スライム(おもちゃ)

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&font(#6495ED){登録日}:2010/07/14(水) 20:48:06 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(b,green,120%){不思議な触感 スライム}} みなさまもCM等で見た事はないだろうか? 玩具のスライムとは、小さなバケツに入った&color(green){『にょろ~ん』}としたあの物体のことである。 モンスターとかのスライムについては[[スライム]]を参照。 #openclose(show=▽目次){ #contents() } *&color(green){●概要} 今からさかのぼること1978年、ツクダオリジナルがアメリカのマテル社製玩具だったものを日本で発売したおもちゃ。 (現在、ツクダオリジナルはメガハウス第4事業部として存在している) 小さめのポリバケツに入った緑色の&color(green){『にょろ~ん』}で、独特の湿り気、ひんやり感は当時の子供をトリコにした。 これといった遊び方はなく、ただ触ってちぎって伸ばして&color(green){『にょろ~ん』}を楽しむだけのもの。 実は丸めた物を固い床などに打ち付けるとびっくりするくらい跳ね上がる(スーパーボールくらい)。 その後放置しておけば重力に従って&color(green){『にょろ~ん』}と伸びる。 その今までにない&color(green){『にょろ~ん』}感で日本中が&color(green){『にょろ~ん』}となり、沢山の類似品が作られたりもした。 **&color(green){○スライムが生まれるまで} さかのぼること第二次世界大戦中。 当時の日本軍はゴムの産地を占拠した。 この所為でゴム不足となってしまったアメリカ。 試行錯誤を繰り返し、何としてでも人工的にゴムを作ろうとした。 のだが… 出来上がったのは[[スライム]]だった。 「FuckinJap! こんなんじゃコンドームにもなりゃしねぇ!」 まさかこの「失敗作」が後にこんなことになるとは誰も思いもしなかっただろう。 *&color(green){●スライムの作り方} &color(green){●簡単に作れる? スライムの作り方} 1.[[ひのきのぼう]]やたびびとのふくなど、最低限の装備を買いましょう。 2.ラダトームやアリアハン周辺などをウロウロしてください。 2.そのうちモンスターと遭遇するので、倒すか逃げるかしましょう。 4.敵パーティーにスライムがいなかったら2~3を蹴り返してください。 5.敵パーティーにスライムがいたら、うまい具合に体を切りましょう。 6.用意していたポリバケツに倒したスライムを入れたら出来上がり! #aa(){   *   *  *   + うそです   n ∧_∧ n + (ヨ(*゜∀。)E)   Y   Y  * } 上記の作り方は[[&color(red){もちろん嘘}>嘘です]]。 あと、間違っても手順は蹴り返さないでください。 &color(green){●簡単に作れるスライムの作り方} &color(red){【注意】何があっても&bold(){口に入れない}でください}。 -パターンA ポリビニルアルコールとホウ砂で作るスライム。 さかのぼること1985年、第8回科学教育国際会議でマイアミ大学のA.M.Sarquisが初めて日本に紹介し、理科教材として広まったもの。 ポリビニルアルコール(PVA)は合成糊や洗濯糊の主成分であり簡単に入手できます。 なんでスライムになるかの科学的説明は割愛。 「そんなのあの&color(green){『にょろ~ん』}には関係ないっさ!」 代表的な作り方は以下の通り(Wikipediaより) 1.ホウ砂の4%水溶液を作る。 ※ホウ砂は薬局等で眼の消毒薬として粉末で入手できる。 20℃の水に対する溶解度は4.7g/100g。 &color(red){【注意】}ホウ砂には毒性があり、多量に(5g -)飲むと嘔吐や下痢を起こす場合があるので、間違っても口に入れないこと。 2.主成分がPVAの洗濯糊(通常、PVAの10%水溶液)と水を2:3の割合で混ぜ、PVAの4%水溶液を作る。 このとき冷水ではなく熱湯を使うと次の反応がうまくいきやすい。 3.2を撹拌しながら、1の水溶液を少しずつ混ぜる(容積比10:1程度)。 べとつかなくなるまでよくこねればスライムの完成である。 かわいがってあげよう。 勿論絵の具を入れると色も付く。但し茶色はなるべく避けよう。 透明度を維持したい場合は食紅を使うとよい。 -パターンB 澱粉で作るスライム(Wikipediaより) 澱粉に水を適量(澱粉:水=3:2程度)加えると、通常は液体のように振るまうが力が加わると固化する性質(ダイラタンシー)をもったスライム状の物質ができる。 これはウーブレック(oobleck)と呼ばれ、液体と固体の性質の違いや非ニュートン流体について説明する理科教材として使われている。 保育園や幼稚園、小学校などでも作ったことがある人もいるだろう。 材料も簡単に入手できるので、昔を懐かしんで作ってみてもおもしろいかもしれない。 作るのが面倒なら、ガチャガチャで百円とかだったりもする。 因みにゴミも引っ付くので気を付けよう。 *&color(green){●余談} -この製品のお陰で、[[ドラクエ>ドラゴンクエストシリーズ]]の[[スライム>スライム(ドラゴンクエスト)]]関連商品には「スライムはツクダオリジナルの登録商標です」という注意書きが長らく書かれていた。&br()2002年のツクダオリジナル倒産に伴って契約が解除されたらしく、現在販売されている商品にはこの注意書きは記されていない。 -生命を帯びると&font(b,fuchsia,aqua,107%){かわいい[[ぼく>ぷにる(ぷにるはかわいいスライム)]]になります!}&font(b,fuchsia,80%){ぷにるん★} 「やあやあキョンくんキョンくん、スライムで遊んでもいいかい?」 「さっきもう食べたでしょ」 「&color(green){にょろ~ん}  ……! えっ?」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,5) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - このCMのせいでツクダオリジナルのCMすべてが恐怖の対象になった。DQの鳥山明先生はこのグチョグチョした気味悪さが嫌であのかわいらしいデザインにしたそうだ。 -- 名無しさん (2014-02-17 16:41:09) - ツクダオリジナルって倒産してたのか…時代の流れには勝てなさそうなラインナップだったし、悲しいが納得。 -- 名無しさん (2014-02-17 18:57:42) - ↑今はメガハウスに商品の権利が譲渡されてるそうで -- 名無しさん (2014-02-17 19:05:50) - これでオ○ニーするとどうなるんですかね -- 名無しさん (2015-10-26 14:58:41) - 最近は薬局でも粉末は買えないので注意。ずっと作ってたメーカーが結晶のしか作らなくなっちゃったらしい。ネットでなら買える -- 名無しさん (2017-06-30 12:26:18) - ↑ すまんホウ砂のことね -- 名無しさん (2017-06-30 12:26:35) - マグドロンやゼリピョンなんてのもあったね -- 名無しさん (2017-06-30 13:05:45) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2010/07/14(水) 20:48:06 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(b,green,120%){不思議な触感 スライム}} みなさまもCM等で見た事はないだろうか? 玩具のスライムとは、小さなバケツに入った&color(green){『にょろ~ん』}としたあの物体のことである。 モンスターとかのスライムについては[[スライム]]を参照。 #openclose(show=▽目次){ #contents() } *&color(green){●概要} 今からさかのぼること1978年、ツクダオリジナルがアメリカのマテル社製玩具だったものを日本で発売したおもちゃ。 (現在、ツクダオリジナルはメガハウス第4事業部として存在している) 小さめのポリバケツに入った緑色の&color(green){『にょろ~ん』}で、独特の湿り気、ひんやり感は当時の子供をトリコにした。 これといった遊び方はなく、ただ触ってちぎって伸ばして&color(green){『にょろ~ん』}を楽しむだけのもの。 実は丸めた物を固い床などに打ち付けるとびっくりするくらい跳ね上がる(スーパーボールくらい)。 その後放置しておけば重力に従って&color(green){『にょろ~ん』}と伸びる。 その今までにない&color(green){『にょろ~ん』}感で日本中が&color(green){『にょろ~ん』}となり、沢山の類似品が作られたりもした。 **&color(green){○スライムが生まれるまで} さかのぼること第二次世界大戦中。 当時の日本軍はゴムの産地を占拠した。 この所為でゴム不足となってしまったアメリカ。 試行錯誤を繰り返し、何としてでも人工的にゴムを作ろうとした。 のだが… 出来上がったのは[[スライム]]だった。 「FuckinJap! こんなんじゃコンドームにもなりゃしねぇ!」 まさかこの「失敗作」が後にこんなことになるとは誰も思いもしなかっただろう。 *&color(green){●スライムの作り方} &color(green){●簡単に作れる? スライムの作り方} 1.[[ひのきのぼう]]やたびびとのふくなど、最低限の装備を買いましょう。 2.ラダトームやアリアハン周辺などをウロウロしてください。 2.そのうちモンスターと遭遇するので、倒すか逃げるかしましょう。 4.敵パーティーにスライムがいなかったら2~3を蹴り返してください。 5.敵パーティーにスライムがいたら、うまい具合に体を切りましょう。 6.用意していたポリバケツに倒したスライムを入れたら出来上がり! #aa(){   *   *  *   + うそです   n ∧_∧ n + (ヨ(*゜∀。)E)   Y   Y  * } 上記の作り方は[[&color(red){もちろん嘘}>嘘です]]。 あと、間違っても手順は蹴り返さないでください。 &color(green){●簡単に作れるスライムの作り方} &color(red){【注意】何があっても&bold(){口に入れない}でください}。 -パターンA ポリビニルアルコールとホウ砂で作るスライム。 さかのぼること1985年、第8回科学教育国際会議でマイアミ大学のA.M.Sarquisが初めて日本に紹介し、理科教材として広まったもの。 ポリビニルアルコール(PVA)は合成糊や洗濯糊の主成分であり簡単に入手できます。 なんでスライムになるかの科学的説明は割愛。 「そんなのあの&color(green){『にょろ~ん』}には関係ないっさ!」 代表的な作り方は以下の通り(Wikipediaより) 1.ホウ砂の4%水溶液を作る。 ※ホウ砂は薬局等で眼の消毒薬として粉末で入手できる。 20℃の水に対する溶解度は4.7g/100g。 &color(red){【注意】}ホウ砂には毒性があり、多量に(5g -)飲むと嘔吐や下痢を起こす場合があるので、間違っても口に入れないこと。 2.主成分がPVAの洗濯糊(通常、PVAの10%水溶液)と水を2:3の割合で混ぜ、PVAの4%水溶液を作る。 このとき冷水ではなく熱湯を使うと次の反応がうまくいきやすい。 3.2を撹拌しながら、1の水溶液を少しずつ混ぜる(容積比10:1程度)。 べとつかなくなるまでよくこねればスライムの完成である。 かわいがってあげよう。 勿論絵の具を入れると色も付く。但し茶色はなるべく避けよう。 透明度を維持したい場合は食紅を使うとよい。 -パターンB 澱粉で作るスライム(Wikipediaより) 澱粉に水を適量(澱粉:水=3:2程度)加えると、通常は液体のように振るまうが力が加わると固化する性質(ダイラタンシー)をもったスライム状の物質ができる。 これはウーブレック(oobleck)と呼ばれ、液体と固体の性質の違いや非ニュートン流体について説明する理科教材として使われている。 保育園や幼稚園、小学校などでも作ったことがある人もいるだろう。 材料も簡単に入手できるので、昔を懐かしんで作ってみてもおもしろいかもしれない。 作るのが面倒なら、ガチャガチャで百円とかだったりもする。 因みにゴミも引っ付くので気を付けよう。 *&color(green){●余談} -この製品のお陰で、[[ドラクエ>ドラゴンクエストシリーズ]]の[[スライム>スライム(ドラゴンクエスト)]]関連商品には「スライムはツクダオリジナルの登録商標です」という注意書きが長らく書かれていた。&br()2002年のツクダオリジナル倒産に伴って契約が解除されたらしく、現在販売されている商品にはこの注意書きは記されていない。 -生命を帯びると&font(b,fuchsia,aqua,107%){かわいい[[ぼく>ぷにる(ぷにるはかわいいスライム)]]になります!}&font(b,fuchsia,80%){ぷにるん★} 「やあやあキョンくんキョンくん、スライムで遊んでもいいかい?」 「さっきもう食べたでしょ」 「&color(green){にょろ~ん}  ……! えっ?」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,6) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - このCMのせいでツクダオリジナルのCMすべてが恐怖の対象になった。DQの鳥山明先生はこのグチョグチョした気味悪さが嫌であのかわいらしいデザインにしたそうだ。 -- 名無しさん (2014-02-17 16:41:09) - ツクダオリジナルって倒産してたのか…時代の流れには勝てなさそうなラインナップだったし、悲しいが納得。 -- 名無しさん (2014-02-17 18:57:42) - ↑今はメガハウスに商品の権利が譲渡されてるそうで -- 名無しさん (2014-02-17 19:05:50) - これでオ○ニーするとどうなるんですかね -- 名無しさん (2015-10-26 14:58:41) - 最近は薬局でも粉末は買えないので注意。ずっと作ってたメーカーが結晶のしか作らなくなっちゃったらしい。ネットでなら買える -- 名無しさん (2017-06-30 12:26:18) - ↑ すまんホウ砂のことね -- 名無しさん (2017-06-30 12:26:35) - マグドロンやゼリピョンなんてのもあったね -- 名無しさん (2017-06-30 13:05:45) #comment #areaedit(end) }

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