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「アイアント(ポケモン)」(2023/09/21 (木) 23:19:15) の最新版変更点
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&font(#6495ED){登録日}:2010/10/05(火) 17:56:34
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます
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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
----
#center(){
&bold(){&font(silver){&bgcolor(black){鋼の鎧を身にまとう。天敵のクイタランの攻撃を集団で防ぎ反撃する。}&br()&br()山を掘って巣穴を作る。複雑に入り組んだトンネルはアイアントが作った迷路だ。}}
}
アイアントとは『[[ポケットモンスター]]』シリーズに『[[ブラック・ホワイト>ポケットモンスター ブラック・ホワイト]]』から登場する[[ポケモン>ポケモン(ポケットモンスター)]]。
*■データ
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全国[[図鑑>ポケモン図鑑]]No.632
分類:てつアリポケモン
[[英語]]名:Durant
高さ:0.3m
重さ:33.0kg
[[タマゴ>タマゴ(ポケモン)]]グループ:虫
性別比率:♂50♀50
タイプ:[[むし>むしタイプ(ポケモン)]]/[[はがね>はがねタイプ(ポケモン)]]
[[特性>特性(ポケモン)]]:[[はりきり>はりきり(ポケモン)]](攻撃が1.5倍に上がるが、物理技の命中率が0.8倍に下がる)
/むしのしらせ(HPが最大値の3分の1以下の時、むしタイプの技の[[威力>威力(ポケモン)]]が1.5倍に上がる。野生ポケモンとの遭遇率が上がる)
[[隠れ特性>隠れ特性(ポケモン)]]:なまけ(2ターンに1回しか行動できない)
[[種族値]]
HP:58
攻撃:109
防御:112
特攻:48
特防:48
素早さ:109
合計:484
[[努力値]]:防御+2
*■概要
----
灰色の体に赤い目をした蟻型のポケモン。大きなアゴが特徴的。
[[初代>ポケットモンスター 赤・緑]]を彷彿させるような直球な見た目とネーミングをしている。
ネーミング的にやや似ているが、[[ドラクエ>ドラゴンクエストシリーズ]]に登場するモンスターであるアイアンアントではない。
天敵である[[クイタラン]]に対して集団で対抗する。
*■ゲームでのアイアント
----
BW
[[チャンピオンロード>チャンピオンロード(ポケモン)]]の内部に野生で出現する。
ここ以外では出てこないため入手はストーリーも終盤になる。
チャンピオンロードでアリかよ、と侮るなかれ。
素早さが非常に高いため逃げるのが難しく、[[弱点]]が[[ほのおタイプ>ほのおタイプ(ポケモン)]]のみというタイプ構成と高い防御、さらに技構成がフルアタなので手持ちの体力をガンガン削ってくる。
出現率も高く厄介な相手。
そのぶん捕まえれば即戦力として活躍させられる。
特にチャンピオンロードを抜けた先に待ち構える[[四天王>してんのう(ポケモン)]]のうち[[二>ギーマ(ポケモン)]][[人>カトレア(ポケモン)]]にタイプ一致で弱点を突けるので手持ちに不安がある人は捕まえて育てておくとだいぶ楽になるはず。
おまけに[[ゲーチス>ゲーチス(ポケモン)]]の[[サザンドラ]]にも弱点を突ける。
アイアントを使うトレーナーは[[バトルサブウェイ>ポケモンシリーズのバトル施設]]のダブルトレインマスターである[[クダリ>サブウェイマスター(ポケモン)]]などがいる。
ちなみに同じくチャンピオンロードに出現するアリクイポケモンのクイタランが天敵らしい。
なるほどほのおタイプでアリクイがモチーフとなれば確かに天敵と言えるだろうが、素早さや「[[あなをほる>あなをほる(ポケモン)]]」を覚えることを考慮するとどう考えても&font(#ff0000){アイアントの方が強い}。
彼らが外にいるのは追い出されたからなのだろう。
バトルサブウェイでは『なまけ』を「なかまづくり」で相手に伝染させれば簡単に相手を後続のエースの起点にできる。後続のエースで『なまけ』の発動ターンに「[[みがわり>みがわり(ポケモン)]]」を貼り、後は相手行動ターン中「[[まもる>まもる/みきり(ポケモン)]]」→相手の「なまけ」ターン中積み技を繰り返してそのまま流れで全抜きできる。中これは、バトルサブウェイの相手AIが原則交代を行わないことを突いたハメ技である。このハメ技を活かして[[BW2>ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2]]のバトルサブウェイ1500連勝を達成したという報告もある。
[[XY>ポケットモンスター X・Y]]
18ばんどうろに出現し、設定通りクイタランと戦う光景を群れバトルで見ることができる。
……が、やっぱりと言うべきか案の定と言うべきか、&bold(){4体居るアイアントにクイタランがタコ殴りにされてすぐに倒される}ケースが非常に多い。
唯一6倍ダメージのほのおのうずを使われない限りアイアントが倒されるパターンはない。
「なまけ」持ちも稀に出現するが、クイタランがご覧の有様な上にアイアント×5のパターンもあるので夢特性自体は見つけやすい方かもしれない。
アイアント4~5体にタコ殴りにされてクイタランの後を追わないように気を付けよう。
*■対戦でのアイアント
----
前述の通り高い素早さと攻撃力を持つ速攻物理アタッカー。
その素早さは109と、要注意ポケモンの[[ゴウカザル]]や同期生[[デンチュラ]]よりちょうど1速いという絶妙さ。
ちなみにはがねタイプの中で最速で、第5世代まではコイツより早いほのおタイプはいなかった。
現在は[[ファイアロー]]に抜かれている。
HPは低いものの112という高い防御種族値と[[ハッサム]]などと同じ優秀なタイプ相性で物理に対してはなかなかの硬さ。
ただし特殊耐久はかなり低く、[[パルシェン]]と大差ないレベル。
不一致等倍や一致半減でも下手すると一撃であぼんする。
なお、特性『はりきり』は火力を活かしつつ弱点である命中率を補えるという点で[[Zワザ]]と相性が良い。
同特性持ちの中でもアイアントは種族値・タイプ・技等がずば抜けて優秀…というかコイツの次に使いやすいのが[[ラッタ]]という有様。
元々命中率が低い「ストーンエッジ」も安心して撃てるほか、「あなをほる」も強化版「[[じしん>じしん(ポケモン)]]」のような感覚で使用可能となった。
火力の面でも弱点を突けば物理耐久特化[[サンダー>サンダー(ポケモン)]]や[[奇石>しんかのきせき(ポケモン)]][[ラッキー>ハピナス]]を確1にできる等優秀。
特に後者に対しては「ちいさくなる」対策も兼ねることができる。
また「[[じゅうりょく>じゅうりょく(ポケモン)]]」パであれば完全にデメリットなしの強力な特性として機能する。
&font(l){[[フーディン]]「えらいハリキリ☆ボーイがやってきたじゃねぇか!」}
[[ダブルバトル>ダブルバトル(ポケモン)]]で[[レジギガス]]と組ませるのも面白い。
技に関しては、
タイプ一致技「シザークロス」「アイアンヘッド」
ほのお・[[ひこう>ひこうタイプ(ポケモン)]]対策となり、Zワザの有力候補でもある「ストーンエッジ」
同じくZワザ化が前提だが範囲の優秀な「あなをほる」
[[いわ>いわタイプ(ポケモン)]]・はがね対策の「ばかぢから」
[[エスパー>エスパータイプ(ポケモン)]]・[[ゴースト>ゴーストタイプ(ポケモン)]]狩りに「かみくだく」「シャドークロー」
[[エアームド]]・[[ギャラドス]]対策の「かみなりのキバ」
必中技「つばめがえし」
[[一撃技>一撃必殺技(ポケモン)]]「ハサミギロチン」
あたりが候補。
レパートリーは少ないものの範囲は意外と広く、特に「ストーンエッジ」のおかげで唯一の弱点であるほのおに抜群が取れるのが大きい。
「ストーンエッジ」の命中が不安か、素早さを活かしての[[ひるみ>ひるみ(ポケモン)]]狙いなら「いわなだれ」も候補に入るか。
[[BW2>ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2]]以降の教え技「ばかぢから」もいわ技との相性が良く、特にはがね対策として重宝する。
[[積み技>積み技(ポケモン)]]は「つめとぎ」「てっぺき」「こうそくいどう」などを覚える。
耐性のおかげで積む隙は作りやすいだろう。
能力的にはフルアタでも問題はないが、特性が『はりきり』だと安定感がかなり下がるので、命中が上がる「つめとぎ」が重要になる。
何気に「でんじは」も覚える。
高い素早さを活かして先手で、呼びやすいほのおタイプやほのお技持ち相手に交替読みで[[麻痺>まひ(ポケモン)]]を撒いたりと汎用性が高い。
「とんぼがえり」や「じしん」など便利な技を覚えないので技スペースの問題は比較的少ないと思われる。
パーティーと相談して採用するか決めよう。
ちなみに隠れ特性は&bold(){まさかの『なまけ』}。
一旦するとただの死に特性だが、高い素早さによる先制「仲間作り」により、相手の特性をなまけにして、
自分は『だっしゅつボタン』や「[[バトンタッチ>バトンタッチ(ポケモン)]]」で「まもる」と「めいそう」「コスモパワー」「かけぶんしん」等を覚えた特性「かげふみ」の[[ゴチルゼル]]に繋ぐ、という型が登場した。
通称「ゴチルアント」と呼ばれるこのギミックは、一度決まると能力値を最大まで上げられることもあって対策必須の戦術となっている。
『むしのしらせ』型は他2つの特性と違ってデメリットがなく安定性が高い。
しかし、逆に突出したものがないことや現環境での虫技の通りづらさを考えると微妙な所か。
[[ウルトラビースト>ウルトラビースト(ポケモン)]]の1匹[[カミツルギ]]とは能力傾向や耐性、ついでに体長等類似する点が多い。
『はりきり』込みでも火力に殆ど差を突けられない上、命中率やタイプ2の一致技の威力及び通りの良さではアイアントが劣っている。
また、それぞれZワザで相手のポケモンを1匹倒したと仮定した場合、『ビーストブースト』を持つカミツルギの方がその後も有利に展開しやすい。
特防やはがね・[[かくとう>かくとうタイプ(ポケモン)]]技の威力で勝る点、[[エスパー>エスパータイプ(ポケモン)]]・[[あく>あくタイプ(ポケモン)]]に対してタイプ一致で弱点を突ける点、いわ・[[じめん>じめんタイプ(ポケモン)]]技を使える点等で差別化を図りたい所。
なお、タイプや技の関係でタイマンではアイアントの方が有利。
また耐久無振りでも「ひかえめ」[[カプ・テテフ]]の「[[サイコフィールド>○○フィールド(ポケモンのわざ)]]」補正付き「サイコキネシス」を耐えて返り討ちにできる点でも勝っている。
[[剣盾>ポケットモンスター ソード・シールド]]では[[グソクムシャ]]の[[専用技>専用わざ(ポケモン)]]だった「であいがしら」を習得した。
また何より[[ダイマックス]]と非常に相性がよく、発動中は
・『はりきり』の強化効果はそのままに全ての攻撃技が&bold(){必中になる}こと
・軒並み低威力だった攻撃技がダイマックス中だと全て威力100を超えること
・現環境では比較的かなり高めな部類のS種族値
の3点により、ダイマックス中は&font(#ff0000){&bold(){上からひたすらに超が付くほどのバ火力で殴ってくる}}恐ろしいポケモンと化し、対戦面での評価を大幅に上げた。
ダイマックス中でも特殊耐久が低い、素の状態だと相変わらず命中率が不安定など未だに癖が強いが、無対策だとアイアント1匹にパーティーを壊滅させられるほどの破壊力がある。これを生かし、環境初期は[[タイプ・ヌル>シルヴァディ]]が各種サポート技で盤面を優位にしてからアイアントを展開していく「ヌルアント」構築が開発されて猛威を振るった。
…しかし、アイアントの天下も長くは続かず、『リベロ』が解禁された[[エースバーン]]の大流行によってタイプ・ヌルと共に弱点の一貫を作られてしまうなど環境の逆風が強くなっていき、大きく数を減らしていった。
「こんにちは! [[ポケモンセンター]]で‥‥うっ うぐっ」
\アリだー!/
#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,5)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- ストーンエッジなどを食らう→襷で耐える→炎技→不意打ちで倒す 結論:物を持てばクイタランの方が強い。 -- 名無しさん (2013-10-01 13:30:37)
- そういやBW2でこいつらの住処だったチャンピオンロード崩壊してたよなぁ。こいつらが暴れすぎて崩壊したとだと思った。 -- 名無しさん (2013-10-01 16:49:13)
- なまけはアリの何匹かは必ずサボるが元ネタか -- 名無しさん (2013-10-01 17:21:36)
- ↑3バレバレだから他の手持ちに無償降臨されるというオチ -- 名無しさん (2013-11-06 18:22:49)
- ↑あくまでタイマンの話だからセーフ -- 名無し (2013-11-12 16:07:56)
- ナックラーもアリジゴクモチーフだけど特別相性が良いというわけでもない -- 名無しさん (2014-02-04 15:30:29)
- ↑6 アイアント「ふいうち読みどくどく余裕でした^^」 -- 名無しさん (2014-02-05 16:20:59)
- ↑クイタラン「ふいうち読みどくどく読み炎技余裕でした^^」 -- 名無しさん (2014-02-05 18:01:52)
- ↑アイアント「ふいうち読みどくどく読み炎技読み交代余裕でした^ ^」 -- 名無しさん (2014-02-05 18:21:24)
- ファイアロー登場により、彼(彼女)らより素早い炎が来てしまったのは痛いな。 -- 名無しさん (2014-04-26 23:43:55)
- 穴を掘るを覚えるのは当然だと思うが岩雪崩とストーンエッジを覚えるのはクイタランをネタにするためと勘ぐってしまう・・・。 -- 名無しさん (2014-06-09 21:27:44)
- ↑ゲーフリ黒いな・・・。クイタランの明らかに微妙な能力値や技レパートリもあって・・・。 -- 名無しさん (2014-06-13 17:59:22)
- 穴を掘るで返り討ちとかいうけど野生の彼らに相性を理解できるのか -- 名無しさん (2014-06-13 19:45:20)
- ↑少なくとも全ての技は野生といえど使うはずだから、それで1番娯味トいる技は何かと学習して仲間内に伝わるや味痰ヒ -- 名無しさん (2014-06-13 21:33:54)
- 色違いは変形しそう -- 名無しさん (2014-06-16 19:36:58)
- 虫鋼だから森の呪い付加で炎8倍&レベル1で特防下がる性格すると4になる(同じくレベル1にできるシュバルゴハッサムは5になる)だからスキルスワップで乾燥肌を移せばパラスを越える最大披ダメージを叩き出せそうなんだぜ。 -- 名無しさん (2014-08-03 23:30:24)
- みんなのポケモンスクランブルでは結構お世話になってる -- 名無しさん (2015-05-23 22:47:49)
- モチーフがベタそうなのにBWまで登場しなかったのが不思議。 -- 名無しさん (2015-07-07 12:13:30)
- ポケモンでは小柄といえこのサイズのアリがあの速度で動くのは考えたらゾッとする。 -- 名無しさん (2016-04-12 15:33:37)
- ダイマックスでの必中はりきりでまさかの大躍進 -- 名無しさん (2019-12-11 15:14:25)
- よくレイドにいるよねこいつ。怠け型は見た事ないけど -- 名無しさん (2020-01-28 13:09:01)
- であいがしらが本と強い -- 名無しさん (2020-01-28 13:56:28)
- ↑であいがしらはグソクムシャの専用ワザじゃなかった? -- 名無しさん (2020-01-28 14:40:22)
- ↑すまん、自己解決。今作から他の奴らにばら撒かれたのね。 -- 名無しさん (2020-01-29 10:55:10)
- ↑一応USUM時点でカモネギが貰ってる -- 名無しさん (2020-05-07 18:14:48)
- ポケモンカードではデッキをくいあらす厄介者ですね -- 名無しさん (2022-01-03 10:32:58)
#comment
#areaedit(end)
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&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
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&bold(){&font(silver){&bgcolor(black){鋼の鎧を身にまとう。天敵のクイタランの攻撃を集団で防ぎ反撃する。}&br()&br()山を掘って巣穴を作る。複雑に入り組んだトンネルはアイアントが作った迷路だ。}}
}
アイアントとは『[[ポケットモンスター]]』シリーズに『[[ブラック・ホワイト>ポケットモンスター ブラック・ホワイト]]』から登場する[[ポケモン>ポケモン(ポケットモンスター)]]。
*■データ
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全国[[図鑑>ポケモン図鑑]]No.632
分類:てつアリポケモン
[[英語]]名:Durant
高さ:0.3m
重さ:33.0kg
[[タマゴ>タマゴ(ポケモン)]]グループ:虫
性別比率:♂50♀50
タイプ:[[むし>むしタイプ(ポケモン)]]/[[はがね>はがねタイプ(ポケモン)]]
[[特性>特性(ポケモン)]]:[[はりきり>はりきり(ポケモン)]](攻撃が1.5倍に上がるが、物理技の命中率が0.8倍に下がる)
/むしのしらせ(HPが最大値の3分の1以下の時、むしタイプの技の[[威力>威力(ポケモン)]]が1.5倍に上がる。野生ポケモンとの遭遇率が上がる)
[[隠れ特性>隠れ特性(ポケモン)]]:なまけ(2ターンに1回しか行動できない)
[[種族値]]
HP:58
攻撃:109
防御:112
特攻:48
特防:48
素早さ:109
合計:484
[[努力値]]:防御+2
*■概要
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灰色の体に赤い目をした蟻型のポケモン。大きなアゴが特徴的。
[[初代>ポケットモンスター 赤・緑]]を彷彿させるような直球な見た目とネーミングをしている。
ネーミング的にやや似ているが、[[ドラクエ>ドラゴンクエストシリーズ]]に登場するモンスターであるアイアンアントではない。
天敵である[[クイタラン]]に対して集団で対抗する。
*■ゲームでのアイアント
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BW
[[チャンピオンロード>チャンピオンロード(ポケモン)]]の内部に野生で出現する。
ここ以外では出てこないため入手はストーリーも終盤になる。
チャンピオンロードでアリかよ、と侮るなかれ。
素早さが非常に高いため逃げるのが難しく、[[弱点]]が[[ほのおタイプ>ほのおタイプ(ポケモン)]]のみというタイプ構成と高い防御、さらに技構成がフルアタなので手持ちの体力をガンガン削ってくる。
出現率も高く厄介な相手。
そのぶん捕まえれば即戦力として活躍させられる。
特にチャンピオンロードを抜けた先に待ち構える[[四天王>してんのう(ポケモン)]]のうち[[二>ギーマ(ポケモン)]][[人>カトレア(ポケモン)]]にタイプ一致で弱点を突けるので手持ちに不安がある人は捕まえて育てておくとだいぶ楽になるはず。
おまけに[[ゲーチス>ゲーチス(ポケモン)]]の[[サザンドラ]]にも弱点を突ける。
アイアントを使うトレーナーは[[バトルサブウェイ>ポケモンシリーズのバトル施設]]のダブルトレインマスターである[[クダリ>サブウェイマスター(ポケモン)]]などがいる。
ちなみに同じくチャンピオンロードに出現するアリクイポケモンのクイタランが天敵らしい。
なるほどほのおタイプでアリクイがモチーフとなれば確かに天敵と言えるだろうが、素早さや「[[あなをほる>あなをほる(ポケモン)]]」を覚えることを考慮するとどう考えても&font(#ff0000){アイアントの方が強い}。
彼らが外にいるのは追い出されたからなのだろう。
バトルサブウェイでは『なまけ』を「なかまづくり」で相手に伝染させれば簡単に相手を後続のエースの起点にできる。後続のエースで『なまけ』の発動ターンに「[[みがわり>みがわり(ポケモン)]]」を貼り、後は相手行動ターン中「[[まもる>まもる/みきり(ポケモン)]]」→相手の「なまけ」ターン中積み技を繰り返してそのまま流れで全抜きできる。中これは、バトルサブウェイの相手AIが原則交代を行わないことを突いたハメ技である。このハメ技を活かして[[BW2>ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2]]のバトルサブウェイ1500連勝を達成したという報告もある。
[[XY>ポケットモンスター X・Y]]
18ばんどうろに出現し、設定通りクイタランと戦う光景を群れバトルで見ることができる。
……が、やっぱりと言うべきか案の定と言うべきか、&bold(){4体居るアイアントにクイタランがタコ殴りにされてすぐに倒される}ケースが非常に多い。
唯一6倍ダメージのほのおのうずを使われない限りアイアントが倒されるパターンはない。
「なまけ」持ちも稀に出現するが、クイタランがご覧の有様な上にアイアント×5のパターンもあるので隠れ特性自体は見つけやすい方かもしれない。
アイアント4~5体にタコ殴りにされてクイタランの後を追わないように気を付けよう。
*■対戦でのアイアント
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前述の通り高い素早さと攻撃力を持つ速攻物理アタッカー。
その素早さは109と、要注意ポケモンの[[ゴウカザル]]や同期生[[デンチュラ]]よりちょうど1速いという絶妙さ。
ちなみにはがねタイプの中で最速で、第5世代まではコイツより早いほのおタイプはいなかった。
現在は[[ファイアロー]]に抜かれている。
HPは低いものの112という高い防御種族値と[[ハッサム]]などと同じ優秀なタイプ相性で物理に対してはなかなかの硬さ。
ただし特殊耐久はかなり低く、[[パルシェン]]と大差ないレベル。
不一致等倍や一致半減でも下手すると一撃であぼんする。
なお、特性『はりきり』は火力を活かしつつ弱点である命中率を補えるという点で[[Zワザ]]と相性が良い。
同特性持ちの中でもアイアントは種族値・タイプ・技等がずば抜けて優秀…というかコイツの次に使いやすいのが[[ラッタ]]という有様。
元々命中率が低い「ストーンエッジ」も安心して撃てるほか、「あなをほる」も強化版「[[じしん>じしん(ポケモン)]]」のような感覚で使用可能となった。
火力の面でも弱点を突けば物理耐久特化[[サンダー>サンダー(ポケモン)]]や[[奇石>しんかのきせき(ポケモン)]][[ラッキー>ハピナス]]を確1にできる等優秀。
特に後者に対しては「ちいさくなる」対策も兼ねることができる。
また「[[じゅうりょく>じゅうりょく(ポケモン)]]」パであれば完全にデメリットなしの強力な特性として機能する。
&font(l){[[フーディン]]「えらいハリキリ☆ボーイがやってきたじゃねぇか!」}
[[ダブルバトル>ダブルバトル(ポケモン)]]で[[レジギガス]]と組ませるのも面白い。
技に関しては、
タイプ一致技「シザークロス」「アイアンヘッド」
ほのお・[[ひこう>ひこうタイプ(ポケモン)]]対策となり、Zワザの有力候補でもある「ストーンエッジ」
同じくZワザ化が前提だが範囲の優秀な「あなをほる」
[[いわ>いわタイプ(ポケモン)]]・はがね対策の「ばかぢから」
[[エスパー>エスパータイプ(ポケモン)]]・[[ゴースト>ゴーストタイプ(ポケモン)]]狩りに「かみくだく」「シャドークロー」
[[エアームド]]・[[ギャラドス]]対策の「かみなりのキバ」
必中技「つばめがえし」
[[一撃技>一撃必殺技(ポケモン)]]「ハサミギロチン」
あたりが候補。
レパートリーは少ないものの範囲は意外と広く、特に「ストーンエッジ」のおかげで唯一の弱点であるほのおに抜群が取れるのが大きい。
「ストーンエッジ」の命中が不安か、素早さを活かしての[[ひるみ>ひるみ(ポケモン)]]狙いなら「いわなだれ」も候補に入るか。
[[BW2>ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2]]以降の教え技「ばかぢから」もいわ技との相性が良く、特にはがね対策として重宝する。
[[積み技>積み技(ポケモン)]]は「つめとぎ」「てっぺき」「こうそくいどう」などを覚える。
耐性のおかげで積む隙は作りやすいだろう。
能力的にはフルアタでも問題はないが、特性が『はりきり』だと安定感がかなり下がるので、命中が上がる「つめとぎ」が重要になる。
何気に「でんじは」も覚える。
高い素早さを活かして先手で、呼びやすいほのおタイプやほのお技持ち相手に交替読みで[[麻痺>まひ(ポケモン)]]を撒いたりと汎用性が高い。
「とんぼがえり」や「じしん」など便利な技を覚えないので技スペースの問題は比較的少ないと思われる。
パーティーと相談して採用するか決めよう。
ちなみに隠れ特性は&bold(){まさかの『なまけ』}。
一旦するとただの死に特性だが、高い素早さによる先制「仲間作り」により、相手の特性をなまけにして、
自分は『だっしゅつボタン』や「[[バトンタッチ>バトンタッチ(ポケモン)]]」で「まもる」と「めいそう」「コスモパワー」「かけぶんしん」等を覚えた特性「かげふみ」の[[ゴチルゼル]]に繋ぐ、という型が登場した。
通称「ゴチルアント」と呼ばれるこのギミックは、一度決まると能力値を最大まで上げられることもあって対策必須の戦術となっている。
『むしのしらせ』型は他2つの特性と違ってデメリットがなく安定性が高い。
しかし、逆に突出したものがないことや現環境での虫技の通りづらさを考えると微妙な所か。
[[ウルトラビースト>ウルトラビースト(ポケモン)]]の1匹[[カミツルギ]]とは能力傾向や耐性、ついでに体長等類似する点が多い。
『はりきり』込みでも火力に殆ど差を突けられない上、命中率やタイプ2の一致技の威力及び通りの良さではアイアントが劣っている。
また、それぞれZワザで相手のポケモンを1匹倒したと仮定した場合、『ビーストブースト』を持つカミツルギの方がその後も有利に展開しやすい。
特防やはがね・[[かくとう>かくとうタイプ(ポケモン)]]技の威力で勝る点、[[エスパー>エスパータイプ(ポケモン)]]・[[あく>あくタイプ(ポケモン)]]に対してタイプ一致で弱点を突ける点、いわ・[[じめん>じめんタイプ(ポケモン)]]技を使える点等で差別化を図りたい所。
なお、タイプや技の関係でタイマンではアイアントの方が有利。
また耐久無振りでも「ひかえめ」[[カプ・テテフ]]の「[[サイコフィールド>○○フィールド(ポケモンのわざ)]]」補正付き「サイコキネシス」を耐えて返り討ちにできる点でも勝っている。
[[剣盾>ポケットモンスター ソード・シールド]]では[[グソクムシャ]]の[[専用技>専用わざ(ポケモン)]]だった「であいがしら」を習得した。
また何より[[ダイマックス]]と非常に相性がよく、発動中は
・『はりきり』の強化効果はそのままに全ての攻撃技が&bold(){必中になる}こと
・軒並み低威力だった攻撃技がダイマックス中だと全て威力100を超えること
・現環境では比較的かなり高めな部類のS種族値
の3点により、ダイマックス中は&font(#ff0000){&bold(){上からひたすらに超が付くほどのバ火力で殴ってくる}}恐ろしいポケモンと化し、対戦面での評価を大幅に上げた。
ダイマックス中でも特殊耐久が低い、素の状態だと相変わらず命中率が不安定など未だに癖が強いが、無対策だとアイアント1匹にパーティーを壊滅させられるほどの破壊力がある。これを生かし、環境初期は[[タイプ・ヌル>シルヴァディ]]が各種サポート技で盤面を優位にしてからアイアントを展開していく「ヌルアント」構築が開発されて猛威を振るった。
…しかし、アイアントの天下も長くは続かず、『リベロ』が解禁された[[エースバーン]]の大流行によってタイプ・ヌルと共に弱点の一貫を作られてしまうなど環境の逆風が強くなっていき、大きく数を減らしていった。
「こんにちは! [[ポケモンセンター]]で‥‥うっ うぐっ」
\アリだー!/
#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,5)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- ストーンエッジなどを食らう→襷で耐える→炎技→不意打ちで倒す 結論:物を持てばクイタランの方が強い。 -- 名無しさん (2013-10-01 13:30:37)
- そういやBW2でこいつらの住処だったチャンピオンロード崩壊してたよなぁ。こいつらが暴れすぎて崩壊したとだと思った。 -- 名無しさん (2013-10-01 16:49:13)
- なまけはアリの何匹かは必ずサボるが元ネタか -- 名無しさん (2013-10-01 17:21:36)
- ↑3バレバレだから他の手持ちに無償降臨されるというオチ -- 名無しさん (2013-11-06 18:22:49)
- ↑あくまでタイマンの話だからセーフ -- 名無し (2013-11-12 16:07:56)
- ナックラーもアリジゴクモチーフだけど特別相性が良いというわけでもない -- 名無しさん (2014-02-04 15:30:29)
- ↑6 アイアント「ふいうち読みどくどく余裕でした^^」 -- 名無しさん (2014-02-05 16:20:59)
- ↑クイタラン「ふいうち読みどくどく読み炎技余裕でした^^」 -- 名無しさん (2014-02-05 18:01:52)
- ↑アイアント「ふいうち読みどくどく読み炎技読み交代余裕でした^ ^」 -- 名無しさん (2014-02-05 18:21:24)
- ファイアロー登場により、彼(彼女)らより素早い炎が来てしまったのは痛いな。 -- 名無しさん (2014-04-26 23:43:55)
- 穴を掘るを覚えるのは当然だと思うが岩雪崩とストーンエッジを覚えるのはクイタランをネタにするためと勘ぐってしまう・・・。 -- 名無しさん (2014-06-09 21:27:44)
- ↑ゲーフリ黒いな・・・。クイタランの明らかに微妙な能力値や技レパートリもあって・・・。 -- 名無しさん (2014-06-13 17:59:22)
- 穴を掘るで返り討ちとかいうけど野生の彼らに相性を理解できるのか -- 名無しさん (2014-06-13 19:45:20)
- ↑少なくとも全ての技は野生といえど使うはずだから、それで1番娯味トいる技は何かと学習して仲間内に伝わるや味痰ヒ -- 名無しさん (2014-06-13 21:33:54)
- 色違いは変形しそう -- 名無しさん (2014-06-16 19:36:58)
- 虫鋼だから森の呪い付加で炎8倍&レベル1で特防下がる性格すると4になる(同じくレベル1にできるシュバルゴハッサムは5になる)だからスキルスワップで乾燥肌を移せばパラスを越える最大披ダメージを叩き出せそうなんだぜ。 -- 名無しさん (2014-08-03 23:30:24)
- みんなのポケモンスクランブルでは結構お世話になってる -- 名無しさん (2015-05-23 22:47:49)
- モチーフがベタそうなのにBWまで登場しなかったのが不思議。 -- 名無しさん (2015-07-07 12:13:30)
- ポケモンでは小柄といえこのサイズのアリがあの速度で動くのは考えたらゾッとする。 -- 名無しさん (2016-04-12 15:33:37)
- ダイマックスでの必中はりきりでまさかの大躍進 -- 名無しさん (2019-12-11 15:14:25)
- よくレイドにいるよねこいつ。怠け型は見た事ないけど -- 名無しさん (2020-01-28 13:09:01)
- であいがしらが本と強い -- 名無しさん (2020-01-28 13:56:28)
- ↑であいがしらはグソクムシャの専用ワザじゃなかった? -- 名無しさん (2020-01-28 14:40:22)
- ↑すまん、自己解決。今作から他の奴らにばら撒かれたのね。 -- 名無しさん (2020-01-29 10:55:10)
- ↑一応USUM時点でカモネギが貰ってる -- 名無しさん (2020-05-07 18:14:48)
- ポケモンカードではデッキをくいあらす厄介者ですね -- 名無しさん (2022-01-03 10:32:58)
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