ゴーストタイプ(ポケモン)

「ゴーストタイプ(ポケモン)」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

ゴーストタイプ(ポケモン)」(2024/04/16 (火) 15:59:14) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2010/10/21 Thu 00:30:17 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){&font(#6600FF){ヒ、ヒヒ…ヒヒッ! こわいぞう〜っ!}}} 『[[ポケットモンスターシリーズ>ポケットモンスター]]』に登場するタイプの一つ。 *【概要】 ---- 代表的な[[ポケモン>ポケモン(ポケットモンスター)]]は[[ゲンガー]]や[[ロトム]]、[[ミミッキュ]]など。 ゴーストというだけあって、不気味な姿のまさにモンスターっぽいデザインのものが多く(といってもポケモンなので愛嬌あるやつも多いが)、 モチーフも[[幽霊]]をはじめ死神、棺桶、魔術師等オカルト方面から採られている。第8[[世代>世代(ポケモン)]]では&bold(){ある地域で絶滅した後種族単位で亡霊と化した}[[ガラルサニーゴ>サニゴーン]]・[[ヒスイゾロアーク>ゾロアーク(ヒスイのすがた)]]なんてのも登場した。 [[ポケモン図鑑]]の説明も怖いものが多く&bold(){&font(#800080){「魂を奪う」「あの世へ連れていく」「生命力を吸い取る」}}など、またインド象が犠牲になったりしている。 『[[BW2>ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2]]』では遂に&bold(){&font(#ff0000){「殺す」}}と書かれてしまったものもいる。 [[イベントで登場する幽霊>幽霊(ポケモン)]]とは意外とあまり関わりがなかったりする。 実体を持たないせいか、そのほとんどが[[タマゴ>タマゴ(ポケモン)]]グループ「ふていけい」に入っている。 しかし、近年は[[ジュナイパー]]や[[アローラガラガラ>ガラガラ(ポケモン)]]のように、「幽霊そのものではないが、シャーマンのようなスピリチュアル要素を持つ」ポケモンも拡大解釈的にゴーストタイプに含まれるようになっている。 現在は、「オカルト全般のうち、[[宇宙人]]や[[オーパーツ]]などの[[SF]]方面を除いた分野」というカテゴリ分けが一番感覚としては近いかもしれない(残ったSF方面を担当するのが[[エスパータイプ>エスパータイプ(ポケモン)]]となっている)。 RPGの文脈で例えると[[アンデッド]]に限りなく近いが、はっきりとした自我を持ちながらも柔軟な思考を持って他者と意思疎通するし、 タマゴも産めるし、食事もするし、薬も効くし、太陽の下も歩ける。 そもそも一部を除き、生前どういう生物だったのかも判明していない連中が多い。 「何者かの幽霊そのもの」というより、「幽霊みたいな特徴を持った生物」と考えた方がいいかもしれない。 -ゲーム上でのゴーストタイプ 攻撃面で[[弱点]]がつけるのは[[エスパータイプ>エスパータイプ(ポケモン)]]と、自分と同じゴーストタイプ。 [[あくタイプ>あくタイプ(ポケモン)]]には半減されてしまい、[[ノーマルタイプ>ノーマルタイプ(ポケモン)]]には効果がない。 [[サブウェポン>サブウェポン(ポケモン)]]としては[[威力>威力(ポケモン)]]不足や、攻撃範囲が悪技とかぶっているため、あまり見ない。 ただし半減以下にされづらく、サブの技と合わせるとほとんどのポケモンに等倍以上のダメージが与えられる場合が多い。 ゴーストに「[[だいもんじ>大文字]]」や「フレアドライブ」のような大技が未だに無いのは、むしろバランス調整という意味合いもあると思われる。   耐性面では弱点のタイプはゴースト・あく 半減するタイプは[[どく>どくタイプ(ポケモン)]]・[[むし>むしタイプ(ポケモン)]] 無効化するタイプはノーマル・[[かくとう>かくとうタイプ(ポケモン)]]。 ただし技「みやぶる」「かぎわける」を受けたり[[特性>特性(ポケモン)]]『きもったま』のポケモンから攻撃を受けた場合、ノーマル・かくとうとのタイプ相性が等倍になる。 第6世代以降は特性『かげふみ』や[[バインド技>バインド技(ポケモン)]]などで交代や逃走を縛られないというメリットが追加された。 ノーマル×ゴーストや、ゴースト×ゴーストに他のタイプとかけ離れた部分があり、タイプ相性のイメージが若干掴みづらいタイプ。 「直接殴ってくるノーマルや格闘の攻撃は無効化できるが、逆に霊感のないノーマルにゴーストの攻撃は無効」「霊感の強いエスパーは強い干渉を受けやすい」「ゴースト同士だと霊体同士が直撃しあって効果抜群」と言った感じだろうか。 その他、生命活動が停止しているため[[毒]]にも強く、五分の魂しかない虫への抵抗力も持つが、アウトロー/闇の住人にはオカルトは通用しない、と言った感じでイメージすると傾向は掴みやすいかもしれない。 明確に有利なタイプ・不利なタイプ共に少なめなので対戦では素のスペックの重要性が高い。 攻撃面でメジャーなかくとう技読み等で無償降臨できる機会は割とある。相手の「[[だいばくはつ>じばく/だいばくはつ(ポケモン)]]」などを読んで後出しするといった使い道も多い。 [[旅パ>旅パ(ポケモン)]]では野生ポケモンや一般トレーナーがよく使うノーマル技を無効化、悪の組織の使用率が高めなどく技の威力を半減できる点が有利に働きやすい。 [[種族値]]的には紙耐久で速攻アタッカーなものが多い。 しかし、主力技が威力の低い「シャドーボール」や「シャドークロー」であることやサブウェポンの少なさからフルアタには向かない。 高火力を出せるも技も「たたりめ」は状態異常の相手に強い、「ゴーストダイブ」は[[溜め技>溜め技(ポケモン)]]とやはり使い手や状況を選ぶ。 「あやしいひかり」や「みちづれ」などの嫌らしい補助技が豊富なので、それらを活かした搦め手や他メンバーのサポートが真骨頂か。 特に「おにび」は[[ほのおタイプ>ほのおタイプ(ポケモン)]]に次いで覚えるポケモンが多い、というか使用者の大半をこの2タイプが占めている。 「からげんき」、さらに特性「こんじょう」持ちが多いかくとうポケモンの一致技も無効と考えると本家ほのおタイプよりも相性が良いかもしれない。 しかし第8世代では遂に威力110の物理技「ポルターガイスト」が登場した。 「勝手に物が動く霊現象」というイメージに則り、相手の持ち物が相手ポケモンに襲い掛かるという設定で、メッセージにより何を所持しているかも分かる。 相手が持ち物を持っていないと失敗するので[[旅パ>旅パ(ポケモン)]]には向かないが、対戦ではほぼ問題にならない。 ただし命中率が90と微妙に外す可能性があるので注意。 第9世代初期は覚える手段が存在しなかったが、碧の仮面にて技マシンで覚えさせられる技として再び登場した。 なおゴーストタイプが「[[のろい>のろい(ポケモン)]]」を使うと他のタイプと違い、体力を半分削って相手の体力を毎ターン1/4ずつ減らす呪いをかける効果になる。 第4世代までは???タイプの技だったが第5世代以降はゴーストタイプの技になったため、第7世代ではゴーストZを持たせて[[Zワザ]]にできる。 その場合はHPが全回復する効果が追加されるが、直後にHPが半分削られるのでコストを踏み倒すことはできない。 第9世代では[[テラスタル]]を併用し予期せぬ形で呪いをかけたり、鈍いを積んで強くなれる。 ポケダンシリーズに於いては実体を持たない為か、サマヨールやフワンテ系などの一部を除き壁抜け能力を持つ。 消耗は激しくなるがいざとなったら普通じゃないルートで敵から逃げたり、壁の中のアイテムを装備品要らずで取ったり、ななめ移動でおなかの消耗を抑えたりするなど利点が多い。   *【ゴーストタイプの歴史】 ---- **~[[第一世代>世代(ポケモン)]]~ ゴーストタイプがゲンガー系のみだったため、第一世代でゴーストタイプといえば[[ゲンガー]]系を指す。 データ上は当時猛威を振るっていたエスパータイプに抜群を取ることが可能。 …なのだが、攻撃技がなんと威力固定の「ナイトヘッド」と&font(#ff0000){「したでなめる(威力20)」のみ。} しかも後者は&font(#ff0000){プログラムミスからかエスパータイプには効果なし}という仕様。 そのためゴースト→エスパーのタイプ相性が死に設定となっていたという……。 その上当時ゴースト技はこうげき依存のためエスパー以外相手でもまったくダメージソースにならず、 さらにゲンガーはどく複合なのであっさり「サイコキネシス」で落ちていく。 [[スピアー>スピアー(ポケモン)]]らむしタイプと同様全くエスパーの抑止力にならないため、この時代は実質エスパータイプが最強だった((当時のアニメを見てもエスパーポケモンを使うジムリーダーのナツメをサトシのゴーストが笑わせ心を開くという形で勝利しており、まともなポケモンバトルでは勝っていない。))。 ただしゲンガー自体は「[[どくどく>どくどく(ポケモン)]]」「きりさく」「[[はかいこうせん]]」などが効かず、「さいみんじゅつ」も使える速攻特殊アタッカーとして人気があった。 種族自体の優秀さからニンテンドウカップ99などゲンガーが使用禁止のルールでは代理としてゴーストが活躍することもあった。 シナリオ上は四天王の三番手『[[キクコ>キクコ(ポケモン)]]』が使ってくるが、実際は[[ゴルバット>ゴルバット/クロバット]]と[[アーボック]]も使うためどくタイプ使いと言った方が正しい状態。 そのため[[ウーハー>シバ(ポケモン)]]共々[[フーディン]]のカモになる。 あやしいひかりで撹乱してきたりと戦法自体は嫌らしい。   **~第二世代~ まともな攻撃技「シャドーボール」が追加。 しかし前述通り攻撃依存であったためゲンガーの種族値と噛み合わず、主な使い手は[[ブースター>ブースター(ポケモン)]]や[[ニューラ>ニューラ/マニューラ]]という有様。 その他「のろい」「うらみ」「みちづれ」と多数の変化技が追加。 ジムリーダーでは四番手で[[エンジュシティ]]の[[マツバ>マツバ(ポケモン)]]が使ってくるが、 直前の道路でケーシィが捕まえられる他、[[イシツブテ>イシツブテ(ポケモン)]]を育てていれば「マグニチュード」ですぐ倒せる。 せっかく生き残れたのに勝手に「のろい」を使って自滅するゴーストに呆気にとられたプレイヤーも多いだろう。 あとゲンガー系統しか使ってこない(リメイク版の再戦や他のシリーズでは別地方のゴーストタイプも使用する)。 新ポケモンはムウマのみ。主に「ほろびのうた」や「いたみわけ」などで相手に嫌がらせするのが役目であり、ノーマルへの抑止力になれた。 この時代のゲンガーは特殊の分化や催眠の弱体化といった逆風もあったものの「だいばくはつ」強化と強力な新技「みちづれ」の追加で一定の存在感を示していた。 が、ぶっちゃけムウマに喰われていた。ぜんぶ[[じめん>じめんタイプ(ポケモン)]]耐性のせい。 