ドルフィン号/ドルフィン初号機

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&font(#6495ED){登録日}:2012/09/13 Thu 17:59:42 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 1. [[サイボーグ009]] のアニメ版にのみ登場する主人公たちサイボーグ戦士たちの母艦『ドルフィンⅡ世号』。 2. [[ピクミンシリーズ]]に登場する宇宙船。この項目で紹介するのはこちら。 主人公であるホコタテ星人[[キャプテン・オリマー]]が搭乗するが、無惨にも大破してしまった。 この項目は原生生物により建て逃げされてしまった。 大破した項目を追記・修正する事は私にはできない…… 残念だが、ホコタテ星に帰るとしよう。 #include(テンプレ2) #include(テンプレ3) #center(){&font(b){バカモン!!!!!!!&br()&br()この項目を建て逃げするなど、もったいない!}} #center(){&font(b){ちゃんとした記事にするまで帰ってくるな!}} ドルフィン号とは、[[ピクミン>ピクミン(ゲーム)]]の主人公[[キャプテン・オリマー]]の愛機。 ドルフィン初号機とは、彼の勤め先であるホコタテ運送に存在するロケット。 *◆ピクミン(初代)/ドルフィン号 休みなく働いたオリマーの努力の結晶である一人用宇宙船&b(){ドルフィン号}が登場。 デザイン等にオリマーが口出ししている辺り、どうやらオーダーメイドのようだ。 放射線防止のガードは勿論、オリマー自身もよくわかっていない技術が多数詰め込まれている。 宇宙海賊から宇宙船を守る為の機能や無線機もあり、これらは衛星として周囲に設置することも可能。 武装として、星をも破壊出来る威力を秘めたノヴァブラスターを搭載している。 また、マッサージマシンや日焼けマシンといった俗物もある他、一人用宇宙船という他者の介入が少ない存在からか&font(#0000ff){密かにへそくりを貯める金庫もある。} ワープ機能も完備。 オートパイロットも可能で、オリマーは就寝時等にこれを使っていると思われる。 しかし、作中ではこのオートパイロットが仇になり、宇宙船に接近する隕石を回避出来ず近くの星へ墜落、30個ものパーツを失ってしまう。 意外と丈夫なのか、宇宙飛行はパーツがほぼ揃っていないと無理だが、空を飛ぶ位ならばエンジンさえあれば多少の発電機関が欠損していたとしても可能である。 パーツやオリマーの格納には、コックピットより下部のエリアから宇宙船の正面に発している光線を用いる。 また、オリマーの宇宙服の耐久力が尽きた時には非常用のワープ機能で宇宙船の前まで転送させられて自動で離陸して空に避難する。 名前の由来は「サイボーグ009」に登場したマシンに肖ったのか、開発段階での[[ニンテンドーゲームキューブ]]のコードネームである「ドルフィン」から名付けたのか不明。 #openclose(show=ドルフィン号のパーツ一覧はこちら){ &size(1.4em){&b(){遭難地点}} ---- &size(1.2em){&b(){メインエンジン}} 重さ:25 空を飛ぶ為に必要な最重要パーツ。これ一つさえあれば脱出こそできないものの、上空を飛んだり周辺を飛び回る程度なら可能になる。 オリマーは幸運にも、ピクミンと出会った直後にこのパーツを発見できたことから、脱出への希望を見出した。 &size(1.2em){&b(){ポジトロン発電機}} 重さ:20 陽電子発電機。発生する電気は膨大で、うっかり触ると感電するほど強力。 運搬時に水中を通ることになるが特にピクミンが感電したりはしていないため、回収するまでは起動していないのだろう。 &size(1.4em){&b(){希望の森}} ---- &size(1.2em){&b(){永久燃料ダイナモ}} 重さ:40 2個の電池のような部位が目立つ発電機。尽きることのないエネルギーで船内も明るく出来る。 オリマーはこのパーツを手に入れるまでは夜の暗い船内をロウソクでやりすごしていたようだ。 また、次作ではドルフィン初号機がお宝の一つに「永久燃料ダイナモ改」と名付けている。   &size(1.2em){&b(){きまぐれなレーダー}} 重さ:20 反射を利用して周囲の地形を把握出来るレーダー。 このパーツがあれば&bold(){&font(#ff0000){マップやパーツの位置が表示されるようになる。}}気まぐれという割には高性能。 &size(1.2em){&b(){ただものではないネジ}} 重さ:30 妙にデカいネジ。オリマー曰く、「ネジ・オブ・ネジ」。店員に言われるまま買ったはいいが、どこらへんが「ただものではない」かは不明らしい。 とはいえ、脱出に不可欠なパーツのひとつであるため、やっぱりただものではないのだろう。 &size(1.2em){&b(){ショックアブゾーバー}} 重さ:30 揺れの緩衝装置。バネ状なのか、運んでいる最中にピクミンを呼んで置かせるとボヨーンと音がする。 宇宙酔いを防ぎ、どんなに歪んだ宇宙空間でも快適な航行を可能にする。 &size(1.2em){&b(){サジタリウス}} 重さ:20 オリマーの息子からもらった誕生日プレゼント。 &font(#0000ff){息子の誕生月の星座の名前}を冠したライト。 &size(1.2em){&b(){放射線キャノピー}} 重さ:30 半透明でドーム状のキャノピー。有害な宇宙線を無害な遠赤外線に変えて和らげる。 コクピットの周りを放射線からガードするカバーのようなパーツ。 &size(1.2em){&b(){[[ガイガーカウンター]]}} 重さ:15 放射能測定器。何のパーツかオリマーはよくわかっていないようだ。 ある生物が飲み込んでおり、倒して体内から取り出すとガーガーうるさい。ということは…… &size(1.2em){&b(){ノヴァブラスター}} 重さ:30 / &font(#ff0000,b){脱出には不要} 主砲。時空間エネルギーを収束して発射することで、&bold(){惑星をも破壊出来る}という明らかに過剰な威力を誇る。 &font(#0000ff){これで隕石を破壊出来なかったのか}と思うが、オリマーが安全のためにOFFにしていたのだろう。 発見時のオリマーのコメントからして、どうも危険な魅力に取りつかれているようで心配になる。 後に同じく任天堂製作のゲームである「[[Splatoon]]」にて同名のブキが登場。形状こそ全く違うが、射程が短い分威力の高い強力な武器である。 &size(1.4em){&b(){樹海のヘソ}} ---- &size(1.2em){&b(){イオニウムジェット1}} 重さ:15 イオニウムなる物質を燃料にする姿勢制御ジェットエンジン。 宇宙船左舷に装着され、飛行時には蒸気を噴出する。 &size(1.2em){&b(){オートマチック・ギア}} 重さ:15 マイペースに回る歯車。最新の宇宙工学技術により、燃料無しで半永久的に稼働するという。 オリマーによると、発見時ひびが入っていたが&bold(){土で塞いでおいた}らしい。どう見ても大丈夫じゃないだろうと思うかもしれないが、後述する修理ロボットがあるのでどうにかなったのだろう…… &size(1.2em){&b(){グラビティジャンパー}} 重さ:25 超光速への加速を助ける巨大なバネ状の反重力装置。 これのおかげで、ドルフィン号はその名の通りイルカのように宇宙空間を飛び回れるという。 &size(1.2em){&b(){ノンダイオキシン}} 重さ:40 有害物質の漏れを防ぐフィルター。星に優しいクリーンな航行のために宇宙法で設置を義務付けられている。 ドルフィン号のパーツ回収ノズル付近をカバーするボディの一部にもなっている。 &size(1.2em){&b(){アナログコンピュータ}} 重さ:20 0と1以外の具体的な思考を加えるコンピュータ。賢くなる代わりに怒りっぽくもなるらしい。 作中で描写がないため不明だが、おそらくドルフィン号も後述する初号機のように喋ったり感情があると思われる。 水に浸かった状態で置かれていたため、あまり本来の性能を出せず喋らないのかもしれない。   &size(1.2em){&b(){リブラ}} 重さ:15 オリマーの娘からもらった誕生日プレゼント。 サジタリウスと同様、&font(#0000ff){娘の誕生月の星座の名前}から名付けられたライトで、サジタリウスより軽い。 &size(1.2em){&b(){オメガスタビライザー}} 重さ:30 4つある尾翼カバーの内の一つで、飛行を安定させる役割を持つ。 やや老朽化しているもののまだまだ現役で、オリマーはこれで幾多の宇宙嵐を乗り越えてきたらしい。 &size(1.2em){&b(){ガードサテライト}} 重さ:20 宇宙船を宇宙海賊等から守る防御衛星。 (ノヴァブラスターもだが)隕石から船体を守れていないが、隕石には効果がないのか、単にオートパイロットで起動しなかったのかは不明。 回収するとドルフィン号の周りにこのパーツがふわふわ浮く。ドルフィン号を包み込む見えないバリアを展開しているのだろうか? &size(1.2em){&b(){スペースフロート}} 重さ:25 / &font(#ff0000,b){脱出には不要} 宇宙遊泳に使うという浮き輪。宇宙カナヅチ以外には不要だが、非常用備品として装備を義務付けられているらしい。 ある生物が飲みこんでいるが、その生物より明らかにデカい。 オリマーはカナヅチではないので不要と言っているが、言い方的にかなりあやしい。 &size(1.4em){&b(){大水源}} ---- &size(1.2em){&b(){リペアTYPEネジ}} 重さ:20 ひとりでに回るネジ巻きのようなパーツ。 その実は精巧な修理ロボットで、自動的に故障を見つけて直してくれる優れもの。 &size(1.2em){&b(){グルーオンドライブ}} 重さ:50 宇宙船の機関部。高度な技術による物品らしいが、オリマーはよくわかっ(ry 重さはピクミン50匹分でへそくり金庫に次いで重く、脱出に必要なパーツの中では最も重い。 海外版およびSwitch移植版ではへそくり金庫が軽くなったため、こちらが最も重いパーツとなっている。 &size(1.2em){&b(){ジルコニウムローター}} 重さ:30 歯車のように凹凸がある小山型のローター部分。ジルコニウム製なので、錆びにくく熱を持ちにくい宇宙船向きのパーツ。 実際このパーツを回収する道中、水に浸かったり炎が吹き上がる地帯の付近を通ることがあるが、新品のようにピカピカだったようだ。 &size(1.2em){&b(){パイロットのいす}} 重さ:25 オリマーお気に入りの座布団型クッション。重さはメインエンジン並みと地味に重い。 一見飛行には関係なさそうだが、どういうわけかこれも脱出に必要。操縦がしっくり来なくなってしまうのだろうか? &size(1.2em){&b(){イオニウムジェット2}} 重さ:15 2本あるイオニウムジェットのもう片方のパーツで、右舷に装着される。とても燃費が良く家計に優しいらしい。 ちなみにイオニウムは温泉のようなあの匂いがするようだ。 &size(1.2em){&b(){クロノスリアクター}} 重さ:20 エンジンの周りに装着している補助装置。 ゴムの要領で時空を捻じ曲げ、その反動をエネルギーに変える。オリマーは(ry &size(1.2em){&b(){バウスプリット}} 重さ:20 宇宙船の先端を覆うパーツ。 自身がデザインしたためか、オリマーはこのパーツには思い入れがあるようだ。真上から見ると[[どこかで見たことある>モンスターボール(ポケモン)]]ような配色。 &size(1.2em){&b(){宇宙ムセン}} 重さ:20 ガードサテライト同様に衛星型の無線機。 しかし辺境の星な為に救助は期待できず、実際このパーツを手に入れても救助が来ることはないので、距離以外の要因があると思われる。 回収時に脱出に不要なパーツの存在を示唆されるため勘違いされがちだが、&bold(){このパーツ自体は脱出に必要}である。 &size(1.2em){&b(){マッサージマシン}} 重さ:30 / &font(#ff0000,b){脱出には不要} 腰につけるタイプのマッサージ器。ゲームのシステム上オリマーは何度も走ることになるため、さぞ疲れがたまっているのかこのパーツの発見を楽しみにしていたようだ。 &size(1.2em){&b(){UVランプ}} 重さ:10 / &font(#ff0000,b){脱出には不要} 紫外線を使ったライトで、船内の消毒や日焼けにも使える。かなり眩しいので使用にはサングラスが必要。ハンドサイズのためか全パーツ中最も軽いが、回収には少しテクニックを要する。このパーツを回収すると脱出に不要なパーツの存在が示唆されるが、大水源まで到達し、このパーツを回収してから言われても明らかにタイミングが遅い。(一応航海日誌等でも不要なパーツの存在が分かることはある) &size(1.4em){&b(){最後の試練}} ---- &size(1.2em){&b(){へそくり金庫}} 重さ:85(GC・Wii版), 40(海外版・Switch版) / &font(#ff0000,b){脱出には不要} ブタさん貯金箱。全パーツ中最も重い、最後に回収することになるパーツ。 小遣いを削ってコツコツ貯めたへそくりはズッシリ入っているようですさまじく重く、回収中にピクミンを笛で呼ぶとかなりの大金であろう音がする。 &font(#ff0000){脱出には不要}だが&font(#ff0000){グッドエンドには必要。} これを持ち帰るためにはピクミン85匹が必要なため、パーツ全回収に必要なピクミンももちろん85匹(海外版や[[Nintendo Switch]]リマスター版では半分以下の40匹で運べるため、グルーオンドライブの50匹が最低必要数になる)。 } こうして30個のパーツをすべて集めるか、脱出に最低限必要な25個のパーツを集めて30日目を迎えるとホコタテ星へ帰れる。 なお脱出には不要なパーツでも次のエリアに進むのに必要なパーツとしてはカウントされる。不要なパーツも含めて29個集めないと最終エリアに進めないので注意。 余談だがメッセージをコドモ向けに切り替えると日誌と同様にパーツの説明文もひらがなで表記されたかんたんなものとなる。 中には&bold(){ノヴァブラスターを撃ってみたい}と口走るオリマーなど本当にコドモ向け?となる内容もある。 だのに! *◆ピクミン2/ドルフィン初号機 &font(#ff0000){ひどい…!ひどすぎるっ……!こんな話があるかっ…!} &font(#ff0000){命からがら… やっとの思いで…集めたのに… 帰ってきたのに……} &font(#ff0000){社長っ…!あいつがもぎ取ってしまった……!} &font(#ff0000){せっかく手にした私の未来…希望…人生を……!} なんとオリマーがいない間に会社が経営危機に陥っており、社長は色々売りに出したが&font(#ff0000){売れたのはオリマーのドルフィン号だけだった}という。 &font(#0000ff){ドルフィン号はオリマー&bold(){個人の所有物}であり、社長が&bold(){勝手に}売りに出したという……} しかし、会社にはまだ&font(#f09199){ドルフィン初号機}が残っていた。 &font(#f09199){ドルフィン初号機}はホコタテ運送創業当初から若かりし[[社長(ピクミン2)]]が使っていたという、かなり年季の入ったロケット。 二人乗りで、白と濃いピンクのカラーリングが特徴。 先端部にはプロペラがついている他、この部分だけを切り離して探査ポットとしてパイロットと共に洞窟に同行させる事も可能。いざという時は、お宝を捨てる代わりにピクミンやオリマーたちを連れて地上に戻ることも出来る。 アイテム回収の光は探査ポットの下部から発される。 古いだけあってそこかしこに点在する錆・搭乗者に尻餅を突かせる乱暴な着地・故障していないか心配になりそうなプロペラ音など、説明書内でもオンボロ呼ばわりされる程の老朽化が目立つ。 さらに海外版やSwitch版限定お宝のオリマーメモによると医薬品が全く積まれていないという驚愕の事実が語られている。 が、一方で宇宙飛行やワープは問題なくできる上に、お宝の回収&鑑定もこの一機だけで可能、コンテナに至ってはいくらお宝や原生生物を放り込もうと容量不足になる気配が全くない。 人工知能を有しており、無口な[[搭乗者>キャプテン・オリマー]][[たち>ルーイ(ピクミン2)]]と違いやたらよく喋る。 また、冗談をよく言う程度にウィットに富んでおり、あの[[欲棒]]をはじめとした怪しげなネーミングはほとんど初号機によるもの。シリーズが全て揃うと初号機によるお宝のセールストークも聞ける。 機械らしく&font(#ff0000){生き物(虫=バグ)は苦手}で、原生生物の初回収時やムシを連想する一部のお宝のセールストークではぶつくさ文句を言う。 一部のお宝から宇宙服のサポートパーツを作成する技能も持ち合わせているが、手持ちの素材や備品より高性能なことを悔しがりながら改造することから妙なプライドが見て取れる。 以上のことから、ゲームを長くプレイすればするほどボロの割にはかなり高性能な印象を受ける。というか初号機でこのレベルなら、ホコタテ運送で使われているロケットやオリマーのドルフィン号はどれほど高性能なのだろうか?&s(){ホコタテ星の科学は宇宙一ィィィィーーーー!