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&font(#6495ED){登録日}:2011/01/20(木) 02:15:36
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます
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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
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現在進行形でろりろりになっていること
………ではない。
ろりろりろーりんぐは、1990~99年頃に活動していたゲーム制作集団『Bio_100%』が、1991年に発表した3Dレースゲーム。
PC-9801をプラットフォームとしているが、なめらかな動作や印象的な[[BGM]]で、当時の、主にネットワーカーを中心としたプレイヤーを魅了した。
1995年にはバージョンアップとともに『ROLLING95』と改題されたものがリリースされた。
【システム】
プレイヤーは高速で走る[[車>自動車]]を操り、次々迫ってくるゲートを規定時間内で規定数くぐることを目的とする。
操作は左右移動とアクセル、ターボによる大加速のみ。
いや、正確には左右『移動』ではない。
このゲームでは、横への移動はタイトル通り『ローリング』で行ない、その際は&font(#ff0000){画面全体}がローリングする。
文字で書いてもさっぱり想像がつかないかもしれないので、公式サイトで一度見てもらいたいところ。
色は少なく構造物もシンプルな映像ながら、その画面展開はかなり激しい。
目の弱い人なら酔うのではないか、と思うほど激しい。
しかもPC-9801にも関わらず挙動は非常に軽く、今風に言えば&font(#008000){ヌルヌル動く}。
同時期の似たようなタイプの[[ファミコン>ファミリーコンピュータ]]ゲームとはダンチである。
また、通常のレースゲームのようなゴールはなく、コースも一定距離でループする。
ゲートの配置は常に一定で『覚えゲー』的な側面もあり、『どれだけ早くクリアできるか』という緊張感を伴ったタイムアタック的走行が求められる。
画面表示の最高速度は、アクセルのみだと327km/hまでだが、そこからターボを発動すると511km/hまで跳ね上がる。
これらの動作・緊張感・スピード感、さらに軽快かつ印象的なBGMが相まって、爽快なプレイが楽しめるのである。
【特筆点】
今どきのレースゲームであれば、現実さながらの景色や車体のリアルさ、演出の美麗さなど、特長となるポイントは枚挙に暇がない。
しかしこのゲームの特長は、至ってシンプル。
スピード感とローリングによる『&font(#ff0000){ダイナミックさ}』である。
たしかにグラフィックはファミコンレベル。
色数はGIF形式で十二分に余るほどの少なさ、プレイ画面をキャプチャしても10KBいくかどうかである。
しかしそれでも、
否、
むしろそれゆえに、
高速で走行する車体、次々に迫ってくるゲート、ぐりんぐりん回る画面がよりダイナミックにものとなり、プレイヤーに強烈なインパクトを残すのだ。
驚くべきは、これが&font(#0000ff){無料で}公開されていたということ。
残念ながら現在ではダウンロードはできないが、Bio_100%の公式ホームページ上で、プレイ動画の試聴とBGMのダウンロードができるようになっている。
興味が湧いたら、一見一聴して損はない。
レトロな雰囲気を好むなら、必ず「これはいい」と思うことだろう。
【補足】
このBio_100%、20代以下の世代には馴染みが薄いと思われるが、
『Super Depth』や『戦国TURB』を作ったところと言えば、わかる人にはわかるだろう。
前者は戦艦ヤマ卜(やまぼく)を操り、敵潜水艦や航空機や宇宙戦艦を撃ち落としていくゲーム。
後者は[[ドリームキャスト]]でリメイクされ、Bio_100%作品で唯一コンシューマ化された作品である。
作品だけでなくメンバーも凄い人物が多数参加するなど、一般人なら知る人ぞ知る、業界としては伝説的なメーカーである。
追記・修正をお願いします。
#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- >いわゆるひとつの釣り項目 (ロリ絡みと思って開けちゃ)いかんのか? -- 名無しさん (2014-03-21 07:28:36)
#comment
#areaedit(end)
}
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現在進行形でろりろりになっていること
………ではない。
ろりろりろーりんぐは、1990~99年頃に活動していたゲーム制作集団『Bio_100%』が、1991年に発表した3Dレースゲーム。
PC-9801をプラットフォームとしているが、なめらかな動作や印象的な[[BGM]]で、当時の、主にネットワーカーを中心としたプレイヤーを魅了した。
1995年にはバージョンアップとともに『ROLLING95』と改題されたものがリリースされた。
【システム】
プレイヤーは高速で走る[[車>自動車]]を操り、次々迫ってくるゲートを規定時間内で規定数くぐることを目的とする。
操作は左右移動とアクセル、ターボによる大加速のみ。
いや、正確には左右『移動』ではない。
このゲームでは、横への移動はタイトル通り『ローリング』で行ない、その際は&font(#ff0000){画面全体}がローリングする。
文字で書いてもさっぱり想像がつかないかもしれないので、公式サイトで一度見てもらいたいところ。
色は少なく構造物もシンプルな映像ながら、その画面展開はかなり激しい。
目の弱い人なら酔うのではないか、と思うほど激しい。
しかもPC-9801にもかかわらず挙動は非常に軽く、今風に言えば&font(#008000){ヌルヌル動く}。
同時期の似たようなタイプの[[ファミコン>ファミリーコンピュータ]]ゲームとはダンチである。
また、通常のレースゲームのようなゴールはなく、コースも一定距離でループする。
ゲートの配置は常に一定で『覚えゲー』的な側面もあり、『どれだけ早くクリアできるか』という緊張感を伴ったタイムアタック的走行が求められる。
画面表示の最高速度は、アクセルのみだと327km/hまでだが、そこからターボを発動すると511km/hまで跳ね上がる。
これらの動作・緊張感・スピード感、さらに軽快かつ印象的なBGMが相まって、爽快なプレイが楽しめるのである。
【特筆点】
今どきのレースゲームであれば、現実さながらの景色や車体のリアルさ、演出の美麗さなど、特長となるポイントは枚挙に暇がない。
しかしこのゲームの特長は、至ってシンプル。
スピード感とローリングによる『&font(#ff0000){ダイナミックさ}』である。
たしかにグラフィックはファミコンレベル。
色数はGIF形式で十二分に余るほどの少なさ、プレイ画面をキャプチャしても10KBいくかどうかである。
しかしそれでも、
否、
むしろそれゆえに、
高速で走行する車体、次々に迫ってくるゲート、ぐりんぐりん回る画面がよりダイナミックにものとなり、プレイヤーに強烈なインパクトを残すのだ。
驚くべきは、これが&font(#0000ff){無料で}公開されていたということ。
残念ながら現在ではダウンロードはできないが、Bio_100%の公式ホームページ上で、プレイ動画の試聴とBGMのダウンロードができるようになっている。
興味が湧いたら、一見一聴して損はない。
レトロな雰囲気を好むなら、必ず「これはいい」と思うことだろう。
【補足】
このBio_100%、20代以下の世代には馴染みが薄いと思われるが、
『Super Depth』や『戦国TURB』を作ったところと言えば、わかる人にはわかるだろう。
前者は戦艦ヤマ卜(やまぼく)を操り、敵潜水艦や航空機や宇宙戦艦を撃ち落としていくゲーム。
後者は[[ドリームキャスト]]でリメイクされ、Bio_100%作品で唯一コンシューマ化された作品である。
作品だけでなくメンバーも凄い人物が多数参加するなど、一般人なら知る人ぞ知る、業界としては伝説的なメーカーである。
追記・修正をお願いします。
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- >いわゆるひとつの釣り項目 (ロリ絡みと思って開けちゃ)いかんのか? -- 名無しさん (2014-03-21 07:28:36)
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