マリオ

「マリオ」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

マリオ」(2024/02/01 (木) 21:56:07) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2011/06/22 Wed 02:51:44 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 9 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&sizex(5){&italic(){&font(red){&bold(){It's me, Mario!}}}}} 「マリオ」とは、イタリア人の男性にありがちな名前……というのも&bold(){本当}だが、ここでは立派なヒゲと&color(red){『M』の帽子}が目印のあのキャラクターについて記載する。 #openclose(show=●目次){ #contents() } ***■概要 言わずと知れたゲーム『スーパーマリオ』シリーズの主人公キャラクター。 知らない人なんてまずいない、世界的に有名なスーパースターにして、[[任天堂]]の看板キャラクターでもある。 故に&bold(){ミスタービデオゲーム、あるいはミスターニンテンドー}とも称される。 赤い帽子とシャツに白い手袋や青いオーバーオール、丸い大きな鼻とユニークな髭が特徴。初期はオーバーオールとシャツの色が逆だったり、シャツが茶色かったりした。 このデザイン要素は全て、ファミコンのドット処理でキャラクター性を効果的にアピールする為に宮本茂氏が考案したというのは有名な話である。 帽子があれば細かい髪の毛を表現しなくていいし、鼻と髭を強調すれば口を描かなくて済む上、マリオが左右どちらを向いているのかすぐ判る。そしてオーバーオールと手袋で「腕を振って走る」という演出も分かり易くなるということ。 国籍はイタリア系アメリカ人。 職業は冒険家だが、配管工((マリオの職業としては最も知名度が高く、ゲーム関連の話題で「配管工」というと大抵マリオとルイージを指すといって良い。))からスポーツ、しまいには汚れの掃除まで何でもこなす。 年齢は26歳前後((『スマブラDX』での設定。宮本茂は「24~25歳ぐらいのイメージ」としている。))。誕生日は9月13日((初代スーパーマリオブラザーズ発売日))。 ちなみに工業高校出身という設定があるとされるが、真相は不明。 性格は陽気かつ勇敢(たまにナルシっぽくなったりムキになることも)。 その性質上あまりゲーム上では出さないが、言葉遣いも弟である[[ルイージ]]とほぼ同じ。 [[一人称>一人称(日本語)]]は「ボク」で「~だね、~するよ」など緩めの言葉遣い。 『いただきストリート』では、後述の中の人であるチャールズ氏にちなんで「イッツミー・マーリオ!」や「ヒア・ウィー・ゴー!」と喋ってみせた。 RPGでは代金を渋るなど金に汚いところや、狡賢い一面も見せる。 2015年9月13日に開催された渋谷「スーパーマリオ30祭」にて、本名が&color(red){「マリオ・マリオ」}であることが生みの親である宮本氏の口から明かされた。 この名は元々ハリウッド製作実写映画版で便宜上つけられたフルネーム((由来はマリオブラザーズ=マリオ兄弟から。))でもある。 ……という話が各メディアで広く拡散されてしまったが、実際にはこの当時の発言は''あくまでも冗談に近いニュアンス''であったことが判明している。 当時の状況としては、占い師のゲッターズ飯田氏がマリオの将来を占う際に「スーパー・マリオ」として占ったが、それに対して宮本氏が「本当のマリオの名前は『マリオ・マリオ』なんですよ」と軽い口調で返したというもの。 この発言だけが国内外のメディアで取り上げられ「生みの親がついに本名を明かした!」と広く拡散されてしまったというのが真相のようだ。 そして、後に任天堂広報部が「映画でその本名だったことは認識しているが、宮本にも確認した上で&color(red){『マリオ』が正式名称}」と完全否定。 公式としてはあくまでも「マリオ」表記という見解であるので注意([[ゲームに関する都市伝説]]、[[熊崎信也]]、[[裏設定]]の項目も参照) 現在では「そういうことは言ったが&bold(){マリオの本名はあくまでもマリオ}である」という見解になっている模様。 ***■歴史 デビュー作は1981年のアーケード版『ドンキーコング』。 当時はまだマリオという名で呼ばれておらず、&font(#ff0000){&bold(){ジャンプマン}}等の通称で呼ばれていた。 ちなみにこの項目が建てられた2011年には生誕30周年を迎えた。 翌1982年のアーケード版『ドンキーコングJr.』にて初めて&font(#ff0000){&bold(){マリオ}}の名が与えられた。 1983年に[[ファミリーコンピュータ]]が発売され、ロンチタイトルとして『ドンキーコング』と『マリオブラザーズ』も移植されている。 1985年、世界でもっとも売れた『[[スーパーマリオブラザーズ]]』が発売されてからは一気に人気者へと成り上がった。((現在は「世界でもっとも売れたゲーム」は『Minecraft』に、「単一ハード内の一本のソフトでのもっとも売れたソフト」は『マリオカート8DX』(ニンテンドーswitch)に譲っているが、40年近く王座を守り抜き続けている。)) その後もSFC・GB・64・GBA・GC・DS・Wii・3DS・Wii U・Switch……と休む暇無く活躍し、今や何でもこいの「ミスター・ビデオゲーム」になっている。 