悪魔城ドラキュラ(SFC)

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&font(#6495ED){登録日}:2010/02/07(日) 11:16:26 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 13 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &bold(){『悪魔城ドラキュラ(英:Super Castlevania Ⅳ)』}は、コナミから1991年10月31日に発売された[[スーパーファミコン]]用アクションゲーム。 SFC初期に誕生した神ゲーの一つと言われる。 #openclose(show=CM){ #center{&b(){&font(#ff0000,#483d8b,20){それは、世にも恐ろしい}} &b(){&font(30){Aaaaaaaaaa!!!!}} &b(){&font(20){ドラドラドラドラドラキュラ♪}} &b(){&font(10){\ホイホイ!/}} &b(){&font(20){ドラドラドッタラドラキュラ♪}} &b(){&font(10){\ホイ!/}} &b(){&font(20){ドラキュラ♪}} &b(){&font(10){\カッテー!/}} &b(){&font(#ff0000,#483d8b,35){&ruby(あくまじょう){悪魔城}ドラキュラ}} &b(){&font(#ff0000,#483d8b,20){はやく買わなくちゃ…}} } 冒頭のおどろおどろしい雰囲気から一転、須永秀人とNakkunヨイチの歌うテンション高いCMソングと共にドラキュラメイクの男がひたすら追いかけるというもの。} 任天堂のバーチャルコンソールでも絶賛配信中。 海外タイトルからも解るように、86年に発売された元祖『[[悪魔城ドラキュラ>悪魔城ドラキュラ(FC)]]』の流れを汲む作品となっており、ファミコン時代の三部作の雰囲気やゲーム性を引き継ぎつつ、新ハードであるSFCの特性を活かしてパワーアップさせた内容となっている。 ストーリー自体は初代『悪魔城ドラキュラ』のリメイクとなっており、アーケード版のような独自のアレンジも少なく、純粋に世界観のスケールアップがされただけの内容となっているのが特徴である。 *【概要】 #openclose(show=発売当時の状況。){FCでの初期三部作、AC版、GBで発売された『[[ドラキュラ伝説]]』シリーズの流れを引き継いだ、初期『悪魔城シリーズ』としては最後発となる作品。 SFCならではの拡大縮小機能や高いグラフィック性能、サウンド性能を活かしたホラー演出でも多くのプレイヤーの度肝を抜いた。 一応は93年に当時の超高性能PCであるX68000にて、SFC版と共通した要素を持つ、更に演出面を強化された『悪魔城ドラキュラ』が発売されているが、取り敢えず初期シリーズからの&bold(){多数の古典的モンスター}が登場するゴシックホラーとしての『悪魔城ドラキュラ』はここで一段落を迎え、以降は93年にPCエンジン SUPER CD-ROM2で発売された派生シリーズ『悪魔城ドラキュラX 血の輪廻』の様に、アニメ演出やゲーム独自の耽美なキャラクターやデザイン、設定に基づいた世界観やモンスターを主体としたシリーズへと移行していく事になった。 ゲーム内容についても元祖FC版を踏襲しているものの、ハードの進化に伴いグラフィック、演出、操作性がアップ。 特に操作性に関しては現在までの歴代シリーズでも屈指のもので、後述の鞭の自由性とともに、&bold(){本作で余りによくしすぎて文句を言われたから後のシリーズではそこそこに抑えられた}と、誠しやかに囁かれる程。 実際、ステージ自体の難易度はFC版当時と余り変わらないものの、操作の自由性が増した事によるプレイのしやすさには雲泥の差があり、プレイヤーの受ける理不尽さの印象が大幅に軽減されている。 鞭の多彩なアクション等についても、鞭と云う武器の特性を考えれば&bold(){デザイナーがやりたかったであろう事を実現させただけ}、とも取れるのだが、余りに万能になり過ぎてサブウェポン選択の必要性が無くなってしまった……との声がシリーズに慣れ親しんだ上級者からは囁かれる面もある。 とは云え、歴代でも程よい難易度とバランスの取れた名作である……と云うのは大意に於いて共通しており、歴代最高傑作として挙げられる機会も多い名作である。 この他、本作独自の要素と言えるのが音楽面で、FCまでの矩形波サウンドとも違う、本作独自のクラシック的な要素を持ったステージ曲が多く作られ、リアリティを増した世界観を彩った。 また、ゲーム最終盤の時計塔~最終ステージ前半ではFC版三部作の最初のステージ曲((※2はフィールド曲))であり、各タイトルでのメインテーマ曲としても捉えられていた『Bloody tears』(ドラキュラ2)『Vampire Killer』(ドラキュラ)『Beginning』(悪魔城伝説)が、アレンジ使用され、ここから&bold(){ドラキュラ三大名曲}と云う呼び名が定着していく事にも繋がった。((※『Vampire killer』についてはAC版と『悪魔城伝説』で、『Bloody tears』はAC版でアレンジ使用されており、元々人気の高い曲であった。)) この他、本作から生まれて以降のシリーズにも引き継がれていった楽曲として『シモン・ベルモンドのテーマ』があり、その複雑且つドラマチックな構成の旋律は、本作での印象的な使われ方((※最初のステージの曲であるのに加え、ラスボス戦で後半戦に突入する際に再度流れる。))もあってか、現在でも多くのプレイヤーを魅了し続けている。