リッジレーサー2

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&font(#6495ED){登録日}:2013/04/15 (月) 23:08:48 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- Ridddddddge Raceeeeeeer!! 2!! 1994年にナムコが販売した大型筐体3Dカーレースゲーム システム基板はnamco system22 前作「リッジレーサー」のバージョンアップ版 基本操作等は前作と共通のため、割愛させていただく ○前作からの変更点 ・挙動等の変化 よりドリフトに持ち込みやすくなり、さらにドリフトによる旋回補正が強化された ドリフトにおける失速率はかなり抑えられ、前作以上に深く切り込めるようになっている アンダーステアも若干抑えられているため、これらによって攻撃的なドリフト走行も難なく行えるようになった。 敵車に接触したときの減速率がかなり抑えられた 前作ではいちど接触してしまうと80km/hほど落ち込んでしまったのに対し、本作では30‐40km/hほどにされている。 ・通信対戦機能の導入 前作は完全に1人プレイ専用だったのに対し、本作では対戦機能が付加された 1人がコインを投入するとエントリー画面が表示され、タイム内に隣接した筐体(システムドッキングされたもの)に もう1人がコインを投入することによって参加できる 追い抜かれた後続車両にはブーストがつき、速度の伸びが良くなる COMが操作するアザーカーも登場する 筐体をリンクさせることによって最大8人まで対戦が可能。 ・TWIN筐体 通信対戦を考慮し、2台がセットになったTWIN筐体が開発されて多く流通した これによってオペレーターによるゲームセッティングが容易なものとなり、さまざまなロケーションで普及した のちにパネル等の変更によって続編のレイブレーサーにも用いられた。 ・バックミラーの導入 画面上部にバックミラーが設置された これにより後方視界を確保することができ、敵車のブロックが可能となった 前述の対戦機能の導入によって開発されたものである ・BGM等の変更 前作は使用可能曲数が6曲だったのに対し、本作では11曲に増えている 前作のBGM5曲をリミックスし、さらに新曲を6曲追加している また、BGMミュートも追加されたので選択することによってエキゾーストやスキール音を愉しむプレイも可能である (ミュートは12曲目扱いとなっている) 曲数が大幅に増えたため、BGMの選択方式が変更された 仮想ディスク2枚組という設定となっており、それぞれ1枚目/2枚目から選択するようになっている ミッション選択画面でシフトレバーのみ操作すると1枚目から、 ブレーキペダルを踏みながらシフトレバーを操作すると2枚目から選択できる なお、前作で唯一のフュージョンだった「Ridge racer」はリミックスされてエンディングBGMに使用されている ・ゲーム選択順番の変更 前作では「コース選択→ミッション選択」だったのに対し、 本作では「ミッション選択→コース選択」となっている。 これはレイブレーサーも同様 ・ビジュアル面の変更 残りタイムや順位などを表示するフォントが変更された 太く、質感のあるものになった スタートカウンターが簡素化された 前作はゲート式カウンターだったが、本作ではテロップによるシグナルカウンターが挿入される タコメーターの指針が変更された 前作ではホワイトカラーの細い針で、メーターのメモリも白で細かったので若干見づらかった 本作ではオレンジカラーの太い針となり、視認性が大きく向上した。 ドリフト時のタイヤ痕が削除された (前作ではドリフト走行するとタイヤ痕がコースに残った) 登場車両のビジュアルが変更された カラーリングを大きく変えたものや、車体のロゴが変更されたものもある いずれも本作のみでしか使用できない (後続のリッジレーサーシリーズでは登場しない/使用できない) 前作のDX筐体ではクラッチを切らずにシフトチェンジすると効果音が鳴ったが、本作ではそれが削除された 第1トンネル内右側に置いてあったコーンは対戦時のみ削除された 前作ではこれを跳ね飛ばすことができた (速度や挙動に変化はない) 基板のサービスモードの設定により、マイカーを選択可能になった (ゲーム内での変更は不可) 前作ではF/A RACINGのみであったのに対し、本作ではRT BLUE SOLVALOUやRT RYUKYU等も選択できる ただし性能差はなく、対戦における見分けの要素が強い 1人プレイ時にF/A RACING以外が選択されていると、全く同じ車種の敵車がいるため2台になる ゲーム内で使用されるボイスが増えた 前作のボイスはある程度削減されていたり、同じ趣のボイスが新たに収録されている すべてレースアナウンステイストにされており、ボイスにエコーがかかっている リッジレーサーを「リッジレーサーたらしめた」本作 前作で多大な支持を受けたドリフト走行をさらに強化し、爽快感と操縦性を大幅に高めた そのドリフト補正はやや過剰気味なところがあり、 「右コーナーで左向きに回転ドリフトしながら抜ける」 といったような“アホ”な走りすら可能である これはナムコ公認であり、Ridge Racer LDのACROBAT RUNNINGという映像にも収められている こちらではプロモーション用に特殊なプログラムを組まれたリッジレーサー2を使用し、 さらに新規リミックスBGMを用いてエフェクトと映像加工が施されたものが収録されている。 また、通信対戦機能によって遊びの幅が広がり、友人等と対戦して遊ぶ者等多く見られた バックミラーの視認による激しいブロック戦をはじめ、コーナーでのパラレル(並走)ドリフトなど「絵面」を求めて走る者もいた システム基板は前作同様system22なので、表示可能なポリゴン数やメモリは変わっていない それに伴い、バックミラーの導入によって車両やコース、岩肌や建物といったさまざまな場所でポリゴンの削減が行われている (これには別部署のsystem22自体のプログラマが携わっており、グラフィック担当としてポリゴン調節に尽力された) 前作に引き続き、BGMは細江慎治・佐宗綾子・佐野信義がてがけているが、 1曲だけナムコの縦スクロールシューティング「F/A」で細江氏とともにテクノBGMを手がけた相原隆行氏が作曲・編曲を行っている 本作では完全にテクノ一辺倒になっており、この頃のナムコのBGMを象徴するものとなった 本作にて使用されている「GRIP」「RARE HERO 2」等は特に評価が高く、カーレースゲームの名BGMとしてよく挙げられる 「GRIP」は作りこみすぎて、曲が一巡する前にレースが終わってしまうほどである サウンドトラックで初めて一巡して聴けた者も多い 楽曲自体の作りこみにも凄まじいものがあり、 「レース用のボイスを増やすからサウンドを減らしてメモリを空けてくれ」と指示が出た際には 最終的には作曲者間でサンプリングメモリの奪い合いになった メモリが一杯いっぱいの製作状況の中での壮絶さを物語るエピソードである 追記・修正は派手にカッ飛ばしながらお願いします #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() #comment #areaedit(end) }
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