お年玉

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&font(#6495ED){登録日}:2011/01/01(土) 18:47:38 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- おとしだま。 年に一度、正月に大人からこどもに、あるいは目上の者から目下の者に贈られる金品のこと。 *●概要 『大人』、とりわけ親族が、自身のあるいは親族の『子』にお金をあげる、 と言う習慣になっているが、実際は何も『[[現金>お金]]』でなくてはならないと決まっているわけではない。 また、『大人』が『こども』にあげるだけでなく、 例えば『上司』が『部下』にあげることも普通である。 実際、一昔前は現金ではなくお菓子をあげる風習があったし、 ジャニーズなど芸能界では先輩が後輩にお年玉をあげると言う習慣がある。 つまり、お年玉の定義とは、 『正月に目上の者が目下の者に何かしらの品をあげる』とするのが正しい。 と、いうことは。 施しである。恵みである。上から目線である。   *●起源 諸説あり、 殿様が臣下に刀を与えたのが始まりとも、 町医者が民衆に文字通り『玉』、すなわち『丸薬』を配ったのが始まりとも言われている。 また、「たま」は魂のことであり、もとは祭事だとする説もある。   *●貰う側 多くの場合はこども。 早ければ幼稚園児頃から貰い、大抵高校を卒業(場合によっては大学卒業)するまでもらうことが多い。 アルバイト等の現金収入の無い小中学生にとって&bold(){貴重な現金収入}であり、高額なホビーなどを購入できるチャンスでもある。 よく見られる[[厨二病]]の症状として、 「中学生にもなってお年玉とかwww恥ずかしいからwww」症候群が見られ、 せっかく貰えるものをその後6年以上に渡って貰えるチャンスを棒に振ることがある。 [[クリスマス]]にもよく見られる現象だが、1月生まれの場合誕生日と被ってしまい、お年玉と誕プレが一緒くたにされる悲劇も有り得る。 貰える額は大抵年齢とともに増加し、 親族の数、親族の裕福度、本人の徳等により、個人ごとに貰える金額が大きく違い、地方によっては貰ったお年玉の金額でこども達の間で格差が生まれることもある。 中学、高校入学の年は多めに貰えたり、なかったり……。 *●あげる側 まさに地獄。 裕福な人はそれ程でもないだろうが、そうでない人にはまさに地獄。 貰う側(こども達)にとってはそのような事情は無関係である。 別にあげる金額は自由だし、最悪あげなくてもいいのだが、こどもや親族の手前つい見栄を張ってしまう者やあげないわけにはいかないという人も多いだろう。 自身にこどもがいなくても親族のこどもがいる場合もあるだろう。 この場合まさかあげないわけにもいかず、さらに地獄。 *●その他 親、特に母親はこどもに対して「貯金をするように」と言いきかせることが多い。 そしてその名目で「ママに預けなさい」の魔法のひとことにより、 こどものお年玉はほぼ全額ママのサイフに収まるのだ。 故に&font(red){使いたい時に限って今持ってない等の嘘}の末、結局は消えてなくなる運命になる場合もある。 こどもが大金を持つ心配からの行動の場合もあるだろうが、やはり年に一度の大切な収入。 しっかりと使い方の指導をした上で自由に使わせてやるべきである。 また、日本の民法にある親権には「子供の財産管理」も含まれており何だかんだでお母さん銀行は合法的なものだったりもする。 しかし、いくら管理権があろうともあくまでも子供の財産であり使い込んでしまうと親権濫用になるので要注意である。 「&font(red){どうせ親の元にいくなら最初から少なめに渡せよ}」と思わないでもない。   野球のボール等、&font(red){球状のものを落下}させ「落とし玉!」とか言い、 さらにそれを&font(red){天高く掲げ}て「あげた!」 合わせて「&font(red){おとしだま、あげた!}」等と言う古典ギャグが存在する。 他にも、子どもにげんこつを脳天直下爆撃することを指して「おとしだま」なんて言う親もいるとか、いないとか。   落語家の林家彦六(笑点の黄色とピンクこと[[林家木久扇]]と[[三遊亭好楽]](林家九蔵時代)の師匠)は新聞紙を折った袋に 落花生を入れて「お年玉」と書いた物を弟子に配っていたという。 追記・修正は5万円以上お年玉を配った人のみお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,9) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 使われるのがシャクですよね。 「大人になったら、全額返すから渡せ」と言ったのに使い込み「はぁ?」という嘘つき親は。 -- 閲覧者 (2014-02-21 22:33:32) - なので家を出る際に勝手に返してもらったよ。 -- 名無しさん (2014-09-07 22:48:09) - 最近はお盆に渡すお盆玉というものまであるらしい。子供からしたら嬉しいが大人からしたら迷惑な風潮。あなたはどう思いますか? -- 名無しさん (2014-10-29 00:16:51) - 勝手に1万円以上使い込まれた時から人をむやみやたらに信用したらダメなんだと学んだ -- 名無しさん (2014-12-28 15:37:52) - 戦前のお年玉なんて、今の物価に直せば500円もあげなかったらしいが・・・ -- 名無しさん (2015-04-28 11:31:07) - ↑ 「子ども向けの商品」の価格が今とまったく違うんだからその比較はどうだろう -- 名無しさん (2017-09-07 11:28:41) - 原作クレしんのネタでしんちゃんのお年玉がピンポン玉でごまかされるネタあったな…なお本人は一瞬疑問に思いつつ大喜びという -- 名無しさん (2019-01-01 21:30:44) - 女子なので成人式の着物を買うためという名目で毎年半額奪われ、全額もらえていればアレが買えたのにと悔しがる事多し、のちに本当に着物買って余った分を証拠の銀行通帳付きで返してもらったが、子供にとっては今もらえるその時の一瞬の方が大事なんだよね。親には悪いけど着物のためならバイトするからリアルタイムで全額欲しかったって成人してても思ったよ。そして世の中には全額親に使われて帰ってこない家もあると知ってさらに衝撃だった -- 名無しさん (2021-01-03 09:01:46) - ↑2 結局そのピンポン玉はすぐつぶれてしまい、改めて500円玉をあげていなかったっけ? -- 名無しさん (2021-01-03 09:07:37) - トリビアの泉でポチ袋の許容範囲を検証したところ、116万円とのこと。万札ギチギチに入って『たねや』の羊羹めいた立方体と化してた。 -- 名無しさん (2024-01-01 09:08:13) #comment #areaedit(end) }
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