時には悪役をやったり、[[オバケ>キングテレサ]]に捕まったり、[[ピーチ姫]]に助けてもらったりしてるが、それでもマリオは俺達のヒーローだ! #center(){&sizex(5){&italic(){&font(red){&bold(){2021年ついに生誕40周年を迎えた}}}}} ***■声優 『[[スーパーマリオ64]]』以降((日本での話。海外ではDOS用PCゲーム「Mario's Game Gallery」(後に「Mario's FUNdamentals」としてマッキントッシュに移植)」でチャールズ・マーティネー氏の声がついた。一応任天堂公認らしく雑誌で紹介されたこともある。))声がつき、&b(){チャールズ・マーティネー}氏が一貫して担当してきた。 この方、他にもルイージ・ワリオ・ワルイージ・ドンキーコング・キノじい・ベビィマリオ・ベビィルイージ等も担当されている。&s(){アメリカ版山ちゃん} 『スマブラSP』へのライブラリ出演を以って&b(){「単一キャラクターとして100作のゲームに出演したギネス世界記録」保持者となった。} マリオ役になったのは偶然で、友人に「見本市で配管工役で喋るオーディションがあるらしいぜ!」と教えられ会場に滑り込むもオーディション終了間際だったが、なんとか参加を認められてパフォーマンスを見せたら合格したそうだ。 なお、イタリア系アメリカ人にありがちな耳障りなボイスは子供達にウケないとして、テープの限界まで録音したという。 2023年8月をもってマーティネー氏がマリオの担当声優を引退。『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』からケビン・アフガニ氏に交代することが発表された。 ただチャールズ氏は「&b(){マリオの親善大使}」に就任するという形で今後もマリオと関わり続けるとのこと。また、過去作の移植作品ではマーティネー氏の声を引き続き使用している場合もある。 アニメ映画やサテラビューで配信されたゲーム等日本語の声がつく場合では、『ガンダム』シリーズの[[アムロ・レイ]]や『[[ドラゴンボール>ドラゴンボール(DRAGON BALL)]]』の[[ヤムチャ>ヤムチャ(ドラゴンボール)]]等で有名な[[古谷徹]]氏が声を担当されている。CM等でも担当しており一時期はほぼ専属でマリオの声を務めていた。 『[[スーパーマリオ3Dワールド]]』の公式チャンネル「ニャニャニャ!ネコマリオタイム」でもピーチやクッパと共に別の人が演じられている。 後述の2023年のアニメ映画では『[[機動戦士ガンダム00]]』で[[刹那・F・セイエイ]]等を演じた[[宮野真守]]氏が担当した。 他に定まっているキャラ及び声優は[[ワリオ]]の[[大塚周夫]](初代)、近藤浩徳(二代目)氏が該当する。 ***■その他 メディアミックスも多数なされており、漫画では『[[スーパーマリオくん]]』(沢田ユキオ)や『コミックボンボン』の『[[スーパーマリオ(本山一城)>スーパーマリオシリーズ(本山版)]]』、映像作品としてはあの&bold(){和田アキ子女史がクッパ役}を務められた[[アニメ映画>スーパーマリオブラザーズ ピーチ姫救出大作戦!]]、[[黒歴史]]((ただし、マリオの生みの親である宮本茂からは高評価を得ている。2023年にアニメ映画が公開されてから再注目を浴びており、リバイバル上映を開催する映画館も見られる。))の[[実写版>スーパーマリオ 魔界帝国の女神]]あたりが有名ではないだろうか。 また米イルミネーションとの間で[[アニメ映画>ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー]]が製作され2023年春に公開された。 また、コラボレーションタイトルでは任天堂が数多く保有する人気タイトルのキャラクター達だけでなく、ソニックやスネーク、和田どん、パックマン、たまごっち、『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』のキャラクターといった、日本を代表するゲームメーカーの看板キャラクター達とも共演している。 またCMや任天堂がスポンサーについたバラエティ番組などでは数多くの著名人がマリオのコスプレ姿を披露してきた。 ゲーム内の企画では、北島三郎、サンプラザ中野、[[中島みゆき]]、とんねるず、小泉今日子、[[ビートたけし]]、松野大介といった面々とも共演している。 2016年のリオデジャネイロオリンピックの閉会式では、安倍晋三首相(当時)がマリオの力を借りて会場に向かおうとするアニメが流れた後、本人が実際にマリオに扮して現地の会場に現れるという演出が話題を呼んだ。 スポーツ系タイトルのCMに世界的有名プレイヤーが出演したり、エレクトロニック・アーツとのコラボタイトルでは当時のNBAのスーパースターとストリートバスケで対決したり等々も。 その知名度はゲーマー、子供の間にとどまらず、安全教育アニメの題材になるなど教材としても使われるほどである。 ※ソニックは主にオリンピックゲームシリーズ、スネークはGC版リメイクのMGS、和田どんは太鼓の達人へのゲスト出演、パックマンとたまごっちはマリオカートACシリーズ、ドラゴンクエストはいただきストリートシリーズ、ファイナルファンタジーはマリオバスケやマリオスポーツミックス、北島三郎は帰ってきたマリオブラザーズ、サンプラザ中野以下はオールナイトニッポンスーパーマリオブラザーズにて共演。 ***■身体能力 マップの広い横スクロールアクションゲームの主人公だけに、走るのも跳ぶのも大得意。 特にジャンプで自身の身長よりも高く跳ぶのは朝飯前で、トンボ返りや走り幅跳びに壁を蹴っての移動なども自在にこなす。 