コミックギア

「コミックギア」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

コミックギア」(2021/11/06 (土) 18:00:46) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2012/06/12 (火) 07:36:35 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 芳文社から発行されていた漫画雑誌。 通常の漫画雑誌は編集者と漫画家が一対一で制作するもので、漫画家同士の繋がりは希薄なものである。 対してこの雑誌の場合は、連載作家全員が毎日共同の仕事場に集まり意見を出しあいながら漫画を制作していくスタイルを取っている、トキワ荘のようなもの。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){そこ、合同同人誌とか言わない}}} これにより、連載作家全員が漫画を面白くする方法を知っていると言っても過言ではないだろう。 キャッチコピーは&bold(){「マンガ誌の作り方変えてみました。」}である。 追記・修正お願いします。 ---- &link_up(△)メニュー &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #right(){この項目が面白かったなら……[ポチッと]} さて。 コミックギアの問題点を説明しよう。 それは単純に連載漫画のほとんどが&font(#ff0000){面白くない}のである。 理由として指摘されているのは、 ・無意味に大ゴマや見開きを乱発する傾向にあり、ページ数の水増しにしかなっていない。 ・主人公も俺様系や卑屈と似たり寄ったりな性格ばかりで感情移入がしづらい。 ・ストーリーが単純に不出来で悪い意味で突っ込み所満載。 最早、商業漫画雑誌としては欠陥品ともいえるシロモノであったのだ。 「ドージンワーク」などでお馴染みヒロユキが合同同人誌を出すにあたってよく参加していた人々が連載陣に入っていた…要は内輪な面子である事も大きい。 また、彼らはコミックギアが出た時点では商業漫画雑誌での連載は皆無…つまり一部を除いて新人であり、絵はともかく構成力では素人レベルだったと考える人もいる。 挙句、自分達が出した同人誌でギアのセルフパロディと宣伝をしたりと、公私混同ともとれる事をしでかしている。 これらについて「同人活動をほぼそのまま持ってきただけの話であり、ヒロユキの自己満足もしくは漫画を完全に舐めている」などといった否定的な意見も見られている。 当然ながらネットでの評判は非常に悪く、一部のプロ漫画家からも&font(#ff0000){「同人誌じゃねえっての」}と酷評された。 &bold(){作者たちのキャリア不足を考えても、褒めるところが少ない}としか言いようが無く、結局わずか2号で廃刊となった。 なお、コミックギアが生まれる直前は、雷句誠による小学館騒動の真っ只中で世間を騒がせていた事もあり、 &font(#ff0000){「編集者なんていない方がいいんじゃない?」}なんて声もチラホラ見受けられた。 それ故か、ギアの創刊はそれなりに話題を呼んだものの、 結局のところ買ってしまった読者に&font(#ff0000){編集者が如何に大切であるか}を再確認させただけに終わったのである。 ちなみに、ギアにおいても、編集者によるチェックは存在していた様子。 一体何をチェックしていたというのだと言わざるを得ない。 なお、雑誌としては大失敗に終わったコミックギアではあるが、作家たちの多くは現在でも精力的に活動しており中にはブレイクした人も見受けられている。 本作の経験は全くの無駄でも無かったのかもしれない。 *&sizex(5){■作品一覧} &bold(){・スーパー俺様ラブストーリー} 作者:ヒロユキ 大ゴマと見開きの乱発こそ多いが、流石に連載経験もあってか、十分読めるレベル。2号連続で2話掲載さらに一気に100ページ掲載した事もあって、一番早くコミックスが出た。%%1巻だけだけど%% &bold(){・マシンガンソウル} 作者:じゅら 銃の扱いがヘタクソな傭兵が根性で頑張る話。戦場設定がかなりガバガバ。「ペーゥ」「イギッ」のやり取りと2話の鎧男ベロ・レベロは一部で有名。&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){「ペーゥ」はコラだが。}}} ちなみに作者はエロ漫画家でもある。 &bold(){・大魔王ザキ} 作者:若林稔弥 生意気な少年が世界征服を目指す話。 後に作者は[[月刊少年ガンガン]]で「恋するみちるお嬢様」を連載し、Web漫画「[[徒然チルドレン]]」でブレイクする事となる。 &bold(){・ゴーストラッシュ} 作者:ユーゴ 退魔アクション。目の前で人が襲われているのに&font(#ff0000){「やだね!あんな汚い奴らうんざりだ」}と服が汚れるから拒否する姿は別の意味で必見。 第一回は写植ミスなのか扉絵に作者の名前が書いていなかった。 &bold(){・Good Game} 作者:友吉 eスポーツを題材とした漫画。ウメハラを先取りしている。 描写が甘い所もあるが、他と比べると読めるレベル。 [[まんがタイムきららフォワード]]に移籍し、連載が続けられるが打ち切りとなった。現在は[[マンガ図書館Z]]で閲覧可能。 作者は携帯コミックやTwitterでのおバカエロギャグ漫画のイメージが強いかもしれない。 &bold(){・ヒヨコと道化と不思議の町と} 作者:とりねこ 不思議な街を訪れた少女ヒヨコの日常を描いたハートフルファンタジー作品。&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){正直、こっちを移籍するべきだった。}}} 作者は残念ながら現在は作家活動そのものから離れている様子。 &bold(){・デスハート} 作者:佐藤ユーキ 主人公がまたフラれてぶっ倒れ、医者から「今度失恋したら死ぬよ」と告げられる場面を&font(#ff0000){約50ページ(1話まるごと)}に渡り描いた漫画。 %%誰か止める人はいなかったのかと問い詰めたい。%% 作者は後に月刊アクションにて「漫画家アシスタント三郷さん(29)は婚活中」を連載。 &bold(){・アシュラ} 作者:櫻井マコト 劣化[[デトロイト・メタル・シティ]]。作者は現在、商業ではコミカライズを中心に活動。 &bold(){・プリンセスサマナー} 作者:九品そういん 女の子たちによるオリジナルカードバトル漫画。百合百合した様子は見ていてほっこりする。 後の[[WIXOSS]]の先駆けとも言え着眼点は良かったのかもしれない。 作者は別PNでブラッドにて連載し、[[少年ジャンプ+]]にも読み切りを発表している。 追記・修正は、Wikiの作り方を変えてからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ヒヨコ好きだった。他社が拾ってくれても良かったのに・・・ -- 名無しさん (2014-10-13 23:49:31) - もしWebコミックとして再開したら、「まどか☆マギカ」の漫画版等が連載されていたかもしれなかったのにね -- 名無しさん (2015-08-16 21:24:46) - 何言ってんだこの馬鹿 -- 名無しさん (2020-09-15 11:21:04) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/06/12 (火) 07:36:35 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 芳文社から発行されていた漫画雑誌。 通常の漫画雑誌は編集者と漫画家が一対一で制作するもので、漫画家同士の繋がりは希薄なものである。 対してこの雑誌の場合は、連載作家全員が毎日共同の仕事場に集まり意見を出しあいながら漫画を制作していくスタイルを取っている、トキワ荘のようなもの。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){そこ、合同同人誌とか言わない}}} これにより、連載作家全員が漫画を面白くする方法を知っていると言っても過言ではないだろう。 キャッチコピーは&bold(){「マンガ誌の作り方変えてみました。」}である。 追記・修正お願いします。 ---- &link_up(△)メニュー &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #right(){この項目が面白かったなら……[ポチッと]} さて。 コミックギアの問題点を説明しよう。 それは単純に連載漫画のほとんどが&font(#ff0000){面白くない}のである。 理由として指摘されているのは、 ・無意味に大ゴマや見開きを乱発する傾向にあり、ページ数の水増しにしかなっていない。 ・主人公も俺様系や卑屈と似たり寄ったりな性格ばかりで感情移入がしづらい。 ・ストーリーが単純に不出来で悪い意味で突っ込み所満載。 最早、商業漫画雑誌としては欠陥品ともいえるシロモノであったのだ。 「ドージンワーク」などでお馴染みヒロユキが合同同人誌を出すにあたってよく参加していた人々が連載陣に入っていた…要は内輪な面子である事も大きい。 また、彼らはコミックギアが出た時点では商業漫画雑誌での連載は皆無…つまり一部を除いて新人であり、絵はともかく構成力では素人レベルだったと考える人もいる。 挙句、自分達が出した同人誌でギアのセルフパロディと宣伝をしたりと、公私混同ともとれる事をしでかしている。 これらについて「同人活動をほぼそのまま持ってきただけの話であり、ヒロユキの自己満足もしくは漫画を完全に舐めている」などといった否定的な意見も見られている。 当然ながらネットでの評判は非常に悪く、一部のプロ漫画家からも&font(#ff0000){「同人誌じゃねえっての」}と酷評された。 &bold(){作者たちのキャリア不足を考えても、褒めるところが少ない}としか言いようが無く、結局わずか2号で廃刊となった。 なお、コミックギアが生まれる直前は、雷句誠による小学館騒動の真っ只中で世間を騒がせていた事もあり、 &font(#ff0000){「編集者なんていない方がいいんじゃない?」}なんて声もチラホラ見受けられた。 それ故か、ギアの創刊はそれなりに話題を呼んだものの、 結局のところ買ってしまった読者に&font(#ff0000){編集者が如何に大切であるか}を再確認させただけに終わったのである。 ちなみに、ギアにおいても、編集者によるチェックは存在していた様子。 一体何をチェックしていたというのだと言わざるを得ない。 なお、雑誌としては大失敗に終わったコミックギアではあるが、作家たちの多くは現在でも精力的に活動しており中にはブレイクした人も見受けられている。 本作の経験は全くの無駄でも無かったのかもしれない。 *&sizex(5){■作品一覧} &bold(){・スーパー俺様ラブストーリー} 作者:ヒロユキ 大ゴマと見開きの乱発こそ多いが、流石に連載経験もあってか、十分読めるレベル。2号連続で2話掲載さらに一気に100ページ掲載した事もあって、一番早くコミックスが出た。%%1巻だけだけど%% &bold(){・マシンガンソウル} 作者:じゅら 銃の扱いがヘタクソな傭兵が根性で頑張る話。戦場設定がかなりガバガバ。「ペーゥ」「イギッ」のやり取りと2話の鎧男ベロ・レベロは一部で有名。&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){「ペーゥ」はコラだが。}}} ちなみに作者はエロ漫画家でもある。 &bold(){・大魔王ザキ} 作者:若林稔弥 生意気な少年が世界征服を目指す話。 後に作者は月刊少年ガンガンで「恋するみちるお嬢様」を連載し、Web漫画「[[徒然チルドレン]]」でブレイクする事となる。 &bold(){・ゴーストラッシュ} 作者:ユーゴ 退魔アクション。目の前で人が襲われているのに&font(#ff0000){「やだね!あんな汚い奴らうんざりだ」}と服が汚れるから拒否する姿は別の意味で必見。 第一回は写植ミスなのか扉絵に作者の名前が書いていなかった。 &bold(){・Good Game} 作者:友吉 eスポーツを題材とした漫画。ウメハラを先取りしている。 描写が甘い所もあるが、他と比べると読めるレベル。 まんがタイムきららフォワードに移籍し、連載が続けられるが打ち切りとなった。現在はマンガ図書館Zで閲覧可能。 作者は携帯コミックやTwitterでのおバカエロギャグ漫画のイメージが強いかもしれない。 &bold(){・ヒヨコと道化と不思議の町と} 作者:とりねこ 不思議な街を訪れた少女ヒヨコの日常を描いたハートフルファンタジー作品。&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){正直、こっちを移籍するべきだった。}}} 作者は残念ながら現在は作家活動そのものから離れている様子。 &bold(){・デスハート} 作者:佐藤ユーキ 主人公がまたフラれてぶっ倒れ、医者から「今度失恋したら死ぬよ」と告げられる場面を&font(#ff0000){約50ページ(1話まるごと)}に渡り描いた漫画。 %%誰か止める人はいなかったのかと問い詰めたい。%% 作者は後に月刊アクションにて「漫画家アシスタント三郷さん(29)は婚活中」を連載。 &bold(){・アシュラ} 作者:櫻井マコト 劣化デトロイト・メタル・シティ。作者は現在、商業ではコミカライズを中心に活動。 &bold(){・プリンセスサマナー} 作者:九品そういん 女の子たちによるオリジナルカードバトル漫画。百合百合した様子は見ていてほっこりする。 後の[[WIXOSS]]の先駆けとも言え着眼点は良かったのかもしれない。 作者は別PNでブラッドにて連載し、少年ジャンプ+にも読み切りを発表している。 追記・修正は、Wikiの作り方を変えてからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ヒヨコ好きだった。他社が拾ってくれても良かったのに・・・ -- 名無しさん (2014-10-13 23:49:31) - もしWebコミックとして再開したら、「まどか☆マギカ」の漫画版等が連載されていたかもしれなかったのにね -- 名無しさん (2015-08-16 21:24:46) - 何言ってんだこの馬鹿 -- 名無しさん (2020-09-15 11:21:04) #comment #areaedit(end) }

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: