馬鳥

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&font(#6495ED){登録日}:2010/10/08(金) 20:24:40 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 馬鳥とは、ファイナルファンタジーⅩⅣにおけるチョコボの別称である。読み方は不明だが、おそらく「ばちょう」。 初出は旧FF14。 【旧FF14では】 満を辞して発売されたFFナンバリングタイトルにしてFF11に続くMMO、旧ファイナルファンタジーⅩⅣ(以下、旧FF14)。だが、もっさり動作のカーソルにソート・検索機能がないなどの不親切なユーザーインターフェース、更には地形コピペ疑惑などの問題点が挙げられ、あまり良くない意味で話題が続いていた。 そのような問題の中の一つに、ゲーム内の表記についてのものがあった。 旧FF14ではカタカナが極力廃止されており、主に漢字を使ったものとなっている。 が、これが問題で、この漢字表記には固有名詞(モンスターの名前など)も含まれており、更には常用漢字以外の漢字も多く使われていたため、ユーザーの混乱を招いた。 その中で話題になったのは、FFのマスコット的存在である、「チョコボ」の漢字表記化である。「馬鳥」と表記されたものを見て、ユーザーは「認知度の高いマスコットをわざわざ漢字表記にする必要があるのか?」と首を傾げた。   このことに対する疑念や不満もあったが、それが爆発したのは、スクエニ社長、和田洋一氏の発言による、旧FF14の中国での商品展開である。 人の数が多くなれば比例して悪人の数も多くなるのが世の常、前作FF11では、中国人プレイヤーによる違法行為(RMT、MPK(モンスターを誘導して間接的に他プレイヤーを攻撃すること)、アカウントをハッキングするウィルスの流入など)が蔓延し、日本人プレイヤーからは忌み嫌われていた。 それだけに今回の件に対するユーザーの反発は大きかった。 その中で、前述の漢字表記化は、中国のユーザーに合わせたものではないか、という疑惑がユーザーの間で広がる。 「右人差し指」が「右食指」に、「治療薬」が「快復薬」になっているなどの、&font(#ff0000){全くの中国語表記}が存在していたこともあり、FF14が中国向けを意識していたのは確定的に明らか、としてユーザーの怒りは爆発した。   この論調を更に補強したのが、今年より中国で施工された「ネットゲーム管理暫定弁法」である。 この法律では、オンラインゲームに依存する人を減らすため、プレイ時間に制限をかけることを、&font(#0000ff){ゲームのシステム}に組み込むようにゲーム会社に要請しているが、このシステムと、旧FF14の新システム、「疲労度」が、あまりに似通っていることが取り沙汰された。 もともと疲労度とは、長時間プレイしていると獲得経験値が減っていくというヘビーユーザー(いわゆる廃人)と一般ユーザーとの格差をなくすためのものと言われていたが、 ・疲労度に関する動きが、中国の法律の制定に合わせて動いていること ・FF14が、盛大遊戯(中国のオンラインゲーム会社)と提携し、独占販売権を与えたこと(中国での販売に本腰を入れた?) ことなどから、疲労度とは&font(#ff0000){「中国の法律を通るようにゲームを改変した結果、生まれたシステムなのでは?」}と言われている。   これらはあくまで疑惑の域を出ないものの、ユーザーのスクエニに対する不信や怒りを抱かせることになった。 当然その矛先はチョコボ=馬鳥にも向き、「マスコットの名前をそんなことで変えたのか」とFF14プレイヤーはもとより、古参からのファンも怒りを露わにした。 なお、&bold(){中国ではチョコボの事を「陸行鳥」}と言う。……あれ? これらの漢字表記に関しては、テスターサイトにて世界設定担当者が「カタカナは難しいと思い日本語にした」と発言していたが、これらの不満が広がったあと、ツイッターにて田中弘道プロデューサーが、 「&font(#ff0000){あれは担当者の趣味です}。これから修正していきます」と発言し、担当者を責める声や、「世界設定の担当者にそんな権限あるのか?」とむしろ担当者は犠牲になったのだとする声もあり、物議を醸した。 田中プロデューサーの言葉の通り、漢字表記は修正されたが、 斬撃→ライトスラッシュ 射撃→ショット 幻視→エレメンタルシュラウド になるなど、却って分かりづらくなったものも。 ……極端すぎるだろ。   幸いにも修正は滞りなく行われ、この問題にも一応の終息が見られた…… #center(){かと思いきや。} #center(){そこに記されていたのは――} #center(){&font(#000000){チ ョ コ}&font(#0000ff){ ポ}} チョコポだった。 さすがにこの誤植は有り得ないだろうと、またも物議を醸す結果となった。 日本人には有り得ないミスのため、中国かどっかに丸投げしただろと言われている。 もっとも、この誤植はチョコボだけに留まらず、&font(#0000ff){ポ}イスや&font(#0000ff){ポ}ーナス、レイン&font(#0000ff){ポ}ーバジリスクなどにも及んだため、「&font(#0000ff){ポ聖言語}」とか呼ばれてネタにされている。 誤植ではなく、「ルイカ教漢」というフォントを使用した事による文字潰れだという意見もあるものの、「なんで汎用のフォントにしなかった」というのが大方の意見。 【[[新生>FINAL FANTASY XIV:新生エオルゼア]]では】 新生の際に馬鳥・チョコポ共に修正されチョコボに統一、その他の誤植や表記揺れも修正され、二度と馬鳥という言葉が使われる事は無かった。 かと思われたが、季節イベント『降神祭』にて、ひんがしの国(日本がモチーフ)からの使者が馬鳥発言。 「そもそも、エオルゼアに馬が浸透していないのは、この地の風土にもっと適した乗用獣がいたからである。 ……そう、&bold(){馬鳥……チョコボだ}。 チョコボと共生してきたそなたらにとって、馬は求めるべきものではなかった。 しかし……今やそれも昔の話。 品種改良により、今ではこの地に適した馬も存在する。」 チョコボ文化が広がっていないひんがしの国では、馬鳥の表記が一般的なようである。 なお、パッチ2.3にて実装される大人数PvPフロントラインで100勝を収めると、軍馬のマウントが取得できる。 これまでもユニコーンのマウントはあったが、正統派の馬は初。 馬鳥と馬の共演である。 追記・修正お願いします #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,9) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - FF零式で「鳥でも馬でもない。チョコボはチョコボだ」と言っている人がいたが…自虐ネタなんだろうな -- 名無しさん (2014-06-19 17:42:46) - 中国でチョコボは「陸行鳥」と呼ばれているため、「馬鳥」表記は二重の意味でおかしいことになる -- 名無しさん (2014-06-20 23:10:59) - その中国でも突っ込まれてたってんだからスクエナス -- 名無しさん (2014-07-03 10:35:49) - ナウシカに登場するあの鳥の事かと… -- 名無しさん (2014-07-03 10:51:55) - イシュガルドでも自虐的なネタなのか、「伝説の馬鳥」なるFATEがあるのよな… -- 名無しさん (2015-08-12 20:23:44) - 中国のローカライズ担当が間違いを修正する有能だった可能性を提唱する。向こうでも翻訳は厳しい目で見られてるそうな -- 名無しさん (2017-04-11 16:09:32) - チョコボの由来がチョコボールなので、海外進出が本格的になってきて商標とかで刺されないようにしたかったのかもな、実際には -- 名無しさん (2017-06-07 13:24:12) - ゲーメスト「せやろか」>日本人には有り得ないミス -- 名無しさん (2018-10-19 09:24:38) - 単にモンハンみたいにしたかっただけでは -- 名無しさん (2018-10-19 10:13:49) - 商品弄ぶアホらしさ -- 名無しさん (2019-07-30 16:48:17) - タグのドンドコドーンって何? -- 名無しさん (2021-07-11 09:43:38) - 最近は外国系のスマホゲームの流入でこの手の珍訳は珍しくなくなって来た感あるな……ビッグタイトルとはいえ、これで騒がれていた時期は平和だったんだなぁと -- 名無しさん (2022-11-17 15:07:58) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2010/10/08(金) 20:24:40 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 馬鳥とは、ファイナルファンタジーⅩⅣにおけるチョコボの別称である。