一部作品では&color(red){身分証明}としてジャンプを披露するシーンがあるほど。 多くの作品でジャンプからの踏みつけを得意技としているが、流石にトゲは普通には踏めない。 スピンジャンプやヒップドロップといった派生技も強力。 また、RPGや3D作品ではパンチ・キックの格闘技も披露しており、並み居る敵をなぎ倒す。 2Dアクションでもジャンプパンチでブロックを破壊することも、&b(){[[初期>マリオブラザーズ]]の時点から天井越しに敵に打撃を叩き込むこともできる}。&s(){[[壁を伝われ波紋ッ!>ジョナサン・ジョースター(ジョジョの奇妙な冒険)]]} 3D作品となると自身の体格よりも遥かに巨大な敵を投げ飛ばす腕力を披露することも。&bold(){単なるジャンプだけが得意なヒゲではないのだ。} ただし雑魚戦はともかく、宿敵クッパなどに対してはふみつけやパンチ・キックが通用しないことも多い。 ファイアマリオに変身してのファイアボールや、地形を活かした頭脳戦でクッパを倒す作品が大半となっている。%%たまに尻尾掴んでジャイアントスイングするけど。%% ***■変身 今の変身マリオの数は計り知れない。 ファイアマリオ・アイスマリオ・靴マリオ・狸マリオ・甲羅マリオ・蛙マリオ・ハンマーマリオ・メタルマリオ・バニーマリオ・巨大マリオ・マメマリオ・ハチマリオ・バネマリオ・レインボーマリオ・雲マリオ・プロペラマリオ・岩マリオ・ブーメランマリオ・ペンギンマリオ… プレイすればだんだん可愛く格好良く見えてくるのが困る。 スーパーマリオメーカーでは、おまけ・収集要素の一つとして用意されているキャラマリオにより、性別や種族などを飛び越えて様々なキャラクターに変身するマリオを見ることもできる。 キノコによる変身とフラワーによる変身についてはそれぞれ以下を参照。 ・[[キノコ系>キノコ(マリオシリーズ)]] ・[[フラワー系>ファイアフラワー(マリオシリーズ)]] ***■スポーツ さらにスポーツも恐ろしいほど万能で、今までに挑戦したスポーツは『マリオパーティー』のミニゲームも合わせると…… 野球・サッカー・ゴルフ・テニス・バスケットボール・ドッジボール・バレーボール・卓球・陸上競技・水泳・ロッククライミング・パラセーリング・[[自転車]]・体操・ボクシング・スキー・スケート・スノーボード・ホッケー・フェンシング・乗馬・シンクロナイズドスイミング等々……。 スポーツシリーズでは一部例外もあるが、基本的にオールラウンダーでバランスのいい初心者向けの性能になっている。 職業も冒険家以外に大工・配管工・医者・レーサー・テニスの審判・ボクシング世界タイトルマッチの審判・F1のピットクルー・芸術家・解体屋・&bold(){王様}等々…。 ***■大乱闘スマッシュブラザーズ 『スマブラ』では[[初代>ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ]]から一貫して初期キャラクターとして登場し続けた。 パッケージの中心にいたり、キャラセレクト画面でも一番にいたり、ムービー系でも真っ先に登場したりと、ここでもやはり主人公のような扱い。ちなみに大抵キャラセレクトの隣にドンキーが入る。 なので『[[スーパーロボット大戦シリーズ]]』における[[マジンガーZ>マジンガーZ(機体)]]に近いポジションと例えられることもある。 PVではジャンプマンならぬスタントマン的扱いをされており、[[災>Minecraft]][[難>セフィロス]]に遭うこともしばしば。 それでも[[大事な時は格好良く決める>ソラ(キングダム ハーツ)]]のは流石。 任天堂を象徴するキャラクターだけに能力のバランスが良く癖がなく扱いやすいスタンダードタイプ……と思われていたが、作品が進む毎に徐々に癖の強さが追加され始め、今では入門向けと言うよりは登竜門・学習教材的なファイターになっている。 低迷期だった『[[X>大乱闘スマッシュブラザーズX]]』を経て『[[for>大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii U]]』では「リーチと復帰距離が短いが、通常攻撃のワザ発生がとても早く、優れた移動速度と合わせてコンボ・連係で相手を圧倒する』スピードタイプ寄りの個性を確立。 バウンドする飛び道具、反射技、押し出し特化ワザといった変わり種や、メテオスマッシュなどのテクニックも豊富で、オールラウンダーにふさわしくどんな相手にも臨機応変に対応できるだけの引き出しがある。 マリオで安定して勝てる人は最低でも中級者以上の実力はあると考えていいだろう。 SPでは一部調整が入って弱体化した部分もあるが、ゲームの仕様変更も相まって強さ的には前作を上回ったと言われており使用率は高い。 『[[DX>大乱闘スマッシュブラザーズDX]]』ではコンパチのドクターマリオも登場しており、マリオより少し鈍重だけど攻撃力が高い。 『[[X>大乱闘スマッシュブラザーズX]]』で一度リストラされたが、『for』でまさかの復活を果たした。 『DX』のRTAでは上Bが雑魚戦で役立つ事、移動スピードがそこそこある事、体重のおかげで少しでも事故死の確立を下げられる事、崖外や場外際でバーストできる便利な技をそれなりに持つ事など、総合的な面でアドベンチャー(もちろんベリーハード)のRTA要員として役立つ。 ・&bold(){B&br()ファイアボール(マリオ)&br()カプセル(ドクターマリオ)} マリオの代表的な変身ファイアマリオでお馴染み手から火の玉を投げて攻撃する。 連射力とふっ飛ばし力こそ無いが威力は低くなく、主に牽制に向いている。 初代の対戦ではマリオの生命線と呼べるほどの存在で、これで%を稼いでから投げやスマッシュで仕留めるのが王道勝ちパターン。 ドクターマリオはカプセルになり、投げた時バウンドの軌道がやや異なる。 また、ファイアボールと違い、ネスのサイマグネットに吸収されないという強みがある。 ・&bold(){B上&br()スーパージャンプパンチ} こちらはマリオを象徴する高いジャンプをしながら相手をアッパーパンチで攻撃する。 基本的に復帰技だが、無敵と攻撃の発生がどちらも早いうえ当たり判定自体も強く、空中の相手に有利。 飛距離は微妙だが、スティック入力でやや横に軌道調整もできる。 マリオは連続ヒットするが、ドクターマリオは威力が高めの単発ヒットで飛距離も落ちている。 ・&bold(){B下&br()マリオトルネード(64、DX)、ポンプ(X以降)&br()ドクタートルネード(ドクターマリオ)} 竜巻のように高速で回転しながら連続ヒットする攻撃をする。 混戦から脱出したい時に。ボタン連打で上昇もするので復帰の選択も。 攻撃後マリオは上にふっとばし、ドクターマリオは斜めにふっとばす。 マリオはXからポンプに変更され、マリオトルネードは空中下に変更された。またXのみチャージ完了直後はポンプを背負ったままになる。 攻撃力はないが相手を押し出す水を放出し、溜める事で押し出す力と持続時間が増す。 forで押し出す力が強化され、一部の復帰力が低いキャラは崖外で水を被るだけで詰む程度には脅威が増した。 ・&bold(){B横&br()スーパーマント(マリオ)&br()スーパーシーツ(ドクターマリオ)} DXから追加された技で、SFCのスーパーマリオワールドに登場したマントを振って攻撃する。よく見るとちゃんとマントは首にかかっている。 飛び道具を反射できるが、相手に%%直接!%%当てれば向き(+一瞬の間の操作)を左右反転させるという特徴がある。 突進系の技を持つキャラの復帰阻止に上手く決まると気持ちいい。 ドクターマリオのスーパーシーツはマリオのよりリーチは横に短いが縦に長い。 また、空中で使用するとマリオは少し浮くがドクターマリオは浮かない。 ・&bold(){最後の切りふだ&br()マリオファイナル(マリオ)&br()ドクターファイナル(ドクターマリオ)} 発動すると手から巨大な2本の渦巻火弾を発射して相手を押し出すように攻撃する。 ステージの端且つ少し高い位置から発動するのがコツ。 狭いステージでは特に有効だが、逆に広いステージでは効果が不安定。 ドクターマリオはエフェクトがカプセルになっているが、基本的にマリオとほぼ同じ。 ***■いただきストリートシリーズ DS版とWii版でドラゴンクエストのキャラクター達と共演しており、強さはAランクで、行動としては[[PS2版>ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジー in いただきストリートSpecial]]の[[スコール>スコール・レオンハート(FF8)]]と同じである。 同じAランクである[[クッパ>クッパ(マリオシリーズ)]]や[[ククール>ククール(DQⅧ)]]と違って性格が変わる事はないが、腹黒い部分もある((マリオ以外にいたストシリーズでは腹黒キャラとなったキャラは他にもいるが。))。 ナルシスト気味なところが多く、「ここにはロト伝説があるの?じゃあ僕もマリオ伝説を作ろうかな!」「僕はマリオだからタダにはならないのかい?」といった迷言が豊富。 特にRPGシリーズではこれの影響なのか金にがめつく、狡賢い一面を見せるようにもなった。 ***■人気 2011年2月、ギネス人気投票「世界で最も有名なゲームキャラクター」にて、見事1位に輝いた。その他メディアの人気投票でも常に上位である。 因みに海外で行われたマリオカート人気投票では3位。(一位はヨッシー) 軽量級が重視されるであろうマリオカートで3位なのはかなり健闘しているのではないだろうか。 また、カート7では二位。ニコ動投票では二票差で惜しくも二位だが、雑誌や世界全体を対象にした場合だと一位である。 また別のサイトでは一位がマリオで二位がクラウドだった。 やはり40年近く経ってもみんなのヒーローなのだろうか。人気も凄いものである。 リオオリンピックの閉会式の映像に登場。ドラえもんと協力して土管を日本の裏側のブラジルまで貫通させ、中に入って会場までワープ。 実際に会場に出てきたものは&bold(){マリオのコスプレをした安倍総理}という衝撃の展開で観客の度肝を抜いた。 名前の由来はNintendo of America(NOA)の倉庫の大家のマリオ・セガール氏がキャラクターに似ていたからマリオ、とのこと。 ***■余談 過去に発売された『[[スーパーマリオ64]]』(byファミ通)の攻略本にて、「スタパ斎藤」というお方が(当時の)マリオさんの身体能力に追いつこうとあれこれ試したコラムが載っていた。 それによると…(一部) ・草原の上り坂を全力でダッシュ  →一回目で体力尽きて撃沈 ・筒状の急斜面で(ウォーター)スライダー  →スピードが足りないとドカ食いした結果、気分が悪くなり轟沈 ・超スピードで木登り  →あの上り方は&bold(){股間}に優しくない ・放置時の居眠り  →寝ていた縁石から転落して頭を強打 ・帽子の有無による防御力の違い  →&bold(){帽子の意味ほぼなし} やはりというか、配管工をしている平凡なおっさんどころのレベルではなかったらしい。 斎藤氏曰く&bold(){本気で真似すると多分死ぬのでやめとけ}とのこと。 &color(red){イヤッハー!!ヒァウィゴー!!} &color(red){(追記・編集よろしくね!)