} 借金返済後は社長の手によりまさかの&font(#ffdc00){金ぴかボディ}にカラーチェンジする。社長がいる手前表面上は喜んでいるが、個人(?)的には嫌がっているようだ。 *◆ピクミン3(ピクミン3デラックス)/ドルフィン初号機 ピクミン3では金ぴかに塗装される前の旧カラーで再登場するも、ゲーム中では既に見るも無惨な姿にされている。 アルフは「壊れているようだ」と言っている…が、オンボロ過ぎて全壊しているように見えるだけかもしれない。 本編ストーリーでは主人公のコッパイ星人たちから、まんまと食料を盗んだルーイが逃亡するために乗り込もうとしたようだが、 そこを巨大生物ヌマアラシに襲われてしまい、破壊されてしまった模様。 ルーイを回収した後は別のエリアに捕らわれているというオリマーを救出する話にストーリーが展開し、そこでフェードアウトしてしまう。 デラックス版ではメインストーリー後に社長が「大気圏でバラバラになったドルフィン初号機を回収してくれ」とオリマーらに命じ、再びPNF-404に戻るサイドストーリー『&bold(){オリマーの冒険再び}』が追加されている。 この時オリマーらは初号機の探査ポッド型の青く塗装された小型宇宙船『初号機ポッド』で惑星に降り立っている。 ドルフィン初号機のパーツを回収するミッションでは、&bold(){メインエンジン}や&bold(){クロノスリアクター}といったドルフィン号と共通のパーツが登場。正式名称不明のパーツもドルフィン号のパーツを集めたことがあるのなら何のパーツか推測がつく。見た目は初号機らしくアレンジされており少々古い。 オリマーのドルフィン号と同じような状況に立たされていたり、そもそもオリマーらがドレイク号で帰還した後に何故大気圏でバラバラになっているのか等興味深い内容となっている。 &s(){恐らく原因はエンディングでまた置き去りにされているルーイ。} 因みに「オリマーの調査レポート」では哀しき獣の塔でルーイがオリマーから隠れているが、この後に初号機はルーイと共にオリマーを置いてきぼりにして逃げている。それでいいのか。 *◆Hey!ピクミン/ドルフィン2号機 ピクミン2で無事借金を返済した後、オリマーは借金のカタに売られてしまった自分のドルフィン号を買い戻したいと考えていた。 しかし、 ・ピクミン2では自宅に隠してたへそくりや借金返済の褒美として貰ったボーナス、果ては全財産を&bold(){家族が全部使い切ってしまう。} ・ピクミン3で&bold(){社長が新たに借金を作ってしまい}、そちらの返済を優先する事に。しかも初号機を破壊されるわラスボスに拉致されるわで絶体絶命の危機に陥る。 ・挙げ句の果てに、お宝として回収した果実をルーイが食べてしまう。 といった不幸が相次ぎ、ドルフィン号の買い戻しは実現出来ずにいた。 が、『Hey! ピクミン』ではついに念願を叶えたのか、新たな機体『&bold(){ドルフィン2号機}』が登場。 ドルフィン号と初号機の中間のような、流星型で背の高いロケットの見た目をしている。 機能面では初号機のものに近くなっており、機首を分離して探査ポッドとして活動させることもできるほか、オリマーをナビゲートするおしゃべりなAIも搭載している。 例によって宇宙航行中に隕石に衝突してしまい、ピクミンたちの星へと墜落する事になってしまうが これまでとは異なりパーツが分離したり完全にバラバラになってしまうという事はなく、新型らしい性能を見せてくれる。 が、機体の機能を利用するための動力源『&bold(){キラキラエネルギー}』と、それを大気圏突破の推進力に変える&bold(){変換機}を失ってしまい、 ・キラキラエネルギーを含有する物体『お宝』を回収して集め、キラキラエネルギーを30,000キラ分抽出する ・惑星のどこかに落ちた『キラキラエネルギー変換器』を探し出して回収する の2つがHey! ピクミンにおけるオリマーの目的となる。 *◆ピクミン4/ドルフィン号 10年ぶりの新作となる[[ピクミン4]]ではなんと初号機でも2号機でもなく、オリマーの個人所有するドルフィン号が登場。 買い戻しに成功したのか…と思いきや、どうやらピクミン4自体が初代ピクミンのifストーリー的な扱いなようで、 ドルフィン号が勝手に売り払われる『2』の出来事は遭難中に見た悪夢としてメモに残されている。 本作も彗星に衝突して[[PNF-404>PNF-404(ピクミンシリーズ)]]に墜落、欠落したパーツを回収するために奔走した模様。 プロローグでは宇宙ムセンを回収し救難信号を発信したものの、その後の動向は謎に包まれる形で物語がスタートする。 本作の拠点であるレスキューキャンプには&bold(){どう見てもドルフィン号としか思えない機体が墜落しており}、無事に脱出成功した訳ではなさそうだが…… #openclose(show=ドルフィン号の行方は…(ピクミン4のネタバレ注意!)){ キャプテン・オリマーを救助すると彼が語る回想という形で、 失った30個のパーツをたった15日で回収する『&bold(){オリマー遭難記}』が遊べるようになる。 これはピクミン4のシステムやマップを流用して、初代ピクミンをリメイクしたようなモードなのだが、 &bold(){初代では30日あった生命維持装置のバッテリー猶予が、今回はその半分の15日しかない}。 とはいえ操作感の向上や、[[宇宙犬のモス>宇宙犬(ピクミン)]]といった新たな仲間の存在もあり、高難易度ではあるものの激ムズという訳ではない。 なお、パーツの回収に成功しても失敗しても、結局はある事情で脱出に失敗してしまうのだが このモードで宇宙船を完成させると拠点にあるドルフィン号が修復されて元の姿に戻り、エンディングでオリマーはドルフィン号に乗って惑星を後にすることができる。 &size(1.4em){&b(){◇ピクミン4でのドルフィン号のパーツ}} 基本的にはピクミン1のパーツを踏襲しているものの、サブモード用に全てのパーツを違う物にするのは難しかったのか、いくつかの種類のパーツが重複して複数個存在している。 とは言え外装にあたるパーツを回収すると、ちゃんと該当する部分が修復されてドルフィン号の見た目に反映される。 また、今回回収しないパーツも存在はしているようで、ちゃんとメインエンジンは初代と同じ形で装着されているほか、よく見てみるとガードサテライトがドルフィン号の横にくっついている。 なお今回はストーリー進行上、&bold(){必須パーツが存在する最終エリアに向かう為に、それ以外のパーツすべてを集める必要がある}ので、不要なパーツは存在しない。 &size(1.2em){&b(){ただものではないネジ}} 重さ:5 個数:6 オリマーが店員に言われるがまま購入したネジ・オブ・ネジ。 今回はそこまで大きくなく、重さも5匹分と軽め。その代わりにかなりの量を紛失してしまっている。 また、鉱物のビスマスの様に暗く虹色の光沢を帯びており、只者ではなさそうな雰囲気が増している。 &size(1.2em){&b(){リペアTYPEネジ}} 重さ:10 個数:4 ネジの様に見えるが実際は修理ロボット。こちらも複数紛失してしまっている。 外観が『3DX』に登場したドルフィン初号機のものと同じ、ネジの部分が赤いものになっている。同型機を使用しているのだろうか。 &size(1.2em){&b(){オートマチックギア}} 重さ:15 個数:6 マイペースかつ半永久的に回るというギア。こちらも今回は大量に紛失してしまっている。 大きさは小さくなったものの、こちらは重さ据え置き。 近付くと『パーツは無事だ!』とオリマーのセリフが入るので、ひび割れたりはしていない模様。 &size(1.2em){&b(){リブラ / サジタリウス}} 重さ:5 個数:2(それぞれ1つずつ) それぞれ娘と息子から送られた、誕生日の星座をから名付けられたヘッドライト。 回収するとドルフィン号のヘッドライトが1つずつ復活する。 &size(1.2em){&b(){イオニウムジェット}} 重さ:10 個数:2 イオニウムを噴射し船体の制御を行うジェットノズル。今回は1,2のナンバリングが付いていない。 回収するとドルフィン号の右舷・左舷のノズルが1つずつ復活する。 &size(1.2em){&b(){きまぐれなレーダー}} 重さ:10 個数:1 ドルフィン号のメインレーダー。回収するとドルフィン号にレーダーが付く。 とはいっても今作では最初からマップが利用できるので、このパーツを取ったからといって特定の機能が解放される訳ではない。 パーツセンサーが解禁されるのはあくまでパーツの総回収個数が17個になった時になる。 &size(1.2em){&b(){ノヴァブラスター}} 重さ:20 個数:1 星をも砕く危険な魅力を放つドルフィン号の主砲。 どう考えても航行に関係ないパーツだが、ストーリーの都合上最終エリアに行く前に全部のパーツを回収していなければならないので必須。 