KINGDOM HEARTS Birth by Sleep(キングダム ハーツ BbS)

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&font(#6495ED){登録日}:2010/03/21 Sun 23:30:39 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &font(b,20){すべては眠りから生まれる} &font(b,20){そう 君さえもな} } KINGDOM HEARTS Birth by Sleep(キングダム ハーツ バースバイスリープ)とは、 2010年にスクウェア・エニックスより発売されたPSP用のアクションRPGゲームである。 *概要 『[[KINGDOM HEARTSシリーズ]]』のシリーズ6作目にあたるが、時系列的には1作目の『[[KINGDOM HEARTS>KINGDOM HEARTS(キングダム ハーツ)]]』以前の物語であり、そのため主要登場人物が一新された。 本作の特徴は主人公が3人いることであり、全員のシナリオをクリアして初めて物語の全容が見えるようになっている。 ただし、歴代でもかなり暗いストーリーであり、当初ディズニー側に難色を示されたとか。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){加えて言うと、エンディングも救いは示唆されるがバッドエンドに近い終わり。}}} しかし、『[[KHⅡ>KINGDOM HEARTSⅡ(キングダム ハーツⅡ)]]』までで示された伏線はきれいに回収しており、歴代シリーズのオマージュ展開や魅力的な新キャラ達などその出来は歴代策に勝るとも劣らない。 %%しかし、伏線回収したのに今作で更に多くの伏線を残していった。流石は我らが野村である。%% **戦闘システム 基本はマップ上の敵とシームレスに戦う『KH』や『KH2』に準拠している。 だが、プレイヤーの取れるあらゆる行動にコマンドが大きく関わってくる。 総じて簡単な操作で様々な行動が出来るようになっておりシリーズの新たな楽しさを示すことに成功している。 ★ベースコマンド 所謂「たたかう」 従来と同じく○ボタンで行う通常攻撃。 歴代と比べると性能が抑えられており、これだけで戦うのは厳しい。 ★デッキコマンド 『[[CoM>KINGDOM HEARTS CHAIN OF MEMORIES(キングダム ハーツ CoM)]]』のデッキカスタマイズをさらにKHシリーズらしくしたようなシステム。 バトルコマンド、アクションコマンド、シュートロックコマンドの3つのコマンドを自由にカスタマイズすることで自分なりの戦闘スタイルを作り出せる。 コマンドは各地の宝箱や売買、後述のコマンドチャージなどで入手できる。 当然強力なコマンドほどレア度は高く、特定のキャラクターでなければ使えないコマンドも存在する。 ★バトルコマンド △ボタンで繰り出す攻撃で、デッキにセットした技を使用する。 攻撃、魔法、アイテム、マルチプレイ用のフレンドの4つの種類がある。 本作はMPの概念が無い代わりに一度使用したコマンドは一定時間経過しないと使えない。 また、強力なコマンドほどチャージの時間も長い。 ★アクションコマンド ジャンプやガードなどの特殊なアクションに関わるコマンド。 シリーズでお馴染みグライドなどの移動やドッジロールやリフレクトガードなどのコマンドもここ。 %%ガードすると回復するレストアガードと言うぶっ壊れコマンドがあったが、流石に後のシリーズではなくなった%% ★シュートロックコマンド FOCUSゲージを消費して使用するコマンド。 複数の敵、または一体の敵を多重ロックオンして攻撃を放つ。 様々な種類があり、威力や弾数も種類によって異なる。 発動中は完全無敵でダメージ量も高いため満場一致でバラブレコマンドと言われている。 ★フィニッシュコマンド ベースコマンドやバトルコマンドを敵に当てると上昇するコマンドゲージが満タンになった時に発動できる強力な技。 様々な種類があり、種類によって効果や攻撃範囲などが違う。 特定の条件を満たすことで新しい種類のフィニッシュコマンドを覚える事が出来る。 ステータス画面で設定したものだけ使用可能。 %%これも基本的には無敵になりながら攻撃しつつ回復するヒールストライク一択ですけど。%% ★コマンドスタイル 特定のバトルコマンドやアクションコマンドを使用してコマンドゲージが満タンになると、キャラクターの戦闘スタイルが変化するシステム。 ベースコマンドが変化し強力になるほか、この状態でコマンドゲージを満タンにすると強力なフィニッシュコマンドが発動できる。 さらに、物語の進行によってより強力な2段階目のスタイルが発動可能になる。 なお、&bold(){アイスを食う}という斜め上すぎる方法でも好きなスタイルに自由に変身できる。まあ、そのアイスを作るためにはレアな素材が必要なのだが。 ★ディメンションリンク D-LINKゲージが満タンの時に発動でき、発動すれば作中で出会ったキャラクターの力を借りてそのキャラクターのデッキを使用できるようになる。 