イタダキマン

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&font(#6495ED){登録日}:2010/11/07(日) 18:36:55 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &sizex(5){&bold(){&color(black,red){天から降ったか、地から湧いたか!}}} &sizex(5){&bold(){&color(black,red){三千世界を乱す奴、天に変わって打ち砕く!}}} &sizex(5){&bold(){&color(black,red){いただき勝負に命をかける、}}} &sizex(6){&bold(){&color(black,red){イタダキマン参上!}}} &sizex(5){&bold(){&color(black,red){ここで会ったがこんにちは!}}} } #right(){&font(#008000,b){あげないよっ!}} **【説明しよう!】 イタダキマンとは1983年4月9日から同年9月24日まで[[フジテレビ]]系列で放送された[[タイムボカンシリーズ]]第7作目であり、フジテレビ系列で放送された最後のタイムボカンシリーズでもある。 シリアス過ぎた前作『[[逆転イッパツマン]]』から一転、[[西遊記>西遊記(中国古典)]]+学園物の要素を取り入れたコミカルな作風を目指した。 ストーリーも初代『[[タイムボカン]]』から『[[ゼンダマン]]』に連なる物語のカギを握るお宝争奪戦に戻ってはいるが、主人公は『[[ヤットデタマン]]』以降続いた単独変身ヒーロー路線を踏襲している。 また、イタダキマンに変身する主人公が善玉ではなく悪玉トリオ陣営についていたり、巨大戦でもロボに頼らず所謂「今週のビックリどっきりメカ」的ミニメカで決めるなど、原点回帰と新機軸を入り交えた作品となっている。 **【ストーリー】 お釈迦様が罪深き人類を救うために残したと言われるお宝「オシャカパズル」。 妖怪の手に渡り悪用されるのを恐れ、26個とも52個とも言われる無数の破片に分かれ世界に眠る幻の宝を探すため、お釈迦様の遠い縁戚であるオチャカ校長は自分が経営する名門校・オチャカ学園の優等生「たてまえトリオ」にパズルの捜索を依頼する。が、やはり邪魔は付き物。オチャカ学園入学を目指す落ちこぼれ「2束3文トリオ」もまたオシャカパズルを狙っていた。 しかしたてまえトリオも黙ってやられている訳じゃない。彼等がピンチになると、どこからともなく謎のヒーロー・イタダキマンがやって来る! **【登場人物】 ・孫田空作/イタダキマン CV:[[田中真弓]] オチャカ校長の依頼で2束3文トリオに同行する若干10歳の少年。 性格はやんちゃ盛りの暴れん坊で生き別れの母を探しているが、[[最終回]]まで母に会える事はなかった。 イタダキマンとなった後は青年の姿となり、伸縮自在の如意棒で暴れまくる。 巨大戦では[[ロボットアニメ]]の影響などなんのその、右腰に携えた瓢箪から「ひょっこりひょうたん玉」を取り出してミニメカを召還し巨大妖怪を成敗する。 ・三蔵法子 CV:及川ひとみ オチャカ学園の優等生にして三蔵法師の子孫というたてまえトリオのリーダー… なのだが、回を重ねる事に欲張りで見えっ張りになる。実際の三蔵法師も破戒僧という説があるので先祖譲りかもしれない。 第12話では[[ヤッターマン]]のヤッターマン2号ことアイちゃんのコスプレを披露した。 ・サーゴ・浄 CV:[[島田敏]] 沙悟浄の子孫で、キザで軽薄なお坊ちゃん。旅先でよく女性をナンパしている。 第12話ではヤッターマン1号ことガンちゃんのコスプレを披露している。 ・猪尾ハツ男 CV:西村朋紘 猪八戒の子孫。[[真面目>まじめ(真面目)]]な為かイマイチ目立たない。 第12話ではヤッターマンのオモッチャマの着ぐるみを着ていた。 ・オチャカ校長 CV:及川ヒロオ オチャカ学園の校長。 お茶と女性を愛しており、秘書のカンノ先生にセクハラしまくり…&color(red){小山氏が怒る理由が分かる気がする}。 オシャカパズルの反応があると後光が射し、ヒントとなる句を詠む。 第12話では初代タイムボカンの主題歌をBGMに丹平ちゃんのコスプレを披露しメカブトンに座った。 ・カンノ先生 CV:梨羽雪子 法子ちゃんのクラスの担任兼オチャカ校長の秘書。 