ペラップ

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&font(#6495ED){登録日}:2011/09/21 Wed 22:07:19 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- ペラップとは[[ポケットモンスター]]シリーズに[[ダイヤモンド・パール>ポケットモンスター ダイヤモンド・パール]]から登場する[[ポケモン>ポケモン(ポケットモンスター)]]。 *■データ ---- 全国[[図鑑>ポケモン図鑑]]No.441 分類:おんぷポケモン 英語名:Chatot 高さ:0.5m 重さ:1.9kg [[タマゴ>タマゴ(ポケモン)]]グループ:ひこう 性別比率:♂50♀50 タイプ:[[ノーマル>ノーマルタイプ(ポケモン)]]/[[ひこう>ひこうタイプ(ポケモン)]] [[特性>特性(ポケモン)]]:するどいめ(命中率を下げられず、相手の回避ランク上昇も無視する。手持ちの先頭にするとレベルが5以上低い野生ポケモンの出現率が半減する)   /ちどりあし(混乱状態の時、相手から受ける技の命中率を半分にする) [[隠れ特性>隠れ特性(ポケモン)]]:はとむね(防御を下げられない) ・[[種族値]] HP:76 攻撃:65 防御:45 特攻:92 特防:42 素早さ:91 合計:411 [[努力値]]:攻撃+1 [[進化>しんか(ポケモン)]]:なし *■概要 ---- 音符のような形の鶏冠が特長的なインコのような姿をしたポケモン。 舌の構造が人間とそっくりで、人間の言葉を真似して鳴き声を上げる。 また敵に襲われないよう他の生き物の声も真似する事が出来る。 仲間が集まるとみんな同じ言葉を覚えるらしい。 尾羽をメトロノームのように揺らしてリズムをとる。 ダイヤモンド・パール発売前から公表されていたポケモンの一匹。 公表直後から「しまじろうのとりっぴぃそっくり」とネタにされていた。   *■ゲームでのペラップ ---- 野生では222番道路に登場。 別段レアポケという訳でもないのに何故か[[カビゴン]]並に捕獲率が低く、地味に捕獲が難しい。 また、ハクタイシティでは[[ブイゼル>フローゼル]]と交換で入手可能。NNは「ペッチャラ」こちらのほうが捕獲難易度も低く入手タイミングも早い。 ぺラップの最大の特徴はなんと言っても[[専用技>専用わざ(ポケモン)]]の「おしゃべり」。   この「おしゃべり」、基本性能自体は「威力60の飛行技」と平凡だが、 『マイクを使って音を「録音」し、それを流す事が出来る』 という効果があるネタ性に溢れたぺラップのためだけのネタ技となっている。ちなみに『音量が大きい程高い確率の[[混乱>こんらん(ポケモン)]]効果』というオマケ付き。 上記の仕様もあってか「おしゃべり」は[[ドーブル>ドーブル(ポケモン)]]も習得不可能。 真にペラップの専用技である。   *■対戦でのペラップ ---- 恐らくノーマル/飛行組の中でも『&bold(){最不遇}』な鳥ポケモン。 同タイプ内では珍しく特攻と素早さに優れた特殊アタッカー型の能力を持つ。 しかしそれ以外の能力は軒並み低く、特に耐久は壊滅的。 更にその長所である素早さと特攻も90をちょっと越える程度と微妙で、能力値は総じて低め。 特性も[[ピジョット]]と同じで地味さが否めず、あちらと違って[[メガシンカ]]もできない。 また鳥ポケらしく技バリエーションも乏しい。 [[サブウェポン>サブウェポン(ポケモン)]]でまともなのは「ねっぷう」「[[めざめるパワー]]」程度で、後は「あやしいかぜ」「たつまき」「シンクロノイズ」「どろかけ」という有様。 どれも[[威力>威力(ポケモン)]]が低かったり扱い辛かったりで微妙…というかタイプ一致飛行タイプの特殊技も「おしゃべり」が最高威力という始末。 一応最強の「ハイパーボイス」使いだが…だから何?   だが補助技は「アンコール」や「わるだくみ」等面白い物が揃っており、これらを上手く絡めたサポーターとして戦うのが生きる道。 しかしほぼ似たような事が出来てしまう[[トゲキッス]]が壁として立ち塞がる… …まあ劣化ながらも補助技の優秀さ自体は本物なので「愛」さえあれば普通に戦えない事もない。 ぶっちゃけ単純な戦闘力なら劣化以前の問題である[[オニドリル]]のが酷い。 ならば何故彼が『鳥ポケ最不遇』なのか? その理由はなんと… &bold(){&font(#ff0000){『第五世代ではWi-Fiで使用不可能』}} なのである。   現在最も基本的な対戦環境であるWi-Fiで『使用が出来ない』のだ。 もはや強い弱い以前の問題としてそもそも『存在が認められていない』のだ。 普通このように使用に大きな制限がかかるのは異常な戦闘力を持つ[[伝説のポケモン]]、いわゆる『禁止級』と呼ばれるポケモンのみである。 しかし上記の通りペラップは[[伝説のポケモン]]でもなければ異常な戦闘力も持っていない、それどころか極めて[[マイナー>マイナーポケモン]]な位置に属するポケモンである。 そんなペラップが何故禁止級のポケモンと同等の扱いを受けているのか? その理由は全て前述の&bold(){専用技『おしゃべり』のせい}。 「おしゃべり」の効果を悪用して対戦相手に「○ね」や「ち○こま○こ」等の低俗な言葉浴びせ、不快感を与える等の悪質行為を回避するための措置である。 「『[[フリーフォール>フリーフォール(ポケモン)]]』や『ダークホール』みたいに『おしゃべり』をピンポイントで禁止にしろやゲーフリのバカ!」みたいな意見は後を絶たないが、 実は&bold(){おしゃべりを覚えていないペラップも録音済みの音声が鳴き声として発せられる}ので、技だけの規制は全くの無意味である。 ダイヤモンドの図鑑に記述されている「仲間が一ヶ所に集まるとみんな同じ言葉を覚える。」を体現した仕様ではあるが、 こんな事で裏目に出てしまうとは誰も思ってもいなかっただろう。 彼も[[フィオネ]]同様、理不尽な禁止扱いで涙を飲んだポケモンなのだ。 #center(){&bold(){しかし……ゲーフリはペラップを見捨ててはいなかった!!}} [[XY>ポケットモンスター X・Y]]から「おしゃべり」による録音が出来なくなった代わりに&bold(){ランダム解禁}。 これだけでも大変めでたい話なのだが、「おしゃべり」の追加効果が&color(red){&bold(){100%混乱}}という恐ろしい性能に(地味に60→65の威力上昇も)。 さらには新ポケモン[[オンバーン]]からの遺伝で&color(red){&bold(){威力140命中100のタイプ一致技}}『ばくおんぱ』を習得、 音技が&color(red){&bold(){『[[みがわり>みがわり(ポケモン)]]』貫通}}、それまで[[空気特性>不遇特性(ポケモン)]]だった『するどいめ』に&color(red){&bold(){相手の回避率を無視}}という効果が追加と、 一気に追い風が吹いてきた。 一世代でここまでの強化されるとは[[マリルリ]]もびっくりである。 もしかするとペラップは、禁止にされている間、ひそかに研鑽を積んでいたのかもしれない…… 上記の強化と「おしゃべり」と「するどいめ」によって「みがわり」や「ちいさくなる」等を多用するポケモンにはかなり強く出られる。 そうでなくともちょうはつで止まらない実質必中確定混乱の「おしゃべり」は使い勝手が良い。 メインウェポンとなる「ばくおんぱ」も陽気[[ガブリアス]]の「[[じしん>じしん(ポケモン)]]」以上の火力が出る。 対戦に出られるようになって初めて上記の補助技のバリエーションも活きてきた。 補助主体として使う場合でも、目下ライバルとなったであろうトゲキッスのタイプ変更(ノーマル→[[フェアリー>フェアリータイプ(ポケモン)]])は大きなプラス要因である。 なお、技の構成上特性「ぼうおん」持ちには滅法弱いので注意。 [[ORAS>ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア]]では教え技で「ねっぷう」と「ばくおんぱ」の両立が可能に。[[鋼>はがねタイプ(ポケモン)]]で止まりにくくなった。 相性補完となるめざパのタイプは[[ヒードラン]]や[[岩>いわタイプ(ポケモン)]]/鋼[[複合>複合タイプ(ポケモン)]]組、「ぼうおん」持ちの[[電気タイプ>でんきタイプ(ポケモン)]]である[[マルマイン]]に有効な[[地面>じめんタイプ(ポケモン)]]が使いやすい。 音技使いの代表格ではあるが、「[[りんしょう>りんしょう(ポケモン)]]」パでは[[ポリゴンZ>ポリゴン(ポケモン)]]やスキン特性持ち等の影に隠れがち。 しかし、[[レパルダス]]や[[ニャオニクス]]の「[[いたずらごころ>いたずらごころ(ポケモン)]]」による先制「[[ねこのて>ねこのて(ポケモン)]]」で「りんしょう」を始動させるタイプのパーティではこの限りではない。 ペラップの主要技である「おしゃべり」や「オウムがえし」は「ねこのて」で選択されないため、「りんしょう」を阻害せず技スペースを埋められるのだ。 結果的に他の多くのパーティメンバーよりも戦術の幅が広がることになる。 [[SM>ポケットモンスター サン・ムーン]]では混乱の自傷率が五割から三割に下げられたので対面時のプレッシャーが弱くなってしまった。 さらに特攻種族値の上昇により[[オオスバメ]]が爆音波使いとして躍進したのはかなり気になるところである。 第8世代ではBDSPでようやく登場。 新たに「すてゼリフ」を習得可能になったが、&bold(){「ばくおんぱ」を没収される}と言う憂き目に遭う。 遺伝先となるオンバーンがいない故の措置だと思われるが、自力習得にはできなかったのだろうか…。 教え技もないので「ねっぷう」も使えず、純アタッカーとしては使いにくくなってしまった。 *■アニメでのペラップ ---- [[映画版9作目>劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ]](AG編最終作)で[[先行登場>アニメ先行出演ポケモン]]。 CVは芸人のホリで人間の言葉を真似する。 終盤どさくさ紛れに味方側についた。 アニメでも[[AG編>ポケットモンスター アドバンスジェネレーション]]終盤にて[[先行出演>アニメ先行出演ポケモン]](DP発売数ヶ月前)。 こちらも人間の言葉を真似していて少女と漫才をしていた。ちなみにこの漫才、劇中ではかなり絶賛されているが……正直背中が痒くなるくらい寒い。 CV:[[阪口大助]]。   追記・修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,5) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 無効化タイプ無し挑発無効実質必中の混乱使いと書くと凄く強そうに見える -- 名無しさん (2013-10-26 14:45:54) - ↑なお、実際クソ強い模様 -- 名無しさん (2013-11-21 17:28:30) - ばくおんぱで火力はまあまああるしおしゃべりでタスキ潰しと混乱が同時に出来るから中堅くらいの強さはあるな -- 名無しさん (2013-11-21 18:37:32) - 元が元だからなー。これでやっと普通のポケモンに慣れたっていうか。激戦区の鳥ポケで比較的活用法もあるのも丸だし -- 名無しさん (2013-11-21 21:21:18) - ポケダンのペラップいいヤツだよな、厳しいけど優しい -- 名無しさん (2013-12-03 12:15:03) - 「エターナルフォースブリザード!」とか録音した人も少なからずいるんじゃないかなぁ……と思う -- 名無しさん (2013-12-04 06:41:46) - ↑↑おやかたに振り回される中間管理職なんだよね ゲームを進めて行くうちにイメージがどんどん良くなっていった -- 名無しさん (2013-12-30 19:12:53) - 身代わりしていい気になってる相手をペラップリサイタルで落とせるのは嬉しい。 -- 名無しさん (2014-06-01 11:08:14) - ぼうおんが怖い… -- 名無しさん (2014-06-30 22:24:30) - ただしペラップ、テメーはだめだ -- 名無しさん (2014-07-25 00:48:25) - 地味に"おしゃべり"の威力が"60→65"になっているが、テクニシャンドーブルに使わせないようにするための策だろうか? -- 名無しさん (2014-10-27 12:27:48) - おしゃべりはドーブルも覚えなかったはず -- 名無しさん (2015-01-14 23:09:31) - ペラップー(鳴き声) -- 名無しさん (2015-01-18 22:15:18) - 厳選一発目から理想個体かつ色違い(国際孵化ではない)が産まれた時は心臓止まるかと思った -- 名無しさん (2015-01-28 19:46:08) - XYでの大幅強化はおしゃべりでやらかしたゲーフリの全力の償いにも見える。 -- 名無しさん (2015-09-28 14:58:27) - ちいさくなる組にはめっぽう強い -- 名無しさん (2016-03-03 21:04:15) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/09/21 Wed 22:07:19 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- ペラップとは[[ポケットモンスター]]シリーズに[[ダイヤモンド・パール>ポケットモンスター ダイヤモンド・パール]]から登場する[[ポケモン>ポケモン(ポケットモンスター)]]。 *■データ ---- 全国[[図鑑>ポケモン図鑑]]No.441 分類:おんぷポケモン 英語名:Chatot 高さ:0.5m 重さ:1.9kg [[タマゴ>タマゴ(ポケモン)]]グループ:ひこう 性別比率:♂50♀50 タイプ:[[ノーマル>ノーマルタイプ(ポケモン)]]/[[ひこう>ひこうタイプ(ポケモン)]] [[特性>特性(ポケモン)]]:するどいめ(命中率を下げられず、相手の回避ランク上昇も無視する。手持ちの先頭にするとレベルが5以上低い野生ポケモンの出現率が半減する)   /ちどりあし(混乱状態の時、相手から受ける技の命中率を半分にする) [[隠れ特性>隠れ特性(ポケモン)]]:はとむね(防御を下げられない) ・[[種族値]] HP:76 攻撃:65 防御:45 特攻:92 特防:42 素早さ:91 合計:411 [[努力値]]:攻撃+1 [[進化>しんか(ポケモン)]]:なし *■概要 ---- 音符のような形の鶏冠が特長的なインコのような姿をしたポケモン。 舌の構造が人間とそっくりで、人間の言葉を真似して鳴き声を上げる。 また敵に襲われないよう他の生き物の声も真似する事が出来る。 仲間が集まるとみんな同じ言葉を覚えるらしい。 尾羽をメトロノームのように揺らしてリズムをとる。 ダイヤモンド・パール発売前から公表されていたポケモンの一匹。 公表直後から「しまじろうのとりっぴぃそっくり」とネタにされていた。   *■ゲームでのペラップ ---- 野生では222番道路に登場。 別段レアポケという訳でもないのに何故か[[カビゴン]]並に捕獲率が低く、地味に捕獲が難しい。 また、ハクタイシティでは[[ブイゼル>フローゼル]]と交換で入手可能。NNは「ペッチャラ」こちらのほうが捕獲難易度も低く入手タイミングも早い。 ぺラップの最大の特徴はなんと言っても[[専用技>専用わざ(ポケモン)]]の「おしゃべり」。   この「おしゃべり」、基本性能自体は「威力60の飛行技」と平凡だが、 『マイクを使って音を「録音」し、それを流す事が出来る』 という効果があるネタ性に溢れたぺラップのためだけのネタ技となっている。ちなみに『音量が大きい程高い確率の[[混乱>こんらん(ポケモン)]]効果』というオマケ付き。 上記の仕様もあってか「おしゃべり」は[[ドーブル>ドーブル(ポケモン)]]も習得不可能。 真にペラップの専用技である。   *■対戦でのペラップ ---- 恐らくノーマル/飛行組の中でも『&bold(){最不遇}』な鳥ポケモン。 同タイプ内では珍しく特攻と素早さに優れた特殊アタッカー型の能力を持つ。 しかしそれ以外の能力は軒並み低く、特に耐久は壊滅的。 更にその長所である素早さと特攻も90をちょっと越える程度と微妙で、能力値は総じて低め。 特性も[[ピジョット]]と同じで地味さが否めず、あちらと違って[[メガシンカ]]もできない。 また鳥ポケらしく技バリエーションも乏しい。 [[サブウェポン>サブウェポン(ポケモン)]]でまともなのは「ねっぷう」「[[めざめるパワー]]」程度で、後は「あやしいかぜ」「たつまき」「シンクロノイズ」「どろかけ」という有様。 どれも[[威力>威力(ポケモン)]]が低かったり扱い辛かったりで微妙…というかタイプ一致飛行タイプの特殊技も「おしゃべり」が最高威力という始末。 一応最強の「ハイパーボイス」使いだが…だから何?   だが補助技は「アンコール」や「わるだくみ」等面白い物が揃っており、これらを上手く絡めたサポーターとして戦うのが生きる道。 しかしほぼ似たような事が出来てしまう[[トゲキッス]]が壁として立ち塞がる… …まあ劣化ながらも補助技の優秀さ自体は本物なので「愛」さえあれば普通に戦えない事もない。 ぶっちゃけ単純な戦闘力なら劣化以前の問題である[[オニドリル]]のが酷い。 ならば何故彼が『鳥ポケ最不遇』なのか? その理由はなんと… &bold(){&font(#ff0000){『第五世代ではWi-Fiで使用不可能』}} なのである。   現在最も基本的な対戦環境であるWi-Fiで『使用が出来ない』のだ。 もはや強い弱い以前の問題としてそもそも『存在が認められていない』のだ。 普通このように使用に大きな制限がかかるのは異常な戦闘力を持つ[[伝説のポケモン]]、いわゆる『禁止級』と呼ばれるポケモンのみである。 しかし上記の通りペラップは[[伝説のポケモン]]でもなければ異常な戦闘力も持っていない、それどころか極めて[[マイナー>マイナーポケモン]]な位置に属するポケモンである。 そんなペラップが何故禁止級のポケモンと同等の扱いを受けているのか? その理由は全て前述の&bold(){専用技『おしゃべり』のせい}。 「おしゃべり」の効果を悪用して対戦相手に「○ね」や「ち○こま○こ」等の低俗な言葉浴びせ、不快感を与える等の悪質行為を回避するための措置である。 「『[[フリーフォール>フリーフォール(ポケモン)]]』や『ダークホール』みたいに『おしゃべり』をピンポイントで禁止にしろやゲーフリのバカ!」みたいな意見は後を絶たないが、 実は&bold(){おしゃべりを覚えていないペラップも録音済みの音声が鳴き声として発せられる}ので、技だけの規制は全くの無意味である。 ダイヤモンドの図鑑に記述されている「仲間が一ヶ所に集まるとみんな同じ言葉を覚える。」を体現した仕様ではあるが、 こんな事で裏目に出てしまうとは誰も思ってもいなかっただろう。 彼も[[フィオネ]]同様、理不尽な禁止扱いで涙を飲んだポケモンなのだ。 #center(){&bold(){しかし……ゲーフリはペラップを見捨ててはいなかった!!}} [[XY>ポケットモンスター X・Y]]から「おしゃべり」による録音が出来なくなった代わりに&bold(){ランダム解禁}。 これだけでも大変めでたい話なのだが、「おしゃべり」の追加効果が&color(red){&bold(){100%混乱}}という恐ろしい性能に(地味に60→65の威力上昇も)。 さらには新ポケモン[[オンバーン]]からの遺伝で&color(red){&bold(){威力140命中100のタイプ一致技}}『ばくおんぱ』を習得、 音技が&color(red){&bold(){『[[みがわり>みがわり(ポケモン)]]』貫通}}、それまで[[空気特性>不遇特性(ポケモン)]]だった『するどいめ』に&color(red){&bold(){相手の回避率を無視}}という効果が追加と、 一気に追い風が吹いてきた。 一世代でここまでの強化されるとは[[マリルリ]]もびっくりである。 もしかするとペラップは、禁止にされている間、ひそかに研鑽を積んでいたのかもしれない…… 上記の強化と「おしゃべり」と「するどいめ」によって「みがわり」や「ちいさくなる」等を多用するポケモンにはかなり強く出られる。 そうでなくともちょうはつで止まらない実質必中確定混乱の「おしゃべり」は使い勝手が良い。 メインウェポンとなる「ばくおんぱ」も陽気[[ガブリアス]]の「[[じしん>じしん(ポケモン)]]」以上の火力が出る。 対戦に出られるようになって初めて上記の補助技のバリエーションも活きてきた。 補助主体として使う場合でも、目下ライバルとなったであろうトゲキッスのタイプ変更(ノーマル→[[フェアリー>フェアリータイプ(ポケモン)]])は大きなプラス要因である。 なお、技の構成上特性「ぼうおん」持ちには滅法弱いので注意。 [[ORAS>ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア]]では教え技で「ねっぷう」と「ばくおんぱ」の両立が可能に。[[鋼>はがねタイプ(ポケモン)]]で止まりにくくなった。 相性補完となるめざパのタイプは[[ヒードラン]]や[[岩>いわタイプ(ポケモン)]]/鋼[[複合>複合タイプ(ポケモン)]]組、「ぼうおん」持ちの[[電気タイプ>でんきタイプ(ポケモン)]]である[[マルマイン]]に有効な[[地面>じめんタイプ(ポケモン)]]が使いやすい。 音技使いの代表格ではあるが、「[[りんしょう>りんしょう(ポケモン)]]」パでは[[ポリゴンZ>ポリゴン(ポケモン)]]やスキン特性持ち等の影に隠れがち。 しかし、[[レパルダス]]や[[ニャオニクス]]の「[[いたずらごころ>いたずらごころ(ポケモン)]]」による先制「[[ねこのて>ねこのて(ポケモン)]]」で「りんしょう」を始動させるタイプのパーティではこの限りではない。 ペラップの主要技である「おしゃべり」や「オウムがえし」は「ねこのて」で選択されないため、「りんしょう」を阻害せず技スペースを埋められるのだ。 結果的に他の多くのパーティメンバーよりも戦術の幅が広がることになる。 [[SM>ポケットモンスター サン・ムーン]]では混乱の自傷率が五割から三割に下げられたので対面時のプレッシャーが弱くなってしまった。 さらに特攻種族値の上昇により[[オオスバメ]]が爆音波使いとして躍進したのはかなり気になるところである。 第8世代ではBDSPでようやく登場。 新たに「すてゼリフ」を習得可能になったが、&bold(){「ばくおんぱ」を没収される}と言う憂き目に遭う。 遺伝先となるオンバーンがいない故の措置だと思われるが、自力習得にはできなかったのだろうか…。 教え技もないので「ねっぷう」も使えず、純アタッカーとしては使いにくくなってしまった。 *■アニメでのペラップ ---- [[映画版9作目>劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ]](AG編最終作)で[[先行登場>アニメ先行出演ポケモン]]。 CVは芸人のホリで人間の言葉を真似する。 終盤どさくさ紛れに味方側についた。 アニメでも[[AG編>ポケットモンスター アドバンスジェネレーション]]終盤にて[[先行出演>アニメ先行出演ポケモン]](DP発売数ヶ月前)。 こちらも人間の言葉を真似していて少女と漫才をしていた。ちなみにこの漫才、劇中ではかなり絶賛されているが……正直背中が痒くなるくらい寒い。 CV:[[阪口大助]]。   追記・修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,6) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 無効化タイプ無し挑発無効実質必中の混乱使いと書くと凄く強そうに見える -- 名無しさん (2013-10-26 14:45:54) - ↑なお、実際クソ強い模様 -- 名無しさん (2013-11-21 17:28:30) - ばくおんぱで火力はまあまああるしおしゃべりでタスキ潰しと混乱が同時に出来るから中堅くらいの強さはあるな -- 名無しさん (2013-11-21 18:37:32) - 元が元だからなー。これでやっと普通のポケモンに慣れたっていうか。激戦区の鳥ポケで比較的活用法もあるのも丸だし -- 名無しさん (2013-11-21 21:21:18) - ポケダンのペラップいいヤツだよな、厳しいけど優しい -- 名無しさん (2013-12-03 12:15:03) - 「エターナルフォースブリザード!」とか録音した人も少なからずいるんじゃないかなぁ……と思う -- 名無しさん (2013-12-04 06:41:46) - ↑↑おやかたに振り回される中間管理職なんだよね ゲームを進めて行くうちにイメージがどんどん良くなっていった -- 名無しさん (2013-12-30 19:12:53) - 身代わりしていい気になってる相手をペラップリサイタルで落とせるのは嬉しい。 -- 名無しさん (2014-06-01 11:08:14) - ぼうおんが怖い… -- 名無しさん (2014-06-30 22:24:30) - ただしペラップ、テメーはだめだ -- 名無しさん (2014-07-25 00:48:25) - 地味に"おしゃべり"の威力が"60→65"になっているが、テクニシャンドーブルに使わせないようにするための策だろうか? -- 名無しさん (2014-10-27 12:27:48) - おしゃべりはドーブルも覚えなかったはず -- 名無しさん (2015-01-14 23:09:31) - ペラップー(鳴き声) -- 名無しさん (2015-01-18 22:15:18) - 厳選一発目から理想個体かつ色違い(国際孵化ではない)が産まれた時は心臓止まるかと思った -- 名無しさん (2015-01-28 19:46:08) - XYでの大幅強化はおしゃべりでやらかしたゲーフリの全力の償いにも見える。 -- 名無しさん (2015-09-28 14:58:27) - ちいさくなる組にはめっぽう強い -- 名無しさん (2016-03-03 21:04:15) #comment #areaedit(end) }

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