エンヴィー(鋼の錬金術師)

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&font(#6495ED){登録日}:2010/04/25(日) 22:57:54 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 『[[鋼の錬金術師]]』の登場キャラ。 声:山口眞弓(03)、[[高山みなみ]](FA) 演:本郷奏多(実写映画)、平松來馬(舞台) ここでは原作及びアニメ2009年版に加え、設定が大きく異なる2003年版アニメでの設定についても記述する。 &bold(){勝手にメイン記述を書き換え原作についての記述をカットしその上大量の余白で後ろに下げる編集は自重してください。2003年版アニメについてのみ記述したい場合、新しく項目を作成してください} #center(){&font(#0000ff){【[[原作及びアニメ2009年版>鋼の錬金術師]]】}} 「嫉妬」の名を持ち、4番目に造られたホムンクルス。 第二巻で初登場する敵キャラクターであり、 左脚の太腿にウロボロスの刺青を持つ。 ヘアバンドで持ち上げてなお、腰まで伸びたとても長い黒髪が特徴的で、自称「若くてかわいい」中性的な顔立ち。 ヘソ出しノースリーブにスパッツ、腰布(巻きスカート?)に手袋と靴下のみというかなり露出度の高い衣装を着用している。 エンヴィーに限らず原作では登場人物の身長などの数値はほとんど公開されていないが、2009年版アニメでのキャラクター表では髪込みで初期エドより高くウィンリィより低い150cm後半、頭の部分を抜き出して計測すると155cm前後となっている。 瞳の色は原作では赤((イラストによっては紫や黒、ピンクの時もあって安定しない))、FAでは青紫色。 &bold(){ムキムキ}と&bold(){ムチムチ}が大半を占める本作には珍しく、身体はかなり小柄でスレンダー…という設定ではあるようなのだが…物語が進む毎にどんどん目つきが鋭く、ガタイが良くなっていく。 作者は&bold(){どうせ変身するから特に考えずに描いていた}と実写記念の特番でぶっちゃけている…いいのかそれで。 一応作中では[[アル>アルフォンス・エルリック]]やバリーに「長い黒髪の細身の人」や「ちょっと骨っぽそうで体も小さい(から斬りごたえなさそう)」と形容されているので設定としては残っているようだが。 とあるエピソードの直後に描かれたイラストでは本編終盤に比べると穏やかな目つきになっており、この事については作者は意図せずそうなってしまい描き直しに苦労したと画集のコメントで語っている。 一見愛嬌のあるひょうきん者に見えるものの、その本性は陰険かつ残忍。他者を見下し煽るのが好きな一方で自分が見下されたり馬鹿にされることには非常に敏感で、特に本性の醜さを突かれると激昂し冷静な判断が出来なくなるという弱点が存在する。 水の分解から粉塵爆発を連想できる程度には頭は悪くないはずだが、人間を見下し切っているのか、あるいは嫉妬心を抑えきれないのかノープランで無謀な行動に出ることもままある。 また[[プライド>セリム・ブラッドレイ]]に叱責される通りに大雑把でガサツな性分も見受けられ、妙に素直なところもあるのか自分の知らない情報は敵の言葉であっても信じてしまう((「地雷式錬金術」や消息不明の人物の行方、マスタングとホークアイの恋愛関係など、よほどありえないものでない限りは疑わず純粋に信じ込んでいる))為、参謀やリーダーには全く向かないと思われる。 一方で、エドとのコミカルなやり取りに呆れつつも逐一ツッコミを入れたり、ラースの色恋沙汰に子供のように首を突っ込んで助言したりデートを尾行する茶目っ気や、 エドに協力を仰がれたときには大人しく言う事を聞く律儀さなども持ち合わせている。 伏線なのか、マルコーや傷の男がヨキを一斉に見捨てたふりをした((なおマルコー以外は本当に見捨てている))時には見捨てられたヨキと同じくらいの強いショックを受けている描写もある。 一人称を使う事はほとんどなく、自分の事は「このエンヴィー(様)」」と呼ぶ(ただし特殊な言い回しで、[[このディオだァーッ!>ディオ・ブランドー]]に近い便宜上の一人称だと思われる)。 性別は原作ではあくまで非公開で、2009年版アニメと実写版の設定画やパンフレットでは性別は不明とされているが2003年版アニメを筆頭に各メディア展開では男性とされることが多い。 この設定は、原作においてエンヴィーを形容する時誰も男女を確定させる言い方をしない((普通なら「小僧」「小娘」と呼ばれそうなものを「小童」と呼ばれたり、前述のアルの形容も黒髪の長い…と、その後に「男」や「女」と続ける事を躊躇うようなセリフ回しがされている))事が徹底されていたり、公式ファンブックであるハガレン研究所DX(当時開示されていなかった他の設定もこの書籍で仄めかされている。比べてみると面白いのでぜひ読んでみよう)において読者からの質問コーナーで本人が回答するという体の企画の際、直球で性別を聞かれた時に一切答えず「さあね〜。」と濁した事に起因する。 「〜だぜ」というような男性的な口調、語尾も原作では一切使用しない((FAでは数回使っている))。 後述の本性からして性別を気にする事自体野暮な気もするが… ホムンクルスとしての固有能力は、外見を自在に変えられること((接触した肉体に寄生し、人に限定せず相手の体を乗っ取る能力も持っているが、滅多に使用しないので詳細がわからず、プライドやグリードも局所的な状況とはいえ似た芸当をしているので固有の能力とは断定できない))。 初登場ではラストに刺殺されたはずのコーネロの姿で現れ、早期に騒動を鎮圧した東方軍を追い払ってリオール全体に暴動を広め血の紋を刻んだ。 人間や犬、馬などの動物はおろか武器などの無生物にも姿を変えられ、更にはどの程度まで体を変化させるかまでも自由自在(リンとの戦闘時には左腕を鎌、右腕を蛇にそれぞれ変身させている)だが、自身の視覚情報を頼りに変身しているのでミスが生じることもある。 ロス少尉に化けた際は暗所で遭遇したからなのか泣きぼくろの存在を失念しており、それがきっかけでヒューズに偽物だと看破された。 軍将校になりすまし、「[[イシュヴァール殲滅戦]]」の"引き金を引いた"張本人。 本編でも上記の「リオールの内乱」を起こし、[[マース・ヒューズ]]を妻の姿で殺害し…と、ホムンクルスの中では[[ラスト>ラスト(鋼の錬金術師)]]と並んで計画遂行の実行役を担うことが多い。 それだけ変身能力が有用ということでもある。 [[暗殺]]や奇襲も得意分野だが普段から人間を舐めきっているので、ふとしたことでボロを出したり過信の隙をつかれるなどして足をすくわれることも多い。 しれっと木の幹を蹴って空中移動したり、片腕が塞がった状態で大総統と切り結んで五体満足で生還したリンの剣技を、素手で捌きながらカウンターを仕込むなど、本人の戦闘能力自体は高いようなのだが… 普段の姿も変身した姿で、本来の姿は[[賢者の石]]を構成するクセルクセス人が全身から表出した&bold(){四本腕・四本足で緑色の皮膚や鱗に覆われた巨大な爬虫類のような化け物}。 長い黒髪だけはそのままで、ヘアバンドで雑にまとめられている時よりつややかなのが却って不気味である。 噴出しては零れ落ちていくクセルクセス人達は完全に狂気に陥って意思疎通が不可能な者、未だ苦痛を訴え続け死を望む者、引き離された家族を求め嘆く者、生者を妬み共に狂う事を望む者、理性を保っている者と様々であり、甘さの残るエドだけでなくリンの心まで惑わせた。 叩きのめしたエドを丸呑みにする直前、この姿を見たエドはキメラに成り果てたニーナ・タッカーを回想した。実際にシルエットはそっくりであり、狙ってデザインしたものと思われる。 また、この後に語られる「重なる二体の竜は雌雄同体を表し、雌雄同体は完全な存在である神を表す(要約)」という設定から、エンヴィーもまたグラトニーと同じく神や真理を作ろうとした際の失敗作説がファンの間でまことしやかに囁かれているものの、詳細は不明。あくまで非公式な考察である。 この姿にコンプレックスを抱いているらしく、[[グリード>グリード(鋼の錬金術師)]]に「不細工」と言われた際には激しい怒りを見せた。 また、変身しても体重は変化しないので人型の時でも高所から着地したり尻餅をつくと地面が大きく陥没する。 原作では乗り込んだ車体が凹んでいるが、普通に運転できているので意外と軽いのかもしれない。2009年版アニメではエレベーターにまで乗っている… 中盤の出番の半分近くを削られた事が大きいのか、原作と2009年版アニメでは同じ状況にあっても反応の違うシーンが他のキャラに比べてかなり多く、特にエドの全裸を見た時や生死不明の状況を聞いた時の反応は原作と真逆。 石鹸を踏んで転んだ((実際にはメイがアルの鎧の中にいると知って騒いだ))と言い張るエドに呆れる原作とは違ってアニメでは思わず絶句したり、炭鉱の崩落の後行方不明になっていたエドに対しアル達と行動していたという想像が外れ、本気で困惑していた原作に対しアニメでは(人柱確定なのだから本当に死んでいたら困るのに)焦る周囲を「生きてるかなぁ〜」と煽っている。「エドを『クソみたいなガキ』だと思っている」という印象を深める為だろうか? ブルーレイ初回特典のホムンクルス声優陣のラジオ風CD「グリリンラジオ」では第2回でスロウスと共に登場。日本人なら必ず一度は声を聞いた事があるであろう中の人のゆるふわっぷりのギャップに驚いた視聴者は少なくないのではないだろうか。 ちなみにアフレコスタジオは麻布十番だったとの事。 &bold(){人間関係} 「[[お父様>お父様(鋼の錬金術師)]]」には忠実で、話しかけられたり行動をともにする時には鼻歌を歌ったり、計画の失敗どころか部屋が壊されるなどという僅かにでも父の不利益になる事態を阻止する為に捨て身の行動に出るほどに献身的((これらの父に従順な描写はFAではほとんど削除されている))だが、計画の範囲内なら命令にない非道な演出も行う。 他者を軽んじており、とりわけ人間を軽蔑する姿勢はホムンクルスの中でも顕著で、 同じホムンクルスでも末弟で人間ベースの[[ラース>キング・ブラッドレイ]]をガキと呼び見下している節がある。 ただし頼まれた時には承ったり、「お父さま」がラースの意見を採用した時には不服な内容でも黙って引き下がったりと、ホムンクルスとして認めていないわけではないようだ。 ラスト、グラトニーと特に仲が良いらしく、物語中盤はグラトニーが造り直されるまでラストを亡くした彼と行動を共にしており、ラストの次に慕われていた。 