トリック/すりかえ(ポケモン)

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トリック/すりかえ(ポケモン)」(2022/12/26 (月) 18:15:44) の最新版変更点

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&font(#6495ED){登録日}:2011/05/22(日) 01:57:03 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ff0000){[[オオタチ]]「お前の持ってる道具は、エブリタイムエブリシング全部まるっとお見通しだ!」}} ***◇はじめに《道具について》 [[ポケットモンスター]]現環境において、[[ポケモン>ポケモン(ポケットモンスター)]]に持たせる道具とはそのまま戦局を左右する存在と言って過言ではなくなっている。 例を挙げれば ・体力/ステータスを回復する ・火力を上げる ・耐久力を上げる ・素早さを上下させる ・タイプを変化/無効化させる ・必ずそのターン生き残る など、その効果の絶大さは計り知れない。 勿論個々のポケモンの育て方が最も重要ではあるのだが、道具の重要さもやはり否定はできないのだ。 持たせる道具を間違えれば勝てる勝負も勝てなくなってしまう。 [[ネイティオ]]「そんな道具で大丈夫か?」 [[エルレイド]]「大丈夫だ、問題ない」 ポケモンに限らず対戦ゲームは装備や道具は入念に吟味できるならした方がいい。 でなければ思わぬ相手にフルボッコに合う事確実である。 この「道具」の最も厄介な点、それは 『&font(#ff0000){一部を除きお互いのポケモンに持たせた道具の種類は発動するまで不明である}』 と言う点に尽きるだろう。 上記の例で上げた道具の効果で例えれば ・状態異常にした筈が回復されて1ターン無駄にした ・火力の低い相手と思ってたら想像以上のダメージを受けた ・紙耐久の筈の敵が明らかに&font(#ffb74c){オーバーキル}の攻撃を受けたのにHPが残った ・&font(#ff0000){思ったより速かった} など「&font(#0000ff){一瞬だが致命的なミス}」が起きる状況となってしまうのだ。 思ったより相手が速かったり倒した筈がまだ生きてたり、そんな事が原因で敗北するなど&font(#ff0000){本当によくある}。 &font(#ffdc00){色[[&font(#ffdc00){マリルリ}>マリルリ]]}「もう何も、怖くない…!」 [[シビルドン]]「…………ニタァ」 #center(){&font(#ff0000){グワッッ}} 以上の事を踏まえて、トリック/すりかえの解説を始めたいと思う。 ◇トリック タイプ:[[エスパー>エスパータイプ(ポケモン)]] 命中率:100 PP:10 ◇すりかえ タイプ:[[あく>あくタイプ(ポケモン)]] 命中率:100 PP:10 効果は単純。ズバリ、 『&font(#ff0000){お互いの手持ちの道具を入れ替える}』 ただコレだけ。しかしこの技の恐ろしさは異常なのである。 そもそもポケモンの中には「状態異常になってからが本気のポケモン」「相手より遅くて初めて力が発揮できるポケモン」などの強力だが変り種な子達も多々いる。 そういう子はタイマン環境の場合 「&font(#ff0000){その効果を付与する道具}」 でそれを補うのである。 しかしここで考えて欲しい。 ・素早さを下げる道具 ・状態異常にする道具 この他にも ・&font(#ff0000){行動を縛る}代わりに1つの能力値を上げる道具 などが存在する。 勘の良い人は既にお気づきだろうが、 もしこれらの道具を&font(#0000ff){その道具を持ってもデメリットにしかならない相手に押し付ける事ができたら}相手の戦術を根幹から打ち崩せる事になるのだ。 具体的には特定の能力強化を引き換えに行動を縛る[[こだわり系アイテム>こだわり系アイテム(ポケモン)]]や特定の[[特性>特性(ポケモン)]]持ちやタイプ以外には足枷となる『かえんだま』『どくどくだま』『くろいヘドロ』等。 ただ、勿論何も考えず、ではいけない。 [[カイリキー]]「かえんだま!? こだわりハチマキの筈じゃ…!?」 ヒート[[ロトム]]「残念だったな……トリックだよ…(笑)」 #center(){ヒートロトム「……アレ?」} 当然デメリットも存在する。 