} &color(red){バイバーイ♪} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,21) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/06/22 Wed 02:51:44 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 9 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&sizex(5){&italic(){&font(red){&bold(){It's me, Mario!}}}}} 「マリオ」とは、イタリア人の男性にありがちな名前……というのも&bold(){本当}だが、ここでは立派なヒゲと&color(red){『M』の帽子}が目印のあのキャラクターについて記載する。 #openclose(show=●目次){ #contents() } ***■概要 言わずと知れたゲーム『スーパーマリオ』シリーズの主人公キャラクター。 知らない人なんてまずいない、世界的に有名なスーパースターにして、[[任天堂]]の看板キャラクターでもある。 故に&bold(){ミスタービデオゲーム、あるいはミスターニンテンドー}とも称される。 赤い帽子とシャツに白い手袋や青いオーバーオール、丸い大きな鼻とユニークな髭が特徴。初期はオーバーオールとシャツの色が逆だったり、シャツが茶色かったりした。 このデザイン要素は全て、ファミコンのドット処理でキャラクター性を効果的にアピールする為に宮本茂氏が考案したというのは有名な話である。 帽子があれば細かい髪の毛を表現しなくていいし、鼻と髭を強調すれば口を描かなくて済む上、マリオが左右どちらを向いているのかすぐ判る。そしてオーバーオールと手袋で「腕を振って走る」という演出も分かり易くなるということ。 国籍はイタリア系アメリカ人。 職業は冒険家だが、配管工((マリオの職業としては最も知名度が高く、ゲーム関連の話題で「配管工」というと大抵マリオとルイージを指すといって良い。))からスポーツ、しまいには汚れの掃除まで何でもこなす。 年齢は26歳前後((『スマブラDX』での設定。宮本茂は「24~25歳ぐらいのイメージ」としている。))。誕生日は9月13日((初代スーパーマリオブラザーズ発売日))。 ちなみに工業高校出身という設定があるとされるが、真相は不明。 性格は陽気かつ勇敢(たまにナルシっぽくなったりムキになることも)。 その性質上あまりゲーム上では出さないが、言葉遣いも弟である[[ルイージ]]とほぼ同じ。 [[一人称>一人称(日本語)]]は「ボク」で「~だね、~するよ」など緩めの言葉遣い。 『いただきストリート』では、後述の中の人であるチャールズ氏にちなんで「イッツミー・マーリオ!」や「ヒア・ウィー・ゴー!」と喋ってみせた。 RPGでは代金を渋るなど金に汚いところや、狡賢い一面も見せる。 2015年9月13日に開催された渋谷「スーパーマリオ30祭」にて、本名が&color(red){「マリオ・マリオ」}であることが生みの親である宮本氏の口から明かされた。 この名は元々ハリウッド製作実写映画版で便宜上つけられたフルネーム((由来はマリオブラザーズ=マリオ兄弟から。))でもある。 ……という話が各メディアで広く拡散されてしまったが、実際にはこの当時の発言は''あくまでも冗談に近いニュアンス''であったことが判明している。 当時の状況としては、占い師のゲッターズ飯田氏がマリオの将来を占う際に「スーパー・マリオ」として占ったが、それに対して宮本氏が「本当のマリオの名前は『マリオ・マリオ』なんですよ」と軽い口調で返したというもの。 この発言だけが国内外のメディアで取り上げられ「生みの親がついに本名を明かした!」と広く拡散されてしまったというのが真相のようだ。 そして、後に任天堂広報部が「映画でその本名だったことは認識しているが、宮本にも確認した上で&color(red){『マリオ』が正式名称}」と完全否定。 公式としてはあくまでも「マリオ」表記という見解であるので注意([[ゲームに関する都市伝説]]、[[熊崎信也]]、[[裏設定]]の項目も参照) 現在では「そういうことは言ったが&bold(){マリオの本名はあくまでもマリオ}である」という見解になっている模様。 ***■歴史 デビュー作は1981年のアーケード版『ドンキーコング』。 当時はまだマリオという名で呼ばれておらず、&font(#ff0000){&bold(){ジャンプマン}}等の通称で呼ばれていた。 ちなみにこの項目が建てられた2011年には生誕30周年を迎えた。 翌1982年のアーケード版『ドンキーコングJr.』にて初めて&font(#ff0000){&bold(){マリオ}}の名が与えられた。 1983年に[[ファミリーコンピュータ]]が発売され、ロンチタイトルとして『ドンキーコング』と『マリオブラザーズ』も移植されている。 1985年、世界でもっとも売れた『[[スーパーマリオブラザーズ]]』が発売されてからは一気に人気者へと成り上がった。((現在は「世界でもっとも売れたゲーム」は『Minecraft』に、「単一ハード内の一本のソフトでのもっとも売れたソフト」は『マリオカート8DX』(ニンテンドーswitch)に譲っているが、40年近く王座を守り抜き続けている。)) その後もSFC・GB・64・GBA・GC・DS・Wii・3DS・Wii U・Switch……と休む暇無く活躍し、今や何でもこいの「ミスター・ビデオゲーム」になっている。 