半熟英雄 ああ、世界よ半熟なれ…!!

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&font(#6495ED){登録日}:2010/08/21(土) 19:29:43 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ff0000){ハンジュク!ヒーロー!}} スクウェアが発売した[[SFC>スーパーファミコン]]用リアルタイムSRPG、半熟英雄(ハンジュクヒーロー)シリーズ第二作目。ボリューム、戦略性が問われる難易度、ギャグやパロディ満載の演出などでシリーズ最高傑作と呼び声高い。(ただし、続編群が雰囲気変わりすぎてて微妙というのもある。) 92年にはおちよしひこ氏により月刊[[コロコロコミック]]でコミカライズが連載された。 2017年にはマンガアプリ「マンガUP!」にて沖野真歩氏によるコミカライズが連載された。 &font(#0000ff){ストーリー} 前作で大陸を再統一したアルマムーン王国の王子は平和ボケし、幼児退行してしまっていた。婚約者イリスは見限って出奔、アルマムーン王国の財政は赤字と大臣は頭を抱えていた。 そんなある日、「完熟なる者」が宣戦布告。半熟か完熟か、プライドを賭けた戦いが始まった。 しかし、物語は次第に意外な展開を見せていくのだった…。   &font(#0000ff){基本システム} 1つの章につき、フィールドマップが一面ずつ用意されている。マップ上に複数の城があり、アルマムーン城を拠点として将軍を派遣して全ての城を占領し、その後に新たに現れる敵拠点に陣取るボスを倒せばその章のクリアとなる。 本作はフィールドを舞台とした戦闘パートと月1コマンドと呼ばれる内政パートに大別され、どちらも随所にギャグ満載のランダムイベントが発生する。 &font(#0000ff){戦闘パート} ■フィールド フィールドは平原や砂漠、山岳地帯などがあり将軍の進行スピードに影響される。また自軍、敵軍の他にも[[温泉]]、洞窟などがあり、ランダムに屋台のゲンさんと言ったNPCも発生する。フィールドでは常に時間が流れ、ひと月が経つと月1コマンドと呼ばれる内政パートに移行する。 ■戦闘 将軍同士がフィールド上で遭遇、城に乗り込むまたは乗り込まれると将軍と兵士たちによる白兵戦が展開される。ボタンをタイミング良く連打することで有利に進む。他にも切り札、おくのて、そして今作の肝であるエッグモンスターなどがある。 移植版からはボタンを連打する必要が無くなりかなりラクチンに。   ・切り札 出撃する将軍に持たせることが出来る使い捨てアイテム。中でもバルムンクはエッグモンスターも一撃で倒す威力がある。 ・おくのて 籠城戦でたまごを持っていない場合に使える正に奥の手。何度でも使用できるがランダム性が強く、味方に害が及ぶものもある。築城で城レベルを強化することで与ダメージが増え、更にハズレ奥の手の被害が減る。 一度選択肢が出るとキャンセル出来ないので「ヤケクソ」「よたる」「おどす」辺りが並ぶと泣ける。 ■&font(#ff0000){エッグモンスター} 本作最大の特徴。将軍の持つたまごからエッグモンスターを召還し兵士たちの代わりに戦う。非常に強力だが中には全く役に立たない奴とか一定条件下でめちゃくちゃ強くなる奴とか個性豊か。たまごには使用回数があり、それを超えるとHP1の最弱エッグモンスター「エッグマン」しか出なくなる。   &font(#0000ff){月1コマンド} 将軍、兵士の雇用、築城、たまご回復などが行える。兵士の補充はこまめにしないと将軍1人で出撃なんてことも起こる。 &font(#0000ff){月いちイベント} 毎月末に起こるイベント。発生がランダムのものから固定のものまで様々。以下にいくつか例を挙げる。 ・「あたし」 最強の美女「あたし」来襲。彼女が気に入るまでプレゼントを贈らねばならず、序盤はかなりの散財。 ・ゴールデンウィーク 5月固定イベント。