誰が何と言おうと今回は必須パーツである。 &size(1.2em){&b(){ほうしゃせんキャノピー}} 重さ:20 個数:1 有害な宇宙線をカットするドーム状のパーツ。回収するとドルフィン号のコックピットにカバーが付く。 なぜか今回はゲーム中の表記が漢字を用いない『ほうしゃせんキャノピー』である。理由は不明。 &size(1.2em){&b(){オメガスタビライザー}} 重さ:15 個数:1 ドルフィン号の尾翼カバー。ひずんだ宇宙空間の安定飛行には欠かせない代物。 回収すると骨組みだけだったドルフィン号の尾翼1本が元通りになる。 &size(1.2em){&b(){バウスブリット}} 重さ:30 個数:1 オリマー自身がデザインした宇宙船の船首カバー。今回はアンテナとは別パーツになっている。 回収するとドルフィン号の船首が復元される。 なぜかこのパーツも表記が『バウス&bold(){ブ}リット』になっている。誤字? &size(1.2em){&b(){へそくり金庫}} 重さ:50 個数:1 やはり積んであったオリマーの隠し財産を入れたブタの貯金箱。&bold(){しかし今回は最後のパーツではない}。 どう考えても航行に関係ないパーツだが、ストーリーの都合上以下略。 とある原生生物が飲み込んでいるのだが、このパーツを持っている原生生物はもちろん... &size(1.2em){&b(){宇宙ムセン}} 重さ:10 個数:1 衛星型の無線機。プロローグでこれを回収したオリマーは救難信号を送信し、ピクミン4の物語が始まるきっかけを作った。 今回はこれを回収してもドルフィン号の周りを飛び回ったりしない。この衛星だけ通信の届く範囲に打ち上げているのだろうか? &size(1.2em){&b(){[[ガイガーカウンター]]}} 重さ:5 個数:1 ドルフィン号に搭載された放射能測定機。回収するとドルフィン号の下部カバーが完全復活する。 今回は運んでいる最中は静かなものの、ドルフィン号に取り付けられるとやはり針が振り切れたような動作をする。するとやはり… &size(1.2em){&b(){パイロットのいす}} 重さ:10 個数:1 オリマーお気に入りのパッチワークだらけな座布団型の椅子。 『1』でもなぜ必須なのか微妙なパーツだったが、今回も必須パーツ。 &size(1.2em){&b(){クロノスリアクター}} 重さ:30 個数:1 ドルフィン号のエンジン補助パーツ。時空間を歪め莫大な推進エネルギーを得るという。 今回は最終エリアのある強力な大型生物が飲み込んでおり、実質の最終パーツといえるだろう。 } *◆外部出演 [[スマブラX>大乱闘スマッシュブラザーズX]]ではドルフィン初号機がオリマーの[[最後の切りふだ>最後の切りふだ(大乱闘スマッシュブラザーズ)]]にて登場する他、亜空の使者ではフォックスorファルコのアーウィン、サムスのスターシップ、ファルコンのファルコンフライヤーと共に、ファイター達を亜空間へと送り届けている。 他の宇宙航行機と比べて明らかにポンコツでフラフラの飛行なのだが、その状態でも砲弾の嵐を華麗にかわしきる辺り、宇宙飛行士オリマーの手腕を再認識させられる。 原作でお宝や原生生物の死骸を大量に収納出来る為、ファイター達の搭載スペースは十分にあると思われる。 追記・修正はピクミン1の攻略本付録のドルフィン号のペーパークラフトを作成してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,22) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 因みに、米軍は世界中に兵員を派遣できるようにこのドルフィン号そっくりの輸送機を開発する計画を立てていたが、残念ながら頓挫。実現していたらかなりの壮観だっただろう… -- 名無しさん (2013-07-12 20:18:43) - ちょっとまて。ガイガーカウンターがうるさいってことは… -- 名無しさん (2013-12-29 11:00:36) - ドルフィン号と聞いてサイボーグ009を連想した俺って・・・ -- 名無しさん (2013-12-29 12:42:55) - 3でもドルフィン初号機出てきたよ!やったね! やったね…… -- 名無しさん (2013-12-29 13:06:30) - 少し見ない内に無惨な姿になっちゃって…… -- 名無しさん (2014-01-31 19:50:08) - 見るからにして3は2とほぼ同じ時間枠のように感じるが・・・会社の宇宙船なくなったぞ・・・会社オワタwww -- 名無しさん (2014-02-13 09:37:02) - 3は2より後の時間だよ オリマーの調査レポートで3回目って言ってる -- 名無しさん (2014-02-22 16:47:03) - ところで、ドルフィン号自体は結局何ポコで売れたんだろう? -- 名無しさん (2014-03-12 20:00:19) - ↑確か100ポコだったはず -- 名無しさん (2014-08-10 07:13:11) - ↑元の借金-ドルフィン号=10100ポコで、そこにビンの蓋(100ポコ)じゃなかったっけ? -- 名無しさん (2014-08-23 14:46:10) - ノヴァブラスターがスプラトゥーンに登場 -- 名無しさん (2015-06-25 19:53:37) - むしろスプラトゥーンの方が有名という。まぁメインで使用するブキと宇宙船のいちパーツじゃプレイヤーの馴染みやすさが違うか -- 名無しさん (2015-08-10 16:44:18) - 「惑星を破壊できる程の威力」それなんてスター・デストロイヤー級?てかオーダーメイド時に何故そんな物騒な物を積もうと思ったオリマーェ… -- 名無しさん (2016-01-11 11:24:42) - 亜空で見せた運転技術とドルフィン号の過剰武装があればオリマーさんスタフォの世界でもやっていける気がする -- 名無しさん (2016-02-14 15:37:08) - ちなみにイオニウムもジルコニウムも実在する物質。イオニウムジェットの設定は硫黄やイオンエンジンの要素も混ざってるみたいだけど。 -- 名無しさん (2016-02-29 14:40:53) - 飛行に関係ないはずのパーツで行ける範囲が増えたり、ヘビガラスを虫呼ばわりするなど妙な部分で謎な宇宙船たち -- 名無しさん (2016-06-29 21:42:41) - 初号機の方が高性能なんじゃなかろうか。ところで3の初号機には何があったんだろう…… -- 名無しさん (2016-06-29 23:26:56) - なんだ、ドルフィン号っていうからサイボーグ009のかと思ったよ。 -- 名無しマン (2017-03-16 11:29:29) - 俺は、こち亀のドルフィン刑事が乗ってるやつかと思った。無論、違った。 -- 名無しさん (2017-03-16 11:55:36) - なおheyでは後継機と思われる2号機が登場 -- 名無しさん (2017-07-19 22:38:55) - バラバラがパラパラになっていたので編集して起きました -- A Iどん (2020-10-30 01:40:31) - 二号機の記述は… -- 名無しさん (2020-10-30 06:44:25) - 二号機は新たに買い替えたのかかつてのドルフィン号か初号機を回収したのか・・・ -- 名無しさん (2023-06-27 20:49:05) - switchのHD版だとへそくり金庫の必要数へってるみたいだな -- 名無しさん (2023-06-27 21:01:51) - ピクミン4に久しぶりにドルフィン号とついでに宇宙ムセンが登場してたね。ドルフィン号ボロボロだったけど -- 名無しさん (2023-06-30 11:51:55) - ↑2 そもそもSwitch版は海外版準拠だからね -- 名無しさん (2023-07-29 04:28:16) - レスキューキャンプでひっくり返ってたドルフィン号が遭難記クリアで元に戻るということは、プレイヤーの介入がなかったオリマーはパーツを集め切れなかったということなんだろうか -- 名無しさん (2023-08-02 12:24:15) - 造詣が結構好きだから立体化してくれないかなぁ。初代の攻略本でペーパークラフトあるけど… -- 名無しさん (2023-08-05 07:49:17) - ペットボトル並みの大きさで大宇宙を飛行できる航空能力、隕石のように燃え尽きながら落下しても問題なく使えるパーツ、ピクミンの世界の航空技術はすごいな -- 名無しさん (2024-03-21 17:18:08) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/09/13 Thu 17:59:42 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 1. [[サイボーグ009]] のアニメ版にのみ登場する主人公たちサイボーグ戦士たちの母艦『ドルフィンⅡ世号』。 