ザナルド・ベイハート

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&font(#6495ED){登録日}:2012/07/14 Sat 20:27:17 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#0000ff){私の方が倒しやすいと思ったか}} 『[[機動戦士ガンダムAGE]]』の登場人物。 CV:江川央生 第三部より登場した[[イゼルカント>フェザール・イゼルカント]]の側近。 [[ゼハート>ゼハート・ガレット]]と共に地球圏へ派遣され、地球制圧の陣頭指揮を執る。 片目が義眼となっており、時々光る。体形は肥満体で、兜や軍服も相まって「[[デブシドー>ミスター・ブシドー]]」と一部では呼ばれている。 捕獲した[[キオ>キオ・アスノ]]の尋問や追撃を進言するなどやや好戦的でタカ派な面も目立つ。 また一方で自身より若く(と言っても[[コールドスリープ>冷凍睡眠/コールドスリープ]]があるため2人の実年齢は不明だが)イゼルカントに重用されているゼハートのことはあまりよくは思ってはおらず、[[ガンダムAGE-3]]の捕獲作戦の際には[[ギラーガ]]を蹴り飛ばし敵の足止めに利用したり、監視として女性士官[[フラム>フラム・ナラ]]をゼハートの元へ送り込む。 パーソナルカラーは&font(#0000ff){青系}であり自身の専用MS「[[ザムドラーグ]]」や自分の戦闘艦である「ファ・ガンタ」も専用色に染めている。   タカ派思想を持ち好戦的な性格ではあるが、ロストロウランでのプラズマ爆弾を使った作戦が失敗とみるやすぐに撤退命令を出したり、イゼルカントの指示におとなしく従うなど大局を見る目はあるらしい。 フラムをゼハートの下へ送ったのもゼハートの行動に疑問を持ち始めたからである(まぁフラム本人には別の思惑があったのだが)。 その本性は己の利益の為ならば上官の命令すら平然と無視し、味方すら利用する指揮官とは思えぬ卑劣漢である。 [[ガンダムAGE-3]]奪取後は火星のセカンドムーンに帰還し、捕獲したガンダムのデータを使い新型MSの開発指揮を執る。 机を叩き割るなど怪力の持ち主であり、パイロットスーツ姿の顔などどこか猿人に近い。 [[ゲーム]]及び[[小説>機動戦士ガンダムAGE(小説版)]]に寄れば、孤児であったがそんな自分を軍に拾ってくれた上、側近にまで出世させてくれたためイゼルカントに対し大いな忠誠を誓っている。 だが、イゼルカントの真意を図りかねている節があり、尋問など[[戦争]]における定石を使わず、戦いに手ぬるさを見せるイゼルカントに苛立ちを見せる場面もある。 十中八九、エデン計画の真相を知ったら離反したことだろう。 ◆劇中の活躍 第三部の第一話にて初登場。ホログラム映像でヴェイガン本国セカンドムーンの本部へ[[地球]]侵攻開始の報告をしていた。 ロストロウラン攻防戦で本格的に登場、指揮をゼハートと共同行ったが明らかに不満そうだった。 この時はMSに乗らず艦で指揮をとっており、作戦失敗と判断して全軍に撤退命令を出している。 [[ディーヴァ>ディーヴァ(ガンダムAGE)]]が宇宙に上がった後、イゼルカントの指令によりガンダム捕獲の任に就く。 ゼハート隊との挟撃作戦を展開していたが、本来は後方にいるはずのザナルドはザムドラーグで出撃し、手柄を横取りすべくキオを襲撃。装甲やゼハートとの連携で終始優位にたちガンダム捕獲に成功する。 #center(){&font(#0000ff){攻撃方法はビームや剣だけではないのだよ!}} そのままパイロットの[[キオ>キオ・アスノ]]ごとセカンドムーンに帰還してイゼルカントにキオを引き渡した後、自身は[[ガンダムレギルス]]の製作の指揮を執る。 途中、キオの尋問をイゼルカントに進言するも受け入れられず結果的に内心苛立ちを覚え机を破壊してしまう。 キオが脱走後、ガンダムレギルスと戦闘をしている最中に増援を引き連れ参戦。 またも捕獲命令を出され、苛立ちを覚えながらも[[アセム>アセム・アスノ]]と戦闘に入り、[[ダークハウンド>ガンダムAGE-2ダークハウンド]]をザムドラーグのパワーや重装甲で苦戦させる活躍を見せる。   その後はしばらく出てこなかったものの、ヴェイガンとの地球圏での最終決戦に参加。 