サンダーフォースⅣ

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&font(#6495ED){登録日}:2011/10/07 (金) 15:36:41 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#808080){Now,a straight light of thunder}} #center(){&font(#808080){breaking through the Galaxy again.}} #center(){ &blankimg(TFIV.jpg,width=320,height=240) } &font(#0000ff){サンダーフォースⅣ(Thunder ForceⅣ / 北米版タイトルLightening Force: Quest for the Darkstar)}とは、1992年にメガドライブ用ソフトとして、テクノソフトから発売されたシューティングゲームである。 通称TF4・TFIV。 基本的なシステムは[[前作>サンダーフォースⅢ]]を踏襲しているが、かなり毛色が変わっている。 本作の最大の特徴は最大3画面分もの縦の長さを持つステージ構成や、 メガドライブどころか当時のアーケード作品に比肩する程のグラフィック・演出が特徴。 また、本作では序盤4面を任意のルートで進行することが可能。 これにより「装備を整えて苦手なステージを先に潰してしまう」「強い武器とシールドを取ってから苦手ステージにいく」などという手段も出来るようになった。 敵の攻撃パターンも多彩化による攻略性の高さも前作より増している。 中盤には「新たな敵勢力・ファウストが乱入し、自機の強化を経て新たな戦いに赴く」というストーリー仕立てになっており、 この演出性はⅤで更に発展されることになる。 そして、FM音源をフルに活かしたディストーションギターで奏でられる楽曲も特徴。 &font(#ff0000){断じてギターもどきではない。} 楽曲自体は前2作の時点で元々評価が高かったのだが、 本作では[[プログレ>プログレッシブ・ロック]]・ハードロック・[[ヘヴィメタル]]色の強い楽曲を前面に強く押し出しており、楽曲面の人気はⅤと二分する。 ただ、非常に激しい曲調が多い為、慣れない人には耳障りに感じることも。 反面、更なる敵の攻撃パターンの多彩化や、後述の「サンダーソード」を前提としたボスの耐久力の為、 サンダークローを失った途端に火力不足に陥ってしまい、前作のように「紙一重で切り抜ける」ことが難しく、厳しい戦いを強いられる。 相変わらずアホみたいにエクステンドするのが唯一の救い。 更に頻発する処理落ち((MD版は処理制御を掛けられている為、実は意図的な設計だったり…))と言った問題も抱えている。ただ、この処理落ちで敵の攻撃を見切りやすい一面もある。 また、全10面と兎に角長いため、一回のプレイで凄く時間が掛かる上に疲れる。 前作大ヒット!→生産本数増加だ!→しかし時代はSTG斜陽(格ゲーブーム)、という3コンボがフルヒットしたのか、ワゴンの王様だったことがある。 しかし90年代末期~2000年にかけてプレミアがつき、現在(2014年)も状態が良ければ1万を越えることも多いと極端(SSのゴールデンパックの移植を残念に思うファンがいるせい?)であるが、ダブついたものが多い分安価な中古入手はVより楽かも。 後述のSwitch移植版もリリースされたため、現在のハード環境でも遊びやすい作品となっている。 [ストーリー(ゴールドパック2より、一部追記)] &font(#0000ff){銀河暦892年。連邦は悪夢の再来を予感させる情報を入手した。&br()オーン皇帝「カウ・ス」の腹心であり、サブシステム「ヴィオス」の存在である。&br()惑星アクエリアにて観測された「ヴィオス」の力は「カウ・ス」を遥かに凌いでおり、連邦軍の作戦は悉く失敗に終わった。&br()そこで開発中である次期主力兵器、超高機動戦闘機の使用を決定。&br()開発コードFIRE LEO-04「ライネックス」。&br()銀河の命運は、たった一機の戦闘機に委ねられた。} [自機解説] ・&font(#ff0000){FIRE LEO-04 RYNEX} --開発中だった新型戦闘機。例によって男女相乗り。&br()当機の開発陣の反対を押し切って出撃する羽目になったという背景事情がある。&br()未完成品の為、前半ではSTYXと同一のクローを搭載しており、中盤からサンダーソードユニット及びサンダークローを装備し、暫定的な完成形となる。&br()STYXに比べると武装の癖が強くやや扱いづらい反面、フリーウェイのお陰で多面攻撃が非常に強い。&br()Switch版TFACでも追加機体として使用可能((サンダークロー装備・非装備の任意選択式))。元々がIII基準のゲームなのでやはり上記の弱点が大きく響いてくる。   ●武装 ・&font(#ff0000){ツインショット}→&font(#0000ff){ブレイド} --お馴染み前方に2連ノーマルショット。