} *【物語】 #openclose(show=あらすじ。){中世ヨーロッパの小国トランシルヴァニアにある小さな村に、魔王にまつわる伝説がある。 #center(){&bold(){「魔王は100年に一度、この世のあらゆる力が弱まる頃、黒き心を持つ者の祈りによって復活する。そして、復活を繰り返すごと(、彼の持つ恐ろしい魔力はしだいに強大なものとなっていく」}} ……過去に、魔王は幾度となく邪悪なる者の願いにより、あらゆる形でこの世に復活した。 しかし、その野望は人々の影に潜む異能の一族、ベルモンドの血に連なる者達により打ち砕かれていた。 そして今、邪悪なる者の命により魔王がより強大となった魔力を持って、この世に舞い戻った。 それを察知したベルモンド一族の末裔シモンは、先祖伝来の不思議な力を秘めたムチを手に、復活した悪魔城へと向かった……。} *【登場人物】 ■シモン・ベルモンド 先祖伝来の鞭を持ち、悪魔城に乗り込むベルモンド一族の末裔たる若者。 &font(l){後続シリーズの主人公から見ると絵柄の関係で思いっきりオサーンに見えるが青年である。} 前述の様に今作の[[鞭]](ヴァンパイアキラー)の性能は歴代シリーズ中で最も高く、本作では十字キーとの組み合わせにり、ジャンプ中の下方向キーを含めて&bold(){8方向に打ち分けることが可能}となっている。 また、ボタンを押したままにして鞭を垂らすことも可能で、この状態を利用して鞭を振り回したり、垂らしたままで盾の様にする事も可能。 特に上方向への攻撃の利便性は計り知れず、余りに強力過ぎて代表的なサブウェポンである斧の存在意義をほぼ奪ってしまっている。 これにより、空中を飛ぶ敵や連続で飛んで来る弾への対応が容易になっており、FC時代には数多のプレイヤーの命を奪った、カラスやメデューサヘッドの様な厄介な軌道を描いて飛んで来る敵も攻略の鬼門ではなくなった。 この、自由性の高い鞭を利用した本作独自の要素としては、フックの付いた蝙蝠にぶら下がれると云う[[海腹川背]]のようなアクションがあり、ぶら下がった状態で方向キーを左右に入れてターザンの様に移動する事が出来る。 攻略そのものに直結する部分は難易度が抑えられているが、この鞭移動を極めていないと到達できないエリアも一部に存在する。 *【アイテム・サブウェポン】 #openclose(show=主に蝋燭や壁を壊すとでてくる。){■鎖 鞭を最大二段階まで強化可能。 初期段階の場合、ステージ最初に蝋燭を壊すと出現するアイテム。 一段階目で鎖の鞭に変化。 二段階目で長い鎖の鞭になる。 ■肉(海外ではポークチョップ) 体力回復。小さい肉は体力が5、大きい肉は体力が10目盛り分回復する。 大きい肉は基本的に壁を壊すと出てくるが、そんな物食べたくない。 悪魔城シリーズでは珍しく、ロウソクからも肉が出てくることがある。 ■ハート サブウェポン使用に必要。 小さいやつは1、大きいやつは5増える。 基本的に蝋燭から出現するが、倒した敵自体が落とす事も。 ■$袋 スコアボーナス。 ■1UP 残り人数増加。 ■ロザリオ(十字架) 画面中の敵を全滅させる。 ■透明薬 一定時間無敵だが効果は糞短い。 ■連射 時計以外のサブウェポンを連射出来るようになる。 Ⅱは二連射、Ⅲは三連射。 例外を除き、それぞれサブウェポンによる攻撃を十回当てる毎に出現するが、武器を持ち変えた時点でカウントと効果がリセットされるので注意。 本作の最も簡単な攻略は、ステージ1でクロスの三連射にして、その状態を&color(#F54738){ノーミスで}維持することである(出来るようになるまでが難しいが)。 ■魔力の玉 各ステージのボスを倒すと出現。 ステージクリア&体力完全回復の効果があるが、中ボスやステージ途中で出現するボスの場合は倒しても出現しない。 *【特殊武器】 基本的に効果はFC版と同じ。 鞭が万能になった為に、最大火力を誇るクロス以外は微妙な立場に追いやられた。 その代わり、今作ではワンボタンで出せる(デフォルトではRボタン)。 ■ナイフ 真っ直ぐに飛ぶ短剣。威力は低いが連射アイテム無しでも速射と射程に優れる。 ■斧 キツい放物線を描いて飛ぶお馴染みの対空武器。 威力が高く上方の敵に有効だが、本作では殆どの場面を鞭の上方向打ちで足りてしまうので斧ですら微妙扱いされがち。 投擲スピードが速すぎるのと角度の関係でかなり当てにくくなっており、その割に威力も高くない。 ■聖水 落ちると燃え上がる。 元祖FC版では一定時間相手を止められる最終兵器だったが、シリーズを増すごとにいらない子に。 本作でも取り立てて……と云う程度の性能。 ■クロス 真っ直ぐに投げた後で中距離程度で返ってくるのだが、返ってくる時にも当たり判定があるのと、スピードが遅いのも相俟って総合的な火力が凄まじいことになる。 連射も組み合わせると耐久力の高い敵も瞬殺可能となるが、それに頼っていると失った状態でのやり直しや無い状態でのボス攻略で手間取る可能性も高いので注意。 ■懐中時計 一定時間敵の動きを止める。 元祖FC版とは違い、ボスには最初から利かない。 ハートを5つ消費と燃費も悪いが、半魚人やメデューサヘッドに進路を妨害される面では、復活時の安全対策なのかこのアイテムが予め出現する。} *【モンスター】 シモンの行く手を阻む魔物。 元祖FC版や三部作に登場したモンスターが多いが、差別表現等への配慮から名称や見た目が若干の変更を受けたものも。 FC版と違い流石に攻撃力は一律ではないが、後半ステージからは耐久力が増し、一撃で倒せなくなる敵が増えてくる。 ■スケルトン系 >・スケルトン 一定距離を取りつつ突進してくる >・骨投げスケルトン 骨を投げてくる >・ムチスケルトン ムチで攻撃してくる >・レッドスケルトン 倒しても復活する >・フライングスケルトン 盾を持ち、大きく上下にふらつきながら飛んで来る >・フェンシングゾンビ レイピアで攻撃してくる >・スカルナイト 剣で攻撃してくる。