畑から金塊が発掘されて50Gを入手できる。 ・ストライキ 8月固定イベント。兵士たちがストライキを起こす。ボーナスを出すか(所持金が半減)バカンスをやるか(ただし半分が帰ってこない)全解雇か(兵士がいなくなるか全部残るかランダムで決定)の三択。 ・謀反 将軍の一人が謀反を起こし、戦闘が起こる。勝つとその将軍を失ってしまうが、半熟値が大幅にアップする。 序盤に出る将軍程裏切りやすいらしく、ミントやコリアンダー辺りは雑魚だが頻繁に謀反に走る。後半はポセイドンら強豪の謀反もあるので大臣も真っ青の死合と化す。 ちなみに初期の3人は絶対に謀反せず、お互い卵が使えないのでレモン等は裏切っても弱い。 ・[[クリスマス]] 12月固定イベント。[[サンタクロース]]からプレゼントを貰える。中身は切り札バルムンクかバグストーム。 ・スター千一夜 ランダムで(主に他作品の)ゲストが登場する。パロム&ポロム等懐かしい顔ぶれも… ・地震 築城レベルが一つ下がる。演出が激しい。 ・火星人襲来 築城レベル減、収入4分の1と内政面へのダメージが非常に激しい。だが何故か最後に切り札キャトルミューが手に入る。 ちなみに火星人は「完熟軍にゆで卵付きモーニングセット1年分で雇われた」らしい。 ・秘密戦隊ゴニンジャー 敵軍の将軍を50Gで一人[[暗殺]]してくれる。ただし、成功率は低い。 ・恐怖の大王 99年目の7月固定イベント。 大抵の人はこのイベントを見ることなくゲームが終わっているだろう…  &font(#ff0000){主な登場キャラクター} ・主人公 アルマムーンの王子 彼が倒されるかアルマムーン城が制圧されたら[[ゲームオーバー]]。 グータラだが全体的に高ステータス。作中では一言も喋らない。 三種類のモンスターから一つ選んで召喚するエラベルエッグを持つ。 マンガUP版ではややエロいマイペースな性格だが、こと戦闘においてはそれなりにシリアス。ただし、シリアス期間が長くなると反動で落書きのようになる。 ・大臣 アルマムーン王国を支えている苦労人 主人公がほとんど喋らないため彼が敵や味方と話してストーリーは進んでいく 戦場に出て直接戦うことはないが稽古をつけてくれたり「おくのて」で登場して敵を一撃で倒したりする強キャラ。 ちなみに稽古時のステは主人公とほぼ同じ。兵士は男将軍の色違い(主人公は女将軍の色違い)。 マンガUP版でも苦労性なことは変わらないが、逃亡した王子を捕まえる際はまるでモンスターでも捕まえるのかというほど夥しい罠を仕掛けるなど、彼は彼でかっ飛んでいる。   ・エッグマン この作品の代名詞とでも言うべきキャラ。白い[[卵>卵(たまご)]]に手足が生えたような外見。 HPが1、攻撃は当たらない、と戦闘では全く役に立たないが、あるシナリオでは値千金の活躍を見せる。 他にナイトやキング、ベビーなどの一族がいる。 セガの[[卵男博士>Dr.エッグマン]]は関係ない…のだが、スマホ移植版にてまさかのコラボ。 ・ゼウス 最初からいる将軍の一人。男性。 彼やヴィーナス含め、一流クラスの将軍は鎧のデザインが違う。 かなり高い戦闘力と、耐久力が高めのエッグモンスターが多く出てくるワンダーエッグを持っており、最後まで主力として活躍できる。(ちきゅうちゃんが出てくるようになると微妙だが((凄まじいHPを持っているのだが、攻撃が敵味方のHP半減か自爆攻撃かの2つしかなく、HPを削るならともかく倒すことを非常に苦手としているモンスター。))) ちなみに、他にも神話絡みの名称を持ったキャラは、それ以外に比べると高い能力を持っていることが多い。 マンガUP版では、アルマムーン軍に残っていたことから過激派王子信者となった。 その忠誠心たるやあらゆる雑用でもこなしてみせると豪語するほどだが、私生活は驚くほど壊滅的で部下に全力で突っ込まれた。 趣味は武道全般という武闘派。 ・ヴィーナス 最初からいる将軍の一人。女性。 ゼウスには劣るが高い戦闘力と、全体的に強力なモンスターが揃っているスーパーエッグを持ち、十分に前線で戦える。 