マズルフラッシュのエフェクトが付いた。&br()&font(#0000ff){&bold(){ブレイド}}は刃状のエネルギー弾を連射。着弾時に爆風を巻き起こして追加ダメージを与える((本来はは装甲に深く食い込んだ所で炸裂するという演出だったようである。現実で言えば徹甲榴弾に近いか))。当たり判定も大きいが連射性が落ちている。&br()背景のスクロールと爆風が連動しているため、ガーゴイルダイバー戦のような高速スクロールの場面では&bold(){ダメージが通る前に後方に流れてしまうという欠点もある}。&br()この性質が原因で雑魚編隊の殲滅が出来なかったり、相性の悪いボスが居たりする。更に内部ランクも上がる。よく&bold(){罠武器}呼ばわりされるが相性の良い敵ボスも多数居るため使い所はちゃんとある。両極端な性能と言えるか。&br()また、使うと処理落ちしやすくなるため、パターンを見切るためにわざとこれを使って処理落ちを起こすプレイヤーも。 ・&font(#ff0000){バックショット}→&font(#0000ff){レールガン} --毎度お馴染み前後方向にノーマルショット。名前が地味に変わりました。&br()&bold(){&font(#0000ff){レールガン}}は後方2連レーザー+ノーマルショット。[[レールガン]]なのに光学兵器だが突っ込むな。&br()飛距離が伸びると威力が減衰する。クローからもレーザーを発射。前作のセイバーの後方版という感じ。なかなか使いやすく、前にも撃たせろと言いたくなる。 ・&font(#ff0000){スネイク} --対地空機雷+ノーマルショットを発射。機雷は着弾時に地形に沿って爆風が発生する。&br()狭所での戦闘や地形設置敵に役立つ。だがフリーウェイとハンターが強すぎて空気。&br()クローは当たり判定のある残像を展開。役に立ってる気が全くしない。5面の戦艦専用。   ・&font(#ff0000){フリーウェイ} --自機の移動方向にノーマルショット+逆方向に5WAYミサイルを発射。[[Ⅱ>サンダーフォースⅡ]]のノーヴァの発展型。&br()やや使い辛いが火力は高く、咄嗟に複数方向の敵と戦えるのが強み。&br()クローからは小型のミサイルを発射。使い慣れれば万能かつ高威力の武器と化す。 ・&font(#0000ff){ハンター} --お馴染み高速追尾弾。今回火力が大幅に強化されて万能武器と化した。&br()地形を貫通するため使いやすい。フリーウェイに慣れるまではこちらがオススメ。 ・&font(#ff0000){クロー}→&font(#0000ff){&bold(){サンダークロー}} --ゲーム前半ではSTYXと同型のクロー。一部の援護攻撃の方向が斜めになっている。&br()&font(#0000ff){サンダークロー}は中盤から使える球体状の新型クロー。コレが無いとサンダーソードが使えない。 ・&font(#ff0000){シールド} --前作と見た目が少し違うが性能は同じ。STYXだと見た目がⅢに近くなる。 ・&bold(){&font(#0000ff){サンダーソード}} --サンダークロー装備時のみ使える溜め武器。RYNEXの象徴たる最終兵器。&br()クローに蓄積したエネルギーを剣状にして前方に放出する。溜め状態によって長さが変わる。&br()クローからも余剰エネルギーを稲妻状に放つ。&br()稲妻は自機の前後移動によって発射方向が変わり、ソードと重ねると凄まじい威力になる。&br()発射時に機体が反動で若干後退する為、地形等に接触しないよう注意。&br()これを「あんな短いの」呼ばわりしている&font(#ff0000){馬鹿}が一名居る。 [ステージ解説] ※第一部「オーン残党戦」 ・1面「STRITE」 --自然の豊かな惑星。オーン旗艦が水中に潜んでいる。&br()ボスは前作の「ガーゴイル」の発展型「ガーゴイルダイバー」&br()ブレイドだと超苦戦する、というか弱点に当たらない((弱点を出してくれるときは除く。またスクロール演出が早いため追加の爆風も高速で流れてしまいまともに追加ダメージが通らない))。そのため大抵はブレイドをスルーしてツインショット・レールガンの前方ショット・道中に隠されているフリーウェイで対応することになる。 ・2面「RUIN」 --打ち捨てられたコロニーで敵部隊と交戦。ボスはTFACの4面中ボスに似た「ヘルアーム」 ・3面「AIR-RAID」 --オーン艦隊と都市上空での戦い。後半の高速戦闘の後に控えるボスは「ラットキャリー」。 ・4面「DASER」 --砂塵の中で敵部隊と交戦。見辛い。全方向から敵が湧くためハンター・フリーウェイが無いと厳しい。&br()砂嵐が晴れるとボス「フォマル・ハウト」が出現。 ・5面「VIOS」 --前作のケルベロス戦の様に敵旗艦の外周部を攻撃していく。量産型STYXも同伴してくれる。&br()ステージ終了時に突然ファウストの兵器「バーサス」が来襲し、オーン旗艦とSTYX部隊を撃滅。&br()その後、サンダークローユニットを運搬してきたSTYX部隊によってRYNEXのアップデートが施され、ファウストとの戦いへと縺れ込む。