その直前にイゼルカントより直々にゼハートの右腕になるように懇願されるもその場は承服したが、ザナルドにとってはやはり面白くなかったようでヴェイガンと連邦の最終決戦中に[[ガンダムAGE-FX]]とガンダムレギルスとの戦闘に艦砲射撃で介入し、ガンダムだけでなくゼハートをも葬ろうとした。   ゼハートを裏切った後に戦闘にも自身で参加。 戦場でディーンと再会したキオがディーンの[[ジルスベイン>ゼイドラ(MS)]]を無力化し説得した瞬間、目の前でディーンを惨殺するという暴挙に出た。 因みに戦場でやっとキオの思いが相手に通じた瞬間にこれだった。 あまりにもあんまりである…。 更にキオに対して「戦えないMSはゴミ」と吐き捨てた上、ディーンの機体ごと攻撃する事で「ゴミを有効活用してやった」と挑発を続けながらキオも殺害しようと攻撃を続ける。 しかしその言葉と行動によって怒り狂ったキオがFXバーストモードを起動し、その本気の殺意の攻撃によって[[アスノ家伝統の達磨>デシル・ガレット]]にされたあと機体を貫かれ乗機を撃破される。 そのままトドメを刺されそうになるも[[Xラウンダー能力>Xラウンダー]]の影響で血塗れのザナルドの姿が脳内に流れ込んだショックでキオが止まった事で機体が吹き飛ぶ寸前になんとか脱出。 憎々しげにガンダムを睨みながら逃げ去った。 その後、艦で指揮を執っていたが、二射目のディグマ・ゼノン砲に巻き込まれ、ゼハートへの憎しみを叫びながら乗艦のファ・ガンタごと[[消滅]]した。   #center(){&font(#0000ff){ゼハートォ!貴様ぁ…}(消滅)} #center(){[[グッドマン>アーサー・グッドマン]]の二の舞である} 先ほどゼハートを攻撃して散々怒られていたにも関わらず自分が撃たれるとは全く思っていなかったあたり軍事以外はてんで無能なのかもしれない、と言っても逆に言えばゼハートの性格を理解していたためにそう考えていたとも言える。 【小説版】 [[一人称>一人称(日本語)]]が「私」から「[[俺]]」に変更されており、過去に息子をコロニーの事故で喪ったという設定になっている。 暴将という者はいるが暴力に指向性があるため横暴とは言われておらず、作戦に疑問を抱いたり、 心中でキオと接するイゼルカントに対し「稚児趣味」と罵るなど、原作とはかなり別人になっている。 謀反はせず、最後まで[[ヴェイガン>UE/ヴェイガン]]のために奮戦した。そのためディーン撃墜にそれなりに正当性のあるものになっている(ディーン自身の理由はどうあれ、キオと行動する行為は、はたから見れば裏切り行為でしかなく、軍責任者のザナルドが見過ごさないのも当然だろう)。 ゼハートのことも多少は認めていたようで、最終巻終盤の小型シドとの戦いでそのことを述懐している。 【[[スーパーロボット大戦シリーズ]]】 『[[スーパーロボット大戦BX]]』にて初登場。 [[ランカ>ランカ・リー]]の歌を利用して[[バジュラ>バジュラ(マクロスF)]]を支配するなど原作以上に悪役らしいことをするが、 ヴェイガンの民のことを真剣に考えたり、同盟である[[木連>木連(機動戦艦ナデシコ)]]の境遇に理解を示したり((『ゲキ・ガンガー3』劇中の台詞で気勢を上げる木連兵に対し「あの妙な調子には正直慣れないが、あれもまた過酷な現実を生き抜いた証だろう」と評している。))するなど、小説版を彷彿とさせる一面を見せる。 結果として、TV版とも小説版ともまた異なる「&bold(){スパロボBX独自のキャラ付け}」がされている感が強い。 [[最終決戦>君の中の英雄(スパロボ)]]ではヴェイガンギア・シドを利用してゼハートを謀殺しようとするが、最期はシドに操られてセカンドムーンへの攻撃を仕掛けた所を[[法術士ニュー>アルガス騎士団]]([[条件を満たせば>スパロボ補正]]アセムとゼハート)により引導を渡された。 【余談】 イゼルカント演じる[[大友龍三郎]]とザナルド役の江川央生は『[[ガンダム00セカンドシーズン>機動戦士ガンダム00]]』にて アロウズの総司令ホーマー・カタギリとその副官&font(l){金髪メタボこと}[[アーサー・グッドマン]]で共演したことがある。 マリナママといい自重しなさすぎ。 項目を良くする方法は追記や修正だけではないのだよ! #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 終盤の重要局面で私情での謀反、FXにフルボッコで愛機損失、ザナルド隊被害甚大は正直指揮官とは思えない失態ぶりだった -- 名無しさん (2013-08-01 06:05:14) - 失敗しかしていないゼハートよりは有能。