生真面目なのだがよくオチャカ校長のセクハラにあっている。 たてまえトリオにオシャカパズルの在処を伝える際には専用のBGMを流すのだが、 中盤ではうっかりBGMを間違えてメンバーがノリでボケてしまう場面が目立った。 第12話では淳子ちゃんのコスプレを披露、ノリノリでオチャカ校長の隣に座った。 ・オシャカン鳥 CV:富山敬 九官鳥に似た鳥で、オチャカ校長のお告げのもとにオシャカパズルの在処をたてまえトリオに伝えるのが役目。 ・ヤンヤン CV:小原乃梨子 25歳ながらオチャカ学園入学を夢見る浪人生。空作を「空ちゃん」と呼び実の弟のように可愛がっている。 眠る時はノーパン。 ・ダサイネン CV:八奈見乗児 26歳ながらオチャカ学園入学を夢見る(略)。 本作は中盤までメカを作らず、妖怪が戦う為あまりする事が無かった…が、最終回では作品そのものの存在に関わる名言を生み出した。 「全国の受験生の皆さ~ん」 「ダサっとな」 「善玉と悪玉が手を取ってちゃ話が進まねぇんだよ!」 ・トンメンタン CV:[[たてかべ和也]] 30歳ながらオチャカ学園(ry 。 2束3文トリオもまたそれぞれ三蔵法師、沙悟浄、猪八戒の子孫を自称しているがたてまえトリオと違いあくまで自称。「どこの〇〇人だ」と言ってはいけない。 ちなみに、三人は「イケズ荘」という安アパートに同居している。 ・竜子 CV:坂本千夏 ヤンヤンが竜の小笛を吹く事で現れるオタマガ池の龍神の子孫。 **【登場メカ】 ・カブトゼミ イタダキマンが乗る金斗雲メカその1。[[カブトムシ]]とセミの形になる事が出来る。 カブトムシ形態では先端の角で突撃したり光線を発射したりして妖怪と戦う。 &color(red){角を伸ばしただけとか言わない} ・ワンガルー イタダキマンが乗る(略)。カンガルー形と[[イヌ>犬]]形に変形出来る。 &color(red){首を縮めて耳を畳んだだけとか言わない} 実は&bold(){本編中一回しか登場できなかった。} ・ペリギン イタダキマ(r) ペリカン形とペンギン形に変形出来る。 ・バトルプロテクター イタダキマンが「二段変身!」の掛け声を上げるとやって来る強化アーマー。今回は巨大メカが出ない代わりにイタダキマン自らが[[巨大化]]して戦う。 ・オモンキ たてまえトリオが連れている小型の[[ロボット]]猿。[[テレポート>瞬間移動/空間移動]]能力を持ち、三人がピンチの時にシンバルを叩いてイタダキマンを呼び寄せる。 ・デンデンメカ CV:坂本千夏 竜子が変身する2束3文トリオのサポートメカ。何故か&color(red){乳首がボタンに変形している}。 **【ところが…】 &color(red){全26話の予定が20話で打ち切り}。しかもうち1話は野球中継のため未放送となり、再放送で初公開された。 また、放送開始時間がそれまでの土曜18時30分から19時30分に変更された。この放送枠は当時のフジテレビにとっては鬼門で、放映された番組はいずれも半年で打ち切られていた。「それでもタイムボカンシリーズなら…」と期待されたのだが、イッパツマンまでは最高視聴率が20パーセント台を出していたのに、イタダキマンの最高視聴率は9.7パーセントと約半分まで落ち込んだ。徹底した不遇っぷりである。 また、この作品は&color(red){スタッフからも評判が悪かった}。特に以下の二人が代表的である。 【小山高生の場合】 シリーズ最高傑作と名高い[[ヤッターマン]]には病気のため参加できなかったものの、「[[タイムボカン]]」から「[[逆転イッパツマン]]」までの全てのシリーズを書き続けたメインライターである小山氏だが、 本作では第7話を書いた以外は特に関わってはおらず、メインは酒井あきよし氏に任せっぱなしだった。 理由としては +プロデューサーの岡正氏との不仲による事実上の解雇 +お釈迦様をモチーフにしたキャラクター「オチャカ校長」の存在が小山氏の信仰上受け入れられなかったため の二点がある。 「何の愛着もない作品。のっぽ(引用注・小山氏の事)の中ではこの作品はT・B(引用注・タイムボカンの略)シリーズではない」(小山氏のサイトより) ちなみに、イタダキマンの打ち切りが決まった際は後述の山本氏と二人で「ざまあみろ」と喜んだとか…。 【山本正之の場合】 彼もまたシリーズ一作目から前作まで全てのOP・EDを手がけて来たが、&color(red){小山氏同様マンネリを理由に岡正プロデューサーにOPを降板させられている}。 