工藤涯(無頼伝 涯)

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&font(#6495ED){登録日}:2012/01/22 (日) 06:52:38 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){孤立せよ…}} 工藤涯とは『[[無頼伝 涯]]』の主人公である。 21世紀の福本作品には珍しく、ギャンブルをしない男である。 しょっちゅう命は張っているが。 中学3年生の14歳。 顔の右半分、額から頬にかけて稲妻状の大きな火傷の痕があるのが特徴。ハリーポッターの傷が巨大化したといえばわかりやすいか。 家族はなく、元は児童養護施設出身。なお顔の傷や家族に捨てられた原因は語られていない。 作中では工藤と呼ばれることはなく、涯、もしくは&bold(){涯くん}と呼ばれている。 一匹狼で普段は物静かだが取引の時には饒舌になる。少し短気さんだけど。 また無口ながら自分の気持ちを言葉にするのは得意な様子。 [[若さ故の反骨精神>厨二病]]からかなにかと人と反発し孤立してしまう傾向がある。 素直になぁれっ…! 基本的には礼儀正しいいい子なんだけどね。 洞察力も高く機転もよくきき、幾度となく窮地を脱している。 平田財閥の平田隆鳳を殺し初っ端から警察に追われ囲まれるという衝撃的な登場をするが、これは平田家による濡れ衣であり、無実を証明するために警部である安部に説得され投降する。 そもそも何故濡れ衣を着せられたかだが、上記の通り身寄りもなく、自立意識がきわめて強いため親の脛齧りでぬるま湯に浸かるだけの同級生とは相容れず、学校生活では常に孤立していたからだとされている。 同級生と口論になった際に自分も施設の庇護にかかってることを指摘され施設を飛び出してしまう。 一人で生きるために職を探すも上手くいかず所持金も尽きた頃、ボロアパートで&font(#ff0000){新聞紙を布団代わりにして}寝ていたところに不動産に居座り立退き料を迫る不動産ゴロの池田貴行と出会い、ガス・水道・電気の通らない廃屋同然のボロアパートを月3万の契約で番をすることに。(これはお互いに同意している。) 念願の自由を手に入れ興奮状態の彼は普通の中学生にみえるだろう。 涯くんは三国志とのりたまがお好きなようだがいつか大人のふりかけを食べる日は来るのだろうか。 そして日々光速パンチの修業に明け暮れる。&font(#ff0000){上半身裸で。} どうやら施設でもやっていたらしい。 自分を越えるためガラスに映る自分よりも速く打とうと繰り返すうちについに&font(#ffdc00){光の速さを越える。} #center(){涯くん は 光速パンチ を おぼえた!} 元々空手や剣道等動く人を打つスポーツに必要な、意識の途切れ、人の虚をつくことの天賦の才があったのだが修業のかいもあり、立ち退きに来たヤクザや警察や後に出てくる教官に対し一発で倒せる程に。 相手の鼻を掴むのもお手の物。 だが敵わないと知ったヤクザの暴力の矛先は涯ではなく池田に向かってしまい、占拠を破棄せざるを得なくなった涯はアパートから出て行くよう通告される。 皮肉にもその原因は自分の拳。もっとも彼が拠り所にしていた拳であった。 ちなみに涯くんが靴下を履いているシーンは描かれておらず、常に靴もしくは裸足である。靴は素足で履くタイプなのだろうか。水虫にならないか心配である。 保護処分が決まり、濡れ衣をネタに平田家から金をゆすりたい安部と手を組み、無実を証明するために涯が連行されたのは絶海の孤島に建てられ、教官は(殺傷能力は無いが)銃器を平然と利用し、洗脳教育によって社会や権力者に従順な人間にすること、時には事故を装って抹殺することを目的とする更正施設&bold(){人間学園。} そこには教育と称し、非行少年にゴム弾の銃弾や電撃リンチを浴びせるなど常軌を逸した体罰を行う澤井課長が涯を待ち受けていた。 脱走に失敗した彼が連れてこられたのは&bold(){犬の部屋。} そこには同時期に収容された少年達もいた。 彼らを"人間"に至らない"犬"とし、"人間"に相応しい答えを出していかないと一生そのままだという。 屁理屈を並べ不正解にする澤井に涯は怒り、電流を浴びせられるが針金を使い、返り討ちに成功する。 その後教官達に&font(#f09199){愛情注入}され電流でまともに動けない中、涯は安部と出会った頃の会話を思い出し一人涙を流していた。 そして澤井から出される最後の質問。 この質問に全員一致であればそれをもって正解となるという。 「人間になりたいか」 圧倒的なまでに馬鹿らしい質問。