マンガUP版では、同じく過激派王子信者。 あらゆる仕事を丸投げされているらしいが、それさえも非常にポジティブに受け入れている。また、反逆者に対しては恐ろしく厳しい。 趣味はテニス。 ・ココット 最初からいる将軍の一人。男性。 ステータスは低いが騎馬タイプで移動が速く、出てくるモンスターはお笑い系の見た目だが意外と使えるかもしれないカラフルエッグを持っているため、中盤までならそこそこ戦える。 マンガUP版では、普段は小心者で新入りの部下に馬鹿にされてしまう始末だが、テンションを上げて愛馬に跨ると、「あんた、どこの世紀末覇者?」と突っ込みたくなるほど画風が変化して攻撃的になる。ただし、テンションが下がると戻る。 騎馬タイプということもあってか趣味は乗馬。 ・カイン、リディア、エッジ、フリオニール 運がよければ終盤に仲間にできる将軍たち。名前は[[FF2>FINAL FANTASY Ⅱ]]や[[4>FINAL FANTASY Ⅵ]]のキャラから。いずれも非常に高い能力を持つ。 ・完熟クィーン 第1話のボス将軍。登場する際には、照明さんにライトアップをお願いする。 マンガUP版では、たまごの使い方を把握しておらず、些細なことで使いすぎた結果、王子との戦闘時には回数を使い切ってしまっていた。 ・偽半熟ヒーロー 第2話のボス将軍。主人公とまったく同じ姿をしており、その姿を利用して半熟軍の食事をすべてつまみ食いしたり、女将軍のお風呂を覗いたりと悪事を働き、主人公の評判を下げようとたくらむ。 なお、大臣が言うには「本物よりは顔がきりりと引き締まっている」らしい。&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){実はロボットで、敗北した際にプリンスからの伝言を伝える。なお、お約束通りテープは自動的に消滅した。}}  マンガUP版では、同じように好き放題やっていた所、城で捕捉された。 なので、城を制圧したりはしていない。明らかに場違いなスペックを持ったエッグモンスター「&bold(){コルヘーサ}」に一方的に破壊された。 ・完熟プリンス 第3話のボス将軍。イケメン。 居城は誰がどう見ても高級マンション。駅から徒歩数分らしいが周りは海である。 護衛のギャル達は強化人間の一言で片付くかも怪しい、単騎で将軍並の戦闘力と体力を持つスーパーウーマンと化している。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){実は本当の顔はブサイクで、クィーンに気に入られたい一心で完熟軍入りと引き換えにイケメンフェイスを手に入れた。}} ・完熟四季王 名前がFF4のゴルベーザ四天王のパロディになっている。名前の通り、それぞれ四季に対応しており、季節によって強さが変化する。 ・ゲンさん 商売人。屋台で切り札を販売しており、月1コマンドの商人より品揃えがかなり良い。 フィールドにチャルメラの音と出現するか、月いちイベントで登場する。 ・「あたし」 正体不明の美女(!?)。月いちイベントに現れてプレゼントをせびったり、温泉で遭遇した将軍を悲惨な目に合わせる(卵の使用回数が全快するが)など世紀末覇者並みの脅威。 また壊れたたまごを有料で修復してくれる役割も持つ。あとエッグモンスターとしても登場。ぼちぼち強い。やはり人間ではなかったか。 ・ランプキン [[かぼちゃ>カボチャ(野菜)]]の頭を持つエッグモンスター。 月いちコマンドでのたまごのお祓いを行ってくれたり、温泉や洞窟のイベントで半熟値をあげてくれたりする。 エッグモンスターとしての性能は正直微妙。将軍の中には、これのみ出現する「かぼちゃエッグ」を持つ者もいる。 なお、半熟レベルが最大の17になると全てのたまごからこいつしか出てこなくなる。((ちなみにLv16では他のエッグモンスターを呼び出す「タマゴキャリー」しか出てこなくなる。)) 一見バグっぽいが、Lv16の時点で意図的に稼がないとまず到達しない点、リメイク版でもこの設定のまま、ということから仕様とみて間違いないだろう。 