EDは何とか作り上げたものの、山本氏は抗議の意志を示す為に自分と良く似た声の歌手を連れて来て歌わせたそうな…と言うのは誤りである。 実際は歌い手の声質が山本と似ていた為、スタッフによって起用されたと言うのが正解である。 その後彼が作ったボカンシリーズ関係の歌でも、「3×7大予想」では&color(Blue){「すぐに終わりそう」}とけなされ、「ボカンと一発!ドロンボー」や「平成タイムボカンの歌」では「オタスケヤットデタイッパツ…」と&color(red){イタダキマンだけハブられ}と散々である。 極めつけは「[[アニメがなんだ>アニメがなんだ(曲名)]]」という歌である。 &font(i){ワイロとオンナとゴマすりで 仕事をもらうなら} &font(i){まあね 負けたね お菓((この間に意味深な間が入る。))子はエラい} &font(i){いつか誰かに 刺されないよう気をつけな} &font(i){[[&font(#ff0000,b){赤い血潮は その色の}>闘士ゴーディアン]]} …ここに挙げられた「お菓子」が何を指すかは書くまでもないだろう。 が、後にDVD全巻購入特典として「イタダキマンの歌」を作成。 「イタダキマンも楽しいタイムボカンシリーズの一員となった」と語っているので、少しはわだかまりが解けているかも…? &font(i){&bold(){やっと忘れた} ことだって} &font(i){きっと宝に なるんだよ} 「追記じゃ!追記・編集をするのじゃ!」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,5) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 山本正之はいいとして、小山カメラマンは未だにイタダキマンを許していない印象が強いんだが。 -- 名無しさん (2013-08-02 21:20:20) - 結構主人公が3人組の仲間にいるというのが斬新だった。主題かも面白かったし半年で終わったのが残念。主人公の田中さんは「自分のせいだ」と泣いたそうですがあなたは悪くありません。 -- 名無しさん (2013-11-10 22:20:12) - あの、裏があばれはっちゃくでも負けなかったクイズダービーに戦いを挑んだのが失敗だった。 -- 名無しさん (2014-05-28 19:15:46) - オタスケマン以降のシリアスな路線を昔のギャグ路線にしたのが受け入れられなかったのも打ち切られた原因。 &br()シリーズ初期からの視聴者層は年齢が上がっている事もあり、 &br()オタスケマン以降の路線に慣れた層からは見放されてしまう…。 -- 名無しさん (2014-05-28 20:45:14) - 結構面白かったと記憶している。 -- 名無しさん (2014-06-24 03:45:15) - ↑4 田中さんはむしろ当時すごかった。「イタ!ダキマン。」のイントネーションは素晴らしい -- 名無しさん (2014-09-09 10:07:07) - たてまえトリオ要らないよね… -- 名無しさん (2014-09-09 12:50:15) - ↑2あのアイキャッチは秀逸だった。 -- 名無しさん (2014-10-10 22:38:02) - 竜子ちゃんがかわいくて好きだった、でも出番がいまいち少なかったな。 -- 名無しさん (2014-10-14 20:50:20) - 田中さんが歌っていたOPが大好きだったな。 -- 名無しさん (2014-11-19 13:06:00) - 「おそ松くん」のスペシャルアニメでちび太(田中さん)が敵を倒したときに「ヤッターヤッターイタダキマン」と叫んだのだが(アドリブだそうです)よっぽどこの作品に対する思い入れが別のアニメで出てしまったか。(本当は「ヤッターヤッターヤッターマン」が正しい) -- 名無しさん (2014-11-24 22:19:02) - 結構印象に残っていて、もう一度見たい作品の一つ。ようつべとかニコニコに上がってるかな。 -- 名無しさん (2015-02-16 11:24:55) - EDは神曲やで -- 名無しさん (2015-03-31 00:50:00) - 個人的に悪くはなかったなぁ。 -- 名無しさん (2017-09-30 11:20:02) - 前作までのシリアス路線にはついていけなかったタイプなので、剽軽で軽快なイタダキマンのキャラは大好きだった -- 名無しさん (2018-04-18 13:42:52) - 第一話で、イタダキマン初登場時に、「笑うな。