ちなみにこの世代だと[[カイリキー]]のサブウェポンとしてめざパゴーストはムウマ等へのメタとして、それなりに人気があったらしい。 **~第三世代~ 鈍足紙アタッカー[[ジュペッタ]]、持久戦では厄介なサマヨール、(当時は)弱点なし[[ヤミラミ]]、忘れた頃にやってくる[[ヌケニン>ヌケニン(ポケモン)]]が追加。 選択肢が大幅に増える。 特性の追加でゲンガーが『[[ふゆう>ふゆう(ポケモン)]]』を獲得。弱点が一つ減る。 ここまではゴースト技が完全物理依存だったためジュペッタが最強の「シャドーボール」使いとしてちょっとしたアイデンティティを持っていた。 シナリオでは四天王[[フヨウ>フヨウ(ポケモン)]]が使用。 種族値の都合上そこまで強いわけでは無いが状態異常技やPP削りなど連戦になる四天王戦の都合上なかなか嫌らしい戦法を使って来る。 新たに登場した[[ダブルバトル>ダブルバトル(ポケモン)]]ではよく使われる「ねこだまし」や大爆発を無効にできるという点が評価されるようになった。   **~第四世代~ 技ごとに物理と特殊に分かれたため、ようやく一致「シャドーボール」に日が当たり、ゲンガーが強化された。 メインウェポンが「シャドークロー」になってしまったジュペッタは泣いていい。 新進化形として魔術師[[ムウマージ]]、死神[[ヨノワール]]追加。 ユキワラシが[[ユキメノコ]]に分岐進化。 新ポケモンにはぷわわーこと[[フワライド]]、おんみょ〜んこと[[ミカルゲ]]、当時はタイプ変化がなかった[[ロトム]]らなどゴーストタイプでも癖の強いものが追加された他、 初の[[伝説>伝説のポケモン]]ゴースト[[ギラティナ]]が登場した。 一方で、[[ガルーラ]]と[[ミルタンク]]が新特性『きもったま』を会得し、ゴーストタイプにノーマル・かくとう技を当てられるようになってしまう。 シナリオではジムリーダーの[[メリッサ>メリッサ(ポケモン)]]が使用。耐久が低いのでバトルの難易度は相変わらずだがその真価は[[コンテスト>ポケモンコンテスト]]戦。 マスターランクでは彼女のフワライドに辛酸を舐めさせられた人も多いのでは? **~第五世代~ 最強の特攻種族値を誇る[[シャンデラ]]、ランダムマッチで増殖したユウレイクラゲの[[ブルンゲル]]、触ると[[ミイラ]]になっちゃう[[デスカーン]]、みんなの英雄[[ゴルーグ]]が追加。 ロトムは[[フォルム>フォルム/すがた(ポケモン)]]チェンジによりタイプが変更されゴーストタイプが消滅するようになった。 また『[[しんかのきせき>しんかのきせき(ポケモン)]]』の登場でサマヨールがかなり強化され、猛威を振るった。 「とびひざげり」の超強化により、跳び膝読みの後出しが新たな戦略の一つとなった。 一方ダブル以上では大爆発が大幅に弱体化したためにややうまみが減ってしまった。   この世代で新たに[[隠れ特性>隠れ特性(ポケモン)]]が登場したが、『ふゆう』を持つポケモンには原則与えられないという都合上ゲンガーとムウマージは特に追加特性が無く恩恵を受けられないままだった。 そんな中ヤミラミは『[[いたずらごころ>いたずらごころ(ポケモン)]]』を得たことで強力なサポート要員として地位を手に入れた。 また、データ上では隠れ特性の中に''かげふみシャンデラ''という反則級の組み合わせがあったのだが…解禁されないまま次世代に移行した。 シナリオでは[[シキミ>シキミ(ポケモン)]]が使用。 本作初登場のゴーストタイプは皆耐久か攻撃面が非常に優秀なためこれまでに比べるとなかなか強い。 **~第六世代~ [[フォルムチェンジ>フォルム/すがた(ポケモン)]]で両受け[[両刀>二刀流/両刀(ポケモン)]]どちらもこなせる王剣[[ギルガルド]]、霊木[[オーロット]]、4種のサイズがあるお化けカボチャ[[パンプジン]]が追加。 またギルガルドの進化前であるニダンギルは『しんかのきせき』型での活躍も可能。 ゲンガー、ジュペッタ、ヤミラミが[[メガシンカ]]取得。 特にメガゲンガーは、ステータスの正統強化に加え特性『かげふみ』により猛威を振るった。 ヤミラミ、ミカルゲに[[フェアリータイプ>フェアリータイプ(ポケモン)]]という弱点が追加され、ゴースト/あく複合タイプの耐久性は落ちてしまった。 しかし本作から攻撃が[[はがねタイプ>はがねタイプ(ポケモン)]]に半減されなくなり、『かげふみ』や「くろいまなざし」などの交代ができなくなる効果を受けなくなるというパワーアップを受ける。 特にはがねタイプに等倍になったことでゴースト技の一貫性が高くなり、選出機会が増えている。 ただしあくタイプも同じ理由で選出しやすくなった。 かげふみシャンデラはハメ性能が机上論の時点でやばかったからか、いざ解禁された隠れ特性は『すりぬけ』になっていた。 もっともこれはこれで「[[みがわり>みがわり(ポケモン)]]」や「ひかりのかべ」に強くなるのでそこまで悪い特性でもなく、PGLのデータでも7割以上のシャンデラがこの特性を採用していたようである。 今作は10年以上続くポケモン史上で初めてゴーストタイプ専門のエキスパートトレーナーがいない世代になった。 一方で、一般トレーナーのオカルトマニアがそのビジュアルから大ヒットしたのは記憶に新しい。 **~第七世代~ 初の霊複合の[[御三家>御三家(ポケモン)]][[ジュナイパー]]が登場。 他にも砂城[[シロデスナ]]、新たなマスコット(ただし図鑑説明やストーリーではホラー)[[ミミッキュ]]、パッと見タイプが分かりにくい舵輪[[ダダリン]]とパッケージ伝説の[[ルナアーラ]]、幻のポケモン[[マーシャドー]]と色々登場。 