センチメンタルグラフティ

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&font(#6495ED){登録日}:2011/08/20 Sat 15:27:58 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 『センチメンタルグラフティ』は1998年に発売されたギャルゲーである。 開発、発売はNECインターチャネル。 機種は[[セガサターン]]。 後にWindowsと[[PS>PlayStation]]でも発売されている。 英字タイトルは「Sentimental Graffiti」で、一般的には「センチメンタルグラフィティ」と読むが、作品タイトルとしては「センチメンタルグラ&bold(){フ}ティ」が正式。 略称は「センチ」「セングラ」。 *◆概要 ヒロイン数12人、舞台は&font(#ff0000){日本中の各都市}と大スケール。 「[[ときメモ>ときめきメモリアル]]に続け」と公言しており、同シリーズに追いつけ追い越せと、開発の発表の時点からド派手かつ手広い宣伝活動を惜しみなく展開していた。 当時の[[ギャルゲーブーム]]も追い風にか、&font(#ff0000){ゲーム発売の1年も前}に攻略本と銘打った書籍が発売されるなど、ある種異様なまでであった(この事象は発売が延期されたことも影響しているが)。 発売前なのにも関わらず大人気となったのは甲斐智久による美麗なキャラクターデザインによるところが大きいが、ゲーム本編ではデザイン画とまったく似つかない絵になっており、 プロデューサー多部田の『似せることができなかったのだから仕方がない』といった旨の開き直り発言とともに批判の対象となった。 ちなみにシステムやシナリオの出来についてもお察しくださいの内容であり、そんな経緯もあって&font(#ff0000){むしろゲーム本編がオマケ}とすら評されている。 余談だがオープニングアニメは真っ黒なバックの中、ヒロインたちが怪しげな踊り(のような動き)をするという実にシュールなもの。   *◆ストーリー ある日主人公のもとに差出人不明の手紙が届く。 「あなたに逢いたい」と……。 主人公はこの手紙の差出人が誰なのか…、過去の記憶と心当たりを頼りに探すことを決める。 *◆システム 全国、北は札幌、西は長崎までを巡って思い出の女の子と再会・交流し、手紙の差出人を探す(という名目で攻略する)のが目的となる。 主人公は高校生なので、平日はちゃんと授業に出る。 したがって、各地に出かけるのは土日と祝日となる。 各地へは深夜バスや飛行機、新幹線、果てはヒッチハイクと交通機関を駆使して移動する。 その資金はバイトをして稼ぐ必要がある。 女の子と出逢ったあとは電話で約束をとりつけ、現地でデートを繰り返し好感度を上げて行く。   しばらく会っていない女の子がいると、「せつなさ」というパラメータが貯まっていき、 最終的に「せつなさ炸裂」状態となる。 その際は自宅に無言電話がかかってくるなど、やや怖い。 「炸裂」はときメモにおける「爆弾」のようなものであるが、それとの違いは ・他の女の子の好感度は下がらない ・その娘とは&font(#ff0000){ハッピーエンドを迎えることができなくなる} このゲームでは「行動力」がカギであるが、 無言電話がかかってくる度に行動力が下がるため、女の子のご機嫌取りは欠かせない。   *◆登場人物 ・主人公 高校3年生の極めて行動力の豊かな[[リア充]]。 小学生の頃から転校を繰り返しており、全国各地12ヶ所に「あなたに逢いたい」とまで言わしめるほどの「心当たり」を残す大[[リア充]]。 夏休みを現地バイト、野宿、ヒッチハイクで乗り切る電波少年的な何か。 **ヒロイン(北から) ・沢渡ほのか CV:鈴木麻里子 在住:[[北海道]]札幌市 主人公との出会い:小学5年 メインヒロインのようなポジション。 際立った特徴がないと言えるほど「正統派ヒロイン」。 甲斐智久によるイラストなどではピンク髪だったが、ゲーム内では茶髪になっている。 恐怖症とまでは言えなくとも、男性を苦手とする。 ・安達妙子 CV:岡田純子、有島モユ(2) 在住:[[青森県]]青森市 主人公との出会い:小1~4 過ごした時期が一番長いためか、幼なじみのような存在。 家庭的であり、弟がいる。 ・永倉えみる CV:前田愛 在住:[[宮城県]]仙台市 主人公との出会い:小学4年 オカルト好きで、語尾に「りゅん」と付けたりする不思議系少女。 自称「えみりゅん」。主人公のことは「ダーリン」と呼ぶ。 ロリ系担当。だが同級生だ。 ・保坂美由紀 CV:牧島有希 在住:[[石川県]]金沢市 主人公との出会い:中学2年 呉服屋の娘でちょっとしたお嬢様。 めがねっ娘。 ・星野明日香 CV:岡本麻見 在住:[[神奈川県]]横浜市 主人公との出会い:中学2年 アイドル志望。 明るく快活。 ・山本るりか CV:今野宏美 在住:[[愛知県]]名古屋市 主人公との出会い:小学6年 明るく前向きな性格。 ・綾崎若菜 CV:小田美智子 在住:[[京都府]]京都市 主人公との出会い:小学6年 いいとこのお嬢様。和装がよく似合う大和撫子。 暗所恐怖症。 ・森井夏穂 CV:満仲由紀子 在住:[[大阪府]]大阪市 主人公との出会い:小学5年 陸上系スポーツ少女。 実家のお好み焼き屋をよく手伝う。   ・杉原真奈美 CV:豊嶋真千子 在住:[[香川県]]高松市 主人公との出会い:中学3年 病弱な女の子。 か細い喋り方がとても可愛い。 ・七瀬優 CV:西口有香 在住:[[広島県]]広島市 主人公との出会い:中学1年 自由を愛する自由人。 ある意味えみりゅんより不思議。 ・松岡千恵 CV:米本千珠 在住:[[福岡県]]福岡市 主人公との出会い:中学3年 ロック好きでバンドのボーカルを務める。 ・遠藤晶 CV:鈴木麗子 在住:[[長崎県]]長崎市 主人公との出会い:中学1年 バイオリンを嗜むお嬢様。ヘアバンドがトレードマーク。 美人だがやや高飛車な面をもつ。 ヒロインにはなぜか[[お嬢様>お嬢様(属性)]]が多い。 [[メインヒロイン]]はほのかであるが、出番が多いとかシナリオが長いなど特別な扱いはない。   過去の遺物と思われている本作だが、未だにファンは居る。 若干数だが、本作を題材に薄い本を製作する作家もまだ現役で居る。 2019年には20周年記念イベントが開かれている。 *◆メディア展開 **小説 ゲーム本編の内容ではないが、ゲームのシナリオライターである大倉らいた氏が書いた小説が2冊販売されている。 カラーページや挿絵は甲斐智久氏が描いている。  ・センチメンタルグラフティ ~約束   ヒロインと主人公との出会いや別れを書いている。   約束のみ収録されたゲーム版もPSとDCにて発売されている。((CGはゲーム版と違い、甲斐氏の絵に近い))  ・センチメンタルグラフティ ~再会   高校三年生になったヒロインと主人公との再会を書いている。   なお、ゲーム本編では春頃に再会しているが、『再会』では夏休みに再会している。 2004年に宙出版より加筆版として、下記の2冊が販売された。 上記小説版にあったカラーページが一部削除されている。 また、『再会+』には『センチメンタルグラフティ ~告白』として安達妙子編が収録されている。((安達妙子編しかないのは、妙子編が書き終わった時点で『センチメンタルグラフティ ~告白』の企画自体がボツになったためである))  ・センチメンタルグラフティ ~約束+  ・センチメンタルグラフティ ~再会+ **アニメ 『センチメンタルジャーニー』のタイトルでアニメ化された。全12話。 各話ごとにヒロイン1人ずつにスポットが当てられ、主人公と再会する前の物語が描かれている。 第1話「遠藤晶~少女のためのヴァイオリン・ソナタ~」 第2話「松岡千恵~書けないラブソング~」 第3話「七瀬優~星降る夜の天使~」 第4話「杉原真奈美~微熱少女~」 第5話「森井夏穂~友情の通天閣スペシャル~」 第6話「綾崎若菜~莫煩悩~」 第7話「山本るりか~中部戦線異状あり!~」 第8話「星野明日香~Dreams will never die.~」 第9話「保坂美由紀~私らしく明日へ~」 第10話「永倉えみる~はてしない物語~」 第11話「安達妙子~ほろにがトライアングル~」 第12話「沢渡ほのか~ほのかな恋の物語~」 放映後にVHSやLD、DVDが販売されている。 現在であれば、DVDが一番手に入りやすい。 **ボードゲーム プレイステーションで発売された、最大4人プレイが可能な[[すごろく]]式のボードゲーム。 タイトルはアニメと同じ『センチメンタルジャーニー』。 一部グッズ等のイラストも手掛けた「ここまひ」氏がキャラクターデザインを務めている。 プレイヤーはサイコロを振って日本各地を回り、行き先で出会ったヒロイン((各ヒロインの地元とは限らない))に旅のプランを提示。 OKとなったら一緒に目的地を巡って好感度を高めていく…というシステム。 プランに示された目的地を全て回るとプラン達成となり、規定数のヒロインとプランを達成したプレイヤーが出た時点で終了。最も多くの好意を集めたプレイヤーの勝ちとなる。 ※以下閲覧注意 *◆続編 続編に『センチメンタルグラフィティ2』が存在する。 1において主人公は、手紙の差出人とめでたく結ばれ、高校を卒業したらまた再会すると約束をするのだが、 大学に入学し、彼女との新生活が待っていた ……はずだったのだが &font(#ff0000){交通事故により急死する。} お亡くなりになるのである。 「前作の主人公が次回作で死ぬ」という手法は稀に見られるものであるが、この手のギャルゲーとしては当時類をみず、この衝撃はもはやギャルゲー界の伝説と化している。 主人公への思い入れが特に強かった(と思われる)真奈美や妙子の心情を思うと…… あまりにも酷。重すぎる。   なぜか東京に一同に集結していたヒロインは主人公の葬儀に出席していた。 しかもその全員が主人公に想いを寄せていた模様。 2の主人公はそんな彼女達と触れ合うことになるのだが……。 この設定だけで敬遠するファンは多く、2の売上は奮わなかったと言う。 さすがにスタッフ内でも反発はあったらしく、特にプロデューサーに至っては&bold(){こっそりゲーム中に前作主人公が生存している伏線を仕込み、独自に前作主人公が復帰するシナリオまで作っていた}が、他のスタッフに何の根回しもしていなかったため最終的に却下されたらしい。 追記をしに北海道へ 修正をしに長崎へ ただし平日までに帰って来ないと最大行動力ダウン! 追記修正をしなければせつなさ炸裂!最大行動力ダウン! &font(#ff0000){まさに板挟み!!} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 1やりまくったなぁ・・・。さすがに12又はすごいきつかった・・・ やっぱり、一人か、多くても3人ぐらいまでに再会しておくのが無難か。 あと、小説も読んだし。 -- 名無しさん (2014-05-05 07:32:22) - 2は何だかんだ言われてるけど、あのEDの多さやイベントの多さは評価したい。 -- 名無しさん (2014-05-10 22:40:39) - 実は13股なのよね。主人公、今の高校に彼女いるから。 -- 名無しさん (2014-05-10 23:22:06) - いい作品だったな。 -- 名無しさん (2015-07-28 17:17:25) - 絶対EDの後はヤッたと思っている自分は壊れているのか……?(血涙 -- 名無しさん (2015-08-04 15:10:31) - 当時の熱狂だけは覚えてる -- 名無しさん (2018-04-20 17:21:56) - ↑4 な、なんだって!? それは本当かい!? -- 名無しさん (2018-04-20 17:55:15) - ニコニコで某実況集団の実況見たけど「普通に面白くね?」って思った。 -- 名無しさん (2018-04-20 20:30:45) - ↑絵が違うとかのショックが大きすぎたのかな?当時は知らんが最初にメディアミックスしてたこと考えると。『サクラ大戦』や『ときメモ』まで衰退させてセガハードにとどめ刺したってエラいこと書かれてるけど。 -- 名無しさん (2018-10-20 01:46:12) - キャラデザの甲斐智久氏は、元々の仕事だったX指定に身を戻し、今も同人誌を描いている。一時期崩れたが最近は建て直されてる。めっさくさ絵上手い。 -- 名無しさん (2018-10-20 03:50:39) - 去年、20周年記念イベントをやったらしい。ちくせう、知らなかった。 -- 名無しさん (2020-02-05 15:25:59) - 座談会によるとキャラのラフ絵を見せ関わるスタッフの名前を伝えただけで他は何も決まってないのに社長から社員まで全員の内諾取れたって言うくらい絵にインパクトあったらしい -- 名無しさん (2020-02-22 02:00:57) - 攻略対象キャラの登場どころか退場まで任意ってのは思い切ったシステムだったなぁ。そのお陰で楽なゲームではあった -- 名無しさん (2021-09-19 21:30:32) - ゲームの出来としては悪くなかったな。センチメンタルジャーニーの方がある意味面白かったけど -- 名無しさん (2021-12-05 13:14:35) - 来年で25周年なので小説やアニメの記述も追加しました。25周年までには他の部分も修正しておきたい -- 名無しさん (2022-01-12 01:02:46) - 2での1主人公死亡について、プロデューサー以下スタッフが反発したのなら、誰が殺す事に決めたんだ?そしてなぜ覆らなかった? -- 名無しさん (2022-01-12 09:57:43) - 懐かしい…恐らくギャルゲー史上最も期待値の高いソフトだったと思う。それだけに実際のゲーム画面が載った時のガッカリ感も酷くて自分もあの瞬間買うのをやめた。 -- 名無しさん (2022-01-12 10:13:35) - 発表時に雑誌側作った実写背景に原画キャラってイメージ画面のがはるかによかった -- 名無しさん (2023-07-15 07:13:35) - 無理のある設定からくるシュールな展開が多かった記憶。例えば素直に再開しても面白くないから、ドラマティックな運命の再開というのはわかるけど、何度も繰り返されると笑うしかなくなってくる。 --   (2023-10-19 21:48:09) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/08/20 Sat 15:27:58 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 『センチメンタルグラフティ』は1998年に発売されたギャルゲーである。 開発、発売はNECインターチャネル。 機種は[[セガサターン]]。 後にWindowsと[[PS>PlayStation]]でも発売されている。 英字タイトルは「Sentimental Graffiti」で、一般的には「センチメンタルグラフィティ」と読むが、作品タイトルとしては「センチメンタルグラ&bold(){フ}ティ」が正式。 略称は「センチ」「セングラ」。 *◆概要 ヒロイン数12人、舞台は&font(#ff0000){日本中の各都市}と大スケール。 「[[ときメモ>ときめきメモリアル]]に続け」と公言しており、同シリーズに追いつけ追い越せと、開発の発表の時点からド派手かつ手広い宣伝活動を惜しみなく展開していた。 当時の[[ギャルゲーブーム]]も追い風にか、&font(#ff0000){ゲーム発売の1年も前}に攻略本と銘打った書籍が発売されるなど、ある種異様なまでであった(この事象は発売が延期されたことも影響しているが)。 発売前なのにも関わらず大人気となったのは甲斐智久による美麗なキャラクターデザインによるところが大きいが、ゲーム本編ではデザイン画とまったく似つかない絵になっており、 プロデューサー多部田の『似せることができなかったのだから仕方がない』といった旨の開き直り発言とともに批判の対象となった。 ちなみにシステムやシナリオの出来についてもお察しくださいの内容であり、そんな経緯もあって&font(#ff0000){むしろゲーム本編がオマケ}とすら評されている。 余談だがオープニングアニメは真っ黒なバックの中、ヒロインたちが怪しげな踊り(のような動き)をするという実にシュールなもの。   *◆ストーリー ある日主人公のもとに差出人不明の手紙が届く。 「あなたに逢いたい」と……。 主人公はこの手紙の差出人が誰なのか…、過去の記憶と心当たりを頼りに探すことを決める。 *◆システム 全国、北は札幌、西は長崎までを巡って思い出の女の子と再会・交流し、手紙の差出人を探す(という名目で攻略する)のが目的となる。 主人公は高校生なので、平日はちゃんと授業に出る。 したがって、各地に出かけるのは土日と祝日となる。 各地へは深夜バスや飛行機、新幹線、果てはヒッチハイクと交通機関を駆使して移動する。 その資金はバイトをして稼ぐ必要がある。 女の子と出逢ったあとは電話で約束をとりつけ、現地でデートを繰り返し好感度を上げて行く。   しばらく会っていない女の子がいると、「せつなさ」というパラメータが貯まっていき、 最終的に「せつなさ炸裂」状態となる。 その際は自宅に無言電話がかかってくるなど、やや怖い。 「炸裂」はときメモにおける「爆弾」のようなものであるが、それとの違いは ・他の女の子の好感度は下がらない ・その娘とは&font(#ff0000){ハッピーエンドを迎えることができなくなる} このゲームでは「行動力」がカギであるが、 無言電話がかかってくる度に行動力が下がるため、女の子のご機嫌取りは欠かせない。   *◆登場人物 ・主人公 高校3年生の極めて行動力の豊かな[[リア充]]。 小学生の頃から転校を繰り返しており、全国各地12ヶ所に「あなたに逢いたい」とまで言わしめるほどの「心当たり」を残す大[[リア充]]。 夏休みを現地バイト、野宿、ヒッチハイクで乗り切る電波少年的な何か。 **ヒロイン(北から) ・沢渡ほのか CV:鈴木麻里子 在住:[[北海道]]札幌市 主人公との出会い:小学5年 メインヒロインのようなポジション。 際立った特徴がないと言えるほど「正統派ヒロイン」。 甲斐智久によるイラストなどではピンク髪だったが、ゲーム内では茶髪になっている。 恐怖症とまでは言えなくとも、男性を苦手とする。 ・安達妙子 CV:岡田純子、有島モユ(2) 在住:[[青森県]]青森市 主人公との出会い:小1~4 過ごした時期が一番長いためか、幼なじみのような存在。 家庭的であり、弟がいる。 ・永倉えみる CV:前田愛 在住:[[宮城県]]仙台市 主人公との出会い:小学4年 オカルト好きで、語尾に「りゅん」と付けたりする不思議系少女。 自称「えみりゅん」。主人公のことは「ダーリン」と呼ぶ。 ロリ系担当。だが同級生だ。 ・保坂美由紀 CV:牧島有希 在住:[[石川県]]金沢市 主人公との出会い:中学2年 呉服屋の娘でちょっとしたお嬢様。 めがねっ娘。 ・星野明日香 CV:岡本麻見 在住:[[神奈川県]]横浜市 主人公との出会い:中学2年 アイドル志望。 明るく快活。 ・山本るりか CV:今野宏美 在住:[[愛知県]]名古屋市 主人公との出会い:小学6年 明るく前向きな性格。 ・綾崎若菜 CV:小田美智子 在住:[[京都府]]京都市 主人公との出会い:小学6年 いいとこのお嬢様。和装がよく似合う大和撫子。 暗所恐怖症。 ・森井夏穂 CV:満仲由紀子 在住:[[大阪府]]大阪市 主人公との出会い:小学5年 陸上系スポーツ少女。 実家のお好み焼き屋をよく手伝う。   ・杉原真奈美 CV:豊嶋真千子 在住:[[香川県]]高松市 主人公との出会い:中学3年 病弱な女の子。 か細い喋り方がとても可愛い。 ・七瀬優 CV:西口有香 在住:[[広島県]]広島市 主人公との出会い:中学1年 自由を愛する自由人。 ある意味えみりゅんより不思議。 ・松岡千恵 CV:米本千珠 在住:[[福岡県]]福岡市 主人公との出会い:中学3年 ロック好きでバンドのボーカルを務める。 ・遠藤晶 CV:鈴木麗子 在住:[[長崎県]]長崎市 主人公との出会い:中学1年 バイオリンを嗜むお嬢様。ヘアバンドがトレードマーク。 美人だがやや高飛車な面をもつ。 ヒロインにはなぜか[[お嬢様>お嬢様(属性)]]が多い。 [[メインヒロイン]]はほのかであるが、出番が多いとかシナリオが長いなど特別な扱いはない。   過去の遺物と思われている本作だが、未だにファンは居る。 若干数だが、本作を題材に薄い本を製作する作家もまだ現役で居る。 2019年には20周年記念イベントが開かれている。 *◆メディア展開 **小説 ゲーム本編の内容ではないが、ゲームのシナリオライターである大倉らいた氏が書いた小説が2冊販売されている。 カラーページや挿絵は甲斐智久氏が描いている。  ・センチメンタルグラフティ ~約束   ヒロインと主人公との出会いや別れを書いている。   約束のみ収録されたゲーム版もPSとDCにて発売されている。((CGはゲーム版と違い、甲斐氏の絵に近い))  ・センチメンタルグラフティ ~再会   高校三年生になったヒロインと主人公との再会を書いている。   なお、ゲーム本編では春頃に再会しているが、『再会』では夏休みに再会している。 2004年に宙出版より加筆版として、下記の2冊が販売された。 上記小説版にあったカラーページが一部削除されている。 また、『再会+』には『センチメンタルグラフティ ~告白』として安達妙子編が収録されている。((安達妙子編しかないのは、妙子編が書き終わった時点で『センチメンタルグラフティ ~告白』の企画自体がボツになったためである))  ・センチメンタルグラフティ ~約束+  ・センチメンタルグラフティ ~再会+ **アニメ 『センチメンタルジャーニー』のタイトルでアニメ化された。全12話。 各話ごとにヒロイン1人ずつにスポットが当てられ、主人公と再会する前の物語が描かれている。 第1話「遠藤晶~少女のためのヴァイオリン・ソナタ~」 第2話「松岡千恵~書けないラブソング~」 第3話「七瀬優~星降る夜の天使~」 第4話「杉原真奈美~微熱少女~」 第5話「森井夏穂~友情の通天閣スペシャル~」 第6話「綾崎若菜~莫煩悩~」 第7話「山本るりか~中部戦線異状あり!~」 第8話「星野明日香~Dreams will never die.~」 第9話「保坂美由紀~私らしく明日へ~」 第10話「永倉えみる~はてしない物語~」 第11話「安達妙子~ほろにがトライアングル~」 第12話「沢渡ほのか~ほのかな恋の物語~」 放映後にVHSやLD、DVDが販売されている。 現在であれば、DVDが一番手に入りやすい。 **ボードゲーム プレイステーションで発売された、最大4人プレイが可能な[[すごろく]]式のボードゲーム。 タイトルはアニメと同じ『センチメンタルジャーニー』。 一部グッズ等のイラストも手掛けた「ここまひ」氏がキャラクターデザインを務めている。 プレイヤーはサイコロを振って日本各地を回り、行き先で出会ったヒロイン((各ヒロインの地元とは限らない))に旅のプランを提示。 OKとなったら一緒に目的地を巡って好感度を高めていく…というシステム。 プランに示された目的地を全て回るとプラン達成となり、規定数のヒロインとプランを達成したプレイヤーが出た時点で終了。最も多くの好意を集めたプレイヤーの勝ちとなる。 ※以下閲覧注意 *◆続編 続編に『センチメンタルグラフィティ2』が存在する。 1において主人公は、手紙の差出人とめでたく結ばれ、高校を卒業したらまた再会すると約束をするのだが、 大学に入学し、彼女との新生活が待っていた ……はずだったのだが &font(#ff0000){交通事故により急死する。} お亡くなりになるのである。 「前作の主人公が次回作で死ぬ」という手法は稀に見られるものであるが、この手のギャルゲーとしては当時類をみず、この衝撃はもはやギャルゲー界の伝説と化している。 主人公への思い入れが特に強かった(と思われる)真奈美や妙子の心情を思うと…… あまりにも酷。重すぎる。   なぜか東京に一同に集結していたヒロインは主人公の葬儀に出席していた。 しかもその全員が主人公に想いを寄せていた模様。 2の主人公はそんな彼女達と触れ合うことになるのだが……。 この設定だけで敬遠するファンは多く、2の売上は奮わなかったと言う。 さすがにスタッフ内でも反発はあったらしく、特にプロデューサーに至っては&bold(){こっそりゲーム中に前作主人公が生存している伏線を仕込み、独自に前作主人公が復帰するシナリオまで作っていた}が、他のスタッフに何の根回しもしていなかったため最終的に却下されたらしい。 追記をしに北海道へ 修正をしに長崎へ ただし平日までに帰って来ないと最大行動力ダウン! 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