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「バイバニラ」(2023/11/27 (月) 11:22:43) の最新版変更点
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&font(#6495ED){登録日}:2011/06/02(木) 01:34:33
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます
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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
----
[[ポケットモンスター]]シリーズに[[ブラック・ホワイト>ポケットモンスター ブラック・ホワイト]]から登場する[[ポケモン>ポケモン(ポケットモンスター)]]。
*■データ
----
全国[[図鑑>ポケモン図鑑]]584
分類:ブリザードポケモン
[[英語]]名:Vanilluxe
高さ:1.3m
重さ:57.5kg
[[タマゴ>タマゴ(ポケモン)]]グループ:鉱物
性別比率:♂50♀50
タイプ:[[こおり>こおりタイプ(ポケモン)]]
[[特性>特性(ポケモン)]]:アイスボディ(天気があられの時毎ターン最大HPの1/16回復)
/ゆきふらし(戦闘に出た時、5ターンの間、天候をあられにする) ※[[SM>ポケットモンスター サン・ムーン]]から
[[隠れ特性>隠れ特性(ポケモン)]]:くだけるよろい(物理攻撃を受けると防御が1段階下がり、素早さが2段階上がる)
・[[種族値]]
HP:71
攻撃:95
防御:85
特攻:110
特防:95
素早さ:79
合計:535
[[努力値]]:特攻+3
バニプッチがLv35でバニリッチに[[進化>しんか(ポケモン)]]。
バニリッチがLv47でバイバニラに進化。
*■概要
----
[[第五世代>世代(ポケモン)]]から登場したまさかのソフトクリーム型のポケモン。
進化前のバニリッチは全身が白いソフトクリームそっくりな見た目をしていたが、
バイバニラになると下半身のコーン部分から頭が枝分かれし、2つのソフトクリームが乗っかったような姿になる。
笑顔を見せている方の頭には「ピコラ」のようなツノが生えている。
戦闘中は小さな手を交互にちょこちょこと振る。可愛い。
&del(){[[う○こ>うんこ]]とか言った奴は表出ろ。}
体温はマイナス6度前後。
朝日で溶けかけた2匹のバニリッチの身体がくっつき、寒い晩に再び凍ったことで生まれたらしい。
ブリザードポケモンという分類通り、水分を吸収し体内で雪雲を作り出すことができる。
ふたつの頭が同時に怒ると、口やツノから猛吹雪を発生させ、敵味方構わずあたりを大雪で埋めてしまう。
どこでも雪を作り出せるため、スキーヤーやスノーボーダーに人気のポケモン。
ちなみに2つの頭にはそれぞれに脳があり、お互いの意見が一致しないと移動することもできなくなるという。
しかし片方の頭が欠けても問題なく活動できる。
なおアイスクリームとしての宿命か、暑い場所では身体が溶けてしまう。
常夏の土地である[[アローラ地方>アローラ地方(ポケモン)]]で暮らすバイバニラ系統は全体的にサイズが小柄らしい。
[[色違い>色違い(ポケモン)]]は&font(#f09199){薄紫色}(バニプッチ)→&font(#800080){濃い紫色}(バニリッチ以降)。
葡萄味、[[ブルーベリー]]味なのかは不明。
*■ゲームでのバイバニラ
----
進化前のバニプッチはれいとうコンテナの周りの草むらに生息。
冬には6ばんどうろ、または進化後のバニリッチと合わせてリュウラセンのとう付近の草むらに生息する。
対ソウリュウジムのために育てておくのも手。
ただ、[[わざマシン>わざマシン/ひでんマシン]]で攻撃範囲を広げられる[[ツンベアー]]系の方が便利かもしれない。
しかし、第5世代のポケモンの例に漏れず&bold(){進化が非常に遅い。}
せっかく&bold(){アイスクリームのポケモン}なんだし、
