ラグラージ

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&font(#6495ED){登録日}:2010/08/16Mon 13:56:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 13 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&color(blue){&bold(){&big(){大型船を引っ張って泳ぐパワーの持ち主。太い腕の一振りで相手をたたきのめす。}}}} #center(){&blankimg(ミクリのラグラージ1.jpg,width=550,height=330)} #right(){出典:ポケットモンスター、105話『イーブイとニンフィア!出会いと再会!!』、&br()19年11月17日~2022年12月16日まで放送。&br()OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、&br()©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon} ラグラージは[[ポケットモンスター]]シリーズの[[ルビー・サファイア>ポケットモンスター ルビー・サファイア]]から登場する[[御三家ポケモン>御三家(ポケモン)]]。 *■データ ---- 全国[[図鑑>ポケモン図鑑]]No.260 分類:ぬまうおポケモン [[英語]]名:Swampert 高さ:1.5m 重さ:81.9kg [[タマゴ>タマゴ(ポケモン)]]グループ:怪獣/水中1 性別比率:♂87.5♀12.5 タイプ:[[みず>みずタイプ(ポケモン)]]/[[じめん>じめんタイプ(ポケモン)]] [[特性>特性(ポケモン)]]:[[げきりゅう>しんりょく/もうか/げきりゅう(ポケモン)]](HPが1/3以下になると水タイプの技の[[威力>威力(ポケモン)]]が1.5倍になる) [[隠れ特性>隠れ特性(ポケモン)]]:しめりけ(互いの[[爆発技>じばく/だいばくはつ(ポケモン)]]、特性「ゆうばく」を無効にする) ・[[種族値]] HP:100 攻撃:110 防御:90 特攻:85 特防:90 素早さ:60 合計:535 [[努力値]]:攻撃+3 ミズゴロウがLV16でヌマクローに[[進化>しんか(ポケモン)]]。 ヌマクローがLV36でラグラージに進化。 *■概要 ---- [[ホウエン>ホウエン地方(ポケモン)]]御三家の水タイプであるミズゴロウの最終進化形。 青色のカエルやサンショウウオ、ムツゴロウを合わせた怪獣のようなモチーフが特定しにくい姿をしている。 その硬い腕で1トンもの岩石を砕いたり軽々と持ち上げ、大型船を引っ張ったり出来るものすごいパワーを持つ。 また、濁った水の中でも周りを見通せるほどの視力を持ち、ジェットスキー並みのスピードで泳ぐ。 ヒレで潮風や水流の僅かな違いを感知して、嵐を予感し海岸や美しい砂浜にある巣をそのパワーで岩を積み上げて守る。 2chのとあるスレではその姿をネタに 「ラグラージってキモいよね…」 「いやラグラージはキモくないよ!(゜∀゜)&font(#ff0000){キモクナーイ}!」 等のやりとりが頻繁になされいつの間にかその「&font(#ff0000){キモクナーイ}」という通称が定着した。 #center(){&font(#ff0000){キモクナーイ!!}} ただ、実際のところ多分にネタ的な意味で使われている節が強く、実際に「キモイ」という評価が多数派かというと微妙なところ。 確かに今までのポケモンからするとやや違和感のあるデザインなのは事実だが、実際のところ第三世代でのデザインの方向転換の象徴ともいえる存在。 そのため、「キモイ」「キモクナイ」以外に「可愛い」「カッコいい」「渋い」など結構色々な評価が散見される。ある意味絶妙なデザイン。 *■ゲームでのラグラージ ---- ルビー・サファイアにて御三家の一匹であるミズゴロウを進化させることで入手できる。 基本的に水タイプの御三家はストーリー攻略において優遇されやすい傾向にあるが、中でもこいつは特にその傾向が強い。 能力値がかなり高い上にヌマクロー以降は地面タイプが付与され、攻撃面はもちろん、耐性面でも[[弱点]]が[[草>くさタイプ(ポケモン)]]のみと非常に優秀。 この複合タイプは[[ヌオー]]という先駆者がいるが、こちらは御三家らしく高い種族値からより[[旅パ>旅パ(ポケモン)]]向き。 [[ホウエン地方>ホウエン地方(ポケモン)]]では使いやすい地面タイプが[[ゴローニャ]]系統と手間のかかる[[フライゴン]]系統しかいない。 一方で草技が4倍ダメージとなってしまう点には注意が必要。 [[ライバル>ライバル(ポケモン)]]が使う[[ジュプトル>ジュカイン]]対策に[[スバメ>オオスバメ]]なり[[ズバット>ゴルバット/クロバット]]なりを育てておくのがオススメ。 ルビサファの[[ジムリーダー>ジムリーダー(ポケモン)]]には[[草タイプ>くさタイプ(ポケモン)]]使いがいないためほぼ全ての[[ジムリーダー>ジムリーダー(ポケモン)]]と互角以上に戦える。 更に「すてられぶね」で「れいとうビーム」の[[技マシン>わざマシン/ひでんマシン]]を入手すれば相性的な死角はほぼ無くなる。 [[ORAS>ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア]]では「れいとうビーム」を入手できる期間が伸びた代わりに、「いわなだれ」を自力で覚えるため[[ナギ>ナギ(ポケモン)]]の[[チルタリス]]等厄介な相手にも対応できるように。 さらに[[メガシンカ]]により安定感は非常に増しており、[[ダイゴ>ダイゴ(ポケモン)]]の[[メガメタグロス>メタグロス]]相手でも安全に対応できる等、本編での使い勝手もリメイク前よりさらに良くなった。 その異常な安定感から最初から最後まで常に活躍してくれる非常に頼もしい存在。 なお、USUMまで「うずしお」「ハイドロポンプ」はミズゴロウの時しか覚えなかったが、剣盾から進化した後もレベルアップや技マシンで習得できるようになった。 [[HGSS>ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー]]では[[レッド>レッド(ポケモン)]]撃破後にシルフカンパニーでダイゴからホウエン御三家のどれか1匹を[[貰える>シナリオ中に人から貰うポケモン]]。 剣盾では他のホウエン御三家と共にDLC「冠の雪原」で復帰し、ダイマックスアドベンチャーの道中でヌマクローとラグラージが時々出現する。 トレーナーでは、[[フロンティアブレーン>フロンティアブレーン(ポケモン)]]の[[ヒース>ヒース(ポケモン)]](銀、金シンボル)、[[シャドー>シャドー(ポケモン)]]幹部のダキム(初戦(ヌマクロー)、ボトムコロシアム)が使用する。 *■対戦でのラグラージ ---- 素早さ以外の全ての能力がかなり高水準にまとまっており、特に攻撃力に優れる優秀な重アタッカー。 更に前述の通り恵まれたタイプを持ち弱点は[[草タイプ>くさタイプ(ポケモン)]]のみ。ただしその草タイプは四倍ダメージを受けてしまう。 なんと種族値の合計が&font(#ff0000){全御三家中最高}の値を誇り、 能力バランスも安定感が抜群なことから対戦面での人気は御三家の中だとどの作品でも比較的メジャーなほうである。   その単純に高い攻撃力から放たれる「[[じしん>じしん(ポケモン)]]」等の物理技の威力は勿論、 その高い耐久を活かして「[[のろい>のろい(ポケモン)]]」を積んだり、「ミラーコート」「カウンター」でダメージを反射したり等、 水タイプの御三家らしく、その戦法は多彩で器用。 草タイプに弱いのは大きな欠点だが、耐久力がかなり高く生半可な草技では一撃で倒す事は難しいため下手に草技を使うと反射技で痛い目に合う。 「[[リンドのみ>きのみ一覧(ポケモン)]]」を使えばタイプ一致の草技ですら倒しきるのは難しく、反射技や[[氷>こおりタイプ(ポケモン)]]技で返り討ちにもできる。 苦手な草タイプに有効で「じしん」との相性補完に優秀な氷タイプの物理技を二種類も覚えてくれるのも嬉しいところ。 素早さの低さから「ゆきなだれ」との相性がかなり良いが、交代読みで撃つ事を考慮する場合は「れいとうパンチ」も候補。   ちなみに「じしん」と範囲が被り気味なためか、水御三家にも関わらず「たきのぼり」等の水物理技の採用率は低めだった。 現在では長所の一つである対面性能の補助になる「ねっとう」の存在や[[メガシンカ]]修得により雨下で戦う状況が増え、水技も普通に使われている。 何気に[[600族>600族(ポケモン)]]のほぼ全員と割と有利に戦える等、さりげなくメジャー所に強いのもラグラージの強さの要因の一つ。 「[[ダイビング>溜め技(ポケモン)]]」「[[あなをほる>あなをほる(ポケモン)]]」「きあいパンチ」「カウンター」「ミラーコート」と「[[ねこのて>ねこのて(ポケモン)]]」を阻害しない技の使い手としても優秀。 そのため「ねこのて」を主軸とする[[レパル>レパルダス]][[ガッサ>キノガッサ]]や「[[りんしょう>りんしょう(ポケモン)]]」パ等でも活躍が見込める。 [[HGSS>ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー]]では新たに遺伝技で「あくび」を習得し流しの能力にさらに磨きがかかった。 しかし近年の対戦環境では火力を中心に若干インフレに置いていかれてる気配があり、単純なアタッカー型は鳴りを潜めている。 現在の主流は先発に出して「あくび」「[[ステルスロック>撒き技(ポケモン)]]」をばら撒く起点作り型。 同様の起点作りの比較対象で[[カバルドン]]等がいるが、弱点が少ないので不意の一撃で落ちることがあまりなく、役割遂行が容易。 剣盾ではタイプ一致の[[交代技>交代技(ポケモン)]]「クイックターン」を習得するようになったので、起点を作りながらのサイクルも容易になった。 ポケモンSVでもレギュレーションFから参戦。はたきおとすも取得し、ますます起点ポケモンとして活躍するか………と思いきや4倍弱点がとれるかつラクラージより早く動けるオーガポンやテツノツツミやジャローダの存在や新たな起点ポケモンとしてブリジュラス、また同じ水御三家かつサブウエポンにエナジーボール覚えるアシレーヌの存在が逆風となっている状況であり、一応使用率上位に入ってるが以前ほどの活躍は難しくなっている。 隠れ特性はまさかの&font(#0000ff){「しめりけ」}。「だいばくはつ」が弱体化した[[第五世代>世代(ポケモン)]]でまさかのしめりけ(笑)である。 そのガッカリさは[[加速>かそく(ポケモン)]][[アチャモ]]欲しさに攻略本を買った人を[[絶望]]させるほど。 爆発したい、でもできない。 まあ起点作り型で採用する場合や水技の火力をあまり重視しない、または水タイプの攻撃技自体を採用しない場合は一考の余地があるので救われている方である。 なおそのガッカリ加減が尾を引きすぎて、湿り気ミズゴロウの入手難易度は剣盾で再登場するまでは非常に高かった。 剣盾以降は特性パッチや[[ダイマックスアドベンチャー]]での隠れ特性個体の登場で入手しやすくなっている。 そして[[バシャーモ]]に遅れつつもリメイク作ORASにて遂に[[メガシンカ]]を獲得した。 *■メガラグラージ ---- #center(){&font(#4169e1,b){上半身の筋肉が大きく発達し、よりいっそう、たくましい姿となった。} &font(#4169e1,b){水中での行動に必要な力も強化され、陸上でも水中でも、その強靭な力を発揮する。}} タイプ:みず/じめん 特性:すいすい(天候が雨の時、素早さが2倍になる) ・[[種族値]] HP:100 攻撃:150 防御:110 特攻:95 特防:110 素早さ:70 上半身が肥大化した非常にマッシヴなデザインに変化した。通称「ゴリラージ」。 能力上昇は攻撃に+40・防御・特防に+20・特攻・素早さに+10。 見たとおり、&bold(){メガシンカの中でもかなり理想的な能力上昇}となっている。 攻撃に偏った能力上昇となった為、メガシンカ前と違い物理1本の方が戦いやすいだろう。 特性は「すいすい」に変化する。&s(){このゴリラ何て速さだ!} [[ルンパッパ]]と同速の70になった為、雨前提で動かすなら無理に素早さに特化する必要はなく耐久にも振れる点は嬉しい。 特性を活かすのなら特性「あめふらし」のポケモンは必須。第七世代では[[ペリッパー]]と非常に相性がよく、ラグラージが苦手とする草タイプにはペリッパーの暴風が、ペリッパーが苦手とする電気や岩タイプにはラグラージの地震が刺さる。 但し[[XY>ポケットモンスター X・Y]]からそうなのだが、天候は5ターン(湿った岩持ちだと8ターン)しか持たない。無理に活かさず素で戦う事も考慮に入れよう。 第六世代では仕様によりメガシンカしたターンはメガシンカ前の素早さが参照される(=すいすいも反映されない)という仕様でまもるが必須だったが、第七世代ではメガシンカ後のものが反映されるように改善された。 特性を活かさなくても、上記の通り耐久の数値は&bold(){H100・BD110}とやたら&bold(){硬い}(種族値だけ見れば[[スイクン]]に匹敵する)。 「もっと硬い奴は多い」? 忘れてませんか? ラグラージは水・地面タイプなんですよ? つまり弱点は草4倍&bold(){のみ}。弱点一つでこの硬さは反則である…。 逆に言えば草タイプの技で軽く捻り潰されると言うことでもある。草タイプ相手の場合は大人しく退こう。 後、先制技が無いので不意の相手の先制攻撃にも注意したい。 また強力な[[積み技>積み技(ポケモン)]]もないので物理耐久が高いポケモンに案外弱いが、あくびで誤魔化すことはできる。 ちなみに水等倍なので水技を受けるのが辛そうに感じるが、 &bold(){ラグラージが耐久無振りでも、特攻に特化してさらに雨補正をかけ、命の珠を持たせた[[キングドラ]]のドロポンでようやく低乱数1発}である。なんだこのエグい耐久。 なお通常ラグラージが「げきりゅう」を発動するとメガラグラージを上回る威力の「たきのぼり」を撃てる。 そのためメガシンカ型でも「しめりけ」の採用率は低い。 USUMでは[[ズガドーン]]の「ビックリヘッド」が適用技になったが、いかんせんズガドーンを見ること自体少ないので…… *■映画でのラグラージ ---- 『[[ポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィ>劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ]]』のオープニングにRS男主人公([[ユウキ>主人公(ポケモン)]])と思われるトレーナーのポケモンとして登場した。 ゲームで男主人公を選んでミズゴロウをパートナーにした人ならニヤリとしただろう。 本編アニメに登場できなかったのが激しく悔やまれる。 *■アニメでの登場 ---- 本編アニメでは[[タケシ>タケシ(ポケモン)]]の手持ちにミズゴロウがおり後にヌマクローに進化したがラグラージには進化せずに終わってしまった為、 ゲストポケモンという登場に留まってしまった。 すてられ船でトレーナーとはぐれ、野生化した個体や下水道に住みテリトリーに入って来た[[サトシ>サトシ(ポケモン)]]を攻撃した個体等サトシ達とは敵対するものが多かった。 そして何故か不衛生な場所によく現れた。 ちなみに下水道にいた個体は[[ピカチュウ]]の「10まんボルト」を普通に食らって痺れていた。アニメではじめんタイプは無かったことになっているのだろうか…。 かと思いきや、[[バトルフロンティア>ポケモンシリーズのバトル施設]]篇でヒースが[[ウインディ>ウインディ(ポケモン)]]と共にラグラージを出した時には、 サトシが「ラグラージはみずとじめんだからでんきは効かない」と言っていたり扱いがよく分からない。   [[バシャーモ]]はジョウト編で先行登場を果たし、サトシのエースである[[リザードン]]と互角以上の戦いを繰り広げ、倒した。 [[ジュカイン]]は[[サトシ>サトシ(ポケモン)]]の[[ピカチュウ]]やリザードンに次ぐAG編のエース枠で、後のシンオウリーグで出場ポケモンの中で唯一[[タクト>タクト(ポケモン)]]の[[ダークライ]]を倒した上、 両者共[[AG>ポケットモンスター アドバンスジェネレーション]]編ラストのサトシvs[[ハルカ>ハルカ(ポケモン)]]にて互いのエース対決を繰り広げたという破格の扱い。 &font(#ff0000){同じホウエンの御三家なのにこの差はあんまりである}。 少なくとも子供票は完全にかっさらわれている。 #openclose(show=そして、メガシンカ形態なのだが…(マギアナの映画のややネタバレなため注意)){ あろうことか、&font(b){悪役のメガシンカ軍団の1匹としての登場だった。} 悪役といってもジャービスに操られる1匹というのが正しいが、いくらなんでもあんまり過ぎる扱い。 バシャーモはリモーネのポケモンとして登場したし、ジュカインもショータの手持ちとして登場し、二体とも見せ場はあった。なのにこいつだけこの扱いというのは…&font(l){とりあえずラグラージファンは泣いていい。} } [[新無印>ポケットモンスター(アニメ第7シリーズ)]]には[[105話に登場。>イーブイとニンフィア!出会いと再会!!(ポケモン)]] ジムリーダー兼コンテストマスターの[[ミクリ>ミクリ(ポケモン)]]の手持ちとして登場し、サトシのカイリューとバトルした。 *■ポケモンGOでの登場 ---- [[ポケモンGO>Pokemon GO]]ではゲームシステムの都合、攻撃側においては中途半端な火力と技構成、優秀な耐性と低くはないHPと防御の種族値も防御側(ジム防衛)なら相手は&font(#ff0000){対戦する前から次の相手はラグラージだと開示されてしまう}ため先出し草タイプ余裕でしたされてしまう…などと優秀なのにシステムに愛されず若干不遇… …だったがアップデートによりジム戦とは全く違う仕様の対人戦の導入、そして期間限定で習得できた高火力低燃費の2ゲージ技「ハイドロカノン」の追加により[[カイオーガ]]に並ぶ一気に環境トップクラスの水ポケに昇格。 ポケモンGOにおいては通常攻撃の「ノーマルアタック」、ノーマルアタックを使う事によって上昇するゲージを消費して発動する「スペシャルアタック」を1つか2つ、合計で2種もしくは3種の技で戦うシステムである。 ラグラージはそれなりの威力と最速のゲージ回収力を誇るノーマルアタック「マッドショット」をタイプ一致で扱う事が可能で、2ゲージ技(1ゲージわざの半分のゲージで発動できる)かつ高火力のハイドロカノンもまたタイプ一致で連射可能なのだ。 ポケモンGOではそのポケモンの全ステータスを合計して算出される「CP」を基準に、 CP1500以下のスーパーリーグ、CP2500以下のハイパーリーグ、CP無制限のマスターリーグの主に3つのレギュレーションで対戦が行われるが、 &font(#ff0000){&bold(){ラグラージはその全てのリーグで高い採用率を誇る。}} 特にハイパーリーグは天敵となる飛行/ドラゴンタイプや草タイプを選出されにくく、逆に極めて採用率の高いレジスチルなどの鋼タイプにめっぽう強いためラグラージの採用率が最も高く、対策が必須である。 全てのリーグで顔を見る採用率というのはラグラージ以外だと(ポケモンGO的に)技と耐性が極めて優秀なメルメタルくらいのもので、そしてラグラージはそのメルメタル対策筆頭であり、ラグラージに有利なポケモンの殆どがメルメタルに不利。…後はわかるな? さらに、2022年4月の復刻コミュニティデイにて、ミズゴロウが大量発生し、多くのトレーナーがハイドロカノンラグラージを持つようになった。&s(){そのせいでくさタイプのポケモンの使用率が大きく上がり、ラグラージの姿を見なくなった。} ジム戦と異なり対人戦では相手の手札は実際に出されるまで不明なため、くさ以外弱点がない優秀な耐性も非常に厄介。 後出しでくさを放り込まれても、2つ目のスペシャルアタックに毒技の「ヘドロウェーブ」を備えておけば一矢報いるくらいはできる。1ゲージ技だがマッドショットの回転率なら交代の隙に十分ゲージ回収は可能である。 …とはいえくさどく複合で等倍だったり、シールド(1試合中2回だけスペシャル技を完全に防げるシステム)を張られたりするので後詰めはキチンと用意して交代させてあげよう。 (まだフェアリーがそれほど猛威を奮っていない世代ゆえに)アタッカー採用率の高いドラゴン対策を兼ねる氷、高火力高耐久なメジャーポケのメタグロス(コメットパンチ習得)対策も兼ねる炎あたりでサポートしてやれば安定感はぐーんと上がる。 *■[[ポケットモンスターSPECIAL]]での登場 ---- 主人公の一人、[[ルビー>ルビー(ポケットモンスターSPECIAL)]]の[[手持ち>ルビーの手持ち(ポケットモンスターSPECIAL)]]である。 ニックネームは「ZUZU」。 こちらでは活躍の場が多い。   ラグラージ「オニイサンオニイサン、ワタシ&font(#ff0000){キモクナーイ}!!」 [[第五世代>世代(ポケモン)]]にて、本当に[[キモいやつ>オタマロ]]が現れた。 こちらの最終進化である[[ガマゲロゲ]]もみず・じめん複合。 時の流れはうつりゆけども変わらぬその身のたくましさ ほとばしたるは追記・修正! #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,23) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }
&font(#6495ED){登録日}:2010/08/16Mon 13:56:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 13 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&color(blue){&bold(){&big(){大型船を引っ張って泳ぐパワーの持ち主。太い腕の一振りで相手をたたきのめす。}}}} #center(){&blankimg(ミクリのラグラージ1.jpg,width=550,height=330)} #right(){出典:ポケットモンスター、105話『イーブイとニンフィア!出会いと再会!!』、&br()19年11月17日~2022年12月16日まで放送。&br()OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、&br()©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon} ラグラージは[[ポケットモンスター]]シリーズの[[ルビー・サファイア>ポケットモンスター ルビー・サファイア]]から登場する[[御三家ポケモン>御三家(ポケモン)]]。 *■データ ---- 全国[[図鑑>ポケモン図鑑]]No.260 分類:ぬまうおポケモン [[英語]]名:Swampert 高さ:1.5m 重さ:81.9kg [[タマゴ>タマゴ(ポケモン)]]グループ:怪獣/水中1 性別比率:♂87.5♀12.5 タイプ:[[みず>みずタイプ(ポケモン)]]/[[じめん>じめんタイプ(ポケモン)]] [[特性>特性(ポケモン)]]:[[げきりゅう>しんりょく/もうか/げきりゅう(ポケモン)]](HPが1/3以下になると水タイプの技の[[威力>威力(ポケモン)]]が1.5倍になる) [[隠れ特性>隠れ特性(ポケモン)]]:しめりけ(互いの[[爆発技>じばく/だいばくはつ(ポケモン)]]、特性「ゆうばく」を無効にする) ・[[種族値]] HP:100 攻撃:110 防御:90 特攻:85 特防:90 素早さ:60 合計:535 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[[ホウエン地方>ホウエン地方(ポケモン)]]では使いやすい地面タイプが[[ゴローニャ]]系統と手間のかかる[[フライゴン]]系統しかいない。 一方で草技が4倍ダメージとなってしまう点には注意が必要。 [[ライバル>ライバル(ポケモン)]]が使う[[ジュプトル>ジュカイン]]対策に[[スバメ>オオスバメ]]なり[[ズバット>ゴルバット/クロバット]]なりを育てておくのがオススメ。 ルビサファの[[ジムリーダー>ジムリーダー(ポケモン)]]には[[草タイプ>くさタイプ(ポケモン)]]使いがいないためほぼ全ての[[ジムリーダー>ジムリーダー(ポケモン)]]と互角以上に戦える。 更に「すてられぶね」で「れいとうビーム」の[[技マシン>わざマシン/ひでんマシン]]を入手すれば相性的な死角はほぼ無くなる。 [[ORAS>ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア]]では「れいとうビーム」を入手できる期間が伸びた代わりに、「いわなだれ」を自力で覚えるため[[ナギ>ナギ(ポケモン)]]の[[チルタリス]]等厄介な相手にも対応できるように。 さらに[[メガシンカ]]により安定感は非常に増しており、[[ダイゴ>ダイゴ(ポケモン)]]の[[メガメタグロス>メタグロス]]相手でも安全に対応できる等、本編での使い勝手もリメイク前よりさらに良くなった。 その異常な安定感から最初から最後まで常に活躍してくれる非常に頼もしい存在。 なお、USUMまで「うずしお」「ハイドロポンプ」はミズゴロウの時しか覚えなかったが、剣盾から進化した後もレベルアップや技マシンで習得できるようになった。 [[HGSS>ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー]]では[[レッド>レッド(ポケモン)]]撃破後にシルフカンパニーでダイゴからホウエン御三家のどれか1匹を[[貰える>シナリオ中に人から貰うポケモン]]。 剣盾では他のホウエン御三家と共にDLC「冠の雪原」で復帰し、ダイマックスアドベンチャーの道中でヌマクローとラグラージが時々出現する。 トレーナーでは、[[フロンティアブレーン>フロンティアブレーン(ポケモン)]]の[[ヒース>ヒース(ポケモン)]](銀、金シンボル)、[[シャドー>シャドー(ポケモン)]]幹部のダキム(初戦(ヌマクロー)、ボトムコロシアム)が使用する。 *■対戦でのラグラージ ---- 素早さ以外の全ての能力がかなり高水準にまとまっており、特に攻撃力に優れる優秀な重アタッカー。 更に前述の通り恵まれたタイプを持ち弱点は[[草タイプ>くさタイプ(ポケモン)]]のみ。ただしその草タイプは四倍ダメージを受けてしまう。 なんと種族値の合計が&font(#ff0000){全御三家中最高}の値を誇り、 能力バランスも安定感が抜群なことから対戦面での人気は御三家の中だとどの作品でも比較的メジャーなほうである。   その単純に高い攻撃力から放たれる「[[じしん>じしん(ポケモン)]]」等の物理技の威力は勿論、 その高い耐久を活かして「[[のろい>のろい(ポケモン)]]」を積んだり、「ミラーコート」「カウンター」でダメージを反射したり等、 水タイプの御三家らしく、その戦法は多彩で器用。 草タイプに弱いのは大きな欠点だが、耐久力がかなり高く生半可な草技では一撃で倒す事は難しいため下手に草技を使うと反射技で痛い目に合う。 「[[リンドのみ>きのみ一覧(ポケモン)]]」を使えばタイプ一致の草技ですら倒しきるのは難しく、反射技や[[氷>こおりタイプ(ポケモン)]]技で返り討ちにもできる。 苦手な草タイプに有効で「じしん」との相性補完に優秀な氷タイプの物理技を二種類も覚えてくれるのも嬉しいところ。 素早さの低さから「ゆきなだれ」との相性がかなり良いが、交代読みで撃つ事を考慮する場合は「れいとうパンチ」も候補。   ちなみに「じしん」と範囲が被り気味なためか、水御三家にもかかわらず「たきのぼり」等の水物理技の採用率は低めだった。 現在では長所の一つである対面性能の補助になる「ねっとう」の存在や[[メガシンカ]]修得により雨下で戦う状況が増え、水技も普通に使われている。 何気に[[600族>600族(ポケモン)]]のほぼ全員と割と有利に戦える等、さりげなくメジャー所に強いのもラグラージの強さの要因の一つ。 「[[ダイビング>溜め技(ポケモン)]]」「[[あなをほる>あなをほる(ポケモン)]]」「きあいパンチ」「カウンター」「ミラーコート」と「[[ねこのて>ねこのて(ポケモン)]]」を阻害しない技の使い手としても優秀。 そのため「ねこのて」を主軸とする[[レパル>レパルダス]][[ガッサ>キノガッサ]]や「[[りんしょう>りんしょう(ポケモン)]]」パ等でも活躍が見込める。 [[HGSS>ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー]]では新たに遺伝技で「あくび」を習得し流しの能力にさらに磨きがかかった。 しかし近年の対戦環境では火力を中心に若干インフレに置いていかれてる気配があり、単純なアタッカー型は鳴りを潜めている。 現在の主流は先発に出して「あくび」「[[ステルスロック>撒き技(ポケモン)]]」をばら撒く起点作り型。 同様の起点作りの比較対象で[[カバルドン]]等がいるが、弱点が少ないので不意の一撃で落ちることがあまりなく、役割遂行が容易。 剣盾ではタイプ一致の[[交代技>交代技(ポケモン)]]「クイックターン」を習得するようになったので、起点を作りながらのサイクルも容易になった。 ポケモンSVでもレギュレーションFから参戦。はたきおとすも取得し、ますます起点ポケモンとして活躍するか………と思いきや4倍弱点がとれるかつラクラージより早く動けるオーガポンやテツノツツミやジャローダの存在や新たな起点ポケモンとしてブリジュラス、また同じ水御三家かつサブウエポンにエナジーボール覚えるアシレーヌの存在が逆風となっている状況であり、一応使用率上位に入ってるが以前ほどの活躍は難しくなっている。 隠れ特性はまさかの&font(#0000ff){「しめりけ」}。「だいばくはつ」が弱体化した[[第五世代>世代(ポケモン)]]でまさかのしめりけ(笑)である。 そのガッカリさは[[加速>かそく(ポケモン)]][[アチャモ]]欲しさに攻略本を買った人を[[絶望]]させるほど。 爆発したい、でもできない。 まあ起点作り型で採用する場合や水技の火力をあまり重視しない、または水タイプの攻撃技自体を採用しない場合は一考の余地があるので救われている方である。 なおそのガッカリ加減が尾を引きすぎて、湿り気ミズゴロウの入手難易度は剣盾で再登場するまでは非常に高かった。 剣盾以降は特性パッチや[[ダイマックスアドベンチャー]]での隠れ特性個体の登場で入手しやすくなっている。 そして[[バシャーモ]]に遅れつつもリメイク作ORASにて遂に[[メガシンカ]]を獲得した。 *■メガラグラージ ---- #center(){&font(#4169e1,b){上半身の筋肉が大きく発達し、よりいっそう、たくましい姿となった。} &font(#4169e1,b){水中での行動に必要な力も強化され、陸上でも水中でも、その強靭な力を発揮する。}} タイプ:みず/じめん 特性:すいすい(天候が雨の時、素早さが2倍になる) ・[[種族値]] HP:100 攻撃:150 防御:110 特攻:95 特防:110 素早さ:70 上半身が肥大化した非常にマッシヴなデザインに変化した。通称「ゴリラージ」。 能力上昇は攻撃に+40・防御・特防に+20・特攻・素早さに+10。 見たとおり、&bold(){メガシンカの中でもかなり理想的な能力上昇}となっている。 攻撃に偏った能力上昇となった為、メガシンカ前と違い物理1本の方が戦いやすいだろう。 特性は「すいすい」に変化する。&s(){このゴリラ何て速さだ!} [[ルンパッパ]]と同速の70になった為、雨前提で動かすなら無理に素早さに特化する必要はなく耐久にも振れる点は嬉しい。 特性を活かすのなら特性「あめふらし」のポケモンは必須。第七世代では[[ペリッパー]]と非常に相性がよく、ラグラージが苦手とする草タイプにはペリッパーの暴風が、ペリッパーが苦手とする電気や岩タイプにはラグラージの地震が刺さる。 但し[[XY>ポケットモンスター X・Y]]からそうなのだが、天候は5ターン(湿った岩持ちだと8ターン)しか持たない。無理に活かさず素で戦う事も考慮に入れよう。 第六世代では仕様によりメガシンカしたターンはメガシンカ前の素早さが参照される(=すいすいも反映されない)という仕様でまもるが必須だったが、第七世代ではメガシンカ後のものが反映されるように改善された。 特性を活かさなくても、上記の通り耐久の数値は&bold(){H100・BD110}とやたら&bold(){硬い}(種族値だけ見れば[[スイクン]]に匹敵する)。 「もっと硬い奴は多い」? 忘れてませんか? ラグラージは水・地面タイプなんですよ? つまり弱点は草4倍&bold(){のみ}。弱点一つでこの硬さは反則である…。 逆に言えば草タイプの技で軽く捻り潰されると言うことでもある。草タイプ相手の場合は大人しく退こう。 後、先制技が無いので不意の相手の先制攻撃にも注意したい。 また強力な[[積み技>積み技(ポケモン)]]もないので物理耐久が高いポケモンに案外弱いが、あくびで誤魔化すことはできる。 ちなみに水等倍なので水技を受けるのが辛そうに感じるが、 &bold(){ラグラージが耐久無振りでも、特攻に特化してさらに雨補正をかけ、命の珠を持たせた[[キングドラ]]のドロポンでようやく低乱数1発}である。なんだこのエグい耐久。 なお通常ラグラージが「げきりゅう」を発動するとメガラグラージを上回る威力の「たきのぼり」を撃てる。 そのためメガシンカ型でも「しめりけ」の採用率は低い。 USUMでは[[ズガドーン]]の「ビックリヘッド」が適用技になったが、いかんせんズガドーンを見ること自体少ないので…… *■映画でのラグラージ ---- 『[[ポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィ>劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ]]』のオープニングにRS男主人公([[ユウキ>主人公(ポケモン)]])と思われるトレーナーのポケモンとして登場した。 ゲームで男主人公を選んでミズゴロウをパートナーにした人ならニヤリとしただろう。 本編アニメに登場できなかったのが激しく悔やまれる。 *■アニメでの登場 ---- 本編アニメでは[[タケシ>タケシ(ポケモン)]]の手持ちにミズゴロウがおり後にヌマクローに進化したがラグラージには進化せずに終わってしまった為、 ゲストポケモンという登場に留まってしまった。 すてられ船でトレーナーとはぐれ、野生化した個体や下水道に住みテリトリーに入って来た[[サトシ>サトシ(ポケモン)]]を攻撃した個体等サトシ達とは敵対するものが多かった。 そして何故か不衛生な場所によく現れた。 ちなみに下水道にいた個体は[[ピカチュウ]]の「10まんボルト」を普通に食らって痺れていた。アニメではじめんタイプは無かったことになっているのだろうか…。 かと思いきや、[[バトルフロンティア>ポケモンシリーズのバトル施設]]篇でヒースが[[ウインディ>ウインディ(ポケモン)]]と共にラグラージを出した時には、 サトシが「ラグラージはみずとじめんだからでんきは効かない」と言っていたり扱いがよく分からない。   [[バシャーモ]]はジョウト編で先行登場を果たし、サトシのエースである[[リザードン]]と互角以上の戦いを繰り広げ、倒した。 [[ジュカイン]]は[[サトシ>サトシ(ポケモン)]]の[[ピカチュウ]]やリザードンに次ぐAG編のエース枠で、後のシンオウリーグで出場ポケモンの中で唯一[[タクト>タクト(ポケモン)]]の[[ダークライ]]を倒した上、 両者共[[AG>ポケットモンスター アドバンスジェネレーション]]編ラストのサトシvs[[ハルカ>ハルカ(ポケモン)]]にて互いのエース対決を繰り広げたという破格の扱い。 &font(#ff0000){同じホウエンの御三家なのにこの差はあんまりである}。 少なくとも子供票は完全にかっさらわれている。 #openclose(show=そして、メガシンカ形態なのだが…(マギアナの映画のややネタバレなため注意)){ あろうことか、&font(b){悪役のメガシンカ軍団の1匹としての登場だった。} 悪役といってもジャービスに操られる1匹というのが正しいが、いくらなんでもあんまり過ぎる扱い。 バシャーモはリモーネのポケモンとして登場したし、ジュカインもショータの手持ちとして登場し、二体とも見せ場はあった。なのにこいつだけこの扱いというのは…&font(l){とりあえずラグラージファンは泣いていい。} } [[新無印>ポケットモンスター(アニメ第7シリーズ)]]には[[105話に登場。>イーブイとニンフィア!出会いと再会!!(ポケモン)]] ジムリーダー兼コンテストマスターの[[ミクリ>ミクリ(ポケモン)]]の手持ちとして登場し、サトシのカイリューとバトルした。 *■ポケモンGOでの登場 ---- [[ポケモンGO>Pokemon GO]]ではゲームシステムの都合、攻撃側においては中途半端な火力と技構成、優秀な耐性と低くはないHPと防御の種族値も防御側(ジム防衛)なら相手は&font(#ff0000){対戦する前から次の相手はラグラージだと開示されてしまう}ため先出し草タイプ余裕でしたされてしまう…などと優秀なのにシステムに愛されず若干不遇… …だったがアップデートによりジム戦とは全く違う仕様の対人戦の導入、そして期間限定で習得できた高火力低燃費の2ゲージ技「ハイドロカノン」の追加により[[カイオーガ]]に並ぶ一気に環境トップクラスの水ポケに昇格。 ポケモンGOにおいては通常攻撃の「ノーマルアタック」、ノーマルアタックを使う事によって上昇するゲージを消費して発動する「スペシャルアタック」を1つか2つ、合計で2種もしくは3種の技で戦うシステムである。 ラグラージはそれなりの威力と最速のゲージ回収力を誇るノーマルアタック「マッドショット」をタイプ一致で扱う事が可能で、2ゲージ技(1ゲージわざの半分のゲージで発動できる)かつ高火力のハイドロカノンもまたタイプ一致で連射可能なのだ。 ポケモンGOではそのポケモンの全ステータスを合計して算出される「CP」を基準に、 CP1500以下のスーパーリーグ、CP2500以下のハイパーリーグ、CP無制限のマスターリーグの主に3つのレギュレーションで対戦が行われるが、 &font(#ff0000){&bold(){ラグラージはその全てのリーグで高い採用率を誇る。}} 特にハイパーリーグは天敵となる飛行/ドラゴンタイプや草タイプを選出されにくく、逆に極めて採用率の高いレジスチルなどの鋼タイプにめっぽう強いためラグラージの採用率が最も高く、対策が必須である。 全てのリーグで顔を見る採用率というのはラグラージ以外だと(ポケモンGO的に)技と耐性が極めて優秀なメルメタルくらいのもので、そしてラグラージはそのメルメタル対策筆頭であり、ラグラージに有利なポケモンの殆どがメルメタルに不利。…後はわかるな? さらに、2022年4月の復刻コミュニティデイにて、ミズゴロウが大量発生し、多くのトレーナーがハイドロカノンラグラージを持つようになった。&s(){そのせいでくさタイプのポケモンの使用率が大きく上がり、ラグラージの姿を見なくなった。} ジム戦と異なり対人戦では相手の手札は実際に出されるまで不明なため、くさ以外弱点がない優秀な耐性も非常に厄介。 後出しでくさを放り込まれても、2つ目のスペシャルアタックに毒技の「ヘドロウェーブ」を備えておけば一矢報いるくらいはできる。1ゲージ技だがマッドショットの回転率なら交代の隙に十分ゲージ回収は可能である。 …とはいえくさどく複合で等倍だったり、シールド(1試合中2回だけスペシャル技を完全に防げるシステム)を張られたりするので後詰めはキチンと用意して交代させてあげよう。 (まだフェアリーがそれほど猛威を奮っていない世代ゆえに)アタッカー採用率の高いドラゴン対策を兼ねる氷、高火力高耐久なメジャーポケのメタグロス(コメットパンチ習得)対策も兼ねる炎あたりでサポートしてやれば安定感はぐーんと上がる。 *■[[ポケットモンスターSPECIAL]]での登場 ---- 主人公の一人、[[ルビー>ルビー(ポケットモンスターSPECIAL)]]の[[手持ち>ルビーの手持ち(ポケットモンスターSPECIAL)]]である。 ニックネームは「ZUZU」。 こちらでは活躍の場が多い。   ラグラージ「オニイサンオニイサン、ワタシ&font(#ff0000){キモクナーイ}!!」 [[第五世代>世代(ポケモン)]]にて、本当に[[キモいやつ>オタマロ]]が現れた。 こちらの最終進化である[[ガマゲロゲ]]もみず・じめん複合。 時の流れはうつりゆけども変わらぬその身のたくましさ ほとばしたるは追記・修正! #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,23) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }

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