忍ペンまん丸

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&font(#6495ED){登録日}:2011/07/11 Mon 09:26:11 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- かつて少年ガンガンにて連載されていたギャグ漫画。 作者は『ぼのぼの』でお馴染みで、本作後『かむろば村へ』・共作作品の『羊の木』が実写映画化されたいがらしみきお。 基本的に、明るいギャグ漫画。 比較的対象年齢が高めのガンガン作品では異色な存在で、作者の連載歴(『ぼのぼの』等殆どの作品が一般・青年雑誌連載作)から見ても珍しい「子供向け」作品((あとはプレコミックブンブン掲載の「ペケペケペケル」くらいしかない))。 シリアスな場面でもギャグを混ぜ、見る人を飽きさせない。 ガンガン作品で初めて[[小学館漫画賞]]を受賞。 また、アニメ化やゲーム化もされた人気作品。 1990年代のガンガンを支えた作品の1つと言っても過言ではないだろう。 アニメ版は[[ドラえもん>ドラえもん(作品)]]や[[クレヨンしんちゃん]]などでおなじみの[[シンエイ動画]]が制作。バラエティ番組のようにテロップが入るなど、かなり独特な演出が特徴。 なお、97年の作品だが、随所にCGが取り入れられている。何気に国産のテレビアニメとして、CGを本格的に導入した最初期の作品だったりする。%%ガン吉のキノコとかネンネンの変形とかぶっちゃけどうでもよさそうな箇所にばかり使われている印象だが…%% 「バカ」を&bold(){「ドベ」}に差し替えたり、原作では描かれなかった三流派の共闘が描かれたり、「暗黒意念」なるわかりやすい悪役設定が出てきたりとかなりマイルドに改変されている。 逆に言うと、原作は可愛い絵柄に反し血生臭い展開も多く、&bold(){案外闇が深い}。ある意味いがらしの真骨頂ともいえるが。 ちなみにまん丸たちを山を降りたところにいる人間たちが見ると&bold(){リアル調の服や道具を装備した動物そのもの}に見えるという。 じいやさんたちは忍者の末裔だからか違いが分かる模様。 だがその年代のガンガン作品の宿命で、いわゆるお家騒動に巻き込まれる形で打ち切り。 そのため、最終11巻はページの半分以上がおまけ漫画な上部数もチョー少ない。 2017年に新装版全11巻(ぶんか社 電子書籍化)が発売されたため、今から見る人はそっちを買おう。 余談だが、作者の出身地の図書館にはガンガンコミックス版が全巻揃っているという(図書館の公式データベースより)。     **○あらすじ 「動物の忍者」たちが伊賀・甲賀・念雅の三流派に分かれていがみ合っている不思議な山。 その辺一帯の地主である「じいやさん」が、念雅流に新しい者・ペンギンのデイジーを連れてきた。 ネンガはデイジーを忍者&bold(){「まん丸」}として迎え入れるが、じいやの目的はまん丸を利用して三流派の争いを止めること、いわば山のアイドルに仕立て上げることだった…。 じいやの思いとは裏腹に、念雅流の呪いのアイテム&bold(){「天容の笛」}をめぐった争いが激しさを増していく。 だがそんな中、ネンガの弟&bold(){ギオ}が率いる謎の軍団「羅門衆」によって笛は奪われてしまう。 ギオを倒し、笛を取り戻すためまん丸たちの過酷な(?)旅が始まった…。 【アニメ版】 旅編が大幅に端折られ、白ウサさんのおかげでギオの動きは封じられる。 一端は笛を取り戻して帰ってきた一同だが、いつ羅門衆が襲ってくるか分からない状況になる。 いがみ合っていた三流派は笛を守るために協力しあうことになり、共同修行場兼遊び場を建設する。 だがまん丸とじいやさんの趣味が色濃く出たその修行場はものすごいカオス空間になってしまい、ダメ押しでネンガが&bold(){「パオパオランド」}と名付けてしまう。 以後はパオパオランドを舞台に羅門衆との戦いや山の中での騒動が描かれる。 **○キャラクター ◇念雅 ・まん丸 CV:[[池澤春菜]] 「ボクって本当に運がいい!」  ● ●   е 主人公。ペンギン。 じいやさんが動物園から連れてきた。 素直で純粋だが常識はずれで、年上からはとにかく可愛がられる。 ドジばかりだが、やるときはやる根性の持ち主。 念雅の中では特別な才能である&bold(){「動極念」}の持ち主で潜在能力が桁外れに高いが、中盤までは困ったor怒ったときにしか力を発揮できなかった。 旅の途中で折り紙で折った物を本物に出来る&bold(){『おりがみの術』}を修得する。 旅編終了以降は現神の術も安定して使えるようになり、&bold(){空気を固める}というチート技をポンポン出せるようになる。 好物はイワシ。   【おりがみの術】 &bold(){「本物に…なあれ!」} 中盤以降のまん丸の代名詞。折り紙で作ったものを本物に変える。 ただし大きさは変えられない上、食物を作ったら食べられはするが味は&bold(){「紙っぽい」}変な味になる。どんな味なんだ。 