ディメンションリンク発動中に敵が落とすシンボルを取れば強化版のデッキが使用可能になる。 また、ミラージュアリーナで通信を行った他のプレイヤーとも発動可能。 **コマンドチャージ 2つのコマンドを合成し、他のコマンドに作り替えるシステム。 合成する際に素材を足すことでコンボプラスなどのサポートアビリティを付属でき、合成するものによっては一定以上のレベルが必要になる。 また、低確率でレアコマンドが生まれることがある。 **コマンドボード コマンドを使用して遊ぶミニゲーム。 同社の『いただきストリート』風のボードゲーム。 コマンドを設置したり持っているコマンドを成長させたり、コマンドを買い取ることで新しいコマンドを入手できたりする。 マルチプレイ可能だった。 **ミラージュアリーナ このゲームに登場するワールド。 敵と戦いぬく「アリーナモード」や前述のコマンドボード、レースミニゲームの「ランブルレーシング」であそぶことできる。 ここでしか登場しない敵やアイテムやコマンドも存在する。 また、マルチプレイで共闘したり、逆にプレイヤー同士で戦う事も出来る。 なお、ここではプレイヤーは全員鎧姿となり、鎧の色を変える事が出来る。((おそらく素顔のままだと「同じディズニーキャラは二人以上画面に存在してはならない」ルールに抵触するため)) 『Days』でマルチプレイなしだとコンプリート出来ない仕様に文句が出たのか、今作ではソロプレイでもコンプリート可能。 後のHD版ではマルチプレイ要素はカットされている。 *あらすじ [[ソラ>ソラ(キングダム ハーツ)]]が[[キーブレード>キーブレード(キングダム ハーツ)]]の勇者となる以前、世界には光の監視者であるキーブレードマスターが存在していた。 テラ、ヴェントゥス、アクアの三人はキーブレードマスターになるべく、キーブレードマスター「マスター・エラクゥス」の元、旅立ちの地という世界で日々修行に励んでいた。 ある日、テラとアクアのマスター承認試験が行われるが、アクアは合格する者のテラは試験に落第してしまう。 その試験の直後にテラとアクアは行方不明となったキーブレードマスター「マスター・ゼアノート」の捜索と近年世界にはびこりだした闇の魔物「アンヴァース」討伐の任務を言い渡され世界を旅立つ。 そして、ヴェントゥスはテラの身を案じて強引に世界を旅立ってしまう。 だが、彼らにまち受ける運命はあまりに残酷なものだった…。 *主な登場人物 ★[[テラ>テラ(キングダム ハーツ)]] 主人公の一人。 実直で落ち着いた物腰の青年であり、鍛練を怠らない。 3人組のまとめ役であり、特にヴェントゥスにとっては兄貴分のような存在である。 マスター承認試験では「心の闇を制御しきれてない」という理由で不合格にされてしまい、後に闇を否定しないゼアノートを信奉していくようになる。 ゼアノート捜索とアンヴァース討伐の任を受けて旅立つ。 戦闘スタイルはパワータイプ。 攻撃力が高いが、モーションの遅い技が多く、魔法攻撃力も低いため意外と慎重なプレイが必要となる。 %%スライドさん%% ★[[ヴェントゥス>ヴェントゥス(キングダム ハーツ)]] 主人公の一人。 愛称はヴェン。 外見は[[ロクサス>ロクサス(キングダム ハーツ)]]と瓜二つだが、その関係性は不明。 明るく純粋な少年で、テラやアクアの弟分のような存在。 ヴァニタスからテラに関する不吉な言葉を残され、テラの身を案じて無断で世界を飛び出す。 戦闘スタイルはスピードタイプで、キーブレードを逆手に持つ。 技の出が早く優秀なアクションコマンドが多く移動も楽。 ★[[アクア>アクア(キングダム ハーツ)]] 主人公の一人。 正義感が強く、真面目な性格の少女。 マスター承認試験の前夜につながりのお守り([[カイリ>カイリ(キングダム ハーツ)]]が作った約束のお守り)を模したお守りを三人分作り、テラとヴェンに渡した。 試験に合格し、マスターになった後にテラと同じ任務を言い渡されたが、その他にテラが闇に堕ちないように監視する任務とヴェンを連れ帰る任務が追加されている。 戦闘スタイルは魔法タイプ。 癖のある技が多く、HPと防御力が低いが、次第に強力なコマンドが使えるようになっていく大器晩成型。 全方面をガードするバリアや無敵時間の長いホイールロールなど防御面でも優秀。 ★マスター・エラクゥス キーブレードマスターの一人であり、テラ達の師匠。 非常に厳格な人物だが、世界に旅立った弟子達の身を心から案じている。ゼアノート曰く闇を否定しすぎているらしい。 過去にゼアノートといざこざがあったらしいが、今は和解している様子。 ちなみに英語版では伝説的武術・武器繋がりからか、[[ジェダイの騎士>ルーク・スカイウォーカー]]が吹き替えを担当。&font(l){そのせいで後に一部では「弟子との関係」について似ているとか似ていないとか指摘されたり} そのせいか後に『[[KINGDOM HEARTSⅢ]]』にて若かりし頃の彼の姿が映った際、ジェダイ騎士父の吹き替え担当(老年期:ピート)にして中の人の当たり役たる[[斬鉄剣]]使い(初代:マスター・ゼアノート)の[[現担当>浪川大輔]]が声を当てた。 ★[[マスター・ゼアノート>ゼアノート(キングダム ハーツ)]] もう一人のキーブレードマスターの老人。 