ゼハートだったらガンダムを捕獲できなかったと思う -- 名無しさん (2013-08-01 06:22:26) - コイツも外道としか言いようがない、最低である -- 名無しさん (2013-08-01 06:44:25) - こいつの存在でゼハートの無能さとかキオとイゼなんとかの独りよがりぶりがより強調されていた印象 -- 名無しさん (2013-08-01 13:20:18) - イゼ爺は独りよがり以前のマジキチ。そもそもわざと舐めプするヤツに仕えるのがおかしい -- 名無しさん (2013-08-01 13:23:40) - ただ小説版だとゼハートが後を託し、ヴェイガンきっての猛将ぶりを発揮した漢なんだよなぁ &br()あの「やらせはせんぞぉ!」とかたまらなかったね -- 名無しさん (2013-08-01 17:56:35) - 普通主砲での不意打ちでFX無傷だった時点で退却を選んでいれば・・・何を思って勝てると踏んだのかいまだに解からん -- 名無しさん (2013-08-01 23:28:17) - 結局、TV版のコイツは(ある意味)指揮官としてはゼハート以下の無能だったのは事実。大局を決める決戦で私情を優先した結果、味方の連携乱れ被害無駄に増やし自身はFXに半殺し、どの面下げて戦艦で指揮してたのか・・・ゼハートの暴挙も大概だがその最大のきっかけを作ったのは間違いなくコイツ -- 名無しさん (2013-08-12 06:22:13) - ↑ザナルドの生存とフラムの死亡は別問題だろ、大丈夫か? -- 名無しさん (2013-08-13 20:03:09) - ↑すいません、失礼なコメントだったようだから消しました -- 名無しさん (2013-08-13 21:50:11) - 別に消す必要はなかったと思うが… -- 名無しさん (2013-08-13 21:54:32) - 決戦の最中に後先考えず、味方や自軍の被害も省みず私情で動いた時点で指揮官としては無能 -- 名無しさん (2013-08-14 15:21:50) - ゼハートといいコイツといい、ヴェイガンには私情を優先する奴が幹部級になっていてタチが悪い。そもそもトップのイゼルカントがスイーツ(笑)過ぎるわけだが -- 名無しさん (2013-08-14 15:56:05) - ↑ゼハートの場合、友情が絡んでるのと一応部下の事も考えてるから少しは許せるが、コイツの場合は別。明らかな出世欲と我欲丸出しだったのでFXにボコられた時はざまぁと思った。いっその事謀反起こした直後に戦艦ごとレギルスに撃墜されるかFXにフルボッコ→脱出後、やっぱりレギルスに堕とされて残った部下全員指揮下に加えて戦局を立て直すとかの方が意趣返しにもなるし(ベタだが)面白かったと思う。オマケにレギルスのヤバさを地味に強調できる -- 名無しさん (2013-08-14 17:32:20) - 龍峰に倒されて欲しい(ガンダムAGEの時のリベンジだ!) -- 名無しさん (2013-08-14 19:25:16) - ↑間違えた、ディーン殺してゴミと吐き捨てたのは何気に許せない!聖闘士星矢Ωでアイガイオンとして生まれ変わった以上、ディーンの遺志を継いだ龍峰に倒されてもらわないとこの怒りは収まらない!!(以下オレの妄想、江川さん自体は好きなんだけどね) -- 名無しさん (2013-08-14 19:28:05) - 確かザナルドが孤児だってのはゲーム版でも言われてなかったっけ? -- 名無しさん (2013-08-29 11:09:29) - 小説版の記載とかしてやれよ…(切実) -- 名無しさん (2013-10-02 23:25:11) - 個人的にZGEを白けさせた要因の一つがコイツの勝手な謀反行為、何故かシーマ様を彷彿とさせる行いだったが、理由も結果もうすら寒くてシーマ様の足元にも及ばん -- 名無しさん (2013-10-10 00:41:19) - 正直、あの場面での謀反行為は「何の意味も無い」上に友軍の被害無駄に増やしただけだし批判敷かされない気が・・・ -- 名無しさん (2014-02-11 17:07:10) - でもよく考えれば上司に対して謀反できるってことはそれだけヴェイガンは衰えてるともいえる、フリット編にいたような狂ってるレベルで上司を信仰してる奴がほとんど戦死したのが大きかったのか、それともゼハートが余りにも嫌われていたのかはわからんけど、おそらく後者だけど -- 名無しさん (2014-05-28 20:56:49) - ↑ザナルドはゲームのキャラ図鑑で孤児だったのをイゼルカントに拾われた事で信奉してるという過去が語られてる。