速水亮

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&font(#6495ED){登録日}:2011/11/25 Fri 00:20:19 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 速水亮は1949年生まれの[[千葉県]]出身の俳優。本名は&ruby(こさかべ){越坂部}&ruby(しげる){茂}。 地元の高校を中退後、19歳の時に大映(現・角川大映)のニューフェイスに合格。 20期生として副社長直々に炎三四郎の芸名を付けられ、1969年に映画『嗚呼陸軍隼戦闘隊』でデビュー。 翌70年には『[[ガメラ対大魔獣ジャイガー]]』で主演を努めた。 余談だが、速水氏はこの芸名を全く気に入っておらず、一時期は本気で芸能界引退を考えたらしい。 現にこの後に舞い込んだエキストラの仕事を二度断っており、半年程干されていた為仲間を連れて辞意を伝えたが、速水氏のみ慰留を求められた。 1971年に豊田正文に改名。同年に大映が倒産すると、今度は三崎玲資に改名し富士企画という事務所に移籍する。 同事務所は『好き!すき!!魔女先生』で活躍していた森本レオ氏や『ミラーマン』の主役を努めていた石田信之氏等、 特撮や子ども向けドラマで活躍する俳優が多く所属していた。   そんな速水氏(この時は三崎氏だが)も当然、特撮番組のオーディションを受ける事になる。 最初に誘いが来たのはピープロ製作の特撮番組『[[鉄人タイガーセブン]]』だったが、最終選考で落選。残念… かと思いきや、何と今度は[[仮面ライダーX]]のオファーがやって来る。 「またオーディションを受けるのか」と思っていた速水氏、どんな人達が来ているのか緊張しながら行ってみると… 誰もいませんでした その場にいたのは東映プロデューサーの阿部征司氏と平山亨氏、そしてテレビ部長の渡邊亮徳氏のみ。 「次の仮面ライダーは君で行こうと思う」 仮面ライダー5号、決定の瞬間である。 この時に作曲家の菊池俊輔氏から「速水」の姓を勧められている事を聞かされ、その場で即改名。渡邊亮徳氏の下の名前から一文字取って「亮」となった。 つまり、もしタイガーセブンのオーディションに受かっていたら「俳優・速水亮」は存在しなかっただろう… ちなみに、本人はこの改名について、 「ちょっとカッコ良すぎるかなぁ…若さ全開って感じで気恥ずかしいし…まあ、年齢を重ねたらまた改名すればいっか☆」とかなり軽く考えていたらしい。 また、当時の事務所の社長が平山氏と交流が深かったそうで、 「速水くんはスポーツ万能だし女の子にモテるし、追っかけまでいる(実際には居ないが…)んですよ!」と熱弁を振るったのが、 上記のオーディション無しでのオファーに繋がったようだ。 ともあれ、激しいアクションに耐えながらもスタッフや共演者と仲良くしていく必要に迫られて行く。 そんな速水氏の支えとなったのは何と[[アポロガイスト]]役の打田康比古氏。 家が近いという事もあり、スタッフと打ち解けられるコツを教えたり、一緒にスポーツジムに行ったり遊んだりしていたらしい。 &color(red){一緒に遊びに行く[[神敬介>神敬介/仮面ライダーX]]とアポロガイスト…}   また、当初のヒロインである美山尚子氏とは路線変更による降板を期に交際を開始。「仮面ライダーX」終了の1年後には何と結婚してしまう。 氏にとって仮面ライダーXは人生に大きな転機を与えたと言っても過言ではないだろう。 Xライダー終了後は主に昼の連続ドラマ『花王・愛の劇場』シリーズで活躍。 同作の監督による指導で現在の演技へと開花し、『戦国自衛隊』や『大霊界』『1リットルの涙』等の映画にも出演。 ただし、近年はアカデミー賞批判をした為か映画に出演する事は少ない… また、[[仮面ライダー(新)]]を最後にライダーシリーズへの客演は無かったものの、「仮面ライダーのオファーはいつでも受ける」と発言しており、 『世界仰天ニュース』に出演した時は[[藤岡弘、]]氏や[[宮内洋]]氏と共に変身を披露した。 その熱意が実ったのか、2014年には『[[平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊]]』にて神敬介役を演じる。 最新技術を使った新規変身シーンもある他、 半田健人氏演じる[[仮面ライダーファイズ]]/[[乾巧]]の迷いを晴らす手助けをする、昭和ライダーの中でもかなりおいしいポジション。詳細は劇場で!! 意外な出演としては、『[[ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!]]』の『[[絶対に笑ってはいけないシリーズ>絶対に笑ってはいけないシリーズ(ガキ使)]]』で[[板尾創路]]がブラックジャックのコスプレをした際に、 『板尾創路のブラックジャック!』とナレーションをしている。 その板尾氏は上記の映画『平成対昭和』で、悪の仮面ライダー・フィフティーンを演じている。不思議な縁もあったものである。 現在は俳優生活の傍ら、東京・大阪・長野の三ヶ所にある俳優養成学校の経営に力を注いでいる。 息子の香坂優介氏も俳優として活躍しており、『[[仮面ライダーアギト]]』のオーディションに参加したが惜しくも落選。親子二代のライダー俳優は叶わなかった。 追記・修正よろしくお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,6) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 次のライダー映画に出てくれるそうで楽しみ過ぎる -- 名無しさん (2014-02-06 18:18:32) - セッタ―ッ!どぅわぁぃへぇんしん!! 個人的に前期より後期のパーマ啓介が好きよ -- 名無しさん (2014-02-06 18:20:23) - ちなみに555の劇場版で速水という人が出ている -- 名無しさん (2014-03-27 18:46:55) - この人のブログはとても面白い -- 名無しさん (2014-09-29 20:23:06) - ブログで詳細に綴られているけど寝てる時の夢の内容が壮絶すぎるww美山さんが別々に寝ている理由はこれなのね -- 名無しさん (2015-08-13 23:33:32) - 凄い遍歴だな -- 名無しさん (2022-01-31 21:38:48) - ライダー大戦の時のインタビューで「休憩時間に若いスタッフがコートを持ってきてくれて『今の東映はなんて優しいんだ!』と感激した」「あの頃は何もかもが滅茶苦茶で、いつ死ぬか分かったもんじゃなかった。それでもやるしかなかったし、だからこそ今の若い子達には負けられない」って語ってたのが印象的だった -- 名無しさん (2023-07-25 21:00:09) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/11/25 Fri 00:20:19 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 速水亮は1949年生まれの[[千葉県]]出身の俳優。本名は&ruby(こさかべ){越坂部}&ruby(しげる){茂}。 地元の高校を中退後、19歳の時に大映(現・角川大映)のニューフェイスに合格。 20期生として副社長直々に炎三四郎の芸名を付けられ、1969年に映画『嗚呼陸軍隼戦闘隊』でデビュー。 翌70年には『[[ガメラ対大魔獣ジャイガー]]』で主演を務めた。 余談だが、速水氏はこの芸名を全く気に入っておらず、一時期は本気で芸能界引退を考えたらしい。 現にこの後に舞い込んだエキストラの仕事を二度断っており、半年程干されていた為仲間を連れて辞意を伝えたが、速水氏のみ慰留を求められた。 1971年に豊田正文に改名。同年に大映が倒産すると、今度は三崎玲資に改名し富士企画という事務所に移籍する。 同事務所は『好き!すき!!魔女先生』で活躍していた森本レオ氏や『ミラーマン』の主役を務めていた石田信之氏等、 特撮や子ども向けドラマで活躍する俳優が多く所属していた。   そんな速水氏(この時は三崎氏だが)も当然、特撮番組のオーディションを受ける事になる。 最初に誘いが来たのはピープロ製作の特撮番組『[[鉄人タイガーセブン]]』だったが、最終選考で落選。残念… かと思いきや、何と今度は[[仮面ライダーX]]のオファーがやって来る。 「またオーディションを受けるのか」と思っていた速水氏、どんな人達が来ているのか緊張しながら行ってみると… 誰もいませんでした その場にいたのは東映プロデューサーの阿部征司氏と平山亨氏、そしてテレビ部長の渡邊亮徳氏のみ。 「次の仮面ライダーは君で行こうと思う」 仮面ライダー5号、決定の瞬間である。 この時に作曲家の菊池俊輔氏から「速水」の姓を勧められている事を聞かされ、その場で即改名。渡邊亮徳氏の下の名前から一文字取って「亮」となった。 つまり、もしタイガーセブンのオーディションに受かっていたら「俳優・速水亮」は存在しなかっただろう… ちなみに、本人はこの改名について、 「ちょっとカッコ良すぎるかなぁ…若さ全開って感じで気恥ずかしいし…まあ、年齢を重ねたらまた改名すればいっか☆」とかなり軽く考えていたらしい。 また、当時の事務所の社長が平山氏と交流が深かったそうで、 「速水くんはスポーツ万能だし女の子にモテるし、追っかけまでいる(実際には居ないが…)んですよ!」と熱弁を振るったのが、 上記のオーディション無しでのオファーに繋がったようだ。 ともあれ、激しいアクションに耐えながらもスタッフや共演者と仲良くしていく必要に迫られて行く。 そんな速水氏の支えとなったのは何と[[アポロガイスト]]役の打田康比古氏。 家が近いという事もあり、スタッフと打ち解けられるコツを教えたり、一緒にスポーツジムに行ったり遊んだりしていたらしい。 &color(red){一緒に遊びに行く[[神敬介>神敬介/仮面ライダーX]]とアポロガイスト…}   また、当初のヒロインである美山尚子氏とは路線変更による降板を期に交際を開始。「仮面ライダーX」終了の1年後には何と結婚してしまう。 氏にとって仮面ライダーXは人生に大きな転機を与えたと言っても過言ではないだろう。 Xライダー終了後は主に昼の連続ドラマ『花王・愛の劇場』シリーズで活躍。 同作の監督による指導で現在の演技へと開花し、『戦国自衛隊』や『大霊界』『1リットルの涙』等の映画にも出演。 ただし、近年はアカデミー賞批判をした為か映画に出演する事は少ない… また、[[仮面ライダー(新)]]を最後にライダーシリーズへの客演は無かったものの、「仮面ライダーのオファーはいつでも受ける」と発言しており、 『世界仰天ニュース』に出演した時は[[藤岡弘、]]氏や[[宮内洋]]氏と共に変身を披露した。 その熱意が実ったのか、2014年には『[[平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊]]』にて神敬介役を演じる。 最新技術を使った新規変身シーンもある他、 半田健人氏演じる[[仮面ライダーファイズ]]/[[乾巧]]の迷いを晴らす手助けをする、昭和ライダーの中でもかなりおいしいポジション。詳細は劇場で!! 意外な出演としては、『[[ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!]]』の『[[絶対に笑ってはいけないシリーズ>絶対に笑ってはいけないシリーズ(ガキ使)]]』で[[板尾創路]]がブラックジャックのコスプレをした際に、 『板尾創路のブラックジャック!』とナレーションをしている。 その板尾氏は上記の映画『平成対昭和』で、悪の仮面ライダー・フィフティーンを演じている。不思議な縁もあったものである。 現在は俳優生活の傍ら、東京・大阪・長野の三ヶ所にある俳優養成学校の経営に力を注いでいる。 息子の香坂優介氏も俳優として活躍しており、『[[仮面ライダーアギト]]』のオーディションに参加したが惜しくも落選。親子二代のライダー俳優は叶わなかった。 追記・修正よろしくお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,6) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 次のライダー映画に出てくれるそうで楽しみ過ぎる -- 名無しさん (2014-02-06 18:18:32) - セッタ―ッ!どぅわぁぃへぇんしん!! 個人的に前期より後期のパーマ啓介が好きよ -- 名無しさん (2014-02-06 18:20:23) - ちなみに555の劇場版で速水という人が出ている -- 名無しさん (2014-03-27 18:46:55) - この人のブログはとても面白い -- 名無しさん (2014-09-29 20:23:06) - ブログで詳細に綴られているけど寝てる時の夢の内容が壮絶すぎるww美山さんが別々に寝ている理由はこれなのね -- 名無しさん (2015-08-13 23:33:32) - 凄い遍歴だな -- 名無しさん (2022-01-31 21:38:48) - ライダー大戦の時のインタビューで「休憩時間に若いスタッフがコートを持ってきてくれて『今の東映はなんて優しいんだ!』と感激した」「あの頃は何もかもが滅茶苦茶で、いつ死ぬか分かったもんじゃなかった。それでもやるしかなかったし、だからこそ今の若い子達には負けられない」って語ってたのが印象的だった -- 名無しさん (2023-07-25 21:00:09) #comment #areaedit(end) }

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