鎧を着ている為に耐久力が高い >・ボカ 背景から出現する >・グエ 背景から出現する >ホワイトドラゴン 白骨化した竜。耐久力が高く炎を吐く >・骨柱 魔物の頭蓋骨が重なっている。向いている方向に炎を吐く ■アーマー系 >・ヨロイ騎士 槍を持っており、下から突いてくる >・アーマー 一定距離を保ちつつ、斧を上下に投げてくる ■生物系 >・グールラビット ぴょんぴょんと跳ねながら襲いかかってくる >・コロチェン 時折大ジャンプする蛙 >・馬の生首 緩急の付いた動きで飛んで来る >・針トカゲ アルマジロの様に丸まって突進してくる >・半魚人 水面から飛びかかる他、水鉄砲で攻撃してくる ■人体の部分系 >・壁から出てくる手 背景からシモンを掴んでくる >・ゴーストハンド フラフラと飛んで来てハートを奪う >・引っ張る手 地面からシモンを掴んでくる >・ビッグアイ ゆっくり飛んで来て毒の涙を流す。時折体当たりをしてくる ■植物系 >・ウネ シモンが近づくと沸き上がる >・葉男 背景から突然現れる >・ケセランパサラン 足場をぐるぐると回っている。耐久力が異常に高く基本倒せない >・木 木人間。背景から突き出すように出現する。 ■亡霊系 >・透明幽体 不定形で虹色。ゆっくりと床や天井でバウンドする >・亡霊 染み出す様に出現してシモンにゆっくりと向かってくる >・亡霊男 執事の幽霊。近づくと突進してくる >・亡霊女 メイドの幽霊。近づくと大きく飛び上がってから画面下に回り込む >・亡霊ダンサー 招待客の幽霊。高速で画面の上下でバウンドする ■犬系 >・キャンドルハンター フラフラと走ってきて蝋燭を壊す >・老人と犬 ステージ6-2の隠し部屋のみに出現する。犬を倒すと老人も消滅する >・ゾンビ犬 掛け声と共に突進してくる。倒しても復活する ■蛇系 >・メデューサヘッド 上下に放物線を描いて飛んで来る >・スネグス 蛇の塊。近づくと落ちてくる ■虫系 >・クモ 上から糸で降りてきて子グモを吐く >・ゲゲ 一度しか登場しないムカデの様な怪物。耐久力が高いので無視する方が早い ■コウモリ系 >・バットン フラフラと飛んで来る >・バットン2 近づくと背景から高速で飛んで来る >・オギデラン 蝙蝠人間。フラフラと飛んで来る他、横軸が合うと反転してくる ■鳥系 >・カラス 読み難い軌道で飛んで来る >・ハーピー グールラビットを輸送してくる。羽音と姿が怖い。 ■物品系 >・本 フワフワと羽ばたいた後、シモンが近づくと突進してくる >・食人棺桶 シモンが通りすぎると突進してくる >・テーブルと椅子 近づくと突進してくる ■ゾンビ系 >・地面ゾンビ 地中から出現して突進してくる >・ゾンビ 突進してくる ■岩系 >・キッガー 攻撃される度に分裂を繰り返し小さくなる >・レンガドール 背景から突然出現する *【各ステージ&ボス】 #openclose(show=とにかく広大。){FC当時から大幅にスケールアップを果たしており、ステージ開始前の全体マップの演出も更に凝ったものとなった。 ステージも悪魔城の外苑部から敷地内、悪魔城内部から最深部へと移動していくに伴い雰囲気も盛り上がっていくのが好評を博した。 シリーズお馴染みのトゲは本作では一撃死なので注意。 &font(l){殆どのボスはクロス連射さえ使えれば瞬殺可能だが、無いとそれなりに苦戦する。} *■ステージ1 城門 基本操作を確認するステージ。 即死に繋がる罠は少ないものの、画面奥への移動や反転床、フックでの移動等、代表的な仕掛けも登場する。 ■ボス:スカルホース&スカルトキング 馬を思わせる魔物の骸骨に乗った骸骨の騎士。 馬が居る状態では魔物が口から炎を吐いてくるが、馬が倒されると自ら大地に立って剣を振るってくる他、大ジャンプからの突き刺し攻撃を仕掛けてくる。 *ステージ2 魔物の森 森から地下水道を目指すステージ。 敵の配置は緩やかながら途切れないので、慣れていないと思わぬダメージを負っている事がある。 ■中ボス メデューサ 水道で出現。 一定距離を保ちつつ、石化光線と蛇をシモンの背後に飛ばして攻撃してくる。 ステージ途中に登場してくるので魔力の玉を出さない。 クロス他、斧やナイフも有効。 *ステージ3 地下水脈 鍾乳洞・滝壺から古代遺跡までと、エリア毎に雰囲気がガラリと変わるステージ。落下したら即死となる場面も多い。 特に古代遺跡では先に進むことだけを考えていると半魚人に引っ掛かって落とされたりするので注意。 ■ボス 双頭竜 画面外から首だけで攻撃してくる。 片方は三方向に分かれる炎の弾を、片方は近距離で炎を噴射してくる。 サブウェポンによる遠距離攻撃が出来ると楽だが、無い場合は足場が不安定なので落下に注意。 *ステージ4 からくり館 前半の山場となる即死罠の多いステージで、回転床だらけの前半を越えても気が抜けない。 SFCならではの拡大縮小や回転を利用した大仕掛けがプレイヤーの度肝を抜いた。 終盤のコナミ製シューティングの様な多重ルートは惑わされずに真っ直ぐ進むのが吉。焦って通路に潰されないように。 ■中ボス ポイズンヘッド 毒霧と長い舌で攻撃してくる巨大髑髏。 また、ダメージを受けると上から破片が落ちてくるのにも注意。 ノーダメージで倒すのが難しい位に厄介だが、中ボスなので魔力の玉を出さない。何故だ。 ■ボス ビッグストーン 巨大な岩の巨人で、ダメージを与える度に小さくなっていく。 岩を投げてくる他、一定時間で破壊不能の岩がランダムに降ってくるので注意。 耐久力が高く挙動が読み難い。 *ステージ5 悪魔城入口 移動のみでボスの居ないステージ。 突然出現してくるハーピー&グールラビットは直ぐに倒せないとあっという間に囲まれてしまうので注意。 地味に進み難い上に制限時間も短いのにも留意が必要。 *ステージ6 悪魔城大広間 最初のエリアはFC版の最初のステージのリメイク。 