東京湾炎上

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&font(#6495ED){登録日}:2011/11/21(月) 22:46:17 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 「東京湾炎上」は1975年7月12日に公開された東宝の特撮映画である。ちなみに原作は田中光二の『爆発の臨界』。 【物語】 中東から原油を満載した石油タンカー、アラビアンライト号が東京湾へ向かって航行していた。 そのアラビアンライト号がテロリストにシージャックされた。 テロリスト達は鹿児島は喜山の石油コンビナートの爆破しテレビでの中継を指示し、爆破出来ない場合はアラビアンライト号を東京湾内で爆破すると宣告した。 アラビアンライト号が湾内で爆破されれば漏れた原油による二次災害で東京は死滅、コンビナートを爆破すれば南九州が死滅の危機が迫る中、タンカー内では乗組員が反撃を始める。 一方政府は両方を回避する奇策を考えつく。それはコンビナート爆破を特撮で撮影し中継することだった。   【概要】 本作は「[[日本沈没>日本沈没(映画)]]」、「[[ノストラダムスの大予言>ノストラダムスの大予言(映画)]]」に続くパニック路線の作品として製作された。パニック、スペクタクル路線ではあるが本作はサスペンス色が強く、&font(#ff0000){爆発が売りの作品なのにほとんどの爆発シーンが想像の産物、もしくは劇中の特撮}というよくわからない内容になっている。 作中では主にテロリストと乗組員達の攻防が中心となった骨太のドラマが展開された。ドラマを引っ張る俳優陣は豪華で、主演の丹波哲郎や藤岡弘、さらに宍戸錠や北村総一朗、水谷豊等が脇を固めている。反面女性キャストは極端に少ない。   【登場人物】 ◆宗方船長(演:丹波哲郎) アラビアンライト号の船長で、感情は出しながらも抑えられる冷静さも持ち乗組員からも慕われる優秀な人物。 帰国後はデスクワークに回される予定だったが、本人は小型船でいいから船長であることを望む。 テロリストに対して怒りを露わにしながらも、被害を最小限に抑えるための策を考え、反乱や交渉等あらゆる手を尽くす。 日本沈没やノストラダムスの大予言に続いての出演である丹波哲郎は、本作でも堂々たるセリフを多数披露した。   ◆館次朗(演:[[藤岡弘、]]) 石油採掘の技師で、中東で二年間過ごした後アラビアンライト号で帰国しようとしていた。 自分の夢のために恋人と別れている。 &font(#008000){}仮面ライダーにも&font(#ff0000){R0}にも変身しない。が本作のヒーロー的役割である。 ◆小佐井(演:宍戸錠) アラビアンライト号の機関長であり、船長に次ぐ乗組員達のまとめ役である。 ◆葛城本部長(演:鈴木瑞穂) 今回の事件の対策本部長。テロリスト達の要求に対して特撮でごまかすという奇策を試みたが、詰めが甘かった。   ◆テロリスト アフリカの某国の出身であり、貧しさに苦しむ民の現状を世界に訴えるために武力に訴えた。内部でもスタンスに違いがあり、それが最終的に崩壊に結びつくことになる。 若き日の水谷豊がその内の1人を演じており、日本人でありながら理想のためにテロリストに身を投じた男を演じている。 尚、水谷豊は脚本を読んで自らテロリスト役をしたいと申し出たという。   【余談】 本作の特撮シーンは海上シーンと爆発シーンに特化しており、海上シーンは巨大ミニチュアによるタンカーの表現、爆発シーンでは中野特撮の真骨頂といえる派手な爆発が楽しめる。 本作に出てくる特撮監督は、サングラスや風貌等どことなく中野監督に似ている。   本物そっくりにコンビナート爆破を撮影出来る方は追記・修正をお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() #comment #areaedit(end) }
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