また、[[ガラガラ>ガラガラ(ポケモン)]]の[[リージョンフォーム]]が登場しタイプがじめんからほのお/ゴーストとなる。 あと[[オドリドリ]]のまいまいスタイルはゴースト/[[ひこう>ひこうタイプ(ポケモン)]]になる。同複合はライバルがフワライドしかおらず、フワライドとは別戦法がとれるために選ぶならばこのスタイルが広く推奨されている。 ウルトラ版ではウルトラビーストの[[ズガドーン]]が追加。 一方でゲンガーは『ふゆう』を没収され、『のろわれボディ』になり防御面は弱体化。ゆびをふるオンリールールでは強化された。 [[ミミッキュ]]以外はいまいちパッとしない性能だったが、逆にミミッキュは常に環境の中心に立ち続けた。 ストーリーでは上述のミミッキュがぬしポケモンとして登場。 ただでさえ弱点が少なく特性も強力なのに『[[ラムのみ>きのみ一覧(ポケモン)]]』で状態異常対策もしており、お供のゴーストたちが「さいみんじゅつ」を覚えているのでかなりの強敵。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){いきなり後ろに現れたり、戦った小部屋が戦闘後に消えてたりとホラー要素もばっちり}} ポケモンリーグではしまキングの[[クチナシ>クチナシ(ポケモン)]]が参加要請を断ったため、キャプテンの[[アセロラ>アセロラ(ポケモン)]]が四天王として登場。戦闘中ぱたぱたと動くのがかわいい。 また[[Zワザ]]の登場により「ゴーストダイブ」「のろい」「うらみ」等の利用価値が上がった。 **~第八世代~ なんとゴーストタイプ初の[[600族>600族(ポケモン)]]である[[ドラパルト]]が登場。 新顔はイギリスモチーフのガラルに相応しい紅茶&ティーポットモチーフの[[ポットデス]]。 また、RF限定の新進化形態としてデスマスの新進化形の[[デスバーン]]・サニーゴの新進化形の[[サニゴーン]]が登場した。 [[DLC>ダウンロードコンテンツ]]「[[冠の雪原>ポケットモンスター ソード・シールド エキスパンション・パス]]」では[[伝説>伝説のポケモン]]の[[レイスポス]]が追加。[[バドレックス]]もレイスポスと[[合体]]するとゴーストタイプになる。 対戦環境では前作に引き続き猛威を振るうミミッキュ・反則的なステータスや多芸さに加え新要素[[ダイマックス]]との相性のいいドラパルト・サニゴーンが追加されたためにしんかをきせきを装備し超耐久となったRFサニーゴの3者の使用率が高く、 現在の環境ではマスター級を目指すなら対策必須のタイプとして周知されている。 一方前作まで活躍していたギルガルドは各フォルムの長所の種族値が150→140にダウンするというナーフがなされた上に、ダイマックスとの相性の悪さから数を減らしてしまった。 が、あくまで元が強すぎただけであってガラルには相棒の[[サザンドラ]]もちゃんといるために引き続き愛用するユーザーも一定数存在する。 メガシンカやZワザ廃止の影響も大きく、特に『ふゆう』まで没収された[[ゲンガー]]は激減してしまった。状態異常に強い受け要員というひとつの選択肢を失った[[ヤミラミ]]にとっても痛手。 ちなみに初代から23年間男性エキスパートトレーナーがマツバしかいないハーレム状態だったのだが、 剣盾では歴代二人目となる男性ジムリーダー[[オニオン>オニオン(ポケモン)]]が登場したことでハーレム状態は解消された。 &font(l){[[人によってはオニオンもメス扱いしそうだが>ショタコン]]} [[Pokémon LEGENDS アルセウス]]では、御三家のバクフーンが霊複合の[[ヒスイバクフーン>バクフーン(ヒスイのすがた)]]に進化。 恨み狐の[[ヒスイゾロアーク>ゾロアーク(ヒスイのすがた)]]やヒスイバスラオから進化する[[イダイトウ]]など霊複合のRFに恵まれた。 **~第九世代~ ほのお御三家に、ヒスイバクフーンに次ぐ霊複合2体目となる[[ラウドボーン]]が登場。 他の新顔はカルボウが呪われた鎧を身に着け進化した[[ソウブレイズ>グレンアルマ/ソウブレイズ]]、墓石に擬態する犬ポケモンの[[ハカドッグ]]、くさ複合の西部劇でよく転がってる…名前なんだっけ[[アノホラグサ]]だよ草、 GO先行登場で話題となった[[コレクレー>コレクレー/サーフゴー]]のはこフォルムと、その進化系サーフゴー。ムウマの祖先ではないかと噂される謎多き[[ハバタクカミ]]が登場。 更にオコリザルが怒りのあまり生死の狭間に立った霊複合の進化系[[コノヨザル]]、どくタイプの初の幻枠も兼任する[[モモワロウ]]が追加された。 シーズン1からサーフゴーやコノヨザルを中心に戦果を着々と挙げ、ハバタクカミに至っては尖ったパラメータに努力値調整や変化技を絡めた型がガンガン開発され、トップメタの座をも獲得した。 *【ゴーストタイプの主な使い手】 ---- **・一般トレーナー きとうし イタコ オカルトマニア **・[[ジムリーダー>ジムリーダー(ポケモン)]] [[マツバ>マツバ(ポケモン)]] [[メリッサ>メリッサ(ポケモン)]] [[オニオン>オニオン(ポケモン)]] ライム **・[[四天王>してんのう(ポケモン)]] [[キクコ>キクコ(ポケモン)]] [[フヨウ>フヨウ(ポケモン)]] [[シキミ>シキミ(ポケモン)]] [[アセロラ>アセロラ(ポケモン)]](キャプテンも兼任) 追記・修正は[[シオンタウン]]の少女と話しながら行なってください #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,10) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }
&font(#6495ED){登録日}:2010/10/21 Thu 00:30:17 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){&font(#6600FF){ヒ、ヒヒ…ヒヒッ! こわいぞう〜っ!}}} 『[[ポケットモンスターシリーズ>ポケットモンスター]]』に登場するタイプの一つ。 *【概要】 ---- 代表的な[[ポケモン>ポケモン(ポケットモンスター)]]は[[ゲンガー]]や[[ロトム]]、[[ミミッキュ]]など。 ゴーストというだけあって、不気味な姿のまさにモンスターっぽいデザインのものが多く(といってもポケモンなので愛嬌あるやつも多いが)、 モチーフも[[幽霊]]をはじめ死神、棺桶、魔術師等オカルト方面から採られている。第8[[世代>世代(ポケモン)]]では&bold(){ある地域で絶滅した後種族単位で亡霊と化した}[[ガラルサニーゴ>サニゴーン]]・[[ヒスイゾロアーク>ゾロアーク(ヒスイのすがた)]]なんてのも登場した。 [[ポケモン図鑑]]の説明も怖いものが多く&bold(){&font(#800080){「魂を奪う」「あの世へ連れていく」「生命力を吸い取る」}}など、またインド象が犠牲になったりしている。 『[[BW2>ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2]]』では遂に&bold(){&font(#ff0000){「殺す」}}と書かれてしまったものもいる。 [[イベントで登場する幽霊>幽霊(ポケモン)]]とは意外とあまり関わりがなかったりする。 実体を持たないせいか、そのほとんどが[[タマゴ>タマゴ(ポケモン)]]グループ「ふていけい」に入っている。 しかし、近年は[[ジュナイパー]]や[[アローラガラガラ>ガラガラ(ポケモン)]]のように、「幽霊そのものではないが、シャーマンのようなスピリチュアル要素を持つ」ポケモンも拡大解釈的にゴーストタイプに含まれるようになっている。 現在は、「オカルト全般のうち、[[宇宙人]]や[[オーパーツ]]などの[[SF]]方面を除いた分野」というカテゴリ分けが一番感覚としては近いかもしれない(残ったSF方面を担当するのが[[エスパータイプ>エスパータイプ(ポケモン)]]となっている)。 RPGの文脈で例えると[[アンデッド]]に限りなく近いが、はっきりとした自我を持ちながらも柔軟な思考を持って他者と意思疎通するし、 タマゴも産めるし、食事もするし、薬も効くし、太陽の下も歩ける。 そもそも一部を除き、生前どういう生物だったのかも判明していない連中が多い。 「何者かの幽霊そのもの」というより、「幽霊みたいな特徴を持った生物」と考えた方がいいかもしれない。 -ゲーム上でのゴーストタイプ 攻撃面で[[弱点]]がつけるのは[[エスパータイプ>エスパータイプ(ポケモン)]]と、自分と同じゴーストタイプ。 [[あくタイプ>あくタイプ(ポケモン)]]には半減されてしまい、[[ノーマルタイプ>ノーマルタイプ(ポケモン)]]には効果がない。 [[サブウェポン>サブウェポン(ポケモン)]]としては[[威力>威力(ポケモン)]]不足や、攻撃範囲が悪技とかぶっているため、あまり見ない。 ただし半減以下にされづらく、サブの技と合わせるとほとんどのポケモンに等倍以上のダメージが与えられる場合が多い。 ゴーストに「[[だいもんじ>大文字]]」や「フレアドライブ」のような大技が未だに無いのは、むしろバランス調整という意味合いもあると思われる。   耐性面では弱点のタイプはゴースト・あく 半減するタイプは[[どく>どくタイプ(ポケモン)]]・[[むし>むしタイプ(ポケモン)]] 無効化するタイプはノーマル・[[かくとう>かくとうタイプ(ポケモン)]]。 ただし技「みやぶる」「かぎわける」を受けたり[[特性>特性(ポケモン)]]『きもったま』のポケモンから攻撃を受けた場合、ノーマル・かくとうとのタイプ相性が等倍になる。 第6世代以降は特性『かげふみ』や[[バインド技>バインド技(ポケモン)]]などで交代や逃走を縛られないというメリットが追加された。 ノーマル×ゴーストや、ゴースト×ゴーストに他のタイプとかけ離れた部分があり、タイプ相性のイメージが若干掴みづらいタイプ。 「直接殴ってくるノーマルや格闘の攻撃は無効化できるが、逆に霊感のないノーマルにゴーストの攻撃は無効」「霊感の強いエスパーは強い干渉を受けやすい」「ゴースト同士だと霊体同士が直撃しあって効果抜群」と言った感じだろうか。 その他、生命活動が停止しているため[[毒]]にも強く、五分の魂しかない虫への抵抗力も持つが、アウトロー/闇の住人にはオカルトは通用しない、と言った感じでイメージすると傾向は掴みやすいかもしれない。 明確に有利なタイプ・不利なタイプ共に少なめなので対戦では素のスペックの重要性が高い。 攻撃面でメジャーなかくとう技読み等で無償降臨できる機会は割とある。相手の「[[だいばくはつ>じばく/だいばくはつ(ポケモン)]]」などを読んで後出しするといった使い道も多い。 [[旅パ>旅パ(ポケモン)]]では野生ポケモンや一般トレーナーがよく使うノーマル技を無効化、悪の組織の使用率が高めなどく技の威力を半減できる点が有利に働きやすい。 [[種族値]]的には紙耐久で速攻アタッカーなものが多い。 