つまりゼハートと境遇は全く同じ。なのに年下でガキのゼハートが手柄を立ててる自分を差し置いてイゼルカント様の後釜にはまり今度からコイツの命令聞いて支えてやってね☆とだけ言われて終わり。多分想像以上に嫌ってると思う -- 名無しさん (2014-05-28 21:15:58) - 指揮官って立場上、間違っても独断専行なんてやってないけない -- 名無しさん (2014-06-10 06:59:09) - 小説版でアップグレードされて尚且つ生き残ったのは、ヴェイガン上層部の生存者で戦後の戦争とかで尽力する人物として白羽の矢が立ったんだろうな。 -- 名無しさん (2014-07-04 00:48:50) - ↑ところがどっこい小太刀がサイボーグ好きやからやで。ザナルドは公式でサイボーグ、機体も脳髄接続なんやで -- 名無しさん (2014-07-04 01:10:50) - ↑成る程。理解は幸せ -- 名無しさん (2014-10-13 01:29:56) - 幹部って肩書き上、一見有能そうに思われがちだが終盤は謀反行為からも分かるがかなりの大馬鹿ぶりが露呈したキャラだな。AGEシステム解析したにも関わらずディーン殺害後、自身との戦闘データ満載且つ奇襲でも傷一つ付かなかったAGE-FXと真正面から対峙して案の定フルボッコされるとか、その間に自分の艦隊被害が甚大なったり・・・ -- 名無しさん (2014-10-13 08:04:24) - BXのプロローグでザナルドがナデシコに襲っている場面で吹いた -- 名無しさん (2015-08-21 00:36:43) - ↑「木連とそり合わないだろうなぁ」と思っていたが木連のノリに対して「厳しい環境を乗り越えてきた証」として理解してたね。あと数少ない冷徹な指揮官として良くも悪くも奮戦してたし。 -- 名無しさん (2015-08-29 21:22:02) - ↑追伸 火星・木星連合の中で数少ない冷徹な指揮官として奮戦してた。 -- 名無しさん (2015-08-29 21:24:47) - スパロボだと最終面で木連、ヴェイガンの多くの将兵がヴェイガンギアから民を守ろうとするなかこいつと草壁だけは敵になってたね。とはいえ自嘲しながら最後に反抗するヴェイガン兵としての言動は滑稽でもあるけど哀愁すら感じたよ。 -- 名無しさん (2015-09-01 23:57:20) - 武闘派の策士かと期待していたが、いざ蓋を開けてみれば冷酷な上に見た目通りの直情パワー馬鹿だったでござる -- 名無しさん (2015-09-07 06:42:42) - ↑2一応、死んでいったヴェイガンの民の代弁者(憎んでる劣等種共なんかと組めるか!な奴らの代理)だし、役割与えられてるだけ幸せ。最後は哀れだが -- 名無しさん (2015-09-14 19:35:09) - スパロボだと序盤から終盤まででずっぱりだし、内面描写も多くてやたら存在感あったな。ぶっちゃけ原作より色々やらかしてるんだが、株はむしろ上がった気がする -- 名無しさん (2015-09-16 20:51:38) - イゼルカントやゼハートがヴェイガンを欺いたってのが最初にあっての背信だからね。 -- 名無しさん (2015-09-16 21:00:01) - 合体攻撃かギガソーラで消し飛ばされる、ある意味かなりの見せ場だったなBX -- 名無しさん (2017-03-20 22:59:43) - 原作ほど私欲で動かず小説版ほどの善人でもない、ヴェイガンの事を本気で思っているからこそ卑劣な行いに対して抵抗がないスパロボBXでの扱いが個人的に一番しっくり来た -- 名無しさん (2018-05-03 19:41:48) - ↑ それでいてTV版主軸でありながらTV版の小物台詞を小説版の台詞に変更する形で格を保ってるのもしっくり来た。