その気になれば[[生命体を創り出す>ゴールド・エクスペリエンス(ジョジョの奇妙な冒険)]]ことも可能で、 最終回近くになると「病原菌を食べるかわいいちゃん」「爆弾を食べるバクバクくん」という架空の生き物まで創り出すなど&bold(){何気にチートな}能力へと進化した。 (読者投稿のキャラを出すための都合とか言わない) 【現神の術】 念雅流最大の奥義。 文字通り神のように何でも創り出しすというチート技。 まん丸は主に空気や水を操って身を守る。 極めれば命を生み出すことすらできる。 ・タヌ太郎 CV:[[山口勝平]] まん丸の兄弟子。タヌキ。 口は悪いがお人好しで、ツッコミ担当。 使う忍法はどれも役に立つ物ではない。 どんな物でもご飯にかけて食べると何か分かる。 あと料理が上手い。 ・ツネ次郎 CV:[[関智一]] まん丸の兄弟子。キツネ。 しっかり者で皆のまとめ役。 意外と病弱であり、突き指になりやすい。 また、極度の閉所恐怖症。 毎回タヌ太郎が使う忍法の実験台になる。 ・ネンガ様 CV:[[小杉十郎太]] 七代目念雅流当主。クマ。 作中でも1、2位を争う実力者。 ブランコや砂遊び等、趣味は子供っぽい。 ご褒美にお菓子をくれる。 ネンガ山の住人は彼に名前を付けられるのだが、その由来は「分かりやすいから」。   ・ネンネン 意志を持った粘土。不死身。 自由自在に変身する。 命名者は真美子。 粘心が切り落とした体の一部が動き出したもので、当初は本能的に粘心のもとに帰ろうとしていた。 そこで、その跡を辿っていけば羅門衆のアジトが分かるかもしれないということでまん丸たちの旅が始まった。 当初は移動速度が遅い上に道案内がいい加減なため鬱陶しがられていたが、ギオが作った生き物の存在を感知したり、不死身の体を生かして戦闘を助けたりと次第に役に立つようになった。 タヌ太郎さんの枕にされたり、まん丸の「合体動物ごっこ」に付き合わされたりとクッソ雑な扱いを受けながらも、一応友情っぽいものを深めていく。 ・じいやさん CV:チョー まん丸達が住む念雅山を含む山全部の持ち主。 まん丸を溺愛している。 遊びに来る度に意味不明な発明品を持ってくる。 ・真美子 CV:内川藍維 じいやさんの孫娘。 タヌ太郎の想い人だが、あまり登場しない。 ・紫狼沙(白ウサさん) CV:中原茂 クールな忍者。オオカミ。 ネンガ様の親友にしてライバル。 基本的においしいポジションをとる。 #openclose(show=ネタバレ){その正体は「先代のネンガ」の息子。 死んだも同然の姿で生き永らえている父親を死なせるため、笛を破壊しようとしていた。 } ・乱子 CV:かないみか 自称・紫狼沙の一番弟子。ウサギ。 紫狼沙に惚れている。 足が大きいのがコンプレックス。 アニメオリジナルキャラだったが、後に原作に逆輸入される。 ◇念雅流・予備忍 念雅流の補欠。 ネンガ様が開催する「昇忍試験」に合格することで正式な忍者へ昇格できる((不合格だと残念賞としてボールペンがもらえる。))。 当時の読者が応募したオリジナルキャラクターを元に製作された。 ・トリ郎 CV:小桜エツ子 とろまぬけ軍団&footnote(アニメではドベ軍団という名前になっている。おそらくPTAからの風当たりを避けるためだと思われる。)の一員。トリ。 男っぽい名前だが、れっきとした女の子。 術を使う度に遠くに飛んでいく。 ・モン郎 CV:長沢直美 とろまぬけ軍団の一員。モグラ。 情報通で、珍しい物と引き替えに情報を提供する。 自分という物を持っていない。 いつもへらへらしている   ・亥助 CV:巻島直樹 とろまぬけ軍団の一員。イノシシ。 いつも縄で縛られている。 「俺は世界を見てきた」 ・変郎 恐らくこの漫画随一の謎の動物 カエルの着ぐるみを被っているが、ハリボテ ◇伊賀 犬の忍者軍団。 ・黒龍斎 伊賀の頭領。前半の主な敵。 当初は好好爺を気取っていたが、その本性は残虐でキレると手が付けられない。 白ウサさんの余計な発言のせいで「狂犬病の発作」が再発し、サイコでクレイジーな面が表に出始める。 吹けないと分かっていたネンガに渡される形で笛を手に入れ、忍者の頂点に立ったことを宣言するが、白老に息子を人質に取られ笛を要求される。 その受け渡し現場に念雅流メンバーも乱入してきたことでついに怒りが頂点に達し、その場で天容の笛を吹く。 その結果笛の呪いで天に落ちるが、まん丸が水をロープにして高く伸ばしたことで一命を取り留める(ただしロープは微妙に届いてなかった)。 &bold(){「も、もうちょっと長く伸ばさんかい…。」「ご、ごめん。」} その後は体に重石をつけた生活を強いられ、もう一度笛を吹いて元通りになるため再び念雅に攻撃を仕掛ける。 (アニメ版ではまん丸のおかげでもう一度だけ笛を吹き元に戻れたが、原作では吹かせてもらえるはずだった笛を羅門衆に奪われうやむやになった) ・ドタ八 伊賀の遠目役(スパイ)。 ド派手な炎の術や幻術を使いこなすが、基本的に逃げるための目くらましにしか使わない。 本人は、情報を持ち帰るのが仕事だから合理的な判断なのだと言い張る。 かつては人に飼われていて、いまでも「お手」と言われるとつい手を出してしまう。それに加え、都合が悪くなると聞き取れないレベルの津軽弁&bold(){(ハードコアズーズー弁)}になる。 