腕だけのモンスター(遊戯王OCG)

「腕だけのモンスター(遊戯王OCG)」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

腕だけのモンスター(遊戯王OCG)」(2024/03/09 (土) 09:59:25) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2009/09/24(木) 11:11:36 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- *●概要 腕だけのモンスターは、[[遊戯王OCG>遊戯王オフィシャルカードゲーム]]初期に存在した、腕だけがイラストに描かれているモンスターを指す。 具体的には以下のモンスターたち。 《運命のろうそく》 《黒魔族のカーテン》 《死者の腕》 《手招きする墓場》 《ジャジメント・ザ・ハンド》 《なぞの手》 《封印されし者の左腕》 《封印されし者の右腕》 正統派の格好いいイラストや霊使い等の可愛らしいイラストも多い遊戯王OCG。 そんな遊戯王OCGも黎明期はこいつらを始めとして《デス・フット》《森の屍》等、妙に濃いイラストが多かった。 だが、そんなグロさ、影の濃いイラストに魅せられたプレイヤーは多い。たぶん。 惜しむらくは、初期のカードは大体が[[通常モンスター>通常モンスター(遊戯王OCG)]]であること。 現在では[[エクゾディア>エクゾディア(遊戯王OCG)]]パーツやその他の極一部のカードを除き、 《[[高等儀式術>儀式(遊戯王OCG)]]》によるデッキ圧縮か《[[エクスチェンジ>エクスチェンジ(遊戯王OCG)]]》による嫌がらせ程度にしか使えない。 《高等儀式術》等通常[[バニラ>バニラ(TCG)]]専用サポートやレベル・攻撃力の低いモンスター専用サポートを使うにしても、 同条件でよりステータスの高い上位互換が存在するものもある。 しかし、そんな彼らを活躍させることこそ真の決闘者への第一歩ではないだろうか。 それにあんまりクズクズ言ってると[[蟹さん>不動遊星]]に怒られるよ。   *●カード解説 #blockquote(){《運命のろうそく》 通常モンスター 星2 [[闇属性>闇属性(遊戯王OCG)]]/[[悪魔族>悪魔族(遊戯王OCG)]] 攻600/守600 先の炎が消えたとき、相手の運命が決定する。} 特徴のない通常モンスター。属性・[[種族>種族(遊戯王OCG)]]的には恵まれている。 [[フレーバー・テキスト>フレーバーテキスト(TCG)]]を重視するなら、《[[終焉のカウントダウン>終焉のカウントダウン(遊戯王OCG)]]》を用いたロックデッキに入れてやろう。 残りターンが少ない状態で出されたこいつは、まさに“デステニー・キャンドル”と化す。 記念すべきvol.1に収録されたカードだが、この時点で既に《&ruby(デーモンズ・ミラー){悪魔の鏡}》の下位互換だった。 向こうは攻撃力700で他の条件は同じであるため、サポートカードで差別化することもできない。 それどころか《悪魔の鏡》はその名称故に[[デーモン>デーモン(遊戯王OCG)]]専用サポートの対象となり、 《デーモン・ソルジャー》《[[デーモンの召喚>デーモンの召喚(遊戯王)]]》《[[デーモン・ビーバー>デーモン・ビーバー(遊戯王OCG)]]》と通常モンスターの仲間も複数存在する。 酷い格差である。 #blockquote(){《黒魔族のカーテン》 通常モンスター 星2 闇属性/[[魔法使い族>魔法使い族(遊戯王OCG)]] 攻600/守500 魔術師の作り出したカーテン。魔法使いの力が上がるという。} 《[[黒魔術のカーテン>ブラック・マジシャン]]》とは関係無い。 レベル2の魔法使い族なので、《ディメンション・マジック》《マジシャンズ・サークル》《見習い魔術師》でサーチ出来る。 《マジシャンズ・クロス》で低い攻撃力を補えるほか、エクゾディアパーツと各種サポートカードを共有できるメリットがある。 