これでも名付け親たちが苦労して考えた名だ」とぶっちゃけたのが笑えた。命名から色々あったのねw -- 名無しさん (2019-07-21 10:42:35) - 放送時間の移動がなければもしかしたら結果はもう少しマシになっていたと思う。 -- 名無しさん (2020-06-03 23:51:02) - 三蔵法子を演じた声優さんは後にあの妹キャラとなるんだよなぁ…。 -- 名無しさん (2020-11-21 00:09:12) - ↑8さんのコメントに関して更に余談。おそ松くんの「 チビ太の宝島 」で宝箱を発見し歓喜のチビ太が「 イタダキ・イタダキ・イタダキマンボでUh.♪ 」と歌ってたりする....アドリブ? -- 名無しさん (2022-07-24 20:07:08) - 本作から17年後に放送した同じ西遊記モチーフの『マシュランボー』も打ち切りという憂き目にあった。(しかも、余計な展開も加わった。) -- 名無しさん (2022-07-25 16:46:21) - ↑2でのコメントについてもう一つ追加のコメントですが、TV.SP「 あっぱれ!チビ太の鬼たいじザンス 」ではチビ太が最初に「ヤッター!ヤッター!ヤッターマン!」と、後々に「 ヤッター!ヤッター!イタダキマン♪ 」と歓喜してたりする。 -- 名無しさん (2022-07-25 20:06:25) - 企画時では『オシャカマン』というタイトルだったが、縁起が悪いから変更したという。......が、やはり縁起の悪さが吹っ飛ぶことはなかったか。「イタダキ」の別の意味で。 -- 名無しさん (2022-09-11 20:35:34) - なお、3年前の同じ土曜日に放送したドラマ『ピーマン白書』も全26話予定が9話で打ち切り(うち第6~8話は本放送時未放送)の憂き目にあっている。しかもこちらは土曜20時から放送だったので敗因は言うまでもなく...。 -- 名無しさん (2022-09-14 14:33:41) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2010/11/07(日) 18:36:55 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &sizex(5){&bold(){&color(black,red){天から降ったか、地から湧いたか!}}} &sizex(5){&bold(){&color(black,red){三千世界を乱す奴、天に変わって打ち砕く!}}} &sizex(5){&bold(){&color(black,red){いただき勝負に命をかける、}}} &sizex(6){&bold(){&color(black,red){イタダキマン参上!}}} &sizex(5){&bold(){&color(black,red){ここで会ったがこんにちは!}}} } #right(){&font(#008000,b){あげないよっ!}} **【説明しよう!】 イタダキマンとは1983年4月9日から同年9月24日まで[[フジテレビ]]系列で放送された[[タイムボカンシリーズ]]第7作目であり、フジテレビ系列で放送された最後のタイムボカンシリーズでもある。 シリアス過ぎた前作『[[逆転イッパツマン]]』から一転、[[西遊記>西遊記(中国古典)]]+学園物の要素を取り入れたコミカルな作風を目指した。 ストーリーも初代『[[タイムボカン]]』から『[[ゼンダマン]]』に連なる物語のカギを握るお宝争奪戦に戻ってはいるが、主人公は『[[ヤットデタマン]]』以降続いた単独変身ヒーロー路線を踏襲している。 また、イタダキマンに変身する主人公が善玉ではなく悪玉トリオ陣営についていたり、巨大戦でもロボに頼らず所謂「今週のビックリどっきりメカ」的ミニメカで決めるなど、原点回帰と新機軸を入り交えた作品となっている。 **【ストーリー】 お釈迦様が罪深き人類を救うために残したと言われるお宝「オシャカパズル」。 妖怪の手に渡り悪用されるのを恐れ、26個とも52個とも言われる無数の破片に分かれ世界に眠る幻の宝を探すため、お釈迦様の遠い縁戚であるオチャカ校長は自分が経営する名門校・オチャカ学園の優等生「たてまえトリオ」にパズルの捜索を依頼する。が、やはり邪魔は付き物。オチャカ学園入学を目指す落ちこぼれ「2束3文トリオ」もまたオシャカパズルを狙っていた。 しかしたてまえトリオも黙ってやられている訳じゃない。彼等がピンチになると、どこからともなく謎のヒーロー・イタダキマンがやって来る! **【登場人物】 ・孫田空作/イタダキマン CV:[[田中真弓]] オチャカ校長の依頼で2束3文トリオに同行する若干10歳の少年。 性格はやんちゃ盛りの暴れん坊で生き別れの母を探しているが、[[最終回]]まで母に会える事はなかった。 イタダキマンとなった後は青年の姿となり、伸縮自在の如意棒で暴れまくる。 巨大戦では[[ロボットアニメ]]の影響などなんのその、右腰に携えた瓢箪から「ひょっこりひょうたん玉」を取り出してミニメカを召還し巨大妖怪を成敗する。 ・三蔵法子 CV:及川ひとみ オチャカ学園の優等生にして三蔵法師の子孫というたてまえトリオのリーダー… なのだが、回を重ねる事に欲張りで見えっ張りになる。実際の三蔵法師も破戒僧という説があるので先祖譲りかもしれない。 第12話では[[ヤッターマン]]のヤッターマン2号ことアイちゃんのコスプレを披露した。 ・サーゴ・浄 CV:[[島田敏]] 沙悟浄の子孫で、キザで軽薄なお坊ちゃん。旅先でよく女性をナンパしている。 第12話ではヤッターマン1号ことガンちゃんのコスプレを披露している。 ・猪尾ハツ男 CV:西村朋紘 猪八戒の子孫。[[真面目>まじめ(真面目)]]な為かイマイチ目立たない。 第12話ではヤッターマンのオモッチャマの着ぐるみを着ていた。 ・オチャカ校長 CV:及川ヒロオ オチャカ学園の校長。 お茶と女性を愛しており、秘書のカンノ先生にセクハラしまくり…&color(red){小山氏が怒る理由が分かる気がする}。 オシャカパズルの反応があると後光が射し、ヒントとなる句を詠む。 第12話では初代タイムボカンの主題歌をBGMに丹平ちゃんのコスプレを披露しメカブトンに座った。 ・カンノ先生 CV:梨羽雪子 法子ちゃんのクラスの担任兼オチャカ校長の秘書。 生真面目なのだがよくオチャカ校長のセクハラにあっている。 たてまえトリオにオシャカパズルの在処を伝える際には専用のBGMを流すのだが、 中盤ではうっかりBGMを間違えてメンバーがノリでボケてしまう場面が目立った。 第12話では淳子ちゃんのコスプレを披露、ノリノリでオチャカ校長の隣に座った。 ・オシャカン鳥 CV:富山敬 九官鳥に似た鳥で、オチャカ校長のお告げのもとにオシャカパズルの在処をたてまえトリオに伝えるのが役目。 ・ヤンヤン CV:小原乃梨子 25歳ながらオチャカ学園入学を夢見る浪人生。空作を「空ちゃん」と呼び実の弟のように可愛がっている。 眠る時はノーパン。 ・ダサイネン CV:八奈見乗児 26歳ながらオチャカ学園入学を夢見る(略)。 本作は中盤までメカを作らず、妖怪が戦う為あまりする事が無かった…が、最終回では作品そのものの存在に関わる名言を生み出した。 「全国の受験生の皆さ~ん」 「ダサっとな」 「善玉と悪玉が手を取ってちゃ話が進まねぇんだよ!」 ・トンメンタン CV:[[たてかべ和也]] 30歳ながらオチャカ学園(ry 。 2束3文トリオもまたそれぞれ三蔵法師、沙悟浄、猪八戒の子孫を自称しているがたてまえトリオと違いあくまで自称。「どこの〇〇人だ」と言ってはいけない。 ちなみに、三人は「イケズ荘」という安アパートに同居している。 ・竜子 CV:坂本千夏 ヤンヤンが竜の小笛を吹く事で現れるオタマガ池の龍神の子孫。 **【登場メカ】 ・カブトゼミ イタダキマンが乗る金斗雲メカその1。[[カブトムシ]]とセミの形になる事が出来る。 カブトムシ形態では先端の角で突撃したり光線を発射したりして妖怪と戦う。 &color(red){角を伸ばしただけとか言わない} ・ワンガルー イタダキマンが乗る(略)。カンガルー形と[[イヌ>犬]]形に変形出来る。 &color(red){首を縮めて耳を畳んだだけとか言わない} 実は&bold(){本編中一回しか登場できなかった。} ・ペリギン イタダキマ(r) ペリカン形とペンギン形に変形出来る。 ・バトルプロテクター イタダキマンが「二段変身!」の掛け声を上げるとやって来る強化アーマー。今回は巨大メカが出ない代わりにイタダキマン自らが[[巨大化]]して戦う。 ・オモンキ たてまえトリオが連れている小型の[[ロボット]]猿。[[テレポート>瞬間移動/空間移動]]能力を持ち、三人がピンチの時にシンバルを叩いてイタダキマンを呼び寄せる。 ・デンデンメカ CV:坂本千夏 竜子が変身する2束3文トリオのサポートメカ。何故か&color(red){乳首がボタンに変形している}。 **【ところが…】 &color(red){全26話の予定が20話で打ち切り}。しかもうち1話は野球中継のため未放送となり、再放送で初公開された。 また、放送開始時間がそれまでの土曜18時30分から19時30分に変更された。この放送枠は当時のフジテレビにとっては鬼門で、放映された番組はいずれも半年で打ち切られていた。「それでもタイムボカンシリーズなら…」と期待されたのだが、イッパツマンまでは最高視聴率が20パーセント台を出していたのに、イタダキマンの最高視聴率は9.7パーセントと約半分まで落ち込んだ。徹底した不遇っぷりである。 また、この作品は&color(red){スタッフからも評判が悪かった}。特に以下の二人が代表的である。 【小山高生の場合】 シリーズ最高傑作と名高い[[ヤッターマン]]には病気のため参加できなかったものの、「[[タイムボカン]]」から「[[逆転イッパツマン]]」までの全てのシリーズを書き続けたメインライターである小山氏だが、 本作では第7話を書いた以外は特に関わってはおらず、メインは酒井あきよし氏に任せっぱなしだった。 理由としては +プロデューサーの岡正氏との不仲による事実上の解雇 +お釈迦様をモチーフにしたキャラクター「オチャカ校長」の存在が小山氏の信仰上受け入れられなかったため の二点がある。 「何の愛着もない作品。のっぽ(引用注・小山氏の事)の中ではこの作品はT・B(引用注・タイムボカンの略)シリーズではない」(小山氏のサイトより) ちなみに、イタダキマンの打ち切りが決まった際は後述の山本氏と二人で「ざまあみろ」と喜んだとか…。 【山本正之の場合】 彼もまたシリーズ一作目から前作まで全てのOP・EDを手がけて来たが、&color(red){小山氏同様マンネリを理由に岡正プロデューサーにOPを降板させられている}。 EDは何とか作り上げたものの、山本氏は抗議の意志を示す為に自分と良く似た声の歌手を連れて来て歌わせたそうな…と言うのは誤りである。 実際は歌い手の声質が山本と似ていた為、スタッフによって起用されたと言うのが正解である。 その後彼が作ったボカンシリーズ関係の歌でも、「3×7大予想」では&color(Blue){「すぐに終わりそう」}とけなされ、「ボカンと一発!ドロンボー」や「平成タイムボカンの歌」では「オタスケヤットデタイッパツ…」と&color(red){イタダキマンだけハブられ}と散々である。 極めつけは「[[アニメがなんだ>アニメがなんだ(曲名)]]」という歌である。 &font(i){ワイロとオンナとゴマすりで 仕事をもらうなら} &font(i){まあね 負けたね お菓((この間に意味深な間が入る。))子はエラい} &font(i){いつか誰かに 刺されないよう気をつけな} &font(i){[[&font(#ff0000,b){赤い血潮は その色の}>闘士ゴーディアン]]} …ここに挙げられた「お菓子」が何を指すかは書くまでもないだろう。 が、後にDVD全巻購入特典として「イタダキマンの歌」を作成。 「イタダキマンも楽しいタイムボカンシリーズの一員となった」と語っているので、少しはわだかまりが解けているかも…? &font(i){&bold(){やっと忘れた} ことだって} &font(i){きっと宝に なるんだよ} 「追記じゃ!追記・編集をするのじゃ!」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,5) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 山本正之はいいとして、小山カメラマンは未だにイタダキマンを許していない印象が強いんだが。 -- 名無しさん (2013-08-02 21:20:20) - 結構主人公が3人組の仲間にいるというのが斬新だった。主題かも面白かったし半年で終わったのが残念。主人公の田中さんは「自分のせいだ」と泣いたそうですがあなたは悪くありません。 -- 名無しさん (2013-11-10 22:20:12) - あの、裏があばれはっちゃくでも負けなかったクイズダービーに戦いを挑んだのが失敗だった。 -- 名無しさん (2014-05-28 19:15:46) - オタスケマン以降のシリアスな路線を昔のギャグ路線にしたのが受け入れられなかったのも打ち切られた原因。 &br()シリーズ初期からの視聴者層は年齢が上がっている事もあり、 &br()オタスケマン以降の路線に慣れた層からは見放されてしまう…。 -- 名無しさん (2014-05-28 20:45:14) - 結構面白かったと記憶している。 -- 名無しさん (2014-06-24 03:45:15) - ↑4 田中さんはむしろ当時すごかった。「イタ!ダキマン。」のイントネーションは素晴らしい -- 名無しさん (2014-09-09 10:07:07) - たてまえトリオ要らないよね… -- 名無しさん (2014-09-09 12:50:15) - ↑2あのアイキャッチは秀逸だった。 -- 名無しさん (2014-10-10 22:38:02) - 竜子ちゃんがかわいくて好きだった、でも出番がいまいち少なかったな。 -- 名無しさん (2014-10-14 20:50:20) - 田中さんが歌っていたOPが大好きだったな。 -- 名無しさん (2014-11-19 13:06:00) - 「おそ松くん」のスペシャルアニメでちび太(田中さん)が敵を倒したときに「ヤッターヤッターイタダキマン」と叫んだのだが(アドリブだそうです)よっぽどこの作品に対する思い入れが別のアニメで出てしまったか。(本当は「ヤッターヤッターヤッターマン」が正しい) -- 名無しさん (2014-11-24 22:19:02) - 結構印象に残っていて、もう一度見たい作品の一つ。ようつべとかニコニコに上がってるかな。 -- 名無しさん (2015-02-16 11:24:55) - EDは神曲やで -- 名無しさん (2015-03-31 00:50:00) - 個人的に悪くはなかったなぁ。 -- 名無しさん (2017-09-30 11:20:02) - 前作までのシリアス路線にはついていけなかったタイプなので、剽軽で軽快なイタダキマンのキャラは大好きだった -- 名無しさん (2018-04-18 13:42:52) - 第一話で、イタダキマン初登場時に、「笑うな。これでも名付け親たちが苦労して考えた名だ」とぶっちゃけたのが笑えた。命名から色々あったのねw -- 名無しさん (2019-07-21 10:42:35) - 放送時間の移動がなければもしかしたら結果はもう少しマシになっていたと思う。 -- 名無しさん (2020-06-03 23:51:02) - 三蔵法子を演じた声優さんは後にあの妹キャラとなるんだよなぁ…。 -- 名無しさん (2020-11-21 00:09:12) - ↑8さんのコメントに関して更に余談。おそ松くんの「 チビ太の宝島 」で宝箱を発見し歓喜のチビ太が「 イタダキ・イタダキ・イタダキマンボでUh.♪ 」と歌ってたりする....アドリブ? -- 名無しさん (2022-07-24 20:07:08) - 本作から17年後に放送した同じ西遊記モチーフの『マシュランボー』も打ち切りという憂き目にあった。(しかも、余計な展開も加わった。) -- 名無しさん (2022-07-25 16:46:21) - ↑2でのコメントについてもう一つ追加のコメントですが、TV.SP「 あっぱれ!チビ太の鬼たいじザンス 」ではチビ太が最初に「ヤッター!ヤッター!ヤッターマン!」と、後々に「 ヤッター!ヤッター!イタダキマン♪ 」と歓喜してたりする。 -- 名無しさん (2022-07-25 20:06:25) - 企画時では『オシャカマン』というタイトルだったが、縁起が悪いから変更したという。......が、やはり縁起の悪さが吹っ飛ぶことはなかったか。「イタダキ」の別の意味で。 -- 名無しさん (2022-09-11 20:35:34) - なお、3年前の同じ土曜日に放送したドラマ『ピーマン白書』も全26話予定が9話で打ち切り(うち第6~8話は本放送時未放送)の憂き目にあっている。しかもこちらは土曜20時から放送だったので敗因は言うまでもなく...。 -- 名無しさん (2022-09-14 14:33:41) - ↑ キカイダーやデビルマンは良く持ちこたえられたなあ。 -- 名無しさん (2024-03-10 23:23:29) #comment #areaedit(end) }

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