イノ(GG)

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&font(#6495ED){登録日}:2011/03/28 Mon 03:04:51 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ff0000){「手短に死んでくれる?」}} イノ(I-NO) CV:[[井上喜久子]] 身長:165cm 血液型:AB型 体重:46kg 出身:不明 誕生日:11月25日 アイタイプ:角度によって、七色に変わる 趣味:楽しいことならなんでも、隠語しりとり、焦らすこと 大切なもの:一番目はヒミツ、マレーネ(ギターの愛称)、若さ 嫌いなもの:自分を楽しませられない人間、牛乳 終戦管理局報告書:第4689号 UNKNOWN! UNKNOWN! UNKNOWN! UNKNOWN! UNKNOWN! UNKNOWN! UNKNOWN! UNKNOWN! UNKNOWN! UNKNOWN! UNKNOWN! UNKNOWN! UNKNOWN! UNKNOWN! UNKNOWN! UNKNOWN! UNKNOWN! UNKNOWN! 【RiskRating:S】 イノは対戦格闘ゲーム[[ギルティギア>GUILTY GEAR(ギルティギア)]]シリーズに登場するキャラクター。初出はイグゼクス。 ○ゲーム中での活躍 髑髏を象ったとんがり帽子、露出の高い衣装が特徴の黒髪ショートで妖艶なナイスバディ美女。常にギターを携えている。 その露出たるや、かの[[前張りボンテージディズィー嬢>ディズィー(GG)]]と女性露出のトップを争うほど。 膝上のブーツとスカートから除く絶対領域も去ることながら、注目すべきはその上半身。 首のリングから二枚の布をぶら下げただけの奇妙な服を着ており、最早満足に乳房すら隠せていない。 横乳、下乳、谷間、背中と上半身ならなんでもござれなエロス極まりない恰好をしている。 勝利ポーズでは(プレイヤーに背中を向けながら)その布を自分で脱いでトップレス状態になったりもするが、大人の事情で絶対ポロリはしない。 (といいつつ乳首先端1ドットだけピンクで塗られているグラがあったりする) 衣装はギターを除き全身赤で統一しており、名前を知らない他キャラからは&font(#ff0000){「赤い楽士」}なんて呼ばれたりする。 性格もその恰好の通りつかみどころが無く、相手を骨抜きにするような言葉を普通に使う、&font(#ff0000){まさにエロが服着て歩いているような女性である。}   が、こういう女性は大抵、裏の顔があるもの。 彼女も例に漏れず裏の顔が存在する。 その正体は「あの男」に従属する部下の一人で本来の性格は残虐非道そのもの。 機嫌が悪かったり、[[ソル>ソル=バッドガイ]]等の宿敵と対峙すると本性が現われ、ドスの聞いた口調になり、 台詞もエロを残しながらもかなり汚いドSな言い回しになる([[後のハザマ>ハザマ(ブレイブルー)]]に通ずる)。 所謂「腹黒」なキャラクター。担当声優である[[井上喜久子]]女史曰く「今まで演じた中で一番怖い女性」 その一方で、Xrd以降では「未来」「明日」というものに固執する側面も描写されており、ただの悪女では無いようである。 なお、[[ファウスト>ファウスト(GG)]]の[[刺激的絶命拳]]を喰らった時のボイスにも表と裏の性格で喰らうパターンが存在し、 表のボイスは&font(#ff0000){「大人の時間!?」}等とどことなく悦んで…ゲフンゲフン、楽しんでいるようにも聞こえるものだが、 裏のは&font(#ff0000){「よりによってこんな奴に!」}とキレるものになっている。 しかしXrdよりカットインで表示されるようになった、喰らった時の顔グラがどう見ても悦んでいるせいで、裏の性格時のボイスが再生されると違和感がすごい。 あの男に肩入れする理由は「あの男の計画が楽しそうだったから」らしい 生まれ持った時間跳躍の力([[アクセル>アクセル=ロウ]]と違い自在に操る)を駆使しあの男のためにあらゆる時代で暗躍する。 あの男を「あのお方」呼ばわりしている辺りそれなりに忠誠はあるようなのだが、 好奇心であちこち時代を引っ掻き回すためあの男にとっては有難迷惑らしい。 それゆえがコンシューマ版のストーリーは悲惨な結末に終わることが多い。 