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「ボルシチ」(2023/02/14 (火) 10:46:07) の最新版変更点
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&font(#6495ED){登録日}：2011/05/30(月) 00:09:29
&font(#6495ED){更新日}：&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}：約 4 分で読めます
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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
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#center(){
それでは諸君、
ブリーフィングを開始する。
今回の項目内容《ターゲット》を確認してもらいたい。
そう、&font(#994c00){ボルシチ}だ。
}
ボルシチとはウクライナの伝統的な料理である。
テーブルビーツ((テンサイ(サトウダイコン)の仲間))と[[タマネギ>タマネギ(野菜)]]、[[ニンジン>ニンジン(野菜)]]、[[キャベツ>キャベツ(野菜)]]、牛肉などの材料を炒めてから、[[スープ]]でじっくり煮込んで作る。
ボルシチを特徴づける鮮やかな紅色は、ビーツの色素によるものである。
*作成例
**【材料】
-肉
-水
-ビーツ
-人参
-キャベツ
-玉葱
-[[ジャガイモ]]
-[[ニンニク>ニンニク／大蒜]]
-バター
-トマトペースト
-ワインビネガー
-[[塩]]
-胡椒
-サワークリーム((ロシアでは、サワークリームよりも乳脂肪分が少なく種菌も異なるスメタナが使用される。))
**【調理工程】
+肉と野菜を、食べやすい大きさに切る。
+鍋で肉を茹でる。
+フライパンにバターを引き、ニンニクを炒める。
+フライパンにジャガイモ・人参・玉葱を投下し、加熱。
+第2工程の鍋に炒めた物を投下。
+キャベツ、ビーツ、トマトペーストを混入。
+ワインビネガー、塩、胡椒を加え煮込む。
+皿に盛り、サワークリームをトッピング。
#center(){&font(#ff0000){完成}}
*ボルシチが登場する作品
アニヲタwikiの項目的には、以下がメインである。
**『[[フルメタル・パニック！]]』
主人公「[[相良宗介]]」軍曹の上官であり、彼の親代わりの様な人物である「アンドレイ・セルゲイビッチ・カリーニン」少佐が作中で作った料理である。
彼の亡き妻である、イリーナの味を再現しようと、彼が試行錯誤を繰り返し、遂にレシピに辿り着いた。
その不明だった材料は、なんと…
#center(){&font(#ff0000){ココアパウダーと味噌ペースト}}
彼は「&font(#994c00){ボルシチ}には、&font(#ff0000){ココアと味噌は欠かせません。}」と語っていた。
味は[[テッサ>>テレサ・テスタロッサ]]曰わく「温かい[[ドクターペッパー]]」
これを震えながら食べるテッサはちょっとエロイ
これを再現するにあたり、鍋のかき混ぜ方やその回数、火のかけ方や時間を非常に厳しく、
正確にストップウォッチで計測して（OVAでは&font(#ff0000){リトマス}&font(#0000ff){試験紙}でphまでも確認して）完成させた。
食べに来ないかと宗介を誘うが、あの彼が声を裏返しながら「先約がある」と逃げたほどである。
隠し味に&font(#ff0000){アレ}を入れたのは、恐らくめったに家に帰らない夫に対する、妻のささやかな嫌がらせだったのだろう。
しかし、戦場暮らしのカリーニンには、こんな味でもご馳走だったらしく、妻からの無言の抗議であることに気づかなかった。
&font(#ff0000){実際に味噌を隠し味に入れる場合もあるが…ココアの味は隠せてない}
**『[[聖痕のクェイサー]]』
主人公のサーシャの好物。
こだわりがあるだけに本物と認めたものしか食べないが、まふゆの作ったボルシチは本物と認めている。
ビーフシチューが好物のリジーとはたびたび対立している模様。
**『[[半熟英雄>半熟英雄 ああ、世界よ半熟なれ…！！]]』
エグモンとして2、4に登場。
2ではカラフルエッグ所属だが、4ではなぜかサイバーエッグ所属。
見た目はスプーンとフォークを持った、手足が生えた鍋。
ボルシチと言いつつも、技はなぜか「ちゃんこ」「げきからカレー」と、どう考えてもボルシチとは思えない。
一応、4では三番目の技に「ボルシチ」が出たため、なんとかボルシチと言えるようになった。
また、2では負け台詞は「ガスパチョ…」だったが、4では&font(#ff0000){女性の}声で
&font(#ff0000){「そんな…だってボルシチ食べるだけって言ったから…あッ…、ん…。」}
なぜかこの台詞に変更された。
