ドサイドン

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&font(#6495ED){登録日}:2009/11/16 Mon 18:49:17 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ff9933,#927F7F,b){岩を手のひらの穴につめて筋肉の力で発射する。まれにイシツブテを飛ばす。}} ドサイドンとは[[ポケットモンスター]]シリーズに[[ダイヤモンド・パール>ポケットモンスター ダイヤモンド・パール]]から登場する[[ポケモン>ポケモン(ポケットモンスター)]]。 [[初代>ポケットモンスター 赤・緑]]から登場する&bold(){サイドン}の進化形である。 *■データ ---- 全国[[図鑑>ポケモン図鑑]]No.464 分類:[[ドリル]]ポケモン [[英語]]名:Rhyperior 高さ:2.4m 重さ:282.8kg [[タマゴ>タマゴ(ポケモン)]]グループ:怪獣 性別比率:♂50♀50 タイプ:[[じめん>じめんタイプ(ポケモン)]]・[[いわ>いわタイプ(ポケモン)]] [[特性>特性(ポケモン)]]:ひらいしん([[電気タイプ>でんきタイプ(ポケモン)]]の技を受けた時、その技を無効化し特攻を1段階上げる。元々無効の場合は上がらない。         [[ダブル>ダブルバトル(ポケモン)]]・トリプルバトルで自分以外のポケモンが使った単体対象の電気タイプの技の対象を自分にする)   /ハードロック(こうかはばつぐんだ!の技を受けた時のダメージを0.75倍にする) [[隠れ特性>隠れ特性(ポケモン)]]:すてみ(とっしん、とびひざげりなど、反動を受ける技の威力が1.2倍になる) [[種族値]] HP:115 攻撃:140 防御:130 特攻:55 特防:55 素早さ:40 合計:535 [[努力値]]:攻撃+3 タイプ相性 4倍:[[くさ>くさタイプ(ポケモン)]]/[[みず>みずタイプ(ポケモン)]] 2倍:じめん/[[こおり>こおりタイプ(ポケモン)]]/[[かくとう>かくとうタイプ(ポケモン)]]/[[はがね>はがねタイプ(ポケモン)]] 1/2:[[ノーマル>ノーマルタイプ(ポケモン)]]/[[ほのお>ほのおタイプ(ポケモン)]]/[[ひこう>ひこうタイプ(ポケモン)]]/いわ 1/4:[[どく>どくタイプ(ポケモン)]] 無効:[[でんき>でんきタイプ(ポケモン)]] サイドンに「[[プロテクター>進化アイテム(ポケモン)]]」を持たせて通信交換すると[[進化>しんか(ポケモン)]]。 *■概要 ---- あのサイドンがまさかの進化を遂げた。 全身をプロテクターで武装した怪獣の姿をしている。 両手の平に穴があり、そこに岩や[[イシツブテ>イシツブテ(ポケモン)]]、[[ダンゴロ>ギガイアス]]を詰めて筋肉を圧縮させて発射する。装填できる数は片腕につき最大3つ。 全体を覆っているプロテクターは火山の噴火が直撃しても耐えれる耐久力を誇る。そのプロテクターで相手の攻撃を弾き、怯んだ隙にドリルで貫く。 なお、脳みそは&bold(){サイドンの時よりも縮んでいる}。 その分のエネルギーを全て戦いに使うので強いのだが……&s(){結論:この一族全体的に賢くない} 見た目は重そうに見えるが…実は[[カバルドン]]、[[ドダイトス]]らよりは軽い。 デザインはやや好みの分かれるところ。 そのずんぐりむっくりな外見から一部のユーザーからはダサイドンなどと呼ばれたりもするが、 どっしりとした重量感のある見た目や、イメージ通りの高い攻撃と防御を備えた重戦車型のステータス、ロマン溢れる超火力に惹かれるトレーナーは多い。 まさしく代表的な重戦車ポケモンの一角といえるだろう。 *■ゲームでのドサイドン ---- 進化前のサイホーンは主に[[サファリゾーン>サファリゾーン(ポケモン)]]で出会える。 [[金銀>ポケットモンスター 金・銀・クリスタル]]ではチャンピオンロードに出現。 初代では登場が遅い上にレベル技が「みだれづき」や「とっしん」など貧弱な[[ノーマル>ノーマルタイプ(ポケモン)]]技ばかりでハッキリ言って全く使えない。 登場が早く自力で「いわおとし」「[[じしん>じしん(ポケモン)]]」「[[だいばくはつ>じばく/だいばくはつ(ポケモン)]]」を覚えるイシツブテ系の方が明らかに優秀である。 もっともあちらは最終進化に通信が必要なので[[わざマシン>わざマシン/ひでんマシン]]の消費を惜しまないならサイホーン系を優先する手もなくはないが。 第二世代から「じしん」、第三世代から「ロックブラスト」など強力な技を自力で覚えるようになった。 主要トレーナーでは、[[サカキ>サカキ(ポケモン)]]と[[グリーン>グリーン(ポケモン)]]がサイドンを使用。 後者の個体は赤緑時代の酷すぎる技構成(みだれづき/つのドリル/しっぽをふる/にらみつける)で有名。 [[ナッシー]]や[[ウインディ>ウインディ(ポケモン)]]なんかも酷いが、中でもコイツは同じ効果の補助技を2つ持っているのが謎。 しかしリメイクの[[FRLG>ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン]]では「[[じしん>じしん(ポケモン)]]」「がんせきふうじ」等まともな技構成になった。 金銀・[[HGSS>ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー]]でもグリーンの手持ちに入っており、後者は再戦する時、ドサイドンに進化している。 前者の個体は一撃必殺技の「じわれ」を持っているため多少はマシな構成…と言いたいところだが、初代の仕様では一撃必殺技の命中率にレベルではなく素早さを参照しているため、鈍足のサイドンにとっては実質死に技と化している。 また、FRLGでは何故かサカキの切り札がサイホーンになっている。 設定ミスかどうかは不明。 ドサイドンはダイヤモンド、パールより登場。 手加減[[クロツグ>クロツグ(ポケモン)]]や、プラチナでは[[キクノ>キクノ(ポケモン)]]が使う。 ダイパ時クロツグの技構成はまさかの特殊技が中心。 プラチナでは物理仕様になっている。 「[[ギガインパクト>はかいこうせん]]」の岩タイプ版である「がんせきほう」が使えるのも特徴。 威力は高いが反動が痛い…いわば[[ロマン砲>ロマン技(ポケモン)]]。 元々は[[専用技>専用わざ(ポケモン)]]だったが、[[BW>ポケットモンスター ブラック・ホワイト]]では[[イワパレス]]も使用可能に。 [[SM>ポケットモンスター サン・ムーン]]では[[Zワザ]]として使うことで威力200かつ必中でデメリットのない強力な岩技となる。 この手の技の中ではドサイドンの「がんせきほう」はずば抜けて使用率が高い。 [[BW2>ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2]]の[[PWT>ポケモンワールドトーナメント(ポケモンBW2)]]ではトキワシティ[[ジムリーダー>ジムリーダー(ポケモン)]]&[[ロケット団>ロケット団(ポケモン)]]のボスのサカキが切り札として使用。 ワールドリーダーズで戦う際の[[タケシ>タケシ(ポケモン)]]も手持ちに加えている。 [[XY>ポケットモンスター X・Y]]では[[主人公の家>主人公の家(ポケモンシリーズ)]]にサイホーンがおり、調べると少しの間乗ることができる。 引退したサイホーンレーサーが開拓したという9番道路は道がかなり荒れているため、入口付近にいるサイホーンに乗って進むことになる。 [[ピカブイ>ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ]]ではドサイドンこそ欠場したがきちんとサイホーン・サイドンが登場。 どちらも連れ歩くポケモンに設定すると背中に乗って移動することができるが、実はサイドンよりもサイホーンの方が移動スピードは速い。 これはもしかしたらXYでライド出来たことの名残りかもしれない。 [[SV>ポケットモンスター スカーレット・バイオレット]]では発売当初はパルデア未進出だったが、DLC後編『藍の円盤』で滑り込みで登場し、サイホーン・サイドンは全世代皆勤賞を維持した。 *■対戦でのドサイドン ---- 圧倒的な攻撃、防御を誇り逆に素早さが低い典型的な重戦車。更に覚える技が豊富。 特性「ハードロック」により物理耐久は折り紙付き。 場合によっては4倍弱点の[[ギャラドス]]の「たきのぼり」や[[リーフィア]]の「リーフブレード」すら耐えてしまう事も。 基本的にシングルでの特性は「ハードロック」一択。 元々電気が無効かつ物理型の能力である関係上、「ひらいしん」は実質ダブルバトル専用と言って良い。 「すてみ」は適用技が「とっしん」、PDWやVC版を含めても「すてみタックル」「じごくぐるま」程度と恩恵がほぼ無い。 レーティングでは適用技が「とっしん(威力もストーンエッジに劣る)」だけという有様。 特防は低いが、HPのおかげで割と耐える。 ただ…岩地面の宿命か四倍弱点を中心に弱点の多さが痛い。 さすがに「ハードロック」でも特殊四倍は捌ききれないのだ。 