亜空の使者

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&font(#6495ED){登録日}:2010/03/20 Sat 16:53:37 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 12 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center{&bold(){&size(30){&color(#000000){&ruby(Audi famam illius.){あの人の噂を聞いたことがある}&br()&ruby(Solus in hostes ruit et patriam servavit.){たった一人で敵陣に舞い込み 故郷を救ったとか}}}}} 『&bold(){亜空の使者}』とは、『[[大乱闘スマッシュブラザーズX]]』におけるアドベンチャーモード、及びそのタイトル。 前作のアドベンチャーモードが数十分で済むものであったのに対し、今作はいくつもの横スクロールアクションマップを用意し、何十時間も遊べる長編ものとなっている。 内容はシリアスだが、時折ギャグ要素もある。 ムービーがとにかく多く、特に終盤の空中戦は「&bold(){任天堂の本気}」とも言える出来になっている。 因みに[[群像劇]]ゆえ、本モードに主人公という概念は存在しない。 このモードは1対多人数が中心で、他のモードと異なりプレイアブルキャラクターのステータスバランスが専用に調整されている点など、本編とはシステムを流用した別ゲームと言えるほどの差がある。 *【あらすじ】 ここは、「ファイター」と呼ばれる者達が存在する世界。 今日もまた、どこかでファイター同士の戦いが繰り広げられていた。 しかしある時、「&bold(){亜空軍}」と名乗る謎の存在が現れ、世界の侵攻を開始。 ファイターたちにもその影が迫る。 &font(#0000ff){亜空軍に抵抗しようとする者。} &font(#ff0000){亜空軍に加担する者。} &font(#008000){亜空軍にも正義の陣営にも属さず、各々とある目的のために動こうとする者。} ファイター達の行き着く運命は、果たして…… *【用語】 ・ファイター 「この世界」に存在する者達で、互いに戦うことを宿命付けられている。 一定のダメージを受けたり、戦闘不能になったりするとフィギュアに戻る。 復活するには、誰かが台座に触れる必要がある。 ・亜空軍 突如、ファイター達の住む世界に現れた謎の軍団。 エインシャント卿は亜空間爆弾(後述)を設置し、[[彼の配下達>亜空の使者の雑魚敵(スマッシュブラザーズX)]]は忠実に任務を果たす。 ・影虫 亜空軍の身体を形成する黒い影の集合体。 フィギュア化したファイターのデータを読み取ることで、そのファイターの偽者を作り出すことも可能だが、時には周囲の影虫を吸収することで[[巨大化]]することも。 スマッシュボールを獲得した状態に瞳の色は黄色だが、HPやオリジナル技は存在しない。 また、上記に[[どこぞの敵>“影”(ペルソナ4)]]を思わせる。 &s(){10年後彼らの系譜が参戦するとは誰が思ったか。} ・亜空間爆弾 亜空軍が所持する兵器。ロボット二体を犠牲に起動し、爆心地から一定範囲を別の世界「亜空間」へと切り取ってしまう。 一度起動すると停止は不可能。 ・[[戦艦ハルバード]] メタナイトが所持していた巨大戦艦。 現在は亜空軍の手に落ちている。 *【登場人物】 **〈5人の戦士達〉 [[&font(#ff0000){マリオ}>マリオ]] ご存知ミスター任天堂。 カービィと試合をしていた所、亜空軍の襲撃を受ける。 その後はフィギュア状態で雲海に飛ばされ、ピットと行動を共にするが途中、彼がエインシャント卿を追う時に&bold(){踏み台}にされる場面も……。 [[&font(#ff69b4){カービィ}>カービィ]] ご存知ピンク玉。 ボスパックンに囚われた姫達を救出した後にスタジアムから脱出するも、途中で彼女とはぐれてしまう。 その後はマリオ達と合流し、亜空軍を倒す旅に出る。 また途中でフィギュア化したファイターを集めているデデデに遭遇し、彼の顔を模したブローチを見るが……? [[&font(#ffdc00){ピット}>ピット(パルテナの鏡)]] パルテナ親衛隊の天使。 初登場時にはエンジェランドでマリオとカービィの試合を観戦していたが、[[パルテナ>女神パルテナ]]の命で地上に降り立ち、マリオと行動を共にする。 [[&font(#008000){リンク}>リンク(ゼルダの伝説)]] ご存知緑の勇者。 マスターソードを引き抜き、近くで昼寝していたヨッシーと一緒に亜空軍との戦いに挑む。 その後、ちょっとした誤解でマリオ&ピットと戦う事になるも誤解が解けた後は彼らに同行する。 [[&font(#008000){ヨッシー}>ヨッシー(スマブラ)]] ご存知でっていう。 昼寝していた所を亜空軍の襲撃を受け、その場にいたリンクと一緒に行動してその後はマリオ達に同行する。 亜空間爆弾が爆発した時は原作のようにマリオを乗せて走っていた。 **〈姫君達〉 [[&font(#ff69b4){ピーチ}>ピーチ姫]] [[&font(#ff69b4){ゼルダ}>ゼルダ姫(ゼルダの伝説)]]/[[&font(#0000ff){シーク}>シーク(ゼルダの伝説)]] 亜空軍の襲撃を受けた際、ボスパックンに囚われてしまう。 どちらかを救出することでシナリオが分岐する。 ピーチは終始マイペースでデュオン戦直前でも余所見していた。 ゼルダは戦艦ハルバード内の途中からシークに変身して行動する。 **〈ドンキーチーム〉 [[&font(#994c00){ドンキーコング}>ドンキーコング(二代目)]] ご存知ジャングルの王者。 