ポワルン

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&font(#6495ED){登録日}:2011/08/13 Sat 13:52:59 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- ポワルンとは[[ポケットモンスター]]シリーズに[[ルビー・サファイア>ポケットモンスター ルビー・サファイア]]から登場する[[ポケモン>ポケモン(ポケットモンスター)]]。 *■データ ---- 全国[[図鑑>ポケモン図鑑]]No.351 分類:てんきポケモン 英語名:Castform 高さ:0.3m 重さ:0.8kg [[タマゴ>タマゴ(ポケモン)]]グループ:妖精/不定形 性別比率:♂50♀50 タイプ:[[ノーマル>ノーマルタイプ(ポケモン)]] [[特性>特性(ポケモン)]]:てんきや(天候がはれ、あめ、あられの時、[[姿>フォルム/すがた(ポケモン)]]とタイプが変わる) [[種族値]] HP:70 攻撃:70 防御:70 特攻:70 特防:70 素早さ:70 合計:420 [[努力値]]:HP+1 [[進化>しんか(ポケモン)]]はしない。   *■概要 ---- 天気と深い関わりを持つポケモン。 天気によって姿とタイプが変化する。 この力は、小さい体を守る為、大自然のパワーを使えるようになって得た物。 体の細胞が、気温や湿度等の変化によって影響を受け、このような変化が起こる。 ポワルンの体の細胞は、水の分子とそっくり。 また、気象が変われば気性まで変わってしまう。 晴れだと[[ほのお>ほのおタイプ(ポケモン)]]、雨だと[[みず>みずタイプ(ポケモン)]]、あられだと[[こおりタイプ>こおりタイプ(ポケモン)]]になる。 砂嵐?知らんなぁ……。 ちなみに、「フォルム」という名前こそ使われていない(この頃はまだフォルムという言葉が無かった)が、[[デオキシス]]と並んでフォルムチェンジシステムの始祖となったポケモン。   *■ゲームでのポワルン ---- RSEでは野生で登場しない。 天気研究所で発生する[[マグマ団orアクア団>マグマ団/アクア団(ポケモン)]]のイベントをクリアすると、お礼として所長から[[貰える>シナリオ中に人から貰うポケモン]]。 いわゆるレアポケの一種である。 この時のレベルは25。 [[DPt>ポケットモンスター ダイヤモンド・パール]]では自慢の裏庭に出現。 野生で登場するのはこの作品のみ。 [[HGSS>ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー]]では、ポケウォーカーのコース「ツリーハウス」に出現。 [[ORAS>ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア]]ではリメイク前同様、天気研究所で入手可能。 [[トルネロス]]、[[ボルトロス]]入手の条件として必須のポケモンになっている。 基本的には、イベント等で手に入れる事になるポケモンである。 このポケモンの存在で、プレイヤーは天候の存在を深く認識することになる(第二世代には既に存在していたが、対戦をよほどやりこまない限り「マニアックな要素」という認識だった)。 そしてグラードンやカイオーガはもちろん、特性の「ようりょくそ」「すいすい」「あめうけざら」などに理解を示していくようになるのだ。 *■対戦でのポワルン ---- 種族値は全て70と貧弱。 なので特性を利用した技構成を考える必要がある。 天気パーティ以外だと使いにくいのがネック。 覚える技も天気に関係した技が中心。もちろん全天候技変化を覚える。 ウェザーボールがメインとなるだろう。 ただし元々ウェザーボールはポワルン[[専用技>専用わざ(ポケモン)]]だったが、後に[[ロズレイド]]が習得し、さらには[[フワライド]]や[[バイバニラ]]や[[ユキ>オニゴーリ]][[ワラシ>ユキメノコ]]、 あげくの果てに「ようりょくそ」とのシナジーでポワルン以上に晴れウェザボを使いこなす[[ウツボット]]が軒並み覚え始めた。 ポワルンカワイソス(´;ω;`) [[BW>ポケットモンスター ブラック・ホワイト]]ではまさかの「[[だいもんじ>大文字]]」「ハイドロポンプ」「[[ふぶき>ふぶき(ポケモン)]]」を習得。 これらのお陰で無理に天候を変えずとも戦える様になった。 まさにゲーフリがウェザボをいろんな奴に渡した反省である。すごいぜポワルン! 技はあれこれ覚えさせるより、[[晴れパ>晴れパ(ポケモン)]]なら晴れパ、[[雨パ>雨パ(ポケモン)]]なら雨パに絞った方が良い。 なお、よく勘違いされるが、&bold(){天候が砂嵐の時は何の変化もない。} ウェザーボールもあられ時には威力100のこおりタイプだが、晴れと雨のように威力アップの恩恵がない。 天候パーティを組んでポワルンを入れる際には注意。 他にも霧などのイベント天候などにも対応しておらず、どこか中途半端な印象が否めない。 まぁ、元の能力が能力なので、メジャーではないが。 *■アニメでのポワルン ---- [[AG>ポケットモンスター アドバンスジェネレーション]]編の天気研究所の話に登場。 CV:[[水樹奈々]]       *余談 その独特な立ち位置や特殊な挙動によって、何かと変な話題が尽きないポケモンである。 第三世代のルビー・サファイア・エメラルドでは必ずこのポケモンをもらうことになる。これによって強制ダブルバトルのジムリーダー、フウとランでも詰まないようになっている。 実は秘伝技の兼ね合いからルビー・サファイアはミズゴロウ1匹で殿堂入りまでクリアすることが可能。 ルビー・サファイアのエンディングはこれまで捕まえたポケモンがランダムに表示されるというものだが、&bold(){ポワルンとミズゴロウが交互に出てくるだけの映像が合計1分ほど流れる}という非常にシュールな絵面になる。 しかしどうしても捕まえた数が2匹になってしまう。できれば1匹でクリアしたいが、どうすればいいだろう? 鍵はポケモンボックスにあった。ポケモンボックスの初回ログインでもらえる「みねうちチルットのタマゴ」と、フエンタウンでもらえる「ソーナノのタマゴ」を入手し、 これを使って別のROMからミズゴロウの♂と♀を調達する。そしてここからミズゴロウのタマゴだけを大量に産んで手持ちとボックスを全部埋め尽くし、これでポワルンの受け取りを拒否するのである。 逆に言えばポケモンボックスという外部ソフトを使ったうえでここまでしないと&bold(){交換を使用してすらポワルンの受け取りを拒否できない}。つまり捕まえた数1匹クリアの最大の壁として君臨するのである。 「タマゴ産ませるならミズゴロウ2匹でいいじゃん」と思うかもしれないが、そうすると手持ちのポケモンが不在になるので預けられないのだ。 第四世代のプラチナ版では、天候が変化している状態で「おいうち」で敵を倒してしまうと、 複数の天候が同時に発動してしまい様々な処理がおかしくなるというバグ(おいうちバグ)が存在した。 この状態でポワルンを出すと&bold(){変身が止まらなくなってゲームが進行しなくなってしまう}。他にもチェリムでも同じように変身を繰り返してゲームが進行しなくなる。 戦闘中に姿が変わるポケモンであるため、ポケモンバトルレボリューションでは姿が変わるときに 「ンポワルンッ!姿が変わったぁ!」 と非常に力のこもった珍しいボイスを聞ける。 実はこの「ンポワルンッ!」の部分が他のポケモンにもあるのだが、これを聞くのはなかなか難しい。 なんと単に「へんしん」しただけでは聞けないのである。そこでこの部分を聞くためにポワルンが用いられる。 1.「へんしん」を調達する。 対戦相手のメタモンの「へんしん」を「まねっこ」「ものまね」などで使うか、手持ちに「へんしん」を持つポケモンを入れて「ねこのて」を使うなど。 2.この「へんしん」でポワルンに変身した後に天候を変化させる という非常に面倒な手法を取ることになる。そんな1秒足らずのボイスのためにFRLGで「ものまね」を覚えさせた個体を調達する意味があるかは……。 ただ気合の入った声が聴ける上にレア実況の中でもまず聞く機会がないため、実況マニアの間では「裏実況」と呼ばれているのだそうだ。 *■ポケモンカードでのポワルン ---- ポケモンカードでは「おてんきへんげ」「てんきや」という[[ポケパワー(特殊能力)>ポケパワー・ポケボディー]]を持つカードとして登場した。 デッキから任意のポワルンを持ってきて入れ替えることができるというもので、ポワルンはノーマル、炎、水の3種類のタイプが存在するので相手の弱点を突けるようにデザインされている。 ただし&bold(){クソみたいに弱いのでまるで使われなかった}。そもそも雪雲と雨雲でタイプが被ってるし。 一方で《ホロンのポワルン》というまったく別のカードがある。エネルギーカードとしても使えるという特性を持っており、もっぱらエネルギーカードとして活躍した。 ポケモンではなくエネルギーとして場に出て、コストとして捨てられる。いいのかそれで。でも一番対戦で活躍しているのは多分このポワルンだろう。 現在ではどちらもスタン落ちのため使用することができなくなっており、ポワルンも平凡なノーマルタイプのポケモンとして穴埋めのように登場している。 イラストはかわいらしいものが多い。パッチワークで作られたポワルンなんてのもいる。 *■不思議のダンジョンでのポワルン ---- 初代の[[救助隊>ポケモン不思議のダンジョン 青・赤の救助隊]]シリーズから登場している。 本編同様に「てんきや」を持ち、ダンジョンの天候に合わせてタイプ(と姿)が変化するのが特徴。 それに合わせて幅広いタイプの技を覚え、れんけつを駆使した&font(#ff0000){にほんばれ}+&font(#b8d200){ソーラービーム}や&font(#0000ff){あまごい}+&font(#ffdc00){かみなり}もお手の物。 特にこおりタイプの&font(#afdfe4){こなゆき}は部屋全体を攻撃するため(敵としても)猛威を振るう。 続編の[[探検隊>ポケモン不思議のダンジョン 時・闇・空の探検隊]]シリーズにも当然参加。 相変わらず器用で可愛いポケモンとして優秀……&bold(){なのだが大きな欠点が一つ}。 この作品には「からだのおおきさ」というシステムが存在し、各ポケモンはその大きさに見合った☆1~☆4のおおきさを持つ。 そして「チームは4匹まで」&「からだのおおきさ合計が☆6まで」という条件を満たす必要がある。 大半のポケモンは☆1で、ポワルンも☆1……ではなく&bold(){何故か☆4扱い}。 どうやら[[チェリム>チェリム(ポケモン)]]とポワルンは[[フォルムチェンジ>フォルム/すがた(ポケモン)]]する先も含めておおきさが計算されていて、チェリムは☆2、ポワルンは☆4という&bold(){重量級ポケモンとなっている}。 このため天気を活かして皆で探検したいポケモンなのだが、必然的に4匹フルメンバーの探検ができず、少々勿体ないポケモンになっている。 気象庁の某マスコットキャラはポワルンそっくりである。 追記・修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,10) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ポケダンだとフォルムチェンジのせいなのかコストが妙にかかって4匹で行けないんだよね -- 名無しさん (2013-10-29 12:02:48) - PDWでのセンリのポワルンはビビった。なめてましたすみませんでした -- 名無しさん (2013-12-11 21:20:59) - おい誰だ巨乳タグつけたの -- 名無しさん (2014-02-06 22:51:40) - CVはビクティニと同じだったのか。 -- 名無しさん (2014-11-05 23:02:10) - 水樹奈々 巨乳って酷い話だ…w -- 名無しさん (2015-03-22 23:28:21) - せめて砂嵐でも姿が変更したらもう少し幅が広がるのに。 -- 名無しさん (2015-03-22 23:36:17) - もし霧で変化するなら何になるだろう? ゴーストかな? -- 名無しさん (2015-08-16 18:17:55) - サン・ムーンで砂嵐フォルム追加して下さい。 -- 名無しさん (2016-04-17 12:40:41) - 遠目に見ると[[メタルスライム]]に見えるせいか、ポケダン第一作目では出現率が低く、経験値が沢山得られるというポジションに収まっていた。ある程度強くないと返り討ちに遭ってしまうが。 -- 名無しさん (2016-06-18 18:17:10) - 試練のこいつは侮れない -- 名無しさん (2016-12-17 23:18:13) - CV.水樹奈々さん。まさに声優の超無駄遣い -- 名無しさん (2017-06-10 20:23:17) - ダイマックス技で天候変えてなんとか…できないか。 -- 名無しさん (2020-02-19 16:10:44) - 色違いは天候を変えると通常と区別無くなってしまう。にも関わらず、XYでは天候変化後の色違いも登録されるという -- 名無しさん (2021-05-10 01:14:59) - イベントがあるだけほかの不遇ポケモンよりまし化も -- 名無しさん (2022-04-26 13:58:32) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/08/13 Sat 13:52:59 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- ポワルンとは[[ポケットモンスター]]シリーズに[[ルビー・サファイア>ポケットモンスター ルビー・サファイア]]から登場する[[ポケモン>ポケモン(ポケットモンスター)]]。 *■データ ---- 全国[[図鑑>ポケモン図鑑]]No.351 分類:てんきポケモン 英語名:Castform 高さ:0.3m 重さ:0.8kg [[タマゴ>タマゴ(ポケモン)]]グループ:妖精/不定形 性別比率:♂50♀50 タイプ:[[ノーマル>ノーマルタイプ(ポケモン)]] [[特性>特性(ポケモン)]]:てんきや(天候がはれ、あめ、あられの時、[[姿>フォルム/すがた(ポケモン)]]とタイプが変わる) [[種族値]] HP:70 攻撃:70 防御:70 特攻:70 特防:70 素早さ:70 合計:420 [[努力値]]:HP+1 [[進化>しんか(ポケモン)]]はしない。   *■概要 ---- 天気と深い関わりを持つポケモン。 天気によって姿とタイプが変化する。 この力は、小さい体を守る為、大自然のパワーを使えるようになって得た物。 体の細胞が、気温や湿度等の変化によって影響を受け、このような変化が起こる。 ポワルンの体の細胞は、水の分子とそっくり。 また、気象が変われば気性まで変わってしまう。 晴れだと[[ほのお>ほのおタイプ(ポケモン)]]、雨だと[[みず>みずタイプ(ポケモン)]]、あられだと[[こおりタイプ>こおりタイプ(ポケモン)]]になる。 砂嵐?知らんなぁ……。 ちなみに、「フォルム」という名前こそ使われていない(この頃はまだフォルムという言葉が無かった)が、[[デオキシス]]と並んでフォルムチェンジシステムの始祖となったポケモン。   *■ゲームでのポワルン ---- RSEでは野生で登場しない。 天気研究所で発生する[[マグマ団orアクア団>マグマ団/アクア団(ポケモン)]]のイベントをクリアすると、お礼として所長から[[貰える>シナリオ中に人から貰うポケモン]]。 いわゆるレアポケの一種である。 この時のレベルは25。 [[DPt>ポケットモンスター ダイヤモンド・パール]]では自慢の裏庭に出現。 野生で登場するのはこの作品のみ。 [[HGSS>ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー]]では、ポケウォーカーのコース「ツリーハウス」に出現。 [[ORAS>ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア]]ではリメイク前同様、天気研究所で入手可能。 [[トルネロス]]、[[ボルトロス]]入手の条件として必須のポケモンになっている。 基本的には、イベント等で手に入れる事になるポケモンである。 このポケモンの存在で、プレイヤーは天候の存在を深く認識することになる(第二世代には既に存在していたが、対戦をよほどやりこまない限り「マニアックな要素」という認識だった)。 そしてグラードンやカイオーガはもちろん、特性の「ようりょくそ」「すいすい」「あめうけざら」などに理解を示していくようになるのだ。 *■対戦でのポワルン ---- 種族値は全て70と貧弱。 なので特性を利用した技構成を考える必要がある。 天気パーティ以外だと使いにくいのがネック。 覚える技も天気に関係した技が中心。もちろん全天候技変化を覚える。 ウェザーボールがメインとなるだろう。 ただし元々ウェザーボールはポワルン[[専用技>専用わざ(ポケモン)]]だったが、後に[[ロズレイド]]が習得し、さらには[[フワライド]]や[[バイバニラ]]や[[ユキ>オニゴーリ]][[ワラシ>ユキメノコ]]、 あげくの果てに「ようりょくそ」とのシナジーでポワルン以上に晴れウェザボを使いこなす[[ウツボット]]が軒並み覚え始めた。 ポワルンカワイソス(´;ω;`) [[BW>ポケットモンスター ブラック・ホワイト]]ではまさかの「[[だいもんじ>大文字]]」「ハイドロポンプ」「[[ふぶき>ふぶき(ポケモン)]]」を習得。 これらのお陰で無理に天候を変えずとも戦える様になった。 まさにゲーフリがウェザボをいろんな奴に渡した反省である。すごいぜポワルン! 技はあれこれ覚えさせるより、[[晴れパ>晴れパ(ポケモン)]]なら晴れパ、[[雨パ>雨パ(ポケモン)]]なら雨パに絞った方が良い。 なお、よく勘違いされるが、&bold(){天候が砂嵐の時は何の変化もない。} ウェザーボールもあられ時には威力100のこおりタイプだが、晴れと雨のように威力アップの恩恵がない。 天候パーティを組んでポワルンを入れる際には注意。 他にも霧などのイベント天候などにも対応しておらず、どこか中途半端な印象が否めない。 まぁ、元の能力が能力なので、メジャーではないが。 *■アニメでのポワルン ---- [[AG>ポケットモンスター アドバンスジェネレーション]]編の天気研究所の話に登場。天候の実験による吹雪に巻き込まれたサトシ達を助ける。アクア団襲撃時には、所長のバールから古代ポケモンのデータを開けるパスカードを託されて逃がされサトシ達に保護された。 注目はCVが&bold(){[[水樹奈々]]}氏であるという事。 当時はまだ期待の若手とも言うべきポジションにあったとはいえ、[[NHK紅白歌合戦]]にも出演したりなどと、後の活躍を考えれば驚きの起用と言える。 後に水樹奈々氏は映画のポケモンで、[[ビクティニ]]の声を演じる事になる。       *余談 その独特な立ち位置や特殊な挙動によって、何かと変な話題が尽きないポケモンである。 第三世代のルビー・サファイア・エメラルドでは必ずこのポケモンをもらうことになる。これによって強制ダブルバトルのジムリーダー、フウとランでも詰まないようになっている。 実は秘伝技の兼ね合いからルビー・サファイアはミズゴロウ1匹で殿堂入りまでクリアすることが可能。 ルビー・サファイアのエンディングはこれまで捕まえたポケモンがランダムに表示されるというものだが、&bold(){ポワルンとミズゴロウが交互に出てくるだけの映像が合計1分ほど流れる}という非常にシュールな絵面になる。 しかしどうしても捕まえた数が2匹になってしまう。できれば1匹でクリアしたいが、どうすればいいだろう? 鍵はポケモンボックスにあった。ポケモンボックスの初回ログインでもらえる「みねうちチルットのタマゴ」と、フエンタウンでもらえる「ソーナノのタマゴ」を入手し、 これを使って別のROMからミズゴロウの♂と♀を調達する。そしてここからミズゴロウのタマゴだけを大量に産んで手持ちとボックスを全部埋め尽くし、これでポワルンの受け取りを拒否するのである。 逆に言えばポケモンボックスという外部ソフトを使ったうえでここまでしないと&bold(){交換を使用してすらポワルンの受け取りを拒否できない}。つまり捕まえた数1匹クリアの最大の壁として君臨するのである。 「タマゴ産ませるならミズゴロウ2匹でいいじゃん」と思うかもしれないが、そうすると手持ちのポケモンが不在になるので預けられないのだ。 第四世代のプラチナ版では、天候が変化している状態で「おいうち」で敵を倒してしまうと、 複数の天候が同時に発動してしまい様々な処理がおかしくなるというバグ(おいうちバグ)が存在した。 この状態でポワルンを出すと&bold(){変身が止まらなくなってゲームが進行しなくなってしまう}。他にもチェリムでも同じように変身を繰り返してゲームが進行しなくなる。 戦闘中に姿が変わるポケモンであるため、ポケモンバトルレボリューションでは姿が変わるときに 「ンポワルンッ!姿が変わったぁ!」 と非常に力のこもった珍しいボイスを聞ける。 実はこの「ンポワルンッ!」の部分が他のポケモンにもあるのだが、これを聞くのはなかなか難しい。 なんと単に「へんしん」しただけでは聞けないのである。そこでこの部分を聞くためにポワルンが用いられる。 1.「へんしん」を調達する。 対戦相手のメタモンの「へんしん」を「まねっこ」「ものまね」などで使うか、手持ちに「へんしん」を持つポケモンを入れて「ねこのて」を使うなど。 2.この「へんしん」でポワルンに変身した後に天候を変化させる という非常に面倒な手法を取ることになる。そんな1秒足らずのボイスのためにFRLGで「ものまね」を覚えさせた個体を調達する意味があるかは……。 ただ気合の入った声が聴ける上にレア実況の中でもまず聞く機会がないため、実況マニアの間では「裏実況」と呼ばれているのだそうだ。 *■ポケモンカードでのポワルン ---- ポケモンカードでは「おてんきへんげ」「てんきや」という[[ポケパワー(特殊能力)>ポケパワー・ポケボディー]]を持つカードとして登場した。 デッキから任意のポワルンを持ってきて入れ替えることができるというもので、ポワルンはノーマル、炎、水の3種類のタイプが存在するので相手の弱点を突けるようにデザインされている。 ただし&bold(){クソみたいに弱いのでまるで使われなかった}。そもそも雪雲と雨雲でタイプが被ってるし。 一方で《ホロンのポワルン》というまったく別のカードがある。エネルギーカードとしても使えるという特性を持っており、もっぱらエネルギーカードとして活躍した。 ポケモンではなくエネルギーとして場に出て、コストとして捨てられる。いいのかそれで。でも一番対戦で活躍しているのは多分このポワルンだろう。 現在ではどちらもスタン落ちのため使用することができなくなっており、ポワルンも平凡なノーマルタイプのポケモンとして穴埋めのように登場している。 イラストはかわいらしいものが多い。パッチワークで作られたポワルンなんてのもいる。 *■不思議のダンジョンでのポワルン ---- 初代の[[救助隊>ポケモン不思議のダンジョン 青・赤の救助隊]]シリーズから登場している。 本編同様に「てんきや」を持ち、ダンジョンの天候に合わせてタイプ(と姿)が変化するのが特徴。 それに合わせて幅広いタイプの技を覚え、れんけつを駆使した&font(#ff0000){にほんばれ}+&font(#b8d200){ソーラービーム}や&font(#0000ff){あまごい}+&font(#ffdc00){かみなり}もお手の物。 特にこおりタイプの&font(#afdfe4){こなゆき}は部屋全体を攻撃するため(敵としても)猛威を振るう。 続編の[[探検隊>ポケモン不思議のダンジョン 時・闇・空の探検隊]]シリーズにも当然参加。 相変わらず器用で可愛いポケモンとして優秀……&bold(){なのだが大きな欠点が一つ}。 この作品には「からだのおおきさ」というシステムが存在し、各ポケモンはその大きさに見合った☆1~☆4のおおきさを持つ。 そして「チームは4匹まで」&「からだのおおきさ合計が☆6まで」という条件を満たす必要がある。 大半のポケモンは☆1で、ポワルンも☆1……ではなく&bold(){何故か☆4扱い}。 どうやら[[チェリム>チェリム(ポケモン)]]とポワルンは[[フォルムチェンジ>フォルム/すがた(ポケモン)]]する先も含めておおきさが計算されていて、チェリムは☆2、ポワルンは☆4という&bold(){重量級ポケモンとなっている}。 このため天気を活かして皆で探検したいポケモンなのだが、必然的に4匹フルメンバーの探検ができず、少々勿体ないポケモンになっている。 気象庁の某マスコットキャラはポワルンそっくりである。 また、『[[ポケモンGO >Pokemon GO]]』のCMでは、気象予報士であるタレントの石原良純氏が、ポワルンの姿をして登場したりしている。 追記・修正、お願いしてします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,10) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ポケダンだとフォルムチェンジのせいなのかコストが妙にかかって4匹で行けないんだよね -- 名無しさん (2013-10-29 12:02:48) - PDWでのセンリのポワルンはビビった。なめてましたすみませんでした -- 名無しさん (2013-12-11 21:20:59) - おい誰だ巨乳タグつけたの -- 名無しさん (2014-02-06 22:51:40) - CVはビクティニと同じだったのか。 -- 名無しさん (2014-11-05 23:02:10) - 水樹奈々 巨乳って酷い話だ…w -- 名無しさん (2015-03-22 23:28:21) - せめて砂嵐でも姿が変更したらもう少し幅が広がるのに。 -- 名無しさん (2015-03-22 23:36:17) - もし霧で変化するなら何になるだろう? ゴーストかな? -- 名無しさん (2015-08-16 18:17:55) - サン・ムーンで砂嵐フォルム追加して下さい。 -- 名無しさん (2016-04-17 12:40:41) - 遠目に見ると[[メタルスライム]]に見えるせいか、ポケダン第一作目では出現率が低く、経験値が沢山得られるというポジションに収まっていた。ある程度強くないと返り討ちに遭ってしまうが。 -- 名無しさん (2016-06-18 18:17:10) - 試練のこいつは侮れない -- 名無しさん (2016-12-17 23:18:13) - CV.水樹奈々さん。まさに声優の超無駄遣い -- 名無しさん (2017-06-10 20:23:17) - ダイマックス技で天候変えてなんとか…できないか。 -- 名無しさん (2020-02-19 16:10:44) - 色違いは天候を変えると通常と区別無くなってしまう。にも関わらず、XYでは天候変化後の色違いも登録されるという -- 名無しさん (2021-05-10 01:14:59) - イベントがあるだけほかの不遇ポケモンよりまし化も -- 名無しさん (2022-04-26 13:58:32) #comment #areaedit(end) }

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