ヘソや太腿が大きく露出した前述の衣装は他のホムンクルスと違い自分の変身能力で作ったものであるらしく、グリードには悪趣味だと笑われている。 [[エド>エドワード・エルリック]]のことを「鋼のおチビさん」と呼ぶ。そう呼ぶ事で話が拗れそうな際には自重するようだが、低身長弄りが地雷のエドにキレられて殴りかかられても懲りずに呼び続ける。ガンガン編集部によるとエドの事をチビと呼んだ回数は堂々一位。 おまけ四コマでは少ない出番のうちに[[ラスト>ラスト(鋼の錬金術師)]]を「おばはん」呼ばわりして半殺しの目に遭ったり、調子に乗って煽り散らかしていたらマルコーにキスされ泣き喚いて悶絶したり、妙に落ち着いた大佐にピンポイントに嫌な位置を燃やされて&bold(){アフロにケツ丸出し}状態で号泣しながら土下座するなど、プライドやキンブリーほどハード&s(){プレイ}な状況に立たされるわけではないものの、結構不遇な扱いが多い。 以下終盤のネタバレ &ruby(スカー){[[傷の男>傷の男(鋼の錬金術師)]]}やマルコー達の策略で中央から北部へ誘き出され、交戦の末に散々いたぶり蔑んできたマルコーに[[賢者の石]]を破壊されて敗北。 シン国皇帝への献上品としてシン国へ戻ろうとする[[メイ>メイ・チャン]]を唆して中央へ向かう。 中央に戻った後、閉じ込められていた瓶の蓋を根性で開け((アニメでは混戦の最中に不死の兵に瓶ごと食べられた))、不死の兵を自身に取り込んで元の姿に戻る。 そこで偶然エドや[[ロイ・マスタング]]と接触。 ロイに(若干子供じみた言い草で)問い詰められ、彼らの前で自身がヒューズを殺した真犯人である事を彼の妻のグレイシアに変身しその卑劣な手口ごと明かしたが、それがロイの逆鱗に触れる。 本性を現し巨大化するも「デカければ勝てると思ったか、バカが!」と眼球内の水分を沸騰させられたり、 ヒューズに化けて大佐のスキをつこうとするも通用しなかったり、あげく[[ホークアイ中尉>リザ・ホークアイ]]の小芝居に引っかかりやたらとコマ数を割かれ丹念にボロカスにされたり、中尉を返り討ちにする事には成功するも更に痛めつけようとした瞬間に大佐に焼かれるなど、人柱を殺す事のできないエンヴィーになす術は何も無かった。 それでも執念深く得意の口車でエド達の同士討ちを狙うも、既に憎しみを捨てていた4人には通用しなかった。 長い歴史のなか、いつだってホムンクルス達に騙され踊らされてきた愚かな人間であるはずの彼らを思い通りにできず、逆に哀れなものを見る目で見られ、長台詞の末に叫ぶエンヴィーにエドは静かに告げる。 &bold(){実は彼(彼女)が本当に『嫉妬』していたのは人間であった。} 「クソの中でも更にクソみたいなガキ」であるエドにその事を理解され、直前までしぶとく狙っていたエドの体を乗っ取るチャンスを捨て((この時エドは捨て身で脱出しようとするエンヴィーに対しうっかり生身である左手を差し出してしまっていたが、それを乗っ取らず噛み付く事で地べたに放り出される事を選んだ))、全身の骨が砕け散り、直接手を下さずとももう永くない芋虫のような体を引き摺りながら、核である賢者の石を自ら握り潰し、[[自死>自殺]]。 死に際にはエドのことを常々呼び続けていた「鋼のおチビさん」ではなく「エドワード・エルリック」と呼び、別れを告げながら消滅した。 エドをそう呼んだのはこれが最初で最期。 作者曰く、ムカつくガキに自分を理解され本質をスパンと言い当てられたことで、長年の苦悩と絶望があっさり救われてしまった屈辱と、唯一の理解者を得た喜びがぐちゃぐちゃに入り混じった結果であり、敬意を込めて名前を認めたとの事。 前述の「とあるエピソード」とはこの退場回の事である。 その最期を看取ったロイは&font(#ff0000){「卑怯者」}と断じるも、やるせない表情を浮かべるのだった。 &bold(){正体の正体?} 体内の賢者の石の力が弱まり、真の身体を構成するクセルクセス人の魂が枯渇すると、 たとえその時の身体が真の姿であろうと変身した姿であろうと、エンヴィーの意思に関係なく強制的に8本足の小さなトカゲのような姿になる。 この状態では変身能力は使えず、他者の身体に寄生し乗っ取るくらいしかできなくなる。 人形兵を取り込んで膨れ上がる形相はなかなかホラー。 余談になるが、原作のエンヴィーの能力の描写は他のホムンクルスと違い、変身能力を使用する際には必ず赤い稲妻エフェクトが出現する。 これは賢者の石を使用した事を表す記号であり、実際に賢者の石を消費する再生能力を発揮したときには他のホムンクルスも、またキンブリーやアル、エドが賢者の石を使用した時にも同じエフェクトが走っている。 寄生能力を使った時には出現しない。 他のホムンクルスが死の間際まで能力を行使できているのに対し、エンヴィーは弱体化した時には変身能力は使えないため、変身能力は賢者の石を使ったなんらかの(ホムンクルスは錬金術を使えないため錬金術ではない)術であり、本当の固有能力は寄生の方であると考えられるが、結局判明はしなかった。 徹底された描写である以上は&bold(){原作者の人そこまで考えてない}わけではないはずなのだが… また、&bold(){7人のホムンクルスの中で唯一二つ名に相当する呼称がない。}ハガモバをはじめとしたアプリゲームなどのコラボなどで登場するホムンクルスに「最強の矛」やら「はじまりの人造人間」「擬似・真理の扉」などの公式の名称((原作ではサブタイトルやキャラクターの二つ名が「○○の○○」という文面になるという法則性がある))が付かず「○○(大罪)の人造人間」と呼称されるのはこれが原因だと思われる。 後半にしか登場しない2人含め、6人分考えたのに最初期から登場する1人だけハブられるなんて事は考えにくいが、作者からのぞんざいな扱いを鑑みるとあながち間違いでもないかも… これらの不明点が原作者から直接明かされる時はいつか来るのだろうか…&s(){来なさそうだな…} &bold(){台詞集} 「どうせ変身するならさぁ やっぱりムサいじいさんより──こういう若くてかわいい方がいいよね」 「その女房を刺そうっての? いい演出だろう? ヒューズ中佐」 「つけ入りやすくて助かるよ 人間」 「糞が…ニンゲン風情が見下してんじゃねえ!!」 「このエンヴィーが! 子供を打ち殺した張本人!! 気持ちよかったねあれは弾丸一発でみるみる内乱が広がっていく様は爽快だったぁ!本 当に人間ってやつは操り易い面白い生き物だ! 愉快だったよ!!」 「感情じゃなく理性で人間の定義に線を引けよ錬金術師 こいつらが人間とよべるものへと還る術はもうないんだから」 「いやだ…こんな…こんなことが…このエンヴィーが…貴様ら下等生物にやられる訳…いやだ合成獣まで…見るな…俺を…私を…ボクを…見下すなよニンゲンがああああ!!!」 「あんた達ニンゲンだって人の不幸とか愚か者が躍るのを見てるの大好きなんじゃないの? だからしょっちゅう戦争してんじゃないの?」 「バカってのはさぁ こういうテに引っかかるヒューズみたいな奴の事を言うんだよォ!!!」 「屈辱だよ………こんなボロぞーきんみたいになって…あんたらニンゲンに…クソみたいな存在にいいようにやられて…しかもよりによってそのクソの中でも更にクソみたいな…こんなガキに理解されるなんて…っ!!!屈辱の極みだよ… バイバイ エド…ワード…エルリック……」 #center(){&font(#0000ff){【[[アニメ2003年版>鋼の錬金術師(2003)]]】}} 原作と違い髪がやや緑がかっており、紫色の瞳をしている。衣服のカラーリングやディテール、背中の基盤模様の構造なども2009年版アニメとは若干異なる。毛束の細い絵柄のキャラデザ故か、微妙に身長も2009年版より大きい。 例えホムンクルス仲間相手であろうと気に入らなければ平然と暴力を振るい、息をするように無辜の市民を殺害する、傲慢で残虐非道な性格。 序盤は原作同様リオールの内乱を引き起こす役回りを担っていたが、正体もあってホムンクルス内での地位はとても高く、中盤以降はトリックスターのような立ち回りも演じる。 原作と違い生まれて7年ほどしか経っていないラストより年上だからか彼女をおばはんと呼ぶ描写はなく、代わりにラース((ただし、彼も生み出された時期はラストより先))が一度だけ呼んでいる。 特殊な能力は変身能力だけだが、脱走したグリードを踊るような身のこなしで翻弄したり、ステーキナイフ一本で成人男性の心臓を簡単に貫けるほどの力を有する。 怒りで錯乱状態になった時には石造りの建造物に巨大なクレーターを作るほどの怪力を見せており、その実力はエドを終始圧倒した。 ベースとなった人間は&bold(){[[ホーエンハイム>光のホーエンハイム]]とダンテの息子}であり、エルリック兄弟とは腹違いの兄という関係。 ただ、ホーエンハイムは肉体を何度も変えて生き存えているので生物学的な血縁はないだろう。そもそもエンヴィー自身は息子本人ですらない。 水銀中毒で命を落としたが、ホーエンハイムによる人体錬成でホムンクルスとして蘇る…はずだったが、実際に錬成されたのは肉塊ですらない巨大な竜であり、それを見たホーエンハイムは恐れをなしてダンテの下を去った。ちなみに実在する死者をベースに作ったホムンクルスが、なぜ人とは似ても似つかぬ竜になったかは明らかにされていない。 術者の力量からか他のホムンクルスと違い生前の記憶を完全に覚えている((と本人は認識しているが、前述の通り実在人物をベースに錬成した生物が竜になるとは考えられず、また生前の彼は不自然なまでに存在すら描写されていないので、バリーがアルに言ったように「ホーエンハイムの息子」として都合のいい偽物の記憶を植え付けられた可能性も考えられる))ため、ホーエンハイムに捨てられた恨みから彼やその息子たちのエルリック兄弟を激しく憎んでいる。そういった意味では、まさしく「嫉妬」のホムンクルスと言える。 今の自分を個としているので自身の存在に劣等感を抱き完全な人間になりたいと願っていた他のホムンクルス達を内心見下しており、ダンテが傑作と称する[[プライド>キング・ブラッドレイ]]すらも人間もどきと罵った。 ダンテとは元親子ということに加え「人類に苦痛を刻んでいく」という利害が一致していたので彼女の計画には協力的だが、 計画の中に自身の愛憎の源であるホーエンハイムやエルリック兄弟が絡むと途端に感情的になり、命令外の行動に出る事もある。 トリシャと似た顔立ちであるアルからはエドほど憎悪を掻き立てられないのか、賢者の石と化したアルを軟禁する際には本音と思しき言葉を吐露するシーンがあった。 コロコロ表情を変える原作とは違って基本的に顔芸などはせず、余裕たっぷりに振る舞うシーンが多く一見些細な事には動じない大物に見えるが実はかなり精神的に打たれ弱く、本編終盤ではグラトニーの暴走に怯えたり、「門」が消えていない事に対しワナワナ震えて動揺する事もあった。