今までの涯なら付き合わなかっただろう。 だが涯は一時の矜持にこだわってより大きな勝利を逃すことの愚を学び、力を振り絞って自分の意志に反する挙手をする。 そして"犬"から"人間"と認められ教官達と生徒が喜びを分かち合う中、これを好機とみた涯は共に収容され唯一理解を示そうとしてくれた石原と隙をつき、犬の部屋をついに脱出する。 その後石原とは別行動をとり、&font(#ff0000){約1巻分ぶりに}服を着る。 だせぇ制服とか言ってたけどそれ以前に涯くん君今&font(#f09199){ノーパン}なんだぜ…? 成人男性の服がピッタリなので体格はいいのかもしれない。 なお、&font(#ff0000){全裸の表紙がある。} #center(){\裸っ…!裸ぁっ…?/} #center(){&blankimg(09a2b8186c24df6fcd3c36cc0dda2b18_cover.jpg,width=150,height=225)} 4巻だけ買いづらいよ涯くん 余談だが作中の涯くんはノーパン、全裸、半裸が大半を占めている。どういうことなの…。 圧倒的…!圧倒的裸率っ…![[カイジ>伊藤開司]]もびっくりっ…! その後小川と共に平田が来園するまで改造したソファーの中でやり過ごし、今まで人間として扱われて来なかった囚人の少年達を味方につけ、少年達がそれぞれの運命に真っ直ぐ立ち向かい、痛みやリスクを受け入れて戦う中、涯は無事人間学園を脱出。 遂に自らの無罪と自由を獲得したのであった。 この際に右手首を切り、後に傷跡も残ってしまっているが隠そうとしないあたり涯らしいともいえる。 ちなみに彼の言う孤立せよという台詞だが、なにも[[ぼっち]]になれという意味ではない。 簡単に言ってしまえば自由=孤立という意味であり、自由とは『自分』に『依る』こと。つまりは自立しろということ。 人は本来体格・性格・長所・短所はバラバラであり、人は自分によって立つべきで自分によって生活のすべてが決まる。となれば当然生活は限られる。 しかし、自分の力が及ばないのに文句を言うのは筋違いであり、自分の力を延ばせない以上、不遇は当然。 これが現実であり自分のことすらも他人任せの連中にこの現実を感じられるわけがないのだ。 [[ニート]]に聞かせてやりたいものである。 そんな色々と苦労を重ねている涯くんだが、描かれている内容が福本漫画にしては日数的に短かったりする。&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){5巻しか出てないからね}}} そして涯くんのタイムスケジュールがこちら &font(#ff0000){一応ネタバレ注意} 中学2年 13歳 7月8日 ・施設を飛び出し職探し 7月12日 ・池田さんと出会う 7月13、14日 ・孤立デビューして興奮状態 中学3年 14歳 5月6日 ・アパートから出ていく ・平田家に濡れ衣を着せられる 5月7日 ・逮捕 6月7日 ・保護処分が決まり人間学園に連行される ・犬の部屋で全裸待機 7月12日 ・愛情注入される ・ユーアヒューマン ・涯全裸で逃走(正確には13日午前3時) 7月13日 ・逃走1日 ・小川との応接用長椅子生活が始まる 7月15日 ・逃走3日 ・石原捕まる ・ビデオをオレの果実する 7月17日 ・逃走6日目 ・石原救出 ・平田ヘリで到着 ・リストカット ・涯人間学園脱出 9月17日 ・再び登校 とんだひと夏の思い出である。 回想を含めれば約1年、含めなければ約4ヶ月の出来事であった。 追記、修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,25) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} - かなりかっこいい哲学の持ち主だが、中学生なのに一人暮らし時代から喫煙してたりwそれはダメだw -- 名無しさん (2014-03-20 09:37:59) - もっと過去の事が知りたい…親が涯を捨てた理由とか、火傷の理由とか。後日談も福本先生自身から聞きたい。 -- 名無しさん (2014-03-29 21:23:53) - 福本作品は長期化するとことごとくgdるから、打ち切りになったからこそ名作になりえたのかもしれん -- 名無しさん (2014-07-11 02:40:49) - 涯は失敗だったとインタビューで反省を語っていたけど、零よりはるかにこっちの方が面白かった。台詞に熱を感じる。 -- 名無しさん (2014-07-11 06:13:52) - 電流で甚振られる時の「素直に慣れ、悪霊退散、綺麗な魂戻ってこい~!」