どうせなら&font(#afdfe4){バニプッチ}―Lv17→&font(#008cff){バニリッチ}―Lv31→&font(#0000ff){バイバニラ}にしたらよかったのに…
&font(#808080){([[レントラー]]一族も種族値、進化レベルともにそんな感じだし問題ないよね!?)}
BWのシナリオ上では、[[ジムリーダー>ジムリーダー(ポケモン)]]の[[ハチク>ハチク(ポケモン)]]や[[N>N(ポケモン)]]、[[チャンピオン>チャンピオン(ポケモン)]]の[[アデク>アデク(ポケモン)]]らも使用する。
[[ORAS>ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア]]では四天王[[プリム>プリム(ポケモン)]]が強化版で使用する。
*■対戦でのバイバニラ
----
少し高めの特攻と平均的なステータスを持つタイプ。
その特攻を活かした特殊アタッカーやアイスボディによる無限バニラ等育て方次第でいくつかの戦闘方法がある。
が、こおりタイプ故に[[グレイシア>グレイシア(ポケモン)]]や[[オニゴーリ]]、[[トドゼルガ]]等、似たような事ができるライバルが多い。
しかし技のバリエーションで差別化は可能。
攻撃も悪くはないのだが[[サブウェポン>サブウェポン(ポケモン)]]に乏しく、物理特化での運用は厳しい。
素早さがオニゴーリより"1"低い79と絶妙な為、仮想敵に合わせて調整する等したい。
あるいはその中途半端な素早さ故に最速を諦めて好きなめざパを狙ったりもできる。
種族値合計は535と一般ポケモンの中ではかなり高い部類なのだが、はっきり言ってしまえば&bold(){配分が全て中途半端}。
攻撃面は両刀寄りだがどっちつかずであり、
耐久はやや高めかと思えばHPの低さが足を引っ張っており、
嫌がらせのように激戦区の80に一歩届かない素早さと、
&bold(){種族値の無駄遣い}を代表するポケモンの一匹である。
そんな感じでかなり[[マイナーなポケモン>マイナーポケモン]]だったが、SMで&bold(){特性『ゆきふらし』}を獲得。
[[霰パーティ>霰パ(ポケモン)]]で扱えるようになった。
もっとも、[[アローラ>リージョンフォーム]][[キュウコン>キュウコン(ポケモン)]]という強力なライバルも同時に登場しているが。
第八世代では遂に「オーロラベール」を習得、ユキノオーも習得したので、これでゆきふらしポケモンは全員オーロラベールとの両立が可能に。
単タイプ故に4倍弱点を持たず、襷を持たなくても壁貼り前に事故りにくい、だいばくはつで自主退場も可能である。
が、その一方でめざパどころかみずのはどうまで没収されてしまい、ただでさえ狭い攻撃範囲が激狭になってしまった。
一応彼(彼女)の名誉のために言っておくと、Pokémon HOME解禁前のダブルバトルでは相方のミロカロスorインテレオンと共にひたすらふぶきをぶっ放すコンビが一定数使われ、自身も使用率ベスト30入りを果たしている。
**技候補
・[[&font(#00ced1){ふぶき}>ふぶき(ポケモン)]]
言わずもがなこおりタイプの最強技。
霰だと必中。
・&font(#00ced1){れいとうビーム}
霰を使わない場合、ふぶきの命中が不安な時のメインウェポン。
・&font(#00ced1){ぜったいれいど}
問答無用の[[一撃必殺技>一撃必殺技(ポケモン)]]。
[[スイクン]]等で困ったときに。
・&font(#00ced1){フリーズドライ}
[[XY>ポケットモンスター X・Y]]で新たに得た[[みずタイプ>みずタイプ(ポケモン)]]に効果抜群なこおり技。
[[キングドラ]]や[[ルンパッパ]]やみず+[[じめん>じめんタイプ(ポケモン)]]、[[ひこう>ひこうタイプ(ポケモン)]]複合に大ダメージを与えられる。
ちなみにこの技を覚えるポケモンの中では一番火力が高い。
(剣盾でグレイシアも覚えられるようになったことで抜かれてしまったが)
・&font(#808080){ラスターカノン}
威力と範囲が微妙だが、同族に対する唯一の有効打。
弱点である[[いわ>いわタイプ(ポケモン)]]や、XYで新たに登場した[[フェアリータイプ>フェアリータイプ(ポケモン)]]にも撃てる。
・ウェザーボール
[[天候>天候変化技(ポケモン)]]によってタイプ変化&威力が100に。
[[晴れ>晴れパ(ポケモン)]]下でのほのおタイプが特に相性補完として優秀だが、ゆきふらしと相性が悪い。
・[[めざめるパワー]]
[[みず>みずタイプ(ポケモン)]]または[[はがね>はがねタイプ(ポケモン)]]に対抗できるタイプが狙い目。
・[[だいばくはつ>じばく/だいばくはつ(ポケモン)]]
仕様変更で弱体化したが最後っ屁くらいには。
・&font(#00ced1){つららばり}
物理のメインウェポン。
[[襷>きあいのタスキ]]、[[がんじょう>がんじょう(ポケモン)]]、マルチスケイル、[[半減実>きのみ一覧(ポケモン)]]への対策にも。
・&font(#00ced1){こごえるかぜ}
調整次第で色々抜ける。
[[ダブル>ダブルバトル(ポケモン)]]・トリプルの補助にも。
・&font(#00ced1){こおりのつぶて}
[[先制技>先制技(ポケモン)]]。
遺伝はユキワラシから。
・&font(#ff00cc){ミラーコート}
特殊技のダメージを倍にして返す。
耐久も低くないので相手の特殊技を読めれば決まりやすい。
・ちょうはつ
3ターン変化技を封じる。
耐久合戦では有利に。
・&font(#808080){ボディパージ}
素早さ2段階↑と軽くなるオマケ付き。
遺伝は[[ハガネール>イワーク/ハガネール]]から。
・[[まもる>まもる/みきり(ポケモン)]]、[[みがわり>みがわり(ポケモン)]]
様子見等に。XYで永続天候廃止で無限バニラはできなくなった。
*■進化前 バニリッチ
----
全国図鑑583
分類:ひょうせつポケモン
英語名:Vanillish
高さ:1.1m
重さ:41.0kg
特性:アイスボディ(天気があられの時毎ターン最大HPの1/16回復)
/ゆきがくれ(天候があられの時、自分は天候ダメージを受けず、回避率が1.25倍になる) ※SMから
隠れ特性:くだけるよろい(物理攻撃を受けると防御が1段階下がり、素早さが2段階上がる)
・種族値
HP:51
攻撃:65
防御:65
特攻:80
特防:75
素早さ:59
合計:395
努力値:特攻+2
氷河期から存在しているポケモン。
氷の粒を操ることで自分の姿を隠しつつ敵を凍らせ、最後には[[頭突き]]で砕く。
図鑑の説明通り、この形態までは第2特性が「ゆきふらし」ではなく「ゆきがくれ」となっている。
「ぜったいれいど」が使える進化前ポケモンの中では能力が高いため、「[[しんかのきせき>しんかのきせき(ポケモン)]]」型で使うのも手。
ただ、より耐久型向きのタイプや特性を持つトドグラーの方が使いやすいか。
*■アニメでのバイバニラ系
----
バニプッチが[[シューティー>シューティー(ポケモン)]]の手持ちとして登場。
[[サトシ>サトシ(ポケモン)]]のポカブと相打ちになった。
カベルネの手持ちとして♀のバイバニラも登場した。小さなドラゴンタイプの♂が好きという困ったショタコン性癖持ち。
アイリスのキバゴを追いかけまわすが、女に見境のないサトシの[[ミジュマル>ダイケンキ]]に惚れられるというカオスな展開に。
ちなみに彼女はミジュマルには見向きもしなかった。
N「最後のトモダチ…追記・修正してくれ!」
#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,8)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- マルチの相方のギガインパクトバイバニラ考えたやつはおかしい… -- 名無しさん (2013-10-11 01:02:45)
- XYでフリーズドライ習得水で止まらなくなったし、フェアリーの登場でラスターカノンの範囲も広がったから強化されたのかな? -- 名無しさん (2013-10-21 19:34:38)
- ↑でも俺の無限バニラちゃんが息してないんだが……綿菓子っぽいペロッパフがフェアリーなんだしこいつも……と思ったらそんなことなかった -- 名無しさん (2013-10-21 21:21:14)
- 悪い意味でポケモンは種族値合計値だけではないと教えてくれるポケモン -- 名無しさん (2014-03-02 23:08:44)
- 攻撃の種族値をHPか素早さと入れ替えるだけでかなり違うと思うんだけどなぁ...... -- 名無しさん (2014-03-08 19:12:03)
- 一日にバイバニラ8体以上食べないとカビゴンの腹は満たされない -- 名無しさん (2014-03-20 23:48:16)
- 器用貧乏の見本お手本 -- 名無しさん (2014-03-21 00:29:27)
- アイスより茶色を先に連想してしまう -- 名無しさん (2014-07-15 07:57:22)
- ナットレイというこいつよりも合計種族値が低いポケモンがいる。あっちは種族値詐欺だけどな! -- 名無しさん (2014-07-19 19:54:14)
- 器用貧乏とはいえ以外と耐える上そこから思わぬ活躍が多い。そこら辺はやはり高種族値なんだなと実感する。 -- 名無しさん (2014-08-28 14:38:30)
- バニプッチのままお持ち帰りしたい -- 名無しさん (2014-08-29 12:24:51)
- メガカキゴーリ…じゃないメガオニゴーリも出たことだしメガバイバニラで31アイスクリームみたいにならないかなぁ… -- イキーダ (2014-11-18 12:51:24)
- 食っても味しなさそうな見た目 -- 名無しさん (2014-11-18 12:59:04)
- アデクのポケモンの中じゃ一番使いづらそうだなぁ -- 名無しさん (2014-12-28 20:27:05)
- ブリザードポケモンってかっこいいよね -- 名無しさん (2014-12-28 21:50:17)
- ↑そのゴツさと実際の可愛さにギャップ萌え -- 名無しさん (2015-03-04 19:45:51)
- 良くも悪くもデザイナーの個性がよく表れているポケモン。 -- 名無しさん (2015-03-14 14:26:16)
- ゲーフリの事だから色違いを茶色にすると思ってたが。 -- 名無しさん (2015-06-30 10:53:46)
- ドラクエに出そう。 ポケモン世界のソフトクリーム(ヒウンアイスも)の起源はコイツらの姿形をもとに開発者が作成した・・・とかだったらいいなw -- 名無しさん (2015-08-18 18:32:02)
- A95がほんと無駄に感じるなあ。マニューラみたいに思いっきり削ってもらってもいいのに。 -- 名無しさん (2016-02-17 23:45:16)
- 無理に進化レベル未満のボーマンダやガモス出すくらいなら進化レベルも下げりゃいいのに -- 名無しさん (2016-11-24 09:44:57)
- 特性にゆきふらし追加とくだけるよろいが素早さ2段階上昇になってかなり改善されたな。後はサブウェポンさえ充実すれば… -- 名無しさん (2016-12-04 15:38:24)
- サンムーンの図鑑で氷河期から存在してたとか -- 名無しさん (2016-12-04 16:59:30)
- スカーフ吹雪を必中で、しかもC高めとか怖い -- 名無しさん (2017-01-07 00:14:25)
- この種族値配分は意図的なものだろう。ただの野生ポケモンなのに合計が異様に高い。 -- 名無しさん (2017-01-07 00:47:14)
- ドラゴンは確実に潰す、等倍程度は耐えて反射か2発ゴリ押し。なんだかんだ種族値が高いから状況を選ばず活躍できたな。(第5世代当時) -- 名無しさん (2017-07-27 19:16:36)
- 不遇すぎわろたww -- 名無しさん (2020-01-27 13:56:33)
- 剣盾で大躍進。 -- 名無しさん (2020-01-30 09:01:20)
- 種族値の無駄遣いとか生ける廃材アート扱いされてたバイバニラが中堅上位くらいになれたとはなぁ…(剣盾環境を総括しながら) -- 名無しさん (2022-12-14 21:25:16)
#comment
#areaedit(end)
}
&font(#6495ED){登録日}:2011/06/02(木) 01:34:33
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
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[[ポケットモンスター]]シリーズに[[ブラック・ホワイト>ポケットモンスター ブラック・ホワイト]]から登場する[[ポケモン>ポケモン(ポケットモンスター)]]。