ディーンを撃ったシーンなんかは特に顕著でTV版のザナルドでも違和感無い台詞回しになってたし -- 名無しさん (2023-05-19 13:54:36) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/07/14 Sat 20:27:17 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#0000ff){私の方が倒しやすいと思ったか}} 『[[機動戦士ガンダムAGE]]』の登場人物。 CV:江川央生 第三部より登場した[[イゼルカント>フェザール・イゼルカント]]の側近。 [[ゼハート>ゼハート・ガレット]]と共に地球圏へ派遣され、地球制圧の陣頭指揮を執る。 片目が義眼となっており、時々光る。体形は肥満体で、兜や軍服も相まって「[[デブシドー>ミスター・ブシドー]]」と一部では呼ばれている。 捕獲した[[キオ>キオ・アスノ]]の尋問や追撃を進言するなどやや好戦的でタカ派な面も目立つ。 また一方で自身より若く(と言っても[[コールドスリープ>冷凍睡眠/コールドスリープ]]があるため2人の実年齢は不明だが)イゼルカントに重用されているゼハートのことはあまりよくは思ってはおらず、[[ガンダムAGE-3]]の捕獲作戦の際には[[ギラーガ]]を蹴り飛ばし敵の足止めに利用したり、監視として女性士官[[フラム>フラム・ナラ]]をゼハートの元へ送り込む。 パーソナルカラーは&font(#0000ff){青系}であり自身の専用MS「[[ザムドラーグ]]」や自分の戦闘艦である「ファ・ガンタ」も専用色に染めている。   タカ派思想を持ち好戦的な性格ではあるが、ロストロウランでのプラズマ爆弾を使った作戦が失敗とみるやすぐに撤退命令を出したり、イゼルカントの指示におとなしく従うなど大局を見る目はあるらしい。 フラムをゼハートの下へ送ったのもゼハートの行動に疑問を持ち始めたからである(まぁフラム本人には別の思惑があったのだが)。 その本性は己の利益の為ならば上官の命令すら平然と無視し、味方すら利用する指揮官とは思えぬ卑劣漢である。 [[ガンダムAGE-3]]奪取後は火星のセカンドムーンに帰還し、捕獲したガンダムのデータを使い新型MSの開発指揮を執る。 机を叩き割るなど怪力の持ち主であり、パイロットスーツ姿の顔などどこか猿人に近い。 [[ゲーム]]及び[[小説>機動戦士ガンダムAGE(小説版)]]に寄れば、孤児であったがそんな自分を軍に拾ってくれた上、側近にまで出世させてくれたためイゼルカントに対し大いな忠誠を誓っている。 だが、イゼルカントの真意を図りかねている節があり、尋問など[[戦争]]における定石を使わず、戦いに手ぬるさを見せるイゼルカントに苛立ちを見せる場面もある。 十中八九、エデン計画の真相を知ったら離反したことだろう。 ◆劇中の活躍 第三部の第一話にて初登場。ホログラム映像でヴェイガン本国セカンドムーンの本部へ[[地球]]侵攻開始の報告をしていた。 ロストロウラン攻防戦で本格的に登場、指揮をゼハートと共同行ったが明らかに不満そうだった。 この時はMSに乗らず艦で指揮をとっており、作戦失敗と判断して全軍に撤退命令を出している。 [[ディーヴァ>ディーヴァ(ガンダムAGE)]]が宇宙に上がった後、イゼルカントの指令によりガンダム捕獲の任に就く。 ゼハート隊との挟撃作戦を展開していたが、本来は後方にいるはずのザナルドはザムドラーグで出撃し、手柄を横取りすべくキオを襲撃。装甲やゼハートとの連携で終始優位にたちガンダム捕獲に成功する。 #center(){&font(#0000ff){攻撃方法はビームや剣だけではないのだよ!}} そのままパイロットの[[キオ>キオ・アスノ]]ごとセカンドムーンに帰還してイゼルカントにキオを引き渡した後、自身は[[ガンダムレギルス]]の製作の指揮を執る。 途中、キオの尋問をイゼルカントに進言するも受け入れられず結果的に内心苛立ちを覚え机を破壊してしまう。 キオが脱走後、ガンダムレギルスと戦闘をしている最中に増援を引き連れ参戦。 またも捕獲命令を出され、苛立ちを覚えながらも[[アセム>アセム・アスノ]]と戦闘に入り、[[ダークハウンド>ガンダムAGE-2ダークハウンド]]をザムドラーグのパワーや重装甲で苦戦させる活躍を見せる。   その後はしばらく出てこなかったものの、ヴェイガンとの地球圏での最終決戦に参加。 その直前にイゼルカントより直々にゼハートの右腕になるように懇願されるもその場は承服したが、ザナルドにとってはやはり面白くなかったようでヴェイガンと連邦の最終決戦中に[[ガンダムAGE-FX]]とガンダムレギルスとの戦闘に艦砲射撃で介入し、ガンダムだけでなくゼハートをも葬ろうとした。   