スーパーマリオくん

「スーパーマリオくん」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

スーパーマリオくん」(2023/08/26 (土) 16:30:37) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2009/08/16 Sun 14:28:44 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &color(Lime){ヨッシー「マリオさん、のっけから申し訳ないんですが……」} &color(red){マリオ「なんだ?遠慮しないで言ってみろよ」} &color(lime){ヨッシー「}&bold(){&color(brown){ウンコ}}&color(lime){出そうなんです~~!!」} &color(red){マリオ「遠慮しろ~っ!!」} *概要 『スーパーマリオくん』とは、沢田ユキオによるスーパー[[マリオ]]シリーズを題材にしたギャグ[[漫画]]。 ご存知マリオとその愉快な仲間達が、マリオシリーズのゲームを舞台に品のない(誉め言葉)ギャグを連発しつつ、大冒険を繰り広げる。 [[真面目>まじめ(真面目)]]だった回はほぼ無いが、稀に感動回をぶち込んできたりするので侮れない。 1990年、スーパーファミコン発売直前に出た[[コロコロコミック]]11月号から「スーパーマリオワールド編」を連載開始し、その後も多くのマリオゲームを題材に連載を続けている。 現在は「コロコロコミック」と「コロコロイチバン!」にて連載中。かつては「小学3年生」「小学4年生」「別冊コロコロコミック」でも連載されていた。 2023年現在コロコロコミックで連載期間が&color(red){一番長い}漫画であり、&bold(){現在も休むことなく連載中}。 現時点では59巻(2023年4月発売)まで刊行。 その作風は正直何でもありであり、途中で他の[[ゲーム]]のネタを挟んだり、沢田氏考案の漫画独自のキャラや、ゲーム中のキャラの性格とは全く違うキャラがいる。 作者が[[大阪>大阪府]]出身であるためか、[[関西弁>関西弁(方言)]]で話すキャラクターもしばしば登場している。 そういった独自の解釈のキャラクターも多かったのだが近年では''寄せられるものはゲームの設定に寄せていっている''そうな。 また、ちょっとしたルールとして「ズルい行動をとったキャラにはすぐにお仕置きを入れる」という縛りを設けているとか。 長期連載に伴う絵柄の変化や設定変更も度々見られるが、基本的なノリやギャグがほとんど変わらないことでも有名。 作者のユキオ先生によると[[吉本新喜劇]]がモチーフなんだとか。 派生作品で&color(gold){黄色}と&color(purple){紫}の貴公子こと&bold(){ワリオ様}の『&color(gold){オレだよ!}&color(purple){ワリオだよ!!}』やヨッシーが主役の『ヨッシーNewアイランド』もコロコロイチバンにて連載、出版された。 *以下定番 ・マリオの顔芸 ・マリオのパンツ ・というかマリオの物全般が臭い ・ヨッシーがのっけから大ボケ ・ヨッシーがのっけから大食 ・ルイージが目立たないことで弄られる ・酷い時には無視されるルイージ ・黄色は大ボケ ・仲間を平気で攻撃したり盾にしたりする ・ウンコが頻繁に出る ・ヨッシーのタマゴの中身がウンコ ・逃げる途中にだるまさんがころんだ ・「○○があれば…」→それを一文字変えたものを持ってくる(ハンマーとハンガーなど) ・&bold(){「すなーっ!!」}というツッコミ *◇メインキャラ ・&color(red){マリオ} ご存知言わずと知れた主人公。 ずるくてせこく、ボケてボケてボケまくるヒゲ男。 基本的のボケ役だが、いざとなればツッコミ役もできるマルチプルな男。 [[一人称>一人称(日本語)]]は基本的に「おれ」だがピーチ姫の前では「私」(読み切り作品「スーパーマリオブラザーズ」や「スーパーマリオRPG編」では「ぼく」)になる。 取り柄は悪運の強さとギャグ補正、そして何だかんだで諦めないタフさ。 大ボケでも大切な人の笑顔の為に頑張る姿はやっぱり皆のヒーローである。 ・&color(green){ルイージ} 類似、地味、永遠の二番手etc……な、マリオの[[弟>弟(妹)キャラ]]。ボケだが、マリオには劣る。ツッコミ役。 かつては目立たないがマリオより少し常識的で、アイテムを持ってきてくれる便利屋ポジであり、しばしばマリオ亡き後の主役を狙っていた。 性格も当初はマリオと似たり寄ったりだったが、ゲームの方での出番増加に合わせて活躍の場を増やしている。 そのためか「マリオ&ルイージRPG2」編にあわせて((正確にはその直前の「ペーパーマリオRPG」編の終盤より))一人称が「おれ」から「僕」になったり、マリオを呼び捨てにしていたのが「兄さん」になったりと原作ゲーム寄りの性格に変化している。それを境に不憫ネタはそのままに、どちらかというと天然系のボケ役へと変化していき、「New スーパーマリオブラザーズ」を題材とした読み切りのように、マリオの足を引っ張り続ける内に叱責されるなど、性格変更前とは違ってマリオにツッコミを入れられる事が多くなっている。ハンマーと間違えてサンマを持ってくるシーンはある意味伝説。 容姿も当初は色とL以外マリオと一緒だったが、連載が進むにつれマリオとの区別がされていき、「ルイージマンション」編からは顔がノッポで二つ髭の、現在の絵柄が定着した。 ・&color(lime){ヨッシー} でっていう、大食いドラゴン。 大食いネタ、下ネタを多く担当する。 一人称は「私」で基本的には[[敬語で話す>敬語キャラ(属性)]]。マリオに劣らない位のボケを見せる。 実は緑の弟より登場回数が多…うわ!?なにするやめ(ry 「New!スーパーマリオブラザーズWii」編ではルイージと組んでの主役エピソードもあった。 基本的にはマリオから信頼され、大事にされているのだが時折非常に扱いが悪くなり、&b(){よく武器や盾、囮として使用される}。 因みに「サンシャイン編」のヨッシーはゲームと異なり同一キャラとされており、泳げないことは「シリーズ序盤でマリオに海に落とされ漂流したことがトラウマになってるから」という辻褄合わせがされていた。 ・&font(#f09199){ピーチ姫} ヒロイン(?)、桃姫。 かなりのお転婆だが、なかなかしたたかな一面も。 キレると最強キャラ。マリオUSA編冒頭でも、クッパ城攻略中に夢の世界へとマリオ達が行ってしまった際に、「ピーチ奪還を諦めて逃げ出した」と嘲笑するクッパを、臣下諸共ボコボコにしていた。 &bold(){クッパ「自分で逃げりゃいいでしょ!!」} 「マリオストーリー」編ではカメックババとガチンコの殴り合いをやったり、「スーパーペーパーマリオ」編では尺の都合でサラリとモノノフ王国100人抜きを達成してたりする。 だが、冒険に同行した「スーパーマリオ3Dワールド」編では極端にボケさせられないためか作者が扱いに困っていたようで空気であった。それでも最後を締めたのは流石である。 ・&color(gold,green){クッパ} ご存じ亀の大王、誘拐犯。 マリオ達に何度も勝負を挑んでいるクッパ軍団の大将。 だが、手下からはあまり慕われていない。たまにマリオ達に協力している憎めないやつ。ピーチLOVE。 デフォルメされているため、顔がペシャンコで、恐らくゲーム版と比べると一番面影がないキャラ。 一人称は「ワシ」だっだが、こちらも「オデッセイ編」からゲームにあわせて「ワガハイ」に変更されている(性格は変わってないけど)。 なお、初期のコミックで作者が「マリオ5」を予想した時は、城が『[[風雲!たけし城>痛快なりゆき番組 風雲!たけし城]]』みたいな外観になっていた。 ・&color(red){キノピオ} キノコ王国の兵士。マリオ達をサポートしてくれる時もある。 だが、盾にされたり、味方や敵の攻撃や爆発に巻き込まれる時もある。 気弱な性格だが、気の強いキノピオもいる。商店をやっているキノピオもいる。 40巻では、クッパの体の中で店を開いており、しかも、クッパの心臓や胃などを売っていた。 「ワリオの森」編ではいつものキノピオが、「NewスーパーマリオブラザーズWii」編で黄色キノピオと青キノピオが冒険の仲間としてマリオ達と同行していた。が、メイン回が何回かあった程度で、基本的にどちらも空気であった。 ・&font(purple){ワリオ} マリオのライバル。悪役同士のクッパと手を組むこともあれば、「ワリオランド編」等でマリオと協力することもある。 但しマリオ達が不利になるとすぐに裏切る上に、調子が良くなると図々しく戻ってくるため信頼ゼロ。 顔がデカいネタを多用しラケットのかわりにしたこともある。 「マリオパーティ編」以降は完全にマリオの味方にカウントされており、クッパの罠でマリオが洗脳されて敵に回った際には「マリオを攻撃するなんて俺にはできない」と%%マリオを殴りながら%%泣き崩れた事すらある。 現在は本家同様、マリオのいない所で主役として活躍することが多い。(『オレだよ!ワリオだよ!!』等。) 実はクレープ好きという設定は、この漫画で広く知られるようになった。 地味に近年では鼻に色が付くようになった。最近は『オレだよ!ワリオだよ!!』出演のためか本編では出番が少なくやや影が薄かったが「スーパーマリオパーティ」編で再登場した…がやっぱり出番少なめ。 ・&color(brown){ユキオ} 作者、カッシーLOVE(わかるかな?)。たまに作中に登場。よく〆切りに追われる。 その他にも有名なキャラがいるが省略(書きたいキャラがあれば追記お願いします)。 *余談 実はデイジーがほとんど出たことがない。 これはピーチと描き分けるのが大変のため、作者が避けているためらしい。 月刊連載である以上ゲーム本来の流れでストーリーを進める事は難しいからか、しばしばボスの登場順などがゲームを無視した流れになる事が多い(特に連載初期やRPG作品に顕著)。 例えばクッパ7人衆(コクッパ)のレミーは本来3番手だが、違うボスに置き換えられた影響で7番手にされた上に、マリオペイントの機能を使って攻撃するという全く異なる戦法を取っている。「スーパーマリオワールド」編の終了後は、クッパ7人衆の中でも再登場までのブランクが特に長く、まともにマリオとバトルする機会は、遥か後の41巻の「NewスーパーマリオブラザーズWii」編となった。ただし、以降は「敵だがマリオと例外的に仲がいい」という個性が加わり、一転して個性派になっている。 作者はこれ以前にビックリマンの漫画を描いたのだが、ロッテの反後四郎氏に「''ビックリマンの世界を沢田さんの自由な発想で描いてください''」と言われ、はちゃめちゃなギャグや食品メーカーのロッテが本来なら許容しないうんこギャグもOKしてくれたので、後のマリオくんに繋がる作風を確立したそうな。 ビックリマンと入れ替わりでマリオくんを描くことになった際に、マリオの生みの親である宮本茂に「マンガの中でマリオに好きな事させてもええよ」と&color(Gray){またも}言われ漫画を描いた結果、ゲームの内容を交えつつもギャグと下ネタがふんだんに盛り込まれた作品に仕上がった。 宮本氏もこの漫画を結構気に入っているという。 単行本50巻突破と同時に連載25周年を迎えたため、何と『スーパーマリオメーカー』とのコラボが決定。 作者が作ったイベントコースをクリアすると、スーパーマリオくんのキャラマリオが手に入る。 さらに『[[スーパーマリオッさん]]』という衝撃作も…。 作者は1986年の「小学3年生」にて既に「スーパーマリオブラザーズ」を題材にした読みきり((単行本40巻に掲載されている))を掲載していたり、徳間書店のわんぱっくコミックで「スーパーマリオブラザーズ2」を連載したりしていた為、間違いなく日本で一番マリオを描いた漫画家であろう。 その『スーパーマリオブラザーズ2』ではクッパ直属の魔法使い&color(red){カメカメ}が登場しており、[[リセットの魔法>リセット(ゲーム用語)]]でクッパ城にたどり着いたマリオ一行をクッパ城からキノコ王国へ戻すという「[[カメック>カメック(マリオシリーズ)]]」の登場を先取りしたかのような展開を見せた。((ちなみにこのマリオブラザーズ2は絶版中。)) 漫画からゲームへの逆輸入、或いは予言していたかのようなエピソードは結構多く、アイテムなどには「アイスフラワー」などもある。ゲームにも多大な影響を及ぼしている漫画なのだ。 更に余談だが、初期のコミックで沢田ユキオはある大物芸人と共演している。その話でなんと作者は尻に…… 「沢田ユキオ先生の○○○ギャグ入門」かい~の 最後に… 「長くまんがを描いているとネタ作りに苦労したりしめ切り間近なのに原稿がままっ白で、その場からにげ出したくなる事もたびたびで……。 マリオを描いているボクが言うのもヘンだけど、どんな状況におちいってもメゲないマリオたちの『タフさ』は、見習いたいものです。 ①にげない②メゲない③あきらめない(どこかで聞いたような言葉だけど…) この気持ちの3本柱をモットーに、みんな頑張ろうね!! #right(){沢田ユキオ(36巻にて)} ちなみに嵩瀬ひろし氏が制作した同名タイトルかつスーパーマリオシリーズを原作とした漫画作品も存在するが、そちらは知名度は低めである。 やっぱり『スーパーマリオくん』がなければ、コロコロコミックは始まらないだろう。 &color(blue){ジャー} &color(lime){ヨッシー「いやー、スッキリしました」フキフキ} &color(red){マリオ「よーし、じゃあ出発だ!きばって行こうぜー!!」} &color(brown){ブリブリ~} &color(green){ルイージ「その『きばる』じゃないだろ~~っ!!」} &color(lime){ヨッシー「みなさん、追記修正お願いしますね」} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,34) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }
&font(#6495ED){登録日}:2009/08/16 Sun 14:28:44 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &color(Lime){ヨッシー「マリオさん、のっけから申し訳ないんですが……」} &color(red){マリオ「なんだ?遠慮しないで言ってみろよ」} &color(lime){ヨッシー「}&bold(){&color(brown){ウンコ}}&color(lime){出そうなんです~~!!」} &color(red){マリオ「遠慮しろ~っ!!」} *概要 『スーパーマリオくん』とは、沢田ユキオによるスーパー[[マリオ]]シリーズを題材にしたギャグ[[漫画]]。 ご存知マリオとその愉快な仲間達が、マリオシリーズのゲームを舞台に品のない(誉め言葉)ギャグを連発しつつ、大冒険を繰り広げる。 [[真面目>まじめ(真面目)]]だった回はほぼ無いが、稀に感動回をぶち込んできたりするので侮れない。 1990年、スーパーファミコン発売直前に出た[[コロコロコミック]]11月号から「スーパーマリオワールド編」を連載開始し、その後も多くのマリオゲームを題材に連載を続けている。 現在は「コロコロコミック」と「コロコロイチバン!」にて連載中。かつては「小学3年生」「小学4年生」「別冊コロコロコミック」でも連載されていた。 2023年現在コロコロコミックで連載期間が&color(red){一番長い}漫画であり、&bold(){現在も休むことなく連載中}。 現時点では59巻(2023年4月発売)まで刊行。 その作風は正直何でもありであり、途中で他の[[ゲーム]]のネタを挟んだり、沢田氏考案の漫画独自のキャラや、ゲーム中のキャラの性格とは全く違うキャラがいる。 作者が[[大阪>大阪府]]出身であるためか、[[関西弁>関西弁(方言)]]で話すキャラクターもしばしば登場している。 そういった独自の解釈のキャラクターも多かったのだが近年では''寄せられるものはゲームの設定に寄せていっている''そうな。 また、ちょっとしたルールとして「ズルい行動をとったキャラにはすぐにお仕置きを入れる」という縛りを設けているとか。 長期連載に伴う絵柄の変化や設定変更も度々見られるが、基本的なノリやギャグがほとんど変わらないことでも有名。 作者のユキオ先生によると[[吉本新喜劇]]がモチーフなんだとか。 派生作品で&color(gold){黄色}と&color(purple){紫}の貴公子こと&bold(){ワリオ様}の『&color(gold){オレだよ!}&color(purple){ワリオだよ!!}』やヨッシーが主役の『ヨッシーNewアイランド』もコロコロイチバンにて連載、出版された。 *以下定番 ・マリオの顔芸 ・マリオのパンツ ・というかマリオの物全般が臭い ・ヨッシーがのっけから大ボケ ・ヨッシーがのっけから大食 ・ルイージが目立たないことで弄られる ・酷い時には無視されるルイージ ・黄色は大ボケ ・仲間を平気で攻撃したり盾にしたりする ・ウンコが頻繁に出る ・ヨッシーのタマゴの中身がウンコ ・逃げる途中にだるまさんがころんだ ・「○○があれば…」→それを一文字変えたものを持ってくる(ハンマーとハンガーなど) ・&bold(){「すなーっ!!」}というツッコミ *◇メインキャラ ・&color(red){マリオ} ご存知言わずと知れた主人公。 ずるくてせこく、ボケてボケてボケまくるヒゲ男。 基本的のボケ役だが、いざとなればツッコミ役もできるマルチプルな男。 [[一人称>一人称(日本語)]]は基本的に「おれ」だがピーチ姫の前では「私」(読み切り作品「スーパーマリオブラザーズ」や「スーパーマリオRPG編」では「ぼく」)になる。 取り柄は悪運の強さとギャグ補正、そして何だかんだで諦めないタフさ。 大ボケでも大切な人の笑顔の為に頑張る姿はやっぱり皆のヒーローである。 ・&color(green){ルイージ} 類似、地味、永遠の二番手etc……な、マリオの[[弟>弟(妹)キャラ]]。ボケだが、マリオには劣る。ツッコミ役。 かつては目立たないがマリオより少し常識的で、アイテムを持ってきてくれる便利屋ポジであり、しばしばマリオ亡き後の主役を狙っていた。 性格も当初はマリオと似たり寄ったりだったが、ゲームの方での出番増加に合わせて活躍の場を増やしている。 そのためか「マリオ&ルイージRPG2」編にあわせて((正確にはその直前の「ペーパーマリオRPG」編の終盤より))一人称が「おれ」から「僕」になったり、マリオを呼び捨てにしていたのが「兄さん」になったりと原作ゲーム寄りの性格に変化している。それを境に不憫ネタはそのままに、どちらかというと天然系のボケ役へと変化していき、「New スーパーマリオブラザーズ」を題材とした読み切りのように、マリオの足を引っ張り続ける内に叱責されるなど、性格変更前とは違ってマリオにツッコミを入れられる事が多くなっている。ハンマーと間違えてサンマを持ってくるシーンはある意味伝説。 容姿も当初は色とL以外マリオと一緒だったが、連載が進むにつれマリオとの区別がされていき、「ルイージマンション」編からは顔がノッポで二つ髭の、現在の絵柄が定着した。 ・&color(lime){ヨッシー} でっていう、大食いドラゴン。 大食いネタ、下ネタを多く担当する。 一人称は「私」で基本的には[[敬語で話す>敬語キャラ(属性)]]。マリオに劣らない位のボケを見せる。 実は緑の弟より登場回数が多…うわ!?なにするやめ(ry 「New!スーパーマリオブラザーズWii」編ではルイージと組んでの主役エピソードもあった。 基本的にはマリオから信頼され、大事にされているのだが時折非常に扱いが悪くなり、&b(){よく武器や盾、囮として使用される}。 因みに「サンシャイン編」のヨッシーはゲームと異なり同一キャラとされており、泳げないことは「シリーズ序盤でマリオに海に落とされ漂流したことがトラウマになってるから」という辻褄合わせがされていた。 ・&font(#f09199){ピーチ姫} ヒロイン(?)、桃姫。 かなりのお転婆だが、なかなかしたたかな一面も。 キレると最強キャラ。マリオUSA編冒頭でも、クッパ城攻略中に夢の世界へとマリオ達が行ってしまった際に、「ピーチ奪還を諦めて逃げ出した」と嘲笑するクッパを、臣下諸共ボコボコにしていた。 &bold(){クッパ「自分で逃げりゃいいでしょ!!」} 「マリオストーリー」編ではカメックババとガチンコの殴り合いをやったり、「スーパーペーパーマリオ」編では尺の都合でサラリとモノノフ王国100人抜きを達成してたりする。 だが、冒険に同行した「スーパーマリオ3Dワールド」編では極端にボケさせられないためか作者が扱いに困っていたようで空気であった。それでも最後を締めたのは流石である。 ・&color(gold,green){クッパ} ご存じ亀の大王、誘拐犯。 マリオ達に何度も勝負を挑んでいるクッパ軍団の大将。 だが、手下からはあまり慕われていない。たまにマリオ達に協力している憎めないやつ。ピーチLOVE。 デフォルメされているため、顔がペシャンコで、恐らくゲーム版と比べると一番面影がないキャラ。 一人称は「ワシ」だっだが、こちらも「オデッセイ編」からゲームにあわせて「ワガハイ」に変更されている(性格は変わってないけど)。 なお、初期のコミックで作者が「マリオ5」を予想した時は、城が『[[風雲!たけし城>痛快なりゆき番組 風雲!たけし城]]』みたいな外観になっていた。 ・&color(red){キノピオ} キノコ王国の兵士。マリオ達をサポートしてくれる時もある。 だが、盾にされたり、味方や敵の攻撃や爆発に巻き込まれる時もある。 気弱な性格だが、気の強いキノピオもいる。商店をやっているキノピオもいる。 40巻では、クッパの体の中で店を開いており、しかも、クッパの心臓や胃などを売っていた。 「ワリオの森」編ではいつものキノピオが、「NewスーパーマリオブラザーズWii」編で黄色キノピオと青キノピオが冒険の仲間としてマリオ達と同行していた。が、メイン回が何回かあった程度で、基本的にどちらも空気であった。 ・&font(purple){ワリオ} マリオのライバル。悪役同士のクッパと手を組むこともあれば、「ワリオランド編」等でマリオと協力することもある。 但しマリオ達が不利になるとすぐに裏切る上に、調子が良くなると図々しく戻ってくるため信頼ゼロ。 顔がデカいネタを多用しラケットのかわりにしたこともある。 「マリオパーティ編」以降は完全にマリオの味方にカウントされており、クッパの罠でマリオが洗脳されて敵に回った際には「マリオを攻撃するなんて俺にはできない」と%%マリオを殴りながら%%泣き崩れた事すらある。 現在は本家同様、マリオのいない所で主役として活躍することが多い。(『オレだよ!ワリオだよ!!』等。) 実はクレープ好きという設定は、この漫画で広く知られるようになった。 地味に近年では鼻に色が付くようになった。最近は『オレだよ!ワリオだよ!!』出演のためか本編では出番が少なくやや影が薄かったが「スーパーマリオパーティ」編で再登場した…がやっぱり出番少なめ。 ・&color(brown){ユキオ} 作者、カッシーLOVE(わかるかな?)。たまに作中に登場。よく〆切りに追われる。 その他にも有名なキャラがいるが省略(書きたいキャラがあれば追記お願いします)。 *余談 実はデイジーがほとんど出たことがない。 これはピーチと描き分けるのが大変のため、作者が避けているためらしい。 月刊連載である以上ゲーム本来の流れでストーリーを進める事は難しいからか、しばしばボスの登場順などがゲームを無視した流れになる事が多い(特に連載初期やRPG作品に顕著)。 例えばクッパ7人衆(コクッパ)のレミーは本来3番手だが、違うボスに置き換えられた影響で7番手にされた上に、マリオペイントの機能を使って攻撃するという全く異なる戦法を取っている。「スーパーマリオワールド」編の終了後は、クッパ7人衆の中でも再登場までのブランクが特に長く、まともにマリオとバトルする機会は、遥か後の41巻の「NewスーパーマリオブラザーズWii」編となった。ただし、以降は「敵だがマリオと例外的に仲がいい」という個性が加わり、一転して個性派になっている。 作者はこれ以前にビックリマンの漫画を描いたのだが、ロッテの反後四郎氏に「''ビックリマンの世界を沢田さんの自由な発想で描いてください''」と言われ、はちゃめちゃなギャグや食品メーカーのロッテが本来なら許容しないうんこギャグもOKしてくれたので、後のマリオくんに繋がる作風を確立したそうな。 ビックリマンと入れ替わりでマリオくんを描くことになった際に、マリオの生みの親である宮本茂に「マンガの中でマリオに好きな事させてもええよ」と&color(Gray){またも}言われ漫画を描いた結果、ゲームの内容を交えつつもギャグと下ネタがふんだんに盛り込まれた作品に仕上がった。 宮本氏もこの漫画を結構気に入っているという。 単行本50巻突破と同時に連載25周年を迎えたため、何と『スーパーマリオメーカー』とのコラボが決定。 作者が作ったイベントコースをクリアすると、スーパーマリオくんのキャラマリオが手に入る。 さらに『[[スーパーマリオッさん]]』という衝撃作も…。 作者は1986年の「小学3年生」にて既に「スーパーマリオブラザーズ」を題材にした読みきり((単行本40巻に掲載されている))を掲載していたり、徳間書店のわんぱっくコミックで「スーパーマリオブラザーズ2」を連載したりしていた為、間違いなく日本で一番マリオを描いた漫画家であろう。 その『スーパーマリオブラザーズ2』ではクッパ直属の魔法使い&color(red){カメカメ}が登場しており、[[リセットの魔法>リセット(ゲーム用語)]]でクッパ城にたどり着いたマリオ一行をクッパ城からキノコ王国へ戻すという「[[カメック>カメック(マリオシリーズ)]]」の登場を先取りしたかのような展開を見せた。((ちなみにこのマリオブラザーズ2は絶版中。)) 漫画からゲームへの逆輸入、或いは予言していたかのようなエピソードは結構多く、アイテムなどには「アイスフラワー」などもある。ゲームにも多大な影響を及ぼしている漫画なのだ。 更に余談だが、初期のコミックで沢田ユキオはある大物芸人と共演している。その話でなんと作者は尻に…… 「沢田ユキオ先生の○○○ギャグ入門」かい~の 最後に… 「長くまんがを描いているとネタ作りに苦労したりしめ切り間近なのに原稿がままっ白で、その場からにげ出したくなる事もたびたびで……。 マリオを描いているボクが言うのもヘンだけど、どんな状況におちいってもメゲないマリオたちの『タフさ』は、見習いたいものです。 ①にげない②メゲない③あきらめない(どこかで聞いたような言葉だけど…) この気持ちの3本柱をモットーに、みんな頑張ろうね!! #right(){沢田ユキオ(36巻にて)} ちなみに嵩瀬ひろし氏が制作した同名タイトルかつスーパーマリオシリーズを原作とした漫画作品も存在するが、そちらは知名度は低めである。 やっぱり『スーパーマリオくん』がなければ、コロコロコミックは始まらないだろう。 &color(blue){ジャー} &color(lime){ヨッシー「いやー、スッキリしました」フキフキ} &color(red){マリオ「よーし、じゃあ出発だ!きばって行こうぜー!!」} &color(brown){ブリブリ~} &color(green){ルイージ「その『きばる』じゃないだろ~~っ!!」} &color(lime){ヨッシー「みなさん、追記修正お願いしますね」} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,35) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: