ドクロッグ

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&font(#6495ED){登録日}:2012/04/15 Sun 21:11:54 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- [[ポケットモンスター]]シリーズに[[ダイヤモンド・パール>ポケットモンスター ダイヤモンド・パール]]から登場する[[ポケモン>ポケモン(ポケットモンスター)]]。 *&font(#800080){●データ} ---- 全国[[図鑑>ポケモン図鑑]]No.454 分類:どくづきポケモン [[英語]]名:Toxicroak 高さ:1.3m 重さ:44.4kg [[タマゴ>タマゴ(ポケモン)]]グループ:人型 性別比率:♂50♀50 タイプ:[[どく>どくタイプ(ポケモン)]]/[[かくとう>かくとうタイプ(ポケモン)]] [[特性>特性(ポケモン)]]:きけんよち([[弱点]]をつけるポケモンや[[一撃必殺技>一撃必殺技(ポケモン)]]を持つポケモンが出現すると身震いする)    /かんそうはだ([[水タイプ>みずタイプ(ポケモン)]]の攻撃を受けると無効にし最大HPの1/4回復するが、[[炎タイプ>ほのおタイプ(ポケモン)]]の攻撃で受けるダメージが1/4増える。          天候が雨の時に毎ターン最大HPの1/8回復し、天候が晴れの時に毎ターン最大HPの1/8ダメージを受ける) [[隠れ特性>隠れ特性(ポケモン)]]:どくしゅ(接触技で攻撃すると3割の確率で[[毒>どく/もうどく(ポケモン)]]状態にする) ・[[種族値]] HP:83 攻撃:106 防御:65 特攻:86 特防:65 素早さ:85 合計:490 [[努力値]]:攻撃+2 4倍:[[エスパー>エスパータイプ(ポケモン)]] 2倍:[[ひこう>ひこうタイプ(ポケモン)]]/[[じめん>じめんタイプ(ポケモン)]] 1/2:[[くさ>くさタイプ(ポケモン)]]/[[いわ>いわタイプ(ポケモン)]]/どく/かくとう/[[あく>あくタイプ(ポケモン)]] 1/4:[[むし>むしタイプ(ポケモン)]] 無効:みず ※特性「かんそうはだ」の時 グレッグルがレベル37で[[進化>しんか(ポケモン)]]する。 *&font(#800080){●概要} ---- 現時点で、格闘/毒の[[組み合わせ>複合タイプ(ポケモン)]]はこのポケモンだけ……だったのだが、第8世代で[[オオニューラ]]が追加された。 全身が何とも毒々しい色に覆われた蛙のような外見。口元には常にニヤついた笑みを浮かべ、鳴き声も人を小馬鹿にしたような笑い声に聞こえる。 拳のトゲには&bold(){&font(#800080){かすり傷でも命を落とすほどの猛毒が仕込まれており}}、 のどの毒袋でより強力な成分の毒を生成し、腕の管を通って拳のトゲにやってくる。 柔らかい体で攻撃を巧みにかわし、相手の急所に毒づきをする。 初登場のダイヤモンド・パールではノモセシティの[[サファリゾーン>サファリゾーン(ポケモン)]]でしか出現せず、入手が面倒くさかったが、プラチナではノモセシティ近隣の道路でも出現するようになり捕獲難易度が落ちた。 因みにノモセシティではシンボルのような扱いをされており、グレッグルを連れた住民が散見されるほか、グレッグルの顔抜きパネルや木彫り像なども見られる。 トレーナーでは[[ジムリーダー>ジムリーダー(ポケモン)]]の[[アンズ>アンズ(ポケモン)]]、[[四天王>してんのう(ポケモン)]]の[[キョウ>キョウ(ポケモン)]]、[[レンブ>レンブ(ポケモン)]]各強化版が使用。 悪の組織では進化前のグレッグルは[[ギンガ団>ギンガ団(ポケモン)]]下っ端がよく使うほか、 ギンガ団の幹部サターン、[[プラズマ団>プラズマ団(ポケモン)]]ボス・[[ゲーチス>ゲーチス(ポケモン)]]が使用する。 またバトルすることは一切ないものの、[[ハンサム>ハンサム(ポケモン)]]が唯一の相棒としてグレッグルを引き連れており、[[BW>ポケットモンスター ブラック・ホワイト]]まではその姿が確認できる。結構かわいい。 しかし[[XY>ポケットモンスター X・Y]]では引き連れていない。明言こそされないものの、どうやらカロスに来る前に殉職してしまったらしい… 合掌。 なお、進化前のグレッグルはその見かけに反して(?)人懐っこいポケモンであり、捕まえた時点で既になつき度が100ある。 ファンシー系じゃないポケモンでここまで人懐っこい種族は割と珍しい。 *&font(#800080){●対戦でのドクロッグ} ---- 攻撃と素早さが高めなアタッカーらしい種族値。 弱点が3つで半減以下が6つと耐性面では優秀、弱点の一つの[[エスパー>エスパータイプ(ポケモン)]]が4倍弱点になっているが、 このポケモンはエスパー対策の「ふいうち」を覚える為、不用意に撃つと返り討ちにされた、というのはよくある話。 それ以外では不一致では採用されにくいので案外気にならない。 ただし優秀な耐性面に比べて耐久面はそれほど高いわけではないため、何も考えずに動かすとあっさり落ちてしまうことも多々ある。   特性の「かんそうはだ」は炎のダメージが増加するものの、元より耐久は低めなのであまり関係ない。 実質無効タイプが一つ増えるのは有益であり、基本的にはこの特性が最も採用されやすい。「きけんよち」は不意の役割破壊技の割り出しに有用だがピンポイントすぎ、「どくしゅ」は「どくづき」の毒の確率をさらに上げられるのに寄与するものの、通常の毒状態自体の弱さがいかんともし難く必中の「どくどく」を使えるのでどちらも恩恵が薄い。 また、天候が雨の時の効果であるHP回復や炎技の威力半減など、特性とのシナジーから[[雨パ>雨パ(ポケモン)]]採用されやすい。 雨パで活躍するスペックを持ちながらも、水技無効や「すいすい」持ちに件並み半減に抑える耐性面、 [[ルンパッパ]]や[[ナットレイ]]にタイプ上大きなアドバンテージをもてる為にドクロック自身がアンチ雨パの仕事人ともなれる。 耐久型ポケモンとして非常に厄介な性質を持つドヒドイデに対しては「かんそうはだ」ならばみず技無効、どくどく無効で対峙させた瞬間に完封出来るというのも特筆すべき点。 ただし、こちらからの有効打も不一致の「じしん」「かみなりパンチ」くらいしかないため「ちょうはつ」で「じこさいせい」を封じるか積み技で火力を上げなければ落とし切るのは難しい。 素の火力は劣るものの特殊技も「ヘドロウェーブ」や「あくのはどう」「こごえるかぜ」など扱える範囲が豊富な事から特殊型も充分実戦で使える。特に数少ない[[先制技>先制技(ポケモン)]]「しんくうは」をタイプ一致でまともに使えるポケモンの為、[[殻破り>からをやぶる(ポケモン)]][[パルシェン]]に強いのは大きな個性と言える。 足りない火力は「わるだくみ」で補強出来るため、使用者が少ないという事を逆手に取って相手の意表を突いて積んでやろう。 [[フェアリータイプ>フェアリータイプ(ポケモン)]]の登場により格闘ポケの多くが苦戦を強いられるようになってからはそのタイプを評価される機会が増えた。 ただ、低めの耐久に加えて結局フェアリー等倍なので、受け出しまで効くかは微妙なところ。 そんなドクロッグが特に評価されている場が[[ダブルバトル>ダブルバトル(ポケモン)]]、トリプルバトルにおける禁止伝説戦。 元々「ねこだまし」「ふいうち」を持つためダブル、トリプルで相手を縛りやすい特徴を持つが、 禁止伝説戦では[[カイオーガ]]がトップメタの環境のため、雨パキラーとしての本領を発揮しやすい。 プラチナ以降は軒並み体重が重い禁止伝説に刺さる一致「けたぐり」によりある程度の打点も出せるようになっており、 新たなトップメタである[[ゼルネアス]]登場後も一致「ダストシュート」で致命傷を狙えるなど、なかなか渋い活躍ができる。 *&font(#800080){●技} ---- &font(#cc3333){きあいパンチ(格闘)} ドグロッグの最大[[威力>威力(ポケモン)]]の技。ふいうちを絡めたみがきあ型に。 第8世代では覚えられなくなってしまった。過去作から持って来よう。 &font(#cc3333){インファイト(格闘)} &bold(){第9世代にして遂に習得した}メインウェポン。 元々タスキ前提の耐久なので、デメリットも気にならない。 &font(#cc3333){クロスチョップ(格闘)} 高威力で反動はないが命中不安。 前述の通り第9世代でインファイトを得たので採用しづらいか。 &font(#cc3333){ドレインパンチ(格闘)} 威力は低めだが命中100で回復の追加効果もある。 &font(#cc3333){[[けたぐり>くさむすび/けたぐり(ポケモン)]](格闘)} 威力変動技だが、メジャーなポケモンは体重が100キロ以上のが多いので採用されやすい。 &font(#cc3333){しんくうは(格闘)} [[パルシェン]]や特殊耐久が安い鋼・岩タイプへのピンポイントで。 但しクロスチョップとの同時遺伝がめんどくさいのが欠点。 &font(#800080){ダストシュート(毒)} タイプ一致で高威力だが、命中率と攻撃範囲の狭さがネック。 [[第6世代>世代(ポケモン)]]で微妙に命中が上がったのはありがたい。 &font(#800080){どくづき(毒)} 安定した命中率。 [[ルンパッパ]]などに刺さる。 &font(#994c00){ストーンエッジ(岩)} 格闘タイプ定番のサブウェポン。 「&font(#663333){ふいうち(悪)}」 エスパー、[[ゴースト>ゴーストタイプ(ポケモン)]]に有効だが、[[みがわり>みがわり(ポケモン)]]などには弱い。 「[[はたきおとす(悪)>はたきおとす(ポケモン)]]」 こちらもエスパー・ゴーストに有効で、道具を無効化する追加効果も優秀。 &font(#808080){バレットパンチ(鋼)} 無効がない先制技。素早さが半端なので何かと役立つ。 &font(#00ced1){れいとうパンチ(氷)} 飛行、[[ドラゴン>ドラゴンタイプ(ポケモン)]]に格闘受けの[[グライオン]]に有効。 &font(#ffcc00){かみなりパンチ(電気)} 雨パ用。 &font(#00ced1){こごえるかぜ(氷)} 特殊技。 追加効果で後続のポケモンを有利にしたりするし、ドクロッグ自身の半端な素早さを補える。 前作の教え技。 他にも「&font(#cc9966){じしん}」「&font(#b8d200){シザークロス}」「ねこだまし」「&font(#663333){あくのはどう}」などを覚える。 *&font(#800080){●ポケモン不思議のダンジョンでのドクロッグ} ---- [[ポケモン不思議のダンジョン 時・闇・空の探検隊]]にて、[[プクリン>プクリン(ポケモン)]]率いるギルドの一員として進化前のグレッグルが登場。 [[一人称>一人称(日本語)]]は「ワシ」で、「グヘヘヘヘ」と笑うのが口癖。他の朗らかなギルドメンバーに比べると、胡散臭い雰囲気で少し浮いている。 話によれば、ギルド内にあるトレードのツボ目当てでギルドに参入したようで、本当はギルドから独立できるほどの実力者。ただし、トレードのツボが床にくっついて持ち出せないものであることを知り、持ち出しを諦めてギルドに所属しているらしい。 ギルド内で、トレードのツボを用いた「グレッグルのトレードてん」を展開しており、持っている専用どうぐをより強い専用どうぐにトレードしてくれる。めずらしさのランクが高い専用どうぐを入手するには彼の店の利用が必須。 空の探検隊では別のカテゴリの道具も交換してくれるようになった。 クリア後に戦うことになる[[あくのだいまおう>プクリン(ポケモン)]]の一味としても登場。 他の%%ギルドメンバー%%だいまおうの手下と比べても体力と攻撃力が頭一つ抜けている。その上、他の仲間を盾にふいうちで距離を置いて攻撃してくるという頭の良い戦法をとってくるので、他のメンバーに立ちふさがられると厄介。 成程、噂通りの実力者であるらしい。……このグレッグルはギルドのグレッグルとはたぶん関係ないけどね! *&font(#800080){●アニメでのドクロッグ} ---- CV:[[小西克幸]] 進化前のグレッグルが[[タケシ>タケシ(ポケモン)]]のポケモンとして登場している。 立ち位置は[[カスミ>カスミ(ポケモン)]]、[[マサト>マサト(ポケモン)]]と同じく、女性をナンパするタケシに「どくづき」をかます役目を担った。 [[ギンガ団>ギンガ団(ポケモン)]]幹部サターンのドクロッグ([[色違い>色違い(ポケモン)]])に対抗意識を燃やし、一度は敗北を喫するも、のちにリベンジを果たす。 アニメでは進化前のグレッグルがメインキャラの手持ちポケモンとして優遇されたこともありグッズが多数作られた他、 [[BW>ポケットモンスター ベストウイッシュシリーズ]]に伴い第4世代までのポケモンが復帰することが決まった際EDを歌うももいろクローバーZの衣装にグレッグルが選ばれたため、 BW2編放送開始に先駆けてEDに登場した。 [[XY&Z>ポケットモンスター XY(アニメ)]]第10話では、シトロンの発明品の暴走のせいで[[サトシ>サトシ(ポケモン)]]達に襲い掛かったが、なんと全員色違いというゲームではあり得ない状況に。 追記・修正はタケシにどくづきしてからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,6) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ハンサムのグレッグルは衝撃的だった -- 名無しさん (2014-06-19 00:41:28) - フェアリーを等倍にできるかくとうタイプとしての需要はありそう。 -- 名無しさん (2014-06-19 01:23:56) - ファイアローがいるとはいえ、ダストシュート命中率アップや叩き落とす強化とか地味に追い風が吹いてきてると思う。ちなみに双方とも教え技限定だから要注意な -- 名無しさん (2014-06-19 02:22:14) - グレッグルはキモカワイイ。いや、キモくはないか。 -- 名無しさん (2015-01-12 12:50:59) - この子っていうほどナットレイキラーなの?いやこの子を使う人と当たった事が無いだけなんだけど… -- 名無しさん (2015-01-12 13:36:45) - アニメのタケシにグレッグルはタケシに対するなつき度がめちゃくちゃ高いんだよな。 -- 名無しさん (2015-04-04 08:48:22) - ゲームでも伝説の妹と同じくゲット直後のなつき度が高め。 -- 名無しさん (2015-07-11 13:07:18) - ポッ拳のグレッグルがバトルポケモンとしても参戦 -- 名無しさん (2016-11-01 20:41:04) - 初めて見た時は微妙だったけど、レギュラー化してから印象変わった -- 名無しさん (2019-09-13 11:32:09) - 種族値は頼りないけどビルドレイン型、剣舞型、水キラー型、タスキカウンター、特殊型と出来る事が多くて器用だし、使用者が少ないのもあって相手の裏をかく感覚が味わえるから使ってて凄く楽しい。 -- 名無しさん (2020-07-10 13:35:47) - インファが技レコでばらまかれたのに貰えなかったんか -- 名無しさん (2021-03-13 10:17:42) - バトナージの序盤に出てきてかなり苦戦させられた覚えある -- 名無しさん (2021-06-02 10:58:14) - パッと見すごく悪タイプっぽい。けどエスパーくらったらほぼ死ぬ。 -- 名無しさん (2022-11-11 12:11:02) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/04/15 Sun 21:11:54 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- [[ポケットモンスター]]シリーズに[[ダイヤモンド・パール>ポケットモンスター ダイヤモンド・パール]]から登場する[[ポケモン>ポケモン(ポケットモンスター)]]。 *&font(#800080){●データ} ---- 全国[[図鑑>ポケモン図鑑]]No.454 分類:どくづきポケモン [[英語]]名:Toxicroak 高さ:1.3m 重さ:44.4kg [[タマゴ>タマゴ(ポケモン)]]グループ:人型 性別比率:♂50♀50 タイプ:[[どく>どくタイプ(ポケモン)]]/[[かくとう>かくとうタイプ(ポケモン)]] [[特性>特性(ポケモン)]]:きけんよち([[弱点]]をつけるポケモンや[[一撃必殺技>一撃必殺技(ポケモン)]]を持つポケモンが出現すると身震いする)    /かんそうはだ([[水タイプ>みずタイプ(ポケモン)]]の攻撃を受けると無効にし最大HPの1/4回復するが、[[炎タイプ>ほのおタイプ(ポケモン)]]の攻撃で受けるダメージが1/4増える。          天候が雨の時に毎ターン最大HPの1/8回復し、天候が晴れの時に毎ターン最大HPの1/8ダメージを受ける) [[隠れ特性>隠れ特性(ポケモン)]]:どくしゅ(接触技で攻撃すると3割の確率で[[毒>どく/もうどく(ポケモン)]]状態にする) ・[[種族値]] HP:83 攻撃:106 防御:65 特攻:86 特防:65 素早さ:85 合計:490 [[努力値]]:攻撃+2 4倍:[[エスパー>エスパータイプ(ポケモン)]] 2倍:[[ひこう>ひこうタイプ(ポケモン)]]/[[じめん>じめんタイプ(ポケモン)]] 1/2:[[くさ>くさタイプ(ポケモン)]]/[[いわ>いわタイプ(ポケモン)]]/どく/かくとう/[[あく>あくタイプ(ポケモン)]] 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素の火力は劣るものの特殊技も「ヘドロウェーブ」や「あくのはどう」「こごえるかぜ」など扱える範囲が豊富な事から特殊型も充分実戦で使える。特に数少ない[[先制技>先制技(ポケモン)]]「しんくうは」をタイプ一致でまともに使えるポケモンの為、[[殻破り>からをやぶる(ポケモン)]][[パルシェン]]に強いのは大きな個性と言える。 足りない火力は「わるだくみ」で補強出来るため、使用者が少ないという事を逆手に取って相手の意表を突いて積んでやろう。 [[フェアリータイプ>フェアリータイプ(ポケモン)]]の登場により格闘ポケの多くが苦戦を強いられるようになってからはそのタイプを評価される機会が増えた。 ただ、低めの耐久に加えて結局フェアリー等倍なので、受け出しまで効くかは微妙なところ。 そんなドクロッグが特に評価されている場が[[ダブルバトル>ダブルバトル(ポケモン)]]、トリプルバトルにおける禁止伝説戦。 元々「ねこだまし」「ふいうち」を持つためダブル、トリプルで相手を縛りやすい特徴を持つが、 禁止伝説戦では[[カイオーガ]]がトップメタの環境のため、雨パキラーとしての本領を発揮しやすい。 プラチナ以降は軒並み体重が重い禁止伝説に刺さる一致「けたぐり」によりある程度の打点も出せるようになっており、 新たなトップメタである[[ゼルネアス]]登場後も一致「ダストシュート」で致命傷を狙えるなど、なかなか渋い活躍ができる。 *&font(#800080){●技} ---- &font(#cc3333){きあいパンチ(格闘)} ドグロッグの最大[[威力>威力(ポケモン)]]の技。ふいうちを絡めたみがきあ型に。 第8世代では覚えられなくなってしまった。過去作から持って来よう。 &font(#cc3333){インファイト(格闘)} &bold(){第9世代にして遂に習得した}メインウェポン。 元々タスキ前提の耐久なので、デメリットも気にならない。 &font(#cc3333){クロスチョップ(格闘)} 高威力で反動はないが命中不安。 前述の通り第9世代でインファイトを得たので採用しづらいか。 &font(#cc3333){ドレインパンチ(格闘)} 威力は低めだが命中100で回復の追加効果もある。 &font(#cc3333){[[けたぐり>くさむすび/けたぐり(ポケモン)]](格闘)} 威力変動技だが、メジャーなポケモンは体重が100キロ以上のが多いので採用されやすい。 &font(#cc3333){しんくうは(格闘)} [[パルシェン]]や特殊耐久が安い鋼・岩タイプへのピンポイントで。 但しクロスチョップとの同時遺伝がめんどくさいのが欠点。 &font(#800080){ダストシュート(毒)} タイプ一致で高威力だが、命中率と攻撃範囲の狭さがネック。 [[第6世代>世代(ポケモン)]]で微妙に命中が上がったのはありがたい。 &font(#800080){どくづき(毒)} 安定した命中率。 [[ルンパッパ]]などに刺さる。 &font(#994c00){ストーンエッジ(岩)} 格闘タイプ定番のサブウェポン。 「&font(#663333){ふいうち(悪)}」 エスパー、[[ゴースト>ゴーストタイプ(ポケモン)]]に有効だが、[[みがわり>みがわり(ポケモン)]]などには弱い。 「[[はたきおとす(悪)>はたきおとす(ポケモン)]]」 こちらもエスパー・ゴーストに有効で、道具を無効化する追加効果も優秀。 &font(#808080){バレットパンチ(鋼)} 無効がない先制技。素早さが半端なので何かと役立つ。 &font(#00ced1){れいとうパンチ(氷)} 飛行、[[ドラゴン>ドラゴンタイプ(ポケモン)]]に格闘受けの[[グライオン]]に有効。 &font(#ffcc00){かみなりパンチ(電気)} 雨パ用。 &font(#00ced1){こごえるかぜ(氷)} 特殊技。 追加効果で後続のポケモンを有利にしたりするし、ドクロッグ自身の半端な素早さを補える。 前作の教え技。 他にも「&font(#cc9966){じしん}」「&font(#b8d200){シザークロス}」「ねこだまし」「&font(#663333){あくのはどう}」などを覚える。 *&font(#800080){●ポケモン不思議のダンジョンでのドクロッグ} ---- [[ポケモン不思議のダンジョン 時・闇・空の探検隊]]にて、[[プクリン>プクリン(ポケモン)]]率いるギルドの一員として進化前のグレッグルが登場。 [[一人称>一人称(日本語)]]は「ワシ」で、「グヘヘヘヘ」と笑うのが口癖。他の朗らかなギルドメンバーに比べると、胡散臭い雰囲気で少し浮いている。 話によれば、ギルド内にあるトレードのツボ目当てでギルドに参入したようで、本当はギルドから独立できるほどの実力者。ただし、トレードのツボが床にくっついて持ち出せないものであることを知り、持ち出しを諦めてギルドに所属しているらしい。 ギルド内で、トレードのツボを用いた「グレッグルのトレードてん」を展開しており、持っている専用どうぐをより強い専用どうぐにトレードしてくれる。めずらしさのランクが高い専用どうぐを入手するには彼の店の利用が必須。 空の探検隊では別のカテゴリの道具も交換してくれるようになった。 クリア後に戦うことになる[[あくのだいまおう>プクリン(ポケモン)]]の一味としても登場。 他の%%ギルドメンバー%%だいまおうの手下と比べても体力と攻撃力が頭一つ抜けている。その上、他の仲間を盾にふいうちで距離を置いて攻撃してくるという頭の良い戦法をとってくるので、他のメンバーに立ちふさがられると厄介。 成程、噂通りの実力者であるらしい。……このグレッグルはギルドのグレッグルとはたぶん関係ないけどね! *&font(#800080){●アニメでのドクロッグ} ---- CV:[[小西克幸]] 進化前のグレッグルが[[タケシ>タケシ(ポケモン)]]のポケモンとして登場している。 立ち位置は[[カスミ>カスミ(ポケモン)]]、[[マサト>マサト(ポケモン)]]と同じく、女性をナンパするタケシに「どくづき」をかます役目を担った。 [[ギンガ団>ギンガ団(ポケモン)]]幹部サターンのドクロッグ([[色違い>色違い(ポケモン)]])に対抗意識を燃やし、一度は敗北を喫するも、のちにリベンジを果たす。 アニメでは進化前のグレッグルがメインキャラの手持ちポケモンとして優遇されたこともありグッズが多数作られた他、 [[BW>ポケットモンスター ベストウイッシュシリーズ]]に伴い第4世代までのポケモンが復帰することが決まった際EDを歌うももいろクローバーZの衣装にグレッグルが選ばれたため、 BW2編放送開始に先駆けてEDに登場した。 [[XY&Z>ポケットモンスター XY(アニメ)]]第10話では、シトロンの発明品の暴走のせいで[[サトシ>サトシ(ポケモン)]]達に襲い掛かったが、なんと全員色違いというゲームではあり得ない状況に。 追記・修正はタケシにどくづきしてからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,6) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ハンサムのグレッグルは衝撃的だった -- 名無しさん (2014-06-19 00:41:28) - フェアリーを等倍にできるかくとうタイプとしての需要はありそう。 -- 名無しさん (2014-06-19 01:23:56) - ファイアローがいるとはいえ、ダストシュート命中率アップや叩き落とす強化とか地味に追い風が吹いてきてると思う。ちなみに双方とも教え技限定だから要注意な -- 名無しさん (2014-06-19 02:22:14) - グレッグルはキモカワイイ。いや、キモくはないか。 -- 名無しさん (2015-01-12 12:50:59) - この子っていうほどナットレイキラーなの?いやこの子を使う人と当たった事が無いだけなんだけど… -- 名無しさん (2015-01-12 13:36:45) - アニメのタケシにグレッグルはタケシに対するなつき度がめちゃくちゃ高いんだよな。 -- 名無しさん (2015-04-04 08:48:22) - ゲームでも伝説の妹と同じくゲット直後のなつき度が高め。 -- 名無しさん (2015-07-11 13:07:18) - ポッ拳のグレッグルがバトルポケモンとしても参戦 -- 名無しさん (2016-11-01 20:41:04) - 初めて見た時は微妙だったけど、レギュラー化してから印象変わった -- 名無しさん (2019-09-13 11:32:09) - 種族値は頼りないけどビルドレイン型、剣舞型、水キラー型、タスキカウンター、特殊型と出来る事が多くて器用だし、使用者が少ないのもあって相手の裏をかく感覚が味わえるから使ってて凄く楽しい。 -- 名無しさん (2020-07-10 13:35:47) - インファが技レコでばらまかれたのに貰えなかったんか -- 名無しさん (2021-03-13 10:17:42) - バトナージの序盤に出てきてかなり苦戦させられた覚えある -- 名無しさん (2021-06-02 10:58:14) - パッと見すごく悪タイプっぽい。けどエスパーくらったらほぼ死ぬ。 -- 名無しさん (2022-11-11 12:11:02) #comment #areaedit(end) }

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