オノノクス

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&font(#6495ED){登録日}:2010/09/23 Thu 00:56:11 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&color(purple){&bold(){&big(){心研ぎ澄ましポケモンと一つに! いけ! あたしの切り札!&br()&br()オノノクスよ!}}}} #center(){&blankimg(アイリスのオノノクス1.jpg,width=550,height=330)} #right(){出典:ポケットモンスター、65話『ドラゴンバトル!サトシVSアイリス!!』、&br()19年11月17日~2022年12月16日まで放送。&br()OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、&br()©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon} オノノクスとは[[ポケットモンスター]]シリーズに[[ブラック・ホワイト>ポケットモンスター ブラック・ホワイト]]から登場する[[ポケモン>ポケモン(ポケットモンスター)]]。 *■データ ---- 全国[[図鑑>ポケモン図鑑]]No.612 分類:あごオノポケモン [[英語]]名:Haxorus 高さ:1.8m 重さ:105.5kg [[タマゴ>タマゴ(ポケモン)]]グループ:怪獣/ドラゴン 性別比率:♂50♀50 タイプ:[[ドラゴン>ドラゴンタイプ(ポケモン)]] [[特性>特性(ポケモン)]]:[[かたやぶり>かたやぶり(ポケモン)]](相手の特性の効果を無視して技を出せる)   /とうそうしん(相手の性別が同性だと技の[[威力>威力(ポケモン)]]1.25倍、異性だと0.75倍になる。不明だとそのまま) [[隠れ特性>隠れ特性(ポケモン)]]:きんちょうかん(場に出ている間、相手は[[きのみ>きのみ(ポケモン)]]を使えなくなる) ・[[種族値]] HP:76 攻撃:&bold(){&font(#ff0000){147}} 防御:90 特攻:60 特防:70 素早さ:97 合計:540 [[努力値]]:攻撃+3 キバゴがレベル38でオノンドに[[進化>しんか(ポケモン)]]。 オノンドがレベル48でオノノクスに進化する。 *■概要 ---- 非常に巨大な[[斧]]のような形に進化した鋭い牙と、黄色い鎧のような鱗が特徴的な二足歩行の怪獣型ポケモン。 その牙による攻撃の威力はとても強烈で、岩をも軽々と砕き、鉄骨や鉄塔を切り裂いても刃こぼれ一つしない程。 牙の強度を保つために定期的に土を舐めてミネラルを補給する。 主に洞窟や廃鉱山をねぐらにしている。 非常に縄張り意識が強く、その牙で樹木に傷を付けて縄張りの目印を付ける。 同族の縄張り争いはとても荒々しい。 ただ、普段は温厚で優しい性格をしている。 よく見れば物々しい外見の割につぶらな瞳をしているが、その優しさがキレイな瞳として外見上にも現れたのかもしれない。 ただし、不用意に牙を触ると激しく怒り出すので注意。 [[色違い>色違い(ポケモン)]]は黒がベースで結構シックで格好いい。 実は進化前のキバゴと共にBW発売前から割と早い段階で公開されていたポケモンの一匹である。 しかし進化前のキバゴ諸共BW発売前から公開されるなど、イッシュの非伝説ドラゴン及びBWを代表するポケモンではあるのだが、 第五世代当時は進化前のキバゴの方を中心にメディア展開されていた為か知名度も低くなく強さや人気的にも不遇ではないにも関わらず、非600族進化の[[チルタリス]]や[[フライゴン]]に比べるとメディア展開やグッズでは意外にも恵まれていなかった。 しかし、BWから12年後下記のアニメの新無印におけるマスターズトーナメント編でアイリスのエースとして登場する事になった為、 イッシュチャンピオン兼元ヒロインのドラゴンポケとして商品イラストや食玩などプッシュされるようになり、そういう意味で文字通りの大器晩成のドラゴンである。 *■ゲームでのオノノクス ---- 進化前のキバゴは、BW・[[BW2>ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2]]共にフキヨセシティとホドモエシティの中間にある「フキヨセの洞穴」及び、その奥の「導の間」に出現する。 ただストーリー攻略上はここを訪れる必要は特になく、オノノクスが欲しい場合もBWではチャンピオンロードに出現するオノンドを捕獲した方が早い。 BW2ではイッシュ図鑑のポケモンを全て登録する(見つけるだけでも可)と「許可証」が貰え、 フキヨセシティから自然保護区に行けるようになり、そこに色違いの個体がいる。レベルは60。 自然保護区にも野生のオノンドが生息している。 進化がかなり遅く耐久も低い為に育てるのはかなり大変。 しかしその苦労の分見返りは大きく、オノノクスに進化さえ出来れば非常に強力で、 即戦力になるが種族値が低めの[[クリムガン]]、[[600族>600族(ポケモン)]]で進化が非常に遅いモノズ系に比べて[[旅パ>旅パ(ポケモン)]]向きのドラゴンポケモン。 レベルアップで「ダブルチョップ」や「きりさく」「ドラゴンクロー」など使いやすいドラゴン・[[ノーマル>ノーマルタイプ(ポケモン)]]技を覚える。 この2タイプを半減する[[鋼タイプ>はがねタイプ(ポケモン)]]にも[[わざマシン>わざマシン/ひでんマシン]]で「[[あなをほる>あなをほる(ポケモン)]]」や「かわらわり」を覚えさせることで対処可能。 当時は[[フェアリータイプ>フェアリータイプ(ポケモン)]]が存在しないこともあり、攻撃面の相性で苦労することはあまりない。 そして「りゅうのまい」を覚えさえすればトレーナー戦で隙を見て積みまくり、そのままゴリ押ししてしまえる。 [[ゲーチス>ゲーチス(ポケモン)]]の[[サザンドラ]]もなんのその。 味方として心強い分、敵トレーナーに使われた時も凶悪。 トレーナーではソウリュウシティ[[ジムリーダー>ジムリーダー(ポケモン)]]の[[アイリス>アイリス(ポケモン)]](ホワイト)・[[シャガ>シャガ(ポケモン)]](ブラック)の切り札として登場(なぜかLv.4&b(){&color(red){3}}……)。 コイツも「りゅうのまい」積んで一騎当千を狙ってくるので氷技等を使って攻撃に入る前に倒さないと大変な事になる。 また「ドラゴンテール」で強制交換されて、一気に手持ちをボロボロにされかねない。 ……但し「りゅうのまい」の積み過ぎで全然攻撃してこなかったり、 攻撃しても優先度マイナスの「ドラゴンテール」でりゅうのまいの素早さアップを[[無駄]]にしたりと結構なアホの子仕様だったりするので実際はあまり強くなかったり…… 中には「前座の[[クリムガン]]のが厄介だった」という声まであったのだが……。 [[チェレン>チェレン(ポケモン)]]の最終パーティでは「ドラゴンジュエル」+「[[げきりん>逆鱗]]」でえげつないダメージを受けるため、攻撃される前に倒すなり眠らせるなり何らかの対処をしたい。 続編のBW2で[[チャンピオン>チャンピオン(ポケモン)]]になったアイリスのオノノクスの技構成は「げきりん」「じしん」「ハサミギロチン」「りゅうのまい」結構ガチ。 しかも「[[きあいのタスキ]]」を持っており、こちらの攻撃を耐えた後、龍の舞を積んで反撃してくる。 回復したスキを狙って倒したいが、時々龍の舞をせずに逆鱗などをぶっ放してくる場合もあるのでドラゴンタイプは要注意。 XYではキバゴがかなり序盤の「地つなぎの洞穴」に出現するため、[[旅パ>旅パ(ポケモン)]]に加えやすくなった。 ……が、早まった出現時期に対して&b(){その時点の戦力やLVでは法外極まりない火力}となる「りゅうのいかり」をぶっぱなすため、捕まえるのは命がけ。 フェアリータイプなら無傷で流せるため、捕まえる際は活用したい。 [[ORAS>ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア]]では[[四天王>してんのう(ポケモン)]]の[[ゲンジ>ゲンジ(ポケモン)]]が強化版で使用する。 スパトレでは攻撃のLv.3のオノノクスバルーンとして登場。 ただし、「ゴールが密集している上にほとんど動かない」「攻撃が回避しやすい直線集中発射と動かなければ当たらない円形発射のみ」 という特徴であるため、こちらの努力値が低くても場合によっては一歩も動かずに連射するだけで勝てるほど弱い。 [[剣盾>ポケットモンスター ソード・シールド]]でも続投。 トレーナーではチャンピオンの[[ダンデ>ダンデ(ポケモン)]]が使用。 アイアンテールとどくづきで天敵の[[フェアリータイプ>フェアリータイプ(ポケモン)]]を叩きのめす。 …が殿堂入り後の再戦では外れるのでダンテの手持ちの中では影が薄い。((バトルタワーでは使ってくるが、ランダム選出なうえ同じドラゴンのドラパルトの方が印象に残りやすい。)) また、バトルタワーのレンタルチーム「きほんぐみ」にも選出されてる。 「げきりん」「じしん」「どくづき」「りゅうのまい」と充分な技構成でAS全振りのため、パーティを作るためのBP集めに使った人も多いのでは? [[SV>ポケットモンスター スカーレット・バイオレット]]でも続投。 主にナッペ山の麓にキバゴやオノンドが生息しているほか、西1番エリアにテラスタル:じめんのキバゴがいる。 トレーナーでは四天王のハッサクが使用する。 因みに攻撃の種族値147は、元祖ドラゴンポケモン「ミニリュウ」の図鑑番号である。 *■対戦でのオノノクス ---- 最終進化形では初のドラゴン単タイプ。 公開直後は600族かと思われたが、実は[[カビゴン]]や[[ミロカロス]]等と同じ540族だった。 特筆すべきは、&bold(){&font(#ff0000){147}}というあの[[ボーマンダ]]や[[カイリュー]]ですら軽々とぶっちぎり、 [[ゼクロム]]や[[グラードン]]、[[レックウザ]]に匹敵する&font(#ff0000){圧倒的過ぎる攻撃種族値}を持ち、 その攻撃種族値は[[禁止級>伝説のポケモン]]と[[メガシンカ]]勢を除いてドラゴンタイプ最高(但し、厳密には特性による補正を含めると「[[はりきり>はりきり(ポケモン)]]」のジヘッドには負ける)。 [[ヒヒダルマ]]とともにBWの能力の極端化を象徴する一匹。 またドラゴンタイプお馴染み「げきりん」や「りゅうのまい」の他、「[[じしん>じしん(ポケモン)]]」「つるぎのまい」等の優秀な技も完備しており、更にその攻撃力を後押しする特性「かたやぶり」まで合わせる。 みがわりやきあいのタスキには「ダブルチョップ」も有効。「りゅうのまい」を積めば十分な威力が出る。 かたやぶりとダブルチョップのせいで[[ヌケニン>ヌケニン(ポケモン)]]にとっては天敵ともいえる存在である。 「かたやぶり」が他のドラゴンにはない大きなウリの一つである為、他の特性で使われることは稀。 「とうそうしん」+「[[メロメロ>メロメロ(ポケモン)]]」が可能な中でも攻撃と素早さが高水準なほか、半減実や「[[オボンのみ>きのみ一覧(ポケモン)]]」を無視して高い攻撃力を活かす事も可能ではある。 補助技主体の相手には「ちょうはつ」も有効で、かたやぶりと合わせれば特性「マジックミラー」で跳ね返される事も無い。 然しその見た目に反して耐久はかなり低め。物理面はそれなりだが、特殊耐久は脆く[[ゴウカザル]]並でしかない。 ドラゴンタイプなので抵抗が多いのが救いだが、4倍弱点でないのにタイプ不一致の[[氷>こおりタイプ(ポケモン)]]やフェアリー技で即死しかねない特殊耐久は致命的。 幸い素早さは意外に速めだが、ギリギリ100に届かずやや中途半端。 またドラゴンの割に特殊技が異常に乏しい。 [[ドータクン]]には「かたやぶり」+「じしん」で対処出来るが、[[エアームド]]や[[テッカグヤ]]のような[[飛行タイプ>ひこうタイプ(ポケモン)]]持ちには「タイプ相性」という壁に阻まれるので注意。 覚えられる技は「[[なみのり>なみのり(ポケモン)]]」や「でんげきは」と言った何とも悩ましい技ばかり。 特に相性補完になる&bold(){炎タイプの技の習得が絶望的}なのが痛い。「[[だいもんじ>大文字]]」どころか「かえんほうしゃ」すらなく&bold(){「やきつくす」}が精一杯。 オマケに第5世代限定習得であり、第6世代で多少マシな威力になったにも関わらずレート使用不可。 ざっくばらんに言えば少し速くなったドラゴンタイプ版[[ラムパルド]]。 ラムパルド同様とにかく不安定な感が否めない為、人をかなり選ぶが上手く扱えば一騎当千の活躍が期待出来るロマン型のポケモン。 その微妙な素早さを補う為、戦法は「竜舞型」か「[[スカーフ>こだわり系アイテム(ポケモン)]]型」が基本となるだろう。 ラムパルドと違って[[素早さ調整>努力値調整(ポケモン)]]+一段階アップで[[130族>130族(ポケモン)]]を抜けるのは非常に大きい。 調整を掛ければ素早さ種族値150の[[メガフーディン>フーディン]]あたりも抜ける。 しかし、微妙な素早さのせいでスカーフ持ちの[[ガブリアス]]や[[サザンドラ]]に先手を打たれ易いというのは大きな欠点。 何気に「ハサミギロチン」も覚えるので「かたやぶり」と合わせて[[カイロス>カイロス(ポケモン)]]の真似事も可能。 本来苦手な[[エアームド]]はこれで突破するのも手。ある意味最強の役割破壊である。 因みに特性「かたやぶり」のおかげで、あの全ドラゴン中タイマン最強と言われるマルチスケイル持ちの[[カイリュー]]を、唯一タイマンから潰せるドラゴンタイプである。 その為カイリューに対するメタとして非常に有効なポケモンの一匹。 しかしオノノクス自体は素早さ種族値の関係でカイリュー、[[ヌメルゴン]]以外のドラゴンタイプ相手にはタイマンで勝つのが難しい。 つまりBWにおけるドラゴンタイプはオノノクス>カイリュー>その他竜>オノノクスという&font(#ff0000){絶妙過ぎる三すくみ}が産まれているのである。 ある意味凄い。 [[第六世代>ポケットモンスター X・Y]]以降はフェアリータイプが登場したが、タマゴ技で「アイアンテール」、わざマシンで「どくづき」を覚える為、十分に対策出来る。 「どくづき」の方が命中安定な分だけ採用率は高いが、「アイアンテール」の方が命中こそ不安ながら一発で落とせる相手は多い。 [[第七世代>ポケットモンスター サン・ムーン]]からは、その特性とタイプから抜群の安定性を誇る[[ミミッキュ]]がトップメタの一角に昇りつめたが、 オノノクスはミミッキュを&bold(){1だけ上回る}絶妙な素早さから型破りで特性「ばけのかわ」を無視した上で「アイアンテール」で撃破を狙える為、一部で注目を集めていた。 最速なら[[カプ・テテフ]]も抜いてアイアンテールによる一撃突破(無論&bold(){当たれば}の話である)を狙える。 [[第八世代>ポケットモンスター ソード・シールド]]では、新技「であいがしら」「インファイト」という強力なサブウエポンを二つも習得。 今作では全体的に素早さのラインが下がったので、オノノクスはやや速めの部類に入る。 相変わらずトップメタのミミッキュを僅かに上回る素早さが魅力的だが、環境に多いサザンドラや[[ドラパルト]]に不利なことには注意。 ただしサザンドラに対しては「であいがしら」を撃てば、持ち物次第で一撃で落とすことが可能。 なので今作は龍舞型より火力アップアイテムやスカーフを持たせての一撃離脱型が主流である様子。 こだわりハチマキを巻いて「であいがしら」を放つ型は、これがひたすら[[カットロトム>ロトム]]に強い。 [[第九世代>ポケットモンスター スカーレット・バイオレット]]にも無事続投、 相変わらず高い攻撃力を活かしたアタッカーとして活躍できる。ただし、めぼしい新規習得技は「テラバースト」程度で BW発売から10年以上経つがやっていることは登場時からずっと同じと言える。 今作で実装された[[テラスタル]]のおかげで耐性を変化させて無理やり「りゅうのまい」や「つるぎのまい」を積んだり、 [[テラバースト]]による役割破壊ができるようになったことが強化点。 相手の能力変化補正を無視する「てんねん」を持つ強力な物理受けである[[ラウドボーン]]や[[ヘイラッシャ]]に対して、 「かたやぶり」のおかげで「りゅうのまい」や「つるぎのまい」を積んでも無駄にならないのも評価点。 [[テラスタル]]との噛み合わせがよく、トップメタに躍り出たカイリューのマルチスケイルをぶち抜けるのも追い風となっている。 *◇[[バトルサブウェイ>ポケモンシリーズのバトル施設]] ---- スーパーマルチバトルで相方が連れてくる型に以下の型が存在する。 持ち物:[[ヤチェのみ>きのみ一覧(ポケモン)]] 技構成:げきりん/いわなだれ/りゅうのまい/カウンター 竜の舞いで折角素早さを上げたのに「カウンター」をする等、無駄な行動をして足を引っ張る為にプレイヤーを悩ませる。 かの有名なこらきし[[ダゲキ(ポケモン)]]程ではないが地雷になる事もしばしば…。 *■アニメでのオノノクス系統 ---- **■アイリスのキバゴ→オノノクス ヒロイン・アイリスのポケモンとしてキバゴが登場。CV:[[津田美波]] 普段からボールの外に出ており、なんと&bold(){アイリスの髪の中を定位置にしている}。なおキバゴは18㎏。 ちなみにサトシとアイリスが出会ったのも髪の中にいたキバゴにポケモン図鑑が反応したためである。 元々『竜の里』のオババからオノノクスにするように託されたポケモンで、アイリスの旅の目的の一つ。 タマゴから孵ったばかりらしく、サトシのズルッグとは仲が良くよくバトルの特訓している。 まだ赤ちゃんという事もあり当初は技『りゅうのいかり』が未完成であり、周囲を巻き込む大爆発を起こすことから『りゅうのくしゃみ』と呼ばれていた。 しかし潜在能力は非常に高く、『りゅうのいかり』を完成させ、ドンバトルで『げきりん』を覚え、[[シロナ>シロナ(ポケモン)]]の[[ガブリアス]]とのバトルでは『ギガインパクト』を覚えた。 特に『ギガインパクト』はシロナのガブリアスにダメージを与えたほどの威力を誇る。 また、ベストウイッシュでは最後まで進化しなかったアイリスのキバゴも、 [[新無印65話>ドラゴンバトル!サトシVSアイリス!!(ポケモン)]]にてチャンピオンとなったアイリスのエースとして、オノノクスに進化して登場。CV:光部樹 そのため視聴者はオノンド時代を見る事が出来なかったが、回想シーンで登場している。 圧倒的なパワーを持ち、りゅうのまいを積んだサトシのカイリューがパワー負けするほどである。 また逆鱗を発動し混乱しても、自傷することで混乱を解除する荒業を覚えている。 **■シャガのオノノクス BWにおけるオノノクスはシャガのポケモンとして登場。 アイリスの最初のポケモンである[[ドリュウズ]]を圧倒し、ドリュウズがアイリスに対して心を閉じるきっかけを作った。 #center(){♪オノノノ♪} &font(#800080){アイリス「みんなも斬るみんする?」} 追記・修正はオノノクスの強さに恐れおののいた方がお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,8) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - キョウヘイのオノノクスはグレイシア相手にカウンターをかますアホ。 &br()あの場面でげきりんしときゃ勝ってたのに… &br()46戦目のできごとだから近くにあった箱をぶっこわしてしまった… -- 名無しさん (2013-10-11 08:33:06) - ハチマキ+とうそうしんの火力こそ真のロマン -- 名無しさん (2014-01-15 01:14:15) - ドラゴンは育成に手間がかかる、だがそれがいい。 -- 名無しさん (2014-01-24 21:07:53) - 進化前から耐性無視の一撃必殺技をかましてくる恐ろしい奴(ゴーストタイプには効かないけど) -- 名無しさん (2014-06-05 23:09:47) - 津田美波ボイスのキバゴには進化フラグが立っていたのにスタッフのせいかスルーされた・・・。 -- 名無しさん (2014-06-15 16:32:48) - ゴツい見た目なのに穏和な性格設定てのがいい。 -- 名無しさん (2014-06-15 17:02:12) - 牙を取ったらレッドキングっぽいよね -- 名無しさん (2014-06-15 17:26:10) - 初期形態から耐性無視なザラキング・・・ -- 名無しさん (2014-06-30 07:42:34) - 型破り&A147からの通りのいい一致逆鱗&竜舞&ギロチンの脳筋かと思いきや挑発なども自力で覚えるイケメン -- 名無しさん (2014-07-07 09:50:30) - さかさバトルだとなかなかバカにできないなこいつ。ブラッキーとかよっぽど固い奴じゃないと受けきれない。竜舞型かスカーフ型かもわからないし。しかもガブと違ってギロチン持ってるから安定して受けれるとも限らない。s97って微妙なのがこいつの良心かね。 -- 名無しさん (2014-07-16 09:04:52) - ↑良心というにはS97はきつすぎる気がする。 陸鮫がわんさかいるのにほいほいなげられないし、 実際挑発とかなかなか入らないと思う。 -- 名無しさん (2014-07-28 03:10:00) - デザインはオノノクスから先に誕生してそこからキバゴやオノンドが誕生したという逸話。 -- 名無しさん (2014-11-04 20:13:29) - かっこいいけど、ガブマンダはおろかサザンより遅いのがキツイ -- 名無しさん (2015-01-15 00:25:46) - はじめて見た時こいつが第五世代の600族かと思ってた -- 名無しさん (2015-03-19 20:26:30) - 見た目、強そうだけど600族に比べると何かが足りない感…いやまあかっこいいし好きなんだけど -- 名無しさん (2015-03-22 20:38:52) - 強化ORASリーグ攻略に運用してる。型破りと地震ギロチンでボスゴドラとエアームドを頑丈ごとブチ抜けるのがすごく優秀 -- 名無しさん (2015-03-22 20:46:55) - 進化は遅い部類だけどBWは50以上で進化するポケモンが結構いるからまだマシな部類。 -- 名無しさん (2015-03-25 18:25:34) - 4倍はないけど他のドラゴンと比べると明らかに脆い(紙とは言ってない)から強化アイテム持ちの等倍火力で即死するのはご愛嬌 -- 名無しさん (2015-03-30 17:48:40) - バカ力ならメガマンダ、汎用性ではガブに勝てないし、やはり型破りギロチンがアイデンティティなのか? -- 名無しさん (2015-03-30 19:34:41) - オノックスって名前でもよかったと思う。 -- 名無しさん (2015-03-30 20:09:40) - メガシンカして鋼ドラゴンにならないかなぁ? -- 名無しさん (2015-03-30 20:24:56) - 素早さがあと6あれば -- 名無しさん (2016-05-11 11:54:13) - 今回のスペレでは完全にトップメタみたいね。シングル61かつタスキなしのルールのため、ミミッキュや頑丈対策の型破りが活き、おまけに不利な相手と当たっても勝ち筋を残せる一撃技持ちとこのルールと噛み合っている -- 名無しさん (2017-05-21 20:50:59) - つい最近まで600族だと思ってました。 -- 名無しさん (2020-12-21 10:48:52) - 斧を使った技があんまりない気がする。 -- 名無しさん (2023-07-06 08:09:57) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2010/09/23 Thu 00:56:11 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&color(purple){&bold(){&big(){心研ぎ澄ましポケモンと一つに! いけ! あたしの切り札!&br()&br()オノノクスよ!}}}} #center(){&blankimg(アイリスのオノノクス1.jpg,width=550,height=330)} #right(){出典:ポケットモンスター、65話『ドラゴンバトル!サトシVSアイリス!!』、&br()19年11月17日~2022年12月16日まで放送。&br()OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、&br()©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon} オノノクスとは[[ポケットモンスター]]シリーズに[[ブラック・ホワイト>ポケットモンスター ブラック・ホワイト]]から登場する[[ポケモン>ポケモン(ポケットモンスター)]]。 *■データ ---- 全国[[図鑑>ポケモン図鑑]]No.612 分類:あごオノポケモン [[英語]]名:Haxorus 高さ:1.8m 重さ:105.5kg [[タマゴ>タマゴ(ポケモン)]]グループ:怪獣/ドラゴン 性別比率:♂50♀50 タイプ:[[ドラゴン>ドラゴンタイプ(ポケモン)]] [[特性>特性(ポケモン)]]:[[かたやぶり>かたやぶり(ポケモン)]](相手の特性の効果を無視して技を出せる)   /とうそうしん(相手の性別が同性だと技の[[威力>威力(ポケモン)]]1.25倍、異性だと0.75倍になる。不明だとそのまま) [[隠れ特性>隠れ特性(ポケモン)]]:きんちょうかん(場に出ている間、相手は[[きのみ>きのみ(ポケモン)]]を使えなくなる) ・[[種族値]] HP:76 攻撃:&bold(){&font(#ff0000){147}} 防御:90 特攻:60 特防:70 素早さ:97 合計:540 [[努力値]]:攻撃+3 キバゴがレベル38でオノンドに[[進化>しんか(ポケモン)]]。 オノンドがレベル48でオノノクスに進化する。 *■概要 ---- 非常に巨大な[[斧]]のような形に進化した鋭い牙と、黄色い鎧のような鱗が特徴的な二足歩行の怪獣型ポケモン。 その牙による攻撃の威力はとても強烈で、岩をも軽々と砕き、鉄骨や鉄塔を切り裂いても刃こぼれ一つしない程。 牙の強度を保つために定期的に土を舐めてミネラルを補給する。 主に洞窟や廃鉱山をねぐらにしている。 非常に縄張り意識が強く、その牙で樹木に傷を付けて縄張りの目印を付ける。 同族の縄張り争いはとても荒々しい。 ただ、普段は温厚で優しい性格をしている。 よく見れば物々しい外見の割につぶらな瞳をしているが、その優しさがキレイな瞳として外見上にも現れたのかもしれない。 ただし、不用意に牙を触ると激しく怒り出すので注意。 [[色違い>色違い(ポケモン)]]は黒がベースで結構シックで格好いい。 実は進化前のキバゴと共にBW発売前から割と早い段階で公開されていたポケモンの一匹である。 しかし進化前のキバゴ諸共BW発売前から公開されるなど、イッシュの非伝説ドラゴン及びBWを代表するポケモンではあるのだが、 第五世代当時は進化前のキバゴの方を中心にメディア展開されていたためか知名度も低くなく強さや人気的にも不遇ではないにもかかわらず、非600族進化の[[チルタリス]]や[[フライゴン]]に比べるとメディア展開やグッズでは意外にも恵まれていなかった。 しかし、BWから12年後下記のアニメの新無印におけるマスターズトーナメント編でアイリスのエースとして登場する事になったため、 イッシュチャンピオン兼元ヒロインのドラゴンポケとして商品イラストや食玩などプッシュされるようになり、そういう意味で文字通りの大器晩成のドラゴンである。 *■ゲームでのオノノクス ---- 進化前のキバゴは、BW・[[BW2>ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2]]共にフキヨセシティとホドモエシティの中間にある「フキヨセの洞穴」及び、その奥の「導の間」に出現する。 ただストーリー攻略上はここを訪れる必要は特になく、オノノクスが欲しい場合もBWではチャンピオンロードに出現するオノンドを捕獲した方が早い。 BW2ではイッシュ図鑑のポケモンを全て登録する(見つけるだけでも可)と「許可証」が貰え、 フキヨセシティから自然保護区に行けるようになり、そこに色違いの個体がいる。レベルは60。 自然保護区にも野生のオノンドが生息している。 進化がかなり遅く耐久も低いために育てるのはかなり大変。 しかしその苦労の分見返りは大きく、オノノクスに進化さえ出来れば非常に強力で、 即戦力になるが種族値が低めの[[クリムガン]]、[[600族>600族(ポケモン)]]で進化が非常に遅いモノズ系に比べて[[旅パ>旅パ(ポケモン)]]向きのドラゴンポケモン。 レベルアップで「ダブルチョップ」や「きりさく」「ドラゴンクロー」など使いやすいドラゴン・[[ノーマル>ノーマルタイプ(ポケモン)]]技を覚える。 この2タイプを半減する[[鋼タイプ>はがねタイプ(ポケモン)]]にも[[わざマシン>わざマシン/ひでんマシン]]で「[[あなをほる>あなをほる(ポケモン)]]」や「かわらわり」を覚えさせることで対処可能。 当時は[[フェアリータイプ>フェアリータイプ(ポケモン)]]が存在しないこともあり、攻撃面の相性で苦労することはあまりない。 そして「りゅうのまい」を覚えさえすればトレーナー戦で隙を見て積みまくり、そのままゴリ押ししてしまえる。 [[ゲーチス>ゲーチス(ポケモン)]]の[[サザンドラ]]もなんのその。 味方として心強い分、敵トレーナーに使われた時も凶悪。 トレーナーではソウリュウシティ[[ジムリーダー>ジムリーダー(ポケモン)]]の[[アイリス>アイリス(ポケモン)]](ホワイト)・[[シャガ>シャガ(ポケモン)]](ブラック)の切り札として登場(なぜかLv.4&b(){&color(red){3}}……)。 コイツも「りゅうのまい」積んで一騎当千を狙ってくるので氷技等を使って攻撃に入る前に倒さないと大変な事になる。 また「ドラゴンテール」で強制交換されて、一気に手持ちをボロボロにされかねない。 ……但し「りゅうのまい」の積み過ぎで全然攻撃してこなかったり、 攻撃しても優先度マイナスの「ドラゴンテール」でりゅうのまいの素早さアップを[[無駄]]にしたりと結構なアホの子仕様だったりするので実際はあまり強くなかったり…… 中には「前座の[[クリムガン]]のが厄介だった」という声まであったのだが……。 [[チェレン>チェレン(ポケモン)]]の最終パーティでは「ドラゴンジュエル」+「[[げきりん>逆鱗]]」でえげつないダメージを受けるため、攻撃される前に倒すなり眠らせるなり何らかの対処をしたい。 続編のBW2で[[チャンピオン>チャンピオン(ポケモン)]]になったアイリスのオノノクスの技構成は「げきりん」「じしん」「ハサミギロチン」「りゅうのまい」結構ガチ。 しかも「[[きあいのタスキ]]」を持っており、こちらの攻撃を耐えた後、龍の舞を積んで反撃してくる。 回復したスキを狙って倒したいが、時々龍の舞をせずに逆鱗などをぶっ放してくる場合もあるのでドラゴンタイプは要注意。 XYではキバゴがかなり序盤の「地つなぎの洞穴」に出現するため、[[旅パ>旅パ(ポケモン)]]に加えやすくなった。 ……が、早まった出現時期に対して&b(){その時点の戦力やLVでは法外極まりない火力}となる「りゅうのいかり」をぶっぱなすため、捕まえるのは命がけ。 フェアリータイプなら無傷で流せるため、捕まえる際は活用したい。 [[ORAS>ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア]]では[[四天王>してんのう(ポケモン)]]の[[ゲンジ>ゲンジ(ポケモン)]]が強化版で使用する。 スパトレでは攻撃のLv.3のオノノクスバルーンとして登場。 ただし、「ゴールが密集している上にほとんど動かない」「攻撃が回避しやすい直線集中発射と動かなければ当たらない円形発射のみ」 という特徴であるため、こちらの努力値が低くても場合によっては一歩も動かずに連射するだけで勝てるほど弱い。 [[剣盾>ポケットモンスター ソード・シールド]]でも続投。 トレーナーではチャンピオンの[[ダンデ>ダンデ(ポケモン)]]が使用。 アイアンテールとどくづきで天敵の[[フェアリータイプ>フェアリータイプ(ポケモン)]]を叩きのめす。 …が殿堂入り後の再戦では外れるのでダンテの手持ちの中では影が薄い。((バトルタワーでは使ってくるが、ランダム選出なうえ同じドラゴンのドラパルトの方が印象に残りやすい。)) また、バトルタワーのレンタルチーム「きほんぐみ」にも選出されてる。 「げきりん」「じしん」「どくづき」「りゅうのまい」と充分な技構成でAS全振りのため、パーティを作るためのBP集めに使った人も多いのでは? [[SV>ポケットモンスター スカーレット・バイオレット]]でも続投。 主にナッペ山の麓にキバゴやオノンドが生息しているほか、西1番エリアにテラスタル:じめんのキバゴがいる。 トレーナーでは四天王のハッサクが使用する。 因みに攻撃の種族値147は、元祖ドラゴンポケモン「ミニリュウ」の図鑑番号である。 *■対戦でのオノノクス ---- 最終進化形では初のドラゴン単タイプ。 公開直後は600族かと思われたが、実は[[カビゴン]]や[[ミロカロス]]等と同じ540族だった。 特筆すべきは、&bold(){&font(#ff0000){147}}というあの[[ボーマンダ]]や[[カイリュー]]ですら軽々とぶっちぎり、 [[ゼクロム]]や[[グラードン]]、[[レックウザ]]に匹敵する&font(#ff0000){圧倒的過ぎる攻撃種族値}を持ち、 その攻撃種族値は[[禁止級>伝説のポケモン]]と[[メガシンカ]]勢を除いてドラゴンタイプ最高(但し、厳密には特性による補正を含めると「[[はりきり>はりきり(ポケモン)]]」のジヘッドには負ける)。 [[ヒヒダルマ]]とともにBWの能力の極端化を象徴する一匹。 またドラゴンタイプお馴染み「げきりん」や「りゅうのまい」の他、「[[じしん>じしん(ポケモン)]]」「つるぎのまい」等の優秀な技も完備しており、更にその攻撃力を後押しする特性「かたやぶり」まで合わせる。 みがわりやきあいのタスキには「ダブルチョップ」も有効。「りゅうのまい」を積めば十分な威力が出る。 かたやぶりとダブルチョップのせいで[[ヌケニン>ヌケニン(ポケモン)]]にとっては天敵ともいえる存在である。 「かたやぶり」が他のドラゴンにはない大きなウリの一つであるため、他の特性で使われることは稀。 「とうそうしん」+「[[メロメロ>メロメロ(ポケモン)]]」が可能な中でも攻撃と素早さが高水準なほか、半減実や「[[オボンのみ>きのみ一覧(ポケモン)]]」を無視して高い攻撃力を活かす事も可能ではある。 補助技主体の相手には「ちょうはつ」も有効で、かたやぶりと合わせれば特性「マジックミラー」で跳ね返される事も無い。 然しその見た目に反して耐久はかなり低め。物理面はそれなりだが、特殊耐久は脆く[[ゴウカザル]]並でしかない。 ドラゴンタイプなので抵抗が多いのが救いだが、4倍弱点でないのにタイプ不一致の[[氷>こおりタイプ(ポケモン)]]やフェアリー技で即死しかねない特殊耐久は致命的。 幸い素早さは意外に速めだが、ギリギリ100に届かずやや中途半端。 またドラゴンの割に特殊技が異常に乏しい。 [[ドータクン]]には「かたやぶり」+「じしん」で対処出来るが、[[エアームド]]や[[テッカグヤ]]のような[[飛行タイプ>ひこうタイプ(ポケモン)]]持ちには「タイプ相性」という壁に阻まれるので注意。 覚えられる技は「[[なみのり>なみのり(ポケモン)]]」や「でんげきは」と言った何とも悩ましい技ばかり。 特に相性補完になる&bold(){炎タイプの技の習得が絶望的}なのが痛い。「[[だいもんじ>大文字]]」どころか「かえんほうしゃ」すらなく&bold(){「やきつくす」}が精一杯。 オマケに第5世代限定習得であり、第6世代で多少マシな威力になったにもかかわらずレート使用不可。 ざっくばらんに言えば少し速くなったドラゴンタイプ版[[ラムパルド]]。 ラムパルド同様とにかく不安定な感が否めないため、人をかなり選ぶが上手く扱えば一騎当千の活躍が期待出来るロマン型のポケモン。 その微妙な素早さを補うため、戦法は「竜舞型」か「[[スカーフ>こだわり系アイテム(ポケモン)]]型」が基本となるだろう。 ラムパルドと違って[[素早さ調整>努力値調整(ポケモン)]]+一段階アップで[[130族>130族(ポケモン)]]を抜けるのは非常に大きい。 調整を掛ければ素早さ種族値150の[[メガフーディン>フーディン]]あたりも抜ける。 しかし、微妙な素早さのせいでスカーフ持ちの[[ガブリアス]]や[[サザンドラ]]に先手を打たれ易いというのは大きな欠点。 何気に「ハサミギロチン」も覚えるので「かたやぶり」と合わせて[[カイロス>カイロス(ポケモン)]]の真似事も可能。 本来苦手な[[エアームド]]はこれで突破するのも手。ある意味最強の役割破壊である。 因みに特性「かたやぶり」のおかげで、あの全ドラゴン中タイマン最強と言われるマルチスケイル持ちの[[カイリュー]]を、唯一タイマンから潰せるドラゴンタイプである。 そのためカイリューに対するメタとして非常に有効なポケモンの一匹。 しかしオノノクス自体は素早さ種族値の関係でカイリュー、[[ヌメルゴン]]以外のドラゴンタイプ相手にはタイマンで勝つのが難しい。 つまりBWにおけるドラゴンタイプはオノノクス>カイリュー>その他竜>オノノクスという&font(#ff0000){絶妙過ぎる三すくみ}が産まれているのである。 ある意味凄い。 [[第六世代>ポケットモンスター X・Y]]以降はフェアリータイプが登場したが、タマゴ技で「アイアンテール」、わざマシンで「どくづき」を覚えるため、十分に対策出来る。 「どくづき」の方が命中安定な分だけ採用率は高いが、「アイアンテール」の方が命中こそ不安ながら一発で落とせる相手は多い。 [[第七世代>ポケットモンスター サン・ムーン]]からは、その特性とタイプから抜群の安定性を誇る[[ミミッキュ]]がトップメタの一角に昇りつめたが、 オノノクスはミミッキュを&bold(){1だけ上回る}絶妙な素早さから型破りで特性「ばけのかわ」を無視した上で「アイアンテール」で撃破を狙えるため、一部で注目を集めていた。 最速なら[[カプ・テテフ]]も抜いてアイアンテールによる一撃突破(無論&bold(){当たれば}の話である)を狙える。 [[第八世代>ポケットモンスター ソード・シールド]]では、新技「であいがしら」「インファイト」という強力なサブウエポンを二つも習得。 今作では全体的に素早さのラインが下がったので、オノノクスはやや速めの部類に入る。 相変わらずトップメタのミミッキュを僅かに上回る素早さが魅力的だが、環境に多いサザンドラや[[ドラパルト]]に不利なことには注意。 ただしサザンドラに対しては「であいがしら」を撃てば、持ち物次第で一撃で落とすことが可能。 なので今作は龍舞型より火力アップアイテムやスカーフを持たせての一撃離脱型が主流である様子。 こだわりハチマキを巻いて「であいがしら」を放つ型は、これがひたすら[[カットロトム>ロトム]]に強い。 [[第九世代>ポケットモンスター スカーレット・バイオレット]]にも無事続投、 相変わらず高い攻撃力を活かしたアタッカーとして活躍できる。ただし、めぼしい新規習得技は「テラバースト」程度で BW発売から10年以上経つがやっていることは登場時からずっと同じと言える。 今作で実装された[[テラスタル]]のおかげで耐性を変化させて無理やり「りゅうのまい」や「つるぎのまい」を積んだり、 [[テラバースト]]による役割破壊ができるようになったことが強化点。 相手の能力変化補正を無視する「てんねん」を持つ強力な物理受けである[[ラウドボーン]]や[[ヘイラッシャ]]に対して、 「かたやぶり」のおかげで「りゅうのまい」や「つるぎのまい」を積んでも無駄にならないのも評価点。 [[テラスタル]]との噛み合わせがよく、トップメタに躍り出たカイリューのマルチスケイルをぶち抜けるのも追い風となっている。 *◇[[バトルサブウェイ>ポケモンシリーズのバトル施設]] ---- スーパーマルチバトルで相方が連れてくる型に以下の型が存在する。 持ち物:[[ヤチェのみ>きのみ一覧(ポケモン)]] 技構成:げきりん/いわなだれ/りゅうのまい/カウンター 竜の舞いで折角素早さを上げたのに「カウンター」をする等、無駄な行動をして足を引っ張るためにプレイヤーを悩ませる。 かの有名なこらきし[[ダゲキ(ポケモン)]]程ではないが地雷になる事もしばしば…。 *■アニメでのオノノクス系統 ---- **■アイリスのキバゴ→オノノクス ヒロイン・アイリスのポケモンとしてキバゴが登場。CV:[[津田美波]] 普段からボールの外に出ており、なんと&bold(){アイリスの髪の中を定位置にしている}。なおキバゴは18㎏。 ちなみにサトシとアイリスが出会ったのも髪の中にいたキバゴにポケモン図鑑が反応したためである。 元々『竜の里』のオババからオノノクスにするように託されたポケモンで、アイリスの旅の目的の一つ。 タマゴから孵ったばかりらしく、サトシのズルッグとは仲が良くよくバトルの特訓している。 まだ赤ちゃんという事もあり当初は技『りゅうのいかり』が未完成であり、周囲を巻き込む大爆発を起こすことから『りゅうのくしゃみ』と呼ばれていた。 しかし潜在能力は非常に高く、『りゅうのいかり』を完成させ、ドンバトルで『げきりん』を覚え、[[シロナ>シロナ(ポケモン)]]の[[ガブリアス]]とのバトルでは『ギガインパクト』を覚えた。 特に『ギガインパクト』はシロナのガブリアスにダメージを与えたほどの威力を誇る。 また、ベストウイッシュでは最後まで進化しなかったアイリスのキバゴも、 [[新無印65話>ドラゴンバトル!サトシVSアイリス!!(ポケモン)]]にてチャンピオンとなったアイリスのエースとして、オノノクスに進化して登場。CV:光部樹 そのため視聴者はオノンド時代を見る事が出来なかったが、回想シーンで登場している。 圧倒的なパワーを持ち、りゅうのまいを積んだサトシのカイリューがパワー負けするほどである。 また逆鱗を発動し混乱しても、自傷することで混乱を解除する荒業を覚えている。 **■シャガのオノノクス BWにおけるオノノクスはシャガのポケモンとして登場。 アイリスの最初のポケモンである[[ドリュウズ]]を圧倒し、ドリュウズがアイリスに対して心を閉じるきっかけを作った。 #center(){♪オノノノ♪} &font(#800080){アイリス「みんなも斬るみんする?」} 追記・修正はオノノクスの強さに恐れおののいた方がお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,8) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - キョウヘイのオノノクスはグレイシア相手にカウンターをかますアホ。 &br()あの場面でげきりんしときゃ勝ってたのに… &br()46戦目のできごとだから近くにあった箱をぶっこわしてしまった… -- 名無しさん (2013-10-11 08:33:06) - ハチマキ+とうそうしんの火力こそ真のロマン -- 名無しさん (2014-01-15 01:14:15) - ドラゴンは育成に手間がかかる、だがそれがいい。 -- 名無しさん (2014-01-24 21:07:53) - 進化前から耐性無視の一撃必殺技をかましてくる恐ろしい奴(ゴーストタイプには効かないけど) -- 名無しさん (2014-06-05 23:09:47) - 津田美波ボイスのキバゴには進化フラグが立っていたのにスタッフのせいかスルーされた・・・。 -- 名無しさん (2014-06-15 16:32:48) - ゴツい見た目なのに穏和な性格設定てのがいい。 -- 名無しさん (2014-06-15 17:02:12) - 牙を取ったらレッドキングっぽいよね -- 名無しさん (2014-06-15 17:26:10) - 初期形態から耐性無視なザラキング・・・ -- 名無しさん (2014-06-30 07:42:34) - 型破り&A147からの通りのいい一致逆鱗&竜舞&ギロチンの脳筋かと思いきや挑発なども自力で覚えるイケメン -- 名無しさん (2014-07-07 09:50:30) - さかさバトルだとなかなかバカにできないなこいつ。ブラッキーとかよっぽど固い奴じゃないと受けきれない。竜舞型かスカーフ型かもわからないし。しかもガブと違ってギロチン持ってるから安定して受けれるとも限らない。s97って微妙なのがこいつの良心かね。 -- 名無しさん (2014-07-16 09:04:52) - ↑良心というにはS97はきつすぎる気がする。 陸鮫がわんさかいるのにほいほいなげられないし、 実際挑発とかなかなか入らないと思う。 -- 名無しさん (2014-07-28 03:10:00) - デザインはオノノクスから先に誕生してそこからキバゴやオノンドが誕生したという逸話。 -- 名無しさん (2014-11-04 20:13:29) - かっこいいけど、ガブマンダはおろかサザンより遅いのがキツイ -- 名無しさん (2015-01-15 00:25:46) - はじめて見た時こいつが第五世代の600族かと思ってた -- 名無しさん (2015-03-19 20:26:30) - 見た目、強そうだけど600族に比べると何かが足りない感…いやまあかっこいいし好きなんだけど -- 名無しさん (2015-03-22 20:38:52) - 強化ORASリーグ攻略に運用してる。型破りと地震ギロチンでボスゴドラとエアームドを頑丈ごとブチ抜けるのがすごく優秀 -- 名無しさん (2015-03-22 20:46:55) - 進化は遅い部類だけどBWは50以上で進化するポケモンが結構いるからまだマシな部類。 -- 名無しさん (2015-03-25 18:25:34) - 4倍はないけど他のドラゴンと比べると明らかに脆い(紙とは言ってない)から強化アイテム持ちの等倍火力で即死するのはご愛嬌 -- 名無しさん (2015-03-30 17:48:40) - バカ力ならメガマンダ、汎用性ではガブに勝てないし、やはり型破りギロチンがアイデンティティなのか? -- 名無しさん (2015-03-30 19:34:41) - オノックスって名前でもよかったと思う。 -- 名無しさん (2015-03-30 20:09:40) - メガシンカして鋼ドラゴンにならないかなぁ? -- 名無しさん (2015-03-30 20:24:56) - 素早さがあと6あれば -- 名無しさん (2016-05-11 11:54:13) - 今回のスペレでは完全にトップメタみたいね。シングル61かつタスキなしのルールのため、ミミッキュや頑丈対策の型破りが活き、おまけに不利な相手と当たっても勝ち筋を残せる一撃技持ちとこのルールと噛み合っている -- 名無しさん (2017-05-21 20:50:59) - つい最近まで600族だと思ってました。 -- 名無しさん (2020-12-21 10:48:52) - 斧を使った技があんまりない気がする。 -- 名無しさん (2023-07-06 08:09:57) #comment #areaedit(end) }

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