2. [[ピクミンシリーズ]]に登場する宇宙船。この項目で紹介するのはこちら。 主人公であるホコタテ星人[[キャプテン・オリマー]]が搭乗するが、無惨にも大破してしまった。 この項目は原生生物により建て逃げされてしまった。 大破した項目を追記・修正する事は私にはできない…… 残念だが、ホコタテ星に帰るとしよう。 #include(テンプレ2) #include(テンプレ3) #center(){&font(b){バカモン!!!!!!!&br()&br()この項目を建て逃げするなど、もったいない!}} #center(){&font(b){ちゃんとした記事にするまで帰ってくるな!}} ドルフィン号とは、[[ピクミン>ピクミン(ゲーム)]]の主人公[[キャプテン・オリマー]]の愛機。 ドルフィン初号機とは、彼の勤め先であるホコタテ運送に存在するロケット。 *◆ピクミン(初代)/ドルフィン号 休みなく働いたオリマーの努力の結晶である一人用宇宙船&b(){ドルフィン号}が登場。 デザイン等にオリマーが口出ししている辺り、どうやらオーダーメイドのようだ。 放射線防止のガードは勿論、オリマー自身もよくわかっていない技術が多数詰め込まれている。 宇宙海賊から宇宙船を守る為の機能や無線機もあり、これらは衛星として周囲に設置することも可能。 武装として、星をも破壊出来る威力を秘めたノヴァブラスターを搭載している。 また、マッサージマシンや日焼けマシンといった俗物もある他、一人用宇宙船という他者の介入が少ない存在からか&font(#0000ff){密かにへそくりを貯める金庫もある。} ワープ機能も完備。 オートパイロットも可能で、オリマーは就寝時等にこれを使っていると思われる。 しかし、作中ではこのオートパイロットが仇になり、宇宙船に接近する隕石を回避出来ず近くの星へ墜落、30個ものパーツを失ってしまう。 意外と丈夫なのか、宇宙飛行はパーツがほぼ揃っていないと無理だが、空を飛ぶ位ならばエンジンさえあれば多少の発電機関が欠損していたとしても可能である。 パーツやオリマーの格納には、コックピットより下部のエリアから宇宙船の正面に発している光線を用いる。 また、オリマーの宇宙服の耐久力が尽きた時には非常用のワープ機能で宇宙船の前まで転送させられて自動で離陸して空に避難する。 名前の由来は「サイボーグ009」に登場したマシンに肖ったのか、開発段階での[[ニンテンドーゲームキューブ]]のコードネームである「ドルフィン」から名付けたのか不明。 #openclose(show=ドルフィン号のパーツ一覧はこちら){ &size(1.4em){&b(){遭難地点}} ---- &size(1.2em){&b(){メインエンジン}} 重さ:25 空を飛ぶ為に必要な最重要パーツ。これ一つさえあれば脱出こそできないものの、上空を飛んだり周辺を飛び回る程度なら可能になる。 オリマーは幸運にも、ピクミンと出会った直後にこのパーツを発見できたことから、脱出への希望を見出した。 &size(1.2em){&b(){ポジトロン発電機}} 重さ:20 陽電子発電機。発生する電気は膨大で、うっかり触ると感電するほど強力。 運搬時に水中を通ることになるが特にピクミンが感電したりはしていないため、回収するまでは起動していないのだろう。 &size(1.4em){&b(){希望の森}} ---- &size(1.2em){&b(){永久燃料ダイナモ}} 重さ:40 2個の電池のような部位が目立つ発電機。尽きることのないエネルギーで船内も明るく出来る。 オリマーはこのパーツを手に入れるまでは夜の暗い船内をロウソクでやりすごしていたようだ。 また、次作ではドルフィン初号機がお宝の一つに「永久燃料ダイナモ改」と名付けている。   &size(1.2em){&b(){きまぐれなレーダー}} 重さ:20 反射を利用して周囲の地形を把握出来るレーダー。 このパーツがあれば&bold(){&font(#ff0000){マップやパーツの位置が表示されるようになる。}}気まぐれという割には高性能。 &size(1.2em){&b(){ただものではないネジ}} 重さ:30 妙にデカいネジ。オリマー曰く、「ネジ・オブ・ネジ」。店員に言われるまま買ったはいいが、どこらへんが「ただものではない」かは不明らしい。 とはいえ、脱出に不可欠なパーツのひとつであるため、やっぱりただものではないのだろう。 &size(1.2em){&b(){ショックアブゾーバー}} 重さ:30 揺れの緩衝装置。バネ状なのか、運んでいる最中にピクミンを呼んで置かせるとボヨーンと音がする。 宇宙酔いを防ぎ、どんなに歪んだ宇宙空間でも快適な航行を可能にする。 &size(1.2em){&b(){サジタリウス}} 重さ:20 オリマーの息子からもらった誕生日プレゼント。 &font(#0000ff){息子の誕生月の星座の名前}を冠したライト。 &size(1.2em){&b(){放射線キャノピー}} 重さ:30 半透明でドーム状のキャノピー。有害な宇宙線を無害な遠赤外線に変えて和らげる。 コクピットの周りを放射線からガードするカバーのようなパーツ。 &size(1.2em){&b(){[[ガイガーカウンター]]}} 重さ:15 放射能測定器。何のパーツかオリマーはよくわかっていないようだ。 ある生物が飲み込んでおり、倒して体内から取り出すとガーガーうるさい。ということは…… &size(1.2em){&b(){ノヴァブラスター}} 重さ:30 / &font(#ff0000,b){脱出には不要} 主砲。時空間エネルギーを収束して発射することで、&bold(){惑星をも破壊出来る}という明らかに過剰な威力を誇る。 &font(#0000ff){これで隕石を破壊出来なかったのか}と思うが、オリマーが安全のためにOFFにしていたのだろう。 発見時のオリマーのコメントからして、どうも危険な魅力に取りつかれているようで心配になる。 後に同じく任天堂製作のゲームである「[[Splatoon]]」にて同名のブキが登場。形状こそ全く違うが、射程が短い分威力の高い強力な武器である。 &size(1.4em){&b(){樹海のヘソ}} ---- &size(1.2em){&b(){イオニウムジェット1}} 重さ:15 イオニウムなる物質を燃料にする姿勢制御ジェットエンジン。 宇宙船左舷に装着され、飛行時には蒸気を噴出する。 &size(1.2em){&b(){オートマチック・ギア}} 重さ:15 マイペースに回る歯車。最新の宇宙工学技術により、燃料無しで半永久的に稼働するという。 オリマーによると、発見時ひびが入っていたが&bold(){土で塞いでおいた}らしい。どう見ても大丈夫じゃないだろうと思うかもしれないが、後述する修理ロボットがあるのでどうにかなったのだろう…… &size(1.2em){&b(){グラビティジャンパー}} 重さ:25 超光速への加速を助ける巨大なバネ状の反重力装置。 これのおかげで、ドルフィン号はその名の通りイルカのように宇宙空間を飛び回れるという。 &size(1.2em){&b(){ノンダイオキシン}} 重さ:40 有害物質の漏れを防ぐフィルター。星に優しいクリーンな航行のために宇宙法で設置を義務付けられている。 ドルフィン号のパーツ回収ノズル付近をカバーするボディの一部にもなっている。 &size(1.2em){&b(){アナログコンピュータ}} 重さ:20 0と1以外の具体的な思考を加えるコンピュータ。賢くなる代わりに怒りっぽくもなるらしい。 作中で描写がないため不明だが、おそらくドルフィン号も後述する初号機のように喋ったり感情があると思われる。 水に浸かった状態で置かれていたため、あまり本来の性能を出せず喋らないのかもしれない。   &size(1.2em){&b(){リブラ}} 重さ:15 オリマーの娘からもらった誕生日プレゼント。 サジタリウスと同様、&font(#0000ff){娘の誕生月の星座の名前}から名付けられたライトで、サジタリウスより軽い。 &size(1.2em){&b(){オメガスタビライザー}} 重さ:30 4つある尾翼カバーの内の一つで、飛行を安定させる役割を持つ。 やや老朽化しているもののまだまだ現役で、オリマーはこれで幾多の宇宙嵐を乗り越えてきたらしい。 &size(1.2em){&b(){ガードサテライト}} 重さ:20 宇宙船を宇宙海賊等から守る防御衛星。 (ノヴァブラスターもだが)隕石から船体を守れていないが、隕石には効果がないのか、単にオートパイロットで起動しなかったのかは不明。 