&br()&br()余談だが同社の作品でTF1の世界観を引き継いだ作品「プラズマライン」でFIRE LEOが補給艇として登場する。RYNEXの強化演出はそのオマージュもあるかもしれない。((そもそも本作のOPは1の演出を意識しているので)) ※第二部「ファウスト戦」 ・6面「VOLBADOS」 --山と水中のステージ。サンダーソードで俺TUEEEしたくなるがハンターやフリーウェイを使った方が無難。&br()ここと8面はとんでもないところに隠しアイテムが仕込まれていたりする&br()ボスは「スパークランサー」&br()サンダーソードが良く利く。 ・7面「DESVIO」 --溶岩面。地形に配備された砲台や自機に纏わり付くトリッキーな敵が多い。ハンターだけでなくスネイクが活躍する貴重なステージ。&br()ボスは「ダストエッグ」、第一形態がIIに登場した「ガイヤ・ビースト」に酷似してるが関連は不明。 ・8面「WALL」 --脈打った地形が特徴のステージ。多数の中ボスが待ち構えている。&br()ボスは「イビルコア」。色々キモい。&br()YouTubeなど大手動画サイトにいくとこの面のBGMの人気が凄まじいのがわかる。スウェーデンの売れっ子メタルバンドがアレンジ演奏するほど。 ・9面「BIO-BASE」 --地形に配備された敵やトラップが多いステージ。終盤のコケみたいなのが飛来する場面で撃ってはいけない。&br()ボスは「アーマメントクロウ」。蟹パンチに要注意。 ・10面「VERSUS」 --ファウストの本拠地である要塞惑星。道中にはアイテムキャリアーと「バーサス」((5面出現時と違い球体状のオプションが付いている。実は当時の裏設定ではこの球体が本来の破壊目標である「ヴィオス」だとか))しか登場しない。&br()初見殺しの攻撃が矢鱈と多く、非常に厄介。超剛速球も怖い。&br()最深部ではラスボス「ファウスト」が待ち構えている。&font(#ff0000){間違ってもこいつがヴィオスではない。}&br()正直、「バーサス」の方が強い。&br() ・[[セガサターン]]版ゴールドパック2について --TFACとのカップリング移植。 --ゴールドパック1と音源の仕様が変わり、ちゃんとループする。ただし効果音は劣化した。 --処理制御が解除された為、処理落ちが無くなったが当然&bold(){高難度}化。 --裏技でSTYXが使用可能。ハンターの威力がRYNEXと同じ以外TFACとほぼ同性能。 ・[[Nintendo Switch]]版 --2018年4月のセガフェスにて「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」「ファンタシースター」と共にSEGA AGESタイトルの一つとして本作の移植が発表され、同年9月に発売。&br()移植担当は「セガ3D復刻プロジェクト」を担当したM2。&br()「アーカイブス3 FINAL STAGE」((前作『III』を収録。))の開発時点でも本作の移植の案があったのだが、残念ながら当時のその時点では諸事情により見送られていた。&br()&bold(){何気に初の完全移植}((ただしオンラインランキング追加に伴い極一部の敵の挙動やスコアに変更はある。そのため1面中ボス等での永パは不可能となっている))であり、上記のSS版の追加要素や設定周りのチューニング、オンラインランキングなども加わっている。 前2作のスタッフは多く独立してシーエイプロダクションを興し、本作でスタッフが一新されている。 シーエイはⅢの流れを汲んだ「ゲートオブサンダー」等を製作。最近はマリオパーティで有名。 シーエイ製作のバルクスラッシュは奇しくもⅤと発売日が同一。 楽曲には[[豚貴族>イングヴェイ・マルムスティーン(ギタリスト)]]とか[[SOLDIER OF FORTUNE>LOUDNESS(バンド)]]とか六本木心中にしか聞こえないものがある。 これは楽曲担当の山西利治・吉田猛両氏がそれらにハマってたのが原因だとか。 追記・修正は難易度MANIACクリア後にお願いします。 #right(){&bold(){&color(red){<}}画像出典 ---- サンダーフォースⅣ 実機タイトル画面より (C)TECNO SOFT 1992 / Published by Twenty-One TecnoSoft div. 2016 (C)SEGA} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} - あのEDの後の銀河連邦が気になる -- 名無しさん (2014-02-22 11:42:01) - サンダーソードを「あんな短いの」呼ばわりしている馬鹿~誰だっけ? -- 名無しさん (2017-07-12 16:15:05) - ↑ゾルゲがⅥのインタビューで「俺はサンダーソードとオーバーウェポンならオーバーウェポンが好き。みんなもヤだよな!あんな短いの!」って言ったとかなんとか。実際にそれ見たことはないから真偽は知らんが。 -- 名無しさん (2017-07-12 22:38:03) - 祝・Switch移植 -- 名無しさん (2018-04-14 23:06:03) - Ⅲに続いて遂にサントラが出た模様 -- 名無しさん (2021-07-21 13:53:56) #comment
