2005年J1最終節(Jリーグ)

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&font(#6495ED){登録日}:2011/08/23(火) 18:48:15 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 2005年。JリーグJ1が前期・後期の2リーグ制から1リーグ制に代わったこの年の優勝争いはもつれにもつれていた。 最終節前の順位 1位 セレッソ大阪 勝ち点58 2位 ガンバ大阪 勝ち点57 3位 [[浦和レッドダイヤモンズ>浦和レッズ/浦和レッドダイヤモンズ]] 勝ち点56 4位 鹿島アントラーズ 勝ち点56 5位 ジェフユナイテッド 勝ち点56 何と最終節の時点で5チームに優勝の可能性があるという稀に見る大混戦であった。 シーズン半ばからガンバ大阪が首位を守っていたが後半失速。最終節前にセレッソ大阪に首位を明け渡した。 セレッソ大阪は序盤躓きながらもシーズン半ばから負けなしで戦い続け、ついに最終節前に首位に立った。 この時点での優勝の条件は セレッソ→勝てば優勝。引き分けでも2位以下が全て引き分け以下なら優勝 ガンバ→セレッソが引き分け以下で勝てば優勝。セレッソが負けた場合引き分けでも3位以下が引き分け以下なら優勝。 レッズ・アントラーズ・ジェフ→セレッソとガンバが引き分け以下に終わった場合勝てばレッズが優勝。 セレッソとガンバとレッズが引き分け以下に終わった場合勝てばアントラーズが優勝。 上位4チームが全て引き分け以下に終わった場合勝てばジェフが優勝。 という状況であった。 そして最終節がキックオフ。 前半戦 セレッソ→対戦相手はFC東京。開始早々元日本代表西澤のゴールで先制。 しかし鈴木規のゴールで追い付かれる。 途中PKを貰うも外国人ゼ・カルロスが外してしまい前半は1-1 ガンバ→対戦相手は川崎F。チート外国人アラウージョのゴールで先制するもこちらも追い付かれて前半は1-1 浦和→対戦相手は新潟。堀之内とポンテにゴールが生まれ前半2-0とリード 鹿島→対戦相手は柏。アレックスミネイロと野沢にゴールが生まれ前半2-0 千葉→対戦相手は名古屋。前半は0-0 前半終了時点の順位 1位 レッズ 勝ち点59 2位 アントラーズ 勝ち点59 3位 セレッソ 勝ち点59 4位 ガンバ 勝ち点58 5位 ジェフ 勝ち点57 このまま終了すると得失点差の影響によりレッズが優勝。セレッソは3位に転落という状況であった。 後半戦がキックオフ。 すると開始直後セレッソがまたも西澤のゴールで勝ち越しに成功。2-1に。 この時点でセレッソは再び首位に返り咲いた。 ガンバは日本代表宮本のゴールで勝ち越すもまたも川崎に追い付かれて2-2。 浦和と鹿島はどちらも追加点を加え3-0。ほぼ勝利を決定的にしていた。 この時点での順位 1位 セレッソ 勝ち点61 2位 レッズ 勝ち点59 3位 アントラーズ 勝ち点59 4位 ガンバ 勝ち点58 5位 ジェフ 勝ち点57 その後動きがあったのはガンバ。 相手ペナルティエリア内で家長昭博(現マジョルカ所属)が相手DFに倒されてPKをゲット。 これを現日本代表遠藤保仁が決めて3-2とガンバが勝ち越す。 この時点での勝ち点 1位 セレッソ 勝ち点61 2位 ガンバ 勝ち点60 3位 レッズ 勝ち点59 4位 アントラーズ 勝ち点59 5位 ジェフ 勝ち点57 その後アントラーズとレッズは追加点を加え勝ちをほぼ確定させた。 優勝の行方はセレッソとガンバ次第となっていた。 セレッソは後半早々勝ち越した後FC東京の猛攻を受けており危ないシーンも何度とあった。 しかし執念の守備を見せて失点を許さなかった。 このまま試合終了となりセレッソ優勝かと思われたロスタイム突入間近の89分。 FC東京のCKのこぼれ球を現日本代表今野泰幸が押し込みゴールを決めて2-2。何と同点に追い付いた。 ロスタイム含めて残りの時間を守りきれば優勝のセレッソにとって痛恨の失点。 逆に1点取らなければ優勝出来なくなってしまう。 セレッソが同点に追い付かれた時点で2位のガンバが首位に立った。 セレッソが失点したまさに同時刻。ガンバはアラウージョが追加点となるゴールを決めて4-2。勝利を決定的なものとした。 この時点でセレッソ同点の情報が入っておりこのまま行けば優勝となっていたガンバベンチ・サポーターはこの追加点でお祭り騒ぎとなった。 残りロスタイムで必死にゴールを狙ったセレッソであったがかなわずそのまま試合終了。 そしてガンバ大阪も試合終了。2005年J1はガンバ大阪が初優勝を飾った。 最終順位 1位 ガンバ大阪 勝ち点60 2位 浦和レッドダイアモンズ 勝ち点59 3位 鹿島アントラーズ 勝ち点59 4位 ジェフユナイテッド市原・千葉 勝ち点59 5位 セレッソ大阪 勝ち点 59 あと数分で優勝のはずだったセレッソ大阪は最終的に得失点差によりジェフにも抜かれ5位となった。 セレッソは2000年にも勝てば前期優勝の試合を落として優勝を逃しており、 またもや悲劇的な展開で優勝を逃す形となった。 あまりにも劇的な展開となった2005年J1最終節はまさにJリーグの歴史に残る名場面といえる。 ・セレッソは翌年成績が振るわず何とJ2に降格。その後2007年から2009年までJ2で戦うことに… ・ガンバはその後ナビスコ杯・天皇杯・ACLとタイトルを次々と獲得。 その後の両チームの明暗まで分ける結果に… ちなみに文字通りセレッソ大阪優勝の夢を打ち砕いた今野泰幸はDCK(ドリーム・クラッシャー・今野)と呼ばれるようになった 追記・修正お願いします #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - この時のガンバはマジで強かったのになあ… 今じゃその片鱗すらない -- 名無しさん (2014-05-03 18:10:11) - 2013年はマリノスが…歴史は繰り返してしまうようだな -- 名無しさん (2014-08-04 11:14:08) - ↑×2ふーん。3冠取ったけど、今も同じ意見? -- 名無しさん (2015-01-14 20:51:31) - そしてセレッソは2017年、ルヴァンカップと天皇杯の覇者になったのであった -- 名無しさん (2018-01-08 00:06:23) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/08/23(火) 18:48:15 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 2005年。JリーグJ1が前期・後期の2リーグ制から1リーグ制に代わったこの年の優勝争いはもつれにもつれていた。 最終節前の順位 1位 セレッソ大阪 勝ち点58 2位 ガンバ大阪 勝ち点57 3位 [[浦和レッドダイヤモンズ>浦和レッズ/浦和レッドダイヤモンズ]] 勝ち点56 4位 鹿島アントラーズ 勝ち点56 5位 ジェフユナイテッド市原・千葉 勝ち点56 何と最終節の時点で5チームに優勝の可能性があるという稀に見る大混戦であった。 シーズン半ばからガンバ大阪が首位を守っていたが後半失速。最終節前にセレッソ大阪に首位を明け渡した。 セレッソ大阪は序盤躓きながらもシーズン半ばから負けなしで戦い続け、ついに最終節前に首位に立った。 この時点での優勝の条件は セレッソ→勝てば優勝。引き分けでも2位以下が全て引き分け以下なら優勝 ガンバ→セレッソが引き分け以下で勝てば優勝。セレッソが負けた場合引き分けでも3位以下が引き分け以下なら優勝。 レッズ・アントラーズ・ジェフ→セレッソとガンバが引き分け以下に終わった場合勝てばレッズが優勝。 セレッソとガンバとレッズが引き分け以下に終わった場合勝てばアントラーズが優勝。 上位4チームが全て引き分け以下に終わった場合勝てばジェフが優勝。 という状況であった。 そして最終節がキックオフ。 前半戦 セレッソ→対戦相手はFC東京。開始早々元日本代表西澤のゴールで先制。 しかし鈴木規のゴールで追い付かれる。 途中PKを貰うも外国人ゼ・カルロスが外してしまい前半は1-1 ガンバ→対戦相手は川崎F。チート外国人アラウージョのゴールで先制するもこちらも追い付かれて前半は1-1 浦和→対戦相手は新潟。堀之内とポンテにゴールが生まれ前半2-0とリード 鹿島→対戦相手は柏。アレックスミネイロと野沢にゴールが生まれ前半2-0 千葉→対戦相手は名古屋。前半は0-0 前半終了時点の順位 1位 レッズ 勝ち点59 2位 アントラーズ 勝ち点59 3位 セレッソ 勝ち点59 4位 ガンバ 勝ち点58 5位 ジェフ 勝ち点57 このまま終了すると得失点差の影響によりレッズが優勝。セレッソは3位に転落という状況であった。 後半戦がキックオフ。 すると開始直後セレッソがまたも西澤のゴールで勝ち越しに成功。2-1に。 この時点でセレッソは再び首位に返り咲いた。 ガンバは日本代表宮本のゴールで勝ち越すもまたも川崎に追い付かれて2-2。 浦和と鹿島はどちらも追加点を加え3-0。ほぼ勝利を決定的にしていた。 この時点での順位 1位 セレッソ 勝ち点61 2位 レッズ 勝ち点59 3位 アントラーズ 勝ち点59 4位 ガンバ 勝ち点58 5位 ジェフ 勝ち点57 その後動きがあったのはガンバ。 相手ペナルティエリア内で家長昭博(現マジョルカ所属)が相手DFに倒されてPKをゲット。 これを現日本代表遠藤保仁が決めて3-2とガンバが勝ち越す。 この時点での勝ち点 1位 セレッソ 勝ち点61 2位 ガンバ 勝ち点60 3位 レッズ 勝ち点59 4位 アントラーズ 勝ち点59 5位 ジェフ 勝ち点57 その後アントラーズとレッズは追加点を加え勝ちをほぼ確定させた。 優勝の行方はセレッソとガンバ次第となっていた。 セレッソは後半早々勝ち越した後FC東京の猛攻を受けており危ないシーンも何度とあった。 しかし執念の守備を見せて失点を許さなかった。 このまま試合終了となりセレッソ優勝かと思われたロスタイム突入間近の89分。 FC東京のCKのこぼれ球を現日本代表今野泰幸が押し込みゴールを決めて2-2。何と同点に追い付いた。 ロスタイム含めて残りの時間を守りきれば優勝のセレッソにとって痛恨の失点。 逆に1点取らなければ優勝出来なくなってしまう。 セレッソが同点に追い付かれた時点で2位のガンバが首位に立った。 セレッソが失点したまさに同時刻。ガンバはアラウージョが追加点となるゴールを決めて4-2。勝利を決定的なものとした。 この時点でセレッソ同点の情報が入っておりこのまま行けば優勝となっていたガンバベンチ・サポーターはこの追加点でお祭り騒ぎとなった。 残りロスタイムで必死にゴールを狙ったセレッソであったがかなわずそのまま試合終了。 そしてガンバ大阪も試合終了。2005年J1はガンバ大阪が初優勝を飾った。 最終順位 1位 ガンバ大阪 勝ち点60 2位 浦和レッドダイアモンズ 勝ち点59 3位 鹿島アントラーズ 勝ち点59 4位 ジェフユナイテッド市原・千葉 勝ち点59 5位 セレッソ大阪 勝ち点 59 あと数分で優勝のはずだったセレッソ大阪は最終的に得失点差によりジェフにも抜かれ5位となった。 セレッソは2000年にも勝てば前期優勝の試合を落として優勝を逃しており、 またもや悲劇的な展開で優勝を逃す形となった。 あまりにも劇的な展開となった2005年J1最終節はまさにJリーグの歴史に残る名場面といえる。 ・セレッソは翌年成績が振るわず何とJ2に降格。その後2007年から2009年までJ2で戦うことに… ・ガンバはその後ナビスコ杯・天皇杯・ACLとタイトルを次々と獲得。 その後の両チームの明暗まで分ける結果に… ちなみに文字通りセレッソ大阪優勝の夢を打ち砕いた今野泰幸はDCK(ドリーム・クラッシャー・今野)と呼ばれるようになった 追記・修正お願いします #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - この時のガンバはマジで強かったのになあ… 今じゃその片鱗すらない -- 名無しさん (2014-05-03 18:10:11) - 2013年はマリノスが…歴史は繰り返してしまうようだな -- 名無しさん (2014-08-04 11:14:08) - ↑×2ふーん。3冠取ったけど、今も同じ意見? -- 名無しさん (2015-01-14 20:51:31) - そしてセレッソは2017年、ルヴァンカップと天皇杯の覇者になったのであった -- 名無しさん (2018-01-08 00:06:23) #comment #areaedit(end) }

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