((奇しくも原作でも、似たような状況に立たされ平然と対応するシーンがアニメ放映後に描かれている)) ほとんど対面もしておらず、ホーエンハイムの性分や彼より愛されていたはずの腹違いの弟達の扱いから考えても生前にだって大した思い出などなかったであろうに父を何百年も恨み続けるあたり、メンタルの繊細さが窺える。 終盤、一度はエドを&bold(){殺害する}が最終話でアル(=賢者の石)自身を代価に復活したエドから ホーエンハイムがダンテによって『門』の先に飛ばされたことを知ると、真の姿であるウロボロスの化身・リヴァイアサンに戻り、変身能力を対価にして自身も『門』を通って後を追う。 作中では「元の姿なんて忘れた」と言っていたがエドを殺害する時と『門』を通る時に一瞬だけ&bold(){ホーエンハイムに似た顔立ちの青年の顔}に変化している。 この顔が生前の姿である可能性も完全に否定はできないが、肉体を入れ替えて生きて来たホーエンハイムの現在の体は確実に400年前とは異なるので、エドを惑わし自分たちの父の罪を突き付けるために彼に酷似した姿と声に偽装したと解釈する方が自然である。じゃあなんで誰も見てないのに門を通る時にその顔に変化したかって?さぁ… [[劇場版>鋼の錬金術師 シャンバラを征く者]]では変身能力を対価に『門』を突破した為、リヴァイアサンの姿のままであった。 未だにエドへの憎悪の念は抱いており、対面時は問答無用で彼に襲いかかった。 派手に暴れたせいでロンギヌスの槍(実際にはただの石槍である)を装備したトゥーレ協会に捕獲され、最期はホーエンハイムと共に『門』を開く材料にされて、死滅する。 皮肉にも本編で執拗に甚振り見下していたラースとは、同じ状況ながら正反対の結末を辿った。 シナリオブックによるとこの時協会に拷問を受けた事で精神が崩壊((よくよくセリフを聞いてみると実はエドとの会話は一切成立していない))しており、何もかもを捨てて追い求めたホーエンハイムに&bold(){化け物}と言い捨てられ、弟の帰り道の為だけに殺される時すら、それを理解する事は出来ていなかったようだ… イキってはいろんな人にボコられ、情けない姿さえ晒しながらも、最期には唯一欲しかったものを手に入れ自ら舞台を降りた原作エンヴィーと、いろんな人をボコり圧倒的上の立場からやりたい放題で常に余裕の態度を示していたものの、最期には唯一欲しかったものに拒絶された事すらわからず、降って湧いたような黒幕に命を使い捨てられてしまう彼の末路は対照的である。 裏鋼と劇場版のDVD特典ではまさかの萌えキャラに… お祭り格ゲーである「ドリームカーニバル」ではチョコレートパフェが好きという一面も見せた。 USJコラボの特典映像『七大ホムンクルスVS錬金術師軍団』ではウィンリィに化け、騙したグリードをぶん回して壁にめり込ませているなどやりたい放題である。 &bold(){台詞集(2003年アニメ版)} 「オマエなんかあの人が生かしておけって言ったから生かされてるだけなんだよ! オマエだけは許せない、オマエだけは本当に許せない、アイツの血を受けたオマエだけは!!」 「誰にも造られたりしちゃいない! 俺達は生まれたんだ!」 「見たかったのさ。鋼の…あのクソ野郎の子供の顔が恐怖に引き攣るのをね」 「見たいな…アイツらが目の前で賢者の石を取り上げられる顔を…全てを失う顔を」 「そうさ死んだんだ。どいつもこいつも、そして人造人間だけが生き残る!」 「ホーエンハイムに会う! 僕が奴を殺す!」 「僕は行くんだ! ホーエンハイムのところへ…アイツのところに…父さんの所に!!!」 #include(テンプレ2) #right(){追記、修正お願いします #vote3(time=600,67) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - マスタング戦は『策士策に溺れる』『火に油を注ぐ』を地で行く敗北だったな -- 名無しさん (2013-12-24 15:17:46) - こいつの最期はなんか、うしおととらの白面の者を思い出した -- 名無しさん (2013-12-24 15:24:21) - やりたい放題やった挙げ句、勝ち逃げ同然の最期だった1期とは逆に、単純な作戦にまんまと誘き出されて捕まるわ、ロイにフルボッコにされるわ、エド達に哀れみの眼差しを向けられるわと2期のエンヴィーは回を追う事にどんどん情けない奴になっていったのが個人的には良かった。 -- 名無しさん (2014-02-18 02:26:04) - 多分、何百年も人間を嘲笑してきたツケかもしれませんよ? -- 閲覧者 (2014-02-18 02:57:47) - 一期のエンヴィーが原作や二期と同じ状況に陥り、原作と同じ事をエドに言われたら原作同様に惨めさや悔しさから死を選びんだろうか? -- 名無しさん (2014-05-26 15:30:36) - ↑それでもエドを道連れにするかわざとエドに殺されて心に傷を負わせるか、だろな。死ぬ間際に自分の正体をばらした上で。 -- 名無しさん (2014-05-28 00:03:38) - エンヴィーとプライド以外は、賢者の石を消耗したときに胎児のような本体だけになる体質は無いのだろうか -- 名無しさん (2014-07-06 10:09:43) - ラストの本体はおっぱい -- 名無しさん (2014-07-06 10:24:08) - アニメ1期の最後の出番での台詞「父さんのところに!」でなぜかウルっとくる -- 名無しさん (2014-07-09 09:18:37) - 2期の声優さんが過小評価されてるよね…役に合っているか否かじゃなくてバーローが連想されるとかってことで -- 名無しさん (2014-08-07 18:39:26) - 俺はバーローのが好きだけどなあ -- 名無しさん (2014-08-08 17:33:00) - 1期の山口さんも2期の高山さんも、それぞれの味があって好きだなあ -- 名無しさん (2014-08-10 02:28:14) - ボコられる場面が多いせいでエンヴィー(笑)ってイメージがある -- 名無しさん (2014-09-27 20:10:31) - ↑中尉のハッタリに引っ掛かったり、ロス少尉のほくろ忘れてヒューズ中尉に即バレしたり...。でもあらゆる悲劇の元凶なんだよな、コイツ... -- 名無しさん (2014-10-05 20:57:24) - まあ軍人だからこそ鋭い洞察力とかがあるんだろうけど、エンヴィーは基本的にそこまで洞察力とかが高くない一般市民相手にしての工作とかを主にしてるしなあ 強敵に真正面から立ち向かうのを避けるってのは賢い選択だけど -- 名無しさん (2014-10-27 22:57:49) - 得意の口車で同士討ちを狙うも4人に全く通用せず足掻く様はもうなんというか憐れみすら感じた。2期のアニメの方でのエンヴィーの最期を見たときは高山氏の熱演も相俟って、憎たらしい敵だったはずなのに泣きそうになってしまった。 -- 名無しさん (2014-11-05 03:18:14) - 姿形は変わっても質量は変わらないっていうのは科学してて良いなあ -- 名無しさん (2014-11-29 14:51:16) - やったことは悪そのものなんだけど最期とか見るとなんか憎めない奴 -- 名無しさん (2014-11-29 14:57:51) - ↑2 「アニメ1期のOPでは鋼のオチビちゃんに投げられるフリして自分からジャンプしてやったんだよ!」 -- 名無しさん (2015-03-02 03:35:59) - 原作エンヴィーにあってるのは2期の声優。一期の声も良いけどあれだと小物って感じがしないね -- 名無しさん (2015-03-03 22:08:54) - 多分戦闘能力はホムンクルス中最下位だよな -- 名無しさん (2015-03-03 22:31:01) - 戦闘力最下位は身体能力でみると、おそらくラストかと。 -- 名無しさん (2015-04-03 21:09:52) - ラストは武器は最強の矛しかないけど奇襲みたいな方法で再生能力を有効活用してたから、ゴリ押しばかりだったエンヴィーより戦闘センスは上じゃないかな -- 名無しさん (2015-04-03 21:27:47) - 二期エンヴィーはかわいいからいいけど、一期エンヴィーはムカつくロイにフルボッコされてほしい -- 名無しさん (2015-05-05 18:51:18) - 服部「闇落ちの工藤や!」コナン「おいっ!!」 -- 名無しさん (2015-10-31 09:48:03) - 自分より弱い存在である人間を見下し踏みにじる、仲間であるホムンクルスさえ嘲る、いざ自分が不利になると逆上する、最期は惨めに死んでいく、と悪役として実に完成されたキャラだと思った -- 名無しさん (2015-10-31 10:03:48) - ぶっちゃけ一期のエンヴィーもそんなに強くないよね。エドにマウントポジション取られてたし。周りが弱すぎて相対的に強く見えただけ。 -- 名無しさん (2015-11-27 19:46:50) - エドが本調子じゃなかったとはいえリンと二人がかりでも苦戦してたあたり、相性の問題で決して弱いわけじゃないと思うけどね原作版。 -- 名無しさん (2015-11-27 19:55:44) - というか大佐の焔が対ホムンクルス用に最適なんだよ 限界なしに死ぬまで攻撃できる点で 大佐が全力を出せる状況ならラース以外はタイマンで勝てる -- 名無しさん (2016-05-12 15:28:40) - ↑3の言うことと逆に、原作は周りが強すぎたよ あの巨体(とグロい見た目)で殴りかかられたら普通レベルの相手なら抵抗するどころじゃない ただ国家錬金術師たちやスカー、大総統あたりと比べちゃうとねえ -- 名無しさん (2016-05-12 16:00:25) - なんで実写TM西川さんじゃないんだよ…あの人しかいないじゃん -- 名無しさん (2016-06-06 21:28:02) - 一期を見てから原作読んだからランファンにボコボコにされてたの見て驚いたわ -- 名無しさん (2016-06-17 12:22:48) - ↑4 グラトニーは腹の口で炎食ってたけどな -- 名無しさん (2016-07-06 05:05:59) - ↑5 漫画的な都合で出せない大佐本来の強さを存分に出せる相手がホムンクルスだけで、その所為で真正面からやりあったエンヴィーが割食ってる感じだよな。 -- 名無しさん (2016-09-03 13:07:25) - セバスチャン、真紅 砂ぼうず 出会いはエンヴィーのおかげ -- 名無しさん (2016-10-28 07:40:59) - 大佐もまさかあんな手口でヒューズが殺されてただなんて本当に斜め上だったんだろうな。エンヴィーが手口明かすまでは至って冷静だった辺り。 -- 名無しさん (2017-02-09 09:03:11) - 一期は演出のせいでグレイシアさんの声を知らないのに同じ声を出す。二期では考慮されて元の声のままだけど…… -- 名無しさん (2017-02-09 09:12:17) - 一期でホーエンハイムがエンヴィーと去っていて、そのままエルリック兄弟と出会っていたらどうなっていたんだろうな・・・ -- 名無しさん (2017-03-03 21:26:59) - アニメ一作目では事実上ダンテと並ぶラスボスの一人だったよね。 -- 名無しさん (2017-03-03 22:13:15) - アニメ一作目でエドとの戦いでマスタングの顔に化けて「一番殴りやすい顔だ」って言われて殴られたところはクソワロタwww -- 名無しさん (2017-03-03 22:20:12) - 何かとペルソナの足立と 黒仮面に似ている -- 名無しさん (2017-05-15 14:05:39) - 人間のことばかり考えている.ツンデレかな? -- 名無しさん (2017-05-28 18:22:08) - ↑嫉妬というのは執着の裏返しだからな。 -- 名無しさん (2017-07-16 15:17:33) - アニメ第一期のエンヴィーはタダのヤンデレファザコンです。オトンに対して構ってチャンだっただけ。 -- 名無しさん (2017-12-17 04:09:13) - ↑一期のホーエンハイムはダメ男だから同情してしまう。あと本文にも書かれているようにホーエンハイムは何度も体変えているのになんで本来の姿らしい青年の顔はホーエンハイム似なの?てっきりエドにショックを与えるためにわざとあの姿になったと思った。息子なのは本当だろうが… -- ラララ (2018-01-13 12:05:01) - 変身して人を騙すのが得意なこいつの敗北フラグは「自分が騙される」だな。1度目はマルコーに誘き出された上に対ホムンクルス用トラップという嘘に騙され、2度目はホークアイ中尉の小芝居に騙され -- 名無しさん (2018-02-09 18:53:32) - 1期のコイツには同情したなあ・・・。他のホムンクル達を見下してたけど、父に愛してもらいたい&父の寵愛を受けた異母兄弟が憎いってホムクルスの中じゃ一番分かりやすくて人間らしい行動原理だよな。 -- 名無しさん (2018-03-18 01:45:45) - この手の美形に化けてる怪物には珍しく容姿や体重気にしてたり本性現しても割とゆるい口調なままなのに本人の意思と関係なく救いが無いのが良い、かなり人間社会の良識備わっててあの体って普通に発狂ものなのに割り切りつつ人間にも憧れるって作中1メンタル強い可能性あるぞ -- 名無しさん (2018-05-13 18:39:50) - 原作とアニメスタッフで最期の解釈が違ったそうな  -- 名無しさん (2018-06-01 17:06:36) - ↑ほぼ真逆 山口エンヴィーも完全に別人だけど高山エンヴィーも原作と完全に同じとは言いがたい -- 名無しさん (2018-06-08 00:16:53) - 1期の主人公達の異母兄弟って設定はビビった、あのクルクル回る戦闘スタイルが好きだったわ。 -- 名無しさん (2019-01-24 23:23:14) - 記事では原作以上って書いてあるけど、エドと取っ組みあって馬乗りで殴られて痛がってた一期とエドをビンタ一発で戦闘不能にしてた原作とじゃさすがに原作の方が強くない?グリード戦で比較すると一期と原作のエドの強さ同じくらいだろうし -- 名無しさん (2019-10-17 22:59:11) - 一期エンヴィーの記述がかなり主観というか誤情報です。刺したのは頭じゃなく腹だし完全な人造人間って設定はないんで修正お願いします -- 名無しさん (2020-04-19 02:02:37) - 正直人生終えるなら2003年版のこいつみたいな最期迎えたい -- 名無しさん (2020-04-22 01:32:26) - ホムンクルスの中では一周回ってこいつが一番好き。 -- 名無しさん (2020-04-22 03:10:11) - ↑2 一期最終回のような感じで -- 名無しさん (2020-04-22 03:19:55) - シャンバラエンヴィー、言動が支離滅裂だと思ってたけどシナリオブック情報だとエドがロケット作ってる間ナチスに拷問されておかしくなってたんだな…勝ち逃げとは言えないんじゃ? -- 名無しさん (2020-07-11 11:45:07) - 旧アニメでは14話になるまで出てこなかったけど、その頃アニメから入った人はメリッサの映像にいるこいつ見て「この人誰?」とか思ってたのかな -- 名無しさん (2020-07-16 19:20:09) - なんで2003年版メインに書かれてるんだ -- 名無しさん (2020-10-17 17:54:06) - 最初は原作ベースだったけど最近編集した人が2003年贔屓に書いただけ。原作よりも体術に優れるとか全くそんな設定はエドとの戦闘を見れば大嘘だってわかるし想い出補正で願望が強く出ちゃってるんでしょ -- 名無しさん (2020-10-20 04:42:23) - ていうか原作の記述がっつり消えててワロタ。荒らしだろこれ -- 名無しさん (2020-10-20 04:46:14) - いやいやいくらなんでも原作キャラの項目を後からオリアニ版の項目にして原作はオマケ扱いに書き換えとかやばくね?オリジナルの項目作れや。元に戻しといてくれ… -- 名無しさん (2020-10-20 04:53:11) - なんで頻繁に更新履歴に上がってんのかと思ったら編集合戦してんのか。これなんかしらの対処が必要なんじゃないの -- 名無しさん (2020-10-21 16:38:30) - 前から原作項目が少しずつ消されてたんだけど、1ヶ月前にアニメ版をメインにすげ替えた記事にされてた。昨日発覚して自分含めて何人かが原作メインに書き直した。今は動きはないけど次も同じ事起きていたちごっこになったらやばいよね。なんで既存項目を乗っ取るんだか… -- 名無しさん (2020-10-21 17:12:42) - 旧ハガレンでエドに殴られる度にヒューズやマルコーに顔だけ変身して精神攻撃してたけど、いい歳した男性がああいう格好してるの想像したら笑ってしまった -- 名無しさん (2021-01-31 15:27:20) - 旧アニメのキャラ付けは前番組(SEED)のラスボスだったクルーゼを意識した気がしないでもない -- 名無しさん (2021-02-09 22:14:13) - 正直主人公の生き別れの家族なんてベイダー卿あたりからあるベタすぎる設定だし… -- 名無しさん (2021-03-20 20:09:25) - 無印版では無双してた印象のエンヴィーも、中華組が来てたらどうなってたかわからないね マルコさんの生存、グリリンとかキメラのおっさん達の仲間入りとか、エド達に追い風が来てたのもあってエンヴィーもグラトニーも追い詰められていった印象あるし -- 名無しさん (2021-06-17 10:08:33) - 記事冒頭の注意書きは何かと思ったが過去に荒らし編集者が出てたのか -- 名無しさん (2021-07-15 01:04:49) - こいつは卑劣で外道だけど、人間を見下してるからか適当な考えで倒せるって浅はかな行動をしてボコボコにされてる場面が多すぎたから卑劣なだけの弱者って印象。というかド三流お父様と同様にホムンクルスって力しかなくてろくな成長もしない連中が多くない? -- 名無しさん (2021-08-25 21:46:38) - ある意味成長できたのはグリードとラースくらいだしな。どっちも世俗に揉まれてるし、そういう部分もあったんだと思う。グリードみたいな良心の部分もあったのだろうが、エンヴィーとかプライドみたいな浅はかで傲慢な部分がお父様の本質なんだろう。 -- 名無しさん (2021-09-01 09:24:33) - 旧鋼のエンヴィーは根幹が同じ嫉妬でも思考回路も性格も思想もあらゆる意味で原作エンヴィーとは真逆ってのが良かった。あらためて見返すと変身能力も不死性もフィジカルも原作と比べものにならないくらいし煽りも的確だし原作含めても最強クラスのスペックだったんだな。 -- 名無しさん (2022-04-02 11:27:55) - なんか、一期のエンヴィー最強説みたいなん言われがちだけど実際同じ対戦カードで比べると原作エピより苦戦多めのエド相手に組み伏せられて変身しかできなくなる一期エンヴィーとエド相手には常に圧勝してる原作エンヴィーが戦ったら当然原作エンヴィーが圧勝するのでは? -- 名無しさん (2022-04-02 12:23:45) - 一期エンヴィーはエドを苦しめる事が目的の一つなのと竜の姿に変身すれば普通に振りほどけそうだから異母弟憎さで遊んでんなと思った -- 名無しさん (2022-04-03 03:44:24) - エドの指摘もそうなんだけど、「嫉妬とは醜いものだな」って大佐の皮肉もなるほど!ってなった -- 名無しさん (2022-04-03 13:56:54) - ↑3 組伏せられた時も殴られてる時も終始余裕で明らかに煽り目的の舐めプしてた印象その後即殺したし。ヒューズに変身した際にナイフや銃まで精製したり腕全体をラストの矛みたいな形質に変えてエドの腹ぶち抜いたり変身能力もかなり滅茶苦茶よ。 -- 名無しさん (2022-04-24 21:46:07) - ↑余裕で煽ってるにしては存在も忘れてそうなマルコーや仲悪い事が知れ渡ってる大佐に化けて当然ぶん殴られ、めちゃくちゃ情けない表情をしてるんだよな…殺害したのはホーエンの顔を見て戦意喪失したからでしょ。エドを殺したはずなのに門が消えてない事にひどく怯えたり、グラトニーに引いてたりとメンタル面もそこまで強くはないんじゃね?原作と違ってずっと安全地帯にいるから余裕な態度取ってるだけで。ナイフや銃は錬金術の設定ミスだと思うし、腕を武器にするのは原作でもやってる -- 名無しさん (2022-05-02 17:14:33) - 2003年版の声、低かったけど女性の方が演じてる設定だっけ…? -- 名無しさん (2024-02-01 03:47:38) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2010/04/25(日) 22:57:54 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 『[[鋼の錬金術師]]』の登場キャラ。 声:山口眞弓(03)、[[高山みなみ]](FA) 演:本郷奏多(実写映画)、平松來馬(舞台) ここでは原作及びアニメ2009年版に加え、設定が大きく異なる2003年版アニメでの設定についても記述する。 &bold(){勝手にメイン記述を書き換え原作についての記述をカットしその上大量の余白で後ろに下げる編集は自重してください。2003年版アニメについてのみ記述したい場合、新しく項目を作成してください} #center(){&font(#0000ff){【[[原作及びアニメ2009年版>鋼の錬金術師]]】}} 「嫉妬」の名を持ち、4番目に造られたホムンクルス。 第二巻で初登場する敵キャラクターであり、 左脚の太腿にウロボロスの刺青を持つ。 ヘアバンドで持ち上げてなお、腰まで伸びたとても長い黒髪が特徴的で、自称「若くてかわいい」中性的な顔立ち。 ヘソ出しノースリーブにスパッツ、腰布(巻きスカート?)に手袋と靴下のみというかなり露出度の高い衣装を着用している。 エンヴィーに限らず原作では登場人物の身長などの数値はほとんど公開されていないが、2009年版アニメでのキャラクター表では髪込みで初期エドより高くウィンリィより低い150cm後半、頭の部分を抜き出して計測すると155cm前後となっている。 瞳の色は原作では赤((イラストによっては紫や黒、ピンクの時もあって安定しない))、FAでは青紫色。 &bold(){ムキムキ}と&bold(){ムチムチ}が大半を占める本作には珍しく、身体はかなり小柄でスレンダー…という設定ではあるようなのだが…物語が進む毎にどんどん目つきが鋭く、ガタイが良くなっていく。 作者は&bold(){どうせ変身するから特に考えずに描いていた}と実写記念の特番でぶっちゃけている…いいのかそれで。 一応作中では[[アル>アルフォンス・エルリック]]やバリーに「長い黒髪の細身の人」や「ちょっと骨っぽそうで体も小さい(から斬りごたえなさそう)」と形容されているので設定としては残っているようだが。 とあるエピソードの直後に描かれたイラストでは本編終盤に比べると穏やかな目つきになっており、この事については作者は意図せずそうなってしまい描き直しに苦労したと画集のコメントで語っている。 一見愛嬌のあるひょうきん者に見えるものの、その本性は陰険かつ残忍。他者を見下し煽るのが好きな一方で自分が見下されたり馬鹿にされることには非常に敏感で、特に本性の醜さを突かれると激昂し冷静な判断が出来なくなるという弱点が存在する。 水の分解から粉塵爆発を連想できる程度には頭は悪くないはずだが、人間を見下し切っているのか、あるいは嫉妬心を抑えきれないのかノープランで無謀な行動に出ることもままある。 また[[プライド>セリム・ブラッドレイ]]に叱責される通りに大雑把でガサツな性分も見受けられ、妙に素直なところもあるのか自分の知らない情報は敵の言葉であっても信じてしまう((「地雷式錬金術」や消息不明の人物の行方、マスタングとホークアイの恋愛関係など、よほどありえないものでない限りは疑わず純粋に信じ込んでいる))為、参謀やリーダーには全く向かないと思われる。 一方で、エドとのコミカルなやり取りに呆れつつも逐一ツッコミを入れたり、ラースの色恋沙汰に子供のように首を突っ込んで助言したりデートを尾行する茶目っ気や、 エドに協力を仰がれたときには大人しく言う事を聞く律儀さなども持ち合わせている。 伏線なのか、マルコーや傷の男がヨキを一斉に見捨てたふりをした((なおマルコー以外は本当に見捨てている))時には見捨てられたヨキと同じくらいの強いショックを受けている描写もある。 一人称を使う事はほとんどなく、自分の事は「このエンヴィー(様)」」と呼ぶ(ただし特殊な言い回しで、[[このディオだァーッ!>ディオ・ブランドー]]に近い便宜上の一人称だと思われる)。 性別は原作ではあくまで非公開で、2009年版アニメと実写版の設定画やパンフレットでは性別は不明とされているが2003年版アニメを筆頭に各メディア展開では男性とされることが多い。 この設定は、原作においてエンヴィーを形容する時誰も男女を確定させる言い方をしない((普通なら「小僧」「小娘」と呼ばれそうなものを「小童」と呼ばれたり、前述のアルの形容も黒髪の長い…と、その後に「男」や「女」と続ける事を躊躇うようなセリフ回しがされている))事が徹底されていたり、公式ファンブックであるハガレン研究所DX(当時開示されていなかった他の設定もこの書籍で仄めかされている。比べてみると面白いのでぜひ読んでみよう)において読者からの質問コーナーで本人が回答するという体の企画の際、直球で性別を聞かれた時に一切答えず「さあね〜。」と濁した事に起因する。 「〜だぜ」というような男性的な口調、語尾も原作では一切使用しない((FAでは数回使っている))。 後述の本性からして性別を気にする事自体野暮な気もするが… ホムンクルスとしての固有能力は、外見を自在に変えられること((接触した肉体に寄生し、人に限定せず相手の体を乗っ取る能力も持っているが、滅多に使用しないので詳細がわからず、プライドやグリードも局所的な状況とはいえ似た芸当をしているので固有の能力とは断定できない))。 初登場ではラストに刺殺されたはずのコーネロの姿で現れ、早期に騒動を鎮圧した東方軍を追い払ってリオール全体に暴動を広め血の紋を刻んだ。 人間や犬、馬などの動物はおろか武器などの無生物にも姿を変えられ、更にはどの程度まで体を変化させるかまでも自由自在(リンとの戦闘時には左腕を鎌、右腕を蛇にそれぞれ変身させている)だが、自身の視覚情報を頼りに変身しているのでミスが生じることもある。 ロス少尉に化けた際は暗所で遭遇したからなのか泣きぼくろの存在を失念しており、それがきっかけでヒューズに偽物だと看破された。 軍将校になりすまし、「[[イシュヴァール殲滅戦]]」の"引き金を引いた"張本人。 本編でも上記の「リオールの内乱」を起こし、[[マース・ヒューズ]]を妻の姿で殺害し…と、ホムンクルスの中では[[ラスト>ラスト(鋼の錬金術師)]]と並んで計画遂行の実行役を担うことが多い。 それだけ変身能力が有用ということでもある。 [[暗殺]]や奇襲も得意分野だが普段から人間を舐めきっているので、ふとしたことでボロを出したり過信の隙をつかれるなどして足をすくわれることも多い。 しれっと木の幹を蹴って空中移動したり、片腕が塞がった状態で大総統と切り結んで五体満足で生還したリンの剣技を、素手で捌きながらカウンターを仕込むなど、本人の戦闘能力自体は高いようなのだが… 普段の姿も変身した姿で、本来の姿は[[賢者の石]]を構成するクセルクセス人が全身から表出した&bold(){四本腕・四本足で緑色の皮膚や鱗に覆われた巨大な爬虫類のような化け物}。 長い黒髪だけはそのままで、ヘアバンドで雑にまとめられている時よりつややかなのが却って不気味である。 噴出しては零れ落ちていくクセルクセス人達は完全に狂気に陥って意思疎通が不可能な者、未だ苦痛を訴え続け死を望む者、引き離された家族を求め嘆く者、生者を妬み共に狂う事を望む者、理性を保っている者と様々であり、甘さの残るエドだけでなくリンの心まで惑わせた。 叩きのめしたエドを丸呑みにする直前、この姿を見たエドはキメラに成り果てたニーナ・タッカーを回想した。実際にシルエットはそっくりであり、狙ってデザインしたものと思われる。 また、この後に語られる「重なる二体の竜は雌雄同体を表し、雌雄同体は完全な存在である神を表す(要約)」という設定から、エンヴィーもまたグラトニーと同じく神や真理を作ろうとした際の失敗作説がファンの間でまことしやかに囁かれているものの、詳細は不明。あくまで非公式な考察である。 この姿にコンプレックスを抱いているらしく、[[グリード>グリード(鋼の錬金術師)]]に「不細工」と言われた際には激しい怒りを見せた。 また、変身しても体重は変化しないので人型の時でも高所から着地したり尻餅をつくと地面が大きく陥没する。 原作では乗り込んだ車体が凹んでいるが、普通に運転できているので意外と軽いのかもしれない。2009年版アニメではエレベーターにまで乗っている… 中盤の出番の半分近くを削られた事が大きいのか、原作と2009年版アニメでは同じ状況にあっても反応の違うシーンが他のキャラに比べてかなり多く、特にエドの全裸を見た時や生死不明の状況を聞いた時の反応は原作と真逆。 石鹸を踏んで転んだ((実際にはメイがアルの鎧の中にいると知って騒いだ))と言い張るエドに呆れる原作とは違ってアニメでは思わず絶句したり、炭鉱の崩落の後行方不明になっていたエドに対しアル達と行動していたという想像が外れ、本気で困惑していた原作に対しアニメでは(人柱確定なのだから本当に死んでいたら困るのに)焦る周囲を「生きてるかなぁ〜」と煽っている。「エドを『クソみたいなガキ』だと思っている」という印象を深める為だろうか? ブルーレイ初回特典のホムンクルス声優陣のラジオ風CD「グリリンラジオ」では第2回でスロウスと共に登場。日本人なら必ず一度は声を聞いた事があるであろう中の人のゆるふわっぷりのギャップに驚いた視聴者は少なくないのではないだろうか。 ちなみにアフレコスタジオは麻布十番だったとの事。 &bold(){人間関係} 「[[お父様>お父様(鋼の錬金術師)]]」には忠実で、話しかけられたり行動をともにする時には鼻歌を歌ったり、計画の失敗どころか部屋が壊されるなどという僅かにでも父の不利益になる事態を阻止する為に捨て身の行動に出るほどに献身的((これらの父に従順な描写はFAではほとんど削除されている))だが、計画の範囲内なら命令にない非道な演出も行う。 他者を軽んじており、とりわけ人間を軽蔑する姿勢はホムンクルスの中でも顕著で、 同じホムンクルスでも末弟で人間ベースの[[ラース>キング・ブラッドレイ]]をガキと呼び見下している節がある。 ただし頼まれた時には承ったり、「お父さま」がラースの意見を採用した時には不服な内容でも黙って引き下がったりと、ホムンクルスとして認めていないわけではないようだ。 ラスト、グラトニーと特に仲が良いらしく、物語中盤はグラトニーが造り直されるまでラストを亡くした彼と行動を共にしており、ラストの次に慕われていた。 ヘソや太腿が大きく露出した前述の衣装は他のホムンクルスと違い自分の変身能力で作ったものであるらしく、グリードには悪趣味だと笑われている。 [[エド>エドワード・エルリック]]のことを「鋼のおチビさん」と呼ぶ。そう呼ぶ事で話が拗れそうな際には自重するようだが、低身長弄りが地雷のエドにキレられて殴りかかられても懲りずに呼び続ける。ガンガン編集部によるとエドの事をチビと呼んだ回数は堂々一位。 おまけ四コマでは少ない出番のうちに[[ラスト>ラスト(鋼の錬金術師)]]を「おばはん」呼ばわりして半殺しの目に遭ったり、調子に乗って煽り散らかしていたらマルコーにキスされ泣き喚いて悶絶したり、妙に落ち着いた大佐にピンポイントに嫌な位置を燃やされて&bold(){アフロにケツ丸出し}状態で号泣しながら土下座するなど、プライドやキンブリーほどハード&s(){プレイ}な状況に立たされるわけではないものの、結構不遇な扱いが多い。 以下終盤のネタバレ &ruby(スカー){[[傷の男>傷の男(鋼の錬金術師)]]}やマルコー達の策略で中央から北部へ誘き出され、交戦の末に散々いたぶり蔑んできたマルコーに[[賢者の石]]を破壊されて敗北。 シン国皇帝への献上品としてシン国へ戻ろうとする[[メイ>メイ・チャン]]を唆して中央へ向かう。 中央に戻った後、閉じ込められていた瓶の蓋を根性で開け((アニメでは混戦の最中に不死の兵に瓶ごと食べられた))、不死の兵を自身に取り込んで元の姿に戻る。 そこで偶然エドや[[ロイ・マスタング]]と接触。 ロイに(若干子供じみた言い草で)問い詰められ、彼らの前で自身がヒューズを殺した真犯人である事を彼の妻のグレイシアに変身しその卑劣な手口ごと明かしたが、それがロイの逆鱗に触れる。 本性を現し巨大化するも「デカければ勝てると思ったか、バカが!」と眼球内の水分を沸騰させられたり、 ヒューズに化けて大佐のスキをつこうとするも通用しなかったり、あげく[[ホークアイ中尉>リザ・ホークアイ]]の小芝居に引っかかりやたらとコマ数を割かれ丹念にボロカスにされたり、中尉を返り討ちにする事には成功するも更に痛めつけようとした瞬間に大佐に焼かれるなど、人柱を殺す事のできないエンヴィーになす術は何も無かった。 それでも執念深く得意の口車でエド達の同士討ちを狙うも、既に憎しみを捨てていた4人には通用しなかった。 長い歴史のなか、いつだってホムンクルス達に騙され踊らされてきた愚かな人間であるはずの彼らを思い通りにできず、逆に哀れなものを見る目で見られ、長台詞の末に叫ぶエンヴィーにエドは静かに告げる。 &bold(){実は彼(彼女)が本当に『嫉妬』していたのは人間であった。} 「クソの中でも更にクソみたいなガキ」であるエドにその事を理解され、直前までしぶとく狙っていたエドの体を乗っ取るチャンスを捨て((この時エドは捨て身で脱出しようとするエンヴィーに対しうっかり生身である左手を差し出してしまっていたが、それを乗っ取らず噛み付く事で地べたに放り出される事を選んだ))、全身の骨が砕け散り、直接手を下さずとももう永くない芋虫のような体を引き摺りながら、核である賢者の石を自ら握り潰し、[[自死>自殺]]。 死に際にはエドのことを常々呼び続けていた「鋼のおチビさん」ではなく「エドワード・エルリック」と呼び、別れを告げながら消滅した。 エドをそう呼んだのはこれが最初で最期。 作者曰く、ムカつくガキに自分を理解され本質をスパンと言い当てられたことで、長年の苦悩と絶望があっさり救われてしまった屈辱と、唯一の理解者を得た喜びがぐちゃぐちゃに入り混じった結果であり、敬意を込めて名前を認めたとの事。 前述の「とあるエピソード」とはこの退場回の事である。 その最期を看取ったロイは&font(#ff0000){「卑怯者」}と断じるも、やるせない表情を浮かべるのだった。 &bold(){正体の正体?} 体内の賢者の石の力が弱まり、真の身体を構成するクセルクセス人の魂が枯渇すると、 たとえその時の身体が真の姿であろうと変身した姿であろうと、エンヴィーの意思に関係なく強制的に8本足の小さなトカゲのような姿になる。 この状態では変身能力は使えず、他者の身体に寄生し乗っ取るくらいしかできなくなる。 人形兵を取り込んで膨れ上がる形相はなかなかホラー。 余談になるが、原作のエンヴィーの能力の描写は他のホムンクルスと違い、変身能力を使用する際には必ず赤い稲妻エフェクトが出現する。 これは賢者の石を使用した事を表す記号であり、実際に賢者の石を消費する再生能力を発揮したときには他のホムンクルスも、またキンブリーやアル、エドが賢者の石を使用した時にも同じエフェクトが走っている。 寄生能力を使った時には出現しない。 他のホムンクルスが死の間際まで能力を行使できているのに対し、エンヴィーは弱体化した時には変身能力は使えないため、変身能力は賢者の石を使ったなんらかの(ホムンクルスは錬金術を使えないため錬金術ではない)術であり、本当の固有能力は寄生の方であると考えられるが、結局判明はしなかった。 徹底された描写である以上は&bold(){原作者の人そこまで考えてない}わけではないはずなのだが… また、&bold(){7人のホムンクルスの中で唯一二つ名に相当する呼称がない。}ハガモバをはじめとしたアプリゲームなどのコラボなどで登場するホムンクルスに「最強の矛」やら「はじまりの人造人間」「擬似・真理の扉」などの公式の名称((原作ではサブタイトルやキャラクターの二つ名が「○○の○○」という文面になるという法則性がある))が付かず「○○(大罪)の人造人間」と呼称されるのはこれが原因だと思われる。 後半にしか登場しない2人含め、6人分考えたのに最初期から登場する1人だけハブられるなんて事は考えにくいが、作者からのぞんざいな扱いを鑑みるとあながち間違いでもないかも… これらの不明点が原作者から直接明かされる時はいつか来るのだろうか…&s(){来なさそうだな…} &bold(){台詞集} 「どうせ変身するならさぁ やっぱりムサいじいさんより──こういう若くてかわいい方がいいよね」 「その女房を刺そうっての? いい演出だろう? ヒューズ中佐」 「つけ入りやすくて助かるよ 人間」 「糞が…ニンゲン風情が見下してんじゃねえ!!」 「このエンヴィーが! 子供を打ち殺した張本人!! 気持ちよかったねあれは弾丸一発でみるみる内乱が広がっていく様は爽快だったぁ!本 当に人間ってやつは操り易い面白い生き物だ! 愉快だったよ!!」 「感情じゃなく理性で人間の定義に線を引けよ錬金術師 こいつらが人間とよべるものへと還る術はもうないんだから」 「いやだ…こんな…こんなことが…このエンヴィーが…貴様ら下等生物にやられる訳…いやだ合成獣まで…見るな…俺を…私を…ボクを…見下すなよニンゲンがああああ!!!」 「あんた達ニンゲンだって人の不幸とか愚か者が躍るのを見てるの大好きなんじゃないの? だからしょっちゅう戦争してんじゃないの?」 「バカってのはさぁ こういうテに引っかかるヒューズみたいな奴の事を言うんだよォ!!!」 「屈辱だよ………こんなボロぞーきんみたいになって…あんたらニンゲンに…クソみたいな存在にいいようにやられて…しかもよりによってそのクソの中でも更にクソみたいな…こんなガキに理解されるなんて…っ!!!屈辱の極みだよ… バイバイ エド…ワード…エルリック……」 #center(){&font(#0000ff){【[[アニメ2003年版>鋼の錬金術師(2003)]]】}} 原作と違い髪がやや緑がかっており、紫色の瞳をしている。衣服のカラーリングやディテール、背中の基盤模様の構造なども2009年版アニメとは若干異なる。毛束の細い絵柄のキャラデザ故か、微妙に身長も2009年版より大きい。 例えホムンクルス仲間相手であろうと気に入らなければ平然と暴力を振るい、息をするように無辜の市民を殺害する、傲慢で残虐非道な性格。 序盤は原作同様リオールの内乱を引き起こす役回りを担っていたが、正体もあってホムンクルス内での地位はとても高く、中盤以降はトリックスターのような立ち回りも演じる。 原作と違い生まれて7年ほどしか経っていないラストより年上だからか彼女をおばはんと呼ぶ描写はなく、代わりにラース((ただし、彼も生み出された時期はラストより先))が一度だけ呼んでいる。 特殊な能力は変身能力だけだが、脱走したグリードを踊るような身のこなしで翻弄したり、ステーキナイフ一本で成人男性の心臓を簡単に貫けるほどの力を有する。 怒りで錯乱状態になった時には石造りの建造物に巨大なクレーターを作るほどの怪力を見せており、その実力はエドを終始圧倒した。 ベースとなった人間は&bold(){[[ホーエンハイム>光のホーエンハイム]]とダンテの息子}であり、エルリック兄弟とは腹違いの兄という関係。 ただ、ホーエンハイムは肉体を何度も変えて生き存えているので生物学的な血縁はないだろう。そもそもエンヴィー自身は息子本人ですらない。 水銀中毒で命を落としたが、ホーエンハイムによる人体錬成でホムンクルスとして蘇る…はずだったが、実際に錬成されたのは肉塊ですらない巨大な竜であり、それを見たホーエンハイムは恐れをなしてダンテの下を去った。ちなみに実在する死者をベースに作ったホムンクルスが、なぜ人とは似ても似つかぬ竜になったかは明らかにされていない。 術者の力量からか他のホムンクルスと違い生前の記憶を完全に覚えている((と本人は認識しているが、前述の通り実在人物をベースに錬成した生物が竜になるとは考えられず、また生前の彼は不自然なまでに存在すら描写されていないので、バリーがアルに言ったように「ホーエンハイムの息子」として都合のいい偽物の記憶を植え付けられた可能性も考えられる))ため、ホーエンハイムに捨てられた恨みから彼やその息子たちのエルリック兄弟を激しく憎んでいる。そういった意味では、まさしく「嫉妬」のホムンクルスと言える。 今の自分を個としているので自身の存在に劣等感を抱き完全な人間になりたいと願っていた他のホムンクルス達を内心見下しており、ダンテが傑作と称する[[プライド>キング・ブラッドレイ]]すらも人間もどきと罵った。 ダンテとは元親子ということに加え「人類に苦痛を刻んでいく」という利害が一致していたので彼女の計画には協力的だが、 計画の中に自身の愛憎の源であるホーエンハイムやエルリック兄弟が絡むと途端に感情的になり、命令外の行動に出る事もある。 トリシャと似た顔立ちであるアルからはエドほど憎悪を掻き立てられないのか、賢者の石と化したアルを軟禁する際には本音と思しき言葉を吐露するシーンがあった。 コロコロ表情を変える原作とは違って基本的に顔芸などはせず、余裕たっぷりに振る舞うシーンが多く一見些細な事には動じない大物に見えるが実はかなり精神的に打たれ弱く、本編終盤ではグラトニーの暴走に怯えたり、「門」が消えていない事に対しワナワナ震えて動揺する事もあった。((奇しくも原作でも、似たような状況に立たされ平然と対応するシーンがアニメ放映後に描かれている)) ほとんど対面もしておらず、ホーエンハイムの性分や彼より愛されていたはずの腹違いの弟達の扱いから考えても生前にだって大した思い出などなかったであろうに父を何百年も恨み続けるあたり、メンタルの繊細さが窺える。 終盤、一度はエドを&bold(){殺害する}が最終話でアル(=賢者の石)自身を代価に復活したエドから ホーエンハイムがダンテによって『門』の先に飛ばされたことを知ると、真の姿であるウロボロスの化身・リヴァイアサンに戻り、変身能力を対価にして自身も『門』を通って後を追う。 作中では「元の姿なんて忘れた」と言っていたがエドを殺害する時と『門』を通る時に一瞬だけ&bold(){ホーエンハイムに似た顔立ちの青年の顔}に変化している。 この顔が生前の姿である可能性も完全に否定はできないが、肉体を入れ替えて生きて来たホーエンハイムの現在の体は確実に400年前とは異なるので、エドを惑わし自分たちの父の罪を突き付けるために彼に酷似した姿と声に偽装したと解釈する方が自然である。じゃあなんで誰も見てないのに門を通る時にその顔に変化したかって?さぁ… [[劇場版>鋼の錬金術師 シャンバラを征く者]]では変身能力を対価に『門』を突破した為、リヴァイアサンの姿のままであった。 未だにエドへの憎悪の念は抱いており、対面時は問答無用で彼に襲いかかった。 派手に暴れたせいでロンギヌスの槍(実際にはただの石槍である)を装備したトゥーレ協会に捕獲され、最期はホーエンハイムと共に『門』を開く材料にされて、死滅する。 皮肉にも本編で執拗に甚振り見下していたラースとは、同じ状況ながら正反対の結末を辿った。 シナリオブックによるとこの時協会に拷問を受けた事で精神が崩壊((よくよくセリフを聞いてみると実はエドとの会話は一切成立していない))しており、何もかもを捨てて追い求めたホーエンハイムに&bold(){化け物}と言い捨てられ、弟の帰り道の為だけに殺される時すら、それを理解する事は出来ていなかったようだ… イキってはいろんな人にボコられ、情けない姿さえ晒しながらも、最期には唯一欲しかったものを手に入れ自ら舞台を降りた原作エンヴィーと、いろんな人をボコり圧倒的上の立場からやりたい放題で常に余裕の態度を示していたものの、最期には唯一欲しかったものに拒絶された事すらわからず、降って湧いたような黒幕に命を使い捨てられてしまう彼の末路は対照的である。 裏鋼と劇場版のDVD特典ではまさかの萌えキャラに… お祭り格ゲーである「ドリームカーニバル」ではチョコレートパフェが好きという一面も見せた。 USJコラボの特典映像『七大ホムンクルスVS錬金術師軍団』ではウィンリィに化け、騙したグリードをぶん回して壁にめり込ませているなどやりたい放題である。 &bold(){台詞集(2003年アニメ版)} 「オマエなんかあの人が生かしておけって言ったから生かされてるだけなんだよ! オマエだけは許せない、オマエだけは本当に許せない、アイツの血を受けたオマエだけは!!」 「誰にも造られたりしちゃいない! 俺達は生まれたんだ!」 「見たかったのさ。鋼の…あのクソ野郎の子供の顔が恐怖に引き攣るのをね」 「見たいな…アイツらが目の前で賢者の石を取り上げられる顔を…全てを失う顔を」 「そうさ死んだんだ。どいつもこいつも、そして人造人間だけが生き残る!」 「ホーエンハイムに会う! 僕が奴を殺す!」 「僕は行くんだ! ホーエンハイムのところへ…アイツのところに…父さんの所に!!!」 #include(テンプレ2) #right(){追記、修正お願いします #vote3(time=600,67) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - マスタング戦は『策士策に溺れる』『火に油を注ぐ』を地で行く敗北だったな -- 名無しさん (2013-12-24 15:17:46) - こいつの最期はなんか、うしおととらの白面の者を思い出した -- 名無しさん (2013-12-24 15:24:21) - やりたい放題やった挙げ句、勝ち逃げ同然の最期だった1期とは逆に、単純な作戦にまんまと誘き出されて捕まるわ、ロイにフルボッコにされるわ、エド達に哀れみの眼差しを向けられるわと2期のエンヴィーは回を追う事にどんどん情けない奴になっていったのが個人的には良かった。 -- 名無しさん (2014-02-18 02:26:04) - 多分、何百年も人間を嘲笑してきたツケかもしれませんよ? -- 閲覧者 (2014-02-18 02:57:47) - 一期のエンヴィーが原作や二期と同じ状況に陥り、原作と同じ事をエドに言われたら原作同様に惨めさや悔しさから死を選びんだろうか? -- 名無しさん (2014-05-26 15:30:36) - ↑それでもエドを道連れにするかわざとエドに殺されて心に傷を負わせるか、だろな。死ぬ間際に自分の正体をばらした上で。 -- 名無しさん (2014-05-28 00:03:38) - エンヴィーとプライド以外は、賢者の石を消耗したときに胎児のような本体だけになる体質は無いのだろうか -- 名無しさん (2014-07-06 10:09:43) - ラストの本体はおっぱい -- 名無しさん (2014-07-06 10:24:08) - アニメ1期の最後の出番での台詞「父さんのところに!」でなぜかウルっとくる -- 名無しさん (2014-07-09 09:18:37) - 2期の声優さんが過小評価されてるよね…役に合っているか否かじゃなくてバーローが連想されるとかってことで -- 名無しさん (2014-08-07 18:39:26) - 俺はバーローのが好きだけどなあ -- 名無しさん (2014-08-08 17:33:00) - 1期の山口さんも2期の高山さんも、それぞれの味があって好きだなあ -- 名無しさん (2014-08-10 02:28:14) - ボコられる場面が多いせいでエンヴィー(笑)ってイメージがある -- 名無しさん (2014-09-27 20:10:31) - ↑中尉のハッタリに引っ掛かったり、ロス少尉のほくろ忘れてヒューズ中尉に即バレしたり...。でもあらゆる悲劇の元凶なんだよな、コイツ... -- 名無しさん (2014-10-05 20:57:24) - まあ軍人だからこそ鋭い洞察力とかがあるんだろうけど、エンヴィーは基本的にそこまで洞察力とかが高くない一般市民相手にしての工作とかを主にしてるしなあ 強敵に真正面から立ち向かうのを避けるってのは賢い選択だけど -- 名無しさん (2014-10-27 22:57:49) - 得意の口車で同士討ちを狙うも4人に全く通用せず足掻く様はもうなんというか憐れみすら感じた。2期のアニメの方でのエンヴィーの最期を見たときは高山氏の熱演も相俟って、憎たらしい敵だったはずなのに泣きそうになってしまった。 -- 名無しさん (2014-11-05 03:18:14) - 姿形は変わっても質量は変わらないっていうのは科学してて良いなあ -- 名無しさん (2014-11-29 14:51:16) - やったことは悪そのものなんだけど最期とか見るとなんか憎めない奴 -- 名無しさん (2014-11-29 14:57:51) - ↑2 「アニメ1期のOPでは鋼のオチビちゃんに投げられるフリして自分からジャンプしてやったんだよ!」 -- 名無しさん (2015-03-02 03:35:59) - 原作エンヴィーにあってるのは2期の声優。一期の声も良いけどあれだと小物って感じがしないね -- 名無しさん (2015-03-03 22:08:54) - 多分戦闘能力はホムンクルス中最下位だよな -- 名無しさん (2015-03-03 22:31:01) - 戦闘力最下位は身体能力でみると、おそらくラストかと。 -- 名無しさん (2015-04-03 21:09:52) - ラストは武器は最強の矛しかないけど奇襲みたいな方法で再生能力を有効活用してたから、ゴリ押しばかりだったエンヴィーより戦闘センスは上じゃないかな -- 名無しさん (2015-04-03 21:27:47) - 二期エンヴィーはかわいいからいいけど、一期エンヴィーはムカつくロイにフルボッコされてほしい -- 名無しさん (2015-05-05 18:51:18) - 服部「闇落ちの工藤や!」コナン「おいっ!!」 -- 名無しさん (2015-10-31 09:48:03) - 自分より弱い存在である人間を見下し踏みにじる、仲間であるホムンクルスさえ嘲る、いざ自分が不利になると逆上する、最期は惨めに死んでいく、と悪役として実に完成されたキャラだと思った -- 名無しさん (2015-10-31 10:03:48) - ぶっちゃけ一期のエンヴィーもそんなに強くないよね。エドにマウントポジション取られてたし。周りが弱すぎて相対的に強く見えただけ。 -- 名無しさん (2015-11-27 19:46:50) - エドが本調子じゃなかったとはいえリンと二人がかりでも苦戦してたあたり、相性の問題で決して弱いわけじゃないと思うけどね原作版。 -- 名無しさん (2015-11-27 19:55:44) - というか大佐の焔が対ホムンクルス用に最適なんだよ 限界なしに死ぬまで攻撃できる点で 大佐が全力を出せる状況ならラース以外はタイマンで勝てる -- 名無しさん (2016-05-12 15:28:40) - ↑3の言うことと逆に、原作は周りが強すぎたよ あの巨体(とグロい見た目)で殴りかかられたら普通レベルの相手なら抵抗するどころじゃない ただ国家錬金術師たちやスカー、大総統あたりと比べちゃうとねえ -- 名無しさん (2016-05-12 16:00:25) - なんで実写TM西川さんじゃないんだよ…あの人しかいないじゃん -- 名無しさん (2016-06-06 21:28:02) - 一期を見てから原作読んだからランファンにボコボコにされてたの見て驚いたわ -- 名無しさん (2016-06-17 12:22:48) - ↑4 グラトニーは腹の口で炎食ってたけどな -- 名無しさん (2016-07-06 05:05:59) - ↑5 漫画的な都合で出せない大佐本来の強さを存分に出せる相手がホムンクルスだけで、その所為で真正面からやりあったエンヴィーが割食ってる感じだよな。 -- 名無しさん (2016-09-03 13:07:25) - セバスチャン、真紅 砂ぼうず 出会いはエンヴィーのおかげ -- 名無しさん (2016-10-28 07:40:59) - 大佐もまさかあんな手口でヒューズが殺されてただなんて本当に斜め上だったんだろうな。エンヴィーが手口明かすまでは至って冷静だった辺り。 -- 名無しさん (2017-02-09 09:03:11) - 一期は演出のせいでグレイシアさんの声を知らないのに同じ声を出す。二期では考慮されて元の声のままだけど…… -- 名無しさん (2017-02-09 09:12:17) - 一期でホーエンハイムがエンヴィーと去っていて、そのままエルリック兄弟と出会っていたらどうなっていたんだろうな・・・ -- 名無しさん (2017-03-03 21:26:59) - アニメ一作目では事実上ダンテと並ぶラスボスの一人だったよね。 -- 名無しさん (2017-03-03 22:13:15) - アニメ一作目でエドとの戦いでマスタングの顔に化けて「一番殴りやすい顔だ」って言われて殴られたところはクソワロタwww -- 名無しさん (2017-03-03 22:20:12) - 何かとペルソナの足立と 黒仮面に似ている -- 名無しさん (2017-05-15 14:05:39) - 人間のことばかり考えている.ツンデレかな? -- 名無しさん (2017-05-28 18:22:08) - ↑嫉妬というのは執着の裏返しだからな。 -- 名無しさん (2017-07-16 15:17:33) - アニメ第一期のエンヴィーはタダのヤンデレファザコンです。オトンに対して構ってチャンだっただけ。 -- 名無しさん (2017-12-17 04:09:13) - ↑一期のホーエンハイムはダメ男だから同情してしまう。あと本文にも書かれているようにホーエンハイムは何度も体変えているのになんで本来の姿らしい青年の顔はホーエンハイム似なの?てっきりエドにショックを与えるためにわざとあの姿になったと思った。息子なのは本当だろうが… -- ラララ (2018-01-13 12:05:01) - 変身して人を騙すのが得意なこいつの敗北フラグは「自分が騙される」だな。1度目はマルコーに誘き出された上に対ホムンクルス用トラップという嘘に騙され、2度目はホークアイ中尉の小芝居に騙され -- 名無しさん (2018-02-09 18:53:32) - 1期のコイツには同情したなあ・・・。他のホムンクル達を見下してたけど、父に愛してもらいたい&父の寵愛を受けた異母兄弟が憎いってホムクルスの中じゃ一番分かりやすくて人間らしい行動原理だよな。 -- 名無しさん (2018-03-18 01:45:45) - この手の美形に化けてる怪物には珍しく容姿や体重気にしてたり本性現しても割とゆるい口調なままなのに本人の意思と関係なく救いが無いのが良い、かなり人間社会の良識備わっててあの体って普通に発狂ものなのに割り切りつつ人間にも憧れるって作中1メンタル強い可能性あるぞ -- 名無しさん (2018-05-13 18:39:50) - 原作とアニメスタッフで最期の解釈が違ったそうな  -- 名無しさん (2018-06-01 17:06:36) - ↑ほぼ真逆 山口エンヴィーも完全に別人だけど高山エンヴィーも原作と完全に同じとは言いがたい -- 名無しさん (2018-06-08 00:16:53) - 1期の主人公達の異母兄弟って設定はビビった、あのクルクル回る戦闘スタイルが好きだったわ。 -- 名無しさん (2019-01-24 23:23:14) - 記事では原作以上って書いてあるけど、エドと取っ組みあって馬乗りで殴られて痛がってた一期とエドをビンタ一発で戦闘不能にしてた原作とじゃさすがに原作の方が強くない?グリード戦で比較すると一期と原作のエドの強さ同じくらいだろうし -- 名無しさん (2019-10-17 22:59:11) - 一期エンヴィーの記述がかなり主観というか誤情報です。刺したのは頭じゃなく腹だし完全な人造人間って設定はないんで修正お願いします -- 名無しさん (2020-04-19 02:02:37) - 正直人生終えるなら2003年版のこいつみたいな最期迎えたい -- 名無しさん (2020-04-22 01:32:26) - ホムンクルスの中では一周回ってこいつが一番好き。 -- 名無しさん (2020-04-22 03:10:11) - ↑2 一期最終回のような感じで -- 名無しさん (2020-04-22 03:19:55) - シャンバラエンヴィー、言動が支離滅裂だと思ってたけどシナリオブック情報だとエドがロケット作ってる間ナチスに拷問されておかしくなってたんだな…勝ち逃げとは言えないんじゃ? -- 名無しさん (2020-07-11 11:45:07) - 旧アニメでは14話になるまで出てこなかったけど、その頃アニメから入った人はメリッサの映像にいるこいつ見て「この人誰?」とか思ってたのかな -- 名無しさん (2020-07-16 19:20:09) - なんで2003年版メインに書かれてるんだ -- 名無しさん (2020-10-17 17:54:06) - 最初は原作ベースだったけど最近編集した人が2003年贔屓に書いただけ。原作よりも体術に優れるとか全くそんな設定はエドとの戦闘を見れば大嘘だってわかるし想い出補正で願望が強く出ちゃってるんでしょ -- 名無しさん (2020-10-20 04:42:23) - ていうか原作の記述がっつり消えててワロタ。荒らしだろこれ -- 名無しさん (2020-10-20 04:46:14) - いやいやいくらなんでも原作キャラの項目を後からオリアニ版の項目にして原作はオマケ扱いに書き換えとかやばくね?オリジナルの項目作れや。元に戻しといてくれ… -- 名無しさん (2020-10-20 04:53:11) - なんで頻繁に更新履歴に上がってんのかと思ったら編集合戦してんのか。これなんかしらの対処が必要なんじゃないの -- 名無しさん (2020-10-21 16:38:30) - 前から原作項目が少しずつ消されてたんだけど、1ヶ月前にアニメ版をメインにすげ替えた記事にされてた。昨日発覚して自分含めて何人かが原作メインに書き直した。今は動きはないけど次も同じ事起きていたちごっこになったらやばいよね。なんで既存項目を乗っ取るんだか… -- 名無しさん (2020-10-21 17:12:42) - 旧ハガレンでエドに殴られる度にヒューズやマルコーに顔だけ変身して精神攻撃してたけど、いい歳した男性がああいう格好してるの想像したら笑ってしまった -- 名無しさん (2021-01-31 15:27:20) - 旧アニメのキャラ付けは前番組(SEED)のラスボスだったクルーゼを意識した気がしないでもない -- 名無しさん (2021-02-09 22:14:13) - 正直主人公の生き別れの家族なんてベイダー卿あたりからあるベタすぎる設定だし… -- 名無しさん (2021-03-20 20:09:25) - 無印版では無双してた印象のエンヴィーも、中華組が来てたらどうなってたかわからないね マルコさんの生存、グリリンとかキメラのおっさん達の仲間入りとか、エド達に追い風が来てたのもあってエンヴィーもグラトニーも追い詰められていった印象あるし -- 名無しさん (2021-06-17 10:08:33) - 記事冒頭の注意書きは何かと思ったが過去に荒らし編集者が出てたのか -- 名無しさん (2021-07-15 01:04:49) - こいつは卑劣で外道だけど、人間を見下してるからか適当な考えで倒せるって浅はかな行動をしてボコボコにされてる場面が多すぎたから卑劣なだけの弱者って印象。というかド三流お父様と同様にホムンクルスって力しかなくてろくな成長もしない連中が多くない? -- 名無しさん (2021-08-25 21:46:38) - ある意味成長できたのはグリードとラースくらいだしな。どっちも世俗に揉まれてるし、そういう部分もあったんだと思う。グリードみたいな良心の部分もあったのだろうが、エンヴィーとかプライドみたいな浅はかで傲慢な部分がお父様の本質なんだろう。 -- 名無しさん (2021-09-01 09:24:33) - 旧鋼のエンヴィーは根幹が同じ嫉妬でも思考回路も性格も思想もあらゆる意味で原作エンヴィーとは真逆ってのが良かった。あらためて見返すと変身能力も不死性もフィジカルも原作と比べものにならないくらいし煽りも的確だし原作含めても最強クラスのスペックだったんだな。 -- 名無しさん (2022-04-02 11:27:55) - なんか、一期のエンヴィー最強説みたいなん言われがちだけど実際同じ対戦カードで比べると原作エピより苦戦多めのエド相手に組み伏せられて変身しかできなくなる一期エンヴィーとエド相手には常に圧勝してる原作エンヴィーが戦ったら当然原作エンヴィーが圧勝するのでは? -- 名無しさん (2022-04-02 12:23:45) - 一期エンヴィーはエドを苦しめる事が目的の一つなのと竜の姿に変身すれば普通に振りほどけそうだから異母弟憎さで遊んでんなと思った -- 名無しさん (2022-04-03 03:44:24) - エドの指摘もそうなんだけど、「嫉妬とは醜いものだな」って大佐の皮肉もなるほど!ってなった -- 名無しさん (2022-04-03 13:56:54) - ↑3 組伏せられた時も殴られてる時も終始余裕で明らかに煽り目的の舐めプしてた印象その後即殺したし。ヒューズに変身した際にナイフや銃まで精製したり腕全体をラストの矛みたいな形質に変えてエドの腹ぶち抜いたり変身能力もかなり滅茶苦茶よ。 -- 名無しさん (2022-04-24 21:46:07) - ↑余裕で煽ってるにしては存在も忘れてそうなマルコーや仲悪い事が知れ渡ってる大佐に化けて当然ぶん殴られ、めちゃくちゃ情けない表情をしてるんだよな…殺害したのはホーエンの顔を見て戦意喪失したからでしょ。エドを殺したはずなのに門が消えてない事にひどく怯えたり、グラトニーに引いてたりとメンタル面もそこまで強くはないんじゃね?原作と違ってずっと安全地帯にいるから余裕な態度取ってるだけで。ナイフや銃は錬金術の設定ミスだと思うし、腕を武器にするのは原作でもやってる -- 名無しさん (2022-05-02 17:14:33) - 2003年版の声、低かったけど女性の方が演じてる設定だっけ…? -- 名無しさん (2024-02-01 03:47:38) - faエンヴィーの顔もそうだけど声がかっこよすぎて大好き -- 名無しさん (2024-04-13 02:18:43) #comment #areaedit(end) }

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