&font(#6495ED){登録日}:2011/10/07 (金) 15:36:41 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#808080){Now,a straight light of thunder}} #center(){&font(#808080){breaking through the Galaxy again.}} #center(){ &blankimg(TFIV.jpg,width=320,height=240) } &font(#0000ff){サンダーフォースⅣ(Thunder ForceⅣ / 北米版タイトルLightening Force: Quest for the Darkstar)}とは、1992年にメガドライブ用ソフトとして、テクノソフトから発売されたシューティングゲームである。 通称TF4・TFIV。 基本的なシステムは[[前作>サンダーフォースⅢ]]を踏襲しているが、かなり毛色が変わっている。 本作の最大の特徴は最大3画面分もの縦の長さを持つステージ構成や、 メガドライブどころか当時のアーケード作品に比肩する程のグラフィック・演出が特徴。 また、本作では序盤4面を任意のルートで進行することが可能。 これにより「装備を整えて苦手なステージを先に潰してしまう」「強い武器とシールドを取ってから苦手ステージにいく」などという手段も出来るようになった。 敵の攻撃パターンも多彩化による攻略性の高さも前作より増している。 中盤には「新たな敵勢力・ファウストが乱入し、自機の強化を経て新たな戦いに赴く」というストーリー仕立てになっており、 この演出性はⅤで更に発展されることになる。 そして、FM音源をフルに活かしたディストーションギターで奏でられる楽曲も特徴。 &font(#ff0000){断じてギターもどきではない。} 楽曲自体は前2作の時点で元々評価が高かったのだが、 本作では[[プログレ>プログレッシブ・ロック]]・ハードロック・[[ヘヴィメタル]]色の強い楽曲を前面に強く押し出しており、楽曲面の人気はⅤと二分する。 ただ、非常に激しい曲調が多い為、慣れない人には耳障りに感じることも。 反面、更なる敵の攻撃パターンの多彩化や、後述の「サンダーソード」を前提としたボスの耐久力の為、 サンダークローを失った途端に火力不足に陥ってしまい、前作のように「紙一重で切り抜ける」ことが難しく、厳しい戦いを強いられる。 相変わらずアホみたいにエクステンドするのが唯一の救い。 更に頻発する処理落ち((MD版は処理制御を掛けられている為、実は意図的な設計だったり…))と言った問題も抱えている。ただ、この処理落ちで敵の攻撃を見切りやすい一面もある。 また、全10面と兎に角長いため、一回のプレイで凄く時間が掛かる上に疲れる。 前作大ヒット!→生産本数増加だ!→しかし時代はSTG斜陽(格ゲーブーム)、という3コンボがフルヒットしたのか、ワゴンの王様だったことがある。 しかし90年代末期~2000年にかけてプレミアがつき、現在(2014年)も状態が良ければ1万を越えることも多いと極端(SSのゴールデンパックの移植を残念に思うファンがいるせい?)であるが、ダブついたものが多い分安価な中古入手はVより楽かも。 後述のSwitch移植版もリリースされたため、現在のハード環境でも遊びやすい作品となっている。 [ストーリー(ゴールドパック2より、一部追記)] &font(#0000ff){銀河暦892年。連邦は悪夢の再来を予感させる情報を入手した。&br()オーン皇帝「カウ・ス」の腹心であり、サブシステム「ヴィオス」の存在である。&br()惑星アクエリアにて観測された「ヴィオス」の力は「カウ・ス」を遥かに凌いでおり、連邦軍の作戦は悉く失敗に終わった。&br()そこで開発中である次期主力兵器、超高機動戦闘機の使用を決定。&br()開発コードFIRE LEO-04「ライネックス」。&br()銀河の命運は、たった一機の戦闘機に委ねられた。} [自機解説] ・&font(#ff0000){FIRE LEO-04 RYNEX} 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↑ゾルゲがⅥのインタビューで「俺はサンダーソードとオーバーウェポンならオーバーウェポンが好き。みんなもヤだよな!あんな短いの!」って言ったとかなんとか。実際にそれ見たことはないから真偽は知らんが。 -- 名無しさん (2017-07-12 22:38:03) - 祝・Switch移植 -- 名無しさん (2018-04-14 23:06:03) - Ⅲに続いて遂にサントラが出た模様 -- 名無しさん (2021-07-21 13:53:56) #comment

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