同レベル・属性・種族・攻撃力1000以下という条件でも《魅惑の怪盗》をはじめステータスで勝る上位互換が多数存在するが、 このカードは同じ魔法使い族の通常モンスターである《ホーリー・エルフ》共々《カオス・マジシャン》の融合素材となるため、 《[[E・HERO プリズマー>E・HERO プリズマー(遊戯王OCG)]]》等のサポートに対応している。   #blockquote(){《死者の腕》 通常モンスター 星2 闇属性/[[アンデット族>アンデット族(遊戯王OCG)]] 攻600/守600 混沌の沼から腕をのばし、生ける者を中へと引きずりこむ。} 特筆することもない通常モンスター。属性・種族的には恵まれている。 《高等儀式術》で《スカルライダー》を選択すれば、デッキに眠るこのカードを3枚墓地に送ることができる。 [[アンデット族>アンデット族(遊戯王OCG)]]ということで、《ピラミッド・タートル》《ゴブリンゾンビ》等、サポートが豊富。 《高等儀式術》によって墓地に送られたこのカードを《馬頭鬼》《生者の書-禁断の呪術-》で復活させれば、まさにイメージ通り。 その後は《カオス・バースト》辺りで相打ちにさせてしまおう。 能力的には、攻撃力800で他の条件が同じである《さまよえる亡者》の完全下位互換である。 そもそも、半端に守備力があるよりも攻撃力の高い《マーダーサーカス・ゾンビ》《ファラオのしもべ》等の方が戦闘で役立つため、 アンデット軸のローレベルや、《スピリッツ・オブ・ファラオ》と闇属性サポートを使う場合でさえ優先する意味がないのが哀しい。 #blockquote(){《手招きする墓場》 通常モンスター 星3 闇属性/アンデット族 攻700/守900 死者にさらなる力をあたえ、生ける者を死へとさそう墓場。} 背景に墓場と死者の者とおぼしき腕が描かれたイラスト。 墓石や土の下からではなく霧の中から腕が伸びている、 [[ゾンビ]]ではなく既に実体を持たない霊体ということだろうか。 その低攻撃力故に《[[ドラゴラド>ドラゴラド(遊戯王OCG)]]》・《タンホイザーゲート》に対応しているが、攻撃力1000で他の条件が同じ《森の屍》が存在する。 《落とし穴》に掛からず、《ブロークン・ブロッカー》に対応するという点でも、攻撃力900・守備力1200の《死神のドクロイゾ》が存在する。 そのため、このカードを優先するメリットは特にないのが実情。 #blockquote(){《ジャジメント・ザ・ハンド》 通常モンスター 星3 [[地属性>地属性(遊戯王OCG)]]/戦士族 攻1400/守700 神が宿った手で最後の審判を下し、激しい攻撃を加える。} 他の腕モンスターと比べ、こいつだけ妙にステータスが高く、エクソディア以外では実用性的にも最もマシな存在。 レベル3以下の通常モンスターの中では高めの攻撃力を持ち、地属性かつリクルーターに対応する中では最高の数値である。 その場合でも、通常はチューナーでもある《[[ジェネクス・コントローラー>ジェネクス(遊戯王OCG)]]》や守備力の高い《[[岩石の巨兵]]》の方が使いやすいが、 レベル3以下の通常モンスターを主力とする【ローレベル】の地属性統一型のデッキでなら、このカードも水増し要員として採用できる。 《魔の試着部屋》の使用や、《[[虚空海竜リヴァイエール>虚空海竜リヴァイエール(遊戯王OCG)]]》による《[[レスキューラビット>レスキューラビット(遊戯王OCG)]]》の使い回しのために多数のレベル3以下通常モンスターが必要なためである。 地属性モンスターをシンクロ素材に指定するシンクロモンスターとしては《[[XX-セイバー ガトムズ>X-セイバー(遊戯王OCG)]]》・《[[ナチュル・パルキオン>ナチュル(遊戯王OCG)]]》・《銀嶺の巨神》等が存在する。 「''ジャジメント''・ザ・ハンド」であって、「''ジャッジメント''・ザ・ハンド」ではない。 #blockquote(){《なぞの手》 通常モンスター 星2 闇属性/悪魔族 攻500/守500 空間をゆがませ、次元のはざまから腕を伸ばし攻撃をしかける。} 何の変哲もない通常モンスター。 フレーバー・テキストを意識するなら《フューチャー・ヴィジョン》や《亜空間物質転送装置》で異次元から奇襲すべし。 《[[デブリ・ドラゴン]]》で蘇生できる範囲では最高の攻撃力を持ち、その低ステータス故に他のサポートも豊富。 しかし、《未熟な悪魔》の方が守備力750で他の条件は同じであるため、数少ない活躍の可能性を奪っているのが惜しい。 数値的に大差ないとは言え、向こうは貫通ダメージを僅かに減らせるほか、《ブロークン・ブロッカー》で展開できる。 #blockquote(){《封印されし者の左腕》/《封印されし者の右腕》 通常モンスター 星1 闇属性/魔法使い族 攻200/守300 封印された左腕(右腕)。封印を解くと、無限の力を得られる。 } 他の有象無象の通常モンスターとは異なり、当初から明確な役割を持って生み出された存在。 扱う上で主眼に置かれるのは「いかに素早く手札に揃えるか」だが、[[専用サポート>必殺技カード(遊戯王OCG)]]である《&ruby(エグゾード・フレイム){魔神火炎砲}》がビートダウン向きの効果を持ち、 かつパーツ自体がその低レベル・ステータス故に対応するサポートが多いことから、パーツが普通に場に召喚されたり、戦闘に参加することも。 普通にランク1エクシーズ素材とする他、同じ闇属性かつ自身を蘇生させる《[[ジャンク・シンクロン>ジャンク・シンクロン(遊戯王OCG)]]》等と共に《[[アーカナイト・マジシャン>アーカナイト・マジシャン(遊戯王OCG) ]]》のシンクロ素材になれる。 チューナー共々魔法使い族で統一する場合は、効果こそ噛み合わないが《[[氷結界の風水師>氷結界(遊戯王OCG)]]》や《[[ライトロード・メイデン ミネルバ>>ライトロード(遊戯王)]]》を採用することが可能。 エクゾディアパーツ自体を戦闘に使う場合は、《下克上の首飾り》《マジシャンズ・クロス》《窮鼠の進撃》《アームズ・エイド》等で攻撃力とライフの差を補える。 *●イラストが腕だけのカード ***【通常モンスター】 ・《運命のろうそく》 ・《黒魔族のカーテン》 ・《死者の腕》 ・《手招きする墓場》 ・《ジャジメント・ザ・ハンド》 ・《なぞの手》 ・《封印されし者の左腕》 ・《封印されし者の右腕》 ***【効果モンスター】 ・《ファイヤー・ハンド》 ・《アイス・ハンド》 ・《マジック・ハンド》 ・《プロミネンス・ハンド》 ・《サンダー・ハンド》 上記のカードについては、こちらに解説があるので参照のこと→[[ハンド(遊戯王ZEXAL)]] ・《ゴゴゴアリステラ&デクシア》 ***【シンクロモンスター】 ・《アームズ・エイド》 ***【エクシーズモンスター】 ・《[[No.106 巨岩掌ジャイアント・ハンド]]》 ・《[[CNo.106 溶岩掌ジャイアント・ハンド・レッド]]》 ***【魔法】 ・《地割れ》 ・《地砕き》 ・《エクスチェンジ》 ・《アームズ・ホール》 ・《おろかな埋葬》 ・《ガルマソードの誓い》 ・《闇をかき消す光》 ・《手札抹殺》 ・《アンティ勝負》 ・《黙する死者》 ・《無限の手札》 ・《団結の力》 ・《催眠術》 ・《[[古代の機械掌>アンティーク・ギア(遊戯王OCG)]]》 ・《魔術師の左手》 ・《魔術師の右手》 ・《無念の手札》 ・《歌氷麗月》 ***【罠】 ・《はさみ撃ち》 ・《はたき落とし》 ・《血の沼地》 ・《メサイアの蟻地獄》 ・《[[ギャンブル>ギャンブル(遊戯王OCG)]]》 ・《魂粉砕》 ・《ロケットハンド》 ・《死者所生》 ***【未OCG】 ・《&ruby(ダーク){D}&ruby(チューナー){T}-ナイトメア・ハンド》 ・《闇への手招き》   イラストが腕のカードを見つけた人は随時追記していってください。   *●絶版 volシリーズが終了し、第2期に入った辺りからこのような濃いイラストは消えてしまう。 さらに上記の通り、現在ではエクゾディアパーツを除いて腕モンスターは絶版となってしまった。 単純に実用性が低いためか、それとも強烈なイラストから黒歴史にされてしまったのだろうか。 だが、このようなカードも遊戯王OCGを語る上では外せない、歴史の一部だということを知っていてほしい。 ちなみに初期の頃の[[GB>ゲームボーイ]]版遊戯王をプレイすると、大体の腕が初期デッキに入っている。 役に立つかは別として、使う機会を与えられているだけ万々歳である。 *●その後 この項目が出来てから三年後のTVシリーズ『[[ZEXALⅡ>遊戯王ZEXAL]]』において、「手」をテーマとするカードを使う[[ギラグ>ギラグ(遊戯王ZEXAL)]]というキャラクターが登場した。 当初は切り札のエクシーズモンスターしかOCG化されていなかったが、海外先行で[[《ファイヤー・ハンド》《アイス・ハンド》《マジック・ハンド》《プロミネンス・ハンド》>ハンド(遊戯王ZEXAL)]]が登場し、後に[[日本>日本国]]でもOCG化された。 海外ではファイヤー・ハンドとアイス・ハンドの除去+戦線維持能力に目をつけた決闘者の手によって、 [[アーティファクト>アーティファクト(遊戯王)]]・[[蟲惑魔>蟲惑魔(遊戯王OCG)]]と組み合わせた【HAT】((「Hand Artifact Traptrix(蟲惑魔)」の略称。日本では【アーティファクトハンド蟲惑魔】などと呼ばれることもある。))と呼ばれるデッキが登場した。 このデッキは海外の環境を中心に活躍し、優秀な結果を残している。 《アニヲタの手》 通常モンスター 星2/闇属性/魔法使い族/攻500/守500 空間をゆがませ、二次元のはざまから腕を伸ばし追記・修正をけしかける。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,7) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - No.106 巨岩掌ジャイアント・ハンドとCNo.106 溶岩掌ジャイアント・ハンド・レッドも追加お願いします -- 名無しさん (2013-05-08 21:49:07) - 腕だけのモンスターは出ないかと思ったがさすがギラグさんやで -- 名無しさん (2013-12-24 09:33:26) - だが、ギラグさんのカードは軒並みOCG化を拒否された模様。なおある意味でブックス!さんよりは優遇されている模様 -- 名無しさん (2014-02-21 15:03:16) - 魔法・罠もリストにあるのか。なら未OCGには闇への手招きなんかもあるな -- 名無しさん (2014-03-25 18:30:35) - ピンポイントガード -- 名無しさん (2014-03-25 18:34:37) - 遊戯王4の遊戯デッキだと死者の腕は大分使えるカードでしたよ -- 名無しさん (2014-03-25 18:55:35) - ついにギラグさんの下級モンスターすべてTCG化きたで! -- 名無しさん (2014-04-11 11:34:10) - ↑マジかw そういや、ジャジメント・ザ・ハンドはギラグも入れてたな -- 名無しさん (2014-04-11 11:42:21) - ↑2 一応OCGの方にも入るんだよ……な……? -- 名無しさん (2014-04-11 17:11:14) - 胸だけのモンスターに見えて期待しながら開いた俺はどうすればいいですか? -- 名無しさん (2014-07-19 10:25:49) - 全部何の特徴もなくて草 -- 名無しさん (2014-07-19 10:48:42) - 「種族的には恵まれている」は他に褒める所の無いカードに使われるってそれ一番言われてるから -- 名無しさん (2014-07-19 11:08:38) - 通常罠「ロケットハンド」の追加もよろしくお願いします! -- 名無しさん (2015-11-23 16:53:18) - GB版初代の黒魔族のカーテンは、特定のモンスターと融合するとブラマジになるけど、何故遊戯と腕モンスターは縁があるのか・・・ -- 名無しさん (2016-04-01 12:03:21) - トゥーンのサポートカードである「コミックハンド」はどうだろうか。 -- 名無しさん (2019-02-22 06:41:15) - せめてGB版の特徴ぐらい書かないと内容薄いってレベルじゃないぞ -- 名無しさん (2020-08-03 19:28:34) - ↑1 ならずもの傭兵部隊と同等の効果を持つGB版の死者の腕あたりは特にな。 