ゼハートを裏切った後に戦闘にも自身で参加。 戦場でディーンと再会したキオがディーンの[[ジルスベイン>ゼイドラ(MS)]]を無力化し説得した瞬間、目の前でディーンを惨殺するという暴挙に出た。 因みに戦場でやっとキオの思いが相手に通じた瞬間にこれだった。 あまりにもあんまりである…。 更にキオに対して「戦えないMSはゴミ」と吐き捨てた上、ディーンの機体ごと攻撃する事で「ゴミを有効活用してやった」と挑発を続けながらキオも殺害しようと攻撃を続ける。 しかしその言葉と行動によって怒り狂ったキオがFXバーストモードを起動し、その本気の殺意の攻撃によって[[アスノ家伝統の達磨>デシル・ガレット]]にされたあと機体を貫かれ乗機を撃破される。 そのままトドメを刺されそうになるも[[Xラウンダー能力>Xラウンダー]]の影響で血塗れのザナルドの姿が脳内に流れ込んだショックでキオが止まった事で機体が吹き飛ぶ寸前になんとか脱出。 憎々しげにガンダムを睨みながら逃げ去った。 その後、艦で指揮を執っていたが、二射目のディグマ・ゼノン砲に巻き込まれ、ゼハートへの憎しみを叫びながら乗艦のファ・ガンタごと[[消滅]]した。   #center(){&font(#0000ff){ゼハートォ!貴様ぁ…}(消滅)} #center(){[[グッドマン>アーサー・グッドマン]]の二の舞である} 先ほどゼハートを攻撃して散々怒られていたにもかかわらず自分が撃たれるとは全く思っていなかったあたり軍事以外はてんで無能なのかもしれない、と言っても逆に言えばゼハートの性格を理解していたためにそう考えていたとも言える。 【小説版】 [[一人称>一人称(日本語)]]が「私」から「[[俺]]」に変更されており、過去に息子をコロニーの事故で喪ったという設定になっている。 暴将という者はいるが暴力に指向性があるため横暴とは言われておらず、作戦に疑問を抱いたり、 心中でキオと接するイゼルカントに対し「稚児趣味」と罵るなど、原作とはかなり別人になっている。 謀反はせず、最後まで[[ヴェイガン>UE/ヴェイガン]]のために奮戦した。そのためディーン撃墜にそれなりに正当性のあるものになっている(ディーン自身の理由はどうあれ、キオと行動する行為は、はたから見れば裏切り行為でしかなく、軍責任者のザナルドが見過ごさないのも当然だろう)。 ゼハートのことも多少は認めていたようで、最終巻終盤の小型シドとの戦いでそのことを述懐している。 【[[スーパーロボット大戦シリーズ]]】 『[[スーパーロボット大戦BX]]』にて初登場。 [[ランカ>ランカ・リー]]の歌を利用して[[バジュラ>バジュラ(マクロスF)]]を支配するなど原作以上に悪役らしいことをするが、 ヴェイガンの民のことを真剣に考えたり、同盟である[[木連>木連(機動戦艦ナデシコ)]]の境遇に理解を示したり((『ゲキ・ガンガー3』劇中の台詞で気勢を上げる木連兵に対し「あの妙な調子には正直慣れないが、あれもまた過酷な現実を生き抜いた証だろう」と評している。))するなど、小説版を彷彿とさせる一面を見せる。 結果として、TV版とも小説版ともまた異なる「&bold(){スパロボBX独自のキャラ付け}」がされている感が強い。 [[最終決戦>君の中の英雄(スパロボ)]]ではヴェイガンギア・シドを利用してゼハートを謀殺しようとするが、最期はシドに操られてセカンドムーンへの攻撃を仕掛けた所を[[法術士ニュー>アルガス騎士団]]([[条件を満たせば>スパロボ補正]]アセムとゼハート)により引導を渡された。 【余談】 イゼルカント演じる[[大友龍三郎]]とザナルド役の江川央生は『[[ガンダム00セカンドシーズン>機動戦士ガンダム00]]』にて アロウズの総司令ホーマー・カタギリとその副官&font(l){金髪メタボこと}[[アーサー・グッドマン]]で共演したことがある。 マリナママといい自重しなさすぎ。 項目を良くする方法は追記や修正だけではないのだよ! #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 終盤の重要局面で私情での謀反、FXにフルボッコで愛機損失、ザナルド隊被害甚大は正直指揮官とは思えない失態ぶりだった -- 名無しさん (2013-08-01 06:05:14) - 失敗しかしていないゼハートよりは有能。