主人公達はあくまで「半熟」であるからこその強さということだろうか。 ・すぎやまこういち すごい人。月いちイベントに登場。   追記、修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - けっこう楽しいゲームだがシステムや難易度はシビアなんで小学校のころの自分にはクリアできなかった -- 名無しさん (2017-04-21 10:27:57) - 祝・アプリ版配信 -- 名無しさん (2017-10-19 03:56:56) - 半熟レベルを上げると発生するバグ(特定のやつしか出なくなる、中盤のボスが出るようになる)は解消されているのだろうか -- 名無しさん (2017-10-30 12:41:30) - ↑仕様。実際説明は付く。 -- 名無しさん (2017-10-30 13:34:47) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2010/08/21(土) 19:29:43 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ff0000){ハンジュク! ヒーロー!}} スクウェアが発売した[[SFC>スーパーファミコン]]用リアルタイムSRPG、半熟英雄(ハンジュクヒーロー)シリーズ第二作目。 ボリューム、戦略性が問われる難易度、ギャグやパロディ満載の演出などでシリーズ最高傑作と呼び声高い。(ただし、続編群が雰囲気変わりすぎてて微妙というのもある。) 92年にはおちよしひこ氏により月刊[[コロコロコミック]]でコミカライズが連載された。 2017年にはマンガアプリ「マンガUP!」にて沖野真歩氏によるコミカライズが連載された。 &font(#0000ff){ストーリー} 前作で大陸を再統一したアルマムーン王国の王子は平和ボケし、幼児退行してしまっていた。婚約者イリスは見限って出奔、アルマムーン王国の財政は赤字と大臣は頭を抱えていた。 そんなある日、「完熟なる者」が宣戦布告。半熟か完熟か、プライドを賭けた戦いが始まった。 しかし、物語は次第に意外な展開を見せていくのだった…。   &font(#0000ff){基本システム} 1つの章につき、フィールドマップが一面ずつ用意されている。マップ上に複数の城があり、アルマムーン城を拠点として将軍を派遣して全ての城を占領し、その後に新たに現れる敵拠点に陣取るボスを倒せばその章はクリアとなる。 本作はフィールドを舞台とした戦闘パートと月1コマンドと呼ばれる内政パートに大別され、戦闘パートで戦線を拡大し、内政パートで回復や補充を行っていく。 どちらも随所にギャグとランダム性が満ちており、特に月1コマンド前にはプラスとマイナス合わせて様々な月1イベントが発生する。 &font(#0000ff){戦闘パート} ■フィールド フィールドは平原や歩道や荒れ地・砂漠・山岳地帯、そして水場などが広がっており将軍の進行スピードに影響を与える。細やかな進路変更で目標への到達を早めたり、冬場なら水場が凍って動きやすくなるといった芸の細かい要素を活用できる。 また自軍、敵軍の城だけでなく他にも[[温泉]]、洞窟、あ・た・し♥の家などがあり、ランダムに屋台のゲンさんと言ったNPCも発生する。 フィールドでは常に時間が流れ、ひと月が経つと月1コマンドと呼ばれる内政パートに移行する。メインメニューで時間の流れを3段階に弄れる他、カーソル移動の際にはポーズを併用可能。 ■戦闘 将軍同士がフィールド上で遭遇、城に乗り込むまたは乗り込まれると将軍と兵士たちによる白兵戦が展開される。 ボタンをタイミング良く連打してPOWERメーターを消費することで、次の加速力が増して(機種によってはブレーキ)有利に進む。移植版からはボタンを連打する必要が無くなりかなりラクチンに。 他にも切り札、おくのて、そして今作の肝である「たまご」をつかう事でエッグモンスターを呼び出し、戦闘を大きく有利に進めることができる。