「&font(#0000ff){こちらも相手の道具がわからない}」 為しくじればこちらが不利になる道具を手に入れてしまう場合もあるのだ。 カイリキー「さぁ降参しろ」 ロトム「誰が降参するかよ、くたばれ!」 カイリキー「見上げた忠誠心だロトム。だがなぁ」 カイリキー「さぁ頭を冷やしてよく考えろ。俺の特性はこんじょうだ。ノーガードじゃないんだぜ?」 計算ミスで逆に勝ちの目がなくなる事態は絶対に避けたい。 変化技は綿密な計算と勘があって始めて生きるのだ。 ロトム「チキショウ! 雷だ! 眉間なんか撃ってやるもんか! ボールを吹っ飛ばしてやる!!」 カイリキー「ストーンエッジ!!」 急所に当たった! ロトム「ウワアァァァァァァァ……!」 トレーナー「ロトムはどうしたの?」 カイリキー「(岩を)放してやった」 勿論上記で繰り返し強調したように相手の道具を利用した戦術を崩すのは非常に有効な手段である。 随分と頭を使うゲームに感じるかも知れないが、この駆け引きも[[ポケモンバトル]]の醍醐味の一つなのである。 『くっつきバリ』なら相手の能力やタイプに依存せずデメリットを付与できるが、肝心の効果が毎ターンHP1/8減少と地味すぎるため微妙。 メリットが局所的すぎる『[[ねらいのまと>ねらいのまと(ポケモン)]]』はさらに不遇。 どろぼうの代用として使うつもりならオマケが付いてマシといったところか。 [[第六世代>世代(ポケモン)]]では対応するメガストーンを持ったポケモンに「トリック/すりかえ」が使えなくなった。 こだわりトリックorすりかえを試みた場合、こちらが行動を縛られて効果のない技を連打する羽目になる。 第七世代ではZクリスタルに対しても同じリスクを抱えることになった。 『[[サン・ムーン>ポケットモンスター サン・ムーン]]』で[[Zワザ]]として使った際の追加効果はどちらも「素早さが2段階上昇する」というもの。 かなり強そうだが、実は&bold(){Zクリスタルを持った状態では互いの道具を交換できない}ため、肝心のメインの効果が不発に終わってしまう。 つまり持ち物が「[[エスパー>エスパータイプ(ポケモン)]]Z」「[[アク>あくタイプ(ポケモン)]]Z」で固定され、Zワザの使用権も消費する&bold(){劣化「こうそくいどう」}でしかないため、対戦ではまず使われない。 このZワザを使ってわざわざ素早さを上げるくらいなら、素早さ1段階アップでも良いから本来の効果も発揮できるZワザを選んだほうがマシというケースが大半である。 勝ち負けを繰り返し、新たな楽しみを見つける、そのあくまで一要素が「道具」なのである。 この「トリック/すりかえ」のような特殊な変化技の存在がポケモン勝負を盛り上げてくれるのだ。そして、覚えるポケモンには要注意、警戒をしよう。 そして最後にこの技と相性の良い技と特性を記載したい。 ・&bold(){[[なげつける>なげつける(ポケモン)]](技)} 持ってる道具を投げつけてダメージを与える。 いらない道具をぶつけてしまおう。 ・&bold(){[[マジックルーム>○○ルーム(ポケモンのわざ)]](技)} 5ターンの間お互い道具が使えなくなる。 アイテムのデメリット効果から一時的に自分を守れる。 詳しくは[[○○ルーム>○○ルーム(ポケモンのわざ)]]の項目で ・&bold(){ねんちゃく(特性)} 「トリック/すりかえ」が効かなくなる。 ただし、「[[はたきおとす>はたきおとす(ポケモン)]]」を常に威力97で喰らい続ける羽目になる。 ・&bold(){おみとおし(特性)} [[オオタチ]]「お前の持ってる道具は、全部まるっとお見通しだ!」 相手の持っている道具がわかるという優れもの。この技との相性は抜群といえるだろう。 ・&bold(){ぶきよう(特性)} アイテムの効果を受けないため、デメリットアイテムを所持している場合でも普段通りに動ける。 ただし、この特性を持っていると「なげつける」の技は失敗する。 ・&bold(){すりぬけ(特性)} 第六世代から「[[みがわり>みがわり(ポケモン)]]」を無視して道具を押し付けることができる。 [[先制技>先制技(ポケモン)]]や「さきどり」などの面白い技が増えた現環境、随分と複雑になってしまったがその分面白味も増えたと言えるだろう。 頭を捻って戦術を組み立て、それが決まると楽しいものである。 そして最後に、上記で紹介した技は「なげつける」以外、 #center(){&font(#ff0000){全部「ちょうはつ」で無力化します}} 戦術を崩されるのも、ポケモンの醍醐味と言えるだろう。 [[ゴチルゼル]]「うふふ…トリック!」 [[ガントル>ギガイアス]]「アッー♂」 ゴチルゼル「き、[[きんのたま]]……キャアアア!」 トレーナー「ゴチルゼルはなげつける覚えねーぞ!?」 追記・修正は挑発が決まる前にお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 粘着持ち→「はたきおとす」を常に威力97.5で喰らい続ける羽目に・・・。対応するメガストーンを持ったポケモン→「はたきおとす」を受けても威力上昇がない。あれ、何だこの仕様? -- 名無しさん (2015-04-07 19:27:26) - ↑ねんちゃくはあらゆる道具全部を持ち続けられるから -- 名無しさん (2016-12-21 10:24:12) - トレースとは逆に、世代が進むごとに弱体化していく技。メガストーンは持ってるポケモンが限られていたが、Zクリスタルは誰が持ってるかわからんからよりリスキーに -- 名無しさん (2017-03-08 17:34:44) - メガストーンとZクリスタルを使用前に無効化できるなら、それはそれで壊れ技になりかねないからな。 -- 名無しさん (2017-03-08 17:53:50) - すり替えておいたのさ! -- 名無しさん (2019-02-06 18:16:40) - 剣盾ではダイマックスポケモンが解除後にトリックで何かを寄越していくというパターンも追加され、たぶん前世代よりは使いやすくなった -- 名無しさん (2020-03-21 15:50:38) - ↑2 KISS☆SUMMER -- 名無しさん (2022-12-26 10:49:55) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/05/22(日) 01:57:03 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ff0000){[[オオタチ]]「お前の持ってる道具は、エブリタイムエブリシング全部まるっとお見通しだ!」}} ***◇はじめに《道具について》 [[ポケットモンスター]]現環境において、[[ポケモン>ポケモン(ポケットモンスター)]]に持たせる道具とはそのまま戦局を左右する存在と言って過言ではなくなっている。 例を挙げれば ・体力/ステータスを回復する ・火力を上げる ・耐久力を上げる ・素早さを上下させる ・タイプを変化/無効化させる ・必ずそのターン生き残る など、その効果の絶大さは計り知れない。 勿論個々のポケモンの育て方が最も重要ではあるのだが、道具の重要さもやはり否定はできないのだ。 持たせる道具を間違えれば勝てる勝負も勝てなくなってしまう。 [[ネイティオ]]「そんな道具で大丈夫か?」 [[エルレイド]]「大丈夫だ、問題ない」 ポケモンに限らず対戦ゲームは装備や道具は入念に吟味できるならした方がいい。 でなければ思わぬ相手にフルボッコに合う事確実である。 この「道具」の最も厄介な点、それは 『&font(#ff0000){一部を除きお互いのポケモンに持たせた道具の種類は発動するまで不明である}』 と言う点に尽きるだろう。 上記の例で上げた道具の効果で例えれば ・状態異常にした筈が回復されて1ターン無駄にした ・火力の低い相手と思ってたら想像以上のダメージを受けた ・紙耐久の筈の敵が明らかに&font(#ffb74c){オーバーキル}の攻撃を受けたのにHPが残った ・&font(#ff0000){思ったより速かった} など「&font(#0000ff){一瞬だが致命的なミス}」が起きる状況となってしまうのだ。 思ったより相手が速かったり倒した筈がまだ生きてたり、そんな事が原因で敗北するなど&font(#ff0000){本当によくある}。 &font(#ffdc00){色[[&font(#ffdc00){マリルリ}>マリルリ]]}「もう何も、怖くない…!」 [[シビルドン]]「…………ニタァ」 #center(){&font(#ff0000){グワッッ}} 以上の事を踏まえて、トリック/すりかえの解説を始めたいと思う。 ◇トリック タイプ:[[エスパー>エスパータイプ(ポケモン)]] 命中率:100 PP:10 ◇すりかえ タイプ:[[あく>あくタイプ(ポケモン)]] 命中率:100 PP:10 効果は単純。ズバリ、 『&font(#ff0000){お互いの手持ちの道具を入れ替える}』 ただコレだけ。しかしこの技の恐ろしさは異常なのである。 そもそもポケモンの中には「状態異常になってからが本気のポケモン」「相手より遅くて初めて力が発揮できるポケモン」などの強力だが変り種な子達も多々いる。 