裏料理界

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&font(#6495ED){登録日}:2011/06/29(水) 00:35:32 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 裏料理界とは、小川悦司の漫画『[[中華一番!]]』に登場する組織。 梁山泊を根城にしている世紀末料理人たちの集い。 *【概要】 かつて伝説的料理人シュウリが鍛え上げた八つの伝説の厨具を手中に納め、&font(#ff0000){料理によって人類を支配する}という野望を鋭意実行中。 料理で世界征服wwと思うかもしれないが、&font(#f00){この世界の資格持ちの調理師は役人より地位が高い}ので案外現実的と言える。 罪を犯し世間を追われた者、孤児等が粛々と生活するアングラなコミュニティだったが、現在の長『“入雲竜”カイユ』が再組織化、料理界の一大勢力に至るまで肥大化させた。 それに伴い内部の人間が世紀末化する……&font(#f00){にも拘らず総勢五千余名。} 元々は宋の時代の偉人『“及慈雨”宋江』と百八人の英雄に仕えていた厨師団が組織した集団。 『極』によれば、元々はその厨師団が立ち上げた「太極料理界」の過激派だった連中がカイユにまとめられて独立した勢力とのこと。  *【内情】 &font(#f00){入会したら基本的に外には出られない。}梁山泊内でひたすら料理の腕を磨く。 可愛いショタでも四年で世紀末料理人になれるが、場合によっては&font(#f00){死}に至る。 ごく稀だがあまりの厳しさに病に冒され味覚を失ってしまう者もいる。 多くの者は厳しい修行で傷だらけの体になる。 修行の中に『料理組手』というものがあり、料理人同士が生死をかけて戦う。 料理よりリアルファイトが得意になるケースもあり、こうして厳しい修行を生き抜いてきた者は『&bold(){麟厨師}』と呼ばれる。 これだけ見るとブラックな団体であり、人類を支配する気や裏料理界へ投資する気(支配後の権力を求めて)がなければ入会するメリットが皆無に見えるが、 閉鎖された環境の所為か、裏料理界にしか伝わらない技法が多数あり、それを目当てに入会する者も少なくない。 料理に天賦の才を持つ者ならば、裏料理界で鍛えられることで極めて稀だが超感覚がやしなわれる可能性ももしかしたらあるかもしれない。 これだけとんでもなく魅力的なメリットがあるならば、文字通り料理に命をかけている特級厨師級の腕前や志を持つ者なら入会することは自然の摂理ともなる。 また、そもそも「中華一番!」の世界観が、 ・国営食堂の料理長入れ替えの際は料理勝負が開催され、&bold(){敗者は国家より料理士の資格を永久に剥奪される}。 ・広東厨師連合の幹部が絶食に近い状態にある自分の娘に料理を作らせ、&bold(){娘が気に食わなければ処刑}。 ・夏バテの知事が出前を取り、食欲が沸かない料理を作った者を&bold(){次々投獄}、食堂は&bold(){閉鎖}。 と、特に「真」へ突入し裏料理界との戦いが主軸となる前は表の料理界の中で普通に調理師として活動するだけでも追放や投獄、処刑という処遇が当たり前に存在していたため、調理師として生きていくためには裏料理界へ行くしかない者も多く、ある意味受け皿として機能してしまっていた側面もある。 属する料理人の中でも実力のあるものは「麟厨師」と呼ばれ、その上の「猛厨師」は5人合わせて「五虎星」と呼ばれている。 本来は裏料理界そのもののトップとして「総頭領」が存在しているが空席になっている。 後に続編の『極!』で語られた内容によれば、元々は太極料理会に属する一派であったが、そこから暴走して離反したのが、この裏料理会ということらしい。 *【メンバー】 **五虎星 裏料理界総勢五千余名の頂点に君臨する大幹部&bold(){「猛厨師」}の総称。 その実力は麟厨師を遥かに凌ぎ、絶対不敗とされている。 メンバーはそれぞれ触覚、視覚、嗅覚、聴覚といった超感覚を持っている。 五虎星という括りで全員同格に見えるが、実際には裏料理界の長カイユと部下の四天王という立ち位置。 ・&bold(){“入雲龍”カイユ} CV:浪川大輔 五虎星の筆頭にして裏料理界のトップ。漢字表記は「凱由」。年齢は(少なく見積っても)35歳。 幼少時代はいじめられっ子だったが、25年前に料理に毒キノコを入れイジメっ子達を毒殺。 この経験から&bold(){「料理が人の運命を左右する」}という思想を持つようになり、長じて後に細々と存続していた裏料理界に走り、アルカン・エンセイと共に一代で組織を膨れ上がらせ料理界の一大勢力にのし上げた。 悪党・奸雄を多く輩出した中国四千年の歴史でもっとも恐ろしい男とまで言われ、料理で中国大陸を支配しようとしている。 圧倒的なカリスマ性を持ち、裏の料理人たちは総じて彼に心服している。 『真・中華一番!』のラスボスを務めただけあって料理人としての腕は文句のつけようがない超一流で、裏の人間でありながら伝説の厨具に認められるほど。 膨大な知識に加えて&bold(){五感の能力は下記の四人のものを全て併せ持っており、}さらに「気」を用いて古びた食材を美味かつ毒性の強いものに変質させる技を持つ。何この化け物。 これを用いた&bold(){人格支配毒膳料理「[[破魔八陣>破魔八陣(架空の料理)]]」}により、北京決戦で西太后を洗脳しようとしたが、マオに破られ失敗。 敗北を認められず、西太后の近くにあった伝説の厨具を奪おうとしたが、衛兵たちの放った矢を全身に受けて死亡。その際飛び散った血が厨具を封印してしまったが、満足げに笑ったまま死んでいった。 エンセイ曰く、伝説の厨具には、それら全てを用いた料理を食べると不老不死になるという伝説があり、それを利用すればこの世を支配できると語っていたらしい。 ・&bold(){“豹子頭”アルカン} CV:安元洋貴 鎧兜を纏い、武将か何かのような佇まいの巨漢。年齢は恐らく30代。 優れた能力は&bold(){超触覚}。この鋭敏な触覚をセンサーとして用い、炎の熱をコントロールすることで巧みな火工を行う。ゆえについたあだ名が&bold(){「爆炎厨師」}。 また見た目に違わない異常な怪力を併せ持ち、作中では鎖で縛った巨大な魚を数本まとめて振り回す、水牛を片腕で持ち上げた挙げ句&bold(){手刀で一刀両断する}といった行動を見せた。[[明らかに出る漫画を間違えてる>烈海王(バキシリーズ)]]。 また[[恐るべき高さの体温>志々雄真実]]が特徴で、&bold(){常に冷たい水を飲んでいないと触れるものが燃える}という難儀な体質。鎧を着ているのはこれが理由で、普通の服だと燃えてしまう。 料理人としては超一流であり、また結晶のごとき誇り高さも併せ持った好人物。 長江での火工勝負では、油を流した水面に火を放ち、二品の料理を作ろうと試みた。まず、水の便の悪い中国の魚で焼き魚を完璧に仕上げ、その一品目のみでマオの二品と互角、という馬鹿げた実力を見せつけ、さらに今度は沸騰した長江の水で魚を煮込もうとしたが、不意に強まった雨脚で鎮火してしまい勝負は引き分け。 本山「梁山泊」での決戦では「大陸の英雄」という課題に対し、渦巻き型に揚げ固めた麺の中にあんかけを仕込み、中国を統一した秦の[[始皇帝]]を表現。 が、説明する前にマオに看破され、あちらの出した麺一本ごとに違う具材と刀工を入れ、「大陸の英雄とは、名を成した一人ではなくこの世に生きる全ての人達である」と表現した「恒河沙麺」に自ら敗北を認める。 その後は掟通り服毒自殺をしようとするが、その才能と高潔な心を惜しんだマオに身を呈して庇われ、心を揺り動かされる。 カイユが梁山泊を切り捨てた直後、水没からマオを救うべく、対決の際に装着された鉄の足枷を体熱で焼き切り救出。自身はそのまま腹心・リコと共に梁山泊の崩落に消えていった…。 …が、その後どうやってか運良く一命を取り留めたようで、最終話のエピローグでは松葉杖を突きながらリコと二人大陸を旅しているアルカンの後姿が描かれている。 ・&bold(){“飛天大聖”ジュチ} CV:小野大輔 モンゴル出身の少年で、長い銀バシを用いた曲芸じみた調理法が得意。年齢は15歳で、五虎星では最年少。 五感の能力は&bold(){超嗅覚}。 両親に先立たれた後、カイユにその才を見出され裏に拾われた。 遺漏なくその才能を発揮し腕を挙げていたが、ある日重い熱病にかかったことが原因で[[味覚がマヒする>テンカワ・アキト]]という後遺症を負う((『極』においてはマオの麻婆豆腐をまともに味わえている描写があるが、一度死にかけた事で後に味覚が回復したのか、作者の設定忘れなのかは不明。))。 それをカバーすべく嗅覚を鍛え上げ、ついには五虎星にまで上り詰めたが、どれほど美味い料理を作っても自分にはそれがわからないことから、徐々に情熱が冷め、やがて憎しみへと変わって行った。 しかしそれでも嗅覚だけを頼りに極上の料理を仕上げられるだけの実力を持つ。 劇中ではマオ不在の菊下楼に臨時総料理長として入り込み、マオの権威を失墜させて裏に取り込む作戦を担当。 メイリィに絡んでマオとの信頼に亀裂を入れて集中を妨げ、一度目の勝負では遅効性の毒を塗った箸と可食キノコに酷似した毒キノコを用いた策略でメイリィを殺害(未遂)。 