城に乗り込まれていない時はHP・兵士数を犠牲にして退却することも可能。 城レベルが上がるほど、防御側は将軍の加速力が増し、エッグモンスターの防御力・素早さ・回避率に補正がかかる。レベル3以上になると味方でも敵でもかなり実感できる。 移植版だと城のレベルは自軍側のおくのての質と、敵軍側の駐留数にしか関わらなくなったため、サクサク進むようにはなっている。 ・切り札 出撃する将軍に持たせることが出来る使い捨てアイテム。いかなる状況でもダメージを与えることができる。 兵士数影響大・兵士数影響なし・たまご落とし率に特化・割合ダメージ・ほとんど無意味などに加え、記載されていない隠し効果でエッグモンスター・ボスモンスターの能力を一時的に半減させるなど、影響力は計り知れない。 中でもバルムンクはエッグモンスターも一撃で倒す威力がある。ボスモンスターに対するダメージも大きい。 ・おくのて 籠城戦でたまごを持っていない場合に使える正に奥の手。何度でも使用できるがランダム性が強く、味方に害が及ぶものもある。築城で城レベルを強化することで与ダメージが増え、更にハズレ奥の手の被害が減る。 一度選択肢が出るとキャンセル出来ないので「ヤケクソ」「よたる」「おどす」辺りが並ぶと泣ける。 城レベルが上がれば切り札代を節約して大きな戦果を挙げられる上に、相手の「たまご」を拾いやすいため、正に効果てきめん。 ■&font(#ff0000){エッグモンスター} 本シリーズ最大の特徴。将軍の持つたまごからエッグモンスターを召還し将軍と兵士たちの代わりに戦う、&bold(){FFシリーズの召喚獣システムのご先祖様システム。} エッグモンスターはおおむね将軍よりも高いHPを誇り、出の速い上段技と、出は遅いが強力なことが多い下段技を駆使し、強大なパワーでこちらを助けてくれる。 さらにゲーム内行動に応じて「半熟レベル」が上がり、高くなればなるほど同じ使用回数でも強力なエッグモンスターが出現するようになる。将軍ごとにレベル補正値が存在するというマニアックかつ重要な隠し要素も存在する。 城攻めの終盤やボスモンスター戦など、大一番で頼りになる戦力だが、中には全く役に立たない奴とか一定条件下でめちゃくちゃ強くなる奴とか玄人向けで縛りプレイや特定の敵に真価を発揮する奴とか見た目がアウアウな奴とか個性豊か。 たまごには使用回数があり、それを超えるとHP1の最弱エッグモンスター「エッグマン」一族しか出なくなる。 基本となるのはギャグ連中が多く使い勝手の波が激しい「カラフルエッグ」、セコイ手が豊富で終盤に強くなる「イビルエッグ」、体力自慢が多く序盤から中盤にかけて本当に頼りになる「ワンダーエッグ」、真っ当な強キャラが多く特に終盤に強い「スーパーエッグ」の4つ。 中には「カボチャエッグ」「かどまつエッグ」「おそなえエッグ」「ベビーエッグ」「キングエッグ」「サイバーエッグ」「くさってる」といった、特定のエッグモンスターしか出てこないネタ気味なたまごも存在する。どれも無駄にレア。 &font(#0000ff){月1コマンド} 切り札の購入、将軍・兵士の雇用、将軍の解雇、築城、たまごの回復などが行える。 「商人」を呼ぶとお金を払って切り札を購入できる。その章の中ならいつでも買える安定性が魅力だが、品ぞろえは章ごとに変化するため注意。 「兵士補充」はこまめにしないと将軍1人で出撃なんてことも起こる。特に収入の少ない序盤のマップでやりがちなので注意。 「築城」は内政の高い将軍だと費用を節約できる。よく狙われる(あるいはそうさせたい)城を増築し、迎撃戦の要にしたい。 「将軍募集」は50Gで「そのマップで味方・敵のいずれにも姿がない」将軍を配下に出来る。最大32人まで配下に可能。お目当ての将軍のために何回もやる時は「将軍解雇」もセットになるだろう。 「卵の回復」は1個あたり50Gで使用回数を4まで回復する。序盤は敵の強さを図って連続使用したり、回復する将軍を限定して出費を抑えたい。ゲームやマップ攻略の終盤は収入が多いため、使いやすくなる。 &font(#0000ff){月いちイベント} 毎月末に起こるイベント。発生がランダムのものから固定のものまで様々。以下にいくつか例を挙げる。 ・「あ た し ♥」 最強の美女「あ た し ♥」来襲。彼女が気に入るまでプレゼントを贈らねばならず、序盤はかなりの散財。 ・ゴールデンウィーク 5月固定イベント。畑から金塊が発掘されて50Gを入手できる。 ・ストライキ 8月固定イベント。兵士たちが夏バテでストライキを起こす。ボーナスを出すか(所持金が半減)バカンスをやるか(ただし半分が帰ってこない)全解雇か(兵士がいなくなるか全部残るかランダムで決定)の三択。 ・謀反 将軍の一人が謀反を起こし、戦闘が起こる。勝つとその将軍を失ってしまうが、半熟値が大幅にアップする。序盤に出る将軍程裏切りやすいらしく、キャラウェイ・クミン・ミント・コリアンダー辺りは雑魚だが頻繁に謀反に走る。 後半はポセイドンら強豪の謀反もありうるので大臣も真っ青の死合と化すが、序盤に出る将軍をあえて雇うとそちらから裏切ってくれる。逆にそうしないと運用できないような将軍もいる。 戦闘ではお互い卵が使えないのでカシュ―・レモン等は裏切っても弱い。ちなみに初期の3人は初期メンバー縛りでもしない限りまず裏切らない。 ・[[クリスマス]] 12月固定イベント。[[サンタクロース]]からプレゼントを貰える。中身は切り札バルムンクかバグストーム×5。 ・スター千一夜 レアイベント。ランダムで(主に他作品の)ゲストが登場する。パロム&ポロム等懐かしい顔ぶれも… ・地震 築城レベルが一つ下がる。演出が激しい。 ・火星人襲来 レアイベント。築城レベル減、収入4分の1と内政面へのダメージが非常に激しい。だが何故か最後に切り札キャトルミュー×5が手に入る。 ちなみに火星人は「完熟軍にゆで卵付きモーニングセット1年分で雇われた」らしい。 ・秘密戦隊ゴニンジャー 敵軍の将軍を50Gで一人[[暗殺]]してくれる。ただし、成功率は低い。 ・恐怖の大王 99年目の7月固定イベント。 大抵の人はこのイベントを見ることなくゲームが終わっているだろう…  &font(#ff0000){主な登場キャラクター} ・主人公 アルマムーンの王子。若様。 彼が倒されるかアルマムーン城が制圧されたら[[ゲームオーバー]]。 グータラだが全体的に高ステータス。[[作中では一言も喋らない>喋らない主人公(ゲーム)]]。 三種類のモンスターから一つ選んで召喚するエラベルエッグ持ちに加え、増援や各種イベントで仲間になった将軍の出現場所にも関わるため、積極的に前線で使いたいキャラになっている。 マンガUP版ではややエロいマイペースな性格だが、こと戦闘においてはそれなりにシリアス。ただし、シリアス期間が長くなると反動で落書きのようになる。 ・大臣 アルマムーン王国を支えている苦労人。狂言回し役。 主人公がほとんど喋らないため彼が敵や味方と話してストーリーは進んでいく。 戦場に出て直接戦うことはないが稽古をつけてくれたり、城レベルを上げ切り、それでもなお大ピンチの時に「おくのて」で登場して敵を一撃で倒したりする強キャラ。漢。 ちなみに稽古時のステは主人公とほぼ同じで、兵士は男将軍の色違い(主人公は女将軍の色違い)。 マンガUP版でも苦労性なことは変わらないが、逃亡した王子を捕まえる際はまるでモンスターでも捕まえるのかというほど夥しい罠を仕掛けるなど、彼は彼でかっ飛んでいる。   ・エッグマン この作品の代名詞とでも言うべきキャラ。白い[[卵>卵(たまご)]]に手足が生えたような外見。 HPが1、攻撃は当たらない、と戦闘では全く役に立たないが、あるシナリオでは値千金の活躍を見せる、全てのエッグモンスターのみなもと。 他にナイトやキング、ベビーなどの一族がいる。 セガの[[卵男博士>Dr.エッグマン]]は関係ない…のだが、スマホ移植版にてまさかのコラボ。 ・ゼウス 最初からいる将軍の一人。男性。趣味は武道全般という武闘派。 彼やヴィーナス含め、一流クラスの将軍は鎧のデザインが違う。 