無印XXではディズィーを追い詰めるも返り討ちにあって燃えつきるように死んでいったり、様々なキャラのストーリー上でジョニーによって斬り殺されていたり、やりすぎてあの男に封印されたりと碌な目にあっていない。 ACでは[[梅喧]]に返り討ちにあい惨殺されたり、あの男に命令された[[闇慈>御津闇慈(GG)]]に封印されたりと、自業自得ながらも凄惨な結末を迎える事が多い。 そんな悪女的な立ち回りの多い彼女だが、過去には&bold(){カイが死亡して人類が滅亡直前にまで追い詰められる}という最悪の歴史を書き変えるという、人類を救うような行動を取ったこともある。 そんな気まぐれなイノの行動には、&bold(){後述する彼女の出生とイノ本人ですらも自覚していなかった彼女の正体}が関わっていると考えられる Xrdシリーズ以降ではXXでの不遇っぷりから一転して「あの男」とは対等に近い協力関係となっており、設定的にも超重要人物となっているなど、XXとは大きくキャラクター性が変化している。&s(){まぁXXのストーリーは石渡氏関わってなかったからね……} また、自分が何者なのかイノ自身も分かっておらず、正体不明の衝動に襲われ続ける感覚を覚えるなど、彼女の謎を仄めかす描写が増えている。 STRIVEではストーリー上のメイン悪役に返り咲いている。今までのエロい悪女的な要素はなりを潜めており、そういった表面的な要素で隠されてきたイノ自身の過去や素の性格に焦点が当てられている。OPでも重点的にクローズアップされており、今作におけるイノは悪役であると同時に実質的な主人公の一人でもあると言える。 #region(イノの正体について。) Revelatorで明かされた、イノ自身すら知らなかったイノの正体。 それは「&bold(){この世界そのものの擬人化}」とでも言うべき存在である。 ギルティギアの世界には「魔器」という概念が存在する。 これは生物の強い念が物体に宿ったことで意志を持つようになるというもので、A.B.Aの持つパラケルススも魔器の一種であり、イノもまた魔器である。 では、一体どのような内容の念が、どんな物体に宿った結果イノが生まれたのだろうか? 答えはこうだ。聖戦時の人類の明日を願う意思が、あろうことかバックヤード――&bold(){ギルティギアの世界の森羅万象を司る空間そのものに宿ってしまったのである}。 バックヤードはこの現象を深刻なエラーであると判断し、その意志を人間として出力し、神にも等しい強い権限を与えた上で切り離すことで対処した。その際に出力された人間こそがイノである。 今のイノからは想像もつかないが、この生い立ち故に過去のイノは時間を遡り人助けをしたり、前述のカイを救ったくだりのように世界を救う行いをしていたこともあった。 こうして何度も歴史を繰り返したが故に現在のイノは「自分の人生がどんなものだったか」ということすらあやふやになる程摩耗しきっており、刺激を常に求めているのも残滓しか残っていない精神と意識を必死に繋ぎとめようとしているからである。 こういった生い立ちとはいえ、今のイノは全能の存在ではない。イノは己の半身を失っており、全ての力を発揮する事が出来ないのである。如何なる思惑ゆえか、その半身をイノが求め出すところから、最新作STRIVEの物語は幕を開ける。 そしてもう一人、天文学的な確率を引き当て、イノと同じ識別IDと権限を持ってしまったが故に同じ力を使えるようになってしまった男がいた。その名は[[アクセル=ロウ]]。 そう、何度も存在が示されてきたアクセルの同一存在とは、イノのことだったのである。 #endregion デザインのモチーフはシンガーソングライターの[[椎名林檎]]女史。 持っているギターや口元のホクロ、誕生日等が共通し、後述の必殺技も女史のシングルやアルバムを意識したネーミングとなっている。 OPムービーでは本能と同じようにガラスを蹴破っている。 企画当初は&font(#ff0000){本人に声を当ててもらう計画もあった。} ○ゲーム中の性能 XXではラスボスとして登場したが、アルゴリズムが貧弱でシリーズ最弱のラスボスという汚名を着せられている。 しかしゲーム自体の難易度が高いので、悲観するほど弱い訳ではない。 最大の特徴は通常のダッシュが徐々に浮き上がり空中判定になる「ホバージャンプ」であるということ。 ダッシュなので通常技等でキャンセルでき、空中判定なので空中通常技、つまり中段技を素早く繰り出す事ができる。 さらにダッシュ中は投げを喰らわない利点もある。バンパイアシリーズのモリガンを想像して頂ければわかりやすい。 ただこれは、地上からの攻め手に欠け、空中判定であるが故にエリアルを喰らいやすいという弱点も同時に併せ持つ。 殆どのキャラの→+Pが上半身無敵の対空性能を持っていたり、ソルのように対空に優れた技をもつキャラがいるなどの理由で、迂闊にダッシュで攻めるとあっさり迎撃される事も多い。 必殺技は突進と飛び道具を2つずつ持ち、いずれも癖が強いがその分強力。 また高性能な空中覚醒必殺技を持つためホバージャンプとの相性は抜群。 火力は高く、防御力自体は平均程度だが防御動作が貧弱で、切り替えしも弱く([[ブリジット>ブリジット(GG)]]とは真逆)根性値も最低なため、「攻めている間は強いキャラ」。 独特な挙動と独自のテクニックを多く持つ、上級者向けのテクニカルキャラ。 ○使用必殺技 ・大木をさする手 ちょっと深読みするとエロく聞こえる必殺技。 低い姿勢で突進し、振り上げる腕と同時に地面から山なりの気を発生させる。下段判定。 出かかりの姿勢が低いため飛び道具を潜りやすく、FRC対応なので接近にも使える。 &font(#ff0000){「コッチがお留守よ?」} ・抗鬱音階 帽子が緑の音符を吐き出す飛び道具。 加速するものと減速するものの二種類があり、どちらも遠くに飛ぶほどヒット数が増える。最大6ヒット。 かなり上下方向に修正がきき、起き上がりに重ねると強力。 &font(#ff0000){「受け取って♪」} ・狂言実行 空中から相手に突進する技。 違う角度で斜め下に突進するもの3種類と真横に突進するもの1種類が存在する。 中段なのでガードを崩したり、真横に突進するものをエリアルの締めに使ったりする。 ・ケミカル愛情(横)/(縦) キスマーク型の閃光を真横に発射する。 一瞬で端まで届く上に隙が少ないため牽制に良く使われるが、しゃがみと飛び込みに弱い。 スラッシュからは閃光を縦に伸ばすものも登場。早めの対空に使ったり、コンボに組み込んだりする。 得に画面端のこれを絡めたケミコンはかなりの高威力。 &font(#ff0000){「裂けちまえ!」} ・消毒メソッド Xrdで追加された新技。空中投げ。投げた後はエリアルにいける。 ○フォースブレイク ・狂言実行 必殺技と違い斜め上に突進する。 多段ヒットするので威力は高いが、その突進軌道上コンボ専用なこと。 イノ自体コンボや立ち回りでゲージを多用するため使うとは稀。 ○覚醒必殺技 ・窓際desperate 交差した腕からリーチの短い波動を発射する技。 無敵が長く隙が少ないので割り込みやリバーサルで活躍する。 威力も高く、ボスイノは高精度のヒット確認や超反応の対空で使用する。 &font(#ff0000){「テメェはノイズなんだよ!」}   ・限界フォルテッシモ 空中でギターを掻き鳴らすと頭の髑髏が円状に音波を飛ばす技。 無敵があり、発生が異常に早い上に威力も高い。ゲームの中でもかなり優秀な部類に入る覚醒必殺技。 ただし、無敵時間は短いので、一部の必殺技には潜られる。 &font(#ff0000){「我慢できないの!」} ・メガロマニア ボス、及び金キャラ専用の必殺技。 威力は高いが出が異常に遅く、パターンさえ覚えてしまえば完全無傷で回避が可能。 ボスイノがシリーズ最弱と言われる由縁のひとつ。 しかし、少しでも引っ掛かると軽く体力を半分奪い、ガードしてもゴリゴリ削られるので、甘く見てると痛い目をみる。 ボスは体力を1/4消費する度バーストゲージを1/3消費して発動する。 たとえやられ状態でも強制的に発動する上に、発動中はハイパーアーマー+全ダメージ1なので、止めるのは恐らく不可能。 羽の生えたビット二つを召喚し、大量の飛び道具をばらまく。 軌道は3つからランダムで選ばれ、直前にFRCすることで選択し直される。 共通して、 ・イノの後ろはフルヒット ・イノに当たるとフルヒット ・一発でも当たるとフルヒット という性能をもつ。 技名は誇大妄想狂の意 また技の発動前に画面上に弾の軌道を表すエフェクトが現れるので、慣れてしまえば喰らう要素がない。 余裕があれば上記のフルヒットする条件を避けつつ至近距離のP連打でダメージを稼いでおくといい。 →ポップアップ型 なだらかな上昇曲線を描き弾が飛んでゆく。 イノとは反対の画面端が安全地帯。 →波型 大きく波を描くように弾を放出する。 波の間が安全地帯だが、徐々に移動するため合わせて移動する必要がある。 →拡散型 イノの前面に放射線状に弾をばらまく。カバーする範囲が広い代わりにヒット数が少ない。 イノの目の前で発射と同時にハイジャンプで回避可能。 &font(#ff0000){「<ピー>なんだよテメェは!」} ○一撃必殺技 ・臨書遺言 広げた両手がヒットすると相手を打ち上げ、幽霊バックバンドを召喚しギターソロ開始。 演奏中、相手は幽霊型のアンプに翻弄され続けとどめの爆音とともに絶命する。 かなりリーチが短いため使い勝手は悪いが、他のXX追加組と同様に演出はかなり派手。 &font(#ff0000){「絶望しろよ」} ・メガロマニア Xrdでの一撃必殺。演出は覚醒版と同じ。 Wiki籠りってさぁ……自分から追記・修正しにくるよねぇ。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,9) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - Xrdでは独特のアイタイプをきちんと表現できるようになった -- 名無しさん (2013-12-29 10:15:06) - ポチョで全てのメガロマニアを避けれたら初心者卒業とか誰かが言ってたな -- 名無しさん (2013-12-30 03:18:58) - ポチョに勝利したボスイノのデカくて硬いのは最高だが遅すぎるのは最悪ってセリフは当時は普通にポチョの性能の事かと思ってた。意味がわかる人は心が汚れてます。 -- 名無しさん (2014-12-08 15:17:57) - 大抵のキャラもそうだけど初期からだいぶ設定とイメージが変わったなあの男とは対等な感じになってストーリーでは歴史を変えるのにい一躍になって敵役だけど悪役のイメージかなくなってマイルドになった。 -- 名無しさん (2015-03-20 18:07:37) - ストーリモードで大抵は悲惨な末路だが自業自得だからしょうがない。 -- 名無しさん (2016-06-24 13:55:46) - 実は身体自体は普通の人間。 -- 名無しさん (2016-08-07 00:40:27) - ジャスティスでメガロマニアをよけるのが一番きつい。背が高すぎるんだよ… -- 名無しさん (2017-02-26 10:16:15) - 女性キャラでは巨乳な方だがサイズ的には梅喧の方が上か。 -- 名無しさん (2020-11-02 23:28:15) - 正体が驚くようなそうでもないような人だったなぁ -- 名無しさん (2021-06-12 05:03:09) - GGシリーズのラスボスはイノだったかぁ。 -- 名無しさん (2021-06-19 17:12:02) - ストライヴの歌詞からお花畑や花火を楽しむ平穏な女の子の記憶がある(だった)ことが伺える。因みにストーリー後のI-NOの振り返りのような歌である。結構ネタバレ。 -- 名無しさん (2021-12-09 23:32:14) - 多分アーケードとストーリーで二つのルートがある。最終的にはストーリーの方が本筋になるのかな。 -- 名無しさん (2022-02-24 15:15:29) - Xrdのネタバレが解禁されたので色々追記してみました。 -- 名無しさん (2022-04-04 16:36:40) - アーケードモードは一部のキャラを除いてストーリーの後っぽい。イノもストモの終盤に関する言及がある(神様うんぬん)ので多分ストーリー後と思われます -- 名無しさん (2022-04-04 16:39:35) - 予定通り椎名林檎に声を当てて貰ってたらどうなってだろたいか(開発費な意味で) -- 名無しさん (2022-09-27 18:23:45) - めぐみちゃんだったのか、めぐみちゃんになったのか、めぐみちゃんを連れてきてたのか・・・ -- 名無しさん (2023-05-23 10:30:05) - 私は、イノが消える前にアクセルをめぐみちゃんのいる世界に送ってあげたんだとだと思ってるよ -- 名無しさん (2023-05-26 12:26:51) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/03/28 Mon 03:04:51 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ff0000){「手短に死んでくれる?」}} イノ(I-NO) CV:[[井上喜久子]] 身長:165cm 血液型:AB型 体重:46kg 出身:不明 誕生日:11月25日 アイタイプ:角度によって、七色に変わる 趣味:楽しいことならなんでも、隠語しりとり、焦らすこと 大切なもの:一番目はヒミツ、マレーネ(ギターの愛称)、若さ 嫌いなもの:自分を楽しませられない人間、牛乳 終戦管理局報告書:第4689号 UNKNOWN! UNKNOWN! UNKNOWN! UNKNOWN! UNKNOWN! UNKNOWN! UNKNOWN! UNKNOWN! UNKNOWN! UNKNOWN! UNKNOWN! UNKNOWN! UNKNOWN! UNKNOWN! UNKNOWN! UNKNOWN! UNKNOWN! UNKNOWN! 【RiskRating:S】 イノは対戦格闘ゲーム[[ギルティギア>GUILTY GEAR(ギルティギア)]]シリーズに登場するキャラクター。初出はイグゼクス。 ○ゲーム中での活躍 髑髏を象ったとんがり帽子、露出の高い衣装が特徴の黒髪ショートで妖艶なナイスバディ美女。常にギターを携えている。 その露出たるや、かの[[前張りボンテージディズィー嬢>ディズィー(GG)]]と女性露出のトップを争うほど。 膝上のブーツとスカートから除く絶対領域も去ることながら、注目すべきはその上半身。 首のリングから二枚の布をぶら下げただけの奇妙な服を着ており、最早満足に乳房すら隠せていない。 横乳、下乳、谷間、背中と上半身ならなんでもござれなエロス極まりない恰好をしている。 勝利ポーズでは(プレイヤーに背中を向けながら)その布を自分で脱いでトップレス状態になったりもするが、大人の事情で絶対ポロリはしない。 (といいつつ乳首先端1ドットだけピンクで塗られているグラがあったりする) 衣装はギターを除き全身赤で統一しており、名前を知らない他キャラからは&font(#ff0000){「赤い楽士」}なんて呼ばれたりする。 性格もその恰好の通りつかみどころが無く、相手を骨抜きにするような言葉を普通に使う、&font(#ff0000){まさにエロが服着て歩いているような女性である。}   が、こういう女性は大抵、裏の顔があるもの。 彼女も例に漏れず裏の顔が存在する。 その正体は「あの男」に従属する部下の一人で本来の性格は残虐非道そのもの。 機嫌が悪かったり、[[ソル>ソル=バッドガイ]]等の宿敵と対峙すると本性が現われ、ドスの聞いた口調になり、 台詞もエロを残しながらもかなり汚いドSな言い回しになる([[後のハザマ>ハザマ(ブレイブルー)]]に通ずる)。 所謂「腹黒」なキャラクター。担当声優である[[井上喜久子]]女史曰く「今まで演じた中で一番怖い女性」 その一方で、Xrd以降では「未来」「明日」というものに固執する側面も描写されており、ただの悪女では無いようである。 なお、[[ファウスト>ファウスト(GG)]]の[[刺激的絶命拳]]を喰らった時のボイスにも表と裏の性格で喰らうパターンが存在し、 表のボイスは&font(#ff0000){「大人の時間!?」}等とどことなく悦んで…ゲフンゲフン、楽しんでいるようにも聞こえるものだが、 裏のは&font(#ff0000){「よりによってこんな奴に!」}とキレるものになっている。 しかしXrdよりカットインで表示されるようになった、喰らった時の顔グラがどう見ても悦んでいるせいで、裏の性格時のボイスが再生されると違和感がすごい。 あの男に肩入れする理由は「あの男の計画が楽しそうだったから」らしい 生まれ持った時間跳躍の力([[アクセル>アクセル=ロウ]]と違い自在に操る)を駆使しあの男のためにあらゆる時代で暗躍する。 あの男を「あのお方」呼ばわりしている辺りそれなりに忠誠はあるようなのだが、 好奇心であちこち時代を引っ掻き回すためあの男にとっては有難迷惑らしい。 それゆえがコンシューマ版のストーリーは悲惨な結末に終わることが多い。 無印XXではディズィーを追い詰めるも返り討ちにあって燃えつきるように死んでいったり、様々なキャラのストーリー上でジョニーによって斬り殺されていたり、やりすぎてあの男に封印されたりと碌な目にあっていない。 ACでは[[梅喧]]に返り討ちにあい惨殺されたり、あの男に命令された[[闇慈>御津闇慈(GG)]]に封印されたりと、自業自得ながらも凄惨な結末を迎える事が多い。 そんな悪女的な立ち回りの多い彼女だが、過去には&bold(){カイが死亡して人類が滅亡直前にまで追い詰められる}という最悪の歴史を書き変えるという、人類を救うような行動を取ったこともある。 そんな気まぐれなイノの行動には、&bold(){後述する彼女の出生とイノ本人ですらも自覚していなかった彼女の正体}が関わっていると考えられる Xrdシリーズ以降ではXXでの不遇っぷりから一転して「あの男」とは対等に近い協力関係となっており、設定的にも超重要人物となっているなど、XXとは大きくキャラクター性が変化している。&s(){まぁXXのストーリーは石渡氏関わってなかったからね……} また、自分が何者なのかイノ自身も分かっておらず、正体不明の衝動に襲われ続ける感覚を覚えるなど、彼女の謎を仄めかす描写が増えている。 STRIVEではストーリー上のメイン悪役に返り咲いている。今までのエロい悪女的な要素はなりを潜めており、そういった表面的な要素で隠されてきたイノ自身の過去や素の性格に焦点が当てられている。OPでも重点的にクローズアップされており、今作におけるイノは悪役であると同時に実質的な主人公の一人でもあると言える。 #region(イノの正体について。) Revelatorで明かされた、イノ自身すら知らなかったイノの正体。 それは「&bold(){この世界そのものの擬人化}」とでも言うべき存在である。 ギルティギアの世界には「魔器」という概念が存在する。 これは生物の強い念が物体に宿ったことで意志を持つようになるというもので、A.B.Aの持つパラケルススも魔器の一種であり、イノもまた魔器である。 では、一体どのような内容の念が、どんな物体に宿った結果イノが生まれたのだろうか? 答えはこうだ。聖戦時の人類の明日を願う意思が、あろうことかバックヤード――&bold(){ギルティギアの世界の森羅万象を司る空間そのものに宿ってしまったのである}。 バックヤードはこの現象を深刻なエラーであると判断し、その意志を人間として出力し、神にも等しい強い権限を与えた上で切り離すことで対処した。その際に出力された人間こそがイノである。 今のイノからは想像もつかないが、この生い立ち故に過去のイノは時間を遡り人助けをしたり、前述のカイを救ったくだりのように世界を救う行いをしていたこともあった。 こうして何度も歴史を繰り返したが故に現在のイノは「自分の人生がどんなものだったか」ということすらあやふやになる程摩耗しきっており、刺激を常に求めているのも残滓しか残っていない精神と意識を必死に繋ぎとめようとしているからである。 こういった生い立ちとはいえ、今のイノは全能の存在ではない。イノは己の半身を失っており、全ての力を発揮する事が出来ないのである。如何なる思惑ゆえか、その半身をイノが求め出すところから、最新作STRIVEの物語は幕を開ける。 そしてもう一人、天文学的な確率を引き当て、イノと同じ識別IDと権限を持ってしまったが故に同じ力を使えるようになってしまった男がいた。その名は[[アクセル=ロウ]]。 そう、何度も存在が示されてきたアクセルの同一存在とは、イノのことだったのである。 #endregion デザインのモチーフはシンガーソングライターの[[椎名林檎]]女史。 持っているギターや口元のホクロ、誕生日等が共通し、後述の必殺技も女史のシングルやアルバムを意識したネーミングとなっている。 OPムービーでは本能と同じようにガラスを蹴破っている。 企画当初は&font(#ff0000){本人に声を当ててもらう計画もあった。} ○ゲーム中の性能 XXではラスボスとして登場したが、アルゴリズムが貧弱でシリーズ最弱のラスボスという汚名を着せられている。 しかしゲーム自体の難易度が高いので、悲観するほど弱い訳ではない。 最大の特徴は通常のダッシュが徐々に浮き上がり空中判定になる「ホバージャンプ」であるということ。 ダッシュなので通常技等でキャンセルでき、空中判定なので空中通常技、つまり中段技を素早く繰り出す事ができる。 さらにダッシュ中は投げを喰らわない利点もある。バンパイアシリーズのモリガンを想像して頂ければわかりやすい。 ただこれは、地上からの攻め手に欠け、空中判定であるが故にエリアルを喰らいやすいという弱点も同時に併せ持つ。 殆どのキャラの→+Pが上半身無敵の対空性能を持っていたり、ソルのように対空に優れた技をもつキャラがいるなどの理由で、迂闊にダッシュで攻めるとあっさり迎撃される事も多い。 必殺技は突進と飛び道具を2つずつ持ち、いずれも癖が強いがその分強力。 また高性能な空中覚醒必殺技を持つためホバージャンプとの相性は抜群。 火力は高く、防御力自体は平均程度だが防御動作が貧弱で、切り替えしも弱く([[ブリジット>ブリジット(GG)]]とは真逆)根性値も最低なため、「攻めている間は強いキャラ」。 独特な挙動と独自のテクニックを多く持つ、上級者向けのテクニカルキャラ。 ○使用必殺技 ・大木をさする手 ちょっと深読みするとエロく聞こえる必殺技。 低い姿勢で突進し、振り上げる腕と同時に地面から山なりの気を発生させる。下段判定。 出かかりの姿勢が低いため飛び道具を潜りやすく、FRC対応なので接近にも使える。 &font(#ff0000){「コッチがお留守よ?」} ・抗鬱音階 帽子が緑の音符を吐き出す飛び道具。 加速するものと減速するものの二種類があり、どちらも遠くに飛ぶほどヒット数が増える。最大6ヒット。 かなり上下方向に修正がきき、起き上がりに重ねると強力。 &font(#ff0000){「受け取って♪」} ・狂言実行 空中から相手に突進する技。 違う角度で斜め下に突進するもの3種類と真横に突進するもの1種類が存在する。 中段なのでガードを崩したり、真横に突進するものをエリアルの締めに使ったりする。 ・ケミカル愛情(横)/(縦) キスマーク型の閃光を真横に発射する。 一瞬で端まで届く上に隙が少ないため牽制に良く使われるが、しゃがみと飛び込みに弱い。 スラッシュからは閃光を縦に伸ばすものも登場。早めの対空に使ったり、コンボに組み込んだりする。 得に画面端のこれを絡めたケミコンはかなりの高威力。 &font(#ff0000){「裂けちまえ!」} ・消毒メソッド Xrdで追加された新技。空中投げ。投げた後はエリアルにいける。 ○フォースブレイク ・狂言実行 必殺技と違い斜め上に突進する。 多段ヒットするので威力は高いが、その突進軌道上コンボ専用なこと。 イノ自体コンボや立ち回りでゲージを多用するため使うとは稀。 ○覚醒必殺技 ・窓際desperate 交差した腕からリーチの短い波動を発射する技。 無敵が長く隙が少ないので割り込みやリバーサルで活躍する。 威力も高く、ボスイノは高精度のヒット確認や超反応の対空で使用する。 &font(#ff0000){「テメェはノイズなんだよ!」}   ・限界フォルテッシモ 空中でギターを掻き鳴らすと頭の髑髏が円状に音波を飛ばす技。 無敵があり、発生が異常に早い上に威力も高い。ゲームの中でもかなり優秀な部類に入る覚醒必殺技。 ただし、無敵時間は短いので、一部の必殺技には潜られる。 &font(#ff0000){「我慢できないの!」} ・メガロマニア ボス、及び金キャラ専用の必殺技。 威力は高いが出が異常に遅く、パターンさえ覚えてしまえば完全無傷で回避が可能。 ボスイノがシリーズ最弱と言われる由縁のひとつ。 しかし、少しでも引っ掛かると軽く体力を半分奪い、ガードしてもゴリゴリ削られるので、甘く見てると痛い目をみる。 ボスは体力を1/4消費する度バーストゲージを1/3消費して発動する。 たとえやられ状態でも強制的に発動する上に、発動中はハイパーアーマー+全ダメージ1なので、止めるのは恐らく不可能。 羽の生えたビット二つを召喚し、大量の飛び道具をばらまく。 軌道は3つからランダムで選ばれ、直前にFRCすることで選択し直される。 共通して、 ・イノの後ろはフルヒット ・イノに当たるとフルヒット ・一発でも当たるとフルヒット という性能をもつ。 技名は誇大妄想狂の意 また技の発動前に画面上に弾の軌道を表すエフェクトが現れるので、慣れてしまえば喰らう要素がない。 余裕があれば上記のフルヒットする条件を避けつつ至近距離のP連打でダメージを稼いでおくといい。 →ポップアップ型 なだらかな上昇曲線を描き弾が飛んでゆく。 イノとは反対の画面端が安全地帯。 →波型 大きく波を描くように弾を放出する。 波の間が安全地帯だが、徐々に移動するため合わせて移動する必要がある。 →拡散型 イノの前面に放射線状に弾をばらまく。カバーする範囲が広い代わりにヒット数が少ない。 イノの目の前で発射と同時にハイジャンプで回避可能。 &font(#ff0000){「<ピー>なんだよテメェは!」} ○一撃必殺技 ・臨書遺言 広げた両手がヒットすると相手を打ち上げ、幽霊バックバンドを召喚しギターソロ開始。 演奏中、相手は幽霊型のアンプに翻弄され続けとどめの爆音とともに絶命する。 かなりリーチが短いため使い勝手は悪いが、他のXX追加組と同様に演出はかなり派手。 &font(#ff0000){「絶望しろよ」} ・メガロマニア Xrdでの一撃必殺。演出は覚醒版と同じ。 Wiki籠りってさぁ……自分から追記・修正しにくるよねぇ。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,9) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - Xrdでは独特のアイタイプをきちんと表現できるようになった -- 名無しさん (2013-12-29 10:15:06) - ポチョで全てのメガロマニアを避けれたら初心者卒業とか誰かが言ってたな -- 名無しさん (2013-12-30 03:18:58) - ポチョに勝利したボスイノのデカくて硬いのは最高だが遅すぎるのは最悪ってセリフは当時は普通にポチョの性能の事かと思ってた。意味がわかる人は心が汚れてます。 -- 名無しさん (2014-12-08 15:17:57) - 大抵のキャラもそうだけど初期からだいぶ設定とイメージが変わったなあの男とは対等な感じになってストーリーでは歴史を変えるのにい一躍になって敵役だけど悪役のイメージかなくなってマイルドになった。 -- 名無しさん (2015-03-20 18:07:37) - ストーリモードで大抵は悲惨な末路だが自業自得だからしょうがない。 -- 名無しさん (2016-06-24 13:55:46) - 実は身体自体は普通の人間。 -- 名無しさん (2016-08-07 00:40:27) - ジャスティスでメガロマニアをよけるのが一番きつい。背が高すぎるんだよ… -- 名無しさん (2017-02-26 10:16:15) - 女性キャラでは巨乳な方だがサイズ的には梅喧の方が上か。 -- 名無しさん (2020-11-02 23:28:15) - 正体が驚くようなそうでもないような人だったなぁ -- 名無しさん (2021-06-12 05:03:09) - GGシリーズのラスボスはイノだったかぁ。 -- 名無しさん (2021-06-19 17:12:02) - ストライヴの歌詞からお花畑や花火を楽しむ平穏な女の子の記憶がある(だった)ことが伺える。因みにストーリー後のI-NOの振り返りのような歌である。結構ネタバレ。 -- 名無しさん (2021-12-09 23:32:14) - 多分アーケードとストーリーで二つのルートがある。最終的にはストーリーの方が本筋になるのかな。 -- 名無しさん (2022-02-24 15:15:29) - Xrdのネタバレが解禁されたので色々追記してみました。 -- 名無しさん (2022-04-04 16:36:40) - アーケードモードは一部のキャラを除いてストーリーの後っぽい。イノもストモの終盤に関する言及がある(神様うんぬん)ので多分ストーリー後と思われます -- 名無しさん (2022-04-04 16:39:35) - 予定通り椎名林檎に声を当てて貰ってたらどうなってだろたいか(開発費な意味で) -- 名無しさん (2022-09-27 18:23:45) - めぐみちゃんだったのか、めぐみちゃんになったのか、めぐみちゃんを連れてきてたのか・・・ -- 名無しさん (2023-05-23 10:30:05) - 私は、イノが消える前にアクセルをめぐみちゃんのいる世界に送ってあげたんだとだと思ってるよ -- 名無しさん (2023-05-26 12:26:51) - ストライヴアーケード1戦目の「昔の私は随分お人よしだな」って台詞であの人を思い出した -- 名無しさん (2023-09-11 13:17:56) #comment #areaedit(end) }

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