それとホーリー・エルフと黒魔族のカーテンで融合出来るのは《カオス・ウィザード》じゃなかったかな? -- 名無しさん (2022-01-04 14:12:08) - 《なぞの手錠》は草 -- 名無しさん (2024-01-29 09:41:46) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2009/09/24(木) 11:11:36 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- *●概要 腕だけのモンスターは、[[遊戯王OCG>遊戯王オフィシャルカードゲーム]]初期に存在した、腕だけがイラストに描かれているモンスターを指す。 具体的には以下のモンスターたち。 《運命のろうそく》 《黒魔族のカーテン》 《死者の腕》 《手招きする墓場》 《ジャジメント・ザ・ハンド》 《なぞの手》 《封印されし者の左腕》 《封印されし者の右腕》 正統派の格好いいイラストや霊使い等の可愛らしいイラストも多い遊戯王OCG。 そんな遊戯王OCGも黎明期はこいつらを始めとして《デス・フット》《森の屍》等、妙に濃いイラストが多かった。 だが、そんなグロさ、影の濃いイラストに魅せられたプレイヤーは多い。たぶん。 惜しむらくは、初期のカードは大体が[[通常モンスター>通常モンスター(遊戯王OCG)]]であること。 現在では[[エクゾディア>エクゾディア(遊戯王OCG)]]パーツやその他の極一部のカードを除き、 《[[高等儀式術>儀式(遊戯王OCG)]]》によるデッキ圧縮か《[[エクスチェンジ>エクスチェンジ(遊戯王OCG)]]》による嫌がらせ程度にしか使えない。 《高等儀式術》等通常[[バニラ>バニラ(TCG)]]専用サポートやレベル・攻撃力の低いモンスター専用サポートを使うにしても、 同条件でよりステータスの高い上位互換が存在するものもある。 しかし、そんな彼らを活躍させることこそ真の決闘者への第一歩ではないだろうか。 それにあんまりクズクズ言ってると[[蟹さん>不動遊星]]に怒られるよ。   *●カード解説 #blockquote(){《運命のろうそく》 通常モンスター 星2 [[闇属性>闇属性(遊戯王OCG)]]/[[悪魔族>悪魔族(遊戯王OCG)]] 攻600/守600 先の炎が消えたとき、相手の運命が決定する。} 特徴のない通常モンスター。属性・[[種族>種族(遊戯王OCG)]]的には恵まれている。 [[フレーバー・テキスト>フレーバーテキスト(TCG)]]を重視するなら、《[[終焉のカウントダウン>終焉のカウントダウン(遊戯王OCG)]]》を用いたロックデッキに入れてやろう。 残りターンが少ない状態で出されたこいつは、まさに“デステニー・キャンドル”と化す。 記念すべきvol.1に収録されたカードだが、この時点で既に《&ruby(デーモンズ・ミラー){悪魔の鏡}》の下位互換だった。 向こうは攻撃力700で他の条件は同じであるため、サポートカードで差別化することもできない。 それどころか《悪魔の鏡》はその名称故に[[デーモン>デーモン(遊戯王OCG)]]専用サポートの対象となり、 《デーモン・ソルジャー》《[[デーモンの召喚>デーモンの召喚(遊戯王)]]》《[[デーモン・ビーバー>デーモン・ビーバー(遊戯王OCG)]]》と通常モンスターの仲間も複数存在する。 酷い格差である。 #blockquote(){《黒魔族のカーテン》 通常モンスター 星2 闇属性/[[魔法使い族>魔法使い族(遊戯王OCG)]] 攻600/守500 魔術師の作り出したカーテン。魔法使いの力が上がるという。} 《[[黒魔術のカーテン>ブラック・マジシャン]]》とは関係無い。 レベル2の魔法使い族なので、《ディメンション・マジック》《マジシャンズ・サークル》《見習い魔術師》でサーチ出来る。 《マジシャンズ・クロス》で低い攻撃力を補えるほか、エクゾディアパーツと各種サポートカードを共有できるメリットがある。 同レベル・属性・種族・攻撃力1000以下という条件でも《魅惑の怪盗》をはじめステータスで勝る上位互換が多数存在するが、 このカードは同じ魔法使い族の通常モンスターである《ホーリー・エルフ》共々《カオス・マジシャン》の融合素材となるため、 《[[E・HERO プリズマー>E・HERO プリズマー(遊戯王OCG)]]》等のサポートに対応している。   #blockquote(){《死者の腕》 通常モンスター 星2 闇属性/[[アンデット族>アンデット族(遊戯王OCG)]] 攻600/守600 混沌の沼から腕をのばし、生ける者を中へと引きずりこむ。} 特筆することもない通常モンスター。属性・種族的には恵まれている。 《高等儀式術》で《スカルライダー》を選択すれば、デッキに眠るこのカードを3枚墓地に送ることができる。 [[アンデット族>アンデット族(遊戯王OCG)]]ということで、《ピラミッド・タートル》《ゴブリンゾンビ》等、サポートが豊富。 《高等儀式術》によって墓地に送られたこのカードを《馬頭鬼》《生者の書-禁断の呪術-》で復活させれば、まさにイメージ通り。 その後は《カオス・バースト》辺りで相打ちにさせてしまおう。 能力的には、攻撃力800で他の条件が同じである《さまよえる亡者》の完全下位互換である。 そもそも、半端に守備力があるよりも攻撃力の高い《マーダーサーカス・ゾンビ》《ファラオのしもべ》等の方が戦闘で役立つため、 アンデット軸のローレベルや、《スピリッツ・オブ・ファラオ》と闇属性サポートを使う場合でさえ優先する意味がないのが哀しい。 #blockquote(){《手招きする墓場》 通常モンスター 星3 闇属性/アンデット族 攻700/守900 死者にさらなる力をあたえ、生ける者を死へとさそう墓場。} 背景に墓場と死者の者とおぼしき腕が描かれたイラスト。 墓石や土の下からではなく霧の中から腕が伸びている、 [[ゾンビ]]ではなく既に実体を持たない霊体ということだろうか。 その低攻撃力故に《[[ドラゴラド>ドラゴラド(遊戯王OCG)]]》・《タンホイザーゲート》に対応しているが、攻撃力1000で他の条件が同じ《森の屍》が存在する。 《落とし穴》に掛からず、《ブロークン・ブロッカー》に対応するという点でも、攻撃力900・守備力1200の《死神のドクロイゾ》が存在する。 そのため、このカードを優先するメリットは特にないのが実情。 #blockquote(){《ジャジメント・ザ・ハンド》 通常モンスター 星3 [[地属性>地属性(遊戯王OCG)]]/戦士族 攻1400/守700 神が宿った手で最後の審判を下し、激しい攻撃を加える。} 他の腕モンスターと比べ、こいつだけ妙にステータスが高く、エクソディア以外では実用性的にも最もマシな存在。 レベル3以下の通常モンスターの中では高めの攻撃力を持ち、地属性かつリクルーターに対応する中では最高の数値である。 その場合でも、通常はチューナーでもある《[[ジェネクス・コントローラー>ジェネクス(遊戯王OCG)]]》や守備力の高い《[[岩石の巨兵]]》の方が使いやすいが、 レベル3以下の通常モンスターを主力とする【ローレベル】の地属性統一型のデッキでなら、このカードも水増し要員として採用できる。 《魔の試着部屋》の使用や、《[[虚空海竜リヴァイエール>虚空海竜リヴァイエール(遊戯王OCG)]]》による《[[レスキューラビット>レスキューラビット(遊戯王OCG)]]》の使い回しのために多数のレベル3以下通常モンスターが必要なためである。 地属性モンスターをシンクロ素材に指定するシンクロモンスターとしては《[[XX-セイバー ガトムズ>X-セイバー(遊戯王OCG)]]》・《[[ナチュル・パルキオン>ナチュル(遊戯王OCG)]]》・《銀嶺の巨神》等が存在する。 「''ジャジメント''・ザ・ハンド」であって、「''ジャッジメント''・ザ・ハンド」ではない。 #blockquote(){《なぞの手》 通常モンスター 星2 闇属性/悪魔族 攻500/守500 空間をゆがませ、次元のはざまから腕を伸ばし攻撃をしかける。} 何の変哲もない通常モンスター。 フレーバー・テキストを意識するなら《フューチャー・ヴィジョン》や《亜空間物質転送装置》で異次元から奇襲すべし。 《[[デブリ・ドラゴン]]》で蘇生できる範囲では最高の攻撃力を持ち、その低ステータス故に他のサポートも豊富。 しかし、《未熟な悪魔》の方が守備力750で他の条件は同じであるため、数少ない活躍の可能性を奪っているのが惜しい。 数値的に大差ないとは言え、向こうは貫通ダメージを僅かに減らせるほか、《ブロークン・ブロッカー》で展開できる。 #blockquote(){《封印されし者の左腕》/《封印されし者の右腕》 通常モンスター 星1 闇属性/魔法使い族 攻200/守300 封印された左腕(右腕)。封印を解くと、無限の力を得られる。 } 他の有象無象の通常モンスターとは異なり、当初から明確な役割を持って生み出された存在。 扱う上で主眼に置かれるのは「いかに素早く手札に揃えるか」だが、[[専用サポート>必殺技カード(遊戯王OCG)]]である《&ruby(エグゾード・フレイム){魔神火炎砲}》がビートダウン向きの効果を持ち、 かつパーツ自体がその低レベル・ステータス故に対応するサポートが多いことから、パーツが普通に場に召喚されたり、戦闘に参加することも。 普通にランク1エクシーズ素材とする他、同じ闇属性かつ自身を蘇生させる《[[ジャンク・シンクロン>ジャンク・シンクロン(遊戯王OCG)]]》等と共に《[[アーカナイト・マジシャン>アーカナイト・マジシャン(遊戯王OCG) ]]》のシンクロ素材になれる。 チューナー共々魔法使い族で統一する場合は、効果こそ噛み合わないが《[[氷結界の風水師>氷結界(遊戯王OCG)]]》や《[[ライトロード・メイデン ミネルバ>>ライトロード(遊戯王)]]》を採用することが可能。 エクゾディアパーツ自体を戦闘に使う場合は、《下克上の首飾り》《マジシャンズ・クロス》《窮鼠の進撃》《アームズ・エイド》等で攻撃力とライフの差を補える。 *●イラストが腕だけのカード ***【通常モンスター】 ・《運命のろうそく》 ・《黒魔族のカーテン》 ・《死者の腕》 ・《手招きする墓場》 ・《ジャジメント・ザ・ハンド》 ・《なぞの手》 ・《封印されし者の左腕》 ・《封印されし者の右腕》 ***【効果モンスター】 ・《ファイヤー・ハンド》 ・《アイス・ハンド》 ・《マジック・ハンド》 ・《プロミネンス・ハンド》 ・《サンダー・ハンド》 上記のカードについては、こちらに解説があるので参照のこと→[[ハンド(遊戯王ZEXAL)]] ・《ゴゴゴアリステラ&デクシア》 ***【シンクロモンスター】 ・《アームズ・エイド》 ***【エクシーズモンスター】 ・《[[No.106 巨岩掌ジャイアント・ハンド]]》 ・《[[CNo.106 溶岩掌ジャイアント・ハンド・レッド]]》 ***【魔法】 ・《地割れ》 ・《地砕き》 ・《エクスチェンジ》 ・《アームズ・ホール》 ・《おろかな埋葬》 ・《ガルマソードの誓い》 ・《闇をかき消す光》 ・《手札抹殺》 ・《アンティ勝負》 ・《黙する死者》 ・《無限の手札》 ・《団結の力》 ・《催眠術》 ・《[[古代の機械掌>アンティーク・ギア(遊戯王OCG)]]》 ・《魔術師の左手》 ・《魔術師の右手》 ・《無念の手札》 ・《歌氷麗月》 ***【罠】 ・《はさみ撃ち》 ・《はたき落とし》 ・《血の沼地》 ・《メサイアの蟻地獄》 ・《[[ギャンブル>ギャンブル(遊戯王OCG)]]》 ・《魂粉砕》 ・《ロケットハンド》 ・《死者所生》 ***【未OCG】 ・《&ruby(ダーク){D}&ruby(チューナー){T}-ナイトメア・ハンド》 ・《闇への手招き》   イラストが腕のカードを見つけた人は随時追記していってください。   *●絶版 volシリーズが終了し、第2期に入った辺りからこのような濃いイラストは消えてしまう。 さらに上記の通り、現在ではエクゾディアパーツを除いて腕モンスターは絶版となってしまった。 単純に実用性が低いためか、それとも強烈なイラストから黒歴史にされてしまったのだろうか。 だが、このようなカードも遊戯王OCGを語る上では外せない、歴史の一部だということを知っていてほしい。 ちなみに初期の頃の[[GB>ゲームボーイ]]版遊戯王をプレイすると、大体の腕が初期デッキに入っている。 役に立つかは別として、使う機会を与えられているだけ万々歳である。 *●その後 この項目が出来てから三年後のTVシリーズ『[[ZEXALⅡ>遊戯王ZEXAL]]』において、「手」をテーマとするカードを使う[[ギラグ>ギラグ(遊戯王ZEXAL)]]というキャラクターが登場した。 当初は切り札のエクシーズモンスターしかOCG化されていなかったが、海外先行で[[《ファイヤー・ハンド》《アイス・ハンド》《マジック・ハンド》《プロミネンス・ハンド》>ハンド(遊戯王ZEXAL)]]が登場し、後に[[日本>日本国]]でもOCG化された。 海外ではファイヤー・ハンドとアイス・ハンドの除去+戦線維持能力に目をつけた決闘者の手によって、 [[アーティファクト>アーティファクト(遊戯王)]]・[[蟲惑魔>蟲惑魔(遊戯王OCG)]]と組み合わせた【HAT】((「Hand Artifact Traptrix(蟲惑魔)」の略称。日本では【アーティファクトハンド蟲惑魔】などと呼ばれることもある。))と呼ばれるデッキが登場した。 このデッキは海外の環境を中心に活躍し、優秀な結果を残している。 《アニヲタの手》 通常モンスター 星2/闇属性/魔法使い族/攻500/守500 空間をゆがませ、二次元のはざまから腕を伸ばし追記・修正をけしかける。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,7) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - No.106 巨岩掌ジャイアント・ハンドとCNo.106 溶岩掌ジャイアント・ハンド・レッドも追加お願いします -- 名無しさん (2013-05-08 21:49:07) - 腕だけのモンスターは出ないかと思ったがさすがギラグさんやで -- 名無しさん (2013-12-24 09:33:26) - だが、ギラグさんのカードは軒並みOCG化を拒否された模様。なおある意味でブックス!さんよりは優遇されている模様 -- 名無しさん (2014-02-21 15:03:16) - 魔法・罠もリストにあるのか。なら未OCGには闇への手招きなんかもあるな -- 名無しさん (2014-03-25 18:30:35) - ピンポイントガード -- 名無しさん (2014-03-25 18:34:37) - 遊戯王4の遊戯デッキだと死者の腕は大分使えるカードでしたよ -- 名無しさん (2014-03-25 18:55:35) - ついにギラグさんの下級モンスターすべてTCG化きたで! -- 名無しさん (2014-04-11 11:34:10) - ↑マジかw そういや、ジャジメント・ザ・ハンドはギラグも入れてたな -- 名無しさん (2014-04-11 11:42:21) - ↑2 一応OCGの方にも入るんだよ……な……? -- 名無しさん (2014-04-11 17:11:14) - 胸だけのモンスターに見えて期待しながら開いた俺はどうすればいいですか? -- 名無しさん (2014-07-19 10:25:49) - 全部何の特徴もなくて草 -- 名無しさん (2014-07-19 10:48:42) - 「種族的には恵まれている」は他に褒める所の無いカードに使われるってそれ一番言われてるから -- 名無しさん (2014-07-19 11:08:38) - 通常罠「ロケットハンド」の追加もよろしくお願いします! -- 名無しさん (2015-11-23 16:53:18) - GB版初代の黒魔族のカーテンは、特定のモンスターと融合するとブラマジになるけど、何故遊戯と腕モンスターは縁があるのか・・・ -- 名無しさん (2016-04-01 12:03:21) - トゥーンのサポートカードである「コミックハンド」はどうだろうか。 -- 名無しさん (2019-02-22 06:41:15) - せめてGB版の特徴ぐらい書かないと内容薄いってレベルじゃないぞ -- 名無しさん (2020-08-03 19:28:34) - ↑1 ならずもの傭兵部隊と同等の効果を持つGB版の死者の腕あたりは特にな。 それとホーリー・エルフと黒魔族のカーテンで融合出来るのは《カオス・ウィザード》じゃなかったかな? -- 名無しさん (2022-01-04 14:12:08) - 《なぞの手錠》は草 -- 名無しさん (2024-01-29 09:41:46) - 原作でレアハンターが出した⦅デスハンド⦆ってのもいるな -- 名無しさん (2024-03-09 09:59:25) #comment #areaedit(end) }

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: