ギャロップ(ポケモン)

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[[ページ名またはURL]]&font(#6495ED){登録日}:2011/06/28 Tue 01:51:39 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center{&font(#ff4500,b){いつもは のんびり 野原を 駆けまわっているが 一度 本気を 出すと たてがみの 炎が 燃えあがり 時速240キロで 走りだす。}} [[ポケットモンスター]]シリーズに[[初代>ポケットモンスター 赤・緑]]から登場している[[ポケモン>ポケモン(ポケットモンスター)]]。 *○データ ---- 全国[[図鑑>ポケモン図鑑]]No.078 分類:ひのうまポケモン 英語名:Rapidash 高さ:1.7m 重さ:95.0kg [[タマゴ>タマゴ(ポケモン)]]グループ:陸上 性別比率:♂50♀50 タイプ:[[ほのお>ほのおタイプ(ポケモン)]] [[特性>特性(ポケモン)]]:にげあし(野生のポケモンから必ず逃げられる)   /もらいび(ほのお技を受けるとそのダメージを無効にし、ほのお技の威力を1.5倍にする) [[隠れ特性>隠れ特性(ポケモン)]]:ほのおのからだ(接触技を受けると30%の確率で相手を[[やけど状態>やけど(ポケモン)]]にする) ・[[種族値]] HP:75 攻撃:100 防御:70 特攻:80 特防:80 素早さ:105 合計:500 [[努力値]]:素早さ+2 ポニータがレベル40で[[進化>しんか(ポケモン)]]。 *○概要 ---- 額に[[ユニコーン>ユニコーン(伝承)]]のような大きな角を持ち、全身に赤い炎をまとった[[馬]]のポケモン。 最高速度は新幹線と同じ240キロ&footnote(ちなみに、これは1995年の「東北新幹線」の当時の最速種別「やまびこ」の最高速度である。現在は「はやぶさ」の320km。その後2021年にE4系新幹線が引退したことで、最高時速240kmの新幹線車両自体がなくなっている)。走り始めてからたった4歩でこの速度に達する。 その炎は懐いた人には“熱くない”炎となり、背に乗ることも出来る。 [[色違い>色違い(ポケモン)]]はポニータ時は&color(skyblue){蒼色}、ギャロップに進化すると&color(lightsteelblue){灰色}の炎を纏った姿になる。 &color(skyblue){蒼色の神秘的な美しさ}、&color(lightsteelblue){灰色の渋い色合い}がマッチしていてなかなか人気が高い。 くれぐれも人間に絶望して首コキャしないように *○ゲームでのギャロップ ---- 初代から登場。 進化前のポニータは赤・緑・青でポケモン屋敷に、黄で17番道路に出現する。 進化形のギャロップは、青ver.のみ野生個体がハナダの洞窟に出現する。 リメイクである[[FRLG>ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン]]では、ほてりの道やともしび山に出現する。 また、[[ジムリーダー>ジムリーダー(ポケモン)]][[カツラ>カツラ(ポケモン)]]の手持ちとしても登場しており、金銀クリスタル、HGSS(初戦)では切り札を務めている。 なお、&bold(){カツラの手持ちとしては唯一皆勤賞}でもある。 初代では自力で覚える一致攻撃技が「ひのこ」と「ほのおのうず」だけで、「[[だいもんじ>大文字]]」の[[わざマシン>わざマシン/ひでんマシン]]を使わないとまともに火力が出ない。 [[ファイヤー>ファイヤー(ポケモン)]]と違ってネタにもされないのは登場が遅い一般ポケモンのコイツを育てるプレイヤーが極めて少なかったからだと思われる。 さほど強い技を覚えるわけでもないポケモンをレベル40まで育てるというのは微妙に面倒くさく、進化前と進化後の姿ががらりと変わることが多かった初代ではその進化が極めて地味。 さらに同じポケモンやしきには「片方のバージョン限定+[[石>進化の石(ポケモン)]]進化」ということでよく交換材料になった[[ガーディ>ウインディ(ポケモン)]]や[[ロコン>キュウコン(ポケモン)]]が出現することもあり、彼らに比べると非常に影が薄かった。 しかし[[ダイヤモンドおよびパール>ポケットモンスター ダイヤモンド・パール]]ではほのおタイプの登場が非常に少なく((舞台が寒冷なシンオウ地方という事情もある……と見せかけて、実はこおりタイプも2系統しかいなかったりする(温暖なホウエン地方では氷タイプがしっかり少ない)。))、 本編クリアまでに扱えるほのおポケモンは&bold(){[[御三家>御三家(ポケモン)]]である[[ゴウカザル]]を除くとなんとギャロップのみ。}たった2系統。 そう言った事情から数の少ないほのおタイプとして良く旅パのお勧めに挙げられるが、 ・ダイパ時代は&bold(){レベル16「ひのこ」からレベル38「だいもんじ」までまともな威力の炎技は覚えられない}とほのおタイプアタッカーとしての役割を任せようにもわざマシンの補強が必須 ・無進化としては種族値の高めなポニータだが、大体は捕獲した時期の前後くらいで1進化目に到達するポケモンも多く実はさほど他の手持ちと比べてステータスでの優位があるわけではない。寧ろ&bold(){進化がレベル40と遅い}為、中盤~終盤でステータス面で見劣りがちになる ・こういった事情がある為フレアドライブは是非とも習得させておきたい…が、そうなると&bold(){進化をレベル48まで遅らせなければならない}。ステータス面で厳しさを感じる終盤を乗り切ってのレベリングが必要だが、早まってギャロップに進化させてしまうとフレアドライブの習得は&bold(){レベル58と、とうにクリア目前か殿堂入り後辺りまで遅れてしまう} ・こういう事情もあり、はがねタイプの対処もよく戦う事になる[[ドーミラー>ドータクン]]系列は敵トレーナーのものは「ふゆう」持ちが多いが、その頃に技の補強等を怠っている場合ドーミラー系列が元々耐久面に秀でている事も相まって&bold(){等倍を取れるポケモンで殴り合うのが効率が良い場合もままあり}、それ以外のはがねタイプも&bold(){かくとうタイプやじめんタイプ等で事足りてしまう} ・他に有利を取れるむしタイプやくさタイプは&bold(){旅パのお勧めポケモンとしてよく名が上がる[[ムックル>ムクホーク]]系列でも間に合い}こおりタイプも&bold(){前述した通りそもそもの数が少ない} ・そもそもヒコザル系列はモウカザルに進化した後は&bold(){ほのお・かくとうタイプのわざで攻撃面で等倍以上が取れる範囲が広く、高い素早さと両刀気質の種族値もあり元々の旅パ適性が高い} …と、実はシナリオ上でも自身もシナリオ上ではほのおタイプとしてのアタッカーとするには見逃せない欠点もあるどころか「ほのおタイプのアタッカーだから必須」と言う場面はそこまで多くもなく他タイプのポケモンでもある程度対応出来てしまう為、旅パ用のポケモンとしては&bold(){とんでもない地雷}と言うのが実情。 スタッフ側も流石にこれはマズいと判断したのか、「プラチナ」ではレベル15で「かえんぐるま」を習得しレベル技に改善が見られ、旅パでの使い勝手が上がった。&s(){尤も他のほのおポケモンも増えた事と上記の印象があってより影が薄くなってしまったが…} [[シンオウ>シンオウ地方(ポケモン)]][[四天王>してんのう(ポケモン)]]の[[オーバ>オーバ(ポケモン)]]や、最初の[[御三家>御三家(ポケモン)]]選択で[[ナエトル>ドダイトス]]以外を選んだ場合の[[ライバル>ライバル(ポケモン)]]のジュンも使う。 上記の事情から当時のオーバの手持ちは殆どがほのおタイプ以外で固められていた為よくネタにされていた。&s(){ただしそのお陰で弱点の一貫が消えていた為結果として手強い四天王の一人として名前が挙げられる} リメイク版では地下大洞窟に序盤から[[ヘルガー]]が出現する等ほのお技使いの入手性について改善されているが、「かえんほうしゃ」のわざマシンが3000円で買えるようになる等ほのお技の充実もプラチナから更に容易になった為ポニータ系列もより活躍させやすくなった。 「[[レジェアル>Pokémon LEGENDS アルセウス]]」における時代でも野生で最序盤から出現し[[色違い>色違い(ポケモン)]]のポニータに出会える任務もあり、何かとシンオウ地方とは縁が深い一族である。 ヒスイ時代は早い段階から技教えによりサブウエポンを充実させ技範囲を広げられる為、技で難儀する事無く戦力として十分に戦える。ある意味代名詞ともいえる「さいみんじゅつ」も自力習得技追加となっており、捕獲要員としてもそこそこ役に立つ。 そして高レベルのオヤブン個体が超序盤から出会える為インパクトも大きい。&s(){流石に団員ランクを上げないと捕獲もままならないが} [[ポケモンGO>Pokemon GO]]ではチーム・ヴァーラーのリーダー、キャンデラの相棒ポケモンとして登場。ポニータの頃から相棒にしており、彼女との付き合いは長い。アルロとの戦いでの回想シーンでは、アルロのストライクと遊んでいる描写があった。 ちなみにポケモンスタンプのコンプリート景品として、「ネコにこばん」を覚えたギャロップと[[オニドリル]]が配布されたことがあった。 [[ポケットモンスターSPECIAL]]でも、ポケモンだいすきクラブ会長のこの2匹が使っている。 [[ソード・シールド>ポケットモンスター ソード・シールド]]では[[リージョンフォーム]]として&bold(){ガラルギャロップ}が登場。タイプは[[エスパー>エスパータイプ(ポケモン)]]・[[フェアリー>フェアリータイプ(ポケモン)]]に、特性は自分と味方の[[どく状態>どく/もうどく(ポケモン)]]を防ぐ「パステルベール」に変化。詳細は[[こちら>ギャロップ(ガラルのすがた)]]を参照。 *○対戦でのギャロップ ---- 高い素早さと高めな攻撃を持つ速攻アタッカータイプ。 初代ではほのおタイプ自体が[[マイナー>マイナーポケモン]]だったが、同タイプでは最速を誇り、「ほのおのうず((初代では相手が1~4ターン技を出せなくなるという強力な効果があった。ただし交換は可能。))」「さいみんじゅつ」「つのドリル((初代では自分より素早い相手には一撃必殺技が無効だった。))」といった当時の強力技を活かせる。 特に「こうそくいどう」+「つのドリル」使いとしては[[カイリュー]]や[[アズマオウ]]よりも初速に優れ、「つのドリル」の効かない[[ゲンガー]]相手にも「ほのおのうず」に切り替えられる。 素の状態でも[[ダグトリオ]]、[[ケンタロス]]に次いで素早い[[一撃技>一撃必殺技(ポケモン)]]持ちである。 一方で「かえんほうしゃ」を習得しないのをはじめとして自力で覚える攻撃技の関係で、育成の際にメインウェポンに悩まされる事となる。 技の面では[[世代>世代(ポケモン)]]が進む毎に強化されている [[DPt>ポケットモンスター ダイヤモンド・パール]]では新たな主力技「フレアドライブ」や、[[ラティオス]]・[[ヤドラン]]等に有効な「メガホーン」 [[BW>ポケットモンスター ブラック・ホワイト]]からは対[[みず>みずタイプ(ポケモン)]]の「[[ワイルドボルト]]」や、[[いわ>いわタイプ(ポケモン)]]や重量ポケ等有効範囲の広い「[[けたぐり>くさむすび/けたぐり(ポケモン)]]」 [[BW2>ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2]]からはほのお・いわ対策と急所ロマンの「ドリルライナー」 [[USM>ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン]]では急所ランク補正はないが「ドリルライナー」より[[威力>威力(ポケモン)]]が高い「10まんばりき」も習得した。 「つのドリル」も耐久型ポケモン相手に役立ち、相手に出来るポケモンの範囲は広い。 ちなみに「[[じしん>じしん(ポケモン)]]」を覚えず「10まんばりき」を覚えるのはギャロップ系のみなのでシングルバトルでは実質専用技かもしれない。 特殊型に関しては特攻種族値が80と低いことから「オーバーヒート」や「[[だいもんじ>大文字]]」などの一致技を除けば、有用なものは「ソーラービーム」程度しかないので非常に使いにくい。 「[[めざめるパワー]]」の廃止後は[[ドラゴンタイプ>ドラゴンタイプ(ポケモン)]]や同じ炎タイプでの有効打もなくなった。 素直に物理型ベースにした方が無難。 変化技に関しては、対物理用の「おにび」や「あまえる」、耐久対策の「[[どくどく>どくどく(ポケモン)]]」、様々な状況で効果の高い「さいみんじゅつ」など、質の高いものが揃っている。 ただし物理型の炎単には高火力を誇る[[ヒヒダルマ]]や強力な「せいなるほのお」「しんそく」を持つ[[エンテイ]]がおり、[[ウインディ>ウインディ(ポケモン)]]に至ってはギャロップに負けないほど攻撃範囲が広い上に特殊型・耐久型も可能なので初見で型が読まれにくいメリットもある。 素早さではギャロップがそれらを上回り100族も抜けるが、それも昨今の種族値インフレでは過信できない上、仮に先手を取れても一撃を相手を倒せるほどの火力がない。 これらの点から単純な物理フルアタには向かないため、素早さからの「さいみんじゅつ」や「つのドリル」相性が不利な相手であろうと強引に突破することが出来る点を活かしたい。 しかし素のHPが低い上に、メインとなるべき技が件並み反動技であるため、バトル場に長い間居座れるポケモンではない。 なので、なるべく目当ての相手を確実に狩れるような運用が求められる。 なおBWにて「ニトロチャージ」を覚えたので、素早さの努力値を耐久方面に振り、居座りをしやすくなった。 ……まぁ、打たれ弱いので居座ってどうすると言われるとアレだが。 また「とびはねる」という、1ターン目に跳びはね2ターン目に攻撃をする技がある。 この技は「そらをとぶ」と同じく、「ノーガード」や「スカイアッパー」等の例外を除き1ターンは攻撃を受け付けない技である。 アタッカーとしては範囲が被り気味で使いづらいが、「どくどく」を絡めた耐久型で扱うと途端にいやらしい戦い方が可能となる。 もっとも、こいつの耐久やタイプでわざわざ耐久型を行う意味は薄いため、ネタの域を出ないのだが…… 結局他のポケモンの後塵を拝することが多く、「つのドリル」「メガホーン」だけでは差別化できないというところや海外の馬のイメージなんかに合わせて、 第八世代でリージョンフォームをもらったといったところだろう。運用すると本当に「役割を持たせること」「他のポケモンとの差別化」が難しい……。 BWにて新たに手に入れた隠れ特性は「ほのおのからだ」。 見た目とはかなりピッタリではあるが、耐久方面でひ弱なギャロップには少し扱いにくい特性ではある。 発動する確率は「つのドリル」の成功率と同じなので、半減相手への後出しや死に際の[[先制技>先制技(ポケモン)]]で発動したらラッキー程度に留めておいた方がいいだろう。 *○進化前 ポニータ ---- #center{&font(#ff4500,b){生まれて すぐは 立ち上がるのも やっとだが 転びながら 親の 後を 追いかけている うちに 丈夫な 足腰に 育つのだ。}} 全国図鑑No.077 分類:ひのうまポケモン 英語名:Ponyta 高さ:1.0m 重さ:30.0kg タイプ:ほのお 特性:にげあし(野生のポケモンから必ず逃げられる)   /もらいび(ほのお技を受けるとそのダメージを無効にし、ほのお技の威力を1.5倍にする) 隠れ特性:ほのおのからだ(接触技を受けると30%の確率で相手をやけど状態にする) ・種族値 HP:60 攻撃:80 防御:55 特攻:45 特防:75 素早さ:95 合計:410 努力値:素早さ+1 進化後のギャロップと比べると身体が小さく、まだ角もない。 そしてギャロップの凛々しい目つきに対し、こちらはつぶらな瞳が可愛い。 ギャロップが走るスピードが自慢なのに対し、こちらは全ポケモントップクラスのジャンプ力が自慢。 何と東京タワーすら飛び越え、着地の際の衝撃は脚の筋力とダイヤモンドの10倍硬いヒヅメで和らげる。 可愛い顔して既に驚異的なハイハイスペックである。 ちなみに計算上、東京タワーを飛び越えられる脚力で全力疾走した場合走る速さは''15500km/h''。進化後のギャロップの65倍ほど速い。 そして見た目によらない強さは図鑑の設定だけでなく、対戦でも同様。合計種族値がやたら高い。 種族値はそこらの[[序盤虫>序盤ポケモン]]の最終進化形(だいたい400以下)やユンゲラー、ロゼリア、ドーブルなどよりも合計値が高く、[[ウソッキー]]や[[ナマコブシ]]と同等。 第五世代以降なら「[[しんかのきせき>しんかのきせき(ポケモン)]]」を持つことで潜在能力の高さを活かせる。 役割上、特性は「ほのおのからだ」で確定。 物理耐久に特化すれば[[ドサイドン]]の一致「[[じしん>じしん(ポケモン)]]」すらも確定耐え。 変化技で特に有用なのは物理アタッカーを機能停止させる「おにび」「さいみんじゅつ」、[[回復技>回復技(ポケモン)]]「あさのひざし」 その他、「おにび」の効かない物理炎には「あまえる」、それに加え特殊型にも有効な「どくどく」 火力に欠耐久型のため、特殊アタッカーや特殊受けも突破できる一撃技「つのドリル」も重要。 一致技としては普通に「だいもんじ」「かえんほうしゃ」か、[[バインド技>バインド技(ポケモン)]]の「ほのおのうず」も使える。 ただし、奇石ポニータは一時期有名になったせいで手の内がバレていることも多い。 「おにび」「さいみんじゅつ」を警戒する相手に「つのドリル」の試行回数を稼いだり、「どくどく」を入れる等、読みが重要。 耐久力こそ劣るが、ギャロップで同じ戦術を使う選択肢もなくはない。 メリットは戦術を読まれにくいことや、素早い分より多くの相手をハメやすくなること、 素の能力が高い分「[[トリック>トリック/すりかえ(ポケモン)]]」「すりかえ」や「[[はたきおとす>はたきおとす(ポケモン)]]」の被害が小さいこと等。 いずれにせよ、進化前にしてこれだけ戦える点がポニータファンは勿論、色違いマニアにも嬉しい所だろう。 侮れない耐久力に加えて火力面を一撃必殺技に頼るという性質から、ハマってしまえばサンダーやルギアなどをジャイアントキリングすることも可能。 有用な特性が非常に多くなった現在ではプレッシャーとの遭遇率も低くなったので必然的に試行回数が稼げるということもあり、縛り系の配信者がよく使っている。 [[リトルバトル>リトルバトル(ポケモン)]]ではトップクラスの種族値にほのおタイプ自体の需要の高さ、さらに回復や催眠まで備える[[厨ポケ>厨ポケ(ポケモン)]]の1匹として知られる。 ストライクやニューラ相手にも抜群を取れるというのはやはりうれしいところであり、&s(){[[ポッポ]]}[[イワーク>イワーク/ハガネール]]の需要がさらに高まる原因にもなっている。 *○アニメでのギャロップ一族 ---- ポケモンアニメ史上最高視聴率を誇る「炎のポケモン大レース」で初登場。 フウコというトレーナーが進化前のポニータを連れていた。 しかし、[[ロケット団>ロケット団(ポケモン)]]と[[ドードリオ]]を連れたフウコのライバル、ドリオの策略でフウコは腕を骨折してしまい、代わりに[[サトシ>サトシ(ポケモン)]]がレースに出ることになった。 ロケット団の邪魔をかいくぐり、ついにサトシとポニータはドリオに並ぶが、彼のドードリオがポニータに攻撃したことで差が広がってしまう。 だが、直後にポニータがギャロップに進化。 240kmで突っ走り、ゴール直前でドードリオを抜き、逆転勝利。見事に優勝を飾った。エンディング「タイプ・ワイルド」でもこのシーンがちらっと使われている。 *○ポケモンカードでのギャロップ ---- 弱い。 いくらなんでも評価があんまりなんだけど、本当にそれしか言葉が見つからない。原種ギャロップに何の恨みがあるのだ。 他TCGと異なり、ポケモンカードは弱いカードをネタにする文化がまったくない((同名カードが4枚までという関係上、デッキに入らないなら「でもどうせ○○の方が強い。それを押しのけてまでデッキに入らない」と評価が同じになるため。ポケカGB勢なら「サンダーLv68」よりも優先して他のサンダーを入れるシチュエーションとでも考えれば分かるのではないだろうか。))。 構築済みデッキに数合わせに入れられているカードが多いようで、そういうのもあって弱いというか「デッキから抜くためのパーツ」としてデザインされているのではないかというほど。 冗談抜きで一番活躍しているのが、「ポケカの伝道師(自称)」ことポニータ石井なんじゃないだろうか。 ただイラスト面に限ると話は別。 ここ最近の和製カードゲームのイラスト、特にレアのイラストはとにかく「躍動感を出す」ことが主眼に置かれやすい。その方がなんか強そうに見えるからだ。 そしてギャロップはデザイン的には結局「燃えている馬」のモンスターでしかない(余計なパーツが付随していない)し、いわゆるexやらVやらという特殊なポケモンにもなっていない。 つまり「めちゃくちゃかっこよく走ったり構えたりしている細身の一角獣」という、シンプルだが日本人の好みをがっちり押さえつつ、実は割と珍しいイラストになりやすいってこと。 そしてカードゲームのイラストというのも四半世紀以上を経てその好みや要求が移り変わっているが、そういうのを見ることもできるというなかなか渋いポケモンである。 ギャロップ「見えないのか!?感じないのか!?伝説はここにある!黒い風は吹いてる!んあああああ!」 [[ゼブライカ]]「盛り上がってるとこ悪いんすけど先輩、自分シマウマっす」 自分の 知ってる 事柄を 見ると ヲタ語りをしたくなり 猛烈な スピードで 追記修正しはじめる。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,7) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ギャロップになっても色ちは青であってほしかったなぁ。 -- 名無しさん (2013-12-05 01:16:37) - ウインディ同様、着実に強化されてる点では初代ほのおタイプの中では優遇されてる。唯一王?知らんがな! -- 名無しさん (2014-05-30 15:22:12) - 炎を纏って走る姿が印象的ですごく好き。でも乗るのはさすがに勘弁www -- シオ (2014-10-13 18:23:39) - マイナーだけど外見も能力も技も決して悪くない。 -- 名無しさん (2014-11-09 13:20:52) - 最新の空想科学読本に登場してたな。 -- 名無しさん (2015-06-22 18:43:46) - ウインディよりも素早いし器用で良い感じ -- 名無しさん (2015-06-22 20:04:22) - ホエルオーとかもそうだけど体重設定がおかしい、ギャロップより大きいサラブレッドが500㎏近くあるから、ボスゴドラくらいの体重があってもおかしくない -- 名無しさん (2015-12-02 14:23:15) - ↑2 でも走る速さ自体は実はウインディの方が上(420km/h) -- 名無しさん (2015-12-22 22:14:55) - ポニータは進化前のポケモンでは種族値が比較的高かったりする -- 名無しさん (2016-07-13 19:25:16) - むしろギャロップはひくすぎ -- 名無しさん (2016-09-29 21:16:00) - 素早さ以外全体的に物足りない感じだな・・・ -- 名無しさん (2016-09-29 21:25:50) - メガシンカしたらフェアリータイプを追加して欲しい。 -- 名無しさん (2017-01-01 22:10:11) - メガシンカよりもう1段階進化してほしい。HP65はキツイ -- 名無しさん (2017-01-01 22:31:28) - なんでライドポケモンじゃないの… -- 名無しさん (2017-01-01 22:49:30) - ↑ SMのフィールドがXYより区切られてて狭いから。 -- 名無しさん (2017-10-06 13:27:15) - ポケモン4コマでケーシィに「乗る?」 -- 名無しさん (2018-02-07 00:30:06) - ↑続きってすごい濃い顔で聞くギャロップが印象的だったな -- 名無しさん (2018-02-07 00:31:01) - ピカブイでは自転車の代わりにどうですかとばかりにポケモンロード(旧サイクリングロード)に登場。やはりというか、ライド出来るポケモンの中では足が速い。 -- 名無しさん (2018-12-22 15:32:58) - リージョンフォーム登場確定か。原種の時点で既に角(ユニコーン要素)はあるからペガサスよろしく翼があったりするのかな -- 名無しさん (2019-10-05 22:19:04) - ガラルの姿、フェアリー単タイプだと思ってたけどエスパーだったのか。だけど見た目とか特性(毒を無効にする)とかでフェアリーパーティーとは相性が抜群だな -- 名無しさん (2019-10-10 12:33:33) - ガラルの方は進化してペガサスになりエスパー飛行……だったらいいなぁ。戦闘能力的には元のギャロップの面影が完全に消えそうだけど -- 名無しさん (2019-10-11 18:11:07) - 実はドラクエの漫画作品にも伏字なしで出てきたこともある -- 名無しさん (2019-12-05 22:30:10) - ↑間違えた、キュウコンだった、申し訳ない…。 -- 名無しさん (2019-12-05 22:30:55) - 物理寄り超妖というアイデンティティをどこまで活かせるか -- 名無しさん (2019-12-05 22:40:24) - アニメのEDがタイプワイルドのサビの最後辺りでサトシがギャロップに乗っているので印象が強い人もいるのではなかろうか -- 名無しさん (2021-07-18 20:18:09) - LEGENDSアルセウス序盤でオヤブンの恐ろしさをプレイヤーに植え付ける美味しいポジションを獲得。モチーフが馬だからより恐怖をリアルに感じる。 -- 名無しさん (2022-01-30 23:19:21) - 一方で人気の高い色違いがサブ任務 -- 名無しさん (2022-01-31 00:44:50) - 途中送信失礼。サブ任務によって確定入手できるようになったね。 -- 名無しさん (2022-01-31 00:45:40) - ガラルのも神秘的で綺麗 -- 名無しさん (2022-04-27 19:35:39) - DP旅パだと超貴重な炎要員ではあるけど、自力で覚えるほのお技が貧弱すぎるからメダル貯めなきゃいけん火炎放射かPPと命中が旅向きじゃない大文字に頼らないといけないから他作品炎タイプより使い勝手悪いんだよな…。せめてDPの時点で火炎車が使えれば… -- 名無しさん (2023-02-26 15:23:37) - そもそもゴウカザルがほのおタイプとして強いんじゃ無く、ほのお・かくとうが等倍以上を取れる範囲が広い+素早くて両刀気質の種族値だからシナリオのアタッカーとして適性が高いから強いって話だしな。ほのおアタッカーとしてしか起用出来ずそのほのおアタッカーとしての役割すら果たせないDP時代のコイツが張り合える存在な訳も無く -- 名無しさん (2024-02-16 12:06:27) #comment #areaedit(end) }
[[ページ名またはURL]]&font(#6495ED){登録日}:2011/06/28 Tue 01:51:39 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center{&font(#ff4500,b){いつもは のんびり 野原を 駆けまわっているが 一度 本気を 出すと たてがみの 炎が 燃えあがり 時速240キロで 走りだす。}} [[ポケットモンスター]]シリーズに[[初代>ポケットモンスター 赤・緑]]から登場している[[ポケモン>ポケモン(ポケットモンスター)]]。 *○データ ---- 全国[[図鑑>ポケモン図鑑]]No.078 分類:ひのうまポケモン 英語名:Rapidash 高さ:1.7m 重さ:95.0kg [[タマゴ>タマゴ(ポケモン)]]グループ:陸上 性別比率:♂50♀50 タイプ:[[ほのお>ほのおタイプ(ポケモン)]] [[特性>特性(ポケモン)]]:にげあし(野生のポケモンから必ず逃げられる)   /もらいび(ほのお技を受けるとそのダメージを無効にし、ほのお技の威力を1.5倍にする) [[隠れ特性>隠れ特性(ポケモン)]]:ほのおのからだ(接触技を受けると30%の確率で相手を[[やけど状態>やけど(ポケモン)]]にする) ・[[種族値]] HP:75 攻撃:100 防御:70 特攻:80 特防:80 素早さ:105 合計:500 [[努力値]]:素早さ+2 ポニータがレベル40で[[進化>しんか(ポケモン)]]。 *○概要 ---- 額に[[ユニコーン>ユニコーン(伝承)]]のような大きな角を持ち、全身に赤い炎をまとった[[馬]]のポケモン。 最高速度は新幹線と同じ240キロ&footnote(ちなみに、これは1995年の「東北新幹線」の当時の最速種別「やまびこ」の最高速度である。現在は「はやぶさ」の320km。その後2021年にE4系新幹線が引退したことで、最高時速240kmの新幹線車両自体がなくなっている)。走り始めてからたった4歩でこの速度に達する。 その炎は懐いた人には“熱くない”炎となり、背に乗ることも出来る。 [[色違い>色違い(ポケモン)]]はポニータ時は&color(skyblue){蒼色}、ギャロップに進化すると&color(lightsteelblue){灰色}の炎を纏った姿になる。 &color(skyblue){蒼色の神秘的な美しさ}、&color(lightsteelblue){灰色の渋い色合い}がマッチしていてなかなか人気が高い。 くれぐれも人間に絶望して首コキャしないように *○ゲームでのギャロップ ---- 初代から登場。 進化前のポニータは赤・緑・青でポケモン屋敷に、黄で17番道路に出現する。 進化形のギャロップは、青ver.のみ野生個体がハナダの洞窟に出現する。 リメイクである[[FRLG>ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン]]では、ほてりの道やともしび山に出現する。 また、[[ジムリーダー>ジムリーダー(ポケモン)]][[カツラ>カツラ(ポケモン)]]の手持ちとしても登場しており、金銀クリスタル、HGSS(初戦)では切り札を務めている。 なお、&bold(){カツラの手持ちとしては唯一皆勤賞}でもある。 初代では自力で覚える一致攻撃技が「ひのこ」と「ほのおのうず」だけで、「[[だいもんじ>大文字]]」の[[わざマシン>わざマシン/ひでんマシン]]を使わないとまともに火力が出ない。 [[ファイヤー>ファイヤー(ポケモン)]]と違ってネタにもされないのは登場が遅い一般ポケモンのコイツを育てるプレイヤーが極めて少なかったからだと思われる。 さほど強い技を覚えるわけでもないポケモンをレベル40まで育てるというのは微妙に面倒くさく、進化前と進化後の姿ががらりと変わることが多かった初代ではその進化が極めて地味。 さらに同じポケモンやしきには「片方のバージョン限定+[[石>進化の石(ポケモン)]]進化」ということでよく交換材料になった[[ガーディ>ウインディ(ポケモン)]]や[[ロコン>キュウコン(ポケモン)]]が出現することもあり、彼らに比べると非常に影が薄かった。 しかし[[ダイヤモンドおよびパール>ポケットモンスター ダイヤモンド・パール]]ではほのおタイプの登場が非常に少なく((舞台が寒冷なシンオウ地方という事情もある……と見せかけて、実はこおりタイプも2系統しかいなかったりする(温暖なホウエン地方では氷タイプがしっかり少ない)。))、 本編クリアまでに扱えるほのおポケモンは&bold(){[[御三家>御三家(ポケモン)]]である[[ゴウカザル]]を除くとなんとギャロップのみ。}たった2系統。 そう言った事情から数の少ないほのおタイプとして良く旅パのお勧めに挙げられるが、 ・ダイパ時代は&bold(){レベル16「ひのこ」からレベル38「だいもんじ」までまともな威力の炎技は覚えられない}とほのおタイプアタッカーとしての役割を任せようにもわざマシンの補強が必須 ・無進化としては種族値の高めなポニータだが、大体は捕獲した時期の前後くらいで1進化目に到達するポケモンも多く実はさほど他の手持ちと比べてステータスでの優位があるわけではない。寧ろ&bold(){進化がレベル40と遅い}為、中盤~終盤でステータス面で見劣りがちになる ・こういった事情がある為フレアドライブは是非とも習得させておきたい…が、そうなると&bold(){進化をレベル48まで遅らせなければならない}。ステータス面で厳しさを感じる終盤を乗り切ってのレベリングが必要だが、早まってギャロップに進化させてしまうとフレアドライブの習得は&bold(){レベル58と、とうにクリア目前か殿堂入り後辺りまで遅れてしまう} ・こういう事情もあり、はがねタイプの対処もよく戦う事になる[[ドーミラー>ドータクン]]系列は敵トレーナーのものは「ふゆう」持ちが多いが、その頃に技の補強等を怠っている場合ドーミラー系列が元々耐久面に秀でている事も相まって&bold(){等倍を取れるポケモンで殴り合うのが効率が良い場合もままあり}、それ以外のはがねタイプも&bold(){かくとうタイプやじめんタイプ等で事足りてしまう} ・他に有利を取れるむしタイプやくさタイプは&bold(){旅パのお勧めポケモンとしてよく名が上がる[[ムックル>ムクホーク]]系列でも間に合い}こおりタイプも&bold(){前述した通りそもそもの数が少ない} ・そもそもヒコザル系列はモウカザルに進化した後は&bold(){ほのお・かくとうタイプのわざで攻撃面で等倍以上が取れる範囲が広く、高い素早さと両刀気質の種族値もあり元々の旅パ適性が高い} …と、実はシナリオ上でも自身もシナリオ上ではほのおタイプとしてのアタッカーとするには見逃せない欠点もあるどころか「ほのおタイプのアタッカーだから必須」と言う場面はそこまで多くもなく他タイプのポケモンでもある程度対応出来てしまう為、旅パ用のポケモンとしては&bold(){とんでもない地雷}と言うのが実情。 スタッフ側も流石にこれはマズいと判断したのか、「プラチナ」ではレベル15で「かえんぐるま」を習得しレベル技に改善が見られ、旅パでの使い勝手が上がった。&s(){尤も他のほのおポケモンも増えた事と上記の印象があってより影が薄くなってしまったが…} [[シンオウ>シンオウ地方(ポケモン)]][[四天王>してんのう(ポケモン)]]の[[オーバ>オーバ(ポケモン)]]や、最初の[[御三家>御三家(ポケモン)]]選択で[[ナエトル>ドダイトス]]以外を選んだ場合の[[ライバル>ライバル(ポケモン)]]のジュンも使う。 上記の事情から当時のオーバの手持ちは殆どがほのおタイプ以外で固められていた為よくネタにされていた。&s(){ただしそのお陰で弱点の一貫が消えていた為結果として手強い四天王の一人として名前が挙げられる} リメイク版では地下大洞窟に序盤から[[ヘルガー]]が出現する等ほのお技使いの入手性について改善されているが、「かえんほうしゃ」のわざマシンが3000円で買えるようになる等ほのお技の充実もプラチナから更に容易になった為ポニータ系列もより活躍させやすくなった。 「[[レジェアル>Pokémon LEGENDS アルセウス]]」における時代でも野生で最序盤から出現し[[色違い>色違い(ポケモン)]]のポニータに出会える任務もあり、何かとシンオウ地方とは縁が深い一族である。 ヒスイ時代は早い段階から技教えによりサブウエポンを充実させ技範囲を広げられる為、技で難儀する事無く戦力として十分に戦える。ある意味代名詞ともいえる「さいみんじゅつ」も自力習得技追加となっており、捕獲要員としてもそこそこ役に立つ。 そして高レベルのオヤブン個体が超序盤から出会える為インパクトも大きい。&s(){流石に団員ランクを上げないと捕獲もままならないが} [[ポケモンGO>Pokemon GO]]ではチーム・ヴァーラーのリーダー、キャンデラの相棒ポケモンとして登場。ポニータの頃から相棒にしており、彼女との付き合いは長い。アルロとの戦いでの回想シーンでは、アルロのストライクと遊んでいる描写があった。 ちなみにポケモンスタンプのコンプリート景品として、「ネコにこばん」を覚えたギャロップと[[オニドリル]]が配布されたことがあった。 [[ポケットモンスターSPECIAL]]でも、ポケモンだいすきクラブ会長のこの2匹が使っている。 [[ソード・シールド>ポケットモンスター ソード・シールド]]では[[リージョンフォーム]]として&bold(){ガラルギャロップ}が登場。タイプは[[エスパー>エスパータイプ(ポケモン)]]・[[フェアリー>フェアリータイプ(ポケモン)]]に、特性は自分と味方の[[どく状態>どく/もうどく(ポケモン)]]を防ぐ「パステルベール」に変化。詳細は[[こちら>ギャロップ(ガラルのすがた)]]を参照。 *○対戦でのギャロップ ---- 高い素早さと高めな攻撃を持つ速攻アタッカータイプ。 初代ではほのおタイプ自体が[[マイナー>マイナーポケモン]]だったが、同タイプでは最速を誇り、「ほのおのうず((初代では相手が1~4ターン技を出せなくなるという強力な効果があった。ただし交換は可能。))」「さいみんじゅつ」「つのドリル((初代では自分より素早い相手には一撃必殺技が無効だった。))」といった当時の強力技を活かせる。 特に「こうそくいどう」+「つのドリル」使いとしては[[カイリュー]]や[[アズマオウ]]よりも初速に優れ、「つのドリル」の効かない[[ゲンガー]]相手にも「ほのおのうず」に切り替えられる。 素の状態でも[[ダグトリオ]]、[[ケンタロス]]に次いで素早い[[一撃技>一撃必殺技(ポケモン)]]持ちである。 一方で「かえんほうしゃ」を習得しないのをはじめとして自力で覚える攻撃技の関係で、育成の際にメインウェポンに悩まされる事となる。 技の面では[[世代>世代(ポケモン)]]が進む毎に強化されている [[DPt>ポケットモンスター ダイヤモンド・パール]]では新たな主力技「フレアドライブ」や、[[ラティオス]]・[[ヤドラン]]等に有効な「メガホーン」 [[BW>ポケットモンスター ブラック・ホワイト]]からは対[[みず>みずタイプ(ポケモン)]]の「[[ワイルドボルト]]」や、[[いわ>いわタイプ(ポケモン)]]や重量ポケ等有効範囲の広い「[[けたぐり>くさむすび/けたぐり(ポケモン)]]」 [[BW2>ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2]]からはほのお・いわ対策と急所ロマンの「ドリルライナー」 [[USM>ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン]]では急所ランク補正はないが「ドリルライナー」より[[威力>威力(ポケモン)]]が高い「10まんばりき」も習得した。 「つのドリル」も耐久型ポケモン相手に役立ち、相手に出来るポケモンの範囲は広い。 ちなみに「[[じしん>じしん(ポケモン)]]」を覚えず「10まんばりき」を覚えるのはギャロップ系のみなのでシングルバトルでは実質専用技かもしれない。 特殊型に関しては特攻種族値が80と低いことから「オーバーヒート」や「[[だいもんじ>大文字]]」などの一致技を除けば、有用なものは「ソーラービーム」程度しかないので非常に使いにくい。 「[[めざめるパワー]]」の廃止後は[[ドラゴンタイプ>ドラゴンタイプ(ポケモン)]]や同じ炎タイプへの有効打もなくなってしまった。 なので素直に物理型ベースにした方が無難。 変化技に関しては、対物理用の「おにび」や「あまえる」、様々な状況で効果の高い「さいみんじゅつ」などが揃っている。 特に催眠技を持つ炎ポケモンは少なく、これが重要な差別化要素となる。 ただし物理型の炎単には高火力を誇る[[ヒヒダルマ]]や強力な「せいなるほのお」「しんそく」を持つ[[エンテイ]]がおり、[[ウインディ>ウインディ(ポケモン)]]に至ってはギャロップに負けないほど攻撃範囲が広い上に特殊型・耐久型も可能なので初見で型が読まれにくいメリットもある。 素早さではギャロップがそれらを上回り100族も抜けるが、それも昨今の種族値インフレでは過信できない上、仮に先手を取れても攻撃種族値100では一撃を相手を倒すのが難しい。 これらの点から単純な物理フルアタには向かないため、素早さからの「さいみんじゅつ」や「つのドリル」相性が不利な相手であろうと強引に突破することが出来る点を活かしたい。 しかし素のHPが低い上に、メインとなるべき技が件並み反動技であるため、バトル場に長い間居座れるポケモンではない。 なので、なるべく目当ての相手を確実に狩れるような運用が求められる。 なおBWにて「ニトロチャージ」を覚えたので、素早さの努力値を耐久方面に振り、居座りをしやすくなった。 ……まぁ、打たれ弱いので居座ってどうすると言われるとアレだが。 