の教官たちのセリフがシュールすぎて、笑いが込み上げた -- 名無しさん (2014-08-07 12:23:59) - 「ユーアヒューマン」とか「俺の果実する」とか、初見の人は何のことかわからんだろwww -- 名無しさん (2014-12-07 19:44:31) - 哲学と厨二病は表裏一体だが別物だと思うの。 -- 名無しさん (2015-01-11 20:54:59) - 公式越境伝ではやたらサバイバリャーなキャラに -- 名無しさん (2015-08-28 13:37:46) - 初めて涯を読んだ時には、あまりに綺麗にまとまっていて打ち切りだなんて少しも思わなかった。むしろあれが打ち切られてなかったら今のアカギみたいになってたと思うと…… -- 名無しさん (2016-02-14 16:40:03) - 愛情注入(意味深) -- 名無しさん (2016-05-14 09:59:34) - 涯が冤罪だったことを除けば人間学園の教育方針はおおむね正しい。未成年の犯罪者など所詮は犬畜生なのだから -- 名無しさん (2016-09-29 18:30:47) - ↑人間学園の生徒は大多数がクズだが涯みたいな冤罪も多いぞ、金持ちの身代わりさせてその後告白させないための洗脳が人間学園の役目 -- 名無しさん (2017-08-24 09:27:01) - 涯は思春期の学習にはかなりいい内容かもしれん。自立の意味とか人間とは何か、の意味も含めて まぁたぶん受け入れられないだろうけど -- 名無しさん (2017-12-02 10:38:25) - 「人間になりたいか?」という質問エグイよな 「はい」と答えさせることで「今は人間じゃない」って認めさせることになるし  -- 名無しさん (2018-07-27 16:20:47) - フィクションにて少年法が、少年法は少年に甘い仕組み、ではなくシステムが雑って扱う作品は珍しいよな、裁判類メインの漫画以外じゃあ -- 名無しさん (2018-09-04 16:42:38) - 澤井は、歪んではいるが独自の正義感を持ってる様に見えたけど、打ち切りで小物にせざるを得なかったのが惜しかったな。初登場時と犬の部屋辺りは独特のカリスマを感じたのに、涯に二度目の脱走されたら、迂闊で残念な小物になったし。 -- 名無しさん (2020-02-11 09:29:07) - 涯は無実の罪を着せられたが、石原や気弱な小川は、どんな悪事をしたんだろう。全然悪そうな奴には見えなかったけど、石原はケンカで相手に大ケカさせたとかしれんが、小川は予想が付かん -- 名無しさん (2020-11-14 09:59:07) - 涯のストーリーは、あしたのジョーの少年院編に似てる気がする。 -- 名無しさん (2020-11-28 16:16:59) - たぶん福本漫画で生身の喧嘩最強の男だろう。ある種の「無拍子」とも言える武の極みじみた拳を覚えるとこだけ別ジャンルの漫画かと思えるほど。 -- 名無しさん (2022-09-21 12:14:08) - 本編時点だとまだ粗さがあるから銀二とかにはやられるかも 将来的な可能性含むと最強だと思う -- 名無しさん (2022-09-21 13:05:22) - 達観した言葉も口にするが、短気で視野の狭い世間知らずな子供という事実もちゃんと描かれていて、単に欺瞞を一方的に暴きたてる批評家みたいなキャラになってないところが好き -- 名無しさん (2022-10-31 18:00:32) - (2000年初期当時の頃で)警察にPC経由でメールを送る、民事の事を知っている、ハブの毒の効果や血清を知っている、と中学生にしては結構博識 -- 名無しさん (2023-06-17 06:36:58) - 喧嘩はアカギより強いのかな? -- 名無しさん (2023-06-17 08:31:21) #comment
&font(#6495ED){登録日}:2012/01/22 (日) 06:52:38 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){孤立せよ…}} 工藤涯とは『[[無頼伝 涯]]』の主人公である。 21世紀の福本作品には珍しく、ギャンブルをしない男である。 しょっちゅう命は張っているが。 中学3年生の14歳。 顔の右半分、額から頬にかけて稲妻状の大きな火傷の痕があるのが特徴。[[ハリー・ポッター]]の傷が巨大化したといえばわかりやすいか。 家族はなく、元は児童養護施設出身。なお顔の傷や家族に捨てられた原因は語られていない。 作中では工藤と呼ばれることはなく、涯、もしくは&bold(){涯くん}と呼ばれている。 