あたかもマオが毒キノコと可食キノコを取り違えたかのように演出して罪を擦り付けることで勝利したかに見えたが、マオがフェイの助言で立ち直った上に正体を見破られ失敗。 二度目の勝負では味覚が働かないことが仇となり、&bold(){香りに拘り過ぎたために焼肉をスープに浸してしまい、}結果食感・味ともに台無しになって敗北した。((普通なら味見するまでもなく作る前にすぐに分かるようなレベルの問題でありその点は勝負後にフェイにも指摘されているが、この時ジュチはマオが立ち直ってきた事と、純粋に好意を抱いていたメイリィを(任務のためとはいえ)手に掛けなければならなかった(未遂に終わったが)ことでひどく動揺していた。)) その後、マオ達に境遇を語った後、梁山泊に敗北を報告。制裁としてカイユの毒膳料理「破魔八陣」の実験台にされ昏睡状態に陥る(本来は死ぬはずだったが、アルカンのおかげで命を拾った)。 北京決戦の直前に意識を取り戻し、マオの仲間として満漢全席に挑んだ。 「極」ではマオから正式に引き継ぐ形で菊下楼の料理長として活動していたが、ラモンの策略で拉致される。 ・&bold(){“青眼虎”ミラ} CV:遠藤綾 五虎星の紅一点。 冷静で物静かな性格だが、どこか空虚で機械的な印象を受けるアーリア人系の美女。 元は奴隷同然の境遇だったが、カイユに拾われてそのまま裏に加入した。 能力は&bold(){超視覚}。観察力と視力を鍛え、カイユによって仕込まれた&bold(){「&ruby(スパイス){香辛料}不等式」}によって相手の料理人を倒す。 これは、相手の料理をそっくりそのままコピーした上で、仕込まれた知識を利用してスパイスで味を補強することで確実に相手の料理を上回る、というもの。 もちろんただのパクリではなく、異常なレベルの動体視力と記憶力で視認した相手の一挙手一投足を寸分たがわず再現するという人間離れした技によるもので、作中ではシェルが全身全霊で繰り出した極薄麺((ジャガイモをつなぎに使うことで透明感を出した麺。非常に脆いため、伸ばすためには凄まじい筋力と千切れない極限のバランスを保ち続ける集中力が要求されるが、シェルはその麺を視認困難な程の薄さまで引き伸ばしてみせた。))すら容易く再現してしまった。 それ故に&bold(){「鏡のミラ」}という異名を持つ。 技術こそは化け物レベルだが、&bold(){所詮はカイユに命じられるがまま相手の料理をコピペして魔改造してるだけ}であり、&bold(){「自分の意思で、自分の料理を作ったことが無い」}事に虚しさを感じていた。 その上裏での命がけの料理勝負を潜り抜ける中でいつしか心を凍てつかせてゆき、自殺願望にも似た厭世感を抱いていたが敦煌の砂漠で行き倒れかけていたシェルと出会ったことでその優しさに触れ心に動揺を抱えてしまい、さらに直後の料理勝負で敗れたシェルを自ら殺した(と思い込んだ)ことで精神の均衡を崩してしまう。 レオンとの羊肉勝負では、直前のシェルとの戦いの料理が残っていたことで「香辛料不等式」の存在に勝負の前に気づかれた上、シェルを倒した無意識の動揺が原因で超視覚が正常に働かず、レオンが裏で仕込んでいた本来の料理をコピーできなかったのが原因で敗北。 シェルを殺した罪を精算すべく崖から飛び降り自殺を図ったが、満身創痍になりながらも生きていたシェルが崖下で抱き止めた事で生還。裏料理界の呪縛から解き放たれ、本来の温厚な性格を取り戻した。 その後はエンセイに発見されたことで裏へ戻れなくなり、そのままシェルとレオンに同行する形で北京決戦にマオ側として参加した。 ・&bold(){“浪子”エンセイ} CV:津田健次郎 漢字表記は「燕青」。 酒飲みでぐーたらな性格の男だが、&bold(){「音を聞いただけで料理の状態がわかる」}という持ち前の&bold(){超聴覚}を武器に煮込み、揚げ物を得意とする。 厨師としての実力は凄まじいレベルで、泰山にあった「貪狼壺」の七重封印を単独で突破した挙句厨具の継承者として認められるほど。 常に飄々としていて底の読めないマイペースさから、カイユやアルカンからは内心警戒されていたが、そのカイユへの忠誠心は非常に高く、彼こそ裏料理界そのものと考えていた。 敦煌での料理勝負の直後初めて表舞台に姿を表し、泰山の厨具の封印場所で待つとシェル・レオン達に宣戦布告して去っていった。 その後泰山でマオたちと遂に直接対決かと思いきや作品の打ちきりが決まった影響で&bold(){「泰山の厨具は頂いた、返してほしければ梁山泊まで来い(意訳)」というメモを残しただけ}という雑な扱いになり、梁山泊での決戦でも姿がなくマオとの対決もアルカンに出番を取られるという憂き目にあう。((一応泰山の七重封印を一人で突破したことを驚かれるシーンはあるものの泰山での様子もバッサリカットされてしまい、どのような試練だったのかもどうやって突破したのかも不明。)) 最終回の北京料理決戦編でも自分で料理せず、&bold(){超聴覚で得た感触を元に部下に指示を送るだけで自身はごろ寝して酒を飲んでいるだけ}という有り様。しかも第二回戦ではフェイが扮した仮面料理人に敵わないと悟って&bold(){棄権}。結局最後まで一度も料理するシーンは無く、謎めいていると思ったら&bold(){最後の最後まで謎のまま退場してしまった。} そのカイユの死後は裏の存続を望まず、彼を埋葬した後はいずこかに姿を消した。 後に『極』において再登場。 伝説の厨具をかけた料理勝負でついにその真の実力を発揮。食べた人間を文字通りアンチエイジング((50代の女性を20代ほどの若々しい肉体にしてしまった。))してしまう上に味も極上というとんでもない薬膳料理を作り、対戦相手であるフェイを圧倒。 北京料理決戦編でフェイに敗北を認めたのは単にやる気を失っただけだったようだ。ただし料理勝負の結果自体はシャンの妨害工作によりエンセイの敗北で終わるというすっきりしない結末となってしまった。 「極」ではロウコを連れて太極料理界を追っているらしく、シャンの妨害工作の標的にされたりケイカに敗北し鳥葬によって処刑されかかったマオとシロウを手製のグライダーで救出したりするなどロウコ以外の元裏料理界のメンバーや太極料理界とは敵対している様子。 **麟厨師 特級厨師をも凌ぐと専ら噂な厨師団。現在、千百八人いる。異名持ちは大体これに該当する。 表の料理人に負けることを恥とし、彼らにとっては&font(#f00){死}と同義。 &font(#f00){負ければ根性焼きは当たり前、人によっては自殺もする。} ***●著名な麟厨師 ・&bold(){仮面料理人リエン} CV:[[速水奨]]/咲野俊介(真) かつてのチョウユのライバル。しかし、彼が思いを寄せていた女性・メイカを巡る闘いで食材に仕込まれていた蠍の毒針で負傷し、毒に蝕まれながらも執念で調理を進めるもチョウユに敗北。 この時彼はチョウユが妨害したと誤解してチョウユを逆恨みし、結果過酷な裏料理界に身を落とす。 #openclose(show=因縁の真実){ 実はメイカその人が犯人だった。 勝負の時点で既にチョウユとメイカは将来を誓い合う仲だったが、厳格な頑固オヤジだった先代料理長であるメイカの父が&bold(){「料理勝負によって、勝った方をメイカの夫と定める」}と宣言したため、やむ無く勝負の場に引きずり出されてしまったのである。チョウユとメイカからすれば、全くいい迷惑である。 しかもこのことが原因でメイカは心労を溜めこんでしまい、体調を悪化させる一方となって最終的に早逝してしまう。 娘を想う父親としては全くなっていないダメ行動であり、こんな宣言がなければメイカは今でも生きていた可能性は高い。…なんともやりきれない悲劇である。 ……とは言ってもメイカがチョウユの腕に全幅の信頼を寄せ切れなかった事も遠因と言えるが。 } その後復讐のために裏料理界を抜け、異人館にマオやチョウユ親子、広州料理会の重鎮たちを呼び寄せ、「鳩肉料理」と偽った毒ガエルの料理を食べさせて人質に取り((マオとチョウユは異常に気付いてろくに食べなかったので無事だった。メイリィはマオがすぐに食べるのをやめさせたが、全員の皿の中でも特に強力な毒を仕込まれていた為重症を負ってしまった。))、かつて敗北した時の料理勝負の課題「伊勢海老」を使った全三回戦の料理対決で解毒剤を賭けた勝負をチョウユに挑む。 だがそれはリエンの罠であり、伊勢海老の籠に蠍を仕込むというかつて自分が受けた仕打ちと同じ方法で娘のメイリィ諸共殺害するつもりだった。 しかし戦闘不能になったチョウユに代わって勝負に名乗りを上げたマオの挑発に乗ってしまったことで引くに引けなくなり第二回戦に挑むも、慢心して挑んだせいで痛恨の敗北を喫し、戦績をタイに戻されてしまう。 マオの実力を悟って全力を出すことを宣言したリエンは三戦目の鍋料理対決でチョウユとの料理対決当時使う予定だった数十年ものの乾貨((日干しにして保存性を高めた海鮮類。))を取り出し最強の鍋料理を作り上げる。 が、「旨い料理をつくる」事ではなく「チョウユへの復讐を果たす」ことしか頭にないリエンは「あの日使えなかった乾貨を使って勝つ」ことに拘るあまり「海老を生かした料理である」事を完全に失念しており、贅沢に使った乾貨のダシで海老の風味を殺してしまい、最後は自分自身の憎悪に負けるという形で自滅してしまった。 憎悪ではなく純粋な熱意で料理と向き合うマオの姿に嘗ての己の姿を見いだし、その上チョウユから過去の真実を知らされ、「メイカの娘」であるメイリィを改めて見て&bold(){「似ている…哀しいぐらいにな…」}とメイカの面影を見て、かつて愛した女性の娘を殺そうとした自身の罪深さを深く反省する。 最後はマオに解毒剤を渡した後、償いとして自ら毒を呷り、&bold(){「裏料理界を抜けた自分は遅かれ早かれ追っ手に命を取られる」「お前達も気を付けろ」}と言い残し建物に火を放ち、その中に消えていった。 遺品となった仮面は後に墓に供えられ、まるで微笑んでるかのようであった。((この墓が誰のものであるかは明記されておらず、チョウユがリエンのために作った新しい墓か、あるいはメイカの墓に仮面を供えたか、どちらなのかは想像にゆだねられる形となっている。))。 #openclose(show=そんなリエンだが…){ アニメで数えても僅か4話で退場したキャラだが、仮面の下がイケメンであることやひたすら一途な性格、そして終始シリアスなリエンとの戦いで 二回戦でタレの作成が間に合わなかった時のマオとのコミカルなやりとりなど面白い一面もあることからか台湾での人気は高い。 ・チョウユを毒で倒して&bold(){さっさと帰ろうとする。} ・マオに呼び止められて「何だと小僧!?」と&bold(){ブチ切れるも}、マオが特級厨師であることに気付いて&bold(){近付くが}「もう俺の復讐は終わった」と&bold(){やっぱり帰ろうとする}。 ・マオに包丁を投げ付けられ、チョウユの代わりに残りの勝負を引き受けると宣言した際に「&bold(){全速で料理(や)れ!でなければボクには勝てない!}」と挑発されて&bold(){ブチ切れる。} ・マオの料理の手際を見て「中々やるようだな…」と感心していたら、マオに速攻で料理を完成させられてしまい、自分の料理が中途半端になり、マオに「だからそのタレはどこ?」とツッコまれ「あと1分もあれば余裕で完成していたのだ」と宣う(そもそもどちらかの料理が完成した時点で調理は終了というルールは&bold(){自分から言い出している})。&s(){そのせいか読者やファンからはタレ仮面だのタレの人だの言われるハメに。} ・「未完成の料理を試食する必要はない!」とマオにバッサリ斬られて&bold(){ブチ切れる。} ・「じゃあお前の料理はどうなんだぁ!?」とイチャモンを付けて&bold(){帰ろうとする}。 ・「あんたは何もわかっちゃいない!」と挑発されて&bold(){ブチ切れて戻ってくる}。 こんな感じで行ったり来たり、事ある毎にブチ切れたりする感情豊かなタレ仮面おじさんの姿は2021年版アニメが顕著なので必見。 特に二回戦で作った、タレが間に合わなかった料理を&bold(){「タレが間に合ったエビフライ」としてコラボ商品が出る}ほどの人気がある。 原作者もここまで人気になるとは予想外だったようで、作者が台湾版コミケともいえるイベントに参加した際にはスケブでリエンを複数求められ困惑したという。 一説によると台湾で中華一番は%%静岡のキテレツのように、しかも当該話ばかり%%頻繁に再放送されており知名度が高いことも影響しているとのこと。 } ・&bold(){ショウアン} CV:塩屋翼/中川慶一(真) 元四川省特級厨師。 パイが心血を注いでいた弟子だったがパイを裏切り、金等を持ち出してしまう(結果、パイは補填に追われた挙句過労死)。 リー提督が提案した麻婆豆腐対決でマオに敗れ、特級厨師資格を剥奪される。 その後、流浪の末裏料理界に入門。上海の船上でマオと再会を果たした。 マオとの対戦(豆腐料理対決)では豆腐・豆腐(おから)肉・豆腐麺を使った豆腐だけを用いたあんかけそばを披露。 これは、四川を飛び出して海に出た際、素足で渚を歩いたことで「潮の香り」「波の音」「足にまとわりつく砂」がいずれも海水に由来することから閃いた&bold(){「豆腐の三重奏」}であり、勝利を確信。 性格はともかく、料理人としては一回りもふた回りも成長した兄弟子の姿に、マオも内心では敗北を感じた程だった。 審査は5人のうち4人の審査員が意見が真っ二つに割れたが、審査委員長の張大人の「ショウアンの料理はオリジナリティに欠ける」との理由で3:2で判定負け。 実はこの&bold(){&color(red){「豆腐の三重奏」は本来はパイの料理であり、審査委員長の張大人は、この料理を昔一度だけ食べた事があったのだ。}} ショウアンは何も知らないまま、失伝していた師の料理をそっくり再現してしまっていたのである。((更に言えば大豆で本物そっくりのフェイク食材を作るという発想自体前回の麻婆豆腐対決でマオが使ったアイデア(大豆肉)の焼き直しであり、この点でも底の浅さが露呈してしまっている。)) 彼は師であるパイと肩を並べる程にはなったが、遂に師を超える事は出来なかったのだ。 勝負に敗れた後は楼臨艦を沈めて全てを葬ろうとし、さらにマオをも殺そうとしたが、落下しかけたところを助けようとするマオに師・パイの姿が被り、隠し持っていたパイの日記の後半部分を投げ渡すと自ら火の中に身を投げ消えていった。 裏料理界に渡ってからは苦労を重ねたせいか、悪人面だった初登場時と違ってかなり男前の容姿に様変わりしていた。 試合においても小細工を使わず、正々堂々と勝負している。((シャンがマオに対して試合前に妨害をしているが、彼は一切関与しておらず何も知らなかった。)) ちなみに裏料理界にて左目を失い、眼帯をしているが、これは後述のアニメ版の逆輸入である。 アニメ版では設定が異なっており、パイの下で修行しながらも技のみを求める性格を彼女に見抜かれ、一人前の料理人として認めてもらえない日々を過ごしていた。 自分を未熟者扱いするパイに対する不満が爆発してヤケを起こした際にはずみで火だるまになって左目と左手に火傷を負ってしまい、身を案じたパイの制止を振り払って彼女の元を出奔。 原作と違って手ぶらで店を飛び出したためか、マオ達と再会するまではどん底の生活を送っていた模様。 ・&bold(){“七星刀”のレオン} 飽くなき料理への探究心から入山。後にある出来事をきっかけに離反。 詳細は[[該当項目>七星刀のレオン]]を参照。 ・&bold(){“錦毛虎”ロウコ} CV:天田益男 裏料理界所有の蒸気船上で行われた宴席料理決戦で登場した裏料理人。マオ達が初めて戦った裏料理界からの刺客。 右目に傷があり、でっぷりと太ったプロレスラーのようなガチムチの巨漢。 初登場時は煮えたぎったスープに腕を突っ込んでかき混ぜ、その後火がついている状態の鍋の縁に腕を乗せて全く熱がらないという、恐ろしいまでの熱耐性に、シロウから「化け物」とかなりビビられた。 &bold(){「&ruby(スープ・ザ・エンペラー){湯帝}」}を自称し、その名に恥じない調理技術をもって極上のスープ料理を作り上げた。 ……が、&bold(){「コース料理である」事を失念する}という間抜けな失態を犯し、半ば自滅に近い形で敗北してしまった。((宴席料理による連戦なので、前菜のスープはメインへの繋ぎとなるのだが、ロウコは完全にメインとなる大ボリュームの料理を出してしまった。事実ロウコのスープは味自体は勝っていたものの誰一人完食できなかったが、サンチェの作ったスッポン煮こごりの冷製スープは審査員全員が完食していた。)) その後もシャンの舎弟ポジとして度々登場。万里の長城でのカイユとマオ最終決戦を見届けた後はエンセイと共に去っていった。 「極」ではどこかのタイミングでシャンと袂を分かったらしく、現在はエンセイと共に裏料理界残党派として活動中。 ・&bold(){“&ruby(めんてんキング){面点王}”ラコン} 既に齢百を越えた生きた化石。裏に伝わる点心の奥義を求め入山。 宴席料理四連戦でシェルと引き分けたのを機に離反。 詳細は[[該当項目>面点王ラコン]]を参照。 ・&bold(){“一丈青”シャン} CV:岡本麻弥/[[甲斐田裕子]](真) 裏の料理人。グラマラスなスタイルをした妖艶な美女だが性格は性悪。 技術こそは超一級だが、下記のレオンへの妨害工作はもちろんの事、 ・料理対決で審査員達に色仕掛けをして、自分に有利に試合を進ませる ・豆腐対決で大豆の見張りをしてるシロウ達を香で眠らせて、大豆に稲藁を入れて火を炊き、納豆にして台無しにする((当時の中国には納豆という概念は存在しない。)) ・アルカンとの料理勝負の直後に不意打ちを仕掛け、地図を奪う ・乱心したレオンによって重傷を負っていた刀鍛冶ラアチェを蘇生させ、&bold(){自分の包丁を作らせた上で今度こそ殺害する} …など、卑劣で汚い手段を用いることも日常茶飯事な極悪非道の悪女。 ぶっちゃければ『特級厨師試験』編に登場したチェリンの完全上位互換である。&s(){初めて顔出しした時「あれ?こいつあの時のチェリンじゃね?」と勘違いした読者さん、怒らないから手を挙げなさい(・ω・)ノ} 本作におけるお色気要員の1人であり、露出度が高い衣装が特徴である上、DVDジャケットでは&font(#ff69b4,b){パンチラ}を披露していた。 上海の船上でマオ達と対決しており、三回戦で同門だったレオンと対決。 蟹玉と蟹スープを作り、直後に色仕掛けで先攻し、審査員達の味覚を蟹スープの強力なエキスで狂わせ、レオンを失格にしてしまう。((カニの味に舌を慣れさせることで麻痺させ、レオンの料理を食べた際にカニの風味ではなく油の部分だけを感じるよう仕向けていた))。 上海での対決時はレオン同様『七星刀』を持っていたが、これはレオンが手にかけ川に転落した刀鍛冶・ラァチェを介抱し、その礼として作らせたもの。そのラァチェは完成後に殺害している。 その後、レオンと刃を向け合うも、魂魄となって『七星刀』に宿っていたラァチェの魂までは欺けず、彼女の『七星刀』は急激に錆びて無惨にも砕け散ってしまった。 レオン戦までは狡猾な強敵のようなポジションだったのだが、それ以降は驚き役としての役割が多くなっていった。 #openclose(show=そのままリアクション要員としてあまりスポットライトを浴びることなく物語から退場してしまったが…){ 続編の『中華一番!極』では太極料理界にしれっと転向して再登場。 姉貴分のアルニャンと共に「肉まん姉妹」を名乗って行動。マオの父・マリウについて、裏の源流と深い関係があることを示唆している。 ちなみに当初は素性を隠していたが、&bold(){「そんな美人でこれほどの料理が作れるのは他にいない」}という理由からあっさりマオに正体を見破られた。 } ・&bold(){"瓊矢鏃"((水滸伝の登場人物、瓊英の異名で、石礫投げの名手である事に由来する。宋江ら梁山泊軍に所属しているが瓊英自身は百八宿星ではない。)) リコ} CV:村田知沙 アルカンに従う女麟厨師。 15歳と非常に若く、殺伐気味な裏料理界の中ではかなり浮いてるレベルで明るい性格。 アルカンとは上司と部下と言うよりは兄と妹に近い間柄で、彼とは抜群のコンビネーションを発揮して調理を進められるだけの実力を持つが、何より&bold(){「神の舌」}と呼ばれるほど鋭敏で厳しい味覚を持っており、アルカンの試合では審査員も務めた。 ・&bold(){“双尾蝎”ライホウ} 額に刺青を入れてるイケメン。 麟厨師の中では上級らしい。 ・&bold(){“没羽箭”チョウセイ} ・&bold(){“青面獣”ヨウシ} チョウセイはダンディーな面構えの中年男性で、ヨウシは右目に大きな傷を負った隻眼の青年。 どちらも上級麟厨師らしいが詳細不明。 ・&bold(){“花和尚”ロタツ} 坊主頭にヒゲを蓄えた僧兵のような巨漢の男。 冷菜にかけては並ぶ者無し、との事。 故郷で暴利を振るう悪徳役人を衝動的に殴り殺してしまい、裏へ逃げ込んできたらしい。 ・&bold(){“智多星”ゴヨウ} どこか気弱そうな雰囲気を持った青年。 中国茶の達人。 禁止区域から高級茶葉を盗んでお尋ね者になってしまった。 ・&bold(){偽レオン} CV:田中和実/小松史法(真) 広州に潜入し、レオンに化けて悪事を働いていた裏料理界の刺客。本名は不詳。 シェルから鋼根を盗み、永霊刀をも盗もうとするなどやりたい放題していたが、レオンを闇討ちした際に正体がバレて取り囲まれた際、永霊刀を使って「切腹」。 一介の雑魚であるが、永霊刀の霊力を一時的に失わせ、こいつの存在により、チョウユとルオウ太師はマオの旅に同行できず、守りの為に広州に残らなくてはならなくなった等、さり気なくかなりの重要キャラ。&s(){[[キン肉マン>キン肉マン(漫画)]]の[[ミキサー大帝]]ポジション。} 基本料理で決着を付けるタイプの裏料理界メンバーとしてはかなり珍しい殺し屋タイプ。もしかしたら料理人ですらなかったのかもしれない。 なお、報告のシーンからして、彼の本当の任務はあくまで広州の監視と永霊刀の奪取のみであったらしく、劇中の行為はほぼ彼の独断に近かった模様。((アルカンは「目立つ行動は慎めと言ったはず」と怒っていた。そしてその首謀者はシャンだったようである。)) 以下、ネタバレ **総頭領 ・&bold(){“玉麒麟”マリウ} 『中華一番!極』で登場。 &bold(){「川菜((中国料理の8つの分類「八大菜系」の一つで、四川料理のこと。))皇帝」}と称される凄腕料理人で、菊下楼の先々代総料理長を務めていた厨師だが、マオが2歳の時に事故死したと言われている。 川菜の歴史からその名を抹消された禁忌の料理人とされているが、マオは物心つく前だったため彼を覚えていない。 龍厨師の一人・ルイは一番弟子であり、マリウは彼をかばって転落死したとされる。 シャンによれば、筆頭のカイユと五虎星を失ってもなお蠢動する裏料理界、そしてその源流「太極料理界」に強いかかわりを持っており、「足跡を追う者に災いが降りかかる」という。 またこれほど存在感のある人物でありながら「直接対面したことのある人物でさえその顔を思い出すことができない」という奇妙な特徴があり、その正確な姿は謎に包まれている。 その正体は&bold(){&color(red){伝説の厨具全ての力をフルに引き出せる「担い手」}}にして、&bold(){&color(red){裏料理界本来のトップである「総頭領」を宿命づけられた男}}。 &bold(){言わば彼の存在そのものが&color(red){「八つ目の伝説の厨具」}なのである。} 10代のころに裏を飛び出して玉仙老師に弟子入りし、四川料理の全てを体得した。その後「菊華楼」に入門し、当時の料理長の娘だったパイと結ばれカリンとマオを授かった。 しかし、「担い手」としての力を求める太極料理界や裏料理界に身柄を狙われており、最終的にカイユによって梁山泊へ連れ戻されてしまう。この経緯から「裏の人間なのではないか」という嫌疑がかけられてしまい、上述の歴史からの抹消に繋がってしまった(事実として裏料理界の人間ではあった)。 その後は一切表に姿を見せることはなく、カイユが梁山泊を放棄した際の混乱に乗じて脱出、以後消息を絶っている。 このため実質的に裏の総頭領は空席となっていた。 伝説の厨具の真の力を引き出せる「担い手」であり、裏からも太極からも身柄を狙われている。 *【余談】 作者はツイッターで、作品が続いていればマオの父親が五虎星の上の人物として登場する予定だったと明かしている。 この展開は「極」において取り入れられている。 追記・修正は裏料理界に入門してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,7) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - この漫画もパンで洗脳みたいなことをやるのか… -- 名無しさん (2013-11-30 22:17:23) - ↑最終巻でやりました(料理で洗脳) -- 名無しさん (2014-02-06 17:40:48) - 貴人の口に入るものを調理する役目だからな。そりゃあ社会への影響も強かろう -- 名無しさん (2014-02-06 17:43:36) - 後の陸一族? -- 名無しさん (2014-09-23 01:41:29) - 人間離れしたアルカンの体温はるろ剣の志々雄を上回ってるよね -- 名無しさん (2015-05-28 08:48:59) - 今からアニメ化するとしたら五虎星はどんな声優が適任かね?。 -- 名無しさん (2015-07-17 17:38:47) - 実写版だとジュチはカイユの息子でウォン・セイヨ染みたキャラにされてるという。 -- 名無しさん (2015-07-17 19:38:48) - 第2オープニングでの裏料理界の面々にバトルモノを真っ先に連想した人は多いはず。 -- 名無しさん (2017-02-18 22:42:36) - だから新シリーズで親父の話が出てきたのか -- 名無しさん (2018-02-02 15:29:04) - 在籍5000人で麟厨師が1108人…1/5はなれるのか…意外と多くね?まあ、死んだ人もいるだろうし実際はもっと確率低いんだろうが -- 名無しさん (2019-10-17 07:26:14) - 説明で誰かいないと思ったらリコちゃんがいないんだ -- 名無しさん (2019-10-22 10:13:06) - エンセイはカイユに見劣りするって言ってるけど、最近のエピソード見る限りはほぼ同格っぽく見える -- 名無しさん (2019-11-08 14:24:55) - キン肉マンで例えるとカイユがネプキンポジなんかな?(太極料理界が無量大数軍) -- 名無しさん (2020-01-12 19:13:47) - カイユが妙に盛られてたのは連載終了が決まってラスボスになったからなのね -- 名無しさん (2020-01-20 22:50:31) - 秋山醤が悪に堕ちれば加われそうな組織 -- 名無しさん (2022-02-06 18:30:17) - リエンさんが裏で生き抜くのにも気概が必要でなって言って傷だらけになってたけどラコンのじいさんやレオン、シャンあ -- 名無しさん (2022-06-21 20:08:04) - 誤爆しました、すみません。 シャンなんか無傷にみえるのが理不尽。 -- 名無しさん (2022-06-21 20:09:23) - 実のところ名前だけ見てトリコ関係の組織だと思ってた -- 名無しさん (2022-06-22 03:39:08) - まあそう思っても間違ってない -- 名無しさん (2022-06-22 08:44:24) - 料理で世界征服というのはあながち荒唐無稽な話ではないな 生きている以上は食わねばならぬわけだし -- 名無しさん (2023-08-27 08:52:54) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/06/29(水) 00:35:32 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 裏料理界とは、小川悦司の漫画『[[中華一番!]]』に登場する組織。 梁山泊を根城にしている世紀末料理人たちの集い。 *【概要】 かつて伝説的料理人シュウリが鍛え上げた八つの伝説の厨具を手中に納め、&font(#ff0000){料理によって人類を支配する}という野望を鋭意実行中。 料理で世界征服wwと思うかもしれないが、&font(#f00){この世界の資格持ちの調理師は役人より地位が高い}ので案外現実的と言える。 罪を犯し世間を追われた者、孤児等が粛々と生活するアングラなコミュニティだったが、現在の長『“入雲竜”カイユ』が再組織化、料理界の一大勢力に至るまで肥大化させた。 それに伴い内部の人間が世紀末化する……&font(#f00){にも拘らず総勢五千余名。} 元々は宋の時代の偉人『“及慈雨”宋江』と百八人の英雄に仕えていた厨師団が組織した集団。 『極』によれば、元々はその厨師団が立ち上げた「太極料理界」の過激派だった連中がカイユにまとめられて独立した勢力とのこと。  *【内情】 &font(#f00){入会したら基本的に外には出られない。}梁山泊内でひたすら料理の腕を磨く。 可愛いショタでも四年で世紀末料理人になれるが、場合によっては&font(#f00){死}に至る。 ごく稀だがあまりの厳しさに病に冒され味覚を失ってしまう者もいる。 多くの者は厳しい修行で傷だらけの体になる。 修行の中に『料理組手』というものがあり、料理人同士が生死をかけて戦う。 料理よりリアルファイトが得意になるケースもあり、こうして厳しい修行を生き抜いてきた者は『&bold(){麟厨師}』と呼ばれる。 これだけ見るとブラックな団体であり、人類を支配する気や裏料理界へ投資する気(支配後の権力を求めて)がなければ入会するメリットが皆無に見えるが、 閉鎖された環境の所為か、裏料理界にしか伝わらない技法が多数あり、それを目当てに入会する者も少なくない。 料理に天賦の才を持つ者ならば、裏料理界で鍛えられることで極めて稀だが超感覚がやしなわれる可能性ももしかしたらあるかもしれない。 これだけとんでもなく魅力的なメリットがあるならば、文字通り料理に命をかけている特級厨師級の腕前や志を持つ者なら入会することは自然の摂理ともなる。 また、そもそも「中華一番!」の世界観が、 ・国営食堂の料理長入れ替えの際は料理勝負が開催され、&bold(){敗者は国家より料理士の資格を永久に剥奪される}。 ・広東厨師連合の幹部が絶食に近い状態にある自分の娘に料理を作らせ、&bold(){娘が気に食わなければ処刑}。 ・夏バテの知事が出前を取り、食欲が沸かない料理を作った者を&bold(){次々投獄}、食堂は&bold(){閉鎖}。 と、特に「真」へ突入し裏料理界との戦いが主軸となる前は表の料理界の中で普通に調理師として活動するだけでも追放や投獄、処刑という処遇が当たり前に存在していたため、調理師として生きていくためには裏料理界へ行くしかない者も多く、ある意味受け皿として機能してしまっていた側面もある。 属する料理人の中でも実力のあるものは「麟厨師」と呼ばれ、その上の「猛厨師」は5人合わせて「五虎星」と呼ばれている。 本来は裏料理界そのもののトップとして「総頭領」が存在しているが空席になっている。 後に続編の『極!』で語られた内容によれば、元々は太極料理会に属する一派であったが、そこから暴走して離反したのが、この裏料理会ということらしい。 *【メンバー】 **五虎星 裏料理界総勢五千余名の頂点に君臨する大幹部&bold(){「猛厨師」}の総称。 その実力は麟厨師を遥かに凌ぎ、絶対不敗とされている。 メンバーはそれぞれ触覚、視覚、嗅覚、聴覚といった超感覚を持っている。 五虎星という括りで全員同格に見えるが、実際には裏料理界の長カイユと部下の四天王という立ち位置。 ・&bold(){“入雲龍”カイユ} CV:浪川大輔 五虎星の筆頭にして裏料理界のトップ。漢字表記は「凱由」。年齢は(少なく見積っても)35歳。 幼少時代はいじめられっ子だったが、25年前に料理に毒キノコを入れイジメっ子達を毒殺。 この経験から&bold(){「料理が人の運命を左右する」}という思想を持つようになり、長じて後に細々と存続していた裏料理界に走り、アルカン・エンセイと共に一代で組織を膨れ上がらせ料理界の一大勢力にのし上げた。 悪党・奸雄を多く輩出した中国四千年の歴史でもっとも恐ろしい男とまで言われ、料理で中国大陸を支配しようとしている。 圧倒的なカリスマ性を持ち、裏の料理人たちは総じて彼に心服している。 『真・中華一番!』のラスボスを務めただけあって料理人としての腕は文句のつけようがない超一流で、裏の人間でありながら伝説の厨具に認められるほど。 膨大な知識に加えて&bold(){五感の能力は下記の四人のものを全て併せ持っており、}さらに「気」を用いて古びた食材を美味かつ毒性の強いものに変質させる技を持つ。何この化け物。 これを用いた&bold(){人格支配毒膳料理「[[破魔八陣>破魔八陣(架空の料理)]]」}により、北京決戦で西太后を洗脳しようとしたが、マオに破られ失敗。 敗北を認められず、西太后の近くにあった伝説の厨具を奪おうとしたが、衛兵たちの放った矢を全身に受けて死亡。その際飛び散った血が厨具を封印してしまったが、満足げに笑ったまま死んでいった。 エンセイ曰く、伝説の厨具には、それら全てを用いた料理を食べると不老不死になるという伝説があり、それを利用すればこの世を支配できると語っていたらしい。 ・&bold(){“豹子頭”アルカン} CV:安元洋貴 鎧兜を纏い、武将か何かのような佇まいの巨漢。年齢は恐らく30代。 優れた能力は&bold(){超触覚}。この鋭敏な触覚をセンサーとして用い、炎の熱をコントロールすることで巧みな火工を行う。ゆえについたあだ名が&bold(){「爆炎厨師」}。 また見た目に違わない異常な怪力を併せ持ち、作中では鎖で縛った巨大な魚を数本まとめて振り回す、水牛を片腕で持ち上げた挙げ句&bold(){手刀で一刀両断する}といった行動を見せた。[[明らかに出る漫画を間違えてる>烈海王(バキシリーズ)]]。 また[[恐るべき高さの体温>志々雄真実]]が特徴で、&bold(){常に冷たい水を飲んでいないと触れるものが燃える}という難儀な体質。鎧を着ているのはこれが理由で、普通の服だと燃えてしまう。 料理人としては超一流であり、また結晶のごとき誇り高さも併せ持った好人物。 長江での火工勝負では、油を流した水面に火を放ち、二品の料理を作ろうと試みた。まず、水の便の悪い中国の魚で焼き魚を完璧に仕上げ、その一品目のみでマオの二品と互角、という馬鹿げた実力を見せつけ、さらに今度は沸騰した長江の水で魚を煮込もうとしたが、不意に強まった雨脚で鎮火してしまい勝負は引き分け。 本山「梁山泊」での決戦では「大陸の英雄」という課題に対し、渦巻き型に揚げ固めた麺の中にあんかけを仕込み、中国を統一した秦の[[始皇帝]]を表現。 が、説明する前にマオに看破され、あちらの出した麺一本ごとに違う具材と刀工を入れ、「大陸の英雄とは、名を成した一人ではなくこの世に生きる全ての人達である」と表現した「恒河沙麺」に自ら敗北を認める。 その後は掟通り服毒自殺をしようとするが、その才能と高潔な心を惜しんだマオに身を呈して庇われ、心を揺り動かされる。 カイユが梁山泊を切り捨てた直後、水没からマオを救うべく、対決の際に装着された鉄の足枷を体熱で焼き切り救出。自身はそのまま腹心・リコと共に梁山泊の崩落に消えていった…。 …が、その後どうやってか運良く一命を取り留めたようで、最終話のエピローグでは松葉杖を突きながらリコと二人大陸を旅しているアルカンの後姿が描かれている。 ・&bold(){“飛天大聖”ジュチ} CV:小野大輔 モンゴル出身の少年で、長い銀バシを用いた曲芸じみた調理法が得意。年齢は15歳で、五虎星では最年少。 五感の能力は&bold(){超嗅覚}。 両親に先立たれた後、カイユにその才を見出され裏に拾われた。 遺漏なくその才能を発揮し腕を挙げていたが、ある日重い熱病にかかったことが原因で[[味覚がマヒする>テンカワ・アキト]]という後遺症を負う((『極』においてはマオの麻婆豆腐をまともに味わえている描写があるが、一度死にかけた事で後に味覚が回復したのか、作者の設定忘れなのかは不明。))。 それをカバーすべく嗅覚を鍛え上げ、ついには五虎星にまで上り詰めたが、どれほど美味い料理を作っても自分にはそれがわからないことから、徐々に情熱が冷め、やがて憎しみへと変わって行った。 しかしそれでも嗅覚だけを頼りに極上の料理を仕上げられるだけの実力を持つ。 劇中ではマオ不在の菊下楼に臨時総料理長として入り込み、マオの権威を失墜させて裏に取り込む作戦を担当。 メイリィに絡んでマオとの信頼に亀裂を入れて集中を妨げ、一度目の勝負では遅効性の毒を塗った箸と可食キノコに酷似した毒キノコを用いた策略でメイリィを殺害(未遂)。 あたかもマオが毒キノコと可食キノコを取り違えたかのように演出して罪を擦り付けることで勝利したかに見えたが、マオがフェイの助言で立ち直った上に正体を見破られ失敗。 二度目の勝負では味覚が働かないことが仇となり、&bold(){香りに拘り過ぎたために焼肉をスープに浸してしまい、}結果食感・味ともに台無しになって敗北した。((普通なら味見するまでもなく作る前にすぐに分かるようなレベルの問題でありその点は勝負後にフェイにも指摘されているが、この時ジュチはマオが立ち直ってきた事と、純粋に好意を抱いていたメイリィを(任務のためとはいえ)手に掛けなければならなかった(未遂に終わったが)ことでひどく動揺していた。)) その後、マオ達に境遇を語った後、梁山泊に敗北を報告。制裁としてカイユの毒膳料理「破魔八陣」の実験台にされ昏睡状態に陥る(本来は死ぬはずだったが、アルカンのおかげで命を拾った)。 北京決戦の直前に意識を取り戻し、マオの仲間として満漢全席に挑んだ。 「極」ではマオから正式に引き継ぐ形で菊下楼の料理長として活動していたが、ラモンの策略で拉致される。 ・&bold(){“青眼虎”ミラ} CV:遠藤綾 五虎星の紅一点。 冷静で物静かな性格だが、どこか空虚で機械的な印象を受けるアーリア人系の美女。 元は奴隷同然の境遇だったが、カイユに拾われてそのまま裏に加入した。 能力は&bold(){超視覚}。観察力と視力を鍛え、カイユによって仕込まれた&bold(){「&ruby(スパイス){香辛料}不等式」}によって相手の料理人を倒す。 これは、相手の料理をそっくりそのままコピーした上で、仕込まれた知識を利用してスパイスで味を補強することで確実に相手の料理を上回る、というもの。 もちろんただのパクリではなく、異常なレベルの動体視力と記憶力で視認した相手の一挙手一投足を寸分たがわず再現するという人間離れした技によるもので、作中ではシェルが全身全霊で繰り出した極薄麺((ジャガイモをつなぎに使うことで透明感を出した麺。非常に脆いため、伸ばすためには凄まじい筋力と千切れない極限のバランスを保ち続ける集中力が要求されるが、シェルはその麺を視認困難な程の薄さまで引き伸ばしてみせた。))すら容易く再現してしまった。 それ故に&bold(){「鏡のミラ」}という異名を持つ。 技術こそは化け物レベルだが、&bold(){所詮はカイユに命じられるがまま相手の料理をコピペして魔改造してるだけ}であり、&bold(){「自分の意思で、自分の料理を作ったことが無い」}事に虚しさを感じていた。 その上裏での命がけの料理勝負を潜り抜ける中でいつしか心を凍てつかせてゆき、自殺願望にも似た厭世感を抱いていたが敦煌の砂漠で行き倒れかけていたシェルと出会ったことでその優しさに触れ心に動揺を抱えてしまい、さらに直後の料理勝負で敗れたシェルを自ら殺した(と思い込んだ)ことで精神の均衡を崩してしまう。 レオンとの羊肉勝負では、直前のシェルとの戦いの料理が残っていたことで「香辛料不等式」の存在に勝負の前に気づかれた上、シェルを倒した無意識の動揺が原因で超視覚が正常に働かず、レオンが裏で仕込んでいた本来の料理をコピーできなかったのが原因で敗北。 シェルを殺した罪を精算すべく崖から飛び降り自殺を図ったが、満身創痍になりながらも生きていたシェルが崖下で抱き止めた事で生還。裏料理界の呪縛から解き放たれ、本来の温厚な性格を取り戻した。 その後はエンセイに発見されたことで裏へ戻れなくなり、そのままシェルとレオンに同行する形で北京決戦にマオ側として参加した。 ・&bold(){“浪子”エンセイ} CV:津田健次郎 漢字表記は「燕青」。 酒飲みでぐーたらな性格の男だが、&bold(){「音を聞いただけで料理の状態がわかる」}という持ち前の&bold(){超聴覚}を武器に煮込み、揚げ物を得意とする。 厨師としての実力は凄まじいレベルで、泰山にあった「貪狼壺」の七重封印を単独で突破した挙句厨具の継承者として認められるほど。 常に飄々としていて底の読めないマイペースさから、カイユやアルカンからは内心警戒されていたが、そのカイユへの忠誠心は非常に高く、彼こそ裏料理界そのものと考えていた。 敦煌での料理勝負の直後初めて表舞台に姿を表し、泰山の厨具の封印場所で待つとシェル・レオン達に宣戦布告して去っていった。 その後泰山でマオたちと遂に直接対決かと思いきや作品の打ちきりが決まった影響で&bold(){「泰山の厨具は頂いた、返してほしければ梁山泊まで来い(意訳)」というメモを残しただけ}という雑な扱いになり、梁山泊での決戦でも姿がなくマオとの対決もアルカンに出番を取られるという憂き目にあう。((一応泰山の七重封印を一人で突破したことを驚かれるシーンはあるものの泰山での様子もバッサリカットされてしまい、どのような試練だったのかもどうやって突破したのかも不明。)) 最終回の北京料理決戦編でも自分で料理せず、&bold(){超聴覚で得た感触を元に部下に指示を送るだけで自身はごろ寝して酒を飲んでいるだけ}という有り様。しかも第二回戦ではフェイが扮した仮面料理人に敵わないと悟って&bold(){棄権}。結局最後まで一度も料理するシーンは無く、謎めいていると思ったら&bold(){最後の最後まで謎のまま退場してしまった。} そのカイユの死後は裏の存続を望まず、彼を埋葬した後はいずこかに姿を消した。 後に『極』において再登場。 伝説の厨具をかけた料理勝負でついにその真の実力を発揮。食べた人間を文字通りアンチエイジング((50代の女性を20代ほどの若々しい肉体にしてしまった。))してしまう上に味も極上というとんでもない薬膳料理を作り、対戦相手であるフェイを圧倒。 北京料理決戦編でフェイに敗北を認めたのは単にやる気を失っただけだったようだ。ただし料理勝負の結果自体はシャンの妨害工作によりエンセイの敗北で終わるというすっきりしない結末となってしまった。 「極」ではロウコを連れて太極料理界を追っているらしく、シャンの妨害工作の標的にされたりケイカに敗北し鳥葬によって処刑されかかったマオとシロウを手製のグライダーで救出したりするなどロウコ以外の元裏料理界のメンバーや太極料理界とは敵対している様子。 **麟厨師 特級厨師をも凌ぐと専ら噂な厨師団。現在、千百八人いる。異名持ちは大体これに該当する。 表の料理人に負けることを恥とし、彼らにとっては&font(#f00){死}と同義。 &font(#f00){負ければ根性焼きは当たり前、人によっては自殺もする。} ***●著名な麟厨師 ・&bold(){仮面料理人リエン} CV:[[速水奨]]/咲野俊介(真) かつてのチョウユのライバル。しかし、彼が思いを寄せていた女性・メイカを巡る闘いで食材に仕込まれていた蠍の毒針で負傷し、毒に蝕まれながらも執念で調理を進めるもチョウユに敗北。 この時彼はチョウユが妨害したと誤解してチョウユを逆恨みし、結果過酷な裏料理界に身を落とす。 #openclose(show=因縁の真実){ 実はメイカその人が犯人だった。 勝負の時点で既にチョウユとメイカは将来を誓い合う仲だったが、厳格な頑固オヤジだった先代料理長であるメイカの父が&bold(){「料理勝負によって、勝った方をメイカの夫と定める」}と宣言したため、やむ無く勝負の場に引きずり出されてしまったのである。チョウユとメイカからすれば、全くいい迷惑である。 しかもこのことが原因でメイカは心労を溜めこんでしまい、体調を悪化させる一方となって最終的に早逝してしまう。 娘を想う父親としては全くなっていないダメ行動であり、こんな宣言がなければメイカは今でも生きていた可能性は高い。…なんともやりきれない悲劇である。 ……とは言ってもメイカがチョウユの腕に全幅の信頼を寄せ切れなかった事も遠因と言えるが。 } その後復讐のために裏料理界を抜け、異人館にマオやチョウユ親子、広州料理会の重鎮たちを呼び寄せ、「鳩肉料理」と偽った毒ガエルの料理を食べさせて人質に取り((マオとチョウユは異常に気付いてろくに食べなかったので無事だった。メイリィはマオがすぐに食べるのをやめさせたが、全員の皿の中でも特に強力な毒を仕込まれていた為重症を負ってしまった。))、かつて敗北した時の料理勝負の課題「伊勢海老」を使った全三回戦の料理対決で解毒剤を賭けた勝負をチョウユに挑む。 だがそれはリエンの罠であり、伊勢海老の籠に蠍を仕込むというかつて自分が受けた仕打ちと同じ方法で娘のメイリィ諸共殺害するつもりだった。 しかし戦闘不能になったチョウユに代わって勝負に名乗りを上げたマオの挑発に乗ってしまったことで引くに引けなくなり第二回戦に挑むも、慢心して挑んだせいで痛恨の敗北を喫し、戦績をタイに戻されてしまう。 マオの実力を悟って全力を出すことを宣言したリエンは三戦目の鍋料理対決でチョウユとの料理対決当時使う予定だった数十年ものの乾貨((日干しにして保存性を高めた海鮮類。))を取り出し最強の鍋料理を作り上げる。 が、「旨い料理をつくる」事ではなく「チョウユへの復讐を果たす」ことしか頭にないリエンは「あの日使えなかった乾貨を使って勝つ」ことに拘るあまり「海老を生かした料理である」事を完全に失念しており、贅沢に使った乾貨のダシで海老の風味を殺してしまい、最後は自分自身の憎悪に負けるという形で自滅してしまった。 憎悪ではなく純粋な熱意で料理と向き合うマオの姿に嘗ての己の姿を見いだし、その上チョウユから過去の真実を知らされ、「メイカの娘」であるメイリィを改めて見て&bold(){「似ている…哀しいぐらいにな…」}とメイカの面影を見て、かつて愛した女性の娘を殺そうとした自身の罪深さを深く反省する。 最後はマオに解毒剤を渡した後、償いとして自ら毒を呷り、&bold(){「裏料理界を抜けた自分は遅かれ早かれ追っ手に命を取られる」「お前達も気を付けろ」}と言い残し建物に火を放ち、その中に消えていった。 遺品となった仮面は後に墓に供えられ、まるで微笑んでるかのようであった。((この墓が誰のものであるかは明記されておらず、チョウユがリエンのために作った新しい墓か、あるいはメイカの墓に仮面を供えたか、どちらなのかは想像にゆだねられる形となっている。))。 #openclose(show=そんなリエンだが…){ アニメで数えても僅か4話で退場したキャラだが、仮面の下がイケメンであることやひたすら一途な性格、そして終始シリアスなリエンとの戦いで 二回戦でタレの作成が間に合わなかった時のマオとのコミカルなやりとりなど面白い一面もあることからか台湾での人気は高い。 ・チョウユを毒で倒して&bold(){さっさと帰ろうとする。} ・マオに呼び止められて「何だと小僧!?」と&bold(){ブチ切れるも}、マオが特級厨師であることに気付いて&bold(){近付くが}「もう俺の復讐は終わった」と&bold(){やっぱり帰ろうとする}。 ・マオに包丁を投げ付けられ、チョウユの代わりに残りの勝負を引き受けると宣言した際に「&bold(){全速で料理(や)れ!でなければボクには勝てない!}」と挑発されて&bold(){ブチ切れる。} ・マオの料理の手際を見て「中々やるようだな…」と感心していたら、マオに速攻で料理を完成させられてしまい、自分の料理が中途半端になり、マオに「だからそのタレはどこ?」とツッコまれ「あと1分もあれば余裕で完成していたのだ」と宣う(そもそもどちらかの料理が完成した時点で調理は終了というルールは&bold(){自分から言い出している})。&s(){そのせいか読者やファンからはタレ仮面だのタレの人だの言われるハメに。} ・「未完成の料理を試食する必要はない!」とマオにバッサリ斬られて&bold(){ブチ切れる。} ・「じゃあお前の料理はどうなんだぁ!?」とイチャモンを付けて&bold(){帰ろうとする}。 ・「あんたは何もわかっちゃいない!」と挑発されて&bold(){ブチ切れて戻ってくる}。 こんな感じで行ったり来たり、事ある毎にブチ切れたりする感情豊かなタレ仮面おじさんの姿は2021年版アニメが顕著なので必見。 特に二回戦で作った、タレが間に合わなかった料理を&bold(){「タレが間に合ったエビフライ」としてコラボ商品が出る}ほどの人気がある。 原作者もここまで人気になるとは予想外だったようで、作者が台湾版コミケともいえるイベントに参加した際にはスケブでリエンを複数求められ困惑したという。 一説によると台湾で中華一番は%%静岡のキテレツのように、しかも当該話ばかり%%頻繁に再放送されており知名度が高いことも影響しているとのこと。 } ・&bold(){ショウアン} CV:塩屋翼/中川慶一(真) 元四川省特級厨師。 パイが心血を注いでいた弟子だったがパイを裏切り、金等を持ち出してしまう(結果、パイは補填に追われた挙句過労死)。 リー提督が提案した麻婆豆腐対決でマオに敗れ、特級厨師資格を剥奪される。 その後、流浪の末裏料理界に入門。上海の船上でマオと再会を果たした。 マオとの対戦(豆腐料理対決)では豆腐・豆腐(おから)肉・豆腐麺を使った豆腐だけを用いたあんかけそばを披露。 これは、四川を飛び出して海に出た際、素足で渚を歩いたことで「潮の香り」「波の音」「足にまとわりつく砂」がいずれも海水に由来することから閃いた&bold(){「豆腐の三重奏」}であり、勝利を確信。 性格はともかく、料理人としては一回りもふた回りも成長した兄弟子の姿に、マオも内心では敗北を感じた程だった。 審査は5人のうち4人の審査員が意見が真っ二つに割れたが、審査委員長の張大人の「ショウアンの料理はオリジナリティに欠ける」との理由で3:2で判定負け。 実はこの&bold(){&color(red){「豆腐の三重奏」は本来はパイの料理であり、審査委員長の張大人は、この料理を昔一度だけ食べた事があったのだ。}} ショウアンは何も知らないまま、失伝していた師の料理をそっくり再現してしまっていたのである。((更に言えば大豆で本物そっくりのフェイク食材を作るという発想自体前回の麻婆豆腐対決でマオが使ったアイデア(大豆肉)の焼き直しであり、この点でも底の浅さが露呈してしまっている。)) 彼は師であるパイと肩を並べる程にはなったが、遂に師を超える事は出来なかったのだ。 勝負に敗れた後は楼臨艦を沈めて全てを葬ろうとし、さらにマオをも殺そうとしたが、落下しかけたところを助けようとするマオに師・パイの姿が被り、隠し持っていたパイの日記の後半部分を投げ渡すと自ら火の中に身を投げ消えていった。 裏料理界に渡ってからは苦労を重ねたせいか、悪人面だった初登場時と違ってかなり男前の容姿に様変わりしていた。 試合においても小細工を使わず、正々堂々と勝負している。((シャンがマオに対して試合前に妨害をしているが、彼は一切関与しておらず何も知らなかった。)) ちなみに裏料理界にて左目を失い、眼帯をしているが、これは後述のアニメ版の逆輸入である。 アニメ版では設定が異なっており、パイの下で修行しながらも技のみを求める性格を彼女に見抜かれ、一人前の料理人として認めてもらえない日々を過ごしていた。 自分を未熟者扱いするパイに対する不満が爆発してヤケを起こした際にはずみで火だるまになって左目と左手に火傷を負ってしまい、身を案じたパイの制止を振り払って彼女の元を出奔。 原作と違って手ぶらで店を飛び出したためか、マオ達と再会するまではどん底の生活を送っていた模様。 ・&bold(){“七星刀”のレオン} 飽くなき料理への探究心から入山。後にある出来事をきっかけに離反。 詳細は[[該当項目>七星刀のレオン]]を参照。 ・&bold(){“錦毛虎”ロウコ} CV:天田益男 裏料理界所有の蒸気船上で行われた宴席料理決戦で登場した裏料理人。マオ達が初めて戦った裏料理界からの刺客。 右目に傷があり、でっぷりと太ったプロレスラーのようなガチムチの巨漢。 初登場時は煮えたぎったスープに腕を突っ込んでかき混ぜ、その後火がついている状態の鍋の縁に腕を乗せて全く熱がらないという、恐ろしいまでの熱耐性に、シロウから「化け物」とかなりビビられた。 &bold(){「&ruby(スープ・ザ・エンペラー){湯帝}」}を自称し、その名に恥じない調理技術をもって極上のスープ料理を作り上げた。 ……が、&bold(){「コース料理である」事を失念する}という間抜けな失態を犯し、半ば自滅に近い形で敗北してしまった。((宴席料理による連戦なので、前菜のスープはメインへの繋ぎとなるのだが、ロウコは完全にメインとなる大ボリュームの料理を出してしまった。事実ロウコのスープは味自体は勝っていたものの誰一人完食できなかったが、サンチェの作ったスッポン煮こごりの冷製スープは審査員全員が完食していた。)) その後もシャンの舎弟ポジとして度々登場。万里の長城でのカイユとマオ最終決戦を見届けた後はエンセイと共に去っていった。 「極」ではどこかのタイミングでシャンと袂を分かったらしく、現在はエンセイと共に裏料理界残党派として活動中。 ・&bold(){“&ruby(めんてんキング){面点王}”ラコン} 既に齢百を越えた生きた化石。裏に伝わる点心の奥義を求め入山。 宴席料理四連戦でシェルと引き分けたのを機に離反。 詳細は[[該当項目>面点王ラコン]]を参照。 ・&bold(){“一丈青”シャン} CV:岡本麻弥/[[甲斐田裕子]](真) 裏の料理人。グラマラスなスタイルをした妖艶な美女だが性格は性悪。 技術こそは超一級だが、下記のレオンへの妨害工作はもちろんの事、 ・料理対決で審査員達に色仕掛けをして、自分に有利に試合を進ませる ・豆腐対決で大豆の見張りをしてるシロウ達を香で眠らせて、大豆に稲藁を入れて火を炊き、納豆にして台無しにする((当時の中国には納豆という概念は存在しない。)) ・アルカンとの料理勝負の直後に不意打ちを仕掛け、地図を奪う ・乱心したレオンによって重傷を負っていた刀鍛冶ラアチェを蘇生させ、&bold(){自分の包丁を作らせた上で今度こそ殺害する} …など、卑劣で汚い手段を用いることも日常茶飯事な極悪非道の悪女。 ぶっちゃければ『特級厨師試験』編に登場したチェリンの完全上位互換である。&s(){初めて顔出しした時「あれ?こいつあの時のチェリンじゃね?」と勘違いした読者さん、怒らないから手を挙げなさい(・ω・)ノ} 本作におけるお色気要員の1人であり、露出度が高い衣装が特徴である上、DVDジャケットでは&font(#ff69b4,b){パンチラ}を披露していた。 上海の船上でマオ達と対決しており、三回戦で同門だったレオンと対決。 蟹玉と蟹スープを作り、直後に色仕掛けで先攻し、審査員達の味覚を蟹スープの強力なエキスで狂わせ、レオンを失格にしてしまう。((カニの味に舌を慣れさせることで麻痺させ、レオンの料理を食べた際にカニの風味ではなく油の部分だけを感じるよう仕向けていた))。 上海での対決時はレオン同様『七星刀』を持っていたが、これはレオンが手にかけ川に転落した刀鍛冶・ラァチェを介抱し、その礼として作らせたもの。そのラァチェは完成後に殺害している。 その後、レオンと刃を向け合うも、魂魄となって『七星刀』に宿っていたラァチェの魂までは欺けず、彼女の『七星刀』は急激に錆びて無惨にも砕け散ってしまった。 レオン戦までは狡猾な強敵のようなポジションだったのだが、それ以降は驚き役としての役割が多くなっていった。 #openclose(show=そのままリアクション要員としてあまりスポットライトを浴びることなく物語から退場してしまったが…){ 続編の『中華一番!極』では太極料理界にしれっと転向して再登場。 姉貴分のアルニャンと共に「肉まん姉妹」を名乗って行動。マオの父・マリウについて、裏の源流と深い関係があることを示唆している。 ちなみに当初は素性を隠していたが、&bold(){「そんな美人でこれほどの料理が作れるのは他にいない」}という理由からあっさりマオに正体を見破られた。 } ・&bold(){"瓊矢鏃"((水滸伝の登場人物、瓊英の異名で、石礫投げの名手である事に由来する。宋江ら梁山泊軍に所属しているが瓊英自身は百八宿星ではない。)) リコ} CV:村田知沙 アルカンに従う女麟厨師。 15歳と非常に若く、殺伐気味な裏料理界の中ではかなり浮いてるレベルで明るい性格。 アルカンとは上司と部下と言うよりは兄と妹に近い間柄で、彼とは抜群のコンビネーションを発揮して調理を進められるだけの実力を持つが、何より&bold(){「神の舌」}と呼ばれるほど鋭敏で厳しい味覚を持っており、アルカンの試合では審査員も務めた。 ・&bold(){“双尾蝎”ライホウ} 額に刺青を入れてるイケメン。 麟厨師の中では上級らしい。 ・&bold(){“没羽箭”チョウセイ} ・&bold(){“青面獣”ヨウシ} チョウセイはダンディーな面構えの中年男性で、ヨウシは右目に大きな傷を負った隻眼の青年。 どちらも上級麟厨師らしいが詳細不明。 ・&bold(){“花和尚”ロタツ} 坊主頭にヒゲを蓄えた僧兵のような巨漢の男。 冷菜にかけては並ぶ者無し、との事。 故郷で暴利を振るう悪徳役人を衝動的に殴り殺してしまい、裏へ逃げ込んできたらしい。 ・&bold(){“智多星”ゴヨウ} どこか気弱そうな雰囲気を持った青年。 中国茶の達人。 禁止区域から高級茶葉を盗んでお尋ね者になってしまった。 ・&bold(){偽レオン} CV:田中和実/小松史法(真) 広州に潜入し、レオンに化けて悪事を働いていた裏料理界の刺客。本名は不詳。 シェルから鋼根を盗み、永霊刀をも盗もうとするなどやりたい放題していたが、レオンを闇討ちした際に正体がバレて取り囲まれた際、永霊刀を使って「切腹」。 一介の雑魚であるが、永霊刀の霊力を一時的に失わせ、こいつの存在により、チョウユとルオウ太師はマオの旅に同行できず、守りの為に広州に残らなくてはならなくなった等、さり気なくかなりの重要キャラ。&s(){[[キン肉マン>キン肉マン(漫画)]]の[[ミキサー大帝]]ポジション。} 基本料理で決着を付けるタイプの裏料理界メンバーとしてはかなり珍しい殺し屋タイプ。もしかしたら料理人ですらなかったのかもしれない。 なお、報告のシーンからして、彼の本当の任務はあくまで広州の監視と永霊刀の奪取のみであったらしく、劇中の行為はほぼ彼の独断に近かった模様。((アルカンは「目立つ行動は慎めと言ったはず」と怒っていた。そしてその首謀者はシャンだったようである。)) 以下、ネタバレ **総頭領 ・&bold(){“玉麒麟”マリウ} 『中華一番!極』で登場。 &bold(){「川菜((中国料理の8つの分類「八大菜系」の一つで、四川料理のこと。))皇帝」}と称される凄腕料理人で、菊下楼の先々代総料理長を務めていた厨師だが、マオが2歳の時に事故死したと言われている。 川菜の歴史からその名を抹消された禁忌の料理人とされているが、マオは物心つく前だったため彼を覚えていない。 龍厨師の一人・ルイは一番弟子であり、マリウは彼をかばって転落死したとされる。 シャンによれば、筆頭のカイユと五虎星を失ってもなお蠢動する裏料理界、そしてその源流「太極料理界」に強いかかわりを持っており、「足跡を追う者に災いが降りかかる」という。 またこれほど存在感のある人物でありながら「直接対面したことのある人物でさえその顔を思い出すことができない」という奇妙な特徴があり、その正確な姿は謎に包まれている。 その正体は&bold(){&color(red){伝説の厨具全ての力をフルに引き出せる「担い手」}}にして、&bold(){&color(red){裏料理界本来のトップである「総頭領」を宿命づけられた男}}。 &bold(){言わば彼の存在そのものが&color(red){「八つ目の伝説の厨具」}なのである。} 10代のころに裏を飛び出して玉仙老師に弟子入りし、四川料理の全てを体得した。その後「菊華楼」に入門し、当時の料理長の娘だったパイと結ばれカリンとマオを授かった。 しかし、「担い手」としての力を求める太極料理界や裏料理界に身柄を狙われており、最終的にカイユによって梁山泊へ連れ戻されてしまう。この経緯から「裏の人間なのではないか」という嫌疑がかけられてしまい、上述の歴史からの抹消に繋がってしまった(事実として裏料理界の人間ではあった)。 その後は一切表に姿を見せることはなく、カイユが梁山泊を放棄した際の混乱に乗じて脱出、以後消息を絶っている。 このため実質的に裏の総頭領は空席となっていた。 伝説の厨具の真の力を引き出せる「担い手」であり、裏からも太極からも身柄を狙われている。 *【余談】 作者はツイッターで、作品が続いていればマオの父親が五虎星の上の人物として登場する予定だったと明かしている。 この展開は「極」において取り入れられている。 追記・修正は裏料理界に入門してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,7) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - この漫画もパンで洗脳みたいなことをやるのか… -- 名無しさん (2013-11-30 22:17:23) - ↑最終巻でやりました(料理で洗脳) -- 名無しさん (2014-02-06 17:40:48) - 貴人の口に入るものを調理する役目だからな。そりゃあ社会への影響も強かろう -- 名無しさん (2014-02-06 17:43:36) - 後の陸一族? -- 名無しさん (2014-09-23 01:41:29) - 人間離れしたアルカンの体温はるろ剣の志々雄を上回ってるよね -- 名無しさん (2015-05-28 08:48:59) - 今からアニメ化するとしたら五虎星はどんな声優が適任かね?。 -- 名無しさん (2015-07-17 17:38:47) - 実写版だとジュチはカイユの息子でウォン・セイヨ染みたキャラにされてるという。 -- 名無しさん (2015-07-17 19:38:48) - 第2オープニングでの裏料理界の面々にバトルモノを真っ先に連想した人は多いはず。 -- 名無しさん (2017-02-18 22:42:36) - だから新シリーズで親父の話が出てきたのか -- 名無しさん (2018-02-02 15:29:04) - 在籍5000人で麟厨師が1108人…1/5はなれるのか…意外と多くね?まあ、死んだ人もいるだろうし実際はもっと確率低いんだろうが -- 名無しさん (2019-10-17 07:26:14) - 説明で誰かいないと思ったらリコちゃんがいないんだ -- 名無しさん (2019-10-22 10:13:06) - エンセイはカイユに見劣りするって言ってるけど、最近のエピソード見る限りはほぼ同格っぽく見える -- 名無しさん (2019-11-08 14:24:55) - キン肉マンで例えるとカイユがネプキンポジなんかな?(太極料理界が無量大数軍) -- 名無しさん (2020-01-12 19:13:47) - カイユが妙に盛られてたのは連載終了が決まってラスボスになったからなのね -- 名無しさん (2020-01-20 22:50:31) - 秋山醤が悪に堕ちれば加われそうな組織 -- 名無しさん (2022-02-06 18:30:17) - リエンさんが裏で生き抜くのにも気概が必要でなって言って傷だらけになってたけどラコンのじいさんやレオン、シャンあ -- 名無しさん (2022-06-21 20:08:04) - 誤爆しました、すみません。 シャンなんか無傷にみえるのが理不尽。 -- 名無しさん (2022-06-21 20:09:23) - 実のところ名前だけ見てトリコ関係の組織だと思ってた -- 名無しさん (2022-06-22 03:39:08) - まあそう思っても間違ってない -- 名無しさん (2022-06-22 08:44:24) - 料理で世界征服というのはあながち荒唐無稽な話ではないな 生きている以上は食わねばならぬわけだし -- 名無しさん (2023-08-27 08:52:54) - ↑×5実際にジャンが勧誘されたら、「ふざけんな。くだらねぇ」と一蹴するだろうね。ジャンはあくまで「秋山がNo.1」だと言うことを世に知らしめたいだけだし、「支配する」という事が大嫌いだし。でもこいつらとの勝負は喜んでやるだろう。 -- 名無しさん (2024-01-22 23:15:46) #comment #areaedit(end) }

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