エラクゥスの兄弟子にあたる。 マスター承認試験に同席した直後に行方不明となる。 前作に登場したゼアノートと名前が同じだが、その関係性は……? ちなみにこちらも中の人が斬鉄剣使いを演じたことがあったりする。 ★[[ヴァニタス>ヴァニタス(キングダム ハーツ)]] ゼアノートの弟子の仮面を被った少年。 ヴェンやアクアの前に現われては意味深な言葉を残して去っていく。 ヴェンと何か因縁があるようだが……? ★[[王様(ミッキー)>ミッキー(キングダム ハーツ)]] ディズニーキャッスルを治める王。 キーブレードマスターになるべく、イェン・シッドの下で修行中だったが、世界の異変を察知し、いてもたってもいられず無断でイェン・シッドの下を飛び出した。 旅先で出会ったヴェンやアクアと協力することになる。 ★イェン・シッド 王様の師匠の魔法使い。 エラクゥスにアンヴァースが出現したこととゼアノートが失踪したことを伝えた。 本作で昔はキーブレードマスターだったことが明かされた。   *登場ワールド ★旅立ちの地 オリジナルの世界。 3人が修行をしていた地。 ★キャッスル・オブ・ドリーム 「シンデレラ」を舞台にした世界。 ★ドワーフ・ウッドランド 「[[白雪姫>白雪姫(ディズニー映画)]]」を舞台にした世界。 ★エンチャンテッド・ドミニオン 「眠れる森の美女」を舞台にした世界。 ★レイディアントガーデン オリジナルの世界。 ★ディズニータウン オリジナルの世界。 ディズニーキャッスルの城下町。 ★オリンポスコロシアム 「[[ヘラクレス>ヘラクレス(ディズニー映画)]]」を舞台にした世界。 ★ディープスペース 「リロ・アンド・スティッチ」を舞台にした世界。 ★ネバーランド 「ピーター・パン」を舞台にした世界。 今回は海賊船ではなくネバーランドを冒険できる。 ちなみに声優は『ピーター・パン2』版の吹き替え声優に変更されている。 ★不思議な塔 [[ファンタジア>ファンタジア(映画)]]の「魔法使いの弟子」を舞台にした世界。 ここでミッキーが修行していた。 ★謎の荒野 たびたび訪れることになる荒野。 そこに隠された秘密とは… *用語解説 ★キーブレードマスター 光の監視者として世界の光と闇のバランスを見守っているキーブレード使い。 作中ではエラクゥス、ゼアノート、アクアが該当する。 また、実力だけならテラもマスターと同等であり、ミッキーも後にマスターとなっている。 ★アンヴァース 突如として世界に現れた魔物。 イェン・シッドはこれを「負の感情にのみ芽生え、溢れだす存在」「生命に精通しないもの」と称した。 前作の[[ハートレス]]同様、様々な種類が存在する。 ★鎧 他の世界へと行き来するための道「異空の回廊」を通る時に装着する鎧。 これを装着せずに「異空の回廊」を通ると心が闇に捉われてしまう。 また、普通の武具としても使用可能。 **ファイナルミックス版の主な差異 ・FM版恒例で音声は英語で日本語字幕。今作もHDリマスター版なら日本語音声で遊べる。 ・シリーズ初となるデータ引き継ぎが可能になっった。オリジナルのBbSで取得したトロフィーの数に応じて最初からある程度強い状態でのニューゲームが出来る。HD版ではカットされている。 ・ステッカーアルバムの追加。各種に配置されたステッカーを追加しきちんと飾ることで各種アイテムが追加される。 ・コマンドスタイル「リズムミキサー」の追加。リズムに乗ったような楽しいコマンド%%だが、チートクラスに強い%%。 ・コマンドボード、ランブルレーシングのステージ追加。 ・ヴァニタスの思念と倒すと旅立ちの地に現れる追加ボス「[[謎の男>青年ゼアノート]]」。[[ⅩⅢ機関]]と同じ黒コートを着た謎の男。 ・ミラージュアリーナに「[[モンストロ>モンストロ(キングダム ハーツ)]]」、「アーマーオブザマスター」、「ノーハート」といったボス追加。 ・[[シークレットムービー>シークレットムービー(キングダム ハーツ)]]を解禁すると遊べる「シークレットエピソード」の追加 ・最高難易度クリティカルモードの追加。 ・クリティカルモードで利用できる「EXP0」の追加。 #openclose(show=今作のレベル1クリティカルについて){ 一言でいうとかなりしんどい難易度。 『ⅡFM』は敵の最低ダメージ保証があるので、低レベルでも敵をちゃんと爽快に倒せるようになっていたのだが、&font(b){今作には最低ダメージ保証がない}。 加えてレベルを上げる以外に敵の防御力を超える方法が基本的にないため、終盤は敵に攻撃を当ててもほとんどダメージにならない苦行状態。 一応、効く相手なら「ポイズン」や「スナイプバーニング」で削る、雑魚ならマグネ系でハメ殺すなどはできる。 コマンドボードの利用やコマンドチャージなどで各種コマンドは利用できるが、そもそもダメージが少なすぎてなんの救いにもならない わざわざ「EXP0」を追加しておいてこの状態であったため、ⅡFMと比べると人気は低い。 HD版では「EXP0」に最低ダメージ補正が発生する隠し効果が追加された。 ただしシュートロックコマンドには発生しない様子。 これである程度は気軽に楽しめる…が、実はこの状態は全ての敵に発生するようになっており、ヴァニタスの思念やノーハートなど防御力が高いことが特徴だったボスは正攻法で挑むより「EXP0」装備状態の方が楽に挑める状態となってしまっている。 } *KINGDOM HEARTS Birth by Sleep 0.2 A fragmentary passage 2017年1月発売のKINGDOM HEARTS HD 2.8 Final Chapter Prologueに新規で収録された短編作品。 シークレットエピソードにて示唆されていた通り、続編の構想があったがパッケージ化する予定が無くⅢの冒頭で少し触れる程度に流す予定だったが、Ⅲの開発が諸都合により遅れていることから、アクアの物語のみをⅢの技術を利用した作品にすることでいち早く体験してもらおうという試みだった。 システム的にはBbSとⅢのシステムを融合したような作品となっており、Ⅲのシステムをいち早く体験できた。後のⅢではシステムはさらにブラッシュアップされている。 シナリオの長さはワールド1個分程度。 物語的にはBbSFMのシークレットエピソードの先、初代KHの裏、3Dの最終決戦の後の時系列がクロスしていく物語となっている。 OPムービーや曲が本作専用の物だったり、アクアを飾り付けるデコレーションなど本作独自の要素もあり、ただの短編にとどまらない作品となっている。 **あらすじ [[ソラたちの夢の世界での冒険>KINGDOM HEARTS 3D [Dream Drop Distance]]]の後、不思議な塔にて光の守護者たちはテラ、アクア、ヴェントゥスの行方を探っていた。 そこで王様はかつて闇の世界でアクアに会ったことを話し始めた。 テラを救うため、闇の世界に落ちてしまったアクアは出口を求め闇の世界をさまよい続けていた。 すでに闇に落ちた光の世界の断片をめぐりつつ、幻影に惑わされるアクアは次第に不安を募らせていく…。 **主な登場人物 ★[[アクア>アクア(キングダム ハーツ)]] BbS主人公の一人にして今作でも主人公。 テラを救うため、闇の世界に迷い込んでしまい、たった一人でさまよい続けている。 不安の中でも自身にとって大切なものを再確認していく。 テラやヴェンの幻覚や王様との邂逅の中、とある決断をすることとなる。 アクションはほぼBbS据え置き。 シュートロックコマンド「レインボーシャワー」やスタイルチェンジ「マジックウィッシュ」は据え置き。 さらに新たなスタイルチェンジ「ウェイファインダー」の追加や魔法が得意な設定を反映し強化魔法が使用できるようになっている。((後のⅢではソラは各種強化魔法を簡単には使えなくなっている。)) ★[[王様(ミッキー)>ミッキー(キングダム ハーツ)]] 今作の語り手。 また、初代KHにて闇の世界での彼の行動が明かされ、途中アクアとも行動を共にしていたことが語られる。 **登場ワールド ★闇の世界 主に「キャッスル・オブ・ドリーム」、「ドワーフ・ウッドランド」、「エンチャンテッド・ドミニオン」の世界のかけらが混在した前半と闇の深淵である後半に分けられる。 もしかしたら、彼なら 誰もの心を繋ぐあの管理人なら その項目を開き、不幸になったヲタたちを救えるかもしれない 彼の名は――― #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,7) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 噂じゃ話の内容が暗すぎてディズニーから苦情来たらしいが・・・? -- 名無しさん (2013-10-25 22:19:53) - ↑一応シクレの最後とかは希望があって良かったんだけど…基本はバッドエンド確定してたストーリーだからね。しかしテラ編のラストバトルへの導入は前作裏ボス知ってると鳥肌ものだわ -- 名無しさん (2014-02-25 16:37:55) - テラ編ラストバトルの衝撃は一生忘れられない。2FMプレイしてて本当に良かったと思う -- 名無しさん (2014-09-11 01:32:43) - 3キャラそれぞれ全員が超熱いラストバトルでハズレが無いというだけでも俺はこの作品を最高に評価する。 -- 名無しさん (2014-09-11 01:40:54) - 取り敢えず一通りクリアして思ったんだけどさ、偽アンセムとゼムナスを倒したら、再び一つになるはずだから、テラも復活するんじゃない?今後どうなるかは分からないけど。 -- 名無しさん (2014-11-20 17:20:39) - ジジイも復活してるからテラも復活してるだろう多分。どういう状態かは分からんが -- 名無しさん (2014-11-20 17:24:13) - アクセルが兼ねてるからか、炎の奴は居ないんだよな。居たらフィアとか呼ばれてたんだろうか -- 名無しさん (2015-08-08 16:48:49) - ヴェントゥス(風)テラ(地)アクア(水)イグニス(火)百年以上も昔のUXにもヴェントゥス出てくるし、その時に出てくるのでは?