回収するとドルフィン号の周りにこのパーツがふわふわ浮く。ドルフィン号を包み込む見えないバリアを展開しているのだろうか? &size(1.2em){&b(){スペースフロート}} 重さ:25 / &font(#ff0000,b){脱出には不要} 宇宙遊泳に使うという浮き輪。宇宙カナヅチ以外には不要だが、非常用備品として装備を義務付けられているらしい。 ある生物が飲みこんでいるが、その生物より明らかにデカい。 オリマーはカナヅチではないので不要と言っているが、言い方的にかなりあやしい。 &size(1.4em){&b(){大水源}} ---- &size(1.2em){&b(){リペアTYPEネジ}} 重さ:20 ひとりでに回るネジ巻きのようなパーツ。 その実は精巧な修理ロボットで、自動的に故障を見つけて直してくれる優れもの。 &size(1.2em){&b(){グルーオンドライブ}} 重さ:50 宇宙船の機関部。高度な技術による物品らしいが、オリマーはよくわかっ(ry 重さはピクミン50匹分でへそくり金庫に次いで重く、脱出に必要なパーツの中では最も重い。 海外版およびSwitch移植版ではへそくり金庫が軽くなったため、こちらが最も重いパーツとなっている。 &size(1.2em){&b(){ジルコニウムローター}} 重さ:30 歯車のように凹凸がある小山型のローター部分。ジルコニウム製なので、錆びにくく熱を持ちにくい宇宙船向きのパーツ。 実際このパーツを回収する道中、水に浸かったり炎が吹き上がる地帯の付近を通ることがあるが、新品のようにピカピカだったようだ。 &size(1.2em){&b(){パイロットのいす}} 重さ:25 オリマーお気に入りの座布団型クッション。重さはメインエンジン並みと地味に重い。 一見飛行には関係なさそうだが、どういうわけかこれも脱出に必要。操縦がしっくり来なくなってしまうのだろうか? &size(1.2em){&b(){イオニウムジェット2}} 重さ:15 2本あるイオニウムジェットのもう片方のパーツで、右舷に装着される。とても燃費が良く家計に優しいらしい。 ちなみにイオニウムは温泉のようなあの匂いがするようだ。 &size(1.2em){&b(){クロノスリアクター}} 重さ:20 エンジンの周りに装着している補助装置。 ゴムの要領で時空を捻じ曲げ、その反動をエネルギーに変える。オリマーは(ry &size(1.2em){&b(){バウスプリット}} 重さ:20 宇宙船の先端を覆うパーツ。 自身がデザインしたためか、オリマーはこのパーツには思い入れがあるようだ。真上から見ると[[どこかで見たことある>モンスターボール(ポケモン)]]ような配色。 &size(1.2em){&b(){宇宙ムセン}} 重さ:20 ガードサテライト同様に衛星型の無線機。 しかし辺境の星な為に救助は期待できず、実際このパーツを手に入れても救助が来ることはないので、距離以外の要因があると思われる。 回収時に脱出に不要なパーツの存在を示唆されるため勘違いされがちだが、&bold(){このパーツ自体は脱出に必要}である。 &size(1.2em){&b(){マッサージマシン}} 重さ:30 / &font(#ff0000,b){脱出には不要} 腰につけるタイプのマッサージ器。ゲームのシステム上オリマーは何度も走ることになるため、さぞ疲れがたまっているのかこのパーツの発見を楽しみにしていたようだ。 &size(1.2em){&b(){UVランプ}} 重さ:10 / &font(#ff0000,b){脱出には不要} 紫外線を使ったライトで、船内の消毒や日焼けにも使える。かなり眩しいので使用にはサングラスが必要。ハンドサイズのためか全パーツ中最も軽いが、回収には少しテクニックを要する。このパーツを回収すると脱出に不要なパーツの存在が示唆されるが、大水源まで到達し、このパーツを回収してから言われても明らかにタイミングが遅い。(一応航海日誌等でも不要なパーツの存在が分かることはある) &size(1.4em){&b(){最後の試練}} ---- &size(1.2em){&b(){へそくり金庫}} 重さ:85(GC・Wii版), 40(海外版・Switch版) / &font(#ff0000,b){脱出には不要} ブタさん貯金箱。全パーツ中最も重い、最後に回収することになるパーツ。 小遣いを削ってコツコツ貯めたへそくりはズッシリ入っているようですさまじく重く、回収中にピクミンを笛で呼ぶとかなりの大金であろう音がする。 &font(#ff0000){脱出には不要}だが&font(#ff0000){グッドエンドには必要。} これを持ち帰るためにはピクミン85匹が必要なため、パーツ全回収に必要なピクミンももちろん85匹(海外版や[[Nintendo Switch]]リマスター版では半分以下の40匹で運べるため、グルーオンドライブの50匹が最低必要数になる)。 } こうして30個のパーツをすべて集めるか、脱出に最低限必要な25個のパーツを集めて30日目を迎えるとホコタテ星へ帰れる。 なお脱出には不要なパーツでも次のエリアに進むのに必要なパーツとしてはカウントされる。不要なパーツも含めて29個集めないと最終エリアに進めないので注意。 余談だがメッセージをコドモ向けに切り替えると日誌と同様にパーツの説明文もひらがなで表記されたかんたんなものとなる。 中には&bold(){ノヴァブラスターを撃ってみたい}と口走るオリマーなど本当にコドモ向け?となる内容もある。 だのに! *◆ピクミン2/ドルフィン初号機 &font(#ff0000){ひどい…!ひどすぎるっ……!こんな話があるかっ…!} &font(#ff0000){命からがら… やっとの思いで…集めたのに… 帰ってきたのに……} &font(#ff0000){社長っ…!あいつがもぎ取ってしまった……!} &font(#ff0000){せっかく手にした私の未来…希望…人生を……!} なんとオリマーがいない間に会社が経営危機に陥っており、社長は色々売りに出したが&font(#ff0000){売れたのはオリマーのドルフィン号だけだった}という。 &font(#0000ff){ドルフィン号はオリマー&bold(){個人の所有物}であり、社長が&bold(){勝手に}売りに出したという……} しかし、会社にはまだ&font(#f09199){ドルフィン初号機}が残っていた。 &font(#f09199){ドルフィン初号機}はホコタテ運送創業当初から若かりし[[社長(ピクミン2)]]が使っていたという、かなり年季の入ったロケット。 二人乗りで、白と濃いピンクのカラーリングが特徴。 先端部にはプロペラがついている他、この部分だけを切り離して探査ポットとしてパイロットと共に洞窟に同行させる事も可能。いざという時は、お宝を捨てる代わりにピクミンやオリマーたちを連れて地上に戻ることも出来る。 アイテム回収の光は探査ポットの下部から発される。 古いだけあってそこかしこに点在する錆・搭乗者に尻餅を突かせる乱暴な着地・故障していないか心配になりそうなプロペラ音など、説明書内でもオンボロ呼ばわりされる程の老朽化が目立つ。 さらに海外版やSwitch版限定お宝のオリマーメモによると医薬品が全く積まれていないという驚愕の事実が語られている。 が、一方で宇宙飛行やワープは問題なくできる上に、お宝の回収&鑑定もこの一機だけで可能、コンテナに至ってはいくらお宝や原生生物を放り込もうと容量不足になる気配が全くない。 人工知能を有しており、無口な[[搭乗者>キャプテン・オリマー]][[たち>ルーイ(ピクミン2)]]と違いやたらよく喋る。 また、冗談をよく言う程度にウィットに富んでおり、あの[[欲棒]]をはじめとした怪しげなネーミングはほとんど初号機によるもの。シリーズが全て揃うと初号機によるお宝のセールストークも聞ける。 機械らしく&font(#ff0000){生き物(虫=バグ)は苦手}で、原生生物の初回収時やムシを連想する一部のお宝のセールストークではぶつくさ文句を言う。 一部のお宝から宇宙服のサポートパーツを作成する技能も持ち合わせているが、手持ちの素材や備品より高性能なことを悔しがりながら改造することから妙なプライドが見て取れる。 以上のことから、ゲームを長くプレイすればするほどボロの割にはかなり高性能な印象を受ける。というか初号機でこのレベルなら、ホコタテ運送で使われているロケットやオリマーのドルフィン号はどれほど高性能なのだろうか?&s(){ホコタテ星の科学は宇宙一ィィィィーーーー!} 借金返済後は社長の手によりまさかの&font(#ffdc00){金ぴかボディ}にカラーチェンジする。社長がいる手前表面上は喜んでいるが、個人(?)的には嫌がっているようだ。 *◆ピクミン3(ピクミン3デラックス)/ドルフィン初号機 ピクミン3では金ぴかに塗装される前の旧カラーで再登場するも、ゲーム中では既に見るも無惨な姿にされている。 アルフは「壊れているようだ」と言っている…が、オンボロ過ぎて全壊しているように見えるだけかもしれない。 本編ストーリーでは主人公のコッパイ星人たちから、まんまと食料を盗んだルーイが逃亡するために乗り込もうとしたようだが、 そこを巨大生物ヌマアラシに襲われてしまい、破壊されてしまった模様。 ルーイを回収した後は別のエリアに捕らわれているというオリマーを救出する話にストーリーが展開し、そこでフェードアウトしてしまう。 デラックス版ではメインストーリー後に社長が「大気圏でバラバラになったドルフィン初号機を回収してくれ」とオリマーらに命じ、再びPNF-404に戻るサイドストーリー『&bold(){オリマーの冒険再び}』が追加されている。 この時オリマーらは初号機の探査ポッド型の青く塗装された小型宇宙船『初号機ポッド』で惑星に降り立っている。 ドルフィン初号機のパーツを回収するミッションでは、&bold(){メインエンジン}や&bold(){クロノスリアクター}といったドルフィン号と共通のパーツが登場。正式名称不明のパーツもドルフィン号のパーツを集めたことがあるのなら何のパーツか推測がつく。見た目は初号機らしくアレンジされており少々古い。 オリマーのドルフィン号と同じような状況に立たされていたり、そもそもオリマーらがドレイク号で帰還した後に何故大気圏でバラバラになっているのか等興味深い内容となっている。 &s(){恐らく原因はエンディングでまた置き去りにされているルーイ。} 因みに「オリマーの調査レポート」では哀しき獣の塔でルーイがオリマーから隠れているが、この後に初号機はルーイと共にオリマーを置いてきぼりにして逃げている。それでいいのか。 *◆Hey!ピクミン/ドルフィン2号機 ピクミン2で無事借金を返済した後、オリマーは借金のカタに売られてしまった自分のドルフィン号を買い戻したいと考えていた。 しかし、 ・ピクミン2では自宅に隠してたへそくりや借金返済の褒美として貰ったボーナス、果ては全財産を&bold(){家族が全部使い切ってしまう。} ・ピクミン3で&bold(){社長が新たに借金を作ってしまい}、そちらの返済を優先する事に。しかも初号機を破壊されるわラスボスに拉致されるわで絶体絶命の危機に陥る。 ・挙げ句の果てに、お宝として回収した果実をルーイが食べてしまう。 といった不幸が相次ぎ、ドルフィン号の買い戻しは実現出来ずにいた。 が、『Hey! ピクミン』ではついに念願を叶えたのか、新たな機体『&bold(){ドルフィン2号機}』が登場。 ドルフィン号と初号機の中間のような、流星型で背の高いロケットの見た目をしている。 機能面では初号機のものに近くなっており、機首を分離して探査ポッドとして活動させることもできるほか、オリマーをナビゲートするおしゃべりなAIも搭載している。 例によって宇宙航行中に隕石に衝突してしまい、ピクミンたちの星へと墜落する事になってしまうが これまでとは異なりパーツが分離したり完全にバラバラになってしまうという事はなく、新型らしい性能を見せてくれる。 が、機体の機能を利用するための動力源『&bold(){キラキラエネルギー}』と、それを大気圏突破の推進力に変える&bold(){変換機}を失ってしまい、 ・キラキラエネルギーを含有する物体『お宝』を回収して集め、キラキラエネルギーを30,000キラ分抽出する ・惑星のどこかに落ちた『キラキラエネルギー変換器』を探し出して回収する の2つがHey! ピクミンにおけるオリマーの目的となる。 *◆ピクミン4/ドルフィン号 10年ぶりの新作となる[[ピクミン4]]ではなんと初号機でも2号機でもなく、オリマーの個人所有するドルフィン号が登場。 買い戻しに成功したのか…と思いきや、どうやらピクミン4自体が初代ピクミンのifストーリー的な扱いなようで、 ドルフィン号が勝手に売り払われる『2』の出来事は遭難中に見た悪夢としてメモに残されている。 本作も彗星に衝突して[[PNF-404>PNF-404(ピクミンシリーズ)]]に墜落、欠落したパーツを回収するために奔走した模様。 プロローグでは宇宙ムセンを回収し救難信号を発信したものの、その後の動向は謎に包まれる形で物語がスタートする。 本作の拠点であるレスキューキャンプには&bold(){どう見てもドルフィン号としか思えない機体が墜落しており}、無事に脱出成功した訳ではなさそうだが…… #openclose(show=ドルフィン号の行方は…(ピクミン4のネタバレ注意!)){ キャプテン・オリマーを救助すると彼が語る回想という形で、 失った30個のパーツをたった15日で回収する『&bold(){オリマー遭難記}』が遊べるようになる。 これはピクミン4のシステムやマップを流用して、初代ピクミンをリメイクしたようなモードなのだが、 &bold(){初代では30日あった生命維持装置のバッテリー猶予が、今回はその半分の15日しかない}。 とはいえ操作感の向上や、[[宇宙犬のモス>宇宙犬(ピクミン)]]といった新たな仲間の存在もあり、高難易度ではあるものの激ムズという訳ではない。 なお、パーツの回収に成功しても失敗しても、結局はある事情で脱出に失敗してしまうのだが このモードで宇宙船を完成させると拠点にあるドルフィン号が修復されて元の姿に戻り、エンディングでオリマーはドルフィン号に乗って惑星を後にすることができる。 &size(1.4em){&b(){◇ピクミン4でのドルフィン号のパーツ}} 基本的にはピクミン1のパーツを踏襲しているものの、サブモード用に全てのパーツを違う物にするのは難しかったのか、いくつかの種類のパーツが重複して複数個存在している。 とは言え外装にあたるパーツを回収すると、ちゃんと該当する部分が修復されてドルフィン号の見た目に反映される。 また、今回回収しないパーツも存在はしているようで、ちゃんとメインエンジンは初代と同じ形で装着されているほか、よく見てみるとガードサテライトがドルフィン号の横にくっついている。 なお今回はストーリー進行上、&bold(){必須パーツが存在する最終エリアに向かう為に、それ以外のパーツすべてを集める必要がある}ので、不要なパーツは存在しない。 &size(1.2em){&b(){ただものではないネジ}} 重さ:5 個数:6 オリマーが店員に言われるがまま購入したネジ・オブ・ネジ。 今回はそこまで大きくなく、重さも5匹分と軽め。その代わりにかなりの量を紛失してしまっている。 また、鉱物のビスマスの様に暗く虹色の光沢を帯びており、只者ではなさそうな雰囲気が増している。 &size(1.2em){&b(){リペアTYPEネジ}} 重さ:10 個数:4 ネジの様に見えるが実際は修理ロボット。こちらも複数紛失してしまっている。 外観が『3DX』に登場したドルフィン初号機のものと同じ、ネジの部分が赤いものになっている。同型機を使用しているのだろうか。 &size(1.2em){&b(){オートマチックギア}} 重さ:15 個数:6 マイペースかつ半永久的に回るというギア。こちらも今回は大量に紛失してしまっている。 大きさは小さくなったものの、こちらは重さ据え置き。 近付くと『パーツは無事だ!』とオリマーのセリフが入るので、ひび割れたりはしていない模様。 &size(1.2em){&b(){リブラ / サジタリウス}} 重さ:5 個数:2(それぞれ1つずつ) それぞれ娘と息子から送られた、誕生日の星座をから名付けられたヘッドライト。 回収するとドルフィン号のヘッドライトが1つずつ復活する。 &size(1.2em){&b(){イオニウムジェット}} 重さ:10 個数:2 イオニウムを噴射し船体の制御を行うジェットノズル。今回は1,2のナンバリングが付いていない。 回収するとドルフィン号の右舷・左舷のノズルが1つずつ復活する。 &size(1.2em){&b(){きまぐれなレーダー}} 重さ:10 個数:1 ドルフィン号のメインレーダー。回収するとドルフィン号にレーダーが付く。 とはいっても今作では最初からマップが利用できるので、このパーツを取ったからといって特定の機能が解放される訳ではない。 パーツセンサーが解禁されるのはあくまでパーツの総回収個数が17個になった時になる。 &size(1.2em){&b(){ノヴァブラスター}} 重さ:20 個数:1 星をも砕く危険な魅力を放つドルフィン号の主砲。 どう考えても航行に関係ないパーツだが、ストーリーの都合上最終エリアに行く前に全部のパーツを回収していなければならないので必須。 誰が何と言おうと今回は必須パーツである。 &size(1.2em){&b(){ほうしゃせんキャノピー}} 重さ:20 個数:1 有害な宇宙線をカットするドーム状のパーツ。回収するとドルフィン号のコックピットにカバーが付く。 なぜか今回はゲーム中の表記が漢字を用いない『ほうしゃせんキャノピー』である。理由は不明。 &size(1.2em){&b(){オメガスタビライザー}} 重さ:15 個数:1 ドルフィン号の尾翼カバー。ひずんだ宇宙空間の安定飛行には欠かせない代物。 回収すると骨組みだけだったドルフィン号の尾翼1本が元通りになる。 &size(1.2em){&b(){バウスブリット}} 重さ:30 個数:1 オリマー自身がデザインした宇宙船の船首カバー。今回はアンテナとは別パーツになっている。 回収するとドルフィン号の船首が復元される。 なぜかこのパーツも表記が『バウス&bold(){ブ}リット』になっている。誤字? &size(1.2em){&b(){へそくり金庫}} 重さ:50 個数:1 やはり積んであったオリマーの隠し財産を入れたブタの貯金箱。&bold(){しかし今回は最後のパーツではない}。 どう考えても航行に関係ないパーツだが、ストーリーの都合上以下略。 とある原生生物が飲み込んでいるのだが、このパーツを持っている原生生物はもちろん... &size(1.2em){&b(){宇宙ムセン}} 重さ:10 個数:1 衛星型の無線機。プロローグでこれを回収したオリマーは救難信号を送信し、ピクミン4の物語が始まるきっかけを作った。 今回はこれを回収してもドルフィン号の周りを飛び回ったりしない。この衛星だけ通信の届く範囲に打ち上げているのだろうか? &size(1.2em){&b(){[[ガイガーカウンター]]}} 重さ:5 個数:1 ドルフィン号に搭載された放射能測定機。回収するとドルフィン号の下部カバーが完全復活する。 今回は運んでいる最中は静かなものの、ドルフィン号に取り付けられるとやはり針が振り切れたような動作をする。するとやはり… &size(1.2em){&b(){パイロットのいす}} 重さ:10 個数:1 オリマーお気に入りのパッチワークだらけな座布団型の椅子。 『1』でもなぜ必須なのか微妙なパーツだったが、今回も必須パーツ。 &size(1.2em){&b(){クロノスリアクター}} 重さ:30 個数:1 ドルフィン号のエンジン補助パーツ。時空間を歪め莫大な推進エネルギーを得るという。 今回は最終エリアのある強力な大型生物が飲み込んでおり、実質の最終パーツといえるだろう。 } *◆外部出演 [[スマブラX>大乱闘スマッシュブラザーズX]]ではドルフィン初号機がオリマーの[[最後の切りふだ>最後の切りふだ(大乱闘スマッシュブラザーズ)]]にて登場する他、亜空の使者ではフォックスorファルコのアーウィン、サムスのスターシップ、ファルコンのファルコンフライヤーと共に、ファイター達を亜空間へと送り届けている。 他の宇宙航行機と比べて明らかにポンコツでフラフラの飛行なのだが、その状態でも砲弾の嵐を華麗にかわしきる辺り、宇宙飛行士オリマーの手腕を再認識させられる。 原作でお宝や原生生物の死骸を大量に収納出来る為、ファイター達の搭載スペースは十分にあると思われる。 追記・修正はピクミン1の攻略本付録のドルフィン号のペーパークラフトを作成してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,22) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 因みに、米軍は世界中に兵員を派遣できるようにこのドルフィン号そっくりの輸送機を開発する計画を立てていたが、残念ながら頓挫。実現していたらかなりの壮観だっただろう… -- 名無しさん (2013-07-12 20:18:43) - ちょっとまて。ガイガーカウンターがうるさいってことは… -- 名無しさん (2013-12-29 11:00:36) - ドルフィン号と聞いてサイボーグ009を連想した俺って・・・ -- 名無しさん (2013-12-29 12:42:55) - 3でもドルフィン初号機出てきたよ!やったね! やったね…… -- 名無しさん (2013-12-29 13:06:30) - 少し見ない内に無惨な姿になっちゃって…… -- 名無しさん (2014-01-31 19:50:08) - 見るからにして3は2とほぼ同じ時間枠のように感じるが・・・会社の宇宙船なくなったぞ・・・会社オワタwww -- 名無しさん (2014-02-13 09:37:02) - 3は2より後の時間だよ オリマーの調査レポートで3回目って言ってる -- 名無しさん (2014-02-22 16:47:03) - ところで、ドルフィン号自体は結局何ポコで売れたんだろう? -- 名無しさん (2014-03-12 20:00:19) - ↑確か100ポコだったはず -- 名無しさん (2014-08-10 07:13:11) - ↑元の借金-ドルフィン号=10100ポコで、そこにビンの蓋(100ポコ)じゃなかったっけ? -- 名無しさん (2014-08-23 14:46:10) - ノヴァブラスターがスプラトゥーンに登場 -- 名無しさん (2015-06-25 19:53:37) - むしろスプラトゥーンの方が有名という。まぁメインで使用するブキと宇宙船のいちパーツじゃプレイヤーの馴染みやすさが違うか -- 名無しさん (2015-08-10 16:44:18) - 「惑星を破壊できる程の威力」それなんてスター・デストロイヤー級?てかオーダーメイド時に何故そんな物騒な物を積もうと思ったオリマーェ… -- 名無しさん (2016-01-11 11:24:42) - 亜空で見せた運転技術とドルフィン号の過剰武装があればオリマーさんスタフォの世界でもやっていける気がする -- 名無しさん (2016-02-14 15:37:08) - ちなみにイオニウムもジルコニウムも実在する物質。イオニウムジェットの設定は硫黄やイオンエンジンの要素も混ざってるみたいだけど。 -- 名無しさん (2016-02-29 14:40:53) - 飛行に関係ないはずのパーツで行ける範囲が増えたり、ヘビガラスを虫呼ばわりするなど妙な部分で謎な宇宙船たち -- 名無しさん (2016-06-29 21:42:41) - 初号機の方が高性能なんじゃなかろうか。ところで3の初号機には何があったんだろう…… -- 名無しさん (2016-06-29 23:26:56) - なんだ、ドルフィン号っていうからサイボーグ009のかと思ったよ。 -- 名無しマン (2017-03-16 11:29:29) - 俺は、こち亀のドルフィン刑事が乗ってるやつかと思った。無論、違った。 -- 名無しさん (2017-03-16 11:55:36) - なおheyでは後継機と思われる2号機が登場 -- 名無しさん (2017-07-19 22:38:55) - バラバラがパラパラになっていたので編集して起きました -- A Iどん (2020-10-30 01:40:31) - 二号機の記述は… -- 名無しさん (2020-10-30 06:44:25) - 二号機は新たに買い替えたのかかつてのドルフィン号か初号機を回収したのか・・・ -- 名無しさん (2023-06-27 20:49:05) - switchのHD版だとへそくり金庫の必要数へってるみたいだな -- 名無しさん (2023-06-27 21:01:51) - ピクミン4に久しぶりにドルフィン号とついでに宇宙ムセンが登場してたね。ドルフィン号ボロボロだったけど -- 名無しさん (2023-06-30 11:51:55) - ↑2 そもそもSwitch版は海外版準拠だからね -- 名無しさん (2023-07-29 04:28:16) - レスキューキャンプでひっくり返ってたドルフィン号が遭難記クリアで元に戻るということは、プレイヤーの介入がなかったオリマーはパーツを集め切れなかったということなんだろうか -- 名無しさん (2023-08-02 12:24:15) - 造詣が結構好きだから立体化してくれないかなぁ。初代の攻略本でペーパークラフトあるけど… -- 名無しさん (2023-08-05 07:49:17) - ペットボトル並みの大きさで大宇宙を飛行できる航空能力、隕石のように燃え尽きながら落下しても問題なく使えるパーツ、ピクミンの世界の航空技術はすごいな -- 名無しさん (2024-03-21 17:18:08) - 不時着して宇宙船からはじき出されても骨折もなく、目覚めたらすぐ辺りを動ける丈夫な宇宙服も謎 -- 名無しさん (2024-03-21 17:20:23) #comment #areaedit(end) }

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