読み方は不明だが、おそらく「ばちょう」。 初出は旧FF14。 【旧FF14では】 満を辞して発売されたFFナンバリングタイトルにしてFF11に続くMMO、旧ファイナルファンタジーⅩⅣ(以下、旧FF14)。だが、もっさり動作のカーソルにソート・検索機能がないなどの不親切なユーザーインターフェース、更には地形コピペ疑惑などの問題点が挙げられ、あまり良くない意味で話題が続いていた。 そのような問題の中の一つに、ゲーム内の表記についてのものがあった。 旧FF14ではカタカナが極力廃止されており、主に漢字を使ったものとなっている。 が、これが問題で、この漢字表記には固有名詞(モンスターの名前など)も含まれており、更には常用漢字以外の漢字も多く使われていたため、ユーザーの混乱を招いた。 その中で話題になったのは、FFのマスコット的存在である、「チョコボ」の漢字表記化である。「馬鳥」と表記されたものを見て、ユーザーは「認知度の高いマスコットをわざわざ漢字表記にする必要があるのか?」と首を傾げた。   このことに対する疑念や不満もあったが、それが爆発したのは、スクエニ社長、和田洋一氏の発言による、旧FF14の中国での商品展開である。 人の数が多くなれば比例して悪人の数も多くなるのが世の常、前作FF11では、中国人プレイヤーによる違法行為(RMT、MPK(モンスターを誘導して間接的に他プレイヤーを攻撃すること)、アカウントをハッキングするウィルスの流入など)が蔓延し、日本人プレイヤーからは忌み嫌われていた。 それだけに今回の件に対するユーザーの反発は大きかった。 その中で、前述の漢字表記化は、中国のユーザーに合わせたものではないか、という疑惑がユーザーの間で広がる。 「右人差し指」が「右食指」に、「治療薬」が「快復薬」になっているなどの、&font(#ff0000){全くの中国語表記}が存在していたこともあり、FF14が中国向けを意識していたのは確定的に明らか、としてユーザーの怒りは爆発した。   この論調を更に補強したのが、今年より中国で施工された「ネットゲーム管理暫定弁法」である。 この法律では、オンラインゲームに依存する人を減らすため、プレイ時間に制限をかけることを、&font(#0000ff){ゲームのシステム}に組み込むようにゲーム会社に要請しているが、このシステムと、旧FF14の新システム、「疲労度」が、あまりに似通っていることが取り沙汰された。 もともと疲労度とは、長時間プレイしていると獲得経験値が減っていくというヘビーユーザー(いわゆる廃人)と一般ユーザーとの格差をなくすためのものと言われていたが、 ・疲労度に関する動きが、中国の法律の制定に合わせて動いていること ・FF14が、盛大遊戯(中国のオンラインゲーム会社)と提携し、独占販売権を与えたこと(中国での販売に本腰を入れた?) ことなどから、疲労度とは&font(#ff0000){「中国の法律を通るようにゲームを改変した結果、生まれたシステムなのでは?」}と言われている。   これらはあくまで疑惑の域を出ないものの、ユーザーのスクエニに対する不信や怒りを抱かせることになった。 当然その矛先はチョコボ=馬鳥にも向き、「マスコットの名前をそんなことで変えたのか」とFF14プレイヤーはもとより、古参からのファンも怒りを露わにした。 なお、&bold(){中国ではチョコボの事を「陸行鳥」}と言う。……あれ? これらの漢字表記に関しては、テスターサイトにて世界設定担当者が「カタカナは難しいと思い日本語にした」と発言していたが、これらの不満が広がったあと、ツイッターにて田中弘道プロデューサーが、 「&font(#ff0000){あれは担当者の趣味です}。これから修正していきます」と発言し、担当者を責める声や、「世界設定の担当者にそんな権限あるのか?」とむしろ担当者は犠牲になったのだとする声もあり、物議を醸した。 田中プロデューサーの言葉の通り、漢字表記は修正されたが、 斬撃→ライトスラッシュ 射撃→ショット 幻視→エレメンタルシュラウド になるなど、却って分かりづらくなったものも。 ……極端すぎるだろ。   幸いにも修正は滞りなく行われ、この問題にも一応の終息が見られた…… #center(){かと思いきや。} #center(){そこに記されていたのは――} #center(){&font(#000000){チ ョ コ}&font(#0000ff){ ポ}} チョコポだった。 さすがにこの誤植は有り得ないだろうと、またも物議を醸す結果となった。 日本人には有り得ないミスのため、中国かどっかに丸投げしただろと言われている。 もっとも、この誤植はチョコボだけに留まらず、&font(#0000ff){ポ}イスや&font(#0000ff){ポ}ーナス、レイン&font(#0000ff){ポ}ーバジリスクなどにも及んだため、「&font(#0000ff){ポ聖言語}」とか呼ばれてネタにされている。 誤植ではなく、「ルイカ教漢」というフォントを使用した事による文字潰れだという意見もあるものの、「なんで汎用のフォントにしなかった」というのが大方の意見。 【[[新生>FINAL FANTASY XIV:新生エオルゼア]]では】 新生の際に馬鳥・チョコポ共に修正されチョコボに統一、その他の誤植や表記揺れも修正され、二度と馬鳥という言葉が使われる事は無かった。 かと思われたが、季節イベント『降神祭』にて、ひんがしの国(日本がモチーフ)からの使者が馬鳥発言。 「そもそも、エオルゼアに馬が浸透していないのは、この地の風土にもっと適した乗用獣がいたからである。 ……そう、&bold(){馬鳥……チョコボだ}。 チョコボと共生してきたそなたらにとって、馬は求めるべきものではなかった。 しかし……今やそれも昔の話。 品種改良により、今ではこの地に適した馬も存在する。」 チョコボ文化が広がっていないひんがしの国では、馬鳥の表記が一般的なようである。 なお、パッチ2.3にて実装される大人数PvPフロントラインで100勝を収めると、軍馬のマウントが取得できる。 これまでもユニコーンのマウントはあったが、正統派の馬は初。 馬鳥と馬の共演である。 追記・修正お願いします #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,9) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - FF零式で「鳥でも馬でもない。チョコボはチョコボだ」と言っている人がいたが…自虐ネタなんだろうな -- 名無しさん (2014-06-19 17:42:46) - 中国でチョコボは「陸行鳥」と呼ばれているため、「馬鳥」表記は二重の意味でおかしいことになる -- 名無しさん (2014-06-20 23:10:59) - その中国でも突っ込まれてたってんだからスクエナス -- 名無しさん (2014-07-03 10:35:49) - ナウシカに登場するあの鳥の事かと… -- 名無しさん (2014-07-03 10:51:55) - イシュガルドでも自虐的なネタなのか、「伝説の馬鳥」なるFATEがあるのよな… -- 名無しさん (2015-08-12 20:23:44) - 中国のローカライズ担当が間違いを修正する有能だった可能性を提唱する。向こうでも翻訳は厳しい目で見られてるそうな -- 名無しさん (2017-04-11 16:09:32) - チョコボの由来がチョコボールなので、海外進出が本格的になってきて商標とかで刺されないようにしたかったのかもな、実際には -- 名無しさん (2017-06-07 13:24:12) - ゲーメスト「せやろか」>日本人には有り得ないミス -- 名無しさん (2018-10-19 09:24:38) - 単にモンハンみたいにしたかっただけでは -- 名無しさん (2018-10-19 10:13:49) - 商品弄ぶアホらしさ -- 名無しさん (2019-07-30 16:48:17) - タグのドンドコドーンって何? -- 名無しさん (2021-07-11 09:43:38) - 最近は外国系のスマホゲームの流入でこの手の珍訳は珍しくなくなって来た感あるな……ビッグタイトルとはいえ、これで騒がれていた時期は平和だったんだなぁと -- 名無しさん (2022-11-17 15:07:58) - 唐突な「チョコポ」には腹がよじれるほど笑った。 -- 名無しさん (2023-05-26 14:22:15) #comment #areaedit(end) }

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