見た目や雰囲気がアクセルそっくりで -- 名無しさん (2017-10-03 20:25:07) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2010/03/21 Sun 23:30:39 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &font(b,20){すべては眠りから生まれる} &font(b,20){そう 君さえもな} } KINGDOM HEARTS Birth by Sleep(キングダム ハーツ バースバイスリープ)とは、 2010年にスクウェア・エニックスより発売されたPSP用のアクションRPGである。 *概要 『[[KINGDOM HEARTSシリーズ]]』のシリーズ6作目にあたるが、時系列的には1作目の『[[KINGDOM HEARTS>KINGDOM HEARTS(キングダム ハーツ)]]』以前の物語であり、そのため主要登場人物が一新された。 本作の特徴は主人公が3人いることであり、全員のシナリオをクリアして初めて物語の全容が見えるようになっている。 ただし、歴代でもかなり暗いストーリーであり、当初ディズニー側に難色を示されたとか。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){加えて言うと、エンディングも救いは示唆されるがバッドエンドに近い終わり。}}} しかし、『[[KHⅡ>KINGDOM HEARTSⅡ(キングダム ハーツⅡ)]]』までで示された伏線はきれいに回収しており、歴代シリーズのオマージュ展開や魅力的な新キャラ達などその出来は歴代策に勝るとも劣らない。 %%しかし、伏線回収したのに今作で更に多くの伏線を残していった。流石は我らが野村である。%% **戦闘システム 基本はマップ上の敵とシームレスに戦う『KH』や『KH2』に準拠している。 だが、プレイヤーの取れるあらゆる行動にコマンドが大きく関わってくる。 総じて簡単な操作で様々な行動が出来るようになっておりシリーズの新たな楽しさを示すことに成功している。 ★ベースコマンド 所謂「たたかう」 従来と同じく○ボタンで行う通常攻撃。 歴代と比べると性能が抑えられており、これだけで戦うのは厳しい。 ★デッキコマンド 『[[CoM>KINGDOM HEARTS CHAIN OF MEMORIES(キングダム ハーツ CoM)]]』のデッキカスタマイズをさらにKHシリーズらしくしたようなシステム。 バトルコマンド、アクションコマンド、シュートロックコマンドの3つのコマンドを自由にカスタマイズすることで自分なりの戦闘スタイルを作り出せる。 コマンドは各地の宝箱や売買、後述のコマンドチャージなどで入手できる。 当然強力なコマンドほどレア度は高く、特定のキャラクターでなければ使えないコマンドも存在する。 ★バトルコマンド △ボタンで繰り出す攻撃で、デッキにセットした技を使用する。 攻撃、魔法、アイテム、マルチプレイ用のフレンドの4つの種類がある。 本作はMPの概念が無い代わりに一度使用したコマンドは一定時間経過しないと使えない。 また、強力なコマンドほどチャージの時間も長い。 ★アクションコマンド ジャンプやガードなどの特殊なアクションに関わるコマンド。 シリーズでお馴染みグライドなどの移動やドッジロールやリフレクトガードなどのコマンドもここ。 %%ガードすると回復するレストアガードと言うぶっ壊れコマンドがあったが、流石に後のシリーズではなくなった%% ★シュートロックコマンド FOCUSゲージを消費して使用するコマンド。 複数の敵、または一体の敵を多重ロックオンして攻撃を放つ。 様々な種類があり、威力や弾数も種類によって異なる。 発動中は完全無敵でダメージ量も高いため満場一致でバラブレコマンドと言われている。 ★フィニッシュコマンド ベースコマンドやバトルコマンドを敵に当てると上昇するコマンドゲージが満タンになった時に発動できる強力な技。 様々な種類があり、種類によって効果や攻撃範囲などが違う。 特定の条件を満たすことで新しい種類のフィニッシュコマンドを覚える事が出来る。 ステータス画面で設定したものだけ使用可能。 %%これも基本的には無敵になりながら攻撃しつつ回復するヒールストライク一択ですけど。%% ★コマンドスタイル 特定のバトルコマンドやアクションコマンドを使用してコマンドゲージが満タンになると、キャラクターの戦闘スタイルが変化するシステム。 ベースコマンドが変化し強力になるほか、この状態でコマンドゲージを満タンにすると強力なフィニッシュコマンドが発動できる。 さらに、物語の進行によってより強力な2段階目のスタイルが発動可能になる。 なお、&bold(){アイスを食う}という斜め上すぎる方法でも好きなスタイルに自由に変身できる。まあ、そのアイスを作るためにはレアな素材が必要なのだが。 ★ディメンションリンク D-LINKゲージが満タンの時に発動でき、発動すれば作中で出会ったキャラクターの力を借りてそのキャラクターのデッキを使用できるようになる。 ディメンションリンク発動中に敵が落とすシンボルを取れば強化版のデッキが使用可能になる。 また、ミラージュアリーナで通信を行った他のプレイヤーとも発動可能。 **コマンドチャージ 2つのコマンドを合成し、他のコマンドに作り替えるシステム。 合成する際に素材を足すことでコンボプラスなどのサポートアビリティを付属でき、合成するものによっては一定以上のレベルが必要になる。 また、低確率でレアコマンドが生まれることがある。 **コマンドボード コマンドを使用して遊ぶミニゲーム。 同社の『いただきストリート』風のボードゲーム。 コマンドを設置したり持っているコマンドを成長させたり、コマンドを買い取ることで新しいコマンドを入手できたりする。 マルチプレイ可能だった。 **ミラージュアリーナ このゲームに登場するワールド。 敵と戦いぬく「アリーナモード」や前述のコマンドボード、レースミニゲームの「ランブルレーシング」であそぶことできる。 ここでしか登場しない敵やアイテムやコマンドも存在する。 また、マルチプレイで共闘したり、逆にプレイヤー同士で戦う事も出来る。 なお、ここではプレイヤーは全員鎧姿となり、鎧の色を変える事が出来る。((おそらく素顔のままだと「同じディズニーキャラは二人以上画面に存在してはならない」ルールに抵触するため)) 『Days』でマルチプレイなしだとコンプリート出来ない仕様に文句が出たのか、今作ではソロプレイでもコンプリート可能。 後のHD版ではマルチプレイ要素はカットされている。 *あらすじ [[ソラ>ソラ(キングダム ハーツ)]]が[[キーブレード>キーブレード(キングダム ハーツ)]]の勇者となる以前、世界には光の監視者であるキーブレードマスターが存在していた。 テラ、ヴェントゥス、アクアの三人はキーブレードマスターになるべく、キーブレードマスター「マスター・エラクゥス」の元、旅立ちの地という世界で日々修行に励んでいた。 ある日、テラとアクアのマスター承認試験が行われるが、アクアは合格する者のテラは試験に落第してしまう。 その試験の直後にテラとアクアは行方不明となったキーブレードマスター「マスター・ゼアノート」の捜索と近年世界にはびこりだした闇の魔物「アンヴァース」討伐の任務を言い渡され世界を旅立つ。 そして、ヴェントゥスはテラの身を案じて強引に世界を旅立ってしまう。 だが、彼らにまち受ける運命はあまりに残酷なものだった…。 *主な登場人物 ★[[テラ>テラ(キングダム ハーツ)]] 主人公の一人。 実直で落ち着いた物腰の青年であり、鍛練を怠らない。 3人組のまとめ役であり、特にヴェントゥスにとっては兄貴分のような存在である。 マスター承認試験では「心の闇を制御しきれてない」という理由で不合格にされてしまい、後に闇を否定しないゼアノートを信奉していくようになる。 ゼアノート捜索とアンヴァース討伐の任を受けて旅立つ。 戦闘スタイルはパワータイプ。 攻撃力が高いが、モーションの遅い技が多く、魔法攻撃力も低いため意外と慎重なプレイが必要となる。 %%スライドさん%% ★[[ヴェントゥス>ヴェントゥス(キングダム ハーツ)]] 主人公の一人。 愛称はヴェン。 外見は[[ロクサス>ロクサス(キングダム ハーツ)]]と瓜二つだが、その関係性は不明。 明るく純粋な少年で、テラやアクアの弟分のような存在。 ヴァニタスからテラに関する不吉な言葉を残され、テラの身を案じて無断で世界を飛び出す。 戦闘スタイルはスピードタイプで、キーブレードを逆手に持つ。 技の出が早く優秀なアクションコマンドが多く移動も楽。 ★[[アクア>アクア(キングダム ハーツ)]] 主人公の一人。 正義感が強く、真面目な性格の少女。 マスター承認試験の前夜につながりのお守り([[カイリ>カイリ(キングダム ハーツ)]]が作った約束のお守り)を模したお守りを三人分作り、テラとヴェンに渡した。 試験に合格し、マスターになった後にテラと同じ任務を言い渡されたが、その他にテラが闇に堕ちないように監視する任務とヴェンを連れ帰る任務が追加されている。 戦闘スタイルは魔法タイプ。 癖のある技が多く、HPと防御力が低いが、次第に強力なコマンドが使えるようになっていく大器晩成型。 全方面をガードするバリアや無敵時間の長いホイールロールなど防御面でも優秀。 ★マスター・エラクゥス キーブレードマスターの一人であり、テラ達の師匠。 非常に厳格な人物だが、世界に旅立った弟子達の身を心から案じている。ゼアノート曰く闇を否定しすぎているらしい。 過去にゼアノートといざこざがあったらしいが、今は和解している様子。 ちなみに英語版では伝説的武術・武器繋がりからか、[[ジェダイの騎士>ルーク・スカイウォーカー]]が吹き替えを担当。&font(l){そのせいで後に一部では「弟子との関係」について似ているとか似ていないとか指摘されたり} そのせいか後に『[[KINGDOM HEARTSⅢ]]』にて若かりし頃の彼の姿が映った際、ジェダイ騎士父の吹き替え担当(老年期:ピート)にして中の人の当たり役たる[[斬鉄剣]]使い(初代:マスター・ゼアノート)の[[現担当>浪川大輔]]が声を当てた。 ★[[マスター・ゼアノート>ゼアノート(キングダム ハーツ)]] もう一人のキーブレードマスターの老人。 エラクゥスの兄弟子にあたる。 マスター承認試験に同席した直後に行方不明となる。 