遅い素早さと特防の低さは[[麻痺>まひ(ポケモン)]]や「[[トリックルーム>○○ルーム(ポケモンのわざ)]]」「ロックカット」や、素直に仲間で補おう。 [[砂パ>砂パ(ポケモン)]]なら低い特防も補える。持ち物に「とつげきチョッキ」も有力な候補。 地面や格闘と物理弱点が多いが生半可な物理攻撃は素の値と特性「ハードロック」で余裕で耐えられる。 だがタイプ一致はやはり厳しい。だがダイマックスの登場で4倍弱点を耐えうる耐久を物にした。 メインウェポンはタイプ一致で範囲が広い「ストーンエッジ」「[[じしん>じしん(ポケモン)]]」、 「[[みがわり>みがわり(ポケモン)]]」壊しに「ロックブラスト」。 「イワZ」を持たせるなら「がんせきほう」も候補に上がる。 どちらのタイプもダイマックス技で特防を上げられるため下手すると要塞と化する。   [[サブウェポン>サブウェポン(ポケモン)]]が豊富で、実はあの「技のデパート」と名高い[[ニドキング]]と並ぶ程多い(特殊技はほぼ宝の持ち腐れだが)。 プラチナの教え技で、「アイアンヘッド」「[[げきりん>逆鱗]]」「アクアテール」「ばかぢから」に三色パンチとさらに幅が広がった。 ○主なサブウェポン ・ゆきなだれorれいとうパンチ:[[ドラゴン>ドラゴンタイプ(ポケモン)]]、地面、[[草>くさタイプ(ポケモン)]]などを狩れる ・げきりん、ドラゴンダイブ:ドラゴンが狩れるがリスクが高く氷技安定。 ・メガホーン:草、[[エスパー>エスパータイプ(ポケモン)]]、[[悪>あくタイプ(ポケモン)]]、[[ルンパッパ]]など ・ほのおのパンチ:ハッサム、[[フォレトス>フォレトス(ポケモン)]]、[[エアームド]]、[[テッカグヤ]]、浮遊[[ドータクン]] ・アームハンマー、ばかぢから:[[バンギラス]]、[[マンムー]]、[[鋼>はがねタイプ(ポケモン)]]など。メインウェポンと範囲が被りやすいが[[ノーマル>ガルーラ]][[ポケ>ポリゴン(ポケモン)]]を一方的に粉砕出来るのは強み。 ・どくづき:範囲は狭いが、[[フェアリー>フェアリータイプ(ポケモン)]]に有効。3割[[毒>どく/もうどく(ポケモン)]]が地味に嬉しい。 ・アイアンテール:岩とかなり範囲が被るがフェアリーへの最高打点になる。   また「おにび」や浮遊物理受けの役割破壊に「つのドリル」も… 補助技は「[[ステルスロック>撒き技(ポケモン)]]」「つるぎのまい」「[[のろい>のろい(ポケモン)]]」「ロックカット」「みがわり」等。 積めるのかが不安だが…。 弱点がメジャーで辛く、能力値が極端で得意不得意が激しいドサイドン先生だが、上手く扱えば頼もしい物理アタッカーとなる。 相性の良い持ち物は「[[とつげきチョッキ>とつげきチョッキ(ポケモン)]]」「[[じゃくてんほけん>じゃくてんほけん(ポケモン)]]」「たつじんのおび」 「[[こだわりハチマキ>こだわり系アイテム(ポケモン)]]」「[[せんせいのツメ>せんせいのツメ(ポケモン)]]」「[[オボンのみ>きのみ(ポケモン)]]」「ラムのみ」等。 重戦車型の能力なので「[[トリックルーム>○○ルーム(ポケモンのわざ)]]」とは極めて相性が良い。 トリパが使いやすい[[ダブル>ダブルバトル(ポケモン)]]では「じしん」や「いわなだれ」といった全体攻撃技を一致で使える点も強み。 トリル下では素早いので「いわなだれ」の怯みも狙いやすい。 逆に「じしん」に味方を巻き込むリスクを嫌うなら「ドリルライナー」で戦うことも可能。 豊富な高威力特殊技を生かして変態特殊アタッカーにすることも一応可能。 物理受けだって役割破壊してやるぜ! ただ物理のサブウェポンも三色パンチを筆頭に豊富なためわざわざ特殊型にする必要性は微妙なところ。 基本的に物理型でも確定数はあんまり変わらない相手が多いため特殊型が有用な相手はややピンポイント気味。 正直玄人向け。 第八世代ではダイマックスによるHP底上げで生半可な特殊4倍弱点なら「じゃくてんほけん」の起点にできるようになった。「ダイスチル」で自慢の物理耐久を、「ダイアース」でもう一つな特殊耐久を向上させることができるようにもなり、「とつげきチョッキ」型のドサイドンの需要も増した。いじっぱり準速にして「つるぎのまい」を積んで鈍足低火力を相手に崩しを掛ける型というのも。 シーズン6の上位禁止ルールではレギュレーション外のドリュウズの代わりとして使われ、使用率10位以内にも入った。 第9世代で代わって登場したテラスタルとの相性は良い。懸念点の4倍弱点を消せる点は評価点。 ……なのだが、元々重篤な4倍弱点を持つドサイドンはテラスタルの相性どころか&bold(){依存度までめちゃくちゃ高い}。 素のでんき・ひこう耐性も環境の変遷で活きているとは言い難く、ますますテラスタルへの依存度が跳ね上がっている。 安定高火力の攻撃技が「じしん」くらいしかないため不意のテラスタルでも止められやすいのが難儀。 パワーを通しづらいのにテラスタル権も喰いがちという点は懸念できず、この世代では第8世代の活躍が嘘のように大人しくなってしまった。 &s(){むしろH115A140B130ある奴が大人しくなるパルデアはどんだけ魔境なのだろうか……} *■[[Pokemon GO]]でのドサイドン 進化前のサイホーンとサイドンは第1世代のポケモンなのでリリース当初から実装されていたが、2018年11月のシンオウのいし実装により晴れて実装された。 サイドンのCPが非常に高く、さらに高くなるものと予想されていた。予想通り3733と高CPであり、TL50となれば4221となる。 ノーマルアタック「うちおとす」とスペシャルアタック「ストーンエッジ」でいわタイプトップクラスの火力を誇る……のだが、[[ラムパルド]]の方が火力が上だったり[[バンギラス]]がGOロケット団戦での汎用性から再評価されたりとあまり注目されにくかった。 しかし2020年2月のコミュニティ・デイで&bold(){「がんせきほう」を習得}。 場持ちに優れた2ゲージ技でありながら&bold(){1発の威力が110、一致補正で&color(red){132}}にもなる大技であり、これによってラムパルドほどではないにせよ、「うちおとす」「ストーンエッジ」を覚えたバンギラスをも上回る火力となったことから火力・耐久力ともにいわタイプ最強クラスとなった。 更に火力の高いラムパルドは低耐久という大きな欠点があるため、短期決戦型のラムパルドと安定のドサイドンとで上手く棲み分けはできている。 [[テラキオン]]もいわタイプ最強クラスの火力を持つが、複合タイプが異なる点で差別化はできている。相手によってどちらを使うかを変えると良いだろう。 2023年10月にはシャドウ個体が実装。シャドウ補正の乗った「がんせきほう」の威力は絶大な威力を誇る。やや耐久が減ってしまう欠点があるが、元の耐久力が高めなのもあって強力な弱点技が飛んでこない限りは意外と気にならない。 難点としてはシャドウ個体の例に漏れず、期間限定のイベントで「やつあたり」を消すか技スペースの開放をしない限り戦力にならないことと育成コストの増加により育成が大変なこと、なにより「がんせきほう」の習得が現状すごいわざマシンを使わないと不可能なことである。 育成の大変さは相当だが、もし育て切ることができたら絶大な強さを誇るだろう。もちろん、そこそこの高個体をリトレーンして全ステータス最大個体を狙うのもアリ。 一方、ジム防衛は&bold(){バンギラスがジム防衛に論外な時点でお察しください。} なのにCPが高いという理由だけでジムに置かれることが多々ある。一応[[ルカリオ]]や[[メタグロス]]、テラキオンには地面技で抜群は取れるが、それなら&bold(){同じ高CPじめんタイプで単タイプゆえに余計な被弾を受けにくい[[カバルドン]]や[[ドンファン>ドンファン(ポケモン)]]の方がジム防衛として適任。} ジムにいるこれらのポケモンの対策がそのまま通用してしまうというのもありジム防衛における場持ちは思った以上に悪いため、素直にアタッカーに専念させてあげたほうがいいだろう。 *■進化前 サイドン ---- #center(){&font(#E9DAC6,#979CA8,b){進化して後ろ足だけで立つようになった。ツノで突かれると岩石にも穴があいてしまう。}} 全国図鑑No.112 分類:ドリルポケモン 英語名:Rhydon 高さ:1.9m 重さ:120.0kg タイプ:じめん・いわ 特性:いしあたま(反動を受ける技を使った時の反動ダメージがなくなる)   :ひらいしん(電気タイプの技を受けた時、その技を無効化し特攻を1段階上げる。元々無効の場合は上がらない。         ダブル・トリプルバトルで自分以外のポケモンが使った単体対象の電気タイプの技の対象を自分にする) 隠れ特性:すてみ(とっしん、とびひざげりなど、反動を受ける技の威力が1.2倍になる) 種族値 HP:105 攻撃:130 防御:120 特攻:45 特防:45 素早さ:40 合計:485 努力値:攻撃+2 サイホーンの進化系。 進化したおかげで2本足で立てるようになり、同時に脳が大きくなって知能が発達した。 …だが、頻繁に物忘れを起こしてしまう。 体を覆う鎧のような皮膚は大砲が直撃しても傷一つ付かないほど頑丈なだけでなく、2000度のマグマに入っても熱さを全く感じない。 だが、その分衝撃に鈍いところがある。 