また「とびはねる」という、1ターン目に跳びはね2ターン目に攻撃をする技がある。 この技は「そらをとぶ」と同じく、「ノーガード」や「スカイアッパー」等の例外を除き1ターンは攻撃を受け付けない技である。 アタッカーとしては範囲が被り気味で使いづらいが、「どくどく」を絡めた耐久型で扱うと途端にいやらしい戦い方が可能となる。 もっとも、こいつの耐久やタイプでわざわざ耐久型を行う意味は薄いため、ネタの域を出ないのだが…… 結局他のポケモンの後塵を拝することが多く、「つのドリル」「メガホーン」だけでは差別化できないというところや海外の馬のイメージなんかに合わせて、 第八世代でリージョンフォームをもらったといったところだろう。運用すると本当に「役割を持たせること」「他のポケモンとの差別化」が難しい……。 BWにて新たに手に入れた隠れ特性は「ほのおのからだ」。 見た目とはかなりピッタリではあるが、耐久方面でひ弱なギャロップには少し扱いにくい特性ではある。 発動する確率は「つのドリル」の成功率と同じなので、半減相手への後出しや死に際の[[先制技>先制技(ポケモン)]]で発動したらラッキー程度に留めておいた方がいいだろう。 *○進化前 ポニータ ---- #center{&font(#ff4500,b){生まれて すぐは 立ち上がるのも やっとだが 転びながら 親の 後を 追いかけている うちに 丈夫な 足腰に 育つのだ。}} 全国図鑑No.077 分類:ひのうまポケモン 英語名:Ponyta 高さ:1.0m 重さ:30.0kg タイプ:ほのお 特性:にげあし(野生のポケモンから必ず逃げられる)   /もらいび(ほのお技を受けるとそのダメージを無効にし、ほのお技の威力を1.5倍にする) 隠れ特性:ほのおのからだ(接触技を受けると30%の確率で相手をやけど状態にする) ・種族値 HP:60 攻撃:80 防御:55 特攻:45 特防:75 素早さ:95 合計:410 努力値:素早さ+1 進化後のギャロップと比べると身体が小さく、まだ角もない。 そしてギャロップの凛々しい目つきに対し、こちらはつぶらな瞳が可愛い。 ギャロップが走るスピードが自慢なのに対し、こちらは全ポケモントップクラスのジャンプ力が自慢。 何と東京タワーすら飛び越え、着地の際の衝撃は脚の筋力とダイヤモンドの10倍硬いヒヅメで和らげる。 可愛い顔して既に驚異的なハイハイスペックである。 ちなみに計算上、東京タワーを飛び越えられる脚力で全力疾走した場合走る速さは''15500km/h''。進化後のギャロップの65倍ほど速い。 そして見た目によらない強さは図鑑の設定だけでなく、対戦でも同様。合計種族値がやたら高い。 種族値はそこらの[[序盤虫>序盤ポケモン]]の最終進化形(だいたい400以下)やユンゲラー、ロゼリア、ドーブルなどよりも合計値が高く、[[ウソッキー]]や[[ナマコブシ]]と同等。 第五世代以降なら「[[しんかのきせき>しんかのきせき(ポケモン)]]」を持つことで潜在能力の高さを活かせる。 役割上、特性は「ほのおのからだ」で確定。 物理耐久に特化すれば[[ドサイドン]]の一致「[[じしん>じしん(ポケモン)]]」すらも確定耐え。 変化技で特に有用なのは物理アタッカーを機能停止させる「おにび」「さいみんじゅつ」、[[回復技>回復技(ポケモン)]]「あさのひざし」 その他、「おにび」の効かない物理炎には「あまえる」、それに加え特殊型にも有効な「どくどく」 火力に欠耐久型のため、特殊アタッカーや特殊受けも突破できる一撃技「つのドリル」も重要。 一致技としては普通に「だいもんじ」「かえんほうしゃ」か、[[バインド技>バインド技(ポケモン)]]の「ほのおのうず」も使える。 ただし、奇石ポニータは一時期有名になったせいで手の内がバレていることも多い。 「おにび」「さいみんじゅつ」を警戒する相手に「つのドリル」の試行回数を稼いだり、「どくどく」を入れる等、読みが重要。 耐久力こそ劣るが、ギャロップで同じ戦術を使う選択肢もなくはない。 メリットは戦術を読まれにくいことや、素早い分より多くの相手をハメやすくなること、 素の能力が高い分「[[トリック>トリック/すりかえ(ポケモン)]]」「すりかえ」や「[[はたきおとす>はたきおとす(ポケモン)]]」の被害が小さいこと等。 いずれにせよ、進化前にしてこれだけ戦える点がポニータファンは勿論、色違いマニアにも嬉しい所だろう。 侮れない耐久力に加えて火力面を一撃必殺技に頼るという性質から、ハマってしまえばサンダーやルギアなどをジャイアントキリングすることも可能。 有用な特性が非常に多くなった現在ではプレッシャーとの遭遇率も低くなったので必然的に試行回数が稼げるということもあり、縛り系の配信者がよく使っている。 [[リトルバトル>リトルバトル(ポケモン)]]ではトップクラスの種族値にほのおタイプ自体の需要の高さ、さらに回復や催眠まで備える[[厨ポケ>厨ポケ(ポケモン)]]の1匹として知られる。 ストライクやニューラ相手にも抜群を取れるというのはやはりうれしいところであり、&s(){[[ポッポ]]}[[イワーク>イワーク/ハガネール]]の需要がさらに高まる原因にもなっている。 *○アニメでのギャロップ一族 ---- ポケモンアニメ史上最高視聴率を誇る「炎のポケモン大レース」で初登場。 フウコというトレーナーが進化前のポニータを連れていた。 しかし、[[ロケット団>ロケット団(ポケモン)]]と[[ドードリオ]]を連れたフウコのライバル、ドリオの策略でフウコは腕を骨折してしまい、代わりに[[サトシ>サトシ(ポケモン)]]がレースに出ることになった。 ロケット団の邪魔をかいくぐり、ついにサトシとポニータはドリオに並ぶが、彼のドードリオがポニータに攻撃したことで差が広がってしまう。 だが、直後にポニータがギャロップに進化。 240kmで突っ走り、ゴール直前でドードリオを抜き、逆転勝利。見事に優勝を飾った。エンディング「タイプ・ワイルド」でもこのシーンがちらっと使われている。 *○ポケモンカードでのギャロップ ---- 弱い。 いくらなんでも評価があんまりなんだけど、本当にそれしか言葉が見つからない。原種ギャロップに何の恨みがあるのだ。 他TCGと異なり、ポケモンカードは弱いカードをネタにする文化がまったくない((同名カードが4枚までという関係上、デッキに入らないなら「でもどうせ○○の方が強い。それを押しのけてまでデッキに入らない」と評価が同じになるため。ポケカGB勢なら「サンダーLv68」よりも優先して他のサンダーを入れるシチュエーションとでも考えれば分かるのではないだろうか。))。 構築済みデッキに数合わせに入れられているカードが多いようで、そういうのもあって弱いというか「デッキから抜くためのパーツ」としてデザインされているのではないかというほど。 冗談抜きで一番活躍しているのが、「ポケカの伝道師(自称)」ことポニータ石井なんじゃないだろうか。 ただイラスト面に限ると話は別。 ここ最近の和製カードゲームのイラスト、特にレアのイラストはとにかく「躍動感を出す」ことが主眼に置かれやすい。その方がなんか強そうに見えるからだ。 そしてギャロップはデザイン的には結局「燃えている馬」のモンスターでしかない(余計なパーツが付随していない)し、いわゆるexやらVやらという特殊なポケモンにもなっていない。 つまり「めちゃくちゃかっこよく走ったり構えたりしている細身の一角獣」という、シンプルだが日本人の好みをがっちり押さえつつ、実は割と珍しいイラストになりやすいってこと。 そしてカードゲームのイラストというのも四半世紀以上を経てその好みや要求が移り変わっているが、そういうのを見ることもできるというなかなか渋いポケモンである。 ギャロップ「見えないのか!?感じないのか!?伝説はここにある!黒い風は吹いてる!んあああああ!」 [[ゼブライカ]]「盛り上がってるとこ悪いんすけど先輩、自分シマウマっす」 自分の 知ってる 事柄を 見ると ヲタ語りをしたくなり 猛烈な スピードで 追記修正しはじめる。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,7) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ギャロップになっても色ちは青であってほしかったなぁ。 -- 名無しさん (2013-12-05 01:16:37) - ウインディ同様、着実に強化されてる点では初代ほのおタイプの中では優遇されてる。唯一王?知らんがな! -- 名無しさん (2014-05-30 15:22:12) - 炎を纏って走る姿が印象的ですごく好き。でも乗るのはさすがに勘弁www -- シオ (2014-10-13 18:23:39) - マイナーだけど外見も能力も技も決して悪くない。 -- 名無しさん (2014-11-09 13:20:52) - 最新の空想科学読本に登場してたな。 -- 名無しさん (2015-06-22 18:43:46) - ウインディよりも素早いし器用で良い感じ -- 名無しさん (2015-06-22 20:04:22) - ホエルオーとかもそうだけど体重設定がおかしい、ギャロップより大きいサラブレッドが500㎏近くあるから、ボスゴドラくらいの体重があってもおかしくない -- 名無しさん (2015-12-02 14:23:15) - ↑2 でも走る速さ自体は実はウインディの方が上(420km/h) -- 名無しさん (2015-12-22 22:14:55) - ポニータは進化前のポケモンでは種族値が比較的高かったりする -- 名無しさん (2016-07-13 19:25:16) - むしろギャロップはひくすぎ -- 名無しさん (2016-09-29 21:16:00) - 素早さ以外全体的に物足りない感じだな・・・ -- 名無しさん (2016-09-29 21:25:50) - メガシンカしたらフェアリータイプを追加して欲しい。 -- 名無しさん (2017-01-01 22:10:11) - メガシンカよりもう1段階進化してほしい。HP65はキツイ -- 名無しさん (2017-01-01 22:31:28) - なんでライドポケモンじゃないの… -- 名無しさん (2017-01-01 22:49:30) - ↑ SMのフィールドがXYより区切られてて狭いから。 -- 名無しさん (2017-10-06 13:27:15) - ポケモン4コマでケーシィに「乗る?」 -- 名無しさん (2018-02-07 00:30:06) - ↑続きってすごい濃い顔で聞くギャロップが印象的だったな -- 名無しさん (2018-02-07 00:31:01) - ピカブイでは自転車の代わりにどうですかとばかりにポケモンロード(旧サイクリングロード)に登場。やはりというか、ライド出来るポケモンの中では足が速い。 -- 名無しさん (2018-12-22 15:32:58) - リージョンフォーム登場確定か。原種の時点で既に角(ユニコーン要素)はあるからペガサスよろしく翼があったりするのかな -- 名無しさん (2019-10-05 22:19:04) - ガラルの姿、フェアリー単タイプだと思ってたけどエスパーだったのか。だけど見た目とか特性(毒を無効にする)とかでフェアリーパーティーとは相性が抜群だな -- 名無しさん (2019-10-10 12:33:33) - ガラルの方は進化してペガサスになりエスパー飛行……だったらいいなぁ。戦闘能力的には元のギャロップの面影が完全に消えそうだけど -- 名無しさん (2019-10-11 18:11:07) - 実はドラクエの漫画作品にも伏字なしで出てきたこともある -- 名無しさん (2019-12-05 22:30:10) - ↑間違えた、キュウコンだった、申し訳ない…。 -- 名無しさん (2019-12-05 22:30:55) - 物理寄り超妖というアイデンティティをどこまで活かせるか -- 名無しさん (2019-12-05 22:40:24) - アニメのEDがタイプワイルドのサビの最後辺りでサトシがギャロップに乗っているので印象が強い人もいるのではなかろうか -- 名無しさん (2021-07-18 20:18:09) - LEGENDSアルセウス序盤でオヤブンの恐ろしさをプレイヤーに植え付ける美味しいポジションを獲得。モチーフが馬だからより恐怖をリアルに感じる。 -- 名無しさん (2022-01-30 23:19:21) - 一方で人気の高い色違いがサブ任務 -- 名無しさん (2022-01-31 00:44:50) - 途中送信失礼。サブ任務によって確定入手できるようになったね。 -- 名無しさん (2022-01-31 00:45:40) - ガラルのも神秘的で綺麗 -- 名無しさん (2022-04-27 19:35:39) - DP旅パだと超貴重な炎要員ではあるけど、自力で覚えるほのお技が貧弱すぎるからメダル貯めなきゃいけん火炎放射かPPと命中が旅向きじゃない大文字に頼らないといけないから他作品炎タイプより使い勝手悪いんだよな…。せめてDPの時点で火炎車が使えれば… -- 名無しさん (2023-02-26 15:23:37) - そもそもゴウカザルがほのおタイプとして強いんじゃ無く、ほのお・かくとうが等倍以上を取れる範囲が広い+素早くて両刀気質の種族値だからシナリオのアタッカーとして適性が高いから強いって話だしな。ほのおアタッカーとしてしか起用出来ずそのほのおアタッカーとしての役割すら果たせないDP時代のコイツが張り合える存在な訳も無く -- 名無しさん (2024-02-16 12:06:27) #comment #areaedit(end) }

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