ぞくぞくヒーローズ

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&font(#6495ED){登録日}:2012/03/01(木) 14:43:21 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){&font(#ff0000){め}いわく立て逃げ集団よ!}} #center(){&bold(){&font(#ff0000){め}が黒い内は私が許さん!}} #center(){&bold(){&font(#ff0000){め}にモノ見せてしんぜよう!}} #center(){&bold(){&font(#ff0000){冥殿たん}が}} #center(){&bold(){相手になる!}} ぞくぞくヒーローズとは2000年にカゼ・ネットが開発・メディアファクトリーが発売した[[ゲームボーイ]]カラー&bold(){『専用』}ソフトである。 当時は白黒のゲームボーイとゲームボーイカラーが同時展開されており、専用ソフトも多く出されたが、 このゲームに関しては物理的に「専用」である。 ゲームの性質上エミュすら出せず、本当にゲームボーイカラーの実機でしかプレイすることが出来ない。(後述) #openclose(show=CM){ #center{&b(){&color(#cd853f,#f0e68c){やっべぇ~!!&br()&br()よーし!フルチェンジャーで、}} &b(){&size(20){&color(#cd853f,#f0e68c){チェン、ジ、だ~っ!!!!}}} &b(){&color(#4b0082,#fffff0){はい、たっちゃん。}} &b(){&size(30){&color(#ff0000,#ffd700){&ruby(フルパワー){振力}RPG}}} &b(){&size(30){&color(#ff0000,#ffd700){ZOK ZOK}}} &b(){&size(20){HEROES}} &b(){(ぞくぞくヒーローズ)} &b(){&color(#cd853f,#f0e68c){ばあちゃん、落ち着いて!!}}} 小学生くらいの少年「たっちゃん」がフルチェンジャーを振ると、何故かおばあちゃんがアルカリパワードに変身。 ちなみにたっちゃん役は『[[燃えろ!!ロボコン]]』で栗原ジュンを演じた小池城太朗。} *《ストーリー概要》 (男主人公の場合。主人公を女にしてもストーリーの大筋は変わりません) 遠い宇宙のどこかで2つの影が激突する…… 互角の戦いをしていた2つの影は相討ちになってそのまま地球に飛来した…… 一方その頃。 どこにでもいる様な普通の少年の一平は父親が行方不明と言う憂き目に遭いながらも、優しいママや変人な発明家兼科学者のじいちゃん、 幼なじみのミナに囲まれつつ平和に暮らしていた。 そんなある日、じいちゃんのラボに突然空から謎の人物が飛来した。 その人物こそ、冒頭で相討ちになってしまったスペさんことスペクターという男である。 彼は語る、自分が宇宙の平和を守るヒーローである事やギャラクタスと呼ばれる悪の親玉と相討ちになってしまい、 ギャラクタスの力の大半を引き換えに自分も『ブライトパワー』と言う力をほとんど失ってしまった事を。 その話を聞いたじいちゃんは、体の良い実験台……もとい協力者の彼をラボに住まわせる事にする。 ところがそんな平和な生活の矢先に一平の幼なじみのミナが何者かに拉致された! そこで一平はスペさんから託された初心者向けのヒーロースーツ『ブライトスーツ』を着て出動。 『ブライトヒーロー』となりミナを救いに行く。 一方、ミナを拐った怪人達はギャラクタス怪人と名乗った。 そう、ギャラクタスは力を失ってしまったが、代わりに街の人を拐って子分を大量に作っていたのだ。 そしてミナも怪人にされかけた寸前、一平は到着する。 勇んでギャラクタス怪人のギャラチューシャに挑む一平だが、手も足も出ず敗北。 絶体絶命の一平とミナだが、そこでスペさんから「自分の宇宙船にたった一つだけブライトパワーが残っていた」と連絡が入る。 そこで、一平は『あ』のブライトパワーを持ったアルカリ電池のヒーロー『アルカリパワード』に変身、怪人を撃破するのであった。 そして、一平は地上に散らばったブライトパワーを集めつつ怪人にされた街の人を元に戻す為、ギャラクタスとの戦いに身を投じるのだった……。 *《ゲーム概要》 ・ヒーローの変身には付属品である&bold(){『フルチェンジャー』}と呼ばれる機械を用いて、実際に変身したいヒーローの頭文字の『宇宙文字』と呼ばれる形にこの機械を振る事でヒーローに変身する。 ・・フルチェンジャーは&bold(){ゲームボーイカラー本体との赤外線通信}を利用する為、[[ゲームボーイアドバンス]]では&bold(){起動こそ出来ても遊べない無理ゲー}と化す。生身では敵が強すぎるのもあるが、最初のイベント戦で変身出来ず詰む。まさに『専用』ソフトと言えるゲームである。 ・入力に失敗したら変身出来ず1ターンを無駄に消費してしまう。変身しないすっぴん形態の「ブライトボーイ(ガール)」は絶望的に弱く、&br()基本的には&bold(){失敗=即死}のオワタ式である。 ・一般怪人は町をブライトヒーローの姿でうろつく事でエンカウントする。一般人のままならイベント以外で戦う事は一切無い。   ・ブライトパワーは特定のアイテムに宿っており、じいちゃんのラボのマシンの判定で手に入る。&br()その辺で売ってるモノから暴走して町で暴れ回るモノ、イベント戦闘で手に入るモノまで宿っているアイテムは様々。ヒーロー名とモチーフとなった物の名前は、頭文字が一致しているのが特徴。 ・男主人公と女主人公でストーリーの大筋に変化は無いが、劇中主人公に惚れる敵幹部のキャラとライバルキャラ『ギャングスター』の姿、&br()一部ヒーローの変身した姿が変化する。 ・初めて変身したヒーローは登場した時に、項目冒頭の様な&bold(){&font(#ff0000){『ヒーローの名前の頭文字』}から始まる名乗り口上}を述べる。カット不可能だが二回目以降は表示されない。 ・ヒーローの属性は&font(#ff0000){フレア}→&font(#afdfe4){スピード}→&font(#ffdc00){エレキ}→&font(#008000){バイオ}→&font(#0000ff){リキッド}→&font(#808080){メタル}→&font(#ff0000){フレア}の6つ。それぞれの属性は矢印の方向に強い。&br()また、異なる属性を複合しているマルチ属性の敵も存在する。 *《キャラクター》 **◇主人公サイド ・一平 男主人公なら彼が主人公に。 ごく普通の少年だがものすごい蒐集癖があり、ヘンなカードやシールで部屋が散らかっている。 ・ミナ 女主人公なら彼女が主人公。 蒐集癖があるのは同様で、こっちは「ちいさなオモチャとかぬいぐるみ」を集めている。   ・ママ 優しい主人公のお母さん。 &font(#ff0000){実は彼女が怪人になった姿とエンカウントで戦う事も出来る。弱い割に雑魚敵で最大の大金を落とす為に、出てくるシナリオで何度もママを狩ったプレイヤーも多い。} これは本作では「怪人を倒す=元の姿に戻す」で、倒した時に手に入るお金は「助けてもらったお礼」であるため。 彼女の場合&font(#ff0000){相手が実の子供なのでお礼も奮発してくれる}という事らしい。 ・じいちゃん マッドで何故か宇宙人を敵視する主人公のおじいちゃん。 ・スペクター(スペさん) いい人なんだが胡散臭いヒーロー。作中散々な目に遭う。 **◆ギャラクタス ・ギャラジャック ギャラクタス四天王で鞭の様な左手をした少年。 陰険かつ冷静な性格をしている。 ・ギャラキング 同じく四天王で大きな右手をした大柄な少年。 冷酷な四天王では珍しく優しい性格をしている。 ・ギャラクイーン 巨大な足を持つ四天王の紅一点。 誰に対してもクールだが一平が主人公だと……   ・ギャラエース ギャラクタス四天王最強の少年で手段は選ばない頭脳派。 だがミナが主人公だと……。 ・ギャラクタス 力を失った影響で真っ黒な鉄球に手を付けただけの姿をした本作の黒幕。 なんだかんだでコミカルな一面を見せる事も多いが、最終的には……   *《余談》 ・キャラクターデザインは『学級王ヤマザキ』『[[コロッケ!]]』の他、『ぼくはガリレオ』『[[キメルのYOYO!]]』のカッシーこと樫本学ヴが担当。 ・同氏は[[コロコロコミック]]において本作のギャグ漫画を連載していた。しかし単行本化はされていない。 ・フルチェンジャーは電子音を消せないのでうるさい。しかもセンサーの精度に難があり、斜め入力がたまにしか成功しない。そのためか、斜めが含まれている宇宙文字からは強いヒーローが生まれる。 ・攻略本には続編の情報があったが、以降音沙汰無しである。&br()Wiiのリモヌンや3DSのジャイロなど、後年のゲームハードでは技術の進歩により、フルチェンジャーでやろうとしていることは十分実現出来る。&br()特にSwitchであればJoy-Conという&bold(){フルチェンジャーに見立てるのに丁度いいコントローラーがある}ので非常に有力であるのだが… ・当時のゲームとしては珍しく、店舗別の予約特典があった。&br()具体的にはフルチェンジャーの色(メッキ)が違うというもので、&br()ジャスコ(イオン)だとガンメタカラー、ハローマックだとゴールドカラーとなる。&br()ただし編集者の実家ではイオンで買ったのにゴールドカラーだった。&br()ハローマックと言う言葉になつかしみを感じたら負け。 ・このゲームは子供向けと言う事で難易度は比較的低いが、裏ボスが変身する『ショットガンナー』の戦闘力は異常に高い。やり込みと言うか最早趣味の領域まで主人公を鍛えあげないと倒せない。 ・・ただし難易度が低いものの作中のヒントが少なく、当時投げた人も結構いるようだ。 ・しりとりスレで最後に「ん」が付いた時にたまに出て来る『ンジャメナス』は、『&font(#ff0000){パ}』『&font(#0000ff){ピ}』『&font(#808080){プ}』『&font(#afdfe4){ペ}』『&font(#ffdc00){ポ}』『&font(#008000){ン}』の頭文字を持った各属性の最強のヒーロー『&font(#ff0000){エ}&font(#0000ff){レ}&font(#808080){メ}&font(#afdfe4){ン}&font(#ffdc00){ト}&font(#008000){6}』の一体のことである。 ・『キングバッター』『セロリスター』『ニンジャーノン』『ユートロン』『ロケットやろう』『ポップサンダー』は男女で見た目が変わるヒーローである。 追記・修正はショットガンナーを倒した人にお願いします #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,5) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ニンジャーノンはお色気の術使えたな -- 名無しさん (2013-12-03 22:30:39) - これ普通にプレイしていると コンプ無理なんだよね -- 名無しさん (2014-10-23 18:52:40) - 知らなきゃ詰むのもあるしな。↑↑でも男だとチート技復活が使えるからな…… -- 名無しさん (2014-10-23 19:52:37) - ショットガンナー撃破の報酬が微妙だった -- 名無しさん (2014-10-23 21:36:43) - ピンスポーン入手のあと倒したせいかもしれんがそんなに強かったか?ガンナー -- 名無しさん (2014-10-23 22:31:21) - 項目タイトルが「くそみそヒーローズ」に見えた私は末期だろうか。 -- 名無しさん (2014-10-24 06:10:11) - ↑マッスルさんがそちらに向かいました -- 名無しさん (2014-10-28 21:38:06) - これは本当に続編出てほしかった -- 名無しさん (2014-10-29 01:58:54) - 懐かしー!!昔胸ときめかせたゲームの記事があるとはさすがアニオタ! -- 名無しさん (2014-10-29 02:36:42) - ポップサンダーがチートを通り越して強すぎた記憶がある。Wiiで復活しなかったのが惜しまれる。 -- 名無しさん (2014-11-05 16:00:04) - ああー…やってはないけど何かの付録で見た覚えが -- 名無しさん (2014-11-05 16:14:40) - ↑コロコロか、でなかったら小学○年生だなw -- 名無しさん (2014-12-14 22:36:53) - ガソリンのヒーローとか、「ん」で始まる名前の奴とかその発想はなかった -- 名無しさん (2015-03-16 15:38:19) - 詰むようなポイントはほぼ皆無だったけどヒーローコンプはノーヒントだと大人になった今でもできなさそう -- 名無しさん (2017-02-09 01:16:54) - コロコロ等の雑誌と強く結びつけた作品にしたかったそうで、宇宙ペットや時期限定クイズの答えはそこに載せていた。その結果、遅嵌りや雑誌買えない子にはノーヒントという優しくないゲームになってしまってたな。じっくり寄り道・収集した上で王道シナリオ進めるのが楽しいって作品だっただけに、格差が出るのは勿体無い作りだと思った -- 名無しさん (2017-06-10 06:20:38) - なんか可愛い娘がいそうだな>ギャラクタス -- 名無しさん (2017-06-10 06:33:45) - 当時の学年誌でも違う作者で漫画が連載してたが、そっちはギャグありの正統派のヒーロー漫画だった -- 名無しさん (2018-02-02 20:18:38) - 今だったら全ヒーローに女性バージョンありそう -- 名無しさん (2019-10-15 20:58:24) - 今からでも続編出ないかな?スマホをフルチェンジャーに見立てたり今時のシステムに合ってると思うんだよな -- 名無しさん (2021-05-17 22:56:54) - 合ってるからこそ逆にできないのでは、斜め入力の難易度の高さがヒーローの強さに反映されてたけど、それができなくなっちゃうから -- 名無しさん (2023-05-29 14:23:25) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/03/01(木) 14:43:21 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){&font(#ff0000){め}いわく立て逃げ集団よ!}} #center(){&bold(){&font(#ff0000){め}が黒い内は私が許さん!}} #center(){&bold(){&font(#ff0000){め}にモノ見せてしんぜよう!}} #center(){&bold(){&font(#ff0000){冥殿たん}が}} #center(){&bold(){相手になる!}} ぞくぞくヒーローズとは2000年に[[カゼ・ネット>ウルトラマン(PS2)]]が開発・メディアファクトリーが発売した[[ゲームボーイ]]カラー&bold(){『専用』}ソフトである。 当時は白黒のゲームボーイとゲームボーイカラーが同時展開されており、カラー専用ソフトも多く出された。 カラー専用ソフトも基本的にGBA等の互換機で遊べるが、このゲームに関しては物理的に「ゲームボーイカラー専用」である。 ゲームの性質上エミュすら出せず、本当にゲームボーイカラーの実機でしかプレイすることが出来ない。(後述) #openclose(show=CM){ #center{&b(){&color(#cd853f,#f0e68c){やっべぇ~!!&br()&br()よーし!フルチェンジャーで、}} &b(){&size(20){&color(#cd853f,#f0e68c){チェン、ジ、だ~っ!!!!}}} &b(){&color(#4b0082,#fffff0){はい、たっちゃん。}} &b(){&size(30){&color(#ff0000,#ffd700){&ruby(フルパワー){振力}RPG}}} &b(){&size(30){&color(#ff0000,#ffd700){ZOK ZOK}}} &b(){&size(20){HEROES}} &b(){(ぞくぞくヒーローズ)} &b(){&color(#cd853f,#f0e68c){ばあちゃん、落ち着いて!!}}} 小学生くらいの少年「たっちゃん」がフルチェンジャーを振ると、何故かおばあちゃんがアルカリパワードに変身。 ちなみにたっちゃん役は『[[燃えろ!!ロボコン]]』で栗原ジュンを演じた小池城太朗。} *《ストーリー概要》 (男主人公の場合。主人公を女にしてもストーリーの大筋は変わりません) 遠い宇宙のどこかで2つの影が激突する…… 互角の戦いをしていた2つの影は相討ちになってそのまま地球に飛来した…… 一方その頃。 どこにでもいる様な普通の少年の一平は父親が行方不明と言う憂き目に遭いながらも、優しいママや変人な発明家兼科学者のじいちゃん、 幼なじみのミナに囲まれつつ平和に暮らしていた。 そんなある日、じいちゃんのラボに突然空から謎の人物が飛来した。 その人物こそ、冒頭で相討ちになってしまったスペさんことスペクターという男である。 彼は語る、自分が宇宙の平和を守るヒーローである事やギャラクタスと呼ばれる悪の親玉と相討ちになってしまい、 ギャラクタスの力の大半を引き換えに自分も『ブライトパワー』と言う力をほとんど失ってしまった事を。 その話を聞いたじいちゃんは、体の良い実験台……もとい協力者の彼をラボに住まわせる事にする。 ところがそんな平和な生活の矢先に一平の幼なじみのミナが何者かに拉致された! そこで一平はスペさんから託された初心者向けのヒーロースーツ『ブライトスーツ』を着て出動。 『ブライトボーイ』となりミナを救いに行く。 一方、ミナを拐った怪人達はギャラクタス怪人と名乗った。 そう、ギャラクタスは力を失ってしまったが、代わりに街の人を拐って子分を大量に作っていたのだ。 そしてミナも怪人にされかけた寸前、一平は到着する。 勇んでギャラクタス怪人のギャラチューシャに挑む一平だが、手も足も出ず敗北。 絶体絶命の一平とミナだが、そこでスペさんから「自分の宇宙船にたった一つだけブライトパワーが残っていた」と連絡が入る。 そこで、一平は『あ』のブライトパワーを持ったアルカリ電池のヒーロー『アルカリパワード』に変身、怪人を撃破するのであった。 そして、一平は地上に散らばったブライトパワーを集めつつ怪人にされた街の人を元に戻す為、ギャラクタスとの戦いに身を投じるのだった……。 *《ゲーム概要》 ゲームの目的はギャラクタス怪人などの魔の手から町を守り、最終的にギャラクタスを倒すこと。 そのために主人公はまずブライトボーイ(またはガール)に変身するわけだが、あらすじの通りこの形態は非常に弱い。戦闘員を倒すのがせいぜいである。 そこでアルカリパワードを始めとするブライトヒーローに変身するわけだが、変身にはゲーム内でブライトパワーを入手した上で、付属品である方向入力機器&bold(){『フルチェンジャー』}を実際に振って、変身したいヒーローの頭文字の『宇宙文字』を入力する必要がある。 フルチェンジャーは&bold(){ゲームボーイカラー本体との赤外線通信}を利用する為、[[ゲームボーイアドバンス]]等では&bold(){起動こそ出来ても遊べない無理ゲー}と化す。生身では敵が強すぎるのもあるが、最初のイベント戦で変身出来ず詰む。まさに『専用』ソフトと言えるゲームである。 入力に失敗したら変身出来ず1ターンを無駄に消費してしまう。基本的には&bold(){失敗=即死}のオワタ式である。 変身ヒーローを再現したシステムとして、基本的にブライトボーイへの変身&解除はどこでも可能。当然、正体を知っている相手を除いて変身前後で会話も変わる。 エンカウントはブライトボーイ時のみ発生。変身前なら安全に歩けるが、ダンジョンでは強制変身。   全70種((50音+濁音半濁音-を))あるブライトパワーはイベント入手できるものもあるが、ほとんどは特定のアイテムに宿っており、じいちゃんのラボのマシンの鑑定で手に入る。&br()その辺で売ってるモノから暴走して町で暴れ回るモノ、イベント戦闘で手に入るモノまで宿っているアイテムは様々。ヒーロー名とモチーフとなった物の名前は、頭文字が一致しているのが特徴。&s(){おかげで「づ」「ぢ」を筆頭に多少無理のある名前もあったりするが} 各ヒーローは初変身時のみ、項目冒頭の様な&bold(){&font(#ff0000){『ヒーローの名前の頭文字』}から始まる名乗り口上}を述べる。 ブライトヒーローは変身中にステータス補正がかかる他、レベルアップ時には変身していたヒーローに応じて能力上昇値に補正がかかる。 後者を意識しているのとしないのとでは、最終的な能力値が倍近く変わる。 敵とヒーローの属性は&font(#ff0000){フレア}→&font(#afdfe4){スピード}→&font(#ffdc00){エレキ}→&font(#008000){バイオ}→&font(#0000ff){リキッド}→&font(#808080){メタル}(→&font(#ff0000){フレア})の6つ+無属性(ブライトスーツと一部敵のみ)。それぞれの属性は矢印の方向に強い。&br()また、異なる属性を複合しているマルチ属性の敵も存在する。 各属性のヒーローに100回変身すると、ブライトスーツ時の必殺技を習得できる。 *《キャラクター》 **◇主人公サイド ・一平 男主人公なら彼が主人公に。 ごく普通の少年だがものすごい蒐集癖があり、ヘンなカードやシールで部屋が散らかっている。 ・ミナ 女主人公なら彼女が主人公。 