鼻先に付いているドリルの角を回転させて突くと岩石に穴を開け、ダイヤモンドの原石や高層ビルを粉々にする。 素早さは進化後と同等だが、それ以外は10ずつ劣る。 元々は最終進化形扱いだけあってHP・攻撃・防御は十分に高く、「[[しんかのきせき>しんかのきせき(ポケモン)]]」型で活躍できる。 …と思いきや、&bold(){ドサイドン先生が強すぎる}ので、そう簡単には行かない。 最大の問題点はドサイドンの特性「ハードロック」が、サイドンの時点では&bold(){「いしあたま」}であること。 この時点で弱点タイプの物理技に対しては奇石サイドンよりもドサイドンの方が強くなる。 さらにドサイドンが「オボンのみ」を持つと「ハードロック」なしでも奇石サイドンの物理耐久を超える。 また、特殊耐久を強化するアイテムとしては「しんかのきせき」以外に上述の「とつげきチョッキ」もある。 ハードロックチョッキドサイドンは奇石サイドンと比べて&bold(){弱点タイプの技に対しては物理・特殊耐久共に上回り、攻撃力でも勝る}。 弱点タイプ以外の物理攻撃なら奇石サイドンの方が耐えるが、弱点が多い上に大半がメジャーなタイプなので利点と言えるか怪しい。 サイドンの特性「いしあたま」も「すてみタックル」を使う時にしか役に立たない。 (「いしあたま」と「もろはのずつき」が両立不可なのは[[プテラ>プテラ(ポケモン)]]や[[ガラガラ>ガラガラ(ポケモン)]]共々、ゲームバランス的な問題と思われるが) その「すてみタックル」も元々サブウェポンが豊富なため、無理に使う必要性は薄い。 一応、オボンドサイドンとは特殊耐久、チョッキドサイドンとは補助技を使える点で差別化が可能である。 「ステルスロック」「ほえる」「でんじは」「ロックカット」「つるぎのまい」「みがわり」「ねむる」等選択肢は豊富。 「ステルスロック」「でんじは」を撒いてから「ほえる」で強制交代させるほか、ねむねご等の戦法も採れる。 なお、最速のサイドンやドサイドンが「ロックカット」を一回積むと最速[[130族>130族(ポケモン)]]まで抜ける。 また、ダブルやトリプル、[[ローテ>ローテーションバトル(ポケモン)]]ではドサイドンと違った活躍が可能 と言うのも、特性「ひらいしん」で仲間の分も電気技を受ける役割にはサイドンの方が向いているため。 「ハードロック」のないドサイドンが奇石サイドン以上の特殊耐久を得るには「とつげきチョッキ」が必要。 しかし、チョッキを持つとダブルやトリプルでの重要技である「[[まもる>まもる/みきり(ポケモン)]]」が使えなくなる。 この時点でもゴローニャよりHPや攻撃が高いが、かつては[[爆発技>じばく/だいばくはつ(ポケモン)]]が今より強かったため採用率ではサイドンが押され気味だった。 サブウェポンの増加や進化形の追加といった措置が取られたのも同タイプのゴローニャとの差を考慮してのことだったのかもしれない。 ゴローニャが参加できないニンテンドウカップ99では[[エレブー>エレキブル]]や[[ライチュウ]]対策としての地面枠を[[ニドキング]]や[[サンドパン]]と争った。 同大会で「バブルこうせん」持ち[[ペルシアン]]の姿が度々見られた原因でもある。 まぁ、VC版初代環境では「[[ふぶき>ふぶき(ポケモン)]]」を使える点が大きく評価されて、実機版当時と異なりゴローニャとは評価が逆転し、文句無しの1軍クラスに昇格したのだが。%%サンダースへの安直な受け出しをすると相手の交代読み交代でルージュラとの対面が出来上がる恐れがあるのには注意。%% 第八世代ではまだPokémon HOMEが解禁される前のインターネット大会『ガラルビギニング』の最終1桁に残るなどある程度活躍していた。この世代ではサイドンが火力アイテムを持つことが多くなり、耐久を削って素早さに努力値を振った型も目立ったため、「しんかのきせき」耐久特化サポーターとして差別化できるようになったのである。 まぁ鎧の孤島で「しんかのきせき」枠を[[ラッキー>ハピナス]]や[[ポリゴン2>ポリゴン(ポケモン)]]に取られて需要がほぼ無くなったのだが。 ちなみに初代では内部データ番号01、つまり最初に作られたポケモンであり、その関係か有名な[[バグポケ>バグポケ(ポケモン)]]である[[けつばん>けつばん(ポケモン)]]に最も近い存在でもある。 けつばんの鳴き声は基本的にサイドンで再生されることが多く、[[ポケモンスタジアム>ポケモンスタジアムシリーズ]]でけつばんの姿を確認した場合もサイドンのものになる。 *■さらにその進化前 サイホーン ---- #center(){&font(#E9DAC6,#979CA8,b){頭は悪いが力が強く、高層ビルも体当たりでコナゴナに粉砕する。}} 全国図鑑No.111 分類:とげとげポケモン 英語名: Sihorn 高さ:1.0m 重さ:115.0kg タイプ:じめん・いわ 特性:いしあた   :ひらいしん 隠れ特性:すてみ 種族値 HP:80 攻撃:85 防御:95 特攻:30 特防:30 素早さ:25 合計:345 努力値:防御+1 分類通り、全身が刺々しい皮膚で覆われたサイの姿をしたポケモン。 丈夫な骨と硬い皮膚を活かした突進は、高層ビルや岩山を一撃で粉砕するほどの威力を持つ。 …だが、足が短すぎて方向転換が出来ず、脳みそが小さすぎて頭が悪いため、人の仕事を手伝うのは無理。 一致技や三色牙など強力な技は揃っており、[[リトルバトル>リトルバトル(ポケモン)]]では[[ストライク>ストライク(ポケモン)]]等上位陣との相性も良い。 しかし、優秀な種族値に加えて特性「[[がんじょう>がんじょう(ポケモン)]]」や[[爆発技>じばく/だいばくはつ(ポケモン)]]を備える[[イシツブテ>イシツブテ(ポケモン)]]や[[イワーク>イワーク(ポケモン)]]等がライバルとなる。 *■アニメでのドサイドン一族 ---- 141話に登場。 ゲーム同様、クロツグの手持ちとして[[サトシ>サトシ(ポケモン)]]と戦う。 [[ハヤシガメ>ドダイトス]]の「エナジボール」をほとんどダメージを受けないパワーを見せ、 エナジーボールを食べてパワーアップしたハヤシガメに追い詰められるも、密着時に岩石砲を当て勝利した。 技構成は「メガホーン」「がんせきほう」「すなあらし」「ロックカット」 [[タケシ>タケシ(ポケモン)]]の弟であり現ジムリーダーのジロウも使用。 [[ラティアス]]の竜の波動を掴み引きちぎるという&font(#ff0000){漢}な戦いを見せた。 最終的に敗れたものの、監察官のジョーイさんに認められ、ニビジムの廃業は免れた。 技構成は「メガホーン」「がんせきほう」「つのドリル」「[[あなをほる>あなをほる(ポケモン)]]」。   ポケモン赤緑を題材にしたアニメ、「ポケットモンスターTHE ORIGIN」にも登場。 サカキの手持ちとして登場し、サイホーン一匹で[[ウツボット]]・[[カブトプス]]・[[カビゴン]]を圧倒し、 [[サンダース>サンダース(ポケモン)]]を「10まんボルトの」一発で倒すなど、頭おかしいレベルの強さを見せつける。 [[サワムラー]]との相打ちでようやく倒れた時に、サカキはサイドンを繰り出す。 [[リザードン]]と一歩も引かぬ攻防の末、とどめの「つのドリル」のスキを見破られ、「ちきゅうなげ」を喰らって敗れる。 また、リザードンを「みだれづき」で攻撃する時、角で連続で突くかと思いきや、&bold(){正拳突きのラッシュ}だった。 強ち間違ってはいないが…。 [[XY編>ポケットモンスター XY(アニメ)]]第63話では悪徳ハンターの手持ちとして登場。 [[サトシ>サトシ(XY編)]]一行、[[ロケット団>ロケット団(ポケモン)]]の共闘に対して終始圧倒するも、[[ソーナンス]]の「カウンター」とポケモンたちの猛攻に倒れる。 &del(){この猛攻の際、ピカチュウが「10まんボルト」を撃っちゃっているが気にしない。} 技構成は「がんせきほう」「つのドリル」「みだれづき」。 尚、&bold(){こちらはちゃんと角で連続で突いている}のでご安心を。 ドサイドン「波乗りの中で交換もせずに落ちてもよい 自由とはそういうものだ       話し合いが通用しないなら無理矢理追記・修正させて貰おう       ドサイドンアクション!」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,14) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - やっぱサイドンのほうがカッコいいよなぁ… -- 名無しさん (2013-10-20 03:07:47) - むしろサイホーンのベイビーがでるべきなくらいの強さだったんだがな…サイドンは。(逆言えばなぜチリーンは進化系出さずにベイビーだしたし) -- 名無しさん (2013-10-20 07:19:10) - 最新作ではメタバ習得とじゃくてんほけんや突撃ちょっき等の有用なものが増えた。メタバは前作の教え技と両立出来んけど。 -- 名無しさん (2013-11-20 22:15:39) - 初代でフシギバナ使ってると傷薬替わりだった。サイドンの方だけど -- 名無しさん (2014-01-05 12:36:07) - トノグドラが滅んだのもコイツが動きやすくなった要因か -- 名無しさん (2014-01-05 14:55:51) - 防御全振りつの型最高 -- 名無しさん (2014-01-05 15:14:08) - フルアタチョッキドサイドン先生強い -- 名無しさん (2014-01-21 19:41:10) - 何かゴモラがザラガスになるぐらい進化後の見た目が面影ないなぁ -- 名無しさん (2014-03-28 19:32:59) - オクタン「せやな」 ミロカロス「同意」 カイリュー「ハクリューまではええやん」 フライゴン「最初はアリ地獄モチーフだから…(震え声)」 -- 名無しさん (2014-03-28 19:41:46) - 見た目も能力もすごい漢。メスもいるけど -- 名無しさん (2014-04-13 16:46:53) - メガガル対策にアームハンマーは少数派かしらん?サドンインパクトっぽくてお気に入りなんだけど -- 名無しさん (2014-06-19 12:03:43) - ↑ -- 名無しさん (2014-07-15 10:06:49) - ↑鉢巻持たせないと押し負ける -- 名無しさん (2014-07-15 10:07:36) - とくぼう全降りでチョッキ持たせて砂パに入れると並の特殊弱点じゃ落ちなくなってスゲー楽しい -- 名無しさん (2014-07-15 12:38:26) - チョッキに保険、アローを確実に倒せる等で確実に株を上げたよな先生。 -- 名無しさん (2014-10-06 14:33:28) - 特殊技の威力が落ちたこともプラスだな -- 名無しさん (2014-10-06 15:00:39) - 4倍弱点2つ持ちの鈍足だからって甘くみてると返り討ちにあうから怖い -- 名無しさん (2014-10-10 11:59:59) - ↑俗に言う種族値の暴力だな -- 名無しさん (2014-10-27 19:42:29) - メガ進化で重機みたくなったらダサイドン返上なるか!? -- 名無しさん (2014-11-19 22:28:37) - 鬼火にも弱いんじゃ? -- 名無しさん (2014-11-19 22:38:06) - あれ、先生って呼ばれてる理由の記述無くなったの? -- 名無しさん (2014-11-29 22:24:46) - ↑2 我が隊の鬼火誘因率№1です。 -- 名無しさん (2014-11-30 20:54:07) - そこでラムの実ですよ -- 名無しさん (2015-01-21 12:58:24) - まずお目にかかることはないが、特防振りとつげき砂嵐先生の圧倒的な堅さは必見 -- 名無しさん (2015-01-29 15:25:52) - どうしてデザインの方向性がこんなに変わってしまったのか・・・ -- 名無しさん (2015-01-29 15:29:03) - なげつける、岩石砲、の浪漫っぷりよw -- 名無しさん (2015-01-29 22:56:41) - マグマに耐える癖に鬼火はダメなんだよな、でもサトシさんは兵器 -- 名無しさん (2015-01-29 23:13:17) - 某ゲームのガチタン同様、ロマンと癖のある実用性を合わせ持った感じだな -- 名無しさん (2015-02-18 01:24:14) - 見た目嫌いじゃないな -- 名無しさん (2015-02-18 03:32:15) - 対面ならトップメタの多くとも有利に渡り合える -- 名無しさん (2015-03-13 09:11:02) - 頭の悪いといわれるサイドン系を使ってる人って大抵実力者なんだよね。寧ろサイドンは使用者の実力の証明かもしれない。 -- 名無しさん (2015-04-03 16:18:14) - カイリューといい、どうしてこうデザインの方向性を変えてしまうのか -- 名無しさん (2015-09-06 21:22:20) - 二回舞ったメガマンダの地震確定耐えして冷パンであぼんだし最高 -- 名無しさん (2015-11-21 19:27:21) - 「先生」と呼ばれる由縁については記述しないのか?バトルタワーでせんせいのつめ発動つのドリルのタワークオリティで多くのプレイヤーを恐怖のずんどこに叩き込んだサイドンが由来だったか。 -- 名無しさん (2016-06-29 21:40:13) - メジャーじゃないからかたまに弱点つければ物理技でも落とせるだろうと舐めてかかってくる奴を先生で粉砕するの本当に楽しい。この禁止級含めた全ポケ最上級の物理耐久を見るがいい。 -- 名無しさん (2017-01-13 11:51:46) - ↑メガルカリオのインファイトを耐えられて返り討ちにされたわ…H振りだけで確定耐えとか化け物かよ。 -- 名無しさん (2017-01-13 14:08:53) - 設定通りポケダンでは(サイドンもだが)マグマの上を通過できる。ただし火傷はする -- 名無しさん (2017-08-24 21:12:49) - GOのドサイドンは600族でもないのにCPが3000超えてうちおとすストーンエッジにどろかけじしんと技も優秀というとんでもない性能になってる -- 名無しさん (2018-11-17 13:03:09) - ↑本編でもHP、攻撃、防御だけは伝説級だし、素早さ完全無視して長所がピックアップされやすいポケモンGOだとそりゃ能力ヤバくなるわな -- 名無しさん (2018-11-17 13:27:23) - ちなみにサイドンはアニメ無印では楽勝なはずのピカチュウに負けてたな… -- 名無しさん (2018-11-17 15:34:21) - GOだとサイズが小さすぎるって言われて修正されたらされたでメチャクソデカくなってて草 -- 名無しさん (2019-01-05 10:45:09) - まぁ2.4mもあるから頭はみ出すほどじゃないとおかしい -- 名無しさん (2019-01-05 11:02:02) - もしDPにドサイドンが出てこなくてなおかつサイドンがメガシンカしたらこのデザインになったかもしれない -- 名無しさん (2019-05-31 11:59:45) - ドサイドン強いうえにかっこいいからだいすき、DPnoy -- 名無しさん (2020-05-08 17:06:36) - ダイマックスドサイドンは割と簡単に3タテするからすごい -- 名無しさん (2020-05-08 17:27:09) - アニメ新無印編の休めロケット団の話ではマトリ率いる別のロケット団4人組のポケモンの1匹だったが、それが影響したのか後のサンダー登場回ではガチャットから出てきたのが進化前のサイドンという -- 名無しさん (2021-06-24 20:37:18) - 鬼火で簡単に火傷を負ってしまうのは、鬼火は只の火ではなく、呪術的なものだからだろう。 -- 名無しさん (2022-01-25 08:07:45) - すてみが「反動ダメージを受ける」だけでなく「反動で動けなくなる」技にも適応されてれば超ロマンがんせきほうで出番あったろうに -- 名無しさん (2022-01-25 13:49:11) - ポケナガでは割とどうしようもないレベルで使いにくい。がんせきほうは当たれば強いのだが、特殊な射程と本体の鈍足が合わさって狙うことさえ難しく、命中率の低いうえに当たれば次のターン攻撃できないという短所の塊。 -- 名無しさん (2023-01-03 21:36:58) - んんww SVにも出ますぞww -- 名無しさん (2023-06-03 10:08:24) - ポケスペではサイホーンがしっぽをふるで攻撃するシーンで吹いたなw(今でいうアイアンテールみたいに) -- 名無しさん (2023-09-01 18:49:52) - SVでのサイドンのメガホーンの位置が股間… 狙ったか? -- 名無しさん (2023-12-16 21:56:39) - でもただのサイドンじゃねぇぞ -- 名無しさん (2023-12-17 19:05:34) - ヤケモンから落第したみたい -- 名無しさん (2024-01-21 08:18:40) - 仮想敵の飛行タイプはカイリューしか見かけないし、ランドロス、ディンルー、アカツキの壁が高いからやむなし>ヤケモン落第 -- 名無しさん (2024-01-22 13:35:36) - 重火力アタッカーの代表みたいなドサイドンが環境落ちするともう鈍足アタッカーはやっていけないのかなと感じてしまう。タイプが悪いだけか? -- 名無しさん (2024-03-23 23:01:43) - しんかのきせきを持たせたサイドンの方がドサイドンよりも使用率が高いという事実。あれ、これってかつてのプクリンと同じパターン…? -- 名無しさん (2024-03-25 22:35:31) - ↑やはりきせきかきせきは全てを解決する… -- 名無し (2024-03-26 19:08:39) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2009/11/16 Mon 18:49:17 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ff9933,#927F7F,b){岩を手のひらの穴につめて筋肉の力で発射する。まれにイシツブテを飛ばす。}} ドサイドンとは[[ポケットモンスター]]シリーズに[[ダイヤモンド・パール>ポケットモンスター ダイヤモンド・パール]]から登場する[[ポケモン>ポケモン(ポケットモンスター)]]。 [[初代>ポケットモンスター 赤・緑]]から登場する&bold(){サイドン}の進化形である。 *■データ ---- 全国[[図鑑>ポケモン図鑑]]No.464 分類:[[ドリル]]ポケモン [[英語]]名:Rhyperior 高さ:2.4m 重さ:282.8kg [[タマゴ>タマゴ(ポケモン)]]グループ:怪獣 性別比率:♂50♀50 タイプ:[[じめん>じめんタイプ(ポケモン)]]・[[いわ>いわタイプ(ポケモン)]] [[特性>特性(ポケモン)]]:ひらいしん([[電気タイプ>でんきタイプ(ポケモン)]]の技を受けた時、その技を無効化し特攻を1段階上げる。元々無効の場合は上がらない。         [[ダブル>ダブルバトル(ポケモン)]]・トリプルバトルで自分以外のポケモンが使った単体対象の電気タイプの技の対象を自分にする)   /ハードロック(こうかはばつぐんだ!の技を受けた時のダメージを0.75倍にする) [[隠れ特性>隠れ特性(ポケモン)]]:すてみ(とっしん、とびひざげりなど、反動を受ける技の威力が1.2倍になる) [[種族値]] HP:115 攻撃:140 防御:130 特攻:55 特防:55 素早さ:40 合計:535 [[努力値]]:攻撃+3 タイプ相性 4倍:[[くさ>くさタイプ(ポケモン)]]/[[みず>みずタイプ(ポケモン)]] 2倍:じめん/[[こおり>こおりタイプ(ポケモン)]]/[[かくとう>かくとうタイプ(ポケモン)]]/[[はがね>はがねタイプ(ポケモン)]] 1/2:[[ノーマル>ノーマルタイプ(ポケモン)]]/[[ほのお>ほのおタイプ(ポケモン)]]/[[ひこう>ひこうタイプ(ポケモン)]]/いわ 1/4:[[どく>どくタイプ(ポケモン)]] 無効:[[でんき>でんきタイプ(ポケモン)]] サイドンに「[[プロテクター>進化アイテム(ポケモン)]]」を持たせて通信交換すると[[進化>しんか(ポケモン)]]。 *■概要 ---- あのサイドンがまさかの進化を遂げた。 全身をプロテクターで武装した怪獣の姿をしている。 両手の平に穴があり、そこに岩や[[イシツブテ>イシツブテ(ポケモン)]]、[[ダンゴロ>ギガイアス]]を詰めて筋肉を圧縮させて発射する。装填できる数は片腕につき最大3つ。 全体を覆っているプロテクターは火山の噴火が直撃しても耐えれる耐久力を誇る。そのプロテクターで相手の攻撃を弾き、怯んだ隙にドリルで貫く。 なお、脳みそは&bold(){サイドンの時よりも縮んでいる}。 その分のエネルギーを全て戦いに使うので強いのだが……&s(){結論:この一族全体的に賢くない} 見た目は重そうに見えるが…実は[[カバルドン]]、[[ドダイトス]]らよりは軽い。 デザインはやや好みの分かれるところ。 そのずんぐりむっくりな外見から一部のユーザーからはダサイドンなどと呼ばれたりもするが、 どっしりとした重量感のある見た目や、イメージ通りの高い攻撃と防御を備えた重戦車型のステータス、ロマン溢れる超火力に惹かれるトレーナーは多い。 まさしく代表的な重戦車ポケモンの一角といえるだろう。 *■ゲームでのドサイドン ---- 進化前のサイホーンは主に[[サファリゾーン>サファリゾーン(ポケモン)]]で出会える。 [[金銀>ポケットモンスター 金・銀・クリスタル]]ではチャンピオンロードに出現。 初代では登場が遅い上にレベル技が「みだれづき」や「とっしん」など貧弱な[[ノーマル>ノーマルタイプ(ポケモン)]]技ばかりでハッキリ言って全く使えない。 登場が早く自力で「いわおとし」「[[じしん>じしん(ポケモン)]]」「[[だいばくはつ>じばく/だいばくはつ(ポケモン)]]」を覚えるイシツブテ系の方が明らかに優秀である。 もっともあちらは最終進化に通信が必要なので[[わざマシン>わざマシン/ひでんマシン]]の消費を惜しまないならサイホーン系を優先する手もなくはないが。 第二世代から「じしん」、第三世代から「ロックブラスト」など強力な技を自力で覚えるようになった。 主要トレーナーでは、[[サカキ>サカキ(ポケモン)]]と[[グリーン>グリーン(ポケモン)]]がサイドンを使用。 後者の個体は赤緑時代の酷すぎる技構成(みだれづき/つのドリル/しっぽをふる/にらみつける)で有名。 [[ナッシー]]や[[ウインディ>ウインディ(ポケモン)]]なんかも酷いが、中でもコイツは同じ効果の補助技を2つ持っているのが謎。 しかしリメイクの[[FRLG>ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン]]では「[[じしん>じしん(ポケモン)]]」「がんせきふうじ」等まともな技構成になった。 金銀・[[HGSS>ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー]]でもグリーンの手持ちに入っており、後者は再戦する時、ドサイドンに進化している。 前者の個体は一撃必殺技の「じわれ」を持っているため多少はマシな構成…と言いたいところだが、初代の仕様では一撃必殺技の命中率にレベルではなく素早さを参照しているため、鈍足のサイドンにとっては実質死に技と化している。 また、FRLGでは何故かサカキの切り札がサイホーンになっている。 設定ミスかどうかは不明。 ドサイドンはダイヤモンド、パールより登場。 手加減[[クロツグ>クロツグ(ポケモン)]]や、プラチナでは[[キクノ>キクノ(ポケモン)]]が使う。 ダイパ時クロツグの技構成はまさかの特殊技が中心。 プラチナでは物理仕様になっている。 「[[ギガインパクト>はかいこうせん]]」の岩タイプ版である「がんせきほう」が使えるのも特徴。 威力は高いが反動が痛い…いわば[[ロマン砲>ロマン技(ポケモン)]]。 元々は[[専用技>専用わざ(ポケモン)]]だったが、[[BW>ポケットモンスター ブラック・ホワイト]]では[[イワパレス]]も使用可能に。 [[SM>ポケットモンスター サン・ムーン]]では[[Zワザ]]として使うことで威力200かつ必中でデメリットのない強力な岩技となる。 この手の技の中ではドサイドンの「がんせきほう」はずば抜けて使用率が高い。 [[BW2>ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2]]の[[PWT>ポケモンワールドトーナメント(ポケモンBW2)]]ではトキワシティ[[ジムリーダー>ジムリーダー(ポケモン)]]&[[ロケット団>ロケット団(ポケモン)]]のボスのサカキが切り札として使用。 ワールドリーダーズで戦う際の[[タケシ>タケシ(ポケモン)]]も手持ちに加えている。 [[XY>ポケットモンスター X・Y]]では[[主人公の家>主人公の家(ポケモンシリーズ)]]にサイホーンがおり、調べると少しの間乗ることができる。 引退したサイホーンレーサーが開拓したという9番道路は道がかなり荒れているため、入口付近にいるサイホーンに乗って進むことになる。 [[ピカブイ>ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ]]ではドサイドンこそ欠場したがきちんとサイホーン・サイドンが登場。 どちらも連れ歩くポケモンに設定すると背中に乗って移動することができるが、実はサイドンよりもサイホーンの方が移動スピードは速い。 これはもしかしたらXYでライド出来たことの名残りかもしれない。 [[SV>ポケットモンスター スカーレット・バイオレット]]では発売当初はパルデア未進出だったが、DLC後編『藍の円盤』で滑り込みで登場し、サイホーン・サイドンは全世代皆勤賞を維持した。 *■対戦でのドサイドン ---- 圧倒的な攻撃、防御を誇り逆に素早さが低い典型的な重戦車。更に覚える技が豊富。 特性「ハードロック」により物理耐久は折り紙付き。 場合によっては4倍弱点の[[ギャラドス]]の「たきのぼり」や[[リーフィア]]の「リーフブレード」すら耐えてしまう事も。 基本的にシングルでの特性は「ハードロック」一択。 元々電気が無効かつ物理型の能力である関係上、「ひらいしん」は実質ダブルバトル専用と言って良い。 「すてみ」は適用技が「とっしん」、PDWやVC版を含めても「すてみタックル」「じごくぐるま」程度と恩恵がほぼ無い。 レーティングでは適用技が「とっしん(威力もストーンエッジに劣る)」だけという有様。 特防は低いが、HPのおかげで割と耐える。 ただ…岩地面の宿命か四倍弱点を中心に弱点の多さが痛い。 さすがに「ハードロック」でも特殊四倍は捌ききれないのだ。 遅い素早さと特防の低さは[[麻痺>まひ(ポケモン)]]や「[[トリックルーム>○○ルーム(ポケモンのわざ)]]」「ロックカット」や、素直に仲間で補おう。 [[砂パ>砂パ(ポケモン)]]なら低い特防も補える。持ち物に「とつげきチョッキ」も有力な候補。 地面や格闘と物理弱点が多いが生半可な物理攻撃は素の値と特性「ハードロック」で余裕で耐えられる。 だがタイプ一致はやはり厳しい。だがダイマックスの登場で4倍弱点を耐えうる耐久を物にした。 メインウェポンはタイプ一致で範囲が広い「ストーンエッジ」「[[じしん>じしん(ポケモン)]]」、 「[[みがわり>みがわり(ポケモン)]]」壊しに「ロックブラスト」。 「イワZ」を持たせるなら「がんせきほう」も候補に上がる。 どちらのタイプもダイマックス技で特防を上げられるため下手すると要塞と化する。   [[サブウェポン>サブウェポン(ポケモン)]]が豊富で、実はあの「技のデパート」と名高い[[ニドキング]]と並ぶ程多い(特殊技はほぼ宝の持ち腐れだが)。 プラチナの教え技で、「アイアンヘッド」「[[げきりん>逆鱗]]」「アクアテール」「ばかぢから」に三色パンチとさらに幅が広がった。 ○主なサブウェポン ・ゆきなだれorれいとうパンチ:[[ドラゴン>ドラゴンタイプ(ポケモン)]]、地面、[[草>くさタイプ(ポケモン)]]などを狩れる ・げきりん、ドラゴンダイブ:ドラゴンが狩れるがリスクが高く氷技安定。 ・メガホーン:草、[[エスパー>エスパータイプ(ポケモン)]]、[[悪>あくタイプ(ポケモン)]]、[[ルンパッパ]]など ・ほのおのパンチ:ハッサム、[[フォレトス>フォレトス(ポケモン)]]、[[エアームド]]、[[テッカグヤ]]、浮遊[[ドータクン]] ・アームハンマー、ばかぢから:[[バンギラス]]、[[マンムー]]、[[鋼>はがねタイプ(ポケモン)]]など。メインウェポンと範囲が被りやすいが[[ノーマル>ガルーラ]][[ポケ>ポリゴン(ポケモン)]]を一方的に粉砕出来るのは強み。 ・どくづき:範囲は狭いが、[[フェアリー>フェアリータイプ(ポケモン)]]に有効。3割[[毒>どく/もうどく(ポケモン)]]が地味に嬉しい。 ・アイアンテール:岩とかなり範囲が被るがフェアリーへの最高打点になる。   また「おにび」や浮遊物理受けの役割破壊に「つのドリル」も… 補助技は「[[ステルスロック>撒き技(ポケモン)]]」「つるぎのまい」「[[のろい>のろい(ポケモン)]]」「ロックカット」「みがわり」等。 積めるのかが不安だが…。 弱点がメジャーで辛く、能力値が極端で得意不得意が激しいドサイドン先生だが、上手く扱えば頼もしい物理アタッカーとなる。 相性の良い持ち物は「[[とつげきチョッキ>とつげきチョッキ(ポケモン)]]」「[[じゃくてんほけん>じゃくてんほけん(ポケモン)]]」「たつじんのおび」 「[[こだわりハチマキ>こだわり系アイテム(ポケモン)]]」「[[せんせいのツメ>せんせいのツメ(ポケモン)]]」「[[オボンのみ>きのみ(ポケモン)]]」「ラムのみ」等。 重戦車型の能力なので「[[トリックルーム>○○ルーム(ポケモンのわざ)]]」とは極めて相性が良い。 トリパが使いやすい[[ダブル>ダブルバトル(ポケモン)]]では「じしん」や「いわなだれ」といった全体攻撃技を一致で使える点も強み。 トリル下では素早いので「いわなだれ」の怯みも狙いやすい。 逆に「じしん」に味方を巻き込むリスクを嫌うなら「ドリルライナー」で戦うことも可能。 豊富な高威力特殊技を生かして変態特殊アタッカーにすることも一応可能。 物理受けだって役割破壊してやるぜ! ただ物理のサブウェポンも三色パンチを筆頭に豊富なためわざわざ特殊型にする必要性は微妙なところ。 基本的に物理型でも確定数はあんまり変わらない相手が多いため特殊型が有用な相手はややピンポイント気味。 正直玄人向け。 第八世代ではダイマックスによるHP底上げで生半可な特殊4倍弱点なら「じゃくてんほけん」の起点にできるようになった。「ダイスチル」で自慢の物理耐久を、「ダイアース」でもう一つな特殊耐久を向上させることができるようにもなり、「とつげきチョッキ」型のドサイドンの需要も増した。いじっぱり準速にして「つるぎのまい」を積んで鈍足低火力を相手に崩しを掛ける型というのも。 シーズン6の上位禁止ルールではレギュレーション外のドリュウズの代わりとして使われ、使用率10位以内にも入った。 第9世代で代わって登場したテラスタルとの相性は良い。懸念点の4倍弱点を消せる点は評価点。 ……なのだが、元々重篤な4倍弱点持ちであるドサイドンはテラスタルの相性どころか&bold(){依存度まで異様に高い}。 さらに強力なじめんタイプ(+オーガポン)の増加によるでんきタイプの壊滅的減少・ダイマックス廃止によるひこうタイプ減少の影響をモロ受けして素の耐性がほとんど活きなくなってしまっている。 &bold(){そのくせ弱点が全部メジャー}であり、ドサイドンを出す=&bold(){テラスタル権はほぼドサイドンに回る}とパーティの柔軟性に問題が出てしまう事に。 &s(){そもそも弱点を&bold(){受けない}ようにするためにテラスタルするわけなので、実は「ハードロック」との相性は微妙によくない。パルデアには}&s(){[[前例>バクーダ]]}&s(){もいるし} 安定高火力の攻撃技が「じしん」くらいしかないため不意のテラスタルでも止められやすいのが難儀。 パワーを通しづらいのにテラスタル権も喰いがちという点は懸念できず、この世代では第8世代の活躍が嘘のように大人しくなった ……どころか、なんと復活したシーズン14以外&bold(){すべて採用率圏外}。とても第8世代あれだけ暴れたとは思えないほど大凋落を引き起こしてしまっている。 &s(){むしろH115A140B130ある奴が大人しくなるパルデアはどんだけ魔境なのだろうか……} なお、この世代では&bold(){[[ヤケモン>役割論理(ポケモン)]]からも落第している}。 *■[[Pokemon GO]]でのドサイドン 進化前のサイホーンとサイドンは第1世代のポケモンなのでリリース当初から実装されていたが、2018年11月のシンオウのいし実装により晴れて実装された。 サイドンのCPが非常に高く、さらに高くなるものと予想されていた。予想通り3733と高CPであり、TL50となれば4221となる。 ノーマルアタック「うちおとす」とスペシャルアタック「ストーンエッジ」でいわタイプトップクラスの火力を誇る……のだが、[[ラムパルド]]の方が火力が上だったり[[バンギラス]]がGOロケット団戦での汎用性から再評価されたりとあまり注目されにくかった。 しかし2020年2月のコミュニティ・デイで&bold(){「がんせきほう」を習得}。 場持ちに優れた2ゲージ技でありながら&bold(){1発の威力が110、一致補正で&color(red){132}}にもなる大技であり、これによってラムパルドほどではないにせよ、「うちおとす」「ストーンエッジ」を覚えたバンギラスをも上回る火力となったことから火力・耐久力ともにいわタイプ最強クラスとなった。 更に火力の高いラムパルドは低耐久という大きな欠点があるため、短期決戦型のラムパルドと安定のドサイドンとで上手く棲み分けはできている。 [[テラキオン]]もいわタイプ最強クラスの火力を持つが、複合タイプが異なる点で差別化はできている。相手によってどちらを使うかを変えると良いだろう。 2023年10月にはシャドウ個体が実装。シャドウ補正の乗った「がんせきほう」の威力は絶大な威力を誇る。やや耐久が減ってしまう欠点があるが、元の耐久力が高めなのもあって強力な弱点技が飛んでこない限りは意外と気にならない。 難点としてはシャドウ個体の例に漏れず、期間限定のイベントで「やつあたり」を消すか技スペースの開放をしない限り戦力にならないことと育成コストの増加により育成が大変なこと、なにより「がんせきほう」の習得が現状すごいわざマシンを使わないと不可能なことである。 育成の大変さは相当だが、もし育て切ることができたら絶大な強さを誇るだろう。もちろん、そこそこの高個体をリトレーンして全ステータス最大個体を狙うのもアリ。 一方、ジム防衛は&bold(){バンギラスがジム防衛に論外な時点でお察しください。} なのにCPが高いという理由だけでジムに置かれることが多々ある。一応[[ルカリオ]]や[[メタグロス]]、テラキオンには地面技で抜群は取れるが、それなら&bold(){同じ高CPじめんタイプで単タイプゆえに余計な被弾を受けにくい[[カバルドン]]や[[ドンファン>ドンファン(ポケモン)]]の方がジム防衛として適任。} ジムにいるこれらのポケモンの対策がそのまま通用してしまうというのもありジム防衛における場持ちは思った以上に悪いため、素直にアタッカーに専念させてあげたほうがいいだろう。 *■進化前 サイドン ---- #center(){&font(#E9DAC6,#979CA8,b){進化して後ろ足だけで立つようになった。ツノで突かれると岩石にも穴があいてしまう。}} 全国図鑑No.112 分類:ドリルポケモン 英語名:Rhydon 高さ:1.9m 重さ:120.0kg タイプ:じめん・いわ 特性:いしあたま(反動を受ける技を使った時の反動ダメージがなくなる)   :ひらいしん(電気タイプの技を受けた時、その技を無効化し特攻を1段階上げる。元々無効の場合は上がらない。         ダブル・トリプルバトルで自分以外のポケモンが使った単体対象の電気タイプの技の対象を自分にする) 隠れ特性:すてみ(とっしん、とびひざげりなど、反動を受ける技の威力が1.2倍になる) 種族値 HP:105 攻撃:130 防御:120 特攻:45 特防:45 素早さ:40 合計:485 努力値:攻撃+2 サイホーンの進化系。 進化したおかげで2本足で立てるようになり、同時に脳が大きくなって知能が発達した。 …だが、頻繁に物忘れを起こしてしまう。 体を覆う鎧のような皮膚は大砲が直撃しても傷一つ付かないほど頑丈なだけでなく、2000度のマグマに入っても熱さを全く感じない。 だが、その分衝撃に鈍いところがある。 鼻先に付いているドリルの角を回転させて突くと岩石に穴を開け、ダイヤモンドの原石や高層ビルを粉々にする。 素早さは進化後と同等だが、それ以外は10ずつ劣る。 元々は最終進化形扱いだけあってHP・攻撃・防御は十分に高く、「[[しんかのきせき>しんかのきせき(ポケモン)]]」型で活躍できる。 …と思いきや、&bold(){ドサイドン先生が強すぎる}ので、そう簡単には行かない。 最大の問題点はドサイドンの特性「ハードロック」が、サイドンの時点では&bold(){「いしあたま」}であること。 この時点で弱点タイプの物理技に対しては奇石サイドンよりもドサイドンの方が強くなる。 さらにドサイドンが「オボンのみ」を持つと「ハードロック」なしでも奇石サイドンの物理耐久を超える。 また、特殊耐久を強化するアイテムとしては「しんかのきせき」以外に上述の「とつげきチョッキ」もある。 ハードロックチョッキドサイドンは奇石サイドンと比べて&bold(){弱点タイプの技に対しては物理・特殊耐久共に上回り、攻撃力でも勝る}。 弱点タイプ以外の物理攻撃なら奇石サイドンの方が耐えるが、弱点が多い上に大半がメジャーなタイプなので利点と言えるか怪しい。 サイドンの特性「いしあたま」も「すてみタックル」を使う時にしか役に立たない。 (「いしあたま」と「もろはのずつき」が両立不可なのは[[プテラ>プテラ(ポケモン)]]や[[ガラガラ>ガラガラ(ポケモン)]]共々、ゲームバランス的な問題と思われるが) その「すてみタックル」も元々サブウェポンが豊富なため、無理に使う必要性は薄い。 一応、オボンドサイドンとは特殊耐久、チョッキドサイドンとは補助技を使える点で差別化が可能である。 「ステルスロック」「ほえる」「でんじは」「ロックカット」「つるぎのまい」「みがわり」「ねむる」等選択肢は豊富。 「ステルスロック」「でんじは」を撒いてから「ほえる」で強制交代させるほか、ねむねご等の戦法も採れる。 なお、最速のサイドンやドサイドンが「ロックカット」を一回積むと最速[[130族>130族(ポケモン)]]まで抜ける。 また、ダブルやトリプル、[[ローテ>ローテーションバトル(ポケモン)]]ではドサイドンと違った活躍が可能 と言うのも、特性「ひらいしん」で仲間の分も電気技を受ける役割にはサイドンの方が向いているため。 「ハードロック」のないドサイドンが奇石サイドン以上の特殊耐久を得るには「とつげきチョッキ」が必要。 しかし、チョッキを持つとダブルやトリプルでの重要技である「[[まもる>まもる/みきり(ポケモン)]]」が使えなくなる。 この時点でもゴローニャよりHPや攻撃が高いが、かつては[[爆発技>じばく/だいばくはつ(ポケモン)]]が今より強かったため採用率ではサイドンが押され気味だった。 サブウェポンの増加や進化形の追加といった措置が取られたのも同タイプのゴローニャとの差を考慮してのことだったのかもしれない。 ゴローニャが参加できないニンテンドウカップ99では[[エレブー>エレキブル]]や[[ライチュウ]]対策としての地面枠を[[ニドキング]]や[[サンドパン]]と争った。 同大会で「バブルこうせん」持ち[[ペルシアン]]の姿が度々見られた原因でもある。 まぁ、VC版初代環境では「[[ふぶき>ふぶき(ポケモン)]]」を使える点が大きく評価されて、実機版当時と異なりゴローニャとは評価が逆転し、文句無しの1軍クラスに昇格したのだが。%%サンダースへの安直な受け出しをすると相手の交代読み交代でルージュラとの対面が出来上がる恐れがあるのには注意。%% 第八世代ではまだPokémon HOMEが解禁される前のインターネット大会『ガラルビギニング』の最終1桁に残るなどある程度活躍していた。この世代ではサイドンが火力アイテムを持つことが多くなり、耐久を削って素早さに努力値を振った型も目立ったため、「しんかのきせき」耐久特化サポーターとして差別化できるようになったのである。 まぁ鎧の孤島で「しんかのきせき」枠を[[ラッキー>ハピナス]]や[[ポリゴン2>ポリゴン(ポケモン)]]に取られて需要がほぼ無くなったのだが。 ちなみに初代では内部データ番号01、つまり最初に作られたポケモンであり、その関係か有名な[[バグポケ>バグポケ(ポケモン)]]である[[けつばん>けつばん(ポケモン)]]に最も近い存在でもある。 けつばんの鳴き声は基本的にサイドンで再生されることが多く、[[ポケモンスタジアム>ポケモンスタジアムシリーズ]]でけつばんの姿を確認した場合もサイドンのものになる。 *■さらにその進化前 サイホーン ---- #center(){&font(#E9DAC6,#979CA8,b){頭は悪いが力が強く、高層ビルも体当たりでコナゴナに粉砕する。}} 全国図鑑No.111 分類:とげとげポケモン 英語名: Sihorn 高さ:1.0m 重さ:115.0kg タイプ:じめん・いわ 特性:いしあた   :ひらいしん 隠れ特性:すてみ 種族値 HP:80 攻撃:85 防御:95 特攻:30 特防:30 素早さ:25 合計:345 努力値:防御+1 分類通り、全身が刺々しい皮膚で覆われたサイの姿をしたポケモン。 丈夫な骨と硬い皮膚を活かした突進は、高層ビルや岩山を一撃で粉砕するほどの威力を持つ。 …だが、足が短すぎて方向転換が出来ず、脳みそが小さすぎて頭が悪いため、人の仕事を手伝うのは無理。 一致技や三色牙など強力な技は揃っており、[[リトルバトル>リトルバトル(ポケモン)]]では[[ストライク>ストライク(ポケモン)]]等上位陣との相性も良い。 しかし、優秀な種族値に加えて特性「[[がんじょう>がんじょう(ポケモン)]]」や[[爆発技>じばく/だいばくはつ(ポケモン)]]を備える[[イシツブテ>イシツブテ(ポケモン)]]や[[イワーク>イワーク(ポケモン)]]等がライバルとなる。 *■アニメでのドサイドン一族 ---- 141話に登場。 ゲーム同様、クロツグの手持ちとして[[サトシ>サトシ(ポケモン)]]と戦う。 [[ハヤシガメ>ドダイトス]]の「エナジボール」をほとんどダメージを受けないパワーを見せ、 エナジーボールを食べてパワーアップしたハヤシガメに追い詰められるも、密着時に岩石砲を当て勝利した。 技構成は「メガホーン」「がんせきほう」「すなあらし」「ロックカット」 [[タケシ>タケシ(ポケモン)]]の弟であり現ジムリーダーのジロウも使用。 [[ラティアス]]の竜の波動を掴み引きちぎるという&font(#ff0000){漢}な戦いを見せた。 最終的に敗れたものの、監察官のジョーイさんに認められ、ニビジムの廃業は免れた。 技構成は「メガホーン」「がんせきほう」「つのドリル」「[[あなをほる>あなをほる(ポケモン)]]」。   ポケモン赤緑を題材にしたアニメ、「ポケットモンスターTHE ORIGIN」にも登場。 サカキの手持ちとして登場し、サイホーン一匹で[[ウツボット]]・[[カブトプス]]・[[カビゴン]]を圧倒し、 [[サンダース>サンダース(ポケモン)]]を「10まんボルトの」一発で倒すなど、頭おかしいレベルの強さを見せつける。 [[サワムラー]]との相打ちでようやく倒れた時に、サカキはサイドンを繰り出す。 [[リザードン]]と一歩も引かぬ攻防の末、とどめの「つのドリル」のスキを見破られ、「ちきゅうなげ」を喰らって敗れる。 また、リザードンを「みだれづき」で攻撃する時、角で連続で突くかと思いきや、&bold(){正拳突きのラッシュ}だった。 強ち間違ってはいないが…。 [[XY編>ポケットモンスター XY(アニメ)]]第63話では悪徳ハンターの手持ちとして登場。 [[サトシ>サトシ(XY編)]]一行、[[ロケット団>ロケット団(ポケモン)]]の共闘に対して終始圧倒するも、[[ソーナンス]]の「カウンター」とポケモンたちの猛攻に倒れる。 &del(){この猛攻の際、ピカチュウが「10まんボルト」を撃っちゃっているが気にしない。} 技構成は「がんせきほう」「つのドリル」「みだれづき」。 尚、&bold(){こちらはちゃんと角で連続で突いている}のでご安心を。 ドサイドン「波乗りの中で交換もせずに落ちてもよい 自由とはそういうものだ       話し合いが通用しないなら無理矢理追記・修正させて貰おう       ドサイドンアクション!」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,14) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - やっぱサイドンのほうがカッコいいよなぁ… -- 名無しさん (2013-10-20 03:07:47) - むしろサイホーンのベイビーがでるべきなくらいの強さだったんだがな…サイドンは。(逆言えばなぜチリーンは進化系出さずにベイビーだしたし) -- 名無しさん (2013-10-20 07:19:10) - 最新作ではメタバ習得とじゃくてんほけんや突撃ちょっき等の有用なものが増えた。メタバは前作の教え技と両立出来んけど。 -- 名無しさん (2013-11-20 22:15:39) - 初代でフシギバナ使ってると傷薬替わりだった。サイドンの方だけど -- 名無しさん (2014-01-05 12:36:07) - トノグドラが滅んだのもコイツが動きやすくなった要因か -- 名無しさん (2014-01-05 14:55:51) - 防御全振りつの型最高 -- 名無しさん (2014-01-05 15:14:08) - フルアタチョッキドサイドン先生強い -- 名無しさん (2014-01-21 19:41:10) - 何かゴモラがザラガスになるぐらい進化後の見た目が面影ないなぁ -- 名無しさん (2014-03-28 19:32:59) - オクタン「せやな」 ミロカロス「同意」 カイリュー「ハクリューまではええやん」 フライゴン「最初はアリ地獄モチーフだから…(震え声)」 -- 名無しさん (2014-03-28 19:41:46) - 見た目も能力もすごい漢。メスもいるけど -- 名無しさん (2014-04-13 16:46:53) - メガガル対策にアームハンマーは少数派かしらん?サドンインパクトっぽくてお気に入りなんだけど -- 名無しさん (2014-06-19 12:03:43) - ↑ -- 名無しさん (2014-07-15 10:06:49) - ↑鉢巻持たせないと押し負ける -- 名無しさん (2014-07-15 10:07:36) - とくぼう全降りでチョッキ持たせて砂パに入れると並の特殊弱点じゃ落ちなくなってスゲー楽しい -- 名無しさん (2014-07-15 12:38:26) - チョッキに保険、アローを確実に倒せる等で確実に株を上げたよな先生。 -- 名無しさん (2014-10-06 14:33:28) - 特殊技の威力が落ちたこともプラスだな -- 名無しさん (2014-10-06 15:00:39) - 4倍弱点2つ持ちの鈍足だからって甘くみてると返り討ちにあうから怖い -- 名無しさん (2014-10-10 11:59:59) - ↑俗に言う種族値の暴力だな -- 名無しさん (2014-10-27 19:42:29) - メガ進化で重機みたくなったらダサイドン返上なるか!? -- 名無しさん (2014-11-19 22:28:37) - 鬼火にも弱いんじゃ? -- 名無しさん (2014-11-19 22:38:06) - あれ、先生って呼ばれてる理由の記述無くなったの? -- 名無しさん (2014-11-29 22:24:46) - ↑2 我が隊の鬼火誘因率№1です。 -- 名無しさん (2014-11-30 20:54:07) - そこでラムの実ですよ -- 名無しさん (2015-01-21 12:58:24) - まずお目にかかることはないが、特防振りとつげき砂嵐先生の圧倒的な堅さは必見 -- 名無しさん (2015-01-29 15:25:52) - どうしてデザインの方向性がこんなに変わってしまったのか・・・ -- 名無しさん (2015-01-29 15:29:03) - なげつける、岩石砲、の浪漫っぷりよw -- 名無しさん (2015-01-29 22:56:41) - マグマに耐える癖に鬼火はダメなんだよな、でもサトシさんは兵器 -- 名無しさん (2015-01-29 23:13:17) - 某ゲームのガチタン同様、ロマンと癖のある実用性を合わせ持った感じだな -- 名無しさん (2015-02-18 01:24:14) - 見た目嫌いじゃないな -- 名無しさん (2015-02-18 03:32:15) - 対面ならトップメタの多くとも有利に渡り合える -- 名無しさん (2015-03-13 09:11:02) - 頭の悪いといわれるサイドン系を使ってる人って大抵実力者なんだよね。寧ろサイドンは使用者の実力の証明かもしれない。 -- 名無しさん (2015-04-03 16:18:14) - カイリューといい、どうしてこうデザインの方向性を変えてしまうのか -- 名無しさん (2015-09-06 21:22:20) - 二回舞ったメガマンダの地震確定耐えして冷パンであぼんだし最高 -- 名無しさん (2015-11-21 19:27:21) - 「先生」と呼ばれる由縁については記述しないのか?バトルタワーでせんせいのつめ発動つのドリルのタワークオリティで多くのプレイヤーを恐怖のずんどこに叩き込んだサイドンが由来だったか。 -- 名無しさん (2016-06-29 21:40:13) - メジャーじゃないからかたまに弱点つければ物理技でも落とせるだろうと舐めてかかってくる奴を先生で粉砕するの本当に楽しい。この禁止級含めた全ポケ最上級の物理耐久を見るがいい。 -- 名無しさん (2017-01-13 11:51:46) - ↑メガルカリオのインファイトを耐えられて返り討ちにされたわ…H振りだけで確定耐えとか化け物かよ。 -- 名無しさん (2017-01-13 14:08:53) - 設定通りポケダンでは(サイドンもだが)マグマの上を通過できる。ただし火傷はする -- 名無しさん (2017-08-24 21:12:49) - GOのドサイドンは600族でもないのにCPが3000超えてうちおとすストーンエッジにどろかけじしんと技も優秀というとんでもない性能になってる -- 名無しさん (2018-11-17 13:03:09) - ↑本編でもHP、攻撃、防御だけは伝説級だし、素早さ完全無視して長所がピックアップされやすいポケモンGOだとそりゃ能力ヤバくなるわな -- 名無しさん (2018-11-17 13:27:23) - ちなみにサイドンはアニメ無印では楽勝なはずのピカチュウに負けてたな… -- 名無しさん (2018-11-17 15:34:21) - GOだとサイズが小さすぎるって言われて修正されたらされたでメチャクソデカくなってて草 -- 名無しさん (2019-01-05 10:45:09) - まぁ2.4mもあるから頭はみ出すほどじゃないとおかしい -- 名無しさん (2019-01-05 11:02:02) - もしDPにドサイドンが出てこなくてなおかつサイドンがメガシンカしたらこのデザインになったかもしれない -- 名無しさん (2019-05-31 11:59:45) - ドサイドン強いうえにかっこいいからだいすき、DPnoy -- 名無しさん (2020-05-08 17:06:36) - ダイマックスドサイドンは割と簡単に3タテするからすごい -- 名無しさん (2020-05-08 17:27:09) - アニメ新無印編の休めロケット団の話ではマトリ率いる別のロケット団4人組のポケモンの1匹だったが、それが影響したのか後のサンダー登場回ではガチャットから出てきたのが進化前のサイドンという -- 名無しさん (2021-06-24 20:37:18) - 鬼火で簡単に火傷を負ってしまうのは、鬼火は只の火ではなく、呪術的なものだからだろう。 -- 名無しさん (2022-01-25 08:07:45) - すてみが「反動ダメージを受ける」だけでなく「反動で動けなくなる」技にも適応されてれば超ロマンがんせきほうで出番あったろうに -- 名無しさん (2022-01-25 13:49:11) - ポケナガでは割とどうしようもないレベルで使いにくい。がんせきほうは当たれば強いのだが、特殊な射程と本体の鈍足が合わさって狙うことさえ難しく、命中率の低いうえに当たれば次のターン攻撃できないという短所の塊。 -- 名無しさん (2023-01-03 21:36:58) - んんww SVにも出ますぞww -- 名無しさん (2023-06-03 10:08:24) - ポケスペではサイホーンがしっぽをふるで攻撃するシーンで吹いたなw(今でいうアイアンテールみたいに) -- 名無しさん (2023-09-01 18:49:52) - SVでのサイドンのメガホーンの位置が股間… 狙ったか? -- 名無しさん (2023-12-16 21:56:39) - でもただのサイドンじゃねぇぞ -- 名無しさん (2023-12-17 19:05:34) - ヤケモンから落第したみたい -- 名無しさん (2024-01-21 08:18:40) - 仮想敵の飛行タイプはカイリューしか見かけないし、ランドロス、ディンルー、アカツキの壁が高いからやむなし>ヤケモン落第 -- 名無しさん (2024-01-22 13:35:36) - 重火力アタッカーの代表みたいなドサイドンが環境落ちするともう鈍足アタッカーはやっていけないのかなと感じてしまう。タイプが悪いだけか? -- 名無しさん (2024-03-23 23:01:43) - しんかのきせきを持たせたサイドンの方がドサイドンよりも使用率が高いという事実。あれ、これってかつてのプクリンと同じパターン…? -- 名無しさん (2024-03-25 22:35:31) - ↑やはりきせきかきせきは全てを解決する… -- 名無し (2024-03-26 19:08:39) #comment #areaedit(end) }

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