そういう子はタイマン環境の場合 「&font(#ff0000){その効果を付与する道具}」 でそれを補うのである。 しかしここで考えて欲しい。 ・素早さを下げる道具 ・状態異常にする道具 この他にも ・&font(#ff0000){行動を縛る}代わりに1つの能力値を上げる道具 などが存在する。 勘の良い人は既にお気づきだろうが、 もしこれらの道具を&font(#0000ff){その道具を持ってもデメリットにしかならない相手に押し付ける事ができたら}相手の戦術を根幹から打ち崩せる事になるのだ。 具体的には特定の能力強化を引き換えに行動を縛る[[こだわり系アイテム>こだわり系アイテム(ポケモン)]]や特定の[[特性>特性(ポケモン)]]持ちやタイプ以外には足枷となる『かえんだま』『どくどくだま』『くろいヘドロ』等。 ただ、勿論何も考えず、ではいけない。 [[カイリキー]]「かえんだま!? こだわりハチマキの筈じゃ…!?」 ヒート[[ロトム]]「残念だったな……トリックだよ…(笑)」 #center(){ヒートロトム「……アレ?」} 当然デメリットも存在する。 「&font(#0000ff){こちらも相手の道具がわからない}」 為しくじればこちらが不利になる道具を手に入れてしまう場合もあるのだ。 カイリキー「さぁ降参しろ」 ロトム「誰が降参するかよ、くたばれ!」 カイリキー「見上げた忠誠心だロトム。だがなぁ」 カイリキー「さぁ頭を冷やしてよく考えろ。俺の特性はこんじょうだ。ノーガードじゃないんだぜ?」 計算ミスで逆に勝ちの目がなくなる事態は絶対に避けたい。 変化技は綿密な計算と勘があって始めて生きるのだ。 ロトム「チキショウ! 雷だ! 眉間なんか撃ってやるもんか! ボールを吹っ飛ばしてやる!!」 カイリキー「ストーンエッジ!!」 急所に当たった! ロトム「ウワアァァァァァァァ……!」 トレーナー「ロトムはどうしたの?」 カイリキー「(岩を)放してやった」 勿論上記で繰り返し強調したように相手の道具を利用した戦術を崩すのは非常に有効な手段である。 随分と頭を使うゲームに感じるかも知れないが、この駆け引きも[[ポケモンバトル]]の醍醐味の一つなのである。 『くっつきバリ』なら相手の能力やタイプに依存せずデメリットを付与できるが、肝心の効果が毎ターンHP1/8減少と地味すぎるため微妙。 メリットが局所的すぎる『[[ねらいのまと>ねらいのまと(ポケモン)]]』はさらに不遇。 どろぼうの代用として使うつもりならオマケが付いてマシといったところか。 [[第六世代>世代(ポケモン)]]では対応するメガストーンを持ったポケモンに「トリック/すりかえ」が使えなくなった。 こだわりトリックorすりかえを試みた場合、こちらが行動を縛られて効果のない技を連打する羽目になる。 第七世代ではZクリスタルに対しても同じリスクを抱えることになった。 『[[サン・ムーン>ポケットモンスター サン・ムーン]]』で[[Zワザ]]として使った際の追加効果はどちらも「素早さが2段階上昇する」というもの。 かなり強そうだが、実は&bold(){Zクリスタルを持った状態では互いの道具を交換できない}ため、肝心のメインの効果が不発に終わってしまう。 つまり持ち物が「[[エスパー>エスパータイプ(ポケモン)]]Z」「[[アク>あくタイプ(ポケモン)]]Z」で固定され、Zワザの使用権も消費する&bold(){劣化「こうそくいどう」}でしかないため、対戦ではまず使われない。 このZワザを使ってわざわざ素早さを上げるくらいなら、素早さ1段階アップでも良いから本来の効果も発揮できるZワザを選んだほうがマシというケースが大半である。 勝ち負けを繰り返し、新たな楽しみを見つける、そのあくまで一要素が「道具」なのである。 この「トリック/すりかえ」のような特殊な変化技の存在がポケモン勝負を盛り上げてくれるのだ。そして、覚えるポケモンには要注意、警戒をしよう。 そして最後にこの技と相性の良い技と特性を記載したい。 ・&bold(){[[なげつける>なげつける(ポケモン)]](技)} 持ってる道具を投げつけてダメージを与える。 いらない道具をぶつけてしまおう。 ・&bold(){[[マジックルーム>○○ルーム(ポケモンのわざ)]](技)} 5ターンの間お互い道具が使えなくなる。 アイテムのデメリット効果から一時的に自分を守れる。 詳しくは[[○○ルーム>○○ルーム(ポケモンのわざ)]]の項目で ・&bold(){ねんちゃく(特性)} 「トリック/すりかえ」が効かなくなる。 ただし、「[[はたきおとす>はたきおとす(ポケモン)]]」を常に威力97で喰らい続ける羽目になる。 ・&bold(){おみとおし(特性)} [[オオタチ]]「お前の持ってる道具は、全部まるっとお見通しだ!」 相手の持っている道具がわかるという優れもの。この技との相性は抜群といえるだろう。 ・&bold(){ぶきよう(特性)} アイテムの効果を受けないため、デメリットアイテムを所持している場合でも普段通りに動ける。 ただし、この特性を持っていると「なげつける」の技は失敗する。 ・&bold(){すりぬけ(特性)} 第六世代から「[[みがわり>みがわり(ポケモン)]]」を無視して道具を押し付けることができる。 [[先制技>先制技(ポケモン)]]や「さきどり」などの面白い技が増えた現環境、随分と複雑になってしまったがその分面白味も増えたと言えるだろう。 頭を捻って戦術を組み立て、それが決まると楽しいものである。 そして最後に、上記で紹介した技は「なげつける」以外、 #center(){&font(#ff0000){全部「ちょうはつ」で無力化します}} 戦術を崩されるのも、ポケモンの醍醐味と言えるだろう。 余談・普段の冒険では 非常にマイナーな使い方だが、普通の冒険においても野生ポケモン戦で「どろぼう」の代わりに採用されるケースもある。 ルビサファでドンメル相手にメールをトリックさせたことがあるプレイヤーも居るのではなかろうか。 なお、ルビサファ当時はレベルで簡単に覚えるポケモンがユンゲラーくらいしか居らず激レア。 また、第三世代では「なげつける」がまだなかったため、混乱させる木の実を相手に持たせて性格を調べるためには「自分が混乱木の実を持ってトリック」した上で相手を弱らせて使わせる必要がある。 敵トレーナーのポケモンには当時からちゃんと性格設定がされており、調べれば意外と把握可能。 一見強いトレーナー、強種族なのに、頓珍漢な性格や長所(特にすばやさ)を殺すダメ性格で有情調整されているポケモンもチラホラ。 第五世代で「トレーナーのポケモンから道具を奪えない」変更が施され、 『&bold(){一応}』内部データ上は「プレイヤーのポケモンが持っていた道具も取られたとしても返ってくる」処理があった((……が、本編内でその手の技を使う敵ポケモンは皆無。タスキその他を敵に持たせたいがための嫌がらせである。))。 第六世代ではごく少数ながら「すりかえ」「トリック」を覚えたポケモンを使う敵トレーナーも出現するため、こちらが持たせていたアイテム(しあわせタマゴとか色々)が倒しそびれた相手に唐突に奪い取られてしまう事がたまにある。 この場合も消費されてなければ返ってくる。 [[ゴチルゼル]]「うふふ…トリック!」 [[ガントル>ギガイアス]]「アッー♂」 ゴチルゼル「き、[[きんのたま]]……キャアアア!」 トレーナー「ゴチルゼルはなげつける覚えねーぞ!?」 追記・修正は挑発が決まる前にお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 粘着持ち→「はたきおとす」を常に威力97.5で喰らい続ける羽目に・・・。対応するメガストーンを持ったポケモン→「はたきおとす」を受けても威力上昇がない。あれ、何だこの仕様? -- 名無しさん (2015-04-07 19:27:26) - ↑ねんちゃくはあらゆる道具全部を持ち続けられるから -- 名無しさん (2016-12-21 10:24:12) - トレースとは逆に、世代が進むごとに弱体化していく技。メガストーンは持ってるポケモンが限られていたが、Zクリスタルは誰が持ってるかわからんからよりリスキーに -- 名無しさん (2017-03-08 17:34:44) - メガストーンとZクリスタルを使用前に無効化できるなら、それはそれで壊れ技になりかねないからな。 -- 名無しさん (2017-03-08 17:53:50) - すり替えておいたのさ! -- 名無しさん (2019-02-06 18:16:40) - 剣盾ではダイマックスポケモンが解除後にトリックで何かを寄越していくというパターンも追加され、たぶん前世代よりは使いやすくなった -- 名無しさん (2020-03-21 15:50:38) - ↑2 KISS☆SUMMER -- 名無しさん (2022-12-26 10:49:55) #comment #areaedit(end) }

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