それを越えると大迫力のシャンデリアを越えていくエリアから、大勢の幽霊が出現する舞踏会場へと移動する。 この面から敵の耐久力が全体的にアップする。 幽霊系はステージを越えて画面の端から端まで移動する敵も居るので、敵毎の動きを見極めていきたい。 ■ボス ゴーストダンサー 空中を複雑な軌道を描きつつ突進してくる幽霊カップル。 動きを止めた所で剣の形の波動を放ったり、剣を構えて高速で突進してくる。 動きが速いので速攻で仕留めたい。 クロスや斧が無い場合はかなりの難敵だ。 *ステージ7 集蔵庫 幻想的な雰囲気ながら足場が不安定な図書館から、不気味な美術館へと移動していく。 敵の配置もイヤらしいので注意。 ■ボス アイアンクラッシャー 巨大な斧を構えた黄金の鎧で動きは遅いが耐久力が高い。 斧を降り下ろす他、投げつけてくる時もある。 一定以上ダメージを与えると斧が破壊されて剣による攻撃に。 降り下ろしと共に地面を這う衝撃波が飛んで来る。 *ステージ8 地下通路 拷問と人体実験の犠牲者の血に染まった、即死罠だらけの最大の山場。 至る所に生えてるトゲはもれなく即死だが、それを超えてもボス戦手前の不規則で消える床がかなり厄介。 ある程度揃った所で一気に飛び越えたい。 ■ボス フランケン 遠距離から爆発する薬品や、分身する薬品を投げつけてくる。 道中の鬼畜ぶりに比べると拍子抜けするほど弱いので、惑わされないようにしたい所。 *ステージ9 財宝の間 全面が黄金に輝くステージで、スケルトンも金ピカ仕様、&bold(){落とすアイテムもほぼ全て$袋}と云う豪華なステージ。 とは云え、前の地下通路ほどではないがここもなかなかに難易度が高く、タイミングよく進めないと壁を超えられなかったり、落下死するような場所も。 背面には宝物を求めて犠牲となった人々の無数の霊が浮かぶ。&font(l){ちょっとかわいい。} ステージの美しさと幻想的なステージ曲で人気もあると云う複雑な印象のステージ。 因みに、このステージにある宝箱の上で256回ジャンプすると大肉が出現する仕掛けがあるが、漏れなく制限時間が削られる。 ■ボス ゴールデンバットン 宝物で出来た黄金の巨大蝙蝠で、フラフラと飛びつつ体当たりを仕掛けてくる。 一定以上ダメージを与えると三体に分裂してフンや、まとわりつくようにして攻撃してくる。 耐久力がとても高いので注意。 *ステージ10 時計塔 名曲『血の涙』の名アレンジが光る、楽死い仕掛けがいっぱいの時計塔。 歯車や動くフックと云った、時計塔内部の機械を活かしたギミックは、突破に慣れも必要。 ■ボス マミー 大時計の針の上で対戦する木乃伊男。 耐久力が高く、被ダメージを物ともせずに突進してくるので、落とされないように注意。 包帯をほどいて位置を変えてくる他、距離が離れると包帯を、近いと炎を吐いてくる。 *ステージ11 ドラキュラの塔 『Vampire Hunter』をバックに愈々ラストとなる天守閣への橋を渡る。ここを超えてからは最大の即死罠と、それを乗り越えても魔王の側近『三闘士』との連戦が待つ。 『Beginning』が流れ、下から歯車が迫ってくる中、崩れる階段を登っていくエリアを超えた先、 天井トゲの見える中斜めに流れる足場を飛び渡る場面が山場。飛び移るタイミングを取るのに慣れが必要。 『三闘士』戦を終えるとラスボスの間への階段があるが、ここにはダイナミックな入り方をする隠し部屋(?)がある。 ■中ボス ベリガン 『三闘士』の一体。 翼の無い鳥人とも呼ぶべき怪物。 最初は炸裂する弾を放つ槍で攻撃してくるが、槍が破壊されて体の色が変わってからが危険で、攻撃を受けると大ジャンプして移動しつつリーチの長い嘴攻撃を仕掛けてくる。 攻撃タイミングを解っているつもりでも殺される事もある屈指の強敵。 ■中ボス ギャイボン 『三闘士』の一体。 羽根の生えた怪獣のような怪物。 空を飛び火炎攻撃をしながら、着地と共に破片を降らしてくる。 ダメージを受けて体の色が変わった後は高速飛行しつつ、広範囲に火炎攻撃を仕掛けてくるが、パターンは単純になる。 ■中ボス [[死神>死神(悪魔城ドラキュラ)]] 『三闘士』の一体でドラキュラの腹心。 登場演出が格好いい。 空を飛びながら小さな鎌を降らせ、一定のタイミングで斬りかかってくる。 着地した後は念動力でシモンを引き寄せつつ大鎌を飛ばしてくる。 この時はサブウェポンが通じないので踏み込んでいって鞭を叩き込むしかない。 尚、『三闘士』は中ボスなので、連戦中の回復は蝋燭から出現する限られた小肉だけとなる。 特にギャイボン→死神戦ではダメージを負いすぎると全回復には程遠いので注意。 ■大ボス ドラキュラ 今回は変身はしないものの、シモンの居る方向に分裂する光弾を放つモード→シモンを追い続ける炎の魔物を召還するモード→稲妻を放つ最終モード、と次々と攻撃パターンを変えてくる。 攻撃パターンを変化させる合間に回転しながら飛ぶ光弾を放つが、この光弾を落とせると小肉に変化する。 ただし、ドラキュラの攻撃は強力なので、慣れるまでは体力を回復させても無駄になってしまう事も。} 追記修正は悪魔城に突入してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 鞭が便利になりすぎてシリーズの他作品では上方向攻撃用に重宝した斧の存在感がなかった -- 名無しさん (2014-08-01 06:40:36) - ドラキュラ項目も増えたが、単純な作品そのものの項目ってこれしかないよな。 -- 名無しさん (2014-10-09 10:57:20) - ゲゲは凄く印象的な敵なのに普通に進むと戦う前にいなくなってる謎 -- 名無しさん (2019-01-28 01:50:30) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2010/02/07(日) 11:16:26 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 16 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- [[スーパーファミコン]]版『&bold(){悪魔城ドラキュラ}』(&italic(){Super Castlevania Ⅳ})は、コナミから1991年10月31日に発売されたアクションゲーム。 SFC初期に誕生した神ゲーの一つと言われる。 #openclose(show=CM){ #center{&b(){&font(#ff0000,#483d8b,20){それは、世にも恐ろしい}} &b(){&font(30){Aaaaaaaaaa!!!!}} &b(){&font(20){ドラドラドラドラドラキュラ♪}} &b(){&font(10){\ホイホイ!/}} &b(){&font(20){ドラドラドッタラドラキュラ♪}} &b(){&font(10){\ホイ!/}} &b(){&font(20){ドラキュラ♪}} &b(){&font(10){\カッテー!/}} &b(){&font(#ff0000,#483d8b,35){&ruby(あくまじょう){悪魔城}ドラキュラ}} &b(){&font(#ff0000,#483d8b,20){はやく買わなくちゃ…}} } 冒頭のおどろおどろしい雰囲気から一転、須永秀人とNakkunヨイチの歌うテンション高いCMソングと共にドラキュラメイクの男がひたすら追いかけるというもの。} 任天堂のバーチャルコンソールでも絶賛配信中。 海外タイトルからも解るように、1986年に発売された[[元祖『悪魔城ドラキュラ』(&italic(){Castlevania})>悪魔城ドラキュラ(FC)]]の流れを汲む作品となっており、ファミコン時代の三部作の雰囲気やゲーム性を引き継ぎつつ、新ハードであるSFCの特性を活かしてパワーアップさせた内容となっている。 ストーリー自体は初代『悪魔城ドラキュラ』のリメイクとなっており、アーケード版のような独自のアレンジも少なく、純粋に世界観のスケールアップがされただけの内容となっているのが特徴である。 *【概要】 #openclose(show=発売当時の状況。){FCでの初期三部作、AC版、GBで発売された『[[ドラキュラ伝説]]』シリーズの流れを引き継いだ、初期『悪魔城シリーズ』としては最後発となる作品。 SFCならではの拡大縮小機能や高いグラフィック性能、サウンド性能を活かしたホラー演出でも多くのプレイヤーの度肝を抜いた。 一応は93年に当時の超高性能PCであるX68000にて、SFC版と共通した要素を持つ、更に演出面を強化された『悪魔城ドラキュラ』が発売されているが、取り敢えず初期シリーズからの&bold(){多数の古典的モンスター}が登場するゴシックホラーとしての『悪魔城ドラキュラ』はここで一段落を迎え、以降は93年にPCエンジン SUPER CD-ROM2で発売された派生シリーズ『悪魔城ドラキュラX 血の輪廻』の様に、アニメ演出やゲーム独自の耽美なキャラクターやデザイン、設定に基づいた世界観やモンスターを主体としたシリーズへと移行していく事になった。 ゲーム内容についても元祖FC版を踏襲しているものの、ハードの進化に伴いグラフィック、演出、操作性がアップ。 特に操作性に関しては現在までの歴代シリーズでも屈指のもので、後述の鞭の自由性とともに、&bold(){本作で余りによくしすぎて文句を言われたから後のシリーズではそこそこに抑えられた}と、誠しやかに囁かれる程。 実際、ステージ自体の難易度はFC版当時と余り変わらないものの、操作の自由性が増した事によるプレイのしやすさには雲泥の差があり、プレイヤーの受ける理不尽さの印象が大幅に軽減されている。 鞭の多彩なアクション等についても、鞭と云う武器の特性を考えれば&bold(){デザイナーがやりたかったであろう事を実現させただけ}、とも取れるのだが、余りに万能になり過ぎてサブウェポン選択の必要性が無くなってしまった……との声がシリーズに慣れ親しんだ上級者からは囁かれる面もある。 とは云え、歴代でも程よい難易度とバランスの取れた名作である……と云うのは大意に於いて共通しており、歴代最高傑作として挙げられる機会も多い名作である。 この他、本作独自の要素と言えるのが音楽面で、FCまでの矩形波サウンドとも違う、本作独自のクラシック的な要素を持ったステージ曲が多く作られ、リアリティを増した世界観を彩った。 また、ゲーム最終盤の時計塔~最終ステージ前半ではFC版三部作の最初のステージ曲((※2はフィールド曲))であり、各タイトルでのメインテーマ曲としても捉えられていた『Bloody tears』(ドラキュラ2)『Vampire Killer』(ドラキュラ)『Beginning』(悪魔城伝説)が、アレンジ使用され、ここから&bold(){ドラキュラ三大名曲}と云う呼び名が定着していく事にも繋がった。((※『Vampire killer』についてはAC版と『悪魔城伝説』で、『Bloody tears』はAC版でアレンジ使用されており、元々人気の高い曲であった。)) この他、本作から生まれて以降のシリーズにも引き継がれていった楽曲として『シモン・ベルモンドのテーマ』があり、その複雑且つドラマチックな構成の旋律は、本作での印象的な使われ方((※最初のステージの曲であるのに加え、ラスボス戦で後半戦に突入する際に再度流れる。))もあってか、現在でも多くのプレイヤーを魅了し続けている。} *【物語】 #openclose(show=あらすじ。){中世ヨーロッパの小国トランシルヴァニアにある小さな村に、魔王にまつわる伝説がある。 #center(){&bold(){「魔王は100年に一度、この世のあらゆる力が弱まる頃、黒き心を持つ者の祈りによって復活する。そして、復活を繰り返すごと(、彼の持つ恐ろしい魔力はしだいに強大なものとなっていく」}} ……過去に、魔王は幾度となく邪悪なる者の願いにより、あらゆる形でこの世に復活した。 しかし、その野望は人々の影に潜む異能の一族、ベルモンドの血に連なる者達により打ち砕かれていた。 そして今、邪悪なる者の命により魔王がより強大となった魔力を持って、この世に舞い戻った。 それを察知したベルモンド一族の末裔シモンは、先祖伝来の不思議な力を秘めたムチを手に、復活した悪魔城へと向かった……。} *【登場人物】 ■シモン・ベルモンド 先祖伝来の鞭を持ち、悪魔城に乗り込むベルモンド一族の末裔たる若者。 &font(l){後続シリーズの主人公から見ると絵柄の関係で思いっきりオサーンに見えるが青年である。} 前述の様に今作の[[鞭]](ヴァンパイアキラー)の性能は歴代シリーズ中で最も高く、本作では十字キーとの組み合わせにり、ジャンプ中の下方向キーを含めて&bold(){8方向に打ち分けることが可能}となっている。 また、ボタンを押したままにして鞭を垂らすことも可能で、この状態を利用して鞭を振り回したり、垂らしたままで盾の様にする事も可能。 特に上方向への攻撃の利便性は計り知れず、余りに強力過ぎて代表的なサブウェポンである斧の存在意義をほぼ奪ってしまっている。 これにより、空中を飛ぶ敵や連続で飛んで来る弾への対応が容易になっており、FC時代には数多のプレイヤーの命を奪った、カラスやメデューサヘッドの様な厄介な軌道を描いて飛んで来る敵も攻略の鬼門ではなくなった。 この、自由性の高い鞭を利用した本作独自の要素としては、フックの付いた蝙蝠にぶら下がれると云う[[海腹川背]]のようなアクションがあり、ぶら下がった状態で方向キーを左右に入れてターザンの様に移動する事が出来る。 攻略そのものに直結する部分は難易度が抑えられているが、この鞭移動を極めていないと到達できないエリアも一部に存在する。 *【アイテム・サブウェポン】 #openclose(show=主に蝋燭や壁を壊すとでてくる。){■鎖 鞭を最大二段階まで強化可能。 初期段階の場合、ステージ最初に蝋燭を壊すと出現するアイテム。 一段階目で鎖の鞭に変化。 二段階目で長い鎖の鞭になる。 ■肉(海外ではポークチョップ) 体力回復。小さい肉は体力が5、大きい肉は体力が10目盛り分回復する。 大きい肉は基本的に壁を壊すと出てくるが、そんな物食べたくない。 悪魔城シリーズでは珍しく、ロウソクからも肉が出てくることがある。 ■ハート サブウェポン使用に必要。 小さいやつは1、大きいやつは5増える。 基本的に蝋燭から出現するが、倒した敵自体が落とす事も。 ■$袋 スコアボーナス。 ■1UP 残り人数増加。 ■ロザリオ(十字架) 画面中の敵を全滅させる。 ■透明薬 一定時間無敵だが効果は糞短い。 ■連射 時計以外のサブウェポンを連射出来るようになる。 Ⅱは二連射、Ⅲは三連射。 例外を除き、それぞれサブウェポンによる攻撃を十回当てる毎に出現するが、武器を持ち変えた時点でカウントと効果がリセットされるので注意。 本作の最も簡単な攻略は、ステージ1でクロスの三連射にして、その状態を&color(#F54738){ノーミスで}維持することである(出来るようになるまでが難しいが)。 ■魔力の玉 各ステージのボスを倒すと出現。 ステージクリア&体力完全回復の効果があるが、中ボスやステージ途中で出現するボスの場合は倒しても出現しない。 *【特殊武器】 基本的に効果はFC版と同じ。 鞭が万能になった為に、最大火力を誇るクロス以外は微妙な立場に追いやられた。 その代わり、今作ではワンボタンで出せる(デフォルトではRボタン)。 ■ナイフ 真っ直ぐに飛ぶ短剣。威力は低いが連射アイテム無しでも速射と射程に優れる。 ■斧 キツい放物線を描いて飛ぶお馴染みの対空武器。 威力が高く上方の敵に有効だが、本作では殆どの場面を鞭の上方向打ちで足りてしまうので斧ですら微妙扱いされがち。 投擲スピードが速すぎるのと角度の関係でかなり当てにくくなっており、その割に威力も高くない。 ■聖水 落ちると燃え上がる。 元祖FC版では一定時間相手を止められる最終兵器だったが、シリーズを増すごとにいらない子に。 本作でも取り立てて……と云う程度の性能。 ■クロス 真っ直ぐに投げた後で中距離程度で返ってくるのだが、返ってくる時にも当たり判定があるのと、スピードが遅いのも相俟って総合的な火力が凄まじいことになる。 連射も組み合わせると耐久力の高い敵も瞬殺可能となるが、それに頼っていると失った状態でのやり直しや無い状態でのボス攻略で手間取る可能性も高いので注意。 ■懐中時計 一定時間敵の動きを止める。 元祖FC版とは違い、ボスには最初から利かない。 ハートを5つ消費と燃費も悪いが、半魚人やメデューサヘッドに進路を妨害される面では、復活時の安全対策なのかこのアイテムが予め出現する。} *【モンスター】 シモンの行く手を阻む魔物。 元祖FC版や三部作に登場したモンスターが多いが、差別表現等への配慮から名称や見た目が若干の変更を受けたものも。 FC版と違い流石に攻撃力は一律ではないが、後半ステージからは耐久力が増し、一撃で倒せなくなる敵が増えてくる。 ■スケルトン系 >・スケルトン 一定距離を取りつつ突進してくる >・骨投げスケルトン 骨を投げてくる >・ムチスケルトン ムチで攻撃してくる >・レッドスケルトン 倒しても復活する >・フライングスケルトン 盾を持ち、大きく上下にふらつきながら飛んで来る >・フェンシングゾンビ レイピアで攻撃してくる >・スカルナイト 剣で攻撃してくる。