一匹狼で普段は物静かだが取引の時には饒舌になる。少し短気さんだけど。 また無口ながら自分の気持ちを言葉にするのは得意な様子。 [[若さ故の反骨精神>厨二病]]からかなにかと人と反発し孤立してしまう傾向がある。 素直になぁれっ…! 基本的には礼儀正しいいい子なんだけどね。 洞察力も高く機転もよくきき、幾度となく窮地を脱している。 平田財閥の平田隆鳳を殺し初っ端から警察に追われ囲まれるという衝撃的な登場をするが、これは平田家による濡れ衣であり、無実を証明するために警部である安部に説得され投降する。 そもそも何故濡れ衣を着せられたかだが、上記の通り身寄りもなく、自立意識がきわめて強いため親の脛齧りでぬるま湯に浸かるだけの同級生とは相容れず、学校生活では常に孤立していたからだとされている。 同級生と口論になった際に自分も施設の庇護にかかってることを指摘され施設を飛び出してしまう。 一人で生きるために職を探すも上手くいかず所持金も尽きた頃、ボロアパートで&font(#ff0000){新聞紙を布団代わりにして}寝ていたところに不動産に居座り立退き料を迫る不動産ゴロの池田貴行と出会い、ガス・水道・電気の通らない廃屋同然のボロアパートを月3万の契約で番をすることに。(これはお互いに同意している。) 念願の自由を手に入れ興奮状態の彼は普通の中学生にみえるだろう。 涯くんは三国志とのりたまがお好きなようだがいつか大人のふりかけを食べる日は来るのだろうか。 そして日々光速パンチの修業に明け暮れる。&font(#ff0000){上半身裸で。} どうやら施設でもやっていたらしい。 自分を越えるためガラスに映る自分よりも速く打とうと繰り返すうちについに&font(#ffdc00){光の速さを越える。} #center(){涯くん は 光速パンチ を おぼえた!} 元々空手や剣道等動く人を打つスポーツに必要な、意識の途切れ、人の虚をつくことの天賦の才があったのだが修業のかいもあり、立ち退きに来たヤクザや警察や後に出てくる教官に対し一発で倒せる程に。 相手の鼻を掴むのもお手の物。 だが敵わないと知ったヤクザの暴力の矛先は涯ではなく池田に向かってしまい、占拠を破棄せざるを得なくなった涯はアパートから出て行くよう通告される。 皮肉にもその原因は自分の拳。もっとも彼が拠り所にしていた拳であった。 ちなみに涯くんが靴下を履いているシーンは描かれておらず、常に靴もしくは裸足である。靴は素足で履くタイプなのだろうか。水虫にならないか心配である。 保護処分が決まり、濡れ衣をネタに平田家から金をゆすりたい安部と手を組み、無実を証明するために涯が連行されたのは絶海の孤島に建てられ、教官は(殺傷能力は無いが)銃器を平然と利用し、洗脳教育によって社会や権力者に従順な人間にすること、時には事故を装って抹殺することを目的とする更正施設&bold(){人間学園。} そこには教育と称し、非行少年にゴム弾の銃弾や電撃リンチを浴びせるなど常軌を逸した体罰を行う澤井課長が涯を待ち受けていた。 脱走に失敗した彼が連れてこられたのは&bold(){犬の部屋。} そこには同時期に収容された少年達もいた。 彼らを"人間"に至らない"犬"とし、"人間"に相応しい答えを出していかないと一生そのままだという。 屁理屈を並べ不正解にする澤井に涯は怒り、電流を浴びせられるが針金を使い、返り討ちに成功する。 その後教官達に&font(#f09199){愛情注入}され電流でまともに動けない中、涯は安部と出会った頃の会話を思い出し一人涙を流していた。 そして澤井から出される最後の質問。 この質問に全員一致であればそれをもって正解となるという。 「人間になりたいか」 圧倒的なまでに馬鹿らしい質問。今までの涯なら付き合わなかっただろう。 だが涯は一時の矜持にこだわってより大きな勝利を逃すことの愚を学び、力を振り絞って自分の意志に反する挙手をする。 そして"犬"から"人間"と認められ教官達と生徒が喜びを分かち合う中、これを好機とみた涯は共に収容され唯一理解を示そうとしてくれた石原と隙をつき、犬の部屋をついに脱出する。 その後石原とは別行動をとり、&font(#ff0000){約1巻分ぶりに}服を着る。 だせぇ制服とか言ってたけどそれ以前に涯くん君今&font(#f09199){ノーパン}なんだぜ…? 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-- 名無しさん (2023-06-17 08:31:21) #comment

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