神代剣/仮面ライダーサソード

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&font(#6495ED){登録日}:2009/08/03 Mon 21:31:43 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){&font(#808080){じいやが言っていた…男は燃えるもの、火薬に火を点けなければ花火は上がらないってな!}}} 『[[仮面ライダーカブト]]』の登場人物。 サソードゼクターの適合者で、仮面ライダーサソードに変身する。 演:山本裕典 *【人物】 [[イギリス]]の名門ディスカビル家の本家筋といわれる神代家の長男。&bold(){&font(#808080){『[[神]]に代わって[[剣]]を振るう男』}}を自称する。 常にノブレス・オブリージュ(nobless obligation)を心がけ、あらゆるスポーツ、看病、友情、ダメ人間、果ては[[地獄>冥府/地獄]]においても頂点に立つほど?のハイスペック。 だが、その超絶的な世間知らずっぷりと時代錯誤な価値観がそれらの長所をブチ壊している非常に残念な[[イケメン]]。 洗練の美を知らず、贅を凝らすものが最良という考えに囚われがちであり、とうにディスカビルの本家は没落しているという事実を知らされないままことあるごとに湯水のように[[金>お金]]を使うため、神代家の家計は火の車である。 当初は1体120万円の契約で[[ワーム>ワーム(仮面ライダーカブト)]]狩り要員としてZECTに雇われていたが、最強の戦力である[[ガタック>仮面ライダーガタック]]のロールアウトを機にこの契約は打ち切られた。 一時は[[借金]]返済に当てるために変身道具を二束三文で[[天道総司]]に売り渡したことも(ただしワームとの戦いまで放棄したわけではなく、生身の剣術で数体の蛹ワームを殲滅している。強すぎ)。 初登場時は自己中心的な俺様系という天道の[[ライバル]]的存在として描かれるも、本来は純粋でナイーヴな性格をしており、 社会を学ぶにつれ初期に見られたふてぶてしい傲慢な態度はなりを潜め、屈託のない[[天然]]お坊ちゃんといった感じにキャラが定着していった。&bold(){ギャグキャラ化したともいうが。} 初めて聞く単語を似非ヨーロピアンな発音で復唱したり、庶民(ショ・ミーン)の服=小学生のコスプレで街を練り歩くなど、 [[「貴公子」というか>ロビンマスク]][[「奇行子」という称号がよく似合う。>海馬瀬人]] &bold(){&font(#808080){「全てのワームは俺が倒す!!」}}が口癖。 これは最愛の姉を蠍のワームに一年前(2005年)に殺害されたことが原因であり、 殺害現場に咲いていた薔薇を姉の死を想起させるという理由から忌み嫌うなど、彼の心に深い[[トラウマ]]を残している。 復讐鬼としての顔を見せている時の彼は極めてシリアスであり、人間に化けたワームに対しても一切のためらいなく刃を突き立てるほど。 一方で姉弟や肉親という関係性に対しての想いは人一倍強く、自分の過失で天道の妹である樹花にケガをさせてしまった際には素直に謝罪している。 ZECTの岬祐月に亡き姉の面影を重ねてアタックを繰り返すがことごとく返り討ちにされている。 時にはフラれたショックで[[地獄兄弟]]に加入し末弟として地獄三兄弟になったことも。 だが天道の言葉で岬を見ていながら姉を見ていることを指摘されてからは岬を見つめることを決意。 ミサキーヌを[[カッシスワーム>乃木怜治/カッシスワーム]]の猛攻から身を挺して庇ってからは岬の心にも変化が現れ始め、愚直なまでに真っ直ぐな剣にデートの誘いを受けるまでになった。 また、肉親を亡くした者同士のシンパシーからか[[加賀美新]]に対して友情宣言(一方通行ではあるが)をし、変身後もタッグを組んで戦う機会が多かった。 余談だが、名前からして某[[(0w0)>剣崎一真/仮面ライダーブレイド]]を思い浮かべる視聴者もいたとかいなかったとか。 *◆&color(purple){仮面ライダーサソード} 剣が変身する仮面ライダーであり、ZECTが開発したマスクドライダーシステム5号。 劇中に登場するライダーの中では唯一昆虫ではない[[サソリ>さそり]]をモチーフとしており、頭頂部にある尻尾と &color(purple){紫色}のボディが特徴。 サソリ型の「サソードゼクター」を「サソードヤイバー」という剣に装着することで変身する。 上記の通り剣の姉を殺したのは蠍のワームであるため、仇と同じモチーフのライダーシステムを使用していることになる。 固有の能力として毒を持つ他、装着者の肉体を活性化させるポイズンブラッドを循環させており高い近接戦闘能力を発揮し[[カブト>仮面ライダーカブト(登場キャラクター)]]とも互角に渡り合う。 剣の手に渡った経緯は不明だが彼の戦闘力の高さを見抜いて資格者に選定したのではないかと言われている。 作中では基本的に剣が使用し続けているが、一度だけ別の人物が変身したことがある。 設定上は専用のゼクトマイザーやマシンゼクトロンを持つが本編未使用。一応、マシンゼクトロンは[[PS2>PlayStation2]]版のOPにのみ登場し、マイザーボマーはサソリ型のサソードボマーで、食品玩具バンダイキャンディートイにて登場。 **【装備】 ●&bold(){サソードゼクター} サソリ型の変身アイテム。他のゼクターと違って[[飛行能力]]が無いため地面や[[コンクリート]]を突き破って現れる。 ●&bold(){サソードヤイバー} サソードゼクターを装着する剣型変身アイテム。刀身は片刃。鍔のあたりにゼクターを装着し変身を行う。 素手で戦う場合などは左大腿部にある[[ホルスター]]に提げておくこともできる。 他の変身アイテムと違い単体でも武器としての機能を持っており、変身せずとも使うことが出来る。 実は[[平成ライダー>平成ライダーシリーズ]]の中で唯一の「&bold(){剣の変身アイテム}」であり、サソード以後は令和になって[[仮面ライダー迅 バーニングファルコン>迅/仮面ライダー迅]]が登場するまで皆無だった。 なお、あちらはベルトと一体型であるため、&bold(){「ベルトと関係なく、武器だけで変身する剣ライダー」}については、2020年に[[仮面ライダーバスター>尾上亮/仮面ライダーバスター]]が登場するまではサソードのみであった((平成(特に2期以降)以降のライダーの変身ベルトは基本的にベルト、或いはガジェットとコレクションアイテムが基本となる事が多く、武器のみで変身するライダー自体が珍しい。なお、サソード以外にはドレイク、ディエンドとどちらも銃である。))。 //A.I.M.S.ライダーズはベルトと一体化なので削除 **【各フォーム】 ●&bold(){マスクドフォーム} 第一形態。頭部のバイザー状の装甲と全身にある無数のオレンジ色のチューブが特徴。 他のライダーのマスクドフォームと違いZECTの紋章は描かれていない。 全身のチューブは内部にポイズンブラッドが循環しており戦闘時には[[触手]]のように伸ばして対象を拘束してしまうことができる。 ちなみに本物のサソリに蛹は無い。 ●&bold(){ライダーフォーム} ゼクターの尻尾を押し込みマスクドフォームから装甲を[[キャストオフ]]した第二形態。 サソリが体に巻き付いたようなデザインとなっており両肩はサソリの[[ハサミ>はさみ]]のような形になっている。 [[クロックアップ>クロックアップ(仮面ライダーカブト)]]と[[必殺技]]・ライダースラッシュの使用が可能となる。 **【必殺技】 ●&bold(){ライダースラッシュ} ライダーフォームのままゼクターの[[尻尾>尾]]を一度マスクドフォーム時の状態に戻してから再度押し込み発動。 タキオン粒子とポイズンブラッドを混ぜ合せ光子に変換、それを刀身にまとわせ斬撃と共に相手に叩き込み両断する。 クロックアップを併用すれば連続攻撃が可能。また、光子を刃の形にして放ち離れた位置にいる敵にも攻撃できる。 しかし、この技を使用すると… *◆ディスカリバー 神代家に代々伝わる聖剣。 剣が天道との取引でサソードゼクターを売却した際、ライダーシステムの代わりの武器として持ちだしてきた。 見た目は普通の西洋剣だが間違いなく名刀であり、剣の剣術と合わせることで蛹ワームを一撃で倒せるほどの威力を誇る。 ……しかし本物はじいやが坊ちゃまの生活のため質屋に入れており、買い戻すためにゼクターを売った以上の金を払う羽目に。 