しかし、主力技が威力の低い「シャドーボール」や「シャドークロー」であることやサブウェポンの少なさからフルアタには向かない。 高火力を出せるも技も「たたりめ」は状態異常の相手に強い、「ゴーストダイブ」は[[溜め技>溜め技(ポケモン)]]とやはり使い手や状況を選ぶ。 「あやしいひかり」や「みちづれ」などの嫌らしい補助技が豊富なので、それらを活かした搦め手や他メンバーのサポートが真骨頂か。 特に「おにび」は[[ほのおタイプ>ほのおタイプ(ポケモン)]]に次いで覚えるポケモンが多い、というか使用者の大半をこの2タイプが占めている。 「からげんき」、さらに特性「こんじょう」持ちが多いかくとうポケモンの一致技も無効と考えると本家ほのおタイプよりも相性が良いかもしれない。 しかし第8世代では遂に威力110の物理技「ポルターガイスト」が登場した。 「勝手に物が動く霊現象」というイメージに則り、相手の持ち物が相手ポケモンに襲い掛かるという設定で、メッセージにより何を所持しているかも分かる。 相手が持ち物を持っていないと失敗するので[[旅パ>旅パ(ポケモン)]]には向かないが、対戦ではほぼ問題にならない。 ただし命中率が90と微妙に外す可能性があるので注意。 第9世代初期は覚える手段が存在しなかったが、碧の仮面にて技マシンで覚えさせられる技として再び登場した。 なおゴーストタイプが「[[のろい>のろい(ポケモン)]]」を使うと他のタイプと違い、体力を半分削って相手の体力を毎ターン1/4ずつ減らす呪いをかける効果になる。 第4世代までは???タイプの技だったが第5世代以降はゴーストタイプの技になったため、第7世代ではゴーストZを持たせて[[Zワザ]]にできる。 その場合はHPが全回復する効果が追加されるが、直後にHPが半分削られるのでコストを踏み倒すことはできない。 第9世代では[[テラスタル]]を併用し予期せぬ形で呪いをかけたり、鈍いを積んで強くなれる。 ポケダンシリーズに於いては実体を持たない為か、サマヨールやフワンテ系などの一部を除き壁抜け能力を持つ。 消耗は激しくなるがいざとなったら普通じゃないルートで敵から逃げたり、壁の中のアイテムを装備品要らずで取ったり、ななめ移動でおなかの消耗を抑えたりするなど利点が多い。   *【ゴーストタイプの歴史】 ---- **~[[第一世代>世代(ポケモン)]]~ ゴーストタイプがゲンガー系のみだったため、第一世代でゴーストタイプといえば[[ゲンガー]]系を指す。 データ上は当時猛威を振るっていたエスパータイプに抜群を取ることが可能。 …なのだが、攻撃技がなんと威力固定の「ナイトヘッド」と&font(#ff0000){「したでなめる(威力20)」のみ。} しかも後者は&font(#ff0000){プログラムミスからかエスパータイプには効果なし}という仕様。 そのためゴースト→エスパーのタイプ相性が死に設定となっていたという……。 その上当時ゴースト技はこうげき依存のためエスパー以外相手でもまったくダメージソースにならず、 さらにゲンガーはどく複合なのであっさり「サイコキネシス」で落ちていく。 [[スピアー>スピアー(ポケモン)]]らむしタイプと同様全くエスパーの抑止力にならないため、この時代は実質エスパータイプが最強だった((当時のアニメを見てもエスパーポケモンを使うジムリーダーのナツメをサトシのゴーストが笑わせ心を開くという形で勝利しており、まともなポケモンバトルでは勝っていない。))。 ただしゲンガー自体は「[[どくどく>どくどく(ポケモン)]]」「きりさく」「[[はかいこうせん]]」などが効かず、「さいみんじゅつ」も使える速攻特殊アタッカーとして人気があった。 種族自体の優秀さからニンテンドウカップ99などゲンガーが使用禁止のルールでは代理としてゴーストが活躍することもあった。 シナリオ上は四天王の三番手『[[キクコ>キクコ(ポケモン)]]』が使ってくるが、実際は[[ゴルバット>ゴルバット/クロバット]]と[[アーボック]]も使うためどくタイプ使いと言った方が正しい状態。 そのため[[ウーハー>シバ(ポケモン)]]共々[[フーディン]]のカモになる。 あやしいひかりで撹乱してきたりと戦法自体は嫌らしい。   **~第二世代~ まともな攻撃技「シャドーボール」が追加。 しかし前述通り攻撃依存であったためゲンガーの種族値と噛み合わず、主な使い手は[[ブースター>ブースター(ポケモン)]]や[[ニューラ>ニューラ/マニューラ]]という有様。 その他「のろい」「うらみ」「みちづれ」と多数の変化技が追加。 ジムリーダーでは四番手で[[エンジュシティ]]の[[マツバ>マツバ(ポケモン)]]が使ってくるが、 直前の道路でケーシィが捕まえられる他、[[イシツブテ>イシツブテ(ポケモン)]]を育てていれば「マグニチュード」ですぐ倒せる。 せっかく生き残れたのに勝手に「のろい」を使って自滅するゴーストに呆気にとられたプレイヤーも多いだろう。 あとゲンガー系統しか使ってこない(リメイク版の再戦や他のシリーズでは別地方のゴーストタイプも使用する)。 新ポケモンはムウマのみ。主に「ほろびのうた」や「いたみわけ」などで相手に嫌がらせするのが役目であり、ノーマルへの抑止力になれた。 この時代のゲンガーは特殊の分化や催眠の弱体化といった逆風もあったものの「だいばくはつ」強化と強力な新技「みちづれ」の追加で一定の存在感を示していた。 が、ぶっちゃけムウマに喰われていた。ぜんぶ[[じめん>じめんタイプ(ポケモン)]]耐性のせい。 ちなみにこの世代だと[[カイリキー]]のサブウェポンとしてめざパゴーストはムウマ等へのメタとして、それなりに人気があったらしい。 **~第三世代~ 鈍足紙アタッカー[[ジュペッタ]]、持久戦では厄介なサマヨール、(当時は)弱点なし[[ヤミラミ]]、忘れた頃にやってくる[[ヌケニン>ヌケニン(ポケモン)]]が追加。 選択肢が大幅に増える。 特性の追加でゲンガーが『[[ふゆう>ふゆう(ポケモン)]]』を獲得。弱点が一つ減る。 ここまではゴースト技が完全物理依存だったためジュペッタが最強の「シャドーボール」使いとしてちょっとしたアイデンティティを持っていた。 シナリオでは四天王[[フヨウ>フヨウ(ポケモン)]]が使用。 種族値の都合上そこまで強いわけでは無いが状態異常技やPP削りなど連戦になる四天王戦の都合上なかなか嫌らしい戦法を使って来る。 新たに登場した[[ダブルバトル>ダブルバトル(ポケモン)]]ではよく使われる「ねこだまし」や大爆発を無効にできるという点が評価されるようになった。   **~第四世代~ 技ごとに物理と特殊に分かれたため、ようやく一致「シャドーボール」に日が当たり、ゲンガーが強化された。 メインウェポンが「シャドークロー」になってしまったジュペッタは泣いていい。 新進化形として魔術師[[ムウマージ]]、死神[[ヨノワール]]追加。 ユキワラシが[[ユキメノコ]]に分岐進化。 新ポケモンにはぷわわーこと[[フワライド]]、おんみょ〜んこと[[ミカルゲ]]、当時はタイプ変化がなかった[[ロトム]]らなどゴーストタイプでも癖の強いものが追加された他、 初の[[伝説>伝説のポケモン]]ゴースト[[ギラティナ]]が登場した。 一方で、[[ガルーラ]]と[[ミルタンク]]が新特性『きもったま』を会得し、ゴーストタイプにノーマル・かくとう技を当てられるようになってしまう。 シナリオではジムリーダーの[[メリッサ>メリッサ(ポケモン)]]が使用。耐久が低いのでバトルの難易度は相変わらずだがその真価は[[コンテスト>ポケモンコンテスト]]戦。 マスターランクでは彼女のフワライドに辛酸を舐めさせられた人も多いのでは? **~第五世代~ 最強の特攻種族値を誇る[[シャンデラ]]、ランダムマッチで増殖したユウレイクラゲの[[ブルンゲル]]、触ると[[ミイラ]]になっちゃう[[デスカーン]]、みんなの英雄[[ゴルーグ]]が追加。 ロトムは[[フォルム>フォルム/すがた(ポケモン)]]チェンジによりタイプが変更されゴーストタイプが消滅するようになった。 また『[[しんかのきせき>しんかのきせき(ポケモン)]]』の登場でサマヨールがかなり強化され、猛威を振るった。 「とびひざげり」の超強化により、跳び膝読みの後出しが新たな戦略の一つとなった。 一方ダブル以上では大爆発が大幅に弱体化したためにややうまみが減ってしまった。   この世代で新たに[[隠れ特性>隠れ特性(ポケモン)]]が登場したが、『ふゆう』を持つポケモンには原則与えられないという都合上ゲンガーとムウマージは特に追加特性が無く恩恵を受けられないままだった。 そんな中ヤミラミは『[[いたずらごころ>いたずらごころ(ポケモン)]]』を得たことで強力なサポート要員として地位を手に入れた。 また、データ上では隠れ特性の中に''かげふみシャンデラ''という反則級の組み合わせがあったのだが…解禁されないまま次世代に移行した。 シナリオでは[[シキミ>シキミ(ポケモン)]]が使用。 本作初登場のゴーストタイプは皆耐久か攻撃面が非常に優秀なためこれまでに比べるとなかなか強い。 **~第六世代~ [[フォルムチェンジ>フォルム/すがた(ポケモン)]]で両受け[[両刀>二刀流/両刀(ポケモン)]]どちらもこなせる王剣[[ギルガルド]]、霊木[[オーロット]]、4種のサイズがあるお化けカボチャ[[パンプジン]]が追加。 またギルガルドの進化前であるニダンギルは『しんかのきせき』型での活躍も可能。 ゲンガー、ジュペッタ、ヤミラミが[[メガシンカ]]取得。 特にメガゲンガーは、ステータスの正統強化に加え特性『かげふみ』により猛威を振るった。 ヤミラミ、ミカルゲに[[フェアリータイプ>フェアリータイプ(ポケモン)]]という弱点が追加され、ゴースト/あく複合タイプの耐久性は落ちてしまった。 しかし本作から攻撃が[[はがねタイプ>はがねタイプ(ポケモン)]]に半減されなくなり、『かげふみ』や「くろいまなざし」などの交代ができなくなる効果を受けなくなるというパワーアップを受ける。 特にはがねタイプに等倍になったことでゴースト技の一貫性が高くなり、選出機会が増えている。 ただしあくタイプも同じ理由で選出しやすくなった。 かげふみシャンデラはハメ性能が机上論の時点でやばかったからか、いざ解禁された隠れ特性は『すりぬけ』になっていた。 もっともこれはこれで「[[みがわり>みがわり(ポケモン)]]」や「ひかりのかべ」に強くなるのでそこまで悪い特性でもなく、PGLのデータでも7割以上のシャンデラがこの特性を採用していたようである。 今作は10年以上続くポケモン史上で初めてゴーストタイプ専門のエキスパートトレーナーがいない世代になった。 一方で、一般トレーナーのオカルトマニアがそのビジュアルから大ヒットしたのは記憶に新しい。 **~第七世代~ 初の霊複合の[[御三家>御三家(ポケモン)]][[ジュナイパー]]が登場。 他にも砂城[[シロデスナ]]、新たなマスコット(ただし図鑑説明やストーリーではホラー)[[ミミッキュ]]、パッと見タイプが分かりにくい舵輪[[ダダリン]]とパッケージ伝説の[[ルナアーラ]]、幻のポケモン[[マーシャドー]]と色々登場。 また、[[ガラガラ>ガラガラ(ポケモン)]]の[[リージョンフォーム]]が登場しタイプがじめんからほのお/ゴーストとなる。 