ゲルフィニート

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&font(#6495ED){登録日}:2012/07/24 (火) 22:41:18 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 『[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAY]]』に登場するモビルスーツ(MS)。 型式番号:NMS-X07PO 全高:不明 重量:不明 パイロット:ケナフ・ルキーニ アクタイオン・インダストリー社が造った[[試作機]]。 モルゲンレーテ社などに後れをとった同社が独自開発した初のMSである。 本機はザフト軍の次期主力機の選定コンペティションに売り込まれた。 アクタイオン・インダストリー社はザフトと絶賛戦争中の地球連合を構成する、ユーラシア連邦の民間企業なのだが、連合・ザフト双方と取引をしている。 他のどのMSとも異なる外見を持っており、共通点をまるで感じさせない。 四つ目のセンサーが装備された仮面のような形の顔と後頭部から垂れ下がった長いアンテナを持つ頭部、両肩の羽根のような形をしたバインダーが特徴的である。 基本性能の方は凡庸で、汎用性もかなり低め。 [[ビーム>ビーム/レーザー]]兵器や実弾兵器などといった武装の類は一切持っていない非武装機体だが、本機はそれらに頼らずに特殊な方法で戦闘を行う。 #center(){【バチルスウェポンシステム】} 本機に搭載された特殊なシステム。 両肩に装着された計8本のバインダーからコロイド粒子を放出し、それを媒介に周囲の敵機に対して量子コンピューター用のウィルスを感染させる。 これによって敵機の制御系を掌握したうえで操り同士討ちさせるのが主な戦闘スタイルである。 C.E.世界では量子コンピューターが普及しているので、その点ではかなり効果的なシステムと言える。 使い方次第では大きな脅威となるがその技術は『一族』とユーラシアの一部によって独占され、一般に知られることはなかった。   ○作中の活躍 開発された試作機の内の1機を情報屋のケナフ・ルキーニが入手している。 ロウ・ギュールと[[叢雲劾]]を戦わせようと二人の前に現れ、バチルスウェポンシステムで[[レッドフレーム>ガンダムアストレイ レッドフレーム]]と[[ブルーフレーム セカンドL>ガンダムアストレイ ブルーフレーム]]をコントロールするが、ロウがレッドフレームの制御を8に任せたことで目論見が外れてしまう(8は量子コンピューターではないので、ウィルスが通用しない)。 最後は逃亡しようとしたところを劾によって撃破されたが、ルキーニ自身は脱出している。   ■関連機体 ◇[[ゲイツ>ゲイツ(MS)]] 型式番号:ZGMF-600 マイウス・ミリタリー・インダストリー社が開発した機体。 コンペでゲルフィニートはこの機体と競合したが、前述したように基本性能が凡庸で汎用性も低いことが仇となって敗北を喫してしまった。 ◇[[ハイペリオンガンダム]] 型式番号:CAT1-X1/3/X2/3/X3/3 アクタイオン社がユーラシア連邦と協力して造った機体。 開発にあたり、ゲルフィニートで培われたノウハウやデータなどが投入されている。ただしバチルスウェポンに類する装備は採用されなかった。 同社はコイツを足がかりに地球連合軍内のシェアを獲得しようと考えていたようだが、大西洋連邦がストライクダガーシリーズのユーラシア連邦への供与を決定し結局コイツも不採用になってしまう。 その後も諦めきれずに量産試作機「ハイペリオンG」を連合に強引に売り込む訳だが、それはまた別の話である。   ◇[[テスタメントガンダム]] 型式番号:ZGMF-X12A/RGX-00 ザフト軍が開発したガンダムタイプMS。 後に地球連合軍(実質的には『一族』)が奪取し、改装した上で戦力としているが、その改装時にゲルフィニートの物を改良した量子コンピューターウィルスが追加された。 ◇プロトセイバー 型式番号:ZGMF-YX21R/RGX-04 ザフト軍が開発した[[セイバーガンダム]]のプロトタイプ。 コイツもテスタメントと同様に地球連合軍が奪取し、改良型の量子コンピューターウィルスを追加している。   ■余談 ・この機体はメカデザインコンテストの電撃ホビーマガジン賞の受賞作を阿久津潤一氏がリファインしたもの。 元々は「[[ラウ・ル・クルーゼ]]の専用機」という設定で応募されていて、顔が仮面っぽいのもその名残。結局、その設定は採用されなかったが。 ちなみに同コンテストの最優秀賞がゲイツのデザイン元となった「アラクウネ」である。 ・上にもあるように、本機が搭載したコンピューターウイルスはその後も何度かASTRAYシリーズに登場する。 『一族』が絡むエピソードでの使用が多いが、[[カナード>カナード・パルス]]も一度、ユーラシア連邦軍の特務部隊にいた時にこれと同種と思われるウイルスをリ・ホームのシステム掌握に使っている。 また、ユーラシア連邦出身の『月下の狂犬』モーガン・シュバリエもこのウィルスの存在を知っていた。   追記・修正をお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ゲル・フィニートが正しいんじゃないか -- 名無しさん (2014-02-03 10:36:25) - 世界観は違うけど、00のヴェーダやAGEのAGEシステムには効果が大きいかもね。 -- 名無しさん (2014-11-22 07:29:59) - ・コンピューターウィルスが後に『一族(ロゴス・ブルーコスモスを影で操る)』に頻繁に使われていること ・大西洋連邦主導の連合MSの改造GAT(ストライクノワール等)の開発がユーラシアのアクタイオン・インダストリーで行われたこと等からアクタイオン・インダストリーはブルーコスモスおよびロゴスの傘下なんだろうか? -- eba (2015-03-01 23:10:30) #comment #areaedit(end) }
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