ピーチ姫

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&font(#6495ED){登録日}:2012/04/30 Mon 21:29:05 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 12 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- //画像跡。画像を再び貼る際に出典を明記してください &font(#f09199){ピーチ姫}は、マリオシリーズでお馴染みの姫でありシリーズにおけるヒロイン的存在。金髪のロングヘアーにピンクのドレスが特徴。 性格は優しくおしとやかで、所謂&bold(){『敵の親玉にさらわれるヒロイン』}の代名詞。 英語表記はそのまま「Princess Peach」。昔は違ったらしいが…(後述) キノコ王国の姫であり、一応は王国のトップらしい(キノコ王国のトップがなぜ王ではなく姫、それも人間なのかと突っ込んではいけない)。 両親の存在は不明だが、お城には世話役のキノじいや作品によってはキノコ大臣をはじめ、多数のキノピオがいる。 政治を行っている描写はないが、国民からの信頼は厚い。 [[ホテルに招待されて宿泊する時>ルイージマンション3]]には10個近くのスーツケースやバッグをキノピオ達に運んでもらっていたり、本人に悪気は無いのだが意外と人使いは荒い方。 当初、クッパがピーチをさらう理由は 『王国民にかけた呪いを解く力をもっている』 からだった。 実際、初期のピーチには&bold(){『強力な魔力の持ち主』}という設定があり、現在も地味にだが設定は残っている様子。 (マリオRPGのヒステリックボムやスマブラシリーズの最後の切り札など) [[スーパーマリオブラザーズ3]]では「マリオにアイテムと攻略のヒントをコッソリと送っていたから」となっている。 だが、今ではピーチを我が物にしようと攫われる事がほとんどであり、シリーズが長寿コンテンツと化した事に伴い、彼女の巻き込まれっぷりも年々スケールが増している。[[サンシャイン>スーパーマリオサンシャイン]]では、クッパが[[Jr.>クッパJr.]]に「ピーチがママ」だと吹き込んだため親子共々から狙われるはめになり、オデッセイでは、ついに彼と結婚寸前にまで追い詰められた。 体格はスレンダーで、マリオよりも頭1つほど背が高い。 年齢は不詳だが、マリオやルイージが既に立って会話している時期に、ベビィピーチはおしゃぶりを咥えながら乳母車に乗っているため、彼らよりは若干年下の可能性が高い。 愛用しているピンク色のパラソルは、日傘の他にも攻撃に使う事がある他、フライパンやラケット、ゴルフクラブまで武器にする事もしばしば。 [[スーパーマリオUSA]]では一定時間の空中浮遊が可能で、以降スマブラシリーズや[[スーパーマリオ3Dワールド]]でも彼女の個性の1つになっている。 (なお空中浮遊は元々『マリオUSA』の元となった『[[夢工場ドキドキパニック]]』のキャラクター、リーナの能力。  リメイクである『USA』制作にあたり、ピーチ姫独自の能力として逆輸入された結果、現在では元々別人の能力だったとは思えないほどに彼女の個性として定着している。) USAで初めて操作キャラクターになり、 以降は[[スーパープリンセスピーチ]]ではいつもとは異なりピーチがマリオ達を救ったり、スーパーマリオ3Dワールドでも操作キャラクターになった。 他にもペーパーマリオシリーズでは、スパイ活動や所謂スニーキング、高速タイピングを披露するなどマリオとはまた違った器用さを見せた他、 スーパーマリオ3Dランドでは、囚われながらも襲ってきたクリボーをパラソルで撃退したり一時的だが脱走にも成功している。 さらわれ役の代名詞というイメージはまだ覆らないだろうが、彼女も助けを待つだけのヒロインではなくなってきているようだ。 