蒐集癖があるのは同様で、こっちは「ちいさなオモチャとかぬいぐるみ」を集めている。   ・ママ 優しい主人公のお母さん。 &font(#ff0000){実は彼女が怪人になった姿とエンカウントで戦う事も出来る。弱い割に雑魚敵で最大の大金を落とす為に、出てくるシナリオで何度もママを狩ったプレイヤーも多い。} これは本作では「怪人を倒す=元の姿に戻す」で、倒した時に手に入るお金は「助けてもらったお礼」であるため。 彼女の場合&font(#ff0000){相手が実の子供なのでお礼も奮発してくれる}という事らしい。 ・じいちゃん マッドで何故か宇宙人を敵視する主人公のおじいちゃん。 ・スペクター(スペさん) いい人なんだが胡散臭いヒーロー。作中散々な目に遭う。 **◆ギャラクタス ・ギャラクタス 冒頭でスペクターと相打ちになった本作の黒幕。 身体のパーツと「ギャランパワー」を失って真っ黒な鉄球に手を付けただけの情けない姿となっており、自力では移動もままならない。 そのため、自分のパーツを拾った少年少女に力を与えて侵略を代行させる。 なんだかんだでコミカルな一面を見せる事も多いが、最終的には…… ・ギャラジャック ギャラクタス四天王の少年。鞭のようなギャラクタスの左腕の力を持つ。 陰険かつ冷静な性格をしている。 ・ギャラキング 同じく四天王で大柄な少年。ギャラクタスのマッシブな右腕を持つ。 冷酷な四天王では珍しく優しい性格をしている。 ・ギャラクイーン 巨大な足を持つ四天王の紅一点。両脚担当のため、変身時に脚がゴツくなるのが悩み。 誰に対してもクールだが一平が主人公だと……   ・ギャラエース ギャラクタス四天王最強の少年。ギャラクタスの頭部を模したヘルメットを装着。 手段は選ばない頭脳派だがミナが主人公だと……。   *《余談》 ・キャラクターデザインは当時『学級王ヤマザキ』で知られ、後に『[[コロッケ!]]』『ぼくはガリレオ』『[[キメルのYOYO!]]』を描くカッシーこと樫本学ヴが担当。&br()同氏は[[コロコロコミック]]において本作のギャグ漫画を連載していた。しかし単行本化はされていない。 ・フルチェンジャーは電子音を消せないのでうるさい。しかもセンサーの精度に難があり、斜め入力がたまにしか成功しない。そのためか、斜めが含まれている宇宙文字からは強いヒーローが生まれる。 ・攻略本には続編の情報があったが、以降音沙汰無しである。GBAではフルチェンジャーに相当する機能が実現できなかったのが主因らしい。&br()Wiiのリモヌンや3DSのジャイロなど、後年のゲームハードでは技術の進歩により、フルチェンジャーでやろうとしていることは十分実現出来る。&br()特にSwitchであればJoy-Conという&bold(){フルチェンジャーに見立てるのに丁度いいコントローラーがある}ので非常に有力であるのだが… ・当時のゲームとしては珍しく、店舗別の予約特典があった。&br()具体的にはフルチェンジャーの色(メッキ)が違うというもので、&br()ジャスコ(イオン)だとガンメタカラー、ハローマックだとゴールドカラーとなる。&br()イオンで買ったのにゴールドカラーだったということもあったらしいが。&br()ハローマックと言う言葉になつかしみを感じたら負け。 ・主な対象年齢が小学生と言う事で難易度は比較的低め。特に意識しなくても最低限のレベルとブライトパワーは何とか手に入る。 ・・ただし、後半のシナリオ進行はヒントが少ないため、ここで投げてしまったプレイヤーもそこそこいたようだ。 ・・明らかに小学生向けの難易度じゃないのが、ベストエンドを見るためのブライトパワーコンプリート。期間限定や一回きりのイベント入手アイテムが多く、しかもノーヒントなのが珍しくない。 ・・そして裏ボスが変身する『ショットガンナー』の戦闘力は異常に高い。やり込みと言うか最早趣味の領域まで主人公を鍛えあげないと倒せない。 ・しりとりスレで最後に「ん」が付いた時にたまに出て来る『ンジャメナス』は、『&font(#ff0000){パ}』『&font(#0000ff){ピ}』『&font(#808080){プ}』『&font(#afdfe4){ペ}』『&font(#ffdc00){ポ}』『&font(#008000){ン}』の頭文字を持った各属性の最強のヒーロー『&font(#ff0000){エ}&font(#0000ff){レ}&font(#808080){メ}&font(#afdfe4){ン}&font(#ffdc00){ト}&font(#008000){6}』の一体のことである。 ・男主人公と女主人公でストーリーの大筋に変化は無いが、劇中主人公に惚れる敵幹部のキャラとライバルキャラ『ギャングスター』の姿、&br()一部ヒーローの変身した姿が変化する。 ・・具体的には『キングバッター』『セロリスター』『ニンジャーノン』『ユートロン』『ロケットやろう』『ポップサンダー』の6体。 ・本来の「め」のヒーローはめぐすりモチーフの『メガーテン』である。 追記・修正はショットガンナーを倒した人にお願いします #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,5) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ニンジャーノンはお色気の術使えたな -- 名無しさん (2013-12-03 22:30:39) - これ普通にプレイしていると コンプ無理なんだよね -- 名無しさん (2014-10-23 18:52:40) - 知らなきゃ詰むのもあるしな。↑↑でも男だとチート技復活が使えるからな…… -- 名無しさん (2014-10-23 19:52:37) - ショットガンナー撃破の報酬が微妙だった -- 名無しさん (2014-10-23 21:36:43) - ピンスポーン入手のあと倒したせいかもしれんがそんなに強かったか?ガンナー -- 名無しさん (2014-10-23 22:31:21) - 項目タイトルが「くそみそヒーローズ」に見えた私は末期だろうか。 -- 名無しさん (2014-10-24 06:10:11) - ↑マッスルさんがそちらに向かいました -- 名無しさん (2014-10-28 21:38:06) - これは本当に続編出てほしかった -- 名無しさん (2014-10-29 01:58:54) - 懐かしー!!昔胸ときめかせたゲームの記事があるとはさすがアニオタ! -- 名無しさん (2014-10-29 02:36:42) - ポップサンダーがチートを通り越して強すぎた記憶がある。Wiiで復活しなかったのが惜しまれる。 -- 名無しさん (2014-11-05 16:00:04) - ああー…やってはないけど何かの付録で見た覚えが -- 名無しさん (2014-11-05 16:14:40) - ↑コロコロか、でなかったら小学○年生だなw -- 名無しさん (2014-12-14 22:36:53) - ガソリンのヒーローとか、「ん」で始まる名前の奴とかその発想はなかった -- 名無しさん (2015-03-16 15:38:19) - 詰むようなポイントはほぼ皆無だったけどヒーローコンプはノーヒントだと大人になった今でもできなさそう -- 名無しさん (2017-02-09 01:16:54) - コロコロ等の雑誌と強く結びつけた作品にしたかったそうで、宇宙ペットや時期限定クイズの答えはそこに載せていた。その結果、遅嵌りや雑誌買えない子にはノーヒントという優しくないゲームになってしまってたな。じっくり寄り道・収集した上で王道シナリオ進めるのが楽しいって作品だっただけに、格差が出るのは勿体無い作りだと思った -- 名無しさん (2017-06-10 06:20:38) - なんか可愛い娘がいそうだな>ギャラクタス -- 名無しさん (2017-06-10 06:33:45) - 当時の学年誌でも違う作者で漫画が連載してたが、そっちはギャグありの正統派のヒーロー漫画だった -- 名無しさん (2018-02-02 20:18:38) - 今だったら全ヒーローに女性バージョンありそう -- 名無しさん (2019-10-15 20:58:24) - 今からでも続編出ないかな?スマホをフルチェンジャーに見立てたり今時のシステムに合ってると思うんだよな -- 名無しさん (2021-05-17 22:56:54) - 合ってるからこそ逆にできないのでは、斜め入力の難易度の高さがヒーローの強さに反映されてたけど、それができなくなっちゃうから -- 名無しさん (2023-05-29 14:23:25) #comment #areaedit(end) }

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