しかもそのすぐ後に別の人物が変身したサソードに叩き折られてしまった。 ---- &link_up(△)&aname(メニュー,option=nolink){メニュー} &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー)&link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ } #center(){ミサキーヌ!!頼みがある!!} #center(){俺とデートしてくれ~!!} #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} 以下ネタバレ 神代剣は姉と共に1年前(2005年)に殺害されていた。 本編で登場する剣は姉、そして本物の剣自身の命を奪った蠍のワーム・&b(){スコルピオワーム}が、事切れる寸前の「神代剣」の記憶と姿をコピーし[[擬態]]した姿。 つまり剣が最も憎悪するワームそのもの。 劇中では戦闘中に生命の危機に陥ったりライダースラッシュを使うと発作に襲われワームの姿に戻っていた。 しかし擬態時にコピーした「神代剣」としての記憶・自我が強すぎたためか、本来のワームとしての記憶を失っているうえ、ワームになっている間は剣としての意識が消え闘争本能の塊同然になるため、自分がワームだということには気づいていなかった。 友のカ・ガーミンだけはワーム化の瞬間を目撃して知っていたが、坊ちゃまのお人柄から手を出さなかった。 じいやもあくまで『神代剣』の[[執事]]としての忠節を通すためにこの真実については知ってなお語ろうとはしない。 物語終盤の岬との初デート当日、[[カッシスワーム>乃木怜治/カッシスワーム]]との戦いで敗北後に不思議な光に包まれた剣。 岬の元に現れた剣、だが苦しみ出した後スコルピオワームに変貌してしまう。 自らがスコルピオワームと悟った剣は天道に「望み」を叶えるように頼む。躊躇する天道に「約束」を思い出せと促す剣。 ハイパーカブトのマキシマムハイパータイフーンによって討たれる。 自身の望みである「全てのワームを倒す」という夢をあえてワームとなりカブトに倒される事で果たしたのだった。   その後神代家にてじいやに見守られながら、穏やかな表情で永遠の眠りについた…。 退場回は2006年12月24日に放送、世間ではクリスマスイブで賑わっている日である。 なお、公式サイトの記述ではこの回にはカットされたシーンがあるのとのことである。 また、 ・マスクドフォームが他のライダーと比べて明らかにデザインが異質 ・「カブト」のライダーで唯一モチーフが昆虫ではない節足動物 ・ライダースラッシュに&b(){致命的な欠陥がある} ・変身ツールが携帯に向かない剣そのもの …など、「カブト」のライダーでも明確に異質な存在のサソードだったが、 それもその筈、&b(){企画段階では本来ワーム側に付く悪のライダーであり、ライダーシステム自体も最初期に開発されたもの}という設定だった。 そのせいか[[どこぞの赤いサソリ>ビークラッシャー四鎧将]]を彷彿とさせる。 そして初期の段階では剣とスコルピオの意識は完全に分離した二重人格の設定であり、幾つか名残も残っている。((恐らく、剣としてライダーとなって戦う一方、スコルピオとしてゼクトにスパイし、暗躍する…というのが当初の構想だったのだろう)) 特に登場エピソード終盤では擬態が解けてしまい、ワームに戻った際に通りかかった女性を襲い、&b(){口封じに殺害してしまっている。} 剣本人の意思ではない事だけが救いだが、この事を知ったら、剣はますます自分を許さなかっただろう。 [[劇場版>劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE]]では冒頭の回想ほんの一瞬サソードが映ったのみでほとんど出番は無い。 これは劇場版の撮影時期に神代剣役の俳優が決まってなかったためで、後に山本裕典氏に決まり、氏本人によるアフレコが行われた。 あちらの世界では「ワームでありながら(恐らく剣の意識に乗っ取られて)人類側に付いた裏切り者」として[[コーカサス>黒崎一誠/仮面ライダーコーカサス]]に始末されてしまったという説が有力。 *◆シリーズでの活躍 **●『[[仮面ライダーディケイド]]』 電王の世界において[[モモタロス]]が憑依した[[ユウスケ>小野寺ユウスケ]]が変身した[[電王ソードフォーム>仮面ライダー電王(登場キャラクター)]]に対して[[海東>海東大樹/仮面ライダーディエンド]]が召喚し交戦。 **●『[[dビデオスペシャル 仮面ライダー4号]]』 ショッカーライダーの一員としてサソードが登場。まぁモブ同然だが。 「じいやが言っていた…アニヲタ民は加筆するもの。編集という火を点けなければ追記の花火は上がらないってな」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,44) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() 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初登場時は自己中心的な俺様系という天道の[[ライバル]]的存在として描かれるも、本来は純粋でナイーヴな性格をしており、 社会を学ぶにつれ初期に見られたふてぶてしい傲慢な態度はなりを潜め、屈託のない[[天然]]お坊ちゃんといった感じにキャラが定着していった。&bold(){ギャグキャラ化したともいうが。} 初めて聞く単語を似非ヨーロピアンな発音で復唱したり、庶民(ショ・ミーン)の服=小学生のコスプレで街を練り歩くなど、 [[「貴公子」というか>ロビンマスク]][[「奇行子」という称号がよく似合う。>海馬瀬人]] &bold(){&font(#808080){「全てのワームは俺が倒す!!」}}が口癖。 これは最愛の姉を蠍のワームに一年前(2005年)に殺害されたことが原因であり、 殺害現場に咲いていた薔薇を姉の死を想起させるという理由から忌み嫌うなど、彼の心に深い[[トラウマ]]を残している。 復讐鬼としての顔を見せている時の彼は極めてシリアスであり、人間に化けたワームに対しても一切のためらいなく刃を突き立てるほど。 一方で姉弟や肉親という関係性に対しての想いは人一倍強く、自分の過失で天道の妹である樹花にケガをさせてしまった際には素直に謝罪している。 ZECTの岬祐月に亡き姉の面影を重ねてアタックを繰り返すがことごとく返り討ちにされている。 時にはフラれたショックで[[地獄兄弟]]に加入し末弟として地獄三兄弟になったことも。 だが天道の言葉で岬を見ていながら姉を見ていることを指摘されてからは岬を見つめることを決意。 ミサキーヌを[[カッシスワーム>乃木怜治/カッシスワーム]]の猛攻から身を挺して庇ってからは岬の心にも変化が現れ始め、愚直なまでに真っ直ぐな剣にデートの誘いを受けるまでになった。 また、肉親を亡くした者同士のシンパシーからか[[加賀美新]]に対して友情宣言(一方通行ではあるが)をし、変身後もタッグを組んで戦う機会が多かった。 余談だが、名前からして某[[(0w0)>剣崎一真/仮面ライダーブレイド]]を思い浮かべる視聴者もいたとかいなかったとか。 *◆&color(purple){仮面ライダーサソード} 剣が変身する仮面ライダーであり、ZECTが開発したマスクドライダーシステム5号。 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電王の世界において[[モモタロス]]が憑依した[[ユウスケ>小野寺ユウスケ]]が変身した[[電王ソードフォーム>仮面ライダー電王(登場キャラクター)]]に対して[[海東>海東大樹/仮面ライダーディエンド]]が召喚し交戦。 **●『[[dビデオスペシャル 仮面ライダー4号]]』 ショッカーライダーの一員としてサソードが登場。まぁモブ同然だが。 「じいやが言っていた…アニヲタ民は加筆するもの。編集という火を点けなければ追記の花火は上がらないってな」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,44) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }

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