なお、2017年のE3で行なわれた『[[スーパーマリオオデッセイ]]』の発表に合わせた同作のプロデューサー、小泉氏へのインタビューによれば、 「ピーチ姫はとても強い女性だと思うんです。でも,ごくたまに誘拐されるんじゃないかな? と、私は思っています。」との事。 [[スーパーマリオくん]]を始めとしたメディアミックス作品でも何かと「強いピーチ姫」の姿は描かれており、 特にコミックボンボンの本山版マリオシリーズでは国内でマリオUSAが発売される以前より ピーチ姫を冒険・戦闘要員として描き、マリオの相棒として大活躍させていた。 また、双葉文庫のファミコン冒険ゲームブック『スーパーマリオブラザーズVol3 マリオ軍団出撃』(本家マリオ3とは無関係のオリジナルストーリー。と言うかこちらの方が先に発売されている)では、マリオやルイージと共にクッパ軍団と戦う戦士となっており、[[コイン>コイン(マリオシリーズ)]]投げや回復アイテムのマジカルロッドで戦った。 これらの影響かは不明だが、ゲーム本編においても近年は非常にマイペースかつ物怖じしない描写が多く見られる。 お転婆で陽気な[[デイジー姫>デイジー姫(マリオシリーズ)]]、ミステリアスで物静かな[[ロゼッタ>ロゼッタ(マリオシリーズ)]]と比べると、ピーチは良くも悪くも正統派なキャラだが((『マリオパーティ』において4作目までは「ちょっぴりイジワル」という性格設定が説明書などに記載されており、作中での振る舞いにも少し御転婆な性格が見受けられたものの、デイジーのレギュラー化に伴って差別化されたためか、そういった部分は鳴りを潜めつつある))、 いざという時に発揮するマリオ顔負けの行動力やメンタル、スポーツ、料理、レース、はては魔法までなんでもござれのハイスペックさなど、 やはり他のメンバーと並ぶマリオシリーズの顔である事は間違いないだろう。 特に料理については、[[マリオストーリー]]にて[[味にうるさいキャラ>グルメヘイホー]]を満足させるべくケーキを作る事になったり、ゲームボーイギャラリー2の「シェフ」の現代版では彼女が操作キャラになっている等、ピーチの代表的な特技としてよく知られている。 劇中の人物の反応を見るに味も良いようだ。&del(){誰だ、マリオストーリーで洗剤をケーキに入れさせたやつは} ちなみに、マリオストーリーで作るケーキはどんなに無茶苦茶に作っても(味はともかく)外見はちゃんとケーキの形に仕上がる。 服装は前述の通りピンクのドレスが基本だが、サンシャインのみノースリーブの白い夏用(?)ドレスを着用。 普段は分からないボディラインを少しだけ窺い知る事が出来るため、この衣装を本作のみの出番で終わらせるのは惜しいところ(3Dワールドのファイアピーチは色使いがこのドレスに似ている)。 普段着のドレスもサンシャインの前後でデザインが少し変わっている(腰回りとスカートの裾)。 顔つきはシリーズ通して碧眼と少し厚めの唇が特徴。ハードの性能向上のおかげで時が経つごとに可愛く、かつ美人になっている。 また、スポーツゲームや3Dワールドで登場した一部の変身では髪型がポニテになる。 服装も体操服、ミニスカテニスウェア、バイクスーツ等種目に応じて色々変えてプレイヤーの目を楽しませてくれる。 *○パーティゲームでのピーチ 基本的にマリオのパーティ系ゲームではほぼ全てに登場している。 64までは、ちょっぴりイジワルなお姫様という設定があったが、キューブ以降は[[デイジー>デイジー姫(マリオシリーズ)]]のレギュラー化にともないその設定はほぼ無くなっている。 スポーツ系はもっぱらパワーは低いがテクニックに優れるタイプが多い。 *○スーパーマリオRPGでのピーチ 5人目の仲間として最後にパーティーに加わる。 単体、全体のHPと状態異常の回復、蘇生、敵にねむり、ちんもくを付与、全体攻撃技と有用なスペシャルを多数覚える魔法のスペシャリスト。 