初期は逃げたフリをして足を切断するトラップや毒物を普通に仕掛けるなどかなりの危険人物だったが、末期には自分の技で手をヤケドするなどすっかり丸くなってしまっている。 ・はえずり太郎 伊賀が制作した謎の生物兵器。一応スパイ用だが特に害はない。 &bold(){つがいでいるとすぐに子供を作る。}  ◇甲賀 猿の忍者軍団。 ・白老 甲賀の頭領。 趣味はしょうもない小噺。 黒龍斎にかつて息子を殺され、文字通り犬猿の仲になる。 最初はまん丸の潜在能力を恐れ&bold(){毒入りのビスケット}で始末しようとするが、ビスケットをドタ八に食われ失敗。 しかも犯行の証拠をうっかりじいやの留守電に残してしまい、かなりややこしい事態を呼んだ。 伊賀と同じく天容の笛を狙うが、黒龍斎と違って笛自体には興味がなく、伊賀に対する復讐心だけで動いている。 そのため(?)、旅編が始まるころにはまん丸の可愛さにすっかり絆され、笛を奪うことを望まなくなる。 笛を壊すための刺客を送り込んでくるようになったのですることは変わっていないが、まん丸は巻き込まないよう毎回厳命する。 ・ガン吉 甲賀の遠目役。 卑怯な手で相手を陥れることにプライドを持つ性格の悪いサル。 だが自分のトラップでたびたび死にかけたりと、ドタ八より先にボケキャラ化する。 ◇羅門衆 ギオが笛を奪うために作った戦闘集団。 その構成員はすべて、ギオが岩や粘土から生み出した人工生物である。   ・ギオ 羅門衆の頭領で本作のラスボス。ネンガの弟。 優れた現神の術の使い手で、羅門衆を一人で作っただけでなく、追っ手をからかうためだけに戯れに生物を創って捨ててきた。 (のちにまん丸が主人公っぽくそのことを糾弾している。まん丸も&bold(){結構ノリで変な生物を創っている}ことは言っちゃダメ) まん丸ではなく&bold(){兄との一騎打ちで(アニメ版ではみんなの力を借りたまん丸の渾身の攻撃を受けて)}倒されるというまさかの結末を迎えた。 #openclose(show=過去とその末路){かつて後継者の座を巡ってネンガと戦い、勝利した。 だがネンガはギオと本気で戦っていなかった上に、あらかじめギオを後継者にするよう頼み込んでいた。 その結果、二人同時に後継者の印が刻まれてしまうが、プライドを傷つけられたギオは山を出た。 ネンガに追い詰められたギオは、まん丸から天容の笛を奪い吹き鳴らす。 その結果、笛に見限られたギオは後継者の印を消され、天に落ちていった。 黒龍斎の時とは違い、もう彼を助ける者はいなかった…。 アニメ版では兄への対抗心から、&bold(){念雅流の禁忌の力「暗黒意念」}に手を出したという設定。 最後はまん丸による&bold(){&color(#FFE921){元気玉的な}合体手印念}を受けて完全に敗退、代わりに笛が天に落ちていった。 } ・粘心 「だからこの細菌兵器…サルモネ&bold(){ル}菌と言うんだ」 ギオの腹心。 グレイみたいな見た目の小男。 他の羅門衆に違わず全身が粘土でできており、斬られようが焼かれようが死ぬことはない。 初登場時、白ウサさんに殺されたフリをして天容の笛を偽物にすり替えるというファインプレーで笛を奪った。 だがその際に切り落とした自分の腕がネンネンになり、結果的にまん丸達をアジトに誘き寄せてしまっている。 当初は敵のナンバー2的な感じだったが、徐々にボケキャラ化が進行する。 それでも、笛を奪還されて以降は山に刺客を送り込んだり細菌兵器をばら撒いたりと奮闘するがことごとく失敗。 ラストチャンスで自ら山の地下に潜み襲撃するが、成長していたまん丸達の前に完敗。 最後は空気を固められて面白い顔で&bold(){永久封印}されるという顛末を迎えた。 アニメ版ではすったもんだの末にまん丸に敗れた挙句、ギオの巻き添えを受ける形で酷い末路をたどった。 **【用語】 ・天容の笛 本作のキーアイテム。 船の舵のような形をした丸い笛。 念雅流の忍者が代々守っている。 手にした者はすべての忍者の頂点に立てると言われているが…。 #openclose(show=その驚愕の正体…){その実態は、&bold(){ガンガン史上でも類を見ないレベルの呪いのアイテム}である。 まず笛が吹かれると、&bold(){あらゆるモノが天に落ちていく}。 あらゆるモノとは文字通りあらゆるモノで、山も海も人も獣も、すべての重力が逆転して空へ吹き飛んでいくのである。 助かるのは笛を吹いた本人のみである。 ただし、笛を吹けるのは笛が認めた&bold(){「念雅流の正統な後継者」}だけで、 それに値しない者が勝手に吹くと&bold(){吹いた者が天に落ちる}。 念雅の後継者はこの笛を守り続ける運命にあり、&bold(){後継者の座を誰かに明け渡すまでは笛から力を与えられ不老不死になる。} しかし&bold(){笛のそばを離れれば抑えられていた老化が一気に進み、死んだも同然の姿に変わってしまう。} だがその状態になっても、&bold(){笛が現存する限り死ぬことはできない。} また後継者の座を明け渡した後の先代のネンガも、「死んだも同然の姿」のまま生き続けることとなる。 アニメ版では不老不死の設定は排除されている。 まん丸は天容の笛が念雅の後継者を選ぶ理由を&bold(){「みんな(世界)を守るため」}だと解釈している。} ・意念 念雅流忍者が忍法を出すときに使う精神エネルギー。 ネンガ様曰く、厳密には念雅流の技は「意念の法」なので&bold(){「念法」}と呼ぶのが正しいらしいのだが、ぶっちゃけ誰も呼ばない。 その修行方法は特殊な呼吸法を延々とやり続けるなど、あまりニンジャっぽくない地味なもので、タヌ太郎さん曰く「レントゲンみたいな奴」。 額にある「印堂」にその源があるとされ、呼吸によってそれを丹田(ヘソの下3cmくらいの場所)に移動させて練り上げる。 ・手印念 念雅流の基本的な技。 丹田に集中させた意念を、手を組んで作った「手印」から発射する。 ネンガ様クラスのものは&bold(){「意念砲」}と呼ばれるほど強力で、爆風で山を削ってしまったりとすさまじい威力を発揮するが、 精神を集中できないと液体やウ●コみたいなわけのわからん物体が出てくる。 ・合体手印念 &bold(){「合体手印念・意念スーパーボム!!」} 2人以上で同時に手印念を出す。 まん丸達は当初単独で手印念を使うことができなかったが、何故か3人で撃つ&bold(){「トリプル合体手印念」}だけは撃つことができ、初期の必殺技になっていた。 ・雲球 念雅流の唯一の武器。原作とアニメで微妙に違うがどっちも紫色のガラス玉。 原作…ビー玉サイズ。ネンガ様が大量に持っており、必要に応じて渡す。 アニメ…手のひらサイズ。入門したときに一人一個だけ渡される。 意念を込めることでなんにでも姿を変える不思議アイテム。 姿を変えずに単に発射することも可能で、本気を出すと敵の体を貫通する。 なお、唯一の武器とされるが、念雅流は全員刀も持っている。しかし大体雑用の道具としてしか使っていない。手裏剣の練習も最初期だけしていたが、実戦では使っていない。 ・印堂帯 まん丸立ちが付けているヘアバンド。正式な念雅流忍者の証。 印堂を常に圧迫し、着けているだけで意念を鍛え増幅させる。 まん丸たちはこれを着けていないと意念を扱うことはできず(イヤボーンすらできない)ほぼ無力になる。 OP『ボクってまんまる』唄:[[安達祐実]] 忍ペン ペンギン まん丸 変な忍者 まん丸 どこまでも 旅は続く ED『輝ける星』唄:[[小松未歩]] いつも交わしてきた この先もずっといたいな 答えはいつもいっしょ あの星をくれたらね ♪追記 修正 項目 変な冥殿 天然 wikiごもりってほんとに編集が好き #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,6) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ウンタカタ♪ウンタカタ♪ -- 名無しさん (2014-04-27 20:42:51) - 原作とアニメでは展開も結末も270゜くらい異なる。そしてどっちも楽しめるという良作 -- 名無しさん (2014-05-16 14:22:53) - 可愛い、ネンガさまの名前センスに間違いは無かった。アニメから逆輸入されたウサギの女の子がかわいかった。 -- 名無しさん (2014-05-16 17:05:44) - 折り紙の術と現神の術って違うの? -- 名無しさん (2014-08-30 03:28:29) - 今思えば「おりがみの術」ってなかなかのチート能力 -- 名無しさん (2016-04-17 08:11:23) - 個人的に隠れた名作だと思う -- 名無しさん (2016-06-18 15:00:53) - 中盤以降の一連の騒動はネンガが先代に余計な頼みごとしたのがそもそもの元凶 -- 名無しさん (2016-06-18 15:14:00) - 主人公の師匠がラストにラスボスと一騎打ちする少年漫画じゃ珍しい漫画 -- 名無しさん (2016-06-18 18:01:36) - 中盤に出て来たリアルなネンガ様にすごく噴いた。人間から見たらどう見えるか。 -- 名無しさん (2016-06-18 18:10:44) - 動物が主役というのはぼのぼのとほぼ同じなんだけど、こっちでは人間キャラや純粋な悪役キャラが登場するっていう違いがあるんだよな -- 名無しさん (2016-07-02 20:11:06) - ネンガ様の遊びが子供っぽいのは、忍者修行が厳しくて遊びを知らないため。弟子を遊ばせているのはその辺もあるかもしれない -- 名無しさん (2016-07-24 18:32:01) - DVDボックス発売してほしい良作 -- 名無しさん (2016-09-29 22:33:02) - まん丸に不埒な思いを抱くオスの動物がいた気がする -- 名無しさん (2021-11-06 13:06:31) - モン郎「お前達…(結構な間が開く)→…何かくれる?」→聞いてた全員ズッコケ アニメの最終回でこのシーンがかなり笑えた -- 名無しさん (2023-04-02 16:07:07) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/07/11 Mon 09:26:11 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- かつて少年ガンガンにて連載されていたギャグ漫画。 作者は『ぼのぼの』でお馴染みで、本作後『かむろば村へ』・共作作品の『羊の木』が実写映画化されたいがらしみきお。 基本的に、明るいギャグ漫画。 比較的対象年齢が高めのガンガン作品では異色な存在で、作者の連載歴(『ぼのぼの』等殆どの作品が一般・青年雑誌連載作)から見ても珍しい「子供向け」作品((あとはプレコミックブンブン掲載の「ペケペケペケル」くらいしかない))。 シリアスな場面でもギャグを混ぜ、見る人を飽きさせない。 ガンガン作品で初めて[[小学館漫画賞]]を受賞。 また、アニメ化やゲーム化もされた人気作品。 1990年代のガンガンを支えた作品の1つと言っても過言ではないだろう。 アニメ版は[[ドラえもん>ドラえもん(作品)]]や[[クレヨンしんちゃん]]などでおなじみの[[シンエイ動画]]が制作。バラエティ番組のようにテロップが入るなど、かなり独特な演出が特徴。 なお、97年の作品だが、随所にCGが取り入れられている。何気に国産のテレビアニメとして、CGを本格的に導入した最初期の作品だったりする。%%ガン吉のキノコとかネンネンの変形とかぶっちゃけどうでもよさそうな箇所にばかり使われている印象だが…%% 「バカ」を&bold(){「ドベ」}に差し替えたり、原作では描かれなかった三流派の共闘が描かれたり、「暗黒意念」なるわかりやすい悪役設定が出てきたりとかなりマイルドに改変されている。 逆に言うと、原作は可愛い絵柄に反し血生臭い展開も多く、&bold(){案外闇が深い}。ある意味いがらしの真骨頂ともいえるが。 ちなみにまん丸たちを山を降りたところにいる人間たちが見ると&bold(){リアル調の服や道具を装備した動物そのもの}に見えるという。 じいやさんたちは忍者の末裔だからか違いが分かる模様。 だがその年代のガンガン作品の宿命で、いわゆるお家騒動に巻き込まれる形で打ち切り。 そのため、最終11巻はページの半分以上がおまけ漫画な上部数もチョー少ない。 2017年に新装版全11巻(ぶんか社 電子書籍化)が発売されたため、今から見る人はそっちを買おう。 余談だが、作者の出身地の図書館にはガンガンコミックス版が全巻揃っているという(図書館の公式データベースより)。     **○あらすじ 「動物の忍者」たちが伊賀・甲賀・念雅の三流派に分かれていがみ合っている不思議な山。 その辺一帯の地主である「じいやさん」が、念雅流に新しい者・ペンギンのデイジーを連れてきた。 ネンガはデイジーを忍者&bold(){「まん丸」}として迎え入れるが、じいやの目的はまん丸を利用して三流派の争いを止めること、いわば山のアイドルに仕立て上げることだった…。 じいやの思いとは裏腹に、念雅流の呪いのアイテム&bold(){「天容の笛」}をめぐった争いが激しさを増していく。 だがそんな中、ネンガの弟&bold(){ギオ}が率いる謎の軍団「羅門衆」によって笛は奪われてしまう。 ギオを倒し、笛を取り戻すためまん丸たちの過酷な(?)旅が始まった…。 【アニメ版】 旅編が大幅に端折られ、白ウサさんのおかげでギオの動きは封じられる。 一端は笛を取り戻して帰ってきた一同だが、いつ羅門衆が襲ってくるか分からない状況になる。 いがみ合っていた三流派は笛を守るために協力しあうことになり、共同修行場兼遊び場を建設する。 だがまん丸とじいやさんの趣味が色濃く出たその修行場はものすごいカオス空間になってしまい、ダメ押しでネンガが&bold(){「パオパオランド」}と名付けてしまう。 以後はパオパオランドを舞台に羅門衆との戦いや山の中での騒動が描かれる。 **○キャラクター ◇念雅 ・まん丸 CV:[[池澤春菜]] 「ボクって本当に運がいい!」  ● ●   е 主人公。ペンギン。 じいやさんが動物園から連れてきた。 素直で純粋だが常識はずれで、年上からはとにかく可愛がられる。 ドジばかりだが、やるときはやる根性の持ち主。 念雅の中では特別な才能である&bold(){「動極念」}の持ち主で潜在能力が桁外れに高いが、中盤までは困ったor怒ったときにしか力を発揮できなかった。 旅の途中で折り紙で折った物を本物に出来る&bold(){『おりがみの術』}を修得する。 旅編終了以降は現神の術も安定して使えるようになり、&bold(){空気を固める}というチート技をポンポン出せるようになる。 好物はイワシ。   【おりがみの術】 &bold(){「本物に…なあれ!」} 中盤以降のまん丸の代名詞。折り紙で作ったものを本物に変える。 ただし大きさは変えられない上、食物を作ったら食べられはするが味は&bold(){「紙っぽい」}変な味になる。どんな味なんだ。 その気になれば[[生命体を創り出す>ゴールド・エクスペリエンス(ジョジョの奇妙な冒険)]]ことも可能で、 最終回近くになると「病原菌を食べるかわいいちゃん」「爆弾を食べるバクバクくん」という架空の生き物まで創り出すなど&bold(){何気にチートな}能力へと進化した。 (読者投稿のキャラを出すための都合とか言わない) 【現神の術】 念雅流最大の奥義。 文字通り神のように何でも創り出しすというチート技。 まん丸は主に空気や水を操って身を守る。 極めれば命を生み出すことすらできる。 ・タヌ太郎 CV:[[山口勝平]] まん丸の兄弟子。タヌキ。 口は悪いがお人好しで、ツッコミ担当。 使う忍法はどれも役に立つ物ではない。 どんな物でもご飯にかけて食べると何か分かる。 あと料理が上手い。 ・ツネ次郎 CV:[[関智一]] まん丸の兄弟子。キツネ。 しっかり者で皆のまとめ役。 意外と病弱であり、突き指になりやすい。 また、極度の閉所恐怖症。 毎回タヌ太郎が使う忍法の実験台になる。 ・ネンガ様 CV:[[小杉十郎太]] 七代目念雅流当主。クマ。 作中でも1、2位を争う実力者。 ブランコや砂遊び等、趣味は子供っぽい。 ご褒美にお菓子をくれる。 ネンガ山の住人は彼に名前を付けられるのだが、その由来は「分かりやすいから」。   ・ネンネン 意志を持った粘土。不死身。 自由自在に変身する。 命名者は真美子。 粘心が切り落とした体の一部が動き出したもので、当初は本能的に粘心のもとに帰ろうとしていた。 そこで、その跡を辿っていけば羅門衆のアジトが分かるかもしれないということでまん丸たちの旅が始まった。 当初は移動速度が遅い上に道案内がいい加減なため鬱陶しがられていたが、ギオが作った生き物の存在を感知したり、不死身の体を生かして戦闘を助けたりと次第に役に立つようになった。 タヌ太郎さんの枕にされたり、まん丸の「合体動物ごっこ」に付き合わされたりとクッソ雑な扱いを受けながらも、一応友情っぽいものを深めていく。 ・じいやさん CV:チョー まん丸達が住む念雅山を含む山全部の持ち主。 まん丸を溺愛している。 遊びに来る度に意味不明な発明品を持ってくる。 ・真美子 CV:内川藍維 じいやさんの孫娘。 タヌ太郎の想い人だが、あまり登場しない。 ・紫狼沙(白ウサさん) CV:中原茂 クールな忍者。オオカミ。 ネンガ様の親友にしてライバル。 基本的においしいポジションをとる。 #openclose(show=ネタバレ){その正体は「先代のネンガ」の息子。 死んだも同然の姿で生き永らえている父親を死なせるため、笛を破壊しようとしていた。 } ・乱子 CV:かないみか 自称・紫狼沙の一番弟子。ウサギ。 紫狼沙に惚れている。 足が大きいのがコンプレックス。 アニメオリジナルキャラだったが、後に原作に逆輸入される。 ◇念雅流・予備忍 念雅流の補欠。 ネンガ様が開催する「昇忍試験」に合格することで正式な忍者へ昇格できる((不合格だと残念賞としてボールペンがもらえる。))。 当時の読者が応募したオリジナルキャラクターを元に製作された。 ・トリ郎 CV:小桜エツ子 とろまぬけ軍団&footnote(アニメではドベ軍団という名前になっている。おそらくPTAからの風当たりを避けるためだと思われる。)の一員。トリ。 男っぽい名前だが、れっきとした女の子。 術を使う度に遠くに飛んでいく。 ・モン郎 CV:長沢直美 とろまぬけ軍団の一員。モグラ。 情報通で、珍しい物と引き替えに情報を提供する。 自分という物を持っていない。 いつもへらへらしている   ・亥助 CV:巻島直樹 とろまぬけ軍団の一員。イノシシ。 いつも縄で縛られている。 「俺は世界を見てきた」 ・変郎 恐らくこの漫画随一の謎の動物 カエルの着ぐるみを被っているが、ハリボテ ◇伊賀 犬の忍者軍団。 ・黒龍斎 伊賀の頭領。前半の主な敵。 当初は好好爺を気取っていたが、その本性は残虐でキレると手が付けられない。 白ウサさんの余計な発言のせいで「狂犬病の発作」が再発し、サイコでクレイジーな面が表に出始める。 吹けないと分かっていたネンガに渡される形で笛を手に入れ、忍者の頂点に立ったことを宣言するが、白老に息子を人質に取られ笛を要求される。 その受け渡し現場に念雅流メンバーも乱入してきたことでついに怒りが頂点に達し、その場で天容の笛を吹く。 その結果笛の呪いで天に落ちるが、まん丸が水をロープにして高く伸ばしたことで一命を取り留める(ただしロープは微妙に届いてなかった)。 &bold(){「も、もうちょっと長く伸ばさんかい…。」「ご、ごめん。」} その後は体に重石をつけた生活を強いられ、もう一度笛を吹いて元通りになるため再び念雅に攻撃を仕掛ける。 (アニメ版ではまん丸のおかげでもう一度だけ笛を吹き元に戻れたが、原作では吹かせてもらえるはずだった笛を羅門衆に奪われうやむやになった) ・ドタ八 伊賀の遠目役(スパイ)。 ド派手な炎の術や幻術を使いこなすが、基本的に逃げるための目くらましにしか使わない。 本人は、情報を持ち帰るのが仕事だから合理的な判断なのだと言い張る。 かつては人に飼われていて、いまでも「お手」と言われるとつい手を出してしまう。それに加え、都合が悪くなると聞き取れないレベルの津軽弁&bold(){(ハードコアズーズー弁)}になる。 初期は逃げたフリをして足を切断するトラップや毒物を普通に仕掛けるなどかなりの危険人物だったが、末期には自分の技で手をヤケドするなどすっかり丸くなってしまっている。 ・はえずり太郎 伊賀が制作した謎の生物兵器。一応スパイ用だが特に害はない。 &bold(){つがいでいるとすぐに子供を作る。}  ◇甲賀 猿の忍者軍団。 ・白老 甲賀の頭領。 趣味はしょうもない小噺。 黒龍斎にかつて息子を殺され、文字通り犬猿の仲になる。 最初はまん丸の潜在能力を恐れ&bold(){毒入りのビスケット}で始末しようとするが、ビスケットをドタ八に食われ失敗。 しかも犯行の証拠をうっかりじいやの留守電に残してしまい、かなりややこしい事態を呼んだ。 伊賀と同じく天容の笛を狙うが、黒龍斎と違って笛自体には興味がなく、伊賀に対する復讐心だけで動いている。 そのため(?)、旅編が始まるころにはまん丸の可愛さにすっかり絆され、笛を奪うことを望まなくなる。 笛を壊すための刺客を送り込んでくるようになったのですることは変わっていないが、まん丸は巻き込まないよう毎回厳命する。 ・ガン吉 甲賀の遠目役。 卑怯な手で相手を陥れることにプライドを持つ性格の悪いサル。 だが自分のトラップでたびたび死にかけたりと、ドタ八より先にボケキャラ化する。 ◇羅門衆 ギオが笛を奪うために作った戦闘集団。 その構成員はすべて、ギオが岩や粘土から生み出した人工生物である。   ・ギオ 羅門衆の頭領で本作のラスボス。ネンガの弟。 優れた現神の術の使い手で、羅門衆を一人で作っただけでなく、追っ手をからかうためだけに戯れに生物を創って捨ててきた。 (のちにまん丸が主人公っぽくそのことを糾弾している。まん丸も&bold(){結構ノリで変な生物を創っている}ことは言っちゃダメ) まん丸ではなく&bold(){兄との一騎打ちで(アニメ版ではみんなの力を借りたまん丸の渾身の攻撃を受けて)}倒されるというまさかの結末を迎えた。 #openclose(show=過去とその末路){かつて後継者の座を巡ってネンガと戦い、勝利した。 だがネンガはギオと本気で戦っていなかった上に、あらかじめギオを後継者にするよう頼み込んでいた。 その結果、二人同時に後継者の印が刻まれてしまうが、プライドを傷つけられたギオは山を出た。 ネンガに追い詰められたギオは、まん丸から天容の笛を奪い吹き鳴らす。 その結果、笛に見限られたギオは後継者の印を消され、天に落ちていった。 黒龍斎の時とは違い、もう彼を助ける者はいなかった…。 アニメ版では兄への対抗心から、&bold(){念雅流の禁忌の力「暗黒意念」}に手を出したという設定。 最後はまん丸による&bold(){&color(#FFE921){元気玉的な}合体手印念}を受けて完全に敗退、代わりに笛が天に落ちていった。 } ・粘心 「だからこの細菌兵器…サルモネ&bold(){ル}菌と言うんだ」 ギオの腹心。 グレイみたいな見た目の小男。 他の羅門衆に違わず全身が粘土でできており、斬られようが焼かれようが死ぬことはない。 初登場時、白ウサさんに殺されたフリをして天容の笛を偽物にすり替えるというファインプレーで笛を奪った。 だがその際に切り落とした自分の腕がネンネンになり、結果的にまん丸達をアジトに誘き寄せてしまっている。 当初は敵のナンバー2的な感じだったが、徐々にボケキャラ化が進行する。 それでも、笛を奪還されて以降は山に刺客を送り込んだり細菌兵器をばら撒いたりと奮闘するがことごとく失敗。 ラストチャンスで自ら山の地下に潜み襲撃するが、成長していたまん丸達の前に完敗。 最後は空気を固められて面白い顔で&bold(){永久封印}されるという顛末を迎えた。 アニメ版ではすったもんだの末にまん丸に敗れた挙句、ギオの巻き添えを受ける形で酷い末路をたどった。 **【用語】 ・天容の笛 本作のキーアイテム。 船の舵のような形をした丸い笛。 念雅流の忍者が代々守っている。 手にした者はすべての忍者の頂点に立てると言われているが…。 #openclose(show=その驚愕の正体…){その実態は、&bold(){ガンガン史上でも類を見ないレベルの呪いのアイテム}である。 まず笛が吹かれると、&bold(){あらゆるモノが天に落ちていく}。 あらゆるモノとは文字通りあらゆるモノで、山も海も人も獣も、すべての重力が逆転して空へ吹き飛んでいくのである。 助かるのは笛を吹いた本人のみである。 ただし、笛を吹けるのは笛が認めた&bold(){「念雅流の正統な後継者」}だけで、 それに値しない者が勝手に吹くと&bold(){吹いた者が天に落ちる}。 念雅の後継者はこの笛を守り続ける運命にあり、&bold(){後継者の座を誰かに明け渡すまでは笛から力を与えられ不老不死になる。} しかし&bold(){笛のそばを離れれば抑えられていた老化が一気に進み、死んだも同然の姿に変わってしまう。} だがその状態になっても、&bold(){笛が現存する限り死ぬことはできない。} また後継者の座を明け渡した後の先代のネンガも、「死んだも同然の姿」のまま生き続けることとなる。 アニメ版では不老不死の設定は排除されている。 まん丸は天容の笛が念雅の後継者を選ぶ理由を&bold(){「みんな(世界)を守るため」}だと解釈している。} ・意念 念雅流忍者が忍法を出すときに使う精神エネルギー。 ネンガ様曰く、厳密には念雅流の技は「意念の法」なので&bold(){「念法」}と呼ぶのが正しいらしいのだが、ぶっちゃけ誰も呼ばない。 その修行方法は特殊な呼吸法を延々とやり続けるなど、あまりニンジャっぽくない地味なもので、タヌ太郎さん曰く「レントゲンみたいな奴」。 額にある「印堂」にその源があるとされ、呼吸によってそれを丹田(ヘソの下3cmくらいの場所)に移動させて練り上げる。 ・手印念 念雅流の基本的な技。 丹田に集中させた意念を、手を組んで作った「手印」から発射する。 ネンガ様クラスのものは&bold(){「意念砲」}と呼ばれるほど強力で、爆風で山を削ってしまったりとすさまじい威力を発揮するが、 精神を集中できないと液体やウ●コみたいなわけのわからん物体が出てくる。 ・合体手印念 &bold(){「合体手印念・意念スーパーボム!!」} 2人以上で同時に手印念を出す。 まん丸達は当初単独で手印念を使うことができなかったが、何故か3人で撃つ&bold(){「トリプル合体手印念」}だけは撃つことができ、初期の必殺技になっていた。 ・雲球 念雅流の唯一の武器。原作とアニメで微妙に違うがどっちも紫色のガラス玉。 原作…ビー玉サイズ。ネンガ様が大量に持っており、必要に応じて渡す。 アニメ…手のひらサイズ。入門したときに一人一個だけ渡される。 意念を込めることでなんにでも姿を変える不思議アイテム。 姿を変えずに単に発射することも可能で、本気を出すと敵の体を貫通する。 なお、唯一の武器とされるが、念雅流は全員刀も持っている。しかし大体雑用の道具としてしか使っていない。手裏剣の練習も最初期だけしていたが、実戦では使っていない。 ・印堂帯 まん丸立ちが付けているヘアバンド。正式な念雅流忍者の証。 印堂を常に圧迫し、着けているだけで意念を鍛え増幅させる。 まん丸たちはこれを着けていないと意念を扱うことはできず(イヤボーンすらできない)ほぼ無力になる。 OP『ボクってまんまる』唄:[[安達祐実]] 忍ペン ペンギン まん丸 変な忍者 まん丸 どこまでも 旅は続く ED『輝ける星』唄:[[小松未歩]] いつも交わしてきた この先もずっといたいな 答えはいつもいっしょ あの星をくれたらね ♪追記 修正 項目 変な冥殿 天然 wikiごもりってほんとに編集が好き #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,6) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ウンタカタ♪ウンタカタ♪ -- 名無しさん (2014-04-27 20:42:51) - 原作とアニメでは展開も結末も270゜くらい異なる。そしてどっちも楽しめるという良作 -- 名無しさん (2014-05-16 14:22:53) - 可愛い、ネンガさまの名前センスに間違いは無かった。アニメから逆輸入されたウサギの女の子がかわいかった。 -- 名無しさん (2014-05-16 17:05:44) - 折り紙の術と現神の術って違うの? -- 名無しさん (2014-08-30 03:28:29) - 今思えば「おりがみの術」ってなかなかのチート能力 -- 名無しさん (2016-04-17 08:11:23) - 個人的に隠れた名作だと思う -- 名無しさん (2016-06-18 15:00:53) - 中盤以降の一連の騒動はネンガが先代に余計な頼みごとしたのがそもそもの元凶 -- 名無しさん (2016-06-18 15:14:00) - 主人公の師匠がラストにラスボスと一騎打ちする少年漫画じゃ珍しい漫画 -- 名無しさん (2016-06-18 18:01:36) - 中盤に出て来たリアルなネンガ様にすごく噴いた。人間から見たらどう見えるか。 -- 名無しさん (2016-06-18 18:10:44) - 動物が主役というのはぼのぼのとほぼ同じなんだけど、こっちでは人間キャラや純粋な悪役キャラが登場するっていう違いがあるんだよな -- 名無しさん (2016-07-02 20:11:06) - ネンガ様の遊びが子供っぽいのは、忍者修行が厳しくて遊びを知らないため。弟子を遊ばせているのはその辺もあるかもしれない -- 名無しさん (2016-07-24 18:32:01) - DVDボックス発売してほしい良作 -- 名無しさん (2016-09-29 22:33:02) - まん丸に不埒な思いを抱くオスの動物がいた気がする -- 名無しさん (2021-11-06 13:06:31) - モン郎「お前達…(結構な間が開く)→…何かくれる?」→聞いてた全員ズッコケ アニメの最終回でこのシーンがかなり笑えた -- 名無しさん (2023-04-02 16:07:07) - たぬ太郎「ギオ、粘心の隣に飾ってやるぞ!ワハハハハ。」 -- 名無しさん (2024-04-21 02:24:45) #comment #areaedit(end) }

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