ゼハートだったらガンダムを捕獲できなかったと思う -- 名無しさん (2013-08-01 06:22:26) - コイツも外道としか言いようがない、最低である -- 名無しさん (2013-08-01 06:44:25) - こいつの存在でゼハートの無能さとかキオとイゼなんとかの独りよがりぶりがより強調されていた印象 -- 名無しさん (2013-08-01 13:20:18) - イゼ爺は独りよがり以前のマジキチ。そもそもわざと舐めプするヤツに仕えるのがおかしい -- 名無しさん (2013-08-01 13:23:40) - ただ小説版だとゼハートが後を託し、ヴェイガンきっての猛将ぶりを発揮した漢なんだよなぁ &br()あの「やらせはせんぞぉ!」とかたまらなかったね -- 名無しさん (2013-08-01 17:56:35) - 普通主砲での不意打ちでFX無傷だった時点で退却を選んでいれば・・・何を思って勝てると踏んだのかいまだに解からん -- 名無しさん (2013-08-01 23:28:17) - 結局、TV版のコイツは(ある意味)指揮官としてはゼハート以下の無能だったのは事実。大局を決める決戦で私情を優先した結果、味方の連携乱れ被害無駄に増やし自身はFXに半殺し、どの面下げて戦艦で指揮してたのか・・・ゼハートの暴挙も大概だがその最大のきっかけを作ったのは間違いなくコイツ -- 名無しさん (2013-08-12 06:22:13) - ↑ザナルドの生存とフラムの死亡は別問題だろ、大丈夫か? -- 名無しさん (2013-08-13 20:03:09) - ↑すいません、失礼なコメントだったようだから消しました -- 名無しさん (2013-08-13 21:50:11) - 別に消す必要はなかったと思うが… -- 名無しさん (2013-08-13 21:54:32) - 決戦の最中に後先考えず、味方や自軍の被害も省みず私情で動いた時点で指揮官としては無能 -- 名無しさん (2013-08-14 15:21:50) - ゼハートといいコイツといい、ヴェイガンには私情を優先する奴が幹部級になっていてタチが悪い。そもそもトップのイゼルカントがスイーツ(笑)過ぎるわけだが -- 名無しさん (2013-08-14 15:56:05) - ↑ゼハートの場合、友情が絡んでるのと一応部下の事も考えてるから少しは許せるが、コイツの場合は別。明らかな出世欲と我欲丸出しだったのでFXにボコられた時はざまぁと思った。いっその事謀反起こした直後に戦艦ごとレギルスに撃墜されるかFXにフルボッコ→脱出後、やっぱりレギルスに堕とされて残った部下全員指揮下に加えて戦局を立て直すとかの方が意趣返しにもなるし(ベタだが)面白かったと思う。オマケにレギルスのヤバさを地味に強調できる -- 名無しさん (2013-08-14 17:32:20) - 龍峰に倒されて欲しい(ガンダムAGEの時のリベンジだ!) -- 名無しさん (2013-08-14 19:25:16) - ↑間違えた、ディーン殺してゴミと吐き捨てたのは何気に許せない!聖闘士星矢Ωでアイガイオンとして生まれ変わった以上、ディーンの遺志を継いだ龍峰に倒されてもらわないとこの怒りは収まらない!!(以下オレの妄想、江川さん自体は好きなんだけどね) -- 名無しさん (2013-08-14 19:28:05) - 確かザナルドが孤児だってのはゲーム版でも言われてなかったっけ? -- 名無しさん (2013-08-29 11:09:29) - 小説版の記載とかしてやれよ…(切実) -- 名無しさん (2013-10-02 23:25:11) - 個人的にZGEを白けさせた要因の一つがコイツの勝手な謀反行為、何故かシーマ様を彷彿とさせる行いだったが、理由も結果もうすら寒くてシーマ様の足元にも及ばん -- 名無しさん (2013-10-10 00:41:19) - 正直、あの場面での謀反行為は「何の意味も無い」上に友軍の被害無駄に増やしただけだし批判敷かされない気が・・・ -- 名無しさん (2014-02-11 17:07:10) - でもよく考えれば上司に対して謀反できるってことはそれだけヴェイガンは衰えてるともいえる、フリット編にいたような狂ってるレベルで上司を信仰してる奴がほとんど戦死したのが大きかったのか、それともゼハートが余りにも嫌われていたのかはわからんけど、おそらく後者だけど -- 名無しさん (2014-05-28 20:56:49) - ↑ザナルドはゲームのキャラ図鑑で孤児だったのをイゼルカントに拾われた事で信奉してるという過去が語られてる。