実にエr… ｹﾞﾌﾝ､ｹﾞﾌﾝ けしからん。
**『[[ガールズ＆パンツァー]]』
[[プラウダ高校>プラウダ高校(ガールズ＆パンツァー)]]のカチューシャの好物。
全国大会準決勝で休息を取った際に、他のメンバーと焚き火を囲う中で食した。
**『[[城下町のダンデライオン]]』
櫻田光が拾ってきた猫の名前。
命名したのは櫻田奏で、本人は気に入っている様子。
なぜか拾ってきた光より櫻田茜に懐いている。
*余談
2011年12月施行の駿台大学入試センタープレテストの地理Bにおいて、ロシアの伝統的な料理として出題された。
その際の説明は「肉やジャガイモ、キャベツなどをテンサイと一緒に煮込んだスープ料理で、全体的に濃い赤色をいている。」といったもので、
タイの伝統料理「トムヤムクン」、ブラジルの肉料理「シェラスコ」、ケニアの主食「ウガリ」のそれぞれの説明文を載せて区別させ、
その中からロシアの料理を選ばせる問題だった。
カリーニン「実際に、私のボルシチを堪能してから、追記・修正をしたまえ。」
サーシャ｢なんだ……、このボルシチは……｣
ボルシチ「ガスパチョ…」
#include(テンプレ２)
#right(){この項目が面白かったなら……＼ポチッと/
#vote3(time=600,3)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- ボルシチケーキ(ﾎﾞｿｯ -- 名無しさん (2015-02-16 01:08:47)
- ボルシチに使うサワークリームは、スーパーなどで売られているサワークリームとはちょっと違い、スメタナと呼ばれるもので、そのまま食べることもできたりするヨーグルトの一種のような感じ -- 名無しさん (2017-06-23 09:10:14)
- 食べてみたい…… -- 名無しさん (2017-06-23 09:25:04)
- ビーツはちょっとその辺のスーパーでは売ってないので、トマトオンリーで作っても、まあトマトスープではあるが普通に旨い。 -- 名無しさん (2018-04-22 10:23:49)
- ちなみに、五月革命の端緒となったポチョムキン号の反乱の直接の原因は、出されたボルシチが腐って虫が湧いていたことに抗議した者が射殺されたことらしい。 -- 名無しさん (2019-02-11 11:54:40)
- 某総統閣下の空耳で出てくることも有名かもしれんな -- 名無しさん (2019-02-11 11:56:24)
- デジモン02でロシアの選ばれし子供達と言葉の通じないなか「ボルシチ」「ピロシキ」を暗号代わりにすることで連携プレーを実現したはず -- 名無しさん (2021-08-11 17:17:08)
#comment
#areaedit(end)
}
&font(#6495ED){登録日}：2011/05/30(月) 00:09:29
&font(#6495ED){更新日}：&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}：約 4 分で読めます
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#center(){
それでは諸君、
ブリーフィングを開始する。
今回の項目内容《ターゲット》を確認してもらいたい。
そう、&font(#994c00){ボルシチ}だ。
}
ボルシチとはウクライナの伝統的な料理である。
テーブルビーツ((テンサイ(サトウダイコン)の仲間))と[[タマネギ>タマネギ(野菜)]]、[[ニンジン>ニンジン(野菜)]]、[[キャベツ>キャベツ(野菜)]]、牛肉などの材料を炒めてから、[[スープ]]でじっくり煮込んで作る。
ボルシチを特徴づける鮮やかな紅色は、ビーツの色素によるものである。
*作成例
**【材料】
-肉
-水
-ビーツ
-人参
-キャベツ
-玉葱
-[[ジャガイモ]]
-[[ニンニク>ニンニク／大蒜]]
-バター
-トマトペースト
-ワインビネガー
-[[塩]]
-胡椒
-サワークリーム((ロシアでは、サワークリームよりも乳脂肪分が少なく種菌も異なるスメタナが使用される。))
**【調理工程】
+肉と野菜を、食べやすい大きさに切る。
+鍋で肉を茹でる。
+フライパンにバターを引き、ニンニクを炒める。
+フライパンにジャガイモ・人参・玉葱を投下し、加熱。
+第2工程の鍋に炒めた物を投下。
+キャベツ、ビーツ、トマトペーストを混入。
+ワインビネガー、塩、胡椒を加え煮込む。
+皿に盛り、サワークリームをトッピング。
#center(){&font(#ff0000){完成}}
*ボルシチが登場する作品
アニヲタwikiの項目的には、以下がメインである。
**『[[フルメタル・パニック！]]』
主人公「[[相良宗介]]」軍曹の上官であり、彼の親代わりの様な人物である「アンドレイ・セルゲイビッチ・カリーニン」少佐が作中で作った料理である。
彼の亡き妻である、イリーナの味を再現しようと、彼が試行錯誤を繰り返し、遂にレシピに辿り着いた。
その不明だった材料は、なんと…
#center(){&font(#ff0000){ココアパウダーと味噌ペースト}}
彼は「&font(#994c00){ボルシチ}には、&font(#ff0000){ココアと味噌は欠かせません。}」と語っていた。
味は[[テッサ>>テレサ・テスタロッサ]]曰わく「温かい[[ドクターペッパー]]」
これを震えながら食べるテッサはちょっとエロイ
これを再現するにあたり、鍋のかき混ぜ方やその回数、火のかけ方や時間を非常に厳しく、
正確にストップウォッチで計測して（OVAでは&font(#ff0000){リトマス}&font(#0000ff){試験紙}でphまでも確認して）完成させた。
食べに来ないかと宗介を誘うが、あの彼が声を裏返しながら「先約がある」と逃げたほどである。
隠し味に&font(#ff0000){アレ}を入れたのは、恐らくめったに家に帰らない夫に対する、妻のささやかな嫌がらせだったのだろう。
しかし、戦場暮らしのカリーニンには、こんな味でもご馳走だったらしく、妻からの無言の抗議であることに気づかなかった。
&font(#ff0000){実際に味噌を隠し味に入れる場合もあるが…ココアの味は隠せてない}
**『[[聖痕のクェイサー]]』
主人公のサーシャの好物。
こだわりがあるだけに本物と認めたものしか食べないが、まふゆの作ったボルシチは本物と認めている。
ビーフシチューが好物のリジーとはたびたび対立している模様。
**『[[半熟英雄>半熟英雄 ああ、世界よ半熟なれ…！！]]』
エグモンとして2、4に登場。
2ではカラフルエッグ所属だが、4ではなぜかサイバーエッグ所属。
見た目はスプーンとフォークを持った、手足が生えた鍋。
ボルシチと言いつつも、技はなぜか「ちゃんこ」「げきからカレー」と、どう考えてもボルシチとは思えない。
一応、4では三番目の技に「ボルシチ」が出たため、なんとかボルシチと言えるようになった。
また、2では負け台詞は「ガスパチョ…」だったが、4では&font(#ff0000){女性の}声で
&font(#ff0000){「そんな…だってボルシチ食べるだけって言ったから…あッ…、ん…。」}
なぜかこの台詞に変更された。
実にエr… ｹﾞﾌﾝ､ｹﾞﾌﾝ けしからん。
**『[[ガールズ＆パンツァー]]』
[[プラウダ高校>プラウダ高校(ガールズ＆パンツァー)]]のカチューシャの好物。
全国大会準決勝で休息を取った際に、他のメンバーと焚き火を囲う中で食した。
**『[[城下町のダンデライオン]]』
櫻田光が拾ってきた猫の名前。
命名したのは櫻田奏で、本人は気に入っている様子。
なぜか拾ってきた光より櫻田茜に懐いている。
*余談
2011年12月施行の駿台大学入試センタープレテストの地理Bにおいて、ロシアの伝統的な料理として出題された。
その際の説明は「肉やジャガイモ、キャベツなどをテンサイと一緒に煮込んだスープ料理で、全体的に濃い赤色をいている。」といったもので、
タイの伝統料理「トムヤムクン」、ブラジルの肉料理「シェラスコ」、ケニアの主食「ウガリ」のそれぞれの説明文を載せて区別させ、
その中からロシアの料理を選ばせる問題だった。
カリーニン「実際に、私のボルシチを堪能してから、追記・修正をしたまえ。」
サーシャ｢なんだ……、このボルシチは……｣
ボルシチ「ガスパチョ…」
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#right(){この項目が面白かったなら……＼ポチッと/
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- ボルシチケーキ(ﾎﾞｿｯ -- 名無しさん (2015-02-16 01:08:47)
- ボルシチに使うサワークリームは、スーパーなどで売られているサワークリームとはちょっと違い、スメタナと呼ばれるもので、そのまま食べることもできたりするヨーグルトの一種のような感じ -- 名無しさん (2017-06-23 09:10:14)
- 食べてみたい…… -- 名無しさん (2017-06-23 09:25:04)
- ビーツはちょっとその辺のスーパーでは売ってないので、トマトオンリーで作っても、まあトマトスープではあるが普通に旨い。 -- 名無しさん (2018-04-22 10:23:49)
- ちなみに、五月革命の端緒となったポチョムキン号の反乱の直接の原因は、出されたボルシチが腐って虫が湧いていたことに抗議した者が射殺されたことらしい。 -- 名無しさん (2019-02-11 11:54:40)
- 某総統閣下の空耳で出てくることも有名かもしれんな -- 名無しさん (2019-02-11 11:56:24)
- デジモン02でロシアの選ばれし子供達と言葉の通じないなか「ボルシチ」「ピロシキ」を暗号代わりにすることで連携プレーを実現したはず -- 名無しさん (2021-08-11 17:17:08)
#comment
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