彼女がいるだけでバトルの安定感が段違いに変わるため「ピーチを入れないのは一種の縛りプレイ」とすら言えるほど。 さらに、防御力が大幅アップする変わりに攻撃力がガタ落ちする防具「ひまんパタこうら」との相性が抜群。攻撃力が低下するデメリットを、回復に専念したり「こんぺいとう」などのアイテムに任せて踏み倒す事ができるため、絶対に倒されずに回復をばらまき続ける無敵のタンクが完成する。 SFC版では同じく魔法使いタイプのマロの立場を完全に奪ってしまっており、タンク役だけでなく最強武器のフライパンを装備させれば物理方面でも最強クラスの火力を叩き出すパーフェクトウーマンであった。 さすがに強すぎたためかリメイク版では相性の良かった防具の性能が下方修正されたり、システムの仕様変更によって弱点属性が分かりやすくなったり、必要に応じて仲間を入れ替えられるようになったため、マロが豊富な属性のスペシャルを活かして火力を伸ばしやすくなった一方、ピーチは弱点を突ける攻撃技が無いため火力が伸ばしにくいという明確な弱点がついた。 そのため一強と言うほどではなくなったものの、あくまでも相対的な弱体化なのでピーチ本人の性能はほとんど衰えていない。 バトル中に必要に応じて仲間を入れ替えられるようになったため、回復が必要な時だけチェンジして役割を終えたら交代するなど、より柔軟な立ち回りが可能になった。 *○[[スマブラ>大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ]]でのピーチ 『[[DX>大乱闘スマッシュブラザーズDX]]』より参戦。[[ゼルダ姫>ゼルダ姫(ゼルダの伝説)]]と共に(当時のスマブラでは)珍しい女性キャラとして注目された。 こちらではマイペースな面が強く出ており、アピールで踊ったりキノピオを盾にしたりと自由奔放。 妙にお尻で攻撃する技も多く、そっち方面でネタにされる事もしばしば。 性能は非常に独特で使い手を選ぶが、空中浮遊の汎用性や火力の高さ、下Bの回転率の高さや使い勝手の良さ等から強キャラとされる。[[フォックス>フォックス・マクラウド]]など落下の速い一部のキャラクターに対しては上投げハメによるループが可能。 俗にいう「5強」のうちの1体であり、DXの大会では頻繁に目にした事だろう。 『[[X>大乱闘スマッシュブラザーズX]]』では前作で強すぎた反動からか性能が若干下方修正され、やや火力が落ちた。 また前作で復帰力は全キャラ中トップだったが[[ピット>ピット(パルテナの鏡)]]の登場により2位に転落した。まぁそれでも相変わらず高いが。 forではジャンプ力がDXの頃の水準に戻り、他キャラの滑空能力が無くなったため再び復帰力トップクラスに返り咲いた。 また横スマッシュの武器が決まった順で出るようになって、空中上攻撃が頭上に虹を出すものに変更され、他の技も一部が演出変更された。 性能が控え目になったとはいえそのトリッキーな性能は健在であり、使いこなせれば非常に強力なファイターなのには変わりない。 総じて上級者・職人向けファイターだと言えよう。 [[最後の切りふだ>最後の切りふだ(大乱闘スマッシュブラザーズ)]]は奇妙なダンスを踊って敵に催眠効果とダメージを与え、さらに大量の桃を出す「ピーチブラッサム」。 ピーチに近いほど効果も大きく、強制スクロールステージでは場合にもよるが可憐な見た目とは裏腹に凶悪な技と化す。 ただしふっ飛ばし効果は無いうえ、空中にいる敵などには無効。また当然桃は相手も食べられるため、相手を回復させてしまうリスクもある。 forでは大きい桃になり数が減少したが、その分で回復量が増え相手に奪われるリスクが減少したともいえる。 [[亜空の使者]]では、ゼルダ姫と共にマリオと[[カービィ]]の戦いを観戦していた。 だが、突如現れた[[ボスパックン]]により、ゼルダ姫と共に籠に閉じ込められてしまう。 ここで片方だけ助ける事になる。 その後、亜空軍に連れ去られるが[[メタナイト]]達が救出。 [[スネーク>ソリッド・スネーク]]からじっとしているように指示されるが、無視して[[シーク>シーク(ゼルダの伝説)]]と共に戦艦ハルバードを探索。 一触即発の危機になったシークとフォックスにお茶を差し入れたり、デュオンとのバトル前に彼女だけよそ見してたり、 Mr.ゲーム&ウォッチにパラソルを貸してあげたりと、やっぱりマイペースな一面が強調されていた。 また、スネークとメイ・リンの無線での会話にて、メイ・リンが「毎回マリオが助けにやってくるのがロマンチック」と感想を述べたのに対し、 スネークは&bold(){「城のセキュリティはお粗末だ」}と身も蓋もなく一蹴している(それにメイ・リンは「夢がないのね」と呆れていた)。 SPでは彼女の[[ダッシュファイター>ダッシュファイター(スマブラ)]]としてデイジーが参戦した。性能はほぼ同じなのでお好みで。 地味に登場以来、表紙皆勤賞のファイター((ただしfor3DSではロゼッタと入れ替わっている。))。女性皆勤賞は他に[[サムス>サムス・アラン]]がいる。 *○余談 2014年にスーパーマリオとベンツのコラボCMが流れ、マリオ、ルイージ、ピーチは人間の役者が起用され走行するバージョンが有り、 その時のピーチはクッパを返り討ちにしてくれそうな逞しい風格を漂わせる女性であった。 ちなみにピーチ姫がクッパに拉致された作品数は&bold(){13回}、更にクッパと関係無い者の手によって拐われた場合も含めば&bold(){25回}、マリオシリーズ登場における拉致率は&bold(){87%}である。 しかも、同じ作品内で複数回拉致されるパターンもあるためそれも加味すれば、誘拐の回数は&bold(){31回}となる。 クッパ以外で彼女を誘拐したことのある人物・組織は ・[[ブッキー>ブッキー(スーパーマリオRPG)]] ・[[ドンキーコング>ドンキーコング(二代目)]](『ゲームボーイギャラリー2』の『ドンキーコング』「いま」モード) ・ゲラクッパ((ゲラゲモーナが憑依したことでクッパ本人の意識は完全に失われている)) ・メガバッテン ・[[ゲドンコ星人]] ・[[ゲラコビッツ]] ・[[ザ・伯爵ズ]] ・[[キングテレサ]]([[ルイージマンション3]]) ・[[オリー王]] ・ボスパックン(亜空の使者) ・[[ワリオ]](同上) ・キーラ([[灯火の星>灯火の星(ゲーム内ムービー)]]) ・[[ババコンガ、ババコンガ亜種>コンガ/ババコンガ]](モンスターハンター4)((コラボクエスト「マリオ・キノコ好きブラザーズ」にてババコンガとババコンガ亜種に彼女が連れ去られたという設定になっている。)) など、以上の面々となっている。 英語圏ではピーチという言葉には卑猥な意味があったらしく、かつての英名は「Princess Toadstool」であった。 なおToadstoolというのは&bold(){毒キノコ}である。桃よりかはキノコ王国っぽい名前であるが…。 一説には、[[キノピオ]]及び[[キノコ(マリオシリーズ)]]の配色が[[ベニテングタケ]]と思われたためではないかとも。 [[スーパーマリオ64]](英語版)のゲーム冒頭の手紙では「Princess Toadstool」に「Peach」という署名が重ねられている。 現在では「Peach Toadstool」がフルネームとして扱われている模様。 &font(#f09199){追記・修正お願いしますわ♪} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,25) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }
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と、私は思っています。」との事。 [[スーパーマリオくん]]を始めとしたメディアミックス作品でも何かと「強いピーチ姫」の姿は描かれており、 特にコミックボンボンの本山版マリオシリーズでは国内でマリオUSAが発売される以前より ピーチ姫を冒険・戦闘要員として描き、マリオの相棒として大活躍させていた。 また、双葉文庫のファミコン冒険ゲームブック『スーパーマリオブラザーズVol3 マリオ軍団出撃』(本家マリオ3とは無関係のオリジナルストーリー。と言うかこちらの方が先に発売されている)では、マリオやルイージと共にクッパ軍団と戦う戦士となっており、[[コイン>コイン(マリオシリーズ)]]投げや回復アイテムのマジカルロッドで戦った。 これらの影響かは不明だが、ゲーム本編においても近年は非常にマイペースかつ物怖じしない描写が多く見られる。 お転婆で陽気な[[デイジー姫>デイジー姫(マリオシリーズ)]]、ミステリアスで物静かな[[ロゼッタ>ロゼッタ(マリオシリーズ)]]と比べると、ピーチは良くも悪くも正統派なキャラだが((『マリオパーティ』において4作目までは「ちょっぴりイジワル」という性格設定が説明書などに記載されており、作中での振る舞いにも少し御転婆な性格が見受けられたものの、デイジーのレギュラー化に伴って差別化されたためか、そういった部分は鳴りを潜めつつある))、 いざという時に発揮するマリオ顔負けの行動力やメンタル、スポーツ、料理、レース、はては魔法までなんでもござれのハイスペックさなど、 やはり他のメンバーと並ぶマリオシリーズの顔である事は間違いないだろう。 特に料理については、[[マリオストーリー]]にて[[味にうるさいキャラ>グルメヘイホー]]を満足させるべくケーキを作る事になったり、ゲームボーイギャラリー2の「シェフ」の現代版では彼女が操作キャラになっている等、ピーチの代表的な特技としてよく知られている。 劇中の人物の反応を見るに味も良いようだ。&del(){誰だ、マリオストーリーで洗剤をケーキに入れさせたやつは} ちなみに、マリオストーリーで作るケーキはどんなに無茶苦茶に作っても(味はともかく)外見はちゃんとケーキの形に仕上がる。 服装は前述の通りピンクのドレスが基本だが、サンシャインのみノースリーブの白い夏用(?)ドレスを着用((『スーパーマリオコレクション』のCMでは深いスリットが入った、セクシーなドレス姿を披露している。))。 普段は分からないボディラインを少しだけ窺い知る事が出来るため、この衣装を本作のみの出番で終わらせるのは惜しいところ(3Dワールドのファイアピーチは色使いがこのドレスに似ている)。 普段着のドレスもサンシャインの前後でデザインが少し変わっている(腰回りとスカートの裾)。 顔つきはシリーズ通して碧眼と少し厚めの唇が特徴。ハードの性能向上のおかげで時が経つごとに可愛く、かつ美人になっている。 また、スポーツゲームや3Dワールドで登場した一部の変身では髪型がポニテになる。 服装も体操服、ミニスカテニスウェア、バイクスーツ等種目に応じて色々変えてプレイヤーの目を楽しませてくれる。 *○パーティゲームでのピーチ 基本的にマリオのパーティ系ゲームではほぼ全てに登場している。 64までは、ちょっぴりイジワルなお姫様という設定があったが、キューブ以降は[[デイジー>デイジー姫(マリオシリーズ)]]のレギュラー化にともないその設定はほぼ無くなっている。 スポーツ系はもっぱらパワーは低いがテクニックに優れるタイプが多い。 *○スーパーマリオRPGでのピーチ 5人目の仲間として最後にパーティーに加わる。 単体、全体のHPと状態異常の回復、蘇生、敵にねむり、ちんもくを付与、全体攻撃技と有用なスペシャルを多数覚える魔法のスペシャリスト。 彼女がいるだけでバトルの安定感が段違いに変わるため「ピーチを入れないのは一種の縛りプレイ」とすら言えるほど。 さらに、防御力が大幅アップする変わりに攻撃力がガタ落ちする防具「ひまんパタこうら」との相性が抜群。攻撃力が低下するデメリットを、回復に専念したり「こんぺいとう」などのアイテムに任せて踏み倒す事ができるため、絶対に倒されずに回復をばらまき続ける無敵のタンクが完成する。 SFC版では同じく魔法使いタイプのマロの立場を完全に奪ってしまっており、タンク役だけでなく最強武器のフライパンを装備させれば物理方面でも最強クラスの火力を叩き出すパーフェクトウーマンであった。 さすがに強すぎたためかリメイク版では相性の良かった防具の性能が下方修正されたり、システムの仕様変更によって弱点属性が分かりやすくなったり、必要に応じて仲間を入れ替えられるようになったため、マロが豊富な属性のスペシャルを活かして火力を伸ばしやすくなった一方、ピーチは弱点を突ける攻撃技が無いため火力が伸ばしにくいという明確な弱点がついた。 そのため一強と言うほどではなくなったものの、あくまでも相対的な弱体化なのでピーチ本人の性能はほとんど衰えていない。 バトル中に必要に応じて仲間を入れ替えられるようになったため、回復が必要な時だけチェンジして役割を終えたら交代するなど、より柔軟な立ち回りが可能になった。 *○[[スマブラ>大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ]]でのピーチ 『[[DX>大乱闘スマッシュブラザーズDX]]』より参戦。[[ゼルダ姫>ゼルダ姫(ゼルダの伝説)]]と共に(当時のスマブラでは)珍しい女性キャラとして注目された。 こちらではマイペースな面が強く出ており、アピールで踊ったりキノピオを盾にしたりと自由奔放。 妙にお尻で攻撃する技も多く、そっち方面でネタにされる事もしばしば。 性能は非常に独特で使い手を選ぶが、空中浮遊の汎用性や火力の高さ、下Bの回転率の高さや使い勝手の良さ等から強キャラとされる。[[フォックス>フォックス・マクラウド]]など落下の速い一部のキャラクターに対しては上投げハメによるループが可能。 俗にいう「5強」のうちの1体であり、DXの大会では頻繁に目にした事だろう。 『[[X>大乱闘スマッシュブラザーズX]]』では前作で強すぎた反動からか性能が若干下方修正され、やや火力が落ちた。 また前作で復帰力は全キャラ中トップだったが[[ピット>ピット(パルテナの鏡)]]の登場により2位に転落した。まぁそれでも相変わらず高いが。 forではジャンプ力がDXの頃の水準に戻り、他キャラの滑空能力が無くなったため再び復帰力トップクラスに返り咲いた。 また横スマッシュの武器が決まった順で出るようになって、空中上攻撃が頭上に虹を出すものに変更され、他の技も一部が演出変更された。 性能が控え目になったとはいえそのトリッキーな性能は健在であり、使いこなせれば非常に強力なファイターなのには変わりない。 総じて上級者・職人向けファイターだと言えよう。 [[最後の切りふだ>最後の切りふだ(大乱闘スマッシュブラザーズ)]]は奇妙なダンスを踊って敵に催眠効果とダメージを与え、さらに大量の桃を出す「ピーチブラッサム」。 ピーチに近いほど効果も大きく、強制スクロールステージでは場合にもよるが可憐な見た目とは裏腹に凶悪な技と化す。 ただしふっ飛ばし効果は無いうえ、空中にいる敵などには無効。また当然桃は相手も食べられるため、相手を回復させてしまうリスクもある。 forでは大きい桃になり数が減少したが、その分で回復量が増え相手に奪われるリスクが減少したともいえる。 [[亜空の使者]]では、ゼルダ姫と共にマリオと[[カービィ]]の戦いを観戦していた。 だが、突如現れた[[ボスパックン]]により、ゼルダ姫と共に籠に閉じ込められてしまう。 ここで片方だけ助ける事になる。 その後、亜空軍に連れ去られるが[[メタナイト]]達が救出。 [[スネーク>ソリッド・スネーク]]からじっとしているように指示されるが、無視して[[シーク>シーク(ゼルダの伝説)]]と共に戦艦ハルバードを探索。 一触即発の危機になったシークとフォックスにお茶を差し入れたり、デュオンとのバトル前に彼女だけよそ見してたり、 Mr.ゲーム&ウォッチにパラソルを貸してあげたりと、やっぱりマイペースな一面が強調されていた。 また、スネークとメイ・リンの無線での会話にて、メイ・リンが「毎回マリオが助けにやってくるのがロマンチック」と感想を述べたのに対し、 スネークは&bold(){「城のセキュリティはお粗末だ」}と身も蓋もなく一蹴している(それにメイ・リンは「夢がないのね」と呆れていた)。 SPでは彼女の[[ダッシュファイター>ダッシュファイター(スマブラ)]]としてデイジーが参戦した。性能はほぼ同じなのでお好みで。 地味に登場以来、表紙皆勤賞のファイター((ただしfor3DSではロゼッタと入れ替わっている。))。女性皆勤賞は他に[[サムス>サムス・アラン]]がいる。 *○余談 2014年にスーパーマリオとベンツのコラボCMが流れ、マリオ、ルイージ、ピーチは人間の役者が起用され走行するバージョンが有り、 その時のピーチはクッパを返り討ちにしてくれそうな逞しい風格を漂わせる女性であった。 ちなみにピーチ姫がクッパに拉致された作品数は&bold(){13回}、更にクッパと関係無い者の手によって拐われた場合も含めば&bold(){25回}、マリオシリーズ登場における拉致率は&bold(){87%}である。 しかも、同じ作品内で複数回拉致されるパターンもあるためそれも加味すれば、誘拐の回数は&bold(){31回}となる。 クッパ以外で彼女を誘拐したことのある人物・組織は ・[[ブッキー>ブッキー(スーパーマリオRPG)]] ・[[ドンキーコング>ドンキーコング(二代目)]](『ゲームボーイギャラリー2』の『ドンキーコング』「いま」モード) ・ゲラクッパ((ゲラゲモーナが憑依したことでクッパ本人の意識は完全に失われている)) ・メガバッテン ・[[ゲドンコ星人]] ・[[ゲラコビッツ]] ・[[ザ・伯爵ズ]] ・[[キングテレサ]]([[ルイージマンション3]]) ・[[オリー王]] ・ボスパックン(亜空の使者) ・[[ワリオ]](同上) ・キーラ([[灯火の星>灯火の星(ゲーム内ムービー)]]) ・[[ババコンガ、ババコンガ亜種>コンガ/ババコンガ]](モンスターハンター4)((コラボクエスト「マリオ・キノコ好きブラザーズ」にてババコンガとババコンガ亜種に彼女が連れ去られたという設定になっている。)) など、以上の面々となっている。 英語圏ではピーチという言葉には卑猥な意味があったらしく、かつての英名は「Princess Toadstool」であった。 なおToadstoolというのは&bold(){毒キノコ}である。桃よりかはキノコ王国っぽい名前であるが…。 一説には、[[キノピオ]]及び[[キノコ(マリオシリーズ)]]の配色が[[ベニテングタケ]]と思われたためではないかとも。 [[スーパーマリオ64]](英語版)のゲーム冒頭の手紙では「Princess Toadstool」に「Peach」という署名が重ねられている。 現在では「Peach Toadstool」がフルネームとして扱われている模様。 &font(#f09199){追記・修正お願いしますわ♪} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,25) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }

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