前作に登場したゼアノートと名前が同じだが、その関係性は……? ちなみにこちらも中の人が斬鉄剣使いを演じたことがあったりする。 ★[[ヴァニタス>ヴァニタス(キングダム ハーツ)]] ゼアノートの弟子の仮面を被った少年。 ヴェンやアクアの前に現われては意味深な言葉を残して去っていく。 ヴェンと何か因縁があるようだが……? ★[[王様(ミッキー)>ミッキー(キングダム ハーツ)]] ディズニーキャッスルを治める王。 キーブレードマスターになるべく、イェン・シッドの下で修行中だったが、世界の異変を察知し、いてもたってもいられず無断でイェン・シッドの下を飛び出した。 旅先で出会ったヴェンやアクアと協力することになる。 ★イェン・シッド 王様の師匠の魔法使い。 エラクゥスにアンヴァースが出現したこととゼアノートが失踪したことを伝えた。 本作で昔はキーブレードマスターだったことが明かされた。   *登場ワールド ★旅立ちの地 オリジナルの世界。 3人が修行をしていた地。 ★キャッスル・オブ・ドリーム 「シンデレラ」を舞台にした世界。 ★ドワーフ・ウッドランド 「[[白雪姫>白雪姫(ディズニー映画)]]」を舞台にした世界。 ★エンチャンテッド・ドミニオン 「眠れる森の美女」を舞台にした世界。 ★レイディアントガーデン オリジナルの世界。 ★ディズニータウン オリジナルの世界。 ディズニーキャッスルの城下町。 ★オリンポスコロシアム 「[[ヘラクレス>ヘラクレス(ディズニー映画)]]」を舞台にした世界。 ★ディープスペース 「リロ・アンド・スティッチ」を舞台にした世界。 ★ネバーランド 「ピーター・パン」を舞台にした世界。 今回は海賊船ではなくネバーランドを冒険できる。 ちなみに声優は『ピーター・パン2』版の吹き替え声優に変更されている。 ★不思議な塔 [[ファンタジア>ファンタジア(映画)]]の「魔法使いの弟子」を舞台にした世界。 ここでミッキーが修行していた。 ★謎の荒野 たびたび訪れることになる荒野。 そこに隠された秘密とは… *用語解説 ★キーブレードマスター 光の監視者として世界の光と闇のバランスを見守っているキーブレード使い。 作中ではエラクゥス、ゼアノート、アクアが該当する。 また、実力だけならテラもマスターと同等であり、ミッキーも後にマスターとなっている。 ★アンヴァース 突如として世界に現れた魔物。 イェン・シッドはこれを「負の感情にのみ芽生え、溢れだす存在」「生命に精通しないもの」と称した。 前作の[[ハートレス]]同様、様々な種類が存在する。 ★鎧 他の世界へと行き来するための道「異空の回廊」を通る時に装着する鎧。 これを装着せずに「異空の回廊」を通ると心が闇に捉われてしまう。 また、普通の武具としても使用可能。 **ファイナルミックス版の主な差異 ・FM版恒例で音声は英語で日本語字幕。今作もHDリマスター版なら日本語音声で遊べる。 ・シリーズ初となるデータ引き継ぎが可能になっった。オリジナルのBbSで取得したトロフィーの数に応じて最初からある程度強い状態でのニューゲームが出来る。HD版ではカットされている。 ・ステッカーアルバムの追加。各種に配置されたステッカーを追加しきちんと飾ることで各種アイテムが追加される。 ・コマンドスタイル「リズムミキサー」の追加。リズムに乗ったような楽しいコマンド%%だが、チートクラスに強い%%。 ・コマンドボード、ランブルレーシングのステージ追加。 ・ヴァニタスの思念と倒すと旅立ちの地に現れる追加ボス「[[謎の男>青年ゼアノート]]」。[[ⅩⅢ機関]]と同じ黒コートを着た謎の男。 ・ミラージュアリーナに「[[モンストロ>モンストロ(キングダム ハーツ)]]」、「アーマーオブザマスター」、「ノーハート」といったボス追加。 ・[[シークレットムービー>シークレットムービー(キングダム ハーツ)]]を解禁すると遊べる「シークレットエピソード」の追加 ・最高難易度クリティカルモードの追加。 ・クリティカルモードで利用できる「EXP0」の追加。 #openclose(show=今作のレベル1クリティカルについて){ 一言でいうとかなりしんどい難易度。 『ⅡFM』は敵の最低ダメージ保証があるので、低レベルでも敵をちゃんと爽快に倒せるようになっていたのだが、&font(b){今作には最低ダメージ保証がない}。 加えてレベルを上げる以外に敵の防御力を超える方法が基本的にないため、終盤は敵に攻撃を当ててもほとんどダメージにならない苦行状態。 一応、効く相手なら「ポイズン」や「スナイプバーニング」で削る、雑魚ならマグネ系でハメ殺すなどはできる。 コマンドボードの利用やコマンドチャージなどで各種コマンドは利用できるが、そもそもダメージが少なすぎてなんの救いにもならない わざわざ「EXP0」を追加しておいてこの状態であったため、ⅡFMと比べると人気は低い。 HD版では「EXP0」に最低ダメージ補正が発生する隠し効果が追加された。 ただしシュートロックコマンドには発生しない様子。 これである程度は気軽に楽しめる…が、実はこの状態は全ての敵に発生するようになっており、ヴァニタスの思念やノーハートなど防御力が高いことが特徴だったボスは正攻法で挑むより「EXP0」装備状態の方が楽に挑める状態となってしまっている。 } *KINGDOM HEARTS Birth by Sleep 0.2 A fragmentary passage 2017年1月発売のKINGDOM HEARTS HD 2.8 Final Chapter Prologueに新規で収録された短編作品。 シークレットエピソードにて示唆されていた通り、続編の構想があったがパッケージ化する予定が無くⅢの冒頭で少し触れる程度に流す予定だったが、Ⅲの開発が諸都合により遅れていることから、アクアの物語のみをⅢの技術を利用した作品にすることでいち早く体験してもらおうという試みだった。 システム的にはBbSとⅢのシステムを融合したような作品となっており、Ⅲのシステムをいち早く体験できた。後のⅢではシステムはさらにブラッシュアップされている。 シナリオの長さはワールド1個分程度。 物語的にはBbSFMのシークレットエピソードの先、初代KHの裏、3Dの最終決戦の後の時系列がクロスしていく物語となっている。 OPムービーや曲が本作専用の物だったり、アクアを飾り付けるデコレーションなど本作独自の要素もあり、ただの短編にとどまらない作品となっている。 **あらすじ [[ソラたちの夢の世界での冒険>KINGDOM HEARTS 3D [Dream Drop Distance]]]の後、不思議な塔にて光の守護者たちはテラ、アクア、ヴェントゥスの行方を探っていた。 そこで王様はかつて闇の世界でアクアに会ったことを話し始めた。 テラを救うため、闇の世界に落ちてしまったアクアは出口を求め闇の世界をさまよい続けていた。 すでに闇に落ちた光の世界の断片をめぐりつつ、幻影に惑わされるアクアは次第に不安を募らせていく…。 **主な登場人物 ★[[アクア>アクア(キングダム ハーツ)]] BbS主人公の一人にして今作でも主人公。 テラを救うため、闇の世界に迷い込んでしまい、たった一人でさまよい続けている。 不安の中でも自身にとって大切なものを再確認していく。 テラやヴェンの幻覚や王様との邂逅の中、とある決断をすることとなる。 アクションはほぼBbS据え置き。 シュートロックコマンド「レインボーシャワー」やスタイルチェンジ「マジックウィッシュ」は据え置き。 さらに新たなスタイルチェンジ「ウェイファインダー」の追加や魔法が得意な設定を反映し強化魔法が使用できるようになっている。((後のⅢではソラは各種強化魔法を簡単には使えなくなっている。)) ★[[王様(ミッキー)>ミッキー(キングダム ハーツ)]] 今作の語り手。 また、初代KHにて闇の世界での彼の行動が明かされ、途中アクアとも行動を共にしていたことが語られる。 **登場ワールド ★闇の世界 主に「キャッスル・オブ・ドリーム」、「ドワーフ・ウッドランド」、「エンチャンテッド・ドミニオン」の世界のかけらが混在した前半と闇の深淵である後半に分けられる。 もしかしたら、彼なら 誰もの心を繋ぐあの管理人なら その項目を開き、不幸になったヲタたちを救えるかもしれない 彼の名は――― #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,7) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 噂じゃ話の内容が暗すぎてディズニーから苦情来たらしいが・・・? -- 名無しさん (2013-10-25 22:19:53) - ↑一応シクレの最後とかは希望があって良かったんだけど…基本はバッドエンド確定してたストーリーだからね。しかしテラ編のラストバトルへの導入は前作裏ボス知ってると鳥肌ものだわ -- 名無しさん (2014-02-25 16:37:55) - テラ編ラストバトルの衝撃は一生忘れられない。2FMプレイしてて本当に良かったと思う -- 名無しさん (2014-09-11 01:32:43) - 3キャラそれぞれ全員が超熱いラストバトルでハズレが無いというだけでも俺はこの作品を最高に評価する。 -- 名無しさん (2014-09-11 01:40:54) - 取り敢えず一通りクリアして思ったんだけどさ、偽アンセムとゼムナスを倒したら、再び一つになるはずだから、テラも復活するんじゃない?今後どうなるかは分からないけど。 -- 名無しさん (2014-11-20 17:20:39) - ジジイも復活してるからテラも復活してるだろう多分。どういう状態かは分からんが -- 名無しさん (2014-11-20 17:24:13) - アクセルが兼ねてるからか、炎の奴は居ないんだよな。居たらフィアとか呼ばれてたんだろうか -- 名無しさん (2015-08-08 16:48:49) - ヴェントゥス(風)テラ(地)アクア(水)イグニス(火)百年以上も昔のUXにもヴェントゥス出てくるし、その時に出てくるのでは?見た目や雰囲気がアクセルそっくりで -- 名無しさん (2017-10-03 20:25:07) #comment #areaedit(end) }

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