鎧を着ている為に耐久力が高い >・ボカ 背景から出現する >・グエ 背景から出現する >ホワイトドラゴン 白骨化した竜。耐久力が高く炎を吐く >・骨柱 魔物の頭蓋骨が重なっている。向いている方向に炎を吐く ■アーマー系 >・ヨロイ騎士 槍を持っており、下から突いてくる >・アーマー 一定距離を保ちつつ、斧を上下に投げてくる ■生物系 >・グールラビット ぴょんぴょんと跳ねながら襲いかかってくる >・コロチェン 時折大ジャンプする蛙 >・馬の生首 緩急の付いた動きで飛んで来る >・針トカゲ アルマジロの様に丸まって突進してくる >・半魚人 水面から飛びかかる他、水鉄砲で攻撃してくる ■人体の部分系 >・壁から出てくる手 背景からシモンを掴んでくる >・ゴーストハンド フラフラと飛んで来てハートを奪う >・引っ張る手 地面からシモンを掴んでくる >・ビッグアイ ゆっくり飛んで来て毒の涙を流す。時折体当たりをしてくる ■植物系 >・ウネ シモンが近づくと沸き上がる >・葉男 背景から突然現れる >・ケセランパサラン 足場をぐるぐると回っている。耐久力が異常に高く基本倒せない >・木 木人間。背景から突き出すように出現する。 ■亡霊系 >・透明幽体 不定形で虹色。ゆっくりと床や天井でバウンドする >・亡霊 染み出す様に出現してシモンにゆっくりと向かってくる >・亡霊男 執事の幽霊。近づくと突進してくる >・亡霊女 メイドの幽霊。近づくと大きく飛び上がってから画面下に回り込む >・亡霊ダンサー 招待客の幽霊。高速で画面の上下でバウンドする ■犬系 >・キャンドルハンター フラフラと走ってきて蝋燭を壊す >・老人と犬 ステージ6-2の隠し部屋のみに出現する。犬を倒すと老人も消滅する >・ゾンビ犬 掛け声と共に突進してくる。倒しても復活する ■蛇系 >・メデューサヘッド 上下に放物線を描いて飛んで来る >・スネグス 蛇の塊。近づくと落ちてくる ■虫系 >・クモ 上から糸で降りてきて子グモを吐く >・ゲゲ 一度しか登場しないムカデの様な怪物。耐久力が高いので無視する方が早い ■コウモリ系 >・バットン フラフラと飛んで来る >・バットン2 近づくと背景から高速で飛んで来る >・オギデラン 蝙蝠人間。フラフラと飛んで来る他、横軸が合うと反転してくる ■鳥系 >・カラス 読み難い軌道で飛んで来る >・ハーピー グールラビットを輸送してくる。羽音と姿が怖い。 ■物品系 >・本 フワフワと羽ばたいた後、シモンが近づくと突進してくる >・食人棺桶 シモンが通りすぎると突進してくる >・テーブルと椅子 近づくと突進してくる ■ゾンビ系 >・地面ゾンビ 地中から出現して突進してくる >・ゾンビ 突進してくる ■岩系 >・キッガー 攻撃される度に分裂を繰り返し小さくなる >・レンガドール 背景から突然出現する *【各ステージ&ボス】 #openclose(show=とにかく広大。){FC当時から大幅にスケールアップを果たしており、ステージ開始前の全体マップの演出も更に凝ったものとなった。 ステージも悪魔城の外苑部から敷地内、悪魔城内部から最深部へと移動していくに伴い雰囲気も盛り上がっていくのが好評を博した。 シリーズお馴染みのトゲは本作では一撃死なので注意。 &font(l){殆どのボスはクロス連射さえ使えれば瞬殺可能だが、無いとそれなりに苦戦する。} *■ステージ1 城門 基本操作を確認するステージ。 即死に繋がる罠は少ないものの、画面奥への移動や反転床、フックでの移動等、代表的な仕掛けも登場する。 ■ボス:スカルホース&スカルトキング 馬を思わせる魔物の骸骨に乗った骸骨の騎士。 馬が居る状態では魔物が口から炎を吐いてくるが、馬が倒されると自ら大地に立って剣を振るってくる他、大ジャンプからの突き刺し攻撃を仕掛けてくる。 *ステージ2 魔物の森 森から地下水道を目指すステージ。 敵の配置は緩やかながら途切れないので、慣れていないと思わぬダメージを負っている事がある。 ■中ボス メデューサ 水道で出現。 一定距離を保ちつつ、石化光線と蛇をシモンの背後に飛ばして攻撃してくる。 ステージ途中に登場してくるので魔力の玉を出さない。 クロス他、斧やナイフも有効。 *ステージ3 地下水脈 鍾乳洞・滝壺から古代遺跡までと、エリア毎に雰囲気がガラリと変わるステージ。落下したら即死となる場面も多い。 特に古代遺跡では先に進むことだけを考えていると半魚人に引っ掛かって落とされたりするので注意。 ■ボス 双頭竜 画面外から首だけで攻撃してくる。 片方は三方向に分かれる炎の弾を、片方は近距離で炎を噴射してくる。 サブウェポンによる遠距離攻撃が出来ると楽だが、無い場合は足場が不安定なので落下に注意。 *ステージ4 からくり館 前半の山場となる即死罠の多いステージで、回転床だらけの前半を越えても気が抜けない。 SFCならではの拡大縮小や回転を利用した大仕掛けがプレイヤーの度肝を抜いた。 終盤のコナミ製シューティングの様な多重ルートは惑わされずに真っ直ぐ進むのが吉。焦って通路に潰されないように。 ■中ボス ポイズンヘッド 毒霧と長い舌で攻撃してくる巨大髑髏。 また、ダメージを受けると上から破片が落ちてくるのにも注意。 ノーダメージで倒すのが難しい位に厄介だが、中ボスなので魔力の玉を出さない。何故だ。 ■ボス ビッグストーン 巨大な岩の巨人で、ダメージを与える度に小さくなっていく。 岩を投げてくる他、一定時間で破壊不能の岩がランダムに降ってくるので注意。 耐久力が高く挙動が読み難い。 *ステージ5 悪魔城入口 移動のみでボスの居ないステージ。 突然出現してくるハーピー&グールラビットは直ぐに倒せないとあっという間に囲まれてしまうので注意。 地味に進み難い上に制限時間も短いのにも留意が必要。 *ステージ6 悪魔城大広間 最初のエリアはFC版の最初のステージのリメイク。 それを越えると大迫力のシャンデリアを越えていくエリアから、大勢の幽霊が出現する舞踏会場へと移動する。 この面から敵の耐久力が全体的にアップする。 幽霊系はステージを越えて画面の端から端まで移動する敵も居るので、敵毎の動きを見極めていきたい。 ■ボス ゴーストダンサー 空中を複雑な軌道を描きつつ突進してくる幽霊カップル。 動きを止めた所で剣の形の波動を放ったり、剣を構えて高速で突進してくる。 動きが速いので速攻で仕留めたい。 クロスや斧が無い場合はかなりの難敵だ。 *ステージ7 集蔵庫 幻想的な雰囲気ながら足場が不安定な図書館から、不気味な美術館へと移動していく。 敵の配置もイヤらしいので注意。 ■ボス アイアンクラッシャー 巨大な斧を構えた黄金の鎧で動きは遅いが耐久力が高い。 斧を降り下ろす他、投げつけてくる時もある。 一定以上ダメージを与えると斧が破壊されて剣による攻撃に。 降り下ろしと共に地面を這う衝撃波が飛んで来る。 *ステージ8 地下通路 拷問と人体実験の犠牲者の血に染まった、即死罠だらけの最大の山場。 至る所に生えてるトゲはもれなく即死だが、それを超えてもボス戦手前の不規則で消える床がかなり厄介。 ある程度揃った所で一気に飛び越えたい。 ■ボス フランケン 遠距離から爆発する薬品や、分身する薬品を投げつけてくる。 道中の鬼畜ぶりに比べると拍子抜けするほど弱いので、惑わされないようにしたい所。 *ステージ9 財宝の間 全面が黄金に輝くステージで、スケルトンも金ピカ仕様、&bold(){落とすアイテムもほぼ全て$袋}と云う豪華なステージ。 とは云え、前の地下通路ほどではないがここもなかなかに難易度が高く、タイミングよく進めないと壁を超えられなかったり、落下死するような場所も。 背面には宝物を求めて犠牲となった人々の無数の霊が浮かぶ。&font(l){ちょっとかわいい。} ステージの美しさと幻想的なステージ曲で人気もあると云う複雑な印象のステージ。 因みに、このステージにある宝箱の上で256回ジャンプすると大肉が出現する仕掛けがあるが、漏れなく制限時間が削られる。 ■ボス ゴールデンバットン 宝物で出来た黄金の巨大蝙蝠で、フラフラと飛びつつ体当たりを仕掛けてくる。 一定以上ダメージを与えると三体に分裂してフンや、まとわりつくようにして攻撃してくる。 耐久力がとても高いので注意。 *ステージ10 時計塔 名曲『血の涙』の名アレンジが光る、楽死い仕掛けがいっぱいの時計塔。 歯車や動くフックと云った、時計塔内部の機械を活かしたギミックは、突破に慣れも必要。 ■ボス マミー 大時計の針の上で対戦する木乃伊男。 耐久力が高く、被ダメージを物ともせずに突進してくるので、落とされないように注意。 包帯をほどいて位置を変えてくる他、距離が離れると包帯を、近いと炎を吐いてくる。 *ステージ11 ドラキュラの塔 『Vampire Hunter』をバックに愈々ラストとなる天守閣への橋を渡る。ここを超えてからは最大の即死罠と、それを乗り越えても魔王の側近『三闘士』との連戦が待つ。 『Beginning』が流れ、下から歯車が迫ってくる中、崩れる階段を登っていくエリアを超えた先、 天井トゲの見える中斜めに流れる足場を飛び渡る場面が山場。飛び移るタイミングを取るのに慣れが必要。 『三闘士』戦を終えるとラスボスの間への階段があるが、ここにはダイナミックな入り方をする隠し部屋(?)がある。 ■中ボス ベリガン 『三闘士』の一体。 翼の無い鳥人とも呼ぶべき怪物。 最初は炸裂する弾を放つ槍で攻撃してくるが、槍が破壊されて体の色が変わってからが危険で、攻撃を受けると大ジャンプして移動しつつリーチの長い嘴攻撃を仕掛けてくる。 攻撃タイミングを解っているつもりでも殺される事もある屈指の強敵。 ■中ボス ギャイボン 『三闘士』の一体。 羽根の生えた怪獣のような怪物。 空を飛び火炎攻撃をしながら、着地と共に破片を降らしてくる。 ダメージを受けて体の色が変わった後は高速飛行しつつ、広範囲に火炎攻撃を仕掛けてくるが、パターンは単純になる。 ■中ボス [[死神>死神(悪魔城ドラキュラ)]] 『三闘士』の一体でドラキュラの腹心。 登場演出が格好いい。 空を飛びながら小さな鎌を降らせ、一定のタイミングで斬りかかってくる。 着地した後は念動力でシモンを引き寄せつつ大鎌を飛ばしてくる。 この時はサブウェポンが通じないので踏み込んでいって鞭を叩き込むしかない。 尚、『三闘士』は中ボスなので、連戦中の回復は蝋燭から出現する限られた小肉だけとなる。 特にギャイボン→死神戦ではダメージを負いすぎると全回復には程遠いので注意。 ■大ボス ドラキュラ 今回は変身はしないものの、シモンの居る方向に分裂する光弾を放つモード→シモンを追い続ける炎の魔物を召還するモード→稲妻を放つ最終モード、と次々と攻撃パターンを変えてくる。 攻撃パターンを変化させる合間に回転しながら飛ぶ光弾を放つが、この光弾を落とせると小肉に変化する。 ただし、ドラキュラの攻撃は強力なので、慣れるまでは体力を回復させても無駄になってしまう事も。} 追記修正は悪魔城に突入してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 鞭が便利になりすぎてシリーズの他作品では上方向攻撃用に重宝した斧の存在感がなかった -- 名無しさん (2014-08-01 06:40:36) - ドラキュラ項目も増えたが、単純な作品そのものの項目ってこれしかないよな。 -- 名無しさん (2014-10-09 10:57:20) - ゲゲは凄く印象的な敵なのに普通に進むと戦う前にいなくなってる謎 -- 名無しさん (2019-01-28 01:50:30) #comment #areaedit(end) }

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