}という被害に遭っている。 なお、スーパーファミコンのゲーム「ドラえもん4 のび太と月の王国」では、取るとハート(HP)が1になるマイナスアイテムとして登場した。 ・お年玉ぶくろ 「[[出てくる出てくるお年玉>出てくる出てくるお年玉(ドラえもん)]]」に登場する。 特定の条件を満たすとお金が出てくるお年玉袋。 「まつ」「たけ」「うめ」の3種類あり、それぞれ条件が異なるが、いずれも条件を満たす手間に対して出てくる金額が全体的にしょっぱい。おまけに条件の逆を満たすと全部パーになるという嫌な機能付き。 -「まつ」(なぐさめ型)…叱られたり、痛い目に遭うなどすると、その程度に応じた金額が出てくる。 &br()ただし金額と受ける攻撃の大きさの釣り合いが取れておらず、自分の頭をゲンコツで強く殴って&bold(){たった1円}、&br()ドラえもんがハンマーでのび太の頭を思い切りぶん殴っても&bold(){39円}しか出てこなかった。&br()なおドラえもんによれば、今までこの道具から一度に出た最高金額は&bold(){1284円}らしいのだが、その人は&bold(){半年入院}したという。間違いなく治療費の分赤字であろう。 &br()もしも万単位を出そうものなら、致命傷は絶対にまぬがれられまい…。&br()類似道具の「いやな目メーター」の方が効率が良いかもしれない(こっちはこっちで「壊れやすい」という特徴があるが)。水田版では「ありがとう」と言われると消える仕様が追加されている。 -「たけ」(節約型)…無駄を省いて節約を行うと、それに応じた金額が出てくる。&br()ちびた鉛筆をホチキスでつないで使いやすくして21円、一度使ったティッシュを乾かしてもう一度使えるようにして3円が出てくる。&br()ただし無駄遣いをすると、出てきた金銭が消え失せる。作中では欲張ってティッシュを何枚も出しパーに。 -「うめ」(ごほうび型)…人に親切な行動をして「ありがとう」と言われると10円が出てくる(「どうも」では不可)。ただし人に怒られるとその金銭は消え失せる。&br()行基かナイチンゲール並のことをしろというんですかね……? ・ゴキゲンドリ アニオリの「ドラミのハッピーハウス」に登場する。 他人の機嫌を取る鳥。 &bold(){ほとんど効果がない。} ・むせきにん飛行物体 アニオリの「むせきにん飛行物体」に登場する。 小さな[[UFO>未確認飛行物体(UFO)]]型の道具。これをショックガンで打ち落とすゲームに使用する。 のだが、ランダムにテレポートする仕様はともかく、ゲーム参加者以外も無差別に攻撃して気絶させてしまう。名前の通り無責任にもほどがある。 というか&bold(){発売直後に欠陥が判明}した本物の欠陥品。そのため、ドラミはこれを回収するための「UFO回収クリーナー」を購入して20世紀にやって来ていた。 ・全自動こたつ わさドラ「空とぶ 野比家のこたつ」に登場。 やりたいことをいえばこたつが自動で動き、こたつに入ったままなんでもできるようになる。 ビールなどのドリンクを出してくれたり、バドミントンがしたい際はバドミントン選手を模した&s(){ミニスカを履いた美}脚が出現したり((ラケットはさすがに自身で持たなくてはならないが、こたつ側もある程度自動で動いてくれる。ちなみにスカートの中は紺色のパンツ(ブルマ)。))と至れり尽くせり。 …便利とはいえ横着にもほどがあるし「腕こたつ」(腕にまけばコタツに入ったようにポカポカになれる)を使えばいいだろう。 なお、使い方を誤るとこたつから出られなくなる危険もあるため[[危険なひみつ道具]]としての側面ももつ。 &s(){ちなみに宿題はやってくれない} ・デンコーセッカ &bold(){「僕っておドジさんんんんんんん!!」} 映画『2112年~』に登場。 「悲劇の素」使用の悲劇へ、更なる追い打ちをかけるようにセワシが[[悪者>恐竜ハンター(ドラえもん)]]に拉致されたことを聞かされ、気持ちを切り替えるために改めて「元気の素」を飲もうとして&bold(){間違えて出したドリンク剤(2度目)}。 飲むと異常な興奮状態に陥り、その状態で[[&bold(){走り出すと自分の意思では止まれなくなる}。>ヅダ]] ドラえもんは橋のアーチからジャンプして悪者の飛行機に突っ込むまで止まらなかった。 結果的にセワシを救うことができたが、こんなもん普段使えたものではないだろう。 なお初出はてんとう虫コミックス版未収録だった同名短編。 その時は「制御可能な超加速能力」を服用者に与えるのみの薬で、両腕を水平にして超回転することで飛行すら可能にする便利な薬だった(但しドラえもんは飛行不可能)。 高速走行系なら飲むのではなく脚に塗って使用するタイプだが、持続時間は短いものの使用者の意思で目にも止まらぬ速さで走れる、「チータローション」の方が有用だろうか。 ・スーパーマント 「スーパージャイアン」に登場する。 道具名はわさドラ版より。装着すると付属した笛を吹いた人の元へ空を飛んで駆けつけられるようになり、吹いた人の要望に必ず応えなければならない。&bold(){それ以外の機能はなく、自分の意志で飛ぶことすらできない}。 しかも一度つけると百回依頼に答えないと脱げないうえ、吹かれると例えフルチンだろうと無理やり飛んで行かされる。 作中ではジャイアンが「スーパージャイアン」となるも、一日でブチ切れた。スーパーマンも決してかっこいいだけの仕事ではないのである。 ある意味では『[[パーマン]]』の「自分の時間を削られながら褒められもしない善行に明け暮れている」面を再現したともいえるが…。 ・かたづけラッカー 「かたづけラッカー」に登場。 このスプレーを吹きかけると物が見えなくなる…それって片づけって言わなくない? しかも見えなくなっただけなので透明化したものにぶつかったり転んだりして普通に危ない。 ドラえもん曰く、「来客があった時、部屋を綺麗に見せる為」とのことだが…。 どっちかというと大長編でブービートラップに使うとめちゃくちゃ危険である。 高い強度の壁や尖った丸太をかたづけるだけで敵軍が地獄みたいなことに。 ・なんでもバイキング 「なんでもバイキング」に登場。 おもちゃの船と海賊の帽子がセットになった道具。「○○(自分の望み)しほうだい」と言いながら放題を撃つとその望みがし放題になる。 使えるのは10回まで。「ねがい星」とは違ってたいていの望みは願ったとおりにかなえてくれるが、可能な望みには限度があり、欲張った望みを言うとめちゃくちゃになる。例えば「&bold(){なん}でも&bold(){かん}でも&bold(){やり}放題」と願ってしまうと、通りすがりのインド人に&bold(){ナン}を与えられ、トラックから&bold(){カン}(空き缶)を大量にかけられ、&bold(){槍}を大量に投げられる。 おそらく「なんでもバイキング使い放題」とか「願いを無限にし放題」などと10回の上限を取っ払う願いをするのも無理だろう。 ・VIPクリーム 大山版アニオリの「VIPクリーム」に登場する。 リップクリームをかたどった道具で、これをくちびるに塗るとVIP待遇を受けられる。 しかし食事などで取れると効果がなくなる。さらに使用者にとって喜ばしくない嫌がらせのようなVIP待遇になってしまうこともある。体育の時間で走る距離を10倍にされる、宿題のプリントを5枚にされるなど。顔全体に塗ったりして塗りすぎるとそうなるらしい。 ・しかえし伝票 「しかえし伝票」に登場。 誰かから自分が受けた暴力・嫌がらせなどをこの伝票に書いて道端にばら撒くと、拾った人が自分の代わりに仕返しをしてくれる。 だが効果には時間制限があり、制限時間を過ぎた被害の仕返しは嘘と同じとなりその仕返しを自分が受けることになる。正確な制限時間は不明で、大山ドラ版では昨日受けた被害の仕返しは無効、わさドラ版では数時間経過したら無効となっていた。 あまりにも制限時間が短すぎる上に、道にポイ捨てされた伝票など誰が拾うだろうか?のび太がジャイアンに受けた暴力の仕返しのためにこの伝票を使おうとしたとき、 1.先生に拾わせようと先生の目の前でばら撒く→先生に叱られてのび太が拾わされる→のび太がジャイアンに仕返しをしてしまう 2.通りすがりの格闘家の目の前でばら撒く→スルーされる→しずかちゃんが拾ってしまう→慌ててのび太がしずかから伝票を奪う→のび太がジャイアンに仕返しをしてしまう と結局1度もうまくいかなかった。 ドラえもんは「ずるくて卑怯で大嫌いな道具」と言っていたが、ずるとくて卑怯じゃなくても不便すぎる道具である。 ・ダイスキンドリンク わさドラ「ダイスキンドリンク」に登場。 嫌いな物の名前を言った後でそれを飲むと大好きになることができるドリンク。 しかし、そのドリンクは、とにかく苦い。良薬は口に苦しということだろうか… ブルー☆・イエロー☆☆・レッド☆☆☆・ブラック☆☆☆☆と4種類が存在し、その内ブラックはドラえもんが紫の箱に封印するレベルで苦い。 のび太はピーマンを苦手にしなくするためにこのドリンクを飲んだが、ダイスキンドリンクの方がピーマンより苦い可能性があるこれを飲むのは正直微妙である。また、効果時間も存在し、時間が切れたら嫌いに戻ってしまう。 また、ジャイアンの歌を大好きにするために、上記のブラックを飲んで、やっと大好きになったが、この苦さの割に合うとは言い難い。 また、大好きになることはできても得意になるわけではなく、のび太は宿題を大好きにするためにこれを飲んだが、一問も合っていなかった。 苦手を克服するために、これを飲む苦労に見合うかというと、微妙で不便なひみつ道具と言える。 } なお、『ひみつ道具博物館』ではひみつ道具を開発するエンジニアが登場し、開発段階の、まさに「微妙なひみつ道具」が多数登場する。 追記・修正はこれらの道具の有効活用方法を見つけてからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,39) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: