アニ・レオンハート

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&font(#6495ED){登録日}:2013/05/20 (月) 23:50:46 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){「私はもうこれ以上この下らない世界で 兵士ごっこに興じれるほど バカになれない」} 「[[進撃の巨人]]」の登場人物。 CV;嶋村侑 *概要 [[第104期訓練兵>第104期訓練兵上位10名(進撃の巨人)]]であり、成績上位者の一人。順位は4位。 憲兵団志望だが、他の志願者のように特権階級が目的ではなく、「この現実離れした世界から遠ざかりたい」と語っている。 本人曰く&font(#f09199){か弱い乙女}だが、父親から伝授された格闘技を得意としており、[[エレン>エレン・イェーガー]]や[[ライナー>ライナー・ブラウン]]をよくボコボコにしていた。 とはいえ本人は[[巨人>巨人(進撃の巨人)]]に対しては何の役にも立たない技術と自嘲しており、この技術を熱心に教え込んだ父親のことも蔑んでいた。 しかし、エレンはこの格闘術を披露している時の彼女を「生き生きしている」と評しており、父親に対しても複雑な感情を抱いている様子。 その後、エレンの熱意に動かされて格闘技術を伝授した。 「教えてあげようか?」 「え?やだよ。蹴られるの痛いじゃん」 「遠慮しなくていいのに」げしっ その後も自分を女扱いしないエレンにキレてボッコボコに。 それを見たミカサの八つ当たりに巻き込まれてライナーもボッコボコに。ライナーぇ… トロスト区攻防戦の後、同期のメンバーが相次いで[[調査兵団>調査兵団(進撃の巨人)]]を希望する中、一人だけ憲兵団に入団し、内地に移動となる。 #center(){ &bold(){&font(#ff0000){以下最重要ネタバレ}} アルミン… 私があんたの…良い人でよかったね ひとまずあんたは賭けに勝った… でも… &bold(){&font(#ff0000){私が賭けたのはここからだから}} } *&big(){女型の巨人} 第57回壁外調査の際、突如調査兵団に襲撃を仕掛けてきた巨人。その正体は、アニの巨人体である。 体長は14メートル級。 獣の巨人ほどでは無いが&bold(){『一定範囲内の無垢の巨人を呼ぶ能力』}と&bold(){『体の一部を硬質化させる能力』}を持つ(鎧のように持続はできない)。 巨人の中でも運動性能に長けており、馬にも追いつくスピードを出すことができる高い機動力が特徴。 そしてアニの格闘技術をそのまま備えているため、近接戦では巨人体のエレンでさえ寄せ付けない強さを誇る。 特に足技の威力は凄まじく、エレンの頭部をガードした腕ごと吹っ飛ばしており、硬質化能力を組み合わせれば打撃力を更に向上させる事さえ可能。 車力の巨人に次ぐ持続力を持つため、車力ほどでは無いが長時間に渡る巨人化も行えるのも長所の一つ。 また、他の巨人の脊髄液を投与すれば、その巨人特有の能力や個性が発現しやすい体質らしく、 硬質化の能力も女型本来の能力ではなく、鎧の巨人の脊髄液を投与されたことで発現した能力である模様。 &bold(){&font(#ff0000){『高い機動力と何でもできる汎用性の高さ』}}が最大の強みと称されるオールマイティな巨人である。 *活動 トロスト区奪還戦にて生け捕りにされた「ソニー」と「ビーン」を殺害した頃から暗躍を始め、 この時に証拠を隠すためマルコの立体機動装置を使ったことで彼の死に関わっていたことも発覚。 実際に彼女が手を下したのかは暫くの間不明だったが、原作77話にてベルトルトの回想として、 偶然、秘密を知ってしまったマルコの口封じの為にライナーとベルトルトを手伝う形で間接的にマルコを死に追いやったことが明かされた。 実行犯の一人ではあるものの、尻ぬぐいであったことも重なって消極的な態度を見せている。 そして第57回壁外調査の際、エレンをさらうために調査兵団に襲撃を仕掛け、一度は罠にはまって捕らえられてしまうが、 多数の巨人を呼び寄せて自らの体を食わせることで拘束を解き、それに紛れて脱出。 再び巨人化してエレンを襲撃し、巨人エレンを容易く撃破して彼を捕らえるが[[ミカサ>ミカサ・アッカーマン]]と[[リヴァイ]]によって奪還されてしまった。 その後、先の襲撃で[[アルミン>アルミン・アルレルト]]を見逃していたことが仇となって正体に気づかれる。 巨人化してなりふり構わずエレンを奪いにかかるが、前回と異なり互角の戦いを強いられ、逃走するもミカサによってそれも失敗。 生け捕りにされてしまうが、硬質化能力を利用した水晶体に自身を閉じ込めてしまい、その目的や正体の追求は不可能になってしまった。 人類に対するスパイとして活動していた彼女だったが、情を抱いていなかったわけではなく、 襲撃の際にも友人を殺そうとしなかったり、自分達が引き起こした惨状に謝罪の言葉を口にすることもあった。 一応まだ生存はしており、26巻ラストでは眠れる彼女の前でアルミンが懊悩を告白しているが、裏表紙には彼女の姿はなくなっている。 #openclose(show=彼女の行動原理には父親が関係あったようだが……?){ 元々彼女はライナーやベルトルト同様&bold(){壁外世界の更なる向こう側にある軍事大国「[[マーレ>マーレ(進撃の巨人)]]」の出身。} そこで「マーレの戦士」として教育されていたが、本人はその気が全く無いにもかかわらず父親に復讐の道具として格闘術を無理やり叩き込まれてきた(強くなってからはその仕返しで散々やり返したようだが)。 しかし、パラディ島へ出発する直前にどういう心変わりがあったかは不明だが、今までのことを謝罪し「無事に帰ってきてほしい」と懇願された。彼が父親だと知ったのはこの時らしい。 それまで自分も含めて命に価値を感じられなかった彼女だったが、このことをきっかけに全てがどうでもいいと思わなくなり、父親との約束通り必ず帰ってくることを目的としている。 しかし、マルセルが巨人に食べられ、作戦の続行が困難と判断して引き返そうとしていたが、ライナーがこれに反対してアニとベルトルトを無理やり説得して作戦を強行。 結果、父親との再会は遠ざかってしまったこともあり、彼女は内心ライナーを恨んでいた。 そしてストヘス区の女型捕獲作戦から4年。 全ての巨人の力の原典と言うべき存在の「始祖の巨人」の力を完全に掌握したエレンが、3つの壁の中にいる50m級巨人の大群で自分達の住む島、パラディ島の外にいる人類を皆殺しにする「地ならし」を発動。 その為に壁の硬質化を解くことで中の巨人を解放したのだが、壁は元々巨人の硬質化によってできた素材の為、エレンは全ての巨人の硬質化を強制的に解除した。 その結果、地下に設置されていた水晶体もまた硬質化が解かれ、中にいたアニもまた解放された。33話で水晶体に自身を閉じ込めてから&bold(){実に91話ぶり、現実世界ではおよそ7年ぶりの復活となった}。 解放後のライナーの謝罪に「何度殺そうとして思いとどまったかわからない」と返して、傍で聞いていたピークをドン引きさせたりしている。 } *外部作品 [[スピンオフ]]作品、「[[Wall Sina, Goodbye>Wall Sina, Goodbye (進撃の巨人)]]」では主人公を務めており、第57回壁外調査でエレンを攫う日の前日(アニメ本編における16話と17話の間。)に彼女が遭遇したとある事件についてが描かれている。 後にミカサが主人公のスピンオフ、「Lost in the cruel world」と併せて「LOST GIRLS」シリーズとして小説、漫画、そしてOVAの3つのメディアで発表された。 『[[グランブルーファンタジー]]』とのコラボイベント「進撃の巨人 TITANIC YAGER」では、乱気流で尾翼の一部を損傷し不時着した直後、 巨人の群れに襲撃されたグランサイファーの近くで倒れているところを主人公に救助され、調査兵団の介入で主人公達が救出される中、人知れず市街地へと単独で帰還する。 その後憲兵隊側から主人公・ルリア・ビィの監視役として彼らの軟禁先へ訪れ、立体機動装置を使ってみたいと願い出た主人公達に同行して憲兵隊を避けて森に行きその様子を見守る。 その際、アルミンからルリア達を助けるために巨人と戦った結果、立体機動装置を壊してしまった事をルリアから聞いたと言われるが… &bold(){このたった1度の情が、自身が女型の巨人であるという決定的な証拠に繋がってしまった。} そして、ルリアを守るために国を裏切ったカタリナの話を聞くと「そう……幸せだっただろうね」とその場にはいないカタリナを羨み、 ルリアの無垢な眼差しに表情を軟化させて、主人公にスナップブレードの扱い方を教えてやると言ったエレンの眼差しはかつて父親に格闘技を叩き込まれていた時の自分と同じ眼差しだったと語り、ルリアに対して問い掛けた。 &font(#ff0000){ルリア、もし私が悪い人だったとして、それでもそんな顔で微笑んでくれる?} &font(#008cff){えっと、よくわからないですけど。} &font(#008cff){でも、やっぱり、アニさんはいい人だと思いますよ。} &font(#ff0000){え?} &font(#008cff){アニさんって、笑うとすごく素敵なんです。} &font(#008cff){それだけで悪い人じゃないってわかりますよ。} そんなやり取りの末に、「ルリアは本当にいい子で、それがとてつもなく恐ろしい」と評し、 「辛くて苦しい破壊の修練を、父親の心底喜んでいる顔が見たくて続けているのかもしれない」 「この世界には、やりたくなくてもやらなければならないことがある。誰も好きでやってる訳じゃないと覚えていて欲しい」と彼女の本心と思われる言葉を吐き出した。 イベントシナリオはほぼ原作通りの結末を辿りアニは自分自身を水晶体に封印するが、同シナリオ中でアニが微笑んだのはルリアと二人きりで相対している時だけだった。 そして、アニは自身が女型の巨人であると暴露され調査兵団に包囲を受け、巨人化する寸前に呟いた。 また、2017年に発売されたLinked Horizonのアルバム『進撃の軌跡』にて、アニの一人称で綴られる楽曲「彼女は冷たい棺の中で」(歌:福永実咲)が登場。 同アルバムにはエレンの母カルラ(『14文字の伝言』)・[[イルゼ・ラングナー>イルゼの手帳(進撃の巨人)]](『最期の戦果』)・ペトラ・ラル(『双翼のヒカリ』)と&bold(){非業の死を遂げた女性目線の歌}が収録されており、アニ自身はまだ存命なものの、その系譜に入る曲とも言える。 歌詞の中身には彼女が眠った後判明した背景も反映されており、ライブ盤ではアニメ映像と水晶体で眠る彼女の姿が背景に使われていた。 &font(#ff0000){本当……どうしてこうなったんだろうね} 追記・修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,24) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - こいつも心壊れてたのか -- 名無しさん (2013-06-12 02:17:57) - 調査兵団の連中をあんな無惨な殺し方してるんだから戻れないよな -- ジョニィ (2013-06-19 08:20:13) - 巨人化したら戦闘本能が剥き出しになる説。トロスト区奪還作戦でミカサを攻撃したエレンしかり、アニしかり。 -- 名無しさん (2013-06-23 13:40:49) - 無惨に殺すことで覚悟を決めようとしたんじゃ…。ジャンを見逃したのか?平地なんだから殺せたよな。 -- 名無しさん (2013-07-01 17:24:22) - しかしなんでソニーとビーンを殺したんだ?わざわざ自分の正体を疑わせてまで殺す意味があったのか? -- 名無しさん (2013-08-02 12:33:03) - 実はエレンとは両思いだったらしい -- 名無しさん (2013-08-03 15:27:36) - ふっつーに作者が否定してるよ。ガイド本のは連絡ミス。 -- 名無しさん (2013-08-03 15:44:05) - 23話の顔はなんであんなエロい感じになってんだw -- 名無しさん (2013-09-18 00:59:32) - ↑スタッフとかすごい叩かれていたと思ったら作者の指示だったという -- 名無しさん (2013-09-18 01:08:28) - 作者かよ! -- 名無しさん (2013-09-18 01:10:13) - ↑×5 ガイド本は進撃に限らず書いてる人の主観が入る事多いからね、鵜呑みにしないほうがいい。ワンピースのガイド本でも、「クロコダイルに攻撃が通じたのは覇気のおかげ」とか書かれたこともある(知っての通り本当はルフィが水、血で水分を拳につけてたから) -- 名無しさん (2013-09-30 15:53:17) - 女型という前例のないタイプだから判断しようがないが、巨人になっても乳房があるんだからアニは相当女という自覚が強いんだろうな。Zのレコアと似ている気がする --   (2013-10-01 21:13:39) - そらまあアニを殺戮者にしてしまう事を後悔して「何があっても味方だから帰ってきてくれ」と涙ながらに言われれば、必死に帰ろうとするわ・・・親父さん、元々は嫌がるアニを人類の為と無理矢理鍛えてたんだろうけど・・・ -- 名無しさん (2013-10-05 21:18:05) - 訓練兵団の時はあまりやる気がなさそうに見えたが、手を抜いていたりしたんだろうか。それで4位だとすれば本気は一体どれだけ -- 名無しさん (2013-11-03 19:00:52) - 本人の発言からして評価点数になる訓練は真面目にやってたと思われ。 -- 名無しさん (2013-11-03 19:07:42) - 中学校のアニは可愛い -- 名無しさん (2014-01-16 23:41:10) - 原作アニがエレンかアルミンに惚れてるって風潮なんなの -- 名無しさん (2014-04-02 01:26:07) - ↑アルミンは兎も角エレンはある程度意識してたんじゃない? -- 名無しさん (2014-04-02 01:31:45) - 訓練編のアレはこいつとライナーの正体知った後で見ると尚更シュールだよな。「ライナーガチで(格闘技じゃ)勝てないのかよwww」って。 -- 名無しさん (2014-08-28 17:16:58) - 親戚に土砂降りな名前の男居ない? -- 名無しさん (2015-10-14 20:28:10) - ↑土砂ぶりな男・・、記憶障害もちで巨大化するんかい!!そりゃ、DFF世界でも屈指の問題児になりそうだな!(笑) -- 名無しさん (2015-10-18 05:59:47) - 今思うと巨人中学校でもずくが好物という設定は海産物=壁内に絶対存在しえない食べ物なので海の存在する世界から来たことを暗示していたんじゃないかと思ったけど多分気のせいだった -- 名無しさん (2018-10-14 19:32:12) - 未だに石のまんまだけど解けたどころでどうにもならない現状が… -- 名無しさん (2019-11-27 20:24:52) - 潜入時は無口だったんじゃなくてただ怪しまれないように距離置いてただけだったのは「ほう!」って納得したな(正体わかった時のあの感じから予想してたけど実際は弱音はいたライナーをフルボッコにしたりとかなり気性荒い娘だったみたいだし) -- 名無しさん (2021-02-12 21:17:06) - 結晶化の4年間では父の事はもちろん、壁内人類と兵団殺害、そしてマルコ殺害のことも何度も考えたはず。とくにマルコは二度も助けを求めながら確信したライナーとベルトルトの正体を言わず、「ライナーがおかしいんだ!」など交渉の余地がある敵、仲間としての配慮をしていた。皮肉にもマルコの言葉通り、おかしくなったライナーをベルトルトと共に目撃することになるが。 -- 名無しさん (2021-03-17 10:23:02) - ↑6実際はアルミンが好きだったという -- 名無しさん (2021-03-27 19:33:56) - エレン拉致のためにライナーと一芝居うったこともあったが、あれはマジでライナーを殺そうという思いもあり、嘘に混じった真実が一時的にあの場にいたアルミンとジャンを騙せたのだろう。より正確に言えば騙したとも言いがたい。 -- 名無しさん (2021-06-09 12:13:33) - 数十年前にマーレに楽園に送りにされたソバカスユミルを除けば、9年もパラディ島に滞在したマーレのエルディア人。結晶化後も返答のない面会に訪れたアルミンやヒッチの存在がアニをさらに変えたのだろう。 -- 名無しさん (2022-01-27 09:26:48) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2013/05/20 (月) 23:50:46 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){「私はもうこれ以上この下らない世界で 兵士ごっこに興じれるほど バカになれない」} 「[[進撃の巨人]]」の登場人物。 CV;嶋村侑 *概要 [[第104期訓練兵>第104期訓練兵上位10名(進撃の巨人)]]であり、成績上位者の一人。順位は4位。 憲兵団志望だが、他の志願者のように特権階級が目的ではなく、「この現実離れした世界から遠ざかりたい」と語っている。 本人曰く&font(#f09199){か弱い乙女}だが、父親から伝授された格闘技を得意としており、[[エレン>エレン・イェーガー]]や[[ライナー>ライナー・ブラウン]]をよくボコボコにしていた。 とはいえ本人は[[巨人>巨人(進撃の巨人)]]に対しては何の役にも立たない技術と自嘲しており、この技術を熱心に教え込んだ父親のことも蔑んでいた。 しかし、エレンはこの格闘術を披露している時の彼女を「生き生きしている」と評しており、父親に対しても複雑な感情を抱いている様子。 その後、エレンの熱意に動かされて格闘技術を伝授した。 「教えてあげようか?」 「え?やだよ。蹴られるの痛いじゃん」 「遠慮しなくていいのに」げしっ その後も自分を女扱いしないエレンにキレてボッコボコに。 それを見たミカサの八つ当たりに巻き込まれてライナーもボッコボコに。ライナーぇ… トロスト区攻防戦の後、同期のメンバーが相次いで[[調査兵団>調査兵団(進撃の巨人)]]を希望する中、一人だけ憲兵団に入団し、内地に移動となる。 #center(){ &bold(){&font(#ff0000){以下最重要ネタバレ}} アルミン… 私があんたの…良い人でよかったね ひとまずあんたは賭けに勝った… でも… &bold(){&font(#ff0000){私が賭けたのはここからだから}} } *&big(){女型の巨人} 第57回壁外調査の際、突如調査兵団に襲撃を仕掛けてきた巨人。その正体は、アニの巨人体である。 体長は14メートル級。 獣の巨人ほどでは無いが&bold(){『一定範囲内の無垢の巨人を呼ぶ能力』}と&bold(){『体の一部を硬質化させる能力』}を持つ(鎧のように持続はできない)。 巨人の中でも運動性能に長けており、馬にも追いつくスピードを出すことができる高い機動力が特徴。 そしてアニの格闘技術をそのまま備えているため、近接戦では巨人体のエレンでさえ寄せ付けない強さを誇る。 特に足技の威力は凄まじく、エレンの頭部をガードした腕ごと吹っ飛ばしており、硬質化能力を組み合わせれば打撃力を更に向上させる事さえ可能。 車力の巨人に次ぐ持続力を持つため、車力ほどでは無いが長時間に渡る巨人化も行えるのも長所の一つ。 また、他の巨人の脊髄液を投与すれば、その巨人特有の能力や個性が発現しやすい体質らしく、 硬質化の能力も女型本来の能力ではなく、鎧の巨人の脊髄液を投与されたことで発現した能力である模様。 &bold(){&font(#ff0000){『高い機動力と何でもできる汎用性の高さ』}}が最大の強みと称されるオールマイティな巨人である。 *活動 トロスト区奪還戦にて生け捕りにされた「ソニー」と「ビーン」を殺害した頃から暗躍を始め、 この時に証拠を隠すためマルコの立体機動装置を使ったことで彼の死に関わっていたことも発覚。 実際に彼女が手を下したのかは暫くの間不明だったが、原作77話にてベルトルトの回想として、 偶然、秘密を知ってしまったマルコの口封じの為にライナーとベルトルトを手伝う形で間接的にマルコを死に追いやったことが明かされた。 実行犯の一人ではあるものの、尻ぬぐいであったことも重なって消極的な態度を見せている。 そして第57回壁外調査の際、エレンをさらうために調査兵団に襲撃を仕掛け、一度は罠にはまって捕らえられてしまうが、 多数の巨人を呼び寄せて自らの体を食わせることで拘束を解き、それに紛れて脱出。 再び巨人化してエレンを襲撃し、巨人エレンを容易く撃破して彼を捕らえるが[[ミカサ>ミカサ・アッカーマン]]と[[リヴァイ]]によって奪還されてしまった。 その後、先の襲撃で[[アルミン>アルミン・アルレルト]]を見逃していたことが仇となって正体に気づかれる。 巨人化してなりふり構わずエレンを奪いにかかるが、前回と異なり互角の戦いを強いられ、逃走するもミカサによってそれも失敗。 生け捕りにされてしまうが、硬質化能力を利用した水晶体に自身を閉じ込めてしまい、その目的や正体の追求は不可能になってしまった。 人類に対するスパイとして活動していた彼女だったが、情を抱いていなかったわけではなく、 襲撃の際にも友人を殺そうとしなかったり、自分達が引き起こした惨状に謝罪の言葉を口にすることもあった。 一応まだ生存はしており、26巻ラストでは眠れる彼女の前でアルミンが懊悩を告白しているが、裏表紙には彼女の姿はなくなっている。 #openclose(show=彼女の行動原理には父親が関係あったようだが……?){ 元々彼女はライナーやベルトルト同様&bold(){壁外世界の更なる向こう側にある軍事大国「[[マーレ>マーレ(進撃の巨人)]]」の出身。} そこで「マーレの戦士」として教育されていたが、本人はその気が全く無いにもかかわらず父親に復讐の道具として格闘術を無理やり叩き込まれてきた(強くなってからはその仕返しで散々やり返したようだが)。 しかし、パラディ島へ出発する直前にどういう心変わりがあったかは不明だが、今までのことを謝罪し「無事に帰ってきてほしい」と懇願された。彼が父親だと知ったのはこの時らしい。 それまで自分も含めて命に価値を感じられなかった彼女だったが、このことをきっかけに全てがどうでもいいと思わなくなり、父親との約束通り必ず帰ってくることを目的としている。 しかし、マルセルが巨人に食べられ、作戦の続行が困難と判断して引き返そうとしていたが、ライナーがこれに反対してアニとベルトルトを無理やり説得して作戦を強行。 結果、父親との再会は遠ざかってしまったこともあり、彼女は内心ライナーを恨んでいた。 そしてストヘス区の女型捕獲作戦から4年。 全ての巨人の力の原典と言うべき存在の「始祖の巨人」の力を完全に掌握したエレンが、3つの壁の中にいる50m級巨人の大群で自分達の住む島、パラディ島の外にいる人類を皆殺しにする「地ならし」を発動。 その為に壁の硬質化を解くことで中の巨人を解放したのだが、壁は元々巨人の硬質化によってできた素材の為、エレンは全ての巨人の硬質化を強制的に解除した。 その結果、地下に設置されていた水晶体もまた硬質化が解かれ、中にいたアニもまた解放された。33話で水晶体に自身を閉じ込めてから&bold(){実に91話ぶり、現実世界ではおよそ7年ぶりの復活となった}。 解放後のライナーの謝罪に「何度殺そうとして思いとどまったかわからない」と返して、傍で聞いていたピークをドン引きさせたりしている。 } *外部作品 [[スピンオフ]]作品、「[[Wall Sina, Goodbye>Wall Sina, Goodbye (進撃の巨人)]]」では主人公を務めており、第57回壁外調査でエレンを攫う日の前日(アニメ本編における16話と17話の間。)に彼女が遭遇したとある事件についてが描かれている。 後にミカサが主人公のスピンオフ、「Lost in the cruel world」と併せて「LOST GIRLS」シリーズとして小説、漫画、そしてOVAの3つのメディアで発表された。 『[[グランブルーファンタジー]]』とのコラボイベント「進撃の巨人 TITANIC YAGER」では、乱気流で尾翼の一部を損傷し不時着した直後、 巨人の群れに襲撃されたグランサイファーの近くで倒れているところを主人公に救助され、調査兵団の介入で主人公達が救出される中、人知れず市街地へと単独で帰還する。 その後憲兵隊側から主人公・ルリア・ビィの監視役として彼らの軟禁先へ訪れ、立体機動装置を使ってみたいと願い出た主人公達に同行して憲兵隊を避けて森に行きその様子を見守る。 その際、アルミンからルリア達を助けるために巨人と戦った結果、立体機動装置を壊してしまった事をルリアから聞いたと言われるが… &bold(){このたった1度の情が、自身が女型の巨人であるという決定的な証拠に繋がってしまった。} そして、ルリアを守るために国を裏切ったカタリナの話を聞くと「そう……幸せだっただろうね」とその場にはいないカタリナを羨み、 ルリアの無垢な眼差しに表情を軟化させて、主人公にスナップブレードの扱い方を教えてやると言ったエレンの眼差しはかつて父親に格闘技を叩き込まれていた時の自分と同じ眼差しだったと語り、ルリアに対して問い掛けた。 &font(#ff0000){ルリア、もし私が悪い人だったとして、それでもそんな顔で微笑んでくれる?} &font(#008cff){えっと、よくわからないですけど。} &font(#008cff){でも、やっぱり、アニさんはいい人だと思いますよ。} &font(#ff0000){え?} &font(#008cff){アニさんって、笑うとすごく素敵なんです。} &font(#008cff){それだけで悪い人じゃないってわかりますよ。} そんなやり取りの末に、「ルリアは本当にいい子で、それがとてつもなく恐ろしい」と評し、 「辛くて苦しい破壊の修練を、父親の心底喜んでいる顔が見たくて続けているのかもしれない」 「この世界には、やりたくなくてもやらなければならないことがある。誰も好きでやってる訳じゃないと覚えていて欲しい」と彼女の本心と思われる言葉を吐き出した。 イベントシナリオはほぼ原作通りの結末を辿りアニは自分自身を水晶体に封印するが、同シナリオ中でアニが微笑んだのはルリアと二人きりで相対している時だけだった。 そして、アニは自身が女型の巨人であると暴露され調査兵団に包囲を受け、巨人化する寸前に呟いた。 また、2017年に発売されたLinked Horizonのアルバム『進撃の軌跡』にて、アニの一人称で綴られる楽曲「彼女は冷たい棺の中で」(歌:福永実咲)が登場。 同アルバムにはエレンの母カルラ(『14文字の伝言』)・[[イルゼ・ラングナー>イルゼの手帳(進撃の巨人)]](『最期の戦果』)・ペトラ・ラル(『双翼のヒカリ』)と&bold(){非業の死を遂げた女性目線の歌}が収録されており、アニ自身はまだ存命なものの、その系譜に入る曲とも言える。 歌詞の中身には彼女が眠った後判明した背景も反映されており、ライブ盤ではアニメ映像と水晶体で眠る彼女の姿が背景に使われていた。 &font(#ff0000){本当……どうしてこうなったんだろうね} 追記・修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,25) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - こいつも心壊れてたのか -- 名無しさん (2013-06-12 02:17:57) - 調査兵団の連中をあんな無惨な殺し方してるんだから戻れないよな -- ジョニィ (2013-06-19 08:20:13) - 巨人化したら戦闘本能が剥き出しになる説。トロスト区奪還作戦でミカサを攻撃したエレンしかり、アニしかり。 -- 名無しさん (2013-06-23 13:40:49) - 無惨に殺すことで覚悟を決めようとしたんじゃ…。ジャンを見逃したのか?平地なんだから殺せたよな。 -- 名無しさん (2013-07-01 17:24:22) - しかしなんでソニーとビーンを殺したんだ?わざわざ自分の正体を疑わせてまで殺す意味があったのか? -- 名無しさん (2013-08-02 12:33:03) - 実はエレンとは両思いだったらしい -- 名無しさん (2013-08-03 15:27:36) - ふっつーに作者が否定してるよ。ガイド本のは連絡ミス。 -- 名無しさん (2013-08-03 15:44:05) - 23話の顔はなんであんなエロい感じになってんだw -- 名無しさん (2013-09-18 00:59:32) - ↑スタッフとかすごい叩かれていたと思ったら作者の指示だったという -- 名無しさん (2013-09-18 01:08:28) - 作者かよ! -- 名無しさん (2013-09-18 01:10:13) - ↑×5 ガイド本は進撃に限らず書いてる人の主観が入る事多いからね、鵜呑みにしないほうがいい。ワンピースのガイド本でも、「クロコダイルに攻撃が通じたのは覇気のおかげ」とか書かれたこともある(知っての通り本当はルフィが水、血で水分を拳につけてたから) -- 名無しさん (2013-09-30 15:53:17) - 女型という前例のないタイプだから判断しようがないが、巨人になっても乳房があるんだからアニは相当女という自覚が強いんだろうな。Zのレコアと似ている気がする --   (2013-10-01 21:13:39) - そらまあアニを殺戮者にしてしまう事を後悔して「何があっても味方だから帰ってきてくれ」と涙ながらに言われれば、必死に帰ろうとするわ・・・親父さん、元々は嫌がるアニを人類の為と無理矢理鍛えてたんだろうけど・・・ -- 名無しさん (2013-10-05 21:18:05) - 訓練兵団の時はあまりやる気がなさそうに見えたが、手を抜いていたりしたんだろうか。それで4位だとすれば本気は一体どれだけ -- 名無しさん (2013-11-03 19:00:52) - 本人の発言からして評価点数になる訓練は真面目にやってたと思われ。 -- 名無しさん (2013-11-03 19:07:42) - 中学校のアニは可愛い -- 名無しさん (2014-01-16 23:41:10) - 原作アニがエレンかアルミンに惚れてるって風潮なんなの -- 名無しさん (2014-04-02 01:26:07) - ↑アルミンは兎も角エレンはある程度意識してたんじゃない? -- 名無しさん (2014-04-02 01:31:45) - 訓練編のアレはこいつとライナーの正体知った後で見ると尚更シュールだよな。「ライナーガチで(格闘技じゃ)勝てないのかよwww」って。 -- 名無しさん (2014-08-28 17:16:58) - 親戚に土砂降りな名前の男居ない? -- 名無しさん (2015-10-14 20:28:10) - ↑土砂ぶりな男・・、記憶障害もちで巨大化するんかい!!そりゃ、DFF世界でも屈指の問題児になりそうだな!(笑) -- 名無しさん (2015-10-18 05:59:47) - 今思うと巨人中学校でもずくが好物という設定は海産物=壁内に絶対存在しえない食べ物なので海の存在する世界から来たことを暗示していたんじゃないかと思ったけど多分気のせいだった -- 名無しさん (2018-10-14 19:32:12) - 未だに石のまんまだけど解けたどころでどうにもならない現状が… -- 名無しさん (2019-11-27 20:24:52) - 潜入時は無口だったんじゃなくてただ怪しまれないように距離置いてただけだったのは「ほう!」って納得したな(正体わかった時のあの感じから予想してたけど実際は弱音はいたライナーをフルボッコにしたりとかなり気性荒い娘だったみたいだし) -- 名無しさん (2021-02-12 21:17:06) - 結晶化の4年間では父の事はもちろん、壁内人類と兵団殺害、そしてマルコ殺害のことも何度も考えたはず。とくにマルコは二度も助けを求めながら確信したライナーとベルトルトの正体を言わず、「ライナーがおかしいんだ!」など交渉の余地がある敵、仲間としての配慮をしていた。皮肉にもマルコの言葉通り、おかしくなったライナーをベルトルトと共に目撃することになるが。 -- 名無しさん (2021-03-17 10:23:02) - ↑6実際はアルミンが好きだったという -- 名無しさん (2021-03-27 19:33:56) - エレン拉致のためにライナーと一芝居うったこともあったが、あれはマジでライナーを殺そうという思いもあり、嘘に混じった真実が一時的にあの場にいたアルミンとジャンを騙せたのだろう。より正確に言えば騙したとも言いがたい。 -- 名無しさん (2021-06-09 12:13:33) - 数十年前にマーレに楽園に送りにされたソバカスユミルを除けば、9年もパラディ島に滞在したマーレのエルディア人。結晶化後も返答のない面会に訪れたアルミンやヒッチの存在がアニをさらに変えたのだろう。 -- 名無しさん (2022-01-27 09:26:48) #comment #areaedit(end) }

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