つまりゼハートと境遇は全く同じ。なのに年下でガキのゼハートが手柄を立ててる自分を差し置いてイゼルカント様の後釜にはまり今度からコイツの命令聞いて支えてやってね☆とだけ言われて終わり。多分想像以上に嫌ってると思う -- 名無しさん (2014-05-28 21:15:58) - 指揮官って立場上、間違っても独断専行なんてやってないけない -- 名無しさん (2014-06-10 06:59:09) - 小説版でアップグレードされて尚且つ生き残ったのは、ヴェイガン上層部の生存者で戦後の戦争とかで尽力する人物として白羽の矢が立ったんだろうな。 -- 名無しさん (2014-07-04 00:48:50) - ↑ところがどっこい小太刀がサイボーグ好きやからやで。ザナルドは公式でサイボーグ、機体も脳髄接続なんやで -- 名無しさん (2014-07-04 01:10:50) - ↑成る程。理解は幸せ -- 名無しさん (2014-10-13 01:29:56) - 幹部って肩書き上、一見有能そうに思われがちだが終盤は謀反行為からも分かるがかなりの大馬鹿ぶりが露呈したキャラだな。AGEシステム解析したにも関わらずディーン殺害後、自身との戦闘データ満載且つ奇襲でも傷一つ付かなかったAGE-FXと真正面から対峙して案の定フルボッコされるとか、その間に自分の艦隊被害が甚大なったり・・・ -- 名無しさん (2014-10-13 08:04:24) - BXのプロローグでザナルドがナデシコに襲っている場面で吹いた -- 名無しさん (2015-08-21 00:36:43) - ↑「木連とそり合わないだろうなぁ」と思っていたが木連のノリに対して「厳しい環境を乗り越えてきた証」として理解してたね。あと数少ない冷徹な指揮官として良くも悪くも奮戦してたし。 -- 名無しさん (2015-08-29 21:22:02) - ↑追伸 火星・木星連合の中で数少ない冷徹な指揮官として奮戦してた。 -- 名無しさん (2015-08-29 21:24:47) - スパロボだと最終面で木連、ヴェイガンの多くの将兵がヴェイガンギアから民を守ろうとするなかこいつと草壁だけは敵になってたね。とはいえ自嘲しながら最後に反抗するヴェイガン兵としての言動は滑稽でもあるけど哀愁すら感じたよ。 -- 名無しさん (2015-09-01 23:57:20) - 武闘派の策士かと期待していたが、いざ蓋を開けてみれば冷酷な上に見た目通りの直情パワー馬鹿だったでござる -- 名無しさん (2015-09-07 06:42:42) - ↑2一応、死んでいったヴェイガンの民の代弁者(憎んでる劣等種共なんかと組めるか!な奴らの代理)だし、役割与えられてるだけ幸せ。最後は哀れだが -- 名無しさん (2015-09-14 19:35:09) - スパロボだと序盤から終盤まででずっぱりだし、内面描写も多くてやたら存在感あったな。ぶっちゃけ原作より色々やらかしてるんだが、株はむしろ上がった気がする -- 名無しさん (2015-09-16 20:51:38) - イゼルカントやゼハートがヴェイガンを欺いたってのが最初にあっての背信だからね。 -- 名無しさん (2015-09-16 21:00:01) - 合体攻撃かギガソーラで消し飛ばされる、ある意味かなりの見せ場だったなBX -- 名無しさん (2017-03-20 22:59:43) - 原作ほど私欲で動かず小説版ほどの善人でもない、ヴェイガンの事を本気で思っているからこそ卑劣な行いに対して抵抗がないスパロボBXでの扱いが個人的に一番しっくり来た -- 名無しさん (2018-05-03 19:41:48) - ↑ それでいてTV版主軸でありながらTV版の小物台詞を小説版の台詞に変更する形で格を保ってるのもしっくり来た。ディーンを撃ったシーンなんかは特に顕著でTV版のザナルドでも違和感無い台詞回しになってたし -- 名無しさん (2023-05-19 13:54:36) #comment #areaedit(end) }

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