亜空軍に奪われたバナナを取り返そうとするが、ディディーを庇ってクッパにフィギュアにされてしまう。 それから亜空軍の基地に運ばれるがディディーと2人のキャプテンによって復活し、そのまま基地に侵入。内部を探索していたサムス&ピカチュウと合流してエインシャント卿を見つけるが……。 [[&font(#ff0000){ディディーコング}>ディディーコング]] ドンキーの相棒。 フィギュアにされた相棒を助けに行く途中で[[レックウザ]]に捕らわれるが、駆けつけたフォックスと協力して退けた後に半ば強引に彼を連れて行動を共にする。 途中、クッパによってフィギュアにされて巨大な自身の偽物を作らされるが、駆けつけたファルコの協力もあってどうにか撃墜する。 ファルコも半ば強引に連れてスターフォックスの二人組と共に相棒の救出に向かう。&s(){面子が桃太郎の家来のそれである。} その後はファルコのアーウィンに運ばれてようやく相棒を救出してそのまま基地に侵入する。 [[&font(#ff0000){フォックス}>フォックス・マクラウド]] 当初はアーウィンで上空から亜空軍の迎撃に向かっていたが、撃墜されてしまう。 レックウザに襲われたディディーを助けたことを機にドンキー救出に彼から強引に連れられる形で同行することに。 ディディーと別れた後はグレートフォックスを取り戻そうと戦艦ハルバードに挑むも、その流れでシークと一触即発になるがピーチによって仲裁される。 その後はメタナイト&ルカリオ&スネークも加わりデュオンと交戦する。 [[&font(#0000ff){ファルコ}>ファルコ・ランバルディ]] 巨大化した偽ディディーとクッパに襲われたフォックスを助けに現れる。 ダークキャノンを颯爽と撃ち落として[[クールに去ろうとした>ロバート・E・O・スピードワゴン]]が、フォックス同様ディディーに引っ張られて連行された。 ディディーを送った後はデュオンと対峙中のフォックス達と合流する。 **〈求める者達〉 [[&font(#ff0000){リュカ}>リュカ(MOTHER3)]] 自分を助けたネスを見捨てて逃げてしまい、罪悪感に苛まれる。 しかし、ポケモントレーナーとの出会いを経てネス奪還を決意する。 [[&font(#0000ff){ポケモントレーナー}>ポケモントレーナー(スマブラ)]] 相棒の[[ゼニガメ>カメックス]]と共に旅をする少年。 [[フシギソウ>フシギバナ]]と[[リザードン]]を仲間にしようとする。 **〈侵入者と囚われた者〉 [[&font(#ffb74c){サムス}>サムス・アラン]] 開始時はゼロスーツの姿で登場。パワードスーツ奪還のために亜空軍の研究施設に潜入する。 奪還後は宿敵リドリーと激突することに。 途中でパワードスーツを取り戻すと以降はお馴染みの姿で行動する。 [[&font(#ffdc00){ピカチュウ}>ピカチュウ]] ご存知電気ネズミ。 発電機にされていた所をサムスに助けられ、以降は彼女と行動を共にする。 **〈三剣士〉 [[&font(#0000ff){マルス}>マルス(FE)]] 神剣[[ファルシオン>ファルシオン(FE)]]に選ばれし、アリティア王国王子。 砦を守るべく亜空軍に戦いを挑む。 ガレオムを目撃してすぐに追い掛けたアイクと後に続くメタナイトに呆れる場面も。 [[&font(#0000ff){メタナイト}>メタナイト]] 亜空軍に奪われたハルバードを追っていた所、マルスと交戦。 直後に現れた亜空軍を見てマルスが敵ではないと判断した後は共闘し、途中で合流するアイクと共にハルバード奪還を目指す。 なお、マルス&アイク、アイスクライマー、ルカリオ&スネーク、フォックス&ファルコ&ピーチ&シーク……と、同行するメンバーが次々と変わる。 [[&font(#0000ff){アイク}>アイク(FE)]] マルス達がエインシャント卿と交戦していた際、彼が所持する亜空間爆弾を奥義「天空」で破壊することに成功。 荒野をガレオムが爆走していたのを目撃した時には真っ先に追い掛けた。 **〈2人のキャプテン〉 [[&font(#ffdc00){ピクミン&オリマー}>キャプテン・オリマー]] エインシャント島に上陸した際、自分より巨大なロボットと交戦。 ピクミンでも歯が立たなかったが、そこへ現れたのは……。 [[&font(#ff0000){キャプテン・ファルコン}>キャプテン・ファルコン]] オリマーの危機に颯爽と現れた男。 ロボットにファルコンパンチを喰らわせるが、着地時にピクミン達を犠牲にしてしまう。 ドンキーが基地に運ばれる光景を目撃すると躊躇するオリマーを連れて駆けつけたり、脱出する時にファルコンフライヤーを準備していたりするなど用意周到な一面も。 **〈亜空軍に所属する者達〉 &font(#008000){エインシャント卿} 亜空軍を率いて現れた謎の存在。 亜空間爆弾の起動時にはどこか苦悩しているように見えるがその胸中はいかに。 [[&font(#808080){マスターハンド}>マスターハンド/クレイジーハンド]] ご存知巨大な右手。 何かを企んでいるようだが……。 [[&font(#ff0000){ガノンドロフ}>ガノンドロフ]] 亜空軍三幹部の一人。 マスターハンドに忠実に従っているが、その胸には野心の炎が燃えている。 [[&font(#008000){クッパ}>クッパ(マリオシリーズ)]] 亜空軍三幹部の一人で、自分の軍団を率いている。 ガノンドロフのことを快く思っていない。 ドンキーをフィギュアにしたりディディー達をたびたび襲撃するも……。 [[&font(#ffdc00){ワリオ}>ワリオ]] 亜空軍三幹部の一人で、姫君達とネスをフィギュアにした。 &bold(){何か考えているように見えるが、本当に何も考えていなかったらしい。} **〈第三勢力〉 [[&font(#ff0000){デデデ}>デデデ大王]] ご存知自称大王。 独自でファイター達のフィギュアを集めるが、その真意は…。 **〈その他〉 [[&font(#0000ff){ネス}>ネス(スマブラ)]] キングの像に襲われたリュカを助けるも、[[変わり果てたかつての親友>ポーキー・ミンチ]]と戦わざるを得なくなってしまう。 リュカを庇ってワリオにフィギュアにされるが、数奇な運命を経てデデデの手に渡る。 [[&font(#008000){ルイージ}>ルイージ]] ご存知緑のヒゲ。 ワドルディにビビッていた所、デデデの不意打ちでフィギュアにされてしまう。 しかし、終盤に思わぬ活躍をすることに……? [[&font(#0000ff){アイスクライマー}>アイスクライマー]] 氷山を登る二人組。メタナイトと出くわし、どちらが先に頂上まで着くか競争する。 [[&font(#0000ff){ルカリオ}>ルカリオ]] 氷山の頂上で待つ波導の勇者。 ハルバードを追って頂上まで登ってきたメタナイトと一騎打ちをする。 [[&font(#808080){スネーク}>ソリッド・スネーク]] 「待たせたな!」 ハルバードにダンボールで潜入していたが、ルカリオに見破られて同行することに。 &font(#ff0000){以下、シナリオの核心を突くネタバレにつき注意} ハルバード奪還、エインシャント卿の真実を経て、各々に行動していた正義のファイター達が結集。 そして、ハルバードに乗り込んだファイター達は亜空軍の本拠地へと突入する。 *【用語(ネタバレ含む)】 ・エインシャント島 この世界に存在する浮遊大陸。高度な技術力を持つ。 かつては大勢のロボット達が静かに暮らしていたが、ある出来事により亜空間爆弾の製造工場となってしまった。 ・亜空砲戦艦 亜空軍が造り出した巨大兵器。凄まじい火力を備え、特に主砲は亜空間爆弾よりも広範囲の空間を亜空間に侵食させる。 突撃してきたハルバードを撃墜したが、カービィのドラグーン突貫により破壊された。 更にハルバード自体も囮だったため、 撃墜直後に現れた戦闘機(スターシップ、アーウィン、ファルコンフライヤー、ドルフィン初号機)とドラグーンの突入を許してしまう。 **〈反旗を翻す者達〉 &font(#808080){Mr.ゲーム&ウォッチ} 無意識に影虫を生み出す存在。ハルバードの操縦を自分のコピー達と共に担当。 スネークの不意打ちにより甲板に落とされ、影虫が暴走しデュオンになりファイター達と戦うも破られる。 フィギュア状態でフォックスにトドメを刺されそうになるが、ピーチの手で復活。 復活直後にピーチのパラソルを持ってピコピコ歩く姿は&font(#ff69b4){可愛い。} ちなみに裏設定によると、彼には&bold(){善悪の概念が存在していなかった}とのこと。 ムービー内では唯一キャラ名テロップがなかった。 [[&font(#ff0000){マスターロボット}>ファミリーコンピュータロボット]] エインシャント卿の正体。故郷のエインシャント島を占拠されたことで侵攻に協力せざるを得なくなってしまう。 爆弾の起動時には必然的に仲間が犠牲になることに心を痛めており、姿を隠して亜空軍に加担していたのも彼らへの罪悪感からだった。 亜空砲戦艦の完成後は用済みとなり、ガノンドロフが島を爆破することを知り反旗を翻すが、 ガノンドロフの強制コマンドに洗脳された仲間達により多くの亜空間爆弾を起動させられてしまう。 同胞を救うべくファイター達と共に亜空軍と戦うが、全ては遅すぎた……! &font(#ff0000){以下、更なるネタバレにつき注意} **〈亜空の使者〉 &sizex(4){&font(b,#0000ff,#87ceed){タブー}} 物語の真の黒幕にして、突如この世界を脅かした存在。 マスターハンドを洗脳した彼は、マスターロボットを脅迫してエインシャント島を占拠し、 更に三幹部を配下に置いて世界を我がものにすべく様々な兵器を造らせたのだ。 造反してきたガノンドロフのみならず、亜空間に乗り込んできたファイター達を「&font(b,#0000ff,#87ceed){OFF波動}」によりあっという間に全滅させた。 こうして、この世界は完全に敗北した…… と思われていたが、タブーの存在及びOFF波動を知っていたデデデがファイター全滅を回避予め作成した時限ブローチによりネスとルイージ、偶然にもピーチのブローチを飲み込んでいたカービィが復活。 &bold(){デデデが独自にファイターフィギュアを集めていたのも、ブローチを作ったのも、全てがタブーに対抗するための策だったのだ。} 実質、デデデの一連の行動が無かった場合、ファイター全滅が起こりバットエンドになる。 そしてデデデ達三人とカービィはファイターフィギュアを全て回収することに成功。タブーに利用されていた三幹部を説得し、仲間に引き入れた。 復活したファイター達は切り取られた世界「大迷宮」を突破し、総員でとなってタブーへの反撃を開始する。 **〈遅れてきた者たち〉 [[&font(#0000ff){ソニック}>ソニック・ザ・ヘッジホッグ(キャラクター)]] &bold(){タブーが予測していなかった最大のイレギュラー。} ファイター達に再びOFF波動を放とうとしたタブーの羽根を破壊し、大幅に弱体化させた。((ちなみにこのタイミングでやってきたのは参戦権利をもぎ取るのに時間がかかりある程度制作が進んでいたかららしい。塞翁が馬。)) (とはいえOFF波動は緊急回避をしないと一撃で場外に吹き飛ばされてしまう即死級の威力のままなので、注意が必要。) ***〈遅刻組〉 [[&font(#808080){ウルフ}>ウルフ・オドネル]] [[&font(#ff69b4){プリン}>プリン(ポケモン)]] [[&font(#b8d200){トゥーンリンク}>トゥーンリンク]] ……間に合わなかった者達。 クリア後のダンジョンに登場し、撃破することで仲間になる。 **〈ボスキャラクター〉 [[&font(#008000){ボスパックン}>ボスパックン]] 『スーパーマリオシリーズ』からのゲスト出演。 亜空軍に襲撃された空中スタジアムに現れ、マリオを吹っ飛ばして姫君達を捕らえる。 カービィと交戦する。 まさか最終作でファイターとして参戦することになるとは誰も予想しなかっただろう。 [[&font(#008000){レックウザ}>レックウザ]] 『ポケットモンスター』シリーズからのゲスト出演。 本来オゾン層に生息する[[伝説のポケモン]]だが、どうしたわけか森の湖に現れてフォックス・ディディーと交戦することに。 ただしそこにいたディディーを襲いはしたが、亜空軍に与していたのかは不明なまま。 [[&font(#808080){キングの像・ポーキー}>ポーキー・ミンチ]] 『MOTHER』シリーズからのゲスト出演。 荒廃した動物園に「キングのぞう」として登場。ネスのPKサンダー・PKフラッシュによって像が破壊され、本体が現れる。 敵味方関係無く踏み潰すので、レックウザ同様亜空軍かは不明。 ネス・リュカと交戦する。 &font(#0000ff){[[リドリー>リドリー(メトロイド)]]} 『[[メトロイドシリーズ]]』からのゲスト出演。サムスの宿敵。 研究施設を探索していたサムスを捕らえるがピカチュウのかみなりによって攻撃されて彼女を離し、そのまま戦闘に突入する。 倒されてしばらくした後、メタ・リドリーになってファルコンフライヤーの上で戦う。 リドリーはサムス・ピカチュウ、メタ・リドリーはさらにドンキー・ディディー・ファルコン・オリマー・ロボットも加わり交戦する。 ちなみにサムスを壁に押し当てて攻撃する技は後年、原作シリーズへの逆輸入を経て、ファイター参戦後の必殺ワザのひとつにもなった。 &font(#0000ff){ガレオム} 『スマブラ』オリジナルキャラクター。 ロボット形態、戦車形態に変形できる殺人戦闘兵器。 荒野で三剣士に発見され、交戦後地面の穴に落ちる。落ちた先でも戦いを挑み、そのまま体に内蔵された亜空間爆弾で道連れを謀るも、リュカのPKサンダーで腕を破壊され、失敗。 1度目はマルス・アイク・メタナイト、2度目はリュカ・ポケモントレーナーと交戦する。 『[[大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL]]』ではアドベンチャーモードや勝ちあがり乱闘で10年振りに復活した。 『X』で使用した突進やミサイル攻撃の他に新たに地団駄を踏んだりファイターを掴む攻撃などが追加された。 &font(#0000ff){デュオン} ガレオムと同じく『スマブラ』オリジナルキャラクター。近接攻撃と射撃攻撃を双方取り揃えた強敵。 陰陽太極図柄の車輪を持つ下半身を持ち、そこから2つの騎士の甲冑を思わせる姿をした殺人兵器。 スネークによって攻撃されたMr.ゲーム&ウォッチが影虫によって双頭のメカに姿を変える。 フォックス・ファルコ・ピーチ・シーク(ゼルダ)・ルカリオ・スネークと交戦する。 *〈余談〉 キャラの扱いなどに賛否こそあったものの、迫力のムービーなどを持つこのストーリーモードは人気だった。 しかし、[[桜井氏>桜井政博]]は&b(){今後『亜空の使者』のようなストーリーモードは作らない}と宣言している。 理由の一つは&b(){ムービーがすぐに動画サイトにアップロードされ、ストーリーのネタバレがあっという間に拡散してしまうため}。 このことが&b(){拡散してもいい}『[[スマブラfor>大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii U]]』以降の参戦ムービーを生み出すきっかけともなった。 後に『SP』で久しぶりにアドベンチャーモードが実装されるが、桜井氏は発売前の最後の『スマブラダイレクト』で『亜空の使者』のようなストーリーは無いと宣言しており、実際に『[[灯火の星>灯火の星(ゲーム内ムービー)]]』では多少のムービーはあるが、動画サイトにアップロードされてもあまり支障がなさそうな内容になっている。 ちなみに、亜空間でフィギュアにされてしまったファイター達を回収・救出せずにタブーを倒すと、そのファイターはエンディングで登場しなくなってしまう。&bold(){そのためやろうと思えば、強制加入であるカービィ・ルイージ・ネス・クッパ・デデデ・ソニックの6人しかいない非常に寂しいエンディングを迎える}ことも可能。 本作のシナリオは、『[[FINAL FANTASY Ⅶ]]』のシナリオなどで有名な野島一成氏が担当。 インタビュー企画『社長が訊く』で桜井氏が語ったところによると、当初野島氏が上げたプロットは桜井氏曰く「『闘技場へ向かうバスの中にいろんなキャラが乗っている。サムスが乗っている。ドンキーコングが乗っている。スネークはちょっと遠いところから見ている』みたいな感じ」というもう少しほのぼのとしたストーリーであり、逆に桜井氏は『大きな部隊がいきなり全滅して、そこからひとりのキャラクターだけが逃げ出して、仲間を取り戻しながら戦う』という今よりもシリアスなストーリーを考えており、それらが折り合った結果、このようなストーリーになったという。 追記・修正は、ファイターの皆さんにお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,25) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }
&font(#6495ED){登録日}:2010/03/20 Sat 16:53:37 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 12 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center{&bold(){&size(30){&color(#000000){&ruby(Audi famam illius.){あの人の噂を聞いたことがある}&br()&ruby(Solus in hostes ruit et patriam servavit.){たった一人で敵陣に舞い込み 故郷を救ったとか}}}}} 『&bold(){亜空の使者}』とは、『[[大乱闘スマッシュブラザーズX]]』におけるアドベンチャーモード、及びそのタイトル。 前作のアドベンチャーモードが数十分で済むものであったのに対し、今作はいくつもの横スクロールアクションマップを用意し、何十時間も遊べる長編ものとなっている。 内容はシリアスだが、時折ギャグ要素もある。 ムービーがとにかく多く、特に終盤の空中戦は「&bold(){任天堂の本気}」とも言える出来になっている。 因みに[[群像劇]]ゆえ、本モードに主人公という概念は存在しない。ついでにセリフも存在しない。 このモードは1対多人数が中心で、他のモードと異なりプレイアブルキャラクターのステータスバランスが専用に調整されている点など、本編とはシステムを流用した別ゲームと言えるほどの差がある。 *【あらすじ】 ここは、「ファイター」と呼ばれる者達が存在する世界。 今日もまた、どこかでファイター同士の戦いが繰り広げられていた。 しかしある時、「&bold(){亜空軍}」と名乗る謎の存在が現れ、世界の侵攻を開始。 ファイターたちにもその影が迫る。 &font(#0000ff){亜空軍に抵抗しようとする者。} &font(#ff0000){亜空軍に加担する者。} &font(#008000){亜空軍にも正義の陣営にも属さず、各々とある目的のために動こうとする者。} ファイター達の行き着く運命は、果たして…… *【用語】 ・ファイター 「この世界」に存在する者達で、互いに戦うことを宿命付けられている。 一定のダメージを受けたり、戦闘不能になったりするとフィギュアに戻る。 復活するには、誰かが台座に触れる必要がある。 ・亜空軍 突如、ファイター達の住む世界に現れた謎の軍団。 エインシャント卿は亜空間爆弾(後述)を設置し、[[彼の配下達>亜空の使者の雑魚敵(スマッシュブラザーズX)]]は忠実に任務を果たす。 ・影虫 亜空軍の身体を形成する黒い影の集合体。 フィギュア化したファイターのデータを読み取ることで、そのファイターの偽者を作り出すことも可能だが、時には周囲の影虫を吸収することで[[巨大化]]することも。 スマッシュボールを獲得した状態に瞳の色は黄色だが、HPやオリジナル技は存在しない。 また、上記に[[どこぞの敵>“影”(ペルソナ4)]]を思わせる。 &s(){10年後彼らの系譜が参戦するとは誰が思ったか。} ・亜空間爆弾 亜空軍が所持する兵器。ロボット二体を犠牲に起動し、爆心地から一定範囲を別の世界「亜空間」へと切り取ってしまう。 一度起動すると停止は不可能。 ・[[戦艦ハルバード]] メタナイトが所持していた巨大戦艦。 現在は亜空軍の手に落ちている。 *【登場人物】 **〈5人の戦士達〉 [[&font(#ff0000){マリオ}>マリオ]] ご存知ミスター任天堂。 カービィと試合をしていた所、亜空軍の襲撃を受ける。 その後はフィギュア状態で雲海に飛ばされ、ピットと行動を共にするが途中、彼がエインシャント卿を追う時に&bold(){踏み台}にされる場面も……。 [[&font(#ff69b4){カービィ}>カービィ]] ご存知ピンク玉。 ボスパックンに囚われた姫達を救出した後にスタジアムから脱出するも、途中で彼女とはぐれてしまう。 その後はマリオ達と合流し、亜空軍を倒す旅に出る。 また途中でフィギュア化したファイターを集めているデデデに遭遇し、彼の顔を模したブローチを見るが……? [[&font(#ffdc00){ピット}>ピット(パルテナの鏡)]] パルテナ親衛隊の天使。 初登場時にはエンジェランドでマリオとカービィの試合を観戦していたが、[[パルテナ>女神パルテナ]]の命で地上に降り立ち、マリオと行動を共にする。 [[&font(#008000){リンク}>リンク(ゼルダの伝説)]] ご存知緑の勇者。 マスターソードを引き抜き、近くで昼寝していたヨッシーと一緒に亜空軍との戦いに挑む。 その後、ちょっとした誤解でマリオ&ピットと戦う事になるも誤解が解けた後は彼らに同行する。 [[&font(#008000){ヨッシー}>ヨッシー(スマブラ)]] ご存知でっていう。 昼寝していた所を亜空軍の襲撃を受け、その場にいたリンクと一緒に行動してその後はマリオ達に同行する。 亜空間爆弾が爆発した時は原作のようにマリオを乗せて走っていた。 **〈姫君達〉 [[&font(#ff69b4){ピーチ}>ピーチ姫]] [[&font(#ff69b4){ゼルダ}>ゼルダ姫(ゼルダの伝説)]]/[[&font(#0000ff){シーク}>シーク(ゼルダの伝説)]] 亜空軍の襲撃を受けた際、ボスパックンに囚われてしまう。 どちらかを救出することでシナリオが分岐する。 ピーチは終始マイペースでデュオン戦直前でも余所見していた。 ゼルダは戦艦ハルバード内の途中からシークに変身して行動する。 **〈ドンキーチーム〉 [[&font(#994c00){ドンキーコング}>ドンキーコング(二代目)]] ご存知ジャングルの王者。 亜空軍に奪われたバナナを取り返そうとするが、ディディーを庇ってクッパにフィギュアにされてしまう。 それから亜空軍の基地に運ばれるがディディーと2人のキャプテンによって復活し、そのまま基地に侵入。内部を探索していたサムス&ピカチュウと合流してエインシャント卿を見つけるが……。 [[&font(#ff0000){ディディーコング}>ディディーコング]] ドンキーの相棒。 フィギュアにされた相棒を助けに行く途中で[[レックウザ]]に捕らわれるが、駆けつけたフォックスと協力して退けた後に半ば強引に彼を連れて行動を共にする。 途中、クッパによってフィギュアにされて巨大な自身の偽物を作らされるが、駆けつけたファルコの協力もあってどうにか撃墜する。 ファルコも半ば強引に連れてスターフォックスの二人組と共に相棒の救出に向かう。&s(){面子が桃太郎の家来のそれである。} その後はファルコのアーウィンに運ばれてようやく相棒を救出してそのまま基地に侵入する。 [[&font(#ff0000){フォックス}>フォックス・マクラウド]] 当初はアーウィンで上空から亜空軍の迎撃に向かっていたが、撃墜されてしまう。 レックウザに襲われたディディーを助けたことを機にドンキー救出に彼から強引に連れられる形で同行することに。 ディディーと別れた後はグレートフォックスを取り戻そうと戦艦ハルバードに挑むも、その流れでシークと一触即発になるがピーチによって仲裁される。 その後はメタナイト&ルカリオ&スネークも加わりデュオンと交戦する。 [[&font(#0000ff){ファルコ}>ファルコ・ランバルディ]] 巨大化した偽ディディーとクッパに襲われたフォックスを助けに現れる。 ダークキャノンを颯爽と撃ち落として[[クールに去ろうとした>ロバート・E・O・スピードワゴン]]が、フォックス同様ディディーに引っ張られて連行された。 ディディーを送った後はデュオンと対峙中のフォックス達と合流する。 **〈求める者達〉 [[&font(#ff0000){リュカ}>リュカ(MOTHER3)]] 自分を助けたネスを見捨てて逃げてしまい、罪悪感に苛まれる。 しかし、ポケモントレーナーとの出会いを経てネス奪還を決意する。 [[&font(#0000ff){ポケモントレーナー}>ポケモントレーナー(スマブラ)]] 相棒の[[ゼニガメ>カメックス]]と共に旅をする少年。 [[フシギソウ>フシギバナ]]と[[リザードン]]を仲間にしようとする。 **〈侵入者と囚われた者〉 [[&font(#ffb74c){サムス}>サムス・アラン]] 開始時はゼロスーツの姿で登場。パワードスーツ奪還のために亜空軍の研究施設に潜入する。 奪還後は宿敵リドリーと激突することに。 途中でパワードスーツを取り戻すと以降はお馴染みの姿で行動する。 [[&font(#ffdc00){ピカチュウ}>ピカチュウ]] ご存知電気ネズミ。 発電機にされていた所をサムスに助けられ、以降は彼女と行動を共にする。 **〈三剣士〉 [[&font(#0000ff){マルス}>マルス(FE)]] 神剣[[ファルシオン>ファルシオン(FE)]]に選ばれし、アリティア王国王子。 砦を守るべく亜空軍に戦いを挑む。 ガレオムを目撃してすぐに追い掛けたアイクと後に続くメタナイトに呆れる場面も。 [[&font(#0000ff){メタナイト}>メタナイト]] 亜空軍に奪われたハルバードを追っていた所、マルスと交戦。 直後に現れた亜空軍を見てマルスが敵ではないと判断した後は共闘し、途中で合流するアイクと共にハルバード奪還を目指す。 なお、マルス&アイク、アイスクライマー、ルカリオ&スネーク、フォックス&ファルコ&ピーチ&シーク……と、同行するメンバーが次々と変わる。 [[&font(#0000ff){アイク}>アイク(FE)]] マルス達がエインシャント卿と交戦していた際、彼が所持する亜空間爆弾を奥義「天空」で破壊することに成功。 荒野をガレオムが爆走していたのを目撃した時には真っ先に追い掛けた。 **〈2人のキャプテン〉 [[&font(#ffdc00){ピクミン&オリマー}>キャプテン・オリマー]] エインシャント島に上陸した際、自分より巨大なロボットと交戦。 ピクミンでも歯が立たなかったが、そこへ現れたのは……。 [[&font(#ff0000){キャプテン・ファルコン}>キャプテン・ファルコン]] オリマーの危機に颯爽と現れた男。 ロボットにファルコンパンチを喰らわせるが、着地時にピクミン達を犠牲にしてしまう。 ドンキーが基地に運ばれる光景を目撃すると躊躇するオリマーを連れて駆けつけたり、脱出する時にファルコンフライヤーを準備していたりするなど用意周到な一面も。 **〈亜空軍に与する者達〉 &font(#008000){エインシャント卿} 亜空軍を率いて現れた謎の存在。 亜空間爆弾の起動時にはどこか苦悩しているように見えるがその胸中はいかに。 [[&font(#808080){マスターハンド}>マスターハンド/クレイジーハンド]] ご存知巨大な右手。 何かを企んでいるようだが……。 [[&font(#ff0000){ガノンドロフ}>ガノンドロフ]] 亜空軍三幹部の一人。 マスターハンドに忠実に従っているが、その胸には野心の炎が燃えている。 [[&font(#008000){クッパ}>クッパ(マリオシリーズ)]] 亜空軍三幹部の一人で、自分の軍団を率いている。 ガノンドロフのことを快く思っていない。 ドンキーをフィギュアにしたりディディー達をたびたび襲撃するも……。 [[&font(#ffdc00){ワリオ}>ワリオ]] 亜空軍三幹部の一人で、姫君達とネスをフィギュアにした。 &bold(){何か考えているように見えるが、本当に何も考えていなかったらしい。} **〈第三勢力〉 [[&font(#ff0000){デデデ}>デデデ大王]] ご存知自称大王。 独自でファイター達のフィギュアを集めるが、その真意は…。 **〈その他〉 [[&font(#0000ff){ネス}>ネス(スマブラ)]] キングの像に襲われたリュカを助けるも、[[変わり果てたかつての親友>ポーキー・ミンチ]]と戦わざるを得なくなってしまう。 リュカを庇ってワリオにフィギュアにされるが、数奇な運命を経てデデデの手に渡る。 [[&font(#008000){ルイージ}>ルイージ]] ご存知緑のヒゲ。 ワドルディにビビッていた所、デデデの不意打ちでフィギュアにされてしまう。 しかし、終盤に思わぬ活躍をすることに……? [[&font(#0000ff){アイスクライマー}>アイスクライマー]] 氷山を登る二人組。メタナイトと出くわし、どちらが先に頂上まで着くか競争する。 [[&font(#0000ff){ルカリオ}>ルカリオ]] 氷山の頂上で待つ波導の勇者。 ハルバードを追って頂上まで登ってきたメタナイトと一騎打ちをする。 [[&font(#808080){スネーク}>ソリッド・スネーク]] 「待たせたな!」 ハルバードにダンボールで潜入していたが、ルカリオに見破られて同行することに。 &font(#ff0000){以下、シナリオの核心を突くネタバレにつき注意} ハルバード奪還、エインシャント卿の真実を経て、各々に行動していた正義のファイター達が結集。 そして、ハルバードに乗り込んだファイター達は亜空軍の本拠地へと突入する。 *【用語(ネタバレ含む)】 ・エインシャント島 この世界に存在する浮遊大陸。高度な技術力を持つ。 かつては大勢のロボット達が静かに暮らしていたが、ある出来事により亜空間爆弾の製造工場となってしまった。 ・亜空砲戦艦 亜空軍が造り出した巨大兵器。凄まじい火力を備え、特に主砲は亜空間爆弾よりも広範囲の空間を亜空間に侵食させる。 突撃してきたハルバードを撃墜したが、カービィのドラグーン突貫により破壊された。 更にハルバード自体も囮だったため、 撃墜直後に現れた戦闘機(スターシップ、アーウィン、ファルコンフライヤー、ドルフィン初号機)とドラグーンの突入を許してしまう。 **〈反旗を翻す者達〉 &font(#808080){Mr.ゲーム&ウォッチ} 無意識に影虫を生み出す存在。ハルバードの操縦を自分のコピー達と共に担当。 スネークの不意打ちにより甲板に落とされ、影虫が暴走しデュオンになりファイター達と戦うも破られる。 フィギュア状態でフォックスにトドメを刺されそうになるが、ピーチの手で復活。 復活直後にピーチのパラソルを持ってピコピコ歩く姿は&font(#ff69b4){可愛い。} ちなみに裏設定によると、彼には&bold(){善悪の概念が存在していなかった}とのこと。 ムービー内では唯一キャラ名テロップがなかった。 [[&font(#ff0000){マスターロボット}>ファミリーコンピュータロボット]] エインシャント卿の正体。故郷のエインシャント島を占拠されたことで侵攻に協力せざるを得なくなってしまう。 爆弾の起動時には必然的に仲間が犠牲になることに心を痛めており、姿を隠して亜空軍に加担していたのも彼らへの罪悪感からだった。 亜空砲戦艦の完成後は用済みとなり、ガノンドロフが島を爆破することを知り反旗を翻すが、 ガノンドロフの強制コマンドに洗脳された仲間達により多くの亜空間爆弾を起動させられてしまう。 同胞を救うべくファイター達と共に亜空軍と戦うが、全ては遅すぎた…… &font(#ff0000){以下、更なるネタバレにつき注意} **〈亜空の使者〉 &sizex(4){&font(b,#0000ff,#87ceed){タブー}} 物語の真の黒幕にして、突如この世界を脅かした存在。 マスターハンドを洗脳した彼は、マスターロボットを脅迫してエインシャント島を占拠し、 更に三幹部を配下に置いて世界を我がものにすべく様々な兵器を造らせたのだ。 造反してきたガノンドロフのみならず、亜空間に乗り込んできたファイター達を「&font(b,#0000ff,#87ceed){OFF波動}」によりあっという間に全滅させた。 こうして、この世界は完全に敗北した…… しかし、タブーの存在及びOFF波動を知っていたらしいデデデが、ファイター全滅を回避すべく予め作成しておいた時限ブローチによりネスとルイージ、偶然にもピーチのブローチを飲み込んでいたカービィが復活。 &bold(){デデデが独自にファイターフィギュアを集めていたのも、ブローチを作ったのも、全てがタブーに対抗するための策だったのだ。} 実質、デデデの一連の行動が無かった場合、彼らの世界は成すすべ無く敵の手に落ちていた。 そしてデデデ達三人とカービィはファイターフィギュアを全て回収することに成功。タブーに利用されていた三幹部を説得し、仲間に引き入れた。 復活したファイター達は切り取られた世界「大迷宮」を突破し、総員でタブーへの反撃を開始する。 **〈遅れてきた者たち〉 [[&font(#0000ff){ソニック}>ソニック・ザ・ヘッジホッグ(キャラクター)]] &bold(){タブーが予測していなかった最大のイレギュラー。} ファイター達に再びOFF波動を放とうとしたタブーの羽根を破壊し、大幅に弱体化させた。((ちなみにこのタイミングでやってきたのはメタ的に「参戦権利をもぎ取るのに時間がかかり、ある程度制作が進んだ段階で内定したから」らしい。塞翁が馬。)) (とはいえOFF波動は緊急回避をしないと一撃で場外に吹き飛ばされてしまう即死級の威力のままなので、注意が必要。) ***〈遅刻組〉 [[&font(#808080){ウルフ}>ウルフ・オドネル]] [[&font(#ff69b4){プリン}>プリン(ポケモン)]] [[&font(#b8d200){トゥーンリンク}>トゥーンリンク]] ……間に合わなかった者達。 クリア後、どこかにいつもの対戦ステージへの隠し扉が出現しており、その中にたどり着いて勝利することで仲間になる。 **〈ボスキャラクター〉 [[&font(#008000){ボスパックン}>ボスパックン]] 『スーパーマリオシリーズ』からのゲスト出演。 亜空軍に襲撃された空中スタジアムに現れ、マリオを吹っ飛ばして姫君達を捕らえる。 カービィと交戦する。 まさか最終作であるファイターと一緒に参戦することになるとは誰も予想しなかっただろう。 [[&font(#008000){レックウザ}>レックウザ]] 『ポケットモンスター』シリーズからのゲスト出演。 本来オゾン層に生息する[[伝説のポケモン]]だが、どうしたわけか森の湖に現れてフォックス・ディディーと交戦することに。 ただしそこにいたディディーを襲いはしたが、亜空軍に与していたのかは不明なまま。 [[&font(#808080){キングの像・ポーキー}>ポーキー・ミンチ]] 『MOTHER』シリーズからのゲスト出演。 荒廃した動物園に「キングのぞう」として登場。ネスのPKサンダー・PKフラッシュによって像が破壊され、本体が現れる。 像は完全無敵で敵味方関係無く踏み潰す。レックウザ同様、亜空軍かは不明。 ネス・リュカと交戦する。 &font(#0000ff){[[リドリー>リドリー(メトロイド)]]} 『[[メトロイドシリーズ]]』からのゲスト出演。サムスの宿敵。 研究施設を探索していたサムスを捕らえるがピカチュウのかみなりによって攻撃されて彼女を離し、そのまま戦闘に突入する。 倒されてしばらくした後、メタ・リドリーになってファルコンフライヤーの上で戦う。 リドリーはサムス・ピカチュウ、メタ・リドリーはさらにドンキー・ディディー・ファルコン・オリマー・ロボットも加わり交戦する。 ちなみにサムスを壁に押し当てて攻撃する技は後年、原作シリーズ『METROID Other M』への逆輸入を経て、ファイター参戦後の必殺ワザのひとつにもなった。 &font(#0000ff){ガレオム} 『スマブラ』オリジナルキャラクター。 ロボット形態、戦車形態に変形できる殺人戦闘兵器。 荒野で三剣士に発見され、交戦後地面の穴に落ちる。落ちた先でも戦いを挑み、そのまま体に内蔵された亜空間爆弾で道連れを謀るも、リュカのPKサンダーで腕を破壊され、失敗。 1度目はマルス・アイク・メタナイト、2度目はリュカ・ポケモントレーナーと交戦する。 10年後の『[[大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL]]』ではアドベンチャーモードや勝ちあがり乱闘でこのモードから唯一の再登場。 『X』で使用した突進やミサイル攻撃の他に新たに地団駄を踏んだりファイターを掴む攻撃などが追加された。 &font(#0000ff){デュオン} ガレオムと同じく『スマブラ』オリジナルキャラクター。近接攻撃と射撃攻撃を双方取り揃えた強敵。 陰陽太極図柄の車輪を持つ下半身を持ち、そこから2つの騎士の甲冑を思わせる姿をした殺人兵器。 スネークによって攻撃されたMr.ゲーム&ウォッチが影虫によって双頭のメカに姿を変える。 フォックス・ファルコ・ピーチ・シーク(ゼルダ)・ルカリオ・スネークと交戦する。 *〈余談〉 キャラの扱いなどに賛否こそあったものの、迫力のムービーなどを持つこのストーリーモードは人気だった。 しかし、[[桜井氏>桜井政博]]は&b(){今後『亜空の使者』のようなストーリーモードは作らない}と宣言している。 理由の一つは&b(){ムービーがすぐに動画サイトにアップロードされ、ストーリーのネタバレがあっという間に拡散してしまうため}。 このことが&b(){拡散してもいい}『[[スマブラfor>大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii U]]』以降の参戦ムービーを生み出すきっかけともなった。 後に『SP』で久しぶりにアドベンチャーモードが実装されるが、桜井氏は発売前の最後の『スマブラダイレクト』で『亜空の使者』のようなストーリーは無いと宣言しており、実際に『[[灯火の星>灯火の星(ゲーム内ムービー)]]』では多少のムービーはあるが、動画サイトにアップロードされてもあまり支障がなさそうな部分的イベントといった内容になっている。 ちなみに、亜空間でフィギュアにされてしまったファイター達を回収・救出せずにタブーを倒すと、そのファイターはエンディングで登場しなくなってしまう。&bold(){そのためやろうと思えば、強制加入であるカービィ・ルイージ・ネス・クッパ・デデデ・ソニックの6人しかいない非常に寂しいエンディングを迎える}ことも可能。 本作のシナリオは、『[[FINAL FANTASY Ⅶ]]』のシナリオなどで有名な野島一成氏とともに作られた。 インタビュー企画『社長が訊く』で桜井氏が語ったところによると、当初野島氏が上げたプロットは桜井氏曰く「『闘技場へ向かうバスの中にいろんなキャラが乗っている。サムスが乗っている。ドンキーコングが乗っている。スネークはちょっと遠いところから見ている』みたいな感じ」というもう少しほのぼのとしたストーリーであり、逆に桜井氏は(少しずつプレイヤーキャラが増えていくゲーム構成を想定して)『大きな部隊がいきなり全滅して、そこからひとりのキャラクターだけが逃げ出して、仲間を取り戻しながら戦う』という今よりもシリアスなストーリーを考えており、それらが折り合った結果、このようなストーリーになったという。 追記・修正は、ファイターの皆さんにお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,25) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }

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