あと[[オドリドリ]]のまいまいスタイルはゴースト/[[ひこう>ひこうタイプ(ポケモン)]]になる。同複合はライバルがフワライドしかおらず、フワライドとは別戦法がとれるために選ぶならばこのスタイルが広く推奨されている。 ウルトラ版ではウルトラビーストの[[ズガドーン]]が追加。 一方でゲンガーは『ふゆう』を没収され、『のろわれボディ』になり防御面は弱体化。ゆびをふるオンリールールでは強化された。 [[ミミッキュ]]以外はいまいちパッとしない性能だったが、逆にミミッキュは常に環境の中心に立ち続けた。 ストーリーでは上述のミミッキュがぬしポケモンとして登場。 ただでさえ弱点が少なく特性も強力なのに『[[ラムのみ>きのみ一覧(ポケモン)]]』で状態異常対策もしており、お供のゴーストたちが「さいみんじゅつ」を覚えているのでかなりの強敵。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){いきなり後ろに現れたり、戦った小部屋が戦闘後に消えてたりとホラー要素もばっちり}} ポケモンリーグではしまキングの[[クチナシ>クチナシ(ポケモン)]]が参加要請を断ったため、キャプテンの[[アセロラ>アセロラ(ポケモン)]]が四天王として登場。戦闘中ぱたぱたと動くのがかわいい。 また[[Zワザ]]の登場により「ゴーストダイブ」「のろい」「うらみ」等の利用価値が上がった。 **~第八世代~ なんとゴーストタイプ初の[[600族>600族(ポケモン)]]である[[ドラパルト]]が登場。 新顔はイギリスモチーフのガラルに相応しい紅茶&ティーポットモチーフの[[ポットデス]]。 また、RF限定の新進化形態としてデスマスの新進化形の[[デスバーン]]・サニーゴの新進化形の[[サニゴーン]]が登場した。 [[DLC>ダウンロードコンテンツ]]「[[冠の雪原>ポケットモンスター ソード・シールド エキスパンション・パス]]」では[[伝説>伝説のポケモン]]の[[レイスポス]]が追加。[[バドレックス]]もレイスポスと[[合体]]するとゴーストタイプになる。 対戦環境では前作に引き続き猛威を振るうミミッキュ・反則的なステータスや多芸さに加え新要素[[ダイマックス]]との相性のいいドラパルト・サニゴーンが追加されたためにしんかをきせきを装備し超耐久となったRFサニーゴの3者の使用率が高く、 現在の環境ではマスター級を目指すなら対策必須のタイプとして周知されている。 一方前作まで活躍していたギルガルドは各フォルムの長所の種族値が150→140にダウンするというナーフがなされた上に、ダイマックスとの相性の悪さから数を減らしてしまった。 が、あくまで元が強すぎただけであってガラルには相棒の[[サザンドラ]]もちゃんといるために引き続き愛用するユーザーも一定数存在する。 メガシンカやZワザ廃止の影響も大きく、特に『ふゆう』まで没収された[[ゲンガー]]は激減してしまった。状態異常に強い受け要員というひとつの選択肢を失った[[ヤミラミ]]にとっても痛手。 ちなみに初代から23年間男性エキスパートトレーナーがマツバしかいないハーレム状態だったのだが、 剣盾では歴代二人目となる男性ジムリーダー[[オニオン>オニオン(ポケモン)]]が登場したことでハーレム状態は解消された。 &font(l){[[人によってはオニオンもメス扱いしそうだが>ショタコン]]} [[Pokémon LEGENDS アルセウス]]では、御三家のバクフーンが霊複合の[[ヒスイバクフーン>バクフーン(ヒスイのすがた)]]に進化。 恨み狐の[[ヒスイゾロアーク>ゾロアーク(ヒスイのすがた)]]やヒスイバスラオから進化する[[イダイトウ]]など霊複合のRFに恵まれた。 **~第九世代~ ほのお御三家に、ヒスイバクフーンに次ぐ霊複合2体目となる[[ラウドボーン]]が登場。 他の新顔はカルボウが呪われた鎧を身に着け進化した[[ソウブレイズ>グレンアルマ/ソウブレイズ]]、墓石に擬態する犬ポケモンの[[ハカドッグ]]、くさ複合の西部劇でよく転がってる…名前なんだっけ[[アノホラグサ]]だよ草、 GO先行登場で話題となった[[コレクレー>コレクレー/サーフゴー]]のはこフォルムと、その進化系サーフゴー。ムウマの祖先ではないかと噂される謎多き[[ハバタクカミ]]が登場。 更にオコリザルが怒りのあまり生死の狭間に立った霊複合の進化系[[コノヨザル]]、どくタイプの初の幻枠も兼任する[[モモワロウ]]が追加された。 シーズン1からサーフゴーやコノヨザルを中心に戦果を着々と挙げ、ハバタクカミに至っては尖ったパラメータに努力値調整や変化技を絡めた型がガンガン開発され、トップメタの座をも獲得した。 *【ゴーストタイプの主な使い手】 ---- **・一般トレーナー きとうし イタコ オカルトマニア **・[[ジムリーダー>ジムリーダー(ポケモン)]] [[マツバ>マツバ(ポケモン)]] [[メリッサ>メリッサ(ポケモン)]] [[オニオン>オニオン(ポケモン)]] ライム **・[[四天王>してんのう(ポケモン)]] [[キクコ>キクコ(ポケモン)]] [[フヨウ>フヨウ(ポケモン)]] [[シキミ>シキミ(ポケモン)]] [[アセロラ>アセロラ(ポケモン)]](キャプテンも兼任) 追記・修正は[[シオンタウン]]の少女と話しながら行なってください #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,11) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: