Ferrari-F2004

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&font(#6495ED){登録日}:2010/02/09(火) 15:26:51 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 2 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- Ferrari-F2004は、2004年のF1世界選手権において『スクーデリア・フェラーリ・マールボロ』チームが使用したマシンである。 1988年のMcLaren-MP4/4、1992年のWilliams-FW14B、2002年の[[Ferrari-F2002]]と共に、歴代最強マシンの一つに挙げられる。 【成績】(2004年) 出走…18回 総獲得ポイント…262 優勝…15回 1-2フィニッシュ…8回 PP…12回 FL…14回 【経緯】 03年のフェラーリはタイトルこそ獲得したが、03年型マシンのF2003-GAが高性能ながらピーキーな性格だったため、1-2フィニッシュを一度も達成できず、タイトルも最終戦までもつれる形となった。 そういった苦い経験を糧に作られたのがF2004である。 【特徴】 F2003-GAは空力面において異常なほど頂点を追求した結果、非常に扱いづらいマシンとなった。 その反省から、F2004ではGAの基本性能を落とさずにドライバビリティ(操縦性)を向上させ、高い次元での安定性を手に入れた。 さらに、エアロダイナミクスの研究開発も徹底的に行われ、GAの弱点だった「ダウンフォースの突然の抜け」を解消し、それにより安定して巨大なダウンフォースが得られるようになった。 おかげでF2004はリヤタイヤに優しく、レースを優位に進めることができた。 加えて、GAで苦しんだ要員の1つである冷却・排熱も細部に至るまで徹底的に開発され、排熱効率が向上し、この排熱気流までも空力面の向上に利用していたのである。 エンジンに関しては、低重心での操縦安定性向上の為に、97年以降から続けられている低重心化や部品の軽量・小型化が徹底して行われており、それでいて非常にパワフルかつ信頼性が高い、という最高のエンジンとなっている。 ちなみに、F2004ではシーズン中には目に見えるような開発をされることはほとんどなかった。 それほど完成されたマシンであったと言うことである。 【影響】 04年シーズンでは ・13戦目でコンストラクターズタイトル決定 ・シューマッハ年間13勝(史上最多) と、02年を彷彿とさせるレコードブレーカーぶりを発揮し、またもFIAは翌年のフェラーリ独走に歯止めをかけるために新レギュレーションを導入した。 そう、あの悪法名高い レース中におけるタイヤ交換禁止 である。 だが結果的にこのレギュレーションにより05年のフェラーリは絶不振に陥り(年間わずか1勝、95年以来)計らずもFIAの目論みは一定の成果を挙げることとなった。 【余談】 04年の『ザウバー・ペトロナス』のマシンであるSauber-C23は エンジンは03年のフェラーリエンジン ↓ ギヤボックスもフェラーリからの借り物 ↓ リヤサスペンションもフェラーリ製の物 ↓ 「これなら別のマシン作るよりGAパクった方が早いんじゃね?」 という結論に達し、限りなくGAに近いマシンとなった。   追記・修正お願いします #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() #comment #areaedit(end) }
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