*■データ
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全国[[図鑑>ポケモン図鑑]]584
分類:ブリザードポケモン
[[英語]]名:Vanilluxe
高さ:1.3m
重さ:57.5kg
[[タマゴ>タマゴ(ポケモン)]]グループ:鉱物
性別比率:♂50♀50
タイプ:[[こおり>こおりタイプ(ポケモン)]]
[[特性>特性(ポケモン)]]:アイスボディ(天気があられの時毎ターン最大HPの1/16回復)
/ゆきふらし(戦闘に出た時、5ターンの間、天候をあられにする) ※[[SM>ポケットモンスター サン・ムーン]]から
[[隠れ特性>隠れ特性(ポケモン)]]:くだけるよろい(物理攻撃を受けると防御が1段階下がり、素早さが2段階上がる)
・[[種族値]]
HP:71
攻撃:95
防御:85
特攻:110
特防:95
素早さ:79
合計:535
[[努力値]]:特攻+3
バニプッチがLv35でバニリッチに[[進化>しんか(ポケモン)]]。
バニリッチがLv47でバイバニラに進化。
*■概要
----
[[第五世代>世代(ポケモン)]]から登場したまさかのソフトクリーム型のポケモン。
進化前のバニリッチは全身が白いソフトクリームそっくりな見た目をしていたが、
バイバニラになると下半身のコーン部分から頭が枝分かれし、2つのソフトクリームが乗っかったような姿になる。
笑顔を見せている方の頭には「ピコラ」のようなツノが生えている。
戦闘中は小さな手を交互にちょこちょこと振る。可愛い。
&del(){[[う○こ>うんこ]]とか言った奴は表出ろ。}
体温はマイナス6度前後。
朝日で溶けかけた2匹のバニリッチの身体がくっつき、寒い晩に再び凍ったことで生まれたらしい。
ブリザードポケモンという分類通り、水分を吸収し体内で雪雲を作り出すことができる。
ふたつの頭が同時に怒ると、口やツノから猛吹雪を発生させ、敵味方構わずあたりを大雪で埋めてしまう。
どこでも雪を作り出せるため、スキーヤーやスノーボーダーに人気のポケモン。
ちなみに2つの頭にはそれぞれに脳があり、お互いの意見が一致しないと移動することもできなくなるという。
しかし片方の頭が欠けても問題なく活動できる。
なおアイスクリームとしての宿命か、暑い場所では身体が溶けてしまう。
常夏の土地である[[アローラ地方>アローラ地方(ポケモン)]]で暮らすバイバニラ系統は全体的にサイズが小柄らしい。
[[色違い>色違い(ポケモン)]]は&font(#f09199){薄紫色}(バニプッチ)→&font(#800080){濃い紫色}(バニリッチ以降)。
葡萄味、[[ブルーベリー]]味なのかは不明。
*■ゲームでのバイバニラ
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進化前のバニプッチはれいとうコンテナの周りの草むらに生息。
冬には6ばんどうろ、または進化後のバニリッチと合わせてリュウラセンのとう付近の草むらに生息する。
対ソウリュウジムのために育てておくのも手。
ただ、[[わざマシン>わざマシン/ひでんマシン]]で攻撃範囲を広げられる[[ツンベアー]]系の方が便利かもしれない。
しかし、第5世代のポケモンの例に漏れず&bold(){進化が非常に遅い。}
せっかく&bold(){アイスクリームのポケモン}なんだし、
どうせなら&font(#afdfe4){バニプッチ}―Lv17→&font(#008cff){バニリッチ}―Lv31→&font(#0000ff){バイバニラ}にしたらよかったのに…
&font(#808080){([[レントラー]]一族も種族値、進化レベルともにそんな感じだし問題ないよね!?)}
BWのシナリオ上では、[[ジムリーダー>ジムリーダー(ポケモン)]]の[[ハチク>ハチク(ポケモン)]]や[[N>N(ポケモン)]]、[[チャンピオン>チャンピオン(ポケモン)]]の[[アデク>アデク(ポケモン)]]らも使用する。
[[ORAS>ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア]]では四天王[[プリム>プリム(ポケモン)]]が強化版で使用する。
*■対戦でのバイバニラ
----
少し高めの特攻と平均的なステータスを持つタイプ。
その特攻を活かした特殊アタッカーやアイスボディによる無限バニラ等育て方次第でいくつかの戦闘方法がある。
が、こおりタイプ故に[[グレイシア>グレイシア(ポケモン)]]や[[オニゴーリ]]、[[トドゼルガ]]等、似たような事ができるライバルが多い。
しかし技のバリエーションで差別化は可能。
攻撃も悪くはないのだが[[サブウェポン>サブウェポン(ポケモン)]]に乏しく、物理特化での運用は厳しい。
素早さがオニゴーリより"1"低い79と絶妙な為、仮想敵に合わせて調整する等したい。
あるいはその中途半端な素早さ故に最速を諦めて好きなめざパを狙ったりもできる。
種族値合計は535と一般ポケモンの中ではかなり高い部類なのだが、はっきり言ってしまえば&bold(){配分が全て中途半端}。
攻撃面は両刀寄りだがどっちつかずであり、
耐久はやや高めかと思えばHPの低さが足を引っ張っており、
嫌がらせのように激戦区の80に一歩届かない素早さと、
&bold(){種族値の無駄遣い}を代表するポケモンの一匹である。
そんな感じでかなり[[マイナーなポケモン>マイナーポケモン]]だったが、SMで&bold(){特性『ゆきふらし』}を獲得。
[[霰パーティ>霰パ(ポケモン)]]で扱えるようになった。
もっとも、[[アローラ>リージョンフォーム]][[キュウコン>キュウコン(ポケモン)]]という強力なライバルも同時に登場しているが。
第八世代では遂に「オーロラベール」を習得、ユキノオーも習得したので、これでゆきふらしポケモンは全員オーロラベールとの両立が可能に。
単タイプ故に4倍弱点を持たず、襷を持たなくても壁貼り前に事故りにくい、だいばくはつで自主退場も可能である。
が、その一方でめざパどころかみずのはどうまで没収されてしまい、ただでさえ狭い攻撃範囲が激狭になってしまった。
一応彼(彼女)の名誉のために言っておくと、Pokémon HOME解禁前のダブルバトルでは相方のミロカロスorインテレオンと共にひたすらふぶきをぶっ放すコンビが一定数使われ、自身も使用率ベスト30入りを果たしている。
**技候補
・[[&font(#00ced1){ふぶき}>ふぶき(ポケモン)]]
言わずもがなこおりタイプの最強技。
霰だと必中。
・&font(#00ced1){れいとうビーム}
霰を使わない場合、ふぶきの命中が不安な時のメインウェポン。
・&font(#00ced1){ぜったいれいど}
問答無用の[[一撃必殺技>一撃必殺技(ポケモン)]]。
[[スイクン]]等で困ったときに。
・&font(#00ced1){フリーズドライ}
[[XY>ポケットモンスター X・Y]]で新たに得た[[みずタイプ>みずタイプ(ポケモン)]]に効果抜群なこおり技。
[[キングドラ]]や[[ルンパッパ]]やみず+[[じめん>じめんタイプ(ポケモン)]]、[[ひこう>ひこうタイプ(ポケモン)]]複合に大ダメージを与えられる。
ちなみにこの技を覚えるポケモンの中では一番火力が高い。
(剣盾でグレイシアも覚えられるようになったことで抜かれてしまったが)
・&font(#808080){ラスターカノン}
威力と範囲が微妙だが、同族に対する唯一の有効打。
弱点である[[いわ>いわタイプ(ポケモン)]]や、XYで新たに登場した[[フェアリータイプ>フェアリータイプ(ポケモン)]]にも撃てる。
「みずのはどう」が没収された第8世代では、貴重というか&bold(){ほぼ唯一の}条件なしで弱点を突けるサブウェポン。
・&color(#3B4EF0){みずのはどう}
こおり技との相性補完としては優秀なのだが、威力が低い。
しかし先述の通りろくなサブウェポンがないため、こんなものにも頼らないといけないのが歯がゆい。
先述の通り第8世代ではなぜか覚えられなくなってしまった。
・&color(#60EE3C){シグナルビーム}
相性補完は微妙だが、これもまた貴重なサブウェポン。
しかしこちらは没収どころか第8世代で&bold(){廃止にされる}始末。
・ウェザーボール
[[天候>天候変化技(ポケモン)]]によってタイプ変化&威力が100に。
[[晴れ>晴れパ(ポケモン)]]下でのほのおタイプが特に相性補完として優秀だが、ゆきふらしと相性が悪い。
・[[めざめるパワー]]
[[みず>みずタイプ(ポケモン)]]または[[はがね>はがねタイプ(ポケモン)]]に対抗できるタイプが狙い目。
・[[だいばくはつ>じばく/だいばくはつ(ポケモン)]]
仕様変更で弱体化したが最後っ屁くらいには。
・&font(#00ced1){つららばり}
物理のメインウェポン。
[[襷>きあいのタスキ]]、[[がんじょう>がんじょう(ポケモン)]]、マルチスケイル、[[半減実>きのみ一覧(ポケモン)]]への対策にも。
一応「つららおとし」も第8世代から習得可。
・&font(#00ced1){こごえるかぜ}
調整次第で色々抜ける。
[[ダブル>ダブルバトル(ポケモン)]]・トリプルの補助にも。
・&font(#00ced1){こおりのつぶて}
[[先制技>先制技(ポケモン)]]。
遺伝はユキワラシから。
・&font(#ff00cc){ミラーコート}
特殊技のダメージを倍にして返す。
耐久も低くないので相手の特殊技を読めれば決まりやすい。
・ちょうはつ
3ターン変化技を封じる。
耐久合戦では有利に。
・&font(#808080){ボディパージ}
素早さ2段階↑と軽くなるオマケ付き。
遺伝は[[ハガネール>イワーク/ハガネール]]から。
・[[まもる>まもる/みきり(ポケモン)]]、[[みがわり>みがわり(ポケモン)]]
様子見等に。XYで永続天候廃止で無限バニラはできなくなった。
*■進化前 バニリッチ
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全国図鑑583
分類:ひょうせつポケモン
英語名:Vanillish
高さ:1.1m
重さ:41.0kg
特性:アイスボディ(天気があられの時毎ターン最大HPの1/16回復)
/ゆきがくれ(天候があられの時、自分は天候ダメージを受けず、回避率が1.25倍になる) ※SMから
隠れ特性:くだけるよろい(物理攻撃を受けると防御が1段階下がり、素早さが2段階上がる)
・種族値
HP:51
攻撃:65
防御:65
特攻:80
特防:75
素早さ:59
合計:395
努力値:特攻+2
氷河期から存在しているポケモン。
氷の粒を操ることで自分の姿を隠しつつ敵を凍らせ、最後には[[頭突き]]で砕く。
図鑑の説明通り、この形態までは第2特性が「ゆきふらし」ではなく「ゆきがくれ」となっている。
「ぜったいれいど」が使える進化前ポケモンの中では能力が高いため、「[[しんかのきせき>しんかのきせき(ポケモン)]]」型で使うのも手。
ただ、より耐久型向きのタイプや特性を持つトドグラーの方が使いやすいか。
*■アニメでのバイバニラ系
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バニプッチが[[シューティー>シューティー(ポケモン)]]の手持ちとして登場。
[[サトシ>サトシ(ポケモン)]]のポカブと相打ちになった。
カベルネの手持ちとして♀のバイバニラも登場した。小さなドラゴンタイプの♂が好きという困ったショタコン性癖持ち。
アイリスのキバゴを追いかけまわすが、女に見境のないサトシの[[ミジュマル>ダイケンキ]]に惚れられるというカオスな展開に。
ちなみに彼女はミジュマルには見向きもしなかった。
N「最後のトモダチ…追記・修正してくれ!」
#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,8)
}
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#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- マルチの相方のギガインパクトバイバニラ考えたやつはおかしい… -- 名無しさん (2013-10-11 01:02:45)
- XYでフリーズドライ習得水で止まらなくなったし、フェアリーの登場でラスターカノンの範囲も広がったから強化されたのかな? -- 名無しさん (2013-10-21 19:34:38)
- ↑でも俺の無限バニラちゃんが息してないんだが……綿菓子っぽいペロッパフがフェアリーなんだしこいつも……と思ったらそんなことなかった -- 名無しさん (2013-10-21 21:21:14)
- 悪い意味でポケモンは種族値合計値だけではないと教えてくれるポケモン -- 名無しさん (2014-03-02 23:08:44)
- 攻撃の種族値をHPか素早さと入れ替えるだけでかなり違うと思うんだけどなぁ...... -- 名無しさん (2014-03-08 19:12:03)
- 一日にバイバニラ8体以上食べないとカビゴンの腹は満たされない -- 名無しさん (2014-03-20 23:48:16)
- 器用貧乏の見本お手本 -- 名無しさん (2014-03-21 00:29:27)
- アイスより茶色を先に連想してしまう -- 名無しさん (2014-07-15 07:57:22)
- ナットレイというこいつよりも合計種族値が低いポケモンがいる。あっちは種族値詐欺だけどな! -- 名無しさん (2014-07-19 19:54:14)
- 器用貧乏とはいえ以外と耐える上そこから思わぬ活躍が多い。そこら辺はやはり高種族値なんだなと実感する。 -- 名無しさん (2014-08-28 14:38:30)
- バニプッチのままお持ち帰りしたい -- 名無しさん (2014-08-29 12:24:51)
- メガカキゴーリ…じゃないメガオニゴーリも出たことだしメガバイバニラで31アイスクリームみたいにならないかなぁ… -- イキーダ (2014-11-18 12:51:24)
- 食っても味しなさそうな見た目 -- 名無しさん (2014-11-18 12:59:04)
- アデクのポケモンの中じゃ一番使いづらそうだなぁ -- 名無しさん (2014-12-28 20:27:05)
- ブリザードポケモンってかっこいいよね -- 名無しさん (2014-12-28 21:50:17)
- ↑そのゴツさと実際の可愛さにギャップ萌え -- 名無しさん (2015-03-04 19:45:51)
- 良くも悪くもデザイナーの個性がよく表れているポケモン。 -- 名無しさん (2015-03-14 14:26:16)
- ゲーフリの事だから色違いを茶色にすると思ってたが。 -- 名無しさん (2015-06-30 10:53:46)
- ドラクエに出そう。 ポケモン世界のソフトクリーム(ヒウンアイスも)の起源はコイツらの姿形をもとに開発者が作成した・・・とかだったらいいなw -- 名無しさん (2015-08-18 18:32:02)
- A95がほんと無駄に感じるなあ。マニューラみたいに思いっきり削ってもらってもいいのに。 -- 名無しさん (2016-02-17 23:45:16)
- 無理に進化レベル未満のボーマンダやガモス出すくらいなら進化レベルも下げりゃいいのに -- 名無しさん (2016-11-24 09:44:57)
- 特性にゆきふらし追加とくだけるよろいが素早さ2段階上昇になってかなり改善されたな。後はサブウェポンさえ充実すれば… -- 名無しさん (2016-12-04 15:38:24)
- サンムーンの図鑑で氷河期から存在してたとか -- 名無しさん (2016-12-04 16:59:30)
- スカーフ吹雪を必中で、しかもC高めとか怖い -- 名無しさん (2017-01-07 00:14:25)
- この種族値配分は意図的なものだろう。ただの野生ポケモンなのに合計が異様に高い。 -- 名無しさん (2017-01-07 00:47:14)
- ドラゴンは確実に潰す、等倍程度は耐えて反射か2発ゴリ押し。なんだかんだ種族値が高いから状況を選ばず活躍できたな。(第5世代当時) -- 名無しさん (2017-07-27 19:16:36)
- 不遇すぎわろたww -- 名無しさん (2020-01-27 13:56:33)
- 剣盾で大躍進。 -- 名無しさん (2020-01-30 09:01:20)
- 種族値の無駄遣いとか生ける廃材アート扱いされてたバイバニラが中堅上位くらいになれたとはなぁ…(剣盾環境を総括しながら) -- 名無しさん (2022-12-14 21:25:16)
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