かなり高い戦闘力と、耐久力が高めのエッグモンスターが多く出てくるワンダーエッグを持っており、最後まで主力として活躍できる。(ちきゅうちゃんが出てくるようになると微妙だが((凄まじいHPを持っているのだが、攻撃が敵味方のHP半減か自爆攻撃かの2つしかなく、HPを削るならともかく倒すことを非常に苦手としているモンスター。大ボス戦の先鋒や城攻めの際の強キャラ狙いなど、使おうと思えば活躍の場はある。))) ちなみに、序盤に出る将軍の中でも神話絡みの名称を持ったキャラは、それ以外に比べると高い能力を持っていることが多い。((4話以降からの新規将軍の多くは統一された元ネタに応じた名称になる。ゼウス並みかそれ以上の強豪も紛れる。)) マンガUP版では、アルマムーン軍に残っていたことから過激派王子信者となった。 その忠誠心たるやあらゆる雑用でもこなしてみせると豪語するほどだが、私生活は驚くほど壊滅的で部下に全力で突っ込まれた。 ・ヴィーナス 最初からいる将軍の一人。女性。趣味はテニス。 ゼウスには劣るが高い戦闘力と、全体的に強力なモンスターが揃っているスーパーエッグを持ち、十分に前線で戦える。((隠しステータスの「たまご補正」が+3と最高の数値の為、それこそ最終話まで使えてしまうエース。)) マンガUP版では、同じく過激派王子信者。 あらゆる仕事を丸投げされているらしいが、それさえも非常にポジティブに受け入れている。また、反逆者に対しては恐ろしく厳しい。 ・ココット 最初からいる将軍の一人。男性。趣味は乗馬。 ステータスは低いが騎馬タイプで移動が速く、目的地への到達が早い。出てくるモンスターはお笑い系の見た目だが意外と使えるかもしれないカラフルエッグを高い補正値込みで持っているため、駆け足プレイだと立派にエースの一角を担う。 補正の高さが仇になって半熟レベルが高くなるとヘンな出現テーブルになってしまうため、最後まで使うなら切り札の併用も前提にしたい。あるいは敵から拾ったいっぱつエッグをメインにするという手もある。 マンガUP版では、普段は小心者で新入りの部下に馬鹿にされてしまう始末だが、テンションを上げて愛馬に跨ると、「あんた、どこの世紀末覇者?」と突っ込みたくなるほど画風が変化して攻撃的になる。ただし、テンションが下がると戻る。 ・ガーラント、フリオニール、レオンハルト、グレイ、カイン、リディア、エッジ 第10話に登場する強力な敵将軍たちで、運がよければ終盤に仲間にできる。 名前は[[FF2>FINAL FANTASY Ⅱ]]や[[4>FINAL FANTASY Ⅵ]]等のキャラからという自社パロ勢。いずれも非常に高い能力を持つ。 ・完熟クィーン 第1話のボス将軍。登場する際には、照明さんにライトアップをお願いする。黒服たちを従える。 マンガUP版では、たまごの使い方を把握しておらず、些細なことで使いすぎた結果、王子との戦闘時には回数を使い切ってしまっていた。 ・偽半熟ヒーロー 第2話のボス将軍。主人公とまったく同じ姿をしており、その姿を利用して半熟軍の食事をすべてつまみ食いしたり、女将軍のお風呂を覗いたりと悪事を働き、主人公の評判を下げようとたくらむ。 なお、大臣が言うには「本物よりは顔がきりりと引き締まっている」らしい。&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){実はロボットで、敗北した際にプリンスからの伝言を伝える。なお、お約束通りテープは自動的に消滅した。}}  マンガUP版では、同じように好き放題やっていた所、城で捕捉された。 なので、城を制圧したりはしていない。明らかに場違いなスペックを持ったエッグモンスター「&bold(){コルヘーサ}」に一方的に破壊された。 ・完熟プリンス 第3話のボス将軍。イケメン。 居城は誰がどう見ても高級マンションかホテル。駅から徒歩数分らしいが周りは海である。 護衛のギャル達は強化人間の一言で片付くかも怪しい、単騎で将軍並の戦闘力と体力(HP100)を持つスーパーウーマンと化している。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){実は本当の顔はブサイクで、クィーンに気に入られたい一心で完熟軍入りと引き換えにイケメンフェイスを手に入れた。}} ・完熟四季王 春のスプリミリョーネ、夏のサマカンテ、秋のフォーリシア、冬のウイナッツォ。 &bold(){シリーズ初のボスモンスター}と呼ぶべき存在であり、一筋縄ではいかない強敵たち。 名前がFF4の[[ゴルベーザ>ゴルベーザ(FF)]]四天王のパロディになっている。名前の通り、それぞれ四季に対応しており、倒して取り戻した季節によって強さが変化する。 ・ゲンさん 商売人。屋台で切り札を販売しており、月1コマンドの商人より品揃えがかなり良い。一部はちょっと割安で買えたり、月イチでは買えない最高級品なんてのも。 フィールドにチャルメラの音と出現する。出現場所は1マップにつき2か所の中からランダム。 後の作品では屋台がエッグモンスターとして我々の力になるとはだれも予想できなかった…。 ・「あ た し ♥」 正体不明の美女(!?)。月いちイベントに現れてプレゼントをせびったり、温泉で遭遇した将軍を悲惨な目に合わせる(卵の使用回数が全快するが)など世紀末覇者並みの脅威。 また壊れたたまごを有料で修復してくれる役割も持つ。あとエッグモンスターとしても登場。((ワンダーエッグ持ちの将軍が「エンジェリン」を使った後に使用回数5回になった所で召喚すると登場する。ちきゅうちゃんが出る場合はタマゴキャリーに化けるが。)) 最大のショックを与えて精神的にも肉体的にも参らせるなど、ボスモンスター以外ならぼちぼち強い。やはり人間ではなかったか。 ・ランプキン [[かぼちゃ>カボチャ(野菜)]]の頭を持つエッグモンスター。 月いちコマンドでのたまごのお祓いを行ってくれたり、温泉や洞窟のイベントで半熟値をあげてくれたりする。 エッグモンスターとしての性能は正直微妙。将軍の中には、これのみ出現する「カボチャエッグ」を持つ者もいる。((もっとも、「カボチャエッグ」持ちの将軍が戦闘に勝利すると「スーパーエッグ」か「エラベルエッグ」に変化するので、使いにくいというイメージは薄いかもしれない。)) なお、半熟レベルが最大の17になると全てのたまごからこいつしか出てこなくなる。((ちなみにLv16では他のエッグモンスターを呼び出す「タマゴキャリー」しか出てこなくなる。)) 一見バグっぽいが、Lv16の時点で意図的に稼がないとまず到達しない点、(必要半熟値9999)リメイク版でもこの設定のまま、ということから仕様とみて間違いないだろう。 主人公達はあくまで「半熟」であるからこその強さということだろうか。 ・すぎやまこういち すごい人。月いちイベントに登場。 サウンドテストモードを開いてくれる。  戦え、半熟ヒーロー!! いまこそ追記・修正するときだ!! それじゃあその時まで… #center(){&sizex(5){&bold(){&font(#ff0000){エーーッグ、キック!!}}}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - けっこう楽しいゲームだがシステムや難易度はシビアなんで小学校のころの自分にはクリアできなかった -- 名無しさん (2017-04-21 10:27:57) - 祝・アプリ版配信 -- 名無しさん (2017-10-19 03:56:56) - 半熟レベルを上げると発生するバグ(特定のやつしか出なくなる、中盤のボスが出るようになる)は解消されているのだろうか -- 名無しさん (2017-10-30 12:41:30) - ↑仕様。実際説明は付く。 -- 名無しさん (2017-10-30 13:34:47) #comment #areaedit(end) }

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