時には悪役をやったり、[[オバケ>キングテレサ]]に捕まったり、[[ピーチ姫]]に助けてもらったりしてるが、それでもマリオは俺達のヒーローだ! #center(){&sizex(5){&italic(){&font(red){&bold(){2021年ついに生誕40周年を迎えた}}}}} ***■声優 『[[スーパーマリオ64]]』以降((日本での話。海外ではDOS用PCゲーム「Mario's Game Gallery」(後に「Mario's FUNdamentals」としてマッキントッシュに移植)」でチャールズ・マーティネー氏の声がついた。一応任天堂公認らしく雑誌で紹介されたこともある。))声がつき、&b(){チャールズ・マーティネー}氏が一貫して担当してきた。 この方、他にもルイージ・ワリオ・ワルイージ・ドンキーコング・キノじい・ベビィマリオ・ベビィルイージ等も担当されている。&s(){アメリカ版山ちゃん} 『スマブラSP』へのライブラリ出演を以って&b(){「単一キャラクターとして100作のゲームに出演したギネス世界記録」保持者となった。} マリオ役になったのは偶然で、友人に「見本市で配管工役で喋るオーディションがあるらしいぜ!」と教えられ会場に滑り込むもオーディション終了間際だったが、なんとか参加を認められてパフォーマンスを見せたら合格したそうだ。 なお、イタリア系アメリカ人にありがちな耳障りなボイスは子供達にウケないとして、テープの限界まで録音したという。 2023年8月をもってマーティネー氏がマリオの担当声優を引退。『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』からケビン・アフガニ氏に交代することが発表された。 ただチャールズ氏は「&b(){マリオの親善大使}」に就任するという形で今後もマリオと関わり続けるとのこと。また、過去作の移植作品ではマーティネー氏の声を引き続き使用している場合もある。 アニメ映画やサテラビューで配信されたゲーム等日本語の声がつく場合では、『ガンダム』シリーズの[[アムロ・レイ]]や『[[ドラゴンボール>ドラゴンボール(DRAGON BALL)]]』の[[ヤムチャ>ヤムチャ(ドラゴンボール)]]等で有名な[[古谷徹]]氏が声を担当されている。CM等でも担当しており一時期はほぼ専属でマリオの声を務めていた。 『[[スーパーマリオ3Dワールド]]』の公式チャンネル「ニャニャニャ!ネコマリオタイム」でもピーチやクッパと共に別の人が演じられている。 後述の2023年のアニメ映画では『[[機動戦士ガンダム00]]』で[[刹那・F・セイエイ]]等を演じた[[宮野真守]]氏が担当した。 他に定まっているキャラ及び声優は[[ワリオ]]の[[大塚周夫]](初代)、近藤浩徳(二代目)氏が該当する。 ***■その他 メディアミックスも多数なされており、漫画では『[[スーパーマリオくん]]』(沢田ユキオ)や『コミックボンボン』の『[[スーパーマリオ(本山一城)>スーパーマリオシリーズ(本山版)]]』、映像作品としてはあの&bold(){和田アキ子女史がクッパ役}を務められた[[アニメ映画>スーパーマリオブラザーズ ピーチ姫救出大作戦!]]、[[黒歴史]]((ただし、マリオの生みの親である宮本茂からは高評価を得ている。2023年にアニメ映画が公開されてから再注目を浴びており、リバイバル上映を開催する映画館も見られる。))の[[実写版>スーパーマリオ 魔界帝国の女神]]あたりが有名ではないだろうか。 また米イルミネーションとの間で[[アニメ映画>ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー]]が製作され2023年春に公開された。 また、コラボレーションタイトルでは任天堂が数多く保有する人気タイトルのキャラクター達だけでなく、ソニックやスネーク、和田どん、パックマン、たまごっち、『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』のキャラクターといった、日本を代表するゲームメーカーの看板キャラクター達とも共演している。 またCMや任天堂がスポンサーについたバラエティ番組などでは数多くの著名人がマリオのコスプレ姿を披露してきた。 ゲーム内の企画では、北島三郎、サンプラザ中野、[[中島みゆき]]、とんねるず、小泉今日子、[[ビートたけし]]、松野大介といった面々とも共演している。 2016年のリオデジャネイロオリンピックの閉会式では、安倍晋三首相(当時)がマリオの力を借りて会場に向かおうとするアニメが流れた後、本人が実際にマリオに扮して現地の会場に現れるという演出が話題を呼んだ。 スポーツ系タイトルのCMに世界的有名プレイヤーが出演したり、エレクトロニック・アーツとのコラボタイトルでは当時のNBAのスーパースターとストリートバスケで対決したり等々も。 その知名度はゲーマー、子供の間にとどまらず、安全教育アニメの題材になるなど教材としても使われるほどである。 ※ソニックは主にオリンピックゲームシリーズ、スネークはGC版リメイクのMGS、和田どんは太鼓の達人へのゲスト出演、パックマンとたまごっちはマリオカートACシリーズ、ドラゴンクエストはいただきストリートシリーズ、ファイナルファンタジーはマリオバスケやマリオスポーツミックス、北島三郎は帰ってきたマリオブラザーズ、サンプラザ中野以下はオールナイトニッポンスーパーマリオブラザーズにて共演。 ***■身体能力 マップの広い横スクロールアクションゲームの主人公だけに、走るのも跳ぶのも大得意。 特にジャンプで自身の身長よりも高く跳ぶのは朝飯前で、トンボ返りや走り幅跳びに壁を蹴っての移動なども自在にこなす。 一部作品では&color(red){身分証明}としてジャンプを披露するシーンがあるほど。 多くの作品でジャンプからの踏みつけを得意技としているが、流石にトゲは普通には踏めない。 スピンジャンプやヒップドロップといった派生技も強力。 また、RPGや3D作品ではパンチ・キックの格闘技も披露しており、並み居る敵をなぎ倒す。 2Dアクションでもジャンプパンチでブロックを破壊することも、&b(){[[初期>マリオブラザーズ]]の時点から天井越しに敵に打撃を叩き込むこともできる}。&s(){[[壁を伝われ波紋ッ!>ジョナサン・ジョースター(ジョジョの奇妙な冒険)]]} 3D作品となると自身の体格よりも遥かに巨大な敵を投げ飛ばす腕力を披露することも。&bold(){単なるジャンプだけが得意なヒゲではないのだ。} ただし雑魚戦はともかく、宿敵クッパなどに対してはふみつけやパンチ・キックが通用しないことも多い。 ファイアマリオに変身してのファイアボールや、地形を活かした頭脳戦でクッパを倒す作品が大半となっている。%%たまに尻尾掴んでジャイアントスイングするけど。%% ***■変身 今の変身マリオの数は計り知れない。 ファイアマリオ・アイスマリオ・靴マリオ・狸マリオ・甲羅マリオ・蛙マリオ・ハンマーマリオ・メタルマリオ・バニーマリオ・巨大マリオ・マメマリオ・ハチマリオ・バネマリオ・レインボーマリオ・雲マリオ・プロペラマリオ・岩マリオ・ブーメランマリオ・ペンギンマリオ… プレイすればだんだん可愛く格好良く見えてくるのが困る。 スーパーマリオメーカーでは、おまけ・収集要素の一つとして用意されているキャラマリオにより、性別や種族などを飛び越えて様々なキャラクターに変身するマリオを見ることもできる。 キノコによる変身とフラワーによる変身についてはそれぞれ以下を参照。 ・[[キノコ系>キノコ(マリオシリーズ)]] ・[[フラワー系>ファイアフラワー(マリオシリーズ)]] ***■スポーツ さらにスポーツも恐ろしいほど万能で、今までに挑戦したスポーツは『マリオパーティー』のミニゲームも合わせると…… 野球・サッカー・ゴルフ・テニス・バスケットボール・ドッジボール・バレーボール・卓球・陸上競技・水泳・ロッククライミング・パラセーリング・[[自転車]]・体操・ボクシング・スキー・スケート・スノーボード・ホッケー・フェンシング・乗馬・シンクロナイズドスイミング等々……。 スポーツシリーズでは一部例外もあるが、基本的にオールラウンダーでバランスのいい初心者向けの性能になっている。 職業も冒険家以外に大工・配管工・医者・レーサー・テニスの審判・ボクシング世界タイトルマッチの審判・F1のピットクルー・芸術家・解体屋・&bold(){王様}等々…。 ***■大乱闘スマッシュブラザーズ 『スマブラ』では[[初代>ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ]]から一貫して初期キャラクターとして登場し続けた。 パッケージの中心にいたり、キャラセレクト画面でも一番にいたり、ムービー系でも真っ先に登場したりと、ここでもやはり主人公のような扱い。ちなみに大抵キャラセレクトの隣にドンキーが入る。 なので『[[スーパーロボット大戦シリーズ]]』における[[マジンガーZ>マジンガーZ(機体)]]に近いポジションと例えられることもある。 PVではジャンプマンならぬスタントマン的扱いをされており、[[災>Minecraft]][[難>セフィロス]]に遭うこともしばしば。 それでも[[大事な時は格好良く決める>ソラ(キングダム ハーツ)]]のは流石。 任天堂を象徴するキャラクターだけに能力のバランスが良く癖がなく扱いやすいスタンダードタイプ……と思われていたが、作品が進む毎に徐々に癖の強さが追加され始め、今では入門向けと言うよりは登竜門・学習教材的なファイターになっている。 低迷期だった『[[X>大乱闘スマッシュブラザーズX]]』を経て『[[for>大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii U]]』では「リーチと復帰距離が短いが、通常攻撃のワザ発生がとても早く、優れた移動速度と合わせてコンボ・連係で相手を圧倒する』スピードタイプ寄りの個性を確立。 バウンドする飛び道具、反射技、押し出し特化ワザといった変わり種や、メテオスマッシュなどのテクニックも豊富で、オールラウンダーにふさわしくどんな相手にも臨機応変に対応できるだけの引き出しがある。 マリオで安定して勝てる人は最低でも中級者以上の実力はあると考えていいだろう。 SPでは一部調整が入って弱体化した部分もあるが、ゲームの仕様変更も相まって強さ的には前作を上回ったと言われており使用率は高い。 『[[DX>大乱闘スマッシュブラザーズDX]]』ではコンパチのドクターマリオも登場しており、マリオより少し鈍重だけど攻撃力が高い。 『[[X>大乱闘スマッシュブラザーズX]]』で一度リストラされたが、『for』でまさかの復活を果たした。 『DX』のRTAでは上Bが雑魚戦で役立つ事、移動スピードがそこそこある事、体重のおかげで少しでも事故死の確立を下げられる事、崖外や場外際でバーストできる便利な技をそれなりに持つ事など、総合的な面でアドベンチャー(もちろんベリーハード)のRTA要員として役立つ。 ・&bold(){B&br()ファイアボール(マリオ)&br()カプセル(ドクターマリオ)} マリオの代表的な変身ファイアマリオでお馴染み手から火の玉を投げて攻撃する。 連射力とふっ飛ばし力こそ無いが威力は低くなく、主に牽制に向いている。 初代の対戦ではマリオの生命線と呼べるほどの存在で、これで%を稼いでから投げやスマッシュで仕留めるのが王道勝ちパターン。 ドクターマリオはカプセルになり、投げた時バウンドの軌道がやや異なる。 また、ファイアボールと違い、ネスのサイマグネットに吸収されないという強みがある。 ・&bold(){B上&br()スーパージャンプパンチ} こちらはマリオを象徴する高いジャンプをしながら相手をアッパーパンチで攻撃する。 基本的に復帰技だが、無敵と攻撃の発生がどちらも早いうえ当たり判定自体も強く、空中の相手に有利。 飛距離は微妙だが、スティック入力でやや横に軌道調整もできる。 マリオは連続ヒットするが、ドクターマリオは威力が高めの単発ヒットで飛距離も落ちている。 ・&bold(){B下&br()マリオトルネード(64、DX)、ポンプ(X以降)&br()ドクタートルネード(ドクターマリオ)} 竜巻のように高速で回転しながら連続ヒットする攻撃をする。 混戦から脱出したい時に。ボタン連打で上昇もするので復帰の選択も。 攻撃後マリオは上にふっとばし、ドクターマリオは斜めにふっとばす。 マリオはXからポンプに変更され、マリオトルネードは空中下に変更された。またXのみチャージ完了直後はポンプを背負ったままになる。 攻撃力はないが相手を押し出す水を放出し、溜める事で押し出す力と持続時間が増す。 forで押し出す力が強化され、一部の復帰力が低いキャラは崖外で水を被るだけで詰む程度には脅威が増した。 ・&bold(){B横&br()スーパーマント(マリオ)&br()スーパーシーツ(ドクターマリオ)} DXから追加された技で、SFCのスーパーマリオワールドに登場したマントを振って攻撃する。よく見るとちゃんとマントは首にかかっている。 飛び道具を反射できるが、相手に%%直接!%%当てれば向き(+一瞬の間の操作)を左右反転させるという特徴がある。 突進系の技を持つキャラの復帰阻止に上手く決まると気持ちいい。 ドクターマリオのスーパーシーツはマリオのよりリーチは横に短いが縦に長い。 また、空中で使用するとマリオは少し浮くがドクターマリオは浮かない。 ・&bold(){最後の切りふだ&br()マリオファイナル(マリオ)&br()ドクターファイナル(ドクターマリオ)} 発動すると手から巨大な2本の渦巻火弾を発射して相手を押し出すように攻撃する。 ステージの端且つ少し高い位置から発動するのがコツ。 狭いステージでは特に有効だが、逆に広いステージでは効果が不安定。 ドクターマリオはエフェクトがカプセルになっているが、基本的にマリオとほぼ同じ。 ***■いただきストリートシリーズ DS版とWii版でドラゴンクエストのキャラクター達と共演しており、強さはAランクで、行動としては[[PS2版>ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジー in いただきストリートSpecial]]の[[スコール>スコール・レオンハート(FF8)]]と同じである。 同じAランクである[[クッパ>クッパ(マリオシリーズ)]]や[[ククール>ククール(DQⅧ)]]と違って性格が変わる事はないが、腹黒い部分もある((マリオ以外にいたストシリーズでは腹黒キャラとなったキャラは他にもいるが。))。 ナルシスト気味なところが多く、「ここにはロト伝説があるの?じゃあ僕もマリオ伝説を作ろうかな!」「僕はマリオだからタダにはならないのかい?」といった迷言が豊富。 特にRPGシリーズではこれの影響なのか金にがめつく、狡賢い一面を見せるようにもなった。 ***■人気 2011年2月、ギネス人気投票「世界で最も有名なゲームキャラクター」にて、見事1位に輝いた。その他メディアの人気投票でも常に上位である。 因みに海外で行われたマリオカート人気投票では3位。(一位はヨッシー) 軽量級が重視されるであろうマリオカートで3位なのはかなり健闘しているのではないだろうか。 また、カート7では二位。ニコ動投票では二票差で惜しくも二位だが、雑誌や世界全体を対象にした場合だと一位である。 また別のサイトでは一位がマリオで二位がクラウドだった。 やはり40年近く経ってもみんなのヒーローなのだろうか。人気も凄いものである。 リオオリンピックの閉会式の映像に登場。ドラえもんと協力して土管を日本の裏側のブラジルまで貫通させ、中に入って会場までワープ。 実際に会場に出てきたものは&bold(){マリオのコスプレをした安倍総理}という衝撃の展開で観客の度肝を抜いた。 名前の由来はNintendo of America(NOA)の倉庫の大家のマリオ・セガール氏がキャラクターに似ていたからマリオ、とのこと。 ***■余談 過去に発売された『[[スーパーマリオ64]]』(byファミ通)の攻略本にて、「スタパ斎藤」というお方が(当時の)マリオさんの身体能力に追いつこうとあれこれ試したコラムが載っていた。 それによると…(一部) ・草原の上り坂を全力でダッシュ  →一回目で体力尽きて撃沈 ・筒状の急斜面で(ウォーター)スライダー  →スピードが足りないとドカ食いした結果、気分が悪くなり轟沈 ・超スピードで木登り  →あの上り方は&bold(){股間}に優しくない ・放置時の居眠り  →寝ていた縁石から転落して頭を強打 ・帽子の有無による防御力の違い  →&bold(){帽子の意味ほぼなし} やはりというか、配管工をしている平凡なおっさんどころのレベルではなかったらしい。 斎藤氏曰く&bold(){本気で真似すると多分死ぬのでやめとけ}とのこと。 &color(red){イヤッハー!!ヒァウィゴー!!} &color(red){(追記・編集よろしくね!)} &color(red){バイバーイ♪} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,21) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: